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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1974名無しさん:2011/01/17(月) 23:04:48
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000001101170001
県仕分け終了 「不要」新に2事業
2011年01月17日

 県の信州型事業仕分けは16日、県松本合同庁舎で2日目があり、新たに2事業が「不要」、11事業が「要改善」と判断された。仕分け実施の意義を「県政への関心を高め、県政に参加して頂く手法の一つ」としてきた阿部守一知事。2日間の議論で何が見えたのか。県民公募による仕分け人を務めた、駒ケ根市の森田勝さん(60)に話を聞いた。(二階堂友紀、上田悠)


◆「事前の調査必要」 7事業を議論・森田さん


 前日の仕分け作業を、インターネット中継で見ていた森田さん。「構想日本」のメンバーの発言ばかりが目立ったと感じた。このため、この日は活発な発言を心掛けた。
 最初のテーマとなった離職者や学卒者を対象にした「技術専門校職業訓練事業」では真っ先に手を挙げ、「授業料と補助金で収入が7億円あるが、支出が11億円で赤字。理解できない。『コスト意識』があるのか」と尋ねた。
 続いて若者の就職対策の「ジョブカフェ信州運営事業」。経営コンサルタントの経験を生かし、「結果、成果を、どういう形で評価しているのか。行政では手段が目的になってしまう。コンサルタントにやってもらっていることで、安心してはいませんか」。「民間の視点」で質問を重ねた。
 議論したのは7事業。県職員とのやり取りで、最も違和感を覚えたのは、結果のとらえ方だったという。「県は形さえ整っていれば、自分の仕事を果たしたと思う。結果は問われない。私は結果がすべて。結果を出さなければ、仕事を失ってしまう」
 森田さんは、仕分けの意義について「県職員が、苦情以外で、仕事について指摘を受ける機会はあまりない。自分自身を振り返るきっかけになった面では、良かったのではないか」と評価する。
 その一方で「日常の行動が変わらなければ、何も変わらない。行動を変えるのは意識。2日間で、意識が変わると思いますか?」と疑問も投げ掛ける。「30年間もやってきたから変えられない」という答えが一番印象に残った。
 「県民委員」という立場だが、「現場を知らずに、紙だけ見て発言するのは心苦しかった」。こうした点も踏まえ、次の仕分けに、こんな提言をした。「仕分け人は、事前に現場に足を運んで、調査をしなければならないと感じた。今回のやり方が続けば、『パフォーマンス』のままに終わってしまうでしょう」


◆「説明難しい」「次は計画的に」 県職員・知事


 阿部県政で初の信州型事業仕分け。会場に足を運んだ県民や、県側の関係者はどんな感想を持ったのか。
 傍聴した松本市の会社役員広瀬英喜さん(66)は「(仕分けを)やらなくても良い状況が一番だが、現状ではやらざるを得ないと思った。職員の意識改革になればいい」と話した。
 一方、仕分け人から質問を受けた県の担当者は厳しい表情を見せた。「長い時間に耐えられるだけの説明が十分できなかった」(赤羽昭彦・農産物マーケティング室長)、「法律で定められた仕事について、市町村でやった方が良いという議論になったことは残念」(征矢博・森林計画係長)など、限られた時間内で、わかりやすく説明することの難しさを感じたという反応が多かった。
 2日間の日程を終えた後、阿部知事は「結果をどう反映するか、責任を持って対応したい。来年度はもう少し計画的に進められると思う。新たな段階の仕分けのあり方を考えていきたい」などと話した。
 司会役を務めた内閣府行政刷新会議事務局の伊藤伸参事官は「わかりやすい事業シートの記入方法など改善点はあるが、全体的には実情に基づいた議論が行われた」と振り返った。


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