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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2006チバQ:2011/01/28(金) 23:18:30
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/triple/semaru110109_1.htm
迫る ・ トリプル決戦一覧

住民投票(上)河村派 地ならし 市議選へ「顔を売る」
公認見送り 不満の受任者も


署名者を集めた中村さんの後援会の初会合(昨年12月26日)=福島利之撮影 名古屋市議会の解散請求(リコール)に基づき、解散の賛否を問う住民投票の告示が17日に迫る。河村たかし市長の公約実現のため、議会の構成を変えようとする市長派と、「市長の言いなりの翼賛議会の阻止」を唱え、解散反対を呼びかける市議たち――。住民投票後の市議選への思惑も絡み、熱を帯びてきたそれぞれの戦いをルポする。

 元日の早朝。名古屋市緑区の高台にある公園には、初日の出を見ようと住民らが続々と集まってきた。その住民らに向かい、そろいのジャンパーを着た十数人の集団が呼びかけた。「リコールの署名、ありがとうございました。いよいよ民主主義の夜明けです」

 署名を集めた受任者の一人で経営コンサルタントの河合優さん(45)も白い息を吐きながらあいさつし、何度も頭を下げた。河村市長率いる地域政党「減税日本」の1次公認候補として、次の市議選に出る河合さんにとって、住民投票への呼びかけと、自らの〈顔〉を売る絶好の機会だった。

 「市民は、市長の顔を知っていても、私の顔は知らない。選挙では資金も後援会もないから、とにかく多くの人に会うしかない」

 これまで政治にかかわったことは一度もないが、市議報酬(約1600万円)が高いという市長の指摘を聞き、「議員は庶民の感覚とずれている。住民の気持ちをわかった人が政治をするべきだ」と感じ、緑区で署名活動の中心になった。当選したら、自らの経験を生かして中小企業を支援する仕組みも作るつもりだ。

□  □

 市長派の戦略は、住民投票で賛成票を投じてもらうよう呼びかけると同時に、市議選の前哨戦として、立候補予定者が各区で地ならしをすることだ。

 減税日本が発表した市議選の1次公認候補(現職1人、新人26人)の大半は、河合さんと同じ受任者ら「素人」。新人で選挙経験のあるのは南区の僧侶、中村孝道さん(53)だけ。

 政治に関心があり、かつて自民党員だった中村さんは愛知県小牧市に住んでいた1995、99年の2度、市議選に出馬したが、落選。2年前に生まれ育った南区に戻り、減税日本の候補者募集の広告を見て、「市と議会のなれ合い政治を変えるチャンスだ」と、出馬を決意した。

 一緒に署名を集めた仲間が年末、後援会も結成。「新人なのに、こんなに後援者が集まるなんて……。署名活動にかかわっていなければ、出馬はできなかった」としみじみ思う。

 中村さんはほかの受任者らに直接会って住民投票への協力を呼びかけていく考えで、9日にはスーパー前で初の街頭演説も行う予定。

□  □

 「署名をたくさん集めたことは評価するが、今回は公認を見送りたい」。昨年のクリスマスの夜。市長の支援団体のメンバーから電話が入った。電話を受けた男性は受任者の一人。担当区の責任者も務め、署名は目標の2万を上回る数を集めた。

 一昨年、市長主催の交流会に出席し、政治不信が高まる中、議会を変えようと訴える市長の姿に共感。「減税を唱える市長のことを、『大衆迎合だ』と批判する人がいるけど、それでなぜ悪いのか」と思った。

 市議選候補の募集に応じて面接も受けた。署名集めの期間中、市長派のメンバーからは、「署名を多く集めて地域にネットワークを作れば、あなたの選挙に有利になる」と“公認”をにおわされることもあった。

 電話の2日前、知人の不動産業者から政治活動用の事務所を借りたばかり。「選考基準がわからない。あんなに署名を集めたのに……」。2次公認に望みを託し、割り切れない思いのまま、年を越したが、住民投票への呼びかけはこれまで通り行うつもりだ。

 「議会の古い体質を変える。まずは一人でも多くの人に投票所へ足を運んでほしい」



(2011年1月9日 読売新聞)


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