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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2034名無しさん:2011/02/06(日) 08:48:10
http://www.shizushin.com/news/feature/local_election/20110206000000000008.htm

【政党の思惑】4(完) 県議選 政権失速、民・自に余波 
2011/02/06

 「おそらく“身内”とのガチンコ対決だ。こんな選挙になるとは夢にも思わなかった」
 県中部の県議選2人区。自民党現職は昨年末、自らの選挙区に自民系として2人目となる新人が立候補することが決まると複雑な表情を浮かべた。政権の失速で、支援者は「民主党に2人目は出せない」と無投票ムードだった。組織の引き締めを迫られるこの現職は、後援会幹部に次々と電話した。「自民同士の争いは必ず地域対決になる。覚悟してほしい」
 自民系は新人15人が名乗りを挙げている。政権のゴタゴタを尻目に、市議を中心に自薦、他薦の立候補打診が県連に相次いだ。現職、元職と合わせた立候補予定者は40人を超え、単独過半数を狙う。植田徹県連幹事長は「新人候補は政党の活力の証し。党を前面に出した戦いで過半数を取り、県政の主導権を握る」と強気だ。
 ただ、ベテラン現職には「かつては衆院議員が自分の選挙で汗をかく県議を見定めた。今は、公募で選んだ衆院議員候補を県議が引き回す時代。新人は乱立気味と見るべき」との声もある。

 ▼逆風で方針転換
 「過半数の獲得はできないね」。民主党第1区総支部が1月19日に静岡市葵区で開いた幹事会。総支部長の牧野聖修党県連会長は県議選への対応を記者団に問われ、目標の民主系県議による過半数獲得を断念する考えを明らかにした。
 牧野会長の断念発言の背景には、現職県議から噴出した不満がある。
 伏線となったのは1月14日の県連常任幹事会。県議の1人は「無理して新人を擁立すれば現職が落選しかねない選挙区がある。憤りさえ感じる」と、執行部に方針転換を迫った。現有議席の維持に必死で新人発掘どころではない―。そんな空気も漂った。
 県東部で民主空白区となっている伊豆市。地元では渡辺周衆院議員も動くが、候補者決定の先送りが続く。「議員の支援は政党ですぱっと割り切れない。党でなく人を支える」。そんな声が民主、自民の両党支援者にあり、自民現職の対抗馬擁立は不透明な状況だ。
 自民に比べ地方組織が脆弱(ぜいじゃく)な民主にとって、統一地方選は重要な選挙。岡本護県連幹事長は「(擁立の)判断は役員会に一任してもらった。まだ決まったわけではない」と立候補者の上積みに含みを残すが、時間切れが迫る。

 ▼「与党にくさび」
 現有6議席のうち、浜松市中区での擁立を見送った公明党。全員当選を最重要課題に候補者を絞り込んだ。現職県議は「国政では“第三極”がかまびすしいが、国政でも地方でも元祖第3勢力はわれわれ」とし、みんなの党が初議席を狙い6人を立候補させることへの対抗意識をむき出しにする。
 前回選で議席を3から1に減らした共産党は“生き残り”を懸け、都市部に候補者を立てて無党派に政党の存在感をアピールする。
(統一地方選取材班)


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