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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

2333とはずがたり:2009/07/26(日) 19:19:25

【政権攻防 ドキュメント3区】 「子ども手当」狂騒曲
2009年07月25日 15:00
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/nagasaki/20090725/20090725_0001.shtml

 「大きくなったなあ」。24日午前9時35分、民主前職の山田正彦氏は大村市の自宅庭の野菜を、わが子のように愛おしげに見つめた。ナスのそばのプチトマトをもいで口に放り込み、車に乗り込む。選挙区を駆け回る一日がまた始まった。

 午前10時、東彼杵町の里漁港。曇り空の下、鉛色に濁った大村湾を背に、自民前職の谷川弥一氏はマイクを握った。

 「民主党は子ども手当に2万6千円とか言って、ポスターもでかでかと張っとる。不況で苦しんでいる人たちは、これにしびれるんです」と困ったような表情をしたかと思うと一変。「それがいつの間にか1万3千円になっちょる。しかも配偶者控除と扶養控除は削るんです。それを言わないのはずるい」とまくしたてた。

 子ども手当は、中学生以下の子どもに月額2万6千円を支給する民主党の目玉政策。最初の2年間は半額の1万3千円を支給し、3年目からは所得税の配偶者控除や扶養控除を見直して財源に充て、全額支給する方針だ。子どものいない世帯(共働き世帯除く)では負担増につながる民主党の「説明不足」を、徹底的に攻撃するのが谷川氏の作戦だ。

 一方の山田氏は、東彼杵町や波佐見町の企業を中心にあいさつ回り。午前10時14分、訪れた特殊塗料メーカーの担当者が子育て世代と見るや、すかさず「子ども手当頑張ります」と訴えた。

 午前中に4カ所の街頭演説やミニ集会を終えた谷川氏は午後0時15分、東彼杵町の国道沿いのレストランで昼食。焼き肉定食を平らげた。直前の演説で雨にたたられ、ズボンはびしょびしょだが、食事中も陣営関係者を相手に「インド洋への自衛隊派遣を認めるなど民主党はころころ政策ば変えよる」と批判は止まらない。谷川氏が口角泡を飛ばしている店の脇を、山田氏の車が通り過ぎていった。

 午後0時40分、大村市の事務所に戻った山田氏は、納豆と湯通ししたキャベツの昼食。「子ども手当は最大の景気対策だ。谷川さんは批判するばっかりで、どんな子育て支援をするか具体的に出してこないじゃないか」と、記者に不満をぶつける。ただ、所得税控除見直しについては「全廃の方向だ」というと、手にしたお茶をぐっと飲み干した。

 子ども手当をめぐって両者の激しい舌戦が続く背景には、大村市の事情も大きい。前回総選挙の2005年9月と比べて、人口は1826人増加(6月末現在)。25歳から44歳までの子育て世代も417人増えており、両陣営ともに「子育て票」の行方は勝敗に影響を与えかねないとみる。

 谷川氏は大村市に場所を移し、午後2時から公明党の「女性のつどい」に参加。約500人を前に「子ども手当」批判を繰り返した。乳児を抱えた同市の自営業女性(43)は「子ども手当の詳しい内容は初めて知った。あらためて検証したい」。一方で、同市の主婦(51)は「じゃあ自民は何をしてくれるのかな」。

 山田氏はマッサージでリフレッシュした後、午後3時半から同市内であいさつ回り。谷川氏は午後4時半、この日8カ所目の演説会場となる東彼杵町の八反田公民館に到着。田んぼに囲まれた会場に集まったのが農業者とみるや「民主の農業所得補償制度は輸入自由化が前提なんです」と、演説内容を変えた。

 同時刻、同市寿古町の路上で、あいさつ回り中の山田氏と握手した女性(60)は、山田氏が去った後に打ち明ける。

 「実は先日、地元の集会に谷川さんが来て、民主党はうそつきだというんです。どっちが本当なの。大事なのはどっちが政権を取るかではなく、国民が安心できる生活を送れることですよね」
    ×      ×
 ▼3区(3人)
 谷川 弥一 67党支部代表    自(町)前
 山田 正彦 67弁護士      民 前
 山田 聖人 43幸福実現党県役員 諸 新

=2009/07/25付 西日本新聞朝刊=


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