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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1981チバQ:2011/01/20(木) 23:14:04
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110120/szk11012013090037-n1.htm
「民自相乗り」現実味 “消去法”しかない候補者選び
2011.1.20 13:07 (1/3ページ)

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統一選について議論する民主党県連の牧野聖修会長(右)ら=14日、静岡市内のホテル
 「どの政党に所属している方にも、積極的に働きかけていきたい」「地方自治に政党制度はそぐわない。政党ではなく市民目線の市政を目指していきたい」

 昨年12月、静岡市内で開いた政治資金パーティーの終了後、元自民党県議の田辺信宏(49)は報道陣にそう意欲を述べた。

 大学で地方自治論の教べんをとる学者らしく、口調は終始穏やか。だが、組織力という弱点を補うため、政党や団体からの支援を何としても取り付けたい焦りがにじんでもいた。

 「党派を超えて市長を選びたい」「中央で激突している与野党間の抗争を、地方の首長選に持ち込んでもいいものかどうか」。同じころ、田辺の発言に同調するかのような発言が民主党内からも飛び出した。

 発言の主は、同党県連会長の牧野聖修。牧野は昨年末の段階で、自民との共闘に含みを持たせた持論を展開していた。

 「牧野さんは将来の自分の選挙のことを考えて、自民党と争いたくないのが本音じゃないか」。民主党関係者からは、牧野の思惑をいぶかり、“弱腰”を批判する声も上がっていた。

 年が明け、独自候補擁立を断念するに至り、牧野の持論に乗るほかに選択肢はなくなった。日を追うごとに自民党との「相乗り」を現実的な唯一の策とする考えは浸透していった。

 民主陣営と過去に遺恨を残す元参院議員の海野徹(61)。距離を置いたとはいえ自民党色の強い安竹信男(64)。支援候補の選別で、民主党が“消去法”で支援し得るのは田辺にしぼられた形だ。

 「支援するからには、(田辺に)勝ってもらわにゃ困るんだ」。実情をくんで、民主党県連幹部の1人はしきりにこう強調する。

 大票田の葵区に強い地盤を持つ海野は、田辺の最大の脅威となることは間違いない。平成19年に行われた前回市長選にも出馬した海野は、現職市長の小嶋善吉にわずか約1300票の差で惜敗。一昨年7月の知事選では、大票田の葵区で当選した川勝の得票を上回るなど、根強い支持基盤を維持している。

 民主党は自民との相乗りに向け、すでに地ならしを始めている。県連幹部は「自民が乗りやすいよう、知恵を絞らねばならない。牧野さんならまとめられると思うよ」と打ち明ける。

 国政で民主党に議席を奪われたとしても、市政では第一会派の自民党。市長選で民主党に主導権を握られることへの抵抗感は根強い。しかし、こちらも独自候補は断念せざるえないのが現状だ。

 最終的に、海野と安竹を除外する“消去法”で事実上の田辺支援に傾きそう。これはまさに、民主の牧野の描いた筋書きでもある。

 「牧野さんが本当に市政のためを思って、(相乗りを)考えているのならいいことですな」。自民のベテラン市議が皮肉を込めたつぶやきは、候補者選びで後手に回った「嘆き節」にも聞こえた。(敬称略)


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