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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 15:36:55

統一地方選スレから東海・北陸所謂中部地方のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
掛川ネタはこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1187487997/l40

1961チバQ:2011/01/08(土) 14:01:09
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/ele_aichi/list/201101/CK2011010802000172.html
財界、悩める支援 自民分裂、民主ラブコール
2011年1月8日

交歓会で乾杯し、今年の躍進を誓う中部の財界関係者ら=7日、名古屋市内のホテルで


 2月6日の愛知県知事選で、財界が難しい対応を迫られている。過去の知事選で支援した自民党は県連の推す重徳和彦氏(40)と大村秀章衆院議員(50)に分裂。御園慎一郎氏(57)を推薦する民主党も7日、岡田克也幹事長が政権与党の実績を背景に名古屋市内の有力企業を回るなどラブコールを送り「誰か一人に決められない」(経済団体幹部)との悲鳴が上がっている。

 「今回は勘弁してもらっている」と話すのはある経済団体の幹部。昨秋、各陣営から推薦依頼や後援会への加入などを求められたが、すべて断った。会員企業の総務、秘書担当者からは「知事選でどうしたらいいのか」などの問い合わせも相次ぐが「各自で判断してほしい」と答えるようにしているという。

 前回知事選では、中部経済連合会や名古屋商工会議所は、当時与党の自民、公明の推す現職の神田真秋知事の支援で一致した。しかし、今回は民主政権後初となる知事選。「自民とのしがらみもあり、経済界が足並みをそろえて応援するのは到底無理」(財界首脳)と話す。

 財界がとりわけ頭を悩ますのは自民の分裂。経済団体幹部は「どちらを応援しても禍根を残す。ならば無理に旗幟(きし)を鮮明にしなくても、と考える企業は多い」と打ち明ける。

 一方、パフォーマンス先行の選挙戦に苦言も。7日、名古屋市内で開かれた経済4団体の新春パーティー。J・フロントリテイリングの岡田邦彦相談役は「『中京都構想』などネーミングやキャッチフレーズだけでは分からない」と中身のある政策論争を注文した。

 争点の一つに浮上している減税で、中部経済同友会の水野耕太郎筆頭代表幹事はパーティー前の会見で「財政状況が良くない中で将来にとって果たしていいものか」などと反対。これに対し、中部経営者協会の山田隆哉会長は「減税を出発点に行政の不効率を考え直すのであれば、それもありではないか」と理解を示し、政策をめぐる立場の違いも一本化を難しくしている。

http://www.chunichi.co.jp/article/feature/ele_aichi/list/201101/CK2011010702000182.html
分裂知事選、揺れる自民 統一選控え県議ら動揺
2011年1月7日


 2月6日投開票の愛知県知事選まで1カ月を切っても、自民党が揺れている。県連が推す元総務官僚の重徳和彦氏(40)への推薦を見送りながら「全面支持」を打ち出す党本部に対し、地元県議らは「理解できない」と不満を高めている。一部は水面下で対抗馬の大村秀章衆院議員(50)支持に回る動きも。分裂選挙がいよいよ、現実味を帯びてきた。

 自民党の大島理森副総裁は6日、名古屋市内で開かれた同党県連の会議に出席し、重徳氏の党本部推薦を見送ることを正式に伝えた。大島氏は「公認並みに支持する」と理解を求めたが、出席者からは「むちゃくちゃな話だ」などと不満の声が上がった。

 大島氏は推薦見送りの理由として「県民参加できる選挙態勢にはこの方がいい」などと説明。自民党を離党して知事選に出馬する大村氏の除名問題も「早急に対処する」と述べた。

 一方、自民党の中堅、若手国会議員の一部は大村氏の支援を公言しており、この日も菅義偉元総務相が応援のため名古屋入り。大島氏とほぼ同時刻に、名古屋駅前など3カ所で街頭演説を行った。菅氏は演説後、報道陣に「党の機関決定は推薦か公認の場合のみ。重徳氏には何もないので、大村氏への応援は問題ない」と反党行為に当たらないと表明。今後も応援に来る意向を示した。

 大島氏ら執行部はこうした状況から、党内の混乱を回避し“玉虫色”の決着を図ったとみられるが、はしごを外された格好の県議、市議らの間では動揺が広がった。

 知事選後に統一地方選を控える県議、市議らにとって知事選の勝敗は死活問題。このため、県議団の一部には公明党県本部の支持を取り付けた大村氏への支援に傾く動きが出ており、現状のまま選挙戦に突入すれば「分裂選挙は避けられない」(中堅県議)との見方が広がる。

 若手県議の一人は党本部の決定に「このままでは戦えない。何の展望があるのか」と不満を漏らした。

1962チバQ:2011/01/08(土) 14:02:27
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110108-OYT1T00289.htm
河村市政止めるため…自民市議団、石田氏を推薦
 河村たかし名古屋市長(62)の辞職に伴う出直し市長選で、自民党市議団は7日、民主党が推薦する同党衆院議員・石田芳弘氏(65)(愛知6区)の推薦を決め、市内選出の自民党県議にも支援を要請した。

 市議団は「河村市政を止めるため」と説明したが、県議からは「同日選の知事選で不利になるのではないか」など、慎重な意見が出された。

 市議団は同日、石田氏と政策などについて協議。「おおむね一致している」として、推薦を決めた。岡本善博団長は「十分に政策をすり合わせた。石田氏が勝てるよう、市議団として頑張りたい」と述べた。

 石田氏は市議団の支援を歓迎し、「相乗り」への批判については、「相乗りとは対立候補をなくすこと。河村市長という対立軸があり、相乗りやなれ合いではない」と反論した。

 知事選では民主党が元総務省官房審議官・御園慎一郎氏(57)を推薦、自民党が元総務省課長補佐・重徳和彦氏(40)を擁立。同党県連は市長選については、「選挙の大義がない」として独自候補の擁立を見送った。

 市議団は「具体的な支援方法は今後検討していく」としているが、市内選出のベテラン県議は「市議団の石田氏推薦が、知事選の対立候補を利するようなことになっては意味がない」とくぎを刺していた。

 一方、石田氏は共産党などでつくる「革新市政の会」とも政策協議を予定しており、「できることなら協力していただきたい」と、マニフェスト(公約)の修正も含め、柔軟に応じる考えを示した。同会は政策協議で合意すれば、八田ひろ子氏(64)の擁立を見合わせるという。

 同市長選にはこのほか、市議の杉山均氏(54)が出馬を表明している。

(2011年1月8日10時45分 読売新聞)

1963チバQ:2011/01/12(水) 22:31:47
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20110112000000000018.htm
民主、田辺氏支援に傾斜 静岡市長選
01/12 08:14
 静岡市長選(3月27日告示、4月10日投開票)で、民主党県連と静岡市議会の連合系会派新政会、連合静岡静岡地協の3者が進めている独自候補の擁立作業が難航し、既に出馬表明した元県議田辺信宏氏(49)の支援に回る可能性が高まっている。出馬要請している同市清水区出身の女性大学教授の擁立は「ハードルが高く、擁立は難しい」との見方が広がっており、3者は田辺氏支援に傾斜しつつある。
 民主県連の牧野聖修会長や静岡地協の八木嘉則議長は独自候補擁立に失敗した場合、他党との連携も排除しない考えを表明している。一方、同様に独自候補擁立を目指す自民党側にも田辺氏支援の市議らがいるため、双方の擁立作業の結果によっては、民主、自民相乗りの可能性も出てきた。
 ▼かすかな望み
 民主県連など3者は7日の会合で、市長選対応の最終判断の期限を2月上旬に再度先延ばしし、擁立作業を続けるとともに、擁立に失敗した場合に備え、田辺氏とも接触を始めることを決めた。県連幹部が10日に女性教授と接触したが、決断を得るに至らなかったという。この幹部は「厳しいのは確かだが、可能性はあると思っている」とかすかな望みをつなぐ。
 しかし、女性教授は11日、静岡新聞社の取材に対し、「期待していただくことは光栄だが、なかなかそれに応えられる状況になく、(出馬は)難しい」と述べた。
 県連には「政権与党として政令市の市長に候補者を立てるべき」との主戦論がある一方、「独自候補擁立」の方針に冷めた見方もあり、一枚岩になっていない。
 ▼自然な流れ
 他市選出の民主県議は「党への逆風がこれだけ強い中、独自候補を立てる力はない」と断言。ほかの県連幹部は、連合静岡と対立した過去がある元参院議員の海野徹氏(61)や、自民党籍のままで市長選に出馬する意向の市議会議長安竹信男氏(64)は支援対象にならず、「田辺氏支援が自然な流れ」と解説する。
 自民党静岡市静岡、清水両支部の擁立作業も難航し、予断を許さない状況だ。今月末をめどに作業を進め、複数の人物に接触を図っているが、出馬に前向きな回答は得ていないという。両支部の方針に反して出馬表明した安竹氏への対処も懸案事項になっている。
 支部内の田辺氏支持の市議の間には、「早期に対応を決めるべき」との意見もあるが、両支部とも田辺氏支援の検討は「独自候補の結論が出てから」との姿勢だ。

1964チバQ:2011/01/12(水) 22:32:21
http://jbbs.livedoor.jp/study/2246/
新春早々、県議選モード
2011年01月12日


 4月の県議選で第一会派を巡って競り合う構えの自民党と民主党が、新年早々、選挙モードに突入している。「阿部与党」を前面に打ち出す民主県連。これに対して自民県連は菅政権の支持率低迷を追い風とし、民主が大敗した昨年12月の「茨城ショック」を再現しようと意気込んでいる。(二階堂友紀)
 5日、長野駅前であった民主県連の街頭演説。「阿部知事と車の両輪になり、阿部知事を支え、阿部知事の思うところを理解する仲間を増やしていかなければならない」。県連代表代行の羽田雄一郎参院国対委員長は、数分の演説の間、10回も「阿部知事」と連呼。阿部知事と民主系会派との関係を「車の両輪」「二人三脚」と形容した。
 昨夏の参院選で、北沢俊美防衛相が4選を果たし、次点の新顔候補と合わせると50万票以上を獲得した民主。続く知事選でも、推薦した阿部知事が自民系候補を破るなど、追い風が吹いていた。
 勢いづいた県連は昨年10月、「公認・推薦で20議席を確保し、第一会派を目指す」と表明。が、国政の混乱で状況は悪くなる一方だ。
 朝日新聞が昨年12月に実施した全国世論調査で、菅内閣の支持率は、発足以来最低の21%まで低迷。統一地方選の前哨戦と言われた同月の茨城県議選では、民主の公認・推薦候補24人中18人が落選するという大敗を喫した。
 「ここまでの逆風が吹くとは予想できなかった」。県連幹部は戦略の狂いを認める。「何でも反対の自民党県議団では県政が停滞してしまう。阿部知事の声をすくい上げる与党を築く必要がある」。民主党の看板を掲げにくくなった今、思い描いているのは、そんな構図だという。
 一方の自民党も臨戦態勢だ。7日に長野市内で開かれた小坂憲次参院幹事長の新春の集いでは、統一地方選への言及が相次いだ。ところが、「阿部知事」というフレーズは1回も出なかった。
 「民主党に政権を渡しはしたが、あの体たらく」(平野成基県議団長)、「民主党はやはりダメ。格段の違いがあって自民党だと言って頂かなければならない」(小坂議員)……。議員らが強調したのは、県政ではなく国政における民主の迷走ぶり。菅政権への逆風を背景にして、支持を訴える戦略のようだ。
 では、阿部県政に対しては、どんなスタンスをとるのか。「サポートすべきところはサポートして、チェックすべきところはチェックするという態勢でいかなければならない」。県連幹部は是々非々の立場だと説明する。
 だが、そんな自民の姿勢を、民主県連幹部は「阿部県政の是非を争点化させないための戦術」とみる。県民の中に「阿部人気」がある現状では、阿部県政への対決色を鮮明にするのは得策ではない――というわけだ。
 県議選まで3カ月。選挙戦は既に始まっている。

1965チバQ:2011/01/12(水) 22:56:26
http://www.tv-sdt.co.jp/nnn/news880379.html
安竹議員の離党勧告を決議
(静岡県)自民党静岡市静岡支部は、次期静岡市長選をめぐり党紀を乱したとして出馬表明した安竹信男さんに対し、離党勧告することを決議した。自民党静岡市静岡支部はこれまで、静岡市長選の候補者選定作業を清水支部とそれぞれで行っていたが、安竹さんは今月4日、これら作業とは別に、出馬表明した。静岡支部では安竹さんの一連の行動が党紀を乱したとして12日臨時総務会を開き安竹さんの離党勧告を決議したもの。執行部では13日、離党勧告書を本人に渡すことにしている。
[ 1/12 21:48 静岡第一テレビ]

1966チバQ:2011/01/13(木) 12:30:15
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000001101130001
知事選・山本拓氏、出馬見送り
2011年01月13日

4月の知事選に出馬の意欲を見せていた自民党の山本拓衆院議員(58)=福井2区=は12日、同党の谷垣禎一総裁の慰留を受けて、立候補を見送る意向を明らかにした。知事選では、3選を目指す西川一誠知事がすでに立候補を表明。共産党は独自候補の擁立を進めており、選挙の構図はほぼ固まった。(足立耕作)


 山本氏はこの日、党本部で谷垣総裁と懇談し、党単独候補として立候補するか、対応を協議した。その中で谷垣総裁から国会議員にとどまるよう要請され、受け入れた。
 谷垣総裁は懇談後、「自民党が政権奪還を目指すうえで福井2区は貴重な議席だ。党組織運動本部長代理という党再生の要でもあり、引き続き衆院議員として働いてほしいと要請した」と談話を発表した。知事選に向けた党の推薦では「自民党の政策を実現できる人物かどうか、県連でよく協議することを期待する」とした。
 山本氏も「これからの通常国会で党が一丸となって戦う重要な時期。総裁の強い要請を受け入れた」と談話を出した。ただ、立候補について「今回は見送る」と、次回以降に含みを残した。


 山本氏は昨年11月、地元後援会からの要請を受けて「前向きに受け止め、出馬の準備をする」と、立候補に強い意欲を見せた。その後は党の支援組織の会合などで「自民王国の福井では、相乗りではなく独自の公認候補を立てるべきだ」と訴えてきた。
 ただ、同氏のホームページに掲載した今年の年頭あいさつの中で「私が知事選の当事者になるかどうかは谷垣総裁次第」と党中央に判断を委ねていた。


 一方、西川知事は昨年11月3日の政治資金パーティーで事実上の3選出馬を表明。12月議会での正式表明後は、県経済団体連合会や農政連、連合福井といった主要団体が推薦を決定している。今後の焦点は民主や自民の2大政党の推薦の行方だが、西川知事の勝木健俊・後援会連合会長は「時期を見て推薦願を出したい」と話した。
 共産党県委員会は、同党や労働組合などでつくる市民団体からの候補者擁立を目指し、人選を進めている。

1967チバQ:2011/01/14(金) 00:18:29
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110113k0000m040158000c.html
愛知知事選:民主陣営「ここが最後の砦」…閣僚級ら続々と
 2月6日投開票の愛知県知事選に向け、民主党が支持団体の引き締めに躍起になっている。政権交代を果たして親密団体は増えたが、菅政権の支持率低迷の影響から「面従腹背」の動きも見られるためだ。地方選挙で敗北が続くなか、民主党王国・愛知の知事選は4月の統一地方選を目前にした「最後の砦(とりで)」。党三役や閣僚級が続々と来県し、逆風を払いのけるのに必死だ。【宮島寛、福島祥、加藤潔】

 12日夜、名古屋市西区の高級ホテルで行われた民主党愛知県連の政治資金パーティー。10日に開かれた自民党県連パーティーの1500人(主催者発表)を上回る2500人(同)が出席した。知事選立候補予定の元総務省審議官、御園慎一郎氏(57)の登壇に盛大な拍手が起こり、与党の強みを見せつけた。

 しかし「パーティーに顔は出しても、どれだけ応援してくれるかは別問題だ」と民主県連幹部は指摘する。

 昨年12月27日、名古屋市中区の御園事務所であった各種団体への説明会。選挙期間中、御園事務所から団体構成員に電話で投票を呼びかける要員手配を依頼すると「個人情報の問題で名簿は外に持ち出せない。自分の事務所から電話をかける」との返事が相次いだ。「体の良いサボタージュだ」。陣営幹部は憤った。

 陣営の別のスタッフは支持者から「民主政権がいつまで続くか分からない」と言われた。御園氏は「気にしても仕方がない。政権与党だからこそできる政策を地道に訴えていく」と語るが、国政から吹いてくる逆風を地方の現場は切実に感じている。24人もの国会議員を擁する民主党愛知県連。それだけに「愛知で連敗の流れを止められなければ、他で止められるわけがない」(杉岡和明県連幹事長)という焦燥感が募る。

 党本部からは岡田克也幹事長ら党幹部が続々と愛知入りし、知事選と前民主党衆院議員の石田芳弘氏(65)を擁立した名古屋市長選へのテコ入れを図る。12日のパーティーには野田佳彦財務相が駆けつけ、「石にかじりついてでも勝ってほしい。天下の愛知、愛知県連を示してほしい。この流れが統一地方選挙の躍進につながる」とげきを飛ばした。

1968チバQ:2011/01/14(金) 00:22:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20110113-OYT8T00058.htm
自民も独自候補難航
静岡市長選交渉、2氏に絞る
  自民党静岡市静岡支部は12日、緊急の総務会を開き、今春の同市長選に立候補を表明した安竹信男・同市議会議長を離党勧告処分とすることを決めるとともに、党同市清水支部とも協力して、現在市長選への出馬を打診している2人に絞って候補者選びを進める方針を確認した。ただ、安竹氏は出馬の意向を崩していないほか、立候補を打診している2人とも見通しは厳しいことを静岡支部幹部自身が認めている。さらに党市議団の中には、立候補を表明している元県議の田辺信宏氏を支援する動きもあり、同党の候補者選びは混迷を深めている。

 静岡支部の伊東稔浩支部長はこの日の総務会の冒頭、安竹氏が出馬を表明した経緯を説明し、「昨年の総務会では12月中に候補者を絞りたいとお願いした。手をこまぬいていたわけではないが、現状はそれもままならない」と報告した。

 その後非公開で進められた総務会では、安竹氏を擁護する声と厳しい対応を求める意見が対立して紛糾。総務会を中断して急きょ党紀委員会が開かれ、「党で候補者を選定しているさなかに出馬の意向を示したのは党の考えに反する」として、安竹氏を離党勧告とすることを決めた。

 終了後、伊東支部長は「1月末までに候補者を絞っていく。『今名前が出ている2人が駄目だったら、市議団の中から選ぶべきだ』との意見もあった。(期限内に結論を出すのは)厳しい」と述べた。一方、田辺氏や、やはり出馬表明済みの元参院議員・海野徹氏については、この日の会合では意見は出なかったという。

 離党勧告について、安竹氏は読売新聞の取材に対し、「党の方針に背いたというが、党の方針の説明を受けたことはない。勧告を受けるつもりはない」と述べた。

(2011年1月13日 読売新聞)

1969チバQ:2011/01/14(金) 00:26:31
>>863>>1920-1922
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20110112-OYT8T01141.htm
民主系3県議会派離脱へ
新会派結成
 県議会の民主党系会派「民主党・一志会」(鈴木宏治会長)に所属する3人が同会派を離脱し、新会派「希望ふくい」を結成することを決めた。県議らは「地方を大切にしない民主党政権とは距離を置きたい」とし、13日にも新会派結成の届け出を県議会に提出する。

 新会派を結成するのは、藤野利和、山田庄司、四谷昌則(五十音順)の各県議。

 民主党・一志会は政権交代後の2009年10月、当時の民主党系会派「県民連合」(5人)と、自民党系会派「一志会」(4人)に無所属1人を加えた計10人で結成した。今回新会派を結成する3人は、もともと自民党系に所属していたメンバー。

 離脱の理由について、県議らは、北陸新幹線の県内延伸に関して十分な回答が得られなかったことなどを挙げ、「党のカラーを極力出さない会派を結成し、無所属の議員の受け皿にしたい」などと話している。

(2011年1月13日 読売新聞)

1970チバQ:2011/01/14(金) 21:59:37
http://mytown.asahi.com/fukui/news.php?k_id=19000001101140001
民主分裂 新会派結成/県議会
2011年01月14日

県議会の民主党・一志会から離脱した県議3人が13日、新会派「希望ふくい」を設立した。来年度の国の予算で北陸新幹線の県内延伸が見送られたことへの抗議を理由に挙げる一方で、厳しい結果が予想される4月の統一地方選で「民主色」を消したい思惑もある。(足立耕作)


 会長の四谷昌則氏=勝山市=と、藤野利和=丹生郡=、山田庄司=大野市=の3氏。藤野、山田の両氏は元自民党県議で、政権交代後の2009年10月、民主党会派に合流して民主党・一志会ができた。
 この日の記者会見で、四谷会長は「中央の政党にとらわれず、広く県民の受け皿になりたい」と述べ、無所属を強調した。一方で「西川知事とともに行動する。会派として支援していきたい」と、統一地方選を前に知事与党を鮮明に打ち出した。


 藤野氏によると、民主党・一志会が北陸新幹線の県内延伸を馬淵澄夫国土交通相に陳情した際、馬淵氏は「年内に結論を出す」と明言したという。しかし、同氏は昨年12月、着工認可の見送りを説明した会見で「元々、私は期限を一切申していない」と否定した。藤野氏は「我々に約束した発言を翻すような大臣。我々が県民にウソをついたと思われる。しばらく距離を置きたい」と、会派離脱は「抗議」の意味があるとした。
 3人の思惑は様々だが、四谷会長は「保守王国の福井で民主系の当選は難しい。色をなくした方がよかろう」と話し、「民主隠し」の本音も明かした。今後も民主と友好関係を保つが、政策によって自民とも連携するという。
 新会派結成に伴い県議会の勢力は、自民党県政会27▽民主党・一志会7▽希望ふくい3▽公明1。


「選挙戦えない」/幹事長会議で不満噴出


「福井では会派が分裂した」。12日に千葉市で開かれた民主党の全国幹事長会議。出席した野田富久県連幹事長が岡田克也幹事長や枝野幸男幹事長代理ら党幹部に説明すると、会場は静まりかえった。
 野田幹事長によると、県議会の会派が分裂するなど地方組織が崩れるといった現状報告は福井だけだったという。
 県連は統一地方選で県議の候補者17人の擁立を目指した。だが、現状では現職を含め13人にとどまる。野田幹事長が「候補者は集まらない。現職から党公認を外してくれという声も強まっている」と述べると、ほかの都道府県連の幹事長からも「このままでは統一地方選は戦えない」といった不満が噴き出した。
 会議で最も多かったのは、「政治とカネをめぐるゴタゴタはやめてくれ」という挙党一致を求める声。また、尖閣諸島問題への対応や、消費税、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)など唐突に進める政府の方針に異論が相次いだという。

1971チバQ:2011/01/14(金) 22:21:13
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/110114/szk1101141109005-n1.htm
静岡県議選、民主対自民の対決激化 (1/2ページ)
2011.1.14 11:06
 4月の統一地方選までおよそ3カ月となった。静岡県内では県議選と静岡、浜松両政令市など5市町長選のほか、14市町議選など計20の選挙が行われる。地方分権が叫ばれ、広域連合の発足といった「地方の力」の中身が問われる一方で、本県を含め選挙の結果は混迷の民主政権にも影を落としそう。中央政界の再編や変革へのうねりを誘う可能性を秘めており、民主対自民の対決の構図が激しさを増している。

 今回の統一選は川勝平太知事の就任後は初めてで、中でも県議選は川勝知事の与党体制が確立できるかどうか最大の焦点となる。県議会は定数を見直し、74から1増6減して69に変更し、33選挙区で激戦が繰り広げられる。県選挙管理委員会などによると、これまでに前回(平成19年)の立候補者107人より9人少ない98人が立候補を予定している。

 県議会では昨年11月、2会派に分裂していた川勝知事誕生に貢献した民主党系会派が統一。知事与党会派として「民主党・ふじのくに県議団」(所属議員26人)を発足させた。

 県議選に向けて民主党は昨年末の県連常任幹事会などで「空白区をなくし、定数の複数区には複数候補を擁立。目標は現職26人にプラス10人を擁立し過半数(35人以上)を獲得する」(岡本護幹事長)と方針を示している。これまでに公認26人と推薦4人を決定している。

 しかし党内対立による民主党政権への逆風、昨年12月の茨城県議選での敗北などの不安材料を抱えている。候補擁立作業も最終段階に入っているが、取り巻く情勢は厳しさを増しているといえそう。

 自民党は現職7人が引退し、これまでに現職25人と新人・元職12人の計37人を公認し、推薦1人を決定した。県議会では1年余り川勝県政への意見の対立から自民党系会派は2会派に分裂していたが、年頭に自民党県議団が合流した自民改革会議(所属議員32人)は最大会派に返り咲いた。

 昨年12月に県東部で開いた自民党支部の役員会議で同党県連会長の塩谷立衆院議員は「地方の多くは自民党が政権を背負っている状況だ。統一地方選は何としても勝利しなければならない」と鼓舞、現有議席を上回る過半数獲得を目指し、県議会の主導権を握る構え。特に定数1、2人区で民主党との激戦が予想される。

 他党では今のところ、公明党は現有6議席のうち2人が引退して5人を擁立する。現有1議席の共産党は6人が立候補を予定。第3極を旗印とするみんなの党は4人(うち推薦1人)を擁立し初の議席獲得を目指す。


統一地方選日程

【県議選、浜松市議選】4月1日告示、10日投開票

【静岡・浜松市長選】3月27日告示、4月10日投開票

【富士宮市長選】4月17日告示、24日投開票

【沼津・熱海・三島・富士宮・富士・下田・湖西市議選】4月17日告示、24日投開票

【小山・吉田町長選、東伊豆・松崎・函南・清水・小山・吉田町議選】4月19日告示、24日投開票

1972名無しさん:2011/01/16(日) 23:17:43
野々市々じゃダメ?

http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001101160001
【フォーカス】「野々市市」何が変わる?
2011年01月16日


町役場前の歩道には住民の意識を喚起するために、「町が市になります」との看板が立てられている=野々市町三納

◆住民生活に大きな変化なしというものの◆


 「市」への移行を目指している野々市町で、移行への最後の条件とみられていた「人口5万人」を超えることがほぼ確実になり、今年11月にも「野々市市」が誕生する可能性が濃厚になった。同町の長年の悲願だったが、市になると何が変わるのだろうか。住民生活に大きな変化はなさそうだが、地元の経済関係者らは「事業所や店舗を呼び込むのに大きなプラス」と期待を寄せる。


(山岸玲)


〜*11月にも誕生へ*〜


 「住所を書くときと、役場を市役所と呼ぶことくらいかな」。町市制準備室の小畠邦雄次長に住民生活の変化を尋ねると、こんな答えが返ってきた。市になることで負担が変わる税金はなく、役場での各種手続きも変わらない。


 変わるのは行政内部の事務だ。現在は審査と許可を県がしている生活保護や福祉関連の手当の支給、様々な施設の入所手続きなどを、市は自身で行う。ただ住民の申請手続きや相談は今も町役場の窓口で受け付けており、小畠次長は「県を通さない分、許可までの時間が少し早くなるかも」。


 地方自治法や県条例で定められた「市になるための条件」は、サービス業従事者の全就労者に占める割合や、高校や図書館、映画館、病院などの施設があるかなど。ほとんどの条件は満たしているとみられ、最後に残ったのが「人口5万人」だった。


 昨年10月の国勢調査による人口は町の独自集計で5万1894人。国の調査や町議会と県議会の議決を経て、早ければ11月に「野々市市」が誕生する。


〜*町長「住民意識高まる」 商工会「企業誘致に有利」*〜


 市になることで、住民にはどんなメリットがあるのか。


 市制移行を「最大公約」としてきた粟貴章町長は「自治体としての格が上がる」と強調。「地方分権時代には住民参加のまちづくりが大切。住民の意識も市制移行の活動の中で高まってきた」と語る。


 経済的なメリットに期待を寄せるのは町商工会だ。村山和雄会長は「住宅を含む建物や土地の賃貸は野々市の大きな『産業』。市の方が人が集まりやすく、事業所や店舗の誘致に有利だ」と話す。だが個人商店の経営者からは「大手のチェーン店が今以上に増えれば商売が続かない」との声が多く、村山会長は「ジレンマもある」とこぼす。


 町議会も「市議会」に。西田治夫議長は、「国や他市との付き合いができ、入る情報量が増え、議会としての裁量も大きくなる」と期待する。


 金沢市などが進める無電柱化事業を同町が検討した際、関係企業の協力が得られなかったと振り返り、「市になれば企業や団体の野々市への態度が変わる」。市議会になることで議員定数や報酬の上限も増すが、「時勢からして変えることはない」という。


 金沢大学人間社会学域の中平真教授(地方自治)は「法律上、市と町は大きく違わない。市制施行の効果は、それを起爆剤に行政や住民が地域活性化につなげられるかどうかにかかっている」と指摘する。

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1973チバQ:2011/01/17(月) 22:18:46
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001101170004
県議選半田市選挙区 加藤元県議を擁立へ
2011年01月17日

 大村秀章・前衆院議員(50)が16日、半田市内で記者会見し、4月の県議選半田市選挙区(定数2)に、大村氏が代表を務める地域政党「日本一愛知の会」から元自民党県議の加藤精重氏(61)を擁立すると発表した。
 加藤氏は県議4期目の昨年6月、半田市長選に立候補し、「市民税10%減税」を公約した現市長に敗れた。
 会見で加藤氏は、大村氏が掲げる「県民税10%減税」について、「当然賛成する」と話した。
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http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001101170007
日本一愛知の会 春日井市議擁立を発表
2011年01月16日

●県議選春日井市区


 河村たかし名古屋市長(62)と大村秀章・前衆院議員(50)が15日、春日井市内で記者会見し、4月の県議選春日井市選挙区(定数4)に大村氏が代表を務める地域政党「日本一愛知の会」から民主党の春日井市議、前田扶美子氏(62)を擁立すると発表した。
 河村氏と大村氏によると、「日本一愛知の会」が公認し、河村氏が代表を務める地域政党「減税日本」が推薦する形を取るという。
 前田氏は河村、大村両氏と会見し「中京都構想にひかれた」と述べた。2007年の市議選で民主党公認で立候補し、初当選。同党県連は除名も含め、厳しい処分を検討している。
 県議選に向け、同会からの立候補の正式表明は2人目。(石井潤一郎)

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1974名無しさん:2011/01/17(月) 23:04:48
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000001101170001
県仕分け終了 「不要」新に2事業
2011年01月17日

 県の信州型事業仕分けは16日、県松本合同庁舎で2日目があり、新たに2事業が「不要」、11事業が「要改善」と判断された。仕分け実施の意義を「県政への関心を高め、県政に参加して頂く手法の一つ」としてきた阿部守一知事。2日間の議論で何が見えたのか。県民公募による仕分け人を務めた、駒ケ根市の森田勝さん(60)に話を聞いた。(二階堂友紀、上田悠)


◆「事前の調査必要」 7事業を議論・森田さん


 前日の仕分け作業を、インターネット中継で見ていた森田さん。「構想日本」のメンバーの発言ばかりが目立ったと感じた。このため、この日は活発な発言を心掛けた。
 最初のテーマとなった離職者や学卒者を対象にした「技術専門校職業訓練事業」では真っ先に手を挙げ、「授業料と補助金で収入が7億円あるが、支出が11億円で赤字。理解できない。『コスト意識』があるのか」と尋ねた。
 続いて若者の就職対策の「ジョブカフェ信州運営事業」。経営コンサルタントの経験を生かし、「結果、成果を、どういう形で評価しているのか。行政では手段が目的になってしまう。コンサルタントにやってもらっていることで、安心してはいませんか」。「民間の視点」で質問を重ねた。
 議論したのは7事業。県職員とのやり取りで、最も違和感を覚えたのは、結果のとらえ方だったという。「県は形さえ整っていれば、自分の仕事を果たしたと思う。結果は問われない。私は結果がすべて。結果を出さなければ、仕事を失ってしまう」
 森田さんは、仕分けの意義について「県職員が、苦情以外で、仕事について指摘を受ける機会はあまりない。自分自身を振り返るきっかけになった面では、良かったのではないか」と評価する。
 その一方で「日常の行動が変わらなければ、何も変わらない。行動を変えるのは意識。2日間で、意識が変わると思いますか?」と疑問も投げ掛ける。「30年間もやってきたから変えられない」という答えが一番印象に残った。
 「県民委員」という立場だが、「現場を知らずに、紙だけ見て発言するのは心苦しかった」。こうした点も踏まえ、次の仕分けに、こんな提言をした。「仕分け人は、事前に現場に足を運んで、調査をしなければならないと感じた。今回のやり方が続けば、『パフォーマンス』のままに終わってしまうでしょう」


◆「説明難しい」「次は計画的に」 県職員・知事


 阿部県政で初の信州型事業仕分け。会場に足を運んだ県民や、県側の関係者はどんな感想を持ったのか。
 傍聴した松本市の会社役員広瀬英喜さん(66)は「(仕分けを)やらなくても良い状況が一番だが、現状ではやらざるを得ないと思った。職員の意識改革になればいい」と話した。
 一方、仕分け人から質問を受けた県の担当者は厳しい表情を見せた。「長い時間に耐えられるだけの説明が十分できなかった」(赤羽昭彦・農産物マーケティング室長)、「法律で定められた仕事について、市町村でやった方が良いという議論になったことは残念」(征矢博・森林計画係長)など、限られた時間内で、わかりやすく説明することの難しさを感じたという反応が多かった。
 2日間の日程を終えた後、阿部知事は「結果をどう反映するか、責任を持って対応したい。来年度はもう少し計画的に進められると思う。新たな段階の仕分けのあり方を考えていきたい」などと話した。
 司会役を務めた内閣府行政刷新会議事務局の伊藤伸参事官は「わかりやすい事業シートの記入方法など改善点はあるが、全体的には実情に基づいた議論が行われた」と振り返った。

1975名無しさん:2011/01/17(月) 23:05:15
◆【信州型事業仕分けの結果】


〈不要〉
交通安全啓発活動事業、総合型地域スポーツクラブ育成支援事業、信州「食」の魅力向上事業(ご当地料理発信事業)、生涯学習情報提供システム事業


〈国・広域で実施〉
介護職員処遇改善等臨時特例基金事業


〈市町村で実施〉
地球温暖化対策推進事業(ソフト事業)


〈民間委託〉
ボランティア・NPO活動推進事業


〈要改善〉
交通安全教育推進事業、県税収入の確保、地球温暖化対策推進事業(ハード事業)、多文化共生推進事業、国際理解教育推進事業、自閉症・発達障害支援事業、福祉就労強化事業、職業教育・進路指導事業、看護職員修学資金貸与事業、介護センター研修事業、信州「食」の魅力向上事業(食フェア開催、食の魅力づくり実践講座事業)、信州農産物マーケティング戦略推進事業、環境にやさしい農業総合対策事業、地域森林計画樹立事業、県デジタルアーカイブ推進事業、技術専門校職業訓練事業、ジョブカフェ信州運営事業、運輸事業振興助成補助事業、道路愛護活動促進事業、河川愛護・アダプトプログラム事業、県営住宅管理事業


〈現行通り〉
砂防事業

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1976チバQ:2011/01/18(火) 22:23:54
http://www.tv-sdt.co.jp/nnn/news880407.html
民主党県連 独自候補断念 田辺氏と面会へ
(静岡県)
■ 動画をみる ことし4月の静岡市長選挙で民主党県連は、独自候補の擁立を事実上、断念した。今後は県連と連合が個別に元県議の田辺信宏氏と面会し、支援についての調整をする方針。民主党県連では、これまで支持団体の連合静岡や市議会会派「新政会」などと静岡市長選での独自候補の擁立に向けた最終調整を続けていた。しかし最後まで残っていた清水区出身の大学教授から17日、正式に出馬できないとの回答があり、独自候補の擁立を事実上断念した。今後は、すでに出馬を表明している元県議の田辺信宏氏を支援できるかどうか検討するため、県連と連合静岡がそれぞれ田辺氏と面会する方針。連合静岡は、19日の面会が決まっている。静岡市長選挙にはこのほかに、元参議院議員の海野徹氏、静岡市議会議長の安竹信男氏が出馬を表明している。
[ 1/18 18:51 静岡第一テレビ

1977チバQ:2011/01/20(木) 22:56:43
http://www.asahi.com/politics/update/0120/NGY201101200001.html
愛知県知事選が告示 「地域政党VS.中央政党」鮮明に2011年1月20日10時3分
 愛知県知事選が20日、告示され、新顔5人が立候補を届け出た。2月6日に投票、即日開票される。名古屋市では市議会解散の是非を問う住民投票、市長選と投開票日が同じ「トリプル投票」になる。名古屋市議会リコール運動を主導した河村たかし市長(62)が代表の地域政党「減税日本」が推薦する候補がどれだけ支持を集めるかが最大の焦点だ。各党が4月の統一地方選の前哨戦と位置づけており、結果は国政の行方にも影響を与える可能性がある。

 知事選に立候補を届け出たのは、前衆院議員の大村秀章(50)=減税日本推薦、公明党県本部支持=、元総務省課長補佐の重徳和彦(40)=自民党県連推薦=、元総務省官房審議官の御園慎一郎(57)=民主、社民、国民新党推薦=、医師の土井敏彦(64)=共産党推薦=、医師の薬師寺道代(46)=みんなの党公認=の5氏(届け出順)。

 大村氏は前自民党県連会長で、「盟友」と呼ぶ河村市長が擁立した。減税日本が知事選レベルで初めて推薦する候補となる。知事選と同日選となる名古屋市長選では、河村氏も減税日本公認で立候補する予定。「県民税・市民税10%減税」や、「愛知・名古屋の合体」をうたう「中京都構想」を共通公約に掲げて選挙戦に臨む。

 河村氏らは4月の統一地方選で地域政党の躍進を狙っており、大村氏も地域政党「日本一愛知の会」を結成し、4月の県議選に独自候補を立てる方針。地域政党「大阪維新の会」代表を務める大阪府の橋下徹知事も近く両氏の応援に入る。橋下知事は「大阪都構想」を掲げており、河村・大村両氏と「都構想」を旗印にした連携を強めている。

 一方、菅第2次改造内閣発足後初の大型地方選挙でもあり、民主党の岡田克也幹事長、自民党の大島理森副総裁、みんなの党の渡辺喜美代表が20日、応援に入って独自候補の支援に力を入れる。各党ともに幹部や国会議員を投入する総力戦で臨む方針。3党ともに河村氏の政治手法への批判を展開しており、「既成政党VS.地域政党」の構図が鮮明となっている。

 同日選となる名古屋市長選では河村氏が立候補を予定しているほか、民主、社民、国民新党が前衆院議員の石田芳弘氏(65)を推薦。共産党は元参院議員の八田ひろ子氏(64)の推薦を決めた。自民党は独自候補擁立を見送り、自民党市議団が石田氏を推薦する。

 一方、公明党は知事選で大村氏の「県本部支持」を決めたが、市長選は自主投票の方針だ。みんなの党も知事選で異例の「公認」に踏み切る一方、市長選では独自候補の擁立を見送った。

1978チバQ:2011/01/20(木) 22:57:29
http://www.shizushin.com/shizushin/templates/F03PrintPage.aspx?Path=/Channels/www.shizushin.com/news/feature/local_election/20110120000000000014&TitleTag=%E9%A6%96%E9%95%B7%E9%81%B8%E3%83%BB%E8%AD%B0%E5%93%A1%E9%81%B8%EF%BC%9A%E8%87%AA%E6%B0%91%E3%82%82%E7%8B%AC%E8%87%AA%E5%80%99%E8%A3%9C%E6%96%AD%E5%BF%B5%E3%80%80%E9%9D%99%E5%B2%A1%E5%B8%82%E9%95%B7%E9%81%B8%E3%80%81%E6%94%BF%E5%85%9A%E7%A5%A8%E3%81%AE%E8%A1%8C%E6%96%B9%E6%B7%B7%E6%B2%8C
自民も独自候補断念 静岡市長選、政党票の行方混沌
2011/01/20
 静岡市長選(3月27日告示、4月10日投開票)で、自民党静岡市静岡、清水両支部は19日、両支部役員会を開き、独自候補擁立の断念を決めた。自民は出馬表明している3氏を軸に、支援の検討にかじを切り始めた。告示まで2カ月余り。県都の新しい顔を決める一大決戦で二大政党の民主、自民両党の独自候補選びは時間切れの様相。政党の票の行方は混沌(こんとん)としてきた。
 「今になれば、小嶋善吉市長を恨みたくもなる。不出馬表明から時間がなかった」。自民党静岡市静岡支部の伊東稔浩支部長は、同日の両支部役員会終了後、独自候補の擁立が難航した背景を説明した。

環境が整わず
 両支部は元国会議員と官僚の2人に絞り、ぎりぎりまで出馬への働き掛けを進めた。国政で党が勢力を盛り返している中だが「出馬を決意させるだけの環境を整えることができなかった」と無念の表情。今月末までに市議会自民党市議団からの候補者選考を行った上で、誰を支援するか最終結論を出す。
 党所属の市議会議長の安竹信男氏(64)は離党勧告処分を受けているが、自民の独自候補断念を受け「私は自民の独自候補を立てるべきとの考え」とあらためて強調。自民候補として出馬を目指す考えに変わりないことを強調した。

連合は田辺氏
 連合静岡静岡地協は19日の臨時拡大幹事会で、元県議の田辺信宏氏(49)の推薦を決めた。
 「厳しい選挙が予測される。全員でやり抜く体制をつくっていきたい」。八木嘉則議長は表情を引き締めた。福祉向上と生活改善など3項目の政策協定を結んだことを明らかにした。
 静岡地協の推薦決定に対し、田辺氏は「支援決定はありがたい」としつつ、「自民、民主に支援をお願いしているところ。あくまで市民党であり、等距離の支えをお願いする」とした。
 田辺氏は同日に市議会の連合系会派新政会との政策協議も行った。

一枚岩なるか
 静岡地協の会合と並行して開かれた民主党県第1区総支部の会合。総支部長を兼ねる牧野聖修県連会長は終了後、記者団に「とりあえず田辺氏と意見交換することで了承を得た」と明らかにした。「(田辺氏支援)慎重論はあったが、反対論はなかった」とも述べ、田辺氏支援の流れにあることをにじませた。
 ただ、牧野会長と第4区総支部長の田村謙治衆院議員らの間には温度差があるとの声もある。
 一方、既に出馬表明している元参院議員海野徹氏(61)。かつて民主党に所属していたこともあるが「既成政党を超えた形で戦う。既成政党に推薦依頼を出す考えはない」と述べた。

1979チバQ:2011/01/20(木) 22:59:04
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&id=34778&categoryid=1
河合氏が田原市長選再挑戦


 4月に行われる統一地方選・田原市長選挙に、前回敗れた会社役員・河合正仁氏(62)=同市六連町=が再挑戦する意向であることが分かった。河村たかし名古屋市長と親しい関係にある河合氏。2月のトリプル選挙の勢いを、同市長選に持ち込みたい考えだ。

 河合氏は、河村たかし名古屋市長と予備校、大学時代を通した仲。現在も河村氏が経営する古紙回収会社の役員で、一昨年の名古屋市長選挙でも応援に尽力するなど盟友関係は続いている。昨年末には、河村氏が代表を務める地域政党「減税日本」の田原支部長などとして、県選管に政治団体登録を済ませている。

 目下のところ、2月6日に行われる名古屋市議会解散を問う住民投票、名古屋市長選、愛知県知事選のトリプル選挙で河村氏と、同じく同氏の盟友で、知事選に立候補する前衆議院議員・大村秀章氏の支援に全力を傾ける。すでに優勢が伝えられる両氏の勢いを借り、田原市長選に突入したい考えだ。

 河合氏が設立した「減税日本田原支部」の会計責任者には、元田原市幹部が名を連ねており、話題を呼びそうだ。
 一方、鈴木克幸市長は、昨年12月の市議会定例会で2期目を目指すことを表明、準備を進めている。また「田原市政を考える会」代表の山田光弥氏(59)も出馬を決めている。

 合併後初となった07年の前回選挙(投票率60・51%)は、鈴木市長約1万7000票、河合氏約1万4000票という結果。その後、同市を取り巻く状況も大きく変化した中で行われる今回の行方が注目される。(松井俊満)

1980チバQ:2011/01/20(木) 23:13:14
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110119/szk11011911040040-n1.htm
【静岡市長選(上)】
候補者選びタイムリミット−混迷深める二大政党
2011.1.19 11:02 (1/3ページ)
 「ばかいってんじゃないよ!」。4月の静岡市長選をめぐり、現職市長の小嶋善吉が不出馬を正式に表明した昨年12月3日、市議会2階の議員控室で自民党の重鎮市議の一人は腹立たしげに吐き捨てた。

 怒りの矛先は、小嶋の不出馬表明を受け、市と県との関係を次のように語る静岡県知事の川勝平太に向けられたものだった。

 「私は和気あいあいとやっていきたい気持ちが強い」。近くて遠い。幹線道路を挟んで向き合った庁舎の距離とは正反対に、双方の関係は冷え切っていた。アリーナ建設、県への医療費補助の拡充要求をめぐり、小嶋と川勝はことあるごとにぶつかった。

 こうした対立を背景に、水面下では、川勝派と目される官僚の市長選への出馬も信(しん)憑(ぴょう)性を持って噂された。噂はいつの間にか立ち消えたが、長年、小嶋を支え市政を担ってきた自民党は、小嶋の6選出馬への牽(けん)制(せい)球だと勘ぐった。

 「現職には後任を育てる責任もあるんじゃないのか。それがリーダーシップってもんだろう」

 自民党のベテラン市議は難航する候補者選びの原因をこう示唆する。候補者選びが本格化したのは小嶋の不出馬宣言後。つまり、決断を長引かせた小嶋の“迷い”が、結果的に党の足取りを鈍らせたというのだ。

 保守票を争うことになる元県議、田辺信宏(49)は小嶋に先駆けること半年、昨年5月に名乗りを上げ、着々と選挙準備を整えていた。

 さらに自民党では、党の思惑をよそに、市議会議長の安竹信男(64)が年頭に突如出馬を表明。支持を取り付けられず、離党勧告が下された。同党静岡支部長の伊東稔浩が辞表を提出するなど、結束にほころびが目立つ。

 「(投開票日の)4月から逆算してみろよ。(候補が)決まると思うか?」。ある自民党市議は、投げやりに両手を挙げてみせた。

 対する民主党も候補者選びは迷走。頼みの綱だった女性候補にも家庭の事情を理由に断られ、独自候補擁立を正式に断念した。

 「国会議員の先生方は、誰それはダメだとおっしゃる。そのくせ、代案となると、それもなしだ」。出るくいを打つ静岡独特の風土を見え隠れさせ、決断を先延ばしする党の方針に、県連幹部は苦々しく不満を漏らす。

 過去の知事選で連合静岡と遺恨のある元参院議員の海野徹(61)と自民党の安竹−。すでに立候補表明した2人と民主党との距離は遠い。

 国政で支持を失いつつある民主党と、敵失に期待する自民党。本来なら、双方の看板を背負う候補者が政策論争をぶつけ合ってもおかしくない。しかし、“タイムリミット”が迫る中、与野党逆転後、初の市長選を控えた県都では、二大政党の迷走だけが浮かび上がる。(敬称略)

 ◇ 

 告示まで2カ月余りとなった静岡、浜松両政令市長選に向けた動きをリポートする。

1981チバQ:2011/01/20(木) 23:14:04
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110120/szk11012013090037-n1.htm
「民自相乗り」現実味 “消去法”しかない候補者選び
2011.1.20 13:07 (1/3ページ)

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統一選について議論する民主党県連の牧野聖修会長(右)ら=14日、静岡市内のホテル
 「どの政党に所属している方にも、積極的に働きかけていきたい」「地方自治に政党制度はそぐわない。政党ではなく市民目線の市政を目指していきたい」

 昨年12月、静岡市内で開いた政治資金パーティーの終了後、元自民党県議の田辺信宏(49)は報道陣にそう意欲を述べた。

 大学で地方自治論の教べんをとる学者らしく、口調は終始穏やか。だが、組織力という弱点を補うため、政党や団体からの支援を何としても取り付けたい焦りがにじんでもいた。

 「党派を超えて市長を選びたい」「中央で激突している与野党間の抗争を、地方の首長選に持ち込んでもいいものかどうか」。同じころ、田辺の発言に同調するかのような発言が民主党内からも飛び出した。

 発言の主は、同党県連会長の牧野聖修。牧野は昨年末の段階で、自民との共闘に含みを持たせた持論を展開していた。

 「牧野さんは将来の自分の選挙のことを考えて、自民党と争いたくないのが本音じゃないか」。民主党関係者からは、牧野の思惑をいぶかり、“弱腰”を批判する声も上がっていた。

 年が明け、独自候補擁立を断念するに至り、牧野の持論に乗るほかに選択肢はなくなった。日を追うごとに自民党との「相乗り」を現実的な唯一の策とする考えは浸透していった。

 民主陣営と過去に遺恨を残す元参院議員の海野徹(61)。距離を置いたとはいえ自民党色の強い安竹信男(64)。支援候補の選別で、民主党が“消去法”で支援し得るのは田辺にしぼられた形だ。

 「支援するからには、(田辺に)勝ってもらわにゃ困るんだ」。実情をくんで、民主党県連幹部の1人はしきりにこう強調する。

 大票田の葵区に強い地盤を持つ海野は、田辺の最大の脅威となることは間違いない。平成19年に行われた前回市長選にも出馬した海野は、現職市長の小嶋善吉にわずか約1300票の差で惜敗。一昨年7月の知事選では、大票田の葵区で当選した川勝の得票を上回るなど、根強い支持基盤を維持している。

 民主党は自民との相乗りに向け、すでに地ならしを始めている。県連幹部は「自民が乗りやすいよう、知恵を絞らねばならない。牧野さんならまとめられると思うよ」と打ち明ける。

 国政で民主党に議席を奪われたとしても、市政では第一会派の自民党。市長選で民主党に主導権を握られることへの抵抗感は根強い。しかし、こちらも独自候補は断念せざるえないのが現状だ。

 最終的に、海野と安竹を除外する“消去法”で事実上の田辺支援に傾きそう。これはまさに、民主の牧野の描いた筋書きでもある。

 「牧野さんが本当に市政のためを思って、(相乗りを)考えているのならいいことですな」。自民のベテラン市議が皮肉を込めたつぶやきは、候補者選びで後手に回った「嘆き節」にも聞こえた。(敬称略)

1982名無しさん:2011/01/21(金) 22:16:48
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/ele_aichi/list/201101/CK2011012102000198.html
東三河票に熱視線 4候補、独自マニフェスト
2011年1月21日

JR豊橋駅前で、立候補者の訴えに耳を傾ける大勢の有権者=20日、愛知県豊橋市で


 愛知県知事選で、各候補が東三河地方に熱い視線を送っている。20日の告示日には5人のうち4人が豊橋市内で街頭に立ち、地域の振興策などをアピール。独自マニフェスト(選挙公約)も登場するなど盛んなラブコールに地元でも「これまでの知事選では考えられない」と驚きの声が上がっている。

 「東三河の担当副知事をすぐに置く」。大村秀章さんは20日正午、安城市での出陣を終えた後、豊橋市に直行。豊橋駅前で有権者に訴えた。その5時間後。帰宅途中のサラリーマンらで混雑する同じ場所で、今度は重徳和彦さん、御園慎一郎さん、薬師寺道代さんが数十分おきに演説した。

 自民党の麻生太郎元首相と並んだ重徳さんは「東三河を中心に愛知を発展させる」と力を込め、御園さんは民主党の岡田克也幹事長とともに「愛知の農産物を世界に売り込む」などとアピール。薬師寺さんも「東三河は潜在力がある土地」などと持ち上げた。

 「西高東低」と呼ばれる愛知県は名古屋市などの大都市圏を抱える尾張地方に比べ、山間部の過疎地のある三河地方は産業集積や道路などの交通網、地域医療などで遅れ、地元の不満が強かった。

 今回の知事選では大村さん、重徳さん、御園さん、土井敏彦さんが東三河にしぼったマニフェストを作成。格差是正に向けた地域振興を打ち出している。薬師寺さんはマニフェストを作っていないが、党公認で出馬した昨年夏の参院選で豊橋市の得票は当選した民主候補を上回り、重点地区と位置付ける。

 地元市議は「知事選で名古屋と豊橋で街宣するのは普通のこと」としながらも「東三河の政策まで打ち出したのは初めてだろう」と驚く。各陣営には5人が乱立し、大票田の名古屋市で激戦が予想される中、他の地域で少しでも票を上積みしておきたいという思惑もある。

 豊橋市の男性(72)は「遅れていた東三河の現状に目を向けてくれるのはありがたい」と地域振興をめぐる議論を期待している。

1983名無しさん:2011/01/21(金) 22:17:20
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/ele_aichi/list/201101/CK2011012102000175.html
乱戦の行方を注視 中央政界から応援続々
2011年1月21日

 20日告示された愛知県知事選は、ねじれ国会で対決ムードを強める中央政界の与野党に、地域政党が挑むかつてない構図となった。「今年最大の政治決戦」とされる4月の統一地方選を控えて中央から続々と党幹部が応援に入り、初日から総力戦の様相だ。

 「愛知のため、日本のために絶対に勝とう」。JR名古屋駅前で行われた御園慎一郎さんの出発式。民主党の岡田克也幹事長が声を張り上げた。逆風を意識し「求められるのは、苦いことも説明してやり抜く政治」と力を込めた。

 幹事長は県内に10時間近くとどまった。街宣の合間にトヨタ系など企業10社近くを回り支援要請。「閣僚も一度は応援に入り、菅政権の姿勢も含めて訴える」と語った。

 近く召集の通常国会をにらみ民主批判のボルテージを上げたのは自民党。県連の推す重徳和彦さん陣営には麻生太郎元首相、大島理森副総裁、石破茂政調会長が顔をそろえた。

 石破氏はタイガーマスク現象にひっかけ「子どもにランドセルを贈り背負わせるのが伊達直人。子どもに借金を背負わせるのが菅直人」と批判。「うっかりした1票で、がっかりした4年間にしてはいけない」と訴えた。

 土井敏彦さんを応援した共産党の佐々木憲昭衆院国対副委員長も「菅内閣の自民党返りは明らか。暮らしが脅かされる時に、県政が防波堤にならなくては」と訴えた。

 薬師寺道代さん陣営に駆けつけたみんなの党の渡辺喜美代表は「民主も自民も同じ穴のむじなだ」。大須を二人で練り歩き「ぶれない政策を掲げるのはわが党だけ」と、有権者に握手を求めた。

 一方、減税日本の推薦を受けた大村秀章さん。県民税、市民税の一律10%減税で共闘する河村たかし名古屋市長がJR名古屋駅前の街宣に駆けつけ「大村さんは元自民、わしは元民主。いよいよ新しい時代が来る」。「庶民革命を名古屋から愛知へ、日本へ広げたい」と気勢を上げた。大村さんを支持する公明党愛知県本部の荒木清寛代表も出陣式に駆け付けた。

1984名無しさん:2011/01/21(金) 22:20:31
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110121/szk11012111140041-n1.htm
【浜松市長選】
政令市初の無投票の公算も 自民内紛続き、候補者出せず
2011.1.21 11:06 (1/2ページ)

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「来期も引き続き市政運営に取り組む」と出馬表明した鈴木康友市長=昨年11月26日、浜松市役所
 「市民の支持は高いし、大きな失政もないし…」。浜松市長の鈴木康友が次期市長選への出馬を表明した昨年11月末、浜松市選出の自民系県議はこう漏らし、対抗馬擁立に消極的な姿勢を示した。

 自民党はこの4年近く市政運営でしばしば鈴木と対立してきた。しかし、この県議は「どんな人にせよ、出すとなれば落とすわけにはいかない。今の現職に対抗できる人物を見つけるのはなかなか難しい」と、4月の選挙戦まで5カ月を残しながら早くも白旗を揚げていた。

 現職の鈴木は「これまでにマニフェストの約70%を実現した」と実績を強調し、「中心市街地の活性化や保育所整備など取り組み中の案件もある。市政への志は道半ばだ」と2期目に意欲をみなぎらせる。「無所属で立候補し、党派からの支持は求めない」というが、民主党や連合静岡からの支援は確実。現在も対抗馬の噂は聞こえず、“べた凪”状態。資料が残る範囲では政令市初となる無投票の可能性さえ現実味を帯びてきた。

 地元には、鈴木のかつての宿敵であり自民県連会長の塩谷立がいるが、国政対応と党勢立て直しに奔走しており、市長選候補者の選定は後回しになっているのが実情。さらに、実動部隊となる地元県議らはこの1年、会派分裂に続く再統一という“身内の争い”に追われている。ベテラン県議は「足元がこんな状態では出たい人も出られないよ」と自嘲気味に吐き捨てた。

 一方、無投票回避への期待がかかるのは昭和42年以降11回連続で候補者を出している共産党。西部地区委員会は「(独自候補を)擁立する方向で検討している」と望みを捨てていない。だが、作業は進まず、「具体的な名前は挙がっていない。タイムリミットも決めていない。諦めてはいないが、県議選や市議選もあるので」と見送りもやむなしの空気が漂う。

 報道陣に、「無投票の公算もありそうですが」と問われた鈴木は「まだ時間がありますから。(無投票ではなく)選挙になった方がいい」と笑顔。ある鈴木の支援団体は「市長から全くアクションがない。私たちも情報は集めているが、市長以外に出馬の動きはないし、選挙戦の雰囲気ではない」と、「無投票」の空気を読んでいる。

 浜松は今年、記念すべき市制100周年。経済の失速感そのままに政治まで停滞するのか。新しい100年に向かって商都復権を託すリーダーの選出が「無投票」になるなら、そこには「政令市初」という不名誉な枕詞(まくらことば)を付与されることになる。(敬称略)

1985名無しさん:2011/01/21(金) 22:21:36
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2011012102000041.html
<スコープ>愛知知事選、かすむ2大政党 民主逆風、自民分裂
2011年1月21日 紙面から

 新人五人による争いが確定した二十日告示の愛知県知事選。民主、自民両党は選挙戦初日、幹部を投入するなど、国政選挙並みの態勢で支持を訴えた。二十三日告示の名古屋市長選と合わせ、四月の統一地方選を左右する重要な選挙。二大政党は厳しい戦いに突入した。 (関口克己、三浦耕喜、宮尾幹成)

 茨城県議選など最近の地方選で惨敗が続く民主党。菅直人首相は二十日夜、首相官邸で記者団に「今度の選挙は、首長と議会の関係が争点の選挙ではないか」と、淡々と分析。これに対し、現地入りした岡田克也幹事長は、名古屋市で記者団に「しっかりと勝っていかないと、日本全体に影響が及ぶ」と、危機感をあらわにした。

 一連の選挙を統一地方選に向けた反転攻勢の好機と位置付け、全国会議員に現地入りを指示し、総力戦で挑むが、好材料は見当たらない。

 十九日には、首相を本部長とする党統一選対策本部を設置。ただ、逆風の中、各地で立候補や公認の辞退が相次いでおり、党幹部は「民主党のラベルより、無所属の方が戦いやすいと判断した人もいる」と頭を抱える。

 今回の選挙で厳しい結果が出れば、政権与党として積極的に候補者を擁立するとした統一地方選の戦略見直しが、現実味を帯びることになる。

 一方、自民党は、事実上の分裂選挙を強いられている。

 大島理森副総裁は二十日、愛知県豊橋市での応援演説で、「自民党も全面的に一緒に戦う」と強調した。

 だが、河野太郎氏や菅義偉氏など中堅・若手は対立候補を公然と支援。支持率が低迷する民主党政権にとどめの一撃を加えたいところだったが、党内の一体感を欠く戦いぶりにもどかしさがある。

 執行部は党内の亀裂が表面化するのを避けるため、「造反」を半ば黙認している。その上、候補者の推薦を求めた県連に対し、谷垣禎一総裁が総務会で「支持」を報告しただけで、正式な手続きさえ踏んでいない。

 谷垣氏は「菅政権を解散・総選挙に追い込む」と息巻くが、足元のばらつきをさらけ出している。

1986名無しさん:2011/01/21(金) 22:24:17
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110119-OYT1T00417.htm
愛知知事選、トヨタ票の行方焦点…数十万票

 新人5人が名乗りを上げ、激戦が予想される愛知県知事選で、選挙結果に大きな影響を与える「トヨタ票」の争奪戦が始まっている。

 だが、経営、労組側の双方とも動きが鈍く、焦りを見せる陣営も出てきた。

 「トヨタは今回、動かないで。静かにしていてほしい」。昨年末、トヨタ幹部は、前衆院議員・大村秀章氏(50)の陣営から、こう頼まれた。

 “郵政解散”に伴う2005年の衆院選で、日本経団連会長だった奥田碩・トヨタ会長(当時)の号令の下、経営側は自民の躍進を後押しした。当時、大村氏もトヨタグループの支援を受け、さらに、07年の前回知事選では党県連会長として選挙戦を仕切り、三河地方を中心に「数十万票」を持つトヨタ票の威力を目の当たりにした。

 それだけに、自民が支持する元総務省課長補佐・重徳和彦氏(40)に票が流れることをけん制したと、同社幹部は見ている。

 重徳氏は豊田市出身で、父親は同社OB。街頭では「トヨタの社宅で生まれた」とアピールし、知人やNPO(非営利組織)関係者らでつくる勝手連組織にも同社OBが加わるなど、陣営幹部は「党派や年代を超えた幅広い支持を集めたい」と懸命だ。

 だが、経営側は、自民が分裂し、出直し名古屋市長選では市議団が民主系候補を支援する「ねじれ」もあって、「旗幟(きし)を鮮明にしない方が得策」(トヨタ関係者)と判断しているという。

 また、民主党などが推す元総務省官房審議官・御園慎一郎氏(57)に推薦を出しているトヨタ自動車労働組合も、組織的な活動は行っていない。同労組顧問を務める地元選出の衆院議員・古本伸一郎氏(民主)の応援に比べると、「組織内候補でもなく、投票を棄権しないよう呼びかける程度」(組合幹部)と明かす。

 御園氏の陣営は「労組が一生懸命にやってくれると信じているが、民主への逆風がトヨタ票に及ぼす影響が気がかり。何とか目減りを食い止めなければ……」と焦りをみせる。

 2月から春闘交渉が始まるのを前に、経営、組合側とも選挙での対立を避けようとする思惑も見え隠れ。あるトヨタグループの首脳は「トヨタは本来、政治には中立の立場。しかし、05年の衆院選で自民を支援したばかりに組合と対立し、その後の関係修復に時間がかかった」と振り返った。

 一方、統一地方選で県議選豊田市選挙区と同市議選に初めて公認候補の擁立を決めたみんなの党。党公認で県知事選に出る愛知みずほ大大学院特任教授・薬師寺道代氏(46)は、統一選候補予定者らと街頭活動を展開する予定で、トヨタ票の争奪戦に割って入る戦略だ。

 共産党推薦の医師・土井敏彦氏(64)も、リーマン・ショックで深い傷を負った中小企業の支援に取り組む姿勢を強調。トヨタなどの大企業を陰で支える中小企業や労働者層に共感を広げたい考えという。

(2011年1月20日22時51分 読売新聞)

1987チバQ:2011/01/22(土) 09:01:00
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110122ddm003010134000c.html
クローズアップ2011:名古屋トリプル投票 首長VS議会に一石 
 ◇懸案打開へ市長の奇手
 名古屋市で2月6日、愛知県知事選と市長選、市議会解散の是非を問う住民投票のトリプル投票が実施される。21日付で市長を辞職した河村たかし氏は、減税や議員報酬半減などの政策に反対する市議会の解散(リコール)運動を先導。知事選と連動しながら、自らが設立した地域政党で市議会過半数を獲得し、独自の政策を実現しようとしている。「首長対議会」の対立の構図が注目を集める中、名古屋の現状と4月の統一地方選に与える影響を探った。

 「議会は一昨年の市長選の民意に目を背け続けてきた。市民の縮図になっているのか」

 河村氏は21日の退任会見で、自らの市政運営と対決してきた市議会を改めて批判。トリプル投票に向け「市民による政治か、職業議員による政治か、答えが出ると思う」と自信をのぞかせた。河村氏は神田真秋知事と日高昇県議会議長には退任あいさつをしたが、横井利明市議会議長とは顔を合わさずじまい。両者の溝の深さをうかがわせた。

 河村氏は当初、市議会のリコールが成立した後に辞職し、市長・市議のダブル選に打って出る方針だった。しかし、住民投票の署名審査が長引くと、愛知県知事選との連携を模索。大村秀章・前自民党衆院議員を知事選に担ぎ出し、共同マニフェストで、愛知県と名古屋市を合体する「中京都」構想、県民税・市民税10%減税をアピールしている。知名度の高い大村氏との連携で、トリプル投票を優位に運ぶ狙いがあった。

 河村氏が主張してきた政策は、市民税一律10%減税の恒久化▽ボランティア委員による地域委員会の拡大▽市議報酬を年1630万円から800万円へ半減−−の3点だ。減税は税収を抑え、行財政改革を強制的に進めるのが狙い。低税率を目当てに個人や企業が市に流入し、税収を押し上げるとも主張する。

 河村氏は09年4月の市長選の公約に減税を掲げ、市議会も09年12月にいったんは認めた。10年度当初予算は、減税財源の161億円を行財政改革でひねり出すとの内容。「街路樹の伐採回数を減らす」など節約を徹底して計78億円を削減。職員数削減や給与カットで57億円▽外郭団体への補助金減額や随意契約の原則廃止などで17億円−−を確保した。

 一方で市債は1233億円と前年度より208億円増発した。市議会は「借金を増やしつつ減税するのはおかしい」と反発し、減税は今年度限りと軌道修正。河村氏は「市債発行は景気悪化に伴う減収によるものだ」と反論している。

 小中学校の学区単位で置く地域委員会は、選挙で選ばれた委員が各学区に割り当てられた予算の使い道を決める。地域の声を直接反映する「住民自治」を目指し、10年度は8地区でモデル実施した。河村氏は実施地区拡大を目指すが、議会は「モデル実施の検証が先」と、反対の姿勢だ。

 議員報酬半減は市長選公約にはなかった。河村氏は自身の市長給与を年約2700万円から800万円に減らし、「市民並みの報酬で仕事をしなければ市民目線の議論はできない」と議会にも同調を迫った。議会側は住民投票実施が決まった10年12月、「市民も参加する第三者機関で報酬を検討する」との対案をまとめている。

 河村氏は、自らが再選され、住民投票で議会が解散した場合、代表を務める地域政党「減税日本」から約40人を3月の出直し市議選に擁立する。定数75の過半数を確保して公約実現の障害を取り除く狙いだ。一方、議員には「過半数確保は難しいだろう。河村氏が再選されても議会との対立は続く」との見方が強い。【丸山進】

1988名無しさん:2011/01/22(土) 09:01:20
 ◇統一選「首長新党」勢い チェック機能、働かぬ恐れ
 首長が自ら代表を務める首長新党は4月の統一地方選に向け、台風の目になりつつある。既成政党や地方議会に対する有権者の不満が背景にあり、名古屋の「トリプル投票」の結果次第で、全国で同様の動きが広がる可能性もあるからだ。ただし、首長新党の動きは、首長と議会が互いにチェック機能を果たす二元代表制の趣旨から外れ、地方自治をゆがめる恐れもある。

 「自民党系と民主党系が首長選挙で争うよりも、議会と首長の関係が争点になっている。党がどのような形でかかわるべきか、検討が必要だ」。菅直人首相は21日、民主党の統一地方選対策本部の初会合で、「首長対議会」現象に危機感を示した。

 実際、トリプル投票の愛知県知事選と名古屋市長選で、民主、自民両党は存在感を示し切れていない。県知事選告示日の20日、民主党推薦の御園慎一郎氏の応援に駆けつけた岡田克也幹事長は名古屋駅前で「財源なくして(減税を)言うのは人気取りだ」と訴え、河村氏をこき下ろした。

 一方、自民党を離党して知事選に立候補した大村氏は党所属国会議員の一部の支援を受けており、自民党も足並みが乱れている。同党は愛知県連が推薦した重徳和彦氏を機関決定でない「支持」にとどめた。名古屋市長選では同党市議団が「反河村」でまとまり、民主党推薦候補を推す「ねじれ」も生じている。

 「ねじれ国会」で既成政党が与野党対決に追われる中で、首長新党の動きが活発化している。大阪府では橋下徹知事が「大阪都」構想を掲げ、地域政党「大阪維新の会」を発足。河村氏とも連携し、統一選で府議会、大阪・堺両市議会での過半数獲得を目指す。埼玉県でも清水勇人さいたま市長らが「埼玉改援隊」を設立するなど、新党設立の動きは全国に広がっている。

 ただ、首長と議会を住民が選ぶ二元代表制では、首長と議会が互いにチェックし合うことが求められている。首長の意を酌んだ議員が過半数を占めれば、議会は首長の「追認機関」となり、チェック機能が働かなくなる危険性をはらむ。

 片山善博総務相は河村氏らの動きについて「プロレスで言うとリング(議場)から下りて、観客(市民)と一緒にリングを批判し、レスラー(議員)を代えてしまえと言っている。場外乱闘はいけない」と批判。新藤宗幸千葉大教授(行政学)は「徹底的な議会批判が票になると考え、似たようなことを言い出す首長候補が出てくる」と統一選への影響に懸念を示した。【野口武則、笈田直樹、念佛明奈】

1989チバQ:2011/01/23(日) 10:47:52
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20110123/CK2011012302000089.html
逆風下の擁立、苦しむ民主党 県議選の候補者1人減
2011年1月23日

厳しい表情で常任幹事会に臨む園田代表(中)=岐阜市内で


◆全選挙区擁立を事実上断念
 統一地方選で県議会での勢力拡大を目指す民主党県連が、苦しんでいる。22日に岐阜市内で開いた候補者の公認や推薦を決める常任幹事会で、報告されたのは追加擁立ではなく候補者の1人減。園田康博県連代表は「これからは重点地域での擁立を進めていく」と述べ、全選挙区での擁立という大目標を事実上断念したことを明らかにした。 

 幹事会では橋本勉衆院議員(比例東海)が、海津市選挙区で推薦を出していた同市議の藤田敏彦さんが出馬を断念したことを報告。出席者によると、藤田さんが党の市議として活動を続けることから、異論は出ずに了承されたという。

 候補者の1人減について、園田代表は「最前線で戦っている方の意見として、重く受け止めている」と語りつつ「全体には影響しない」と強調する。しかし、状況は深刻さを増している。

 藤田さんは出馬断念の理由を「国政も不安定な中、保守地盤の強い地域で支援を頼んでも引き受けてもらえない」と、民主への逆風の強さを一因に挙げた。

 国会議員の一人は「擁立は頭痛のタネ。声をかけ、決まる寸前までいっても決断してもらえない」と、逆風下での擁立の難しさを嘆く。

 投開票日まで残り3カ月もない。「勝つには半年は必要」(ある県議)と言われる中、園田代表は「これからは擁立した人の当選に向けた態勢づくりが求められる」と語った。

 現在の県議選候補者は11人。園田代表は「目標とするすべての選挙区に立てるのは大変厳しい。重点地域をにらんで擁立を進める」と話すが、追加擁立のめどは立っていない。県連が掲げる「現有8議席からの倍増」という目標は、闘う前から達成が困難な状況に追い込まれている。

 (中崎裕

1990チバQ:2011/01/23(日) 10:57:33
http://www.asahi.com/politics/update/0122/OSK201101220150.html
橋下知事&維新の会100人、大挙して名古屋入り2011年1月22日23時2分
応援に来た「大阪維新の会」ののぼりが、名古屋の街ではためいた=22日午後6時4分、名古屋市中区、佐藤慈子撮影
 大阪府の橋下徹知事と、橋下氏が代表の地域政党「大阪維新の会」のメンバーら約100人が22日、名古屋市に入った。橋下氏は再選をめざす河村たかし前市長、愛知県知事選に立候補した大村秀章前衆院議員と街頭で並び、連携ぶりを強調。それぞれ地域政党を率いる3人が行動を共にすることで、既成政党との対決姿勢をアピールした。

 名古屋市中区の昔ながらの商店街、大須。「維新」と書いた緑ののぼりを掲げるメンバーらに囲まれ、3人が選挙カー上に立った。橋下氏は自ら掲げる「大阪都構想」を宣伝し、河村、大村両氏の「中京都構想」を持ち上げた。

 「名古屋市と愛知県が一つにまとまれば、アジア1位の都市になるのは間違いない」

 維新の会はこの日、現職の大阪府議や大阪市議、公認済みの新顔ら計約70人とスタッフが大型バス2台に分乗、大挙して名古屋を訪れた。「大応援団」を仕立てたのは河村氏らと共通する「都構想」を訴えるためだけでなく、4月の統一地方選をにらんで注目を集める目的もある。

 2月6日の愛知のトリプル投票で地域政党による「改革ムード」が盛り上がれば、民主、自民両党などと激突する4月の大阪府議選や同市議選への好影響を期待できる。維新の会には「河村、大村両氏が掲げる減税はうちとは合わない」と慎重な見方もくすぶるが、表向きは封印する。

 橋下氏が「みなさんの既存の政党への鬱憤(うっぷん)や不満、必ずや晴らします。既存の政党をひねりつぶしてください。どえりゃーことをやりましょうよ」と聴衆に訴えると、拍手が湧いた。河村氏や大村氏も続けて「日本の政治の大きな挑戦が始まろうとしている」などと気勢を上げた。

 演説後、記者団を前に橋下氏は「圧勝して、地域のことを決めるのは地域政党だ、という熱気を大阪に伝えてほしい」と2人に呼びかけ、統一選への期待を隠さなかった。河村氏も取材に「やろうとしていることが愛知だけでなくもっとでかい話だと分かってもらえる。日本を変える大きな流れになる」と語った。(池尻和生、豊岡亮)
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1991チバQ:2011/01/23(日) 20:32:14
>>742-744とか
個人的関心の強い高岡市の記事
氷見や砺波連携して観光開発すればもう一つ地位を築けそうなのに
全く生かされてないですよね。
新幹線で来たら、完全にストロー化現象でアウトになりそうな街です
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/feature/toyama1246372988697_02/news/20090630-OYT8T01224.htm
開町400年の課題 高岡市長選
(上)新幹線新駅


北陸新幹線・新高岡駅建設予定地。予定地に含まれる水田は緑色に染まっている(高岡市下黒田で)  「ここに、北陸新幹線 新高岡駅(仮称)ができます」。高岡市下黒田の市道沿いに、こう書かれた看板がぽつんと立っている。南側を見渡すと、駐車場の向こうに青々とした水田が広がる。開業まであと5年を残すばかり。通りかかった50歳代の男性は「新幹線の駅ができるなんて、想像もできないね」と話した。

 高岡市は6月29日、都市整備部を中心に、北陸新幹線開業に向けた公共交通を考えるワーキンググループを設置した。2014年度開業の新幹線・新高岡駅とJR高岡駅間をつなぐ交通のあり方を検討し、今年中にとりまとめる予定だ。

 新高岡駅は、JR高岡駅の南側約1・5キロ・メートルに高架駅として建設される。立体交差するJR城端線に新駅を造り、JR高岡駅とつなぐ計画だが、枝線の城端線は1時間に1便ほどしか運行していない。新幹線から市街地への交通の便をどこまで良くするかが課題だ。

 市内の企業経営者らでつくる「高岡南部地域活性化協議会」は07年11月、新高岡駅と周辺整備について構想案を発表した。城端線・高岡駅〜新高岡駅間の国宝・瑞龍寺付近など2か所に新駅を設け、第3セクター万葉線で使われている低床のアイトラム型車両を頻繁に走らせるという案。同協議会の松原吉隆副会長は「新幹線を降りた人たちが、手軽に瑞龍寺や高岡大仏などへ行けるようにすれば、高岡のにぎわいが作り出せる」と期待する。さらに、「新幹線の新駅は、県西部地域の玄関口」として、城端線と氷見線、さらに万葉線もつないで求心力を高めることも考えている。

 市も新幹線開業をにらんで手を打つ。JR高岡駅の橋上駅舎化に合わせ、万葉線の高岡駅前電停を高岡ステーションビル1階部分まで引き込む。新幹線の利便性を可能な限り高めようと、万葉線が直接、城端線に乗り入れる選択肢を残した。

 一方で、市は14年度開業時までに新高岡駅周辺に800台の駐車場を整備、将来的には1500台分を確保する予定。「新高岡駅は飛越能地域の中心になる。富山空港などと同様に駐車場は必要」と説明する。

 しかし、高岡市民が車ばかりを利用して、城端線を使わなくなれば、投資して鉄道の便を良くしても、財政負担ばかりが残る。「路面電車と都市の未来を考える会・高岡(RACDA高岡)」の島正範会長は、「市民がこれまで通りの車優先社会を望むのか、鉄路を利用しようと考えるのか、地域づくりの観点で議論することが大切」と指摘する。

 新幹線と地域交通をどうつなぐのか。この課題を解決するには、開業まで5年という時間は、決して長くない。

      ◇

 橘慶一郎前市長の辞職に伴う高岡市長選は5日告示、12日投開票で行われる。18万都市の課題を探る。

(2009年7月1日 読売新聞)

1992チバQ:2011/01/23(日) 20:32:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/feature/toyama1246372988697_02/news/20090702-OYT8T00006.htm
開町400年の課題 高岡市長選
(中)雇用と産業


利用者が絶えない求人検索用パソコン。順番待ちも途切れることがない(6月24日午後、高岡市の「ハローワーク高岡」で)  6月24日午前、求職者であふれかえる高岡市向野町の「ハローワーク高岡」。玄関先で同市内の男性(47)がしゃがみ込んでいた。朝から職を求めて求人検索用のパソコンを操作し続け、疲れ果てたという。

 栃木県の自動車関連工場で派遣労働者として働いていたが、契約切れで昨秋、ふるさとの高岡に戻った。以来、職探しを続けているが、仕事は見つからない。同居する4歳下の弟も昨年末に失業した。「求人の条件があまりに合わない。高齢の父親がいるので、もう遠くに働きに出られない……」とこぼした。

 高岡市の雇用は深刻な状況だ。ハローワーク高岡管内の5月の有効求人倍率は0・45で、富山管内の0・52を大きく下回り、2人に1件の職もない。

 富山県は、第2次産業への就業者の割合が全国平均(26%)より高い35%を占める(2005年国勢調査)。中でも、高岡市は製造業が盛んで「ものづくりのまち」と称される反面、「不況の影響を受けやすい体質」とハローワーク高岡は分析する。

 経済の地盤沈下はすでに進んでいた。昨年5月にショッピングセンター「高岡サティ」が今年1月閉店を発表。昨年9月には日本製紙伏木工場が閉鎖した。

 そこへ今回の不況を受け、市内の代表的な企業「三協・立山ホールディングス」が4月、グループ全体で1000人規模のリストラを発表。6月末には、子会社2社で671人が職場を去った。

 ハローワーク高岡では、市内で新たに約400人が失業するとみており、藤井一彦次長は「7月は、求職者がさらに増える可能性がある」と危惧(きぐ)する。

 高岡市も雇用を創出しようと、今年度から新たなてこ入れ策を講じた。100億円以上の投資で100人を超す雇用を生み出す先端企業の新規工場には、助成金を50億円に拡大(県補助金含む)。福岡町大滝や四日市などに開発した工業団地(計6・5ヘクタール)に進出した企業には、固定資産税を減免することにした。 

 しかし、いずれの支援策も、企業側の反応は鈍いという。市工業振興課の担当者は「大型の設備投資や企業進出にこだわっていても、今の経済情勢では厳しい」と腕組みする。

 一方、銅器や鋳物、漆器などに代表される伝統産業の分野では、市デザイン・工芸センターを拠点に、商品開発に力を入れてきた。こうした技術力をさらに生かそうと、昨年4月には、山車など文化財の修理を行う「高岡地域文化財等修理協会」を設立。県内外の曳山(ひきやま)保存会などから見積もり依頼が相次ぐなど、地味ながら明るい材料もある。

 高岡商工会議所の山達是人専務理事は、「高岡に息づく伝統産業の『技』を生かし、仕事や雇用を生み出せるような支援が必要だ」と指摘する。

 苦しい時こそ、地域の強みをどう発揮し、雇用につなげるか。市の取り組みが問われている。

(2009年7月2日 読売新聞)

1993チバQ:2011/01/23(日) 20:33:27
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/feature/toyama1246372988697_02/news/20090703-OYT8T00074.htm
開町400年の課題 高岡市長選
(下)観光と交通


国宝・瑞龍寺の駐車場には連日、観光バスが訪れている(6月25日午後) 太陽が照りつける6月下旬、高岡市駅南の「瑞龍寺・八丁道第一観光駐車場」で、誘導係の前原智則さんは、汗をかきながら観光バスを駐車スペースに案内していた。「本当に瑞龍寺に来る観光客は増えた。おかげで、こっちは大忙し」と笑顔を見せる。

 昨年7月の東海北陸自動車道全線開通後、観光バスは名古屋、岐阜、三河など中京圏のナンバーが飛躍的に増えた。6月も平日にもかかわらず、13台のバスが訪れる日があった。今年5月の連休期間中には、マイカーが1日300台に上ったこともあったという。

 県が6月に発表した昨年の観光客入り込み数で、瑞龍寺は前年比40・8%増の22万8000人。氷見市の観光施設「氷見フィッシャーマンズワーフ海鮮館」(21・9%増)や南砺市の世界文化遺産・五箇山(16・1%増)も二けた台の伸びをみせたが、瑞龍寺は突出している。「世界文化遺産への登録運動から開町400年記念事業への取り組みが、良い影響を与えたのではないか」。市内の観光ボランティア「あいの風」の杉山喜重子代表は、そうみている。

 高岡市が瑞龍寺や高岡古城公園などを「近世高岡の文化遺産群」として、県とともに文化庁の世界文化遺産・暫定一覧表への登録に応募したのは2006年11月。市はその後、専門家の研究会で歴史的価値の評価をし、高岡商工会議所などは市民の会を設立して、市民の登録への機運を盛り上げた。遺産群は昨年9月、登録が見送られたうえ、登録がより難しい「カテゴリー2」に分類されたが、市民の会の活動は今も続く。

 昨年11月には、同市関にある前田利長墓所が、金沢市の前田家墓所とともに国史跡に指定され、市内の歴史的資産の評価は高まっている。市民の関心も高くなり、杉山代表は町内会の市内歴史的建造物巡りでも、ガイドを依頼されるようになった。

 開町400年記念の観光イベントが続く今年、市は観光客数の目標を、前年より約70万人多い500万人に設定している。増加分のうち開町400年関連は36万人で、5月までの市外からの400年イベント来場者は約13万6000人と順調に推移しているが、来年以降は、反動で観光客が減少する懸念もある。

 市は6月26日、高岡御車山(みくるまやま)展示館(仮称)の建設計画策定委員会の初会合を開いた。展示館は、山町筋の一角に立てられる予定の本物の御車山とレプリカを1台ずつ展示する観光施設。市は、高岡の持つ歴史や伝統行事を、新たな観光の目玉にしようと考えており、来年1月にとりまとめられる計画書の内容が注目される。

 交通基盤の整備や文化遺産への関心の高まりによる観光客増を、一過性でなく、将来につなげていく戦略が求められる。

      ◇

 この連載は、小沢克也、下里雅臣が担当しました。

(2009年7月3日 読売新聞)

1994チバQ:2011/01/24(月) 23:23:30
http://mytown.asahi.com/areanews/fukui/OSK201101220135.html
民主県議ら、離党カード撤回 北陸新幹線、国の対応評価
2011年1月23日

 県議会会派「民主党・一志会」は22日、同党県連所属の国会議員と協議し、北陸新幹線の県内延伸に進展が見られない場合は離党も辞さないとしていた「離党カード」を撤回した。新年度予算で北陸を含めた整備新幹線の未着工区間に対し、90億円の留保金が計上されたことなど、国の対応を評価したためという。

 松宮勲、糸川正晃の両衆院議員からこの日、国土交通省や財務省との予算折衝について説明を受けた。これに対して、出席した県議は概算要求で見送られていた未着工区間の予算化について、党本部が官邸側に働きかけた結果、留保金が計上されたと結論づけた。同会派の鈴木宏治会長は「今年度に続いて90億円が確保された。我々の活動の結果だ」と話した。

 22日に開かれた民主党県連の常任幹事会で、松宮勲会長と野田富久幹事長が2月5日の役員改選で退任することが報告された。昨夏の参院選で同党候補が敗北した責任を理由の一つに挙げている。(足立耕作)
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http://sankei.jp.msn.com/region/news/110123/fki11012302100007-n1.htm
県議団、離党見送り 新幹線問題 民主県連が総括会議 福井
2011.1.23 02:09
 北陸新幹線の金沢−敦賀間延伸認可の判断が先延ばしになったことについて、民主党県連は22日、総括会議を開いた。県議会の民主党系会派所属議員が離党も辞さないとして国や党本部に判断を迫った昨年末の陳情については、効果などを考慮して離党せず、今後も認可を働きかけることなどを決めた。

 会議は非公開で開かれ、松宮勲衆院議員、糸川正晃衆院議員(ともに比例代表)が出席。昨年末の予算編成などについて報告され、財源不足は依然として厳しいことなどが伝えられたという。

 一方、新年度予算案に認可に備えた留保金90億円が計上され、離党の意思表示による成果はあったなどと判断。今後、財源に関連して財務省にも陳情を行うほか、敦賀以西のルートをにらんで関西の経済団体などへの働きかけを行うとした。

1995名無しさん:2011/01/24(月) 23:41:41
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110124/CK2011012402000121.html
「若さで変える」30代前半続々名乗り 富士地域の県・市議選
2011年1月24日

春の統一地方選に富士地域で立候補予定の新人(右)の陣営が開いた激励会。小中高校の同窓生ら約90人が集まり、若さと活力で地元政界に新風を吹き込もうと気勢を上げた=富士地域のホテルで


 若い力で地元の政治に変革を−。春の統一地方選に向け、富士地域で30代前半の新人が相次いで静岡県議選や市議選に初出馬を表明している。知名度が低く、選挙資金も十分とはいえない中で後援会をつくり、当選ラインへ滑り込むのは難しい戦いだ。それでも、政治への不信や無関心を払拭(ふっしょく)しようとの決意を胸に、街頭演説やあいさつ回りに精を出している。 (富士通信部・林啓太)

子育て世代
 県議選富士宮市選挙区(定数2)で名乗りを上げた木内満さん(30)=同市西町。大手都市銀行員の職をなげうち、無所属で戦う。長男大ちゃん(3つ)が心臓に穴が空く「心室中隔欠損症」と診断され、3年前に県立こども病院で手術を受けて回復した経験が原点。「公立病院や公的保険制度を維持できる社会を守りたい」と訴える。

 富士市議選(定数36)にはNPO法人代表の小池義治さん(33)=同市青葉町=が民主公認で出馬表明。市が民間に運営委託する市民活動センターのセンター長として2年間、地域の活性化に努めた実績をアピールする。「市議会は議員の平均年齢が約60歳と高齢化し過ぎ。子育て世代の意見を市政に反映させたい」と意気込む。

至難の業
 政治“不信”が“無関心”に変わり、統一地方選の投票率は低下の一途。そんな中で富士地域では、県議選の両市選挙区と両市議選で一人ずつ、計4人の30代前半の新人候補が、本紙の取材に初出馬の意向を明かした。4年前の統一地方選で35歳未満の候補が立ったのは、富士宮市議選のみだった。

 昨年秋から「“20代、コネなし”が市議会議員になる方法」(ダイヤモンド社)、「28歳で政治家になる方法」(経済界)といった選挙ガイド本が出版され、話題を呼んでいる。「困難な時代にこそ、政治家になって地元から社会を変えていこう」と張り切る20〜30代の出馬が、全国的にもひそかなブームになりそうな兆しだ。

 しかし、「地盤」「看板」「鞄(かばん)」の“三バン”に弱点を抱えた若手の新人が当選を果たすのは、至難の業だ。

つぶやきも
 富士宮市議選(定数22)に民主公認で出る野本貴之さん(30)=同市泉町=は愛知県出身。約5年前から地元選出県議のスタッフや国会議員の公設秘書を務めて一から築いた人脈が頼り。企業へのあいさつ回りや、支持者の知人宅の戸別訪問などに力を入れている。

 県議選富士市選挙区(定数5)にみんなの党公認で挑戦するNPO事務局長下田良秀さん(30)=同市今宮=の“奥の手”はツイッター。半年前から本格的につぶやき始め、今や1700人以上がフォローする注目の的だ。街頭演説は1000回を目標に毎朝マイクを握る。

1996名無しさん:2011/01/24(月) 23:43:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20110122-OYT8T00107.htm
県議選、富岡市区混戦か
市会議長大手氏出馬へ
 4月の県議選を巡り、富岡市議会議長の大手治之氏(58)は21日、富岡市区(定数1)に無所属で出馬する意向を明らかにした。前市長の岩井賢太郎氏(69)の後援会の支援も受け、近く正式に表明する。同市区には自民党現職の今井哲氏(42)のほか、民主系を含む新人2人が名乗りを挙げている。過去の市長選や県議選の因縁も絡み合い、現新4人による混戦が予想される。

 大手氏は20日、市議会全員協議会で、近く議員辞職することを表明。読売新聞の取材に対し、「市政と県とのつながりをつけるため、出馬を決意した」と語った。大手氏は2002年、富岡市議に初当選し、09年5月から議長を務めている。

 混戦の背景は、06年4月の市長選にさかのぼる。自民党県連幹事長も務めた岩井氏が県議から市長に転じ、県議補選で岩井氏と距離を置く今井氏が当選。今井氏は翌年の県議選で自民党公認候補を破った後、同党に合流したが、岩井氏との対立関係はくすぶり続けていた。

 同市区に民主党推薦で出馬予定の経営コンサルタント、下山真氏(61)は昨年4月の市長選で岩井氏を破って初当選した岡野光利市長(70)の支援を受ける。

 こうした対立構図の間隙(かんげき)を縫って、元青年会議所理事長の矢野英司氏(43)も無所属で出馬する予定だ。

(2011年1月22日 読売新聞)

1997さんだーばー堂:2011/01/25(火) 01:55:24
近々時間できましたら富山県議選の展望まとめないと…

>>1991
氷見・高岡・砺波の各地域が独自に観光集客に動くのは仕方ないにしても、問題なのは高岡に県西部のまとめ役になるだけの求心力がないってことでしょうか。
高岡がストローで吸い取られる側になるというのを氷見・砺波に見透かされてるってのが私の見方です。
まあここは呉西出身の方の見解を伺いたいですがw

>>1996
富岡は中部地方じゃねいですw

1998とはずがたり:2011/01/25(火) 10:31:36
さんだーばー堂さんお久しぶりです♪ヽ(´ー`)/
遂に雷鳥が絶滅するみたいですねぇ。。北陸本線の主だったのに隔世の感有り。
富岡は首都圏スレに移しておきますね。

1999チバQ:2011/01/25(火) 21:53:57
>>1996
しっつれい!

2000名無しさん:2011/01/26(水) 13:30:12
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001101260005
みんなの党 県広域第1支部
2011年01月26日

◆元町長らが中心に◆


 みんなの党(渡辺喜美代表)が2月12日に県内に立ち上げる同党県広域第1支部が、県内の元首長を中心として設立されることが25日、わかった。4月の県議選では複数区での候補擁立を模索しており、実現できれば「台風の目」となる可能性も。同支部は今春の統一地方選を足がかりとして支持拡大を図り、次の国政選挙での候補者擁立も見すえる。


(井手さゆり)


〜*複数区で擁立を模索 県議選次の「国政」見すえ*〜


 同党関係者によると、同支部の支部長には岩本秀雄・元内灘町長、支部幹事長には城村孝一郎・元高松町長が内定。その他の幹部にも複数の首長経験者が名を連ねる見通しだという。


 参加を決めた元町長によると、岩本氏は町村長経験者で作る団体の会長を務めているが、昨年秋ごろからみんなの党の県内支部設立に向け、首長経験者らに呼びかけて準備を進めてきたという。この元町長は「民主党には統治能力がなく失望した。自民党も中身はばらばらで期待できない。新しい責任政党を立ち上げないと日本は大変なことになる、と多くの首長経験者は感じている」と話す。


 同党から4月の県議選への出馬を打診されて断ったという元県議は、「『金沢で1人、さらに2人は県内で出したい』との話だった。次の衆院選に向けて足場を作りたいのだろう」と推測する。


 同党は昨夏の参院選の比例区で、県内でも得票率10・89%と健闘。県ゆかりの候補者がいなかったにもかかわらず、自民党(34・95%)、民主党(32・45%)に続く3位となり、公明党(8・66%)や共産党(3・78%)を上回った。09年の衆院選で民主党を支持した人たちがみんなの党に流れたとみられる。ただ、元首長たちの多くは元々は自民党に近い保守系。自前の後援会組織を維持している人もおり、後援会もみんなの党支持を鮮明にすれば、自民党が票を奪われる可能性もある。


 これに対し、民主党の中谷喜和県連幹事長は「国政と地方選は違う」。自民党の福村章県連幹事長は「実際に(候補者を)出せるのか」と疑問視しつつ、「自らの必勝を期するだけだ」と話した。

2001チバQ:2011/01/26(水) 22:37:04
>>1982
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/ele_aichi/list/201101/CK2011012602000183.html
東三河で“火花”散る 知事選候補者が独自公約
2011年1月26日


 知事選候補5人が東三河地域をめぐる政策で火花を散らしている。県人口の1割余の東三河。産業振興や道路網などの社会基盤整備が後回しにされ、地元では県政への不満が根強い。今知事選が「西高東低」と呼ばれる地域格差の是正につながるのか。住民は議論の行方を注視している。

 静岡県に接する愛知の東端。御園慎一郎さんは25日、豊橋市の福祉施設を立て続けに訪問した。授産所では障害者らが布製品やクッキーを作る現場を見学。高齢者施設では「皆さんが気持ちよく暮らせるようにするのが知事の仕事」と言い、お年寄りに握手をして回った。

 御園さんの東三河入りは告示の20日に続いて2度目。2年前の鳥インフルエンザで打撃を被ったウズラ農家の組合、全国有数の産地でもある洋ランの栽培農家も訪れた。

 ある陣営の地元県議は「全県区の選挙でこんなに東三河が注目されたことはなかった」と言い、東三河に手厚い理由を「いつも隅っこで後回し。それだけに(この地方への政策、訴えに)住民の反響が大きい。それを候補者が肌で感じているため」とみる。

   ■  ■

 東三河に熱い視線を送るのは御園さんだけではない。告示日には大村秀章さん、重徳和彦さん、薬師寺道代さんも豊橋入りした。

 初めに東三河マニフェスト(選挙公約)を発表したのは大村さん。その2週間後には御園さん、さらに重徳さんと土井敏彦さんも東三河に絞った独自政策を発表した。副知事の常駐や地元の農業振興、地域医療の再生など4人の公約がずらりと並び、住民らの関心もうなぎのぼりだ。

 告示直前、東三河の青年会議所(JC)が候補5人を招いて豊橋市で開いた公開討論会には500人近くが集まった。

 討論会の司会をした新城JC理事の田村太一さん(39)は「東より西に投資や政策が偏る『西高東低』の不満が根底にある。(各候補が)注目してくれるのはありがたい」。豊橋JC理事長の大場雅之さん(39)も東三河の公約を「有権者の前で約束させる意味は大きい」と話す。

   ■  ■

 候補のうち、大村さんは碧南市、重徳さんは豊田市と、隣接する西三河の出身。薬師寺さんも昨年7月の参院選で豊橋市の得票数が、当選した民主党候補を上回った実績がある。さらに県内全域で選挙戦が過熱する中、選挙戦略を練る上で、出身候補がおらず、草刈り場ともいえる東三河の相対的地位が浮上したことも各陣営が力を入れる理由になっている。

 候補の一人は「トリプル投票」を意識し「名古屋市民は別のリーダー(市長)を選べる。だから知事が政策を考え、訴えなければならないのは名古屋市以外の地域」と力を込める。「特定地域を特別扱いしない」と話す薬師寺さんも街頭では「東三河は農業などで潜在力が高い」と訴える。 (石屋法道)

2002チバQ:2011/01/26(水) 22:42:37
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000001101260001
知事選 候補者絞り込み大詰め
2011年01月26日

 3月24日の知事選の告示まで2カ月を切ったが、名乗りを上げる候補者が今も出ていない。ねじれ国会の情勢や、2月6日投開票の愛知県知事選、名古屋市長選もにらみつつ、各党は候補者の絞り込みを急いでいる。(中島嘉克、永友茂則、藤崎麻里)


 「今のところ最終決定まで至っていない。しかし早急に検討、擁立を進めたい」


 22日、津市で開かれた民主党県連の幹事会後の記者会見で、芝博一代表は表情を引き締めて、こう話した。


 だが幹事会には、党務や出張などのため、岡田克也党幹事長や中井洽、中川正春の両衆院議員、高橋千秋参院議員が欠席。ある県連幹部は「候補者について総意を確認しあわないといけない段階だ」と焦りをみせる。


 調整は、実質的に選挙戦を支える県議会会派「新政みえ」や連合三重とも続く。


 昨年末、候補者として県出身の官僚の名前が一部報道で先行して流れたことで、両団体は「3者で決めていくのではなかったのか」と反発。合意形成を慎重に進めざるを得なくなったのも、時間がかかっている理由の一つだ。


 新政みえの萩野虔一代表は「選考のスピードではなく、人物が勝負。慎重に勘案するには当然時間がかかる」と話す。


 連合三重も、25日の執行委員会で具体的な方向性は出なかった。幹部は「どうやって選挙をしていくのか。組織が大きいだけに、早く決めてほしい。自民、公明はどうするのだろうか」と戸惑う。


 「後出しじゃんけんを決めた」


 自民党の県選出国会議員は今月中旬、笑みを浮かべた。


 民主党と相乗りできる候補でもあった県出身の官僚の線が消えてからは、公明党と連携を重視して調整を進める。


 今月15日、津市内での県議の決起大会で、川崎二郎衆院議員(比例東海)は「民主党は、この県では民主党の方が強いんだと主張したいということで、自民党と勝負しようという話になっている。(自民党も)1月中に候補者を立てる」と改めて独自候補の擁立にこだわる姿勢をみせた。


 全県区の選挙で00年以降勝てない自民党内には、先に候補者を明らかにすれば、民主党側が対抗しやすい候補者を立ててくることを警戒する空気がある。相乗りの線も完全には消していない。


 だが、愛知県知事選、名古屋市長選、市議会解散の是非を問う住民投票の「トリプル投票」が始まり、政治への関心も高まっている。


 芝氏は、三重県知事選の候補者選考への影響について「関係ない」と言い切るが、選挙情勢については「まだわからない」。自民党関係者も選挙結果が民主党に与える影響を注視する。


 昨夏の参院選三重選挙区で約18万票を獲得し、存在感を示したみんなの党県支部幹部は「河村(たかし)氏が圧勝すればその影響は三重にも必ずある。『変えないかん』という勢いが三重だけでなく全国に広がるはずだ」とみる。


 共産党は独自候補の擁立に向けて準備を急ぐ。県委員会の大嶽隆司委員長は「なるべく早く候補者を決めたい。」と話した。

2003チバQ:2011/01/28(金) 22:41:12
http://www.tv-sdt.co.jp/nnn/news880453.html
静岡市長選で自民、田辺氏支援を決定
(静岡県)
■ 動画をみる ことし4月に行われる静岡市長選挙で自民党静岡市の静岡・清水両支部は28日、立候補を表明している元県議の田辺信宏氏を支援することを決めた。今後は会派として田辺氏と政策協定を結び選挙に臨む考え。これまで自民党静岡市の静岡・清水両支部は次期市長選の候補者を市議の中から探すことを最優先とし、擁立できない場合はすでに出馬を表明している3人の中から支援する人を決めるとしていた。会議に出席した市議によると、28日に行われた両支部合同の会議で、現状を考えると田辺氏が次期市長に適任であるとの判断が出され両支部一致で田辺氏を支援することが決まり、本人にその旨を伝えたという。今後は会派として田辺氏と政策協定を締結し4月の市長選挙に向かう方針。次期静岡市長選にはこれまでに元県議の田辺信宏氏。元参議院議員の海野徹氏。静岡市議会議長の安竹信男氏の3人が立候補を表明している。
[ 1/28 18:33 静岡第一テレビ]

2004チバQ:2011/01/28(金) 22:47:44
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20110128/201101280908_12795.shtml
山県市長選、元総務部長の林氏が出馬表明
2011年01月28日09:08

林宏優氏
 任期満了(4月26日)に伴い、今春の統一地方選で実施される山県市長選で、元同市総務部長の林宏優氏(59)=同市西深瀬=が27日、無所属で出馬する意向を正式に表明した。

 林氏は同市内で会見し、「行政職員として培った知識と経験を生かし、対話と共感による次代に責任の持てる山県市づくりを実現したい」と語り、公開事業仕分けの実施や地域通貨制度の創設などの政策を打ち出した。

 林氏は、長良高校を卒業後、1970(昭和45)年に旧高富町職員となり、合併後は同市保健福祉部長、議会事務局長などを歴任。2006年から総務部長を務め、昨年12月に退職した。同市長選では、ほかにも出馬に向けた動きがあり、選挙戦となる可能性が高い。

2005チバQ:2011/01/28(金) 23:13:48
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/201101/CK2011012402000187.html
新人3人、個性も負けない 大型手形、勝負スーツ、マフィア風
2011年1月24日

◆河村さんは2代目自転車
ボードを持って練り歩く石田芳弘さん陣営の「ちょっと待ったレディース」=名古屋市中区で


 2月6日の投開票へ向けて走りだした名古屋市長選の候補者たち。圧倒的な知名度を誇る前職に負けじと、新人3人はインパクトのあるファッションや売り込み作戦に精を出している。

 「民主主義の破壊に、ちょっと待った」。石田芳弘さんの演説を締めくくるのは、民主の女性議員らでつくる「ちょっと待ったレディース」だ。

 急ごしらえで結成したが、「パフォーマンス政治に」や「住民サービスを犠牲にする減税に」などの言葉に続けて、「ちょっと待った!」と右手に着けた大型手形を出す振り付けも板についてきた。

 発案者の谷岡郁子参院議員は「女性は直感的に河村政治のおかしさを感じ取っている」と力を込めて訴える。

 黄色い服装で支持を呼び掛けるのは八田ひろ子さんだ。過去の選挙戦も同じ色の服で臨み、すっかりイメージが定着した。

 自宅には黄色いスーツやコートが4着あり、選挙期間中、着回す予定だという。色の理由をたずねると「別に深い意味はなくて。岡崎市議に初挑戦したときに黄色のスーツを買ったことがきっかけ」。

 頭には緑のベレー帽、胸元には憲法九条を守る会のバッジも添え、ファッションにも主張を込める。

 黒のスーツに細めのネクタイ、そして黒の帽子…、杉山均さんの服装のテーマはギャングだ。選挙カーの運転手も同じいでたちで、「マフィアのファミリーみたいでしょ」。出発式では支援者も黒い帽子で一体感を演出した。「既成政党や、絶大な人気の河村さんに殴り込みをかけるイメージ」という。

 上着には「杉山ひとし」「議会改革」の文字。市議会で一人会派になった2年前から着ており、「名前や主張を少しでも知って」との思いを込める。

左から自転車に乗って手を振る河村たかしさん、黒ずくめの衣装で支持を訴える杉山均さん、黄色い服装で握手を交わす八田ひろ子さん=いずれも名古屋市中区で


 河村たかしさんは、自転車街宣にこだわる。20年前の衆院選初挑戦以来で「車や徒歩より、ようけの人に会える」。

 フレームには「本人」ののぼり旗を立てる差し込み口を溶接。夜間街宣に備え、ライトと反射材をたくさん張り付けてある。2代目の今の自転車は、過酷な使用でゴムタイヤがすり減り、何度交換したか分からない。

 「始めた当初はよその陣営からばかにされたが、間違いなく元祖」と陣営の橋本達郎事務局長は胸を張る。

2006チバQ:2011/01/28(金) 23:18:30
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/triple/semaru110109_1.htm
迫る ・ トリプル決戦一覧

住民投票(上)河村派 地ならし 市議選へ「顔を売る」
公認見送り 不満の受任者も


署名者を集めた中村さんの後援会の初会合(昨年12月26日)=福島利之撮影 名古屋市議会の解散請求(リコール)に基づき、解散の賛否を問う住民投票の告示が17日に迫る。河村たかし市長の公約実現のため、議会の構成を変えようとする市長派と、「市長の言いなりの翼賛議会の阻止」を唱え、解散反対を呼びかける市議たち――。住民投票後の市議選への思惑も絡み、熱を帯びてきたそれぞれの戦いをルポする。

 元日の早朝。名古屋市緑区の高台にある公園には、初日の出を見ようと住民らが続々と集まってきた。その住民らに向かい、そろいのジャンパーを着た十数人の集団が呼びかけた。「リコールの署名、ありがとうございました。いよいよ民主主義の夜明けです」

 署名を集めた受任者の一人で経営コンサルタントの河合優さん(45)も白い息を吐きながらあいさつし、何度も頭を下げた。河村市長率いる地域政党「減税日本」の1次公認候補として、次の市議選に出る河合さんにとって、住民投票への呼びかけと、自らの〈顔〉を売る絶好の機会だった。

 「市民は、市長の顔を知っていても、私の顔は知らない。選挙では資金も後援会もないから、とにかく多くの人に会うしかない」

 これまで政治にかかわったことは一度もないが、市議報酬(約1600万円)が高いという市長の指摘を聞き、「議員は庶民の感覚とずれている。住民の気持ちをわかった人が政治をするべきだ」と感じ、緑区で署名活動の中心になった。当選したら、自らの経験を生かして中小企業を支援する仕組みも作るつもりだ。

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 市長派の戦略は、住民投票で賛成票を投じてもらうよう呼びかけると同時に、市議選の前哨戦として、立候補予定者が各区で地ならしをすることだ。

 減税日本が発表した市議選の1次公認候補(現職1人、新人26人)の大半は、河合さんと同じ受任者ら「素人」。新人で選挙経験のあるのは南区の僧侶、中村孝道さん(53)だけ。

 政治に関心があり、かつて自民党員だった中村さんは愛知県小牧市に住んでいた1995、99年の2度、市議選に出馬したが、落選。2年前に生まれ育った南区に戻り、減税日本の候補者募集の広告を見て、「市と議会のなれ合い政治を変えるチャンスだ」と、出馬を決意した。

 一緒に署名を集めた仲間が年末、後援会も結成。「新人なのに、こんなに後援者が集まるなんて……。署名活動にかかわっていなければ、出馬はできなかった」としみじみ思う。

 中村さんはほかの受任者らに直接会って住民投票への協力を呼びかけていく考えで、9日にはスーパー前で初の街頭演説も行う予定。

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 「署名をたくさん集めたことは評価するが、今回は公認を見送りたい」。昨年のクリスマスの夜。市長の支援団体のメンバーから電話が入った。電話を受けた男性は受任者の一人。担当区の責任者も務め、署名は目標の2万を上回る数を集めた。

 一昨年、市長主催の交流会に出席し、政治不信が高まる中、議会を変えようと訴える市長の姿に共感。「減税を唱える市長のことを、『大衆迎合だ』と批判する人がいるけど、それでなぜ悪いのか」と思った。

 市議選候補の募集に応じて面接も受けた。署名集めの期間中、市長派のメンバーからは、「署名を多く集めて地域にネットワークを作れば、あなたの選挙に有利になる」と“公認”をにおわされることもあった。

 電話の2日前、知人の不動産業者から政治活動用の事務所を借りたばかり。「選考基準がわからない。あんなに署名を集めたのに……」。2次公認に望みを託し、割り切れない思いのまま、年を越したが、住民投票への呼びかけはこれまで通り行うつもりだ。

 「議会の古い体質を変える。まずは一人でも多くの人に投票所へ足を運んでほしい」



(2011年1月9日 読売新聞)

2007チバQ:2011/01/28(金) 23:18:55
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/triple/semaru110110_1.htm
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住民投票(下)「議員活動 説明続けるのみ」


市議会解散反対の弁明書を議決した名古屋市議会(今月7日)=稲垣政則撮影 名古屋市議会の解散請求(リコール)に基づく住民投票で、有効投票の過半数が「賛成」すれば職を失う市議たちは年末年始、支援者らと各地で会合を重ねた――。

 「リコールにはぜひ反対を……」。南区のお好み焼き店で今月3日に開かれた新年会。市議会議長の横井利明さん(49)(自民)が支援者を前にこう言いかけたところ、初老の男性が「俺、リコールに署名したよ」と声を上げた。

 近くに座っていた女性も周りを見渡しながら、「ほかに署名した人はいるの?」と尋ねると、半数の10人ほどがパラパラと手を挙げ、「議員の高給は仕事に見合わない」「議会が変わらないとダメだ」と、口々に不満を述べた。

 表情をこわばらせ、じっと耳を傾けていた横井さんは、「我々にも言い分があるんです」と切り返し、「秘書の給与や事務所経費で年間1000万円の赤字が出ている」「住民投票で解散になれば、3億2000万円もの税金が余分にかかってしまう」と、丁寧に説明し始めた。

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 「今さら、解散反対を声高に訴えても市民には届かない」(民主若手)、「署名が集まった時点で民意は示されたようなものだ」(公明ベテラン)などと言って、あえて支援者らの前では住民投票に触れない市議もいる。

 有権者(約179万人)の4分の1を超える約46万人分(提出分)の署名が集まったことが、その背景になっている。自民のベテラン市議は「46万という数字は重すぎる。その中には自分の支持者も多い」とため息をつく。

 今後、一部の市議が有志で解散反対を訴える集会を開くつもりだが、市議団各会派は、昨夏の署名収集期間中にみせた超党派による運動などは行わない方針。

 これは、住民投票の投開票日(2月6日)に重なる愛知県知事選と出直し名古屋市長選で、各党県連が独自候補を擁立するなど、対決姿勢を鮮明にしているためだ。さらに、市議の一人は「次の市議選に出馬する現職議員たちはすでに戦闘モードだ。同じ選挙区ではライバルだから、協力しようがない」と明かす。

 また、任期満了は4月29日のため、リコールが成立しても選挙が1か月ほど早まるだけで、「実害」が少ないと見る市議も多い。

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 ただ、住民投票に至った署名の重みは、市議たちの周囲にも変化をもたらしている。

 民主市議の近沢昌行さん(40)は年末、後援会長から「議会で何をやっているのかを箇条書きにしてくれ」と言われ、目を丸くした。支援者からそんな事を求められたのは、初めてだった。

 近沢さんは「有権者に議員活動を説明してこなかった点は、率直に反省しなくてはならない」と思う。

 地方自治は、ともに有権者に選ばれた首長と議会が、車の両輪のように機能することが望まれる二元代表制の仕組みだが、その一方を担う議員の活動は市民に見えにくく、議会改革に向けた動きも鈍い。そうした議会への不満が今回、政令市初の住民投票が実施される要因の一つになっている。

 横井さんは新年会後、自らに言い聞かせるようにつぶやいた。「我々の活動を丁寧に話せば、きっとわかってもらえる。一人ずつ説明し続けるしかない」

(この連載は福島利之、館林千賀子が担当しました)



(2011年1月10日 読売新聞)

2008チバQ:2011/01/28(金) 23:19:47
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/triple/vote110122_1.htm
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知事選・市長選ルポ(1) 減税コンビ 密接連携
大村・河村氏 地域政党 揺さぶり



河村市長(中)とともに柳橋中央市場で支持を訴える大村候補(21日午前7時36分)=加藤学撮影 「大村・河村、河村・大村をよろしく」。愛知県知事選候補の大村は21日朝、出直し名古屋市長選に出馬する河村とともに、名古屋駅近くの柳橋中央市場を30分余り練り歩いた。約400店が軒を連ねる同市場を1軒ずつ回って声をかけた。

 午前8時、市場前でマイクを握った大村は「23日には市長選も始まる。河村さんと一緒に、日本一元気な愛知・名古屋をつくりまぁーす」と連携を強調。マイクを手渡された河村は、「議会が市民税減税を否決してまったがや。日本初の県民税と一緒に減税をやれば、どえらい力を持った地域になる」と応じた。

 テレビ出演などで知名度が高い2人は、街頭に立てば、漫談のような軽妙な掛け合いで聴衆の拍手を浴びる。メディア戦術に長じ、告示日に名古屋駅前で行った演説は、地元テレビ局のニュースの時間に合わせ、あえて夕方からにした。



 民主党衆院議員から転身した河村と、愛知県内でただ一人の自民党衆院議員だった大村。河村が初当選した前回2009年の市長選では、大村は自民党県連会長として、対立候補の選挙を取り仕切った。

 かつての政敵と手を組むことについて、大村は「国民の政党不信は爆発寸前だ。行き場のない民意の受け皿が必要で、それが日本の政治を変える原動力になる」と話す。

 その受け皿づくりのパートナーとして選んだのが河村だった。2人は半年前から名古屋市内の居酒屋などで会合を重ね、戦略や政策をすり合わせてきた。河村も「大村さんには信念を貫く度胸、胆力がある。県が一緒に減税をやってくれれば、こんなありがたいことはない」と語る。

 2人はさらに、大阪府の橋下徹知事も巻き込み、既成政党を揺さぶろうとしている。22日には橋下知事が、自ら率いる地域政党「大阪維新の会」のメンバーとともに名古屋入りし、2人と一緒に「地域から日本を変えよう」と気勢を上げる。



 大村が街頭に立つと、自身が作った地域政党「日本一愛知の会」の真っ赤なのぼりが林立する。20日の告示日に県内3か所で行った出陣式では、同会から統一地方選の県議選に出馬する4人が姿を見せ、大村と一緒に選挙カーの上に立つなどした。

 河村が率いる地域政党「減税日本」から市議選に立候補を予定している27人は、大村・河村への支援とともに市議会解散請求(リコール)に賛成するよう呼びかけている。

 「2月6日は『桶狭間の戦い』だ。天下分け目の『関ヶ原の戦い』は、リコール成立後の出直し市議選と統一地方選の県議選と考えている」。知事選の告示直前、大村陣営の幹部はこう力を込めた。

 知事選、市長選で一気に流れを作り、春には県議会、市議会の勢力図を一気に塗り替える。大村も、河村も、2月6日を「日本を変えるための最初の戦い」と位置づけている。(敬称略)



 20日に告示された愛知県知事選には5人が立候補、23日に告示される名古屋市長選には4人が出馬を予定している。連携、分裂、ねじれ。複雑に絡み合う二つの選挙の候補者や立候補予定者の戦いぶりを追う。



(2011年1月22日 読売新聞)

2009チバQ:2011/01/28(金) 23:20:25
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/triple/vote110123_1.htm
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知事選・市長選ルポ〈2〉「ねじれ」気にせず街へ
重徳氏 知名度向上 課題に



企業説明会に参加した学生たちの声を聞く重徳候補(22日午後、名古屋市港区で)=稲垣政則撮影 リクルートスーツ姿の大学生に向かって、重徳が話しかけた。「感触はどうだった? やっぱり厳しいですか」

 名古屋市港区の「ポートメッセなごや」で22日に行われた合同企業説明会。重徳は街頭活動や集会の合間を縫って足を運んだ。

 「採用人数が想像以上に少ない」「30社以上説明を受けたけど、希望の企業に就職できるか不安だ」。ノートにメモした学生の言葉を見ながら、「過去最低の就職内定率という状況で、就活中の学生の声を聞きたかった」と話した。

 出馬表明から約3か月。重徳はボランティアに取り組むNPOやまちおこしに取り組む市民グループの会合などに出向いて、現場の声を聞き、公約に反映させてきた。

 政党の枠にとらわれないこうした活動は、高校の同級生や知人らが勝手連的に支援する団体「夢・創造会議あいち」のメンバーと一緒に取り組んでいる。



 重徳の選挙運動のもう一方の柱は、「公認並みの支持」を打ち出している自民党が支える。告示日には党政調会長の石破茂、元首相の麻生太郎らが愛知県内に乗り込んできた。

 同党愛知県連は、今後も「大物」を呼ぶ予定だが、それは危機感の裏返しでもある。元県連会長で知名度のある大村の出馬で、同党系の地方議員や支持団体が揺さぶられている。県連幹部は「知事選後の自分の選挙をにらみ、戦局を見極めようとしているのか。動きが鈍い議員がいる」と明かす。

 県連は当初、「出直し市長選には大義がない」と静観する方針だったが、この日、民主党などが市長選で推薦する石田に推薦状を手渡した。減税や中京都構想を掲げ、河村と連携する大村との対立軸を明確にするためだった。

 石田との具体的な連携方法は固まっていないが、重徳は「知名度のある石田さんとの連携はプラスになる。党の分裂、市長選とのねじれなど気にしていられないし、政党がどうのこうの言っている場合じゃないから」と言い切る。



 ポートメッセなごやで学生らの話を聞いた重徳は、その足で名古屋市中川、熱田区など3か所の集会をはしごした。いずれも自民党の県議、市議らの後援会員や支援者らの集会だった。

 「やるべきことはたくさんあるのに、議会の悪口を言っていがみ合う。名古屋市政の空回りを、県全体に広げてはいけないんです」と呼びかけ、支援を訴えた。

 自民党系の地方議員の組織を生かした「内向き」の運動と、勝手連組織を中心とした「外向き」の運動。自らも最大の課題と感じている「知名度のアップ」に向けて、どちらに重心をかけていくのか、陣営の手探りは続く。(敬称略)



(2011年1月23日 読売新聞)

2010チバQ:2011/01/28(金) 23:20:47
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知事選・市長選ルポ〈3〉「反河村」入り組む同盟
御園・石田氏 タッグ、政権も左右



街頭で固い握手を交わす石田氏(左)と御園氏(23日午後、名古屋市中区で)=高橋はるか撮影 「覚悟を決めて市長選に立つ石田さんから、政治にかける情熱を学んだ。地域主権のためには、県と市が力を合わせることが不可欠だ。御園と石田に愛知・名古屋を任せてほしい」

 名古屋市長選が告示された23日の石田の出発式。御園は選挙カーの上で石田の手を取り、声を張り上げた。演説を終えて降りようとした御園の背中を石田がポンとたたき、再び握手を交わした。

 その2時間後、石田は出発式の会場から数百メートル離れた交差点で、自民党の支持を受け、御園と知事の座を争う重徳の街頭活動に加わった。「御園氏に配慮」(石田陣営)して、同じ選挙カーの上には立たなかったが、マイクを握り、「自民党は良い候補を選んだ」と持ち上げた。



 石田は前回の知事選で現職の神田真秋にあと一歩のところまで迫った。犬山市長時代に独自の教育政策を掲げるなど、知名度は高い。御園陣営は「知名度が不足している御園にとって、石田さんとの連携は心強い」と話す。

 その石田が告示直前になって、自民党愛知県連の推薦を受けた。石田は「応援してくれる方は、誰でもありがたい」と話し、御園は「僕が石田さんの立場で、重徳さんから手を差し出されたら握手せざるを得ない」と理解を示す。

 民主党県連幹事長の杉岡和明はプラス効果を強調する。「石田さんが『反河村』で自民党の市議や重徳氏と協力すれば、河村・大村票を同時に切り崩せる。そのメリットは御園にも跳ね返ってくるはずだ」

 御園と石田の連携についても、これまでの方針を変えず、選挙戦の中盤から終盤にかけては、連日のように二人三脚で夜の集会のはしごを予定している。

 ただ、「反河村」を最優先する市議団からは、「もう『民主の石田』じゃない。知事選のことを心配する余裕なんかない」という声が上がっている。石田陣営は告示直前になって街頭で配るチラシから、「民主」の文字を消した。



 24日、東京で開かれた民主党両院議員総会で、幹事長の岡田が集まった国会議員に呼びかけた。「閣僚だけでなく、議員一人ひとりが一度はぜひ、愛知、名古屋に入って応援していただきたい」。今月12日の同総会に続き、異例とも言える2度目の要請だった。岡田自らも昨年11月以降、中部財界を回って御園の支援を要請したのを始め、事務所開きや街頭演説にたびたび足を運んでいる。25日に名古屋市中区で開催される2人合同の総決起集会にも顔を出す予定だ。

 菅再改造内閣が発足してから初の大型地方選。御園の選挙戦を支援する若手県議は、「極めて特殊な選挙になった。結果次第では政権の足元が揺るぎかねない。逆風に苦労した昨年の参院選以上にピリピリしている」と表情をこわばらせる。

 菅内閣に吹きつける逆風は、今もやむ気配がない。市長選とのねじれも絡み、政権交代の“エンジン”となった民主王国は、かつてない緊張感に包まれている。(敬称略)



(2011年1月25日 読売新聞)

2011チバQ:2011/01/28(金) 23:21:18
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知事選・市長選ルポ〈4〉共産系「追い風」狙う
土井氏 八田氏 反転攻勢へ懸命



個人演説会で聴衆にこたえる土井候補(左)と八田候補(25日夜、名古屋市守山区で)=谷之口昭撮影 「私は国や大企業にしっかりものを言う市政を目指す。一緒に戦う土井さんには、県政を変えてもらいたい」。25日夜、名古屋市守山区の大森会館で行われた演説会で、八田は後からやって来た土井の手を取り、高々と掲げた。

 会場から一斉に拍手がわき起こり、八田は次の演説会場に向かった。代わって白衣姿の土井がマイクの前に立ち、「私の政策は八田さんと共通点が多い」と前置きし、市長選とリンクさせた公約「住宅リフォーム助成による中小企業振興策」などを訴えた。

 土井の擁立母体「革新県政の会」代表で、土井と八田の選挙事務所を取り仕切る愛労連議長の榑松(くれまつ)佐一は、「事務量が倍になり、スタッフも大変だが、2人がタッグを組むことで、今後の選挙も含めて相乗効果が生まれる」と期待する。



 八田が出馬を表明したのは、2週間前の9日だった。共産党や労働組合、市民団体などでつくる「革新市政の会」が擁立したが、同会の内部ではぎりぎりまで議論が続いたという。

 「河村市政を止めるためには、他陣営との一本化が必要なのではないか」。同会は民主党が推薦した石田への相乗りも模索したが、最終的には独自候補として八田擁立に踏み切った。

 議会解散の賛否を問う住民投票の結果次第で、3月にも行われる市議選、4月の統一地方選の県議選をにらみ、県知事選、市長選で党の政策をきめ細かく訴え、「追い風」を吹かせるためには独自候補が必要という思惑が働いた。

 共産党市議団幹事長の江上博之は「石田さんとは政策面で隔たりが大きかった。自民は石田さんに相乗りしたことで批判を受けている。結果として、八田擁立はわれわれにとってプラスになっている」と話す。



 共産党は2003年の統一地方選で愛知県議会の議席を失って以降、議席を獲得していない。全国の都道府県議会で同党が議席を持っていないのは、愛知のほかに群馬、福井、熊本の3県議会しかない。名古屋市議会も1999年には10議席を獲得したが、現在は8議席にとどまっている。

 次の市議選では、前市長の河村が自ら率いる地域政党が約40人を擁立し、過半数確保を狙っている。共闘する大村も、自身の地域政党から県議選候補の擁立を進めている。

 「これまでの構図が変わり、候補の乱立が予想される。土井・八田の運動を通じて、票の掘り起こしと支持拡大を図っていく」。共産党県委員会書記長の柏木啓韶(ひろあき)は、県議会での議席奪回と市議会の議席拡大につながることを期待し、演説会にはその地区からの県議選、市議選立候補予定者を同席させている。

 2人の選挙運動を支え、市議選に立候補予定の現職市議は「ここで弾みをつけなければ、支持者をつなぎとめるのがますます難しくなる」と話す。土井・八田の戦いは、反転攻勢のきっかけをつかめるかどうかの戦いとも言える。(敬称略)




古賀・連合会長 名古屋でエール

民主候補決起集会
 連合の古賀伸明会長が25日、愛知県知事選、出直し名古屋市長選で民主党が推薦する2候補の決起集会であいさつし=写真=、「連合愛知を中心に最後まで戦おう」と呼びかけた。

 古賀会長は連合愛知傘下の組合員らを前に、「首長と議会の二元代表制を否定するかのような行動を取り、任期途中で辞めてトリプル投票をやるのは、税金の無駄遣いだ」と、河村前市長を批判し、「民主主義を冒涜(ぼうとく)する行動は許せない」と訴えた。連合愛知幹部によると、古賀会長は同党の地方選での連敗に危機感を抱いているといい、県内の組織を引き締めるために民主党の岡田幹事長とともに、名古屋市内で開かれた集会に参加した。



(2011年1月26日 読売新聞)

2012チバQ:2011/01/28(金) 23:21:47
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/triple/vote110127_1.htm
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知事選・市長選ルポ〈5〉「しがらみのなさ」強調
薬師寺氏 政党色前面に打ち出す
杉山氏 市民派掲げバス無料化



(右)選挙カーから支持を訴える薬師寺候補(26日午後、名古屋市栄で)(左)街頭演説をする杉山候補(26日午前、名古屋市千種区で) 「みんなの党」の文字と渡辺喜美代表の顔写真で埋め尽くされた選挙カーが26日午後、名古屋市中区の繁華街に止まった。同党公認の薬師寺がマイクを握り、「行政改革や議会改革は私にしかできない。しがらみがない『みんなの党』だからこそできるんです」。

 紫色のダウンジャケット姿でチラシを配る運動員にまじって、渡辺の妻・まゆみの姿もあった。通行人に駆け寄り、握手を交わし、マイクを握れば「口先だけの政治家を何人も見てきた。薬師寺候補の突破力に期待している」と渡辺の思いを代弁する。

 薬師寺が選挙に立つのは昨夏の参院選に続いて2度目。参院選は次点に終わったが、「第3極」への期待から53万票を集めた。陣営は「薬師寺を覚えている人も多く、街頭の反応は良い」と話す。



 ただ、非民主・非自民の第3極として躍進した参院選と知事選とでは、構図が違う。名古屋市長選も絡み、民主や自民の支持層が分裂し、既成政党批判の受け皿という色合いは薄まっている。それでも、薬師寺は渡辺の人気、知名度を切り札に政党色を前面に打ち出している。

 渡辺は9日の事務所開き以降、たびたび県内入りしている。行く先々で記念写真や握手を求める人が群がる。「凍えるような寒さの中、渡辺代表の演説が終わっても、私の演説が終わるまで聞いてくれる人も多い」と、薬師寺は二人三脚の効果を認める。

 薬師寺は党の方針に沿って、反対論も根強い「環太平洋経済連携協定(TPP)」参加による農業活性化を訴え、他候補の減税策を批判する。「統一地方選や今後の国政選に弾みをつけてほしい」(浅尾慶一郎・政調会長)と党の期待が高まる中、参院選の勢いを再現できるかどうか。いよいよ正念場を迎える。



 「河村派でも議会派でもない『市民派』です」。26日朝、買い物客らが行き交う名古屋市千種区今池の街頭で、銀色の文字で「無所属」と刺しゅうされた黒いスーツ姿の杉山は、「しがらみのなさ」を強調し、市バス無料化などの公約を訴えた。

 市長選の他候補が知事選候補と連携した“タッグ選挙”を展開しているが、杉山は単独で戦う。杉山は昨年夏の参院選で、薬師寺に選挙カーを無償で貸し、ポスター貼りも手伝ったという。「組織に頼らずに戦う姿勢に、自分と相通じるものを感じた」。一時はみんなの党からの市議選出馬も模索したが、労組出身という経緯などもあって実現しなかった。

 河村の辞職を「責任放棄だ」と批判し、昨年11月末、議場で市長選出馬の意向を表明した杉山。民主党市議として組織の支援を受けて戦った過去2回の市議選とは異なり、手探りの選挙を展開する。(敬称略、おわり)



(2011年1月27日 読売新聞)

2013チバQ:2011/01/29(土) 10:09:52
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000001101290003
県議選、みんなの党も擁立
2011年01月29日

みんなの党は28日、今春の県議選長野市区(定数10)に、公認候補を擁立すると発表した。「反民主」「反自民」の受け皿として、昨夏の参院選では大きく躍進した同党だが、県内の地方選挙で候補を立てるのは初めて。今後、他選挙区での擁立の可能性もあるという。


 この日、出馬表明したのは長野市在住で米国公認会計士の原田貴司氏(30)。菅直人首相の元秘書で、民主党県連主催の政治スクールにも参加。今回の県議選では、同党県連とみんなの党双方の公募に応募したという。


記者会見で原田氏は「お世話になった民主党には感謝している」としながらも、みんなの党を選んだ理由を「政治家が率先して身を切るべきだという姿勢に共感した」と説明。逆風が続く民主党を避けたのでは、との見方には、「国政とは切り離して考えている」と否定した。


26選挙区中、定数が最も多い長野市区は、各党の幹事長や代表クラスが顔をそろえる激戦区。これまでのところ民主3、自民3、共産2、公明と社民が各1人のほか、無所属2人の計12人が立候補の準備を進めている。


混戦模様に拍車がかかりそうだが、自民党県連の石田治一郎幹事長は「若い層の票が流れる可能性はあるが、地域性もなく大きな影響はない」と強気の姿勢。一方で、民主党県連の倉田竜彦幹事長は「無党派層の票を奪われる可能性がある」と懸念。別の同党県連幹部も「民主と自民の票は両方、食われる。どちらがより食い止められるか、だ」と話す。


会見には、昨夏の参院選で18万票余を獲得した井出庸生氏も同席。擁立は総選挙に向けた党の地盤固めではないとしながらも、「みんなの党の長野県での浸透はまだまだ足りない。県議選でいい結果を収めれば、結果として(総選挙にも)プラスになる」と語った。

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2014名無しさん:2011/01/31(月) 04:02:57

愛知知事選・大村氏先行、市長選は河村氏優位
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110130-OYT1T00764.htm

 読売新聞社は2月6日投開票の愛知県知事選、前市長の辞職に伴う出直し名古屋市長選について、世論調査と取材をもとに情勢を分析した。

 知事選では、大村秀章氏が一歩リードし、重徳和彦氏ら4人が追う展開。出直し市長選では、前市長の河村たかし氏が優位に立っている。ただ、両選挙とも有権者の2割強が態度を明らかにしていない。

 知事選では、大村氏が民主支持層の4割、自民支持層の3割、公明支持層の半数近くを固め、無党派層の3割からも支持を受けている。重徳氏は、自民支持層の半数近くをまとめ、民主、公明支持層の一部も取り込んでいる。御園慎一郎氏は民主支持層の3割を固めたが他の政党支持層への広がりは見られない。薬師寺道代氏は、みんなの党支持層の6割から支持を受けているが無党派層には浸透していない。土井敏彦氏は共産支持層の半数以上を固めた。

 一方、出直し名古屋市長選では、河村氏が民主党支持層の7割近くに浸透。自民支持層の半数近く、無党派層の半数以上を取り込んでいる。石田芳弘氏は、自民支持層の3割を固めたが、民主支持層では2割台にとどまり、無党派層からの支持も伸び悩んでいる。共産支持層を手堅くまとめている八田ひろ子氏、組織に頼らない選挙運動を繰り広げる杉山均氏は、ともに支持が広がっていない。

(2011年1月31日03時02分 読売新聞)

2015名無しさん:2011/01/31(月) 04:20:21
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110131k0000m010072000c.html
愛知トリプル投票:市長選は河村氏安定…本社情勢調査

 2月6日投開票の愛知県知事選、名古屋市長選、名古屋市議会解散の賛否を問う住民投票について、毎日新聞は29、30の両日に世論調査を実施し、取材結果と総合して中盤情勢を分析した。市長選は前市長の河村たかし氏(62)=減税日本公認=が安定した戦いを展開している。知事選は河村氏と連携する前衆院議員の大村秀章氏(50)がリード。住民投票は「賛成」「どちらかといえば賛成」の合計が6割以上に上り、「反対」「どちらかといえば反対」を上回った。

 ◇知事選は大村氏先行

 新人5人の争いになった知事選は、公明県本部支持を受ける大村氏が公明支持層の約7割を固め、幅広く浸透している。元総務省課長補佐、重徳和彦氏(40)=自民県連推薦=は自民支持層の5割近く、元総務省審議官の御園慎一郎氏(57)=民主・社民・国民新推薦=は民主支持層の約4割を固め、追い上げを図る。医師の薬師寺道代氏(46)=みんな公認=はみんな支持層の4割近く、医師の土井敏彦氏(64)=共産推薦=は共産支持層の約4割を固めた。

 前職・新人の4人が争う市長選では河村氏が民主支持層の約7割を固めている。前民主党衆院議員の石田芳弘氏(65)=民主・社民・国民新・自民県連推薦=は自民支持層の約4割を固めたが、民主支持層で3割に届いていない。元参院議員の八田ひろ子氏(64)=共産推薦=は共産支持層の約8割を固めた。前市議の杉山均氏(54)は勢いが見られない。【加藤潔】

 ◇調査の方法◇

 29、30日の2日間、無作為に選んだ電話番号にかけるRDS法で実施。愛知県知事選は有権者1000人を目標に1018人から、名古屋市長選は500人を目標に513人から、それぞれ回答を得た。

毎日新聞 2011年1月30日 21時42分

2016名無しさん:2011/01/31(月) 21:12:13
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2011013102000027.html
愛知知事選 大村氏 大きくリード 名古屋市長選は河村氏
2011年1月31日 朝刊

 二月六日に投開票される愛知県知事選と名古屋市長選で、中日新聞社は三十日、県内の有権者千人を対象に二十八、二十九日に実施した世論調査の結果をまとめた。

 知事選では、本紙の取材を加味した終盤情勢は、大村秀章元衆院議員(50)=減税日本推薦、公明県本部支持=が幅広い支持を集めて大きくリードし、元総務省課長補佐の重徳和彦(40)=自民県連推薦=、元同省審議官の御園慎一郎(57)=民主、社民、国民新党推薦=、医師の薬師寺道代(46)=みんなの党公認=の三氏がほぼ横一線で激しく追う展開となっている。医師の土井敏彦氏(64)=共産党推薦=は伸び悩んでいる。投票する候補者を決めていない人が全体の四割近くおり、情勢は変わる可能性もある。

 一方、名古屋市長選では、減税日本公認の河村たかし前市長(62)が優位に選挙戦を進め、石田芳弘元衆院議員(65)=民主、社民、国民新党、自民県連推薦=が追い上げている。八田ひろ子元参院議員(64)=共産推薦=と杉山均元市議(54)は伸び悩んでいる。

 両選挙の関係では、大村氏に投票すると答えた人の九割以上が河村氏を支持。御園氏を支持した人は76%が石田氏に投票すると回答した。重徳氏を支持する人の投票先は、59%が石田氏、27%が河村氏と分かれた。

 選挙への関心は知事選、市長選とも非常に高く、「投票に行く」「たぶん行く」を合わせると九割以上を占めている。

2017チバQ:2011/01/31(月) 22:37:15
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001101310005
県議選「大量擁立」遠い民主
2011年01月30日

統一地方選まで、あと2カ月あまりに迫った。前半戦(4月1日告示、10日投開票)の県議選で、民主党は当初目指した候補者の大量擁立が、鳩山・菅両政権の苦境を受けて思うように進んでいない。自民党は全議席の6割以上を占める現在の勢力の確保を目標に掲げ、公明、共産、社民の各党も議席の維持・拡大を目指す。国会での与野党対決が厳しさを増す中、立候補予定者の動きは加速している。(藤井裕介、大内奏、吉武祐)


   ◇


 「待望の政権交代を果たしたが、民主党は期待に応えていない状況が続き、統一地方選は苦戦が予想される」


 今月20日、新潟市内のホテル。旧同盟系の労働組合でつくる新潟友愛連絡会の「新春のつどい」で、UIゼンセン同盟県支部の山阪光男支部長は集まった組合員らに、こう呼びかけた。


 この集会には、民主党公認で県議選、新潟市議選に立候補を予定する現職、新顔計4人も出席。「逆風だとかいう話をなんぼしても、らちが明かない。私たちの力で逆風を突破して、切り開いていくしかない」との山阪支部長の言葉に、神妙な面持ちで耳を傾けていた。


 一昨年夏の衆院選で圧勝し、政権交代を成し遂げた民主党。県内でも六つの小選挙区で全勝した。同党県連の西村智奈美代表は今回の統一地方選を「地方議会を改革して、地域主権の担い手である地方政治を変えるための重要な選挙」と位置づける。


 だが、民主党を中心にした政権は外交などでつまずき、内閣や党の支持率は低迷。逆風の中、政権党の「足腰」である地方組織の拡大は、思うように進んでいない。


 現在、県議会(定数53)では、自民の32議席に対し、民主は8議席にとどまる。このため、民主党県連は、県議選では全27選挙区に候補者を擁立し、政令指定市の新潟市議選では全8選挙区に複数の候補者を立てることを目指している。


 ところが、これまでに県議選で公認・推薦が決まったのは、10選挙区の11人。複数の候補者を擁立するのは、公認と推薦が1人ずつの上越市選挙区だけだ。


 新潟市議選では、5選挙区の9人が決まったが、南、西蒲、秋葉の3選挙区では1人の擁立も決まっていない。


 厳しい状況を受けて、昨年末から候補者の公募を始めたが、10人の応募があっただけだった。


 20日の集会に姿を見せた上杉知之新潟市議は、民主党公認で県議選新潟市中央区選挙区に立候補を予定する。街頭演説で市民の1人から両手で大きく「×」を出されたこともあり、「民主党ののぼりを持って街頭演説をするのに、今は多少勇気がいるかな」とこぼす。「私が何かを言って、国政の状況が変わるわけでもない。自分にできることをやるだけ」と話す。

2018チバQ:2011/01/31(月) 22:37:26
   ◇


 自民党県連は県議選の目標を「現状維持以上」と定める。


 現在、自民党の会派に所属する県議32人のうち、29人が公認・推薦で、1人が無所属でそれぞれ立候補する予定だ。新顔は3人だけ。このうち1人は引退する同党県議の後継者で、1人は昨年の参院選での中原八一前県議の当選によって空いた椅子を目指す。ほとんどの候補者が「現在の議席」の確保を図るという状況だ。


 同党は統一地方選用のローカルマニフェストでは、公共事業による雇用創出や農家の所得向上などを掲げている。参院選の結果は明るい材料だったが、衆院選惨敗のショックがぬぐい切れたわけではない。政権与党を降りて初めて迎える統一地方選だけに、立候補予定者は民主党の動向を気にしている。


 中原氏がいた新潟市西区選挙区で、自民党公認で立候補を予定している新顔の高橋直揮・元新潟青年会議所理事長は、今月2日から新年会への参加や企業へのあいさつ、農家回りを続けている。「若者からお年寄りまでが、今の民主党では景気が回復しないと訴えている」


 定数1の魚沼市選挙区の皆川雄二県議も、地元であいさつ回りの毎日だ。今のところ、他に立候補の動きはない。「だからこそ不安。いつ相手が出るかわからないので、準備も難しい」と話す。


   ◇


 公明党は現職(新潟市中央区)が県議会で唯一の議席の維持を目指す。山口那津男代表は19日、新潟市内のホテルで「チーム力を生かして政策を実現することが、公明党の最大の持ち味。その要として、県議選に勝利させていただきたい」と訴えた。


 現在、1議席の共産党は、現職(長岡市三島郡)のほか、新潟市中央区と上越市に、それぞれ新顔を擁立する。市田忠義書記局長は29日、新潟市内で「地方議会では、自民党も民主党もオール与党でまったく違いがない。共産党の候補を何としても押し上げてほしい」と訴えた。


 社民党も1議席からの拡大を目指し、現職(上越市)のほか、新潟市中央区、同市西区、長岡市三島郡で元職3人が立候補する。又市征治副党首は29日、新潟市内で「自公政権から続く経済政策で無業者が300万人になるなど、社会がゆがんでいる」と語った。


 2009年に結党したみんなの党は、初の県議選で上越市、新潟市西区に計2人の新顔を擁立する。昨年の参院選比例区で、県内では民主、自民両党に続く3番目となる約13万7千票を獲得した勢いを生かす構えだ。

2019チバQ:2011/01/31(月) 22:38:30
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000001101310008
県議選 民主擁立進まず
2011年01月30日


県議選、民主擁立進まず 逆風収まる気配なく /岐阜県

 4月1日に告示される県議選(定数46)が、2カ月後に迫った。県政でも「政権交代」を狙う民主だが、逆風に苦しみ、候補者擁立が思うように進まない。最大会派で県政を牛耳る自民にも「王国」時代の勢いはなく、はやくも、「最高で現状維持」との声も漏れ始めた。(磯崎こず恵、舩越紘、青瀬健)


◆逆風収まる気配なく
 「政権交代時の国民の期待が、失望に変わってきている」。今月初旬に岐阜市内のホテルであった連合岐阜の「新春のつどい」。あいさつに立った三尾禎一会長は、支援する民主の国会議員らを前に苦言を呈した。
 壇上には、民主が県議選に擁立する立候補予定者8人が並ぶ。いずれも連合岐阜が推薦するとして紹介されたが、司会者の言葉にもいらだちがにじんだ。「まだまだ少ないですが」
 民主県連が、全27選挙区に候補者を立てて過半数をめざすと表明したのは、昨年8月。民主が参院選で惨敗した直後だったが、党本部の方針に従い強気の姿勢をみせた。
 だが、それから半年たっても公認と推薦は9選挙区で11人にとどまる。22日の県連常任幹事会後、園田康博代表は報道陣に「全選挙区で立てるのは、大変厳しい。民主への厳しい意見が影響している」と話した。今のところ過半数の確保は難しい状況だ。
 ある県連幹部は「全選挙区で立てるというのは建前で、(民主が惨敗した)茨城県議選のようになるわけにはいかない」と打ち明ける。擁立の少なさは、勝算のある選挙区の少なさの現れだという。
 民主の苦しい状況を象徴したのが、海津市選挙区(定数1)だ。推薦した立候補予定者が今月中旬、「党への逆風で状況が厳しい。出馬を取りやめたい」と辞退した。元々は自民所属の同市議だったが、昨夏翻り、民主系会派を立ち上げていた。
 こうした逆風が収まる気配はないといい、ある県連幹部は、こう漏らした。
 「あいさつ回りでリーフレットを渡すでしょ。その時に立候補予定者が指で隠すんですよ。民主のマークを」


◆自民幹部、苦戦を予想
 一方の自民。31人が所属する「県政自民クラブ」は県議会の最大会派だ。県連幹部は県議選を政権奪還への「足がかり」と位置づけた。25選挙区で31人を公認し、さらに1人の公認を検討している。
 会合などのたびに県連の古屋圭司会長からは「全員の当選が目標だ」とげきが飛ぶ。だが、各地での苦戦を予想する県連幹部は「最高でも現状維持」と控えめだ。
 「民主からは誰が立候補するのか」。自民公認で1人区から立候補する現職は日々、情報収集に追われているという。後援会や地元議員には「うわさを聞いたら、すぐに伝えて欲しい」と念押しをした。「後援会には民主支持者も多いから」と心配する。
 3期連続で自民候補が無投票で当選してきた不破郡選挙区(定数1)には、民主が候補者を立てる予定だ。県連幹部は「16年ぶりの選挙戦。地元は不安に思っているはずだ」と話す。「無風状態」だった選挙区では、選挙に向けた体制づくりを急ぐ。
 2007年の前回は無投票で、自民が2議席を独占した揖斐郡選挙区にも、民主が公認候補を立てるため、県連が危機感を募らせている。
 中津川市選挙区(定数2)は前回、次点で落選した民主候補に約300票差に迫られた。今回も自民現職の2人に民主新顔が挑む構図になりそうだが、地元市議は「自民の2人で票をどう分け合うのか見当がつかない。前回より厳しくなるのは確実」と話す。
 激戦が見込まれる選挙区では、昨夏の参院選で独自に選挙協力をした公明からの「見返り」を頼りにする県議も少なくないという。
     ◇
 県議選には今のところ、民主と自民以外では公明が2人、共産が3人をそれぞれ擁立し、無所属で5人が立候補する予定だ。社民は擁立しないという。

2020チバQ:2011/02/01(火) 00:17:20
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011013190192818.html
選挙演説、名駅熱く “大物”応援に利便性
2011年1月31日 19時28分

 愛知県知事選は、2月6日の投開票まで残り1週間を切った。各候補者は大票田、名古屋市での訴えに力を込めるが、市内一の繁華街・栄地区周辺だけでなく、名古屋駅前も演説の人気スポットとなっている。

 選挙戦ラストサンデーとなった30日夕。出張帰りのサラリーマンや休日を楽しむカップルらが行き交う名駅東口に、候補者の絶叫が響き渡った。

 この候補が告示後に名駅前でマイクを握るのは東口、西口を合わせて10回目。この日は他の2候補も、推薦を受ける党の“大物”を名駅前に招き、正午を挟んで時間差で街頭集会を開いた。

 名駅地区は超高層ビルの建設ラッシュが続き、公示地価は3年前に栄地区を逆転した。地価の動きと連動するかのように、演説場所としての人気も栄交差点前に迫る勢い。昨年7月の参院選でも、各候補者が競うように名駅を目指した。

 「車社会の名古屋は人が流れる場所が意外に少ない」と嘆くのはある陣営幹部。それだけに、繁華街として盛り返してきた名駅を選ぶ陣営が多く「遊説計画を立てていると、利用者が多い名駅が頭に浮かぶ」という。

 党中央の幹部が県内入りする際の足場の良さも人気の理由の一つ。愛知県警によると、昨年の参院選では菅直人首相ら13人、13回の警護に出動した。今回も民主党の仙谷由人代表代行や岡田克也幹事長など、与党の要人が訪れている。

 場所取りは早い者勝ち。選挙カーは駐車禁止の対象から除外されるため、各陣営の車で駅前が混み合うことも。20日の告示日には、順番待ちの選挙カーがやむなく200メートルほど離れた名鉄百貨店前に移動して演説する光景もあった。

 一方、選挙活動でマイクが使えなくなる午後8時から、名駅をフル活用する候補者も。午後11時近くまで、帰宅する人たちと握手をしたり話をしたり。「近い距離で有権者と向き合うには駅前が一番」と話している。

(中日新聞)

2021チバQ:2011/02/01(火) 00:29:02
>>1882
地域政党はなんだったのかと…
http://www.shizushin.com/news/feature/local_election/20110131000000000008.htm
前職柏木氏が県議選出馬へ 磐田市選挙区
2011/01/31
 磐田市の前県議柏木健氏(42)=同市万正寺=は30日、同市内で会見し、4月の県議選に磐田市選挙区(定数3)から無所属で立候補すると表明した。みんなの党に近く推薦を申請する方針。
 柏木氏は会見で「もうかる1次産業、強い工業、潤うサービス業を実現し、県西部地域の活性化に全力を尽くしたい。静岡空港を活用した経済活性化の実現に取り組みたい」と語った。
 柏木氏は旧磐田市議を経て、2003年に県議初当選。07年の前回選で落選した。昨年12月に政治団体「地域主権・静岡」を立ち上げ、県選挙管理委員会に届け出ている。

2022チバQ:2011/02/01(火) 00:48:44
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001101310006
小牧市長選 3氏の争いに
2011年01月31日

●多選の是非が焦点


 小牧市長選は30日告示され、新顔で不動産仲介業の宮田勝三氏(68)、現職で5期目を目指す中野直輝氏(65)、新顔で前県議の山下史守朗(しずお)氏(35)の無所属3人が立候補を届け出た。
 2月6日に投票、即日開票される。
 過去3回の市長選で中野氏を推薦した民主、自民、公明の主要政党がだれも推薦せず、自主投票を決める異例の構図。政策的な争点が見えにくい半面、市政の継続か、世代交代かという多選の是非が最大の焦点となっている。
 市長選は前回投票率が55・50%。29日現在の選挙人名簿登録者数は11万6674人。
 投票は6日午前7時〜午後8時に市内40カ所であり、午後9時15分からパークアリーナ小牧で開票される。期日前投票は31日〜2月5日午前8時半〜午後8時、市役所と上水道管理センターでできる。



◇候補者の訴え  上から届け出順。()内は年齢



■宮田勝三(68)無新
【減税で経済効果生む】
 宮田氏は午前10時半、名鉄小牧駅近くの商業施設・ラピオ前にタスキはかけずに黄色のジャンパーを着て登場した。
 同市議選に最初に立候補した時から着ているといい、背には赤いビニールテープを貼り合わせて「減税」の文字を入れ、必勝を期した。
 宮田氏は市民税と固定資産税の減税を掲げる。「不況なので皆さんの懐を助けるために20億円の減税を行い、それによって80〜100億円の経済効果を生み出したい」などと通行人らに政策を訴えた。軽自動車を選挙カーにし、期間中、市内を回って支持を訴えるという。



■中野直輝(65)無現
【16年の市政運営誇り】
 中野氏は午前9時半から、選挙事務所に近い小牧市堀の内3丁目で出発式を開き、支持者や国会議員、周辺自治体の首長らを前に第一声。
 中野氏は多選批判について、「16年間、後ろ指を指されることなく市政運営してきた。最大の誇り」と話し、「(商業施設)ラピオの再構築やごみ焼却場の着工など大きな厳しい課題がある」として経緯を知る自分が解決したいとした。その上で、「一番大切なのは地方の声が国政にいかされること」と話し、「全国市長会副会長を務める中で、国や県に意見を述べ、市民全体の幸せにつなげたい」と述べた。



■山下史守朗(35)無新
【新しい発想で活力を】
 山下氏は午前9時から、小牧市小牧3丁目の選挙事務所近くの駐車場で出陣式を開き、おそろいの青色のジャンパーを身にまとった支持者らが大勢駆けつけた。
 「必勝」と書かれたはちまきを締めた山下氏は「同じ市政が16年続いてきたが、時代は変化している。新しい発想で課題に取り組み、改革をしていくことで活力が維持される。皆様とともに小牧を良くしたい」と力強く訴えた。
 出陣式には地元市議9人を始め、国会議員や県議らが出席し、「ガンバロー」と声を張り上げて締めくくった。この日は市内4カ所で個人演説会を開いて支持を訴えた。

2023チバQ:2011/02/01(火) 00:49:17
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001101310005
新・現の一騎打ち 安城市長選
2011年01月31日

●8年ぶり選挙戦


 安城市長選は30日告示され、新顔で前市議の永田敦史氏(40)と現職で3選を目指す神谷学氏(52)の無所属2人が立候補を届け出て、8年ぶりの選挙戦が始まった。
 永田氏の陣営は、ボランティアなどの協力を受け、市議12年の人脈を生かした運動に力を入れている。神谷氏の陣営は、連合愛知などの団体や、自民系や民主系の市議の支援など組織型の選挙戦を展開している。
 投票は2月6日午前7時から午後8時まで、市内46カ所であり、午後9時から、同市新田町新定山の市体育館で即日開票される。29日現在の選挙人名簿登録者数は13万7280人。



◇候補者の訴え  上から届け出順。()内は年齢


■永田敦史(40)無新
【徹底した行政改革を】
 永田氏の出陣式は午前9時、同市南町の選挙事務所前であり、民主党の大西健介衆院議員や市議らが招かれた。
 永田氏は「前例踏襲、事なかれ、横並び、先送りという古い旧態依然とした安城市の政治体制を大きく変える。未来や将来に夢や明るさ、楽しさ、安心感のある市を作る。マニフェストのシンボルとして、市民税10%分を単なる減税ではなく、市内で使える通貨・買い物券として市民に還元し、生活の支援、地域経済の活性化を図る。必要な年間11億円の財源を確保するために、安城版事業仕分けを含め、徹底した行政改革をする」と第一声をあげた。



■神谷学(52)無現
【産業活力の再生に力】
 神谷学氏の出発式は、安城市赤松町のJAあいち中央総合センター前であった。西三河地方の市長や安城市選出の県議が応援に駆けつけ、民主党の大西健介衆院議員らが激励のあいさつをした。
 神谷氏は「行政改革で財政は健全、余力を残している」と実績を強調。さらに「今後、最も力を入れたいのはこの地域の産業活力の再生。中卒までの医療費の無料化を高校在学中まで実現させ、ゆかりのある新美南吉の童話を活用した夢のあるまちづくり、孤独死を出さない高齢者福祉を実現し、親なきあとの障害者福祉のあり方を考えたい」などと決意表明した。

2024チバQ:2011/02/01(火) 00:50:33
御薗が4位とか、石田がダブルスコアで負けるとかありそうだな

http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000771101310001
情勢分析し追い込みへ
2011年01月31日
●トリプル投票まで1週間
【「組織固まらず」「大変厳しい」】


 2月6日の愛知県知事選、名古屋市長選、同市議会解散の是非を問う住民投票に向け、最後の日曜日となった30日、候補者らは終盤の追い込みに入った。トリプル投票まで、あと1週間。各陣営は独自の情勢分析に基づき、組織の引き締めや無党派層への呼びかけに全力を挙げる。


 地域政党「減税日本」代表で市長選に公認で臨む河村たかし氏(62)は、30日も自転車遊説などで支持を訴えた。「市民の熱気は日一日と高まっとる。手応えは十分。他陣営を気にしとったってしょうがない」。同党が推薦する知事選候補の大村秀章氏(50)も「全県で打てば響く手応えを感じる」と強調した。
 「河村人気」に乗る戦術には、対立陣営から「ポピュリズム(大衆迎合)」との批判が集中する。だが、大村氏の陣営は「名古屋市でどれだけ取れるかがカギだ。公明支持層などに河村票を、そのまま乗せられるかどうかだ」と分析し、あくまで河村氏の支持層の獲得に力を入れる。
 政権党として初めて同知事選に臨む民主党は「民主党王国・愛知」を死守するため、組織固めに懸命だ。
 「市議には電話をかけている人、かけてない人がいる。誰が統制を取るんだ。他人任せになっていないか」
 28日夜、名古屋駅近くのホテルの部屋に、連合愛知の神野進会長の怒声が響いた。県選出の民主党国会議員や県連幹部の緊急会合の空気は、凍り付いた。
 同党は知事選に御園慎一郎氏(57)、市長選に石田芳弘氏(65)を擁立した。杉岡和明県連幹事長が「大変厳しい」と漏らすように、党組織を十分にまとめきれていない。危機感は日増しに募る。30日には鳩山由紀夫前首相や岡田克也幹事長が愛知県に入り、てこ入れを図った。
 知事選で重徳和彦氏(40)を推す自民党県連は、市長選では「反河村」で一致する民主党衆院議員出身の石田氏を推す。長坂康正幹事長は「先行する相手の背中が見えてきた」。ただ、県議団からは「支援者からは『どうして石田氏を推すのか』と責められる。説明つかない」と不満の声もあがる。組織戦に加え、若さをアピールして無党派層への支持拡大を狙う。
 知事選候補の土井敏彦氏(64)と市長選候補の八田ひろ子氏(64)を推薦する共産党は、市田忠義書記局長が30日に愛知県入り。岩中正巳県委員長は「今度の選挙は政党が厳しく問われる選挙だ。民主はきついし、自民も分裂気味だ」。引き続き、街頭などで支持を訴える。
 みんなの党公認の知事選候補、薬師寺道代氏(46)は「党本部から応援をいただきながら、うちの党のスタイルを貫き通す」。30日に応援に入った渡辺喜美代表は、これまで明言していなかった市議会解散の賛否について、「市議会解散には賛成」と明言した。
 市長選に無所属で立つ杉山均氏(54)は「終盤に向けてとにかく知名度を上げたい。政策はまともなことを言っている自負はある」と話す。

2025チバQ:2011/02/02(水) 00:19:32
失礼 岐阜は東海だ

1272 名前:チバQ 投稿日: 2011/02/01(火) 22:28:13
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000001101310002
県議選 自民幹部、内紛に危機感
2011年01月31日

 県議選の候補者選びを進めている自民県連が、組織の弱体化を心配している。可児市では地元市議がまとまらずに難航が続き、現職の公認を決めた山県市では、約半数の市議から「決定には従えない」と反旗を翻された。こうした内紛を民主に突かれれば、「打撃になる」と県連幹部は頭を悩ます。(舩越紘)


◆可児 「一本化は困難」
 28日昼、可児市議会の二つの自民系会派「誠颯会」(11人)と「新・自由民主クラブ」(3人)の全市議が市内での会合に顔をそろえた。
 「現職を支持するのか」
 再選に意欲を見せる小原尚県議(51)の公認について何度も話し合ってきたが、この日も現職派と反現職派が対立したまま散会となった。
 自民県連は県議会で最大会派を維持するため、県議選で32人の擁立をめざし、すでに31人を公認した。最後の1人でもめ続けているのが、この可児市選挙区だ。
 可児市は昨年10月の市長選でも自民系市議の足並みが乱れた地域だった。
 誠颯会は県議会の「県政自民クラブ」が推した候補者を「事実上の県連推薦」として支えた。だが、党市支部長でもある小原氏から支援要請を受けた新自民クは「市長選は党派で拘束することではない」と反発。民主推薦の現市長冨田成輝氏を応援した。
 新自民クは、今回の県議選びで反現職の立場だ。勝利した市長選後は、「自分たちが保守本流」と発言力を強めており、誠颯会から同調する市議も出始めているという。
 こうした分裂について、県連は「支部で決めること」と距離を置く。岐阜では、公認を受けるには地元の支部長と幹事長が県連に申請するのが原則だ。可児市支部の幹事長は反現職派である新自民クの市議が務めており、申請のめどが立っていない。
 2月4日に小原氏を交えて話し合うが、ある市議は「状況は日増しに悪くなるばかり。ぐちゃぐちゃだ」とこぼす。一本化は難しいとみる別の市議は「自民にまとまる力がなくなった」と嘆いた。


◆山県 公認決定に反旗
 横山善道県議(57)が公認された山県市選挙区は、約半分の自民系市議が「横山氏を応援できない」と言ってはばからない。
 県連幹部は、2004年の市議選で、公費負担される選挙ポスター代を水増し請求していた問題が背景にあると指摘する。
 当時市議だった横山氏は、県警に詐欺容疑で書類送検され、不起訴(起訴猶予)処分となった経緯がある。その責任を問う声が少なくない。
 このため、横山氏の公認について地元市議の賛否がまっぷたつに割れた。収拾がつかず、1月上旬に県連に一任することになり、「現職優先」で横山氏に決まった。
 だが、反対派に歩み寄る様子はない。関係者によると、県連が公認を決めた日に集会があり、一部の市議は「反横山氏」で団結した。無所属で元県職員の郷明夫氏(62)を支援する動きもある。
 山県市は07年の前回県議選で、自民が推薦した2人の候補者が議席を争った。ある市議は「あの時のしこりも残る。今回もまとまることはない」とあきらめている。
 自民県連はこうした「分裂」を深刻に受け止めている。昨年の参院選は民主に逆風だったのに、県内の比例票は民主に4万票近い差をつけられた。全42市町村で自民票が上回ったのは16市町村にすぎない。県議選では民主が地方での勢力拡大をめざしている。「内紛が響けば議席を奪われかねない」。自民県連幹部に危機感が募る。

2026チバQ:2011/02/02(水) 22:28:35
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001102020002
民主内くすぶる不満/静岡市長選
2011年02月02日

 今春の統一地方選で県内の「目玉」に位置づけられる静岡市長選(4月10日開票)で、民主、自民両党が元自民県議の田辺信宏氏に「相乗り」する公算が高まっている。当初、両党はそれぞれ独自候補擁立を唱えていたが、そろって挫折。1月31日には、田辺氏が両党県幹部と相次いで会談した。しかし、始まったばかりの通常国会では、与野党が激しい攻防を繰り広げているとあって、民主党内には、相乗りを推し進める執行部への抵抗感が根強く残っている。(後藤遼太)


 ◆田辺氏、レッテル警戒


 「政党は国政レベルで激突しているが、地方自治体の首長選で同じ図式を持ち込んでいいか、正直疑念を持っている」。1月31日、静岡市長選を巡って田辺氏との初会談を終えた民主党県連の牧野聖修会長は、遠回しに「相乗り」論を擁護した。最大支援団体である連合静岡が先立って田辺氏に推薦を出したこともあり、静岡市の葵、駿河両区に当たる1区総支部では、推薦も視野に入れた支援態勢を早急に整えつつある。


 一方、最後まで独自候補擁立にこだわった清水区を中心とする4区総支部は、慎重姿勢を崩していない。林芳久仁県議は「この逆風下で、相乗りに抵抗はある。安易に推薦を出すべきかどうか」と言葉を濁す。


 民主、自民双方から秋波を送られている田辺氏だが、「相乗り」の言葉に神経質だ。自民党幹部との会談後、報道陣に「私は新人。現職候補に既成政党がぶら下がる『相乗り』とは違う」と主張。「市民党」という言葉を多用するなど、相乗り候補のレッテルを張られることに警戒感を示している。


 注目の静岡市長選で相乗りとなれば、政権与党への風当たりはいっそう強まるはず。そんな観測も県連内でささやかれている。あるベテラン民主県議は「安直に元自民の県議に乗ったことは批判されても仕方ない」と漏らす。同じ日に投開票される県議選では、県連による過半数擁立はもはや困難な情勢。選対本部長の藤田寛県議は「最後まで擁立の努力は続ける」と話すが、目標は「第一会派獲得」へとトーンダウンせざるを得ないのが現状だ。

2027チバQ:2011/02/03(木) 23:28:37
http://www.isenp.co.jp/news/20110203/news01.htm
鈴木氏が知事選出馬へ 自民党離党し無所属で
 今年四月の知事選に、自民党県第二選挙区支部長の鈴木英敬氏(36)=鈴鹿市白子町=が出馬することが、二日までに分かった。鈴木氏は同党を離党して、無所属で出馬の方針。自民をはじめ、公明党や他党など幅広い支持を集めるのが狙いと思われる。野党側が知事選の候補者を擁立したことで、民主党や連合など政権与党側の候補者擁立も加速化する公算が大きい。

 鈴木氏は平成十年、通商産業省(現在の経済産業省)に入省。同二十年に退職し、衆院三重2区から自民党公認で出馬。国会議員の定数削減や公務員改革、最低保障年金の創設などを訴えたが、七万一千六百二十六票で、民主党の現職、中川正春衆院議員に六万六千五百票余届かなかった。妻の武田美保さんは、シンクロナイズドスイミングの五輪メダリスト。

 鈴木氏は一時、出身地の兵庫6ないし7区へのくら替えを図ったが、川崎二郎衆院議員を中心とする、自民党県連内の出馬要請を受けて意思を固めた。鈴木氏は近く記者会見を開き、正式に出馬表明するとみられる。同党県連は先月二十九日の役員会で、知事選候補者の選考を三ツ矢会長と水谷隆幹事長に一任。役員会後の会見で、三ツ矢会長は六日投開票の愛知県知事選と名古屋市長選の動向を見ながら、同日をめどに擁立する考えを示唆していた。

 同知事選では、民主党も県議会最大会派の「新政みえ」、連合三重との三者でつくる選考委員会で検討を進行中。自民党の動きを受け、候補者選定が早まる可能性が大きい。共産党も独自候補を擁立の方針。

2028チバQ:2011/02/03(木) 23:34:11
みんなの党などからも推薦を受け
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20110203/CK2011020302000177.html
知事選に元官僚の鈴木氏擁立へ 自民県連
2011年2月3日

 4月10日投開票の三重県知事選に、自民党三重県第2選挙区支部長の鈴木英敬氏(36)=同県鈴鹿市=が出馬する意向を固めたことが分かった。3日に会見し、表明する。自民県連は鈴木氏推薦の方針を既に決定。民主党も候補者の擁立を急いでおり、同知事選では1995年以来4期ぶりに国政の与野党が激突する構図となる。

 鈴木氏は兵庫県出身。東大経済学部卒業後、98年に旧通産省(現経済産業省)に入省。2009年8月の衆院選三重2区に自民公認で初出馬したが落選した。妻はシンクロナイズドスイミングでシドニー、アテネ両五輪銀メダリストの武田美保さん。

 鈴木氏は近く自民を離党し、みんなの党などからも推薦を受け、無所属で出馬するとみられる。本紙の取材に「出馬要請は受けているが、熟慮し検討している」と話した。同知事選では、共産党も独自候補の擁立を目指している。

2029チバQ:2011/02/04(金) 22:21:08
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20110204ddlk22010238000c.html
’11統一選しずおか:静岡市長選 沈滞ムード漂う 呉越同舟に不安も /静岡
 ◇自民、田辺氏推薦決定
 静岡市長選(4月10日投開票)で、自民党県連は3日、出馬を既に表明している元県議、田辺信宏氏(49)を推薦する方針を決めた。民主党県連も田辺氏の支援に向けて手続きを進めており「相乗り」の枠組みになる見通し。しかし実態は、独自候補を担ぎ出せなかった両党の「緊急避難」と映る。国会で批判合戦を繰り広げる両党の「呉越同舟」は内部に不安も抱え、沈滞ムードが漂っている。【平林由梨、小玉沙織】

 3日、自民党静岡市静岡・清水両支部は田辺氏の推薦を決め、党県連に上申書を出した。県連も近く、これを認め、党本部に申請する流れとなった。

 伊東稔浩・静岡支部長は推薦決定について記者団に「異論は一切なかった」と強調したが、推薦を決めた理由を問われると「分からない」。選挙対策についても「アイデアはない」と突き放したように答え、市長選にかける党内の意気込みの乏しさをうかがわせた。

 昨年12月、小嶋善吉市長が今季限りでの退任を表明し、同党は独自候補を探り始めた。しかし打診した元国会議員や官僚らにことごとく固辞された。市議会の最大勢力として「自主投票」の道も選べず、市長選の日程が迫った。

 独自候補をまだ模索していた1月、党方針に反して出馬表明に踏み切った安竹信男市議会議長(64)は除名処分にしており、支援できない。もう1人の出馬表明者、海野徹氏(61)は元民主党の参院議員で除外せざるを得ず、出馬を昨春表明していた元自民党県議の田辺氏を支える方向へと流れていった。

 ◇民主、支援方法に苦慮
 「田辺さんを支援するという方向性は見えている。しかし『推薦』にするのか『支持』にするのか、現時点では分からない」

 民主党県連の牧野聖修会長(衆院静岡1区選出)は3日、毎日新聞の取材に、こう述べ、なお支援のレベルをめぐって苦慮していることを明かした。

 最大の支持団体である連合静岡は先月21日、田辺氏の推薦を決定。この流れから民主党県連も田辺氏支援の方向は決まっているのに、依然、対応を決められない。田辺氏の推薦を3日決めた自民党の後じんを拝す状況になっている。

 その背景には、予算案をめぐって国会で激突する自民党との「相乗り支援」は組織内はともかく、有権者に説明がつかないと懸念しているからだ。県連幹部が「相乗り色が鮮明になれば、無党派層が逃げる。相乗りが必ずしも選挙のプラスになるとは限らない」と不安を漏らすのも、そのためだ。

 独自候補の擁立をギリギリまで探った民主党の林芳久仁県議(静岡市清水区選出)は今、「田辺氏を支援する方向は変わらない」と牧野氏に同調しているが、「支援の体裁をどうするか、悩ましい」と語った。

2030チバQ:2011/02/04(金) 22:37:10
http://www.shizushin.com/news/feature/local_election/20110203000000000010.htm
【政党の思惑】1 静岡市長選(上) 「シナリオ」崩れた民主
2011/02/03
 「至誠天に通ずという気持ちだ」。静岡市長選(3月27日告示、4月10日投開票)への立候補を表明している元県議田辺信宏氏(49)は1月31日、民主党第1区総支部長の牧野聖修県連会長、自民党静岡市静岡、清水両支部の幹部と相次ぎ会談した後、記者団にほっとした表情を見せた。
 この日は自民と政策協定を締結。民主も連合静岡が推薦を決めたことを受けて支援に向かう見通しで、二大政党の「相乗り」が実現しつつある。田辺氏には大きな前進のはずだが、事態はそう単純ではない。

 ▼「実現できるのか」
 これに先立つ1月22日、田辺氏は民主党第4区総支部長の田村謙治衆院議員と清水区の田村氏の事務所でひそかに面会した。31日の会談は事前に報道陣に日時や場所を公表し、冒頭の写真撮影にも応じたが、田村氏との会談は非公表で関係者数人だけが出席。しかも、“支援ありき”の友好ムードではなかった。
 「こんなものを本当に実現できると思っているのか。無責任だ」
 田辺氏が昨年9月に公表した「静岡未来予想図」について、田村氏が詰め寄った。驚いた田辺氏だったが、構想はあくまで「将来像」だとし、「ここから任期中にできることを抽出してマニフェスト(政権公約)として発表する」と説明。田村氏はマニフェストを見て支援の可否を検討すると述べるにとどめたという。
 対照的な二つの会談が民主内の温度差を象徴する。一枚岩になれるかは、まだ不透明だ。

 ▼相乗りは反発招く
 統一地方選での政権基盤固めを目指す民主党本部の方針を受け、県連は昨年、連合静岡などと連携して独自候補擁立に走った。だが、出馬要請した大学教授と元スポーツ選手に断られ、今年に入り擁立を正式に断念した。
 擁立作業には、菅政権や民主の支持率低迷が常に重くのしかかった。擁立作業が大詰めだった昨年暮れ、民主県議の一人は「支援者回りをすればするほど、党への批判の強さを思い知る。こんな状況で民主の看板をしょって市長選に出る人なんていない」と断言した。
 県都に独自候補を擁立し、政権与党としての存在感を示す―。そんなシナリオがもろくも崩れた今、静岡市長選にどう臨むべきか。出馬表明した3人の中で、連合静岡と確執のある元参院議員海野徹氏(61)と自民色の強い市議会議長安竹信男氏(64)は選択肢になり得ない。が、県連内に「安易に田辺氏でいいのか」との声は根強い。
 「相乗りは民、自の支持層以外の反発を招く恐れがある。田辺氏を支援するにしても、その在り方はよほど慎重に考えないと」。民主県連政調会長の林芳久仁県議は厳しい表情を見せた。
      ◇
 一昨年、政権交代を果たした民主党は逆風にさらされ、自民党も支持が伸び悩む。かつてない政党不信が4月に迫った統一地方選にどう影響し、各政党はどんな思惑で選挙戦に臨もうとしているのか、探った。

2031チバQ:2011/02/04(金) 22:37:38
http://www.shizushin.com/news/feature/local_election/20110204000000000008.htm
【政党の思惑】2 静岡市長選(下) 自民の存在感どこへ…
2011/02/04
 静岡市長選の告示まで2カ月となった1月下旬。静岡市内で自民党静岡市静岡、清水両支部の県議、市議数人が会議室のテーブルを囲んだ。
 独自候補の擁立断念が決定的となり、支援の選択肢に残ったのは元県議の田辺信宏氏(49)のみ。ただ、田辺氏は連合静岡が推薦を決め、民主党県連も支援の方向。じりじりとした時間が流れ、ベテラン県議の声が響いた。
 「民主より先に方向性を出さないと、自民のゴタゴタ感が残るだけ。ここまで来たら機先を制するしかない」
 異論は無かった。2日後、両支部は田辺氏の支援を決定。「自民は田辺」の流れが固まった。

 ▼下野の悲哀
 自民の独自候補擁立作業は、小嶋善吉市長が不出馬を表明する昨年12月以前から進んでいた。最初のターゲットは4区支部長の望月義夫氏。
 昨年10月、静岡支部幹部らが望月氏を訪ね「小嶋さんは『静岡商議所の新会頭は清水から選ばれた。市長も次は清水からお願いしてもいい』と言っている」と頭を下げた。だが、望月氏は衆院の繰り上げ当選が確実となり、交渉は不調に。その後、候補者として元国会議員や官僚、ベテラン市議などの名前が挙がっては消えた。
 「以前は自民党が静岡市長の椅子を用意した。支援体制を整え、出馬の声を掛ければ、答えはイエスだけだった」
 伊東稔浩静岡支部長は、政権交代で下野した自民党の悲哀を語った。

 ▼懸念材料
 国政ではつばぜり合いを演じる民主と自民。市長選では共闘する公算が高まったが懸念の声はある。静岡市選出県議の1人は「両党推薦で楽観したら、落とし穴にはまる」と厳しい表情。市議からも「出陣式で自民と民主の国会議員らが並ぶ姿など想像できない。自民党への信頼失墜とならなければいいが」と、2年後にやってくる市議選への反動を不安視する。
 自民の擁立作業のさなか、市議会議長の安竹信男氏(64)が出馬表明した。自民の足並みの乱れとも映る行動だった。静岡支部から党籍除名処分を受けた安竹氏は「処分は旧態依然の自民体質の象徴。いまだに処分理由が分からない。自民を変革するための一石を投じる」と語気を強める。
 自民は、既成政党の枠を超えた候補が出馬した愛知県知事選と名古屋市長選の行方に気をもむ。政党離れが顕著になれば、「市長選への影響は必至」だからだ。
 立候補表明している元参院議員の海野徹氏(61)は地域政党の構想を抱く。名古屋市長選の候補者との接触を図り、政党不信の有権者を取り込む動きを見せる。
 一方、候補者を探る共産党県委員会の山村糸子委員長は「県都決戦で擁立しないことはあり得ない」と断言するが、実現できるかは不透明だ。
(統一地方選取材班)

2032チバQ:2011/02/04(金) 22:53:04
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110204-OYT1T00343.htm
「もうかる三重」と元経産官僚、知事選出馬表明

知事選への立候補を表明する鈴木氏 元経済産業省課長補佐の鈴木英敬氏(36)が3日、4月の三重県知事選に無所属で立候補することを正式に表明した。

 鈴木氏は同日、自民党県連に離党届を提出、みんなの党に推薦を要請した。自民、公明党にも今後、推薦を求める。知事選への立候補表明は鈴木氏が初めて。

 県庁で記者会見した鈴木氏は、国政の現状について「混乱混迷、権力闘争に明け暮れている」とし、「疲弊している地方を良くするには、決断力を持って行動するリーダーが必要だ」と立候補の理由を説明した。

 最も力を入れたい政策として、「インパクト三重、もうかる三重を実現したい」と述べ、企業誘致や地場産業の振興、観光産業の発展を優先する考えを表明。また、「県職員の給料は国家公務員を上回っている」として、人件費2割削減など公務員改革に取り組む考えを示した。

 道州制の必要性も強調し、「愛知県の新知事や大阪府の橋下徹知事らと連携したい」と述べた。

 記者会見後、鈴木氏は名古屋市中区のホテルで、みんなの党の渡辺喜美代表に推薦依頼書を手渡した。渡辺代表は「共通したアジェンダ(政策課題)が多い。一致する範囲内で連携するため、推薦を決めた」と述べ、推薦が内定したことを明らかにした。

 一方、民主党県連と共産党県委員会も候補者の擁立作業を加速させている。鈴木氏の立候補表明について、民主党県連の芝博一代表は「自民、公明、みんなの党が手を組むなら大変手ごわい。一致結束して三重県方式による擁立を急ぎたい」と警戒。共産党県委員会の大嶽隆司委員長は「国政の与野党が対決しても、知事選後は共産党を除くオール与党の県政になるのは明らかだ。関係団体と共に来週中に候補者を擁立したい」と述べた。

(2011年2月4日11時29分 読売新聞)

2033沖縄無党派:2011/02/05(土) 00:16:23
http://mainichi.jp/area/mie/news/20110202ddlk24010253000c.html
選挙:県議選 みんなの党、中西氏と西井氏を公認擁立 /三重
 みんなの党は1日、今春の県議選で、松阪市選挙区=定数4=に元会社役員の新人、中西勇氏(55)、伊勢市選挙区=同=に人材派遣・介護事業会社役員の新人、西井一浩氏(45)を公認候補として擁立すると発表した。
県議選でみんなの党が候補者を擁立するのは初めて。【福泉亮】

2034名無しさん:2011/02/06(日) 08:48:10
http://www.shizushin.com/news/feature/local_election/20110206000000000008.htm

【政党の思惑】4(完) 県議選 政権失速、民・自に余波 
2011/02/06

 「おそらく“身内”とのガチンコ対決だ。こんな選挙になるとは夢にも思わなかった」
 県中部の県議選2人区。自民党現職は昨年末、自らの選挙区に自民系として2人目となる新人が立候補することが決まると複雑な表情を浮かべた。政権の失速で、支援者は「民主党に2人目は出せない」と無投票ムードだった。組織の引き締めを迫られるこの現職は、後援会幹部に次々と電話した。「自民同士の争いは必ず地域対決になる。覚悟してほしい」
 自民系は新人15人が名乗りを挙げている。政権のゴタゴタを尻目に、市議を中心に自薦、他薦の立候補打診が県連に相次いだ。現職、元職と合わせた立候補予定者は40人を超え、単独過半数を狙う。植田徹県連幹事長は「新人候補は政党の活力の証し。党を前面に出した戦いで過半数を取り、県政の主導権を握る」と強気だ。
 ただ、ベテラン現職には「かつては衆院議員が自分の選挙で汗をかく県議を見定めた。今は、公募で選んだ衆院議員候補を県議が引き回す時代。新人は乱立気味と見るべき」との声もある。

 ▼逆風で方針転換
 「過半数の獲得はできないね」。民主党第1区総支部が1月19日に静岡市葵区で開いた幹事会。総支部長の牧野聖修党県連会長は県議選への対応を記者団に問われ、目標の民主系県議による過半数獲得を断念する考えを明らかにした。
 牧野会長の断念発言の背景には、現職県議から噴出した不満がある。
 伏線となったのは1月14日の県連常任幹事会。県議の1人は「無理して新人を擁立すれば現職が落選しかねない選挙区がある。憤りさえ感じる」と、執行部に方針転換を迫った。現有議席の維持に必死で新人発掘どころではない―。そんな空気も漂った。
 県東部で民主空白区となっている伊豆市。地元では渡辺周衆院議員も動くが、候補者決定の先送りが続く。「議員の支援は政党ですぱっと割り切れない。党でなく人を支える」。そんな声が民主、自民の両党支援者にあり、自民現職の対抗馬擁立は不透明な状況だ。
 自民に比べ地方組織が脆弱(ぜいじゃく)な民主にとって、統一地方選は重要な選挙。岡本護県連幹事長は「(擁立の)判断は役員会に一任してもらった。まだ決まったわけではない」と立候補者の上積みに含みを残すが、時間切れが迫る。

 ▼「与党にくさび」
 現有6議席のうち、浜松市中区での擁立を見送った公明党。全員当選を最重要課題に候補者を絞り込んだ。現職県議は「国政では“第三極”がかまびすしいが、国政でも地方でも元祖第3勢力はわれわれ」とし、みんなの党が初議席を狙い6人を立候補させることへの対抗意識をむき出しにする。
 前回選で議席を3から1に減らした共産党は“生き残り”を懸け、都市部に候補者を立てて無党派に政党の存在感をアピールする。
(統一地方選取材班)

2035チバQ:2011/02/06(日) 23:41:10
409 :無党派さん:2011/02/06(日) 23:23:14 ID:cr2dpk4E
大村 秀章 1,035,610 票
重徳 和彦 418,449 票
御園慎一郎 387,264 票
薬師寺道代 248,191 票
土井 敏彦 102,883 票
投票率 52.52% 開票 72%
23:20

411 :無党派さん:2011/02/06(日) 23:23:56 ID:1DP0aTzQ
開票速報が大村>>>重徳+御園に加え薬師寺の3人合計になってる


423 :無党派さん:2011/02/06(日) 23:27:27 ID:cr2dpk4E
23:25
開票 69%
河村たかし 453,439 票
石田 芳弘 165,003 票
八田ひろ子 33,035 票
杉山  均 14,452 票

2036チバQ:2011/02/06(日) 23:45:47
>>2024
>御薗が4位とか、石田がダブルスコアで負けるとかありそうだな
さすがに薬師寺<御園で終わりそうだけど
知事選はダブルスコアで終わりそうだし、市長選はむしろトリプルスコアの勢い・・・

この勢いは凄いっすべ。新潟州なんてのも出るわけだ
小泉劇場→政権交代の風→首長新党の乱ってトコか?

2037チバQ:2011/02/06(日) 23:57:22
http://www.shizushin.com/shizushin/templates/F03PrintPage.aspx?Path=/Channels/www.shizushin.com/news/feature/local_election/20110205000000000007&TitleTag=%E9%A6%96%E9%95%B7%E9%81%B8%E3%83%BB%E8%AD%B0%E5%93%A1%E9%81%B8%EF%BC%9A%E3%80%90%E6%94%BF%E5%85%9A%E3%81%AE%E6%80%9D%E6%83%91%E3%80%91%EF%BC%93%E3%80%80%E6%B5%9C%E6%9D%BE%E5%B8%82%E9%95%B7%E9%81%B8%E3%80%80%E5%BC%B7%E5%8A%9B%E3%80%8C%E5%B8%82%E6%B0%91%E5%85%9A%E3%80%8D%E3%81%AB%E5%8E%AD%E6%88%A6%E6%84%9F
【政党の思惑】3 浜松市長選 強力「市民党」に厭戦感
2011/02/05
 「この時期に会合がある“意味”は申し上げるまでもないでしょう」
 昨年11月15日、浜松市長鈴木康友氏(53)の事実上の出馬表明の場となった後援会主催のパーティー。財界の重鎮鈴木修スズキ会長兼社長のスピーチで盛り上がる会場に、地元経済人らとともに市議会自民、民主系の主要会派市議らの顔が入り交じった。4年前と打って変わり和やかなムードの中での出陣式だった。

 ▼無投票の可能性
 ことし100周年を迎える政令市のトップが無投票で決まる公算が高まっている。かつて民主党の地区支部長だった鈴木氏と、衆院議席を何度も争った自民党県連の塩谷立会長は昨年10月、「(鈴木氏に)勝てる候補を擁立するのは難しい」と早々と白旗を上げた。同市長選に毎回候補を擁立する共産党も厭戦(えんせん)ムードが漂い、動きは見えない。同市長選で48年ぶり、政令市長選として初の無投票が現実味を帯びている。
 民主党の元国会議員同士の戦いとなった前回選はし烈を極めた。当時の現職が自民、公明への推薦要請に踏み切ったのに対し、鈴木氏は政党推薦を求めない「市民党」が旗印。当時を知る市議は「実際は背後についた経済界の力が大きかった。認めたくないが、政党が経済界に敗北した」と唇をかむ。

 ▼「是々非々の関係」
 選挙後、市議会と鈴木氏は「是々非々の緊張関係」(最大会派の自民党市議)が続く。同党ベテラン市議は「政策に財界の陰がちらつく。節約、節約ばかりだ」と不満を漏らすものの、「それでも大きな失政はないし、今のところ、議会の声にもきちんと耳を貸す。合格ラインの70点はやれる」と評価。必要な施策をさらに引き出すため、告示までの期間に政策協定の可能性も探る。
 一方、民主市議も「党に推薦要請がなくても応援するのは当然。2期目は後ろや横の顔色を気にせず、独自色をもっと出せるといい」と期待をかける。
 1月31日、鈴木氏は満を持して2期目に向けたマニフェストを発表した。身内で作った1期目と異なり、市議会の各会派などとも事前に調整を図ったという。「地方に政党間の争いを持ち込むべきでない。政策の中身を競い合うべきだ」と鈴木氏。
 成熟して成長力を失いつつある既存の自動車関連産業に代わる新しい産業の育成や、地域主権改革など新時代への対応で、市は難しい選択を迫られる。足元では駅前中心市街地が疲弊し、行財政改革推進審議会(行革審)から突きつけられた「行政区再編」の宿題でも本格的な議論が望まれている。浜松は次の100年に向かってどのような方向に進むのか。政策論争でがっぷり組み合うはずの相手は今のところ登場する気配がない。
(統一地方選取材班)

2038チバQ:2011/02/07(月) 00:10:34
http://mytown.asahi.com/areanews/gifu/NGY201102040020.html
県議選、20選挙区で無投票の可能性 過去最多か
2011年2月5日

 4月の岐阜県議選(定数46)の顔ぶれが、ほぼ出そろった。だが、全27選挙区で定数を超えて名乗りを上げているのは7選挙区だけで、このままなら無投票は過去最多となる。県議の大半が有権者の審判を受けない県議会の誕生には、「政策論争が進まず、住民にとって不幸だ」との指摘もある。

■逆風民主、擁立進まず

 今のところ選挙戦が確実視されているのは、岐阜市や大垣市など主に都市部の7選挙区(定数計22)。1人区を中心にした約4分の3の20選挙区で有権者が投票機会を失う可能性がある。

 県選挙管理委員会によると、統一地方選が始まった1947年以降、無投票当選が最も多かったのは、91年の19人。16選挙区(全31選挙区)で無投票だった。今回はそれを上回る見込みだ。

 前回2007年の県議選は、市町村合併で選挙区と定数が減ったことや、現職が13人引退したことが影響して無投票は比較的少ない8選挙区の10人だった。

 政権交代後、初の統一地方選となる今回も、県議会での過半数を狙う民主が、県議選の全選挙区で候補者を擁立する方針を打ち出し、活発な選挙戦が期待されていた。

 しかし、これまでに県議選で公認と推薦したのは計11人。この擁立の少なさが、無投票が増える一因とされる。県連幹部も「政権与党として有権者に選択肢を示せないのは恥ずかしい」と認めた。地方組織の強化が進んでいないことが原因だという。

 県内の国会議員は、民主が09年の衆院選でいっきに6人増え、参院議員と合わせると計9人。「王国」を築いた自民の5人を逆転した。しかし地方議員をみると、県議会の会派は、31人の自民系に対して民主系は8人。民主県連によると、県議会の選挙区と県内42市町村議会で、民主系議員がいない「空白区」は半数近いという。

 民主政権への逆風も擁立を困難にする。昨年11月の福岡市長選、和歌山知事選は、いずれも推薦候補が大差で敗れた。同12月の茨城県議選(定数65)は、推薦を含めて擁立した計24人中、当選は6人と惨敗した。

 逆風の強まりを心配したのか、民主県連関係者によると、岐阜では、水面下で県議選に立候補を打診した人の「辞退」が相次いでいるという。1月には、推薦した立候補予定者が「出馬をやめる」と表明した。

 一方の自民は羽島郡を除く26選挙区に1人以上の候補者を立てる方針。25選挙区で31人の擁立を終えた。県連の猫田孝幹事長は「無投票が多いのは民主のせい。うちは助かるが、候補者を訓練させる意味では選挙戦になった方が良い場合もある」とうそぶく。

 地方自治に詳しい名城大の昇秀樹教授(地方自治論)は「有権者の選択肢が失われるのは望ましくない。そうして誕生した議会も決して好ましいことではない。政策などの競争があってこそ、政治はよりよい方向に進む確率が高くなる。選挙での得票も、どれだけ有権者から信任を得たかの指標。投票機会が奪われるのは、住民と議員にとっても不幸なことだ」と指摘する。

    ◇

 県議選は今のところ、民主、自民のほかに公明2人、共産3人、無所属5人が立候補を予定している。(鷹見正之、舩越紘)

2039やおよろず ◆N22LLUydY2:2011/02/07(月) 01:37:24
順当に河村-大村が当選ですか。
「民主王国」は概ね民主党の中の人が腐りきってますからね。
こういう候補が出てくると、途端に太刀打ちできなくなる。

2040やおよろず ◆N22LLUydY2:2011/02/07(月) 01:40:13
河村は奇抜なのでパーソナリティを嫌がる有権者も潜在的に多いものと思いますが、
それでも大差圧勝ですからね。

かつての民主党への期待は、橋下や河村、大村が全てさらっていっちゃたわけです。

2041やおよろず ◆N22LLUydY2:2011/02/07(月) 01:50:21
重徳和彦は本来の得票力は大村よりありそうですね。
既成政党色がついたマイナスと橋下河村の改革色をつけた大村とで、
これほどの開きが出るとは。。。

2042名無しさん:2011/02/07(月) 06:42:22

 ▽名古屋市長選開票結果   

当662251河村たかし 諸前
 216764石田 芳弘 無新
  46405八田 広子 無新
  23185杉山  均 無新
         (選管最終)

 ▽愛知県知事選開票結果   

当1502571大村 秀章無新
  546610重徳 和彦無新
  487896御園慎一郎無新
  324222薬師寺道代み新
  141320土井 敏彦無新
         (選管最終)

 ▽議会解散住民投票 

 賛成  696146
 反対  252921
     (選管最終)

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20110207-OHT1T00065.htm

2043名無しさん:2011/02/07(月) 09:02:41

河村氏、空前の得票 名古屋市長選、16区すべてトップ
2011年2月7日
http://mytown.asahi.com/areanews/aichi/NGY201102060049.html

 6日に投開票された名古屋市長選で、前市長で地域政党「減税日本」代表の河村たかし氏(62)=減税日本公認=が再選を果たした。市内16区すべてでトップの票を獲得し、過去最高得票で他の新顔3候補を圧倒する強さを見せた。投票率は54.14%(前回50.54%)だった。

 同日夜、名古屋市東区の河村氏の個人事務所には河村氏の支援者が集まった。「当選確実」の知らせが入ると、河村氏は支援者とともに当選を喜びあった。

 河村氏は知事選に立候補した前衆院議員の大村秀章氏とタッグを組んだ選挙戦を展開。2年弱の市政運営で得た高い支持率を背景に、昨年4月に立ち上げた「減税日本」を旗印として既成政党批判を繰り広げ、終始選挙戦を優位に進め、市内全区でトップの得票を得た。

 前衆院議員の石田芳弘氏(65)=民主、社民、国民新党、自民党県連推薦=は「反河村」を前面に掲げた。自民党市議団も積極的に支援し、河村氏への批判勢力の結集を図ったが、「河村旋風」を前に、支持をまとめきれなかった。

 元参院議員の八田ひろ子氏(64)=共産党推薦=も次期市議選の前哨戦と位置づけて共産支持層の組織固めと無党派層への支持拡大を狙ったが、及ばなかった。

 前市議の杉山均氏(54)も「市バスの無料化」など政策を中心に訴えて独自の選挙戦を展開したが、伸び悩んだ。

 今回の市長選は、河村氏が昨年11月、「減税が議会の反対で否決された」などとして任期途中で辞職を表明したことに伴う出直し選挙。河村氏は、2009年4月の市長選で「恒久的な市民税10%減税」を筆頭公約に掲げ、過去最多得票で当選した。09年12月の市議会でいったんは恒久減税条例案が可決したが、その後市議会が「減税により市民サービスがカットされている」として「1年限り」に修正され、減税は10年度限りとなっていた。

 また、河村氏は「議会を変えなければ市長公約が実現できない」として昨年8月から市議会解散リコールを主導。リコールに向けた署名集めでは、1カ月間で約37万人分の有効署名を集め、議会解散の是非を問う住民投票実施にこぎ着けた。

 河村氏は、市長選と同日に投開票される住民投票と知事選の「トリプル投票」で、同じ「減税」を公約に掲げる大村氏の選挙戦と、減税実現のための市議会解散をセットにした選挙戦術をとり、「河村、大村、(市議会解散に)賛成でお願いします」などと街頭で呼びかけるなどして、相乗効果を狙った。

 一方、任期途中で辞職した河村氏に対しては、議会や識者から批判を浴びた。新年度予算の編成作業を控えていることや、出直し市長選実施のための費用がかかることか理由で、議会側は「選挙戦を優位に進めるための市政の私物化だ」「市長職の放り出し」などと批判した。

 しかし、朝日新聞が市長選告示後の1月29、30日に実施した世論調査では河村氏の市政運営について「評価する」が56%と答え、「評価しない」の22%を上回った。選挙戦で掲げる恒久的な市民税減税についても「賛成」が55%で、「反対」の26%を上回り、批判を跳ね返した。(寺西哲生)

2044名無しさん:2011/02/07(月) 09:10:07

大村氏、全域で圧倒 知事選、重徳氏・御園氏らに大差
2011年2月7日
http://mytown.asahi.com/areanews/aichi/NGY201102060048.html

 6日投開票された知事選では、前衆院議員の大村秀章氏(50)=減税日本推薦、公明党県本部支持=が初当選。名古屋市長選に立った河村たかし氏とタッグを組んで選挙運動を展開して同市内で他候補を圧倒し、他地域でも得票を伸ばした。投票率は52.52%(前回52.11%)だった。

 重徳和彦氏(40)=自民党県連推薦=、御園慎一郎氏(57)=民主、社民、国民新党推薦=、薬師寺道代氏(46)=みんなの党公認=、土井敏彦氏(64)=共産党推薦=は懸命に巻き返しを図ったが、伸び悩んだ。

 3期務めた神田真秋知事(59)が引退し、新顔5人による激戦となった。知事選の候補者が5人以上になるのは60年ぶり。地域政党を率いる「河村・大村連合」と既成政党が対決する構図になった。

 大村氏は「県民税10%減税」「中京都構想」など、河村氏との共通公約を掲げ、セットでアピール。知名度を最大限生かすため、自転車遊説などで耳目を集めた。公明党県本部が支持したほか、自民党の一部国会議員や県議らが支持に回り、既成政党側の支持基盤も切り崩した。三河地方出身者の知事当選は初。

 元総務省課長補佐の重徳氏は、神田知事が支援に回った。地方自治に携わった実績と、5候補中最年少の「若さ」を強調したが、自民党が実質的に分裂し、組織力を十分に生かし切れなかった。

 元総務省官房審議官の御園氏は最も早い昨年秋に立候補を表明し連合愛知の支援を受けた。だが、菅政権の支持率低迷などの逆風をもろに受け、知名度不足のハンディをはね返せなかった。

 医師の薬師寺氏は、みんなの党公認で臨み、渡辺喜美代表がたびたび県内入りして党の政策を訴えたが及ばなかった。土井氏は立候補表明の遅れが響いた。(本田修一)

2046チバQ:2011/02/07(月) 21:45:05
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20110207ddlk23010183000c.html
選挙:トリプル投票 「河村劇場」第2幕へ/連携実り大村氏(その1) /愛知

名古屋市長選で当選し、水をかぶる河村たかし氏=名古屋市東区で2011年2月6日、竹内幹撮影

支持者らに敗戦の弁を語る石田芳弘氏

選挙戦を振り返り悔しさをにじませる八田ひろ子氏

市議会の解散が確実になり喜びを爆発させる「ネットワーク河村市長」のメンバーら=名古屋市東区で2011年2月6日撮影 ◇「庶民のための政治に」
 前名古屋市長の河村たかし氏(62)が仕掛けた知事選、出直し名古屋市長選、同市議会解散の賛否を問う住民投票の「トリプル投票」が6日、投開票され、連携して選挙戦を展開した河村氏と前衆院議員の大村秀章氏(50)がそろって市長と知事の座を射止めた。住民投票も賛成票が半数を上回り、「河村流」の圧勝に終わった。投票率は、知事選52・52%(前回52・11%)▽名古屋市長選54・14%(同50・54%)▽住民投票54・17%。地域政党を設立するなど、党派を超えて支持を集めた河村、大村両氏に対し、民主、自民などの既存政党は存在感を示せなかった。09年4月の市長就任以来、市政を舞台に展開された「河村劇場」は、県政を巻き込んで第2幕を迎える。

 河村たかし氏の当選が決まると、名古屋市東区の事務所は歓声で沸いた。河村氏は支援者らの握手攻めにあい、再選の喜びを分かち合った。

 前回市長選は民主党の推薦を受けたが、今回は市議団との不和が原因で民主との全面対決に。しかし、任期中に市民税10%減税や地域委員会、議会改革をめぐって市議会と対立を続けたことで、河村氏に注目が集まった。不可能とみられた市議会解散請求(リコール)の署名集めを成し遂げ、知名度は揺るぎないものとなった。

 組織の支援を受けない河村氏は、得意の自転車街宣スタイルを貫き通した。街頭では知事選候補の大村氏や、自身がつくった地域政党「減税日本」の次期市議選立候補予定者らと共に、「職業化した議員のあり方を変え、庶民のための政治を作る」と訴えた。【高橋恵子】

 ◇「歴史的審判もっと先」 石田氏、敗戦の弁も強気
 石田芳弘氏(65)は午後8時過ぎに同市中区の事務所に姿を見せた。敗戦については「市民の判断として受け入れる」としながらも「河村市政は、財政的にも政治スタイルとしても持続不可能。歴史的審判はもっと先に下る」と強気の弁を貫き、「市議選の結果次第で、半年以内に市長選がある可能性もある」と見通した。

 衆院議員を辞職して臨んだ選挙。河村氏の減税政策や議会と対立を続ける姿勢を批判、「議会に予算編成権を与えることが地域主権に必要」と訴えて追い上げたが、河村氏との差を縮められなかった。【丸山進、秋山信一】

 ◇八田氏「知名度生かせず」
 八田ひろ子氏(64)は同市中区の事務所で「手応えのある選挙戦でしたが、皆さんに培っていただいた知名度を十分生かせず、おわびしたい」と集まった支援者らを前にあいさつした。

 先に知事選出馬を表明していた土井敏彦氏とタッグを組み、国民健康保険料の1万円引き下げや住宅リフォーム助成の拡大などを訴えた。元参院議員として知名度もあったが、トリプル投票に持ち込んだ河村氏の戦略の前に、存在感を発揮できなかった。【沢田勇】

 ◇「賛成」圧勝に歓声 議員報酬「高すぎ」支持
 名古屋市議会解散の賛否を問う住民投票で「賛成」が過半数を占めることが確実になると、前市長の河村たかし氏が設立した「減税日本」の事務所(同市東区)に集まっていた「ネットワーク河村市長」のメンバーらは歓声を上げ、万歳を繰り返した。

 河村氏は、議会を解散に追い込んだ場合には自身も市長を辞職し、知事選と合わせた「トリプル選」が行われるように時期を図り、昨年8月27日に署名活動を始めた。しかし、「法令に反した署名収集が行われている」との情報が市選管に多く寄せられ、署名活動の中心となる請求代表者10人が集めたとする署名が全体の4分の1を占めたことを、市選管が疑問視。審査期間を1カ月延長したため、河村氏のトリプル選構想は崩れた。審査の結果、一時は有効署名数が住民投票実施に必要な数を1万2004人分下回ったが、請求代表者を中心に約3万4000人分もの異議申し立てを行った結果、必要数を確保して住民投票実施にこぎ着けた。

 その後、議会側は「4月の市議選を3月に1カ月前倒しすることで、3億2000万円の税金が無駄に使われる」などと訴えて対抗したが、「年1630万円の議員報酬は高すぎる」と訴え続けた河村氏に支持が集まった。【丸山進、福島祥】

2047チバQ:2011/02/07(月) 21:46:03
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20110207ddlk23010189000c.html
選挙:トリプル投票 「河村劇場」第2幕へ/連携実り大村氏(その2止) /愛知

 ■2011知事選

 ◇党派超えて浸透
 名古屋市中区の繁華街にある大村秀章氏(50)の事務所では、報道各社の世論調査で優位が伝えられていたため、関係者や詰めかけた支持者らは柔らかな表情で開票速報を見守った。「当選確実」の報が流れると事務所は歓声に包まれ、拍手の中で登場した大村氏は「愛知から日本の変革の嵐を起こしたい」と活躍を誓った。

 5期15年務めた衆院議員を辞して挑んだ知事選。地域政党「日本一愛知の会」を設立し、中京都構想や減税を掲げて、出直し名古屋市長選に立候補した前市長の河村たかし氏と連携。大阪府の橋下徹知事の応援も受け、話題性は抜群だった。

 重徳和彦氏を推す自民党県連とは対立したが、同党の一部国会議員が大村氏支援を表明。県連会長時代から親交のあった公明党県本部の支持も取り付け、党派を超えて浸透した。【稲垣衆史】

 ◇支持者らため息 重徳氏、自民支持層一角崩され
 大須観音(同市中区)に近い重徳和彦氏(40)の事務所では、自民党県連幹部や黄色いジャンパー姿の支持者たちからため息が。重徳氏は「多くの素晴らしい仲間に支援していただいたが、期待に応えられなかった。心よりおわびする」と、妻美佐子さん(39)と共に頭を下げた。

 ラグビー選手だった重徳氏は若さを武器に「民間の経営感覚を生かした県政」を掲げ、引退する神田真秋知事の全面支援に加え、党本部も大島理森副総裁ら幹部を続々と投入して追い上げを図った。だが前県連会長の大村氏に自民支持層の一角を崩された。【福島祥、山口知】

 ◇「こうも大差で…」 御園氏、政権支持率低迷も響く
 同市中区の御園慎一郎氏(57)の事務所には、支持者らがつく深いため息が満ち、「こうも大差で敗れるとは」と陣営スタッフはうなだれた。

 民主党は告示以降、岡田克也幹事長が全国会議員に愛知入りを要請するなど総力で支援。片山善博総務相、蓮舫行政刷新担当相など閣僚級も連日のように応援に駆け付けた。だが河村・大村連合に話題をさらわれ、菅政権の支持率低迷も影を落とし、民主支持層すら固めきれなかった。

 御園氏は「(有権者に)訴えが十分に理解されなかった。私の力不足。誠に申し訳ありません」と深々と頭を下げた。【宮島寛】

 ◇「次もチャレンジしたい」 薬師寺氏に風は吹かず
 薬師寺道代氏(46)は、みんなの党関係者や同党の統一地方選立候補予定者らが集まった同市中区の事務所に現れ、「着実にみんなの党と薬師寺道代が何をしたいのかが愛知県に広がっているということを、肌身を通じて感じた。皆様にお許し願えるならば次もチャレンジしたい」とあいさつした。

 昨夏の参院選愛知選挙区で次点に終わったが、無党派層に浸透して約53万票を獲得。党は知事選を統一選に向けた党勢拡大の好機と位置づけ、知名度が上がった薬師寺氏を擁立した。渡辺喜美代表ら党幹部が連日愛知入りするなどてこ入れを図ったが、風は吹かなかった。【高木香奈】

 ◇「多くの問題提起できた」 土井氏、出馬表明の遅れ響く
 土井敏彦氏(64)は落選が決まると、同市中区の事務所に集まった支援者約30人を前に「残念な結果に終わったが、さまざまな問題提起ができた」と選挙戦を振り返った。地域医療の現場に長年従事している土井氏は、国民健康保険料の引き下げなどを訴えたが、出馬表明が昨年12月と遅れたことが、最後まで響いた。【沢田勇】

 ◇集計ミスで有権者数訂正−−県選管
 県選管が5日に発表した知事選の選挙人名簿登録者数のうち、津島市と長久手町分に誤りがあったと、県選管が6日発表した。津島市は県内転出者を除外したため321人少なく、長久手町は県外転出者を含めて集計したため231人多く、県選管に報告していた。このため5日現在の登録者数は581万1097人と訂正された。【山田一晶】

2048チバQ:2011/02/07(月) 21:55:15
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001102070004
小牧市長 35歳山下氏 県内最年少
2011年02月07日

 小牧市長選は6日投開票され、新顔で前県議の山下史守朗氏(35)=無所属=が、5選を目指した現職の中野直輝氏(65)=同=と新顔で不動産仲介業の宮田勝三氏(68)=同=を破って初当選を果たした。あま市の村上浩司市長(48)を抜いて、現職では県内最年少の市長となる。当日有権者数は11万5191人。投票率は52.13%だった。
 選挙戦は山下氏と中野氏の事実上の一騎打ちとなっていた。山下氏は中野氏の多選を批判し、「行政改革、議会改革、地域改革。小牧も新しい発想が必要だ」と変革を訴えた。立候補表明が昨年12月と出遅れたが、保守系市議ら9人の支援も受け、現職批判票の掘り起こしに成功した。
 一方、中野氏は過去3回、与野党相乗りで圧勝したが、今回は民主、自民、公明のいずれからも推薦が受けられず、多選批判にもさらされた。

2049名無しさん:2011/02/08(火) 00:54:48
読売新聞社の「統一地方選・地方自治」に関する全国世論調査(1月29〜30日実施、面接方式)で、知事や市長が政策を実現するために独自の政党(首長新党)を作り、地方議会選挙に候補者を擁立する手法について聞いたところ、「好ましくない」が53%となり、「好ましい」31%を大きく上回った。

 地方議会が「住民の意思を反映した活動をしていない」と考える人は64%に上った。首長の力が強くなりすぎることへの警戒感とともに、地方議会に対する国民の強い不満がうかがえる。

 地方議会については、行政に対するチェック機能を「果たしている」と考える人が33%にとどまり、「果たしていない」57%を下回った。議会への厳しい視線は前回統一地方選前の2007年2月調査(果たしている31%―果たしていない57%)とほとんど変わっていない。

(2011年2月7日23時39分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110207-OYT1T01255.htm?from=top

2050チバQ:2011/02/08(火) 20:49:12
>>1907とか
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20110208-OYT8T00021.htm
県議選自民調整つまずき

 4月の県議選で、奥能登の3選挙区では自民党が候補者調整につまずいている。輪島市選挙区(定数1)では地元支部が7日、推薦願が出た現職、新人の2人を県連に推薦するとともに自主投票を決定、支部としての判断を避けた。珠洲市(同1)、鳳珠郡(同1)の両選挙区も現時点では一本化されておらず、党内からは早くも「選挙で禍根を残せば、次の衆院選に影響しかねない」との懸念の声が上がっている。

 「昨日、推薦願が出た。立候補の決意は固いと報告を受けている」

 党輪島支部は7日、市役所で開いた常任総務会で、新人の建設会社社長の男性(60)の動向について、支部役員が十数人の市議に説明した。

 同選挙区では現職の宮下正博県議(61)からも公認申請が出ているが、男性社長は党員で総務会メンバーでもある。統一選では市議選も行われるため、中には社長の支援に期待する市議もいる。両者推薦の結論に、市議の1人は「まとまりようがない。激しい選挙になるだろうな」とつぶやいた。

 輪島市選挙区は4月の県議選から門前地区が合区され、定数1に現職が2人いる状態だったが、昨年末に旧市部の宮地治県議(58)が引退を表明。門前を地盤とする宮下県議で一本化が進められていた。男性社長は「市民に選択する機会を持ってほしかった」と立候補の理由を説明。近く正式に表明する見通しだ。

 波紋を呼んだのは、社長が地元の北村茂男衆院議員の有力な支援者で、北村議員にとっても寝耳に水だったことだ。4、5日には社長に取りやめるように説得を繰り返したが“身内”を抑えられず、県連内でも県連会長としての指導力を問う声が出ている。

 北村議員は読売新聞の取材に「力が足りなかった。今後は組織の人間として筋を通す」と話し、現職を優先する可能性を示唆。「しこりは必ず残る。衆院選に影響は出るし、私にとって痛恨の極み」と漏らした。

 同選挙区では党支部が輪島と門前にあり、輪島の有権者数は門前の約3倍。宮下県議を推す、ある門前の市議は「もう我慢できない。輪島が誰を出そうが戦闘開始だ」と、早くも対決姿勢を鮮明にする。

 珠洲市選挙区では、塚崎康彦県議(59)と、泉谷満寿裕市長や自民系市議との関係が悪化し、対抗馬として平蔵豊志市議(34)が擁立された。党珠洲市支部幹部の中には「現職が党籍証明を求めてきても拒否する」との意見があるほど対立は激化している。

 能登町と穴水町で構成する鳳珠郡選挙区では、自民党穴水支部は宮下源一郎・元県議(63)を公認申請したが、能登町では旧柳田村の元村長(65)を推す動きが強まっている。同選挙区では、民主推薦の桜井広明県議(67)も立候補を予定している。

(2011年2月8日 読売新聞)

2051チバQ:2011/02/08(火) 20:50:50
すぐ浮足立つのが民主らしいなあ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20110207-OYT8T01100.htm
静岡市長選に“愛知ショック”

民主一転、相乗り回避論
 6日の愛知県知事選で大村秀章氏が、名古屋市長選で河村たかし氏がそれぞれ当選した。両選挙とも民主、自民両党が支援した候補者らを圧倒しての勝利。隣県での結果は、静岡県内の統一地方選で焦点となる静岡市長選への準備を進める県内の政党関係者らにも衝撃となって伝わった。自民党と相乗りで元県議の田辺信宏氏を支援する可能性が高まっていた民主党が一転して推薦を見送る方向性が強まり、自民党内にも選挙への危機感が広がるなど、影響が拡大している。

 「想定していたが、これほどとは思わなかった。既成政党への期待がなくなっている」。民主党県連の牧野聖修会長(衆院静岡1区)は7日、愛知での選挙結果を受けて記者団にこう語った。静岡市長選への影響については「(自民党との)相乗りはよくない。推薦依頼があったからといって『はいそれでいきましょう』とはならない」と述べ、自民と相乗りで田辺氏を支援することに前向きだった従来の姿勢を修正した。

 今回の市長選で、葵、駿河両区が選挙区の牧野氏は、民主党政権への支持が低迷していることを受けて当初から独自候補の擁立には慎重で、「中央の対立を地方に持ち込むべきではない」として自民党などとの相乗りにも含みを持たせていた。これに対し、清水区が選挙区の田村謙治衆院議員(静岡4区)は「政権与党として独自候補を出す義務がある」と主張。温度差が生じていた。

 民主党は、静岡市長選と同時に行われる県議選では複数人区に複数候補を擁立する方針だが、静岡市内の3選挙区すべてで今のところ複数候補を擁立できていない。市長選で牧野氏が批判を承知で、中央で厳しく対立する自民との相乗り選挙戦を容認したのも、党勢が伸びないなかで市長選でも候補者を立てられなければ党はじり貧になるとの危機感に背中を押されたからにほかならない。

 民主党のそうした思惑は、6日の愛知の選挙によって粉砕された。地方政界で与党の座にあり続けるため、従来使われてきた「中央の対立を地方に持ち込むべきではない」という与野党相乗りの論理は、愛知の選挙で民主、自民両党が敗北して正当性を失った。

 「従来のやり方はよくないが、名古屋でのやり方をそのまま持ってくることにも賛成しない」(牧野氏)など、民主党県連は愛知の影響が静岡市長選などに波及するのを警戒するが、一連の事態の根本原因が政権交代後の民主党政権への有権者の失望にあるのは間違いない。

田辺氏の推薦連合既に決定 牧野氏は近く田村氏と会い、田辺氏からの推薦要請の扱いを協議するが、推薦を見送るにしても、支持団体の連合静岡が田辺氏推薦を決定して走り始めていることとどう折り合いをつけるかが問題になる。加えて、愛知の選挙結果で示された有権者の不信感の払拭は一市長選や県連レベルでとどまる課題ではなく、対応に苦慮することになるのは必至だ。

2052チバQ:2011/02/08(火) 20:51:04
◆自民にも危機感

 一方、自民党県連は7日、常任選対委員会を開き、田辺氏の推薦を党本部に要請することを決めた。だが、県連の塩谷立会長(衆院比例東海ブロック)は委員会後、記者団に「名古屋市長選は自民、民主ともそれぞれ一丸になってやったのに、あの大敗だ。党静岡市静岡、清水両支部ともう一度協議しないと、静岡市長選はそう簡単なことではない」と述べ、愛知の選挙結果が静岡市長選に与える影響を強く懸念。植田徹幹事長も「全員が一丸とならないとまずい。推薦しただけで放っておくと、(党の推薦候補が敗れた09年の)知事選と同じになる」と語った。

 自民党は知事選で敗れ、09年8月の衆院選でも県内8小選挙区で全敗。同年秋には県議会の会派が二つに分裂するなどの混乱もあって県政界への影響力の低下と組織の衰退が続いた。

 静岡市長選でも、自民党は不出馬を表明した小嶋善吉市長を与党として支え続けたにもかかわらず、進退を巡る小嶋氏の意向をつかみ切れず、党市議団が独自候補擁立へとかじを切ったのは昨年12月以降。安竹信男・市議会議長が党の意向に反して立候補を表明して混迷に拍車がかかり、1月上旬に民主党が田辺氏を支援する可能性が強まると、市議団は「独自候補が無理ならせめて先に田辺氏支援を打ち出そう」として同28日に独自候補の断念と田辺氏支援を決めた。党静岡市静岡支部の伊東稔浩支部長は「首長選は(準備に)半年〜1年必要だが、小嶋氏が不出馬を表明したのは昨年12月。小嶋氏を恨みたくもなる」と嘆いた。

 「今度選挙をする時は公募でないと駄目」(ベテラン市議)。自民党にとって深刻なのは、組織の退潮が、選挙の候補者選びという政党にとって最も重要な機能の不全として表れている点だ。そうした課題を突きつけられ、統一地方選が迫ってきたこともあって、分裂していた県議会の2会派は再統一され、静岡市長選と同時に行われる統一地方選の候補者擁立も順調に進むなど、自民は反転攻勢の機会をうかがっていただけに、民主ばかりか自民も「既成政党」として拒否された愛知の選挙結果は、国民の支持が戻っておらず政権奪還への道のりが険しいことを強く印象づけた。

 田辺信宏氏は7日、6日の愛知県での選挙の結果について「座談会など草の根活動のなかで、静岡市民からも国会の政党のあり方への批判を聞いてきた。名古屋の民意はよく理解できる」と述べた。静岡市長選への影響については「地方行政では生活のリアルな課題を受け止め、解決していくのが使命。私は政党の支援ありきではなく、一人で始めて理解を広げ、支援をいただいている。政党も一人ひとりの人、仲間との関係を大事にしたい」と語った。

河村・名古屋市長と海野氏10年来の親交 元参院議員の海野徹氏は読売新聞の取材に対し、「地域でそれぞれの課題を抱えている有権者の思いと、霞が関や永田町の見方には乖離(かいり)がある。そこで『河村劇場』が当たった。批判精神を持った健全な無党派層が増えており、当然の結果だ」と述べた。海野氏は河村氏と10年来の親交があり、「地域経済や議会のあり方についての思いは一緒」と述べた。

 同時に海野氏は「手法は違う。『静岡流』があると思っている。所属は民主党、自民党でも、静岡市固有の命題を解決しようという思いが一致する市議とは協調していきたい」と話した。

◆安竹氏は議長辞任 

 安竹信男氏は7日、栗田裕之・静岡市議会副議長に議長の辞任願を提出した。理由について安竹氏は「自分の気持ちは市長選に傾いている。候補予定者として、議長職を退き、公私の区別をしたい」と語った。

(2011年2月8日 読売新聞)

2053チバQ:2011/02/08(火) 23:10:49
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011020890215349.html
初の大村新党結成 愛知・岡崎市議会に「日本一愛知の会会派」
2011年2月8日 21時53分

 愛知県知事選で圧勝した大村秀章氏が率いる地域政党「日本一愛知の会」の名を冠した議会会派が8日、同県岡崎市議会(定数40)で初めて結成された。

 会派名は「日本一愛知の会 岡崎」で、自民党員2人を含む5人が参加。会見した山本雅宏会長(57)らは「地域重視の大村氏を全力で支援する。県内外の地域政党と連携できれば」と話した。

 知事選でみんなの党の薬師寺道代氏を支援した市議も含むが、「知事選で地域政党を歓迎する世論が明らかになった。一番分かりやすい」(山本会長)と、会見2時間前に会派名を決めたという。

 参加した園山康男氏(45)は、4月の県議選岡崎市選挙区(定数4)に無所属・「愛知の会」推薦での出馬を表明している。

 自民党員2人が含まれていることについて、同党県連幹部は「岡崎支部がどうとらえるかの問題だ。すぐに県連が処分を行う考えはない」と話している。

(中日新聞)

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110208k0000m010147000c.html
日本一愛知の会:大村氏「公募候補を擁立」 4月県議選で

 6日投開票の愛知県知事選で初当選した前衆院議員、大村秀章氏(50)が7日、毎日新聞のインタビューに応じ、自ら率いる地域政党「日本一愛知の会」から、4月の県議選(定数103)に現職県議も含め公募候補を擁立する意向を示した。大村氏の盟友・河村たかし名古屋市長が率いる「減税日本」も、市議会解散に伴う出直し市議選(3月13日投開票)に候補者約40人を擁立する方針で、二つの首長新党は知事選、市長選で圧勝した勢いに乗り、市議会、県議会で主導権獲得を目指す。

 前自民党県連会長の大村氏は、知事選で対立候補を支援した現職県議について「すべては2月6日で終わった。私の政策に賛同し、一緒にやっていただけるなら歓迎する」と述べ、自民県議らを念頭に「日本一愛知」からの擁立を働きかける考えを示した。知事選で支援を受けた公明党県議団と合わせ、県議会で過半数の獲得を目指し、既成政党に揺さぶりをかける狙いだ。

 一方、河村市長とともに掲げた減税政策については「最短で12月の定例県議会に条例案を提出し、12年度の導入を目指す」と述べ、県と名古屋市がそろっての看板政策実現を目指すとした。

 また「中京都創設」や「人件費・知事給与の見直し」など、マニフェスト全236項目について「新年度当初から10月までの半年間に何らかの仕掛けをしたい。優劣付けず、すべてに全力で取り組む。惰性ではいけない」と強調。マニフェストに盛り込んだ「副知事6人制」の第1弾として、現在の副知事定数3人から1人増やし、東三河地区担当とする改正条例案を2月末招集の県議会に提出する方針を明らかにした。【稲垣衆史、加藤潔】

2054チバQ:2011/02/08(火) 23:20:38
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110208/CK2011020802000131.html
ポスター、公職選挙法にも抵触か 民主県議団が回収へ
2011年2月8日

事前運動の可能性も


 静岡県議会会派「民主党・ふじのくに県議団」(三ツ谷金秋会長)が、4月の県議選に出馬予定の所属県議の写真と、川勝平太知事の写真を並べて掲載したポスターを、すべて回収することになった。知事の写真は無断使用だった上、公職選挙法にも抵触する恐れがあるため。

 ポスターはB4判で「がんばれ!!ふじのくに県議団」の表題で、中央右に川勝知事の顔写真、左側に各県議の顔写真を配置。知事の写真の下に、「○○君を応援しています」と県議の名前を記載している。

 県議選には、民主党・ふじのくに県議団から所属議員25人が出馬予定。同会派によると、1月中旬に業者に発注し、同月末から2月上旬にかけて一人の県議につき1000〜3000枚程度配布したという。

 公選法では、投票を呼び掛ける行為と受け止められるポスターの選挙期間外の作製、配布は、同法が禁じる事前運動にあたる。県選管は、今回のポスターを「事前運動の可能性もある」とみている。

 同会派は7日、役員会を開き、ポスターの全品回収を決定。川勝知事に事情説明し、陳謝した。三ツ谷会長は記者団の取材に「選管から違反の指摘はないが、知事に迷惑をかけたので、ポスターを回収する」と説明。一方、川勝知事は記者団に「勇み足と取られかねない。公選法でいろいろ判例が出ているので、そうした事柄を踏まえないと傷がつく」と反省を促した。

 ただ、一部県議からは、民主党への逆風状況を受けて「頼れるのは川勝知事」との思惑もある。ポスターには「民主党」の文字もなく「使用できず残念」との声も漏れている。

2055チバQ:2011/02/08(火) 23:44:48
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001101300001
【攻防の構図】1:金沢市
2011年01月30日




◆民主、半数確保狙う◆


 「校下の皆さん、今度も宇野をよろしくお願いします」


 今月初め、金沢市崎浦校下の新年会。民主党県議で新進石川幹事長の宇野邦夫氏(68)は、金沢市議から県議選に立つ同党の川裕一郎氏(39)、自民党の不破大仁氏(35)が同席する中、そうあいさつした。崎浦・小立野校下は、新進系民主現職と民・自の新顔との「激戦区」だ。


 新顔2氏の出馬に、宇野氏は「実績が違う」とあくまで強気。だが「実績」が時として投票の基準にならないことは、6選を目指した79歳の現職が落選した金沢市長選で実証済みだ。「あれには気ぃつけんとな」と宇野氏も気を引き締める。


 一方の川、不破両氏は、インターネットの簡易投稿サイト「ツイッター」やブログなどを活用し、選挙に関心の薄かった若者層の取り込みを図る。「新人は市全体から広く薄く票を集めないと勝てない」と自民党県連幹部。


 前回より1議席減り、定数16となる金沢市選挙区には計18人が立候補を予定。政権与党の民主党県連は川、新谷博範氏(44)の新顔2氏を含む8人を擁立し、選挙区の過半数を目指す。同党は昨夏の参院選で、無党派層の多い同市でも惨敗し、地方組織の弱さが露呈した。中谷喜和・県連幹事長と支持団体の上田弘志・連合石川会長は「地方議員を増やすことが統一選の最大の目標」と口をそろえる。


◆自民、進む世代交代◆


 「女性と若い世代の声を代表する県議を求める声が大きい」。福村章・自民党県連幹事長は昨年12月、不破氏と安居知世氏(42)の出馬会見に同席し、満足そうだった。


 同党は、引退する米田義三(78)、北篤司(51)両氏の代わりに若手を立て、世代交代を着々と進める。県連幹部も「自民党県議の層が厚くなる。世代がスムーズに変わっていけるのもいい形だ」と自信を見せる。


 だが、議席増を目指す民主党に対し、公認候補は現状維持の5人だけ。森喜朗元首相(73)は、総選挙を見すえて地方議員増を指示しており、さらなる上積みを目指すが、擁立作業は難航している。県連幹部は「自民党への追い風が続いているが、人選が難しい」と頭を抱える。今後の追加公認は不透明だ。


〜*みんな 擁立模索*〜


 2議席を持つ社民党は、県連代表の宮下登詩子氏(69)が後継を立てずに引退。共産党は引退する尾西洋子氏(67)に代えて党県常任委員の佐藤正幸氏(43)を立てる。2月、県内に支部を開くみんなの党も候補者擁立を模索しており、実現すれば、無党派層が多い選挙区だけに注目を集めそうだ。


(菊地直己、井手さゆり)


◇    ◇


 民主党を中心とする政権が誕生して初めての統一地方選が4月10日、28日に行われる。前半戦の県議選は定数が46から43に減り、ベテランの引退や新顔の立候補で新陳代謝も進みそうだ。自民党が長く第1党の座を守り続けてきた県政界の構図に変化はあるのか。注目区を中心に、県議選の情勢を探った。


■県議選の立候補予定者


【民主】
金原博(80)現(10)〈新進石川〉
宇野邦夫(68)現(6)〈同〉
石坂修一(58)現(5)〈同〉
米沢賢司(60)現(3)〈同〉
中谷喜和(63)現(3)
広岡立美(58)現(3)
新谷博範(44)元(1)
川裕一郎(39)新
【自民】
紐野義昭(55)現(5)
下沢佳充(50)現(4)
中村勲(69)現(3)
安居知世(42)新
不破大仁(35)新
【公明】
谷内律夫(53)現(1)
増江啓(56)新
【共産】
佐藤正幸(43)新
【社民】
盛本芳久(56)現(2)
【無所属】
田中博人(64)現(3)

現=現職、元=過去に当選あり、新=新顔。並び順は衆院の勢力順。カッコ内は年齢、丸数字は当選回数。敬称略

.

2056チバQ:2011/02/08(火) 23:45:49
なぜか1と4しかない。。。
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001102030003
【攻防の構図】4:口能登
2011年02月03日




◆自民が分裂、乱戦模様◆


〜*河北郡 民主、候補模索中*〜


 「町長があっちを支持したら(支持者も)そうなるかもしれん。選挙は甘くない」「保守系の決定に従うと言っていたのに」。1月24日午後、内灘町であった自民党現職県議の米田昭夫氏(65)陣営の会合で、集まった町議らから不安の声が相次いだ。


 その前日、米田氏の後援会長だった八十出泰成町長(63)が、党員だが無所属で県議選に立つ南和彦・内灘町議(45)の会合で支持を鮮明に打ち出したためだ。米田氏は「私は町長から何も聴いてない」と困惑の表情だ。


 河北郡選挙区は定数2。自民党は内灘・津幡両町から候補者を出し、議席を分け合ってきた。しかし今回、内灘で両氏が立候補を諦めず公認調整が難航。最終的に無所属で立候補する南氏に、八十出町長が支持に回った。内灘支部内を二分しかねない事態に、北川進・支部幹事長は「私の責任」と肩を落とした。


 八十出氏は、南氏の会合で「縦横無尽に働く県議が必要だ」と述べ、米田氏を暗に批判したが、町長の後援会役員の町議は「応援しない言い訳にしか聞こえない。相談も受けていない。町政が混乱するだけだ」。津幡町の自民党現職・桜川剛氏(60)は病気のため、昨年末に出馬を断念。急いで後継者を探している。


 一方、民主党は近藤和也衆院議員(石川3区)を中心に候補者を探している。この選挙区には新興住宅地も多く、一定の無党派層が見込める。一昨年の総選挙では、近藤氏が自民党候補を約2500票上回った。「やり方によっては勝てる地域」と近藤氏。次の総選挙を考えれば負けられない選挙区だけに、「自分の選挙と思ってやる」という。


 みんなの党も、岩本秀雄・元内灘町長が金沢市に支部を置く党県広域第一支部長に就くため、候補者を擁立する可能性もある。


〜*羽咋市・羽咋郡南部 民主「名より実」*〜


 「近藤先生を見習い、皆さんの声に耳を傾け、県政に反映したい」。羽咋市羽咋郡南部選挙区(定数2)から無所属で立つ本吉浄与(きよと)氏(31)は1月22日、七尾市内であった近藤氏の新年会であいさつした。本吉氏を推す地元の羽咋市議は複数の党派にまたがるため「民主党」の看板は掲げず、同党の支援団体・連合石川の推薦で戦う。


 民主党にとっては、3区内で多数を占める自民党県議をどれだけ切り崩せるかが焦点となる県議選。だが、近藤氏は「党の看板にはこだわらない」。少しでも自分の声が届く県議を増やすため、「名より実」を取る戦略だ。同選挙区には、自民党現職の稲村建男氏(67)と、引退する同党の小倉宏眷(ひろみ)氏(76)の後継として新顔の岡部裕樹氏(45)も立候補する。


 羽咋郡北部選挙区(定数1)は、自民党現職の石田忠夫氏(68)のほか、志賀町議が立候補の準備を進める。かほく市選挙区(定数1)は、自民党現職の木本利夫氏(65)以外に目立った動きはない。


(井手さゆり)


■県議選の立候補予定者


【かほく市】
木本利夫(65)現(5)〈自〉
【羽咋市羽咋郡南部(羽咋市、宝達志水町)】
稲村建男(67)現(7)〈自〉
岡部裕樹(45)新〈自〉?
本吉浄与(31)新無
【河北郡(内灘町、津幡町】
米田昭夫(65)現(2)〈自〉?
南和彦(45)新無
【羽咋郡北部(志賀町)】
石田忠夫(68)現(5)〈自〉
※現=現職、元=過去に当選あり、新=新顔。カッコ内は年齢、丸数字は当選回数。並び順は衆院の勢力順。四角囲みは立候補時に予定する党派(公認、党籍証明)。「?」は申請中または調整中。敬称略

2057チバQ:2011/02/09(水) 00:09:44
輪島と鳳珠郡は宮地治が引退で丸く収まるはずが・・・
■輪島>>1497>>1907>>2050
:党支部が輪島と門前にあり、輪島の有権者数は門前の約3倍
宮地治 →引退(旧市内地盤)
宮下正博→もとは鳳珠郡選挙区(定数2) 地盤は門前地区
>党輪島支部は7日、市役所で開いた常任総務会で、新人の建設会社社長の男性(60)の動向について、支部役員が十数人の市議に説明した
>波紋を呼んだのは、社長が地元の北村茂男衆院議員の有力な支援者で、北村議員にとっても寝耳に水だったことだ。4、5日には社長に取りやめるように説得を繰り返したが“身内”を抑えられず、県連内でも県連会長としての指導力を問う声が出ている。

■鳳珠郡 →定数1に
鳳珠郡 定数2−候補3 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 9,717(37.3%) 宮下正博 57 自民 現 2 運輸会社役員    →輪島選挙区へ
当 8,571(32.9%) 桜井廣明 63 無所属 元 5 観光会社社長→新進石川
□ 7,740(29.7%) 宮下源一郎 59 自民 現 環境調査社役員
>>2050
>能登町では旧柳田村の元村長(65)を推す動きが強まっている。
山口彦衛?


■珠洲市>>492
珠洲市 定数1−無投票
○ 塚崎 康彦 55 無所属 新1 NPO法人理事・泉谷満寿裕市長後援会から支援を受け立候補
>>2050
>塚崎康彦県議(59)と、泉谷満寿裕市長や自民系市議との関係が悪化し、対抗馬として平蔵豊志市議(34)が擁立された


■七尾
>>620>>624>>1497
どうなったのかわからない・・・

2058チバQ:2011/02/09(水) 22:50:17
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110209/szk11020917520008-n1.htm
民主、田辺氏推薦を見送り 静岡市長選 静岡
2011.2.9 17:51
 4月の静岡市長選で、民主党県連は、支援を検討していた元県議の田辺信宏氏(49)への推薦を見送る方針を固めた。6日に投開票された名古屋市長選など「トリプル投票」で、民主、自民両党が惨敗したことが影響を与えた。

 民主党県連静岡第1区総支部長の牧野聖修・同党県連会長(衆院議員)は8日、同党静岡第4区総支部長の田村謙治衆院議員と協議。愛知県での結果を受け、地方選挙で政党色の払(ふつ)拭(しよく)を図りたい牧野氏と、田辺氏支援に消極的な田村氏の思惑が一致した格好だ。

 産経新聞の取材に対し、牧野氏は「形として推薦したらそれでいいというわけではない。個人としては田辺氏を応援する」と語り、田村氏と歩調を合わせながら田辺氏支援の輪を広げたい考えを示した。

2059チバQ:2011/02/09(水) 23:18:24
http://mainichi.jp/select/today/news/20110209k0000m010151000c.html
三重知事選:民主が高橋参院議員に出馬要請
2011年2月9日 2時37分 更新:2月9日 11時31分


高橋千秋参院議員 4月10日投開票の三重県知事選で、民主党県連は8日、元経済産業省政務官の高橋千秋参院議員(54)を擁立する方向で最終調整に入った。高橋氏は固辞しているが、県選出の同党国会議員が出馬要請を続けている。

 関係者によると、中井洽衆院議員=三重1区=が8日、都内で高橋氏と会談し、出馬を打診。高橋氏は「参院議員としても活動したい」との意向を示したが、中井氏ら県選出国会議員4人がその後対応を協議、出馬要請を確認した。

 高橋氏は津市出身。明治大卒業後、県経済農協連合会に入り、参院議員秘書などを経て、00年の参院三重補選で初当選。現在3期目。鳩山内閣で経産省政務官を務めた。

 同知事選にはすでに元経産省課長補佐の鈴木英敬氏(36)が無所属で出馬を表明、自民党県連とみんなの党が推薦を決めた。【田中功一、福泉亮】

2060名無しさん:2011/02/10(木) 16:39:11
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000001102100005
【地方議員って何?】カネ編:2
2011年02月10日

◆選挙資金◆


 議員にとって最大の試練、選挙。政策を訴え、賛同してもらって当選するのが本来の姿ですが、現実は投票を呼びかける運動に常識を超えた額の金が使われています。


〜*重い負担、借金頼み 初出馬「4千万円用意しろ」と言われた*〜


 金沢市選挙区の宮下登詩子県議(69)は、今期限りの引退を表明している。社会党、社民党の県議として5期務め、現在は党県連代表。労働組合からの慰留の声は強かったが、3月に70歳になる年齢と健康状態を理由に固辞した。ただ、表だって言っていない理由もある。選挙資金調達の苦しさだ。


 県議は立候補の準備と告示から投票日前日までにかかった費用の明細を「選挙運動費用収支」として県選挙管理委員会に報告しなければならない。2007年に当選した県議46人の収入は平均336万円。自分で資金を出している議員は42人で、平均258万円にのぼる。


 宮下氏の場合は、収入が自己資金400万円や党公認料25万円など計521万円。支出は選挙事務所の賃貸料や電気工事代に約93万円、拡声機の借り上げ代に約22万円、のどあめ代6300円など計約318万円かかった。


 自己資金は労働金庫からの借入金だ。こうした借金を過去7回の選挙のほとんどで繰り返してきた。


 返済には額面で約110万円のボーナスを充てるが、払い終えないうちに、また次の選挙が来る。議員報酬の78万円は税金約29万円や党納入金約6万円などを払うと手元に残るのは31万6008円で、返済に回す余裕はない。「70歳になって借金が残るのも」という思いは強かった。





 県議たちは、実際の選挙費用は「収支報告」の額だけではとても収まらないと言う。


 「当落のかぎは告示前にどれだけ支持を広げられるかだ」。衆院石川3区内の県議は、過去の選挙のたびに5千万円前後を投じてきた。県議選の年が明けると後援会事務所を立ち上げ、約50人の支援者がリーフレットや支持者カードを持って選挙区を回る。1人1日でガソリン代が5千円、食事代が千円……。月に約1千万円が消えた。





 「金のかかる選挙」は一般の人が地方選に立候補する道を狭める。ある金沢市議は初出馬時のことが忘れられない。知人に相談したら「4千万円用意しろ」と言われた。「そんなにありません」と言うと、「退職金があるやろ」という答えが返ってきた。


 結局、金をかけない選挙で当選できたが、この市議は有権者の姿勢も疑問視する。「地域によっては、名刺を配ると『これだけか』と暗にモノを要求してくる。お菓子などを配る議員がいるから、もらえると思ってるんだ」


 「金食い選挙」は有権者もむしばむ。

(大畠正吾)


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