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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2038チバQ:2011/02/07(月) 00:10:34
http://mytown.asahi.com/areanews/gifu/NGY201102040020.html
県議選、20選挙区で無投票の可能性 過去最多か
2011年2月5日

 4月の岐阜県議選(定数46)の顔ぶれが、ほぼ出そろった。だが、全27選挙区で定数を超えて名乗りを上げているのは7選挙区だけで、このままなら無投票は過去最多となる。県議の大半が有権者の審判を受けない県議会の誕生には、「政策論争が進まず、住民にとって不幸だ」との指摘もある。

■逆風民主、擁立進まず

 今のところ選挙戦が確実視されているのは、岐阜市や大垣市など主に都市部の7選挙区(定数計22)。1人区を中心にした約4分の3の20選挙区で有権者が投票機会を失う可能性がある。

 県選挙管理委員会によると、統一地方選が始まった1947年以降、無投票当選が最も多かったのは、91年の19人。16選挙区(全31選挙区)で無投票だった。今回はそれを上回る見込みだ。

 前回2007年の県議選は、市町村合併で選挙区と定数が減ったことや、現職が13人引退したことが影響して無投票は比較的少ない8選挙区の10人だった。

 政権交代後、初の統一地方選となる今回も、県議会での過半数を狙う民主が、県議選の全選挙区で候補者を擁立する方針を打ち出し、活発な選挙戦が期待されていた。

 しかし、これまでに県議選で公認と推薦したのは計11人。この擁立の少なさが、無投票が増える一因とされる。県連幹部も「政権与党として有権者に選択肢を示せないのは恥ずかしい」と認めた。地方組織の強化が進んでいないことが原因だという。

 県内の国会議員は、民主が09年の衆院選でいっきに6人増え、参院議員と合わせると計9人。「王国」を築いた自民の5人を逆転した。しかし地方議員をみると、県議会の会派は、31人の自民系に対して民主系は8人。民主県連によると、県議会の選挙区と県内42市町村議会で、民主系議員がいない「空白区」は半数近いという。

 民主政権への逆風も擁立を困難にする。昨年11月の福岡市長選、和歌山知事選は、いずれも推薦候補が大差で敗れた。同12月の茨城県議選(定数65)は、推薦を含めて擁立した計24人中、当選は6人と惨敗した。

 逆風の強まりを心配したのか、民主県連関係者によると、岐阜では、水面下で県議選に立候補を打診した人の「辞退」が相次いでいるという。1月には、推薦した立候補予定者が「出馬をやめる」と表明した。

 一方の自民は羽島郡を除く26選挙区に1人以上の候補者を立てる方針。25選挙区で31人の擁立を終えた。県連の猫田孝幹事長は「無投票が多いのは民主のせい。うちは助かるが、候補者を訓練させる意味では選挙戦になった方が良い場合もある」とうそぶく。

 地方自治に詳しい名城大の昇秀樹教授(地方自治論)は「有権者の選択肢が失われるのは望ましくない。そうして誕生した議会も決して好ましいことではない。政策などの競争があってこそ、政治はよりよい方向に進む確率が高くなる。選挙での得票も、どれだけ有権者から信任を得たかの指標。投票機会が奪われるのは、住民と議員にとっても不幸なことだ」と指摘する。

    ◇

 県議選は今のところ、民主、自民のほかに公明2人、共産3人、無所属5人が立候補を予定している。(鷹見正之、舩越紘)


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