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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

1とはずがたり:2009/04/24(金) 14:50:24

前スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l50
カタコト倉庫の次期衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2410/1126609657/l50
05衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l50
07参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l50
10参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l50

2272千葉9区:2009/07/26(日) 00:35:18
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000907250005
浅尾氏出馬で構図激変
2009年07月25日


  民主党の浅尾慶一郎参院議員(45)は24日、衆院神奈川4区(鎌倉市、逗子市、横浜市栄区など)に無所属で立候補する意思を正式に表明した。「地元有権者との約束」を繰り返した浅尾氏は離党届を出したが、党本部は「国民の期待を裏切る背信行為」と除籍処分にした。これに伴い、参院補欠選挙が10月25日に実施される見込みになった。


(山元一郎、加賀谷貴春)


  浅尾氏はこの日、東京・永田町の民主党本部で離党届を提出した後、午後3時から記者会見に臨んだ。


  冒頭、過去2回衆院選へのくら替えを見送ったことにも触れ、「地域を代表とする衆院議員として働きたいという強い思いを実現したい。地元の有権者との約束を守りたい」と決意を述べた。


  浅尾氏は5月、地元鎌倉での集会で衆院選の立候補については「大義名分が必要だ」と述べていた。会見中、浅尾氏は「有権者との約束」を繰り返しており、これが浅尾氏の大義名分だったことをうかがわせた。


  また、「ねじれ国会では、衆院の方が仕事をする場がよりあると思う」などと、参院議員を辞してまで立候補する理由を説明した。


  4区の民主党は分裂選挙を強いられるが、浅尾氏は「党という記号が付いていれば自動的に支持するものではない」と強調。「民主党の政策を否定しているわけではなく、自民党を利するとも思っていない。誰が一番地域にふさわしい人を選ぶのか選択肢を提示したい」とだけ述べた。「冷静に政策や識見、人物で選んでほしい」と、人物本位での選択を繰り返した。


  約40分間の会見で、浅尾氏は立候補の意欲を繰り返しながらも党批判は封印。政策面で「違和感があるわけではない」と路線対立を否定した。

2273SWERVES:2009/07/26(日) 00:39:49
>>2243
宮崎は保守分裂が行き過ぎて、有権者に「飽き」がでている感がありますね。東国原当選や参院自民の連敗もそういったところに起因しているようで。今度はそれが衆院まで波及するかというところが、宮崎の注目点でしょう。

>>2251-2252
群馬も宮崎のような兆候がありますが、まだ自民の統率がとれているのでなかなか難しいですね。ただ、1区のこの動き(高木市長と小寺前知事)は要注意ですね。高木市長の発言をみる限り、内部対立と政権交代を見越しての動き(与党とのパイプの確保)が主眼のようですが。

2274千葉9区:2009/07/26(日) 00:48:34
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/syuuin/news/news2009/sy090724a.htm
衆院選各陣営のポスター 党首の扱い対照的
(2009/07/24)
 8月30日投票の衆院選を控え、青森県内の各陣営は道端の目立つ場所にポスターを設置し、“前哨戦”を繰り広げている。任期満了の6カ月前から「個人の政治活動」とみなされるポスターの掲示が制限されるため、候補予定者は党代表者らと複数人で並ぶ写真を掲載。民主党は3選挙区で鳩山由紀夫代表が入る構図だが、自民党は麻生太郎首相とのツーショットは3区で一部が残るのみ。政権攻防を繰り広げる両党の人選は対照的だ。
 
 自民は、青森2区の江渡聡徳氏と4区の木村太郎氏が、県連会長で3区から出馬する大島理森氏と並んだポスター、その大島氏は麻生首相、江渡氏と並ぶ2種類を用意した。引退を表明した1区の津島雄二氏は、同じ派閥の小渕優子少子化担当相と並んでいた。
 江渡陣営によると、ポスターを大島氏との構図にした理由は、同じ高村派で国対委員長(大島氏)、国対副委員長(江渡氏)と二人三脚で活動しており、「“親分・子分”だから」。木村陣営は「県連会長の大島氏と一緒に頑張るという意味」と説明。
 一方、人気が低迷する麻生首相のポスターも使用する大島陣営。「国対委員長として首相を支えている面を示すのは当然」と強気の姿勢。ただ最近は、江渡氏とのツーショットをメーンにしている。
 民主のポスターは、1区の横山北斗氏と4区の津島恭一氏が鳩山代表と、2区の中野渡詔子氏が田名部匡省県連代表と並び、3区の田名部匡代氏は鳩山代表と岡田克也幹事長とのスリーショットだ。
 当初、1、3、4区では前代表の小沢一郎代表代行と並んだポスターだったが、5月の代表交代で張り替え作業を進めた。
 匡代氏は「新執行部による党内結束を意味し、挙党一致態勢で選挙に臨む現在の民主党を表している」と強調。つじ立ちの際にスタッフが近隣住民にポスター設置の協力を求めてきたが、今後は新しいポスターへの切り替えに力を入れる。
 中野渡陣営は強力な地盤を持たないため、2区で広い知名度を持つ田名部代表を活用したい考えだ。

2275千葉9区:2009/07/26(日) 00:54:42
青木張り付き!?
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=513768216
青木氏島根に張り付く 激戦予想の2区中心


 衆院選に向け、自民党島根県連の青木幹雄会長(75)=参院・島根選挙区=がほぼ県内に張り付き、てこ入れする構えをみせている。近年の国政選挙では、党本部の要職にあり、自身の改選時ですらお国入りはまれだった。異例の行動の背景にあるのは、党に吹き付ける突風。一昨年夏の参院選・島根選挙区に続き、党公認候補が敗れれば、「王国」と称されてきた組織が崩壊の危機にひんすだけに、総帥の威信を懸けて戦いに挑む。

 「想像もできない逆風が吹いている。このままでは議席を失う」−。23、24の両日、島根2区内の4カ所で開催された選対会議で、青木氏は強く警鐘を鳴らした。

 同選挙区では、自民党前職の竹下亘財務副大臣(62)が、国民新党前職(比例中国)の亀井久興幹事長(69)と激突する。

 組織力は、竹下氏が圧倒するが、亀井氏は民主、社民両党の推薦を得た上、野党への追い風が後押しする。共産党が候補者の擁立を見送ったことも、竹下氏にはマイナスだ。

 実際、青木氏は選対会議で、竹下氏が亀井氏に大勝した4年前の前回選の結果を基に「野党3候補の得票総数との差は約1万票だった。これは風で吹き飛ぶ」と指摘。「石にかじりついてでも、1票1票を積み上げないといけない」と訴えた。

 げきを飛ばすだけでなく、自らも動く。青木氏は「選挙が終わるまで、ほとんど島根に帰る」と参戦を宣言。具体的な日程は未定ながら、島根2区を中心に、党を支えてきた第1次産業の関係者や、長年の支持者らのもとに足を運び、地固めを図るとみられる。

 戦いの行方は、同氏の進退にもかかわる。慰留を受けて続投したものの、2年前の参院選での敗退を受け、いったんは党県連会長の辞意を表明。仮に再び衆院選で公認候補が敗れる事態となれば、責任は免れない。

 その場合、同氏は竹下登元首相ら県選出の大物国会議員が死去後、求心力の核を担ってきただけに、影響が党組織全体に波及するのは必至だ。

 また、明言していない、来夏に改選を迎える自身の去就にも影響するとの見方もあるが、同県連の洲浜繁達幹事長は「自分のことより、島根の自民党を心配している。居ても立ってもいられないのだろう」と推察。トップが最前線で戦う効果に期待している。

2276秋田2区の名無し:2009/07/26(日) 00:59:59
衆院選道8区に坂野氏出馬表明 (07/25 08:39)
 【函館】函館市の会社社長、坂野六男氏(77)は24日、北海道新聞の取材に対し、8月18日公示、30日投開票の衆院選道8区(渡島、檜山管内)に無所属で出馬する意向を明らかにした。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2009syuinsen/179086.html

2277千葉9区:2009/07/26(日) 01:08:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/feature/maebashi1248380975071_02/news/20090724-OYT8T00229.htm
笹川、敵陣へ切り込み 石関、民主前面に攻勢
笹川  尭73 自前《7》党総務会長

石関 貴史37 民前《1》党青年局次長

蜂須  豊44 諸新 幸福実現党員


 数字は当選回数。並び順は所属党派の衆院解散時の勢力順。

 「県内では自分が一番苦しい」――。自民党総務会長でもある笹川は昨年8月の就任以降、たびたびそう漏らす。歯に衣着せぬ発言も手伝って、テレビですっかりおなじみになったが、前回選で、民主党の新顔だった石関に1422票差に詰め寄られたことに加え、自民への逆風。今回は共産党が候補者を立てないことから、同党支持者が石関に流れれば……。比例選での重複立候補73歳定年制の原則適用もあり、危機感は並大抵ではない。

 昨秋以降は、国会や党務の合間をみて、支援者の会合や祭り、運動会まで細かく顔を出している。解散直前の3連休には、伊勢崎市の夏祭りに参加、子どもたちには「好き嫌いせずに食べるんだよ」とにこやかに話しかけた。「笹川さんは別人のようになった」と、石関陣営の幹部も驚く。

 伊勢崎市を重視するのには訳がある。前回選では、選挙区の6市町(当時)のうち、桐生市など5市町で石関を上回ったが、石関の地盤・伊勢崎市では、有効投票数の約6%に当たる6300票差をつけられて負けた。最近では地元・桐生の支援者から「もっと顔を見せてほしい」との声も漏れるほど、敵陣への切り込みに躍起だ。

 従来の支持層以外への働きかけも進めている。今年5月には伊勢崎市の政党支部や桐生市の後援会に「青年部」を発足させ、今月12日には少子化相の小渕優子を招いた「子育て応援セミナー」を開いた。

 笹川に2度目の戦いを挑む石関は、東京都議選など民主の党勢拡大の追い風を受け、県内の小選挙区で同党初の議席獲得を目指す。石関は、都議選の結果を「幕府軍の壊滅」とたとえ、「あとは江戸城の開城(政権交代)」と自信をにじませる。

 スタッフと数台の自転車にまたがり、選挙区を走り回る「自転車遊説」や街頭演説を通じて、「民主の石関」を訴えてきた。笹川の地盤である桐生市内にも、民主のポスターが数多く張られるようになり、自民関係者も「民主への追い風をひしひしと感じる」と語る。

 これまで小さいもので数人規模の後援会をあちこちに作り、数を増やしながら育ててきた。笹川陣営にすると、石関側のこうした動きはほとんど目に見えないため、「石関と戦っている実感がない」と嘆く一因にもなっている。

 石関はさらに、今回の選挙に向けて、自民党の伝統的な支持基盤だった医師会などの業界団体にも支援を求めた。伊勢崎佐波医師会の政治団体からは、笹川と共に「推薦」を得るなど、効果も出始めている。

 反面、民主党内の保守系と労組系の対立は、2区でも色濃い。保守系の石関は、今回、連合群馬へ推薦要請を出さず、労組系議員も現状では石関への支援の姿勢を見せていない。また、社民党系の議員を中心として、伊勢崎市内の30歳代の女性を擁立する動きもあり、“分裂選挙”を迫られる可能性も残っている。(敬称略)

(2009年7月24日 読売新聞)

2278千葉9区:2009/07/26(日) 01:09:26
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/feature/maebashi1248380975071_02/news/20090724-OYT8T01182.htm
谷津、農業票離れ懸念 柿沼、労組系としこり
谷津 義男75 自前《7》(元)農相

柿沼 正明43 民新 (元)銀行員

石見 泰介46 諸新 幸福実現党員

長谷川嘉一56 無新 (元)県議


 数字は当選回数。並び順は所属党派の衆院解散時の勢力順。

 「非常に激しい戦い。今まで私が経験した中では一番厳しい選挙になる」

 衆院が解散した21日夜、谷津は館林市で行われた後援会中堅幹部の会議で選挙戦の見通しを率直に語った。

 自身の高齢と多選、政権交代への期待の高まり……。自民党に対するかつてない逆風の中での戦いを見越し、谷津は1年ほど前から20〜30人規模の座談会を250回重ねてきた。隅々まで出向き、これまでの実績や自分の考えを直接語りかけたり、政策などへの要望を聞いたりしながら人柄を印象づけることで、小選挙区での戦いを「党対党」でなく「候補者対候補者」の選択に持ち込む戦略だ。

 それでも、地元の館林市や邑楽郡で得票減を懸念する関係者は多い。これまでの農政への根強い批判や、農家への戸別所得補償制度を掲げた民主党の攻勢にさらされ、従来の支持基盤だった農業票の流出は避けられない情勢だからだ。

 鍵を握るのは、選挙区全体の有権者の半分が集まる太田市の動向。今回は、2007年冬に衆院選出馬を表明して谷津に引退を迫るなど、かねてから国政に意欲を見せてきた市長の清水聖義が、今年4月の市長選での再選を機に一転して全面支援に回っている。その一方で、工場労働者も多く、民主が頼る労組票が多い地域だ。

 その太田市を出身とする民主の柿沼は、「官僚支配の打破」を前面に押し出しながら、「政権交代には保守王国・群馬で2議席以上が必要」と訴え、県内初の小選挙区での議席獲得を目指している。

 4年前の選挙とうって変わり、自転車での街頭活動などのパフォーマンスは控えめにし、従来の自民支持層の取り込みをねらった地域回りに精を出す。今年に入って谷津の地盤の館林・邑楽地域への浸透に力を注ぐ一方、6月には太田市内で公園などを会場にしたミニ集会も始めた。柿沼は「代表交代後、応援の声が非常に強くなり、民主党への期待の大きさを実感している」と語る。

 しかし、民主内での労組系と保守系の対立は、なお影を落とす。その象徴が県議の黒沢孝行との確執。07年の県議選で、柿沼は党3区総支部長として太田市区で2新人を推薦する一方、黒沢の公認は見送った。だが、黒沢は4選を果たし、同年冬には党太田市支部長として党本部に柿沼の公認取り消しを訴えるなど、柿沼を支援しない立場を公然と貫く。今月14日に連合群馬の推薦こそ得たものの、不満もくすぶっている。労組系とうまく折り合いをつけ、民主への追い風を生かし切るために、模索の日々が続く。

 谷津、柿沼のつばぜり合いに突如飛び込んできたのが、今月中旬、無所属で立候補する意向を示した前自民県議の長谷川だ。4月の太田市長選で落選したものの、2万2000票を獲得。支持者の多くは谷津と重なる一方、柿沼が住む同市宝泉地区を地元とし、若い世代や無党派層の取り込みで柿沼と競合する可能性もあり、両陣営とも影響を測りかねている。(敬称略)

(2009年7月25日 読売新聞)

2279千葉9区:2009/07/26(日) 01:13:37
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200907250142.html
衆院選・小選挙区の情勢
2009年7月22日
 衆院が21日、解散された。主要政党の県内の立候補予定者のうち、党や政府の要職をつとめる自民党の細田博之氏と竹下亘氏、国民新党の亀井久興氏は東京でこの日を迎えた。民主党の小室寿明氏は党本部で公認証書を受け取るため上京。共産党の石飛育久氏は松江市内の街頭でマイクを握った。投開票日の8月30日まで40日間、お盆を挟んだ「夏の陣」が実質スタートした。島根1区と2区の情勢を紹介する。


◆1区 実績細田に3氏挑む

 「大都市中心の政党に地方に目の行き届いた政策ができるのか。おろそかになるのは目に見えている」。18日、松江市であった講演会で細田は麻生内閣の景気対策などを自ら説明し、民主批判を強めた。

 7選を目指す党幹事長の細田は党務の合間を縫って月1回は地元入りし、国政報告会などを開いている。知名度と実績をアピールし、本人不在の間は自民の地方議員が中心となって地元や企業回りを続けるほか、妻の洋(ひろ)さんも「井戸端会議」と名付けた女性中心のミニ集会をこまめに重ねている。

 「島根の政治、暮らしを立て直していくためには今、国政を変えなければならない」。17日夜、松江市内であった総決起集会で小室は政権交代を訴えた。壇上には民主やその支持母体の連合島根、小室の推薦を決めた国民新、支援する社民県連合ののぼりがずらりと並び、野党共闘を強調。国民新の支持母体「郵政政策研究会県連合支部」の幹部も会場に顔を見せた。

 小室は街頭宣伝や支持者宅の訪問、企業回りなどに重点を置いた活動を続けている。陣営幹部は「民主への追い風に乗って緻密(ちみつ)な選挙をしたい」と話す。

 「国民の暮らしを壊し続けてきた自民・公明による政治を変える、歴史的な選挙になります。みなさんの様々な願いを国会に届けたい」。21日、事務所のテレビで衆院解散の中継を見届けた石飛は午後1時すぎ、JR松江駅前で声を張り上げた。

 07年11月の立候補表明以来、街頭演説の回数は1800回を超え、開いた集会も150回以上になる。これまで断られてきた農業や建設業など自民支持層の団体へのあいさつ回りも受け入れられるようになった。「蟹工船ブーム」など追い風も受け、「潮目の変化」を感じている。

 池田は駅前などで街頭演説し、支援を呼びかけている。

     *

◆2区 竹下・亀井、再び激突

 6月末の週末、竹下は出雲市内で開かれた街頭集会に街宣車で乗り付けた。「経済対策は田舎がしっかりするように踏み込んだ」。財務副大臣としてかかわった景気対策の実績を訴え、市議らがあいさつする間、百数十人の支持者と握手して名刺を渡した。

 竹下は当選した過去3回の選挙ではほかを寄せ付けなかったが、07年の参院選では自民現職がまさかの敗北を喫した。05年に候補者を立てた民主、共産が今回、擁立を見送ることもあり、危機感を背に毎週末、有権者が多い出雲市などを中心に街頭集会やミニ集会を重ねてきた。

 「民主、社民、国民新と、政策の違いはあるが乗り越えて一緒にやる」。亀井は18日、斐川町で開かれた連合系の集会で野党共闘を呼びかけた。05年、郵政民営化に反対して自民党に離党届を出し、新党を結成。比例中国ブロックで復活当選した亀井は、「格差を生んだ」と小泉改革を厳しく批判。今回は民主、社民の推薦を得て「可処分所得を増やし、個人消費の拡大を」と訴える。

 竹下の地盤の出雲市に重点を置き、若者や女性への働きかけを強める。5月中旬には数百人の運動員が1日で約4万世帯にビラを配布した。

 相浦は街頭から支持拡大を訴える。(敬称略)

2280とはずがたり:2009/07/26(日) 01:13:49
>>2275
島根2区は比較的社民の組織が残る場所でもありまして,社民と国新の蜜月は此処でも予想外の相乗効果をもたらすかも。

>>2276
どなたっすかねぇ??

2281千葉9区:2009/07/26(日) 01:20:19
>>2253
自分のせいで全然「いっきに」にならなかったですね。すんません

2282千葉9区:2009/07/26(日) 01:25:57
>>2276
(株)渡島不動産綜合センター
http://www.takken-hakodate.com/meibo/
の社長のようですね

まあ、泡沫です

2283とはずがたり:2009/07/26(日) 01:26:48
>>2273 >>2250-2252
元々新進党群馬は旧中曽根系に食い込んで成立してましたよね。
今回も色々あって自民主流派vs自民非主流派+民主の色分けが浮き上がってきた感じもあります。茨城と一寸似てるか。

>03年の県議選で中曽根派の有力県議が落選し
これは誰っすかねぇ。

来夏の改選で中曽根与党民主にねがえらんかな〜w

長谷川というファクターもあったのか
>2区は旧長谷川派の動きが気になる。故・長谷川四郎は67年から19年にわたり自民党県連会長を務め、福田、中曽根両派の「接着剤」と言われた。
>その長谷川が最後に挑んだ83年の総選挙に、田中―中曽根ラインが笹川を立てた。結果は長谷川が勝ち、笹川自身は田中派の系譜をたどり、福中両派から距離を置く。
>だが、長谷川派には笹川への遺恨が残っていて、前回衆院選でも笹川に対抗する民主の石関貴史に票が流れたといわれている。

2284とはずがたり:2009/07/26(日) 01:30:57
>>2281
お気になされず。
錯綜したのでちょい整理。シリーズが終わってないので取り敢えず北海道スレに貼り付けた分も含めて。

■’09衆院選:12選挙区情勢
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1223878241/173-179
/1 1区/2区 /北海道
/2 3区/4区 /北海道
■岐路の夏:09衆院選 道5区 前官房長官、初心「ドブ板」
しかし今は追い風に乗る小林氏がひたひたと迫っているのを感じている。党内最大派閥の会長。有権者の目は他の自民候補よりも厳しい。陣営幹部は「支持者からおしかりの電話が多数入った」。
 03年衆院選では、厚別区や江別市で小林氏の得票を下回り、比例復活を許した。今回は共産党が候補者擁立を見送ったことも気に掛かる。選んだ戦術は「初当選以来」と言うドブ板選挙だった。
 昨年10月以降、ほぼ毎週末に地元入りし、新興住宅街を訪問した。目標は1日400軒。別動隊の淳子夫人(64)と合わせると、すでに延べ「数万軒」の門をたたいた。
 7月上旬、小林氏は町村氏の支持基盤である町内会長らを訪問し始めた。町村氏のポスターが張ってある家にも乗り込んでいく。「『立場上、ポスターを張らざるを得ない』という人もいた。確実に手応えを感じる」。4年間の集大成となる「決戦の夏」を迎え、自信ものぞかせた。
/3 5区/6区 /北海道
町内会長や農家宅の訪問のほか、千歳や恵庭の自衛隊前でも演説し、町村氏の支持基盤とされてきた層にも切り込みを図る。前回2万票以上を獲得した共産が候補擁立を見送った事も好材料。
/4以下続くと思われる

【09総選挙 岐阜ニュース】選挙区情勢ルポ
(1区)保守王国に危機感>>2243
(2区) 強い保守、挑む民主>>2256
(3区) 政権交代占う決戦>>2258
(4区) 自民牙城襲う逆風>>2260
 立場上、他候補の応援で本人不在の戦いも強いられそうだが、金子は解散ムードが漂った昨年9月を振り返り「各地区を全部回って準備してきた」と自信をのぞかせる。
 下呂市出身の今井は党の期待も大きいが、地元へ戻ったのは約30年ぶり。重要地とするのが、高山市とともに有権者が群を抜いて多い可児市。“民主王国”愛知県に接する同市を拠点に、周辺の美濃加茂市なども見据えた都市部に力を注ぐ。今月4日、民主の岡田克也幹事長も出席して高山市で開かれた時局講演会。1000人の聴衆で埋まり、選対幹部は「予想以上の人出だった。風は確かに感じている」。
(5区) 鍵握る大票田動向>>2263

’09衆院選:票田の行方/宮城
■上 戸惑い隠せぬ農政連 / >>2254
 「正直言って、民主党の政策はかなり浸透している。」。小選挙区制度導入の96年以降、一貫して自民党議員を推薦し、国政に送り込んできた「県農協政治連盟」(農政連)。事務局は、民主党に票が流れ出ていく現実に戸惑いを隠さない。
■中 集票力低下の医師会 / >>2255
 今回の衆院選で、日医連の下部組織の県医師連盟(伊東潤造委員長)は県内の自民党立候補予定者6人の推薦を決めている。県内の医師数は4915人(06年末現在)。県医連は現在も資金面で自民を支える。支出先は自民の国会議員や県議の後援会組織が目立つ。その一方で、07年は桜井氏の後援会に交際費として10万円を支出。自民との蜜月関係に影が差している。
■下 郵政民営化後の変化 />>2257

政治決戦えひめ:衆院解散総選挙へ/1 愛媛1区 /愛媛>>2259
毎日新聞 2009年7月23日 地方版
政治決戦えひめ:衆院解散総選挙へ/2 愛媛2区 /愛媛>>2261
 ◇民主と共闘、反自公で一致−−社民党新人・岡平知子氏
 解散翌日の22日、岡平氏は民主党の豊島美知県議と一緒に民主党の街宣車に乗って今治市街や島しょ部の大三島を回った。事務所関係者は「他党の街宣車に衆院選の(社民党)公認候補が乗ったのは記憶にない」と語る異例のことだ。
毎日新聞 2009年7月24日 地方版
政治決戦えひめ:衆院解散総選挙へ/3 愛媛3区 /愛媛>>2262
毎日新聞 2009年7月25日 地方版
政治決戦えひめ:衆院解散総選挙へ/4 愛媛4区 /愛媛>>多分明日

■2009衆院選: 高知
1区 激戦区、さらに厳しく 二大政党、風はどっちに>>2264
 ◇無所属新人、知名度抜群「台風の目」に
2区 格差問題どう影響? 自民前職、党より個人前面に>>2265
 ◇民主新人「党への期待感高めたい」
3区 接戦左右する市部の得票 各党、熱心に田舎回り>>2266
 ◇自民、公明に気配り 民主、前回票に上積み

2285千葉9区:2009/07/26(日) 01:46:03
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000907260001
森元首相が中山氏支援を強調/宮崎1区
2009年07月26日


 不出馬宣言から一転、衆院への立候補を表明した宮崎1区の自民前職、中山成彬・前国土交通相らの講演会が25日、宮崎市であり、同じ派閥の森喜朗元首相が出席。1区の公認問題について「県連が決めた立候補予定者を党本部は(予定者と)受け止めていない」と、中山氏支援を強調した。


 講演会は、中山氏自身が支部長を務める第1選挙区支部主催で、約1600人(主催者発表)が集まった。


 県連は昨秋の中山氏の不出馬表明を受け、公募で上杉光弘元自治相を立候補予定者に選び公認を申請。しかし、森氏は「あれから半年以上たっているが公認を出していない。もっといい候補者がいるならそれを選べと言っているのではないか」と述べ、どちらが公認されるかは8月18日の公示前との見通しを示した。


 中山氏も、失言による昨秋の国交相辞任劇などを謝罪しながら「私は生まれ変わった。新しい自民党をつくりたい」と立候補の意思を重ねて示し、最後は妻の参院議員、恭子氏と壇上に上がりガンバロー三唱をした。中山氏は「公認を頂けることを前提に戦いを始めたい。党本部は『上杉氏が出て通るのか』と考え、だから『私に』という話だ。そこを県連は考えてもらいたい」と話した。


 一方、この日は県連の女性部の集会もあり、緒嶋雅晃会長は「上杉氏を公認しないと組織が成り立たない」と改めて中山氏を批判した。


 自民の分裂が決定的となるなか、無所属で民主、社民などが推す川村秀三郎氏の陣営は同日、宮崎市の事務所で「結団式」を開いた。約600人(主催者発表)が駆けつけ、民主、社民各党の県連幹部は改めて共闘を約束。連合宮崎の横山節夫会長は「国民の痛みが分かるのは川村氏しかいない」と激励し、川村氏も「(官僚として)霞が関に34年近くいた。役所のまやかしやごまかしは通用しない」と支援を呼びかけた。

2286千葉9区:2009/07/26(日) 02:00:20
遊説するなら3区4区に留めてといたほうがいいぞ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20090725-OYT8T00197.htm
首相の本県遊説要請
自民県連支部長・幹事長会議
 自民党県連は24日、福島市の県連会館で支部長・幹事長会議を開いた。90地域支部と30職域支部の代表が出席し、逆風下での衆院選に結束して臨むべきとの声があがった。

 斎藤健治幹事長は冒頭、内閣支持率が低迷している麻生首相の本県での遊説を党本部に要請していることを明らかにした。

 出席者からは「自民党は大人の党。ゴタゴタしてもまとまる」と、解散前の党内の混乱に終止符が打たれたことを歓迎する声や、「首相に福島で陳謝してもらいたい」と遊説の場での“総括”を望む声が上がった。「農業団体の推薦をもらえなかった選挙区がある」「政権交代が事実のように報道されている。マスコミ対策を考えるべきでは」などと危機感を訴える意見もあった。

 斎藤幹事長は席上、今回の比例選での得票目標を2005年の前回と03年の前々回の平均値とし、得票率を投票総数の40%に設定したことを明らかにした。

(2009年7月25日 読売新聞)

2287千葉9区:2009/07/26(日) 02:01:46
>無所属の城内実さん(7区)はジャーナリストの桜井よしこさんやタレントの真鍋かをりさんがツーショット相手
真鍋かをり!?
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20090725/CK2009072502000188.html
政党ポスターに異変 首相ツーショット控えめ
2009年7月25日

 事実上の選挙戦に入った衆院選。街角では街頭演説などおなじみの光景がスタートしているが、一方で“異変”も起きている。立候補予定者たちのポスターだ。この時期は公選法上、別の政治家とツーショットの「政党ポスター」限定。政権交代がかかる政党対決の色合いが濃いだけに、いつにも増して「党の顔」のトップ起用が常道のはずだが、意外にばらつきがあるようだ。

 公選法によると、任期満了まで半年を切ると個人のポスターは禁じられ、複数人で写る「政党ポスター」なら認められる。

自民 『人気低迷が…』 『他の幹部も…』
 まずは自民陣営。麻生太郎首相とのツーショットは8人中5人だが、麻生首相と撮影したポスターだけとなると倉田雅年さん(6区)と現職閣僚の塩谷立さん(8区)のわずか2人。

 残る3人は小渕優子少子化担当相ら知名度の高い議員を併用している。片山さつきさん(7区)のように、徐々に石原伸晃幹事長代理バージョンを増やしている例も。

 首相以外を選んだ陣営の声を聞くと「党幹部に適当な人がいない」(橋本聖子参院議員を起用した3区の柳沢伯夫さん)「麻生首相の人気が低迷したころに、差し替えた」(同じ古賀派の谷垣禎一元国土交通相に切り替えた2区の原田令嗣さん)など、厳しい評価がちらり。

 支持率低迷や主要地方選での連敗にあえぐ麻生政権を象徴する状況だ。

民主は半数が鳩山氏 ミスター年金・長妻氏起用も
 民主陣営の場合、鳩山由紀夫代表を起用したのは8人中4人と一見、少なめだが、いずれも鳩山代表一筋だ。

 牧野聖修さん(1区)は、鳩山代表誕生の前に差し替えていた。前代表の小沢一郎代表代行の公設秘書が政治資金規正法違反の疑いで逮捕された「西松建設事件」を機に、いちはやく変更。鳩山代表とは親交が深いだけに、陣営内には「追い風を感じる」との声も。

 津川祥吾さん(2区)らほかの3人も、代表交代で即変更しており、鳩山人気をうかがわせる。

 代表以外の起用で目を引くのは、県連会長の榛葉賀津也参院議員とのツーショットを貫く小山展弘さん(3区)だ。理由は「地元での知名度」。「新人で時間も金もない」との事情もあるようだ。

 民主陣営でほかに人気を集めているのは、「ミスター年金」の異名を持つ長妻昭政調会長代理ら。

 ちなみに、幅広い人気を頼りにしたい気持ちは自民、民主陣営に限らず、無所属の城内実さん(7区)はジャーナリストの桜井よしこさんやタレントの真鍋かをりさんがツーショット相手だ。

2288千葉9区:2009/07/26(日) 02:06:11
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009072590071101.html
各党の政策 4年間分析 
2009年7月25日 07時11分

 与野党は、二〇〇五年九月の前回衆院選以降の約四年間で、政策面ではどう行動してきたのか。国会に提出された法案への対応ぶりから、各党の四年間を検証してみた。

■与党

 自民党で特徴的なのは、四年間で政権を担当した四人の首相(党総裁)の政策的な傾向に、かなり幅があったことだ。

 小泉純一郎首相(当時、以下同じ)は、〇五年衆院選での大勝を受け、郵政民営化法など「聖域なき構造改革」路線の法整備を推進。福祉サービス費用の原則一割負担を求める障害者自立支援法、患者の負担増や後期高齢者医療制度創設を盛り込んだ医療制度改革関連法など「痛み」を含む政策も多かった。

 安倍晋三首相もこの路線を引き継ぐ一方、「美しい国」を掲げてイデオロギー的な政策も推進。改正教育基本法、防衛省設置法、憲法改正手続きを定める国民投票法などを次々に成立させた。

 両首相は、自らの国家像の具体化に比重を置く傾向があった。そのこと自体は悪くないが、結果として国民生活への配慮が欠けていた。

 当時、与党は衆参両院で過半数を握っており比較的容易に法案を成立させることができた。しかし、与党が〇七年七月の参院選で過半数割れすると、状況は一変。福田康夫首相は生活色を打ち出したが、ガソリン税の暫定税率を復活させた改正租税特別措置法など、目の前の問題だけで精いっぱいだった印象だ。

 麻生太郎首相は、世界不況があったとはいえ、衆院解散・総選挙を意識し、定額給付金など国民への「アメ政策」に血眼になった。

 首相が交代するたびに、場当たり的にどんどん政策路線がずれていった面は否めない。小泉政権で得た衆院議席で正反対の大盤振る舞い的政策を実現し、借金が膨らんだことを考えると、無責任との批判は避けられない。

 公明党は、自民党と共同歩調をとりながら、子どもの医療費軽減対象拡大など、こだわりの政策を実現させた。半面、自民党のブレーキ役という面では印象が薄い。

 参院否決などにより、与党が衆院で再可決した法案は、この四年間で計十七本に上った。

 〇八年八月結党の改革クラブは、基本的に自民、公明両党と足並みをそろえた。

■野党

 一方の民主党は、政権交代を意識して、政府・与党との対決色に躍起になってきた。政府・与党が提出した重要法案の多くに反対する一方、対案も提出して政権担当能力をアピールした。

 政策の傾向としては、生活色を強く意識。改正租税特別措置法の採決を参院で引き延ばし、「ガソリン一リットル当たり二十五円値下げ」を一時実現させたことが典型例だ。

 参院で野党が過半数を握ってからは、後期高齢者医療制度廃止法案、年金保険料流用禁止法案など、国民負担を軽減させる法案を次々に参院で可決させる「法案の嵐」作戦を展開。天下り全面禁止など官僚機構との対決色も打ち出し、自民党政治との対比に懸命だった。

 ただ、小沢一郎代表時代に消費税率引き上げ方針を撤回したこともあり、財源を疑問視する声は絶えなかった。民主党は「行政の無駄を徹底して削る」と説明し、配偶者控除廃止なども掲げたが、「野党の気安さからくる大衆迎合」との批判はぬぐい去れていない。

 外交・安全保障政策も、ちぐはぐな印象だ。防衛省設置法には賛成したが、イラクへの自衛隊派遣やインド洋での給油活動には反対。最近、政権が視野に入り始めると、給油継続を当面容認する方向に事実上、軌道修正した。

 共産、社民、国民新三党は、総じて民主党と足並みをそろえたが、防衛省設置法など、ところどころの採決で対応が分かれた。自民、民主の二大政党に埋没しないように、独自色を発揮しようという意識も働いたとみられる。

(東京新聞)

2289千葉9区:2009/07/26(日) 02:21:51
http://www.zakzak.co.jp/top/200907/t2009072509.html
青木愛だけじゃない? 小沢、次々放つ“姫刺客”
対福田前首相は元フジTV記者


 民主党が8・30総選挙で次々と女性候補をたてている。公明党の太田昭宏代表(63)の地元・東京12区に24日、青木愛参院議員(43)=比例代表=を擁立したのに続き、来週27日にも、自民党の福田康夫前首相(73)の群馬4区に、元フジテレビ記者の三宅雪子氏(44)を立てる方針を固めたのだ。他の自民党候補にも姫刺客が続々と。戦後最長40日間という選挙戦を睨み、追い風の中でも悲願の「政権交代」を確実にするため、「選挙の鬼」小沢一郎代表代行が打ち出した衝撃戦略だ。

 「三宅氏は、フジテレビ政治部の番記者時代、小沢氏がその優秀さに惚れ込み、これまでにも水面下で何度か出馬要請してきた。まさに最高級の隠し玉。歴史的選挙を前にして、ついに口説き落としたのだろう」

 民主党関係者はこう語る。三宅氏は最近までフジテレビ国際局に勤めていた。岸信介内閣の官房長官、三木武夫内閣の運輸相を務めた「昭和の大物政治家」故石田博英氏の孫で、父は外務省アジア局次長や駐シンガポール大使を務め、小沢氏とも親交が深かった外交官の故三宅和助氏。


 群馬4区といえば、福田前首相の父、赳夫元首相時代から守り続けた自民党の強力地盤。これまで、民主党からは男性候補が名乗りを上げていたが、報道機関や各政党の情勢調査では「圧倒的に福田氏優勢」。小沢氏としては形勢逆転のエースとして三宅氏を送り込むつもりのようだ。

 フジテレビ関係者は「能力はもちろん、外見も知的かつ爽やかな雰囲気がする美人。他人に嫌われるタイプじゃない。わが社にとっては大損失だが、彼女が出馬すれば注目度は一躍全国区になるはずだ」と語る。

【「選挙の鬼」手綱緩めず】

 小沢氏はこのほかにも姫刺客作戦を展開=1面に表。町村信孝元官房長官(64)の地元・北海道5区では、小林千代美前衆院議員(40)を擁立。根本匠内閣府副大臣(58)の福島2区には、太田和美前衆院議員(29)を国替えさせて送り込んだ。

 小池百合子元防衛相(57)の東京10区には、元東大准教授の江端貴子氏(49)。森喜朗元首相(72)の石川2区では、永田町の美人秘書として有名だった田中美絵子氏(33)を。防衛疑惑を引きずる久間章生元防衛相(68)の長崎2区には、元薬害肝炎訴訟九州原告団長の福田衣里子氏(28)を擁立している。

 2年前の参院選岡山では、自民・片山虎之助氏に対して新人の姫井由美子現参院議員を擁立。“姫の虎退治”を実現させた。まさに、前回の郵政総選挙で小泉純一郎元首相が演出した「刺客劇場」を逆手にとった作戦だ。

 前出の民主党関係者は「40日間の選挙戦は長い。東京都議選で圧勝した勢いがそのまま続くとは思えない。揺り戻しもある。『選挙の鬼』の異名をとる小沢氏とすれば、有権者の民主党に対する期待や注目を集め続けるため、全国各地に『姫刺客劇場』を立ち上げたのだ」とうなる。

 「民主党が本物の改革を進めれば、劇的な景気回復が期待でき、国民全員が安心した老後を送ることもできる。地方や中小零細企業、弱者ばかりにしわ寄せがくる(自民党)政治はそろそろ終わりにしようではないか」と、政権奪取への執念を隠さない小沢氏。

 それだけに、政権奪取を目前にしても手綱を緩めず、必勝態勢を敷く構えだ。今後は比例代表の名簿で、意外な姫刺客を登場させる可能性もある。

ZAKZAK 2009/07/25

2290名無しさん:2009/07/26(日) 02:32:30
>>2203

>森本のポスター見ないのは心配ですね。

おそらく出身地近辺なら多少はあるのでしょうけどねえ。

>野呂は新進党で出馬歴もあるし改革知事北川の改革疲れもあって改革派ではないですけど,新政みえと連合が主導して立てた知事なんで民主系といっていいんじゃないですかね?

あえて色つければそうでしょう。
しかし・・・住んでいる住民からすれば、色はマッタクといっていいほど感じられません。
むしろ、北川疲れのあとの癒し系、党派はその次以降でしょうか。

>等距離外交で全く衆院選でも動かないんでしょうか?

おっしゃるとおり、なにせあまり選挙強くないのが野呂なので。

まあ4区は当日まで帰趨ははっきりしないと思うので、ご注目下さい。

2291千葉9区:2009/07/26(日) 10:54:07
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090725/180469
森山後援会 3区出馬を求める声 森山氏「党の判断待つ」
(7月26日 05:00)
 次期衆院選で比例代表北関東ブロックから、自民党公認での立候補を目指している同党前職森山真弓氏(81)の後援会役員会が25日、宇都宮市内で開かれ、一部の出席者から森山氏の栃木3区(小選挙区)立候補を求める声が挙がった。森山氏は会合後、3区への立候補について、記者団に否定的な考えを示したが、「党本部の判断を待つ」とも述べ、党の対応が注目される。

 3区については渡辺喜美氏(57)の自民党離党を受け、同党本部主導で渡辺氏の対立候補の選定を進めているが、結論は出ていない。こうした中、森山氏の後援会幹部によると、森山氏の所属派閥・高村派では森山氏を擁立する案が出ているという。

 同党県連会長の森山氏は25日の会合で、3区問題について「『党として候補を立てられないのか』と(有権者から)言われると悔しく思う」と訴えた。

 森山氏は会合終了後、3区への立候補について「出ても当選するわけがない。当選しないのを分かっているのに、やるという人はほとんどいないでしょう」と述べ、否定的な考えを示した。しかし党本部の判断を待つ姿勢も示した。

 森山氏の後援会幹部の一人は「党本部が3区に森山氏を擁立することが正式に決まれば、本人を説得する。森山氏が3区に出れば、2区と共闘も可能だ」などと述べ、2区に立候補する自民前職西川公也氏(66)との連携強化に有効との見方を示した。

2292千葉9区:2009/07/26(日) 11:10:29
http://mainichi.jp/area/aomori/archive/news/2009/07/23/20090723ddlk02010073000c.html
決戦の夏:09衆院選の構図 1区 津島氏引退で不透明に /青森
 ◇民主、小選挙区初当選目指す 自民は候補者を公募
 1区は5人が名乗りを上げており、混戦が予想される。解散直前まで自民、民主の「前職対決」が濃厚とみられていたが、自民前職の津島雄二氏(79)が突然、引退表明して情勢は不透明になった。共産、社民は県内の小選挙区で唯一、候補者を立てている。

 自民は、当選11回の津島氏が今月19日、自身の政治信条を理解する人を後継の条件に挙げて突如、引退を表明。自民県連は翌日、公募で候補者を募ることを決めた。

 これまで前参院議員の山崎力氏(62)や5年前の参院選に立候補した青森市の会社役員、奈良秀則氏(51)、県議の高橋修一氏(39)らが公募に応じる構えで、22日は動向が注目されていた津島氏の長男・淳氏(42)も公募への参加を表明した。自民県連は27日に応募を締め切り、30日に候補者を決める。

 民主前職の横山北斗氏(45)は、頻繁に地元入りし、街頭演説よりも支持者回りに重点を置いた運動を展開。国政3回目の挑戦で悲願の小選挙区初当選に向けて余念がない。「政権交代」の必要性を説き、農林漁業者や中小零細企業への支援策など党の政策を掲げて自民支持層の取り込みも図る。

 県内の立候補予定者の中で最年少の共産新人の吉俣洋氏(35)は選挙初挑戦で、労働環境の改善などを訴える。比例代表で党の票を上積みするため、1区以外の選挙区でも支持拡大に努める。

 社民新人の渡辺英彦氏(68)は2回目の国政挑戦。自分の運動に加え、比例での党の票を狙い、地道な街頭演説を続ける。自民、民主に注目が集まる中、国民本位の政策を訴えて存在感をアピールする。

 諸派新人の上田一博氏(59)は多くのボランティアとともに街頭演説などで知名度アップを図る。

 無所属新人の升田世喜男氏(52)は旧小泊村議、県議を経て前回(05年)の衆院選が初挑戦。朝夕の街頭演説などを活動の中心に据えており、自民でも民主でもない第三極を目指す。【後藤豪、矢澤秀範】

    ◇

 第45回衆院選は8月18日公示、同30日投開票される。夏真っただ中にぶつかる戦後最長の40日間の選挙戦。県内各選挙区の「対決の構図」とは。4回にわたって紹介する。=つづく

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 <1区予想の顔ぶれ>

横山北斗  45 [元]大学院教授(1)民前

吉俣洋   35 党県書記長      共新

渡辺英彦  68 党県代表       社新

上田一博  59 幸福県代表      諸新

升田世喜男 52 [元]県議      無新

 (*自民は公募中)

2293千葉9区:2009/07/26(日) 11:11:07
http://mainichi.jp/area/aomori/archive/news/2009/07/24/20090724ddlk02010041000c.html
決戦の夏:09衆院選の構図 2区 自民前職に3人挑む /青森
 ◇首長も支持する江渡氏 民主、田名部氏人脈から支援
 4選を目指す自民前職の江渡聡徳(あきのり)氏(53)に民主、諸派、無所属の新人3人が挑む。

 江渡氏は、国対副委員長を務めていたこともあって地元に帰る機会は少なかったが、帰省の際は会合にこまめに顔を出すなど選挙区内を歩いてきた。2区内の全市町村に支部後援会を張り巡らせ、布陣も厚い。また、前回と同様、三村申吾知事の後援会組織から支援を受け、保守系一枚岩の態勢を整えた。また、地元の上北や下北の地域の主立った首長からの支持も取り付けており、必勝態勢で選挙戦に臨む。

 民主新人の中野渡詔子氏(38)は十和田市出身だが地元での議員経験などはなく、知名度のアップが最大の課題。ミニ集会や辻立ち、各界各層の会合への出席を重ねている。下北地域は民主の基盤が弱いが、衆院中選挙区時代に選挙区としていた田名部匡省(まさみ)参院議員の人脈が残っており、一部保守系市町村議が支援している。生活、雇用、子育て支援を公約の3本柱に掲げて支持を訴えている。

 諸派新人の森光浄氏(59)は、三沢市にある航空自衛隊北部航空警戒管制団の司令部管理部長で定年になり、消費税の全廃などを主張している。

 無所属新人の熊谷ヒサ子氏(61)は91年から大間町議を連続4期務めた。国道279号の早期整備を求める女性だけの市民グループ「女まぐろの会」会長や漁協女性部会長の立場から、高速道路を含む国道整備や水産振興を公約にしている。【松沢康】=つづく

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 <2区予想の顔ぶれ>

江渡聡徳  53 党国対副委長(3)自前

中野渡詔子 38 党県副代表    民新

森光浄   59 幸福県副代表   諸新

熊谷ヒサ子 61 [元]大間町議  無新

2294千葉9区:2009/07/26(日) 11:11:37
http://mainichi.jp/area/aomori/archive/news/2009/07/25/20090725ddlk02010074000c.html
決戦の夏:09衆院選の構図 3区 「同じ顔」4回目の激突 /青森
 ◇大島氏、逆風に危機感 田名部氏は政党色押し出し
 自民前職の大島理森(ただもり)(62)▽民主前職の田名部匡代(40)▽諸派新人の中西修二(62)の3氏が立候補を予定している。

 大島氏は、県議を経て1983年に初当選した。これまで環境庁長官や農相、党副幹事長など内閣や党の要職を歴任し、政治家として実績を積んできた。07年8月からは国会対策委員長を務め、衆参両議院の「ねじれ」のなかで国会運営に尽力。多忙な党務に追われながらも週末ごとに帰省し、地元の支持者と意見を交換している。

 しかし、他候補に比べて地元での活動がままならないもどかしさがある。自民への逆風も吹き荒れ、危機感を募らせている。

 田名部氏は03年に比例代表東北ブロックで初当選し、現在2期目。小選挙区初当選が悲願だ。大島氏と戦った過去3回の選挙は、敗れたが確実に得票数を積み上げてきた。今回は民主への強い追い風に加え、社民とも選挙協力を結び、党派を超えた支援を受ける。

 「政権交代」をキーワードに政党色を強く押し出した選挙戦を進める方針。これまで街頭演説や国政報告会をこまめに開いており、「誰よりも地元の声を聞いてきた」という自負がある。

 中西氏は八戸市の会社役員を6月に退任し、初の選挙戦。現職2人に比べて知名度の低さは否めず、街頭演説などに力を入れている。【喜浦遊】=つづく

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 <3区予想の顔ぶれ>

大島理森  62 党国対委員長(8)自前

田名部匡代 40 党県副代表 (2)民前

中西修二  62 幸福県副代表   諸新

2295千葉9区:2009/07/26(日) 11:12:13
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090726ddlk02010006000c.html
決戦の夏:09衆院選の構図 4区 「自」「民」事実上一騎打ち /青森
 ◇木村氏「私はブレない!」 津島氏、山内氏と共闘アピール
 自民前職で5期目を目指す木村太郎氏(44)に民主元職の津島恭一氏(55)が挑む事実上の一騎打ちとなる見込みだ。

 木村氏は過去4回の選挙戦でコンスタントに10万票以上を獲得し、安定した戦いを展開してきた。しかし今回は高まる「政権交代」の動きや自民への逆風で陣営はかつてない危機感を募らせている。合併前の市町村に置いた強固な後援会を軸に、自民組織も生かした両輪態勢で精力的な活動を続けている。

 国会開会中も週末を中心に1日数カ所でミニ集会をし、解散後は地元に張り付いてフル回転している。「私はブレない!生活者の立場で」をキャッチフレーズに、自分の政治スタイルを貫く構えだ。

 津島氏は前回の郵政選挙(05年)で自民を離党し国民新から立候補。4人が立候補して木村氏に大差で敗れた。民主と国民新との候補者調整で昨年11月、民主の公認候補に決定。この時に出馬を断念した山内崇(たかし)県議の政経セミナーが25日にあり、津島氏は山内県議と笑顔で握手した。

 これまでミニ集会を中心に地域をこまめに回り、4区内は3巡目に入った。国民新と郵政政策研究会の支援に加え、新しい風として連合の推薦と社民の支持を受ける。民主の参院議員、下田敦子と平山幸司両氏の集会にも出席し、「民主党の顔」の浸透に懸命だ。

 諸派の石田昭弘氏(50)は、今月5日に弘前市に選挙事務所を開設。支持拡大に努めている。【塚本弘毅】=おわり

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 <4区予想の顔ぶれ>

木村太郎 44 党副幹事長   (4)自前

津島恭一 55 [元]衆議員秘書(2)民元

石田昭弘 50 幸福県副代表     諸新

2296千葉9区:2009/07/26(日) 11:13:17
http://373news.com/_senkyo/09/syuuin/kessen/01.php
1区勝敗が政治生命を左右


 「政権交代の夏がいよいよ巡ってきた」
 衆院解散翌日の22日、川内が鹿児島市の繁華街に立ち声を張り上げると、行き交う多くの買い物客らが川内と握手しようと近寄ってきた。
 報道各社の世論調査でも“民主への追い風”がやむ気配はうかがえない。だが風向きとは裏腹に、陣営の受け止め方は異なる。
 前職同士の因縁対決となる1区だが、小選挙区過去4度の戦いで、川内が保岡に最も肉薄したのは2000年の約9000票差。03年約1万6000票、05年約2万4000票と差を広げられているのが実情だ。
 陣営が気にするのは民主党が公認基準を「2回連続落選候補は公認しない」としている点。全国でも、川内のように4期連続比例復活当選というケースは極めてまれだ。
 青木寛県連幹事長は「1区は単なる1議席ではない」と強調。「今回も選挙区で勝てなければ、候補者差し替えの可能性も出てくるのでは」と見る向きは多い。川内本人も「『また負ければ…』という話は耳に入ってくる」とし、「鹿児島を代表する政治家であるには、県都で勝たなければ」という。

■ □ ■

鹿児島市の繁華街で支持を呼び掛ける立候補予定者。衆院鹿児島1区は無党派層の取り込みが鍵を握る
 川内が辻立ちを行ったのと同じ日。保岡は市内各所で街頭演説を行い精力的に動いた。自民友好約60団体からなる「県都の政治を守る会」も、電話作戦などで圧倒的組織力をフル稼働させている。
 法相を2度務めた「自民屈指の政策通」は解散前から、国会の合間を縫って頻繁に地元入り。ベテランのプライドをかなぐり捨てたかのように、“どぶ板”に徹してきた。川内陣営も「われわれの支持団体にも名簿提出を依頼してきた」と、その姿に驚く。
 友好団体幹部の1人は「自民への逆風だけでなく年齢的なものもある」と解説、「保岡も70歳。落選すれば次はない」と漏らす。陣営幹部も「最近、後継について聞いてくる支持者が出始めた」と打ち明ける。「危機感をバネに最近、保岡の顔が変わってきた」という支持者は多い。

■ □ ■
 「4選挙区の公認候補にAはおらず、ほとんどがBプラス、Bマイナス」。7月に鹿児島入りした民主党幹部は、候補自身にも明かしていないという党独自の調査結果を手に、こう話した。議席獲得が確実ならA、小差で競る状態をBプラスやBマイナスとし7段階で分類、すべてで競っているという分析だ。
 保岡陣営も独自調査を実施。「わずか数千票差で川内氏を上回っていた」。くしくも結果は「激しい接戦」で一致した格好。
さらに1区情勢に新たな要素が加わり、陣営は警戒感を強めている。共産が今回唯一擁立する新人の山口に加え、幸福実現の川田が立候補を表明したからだ。一定票を獲得してきた共産と、未知数の新人登場に保岡、川内両陣営は「どっちの票が食われるのか」と不安を隠さない。無党派層が多い県都での二大政党激突の構図に、微妙な影響を及ぼしつつある。(敬称略)

2297千葉9区:2009/07/26(日) 11:16:36
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20090726-OYT8T00064.htm
山内県議 津島恭氏の支援表明
民主、4区で結束強調
 非自民勢力の一本化の一環で衆院青森4区からの衆院選出馬を断念した民主党の山内崇県議が25日、弘前市のホテルで後援会パーティーを開き、4区から民主党公認で出馬予定の津島恭一・元衆院議員(55)を支援することを表明した。来月に迫った総選挙を前に両氏が結束をアピールし、山内氏の支援者にくすぶるわだかまりを払拭させるのが狙い。

 来賓として出席した津島氏は「何よりもこの場所に私が立たせて頂いているのは山内崇先生の大変なる決断のおかげ。一緒にこの4区で汗を流していくことを改めてお願い申し上げたい」と平身低頭であいさつ。これに対し、山内氏は「政権交代という大義を前に、今回は津島候補の当選に向けて全力を挙げる覚悟です」と津島氏を支援する考えを表明した。

 両氏は壇上で握手を交わし、その様子を見つめた山内氏の後援会の長内敏行会長は「津島さんの応援に抵抗はあったが乗り越えざるを得ない。我々の今の心境は民主党が勝って政権交代すること」と吹っ切れたように話した。

 4区の非自民勢力の候補者調整をめぐっては、ともに出馬表明していた山内氏と国民新党(当時)の津島氏の間で難航。昨年秋、小沢一郎民主党代表(当時)が主導し、津島氏を国民新党から民主党に党替えさせるとともに、山内氏が出馬断念することで決着した。

 4区からは、自民前議員の木村太郎氏(44)、諸派新人の石田昭弘氏(50)が出馬を表明している。

(2009年7月26日 読売新聞)

2298千葉9区:2009/07/26(日) 11:18:52
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090724-OYT8T01165.htm
医療福祉関係者 政治団体発足へ
 衆院選で民主党候補を支援するため、歯科医師や介護職員、薬剤師など医療福祉関係者が新たな政治団体を発足させる。今月中に組織を設立し、来月から活動を本格化させるという。関係者によると、6区の医療福祉従事者の有志を中心に、今年6月から「社会保障政策研究会」として政治団体の設立準備を進めてきた。会員数は500人程度になる見込み。

 県内の医療関係者の政治団体では、県医師連盟が全民主党候補に推薦を出し、県歯科医師連盟が全自民党候補を推薦するなど対応が分かれている。関係者は「民主党を応援したいという歯科医師も多数いる。そういった医療福祉関係者の受け皿となりたい」としている。

 25日の会合には、県医師連盟の原中勝征委員長や6区の民主党候補、大泉博子氏らも加わり、設立に向けた最終調整に入る。

(2009年7月25日 読売新聞)

2299千葉9区:2009/07/26(日) 11:23:53
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/shu_election/shu_election090722_1.htm
攻防 (上)政権選択の夏始動
追い風民主「武者震い」 逆風下自民「熱く戦う」


全議員団会議で気勢を上げる民主党の立候補予定者ら(21日、名古屋市中村区のホテルで)=谷之口昭撮影


記者会見場を出る大村秀章・自民党愛知県連会長ら(21日、名古屋市中区の自民党愛知県連で)=尾賀聡撮影 「結党から十数年間、この時を待ち望んでいた。政権交代の4文字の下に一つになろう」

 解散から約5時間後の21日午後6時過ぎ。愛知8区から出馬する伴野豊・民主党愛知県連代表が、名古屋駅前のホテル宴会場で声を張り上げた。立候補予定者や県議、市議ら約70人が集まった全議員団会議の会場は大きな拍手に包まれた。

 「武者震いがする」「新しい歴史を作る」。顔を紅潮させ、興奮気味にあいさつする立候補予定者らに、会場からは「そうだ」「いいぞ」と声が飛んだ。

 「15選挙区で全部勝って、比例での当選者を押し上げ、過半数(241議席)確保につなげる。(政権奪取への)総仕上げとして戦い、勝たせていただく」。会議後の記者会見で、伴野代表は自信をのぞかせた。

 同じ頃、名古屋市中区の自民党愛知県連では、緊急執行部会が開かれていた。「日本を守るために、皆さんの奮闘をお願いしたい」。結束を求めた大村秀章県連会長(愛知13区)の表情は険しかった。

 地方選での連敗、麻生内閣の支持率低迷、「麻生降ろし」で露呈した意見対立。華やいだ雰囲気すら感じさせた民主党の会合とは対照的だった。終了後、愛知15区から出馬予定の山本明彦氏らと記者会見に臨んだ大村氏は、「景気対策は着実に効果を上げつつある」と強調。「空論のような政策を並べるだけの政党に日本を任せることはできない。向かい風でも、熱く燃えて戦う」と民主党への対抗心をむき出しにしたが、一方で、何度も「難局」という言葉を口にした。



 この日夜、早速地元の街頭に立った立候補予定者もいた。しかし、その事情は、自民と民主とでは異なる。

 三重1区から11回目の当選を目指す民主党の中井洽氏は津駅前でマイクを握り、「政権政党の体をなしていない。野党になって出直すしかない」と自民党批判のボルテージを上げた。中井氏が解散当日に街頭に立ったのは初めて。民主への追い風はベテランを早速、街頭に立たせるほど吹きつけている。

 当選2回の自民党・鈴木淳司氏(愛知7区)も、初めて解散当日に街頭に立った。鈴木氏は県連執行部会に出席した後、急いで選挙区に戻り、午後8時半から名鉄尾張瀬戸駅前で、「責任ある政治ができるのは自民党だけ」と訴えた。「厳しい戦いを自覚するために、あえて街頭に立った」と話し、厳しい表情を崩すことはなかった。



 自民、公明両党と民主党の政権をかけた戦いが焦点となる中で、埋没を懸念する共産党は21日夕、比例東海ブロックからの当選を狙う前議員ら3人が、JR名古屋駅前で、「建設的な野党が必要」と呼びかけた。愛知12区から出馬する八田ひろ子元参院議員は「労働者派遣法制定に反対したのは共産党だけ。働く人を守る法律をつくりたい」などと、昨年秋以降の不況を意識した訴えに力を込めた。



 21日午後、衆議院本会議場に「バンザイ」の声と拍手が交錯し、40日間にわたる選挙戦の火ぶたが事実上、切って落とされた。「小泉旋風」が吹き荒れた4年前とは異なり、政権奪取を目指す民主党が結束を固めて、攻勢を強めるのに対し、自民党はかつてない逆風にさらされている。政権選択が最大の焦点となる真夏の決戦。有権者の意思は8月30日に示される。



(2009年7月22日 読売新聞)

2300千葉9区:2009/07/26(日) 11:24:17
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/shu_election/shu_election090723_1.htm
攻防 (中)風 心強くもあり、末恐ろしくもあり
◎「チルドレン」複雑


朝の地下鉄駅前で支援を呼びかける立候補予定者(22日、名古屋市西区で、一部画像を修整しました)=尾賀聡撮影 衆院解散から一夜明けた22日朝、愛知1区から立候補予定の篠田陽介氏(自民)は、名古屋市西区の地下鉄駅前でマイクを握った。

 「政権交代より世代交代。古い政治を打破したい」。日焼けした顔に汗をにじませながら、足早に通り過ぎる人たちに語りかけたが、立ち止まって耳を傾ける人は、ほとんどいなかった。

 2005年衆院選で当時の小泉首相が巻き起こした追い風に乗って初当選した篠田氏は、いわゆる「小泉チルドレン」の1人だ。選挙区では敗れたが、比例で復活当選を果たした。

 地元での街頭演説はこの日で570回を数えた。国会活動を積極的に行ってきた自負も、訴えたい政策もあるが、有権者の自民党に対する不信感がそれを上回っているのを感じる。

 「今は自民党というだけで、問答無用で話を聞いてもらえない」とつぶやき、「マニフェストも出さないで解散するなんて考えられない。でも、党の看板で当選した以上、党への批判ばかりを言いたくはない」と複雑な表情を見せた。

 篠田氏と同じチルドレンの馬渡龍治氏(愛知3区)の陣営も「悲観しても仕方ない。でも、4年間地道に活動してきただけに、逆風でなければという思いは強い」と恨めしげだ。

◎地域に密着し活動
 岐阜5区から立候補予定の民主党新人・阿知波吉信氏は22日朝、岐阜県恵那市のJR恵那駅前で「官僚主導から国民主導の政治を目指す」と熱っぽく語った。

 追い風を一身に受け、小泉チルドレンと立場が入れ替わる格好になった民主党の新人は、東海3県の25選挙区で計11人。ただ、誰もがチルドレンとの違いを強調する。「ここは自分の出身地。この4年間、地元で組織を作り上げてきたし、地場産業振興のための政策にも自信がある」。阿知波氏は力を込めた。

 愛知10区から2度目の挑戦となる杉本和巳氏は東京都出身。党の公募で出馬した前回は、「落下傘候補」と言われたが、落選後、選挙区内に住宅を購入し、地域に密着した活動を繰り広げてきた。「ここに骨をうずめる。地元の老人ホームで当直作業も体験した。政治家は現場に足を運ぶことが一番大事だ」

◎政策 磨かないと…
 22日午後、名古屋市中区の民主党参院議員の事務所に、愛知県内から立候補予定の新人3人が集まった。党が掲げる子ども手当などの政策について、新人らは参院議員に疑問をぶつけた。参加した佐藤夕子氏(愛知1区)は「自分でも疑問に思う部分があるし、有権者に説明できないといけないと思った」と話した。

 「民主党は官僚主導政治の打破を掲げているが、専門的な知識が少ない新人は、数段上の役人にやられてしまう」。ベテランの民主党愛知県議は政策に関する知識を蓄えるよう注文をつけ、「風だけで当選しても、期待通りの働きができなければ、有権者からの反発は大きい」と危惧する。

 吹き付ける風は全く逆でも、攻める側も守る側も、その風からの脱却を模索している。



(2009年7月23日 読売新聞)

2301千葉9区:2009/07/26(日) 11:24:43
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/shu_election/shu_election090724_1.htm
攻防 (下)業界団体、自民離れ
医師連盟 抑制政策に不満強く


民主党立候補予定者の事務所に届いた医師連盟からの推薦状(23日、愛知県尾張旭市で)=川口武博撮影 愛知12区の自民党前議員・杉浦正健氏は23日夜、愛知県岡崎市の市医師会館で開かれた市医師連盟の会合で、党の医療政策を説明した後、浮かない表情で会場から出てきた。この会合で推薦が決まると期待していた陣営の思惑は外れ、結論は先送りされた。

 同連盟は同市医師会の政治団体。これまでは自民党候補を支援してきたが、小出義信委員長は「生命にかかわる社会保障費を、なぜ抑制するのか。本当にそれでいいのか」と与党への不満を口にし、「財源面で不安はあるが、民主党の政策の方が共感できる」と明言する。最終的には両党の政権公約(マニフェスト)を見て推薦を決める予定だ。

 愛知県医師連盟は、日本医師連盟の方針に従って自民党を支援するが、各地の傘下団体には自民、民主両陣営に推薦を出すなど、これまで見られなかった動きが広がっている。

 愛知7区(瀬戸市など)の東名古屋医師連盟は、今回初めて民主党陣営にも推薦を出し、愛知6区の春日井市医師連盟は執行委員の投票で推薦候補を決めることにしている。社会保障費の圧縮や後期高齢者医療制度に対する医師らの不満は大きく、同医師連盟の幹部は「これまでとは状況が違う」と話す。



 前回の衆院選で自民党とたもとを分かった全国郵便局長会(旧全国特定郵便局長会)は今回、原則として民営化の見直しを掲げる国民新党が推薦した民主党候補を支援する。

 愛知4区(名古屋市港区など)から出馬予定の民主党前議員・牧義夫氏が今月13日に開いたパーティーで、同会の柘植芳文会長は「全力で支援することを誓う」と声を張り上げた。

 民主党側も切り崩しに躍起だ。同党の小沢代表代行は6月下旬、愛知県田原市のJA愛知みなみを訪れた。メロンをほおばり、手をひざに置いて、幹部らの話に耳を傾けた。伊藤欣夫組合長は「組織で民主党を支援することはないが、応援する組合員は出てくるかもしれない」と話す。

 三重1区(津市など)の自民党前議員・川崎二郎氏の陣営は「農業関係者からも、『一度、民主にやらせてみたら』という声が聞こえてくる」と嘆く。



 こうした現状に、自民党の危機感は強い。同党愛知県連は24日、業界団体の役員らを集めて会議を開く。衆院選に向け、支援を呼びかける最初の場だが、有力県議の一人は「これまでのように団体に頼るばかりではだめ。どれだけ地域を歩き、対話を重ねるかが、より重要になってくる」と強調する。

 一方、民主党愛知県連の幹部は「支援の広がりはありがたい。ただ、異なる意見を持つ団体とは、政策の調整やすり合わせが必要だ。特に、自民党と縁が深かった団体とは、慎重に関係を築いていかなければならない」と浮かれた様子はない。

 選挙へのかかわりを通じ、自らの主張を国政にどう反映させていくのか。「政権選択」が焦点となる今回、自民党を支えてきた団体の変化は、選挙結果に影響を及ぼしそうだ。

 (この連載は石原明洋、三戸慶太、譜久村真樹が担当しました)



(2009年7月24日 読売新聞)

2302千葉9区:2009/07/26(日) 11:25:10
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/shu_election/shu_election090725_1.htm
決戦の夏 マニフェスト待ち「戦えぬ」
自民・民主陣営 困惑
 8月30日投開票の衆院選に向けて、政権公約(マニフェスト)が公表されていない自民、民主両党の陣営から、「1日も早く出して」という声が上がり始めている。民主党の立候補予定者は「有権者に十分な説明ができない」と困惑し、自民党立候補予定者からは「マニフェストを決めてから解散すべきだった」と、党執行部への批判も聞かれる。

 「支援者から早く示すように言われ、困っている」。民主党の新人、柴橋正直氏(岐阜1区)は不満を隠さない。街頭や集会で政権交代を訴えているが、有権者から政策について詳細な説明を求められると、「『待ってほしい』と頭を下げている」と話す。

 自民、民主両党のマニフェストが出そろうのは今月末とみられる。民主党はすでに概要版を各陣営に配布し、政策集を公表したが、それでも有権者からの問い合わせに応じきれないケースも少なくない。

 民主党前議員の赤松広隆氏(愛知5区)の陣営は、有権者からの質問への回答を「一時預かり」にしている。所得税の配偶者控除などの廃止、1人当たり月2万6000円の子ども手当について、「子どものいない世帯は負担増になると報道されていた。がっかりした」という意見が寄せられたが、明確に説明できず、「報道先行では困る」と渋い表情だ。

 自民党の候補予定者からも、批判の声が上がる。「マニフェストは国民に対する政党の約束であり、作ってから解散すべきだった」と話すのは前議員の棚橋泰文氏(岐阜2区)。2回目の当選を目指す篠田陽介氏(愛知1区)も、「財源の裏付けがあるマニフェストを作らないまま解散となった。これでは財源の根拠のない(民主党の)政策を批判できない」と話す。

 一方、マニフェストにとらわれず、独自の政策を訴える立候補予定者もいる。自民党の新人、宮原美佐子氏(愛知2区)は、「スポーツ省」の設置を訴えている。「マニフェストは早く出る方がありがたいが、マイペースでやっていく」と話す。

 多くの陣営がマニフェストに気をもむ背景には、各党の政策に関心を持つ有権者が増えていることがありそうだ。民主党マニフェスト委員会のメンバーでもある前議員の中川正春氏(三重2区)の陣営は、「有権者からの質問は難しくて細かい内容のものも多く、政策への関心の高まりを感じる」と話している。



(2009年7月25日 読売新聞)

2303千葉9区:2009/07/26(日) 11:32:41
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/feature/kyoto1248190528115_02/news/20090722-OYT8T00085.htm
京都の選択 2009衆院選 一覧

挑む壁高く厚く<1>

衆院解散を受け、街頭演説をする立候補予定者(京都市内で) 衆院が解散された21日、府内で立候補を予定している26人は8月30日の投開票に向け、事実上の選挙戦をスタートさせた。府内の小選挙区では自民、民主、共産、幸福実現各党が6選挙区すべてで候補者を擁立し、社民党1人、無所属1人も立候補を予定、小選挙区制が導入された1996年以降、最多になる見込みだ。「政権選択」が問われる決戦に向け、候補者や政党、支持者らの動きを追う。

 京都1区で民主党から立候補を予定する平智之(50)は21日午後、党本部で同党の鳩山代表から公認証を受け取ると、夕方、JR京都駅前に戻った。拡声機を肩から下げ、公認証を掲げながら、「今、受け取ってきました。この国を大きく動かさなければならない。みなさん、選択を」と呼びかけた。

 5区で同党から立候補する予定の小原舞(35)は、「地元で訴える時間を減らしたくない」と公認証の受け取りは家族に任せ、綾部市内を巡った。午後、JR綾部駅前で、「ここで暮らして良かったと思えるような元気ある地方をつくるため、全力で取り組む」と訴えた。

 京都市中心部の132平方キロ・メートルに有権者38万2000人が住む1区と、府北部の2082平方キロ・メートルに同26万人が暮らす5区。性格が異なる選挙区のようだが、似ている点がある。「民主のアキレス腱(けん)」(府内与党関係者)であることだ。

    □   ■   

 平と小原は、同党の福山哲郎参院議員の誘いを受け、昨年9月、出馬を表明した。ともに、選挙戦に立候補するのは初めて。記者会見に同席した小沢一郎代表(当時)は「2人ともこの厳しい選挙区でよくぞ決断してくれた」とたたえた。

 小選挙区制で行われた4回の衆院選で、同党は両区で一度も勝利したことがない。1区では自民党の伊吹文明(71)、5区では同党の谷垣禎一(64)が連勝。いずれも中選挙区時代から議員を続ける閣僚経験者だ。

 1区で力をもつ「糸へん」と呼ばれる繊維業界で、伊吹は複数の後援会を持つ。後援会幹部によると、地域も含めると、総数は50を超える。5月から6月にかけて相次いで600人規模の総会などを開き、伊吹も出席した。西陣織工業組合幹部は「伊吹さんは団体の会合のほか、結婚式や葬式にも顔を出してくれる。政党を超えてつながっている人が、西陣から室町にかけて相当数いる」と言う。

 谷垣は、60年から8期23年間にわたり衆院議員を務めた父の時代に引き続き、福知山を地盤にする。2004年に台風23号で由良川が氾濫(はんらん)し、府北部に被害を及ぼした翌年度、事業費約500億円で30年かける計画だった国の治水工事が、約10年に短縮された。地元の府議は「財務大臣だった谷垣先生のおかげ。川は見違えるような姿になり、府民の命も生活も守られた」と強調する。

 民主党府議は両区について、「都市部である全国の1区では民主への追い風が強いが、京都で重要なのは日頃のつながり。どちらも中心は古くからの住民で、新人が食い込むのは容易ではない」と語る。

    ■   □   

 平は出馬表明後しばらくは支持団体回りに力を注いだが、4月からは日中の集会や面会は原則断っている。代わりに1日約8時間、路地を歩き、100回以上演説を繰り返す。昨秋と比べて、体重は18キロ減った。小原は、20世帯足らずの山間部の集落に足を運び、マイクを握る。最初は聴衆がいなかったが、「こんな遠い所に何度も来てくれて」と家から出てきてくれる人が増えたという。

 「政権交代後に本当に豊かになることを直接説明して、信用してもらう」と平。「広い京都北部を歩いてしっかり地域の人の声を聞く」と小原。団体ではなく、個人に向かう戦略で、歴史の中で積み上げられた高く、厚い壁に挑む。(敬称略)

(2009年7月22日 読売新聞)

2304千葉9区:2009/07/26(日) 11:33:30
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/feature/kyoto1248190528115_02/news/20090723-OYT8T00025.htm
京都の選択 2009衆院選 一覧

真価問われる時<2>

自民党府連前に並ぶ麻生首相のポスター。就任直後の昨年10月と今年4月に張り出された(中京区で)  「正論を貫くのは若い者の特権。与野党問わず、先輩たちが解決できなかった社会保障や官僚の天下り問題に切り込んでいける」

 京都2区で自民党から立候補する予定の山本朋広は、22日朝、左京区の幹線道路の交差点で力を込めた。前日夕方、東京から戻り、今後は連日、街頭演説をする方針だ。

 22日夕、宇治市内のスーパー前。6区で立候補する同党の井沢京子は買い物客らに向けて声を振り絞った。「景気経済対策を進める。誰が地元のために仕事をする議員か、問いたい」

 2人とも2005年4月、同党府連の公募に応じ、同年8月に公示された衆院選で立候補。郵政民営化を掲げた「小泉旋風」に乗り、民主党の前議員にあとわずかのところまで迫り、比例復活で初当選を果たした。あのとき、熱気にあふれた街頭で、今、演説に立ち止まる人は少ない。

    □   ■   

 4年前、山本は府内の候補者19人の中で最も若い30歳だった。2区では、小選挙区制が導入された1996年に自民党候補が接戦を制したものの、この時3位だった民主党の前原誠司が00年に勝利して以来、自民党の敗北が続いていた。その前原に、山本が4465票差まで近づいたことに、同党市議は「郵政選挙で改革を求める有権者が、公募で選ばれたしがらみのなさと若さにも期待したのだろう」と振り返る。

 山本は当選後、衆院本会議のほか、委員会や分科会に休まず出席し、交通施策の見直しを求めるなどした。反面、地元での時間が取りにくかった。4月、本会議と日程が重なった地元の市立学校の開設式を欠席すると、支持者から「ほかの国会議員は列席しているのに」と不満の声が上がった。

 山本は「地元の行事も大切だが、国会議員は国政にかかわってこそ、有権者への責任を果たせると思う。努力をわかってもらうには時間がかかる」と悩む。

 衆院選の日程が固まったあとの休日、複数の後援会関係者を訪ねる山本の姿があった。「今回は前回選挙の追い風が、そのまま逆風になっています。皆さんのお力を貸してほしい」と頭を下げ続けた。

    ■   □   

 6区でも、自民党は00年に勝利した以外は敗北していたが、井沢は、3選された民主党の山井和則に1万739票差まで迫った。

 井沢は4年間で、自治体などから国道の改良など約70項目の要望を受け、実現に取り組んだ。市長の一人は「中央の情報を素早く送ってくれる。与党議員ならでは」と評価する。後援会づくりにも力を注ぎ、自民党の支部がある14地域のうち、12地域で設立した。

 一方で、前回選挙時に1500人いた自民党員は高齢化の影響で、1200人に減った。6区は府内の小選挙区の中で有権者数が最も多く、44万8000人に上る。そのほとんどを占める支持政党をもたない「無党派」たちの動向が、勝敗の鍵を握る。

 井沢は決意を込めて語る。「前回は郵政民営化にイエスかノーかだけが問われた。これが私の活動を問われる最初の選挙になる」

(敬称略)

(2009年7月23日 読売新聞)

2305千葉9区:2009/07/26(日) 11:34:18
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20090723-OYT8T01192.htm
京都の選択 2009衆院選 決戦へ<3>
強さともろさと

鳩山代表のポスターが張られた民主党府連本部。職員が広報紙を党員らに送る作業をしていた(中京区で) 「小選挙区の候補者6人全員を当選させていただき、京都から政権交代をしようではありませんか」。

 今年2月、下京区のホテルで開かれた民主党府連結成10周年記念大会。会長の山井和則(47)が熱っぽく叫ぶと、集まった約300人から拍手が沸き起こった。

 現民主党が1998年に誕生し、初めての総選挙となった2000年、府内では全6区のうち前原誠司(47)が2区で当選した。03年には前原のほか、3区で泉健太(34)、6区で山井が勝利。全国的に「小泉旋風」が吹き荒れた05年でも、3人は各選挙区で勝ち上がり、小選挙区での勝負を自民党と互角に持ち込んだ。

    □   ■   

 3人はそれぞれ、連勝の前に小選挙区での敗北を経験し、独自のスタイルを築いた。

 北海道出身で、選挙区内に地盤のなかった泉は、〈どぶ板〉を徹底する。22日午前7時に京阪淀駅前で解散後の街頭演説をスタートさせ、23日も早朝から京阪観月橋駅前でマイクを握った。

 25歳だった00年、3区で初挑戦し、落選。約3年間、自ら運転する車や自転車で選挙区内を走り、1000回近い街頭演説を展開した。03年にはかつて負けた自民党候補に2万票の差をつけて初当選。「風に左右されない関係を有権者と築く」と語り、昨夏の地蔵盆では2日間で70か所以上を回った。自民、公明、共産の支持者らの中にも飛び込んでいく。

 一方、前原は地元や東京に、京セラの稲盛和夫名誉会長ら財界の大物が会長を務める後援会を持つ。前原が代表の党府第2区総支部の政治資金収支報告書(2007年度)には、寄付リストに府内外の企業約50社が並ぶ。

 山井は選挙区内の民主系の府議、市町議員計33人の支援を受ける。その上で、国政では議員立法を成立させるため、与党にも協力を呼びかける。「福祉のためには、ほかの政党の人も同志だ」と言い、消えた年金問題を提起するなど、「福祉の山井」のイメージを確立した。

 3人の歩みを知る連合京都幹部は「戦い方は違うが、保守にも革新にも支持を広げた」と評価する。

    ■   □   

 民主党への追い風が吹く中、3人の周辺では楽勝ムードも漂うが、もろさもうかがえる。

 松下政経塾や議員秘書出身の3人について、民主党を支援する労働組合幹部は「労働者の気持ちを実感できるのか不安になる時がある」と口にする。

 前回、泉に820票の僅差(きんさ)で比例復活当選し、今回も3区で立候補する自民党の清水鴻一郎(63)は医師とケアマネジャーの資格を持ち、後期高齢者医療制度など党の政策についても反対意見を堂々と表明。「専門家の私にしかできない仕事がある」と訴える。泉の支持者は「国会議員として確固たる主張がなければ、有権者にやがて飽きられる」と危惧(きぐ)する。

 政権選択が問われる衆院選で、京都の民主の実力が試される。(敬称略)

(2009年7月24日 読売新聞)

2306千葉9区:2009/07/26(日) 11:35:26
>>2181が4
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20090725-OYT8T01105.htm
<京都の選択 2009衆院選 決戦へ5>消えないしこり
4区 激闘再び


衆院解散後初めての週末、市民らにあいさつをする立候補予定者(京都市内で)  156票。2005年9月の衆院選で京都4区で初当選した自民党の中川泰宏(57)と、無所属元議員の田中英夫(65)の票差だ。中川と、民主党前議員の北神圭朗(42)の票差もわずかに1642票。大接戦を展開した3人が今回の衆院選でまた、4区での立候補を表明している。

 4年前と違うのは〈風〉の向きだ。中川を押し上げた「小泉旋風」は消え去り、民主党への追い風が吹く。郵政民営化に反対して自民党を離党する前は同党の衆院議員だった田中と、「刺客」の中川を巡って、同党関係者の間では「民主党に議席を奪われないためには小選挙区の立候補は1人に調整するべきだ」との声もあった。府連では決められず、党本部に判断を預けた。

 衆院が解散された21日。中川は党本部で公認証を受け取った。田中は京都市内のホテルで、4区で圧倒的な強さを誇った元自民党幹事長・野中広務から激励を受けた。「保守一本化」は実現しなかった。

    □   ■   

 解散後、初めての週末の25日、中川は南丹市の集会で、出席者に「必ず皆さんの生活が豊かになる政策を実行する」と語りかけた。

 八木町議、八木町長を経て、02年の府知事選に立候補。JA京都中央会長でもある。4年間、「要望を実行に移すのは私にしかできない」と、現職の与党議員として、農家や建設業関係者らの間で支持を広げた。小泉元首相を「親分」と呼び、今も一緒に写ったポスターを掲げる。

 田中は25日、右京区の小学校で開かれた夏祭り会場で、浴衣姿の市民らと握手を交わした。

 亀岡市助役、府議、同市長を経て03年、小泉元首相を批判して引退した野中の後を継いで自民党から立候補。中川に敗れた後は早朝の駅前で「信念を貫く」と書いたのぼりを立て「地方の声を国政に反映できるのは私だけ」と呼びかける。野中を支えた地方議員や郵政、福祉などの団体から支援を受け、公明党支持者の取り込みも図る。

 一方、保守票の奪い合いをする2人が「最大の敵」とみる北神は、前回比例復活で初当選したあと、主に京都市内で後援会などを計約40団体結成。民主党支持者が少なかった亀岡市以北でも、繰り返し自転車で回るなどしている。

 25日は南丹市の国道沿いで「老後の安心を実感してもらえるよう、介護の充実を図りたい」と演説した。北神は「風任せではなく、支えてくれる人たちは自分で見つけたい」と話す。

    ■   □   

 00年、野中は最後の選挙で、次点の共産の2倍以上、民主の3倍以上の票を獲得した。4区は“野中王国”と呼ばれた。自民党府議は「王国をかき回した小泉さんを野中さんは許せない。それぞれの支持者たちは地域で激しく対立したため、小泉さんが引退しても、しこりは消えない。これを最後の戦いとして決着をつけるしかない」と自らに言い聞かせるように語る。

 4区では共産党新人の吉田幸一(35)、幸福実現党新人の出野博志(60)も立候補を予定する。激闘から目が離せそうにない。

(敬称略、「決戦へ」はおわり。選挙取材班が担当しました)

(2009年7月26日 読売新聞)

2307千葉9区:2009/07/26(日) 11:38:44
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20090726-523399.html
当選のカギ握る? 「本人」タスキが人気

 21日の衆院解散から8月30日の投開票まで40日間の史上最長の選挙戦が繰り広げられている。各候補者にしてみれば、どんなことをしても名前を覚えてもらいたい。しかし、公職選挙法では8月18日の公示日以降でなければ名前の入ったタスキもノボリも使えない。そこで、今夏、個人の名前を特定しない「本人」とだけ書かれたタスキやノボリが人気だという。

 インターネット上で選挙用品の注文を受ける「選挙グッズ.COM」では「すでに全国から7件注文があって、すでに使われている方もいます。今後も増えそうな勢いです」と驚く。00年から営業しているが、個人を特定しない文句で、判で押したように「本人」を指名してくる注文が立て続けにくる現象は初めてだ。

 きっかけは今年6月28日に神奈川・横須賀市長選で当選した吉田雄人市長(33)が、祝勝会見の際に掛けていた白地に水色の「本人」タスキ。33歳での当選、さらに小泉純一郎元首相の支援した現職を破った衝撃度もあって、本人タスキが新聞や雑誌に掲載され、テレビでも何度も放送された。

 吉田氏は02年夏から約1200日、横須賀市内の各所駅頭で毎朝、本人タスキをつけて演説していた。目立ちたいからではなく、1人1人の市民が市政にたずさわる“本人”となってほしいとの思いを込めたのが発端だった。本人タスキの引っ張りだこ現象について吉田氏は「形だけではなく、本来のスピリットを引き継いでもらいたい」とやや困惑しているという。

 この本人タスキを最初に使用したのは名古屋市長の河村たかし氏。日本新党時代に初当選した93年衆院選前に、名前入りのタスキで街宣していたところ、愛知県選管から注意された。当時の自治省に掛け合い「じゃ“本人”ならエエじゃろ」と納得させてしまった。秘書によると本人タスキの流行について河村氏は「金よこせとはいわんけど、あいさつぐらいはあってもエエがね」とボヤいている。

 [2009年7月26日7時43分 紙面から]

2308千葉9区:2009/07/26(日) 11:45:01
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000907250004
「政権選択」で自民・民主に焦点
2009年07月25日

   ■県内少数政党 「埋没」の危機感


 次期総選挙を控え、社民党や共産党など県内の少数政党が危機感を募らせている。「政権選択選挙」に位置づけられて、自民、民主の2大政党に注目が集まるなか、前哨戦とされた東京都議選で少数政党が議席数を減らしたためだ。各党は「地道に政策を訴える」と党勢の拡大に懸命だが、埋没に不安を隠さない。政権交代を可能にすることを目的にした現行の選挙制度を、もとに戻すよう求める声も聞こえてくる。(床並浩一、岡戸佑樹)


 「総選挙前の都議選の結果がどれだけ重要な意味を持つのか、執行部は知らないわけはないのに」


 7月12日投開票の都議選。社民党県連合の中込孝文代表は、党公認の新顔2人の落選を聞き、無力感に襲われた。


 今回の都議選は42選挙区、定数127に対し、候補者221人が立候補。ふたを開けると、都議会の第一党に躍り出た民主党が喜びに浸る一方、議席復活という社民党の悲願は達成できなかった。


 前身の社会党時代、複数の当選者を選ぶ「中選挙区」で選挙戦があった93年まで、同党は「自民王国」とされる県内選挙区(山梨全県区、定数5)で議席を着実に獲得していた。


 その後の新党ブームもあり、党は分裂を迫られた。当選者を1人だけ選ぶ「小選挙区」に移行し、後継の社民党で戦った96年の総選挙以降の当選者はゼロ。候補者を立てられないでいる。


 党県連合は当面の対応として、甲府市内で26日に開く医療と福祉を考える講演会に、「党の顔」としてテレビに出演している阿部知子政策審議会長を招く。県内の党員約150人や支援者約60人に出席を呼びかけるほか、25日は宣伝カーを走らせる予定だ。


 来る総選挙で比例区の目標得票数を前回の5割増しの3万6千票と定めている。深沢
高行幹事長は「奇策はない。生活に密着した政策を地道に訴えるだけだ」と言い聞かせる。


 共産党県委員会も都議選の結果に衝撃を受けている。党の議席は改選時の13を大幅に下回る8議席に落ち込んだ。


 県委員会は、労働者を描いた小説「蟹工船」のブームも追い風に、新規党員を着実に増やしてきた。県内党員も20年前に比べ約2割伸びている。93年の総選挙で落選した候補者が全県で獲得した得票数は1万9696票。「小泉旋風」が吹いた05年の総選挙の比例区では、6割増の3万2156票を集めた。今回も前回並みの3万2千票の獲得が目標だ。


 だが、民主党に吹いている今回の風は、自公政権を批判するだけでは、批判票の受け皿になりにくい。護憲や消費税増税反対の訴えも、民主党の「政権交代」のワンフレーズにかき消されがちだ。千葉信男県委員長は「街頭演説や小集会に力を入れてきたが、雇用問題でリーダー的な役割を果たしてきた党そのものを理解してもらうことに力点をおかないといけない」という。27日には山梨1区に擁立する新顔の応援に、志位和夫党委員長が県内入りし、風向きを変える考えだ。


 社民、共産両党関係者に共通するのは、「現行制度は少数政党をますます埋没させている」という強い危機感だ。


 現行の小選挙区比例代表並立制は、非自民で少数政党が連立した細川連立政権が導入にこぎ着けたものだ。


 千葉委員長は「多くの死に票が出て、民意が必ずしも反映されない現行の選挙制度の弊害も有権者に訴えていきたい」と話した。


  ■麻生政権景気対策 講演で理解求める 斉藤環境相が来県


 斉藤環境相は23日夜、公明党県本部が昭和町内で開いた講演会で、支持率が低迷する麻生政権について「政権ができてから10カ月。冷静にみて、どこかに大きな間違いがあったでしょうか」と訴え、同政権が打ち出してきた景気対策に理解を求めた。


 斉藤氏は同党の前衆院議員。環境省が取り組む環境施策の説明や民主党批判を続けたあと、会場の党員や支持者に比例区の支援を呼びかけた。

2309千葉9区:2009/07/26(日) 11:52:42
>>2297
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090726101349.asp
国政・地方選出馬に含み/民主・山内崇県議 弘前でパーティー

 民主党の山内崇県議は25日、自身の後援会が弘前市内で開いた政治資金パーティーで、「(来年以降の)弘前市長選、知事選、参院選など、あらゆる選挙で民主党の不戦敗は許されない」などと述べ、国政・地方各種選挙への出馬に含みを持たせた。

 パーティー後の取材には「主要な選挙ですべて候補者を立て、勝利しなければならない。その過程で必要な場面があれば決断する」と出馬への意欲をにじませた。

 山内県議は昨年10月、衆院選本県4区の野党候補一本化の過程で出馬を断念した経緯がある。

 パーティーには、同党の梁瀬進参議院国会対策委員長、田名部匡省県連代表、津島恭一県第4区総支部長など約1000人(主催者発表)が出席した。

2310名無しさん:2009/07/26(日) 12:26:26
総選挙を100倍楽しむ方法!

よく16年前の政権交代のことと比較してメディアで今回の選挙を語られますが…
選挙制度や政党の勢力図、人材など異なる点ばかりが多いような気がします。

何せあの時は最大野党は社会党、今回は中道政党民主党。
さて、政治のお話はこれぐらいにして。

実は16年前は冷夏だったのです。土砂崩れ、北海道で地震も起きていました。翌年は猛暑(このあたりから日本の夏がおかしくなってきた気がします)と水不足、前年の冷夏によるコメ
不足によるタイ米騒動がありました。懐かしいでしょう。

今回も夏の選挙で、8月は平均気温は例年より下がる見込みだとか。まだ関西は梅雨も明けませんし、昨年の今よりは涼しいです。
大雨も多いです。

というわけで類似点が多いのが特徴。はてさてどうなりますやら。

2311 ◆ESPAyRnbN2:2009/07/26(日) 12:51:27
>>2299
> 中井氏が解散当日に街頭に立ったのは初めて

オイ、コラァ

2312とはずがたり:2009/07/26(日) 13:02:05
>>2311
読み流してしまってましたが此は酷いヽ(`Д´)ノ
ESPAさんつっこみ感謝っす♪

2313とはずがたり:2009/07/26(日) 13:22:27
こいつもおパフォしか考えてない神奈川自民に良くある低級議員な訳だが,危機を感じているらしいな。
対する民主候補は橘ひでのり氏http://www.t13.jp/である。頑張って欲しい所。

甘利氏今回重複へ小泉氏は/辞退届
2009/07/26
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivjul0907665/

 自民党県連(菅義偉会長)は25日までに、衆院11区から党公認で衆院選に出馬予定の小泉進次郎氏の重複立候補(比例南関東)辞退届を党本部に提出した。県内小選挙区で自民党公認の他の立候補予定者15人は、前回辞退をした甘利明行革担当相(13区)を含め、全員比例代表にも重複立候補する方向。

 小泉氏の辞退は「小選挙区で落選した候補が比例で救われるのは、有権者の意思が反映されていない」という本人の意向によるもの。

 前回辞退をしていた甘利氏が今回は重複する予定について、同氏の事務所は「県連の方針にのっとり、比例にも名前を載せる方向」と説明した。県連の竹内英明幹事長は「今回はおしなべて、重複をする方針だ」と話している。

2314広島一区民:2009/07/26(日) 13:59:58
 >>2221

 不完全ですが岡山一区を紹介します。(岡山市は今年政令指定都市になりました)

・岡山市北区(中原、祇園、後楽園、牟佐を除)
・岡山市南区(児島半島の地域及び旧灘崎町域を除)
・旧御津郡加茂川町

・岡山市北区は都市型地区と、昔ながらの果物畑が有り、栽培が盛んです
・岡山市南区は区内で最も人口増加率が高い地域です
・旧加茂川町は殆ど高原と山林で占められています

 あくまで傾向の話ですが、広島一区と類似しています。

 現状逢沢氏有利ですが
岡山といえば江田五月氏が居ます。
高井氏と連携し、頑張り次第では、広島一区より波乱要素は有ると見ています。
(選挙区民の方がいらっしゃれば、加筆戴きたく)

2315とはずがたり:2009/07/26(日) 14:23:08
案外民主に一致してんだな,俺。

日本版ボートマッチ
http://vote.yomiuri.co.jp/

政党 一致:不一致
民主 11:8
公明  9:10
社民  8:11
自民  8:11
日本  7:12
共産  6:13
国民  5:14

2316とはずがたり:2009/07/26(日) 15:27:08

>>1115>>1317等,横須賀市長選に負けて慌てて駅立ち

>>1942>>1968では引き締めの為比例重複辞退。

>>1291-1292などyoutubeで批判殺到で慌てて釈明
誰かが気付かなかったんじゃねーのって書いてたけど,んな感じじゃなかったしな。
今回も火の手の拡がりに慌てて火消しに廻る感じか。

毎回無能な候補者に対して後手後手に対処してる感じではありますな。

小泉進次郎氏、YouTube「握手無視」動画で初めて釈明 「有権者とふれ合いたかった」
2009.7.26 14:34
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090726/elc0907261436004-n1.htm

 衆院選に神奈川11区から出馬する議員秘書、小泉進次郎氏(28)が対立候補の握手を無視した動画が「YouTube(ユーチューブ)」へ投稿され批判のコメントが殺到していることについて、進次郎氏が初めて取材に応じ「(対立候補とよりも)有権者とふれ合いたかった。ひんしゅくを買ったとしたら大変残念」などと語った。

 動画は「小泉進次郎VSよこくめ勝仁 対面 in 横須賀」と題し、5月24日に神奈川県横須賀市内であった祭りの際、スーツにはっぴ姿の進次郎氏が民主党から出馬する弁護士、横粂勝仁氏(27)に握手を求められ、無視して市民らと握手を続ける様子が撮影されたもの。

 ユーチューブで25万回以上再生され、「この子は挨拶もロクにできないのかねw」「こういう時に根っこの性格ってでるんだよね」「こんな態度でもチヤホヤされるのが世襲制ということなんだろか」など、750件以上のコメントがついた。

 進次郎氏は取材に対し「恐らくそういう風に受け止められることは予想がついた」とした上で、「私にとって祭りとは有権者の方との握手の機会、ふれ合いの機会だから、一人でも多くの有権者と、一秒でも多くふれ合いたい。あの時はマスコミの方もたくさんきていた。何もあの場所でそういうこと(対立候補との握手)をすることもないと思った」と釈明した。

 進次郎氏は「横粂さん本人に対して何も思いはない。一緒に頑張っていきたい」とも話し、「ひんしゅくを買ってしまったとしたら大変残念です」と語った。

2317千葉9区:2009/07/26(日) 17:32:44
>>2315
議選でも盛り上がってましたね。
自分もやってみました。
政党 一致:不一致
民主 11: 8
日本 10: 9
社民 10: 9
共産  7:12
公明  7:12
国民  6:13
自民  6:13

2318千葉9区:2009/07/26(日) 17:51:34
勝手に注目 宮崎2区
(延岡市の)世論調査で互角と出たが、旭化成の工場が延岡にあったりと2区で一番取れるのは延岡であろうから、延岡で差をつけないとダメか
大原の地盤が延岡なのもマイナスに働く可能性あり

>>788
6/8共同の情勢記事
2区は民主道休の知名度不足もあり、自民江藤が優勢。

>>1164
大原守人氏立候補へ“第3の男”登場で波紋
・拓氏の父の故隆美元総務庁長官と一三氏は中選挙区時代に激しい選挙戦を繰り広げた因縁の仲。
・一三氏の三回忌法要。お礼のあいさつに立ち、30人ほどの支持者を前に「父の後を継ぎたい」と語った。「喜んでくれた人が半分、もう関係ないという人が半分」と守人氏。微妙な雰囲気に立候補の話は立ち消えた。
・県議を経て、衆院当選10回の隆美氏は農政通。大蔵官僚から転身し当選7回(うち九州比例2回)の一三氏は金融・財政通。
・86(同61)年の衆参同日選で一三氏が衆院に残り、上杉光弘元自治相が参議院に回る「すみ分け」をして以来、良好な関係を築く上杉氏陣営も「江藤派、大原派の争いはもうないのではないか」と否定する。

>>1839
・江藤氏側は保守票が割れることに危機感を強め、道休氏側も「反江藤」票の一部が大原氏に流れることを懸念する。
・日向市が地盤の江藤氏
・(道休氏は)米銀行や証券会社出身で経済に強く、旭化成などの連合宮崎傘下の労組が支援する。
・延岡市は旧民社の米沢隆元衆院議員のかつての地盤
・カギを握るのが、中山間地での得票だが、高千穂町なども繰り返し回り、農家など従来の自民支持層への食い込みを図る。

>>2230
UMK緊急世論調査(延岡市のみ)
・自民・前職の江藤拓氏と民主・新人の道休誠一郎氏がほぼ同じくらいの支持を集めています。

延岡市109千人
日向市 51千人
西都市 28千人
児湯郡 62千人
東臼杵 26千人
西臼杵 20千人
計  296千人

2319千葉9区:2009/07/26(日) 17:54:35
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20090726ddlk26010329000c.html
2009衆院選・京都:府議ら8人、田中氏支援 前回に続き、4区は自民分裂 /京都
 自民党が次期衆院選の4区で前職の中川泰宏氏を公認したことを受け、元職の田中英夫氏の復党・公認を求めていた府議と京都市議の計8人が25日、引き続き田中氏を支援することを決めた。これにより、前回に続いて自民支持層の分裂選挙となることが決定した。

 田中氏は、中川氏の公認決定を受けて無所属での立候補を決めたが、8人は田中氏の復党の行方も見極めつつ、支援のあり方を検討するという。8人のうち1人は「今でも田中氏が公認候補にふさわしいという思いは変わらない。これからも支援する」と語った。

 一方、田中氏は「無所属で選挙を戦おうという私を、応援していただけるのは大変ありがたい」としている。【総選挙取材班】

2320千葉9区:2009/07/26(日) 18:01:10
755 :無党派さん:2009/07/26(日) 16:56:15 ID:COmcYgk9
保徳紛争、奄美選挙を知っている人は大なり小なり今の保岡と徳田の連合状態が
形容し難い悪魔合体だと感じていると思うが、これに加えて公明党をも参加する
徳田Jr.陣営を保守層はいつまで担ぎ続けていられるのだろうか?
762 :無党派さん:2009/07/26(日) 17:00:11 ID:9JCWxuwM
>>755
鹿児島市内だけで3万票ずつ奄美出身者票と公明票があるらしい。
これらを併せ持ってる保岡はなかなか強い。
2区の場合、その辺の悪魔の組み合わせに反発する人が園田修光に
出馬を求めているけど、本人ももう乗り気じゃないのかもね。

民主党がその辺にうまく食い込めばもう少し勝ち目があるが、現状は
10万チョイの有権者しかいない奄美地方の出身者が1区と2区の二つを
押さえちゃっている異常事態。

2321千葉9区:2009/07/26(日) 18:08:32
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2009072600058
5空白区の調整焦点=分裂・世襲、難題抱え−自民【09衆院選】
 自民党は、苦戦が予想される衆院選の公示を8月18日に控え、5選挙区で公認候補をいまだに決められずにいる。福岡11区のように2人が公認を激しく争っている選挙区があることに加え、衆院解散前後に突然の引退表明や離党が相次いだことも、党本部の手を煩わせている。
 同党はこれまでに、小選挙区で287人を公認。残る13選挙区のうち8選挙区では公明党候補を推薦しており、候補が未定なのは青森1、栃木3、神奈川9、福岡11、宮崎1の5選挙区となっている。
 このうち最も混迷を深めているのが宮崎1区だ。2005年の前回衆院選で当選した中山成彬氏は昨年9月、日教組などに関する問題発言の責任を取り、国土交通相を辞任。その後、不出馬を表明したため、県連は公募で元参院議員の上杉光弘元自治相擁立を決めた。
 しかし、中山氏が一転して不出馬を撤回。県連幹部は上杉氏擁立で固まっているものの、中山氏も、所属する町村派の後押しを受けて一歩も譲らない構え。25日には同派相談役の森喜朗元首相が宮崎市で開かれた中山氏の会合に駆け付け「中山成彬という政治家が必要だ」と県連に圧力を掛けた。中山氏を推す選挙区支部の幹部を県連が除名するなど対立は激化しており、どちらを公認しても大きなしこりが残るのは間違いない。
 前回、郵政造反組の武田良太氏が「刺客」候補の山本幸三氏に小差で競り勝った福岡11区も、決着が付いていない。党本部は当初、両者を無所属で出馬させて争わせる方針だったが、共倒れを避けて一人でも多くを当選させようと、武田氏公認に傾いている。
 一方、青森1区は、津島雄二元厚相が解散直前に引退表明した。県連が実施する公募には、津島氏の長男が応募の意向を示している。仮に長男で決まれば「公募の名を借りた世襲」との批判が出ることも予想され、党本部は難しい対応を迫られそうだ。
 山内康一氏が突然、離党届を出した神奈川9区は、候補擁立のめどすら立っていない。渡辺喜美元行政改革担当相が強固な地盤を誇る栃木3区も、同氏の離党から半年以上が経過しても候補を絞り込めないままだ。(2009/07/26-15:06)

2322千葉9区:2009/07/26(日) 18:10:46
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090723ddlk22010151000c.html
審判の夏:’09しずおか衆院選 8小選挙区・戦いの構図/1 /静岡
 8月18日公示、30日投開票される衆院選。県内8小選挙区はいずれも激戦が予想される。主な立候補予定者と戦いの構図を選挙区ごとに展望する。【総選挙取材班】

 ■1区

 ◇「自」「民」実質一騎打ち
 前回05年の衆院選で4人の混戦となった選挙戦は一転、自民前職の上川陽子氏(56)と、民主元職の牧野聖修氏(64)の事実上の一騎打ちとの見方が強い。5日の知事選で、静岡市葵区で最多得票だった元民主党参院議員、海野徹氏の支持層をどう取り込むかも、当落に影響しそうだ。

 上川氏は安倍内閣で少子化担当相に起用され、知名度を上げた。ただ知事選の結果から「想像以上の逆風」と危機感は強い。農協など組織の引き締めを図るほか、前回立候補した元自民党県議の田辺信宏氏と協力態勢を整え、過去2回「分裂選挙」となった自民党支持層を固める。

 牧野氏は、知事選で鳩山由紀夫民主党代表や川勝平太知事と街頭演説し、無党派層への浸透を図った。全国的な党勢拡大の流れに加え、05年知事選で対立して前回は田辺氏を支援した連合静岡が早々と推薦したことも追い風といえる。牧野氏は「街頭でも反応はいい」と力を込める。

 共産党は、比例候補への得票上積みを狙い池野元章氏(49)が立候補の構え。幸福実現党は中野雄太氏(35)が出馬する予定だ。

 ■2区

 ◇強い逆風、自民危機感
 自民前職の原田令嗣氏(57)、民主元職の津川祥吾氏(37)による「自民対民主」の激戦となる見通し。両氏を軸にした選挙戦は03年、05年に続き3回目。過去2回は原田氏が、父の故・昇左右元建設相が築いた組織を固め、勝利してきた。

 ただ昨年12月、原田氏の地元の焼津市長選で、民主系候補が自民系候補を破って初当選。前回は原田氏の得票率が約6割を占めた地盤だけに、衝撃は大きかった。原田氏の陣営幹部は「反自民の風は強い。負けるという前提で戦わないといけない」。原田氏が直接参加するミニ集会を数多く開き、支持を訴えている。

 津川氏は、朝の通勤時間帯に地元のJR藤枝駅前などで街頭演説。夜は支持者を集めたミニ集会と、地道な活動を繰り返してきた。過去2回はともに比例での復活当選だけに、小選挙区での初勝利を目指す。

 津川氏は「なぜ民主党が政権を担うべきかをしっかり訴える」と意気込み、地盤とする藤枝市以外で票の掘り起こしを狙う。

 また幸福実現党から浜口亘弘氏(41)が出馬を予定している。

2323千葉9区:2009/07/26(日) 18:11:18
http://mainichi.jp/area/shizuoka/archive/news/2009/07/24/20090724ddlk22010203000c.html
審判の夏:’09しずおか衆院選 8小選挙区・戦いの構図/2 /静岡
 ■3区

 ◇自民ベテラン総力戦
 自民前職の柳沢伯夫氏(73)に、民主新人の小山展弘氏(33)が挑む構図だ。

 閣僚や党要職を歴任したベテランの柳沢氏だが、4月以降の磐田市長選、知事選、県議掛川市選挙区補選で自民系候補が敗北。厳しい戦いが予想される。

 柳沢陣営は解散前日の20日、選挙戦に向けて袋井市中心部に事務所を開設。柳沢氏は21日から地元に張り付き、05年の前回選挙ではなかった駅頭での早朝演説も予定。陣営は「考えられる対策はすべて打つ」と危機感を強める。8月21日に総決起集会を開くなど公示後の予定も設定済み。支援団体の末端組織まで把握するなど総力戦で臨む構えだ。

 小山氏は解散前の16日、磐田市民会館で決起集会を開き、「相手は強いがこの選挙区で勝つことが政権交代につながる」と訴えた。磐田市の住宅街にあった選挙用事務所を来週にも同市中心部に移転する予定。陣営は「地方選の得票の足し算で当選できるほど甘くない。地道な活動を積み上げるだけ」と引き締める。

 2氏のほか、幸福実現党の江頭俊満氏(46)が出馬を予定する。

 ■4区

 ◇鍵握る清水区の攻防
 自民前職の望月義夫氏(62)と、民主前職の田村謙治氏(41)による激戦の様相だ。「小泉旋風」に沸いた前回は望月氏が約1万8000票差で制したが、逆風下の今回は一層の接戦が見込まれる。

 旧清水市議、県議を経験した望月氏は過去、農協や港湾関係の地元企業など厚い組織を生かした戦いを展開。前回は、地盤の静岡市清水区で約1万4000票差をつけたことが大きかった。

 しかし、危機感は強い。先の知事選では同区で民主推薦候補に約1500票差まで詰められた。陣営関係者は「昨秋から以前よりもきめ細かく街頭演説やミニ集会を行っている」と気を引き締める。

 田村氏はミニ集会で浸透を図る。前回503票差まで迫った富士宮市で票を上積みし、清水区で差を縮めることが「勝利への最短距離」と見る。田村氏は解散風がいったん吹いた昨秋より「民主への期待、自民への絶望は格段に高まった」と自信をにじませる。知事選でフル回転した勢いのまま選挙戦に突入したい考えだ。

 幸福実現党は、神沢一正氏(47)が出馬を予定している。【総選挙取材班】

2324千葉9区:2009/07/26(日) 18:11:56
http://mainichi.jp/area/shizuoka/archive/news/2009/07/25/20090725ddlk22010156000c.html
審判の夏:’09しずおか衆院選 8小選挙区・戦いの構図/3 /静岡
 ■5区

 ◇富士の得票、勝敗左右
 自民前職の斉藤斗志二氏(64)と、民主前職の細野豪志氏(37)の事実上の一騎打ちとなる見通しだ。03、05年の過去2度の選挙戦では細野氏が斉藤氏を上回っており、自民への逆風にさらされている今回、斉藤氏の陣営は危機感から活動を激しく展開している。

 斉藤氏は大票田の富士市を固め、過去2回選挙で細野氏に敗れた三島市、裾野市の票を取り込み、巻き返しを図りたい考えだ。

 防衛庁長官を歴任し、党県連会長も務めるベテランだが、解散の21日から連日のように駅頭に立ち、有権者にアピールしようと懸命だ。陣営は「小さな集会を数多く開き、ドブ板選挙をやる」と話す。

 細野氏は労組票を基盤に、これまでの自民支持層にも浸透を図ろうとうかがう。細野氏は「選挙区全域で後援会を張り巡らせてきた。富士市でとにかく勝負する」と話し、党への追い風を背に斉藤氏の地盤にも食い込みを狙う。8月2日に三島市で選対本部の事務所開き、同8日に富士市で決起集会を予定している。

 幸福実現党からは堀慎太郎氏(34)が立候補を予定している。

 ■6区

 ◇知事選では自民優位
 前回衆院選と同様、自民前職の倉田雅年氏(70)と民主前職の渡辺周氏(47)との競り合いになる公算だ。

 前回、公示直前に4区から「国替え」した倉田氏は渡辺氏に敗れ、比例代表で復活当選。この4年間、知名度不足を補おうと、ミニ集会を数多くこなすなど各地域をこまめに回り、支持基盤を着実に固めてきた。

 先の知事選では、自民推薦候補の6区での得票は、長泉町を除く12市町で民主推薦候補を上回る結果だった。陣営は「自民推薦候補が県東部の出身で、女性候補だったことを割り引いても衆院選で十分戦える要素がある」と強気の分析だ。

 渡辺氏の陣営も、知事選の結果について「危機感を持って受け止めている」と話す。ただ、党への追い風もあり、渡辺氏は自民支持層が多い企業回りについても「会いに行っても断られることがまずなくなった」。遊説でも「政治を変えてくれという祈りにも似た重たいものが伝わってくる」と語る。沼津市で8月3日、決起大会を開く。

 幸福実現党からは加藤恵三氏(54)が出馬する予定だ。【総選挙取材班】

2325千葉9区:2009/07/26(日) 18:12:58
http://mainichi.jp/area/shizuoka/archive/news/2009/07/26/20090726ddlk22010084000c.html
審判の夏:’09しずおか衆院選 8小選挙区・戦いの構図/4止 /静岡
 ■7区

 ◇事実上三つどもえか
 前回激しく競った自民前職の片山さつき氏(50)、郵政民営化に「造反」し自民党から離党した無所属元職の城内実氏(44)に、民主新人の斉木武志氏(35)が割って入る事実上の三つどもえの様相だ。

 片山氏は緊急経済対策の実績を強調。中小企業団体など多数の組織から推薦を得た。前回は城内氏を推薦した自民県連との関係は「大分良くなった」(陣営)。8月15日には小泉純一郎元首相を招いて決起大会を開き、弾みをつけたい考えだ。

 城内氏は18日の拡大選対会議で「どん底からはい上がったのは皆さんのおかげ」と必勝を期した。前回の落選後、他陣営から「ここまで回っているのか」と言われるほど、各地で集会や街頭演説を重ねてきた。前回の得票に上積みするため、無党派層への一層の支持拡大を狙う。

 斉木氏は連日、幹線道路の交差点で街頭演説、知名度アップに努める。連合静岡の支援を得て勤労者世帯の支持拡大に励む。8月4日には岡田克也幹事長が支援に入る予定だ。

 幸福実現党からは、竹内隆文氏(51)が立候補を表明している。

 ■8区

 ◇自、民の競り合い予想
 自民前職の塩谷立氏(59)に民主新人の斉藤進氏(38)が挑む事実上の一騎打ちとなる見通しだ。過去自民と民主が小差で議席を奪い合ってきた激戦区。知事選勝利の追い風を背にした新人と、麻生内閣の現職閣僚との競り合いが予想される。

 塩谷氏は昨年9月に文部科学相に就任以降、地元に帰る回数が減り、他候補の応援で全国を走り回るなど、陣営は「候補者がいない初めての選挙」と不安を隠さない。

 一方で、知名度が上がり「後援者の感触は最高」(陣営)と結束は固まっている。役職を生かし幼稚園協会や私学協会など教育関係団体への浸透を図る。

 斉藤氏は、07年に初当選した鈴木康友・浜松市長の衆院議員時代の後援会を引き継ごうと必死に活動。無党派層に名前と顔を売り込むため市街地は自転車で走り回る。知事選では川勝平太氏の応援で連合傘下の組合をくまなく回り、陣営は「連係プレーができた」。スズキの全面的な支援を受け関連企業の朝礼にも足しげく通う。

 共産元職の平賀高成氏(55)は比例での得票上積みを狙う。幸福実現党からは小西高靖氏(54)が出馬予定。【総選挙取材班】=おわり

2326とはずがたり:2009/07/26(日) 18:30:17
>>2325
これ修もってことですかね?!
>スズキの全面的な支援を受け関連企業の朝礼にも足しげく通う。
現職文科大臣落選させたら浜松すげえぞ。

> 前回激しく競った自民前職の片山さつき氏(50)、郵政民営化に「造反」し自民党から離党した無所属元職の城内実氏(44)に、民主新人の斉木武志氏(35)が割って入る事実上の三つどもえの様相だ。
さつき>城内>斉木なんか??ありえねー。…と思って>>2324みたら倉田が周より先に書いてあるから違うと判った。

>>2323
磐田市長選も落としたんだっけか。柳沢結構迫られるかも。楽しみである。

>>2322
藤枝+焼津市長=津川,焼津=原田か。

2327とはずがたり:2009/07/26(日) 18:48:46

【09衆院選】民主vs公明、大阪夏の陣。自民は弱気?
2009.7.25 21:17
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090725/elc0907252121004-n1.htm

 衆院解散後初めての週末を迎えた25日、各党の党首らは各地で遊説した。公明の太田昭宏、民主の鳩山由紀夫の両代表はそれぞれ大阪府内で、対抗意識をむき出しにして街頭演説などを繰り広げた。大阪は公明にとって、候補を立てる全国8選挙区の半分が集中する重点地区。民主も勝敗を左右する地域と位置づけている。一方、自民は党幹部の街宣はなく、石破茂農林水産相が府連の会合で講演した程度。石破氏からも「支持者が離れる理由を胸に手を当てて考えなくては…」と弱気な発言が飛び出し、公明、民主と対照的だった。

 「勉強していないのに『入学試験は通させてください。入った後勉強しますから』。こんなことは通用しません」

 JR新大阪駅(大阪市淀川区→大阪5区:谷口@公明vs稲見@民主)近くでマイクを握った太田氏は、選挙を入試に例えながら政権交代を叫ぶ民主を痛烈に皮肉った。この地は公明前職の議席死守がかかる選挙区。雨の中でも大勢の支持者が集まった。

 太田氏の民主批判はさらにヒートアップ。政権担当能力をめぐっては「(政策を掲げるだけでなく)やり抜く力を持っていることが大事。その力があるのは公明党だ」と述べ、「雨が降ろうが風が吹こうが最後に勝つ!最後に勝つ!」と声を張り上げた。

 これに対して、「公明の牙城は一筋縄では崩れない」(府連幹部)とみている民主。鳩山氏は別の公明の前職の地元選挙区に乗り込んだ。千林商店街(大阪市旭区→大阪6区:福島@公明vs村上@民主)を練り歩き、買い物中の主婦らに愛想をふりまいた。

 この後、立候補予定者らと街頭演説。鳩山氏は「自公は民主党を『財源はどうする』と批判するが、むだ遣いをなくせば財源は確保できる」と主張。「官僚任せの政治から国民が主役になる政治に変えなくてはならない」と呼びかけた。

 一方、公明、民主が熱いバトルを展開している裏で、自民の活動は地味。大阪市内のホテルで開かれた府連の政策懇談会に出席した石破氏は「われわれには(前回衆院選で)勝ったというおごりがあったのではないか」と険しい表情。

 支持者から「自民に変わってもらいたいという思いで民主に投票する」と告げられたことを明かしたうえで、「そんな人は大阪でも多いのではないか。われわれがどう変わるのかをきちんと説明しなければならない」と述べた。

 また「民主党に政権を任せてはならない」と主張する一方で「無党派は声をかけられなければ間違いなく向こうに入れる。今はそういう風だ」と締めくくった。

2328千葉9区:2009/07/26(日) 19:00:10
>>2321
まさかの山口漁夫の利、武田・山本共倒れって可能性があるのか?

2329とはずがたり:2009/07/26(日) 19:14:05
>>2328
かの如き記述ですよねぇ。そもそも連合にも物足りないと云われた山口女史だけに些か信じがたいが。
此処と宮崎1区は無所属自民推薦で行くしか無かろうと思ってましたがその戦術が取れないとなると選挙後にしこりが大きいかも。

2330とはずがたり:2009/07/26(日) 19:15:20
【政権攻防 ドキュメント1区】 「天変地異」吉か凶か
2009年07月25日 15:02
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/nagasaki/20090725/20090725_0002.shtml


 真っ暗な路面に雨が打ち付ける22日午前4時。自民前職の冨岡勉氏は、長崎市内の自宅から車に乗り込んだ。「解散翌日、日本で最も早いスタートダッシュ」(冨岡陣営)の始まりだ。

 「眠らず働くのは医者時代から慣れているよ。今も東京にいるときは朝5時に起きて6時には国会の議員控室に入っているから平気だね」

 体力を誇示する冨岡氏が向かったのは、この日水揚げされたイサキやマダイの競りを行う長崎魚市場。鐘の音やだみ声が響く中、「お仕事お疲れさまです。これからもおいしい魚を食べさせてください」と声を振り絞り場内を駆け回った。

 在京労組の幹部との打ち合わせのため、帰郷が1日遅れた民主前職の高木義明氏は午前10時45分、羽田発長崎行きの全日空便に乗り込んだ。

 機内では長崎出身の女性がモデルになった「蝶々(ちょうちょう)さん」(市川森一著)の下巻に読みふけった。「長崎の落ち着いた街の良さをあらためて感じたね。長崎再発見。『将来この街をどうするか』と考えたよ。『国際色豊かな景観を生かして、魅力的な長崎をつくっていかんと』と」。長崎到着後の言葉は、与党の語り口を連想させた。

 高木氏が機上の人となった午前10時45分、自民党県連の宣伝カーに乗り込んでいた冨岡氏は、薄暗い空を見上げて街頭演説をしていた。

 「みなさん。今日は日本で46年ぶりに皆既日食が見られる日です。今度の選挙でも天変地異が起こるかも知れませんが、この冨岡が、しっかり、長崎を守っていきたいと思います」

 2005年の前回衆院選は、さながら「巨大台風」だった。03年の県議選で8330票しか獲得できずに落選した冨岡氏が、公示の約1カ月前に立候補表明しながら、約10万2千票を獲得して比例復活当選し、周囲を驚かせた。当時の小泉純一郎首相が郵政民営化を掲げて巻き起こした「風」のたまものだった。

 一転、今回の逆風。自民党の野党転落も現実味を帯びて語られているが、冨岡氏は「まだ40日ある。何が起きるか分からんよ」と意欲を燃やす。

 午後0時50分、長崎空港の到着ロビーに高木氏が現れた。「機内で日食が見えたか」と記者が尋ねると「まったく気が付かなかった。年配の支持者は『日食の年は何かが起こる』と言うけどね。僕は年明けから今年はそんな年になる、しなければならないと思っていたよ」。

 午後1時25分、空港から長崎市へ向かう高木氏の車は、光を取り戻した太陽の熱を浴びながら街頭演説する3区の自民前職谷川弥一氏の前を通り掛かった。

 「夏は体力合戦だから大変だな。8月は平和を祈ったり、帰省したりする日本の癒やしの季節なんだよ。こんな時期に解散するなんて本当に『迷惑解散』だよ」

 共産新人で比例代表との重複立候補を予定している渕瀬栄子氏は午後2時、3区内の川棚町内で街頭演説に立っていた。国内で前回の皆既日食があった1963年の衆院選で、共産党は衆院の議席を3から5に伸ばす「予想外の善戦」(当時の新聞)を見せた。渕瀬氏は「いい験担ぎだわ。国政挑戦三度目の正直になるよう頑張りたい」と空を見つめた。

 午後2時、長崎市の後援会事務所に到着した高木氏は、正面の神棚に向って二礼、手を合わせて深々と頭を下げた。「4年前もこの事務所で戦って勝たせてもらった。『今回もよろしくお願いします』と頼んだよ」
   ◇   ◇
 衆院解散から一夜明けた22日、第45回衆院選(8月18日に公示、同30日投開票)に向けて立候補予定者たちが走りだした。政権選択を懸けてヒートアップする真夏の決戦を選挙区ごとに追う。
    ×      ×
 ▼1区(4人)
 冨岡  勉 61 医師       自(山)前 
 高木 義明 63 党副代表     民 前 
 渕瀬 栄子 53 党県委員     共 新 
 江田 耕一 51 幸福実現党県代表 諸 新

=2009/07/25付 西日本新聞朝刊=

2331とはずがたり:2009/07/26(日) 19:17:52
長与・時津両町…長崎市近郊で民主の地盤
島原半島…田舎で自民の地盤

大丈夫かね?肥んで。。>「験かつぎで2日に一度は食べる」と言うカツ丼の昼食

【政権攻防 ドキュメント2区】 初心胸に「よろしく」
2009年07月24日 15:43
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/nagasaki/20090724/20090724_0001.shtml

 曇り空の前日から一転し、23日は早朝からまばゆい日差しが照り付けていた。午前8時51分、長崎空港に羽田からの第一便が降り立つと、自民前職の久間章生氏が到着ゲートに姿を見せた。

 解散後初の地元入り。「特に変わらない。粛々とやるだけ」と淡々と語りながら、「今回の選挙は有権者と会えるのがいい。私が2区に必要な存在であることを訴えたい」とも強調した。過去10年は本人不在でも選挙に勝てた。だが今回、自民党はかつてない逆風にさらされている。昨年秋から週末には地元に戻っている。10回目の当選を目指すベテランが新人時代の「初心」に返り“どぶ板選挙”に徹している。

 「きょうは暑くなりそう」。午前9時22分、諫早市栗面町の事務所で民主新人の福田衣里子氏はつぶやいた。黒のスーツではなく、薄い青のジャケットと短めのズボンで酷暑に備える。午前9時42分、路地でも入れる軽ワゴン車に乗り込み30キロ以上離れた久間氏の地元島原半島へ。「久間さんは大ベテラン。こちらは犬にも猫にも知ってもらうぐらいでやらないと」

 空港から約40キロ。午前9時47分、時津町に着いた久間氏の車が行き先を急きょ変えた。予定より早く着いたため、立ち上げ準備中の同町の事務所へ。広々とした所内に「いいね」。ここを拠点に民主党の地盤である長与・時津両町に攻め込むプランが脳裏に浮かんだのだろうか。「麻生君の『負けるな』との激励に『戻ってくる』と答えたよ」。麻生太郎首相から公認証書を受け取ったシーンを振り返り熱く語った。

 午前10時10分、「とぎつカナリーホール」ではミカン農家の集会が開かれていた。到着した久間氏は300人を前に「これまで防衛ばかりやってきた。これからは農業振興にも取り組む」との決意を示した。だが会場からは「農業から長く離れていた方だからね」との皮肉も聞かれた。

 午前中、雲仙市国見町での会合に出た福田氏は午後0時20分、支援者の案内で個人宅を訪問した。「よろしくお願いします」と頭を下げ握手する手に力がこもる。「験かつぎで2日に一度は食べる」と言うカツ丼の昼食を取った後も、水田とビニールハウスが広がる農村地帯を回る。かつては自民党支持だったという女性(62)は民主党が掲げる営農者への所得補償について「言うた以上は、やってもらわんば」と指摘。「もちろん」と応じた福田氏が去った後、女性は「今のごたる政治はつまらんでしょうが。今からどっちにするか決める」とつぶやいた。

 一方、昼食を時津町で済ませた久間氏。午後は訪れる機会が少なかった長崎市琴海・外海地区を駆け回った。午後1時3分、地元県議の案内で琴海地区の農協、病院、建設関連会社などであいさつ回り。初めて久間氏を見たという事務の女性は「会うと感じのいい人。印象も変わりそう」。久間氏は「ここは初めて会う人ばっかり。2区は本当に広いね。だけど相手(福田氏)も一緒」と話すと、外海地区に車を走らせた。

 島原市内の農家を中心に福田氏が20軒を回り終えたのは午後4時27分。「初めての訪問でも反応はいい。あとはこれを結果につなげたい」

 この日、奇しくも互いの優勢地区に乗り込んだ両氏。夜、久間氏は南島原市で支援者の会合に顔を出し、福田氏も諫早市で決起集会を開くなど地盤固めも忘れない。南北100キロを越える選挙区。久々に地元で戦うベテラン、若さでぶつかる新人。ともに「初心」を胸に、二人の顔つきは引き締まってきた。
    ×      ×
 ▼2区(5人)
 久間 章生68元防衛相     自(津)前
 福田衣里子28党支部代表    民 新
 柴田  愛34幸福の科学支部長 諸 新
 相浦喜代子44元諫早市議    無 新
 山崎 寿郎29元会社員     無 新

=2009/07/24付 西日本新聞朝刊=

2332名無しさん:2009/07/26(日) 19:18:26
政党 一致:不一致
社民 15: 4
日本 14: 5
共産 13: 6
民主 13: 6
国民  8:11
公明  7:12
自民  5:14


自民は生理的に受け付けない

2333とはずがたり:2009/07/26(日) 19:19:25

【政権攻防 ドキュメント3区】 「子ども手当」狂騒曲
2009年07月25日 15:00
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/nagasaki/20090725/20090725_0001.shtml

 「大きくなったなあ」。24日午前9時35分、民主前職の山田正彦氏は大村市の自宅庭の野菜を、わが子のように愛おしげに見つめた。ナスのそばのプチトマトをもいで口に放り込み、車に乗り込む。選挙区を駆け回る一日がまた始まった。

 午前10時、東彼杵町の里漁港。曇り空の下、鉛色に濁った大村湾を背に、自民前職の谷川弥一氏はマイクを握った。

 「民主党は子ども手当に2万6千円とか言って、ポスターもでかでかと張っとる。不況で苦しんでいる人たちは、これにしびれるんです」と困ったような表情をしたかと思うと一変。「それがいつの間にか1万3千円になっちょる。しかも配偶者控除と扶養控除は削るんです。それを言わないのはずるい」とまくしたてた。

 子ども手当は、中学生以下の子どもに月額2万6千円を支給する民主党の目玉政策。最初の2年間は半額の1万3千円を支給し、3年目からは所得税の配偶者控除や扶養控除を見直して財源に充て、全額支給する方針だ。子どものいない世帯(共働き世帯除く)では負担増につながる民主党の「説明不足」を、徹底的に攻撃するのが谷川氏の作戦だ。

 一方の山田氏は、東彼杵町や波佐見町の企業を中心にあいさつ回り。午前10時14分、訪れた特殊塗料メーカーの担当者が子育て世代と見るや、すかさず「子ども手当頑張ります」と訴えた。

 午前中に4カ所の街頭演説やミニ集会を終えた谷川氏は午後0時15分、東彼杵町の国道沿いのレストランで昼食。焼き肉定食を平らげた。直前の演説で雨にたたられ、ズボンはびしょびしょだが、食事中も陣営関係者を相手に「インド洋への自衛隊派遣を認めるなど民主党はころころ政策ば変えよる」と批判は止まらない。谷川氏が口角泡を飛ばしている店の脇を、山田氏の車が通り過ぎていった。

 午後0時40分、大村市の事務所に戻った山田氏は、納豆と湯通ししたキャベツの昼食。「子ども手当は最大の景気対策だ。谷川さんは批判するばっかりで、どんな子育て支援をするか具体的に出してこないじゃないか」と、記者に不満をぶつける。ただ、所得税控除見直しについては「全廃の方向だ」というと、手にしたお茶をぐっと飲み干した。

 子ども手当をめぐって両者の激しい舌戦が続く背景には、大村市の事情も大きい。前回総選挙の2005年9月と比べて、人口は1826人増加(6月末現在)。25歳から44歳までの子育て世代も417人増えており、両陣営ともに「子育て票」の行方は勝敗に影響を与えかねないとみる。

 谷川氏は大村市に場所を移し、午後2時から公明党の「女性のつどい」に参加。約500人を前に「子ども手当」批判を繰り返した。乳児を抱えた同市の自営業女性(43)は「子ども手当の詳しい内容は初めて知った。あらためて検証したい」。一方で、同市の主婦(51)は「じゃあ自民は何をしてくれるのかな」。

 山田氏はマッサージでリフレッシュした後、午後3時半から同市内であいさつ回り。谷川氏は午後4時半、この日8カ所目の演説会場となる東彼杵町の八反田公民館に到着。田んぼに囲まれた会場に集まったのが農業者とみるや「民主の農業所得補償制度は輸入自由化が前提なんです」と、演説内容を変えた。

 同時刻、同市寿古町の路上で、あいさつ回り中の山田氏と握手した女性(60)は、山田氏が去った後に打ち明ける。

 「実は先日、地元の集会に谷川さんが来て、民主党はうそつきだというんです。どっちが本当なの。大事なのはどっちが政権を取るかではなく、国民が安心できる生活を送れることですよね」
    ×      ×
 ▼3区(3人)
 谷川 弥一 67党支部代表    自(町)前
 山田 正彦 67弁護士      民 前
 山田 聖人 43幸福実現党県役員 諸 新

=2009/07/25付 西日本新聞朝刊=

2334とはずがたり:2009/07/26(日) 19:19:57

【政権攻防 ドキュメント4区】 同根対決、頼みは友党
2009年07月26日 15:03
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/nagasaki/20090726/20090726_0001.shtml

 24日夜からの豪雨の余韻が残った佐世保市は25日も終日、蒸し暑かった。午前9時半、佐世保市南部の山間部。支援者宅を訪ね歩く自民前職北村誠吾氏のワイシャツの胸は汗でにじんでいた。「ごぶさたしていました。逆風でも初心に戻って一生懸命がんばります。これは朝長則男市長と一緒に取り組んだ実績です」。渡した紙には、同市からの要望を達成したとする55件が並んでいた。

 北村氏に挑む民主元職の宮島大典氏は午前10時、同市稲荷町の葬儀場に黒いスーツ姿で現れた。

 葬儀場では社民党市議の親族の告別式が営まれていた。1998年、自民党候補として衆院議員に当選した宮島氏にとっては、社民党はかつてのライバル政党。ただ、現在の宮島氏は「社民、国民新党と民主党が一体となって政権運営ができればと思っている。力を結集しないと政権交代できない」と「共闘」を強調する。告別式が終わると、社民党県連合の吉村庄二代表に会釈して、足早に会場を後にした。

 一方、北村氏は連立パートナーの公明党との関係強化に腐心している。

 午後0時半、佐世保市花園町の市民会館で開かれた与党の合同時局講演会に出席した北村氏は、来場者との握手に余念がなかった。

 北村氏を横目に公明党関係者がささやく。「今回は収容人数1400人を自公で半々に分けたが、自民党は集めきれただろうか。衆院選でうちも10割全部まとめるのは難しい。相手が一生懸命やってくれるかが、勝負の分かれ目だ」

 会場の玄関ホールに張られていた自民党の政党ポスターに公明党関係者から「『小選挙区は北村、比例は公明』を明確にしないと支援者が混乱するよ」とクレームがついた。ポスターは急きょ北村氏のものに張り替えられた。

 同時刻、同市島瀬町のデパートホール。背中に宮島氏のキャッチフレーズである「大逆転」の文字が記された真っ赤なTシャツを着てはしゃぐ女性たちがいた。ボランティアで選挙を手伝う30―80歳代の「大ちゃんファン」100人だ。参加した女性(74)は「今回は社民党も一生懸命やってもらっていると感じる。とにかく大ちゃんに勝ってほしい」と意気込んだ。

 与党の合同講演会には結局、予定の1400人が集まった。午後2時すぎ、来賓として招かれた朝長市長が壇上に立った。

 「自民党には不満もある。ただ民主党は政策が見えず、不安だらけだ。不満には対応策があるが、不安は解決できない。自民党に不満な方は公明党に入れてください」

 笑いと大きな拍手がわき上がると、ステージ裏の北村氏は「うまいこと言うよなぁ。おれもまねしよう」とポツリ。「うちの組織はバラックの寄り合い所帯。公明党は大きな柱で大きな屋根の大家族。本当に頼りになる。うちの組織と比べると申し訳ないほどだ」

 午後3時55分、宮島氏が党県連の「政権交代・緊急集会」が開かれる長崎市内のホテルに到着。まず最初に、社民党県連の吉村代表とこの日2度目のあいさつを交わした。

 「吉村県連代表率いる社民党の皆さま方から『過去のいきさつはさておき、今の政治を変えていかなければならない』という大義の中でご支援をいただくことになり、大変ありがたい」と謝辞に力を込めた。

 「安全保障などで政策面での主張の違いはあるが、まずは政権交代」。宮島氏らを送った会場で、吉村代表はつぶやく。

 「連立(政権)を組んだら言うことは言わせてもらう」
 =おわり
 ▼4区(3人)
 北村 誠吾62防衛副大臣    自(古)前
 宮島 大典46党県副代表    民   元
 山田 孝一58幸福の科学支部長 諸   新

=2009/07/26付 西日本新聞朝刊=

2335とはずがたり:2009/07/26(日) 19:21:00
【連載】攻防ながさき ’09衆院選の構図>>554-555,627-628
2009年06月12日 14:13 - 2009年06月14日 16:31

【政権攻防 ドキュメント】>>2330-2331,2333-2334
2009年07月25日 15:02 - 2009年07月26日 15:03

2336とはずがたり:2009/07/26(日) 19:28:20
>>2317
俺も衆院選挙スレみて俺もやってみましたよん。
希望する連立が民公社路線(´・ω・`) の俺に比べると民社日路線は正統ですな〜。

>>2332
おお,リベラル色がお強いっすねぇ〜。
生理的に受け付けないのは俺もそうなんですけど政策的にもちゃんと受け付けてないっすね。
俺なんか社民と自民が同等レベルっす。


>>2331の民主の地盤に>>1561のリンク貼り付けとくべきだった。。(´・ω・`)

2337山口新聞男:2009/07/26(日) 19:47:23
日本 16: 3
社民 15: 4
共産 13: 6
民主 13: 6
国民  7:12
公明  4:15
自民  4:15

安保政策で日和ったせいだな

2338名無しさん:2009/07/26(日) 21:17:33
>>2031
青森3区は、96年:田名部匡省・00年:田名部匡代ですから、
民主党的にも世襲でしょうね。
96年の匡省は新進党ですが。

少なくとも今後は、こういう世襲はやめてもらいたいものです。

2339千葉9区:2009/07/26(日) 21:32:09
96年って父落選ですよね。それであれば現行の内規を遡及させたとしてもセーフですね。
福島1では05年落選兄の後に弟が立候補ですから。

2340あかかもめ:2009/07/26(日) 22:30:40
名前だけあって酷使様から見ると真赤っ赤だろうな。俺・・・・

共産 18・1
民主 17・2
社民 16・3
日本 12・7

国民 10・9
公明  7・12
自民  2・17

しかし、自民党とは全く相いれないんだな、俺。
公明党は野党になればかなり一致する可能性大。もともと民主党左派と親和性高いし・・・

参院選における毎日のボードマッチは候補者個別の政策もわかったから総選挙版も期待したい。

2341神奈川1区民:2009/07/26(日) 23:49:58
民主 18・1
社民 17・2
共産 17・2
日本 16・3
国民 13・6

公明  7・12
自民  4・15

自分はこんな感じです。
自分が思うより左がかっている感じです。

2342 ◆ESPAyRnbN2:2009/07/27(月) 01:14:59
日和見版(中立いっぱい)
民主 11:8
共産 11:8
社民 11:8
日本  9:10
公明  9:10
国民  6:13
自民  6:13

決断版(中立排除)
民主 15:4
共産 14:5
社民 13:6
国民 11:8
日本  9:10
公明  7:12
自民  6:13

憲法改正賛成なのになあ。大学では憲法専攻なんだけど。

2343新潟6区:2009/07/27(月) 01:39:46
 
 社民 14:5
 民主 13:6
 共産 13:6
 日本 10:9
 国民  8:11
 公明  4:15
 自民  3:16

思ったより左に偏ってました。
07年参院選の時は日>民>社共>自公>国だった気がしますが、変わるもんですね。

2344とはずがたり:2009/07/27(月) 01:52:13
【日本版ボートマッチhttp://vote.yomiuri.co.jp/とは板オールスターズ第1回】

とはずがたり>.>2315
実は民主党政権の樹立を見越して是々非々派への転向を図っております!?今後は民主への苦言を云ってくキャラ作りでw
どの政党ともあんま親和性高くないので適任だなぁ。

千葉9区さん>>2317
政党は選挙マニアっぽく余り政策には拘泥せずというスタンスでしたがリベラル寄り,なんすね。

名無しさん>>2332
例えばどのレス下さってる名無しさんでしたんでしょうかねぇ??これを期にコテデビューとか如何っすか??

山口新聞男さん>>2337
どう日和ったんでしょうか??>安保

あかかもめさん>>2340
流石っす。民<共なんすねw
野党だから与党だからって項目無いから民公が組んでも公明の点数が高くはならないんでは??

神奈川1区民さん>>2341
保守政党さきがけ支持者って云う自己規定をリベラル政党さきがけ支持者に変えはるべきかもしれませんね〜w
アンチ自公の色が此処迄綺麗に出るのも凄いw

ESPAさん>>2342
法学徒(法学者?)なんですな〜。
私は9条堅持派の憲法改正論者なんですけど賛成と反対で図るとなんかずれる場合も有りそうな気がします。
私は経済学専攻なんですけどそれっぽく市場主義を貫徹させてやってみたけど最後のボタン押して結果だそうとしたらエラーが出て消えやがった・・(´・ω・`)

新潟6区さん>>2343
元々新潟県が社党の本場だから,と云う訳でも無さそうですねw
民主が2番手で安定しているとはいえ日本と社民では少なくとも長野では相容れなかったですが,なんかスタンス変わられました?

2345RAINY DAYS ◆UNJSUkn/rI:2009/07/27(月) 06:18:37
民主 18:1
日本 13:6
社民 12:7
共産 12:7
公明  8:11
国民  6:13
自民  4:15

2346小説吉田学校読者:2009/07/27(月) 07:04:45
ということで、私もやってみました。自分のスタンスは民社の佐々木・永末系列、社民連〜三木派くらいのレンジなのかな〜
民主15:4
公明13:6
日本9:10
共産9:10
自民8:11
国民7:12
社民7:12

2347府中の疫病神:2009/07/27(月) 07:17:11
>日本版ボートマッチ
以前に都議選スレで投票先のご指南をいただいた府中市民です、その節はありがとうございました。
こういうの好きなので便乗して晒させていただきます。
ついでにコテもつけてみます、疫病神の由来は最近投票する候補が地方・国政合わせて5連敗中だからですorz

>>2342のESPAさんに習って中立不明ありと賛否のみでやってみました。
4択
民主 14 5
共産 12 7
日本 10 9
社民 10 9
国民 9 10
公明 7 12
自民 4 15

賛否2択
共産 17 2
社民 15 4
民主 15 4
国民 14 5
日本 10 9
公明 3 16
自民 2 17

私の場合あえて賛否をとると共産>社民>民主となるようです。
自分じゃ保守のつもりだったんですけどねぇ…国民も上がってきてるのがその名残って感じでしょうか。

2348名無しさん:2009/07/27(月) 07:28:38
なんてこったorz

民主 9:10
日本 7:12
社民 5:14
共産 14:15
公明  12:7
国民  8:11
自民  11:8

2349名無しさん:2009/07/27(月) 07:30:53
なんてこったorz

民主 9:10
日本 7:12
社民 5:14
共産 4:15
公明  12:7
国民  8:11
自民  11:8

あ、数字にミスが。
民主右派支持なのに、、、。

2350とはずがたり:2009/07/27(月) 10:33:20
>>2344続き

皆様ご参加有り難うございます。

RAINY DAYSさん>>2345
驚異の民主単独シンクロ率。流石です。

吉田学校さん>>2346
割りと俺>>2315と似てますね。。
俺は社会党右派から社民連,三木派・宏池会辺りが好きでしたけど。

府中の疫病神>>2347
おお,再びのご参加感謝です。
備氏は直前で民主と軽く和解して民主支部の支援も受けたようです。正式な民主公認国新推薦で行けば2議席独占だったかもしれないのに残念です。

名無しさん>>2349(>2348)
皆と同じ書き方順にすると公>自>民>国>日>社>共の順序ですな。公明を別として右派>左派の順に並んでますけど,中道政党公明とのシンクロ率高いっすね?!

政党には拒否率というのがありますのでまた支持政党感覚はまた違った感覚が出てくるのでしょうな。
あと個別の政策とは別にどのチャンネルを通じて国民にカネを流すかってのが直接の利害になってくるのにその視点の反映もなされてない。
自民→業界団体を通じて流すので効率悪い・改革で流す量も激減。
民主→組織率が低下した労組通じても全く効果無いのが判っているので直接給付志向。
公明→勿論あの宗教団体の現世利益となるよう(以下ry。
共産→今現場でやってることを見ると自分の所の組織を徹底的に優遇して特権階級政治をするのでしょうな。与党第一党とかになれればの話しですが。
国新→郵政のみ

2351とはずがたり:2009/07/27(月) 10:42:28
>>2350
府中の疫病神さん>>2347と書くべき所が敬称が抜けてました。大変失礼しました。

2352とはずがたり:2009/07/27(月) 18:49:42
=奈良4区情報=

橿原市内

たのせ+伸晃+谷垣の3連ポスが矢鱈貼ってある。。

大西+前武は無いわけではないけど目立たない。

議員板奈良スレの名無しさんの詳細な分析に拠ると橿原で田野瀬は必ずしも強くないと云うが可成りの組織力の様だ。
危機感感じてとりわけ力入れてるのかねぇ。

橿原の田野瀬に比べると生駒や天理の高市なんて殆ど活動してないんじゃないかって感じになる。
高市は自身の女性であることに自信を持ち節操無しを棚に上げて滝の高齢・自民出身批判に安住して手を抜いているのか,そもそも真面目に後援会涵養しないタイプなのか,医者と農家位しかポスター掲げてないのでその辺の組織以外に拡げられてないのかどうなんでしょうかねぇ??
奈良2区は1区を囲む歪な形であるから奈良西部+生駒市,奈良南部+天理市で1区2区にした方が地域的な纏まりは出てきそうだが。。

2353千葉9区:2009/07/27(月) 19:24:10
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090726/elc0907262226009-n1.htm
【09衆院選】注目 民主の「クマ退治」 自民大物vs新人女性候補 再び 長崎2区 (1/2ページ)
2009.7.26 22:25
 政権選択が争点になっている来月18日公示の衆院選。その象徴となりそうな選挙区が、防衛相時代、原爆投下を「しようがない」と発言し辞任した自民前職の久間章生氏(68)と薬害肝炎訴訟原告団の民主新人、福田衣里子氏(28)との事実上の一騎打ちとされる長崎2区だ。自民大物議員と民主新人の女性の戦いは、参院自民幹事長の片山虎之助氏が民主、姫井由美子衆院議員に敗れた平成19年・参院岡山選挙区と同じ構図だ。

 今月18日夜。長崎県南島原市の夏祭りのカラオケステージ上に久間氏の姿があった。マイクを握り、五木ひろしさんのヒット曲を熱唱。“サプライズ出演”に会場は盛り上がった。

 久間氏は、この日、諫早市で事務所開きを終えたばかりだったが、「本人たっての希望」(陣営幹部)で、飛び入りで参加した。当選9回を重ね、党の要職や大臣を歴任した過去10年以上、選挙でも地元入りしなかったが、危機感は本物のようだ。夏祭りの主催者の一人は「あの久間さんがねえ…」と驚いていた。

 2年前、日本への原爆投下をめぐる久間氏の「しようがない」発言は被爆地・長崎で今も尾を引く。しかも対抗馬の福田氏は薬害肝炎訴訟原告団のシンボルとして知名度も高い。

 過去2回の選挙で12万票を獲得した「指定席」も、自民党への「逆風」が加わり、久間氏はかつてない苦戦を予想している。陣営の西村正義事務長は「新人にはできない実績を強調し、分が悪い『政党対決色』を打ち消したい」と話す。

 一方、福田氏の陣営は、今回の選挙戦を「久間」氏の名前から「クマ退治」と名づけて攻勢に出ている。しかし「大臣経験者の久間さんは、本物のクマ以上に手ごわい。風頼みでは決して勝てん」と選対事務局長を務める山口初實県議(61)は話している。

 「総選挙が近い」と言われた昨年9月に出馬表明してから10カ月。民主の小沢一郎代表代行に口説かれ、出馬を決意した福田氏は長崎市出身だが、2区に地盤を持っているわけではない。陣営は当初、厚生労働省と対峙(たいじ)したイメージと労組票で一気に勝負をかけるつもりだったが、「新鮮さが薄れてきており、解散時期の遅れは誤算だった」という。

 それでも小沢氏は、身長150センチできゃしゃな体の福田氏が、大物に挑む今回の構図を「政権交代の象徴」と位置づけており、党本部も重点選挙区として総力を結集。福田氏には小沢氏の秘書らが常に張り付く。

 福田氏も「12万票対0票からのスタート」と選挙区内をくまなく回り、「命をつなぐ政治」をキャッチフレーズに掲げ、演説では体験に裏打ちされた「官僚支配政治からの脱却」を訴えている。

2354千葉9区:2009/07/27(月) 19:25:12
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20090727-OYT8T00069.htm
《09衆院選》事務所費用悲喜こもごも
「賃料重い」「慎重に動いた」
 8月30日投開票の衆院選に向け、各陣営で選挙用事務所の開設準備が進んでいる。昨秋の総選挙ムードの高まりと収束で、いったん閉めた事務所を再開させるなど振り回された陣営がある一方、昨秋から事務所を開いて待ち続けた陣営では「出費がばかにならない」と嘆き節も聞かれる。

 民主党の新人後藤祐一氏(16区)の陣営では、昨年9月に設置した後援会事務所と連絡所の計5か所を年末までにすべて閉めた。解散が秒読みとなった6月末から7月初めに復活させた。一時閉鎖は賃貸料の負担が大きかったためで、後藤氏は「選挙時期が分からない間は不安だったが、もう大丈夫」とほっとした様子。

 来月1日に2度目の事務所開きを控えた社民党の阿部知子前議員(12区)は昨年9月、藤沢駅南口のビル1階に選挙用事務所を新たに借り、事務所開きまでした。解散の先延ばしで、近くの後援会事務所を引き払い、選挙用事務所を後援会事務所に使っていた。陣営では「また机や棚を運び出して、選挙事務所らしくしないと」とため息交じり。

 自民党の山際大志郎前議員(18区)の陣営は来月5日、東急線の駅前のマンション1階に事務所を開く。経費節減のため、選挙日程が明らかになってから決めようと、東京都議選後から本格的に場所を探し始めた。陣営では「資金が潤沢にあるわけではないので、慎重に動いた」とにんまり。

 昨年10月から横浜市港北区の市営地下鉄新羽駅そばに事務所を借り続けている自民党の鈴木馨祐前議員(7区)の陣営では「賃貸料が重い。もっと早く選挙が行われていれば……」と恨み言がついて出た。

(2009年7月27日 読売新聞)

2355名無しさん:2009/07/27(月) 19:32:28
医師連盟、足並み乱れ 
2009年07月27日
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000907270002

2356千葉9区:2009/07/27(月) 19:52:58
マニフェスト関連記事

民主党
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/4467-4479
公明党
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/5526-5529
国民新党
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1191859439/505-507
社民党
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1036550420/1038
改革クラブ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1191859439/508

2357千葉9区:2009/07/27(月) 20:00:31
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090727-OYT1T00612.htm
東京都内の陣営、悩む都議選の「後遺症」
 衆院選で東京都内の小選挙区を戦う陣営が、12日に行われた都議選の「後遺症」に頭を悩ませている。

 逆風下で議席を争う形となった自民、公明両党からは「衆院選の選挙協力がうまくいくのか」との不安が漏れる。「第1党」に躍進した民主党でも、新人に票が集中して現職都議が落選し、「想定外」との嘆きも聞かれる。

 「ついこの前まで敵と思って戦ってきた。『今度は自民の応援を』と言われても切り替えられない」。公明の荒川区議はそう語る。

 都議選の荒川区(定数2)は近年、自公が1議席ずつ分け合ってきた。選挙を前にして、自民都連幹部が集会で「自民以外は敵と思え」とげきを飛ばし、これを伝え聞いた公明陣営が「信頼関係を損なう。慎んでほしい」と抗議する一幕も。結果は民主、公明が当選し、自民が議席を失った。衆院選では、東京14区(墨田、荒川区)で自民の前衆院議員・松島みどり氏を公明が支援する。松島氏は前回、民主に約5万票差をつけて勝ったが、今回は「自民票だけでは勝てない。公明党にお願いし、ご支援をいただきたい」と危機感を募らせる。

 都議選の新宿区(定数4)では、自民は前回まで候補を1人に絞っていたが、今回は現職に加え、与謝野馨・財務・金融相の元秘書の新人が擁立された。この新人が最下位当選して現職を押し出す形となり、現職側の後援者から、東京1区(千代田、港、新宿区)の与謝野氏を「支援する気になれない」との声が出るなど、しこりが残っている。

 都議選の大田区(定数8)で民主は4人を立て、自民の約1・7倍の票を得たが、新人2人に票が集中して現職2人が落選。自民は現職3人にうまく票が割れて3議席を確保した。

 民主で落選した1人は「都連から戦略の指示がなく、新人との間で票割りができなかった。今は衆院選の応援まで手が回らない」。東京4区(大田区中南部)から出馬予定の民主新人・藤田憲彦氏は「顔の広い現職都議の助けを借りたかったのに残念」と話す。

(2009年7月27日14時58分 読売新聞)

2358千葉9区:2009/07/27(月) 20:07:07
http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009072701000584.html
津島氏後継の公募候補6人に絞る 自民、衆院青森1区
 自民党青森県連は27日、津島雄二元厚相(79)の引退に伴う衆院青森1区の候補者公募の選考委員会を開き、応募した20人の中から論文などの書類審査で6人に絞った。県連は氏名などを明らかにしていない。

 公募は27日が締め切りで、津島氏の長男で秘書の淳氏(42)や青森県議の高橋修一氏(39)、元参院議員の山崎力氏(62)、2004年参院選青森選挙区で落選した奈良秀則氏(51)らが届け出た。

 県連が津島氏の後継候補を公募としたのは、世襲批判が強い中、候補者選定での透明性確保や「開かれた党」をアピールする狙いがある。ただ津島氏の長男が結果として後継候補となれば、民主党などから“世襲”批判も出そうだ。

 選考委員会はスピーチや面接による審査を行い、当初予定の30日を1日前倒しして29日に候補者を決定する。県連会長の大島理森国対委員長は書類審査後の記者会見で「自民党を心配し、真摯な論文を書いていただき感謝したい」と述べた。

2009/07/27 19:46 【共同通信】

2359千葉9区:2009/07/27(月) 20:12:14
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/saga/20090727/20090727_0001.shtml
共産票の行方に注目 党中央の転換に戸惑いも 県内
2009年07月27日 15:14
 8月30日投票の衆院選で、県内では共産票の動向が注目されている。共産が1996年の小選挙区導入以来、県内で初めて、1、2区の公認候補擁立を見送り、自主投票としたためだ。ただ、志位和夫委員長が衆院選後、民主と協力する方針を打ち出したことが、共産支持者に微妙な影響を与えそうだ。

 共産党の志位和夫委員長は解散前の16日、衆院選後に民主中心の政権が成立する可能性が高いとして、一致できる政策では積極的に協力する「建設的野党」を目指す方針を打ち出した。東京都議選で民主に埋没し、選挙前の13議席を維持できなかった結果を踏まえ、「自公連立政権と同質同類」と批判一辺倒だった民主への対応を転換したのだ。

 党県委員会は1、2区での自主投票について、「支持者の票は自民には流れないが、衆院比例定数削減や改憲などで、民主にも抵抗感がある。(民主へは)5割も行かない」とみていた。それだけに、党中央の現実路線への方針転換に戸惑いを隠せない。

 党県委員会の今田真人書記長は「衆院選で民主に肩入れすることはなく、自主投票の方針は変わらない。ただ、自公政権をストップさせる大目標のために、街宣などで野党共闘は訴えていきたい」と複雑な様子だった。


=2009/07/27付 西日本新聞朝刊=

2360千葉9区:2009/07/27(月) 20:19:16
http://www2.asahi.com/senkyo2009/special/TKY200907260167.html
《ルーキー:上》未来へ責任 20代訴え
2009年7月26日
 「必ず勝てよ」。21日午後2時半、東京・永田町の民主党本部で公認証書を受け取った横粂(よこくめ)勝仁(27)の両手を強く握りしめたのは代表代行の小沢一郎だった。横粂は上気したまま選挙区に向かった。

 神奈川県横須賀市と三浦市にまたがる神奈川11区だ。前回の郵政選挙で時の首相、小泉純一郎が民主候補の4倍近い19万票を得て圧勝。民主の支部がここでの候補者擁立を断念しかけていた昨年9月、純一郎から「親ばかぶりをご容赦いただきたい」と後継指名された次男、進次郎(28)。それが横粂のライバルだ。

 2カ月後、横粂はここで公認内定を得る。記者会見で同席した小沢は語気を強めた。

 「(進次郎と)同じ年の2人の話を選挙民のみなさんによく聞いて頂きたい」

 愛知県豊田市出身の「落下傘候補」。政治との唯一のかかわりと言えそうなのは「中卒でトヨタの下請け会社の部品を運ぶトラック運転手だった父が、政治談議好きだった」ことだけだ。それでも「いつか、父の話の中に登場したいと思った」という横粂は、中学時代から友人に「夢は政治家」と言い始める。

 その後、地元の進学校から東大へ。卒業後に出演した、若い男女が世界を旅しながら恋愛するフジテレビの番組「あいのり」で「将来は総理大臣に」と公言。「(選挙の洗礼という)生活の不安定さを補うため」という動機で司法試験を受け、弁護士になった。

    ◇

 横粂が「将来の夢」を語っていた中3の夏、同じ学年だった進次郎は横須賀市の新聞販売所でアルバイトをしていた。「この子に(社会を)勉強させたい」。それが親族の望みだった。

 40日近く連続して午前2時から始まる作業を遅刻も弱音もなく続けた進次郎。「将来はどうするの?」と尋ねる所長(66)に即答した。

 「お父さんを尊敬しているんです。お父さんのやってることが大好きなんです。だから、政治家になりたい」

 その後、県内の私立大を経て米国に留学。コロンビア大大学院(政治学)、有名シンクタンクを経て、純一郎の秘書となり、曽祖父、祖父、父の跡を継いで「4代目」に向けて名乗りをあげた。

 だが、テレビや週刊誌からインターネットに至るまで「世襲批判」が繰り広げられると、表の活動を限定。市議ら主催の集会などで進次郎は言った。

 「世襲はよくないかもしれないけれど、小泉進次郎は応援していこう――。そう思ってもらえるように努めたい」

 そんな進次郎の活動が変わり始めたのは、純一郎も民主党も支援した64歳の現職を33歳の新人が破った横須賀市長選の投開票から2日後の6月30日だった。

 「おはようございます。小泉進次郎です。いってらっしゃいませ」。京浜急行・横須賀中央駅前を行き交う通勤客に向かって声をからした。駅立ちは欠かせない日課となった。そして、7月12日の東京都議選での自民の大敗。

 「つい1カ月前までは圧勝と思っていたが、党の体たらくで、いまは6対4ぐらいまで追い上げられている。ここで負けたら、全国のどこで自民が勝てるのか」。支援する市議がこう口にすれば、後援会幹部も「小泉だからいい、という時代ではない」。

 横粂も勢いづいてきた。3連休の間の19日に横須賀市内で開いたミニ集会には36人が参加した。たった4人だった時もあることを考えれば大きな進歩だ――。1時間以上にわたる質疑の最後には、高齢の男性が訴えかけてもくれた。「若い政治家を育てるのは、われわれ有権者でしょう」

    ◇

 「もう少し経験を積んでから出た方がいい」という共産・伊東正子(68)の指摘をかき消すかのように、2人は時間をたがえて同じ横須賀中央駅頭で「第一声」をあげた。

 「次の世代に社会の問題を引き継ぎたくない。だから政権交代なのです。変えていきたい」(横粂)

 「自民か、民主か、じゃない。未来の世代に責任を持てる政治を実現できるのは誰なのかを選ぶ戦いなんです」(進次郎)

    ◇

 衆院が解散した21日夕、神奈川11区で民主と自民の新顔が同じ駅頭に立った。27歳と28歳。全国で唯一の20代同士の対決だ。公募に通った「落下傘」の弁護士と元首相の次男。いずれの訴えも「未来への責任」だ。神奈川17区では30代新人同士がまみえる。彼らを混迷する政治に飛び込ませたものは何か。両党の差異は、その選挙戦は――。「総選挙ルーキー」を追いかけながら政権選択を考える。(敬称略)

2361千葉9区:2009/07/27(月) 20:20:15
http://www2.asahi.com/senkyo2009/special/TKY200907260171.html
《ルーキー:中》河野王国、30代対決
2009年7月26日

 全国で唯一、20代の自民と民主の新顔がぶつかる神奈川11区から西に約50キロ。17区では、両党の30代の新顔同士が競い合う。

 「11区と17区は好対照だよ。自民の古い体質を壊してきた小泉さんが息子に跡を継がせ、党内でずっと調整型だった河野さんが大胆に後継指名したんだから」。自民関係者が言う「河野さん」は前衆院議長の河野洋平(72)だ。

 昨年9月の記者会見で政界引退を明らかにした河野は、その場で牧島かれん(32)を後継指名した。

 11区の横須賀市出身で県議の長女として育った牧島は県内の高校から国際基督教大を出て米国の大学院で学び、米共和党下院議員の事務所でインターンを経験。「民主主義のプロセスはどの国も一緒だと確認できた」とその成果を話す。帰国後、慶応大大学院の講師などを務め、07年から早稲田大の客員講師に。ここで特命教授をしていた河野と出会って、見込まれた。

    ◇

 民主が立てたのは松下政経塾OBの神山洋介(34)だ。17区にある湯河原町育ちで大手生保の元社員。辞めたのは入社5年目を前に役職が付く頃だった。職場には年金や医療、介護など、政治が解決すべき社会保障にかかわる問題が身近にあったが、深く考えるには「忙しすぎた」。

 だが、思えば「政治への関心」は高校時代からで、慶応大の卒論は「日米安保」だった。「社会問題への関心をどう形にするのか、考える時間が欲しい」。長女が生まれた03年2月、思い切って会社を辞め、松下政経塾入り。その後、党代表だった前原誠司ら塾OBの話を聞くうちに目標は定まった。

 「自民党的政治を変える」

    ◇

 17区での河野の強さは圧倒的だ。当選14回。前回の郵政選挙では神山の前任だった民主候補の2倍近い約17万票を得た。前任者を他の選挙区に転出させた力の源泉は「河野後援会」だ。それを引き継ごうとしている牧島に、河野も手を差し伸べる。

 「混迷の時代に後継として選ぶ基準は年齢や出身地ではなく、未来を真剣に考え、働いてくれるかどうかです」

 だが、河野の秘書を27年務めた小田原市議の相沢博(72)が後援会の内情の一端を明かす。「我々はずっと河野党。今回も河野の顔を立てるために一生懸命やる。ただ、中には『なんで横須賀の人を出さないといけないのか』と言う人はいる」

 16日夜、河野も駆けつけた小田原市市民会館での集会。高齢者を中心に千人を超える人で埋め尽くされたホールで牧島が力を込めた。

 「後継指名を受けてから家族で墓参りに行きました。『もう横須賀には戻りません』と誓いました。この土地に嫁ぎます」

    ◇

 選挙区内でポスターを張ることができる32カ所のリストと、多少の書き込みがあった住宅地図のみ――。2年前に17区で公認が内定した神山に前任者から引き継がれた資料は、「河野後援会」の壁の高さを示していた。

 「まるでドン・キホーテ」。家族と知人のつてだけを頼りに活動を始めた神山をみかねて小田原入りした経営コンサルタントの高橋清貴(35)は振り返る。松下政経塾の同期生だ。

 しかし、いまは違う。牧島が小田原で千人以上集めた同じ夜、神山のために湯河原町で開かれた集会も約400人で満席に。小中学校時代の友人たちの呼びかけだ。「今までこの町で民主党のポスターを張ろうとすると『世間体があるから』と断られた。今日は半分埋まればと思っていたのに、満席になるなんて」。地元の建設会社に勤める同級生は感激を隠さなかった。

    ◇

 22日午後、牧島はJR小田原駅近くの商店街を握手をしながら歩き続けた。その先の一角にはサロン「かれん’s ルーム」がある。ベビーベッドなどが置かれ、河野後援会とは別に若い世代の支持を広げる狙いで「女性が気軽に立ち寄って話ができる場」として開いた。待機する牧島の教え子、高山ちひろ(28)は言う。

 「大学時代から、今必要なリーダーが身近にいるんだと感じてきた。私たちが知っている牧島かれんを知って欲しい」(敬称略)

    ◇

2362千葉9区:2009/07/27(月) 20:20:50
http://www2.asahi.com/senkyo2009/special/TKY200907260172.html
《ルーキー:下》自民と民主、境目は
2009年7月26日

 「民主党がどう生活を守るのか、自民党と比べていただく。それに尽きます」

 神奈川11区で元首相小泉純一郎の次男、進次郎(28)を相手にする民主の「落下傘候補」横粂(よこくめ)勝仁(27)は23日の会見で「最も強調すること」を問われると明言した。

 しかし、2年前、弁護士になったばかりの横粂が最初に門をたたいたのは「自民」だった。政治を志し、主要政党のホームページを眺めていた時、生まれ育った愛知県で候補者を公募していたのが自民だったからだ。

 「自民党を変えていかなければいけない」「若い力を生かすべきだ」。県連幹部との面接で熱く訴えたが選に漏れる。半年後、政治に関心のある弁護士仲間と参院を見学。案内役だった民主の参院議員簗瀬進の「ふつうの人っぽさ」に好感を抱いて民主に近づく。父がトラック運転手だった横粂には「国民の生活が第一」という党のキャッチフレーズも響いた。簗瀬に「思い」を伝えると話は一気に進展、公認が内定した。

 「日本全体で見るなら、変える民主か、従来の自民か。同時に11区では、生まれも日々の活動も違う、横粂なのか小泉なのか、だ」

    ◇

 「いっそ、無所属のほうがよかったんじゃないか」

 自民への逆風を心配する進次郎の支援者は多い。続く言葉は「何党だって進次郎に入れるんだから」だ。

 だが、叔父で純一郎の秘書小泉正也は違う。「父親が自民総裁もやったし。(公認以外を)考えたことがない」。進次郎も同じだ。「逆風が吹き荒れてますが、未来に責任を果たせる政党はどこかと聞かれれば、それは自民党です。安全保障も環境政策も」と言い切る。

 11区が全国唯一の自民・民主の20代新顔対決なら、県西の17区は唯一の30代新顔対決。前衆院議長の河野洋平から後継指名された自民の牧島かれん(32)と松下政経塾OBの民主神山洋介(34)だ。

 今年2月、ここで異変が起きる。首相だった安倍晋三の元秘書官井上義行(46)が割って入ったのだ。「自民と民主は選挙のために欠点ばかりを言い合っている」と主張。無所属を掲げた。

 17区の中心地、小田原市出身。地元の高校を卒業後は旧国鉄で機関士。日大通信制で経済を学んで内閣府に入り、安倍に抜擢(ばってき)された。市内では「ノンキャリアでたたき上げた私が即戦力」と訴える井上のポスターが最も目につく。

    ◇

 現首相の麻生太郎が解散予告をした2日後の夜、「小田原アリーナ」であった立候補予定者による公開討論会。配られた牧島と神山の「訴え」は似通っていた。牧島が「官僚主導から政治主導へ」「地域医療・介護の充実」「子育て世代の支援」と書けば、神山は「天下り天国をストップ」「医師不足、産科医不足問題を最優先解消」「子ども手当創設」といった具合だ。

 「もっと早く解散すべきだったか」「郵政民営化は失敗か」。「○」「×」で答える九つの質問のうち、政治にかかわるすべての問いで牧島と神山の回答は重なった。

 最後の「自由発言」で井上が立ち上がって言った。

 「みなさん、どうでしたか。与党も野党もそんなに違っていない。結局は、党利党略でけんかをしているんです」(敬称略)

    ◇

 この連載は、川上裕央、岡田宙太、河野正樹、福井悠介、野村周が担当しました。

2363千葉9区:2009/07/27(月) 20:35:53
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000907230005
衆院選 予想顔ぶれ1区
2009年07月23日




 民主前職の階猛に、自民高橋比奈子、社民伊沢昌弘、共産吉田恭子、幸福森憲作の新顔4人が挑む。


 階は、達増拓也の県知事転出に伴って行われた07年の補選で次点の自民候補をダブルスコアで下し、初当選した。今回の選挙でも、達増から引き継いだ後援会組織を中心とする支持基盤は強固だ。9日に盛岡市内で開かれた階の集会には、達増自らも応援にかけつけ、会場を盛り上げた。


 ほぼ毎週末地元に戻って支持者回りや街頭演説を精力的に展開し、着実に知名度をあげている。自民の官僚政治や年金問題を批判しながら政権交代の必要性を訴え、支持拡大を狙う。


 高橋は、福田康夫・前首相の突然の辞任と麻生首相の就任で「解散風」が急に強まった昨年9月、候補として白羽の矢が立った。立候補を表明した時点では準備期間が短いことが懸念されたが、解散の1年近い先送りで態勢を整える時間を得た。県議として自ら培ってきた地盤に加え、各種の支持団体へのあいさつ回りを続けてきたほか、春からは支持者回りに重点を置いた活動を始めている。


 盛岡市議、県議として環境、福祉分野で活動を続けてきたため、自民党県連は従来の自民支持層以外への浸透を期待している。「女性」を前面に押し出しながら、元アナウンサー、盛岡市議、県議としての知名度を生かした戦いを挑む。


 伊沢は07年の参院選に続く2度目の国政挑戦となる。労働組合など支持団体へのあいさつ回りや支持者回りを精力的に進めてきた。


 街頭演説では雇用、年金、平和などの問題をきめ細かく訴え続けている。「政権交代」を訴える中で、「社民党の役割がある」と「第3極」としての社民党の必要性をアピールし、議席獲得を狙う。


 吉田は、共産党が県内で初めて擁立する20代の女性候補となる。若年層を中心とした「青年の集い」を繰り返し、若者の非正規雇用の問題や将来への不安などを同世代の目線で訴えている。支持層からは、次世代の党の「顔」として期待を集めている。格差社会の深刻化などを背景に、若さで従来の共産党支持層以外にも浸透したい考えだ。


 森は街頭演説などを中心に、支持拡大をねらう。=敬称略

2364千葉9区:2009/07/27(月) 20:36:23
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000907240003
衆院選 予想顔ぶれ2区
2009年07月24日




 自民前職の鈴木俊一に、2度目の挑戦となる新顔の民主畑浩治、そして幸福工藤哲子が挑む。勢いを増す民主・畑が自民・鈴木を猛追する格好で、県内での最激戦区となりそうだ。


 「今までのように与党の立場から政策や実績を説明するだけではいけない。どの党が真に政権担当能力があるか、自身の考えをしっかり打ち出して戦っていかなければ」。18日に雫石町であった時局講演会の終了後、鈴木は危機感をにじませて語った。


 父の故・鈴木善幸元首相の後継として6度の当選を重ね、自民の議席を小選挙区制導入以降、県内で唯一守ってきた。各地で支持者向けの講演会やあいさつ回りを続け、国の経済対策の実績や一次産業の振興を目指す政策などを訴えることで、組織固めを急いでいる。


 だが、鈴木を支える強固な地盤には揺らぎも見られる。


 「衆院選の前哨戦」と目された6月の宮古市長選では、自民、公明が支援する候補が当選を決めたものの、民主が推す候補に約2200票差にまで詰め寄られた。


 同市は前回衆院選で鈴木が約7100票差をつけて大勝した「牙城(が・じょう)」だけに、鈴木は「市長選と総選挙は直接つながらない」としながらも「総選挙では前回並みの差をつけて勝たなきゃだめだ」と力を込める。


 畑は前回の落選からほぼ毎日、地元の久慈市をはじめ選挙区内の各地を回り街頭演説やミニ集会を重ねてきた。「前回選ではほとんどなかった」という知名度をこの4年間で大きく上げる一方、旧市町村ごとに20カ所以上の後援会を設立し、着実に得票アップを狙う。


 「2区は政権交代の帰趨(き・すう)を決する選挙区。2区で勝つことが政権交代につながる」と強調。高速道路料金の無料化や農家への戸別所得補償などを訴え、「生活第一」の政策を浸透させるようもくろむ。


 小沢一郎前代表の秘書が逮捕された西松建設献金事件について「ほとんど影響を感じない」とする一方、静岡県知事選や東京都議選の勝利など民主への追い風に乗りたい構えだ。民主党県連も最重点選挙区と位置づけ、県選出の参院議員4人が2区内に応援に入っており、悲願の「全県制覇」を目指す。


 工藤は6月に立候補を表明。街頭演説を中心に活動し、支持を広げたい考えだ。=敬称略

2365千葉9区:2009/07/27(月) 20:37:01
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000907270005
夏の陣/岩手4区総選挙情勢
2009年07月27日

 政権交代にかける民主前職の小沢一郎に自民高橋嘉信、共産瀬川貞清、社民小原宣良、幸福安永陽の4人が挑む。小沢は秘書が逮捕された西松事件の影響も予想されるが、全国的な民主への追い風と後援会組織に支えられ、圧倒的な優勢は変わらない。


 東京12区への「国替え」が取りざたされていた小沢だが、今月24日に東京12区の民主候補が決定。正式表明はまだだが、岩手4区からの出馬が確実視される。


 陣営幹部は「候補者が正式に決まらない以上、選挙準備は進みようがない」と立ち上がりの遅さを認める。今、選挙区内で目立つのは対立候補のポスターだ。


 しかし、郵政解散で自民への追い風が吹き荒れた前回選挙でも、小沢は一度も選挙区入りすることなく、59・94%の得票率で他を圧倒。西松事件も後援会幹部は小沢氏の検察批判に同調し、影響は限定的と見られる。


 高橋は「小沢一郎に挑戦する」と明言した昨年9月の立候補表明以来、選挙区北部の花巻市、北上市などで票の掘り起こしに努めてきた。「3万軒は歩いた」と高橋。旧市町村単位で後援会を設立し、集落ごとに支部を置く。06年の奥州市長選時の後援会組織と合わせ、選挙区全体で「戦う体制ができた」という。


 市長選では約2万5千票を獲得。07年の県議選奥州選挙区では支援する候補が当選ラインに迫るなど、「反小沢」票の受け皿となりつつある。「前回の玉沢徳一郎氏の得票は確実に上回る」。陣営幹部も手応えを感じている。


 小原は、比例区での復活に賭ける。県議を5期務めた実績に加え、5人の候補中、唯一の北上市出身者で選挙区北部での知名度は高い。昨夏以来、選挙区を16回巡り、「第三極」の必要性を訴えて、労組を中心に支持固めに努めてきた。解散翌日に奥州市で開かれた時局講演会では、陣営幹部が「東北の社民候補で惜敗率1位を狙える位置に付けている」。目標は惜敗率40%超での復活当選だ。


 瀬川は26日に、自宅のある奥州市で事務所を開いた。比例との重複で、党県委員会の書記長として全県を遊説に歩く。安永も街頭演説などで支持の拡大を図っている。


 =敬称略

2366千葉9区:2009/07/27(月) 20:38:31
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000907270005
激戦見越し応援
2009年07月27日

●政党代表ら駆け付け


 衆院解散後、初の週末となった26日、県内には各党の代表や幹部が応援に駆け付けた。政権を競う自民と民主は、特に激しい戦いとなっている2区と3区でてこ入れを図った。共産と国民新は「反自公」で、民主と連携する方針を示した。


   ◇


●自・民、2・3区てこ入れ


 自民、民主の激しい戦いが予想される3区。自民公認の稲葉大和氏のもとには石原伸晃幹事長代理が駆け付けた。土砂降りの雨の中、阿賀野市や新発田市など4カ所で街頭演説した。


 長靴にかっぱ姿の石原氏は「働きながら子育てできるよう、子どもを社会全体で支えていこうと思っている」と子育て支援を強調。さらに地域の産業活性化のため、「新潟産米を世界に売り込んでいく必要がある」と訴えた。


 一方、新発田市内の民主公認の黒岩宇洋氏のもとには鳩山代表が駆け付けた。黒岩氏との対談形式で、将来の「首相候補」の人柄紹介に大半を割いた。質疑応答で、有権者から献金疑惑問題について説明を求められる場面もあったが、鳩山氏は秘書が思いもしない行動をとったことを数分かけて説明した。


 鳩山氏はこの後、2区で公認した鷲尾英一郎氏の応援に。前回、鷲尾氏を支えた社民が公認候補を立てるため、最も長く時間を割いた。


 燕市のスーパー駐車場では、同地区に多い中小企業への減税や高校の学費無償化などを力説。農家への戸別所得補償の必要性を訴え、「欧米では当たり前で、できないわけがない。農業の後継者が自信を持てるような制度を作る」などと述べた。


 2区で自民公認の近藤基彦氏が農林水産副大臣で、農業政策が争点の一つであることを意識してのことだ。


   ◇


●共・国、「反自公」鮮明に


 共産の志位和夫委員長は同日午後、新潟市内を訪れ、1区で公認した武田勝利氏らと演説した。安全保障問題などで民主と大きな隔たりがあるとしながらも、「民主中心の政府ができる可能性が高い」と述べた。「後期高齢者医療制度の廃止など個々の政策で一致点もある。良いことには協力するが、危険な政策には防波堤として反対する『建設的野党』の立場を貫く」と続けた。


 富山3区から比例(北陸信越ブロック)に回った国民新の綿貫民輔代表も同日、新発田市内で決起集会を開いた。比例区は国民新、選挙区は民主の黒岩氏への応援を呼びかけた。民主は、国民新なしに参院で法案を通せない。国民新も民主なしに郵政民営化見直し法案の成立は不可能で、協力を確認しあった。

2367千葉9区:2009/07/27(月) 20:41:13
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090727_01.htm
存在感見せつつ静観 秋田の新旧知事 衆院選

  今年4月に交代した秋田県の新旧知事が、衆院選でともに静観の構えを見せている。初当選した佐竹敬久知事は支持母体が推す各陣営と等距離を保ち、3期12年務めて勇退した寺田典城前知事は、出馬予定の次男に対する世襲批判に配慮し、前面に出た応援を控えている。知名度の高い2人が特定の政党や立候補予定者を支援すれば影響は大きく、今後の動向が注目されている。

<間接的に支援>
 「直接、選挙活動にはタッチしない」。21日の記者会見。佐竹知事はこう明言し、特定候補を応援するための街頭演説や集会に出席する考えがないことを示した。

 知事選では自民、社民両党の支援を受けつつ「県民党」を掲げた佐竹知事。以前から来るべき衆院選を意識してか、県議会6月定例会の一般質問で、両党の議員らを前に、「知事の立場で、国政に関して一党一派に偏ることは適当ではない」と強調。布石を打っていた。

 ただ、全く動かないわけではない。知事選で応援してもらった立候補予定者には、祝電を届けたり、集会に親族が出席したりと間接的な支援を行い、存在感は見せている。

 それでも、佐竹知事を支援した関係者の間では、街頭演説でマイクを握るなど積極的な支援を望む声は根強い。

 2区のある陣営は「動きにくい立場なのは分かるが、佐竹知事本人が何らかの形で応援してほしい」と話し、3区のある陣営は「知事の応援はありがたく、期待している」とラブコールを送る。

<持論変わらず>
 一方の寺田前知事。佐竹知事誕生以降、県政界の表舞台から距離を置いているが、かつては「改革派知事」とも評された政治家。政治への関心は薄れていない。

 「自民党は総裁が相次いで代わるなど制度疲労を起こしている。政権交代するべきだ」。様子見を決め込むそぶりを見せながらも、衆院選に関して持論を展開する。

 秋田市が選挙区の1区で3選を目指す民主党県連代表の次男・学氏については、「応援すれば、有権者から前知事の世襲というふうにみなされ、理解を得られないだろう」と話す。

 県政界には、「寺田前知事の退任で、学氏は最大の後ろ盾を失った」との見方もあるが、学氏本人は「『おやじ』が知事を辞めて気が楽になった。知事時代は、別人格でも親子でセットで見られることがあったから」と受け止めている。

 学氏と1区で戦う自民党前議員の二田孝治氏も、寺田前知事の動きを注視する。党県連会長だった1997年知事選で、自民党は当時県職員の佐竹知事を推したが、寺田前知事に敗れた。寺田県政の12年間、寺田前知事と対立を繰り返した経緯がある。

 二田氏の陣営は「寺田前知事が退いたことはものすごいプラスだ。1区の政財界における彼の影響力が薄まり、支持拡大に向けて動きやすくなった」と話す。ただ、自民党のベテラン県議はこう警戒感を示す。「知事を退いたとはいえ、県政界への影響力は侮れない。表に出なくても、知事時代の支持者は動くはずだ」



2009年07月27日月曜日

2368千葉9区:2009/07/27(月) 20:45:21
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/gifu/CK2009072502000221.html
3区武藤氏、世襲批判より父は強し 元外相・嘉文さんが支持訴え
2009年7月25日

 衆院選で岐阜3区から立候補予定の自民前職武藤容治さん(53)が23日夜に笠松町で開いた国政報告会に、元外相で父の嘉文さん(82)が姿を見せた。国会議員の世襲批判が高まる中でも、親子がそろって演説。激戦が予想される選挙戦に向けて支持を訴えた

 武藤家は容治さんの曾祖父嘉門氏、祖父嘉一氏(ともに故人)、そして嘉文さんと国会議員が続く政治家の一族。嘉文さんは13回連続当選の後、4年前の郵政選挙を前に引退し、次男の容治さんが跡を継いだ。

 マイクを握った嘉文さんは、細田博之自民党幹事長や与謝野馨財務相らとの交流を披歴し、健在ぶりをアピール。「各省庁の局長以上に人脈があり、容治をもり立ててお役に立てるので安心して応援を」と強調した。

 3区では、最近2回の衆院選で民主前職の園田康博さん(42)が比例で続けて復活当選。今回は自民への逆風も加わり、さらに厳しい戦いが予想される。容治さんは、あいさつで「ご先祖さまの顔に泥を塗るわけにはいかない」と訴えた。

 一方、嘉文さんは麻生太郎首相について「判断力がなく、決断もできず、失言もする。早く辞めたらいい」とばっさり。党内で麻生派に属する容治さんが「本人は本質的にまじめ。ぶれたと言われているが、ぶれていない」と苦笑いで擁護に回る一幕もあった。

 ただ、嘉文さんは24日夜に同町で開かれた別の集会では一転、麻生批判を一切口にしなかった。

  (河原広明、久下悠一郎)

◆「古い自民党の体質変わらず」 民主陣営が批判
 岐阜3区で出馬する民主前職園田康博さんの陣営は23日夜、各務原市内の選挙事務所で選対会議を開催。関係者約25人が出席し、活動予定などを話し合った。

 会議後、国会議員の世襲が問題視されている中での武藤陣営の動きに対して、民主党県連の伊藤正博幹事長は「古い自民党の体質が変わっていない」と批判。園田さんは「私たちは党のマニフェストと政権交代を有権者に訴えていくだけ」とコメントし、直接の批判は避けた。

 (柴田久美子)

2369千葉9区:2009/07/27(月) 20:46:20
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/nagano/CK2009072302000235.html
選択の座標 <1区> 09年総選挙in信州
2009年7月23日

 衆院の解散を受け、総選挙の日程が8月18日公示、同30日投開票と決まった。立候補を予定している各陣営は何を訴え、どのように戦うのか。選挙区ごとに、主な候補予定者の動きを探った。(衆院選取材班)

 前回小選挙区で当選の小坂憲次(自現)に、比例代表北陸信越ブロックで復活当選した篠原孝(民現)が3回目の対決を挑み、激戦が予想される。両者の争いに、新顔の山口典久(共新)が割って入る構図となる。

 4代続く政治家の家系で盤石の組織力を誇る小坂は、解散風が吹き荒れた昨秋ごろから、ほぼ毎週、月曜朝に長野市などで街頭演説に立っている。前々回約6000だった篠原との票差は、郵政選挙の追い風で前回は2万まで広げたが、今回は逆風の中で選挙戦を迎えそう。都市部の無党派層が勝敗を左右する「1区現象」もあり、陣営の危機感は強い。

 須坂、中野両市の街頭にも足を伸ばし、支持層拡大に注力。景気対策や対北朝鮮の安全保障問題など、自身と党の実績を強調する。陣営幹部は「有権者の反応も良くなった」と手応えを実感する。

 堺屋太一・元経済企画庁長官や小渕優子少子化担当相を招いた集会を開いたほか、週末には地元の個人後援会を中心に、20〜30人ほどのミニ集会に顔を出し、組織固めにも余念がない。昨秋開設したブログでは、衆院議院運営委員長の多忙な公務の合間を縫い、本会議の様子や後援者との触れ合いを報告してきた。

 一方の篠原は昨年9月末、「圧倒的なえこひいきをしてほしい」と地元中野市のエノキダケ工場竣工(しゅんこう)式で訴えた。前回選では、農業が基幹産業の同市で、有効投票の半数を取ったが小坂との差は約2000。農政通で鳴らすだけに不本意だった結果をはね返そうと、週末には農村部を自転車で泥臭く駆け回る。

 勝敗の鍵を握る長野市など都市部では、小坂と同じ毎週月曜朝にJR長野駅前で演説するほか、ミニ集会でも浸透を狙う。篠原は「『比例は民主』と言ってくれる人は格段に増えた」と党への追い風を実感し、「もうちょっと頑張れば、小選挙区でも勝てる」と個人の支持へのつながりに期待する。

 支持団体からは「政策通だがアピール不足」との指摘も。今月4日の党県連大会では、鳩山由紀夫代表の政治資金問題をめぐり「防戦の第一線に立っている」と述べた。衆院政治倫理特別委の党筆頭理事など、有権者に伝わりにくい党中枢での活動をPRした。

 山口はこの3年半、「地球4周半」に及ぶ距離の街頭活動を続け、支持を訴えてきた。企業や自治体、宗教団体とも対話を重ね、自民や民主支持層の切り崩しを図る。雇用問題には「中小企業からも『大企業はやり過ぎだ』と聞く」と手応えを感じている。

 開いたミニ集会は250回。「暮らしや雇用対策の理念が伝わり、党への期待は高まってきている」と受け止め、陣営幹部も「自民、民主と互角に戦う」と意気込む。

 政治団体(幸福実現党)からは県代表の横田基文が立候補を予定している。

 (敬称略)

2370千葉9区:2009/07/27(月) 20:46:52
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/nagano/CK2009072402000251.html
選択の座標 <2区> 09年総選挙in信州
2009年7月24日

 3選を目指す下条みつ(民前)に対し、元総務官僚の務台俊介(自新)が議席奪取を狙う。共産や社民などの新人4人も加わり、県内小選挙区では最も多い6人がしのぎを削る。

 「日本の政治を変える最初の入り口になる」。政権交代を実現させる選挙戦と位置付ける下条。「与党と官僚とでつくったいろんな枠組みを壊し、無駄遣いや利権の部分を掃除する」と強調し、福祉や医療、年金、雇用対策を重点にする政策展開を訴えている。

 自民候補と大接戦の末に制した前々回の選挙を自身の出発点ととらえ、国会の合間を縫っては地元に戻り、こまめに支持者回りを重ねるスタイルは今も変わらない。

 「政権交代」を予感させた今月12日の東京都議選の結果にも「もし投票率が5%落ちていたら自公が必ず取っている」と引き締める。

 これに対し、真っ向から対決を挑む務台。「地域経済が疲弊しているのは、現職が地域のために仕事をしてこなかったからだ」と下条に批判の矛先を向け、「2区の選手交代を」と訴える。

 6月中旬には首相の麻生太郎が務台の応援に駆けつけ、聴衆を前に経済対策の実績を強調。務台も「地元に人材、権限、財源を取り戻し、地域の潜在的可能性を引き出す改革を進める」と声を張り上げた。

 昨年8月の出馬表明以来、各地で後援会組織を立ち上げる一方、知名度を高めようと街頭演説やミニ集会などを続ける。戸別訪問の件数は3万件に上るとしている。

 前回選に続き2度目の挑戦となる岸野正明(共新)。2007年9月の党公認決定から1年10カ月、支持者回りや街頭演説などを行ってきた。これまで開いたミニ集会は約200回に上り、企業や医療機関、農協などとも対話を重ねている。

 「自民支持者からも今の自民じゃだめという声を聞く」と話し、「大企業にしっかりものが言えるのは、企業献金などを一切受けていない共産党だけ。暮らしを守る政党として期待が高まっている」と支持拡大に力を注ぐ。

 中川博司(社新)は昨年9月の出馬表明以降、課題である知名度不足を解消するため、あいさつ回りに奔走。配り歩いた名刺の数は3万5000枚という。

 最近はほぼ毎日のようにミニ集会を開き「政権交代が実現しても、政治が変わらなければ意味がない。政治が壊してきた雇用と暮らしを再生できるのは社民だけ」と訴える。

 目標は小選挙区で得票を伸ばし、前々回の選挙で失った比例代表北陸信越ブロックの1議席の奪還。24日には党首の福島瑞穂が松本入りする予定だ。

 今年2月に出馬表明した上条昭太郎(無新)。知人の紹介で人を集めてミニ集会を開くなど草の根的に支持拡大に取り組む。元衆院議員秘書だがフリーター経験も持つ。「今の政治家は世襲議員や官僚出身者ばかり。古い体質の政治は変えないといけない」と訴える。

 政治団体「幸福実現党」からは県役員の大槻穂奈美が立候補する。(敬称略)

2371千葉9区:2009/07/27(月) 20:47:24
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/09_sousenkyo/nagano/CK2009072502000219.html
選択の座標 <3区> 09年総選挙in信州
2009年7月25日

 長野3区の顔触れは過去2回の総選挙とほぼ同じ。14選を目指す羽田孜(民前)に対し、岩崎忠夫(自元)が4度目の挑戦。岩谷昇介(共新)も3度目の出馬で躍進を狙う。固定化した構図の中で勢力争いが続いている。

 自民を離党して16年、政治改革を目指し続けた羽田にとって、悲願の政権交代が現実味を帯びる。地元入りは少ないが、陣営幹部は「まだ改革は成っていない。それが今、ようやくできる時が来た」と代弁する。

 羽田に代わり地元で選挙戦に備えるのが、会員10万人ともいわれる後援会組織「千曲会」。6月ごろから地区別の役員会を開き、戸別訪問を続けている。実績十分だが、一方では集票力低下を危ぶむ声も。“風”に乗って浮動票を取り込めるかが鍵になる。

 2008年2月に「軽い脳血栓」で一時入院し、最近は表に出る機会も減った。陣営も「万全ではない」と認めるが、鳩山代表選出時に影響力を発揮したとして「気力や体力、判断力はまったく問題ない」と強調、政権奪取への思いを前面に打ち出す方針だ。

 岩崎は前回の衆院選で落選して以来、選挙区内をくまなく歩いた。有権者へのあいさつ回りは1日に200軒。この4年間、3区で「自分が一番多くの人に出会った」と自信を深める。今は地区別の集会を重ねている。

 初出馬の2000年衆院選は、羽田との得票数差は約9万6000。前々回は6万6000に縮め、前回は10万票を得てあと4万にまで迫った。陣営は「あと2万の上積みで羽田さんと並ぶ」と意気込み、後援会の規模も「千曲会と大差ないと思っている」と羽田陣営をけん制する。

 懸念は国会での自民の混乱。しかし岩崎は「それは麻生さんの問題。3区は自民対民主でなく、あくまで岩崎対羽田だ」と距離を置く。逆風の中での選挙にも「前回も『郵政民営化に反対』と決めつけられたが、10万人に支持された」と意に介さない構えだ。

 岩谷は「今までになく若者の支持もある」と、高まる期待を肌で感じている。毎週月曜朝に行う上田駅での街頭演説はもう7年目。有権者とひざを突き合わせたミニ集会は、一昨年9月から数えて二百回を超えた。

 最重要視する雇用問題に行動力を見せ、上田ハローワーク前で相談会を開催。有権者に最も近い政党であることをアピールし、自民、民主支持層の切り崩しを目指す。

 政治団体「幸福実現党」からは県役員の江原学が立候補を予定している。

  (敬称略)


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