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仙台・宮城・陸奥

1とはずがたり:2008/06/05(木) 12:05:28
地区別スレ,遂に仙台も登場。陸奥とは勿論多賀城を首府とする明治以前の陸奥だ♪
本来はにぬけんが立てるべきだが何時迄俟っても立てやがらないので俺がたつヽ(`Д´)ノ

756荷主研究者:2010/06/20(日) 14:32:30

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100601t12019.htm
2010年06月01日火曜日 河北新報
仙台空港鉄道、3期連続赤字 累積34億6500万円に

 仙台空港アクセス線を運営する仙台空港鉄道(名取市)は31日、取締役会を開き、2009年度の通期決算を承認した。純損失は9億5400万円で、2007年3月の開業以来3期連続の赤字。累積赤字は34億6500万円に膨らんだ。

 営業収入は前年度比2.5%減の6億6300万円。営業経費は0.7%減の13億7300万円。営業損失は1.1%増えて7億900万円となり、依然厳しい経営状況が続く。

 輸送人員は2%減の232万8000人。新型インフルエンザや景気低迷で、航空旅客が減ったことが影響した。

 人件費や光熱費の圧縮で経費節減に努めるが、営業経費の半分以上を占める減価償却費が経営の重荷となっている。金融機関への利息返済も2億7500万円に上り、12年度以降、元本返済は毎年5億円に増える。13年度には債務超過に陥る見通しだ。

 経営改善支援策として、県は橋脚や土地などの資産を買い取って、空港鉄道が運行に専念する「上下分離」実施を検討。適正な買い取り価格を見極めるため、本年度中に資産評価を終える方針。

 空港鉄道の斎藤進社長は「多額の借入金や減価償却費など、現状では赤字がかさむ財務体質。県と一体となって増収対策に臨みたい」と話している。

757荷主研究者:2010/06/20(日) 14:33:56

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100601t11013.htm
2010年06月01日火曜日 河北新報
仙台市の未着手都市計画道見直し案 70区間「廃止」

 仙台市が都市計画道路の未着手区間の存廃を検討した見直し案が31日、明らかになった。検討対象168区間143.5キロのうち、「廃止候補」と判断されたのは70区間68.5キロで、半分近くの47.7%に上った。整備分を含めた現行計画総延長(500キロ)の13.7%が廃止になる計算。全国の政令市で、都市計画道路網の抜本的見直しに踏み込むのは初めて。

 人口減少や少子高齢化の進展を見据え、市が目指す「拡大」から「集約」へのまちづくりの転換が道路政策で明確に示された。幹線道路の整備を期待する地域住民の間で議論を呼ぶのは必至だ。

 見直し作業では、客観的な指標と地域事情を考慮して事業の必要性を多面的に評価した。郊外だけでなく都心部にも大なたを振るっている。

 「廃止候補」は、郊外が岩切根白石線の3区間(泉区上谷刈―みやぎ台、計8.0キロ)、鈎取茂庭線の西高前、佐保山の両区間(太白区、計4.4キロ)など。都心部では、青葉区錦町と宮城野区新田を結ぶ定禅寺通上田子線8区間(計4.9キロ)、錦町から青葉区台原にかけての仙台駅旭ケ丘線5区間(計2.0キロ)が対象となった。

 市は08年度、見直し作業に着手。(1)JRや地下鉄など公共交通利用のしやすさ(2)既存道路の活用(3)費用対効果―といった視点で設定した17項目の指標を用い、対象区間ごとにプラスマイナスを判定。地域固有の条件を加味した総合評価も行い、継続か廃止を決めた。

 今回の見直し案で「継続候補」となった98区間75.0キロの整備完了は、40年程度にまで短縮される。ただ、今後の財政運営は厳しさを増すと予想され、より事業効果の高い17区間を優先的に事業化する。

 市は見直し案を近く公表し、6〜7月にかけて市民説明会やパブリックコメントを実施。市議会での議論も踏まえ、10年度内に正式決定したい考え。

[仙台市の都市計画道路]1966年策定の都市計画が原型。これまで計画区間が廃止されたのは青葉山周辺や、虹の杜地区の約17キロ。2009年度末の整備率は68.1%。これまでの市の試算では、完全整備まで約80年、総工費は1500億円程度掛かると見られている。

758荷主研究者:2010/06/20(日) 14:35:57

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100601t12020.htm
2010年06月01日火曜日 河北新報
仙台・旧佐々重ビル跡 新ビル来年7月完成 地上10階

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20100601003jd.jpg
ガラス張りの外観が特徴となる一番町平和ビルの完成予想図

 平和不動産(東京)が仙台市青葉区一番町3丁目の旧佐々重ビル跡地に6月着工する複合ビルの概要が31日、分かった。地上10階で服飾などの商業フロアとオフィスフロアで構成。名称は「一番町平和ビル」とし、ガラス張りの壁面を白い格子でデザインしたキューブ状の外観が特徴となる。

 新ビルは4日に地鎮祭を行い、来年7月末の完成を目指す。延べ床面積約1万1000平方メートルで、1〜2階に服飾物販、3〜5階に美容室やエステサロンなどのテナントが入る。

 6〜10階はオフィス用とし、金融や不動産関係の企業などが入居する方向で検討中。

 立地場所は東二番丁通と中央通が交差する地点。南向かいには昨年7月、仙台ファーストタワー商業棟が開館、藤崎ファーストタワー館が入る。ガラス張りになっていることから、新ビルも同様の外観にし、景観に連続性を持たせるようにする。

 新ビルは当初、2009年中の着工予定で、昨年暮れまでに旧佐々重ビルの解体を終えていたが、景気低迷や服飾テナントとの調整などで、ずれ込んでいた。

 平和不動産は「通りの連続性を演出するだけでなく、外観をキューブ状に工夫するなど独自性のある建物になる。中心商店街に人を呼び込む力になりたい」と説明する。

759荷主研究者:2010/06/20(日) 14:36:25

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100601t12030.htm
2010年06月01日火曜日 河北新報
観光客最多の1937万人、前年比23%増 仙台・09年

 仙台市を2009年に訪れた観光客は前年比23.1%増の1937万2182人で、調査を始めた1982年以来、最高だったことが、市の調査で分かった。

 市観光交流課は大幅増の要因として、2009年3月に始まった土日祝日の高速道路自動料金収受システム(ETC)割引の効果に加え、仙台市内に08年9、10月に相次いで開業したアウトレットモールの通年営業、「仙台・宮城『伊達な旅』キャンペーン」の実施などを挙げた。

 過去5年の観光入り込み客数は、ほぼ横ばいの1500万人前後で推移していた。これまでの最多は、NHKの大河ドラマ「独眼竜政宗」が放映された1987年の1609万1200人だった。

 一方、観光客のうち、宿泊客数は448万7275人で、前年より3.0%減少、市の目標を50万人以上下回った。同課は「企業の業績悪化で日帰り出張が増えたことに加え、新型インフルエンザの流行や円高が追い打ちを掛けたのではないか」と分析している。

 市は今年、前年に続き10〜12月に展開する「伊達な旅キャンペーン」を積極的に推進する。大口団体客の獲得にも力を入れ、首都圏の企業が実施する顧客や社員向けの旅行を誘致し、宿泊客の増加を目指す。市は観光客入り込み数の目標は設定していないが、宿泊客数は約510万人を目指す。

760荷主研究者:2010/06/20(日) 14:38:59

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100602t11019.htm
2010年06月02日水曜日 河北新報
地下鉄・バス連携強化 仙台市が都市交通プラン

 仙台市は1日、地下鉄東西線の2015年度開業を見据え、公共交通の活用を中心とした今後10年の総合的な交通政策「せんだい都市交通プラン(仮称)」案をまとめた。

 基本方針として、公共交通の利便性強化、都心部の交通環境の改善、市民協働による地域交通の確保の3点を設定した。バス路線は、地下鉄やJRの拠点駅に接続できるように再編する。乗り継ぎ割引運賃の拡充のほか、IC乗車券の導入、市民協働による乗り合いタクシーやコミュニティーバス運行の検討も本格化させる。

 具体的なプロジェクトとして、「仙台駅大改造」に取り組み、東西線仙台駅(仮称)の新設や駅前広場の機能強化、東西連絡自由通路の整備を一体的に展開する。都市計画道路「北四番丁大衡線」の11年度全面開通に合わせ、同線にバスレーンを設置し、市北西部と都心部を直結する快速バスの運行も計画する。

 奥山恵美子市長は1日の定例記者会見で、「地下鉄やバスといった公共交通機関を中心に、過度に車に依存しない交通体系を構築し、まとまりのある都市形成を図る必要がある」と策定の狙いを説明した。

 プラン案は、同時に発表した都市計画道路の見直し案とともに、説明会やパブリックコメントで市民の意見を集約し、今秋に決定する方針。

 二つの案は市のホームページで閲覧できる。7日から区役所・総合支所の窓口で配布し、市民意見の募集も始める。住民説明会は22日から市内8カ所で開催する。連絡先は交通政策課022(214)8302。

761荷主研究者:2010/06/20(日) 14:40:55
>>757
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100602t11020.htm
2010年06月02日水曜日 河北新報
仙台市・都市計画道70区間廃止 厳しい財政背景に

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/p060206x0m200015_01k.jpg
見直し中の仙台市中心部の都市計画道路

 仙台市が1日に正式発表した都市計画道路の見直し案は、現行計画の未着手区間のうち、距離ベースで全体の半分近くを「廃止」と判定する「(道路行政の)重要な転換点」(奥山恵美子市長)となった。進行する事業を止められない行政の悪癖を打破した点は評価できるが、決断の背景には、大胆な見直しに踏み込まざるを得ない、「内輪の事情」も垣間見える。

 本年度の市の道路関係事業費は約240億円。ピークだった1993年度の約4割に激減した。今後、橋の補修工事など維持管理費が市財政を圧迫してくる。都市計画道路に振り向ける予算の先細りは避けられず、新規着手は現実的に難しいという財政事情がある。

 もう一つは、都市計画道路の計画期間の「長さ」をめぐる司法判断だ。

 盛岡市では99年、都市計画道路の予定地のまま60年以上整備されず、土地利用を制限されたとして、地権者が市に損害賠償などを求める訴えを盛岡地裁に起こした。最高裁は2005年、地権者の上告を棄却した一方、「(整備を待つ地権者の)受忍限度を考える場合、制限内容と同時に期間も問題にしなければならない」と補足意見を述べた。

 仙台市でも60年以上経過した予定地がある。市幹部は「計画を削減しないと(将来、同様の訴訟を起こされたら)耐えられない」と明かした。

 市の方針に、地権者ら関係者の受け止め方はさまざまだ。

 廃止候補の向山常盤丁線の予定地で旅館を営む太白区の遠藤敞子さん(70)は55年前、都市計画道路の建築制限のため旅館を鉄筋にできず、モルタル造りで建て直した経緯があるが、「これでまた移転する心配がなくなった。ほっとしたところもある」と複雑な心情を明かす。

 廃止候補となった建設予定地や周辺の地権者から、反発の声が上がることも予想される。都市整備局幹部は「(損害賠償請求など)訴訟になるのも覚悟の上だ」と語った。

 市は本年度中にも見直し案を確定させる方針だ。禍根を残さないためにも、今回の結論に至った経緯や関連データを公開した上で、丁寧な議論を積み重ねることが、市民の理解を得られる唯一の道だろう。(解説=報道部・瀬川元章、門田一徳)

762荷主研究者:2010/06/20(日) 14:43:34

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100604t12013.htm
2010年06月04日金曜日 河北新報
宮城新工場7月23日着工 東京エレクトロン、11年4月稼働

 半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)の竹中博司社長は3日、河北新報社のインタビューに応じ、宮城県大和町に建設する新工場について7月23日に着工し、2011年4月に稼働させることを明らかにした。稼働後は順次、設備増強を進めて5年後の生産子会社の年間売上高は稼働当初の倍となる3000億円を目指す考えも示し「新工場は(世界戦略の)重要拠点になる」と強調した。

 計画によると、「大和リサーチパーク」内の29ヘクタールの敷地に建設するのは製造、研究開発、事務の計3棟で総床面積は約7万平方メートル。エッチング装置の開発製造を担う。当初予定(7万2000平方メートル)からの規模見直しは最小限にとどめた。総投資額は約250億円。

 年間売上高は当初1500億円の計画で、5年後に3000億円を目指して生産を拡大。従業員は11年中に1000人体制にする計画で、竹中社長は「(5年後は)従業員数も倍ぐらいになる」として将来的に2000人程度に増やす可能性も示唆した。

 当初の従業員は、子会社東京エレクトロンAT山梨事業所の約1500人のうち500人を異動させる。同社宮城事業所(宮城県松島町)からは全従業員約200人が順次、新工場に移る。宮城事業所の今後の活用方法は検討中だが「閉鎖の検討もあり得る」と言う。

 新工場は山梨、宮城両事業所の機能を集約。東北大と開発した次世代の半導体加工技術「RLSA」を活用する装置も生産する。来月設立する全額出資の東京エレクトロン宮城が運営する。

 竹中社長は新工場の位置付けについて、東北大との連携を念頭に「産学の力を合わせて世界的な競争に勝ち続ける重要拠点になる」と述べた。

 新工場は当初、昨年4月に着工し、今年4月の稼働予定だった。計画は08年12月、半導体市場の悪化を理由にいったん延期され、今年1月に再開方針が決まった。

763荷主研究者:2010/06/20(日) 14:46:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100605t11016.htm
2010年06月05日土曜日 河北新報
仙台市議会、政調費を全面公開 19政令市で18番目

 仙台市議会は4日、政務調査費(政調費)の収支報告書に添付する領収書の範囲を、現行の「1万円以上」から全支出に拡大する方針を固めた。8日開会の6月定例会に、全会派が共同で条例改正案を提出できるよう調整を進める。

 19政令市で政調費支出の全領収書を添付していないのは、仙台市と北九州市のみ。

 4日の各派代表者会議で、全会派が合意した。使途基準や全額添付の実施時期、第三者機関による監査導入の是非などは今後、専門の委員会を設置して検討する方針を確認した。野田譲議長は「各会派の協力を得て、早急に準備を進めたい」と語った。

 仙台市議会の議員1人当たりの政調費は月額35万円。2008年度分から1万円以上の領収書添付を義務付けたが、支出の違法性を指摘する意見や、一層の透明化を求める声が市民、市議会内から上がっていた。

 市監査委員は5月26日、住民監査請求を受けた08年度分政調費の監査結果報告の中で、現行制度の早急な見直しを求めた。

 仙台市民オンブズマンの十河弘代表は「(支出を)1円からの公開は当然。適正な使途基準が作れるのか引き続き見守っていく」と話した。

764荷主研究者:2010/06/20(日) 14:49:27

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100604t75012.htm
2010年06月04日金曜日 河北新報
10月末に「東北文化の日」 6県・仙台市合意、施設無料など

 東北6県と仙台市は3日、東北全体で文化施策の連携を強めて全国に発信するため、「東北文化の日」を制定する方針で一致した。期日は10月末に設定。以降の1カ月間は事業期間として、各県が文化施設の入館を無料にしたり、市町村による文化イベントを開催したりして交流を促進する。

 東北文化の日は、10月最終の土日の2日間とする。以降、11月の最終日曜日までを事業期間と位置付ける。ことしは10月30、31日が東北文化の日で、事業期間は11月28日まで。

 入館無料か料金割引の事業に参加する文化施設は公設、私設を問わず、美術館、博物館、水族館など約370カ所を想定している。

 市町村で開催するイベントは、文化活動の企画展や地域のサークルが活動成果を発表する文化祭型を計画している。多様な地域文化を広く紹介するため、インターネットなどを活用した広報も強化する。

 9月末まで文化施設や市町村に参加を呼び掛ける。文化の日事業に参加する施設、各地のイベントをまとめたガイドブックを作製する。

 東北文化の日の構想は村井嘉浩宮城県知事が提唱し、ほかの5県や仙台市に共同事業の実施を呼び掛けていた。全国では関西圏の2府8県が2003年、「関西文化の日」を定め、文化施設の入館を無料としている。

765荷主研究者:2010/06/26(土) 17:49:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100608t12012.htm
2010年06月08日火曜日 河北新報
富士フイルム 大和の施設縮小 デジカメ開発 さいたまへ

 富士フイルムは7日、宮城県大和町にあるデジタルカメラ開発部門「電子映像商品開発センター」を廃止し、さいたま市に新設する関連部署に集約すると発表した。従業員は7月1日付で全員移す予定で、異動規模は数百人に上るとみられる。

 事業の強化、再編の一環。さいたま市にあるレンズの開発と生産を担う全額出資子会社を、本社に統合するのに合わせて集約する。

 センターは仙台北部中核工業団地にあり、デジタルカメラの開発と部品調達、品質保証の機能を担ってきた。同じ敷地内の子会社「富士フイルムデジタルテクノ」は残し、生産技術開発などを続ける。画像センサーの生産は2011年6月以降に外部委託する。

 富士フイルムはセンターの従業員数や異動人員を明らかにしていないが、関係者によると数百人規模。08年まで埼玉県朝霞市にあった開発部門から異動してきた従業員も多いという。

 広報部は「カメラとレンズの開発を連携させ、開発の効率化を図る。従業員は原則、全員異動させる」と説明した。

 既に同社から説明を受けている大和町は「異動に応じられない従業員がいる場合でも、失業することのないようにしてほしい」と話した。

766荷主研究者:2010/06/26(土) 17:52:49

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100610t12007.htm
2010年06月10日木曜日 河北新報
自動車配管製造の「マルヤス工業」が宮城進出へ

 自動車用配管部品製造のマルヤス工業(名古屋市)は9日、宮城県大衡村に進出する方針を明らかにした。トヨタ自動車グループの完成車製造子会社、セントラル自動車(相模原市)が移転させる本社工場内で配管部品の加工、組み付けを手掛ける。

 マルヤス工業によると、扱うのはエンジン周辺などの配管。原材料は愛知県から運び、工場内で曲げるなど加工して、セントラルが生産する車両に組み付ける。

 作業は関連会社のエム・ティ・エス(愛知県岡崎市)に委託する。エム社が工場内に事務所を構え、来年1月の稼働までに10〜20人の従業員を配置する方針。

 配管部品は完成した状態では輸送効率が悪いため、マルヤス工業は現地での加工などが必要と判断した。

 東北では、グループ企業のセキソー(名古屋市)の子会社、岩手セキソーが2000年から北上市で操業。関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)向けに樹脂部品などを生産している。

 マルヤス工業企画部は「東北での生産台数が増加すれば、将来的に生産拠点の開設も検討することになるだろう」と話している。

 同社の2009年6月期の売上高は786億円。10年5月末現在の従業員は1017人。

 セントラル本社工場内には、トヨタグループでホイール製造の中央精機(愛知県安城市)の子会社も進出し、タイヤとホイールの組み付けを行うことが決まっている。

767荷主研究者:2010/06/26(土) 18:02:06

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100611t12012.htm
2010年06月11日金曜日 河北新報
仙台トラストシティ 入居22テナントを決定

 森トラスト(東京)は10日、仙台市青葉区の超高層複合ビル「仙台トラストタワー」(地上37階、地下2階)に8月1日オープンする商業施設「トラストシティプラザ」(1〜5階)の入居テナント22店を発表した。7店が東北初進出、2店が仙台初登場となる。

 1階は飲食、雑貨販売など7店が入居し、東北初進出のサンドイッチチェーン「サブウェイ」やニューヨークで人気のチョコレートショップも。

 飲食店が並ぶ2階「東北匠味街(たくみがい)」には焼き肉、そば、海鮮料理など東北の食材を提供する6店が入る。秋田の郷土料理店「ダイニング万葉」と喜多方ラーメン「大安食堂」は仙台初進出。

 3階には美容室やマッサージ店など、4階は東北最大級の健康診断施設、5階はコンビニエンスストアなどで構成する。

768荷主研究者:2010/06/26(土) 18:05:29
>>335 >>592
http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/06/11 建設新聞
青葉区一番町・NTT東日本
新青葉通ビル建設へ施工者選定に着手
14F前後で延べ2万9000㎡前後見込む

 NTT東日本(東京都新宿区西新宿3丁目9の12)は、仙台市青葉区一番町2丁目にある宮城支店青葉通ビル敷地内での自社ビル増設計画となる「新青葉通ビル建設計画」(仮称)の施工者選定に着手した。

 建築本体、設備など数業種に分けて、複数業者に先日通知し、14日ごろに現説を行い、各社の見積もり意向の確認を行った後に指名通知するものと見られる。今後のスケジュールなどは現説の際に明らかになる見通しだ。

 対象用地は、青葉通沿いの青葉区一番町2丁目地内で、青葉通ビル南側の駐車場等で使用するところに、現在、市内に分散している拠点施設のある程度の集約化を図る方向性を持っているものと見られる。

 増設規模は14階建前後で、延べ2万9000㎡前後が有力視されている。また、既存のビルにもデータセンター的機能を付加させる目的で改修を実施することも検討されているもよう。今後のスケジュールは今年9月ごろまでに施工者を特定し、来年3月ごろの着工、2012年11月頃の完成が見込まれている。

 設計業務はNTTファシリティーズ、ビル計画のコンサル業務および発注代行業務はNTT東日本プロパティーズが担当している。

2010/06/11付1面に掲載。

769荷主研究者:2010/06/26(土) 19:09:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100615t12012.htm
2010年06月15日火曜日 河北新報
東北リコーに新型トナー工場が完成 宮城・柴田

東北リコーに完成した新工場

 事務機器製造大手のリコー(東京)が子会社の東北リコー(宮城県柴田町)敷地に建設していた新型トナー工場が完成し、現地で14日、竣工(しゅんこう)式が行われた。3月から一部稼働しており、7月に量産体制に入る。2013年度にはラインを増設し、生産能力を引き上げる。

 新工場は東北リコーの第7工場の位置付けで、一部4階、延べ床面積2万3500平方メートル。総投資額は200億円。コピーやファクス機能などを備えたカラー複合機に使われ、消費電力の削減につながる「PxPトナー」を製造する。生産能力は年間3000トンでスタートする。

 ライン増設は約100億円を投じ、生産能力を4800トンに拡大する。目標売上高を11年度は60億円、13年度は100億円超に設定した。

 東北リコーは新工場建設に合わせ、従業員約130人を新規採用した。13年度までにさらに60人を雇用する。

 新工場は雨水を冷却水に活用するなど環境にも配慮した。燃料も重油ではなく、二酸化炭素排出量の少ない液化天然ガスを使うという。

 現地で記者会見したリコーの近藤史朗社長は「省エネ型トナーの市場は商用印刷などで確実に広がる。需要に先行して生産体制を整える」と述べた。

 竣工式には宮城県や柴田町の関係者ら約80人が出席。村井嘉浩知事は「事業推進を全力で支援したい」とあいさつした。

 PxPトナーは従来より低い温度で紙に定着し、消費電力を半減できる。リコーは沼津事業所(静岡県)に次ぐ国内2番目の生産拠点として新工場を整備した。

 東北リコーは印刷機や複合機などを製造。現在の従業員は約1300人で、10年3月期の売上高は約462億円。

770荷主研究者:2010/06/26(土) 19:16:17

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100617t12031.htm
2010年06月17日木曜日 河北新報
トーカロが宮城・大郷に進出決定 今夏にも工場着工

 機械部品の表面処理加工大手で東証1部上場のトーカロ(神戸市)は16日、宮城県大郷町の川内流通工業団地への進出を決めた。今夏にも工場建設に着手し、半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)が2011年4月、同県大和町で新工場を稼働させるのに対応する。

 トーカロは08年、大郷町への進出方針を固めたが、エレクトロンの進出延期に伴って延期。エレクトロンの進出再開に合わせ、トーカロも再開を決定した。

 トーカロの新工場敷地は1万728平方メートル。エレクトロンが大和町で製造する半導体製造用エッチング装置の部品に、絶縁皮膜を形成する加工などを行う。営業部門も兼ねた東北の事業拠点とする。

 敷地は、工業団地を所有する札幌市の不動産会社から1億7500万円で取得する。総投資額、従業員数は調整中。エレクトロン新工場の事業規模が固まり次第、決める。

 トーカロは、コーティング材料を熱で溶かして部品表面に皮膜をつくる「溶射」分野で国内4割のシェアを持つ最大手。溶射事業の約25%はエレクトロン向け。

 資本金は26億円。09年3月期の連結売上高は225億円。09年12月現在の従業員は496人。

771荷主研究者:2010/06/26(土) 19:20:43

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100619t15006.htm
2010年06月19日土曜日 河北新報
サヨナラ「ふかひれ号」 年内で運行取りやめ 気仙沼線

運行開始日の「こがねふかひれ号」。12月に運行を終える=07年4月、JR気仙沼駅

 JR気仙沼線の特別列車「こがねふかひれ号」が、年内で運行を取りやめることになった。JR東日本仙台支社によると、車両の老朽化が原因。7月3日から12月26日の最終運行日まで、抽選で利用者に沿線の特産品などが当たる「引退キャンペーン」を実施する。

 ふかひれ号は、観光客向けに2007年4月に運行を開始した。気仙沼線の愛称「黄金海道」にちなんだオレンジとゴールドの外観が特徴で、8月のお盆期間を除く土、日、祝日に1日1往復し、仙台―気仙沼間を2時間10分程度で結んでいる。

 車両は1967〜68年にかけて造られた「キハ29」と「キハ59」の3両編成。いずれも臨時列車として宮城県内で使われてきたが、製造から40年がたち、老朽化が進んだ。

 ふかひれ号がなくなることで、仙台―気仙沼間の直通列車は、1日2往復の快速列車「南三陸号」のみになる。

772荷主研究者:2010/06/26(土) 19:21:14

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100619t12011.htm
2010年06月19日土曜日 河北新報
東北などの生鮮食品、ロシア輸出 センコン物流

 センコン物流(宮城県名取市)は東北などの生鮮食品のロシア輸出に乗り出す。量販店を展開する極東の企業グループと近く、販売などに関する業務提携を結び、ウラジオストクの店頭に並べる予定。将来的にはモスクワなどへの販路拡大も視野に入れる。

 業務提携相手はウスリークスを本拠に家電量販店や食品スーパーなどを展開するV―Lazer(ブラゼル)グループ。物流、販売の役目を担ってもらい、配送などをスムーズにすることで、出港から約1週間で店頭に並ぶようにする。

 輸出に使うのは新潟東(新潟県)―ナホトカと、境港(鳥取県)―ウラジオストクの定期航路。新潟ルートでは東北の野菜や果物などを、鳥取ルートでは中国地方産などを運ぶ。

 ロシア到着後の通関手続きと保管は、センコン物流が2005年10月にハバロフスクに設立した現地法人センコンロシアが担当する。

 定期輸送は7月中に始まる見込み。ウラジオストク市内のVLグループのスーパー1店舗に「日本産品コーナー」を設けて販売し、反応を見ながら店舗を拡大していく。

 同グループが確立しているシベリア鉄道利用の物流ルートを活用し、モスクワなど中央、西ロシアへの販路拡大の可能性も探る。

 センコン物流はこれまで、チャーハンや釜めしなど日本の冷凍加工食品をハバロフスクに輸出し、現地のスーパーなどでテスト販売していた。

 久保田晴夫社長は「まず極東で早く安く大量に運送できる体制を確立させる。東北の生産者の販路と物流業務の拡大につなげたい」と話す。

773荷主研究者:2010/07/06(火) 22:43:17

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100620t11015.htm
2010年06月20日日曜日 河北新報
宮城県の人口233万8138人 5月1日現在

 宮城県が公表した5月1日現在の推計人口によると、県人口は233万8138人(男113万4181人、女120万3957人)で、前月と比べて4001人増えた。前年同月比では1511人減少した。

 市町村別では、前月比で増えたのが仙台(3747人)、多賀城(647人)、名取(314人)など11市町。栗原(150人)、気仙沼(92人)、登米(90人)など23市町村は減少した。涌谷町は増減がなかった。

 自然動態(出生1622人、死亡1878人)は256人の減少。仙台(150人)、富谷(25人)、多賀城(21人)など9市町で増えたが、石巻(73人)、登米(72人)、栗原(55人)など26市町村で減った。

 社会動態(転入1万9119人、転出1万4862人)は4257人の増加。仙台(3597人)、多賀城(626人)、名取(298人)など15市町で増えた一方、栗原(95人)、加美(56人)、白石(55人)など19市町村で減った。大崎市は増減ゼロだった。

 住民基本台帳に基づく4月末現在の世帯数は91万1909世帯。前月比で4984世帯の増、前年同月比では7503世帯の増となった。

774荷主研究者:2010/07/06(火) 22:57:17

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100623t12028.htm
2010年06月23日水曜日 河北新報
仙台中心街の通行量、日曜7.2%増 駅前際立つ15%の伸び

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 仙台商工会議所は22日、仙台市と共同で5月28日(金曜日)と30日(日曜日)に実施した市中心部商店街の歩行者通行量調査の結果(速報)をまとめた。日曜は前年比7.2%増で、特に仙台駅・東西自由通路とエスパル前デッキはともに15%前後の増と、駅前の伸びの大きさが際立った。

 仙台商議所は日曜日の通行量増加について「昨年の調査日が小雨だったのに対し今年は天候が良く、クリネックススタジアム宮城であったプロ野球の試合にも人が集まったため」と説明している。

 仙台駅前地区、中央通地区、一番町地区の主要17地点の平均通行量は金曜が0.2%減の3万2968人。日曜は3万8720人で、前年より2613人増えた。

 日曜の通行量が多かった地点は表と地図の通り。仙台駅・東西自由通路は2年連続のトップだった。エスパル前デッキは金曜は1位で、昨年の同7位から大幅に順位を上げた。中央通地区では藤崎前、三滝不動尊・三原堂前の日曜の伸び率は3〜4%台だった。

 2006年の調査結果を100とした場合、主要17地点の金曜の平均通行量は95.4、日曜日は93.7となった。

 仙台商議所は「トータルではここ数年の漸減傾向に変わりはない。ただ基本的に人出は安定しており、郊外大型店の影響はそれほどない」と分析している。

 調査は毎年金曜日と日曜日に実施。今年は18地点で午前9時から午後8時までの歩行者を数えた。28日は曇り、30日は曇り時々晴れだった。

775荷主研究者:2010/07/06(火) 23:04:59

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100624t12014.htm
2010年06月24日木曜日 河北新報
物流拠点、宮城に続々 自動車関連の需要にらむ

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名古屋港から仙台港に自動車部品などを運び込むコンテナ船。完成車製造工場の進出で物流需要の活性化が期待される=仙台市宮城野区の仙台港

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 トヨタ自動車の完成車製造子会社セントラル自動車(相模原市)の新本社工場が、来年1月に宮城県大衡村で稼働するのを控え、物流拠点の新設が同県内で相次いでいる。今年に入り2社が倉庫や営業所を開設し、来春までに別の2社の拠点も完成する。総合物流大手センコー(大阪市)もセントラル新本社工場周辺への立地を検討するなど、需要を取り組む動きはさらに活発化しそうだ。

 センコーが検討するのは、セントラルが移転する仙台北部中核工業団地付近への拠点整備。トヨタグループとの取引実績を生かし、事業拡大につなげられるかどうかを見極めている。

 同社は「(宮城は)とても魅力的なマーケットだ。今後半年ほどで拠点を設けるかどうか結論を出す」と説明する。

 県内では1月、機械工具商社のトラスコ中山(大阪市)が仙台市内の物流拠点を拡充。機械工具商社の植松商会(仙台市)は4月、自動車関連企業が集まる宮城県大和町に営業所を新設した。

 センコン物流(名取市)も9月、大和町の敷地1万3000平方メートルに物流センターを完成させる。倉庫増設余地も2000平方メートルあり、川名司一専務は「自動車部品の保管需要に応じて増設したい」と意気込む。

 仙台港臨海地区も注目地区で、日通グループの塩釜港運送(塩釜市)が来年3月、約20億円を投じて敷地2万3000平方メートルに倉庫と屋外荷さばき場を完成させる。三陸運輸(同)も倉庫用地2万平方メートルを取得済みだ。

 拠点開設の呼び水になっているのがセントラルの移転と、それに伴う自動車関連企業の進出。このほか、半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)が大和町に建設する新工場が来年4月稼働と決まり、仙台北部道路と東北自動車道が直結したことも追い風になった。

 加えてセントラルの移転は数千人規模の従業員が移る一大事業。周辺人口も増え、卸、小売りなど多様な需要の拡大も期待でき、ほかにも複数の物流会社が工場周辺で進出用地を物色している。

 ただ、セントラルの移転では系列物流会社も宮城に進出する。「品質保持やコスト要求が厳しく、地元企業が参入できる余地は多くない」と関係者は指摘する。

 国内の物流需要が縮小傾向にある中、注目が集まる宮城県。塩釜港運送の佐川重章常務は参入の難しさは承知の上で、「将来的な自動車部品の輸出ニーズなど伸びしろは大きい。需要増を見込んでしっかり準備したい」と話す。

776荷主研究者:2010/07/19(月) 21:18:18

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100629t13021.htm
2010年06月29日火曜日 河北新報
仙台市の敬老乗車証見直し 交通事業者、行方を注視

高齢者を中心に約160人が参加した敬老乗車証見直しをめぐる市民説明会。説明会は計7回開かれ、800人を超す市民が出席した=26日、宮城野区役所

 仙台市が制度見直しを進める、70歳以上の高齢者を対象とした敬老乗車証事業の行方を、市や民間の交通事業者が注視している。見直しで負担感が増す高齢者の乗り控えが広がれば、減収や減便につながりかねないからだ。バス事業関係者は「福祉と交通インフラのバランスをどう保つか。市と市民の間でより良い着地点を見いだしてほしい」と話している。(報道部・上村千春)

<サービス低下懸念>
 「敬老乗車証を使う高齢者が乗車率を上げている。負担増で利用者が減れば、路線廃止につながるのではないか」
 太白区役所で20日あった敬老乗車証制度見直しの市民説明会で、出席した年配女性はサービスの低下を懸念した。
 乗車証は市地下鉄と、仙台市内を走る市バス、宮城交通バスで利用できる。市バスの場合、2008年度の全利用者に占める乗車証利用者の割合は12.8%(運賃ベース)に上った。宮城交通も1割程度を占める。

<収入が大きな柱に>
 現行制度は、交通事業者が毎月、乗車証分の利用額を市に申請。市は利用額のうち、バスは57%、地下鉄は61.75%に当たる額を事業者に支払う。支払額は08年度、市交通局が約15億円、宮城交通は約5億円だった。両事業者にとって乗車証に絡む収入は経営上、大きな割合を占める。
 宮城交通の金森隆浩営業推進部長は「市の見直し素案にある『応益制』や利用上限の考え方では、乗り控えが予想される。乗客が減れば減便などの合理化を検討しなければいけない」と不安を口にした。
 一方、市交通局の保科学交通事業管理者は「高齢者の大半は現在、年間10万円の範囲内で乗っており、負担増が経営に影響するほど利用減を招くとは思っていない」と語る。
 02年度、市はそれまで無料だった乗車証に一部自己負担を導入した。その際、乗車証の交付率は前年の77%から72%に減った。

<柔軟な制度設計を>
 公共交通問題に詳しい宮城大事業構想学部の徳永幸之教授(交通計画)は「経営を考えると、現行の自己負担は安過ぎるが、素案通りになれば(負担を感じる)高齢者が外出を控える可能性が出てくる」と指摘。
 その上で「定額1万円の自己負担で10万円分まで使えるようにし、超過分を2割負担の応益制とする二段構えがいいのでは」と、より柔軟な制度設計を提案した。

[仙台市敬老乗車証制度]原則年間5000円の自己負担で利用上限のない第1種と、無料で1万円まで利用できる第2種の選択制。市の見直し素案では、利用に応じて1割負担する応益制と年間10万円の利用上限を設けることとした。第2種は廃止する。市は7月2日まで素案への意見を公募。2011年秋の実施を目指し、条例改正案を市議会9月定例会に提出する見通し。

777荷主研究者:2010/07/19(月) 21:28:47

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100701t12010.htm
2010年07月01日木曜日 河北新報
仙台進出の法テラスコールセンター 市に立地表明書提出

奥山市長(左)に立地表明書を提出する寺井理事長=仙台市役所

 2011年4月に仙台市内でコールセンターを開設する日本司法支援センター(法テラス、東京)の寺井一弘理事長は30日、仙台市役所を訪れ、奥山恵美子市長に立地表明書を提出した。

 寺井理事長らは、奥山市長に進出概要を説明。「仙台は人口規模が100万人で大学も多く、人材を安定的に確保できる。オペレーターとしての能力も高い」と立地理由を語った。奥山市長は「厳しい経済状況の中、コールセンターの進出はうれしい」と述べた。

 コールセンターは青葉区中央1丁目の東京建物仙台ビル内に開設。本部で行っているオペレーター業務を仙台に移管し、非常勤の職員約120人を地元採用。7月6、15日、仙台公共職業安定所で求人説明会を開く。12月1日から一部業務を開始する予定。法律トラブルの相談などを電話や電子メールで受け付ける。

778荷主研究者:2010/07/19(月) 21:29:20

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100701t12014.htm
2010年07月01日木曜日 河北新報
セントラル自稼働まで半年 拠点化へ準備加速

 宮城県大衡村に移転するセントラル自動車の新本社工場は、稼働までおよそ半年に迫った。周辺では関連企業の集積やインフラ整備も進み、自動車生産の「北の拠点」づくりに向け、準備が加速している。

 「多少の遅れはあったが調整の範囲内」とセントラル幹部。工場内への生産設備の設置作業は7月中に終わる予定で、生産ラインの立ち上げ準備に約160人の従業員が携わる。

 これから9月にかけて設備の作動確認などのため計100人以上が新工場に異動する。本格的な異動は12月以降で、相模原市の現工場から生産を全面的に移す予定の5月に備える。

 幹部は「東北の自動車産業にとって、これからの半年は飛躍のための試金石。品質、生産性ともナンバーワンの工場を目指し、全力を挙げる」としている。

 セントラル隣接地に宮城工場を建設中の内装部品製造のトヨタ紡織東北(北上市)は、来年1月から本年末に稼働を前倒ししたことに伴い、9月上旬の建屋完成直後から設備を搬入。栗原市に東北工場を進出させたホイール製造の太平洋工業(岐阜県大垣市)も量産準備を急ぐ。

 インフラ整備は、宮城県がセントラルの工場近くに東北自動車道大衡インターチェンジ(仮称)を年度内に完成させる予定。仙台港ではモータープールなどに加え、高砂コンテナターミナルを21ヘクタールから27ヘクタールに拡張する県の事業も、12年度の使用開始を目指し進行中だ。

 宮城県は「インフラに加えて住環境整備などにも力を注ぎ、移転する従業員のフォローをしっかり行う」(河端章好経済商工観光部長)と言う。

779荷主研究者:2010/07/19(月) 21:30:00

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100701t12015.htm
2010年07月01日木曜日 河北新報
仙台港モータープール 11月に使用開始 積み出し態勢整う

仙台港で進むモータープールの拡張工事

 宮城県は、仙台港(仙台市宮城野区)雷神埠頭(ふとう)近くで拡張工事を進めていた完成車の一時保管場所「モータープール」について、11月1日に使用を始める方針を決めた。県はトヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(相模原市)新本社工場の大衡村移転を受け、拡張に着手していた。

 完成車の輸送能力を高めるため国が改修していた雷神埠頭についても、大型輸送船の接岸が11月から可能になることが分かった。来年1月のセントラル稼働を控え、東北の完成車生産を下支えする物流インフラが一段と整う。

 モータープールは雷神埠頭近くの「みなと公園」を転用するなどし、計3カ所で拡張。完成後の総面積は現在の10.4ヘクタールから16ヘクタールに増え、一度に保管できる台数は完成車換算で1.8倍の約7000台になる。

 先行して工事が終わる一部の用地は10月に使用を始める。総投資額は7億円。

 雷神埠頭は今年秋、埠頭前の海底を水深7.5メートルから9メートルに掘り下げる工事の半分が終わる予定。現行のほぼ2倍となる1万5000トン級の貨物船や自動車輸送船が接岸できるようになる。

 今年秋の段階で大型輸送船は1隻しか接岸できないが、国は2012年度までに残りの工事を終え、2隻が同時に接岸できるようにする方針。

 仙台港からは現在、トヨタグループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)で生産された完成車の大半が名古屋向けに積み出されており、セントラルも同港を活用する見通し。

 宮城県土木部は「一連のインフラ整備で、東北の自動車生産の拡大にしっかり対応できるようになる」としている。

780荷主研究者:2010/07/19(月) 21:30:32

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100701t12040.htm
2010年07月01日木曜日 河北新報
朝日新聞の印刷受託で基本合意 河北新報社

 河北新報社と朝日新聞社は1日、東北地方に配達する朝日新聞本紙のうち5万―8万部を河北新報印刷センター(仙台市泉区)で印刷することに基本合意した。印刷開始は2011年11月を予定している。

 朝日新聞社は現在、岩手、宮城、山形、福島県内向けの約24万部を仙台日刊印刷社(仙台市宮城野区)の工場で印刷している。印刷設備の見直しに伴い、一部の印刷を河北新報社に委託することにした。部数は夏季、冬季で異なる。

 河北新報印刷センターは03年12月に本格稼働。40ページ24カ面カラー印刷が可能な高速タワー型オフセット輪転機4セットで、河北新報朝夕刊などを印刷している。

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100702t13014.htm
2010年07月02日金曜日 河北新報
朝日新聞を受託印刷 来年11月開始予定 河北新報社

 河北新報社と朝日新聞社は1日、東北地方に配達する朝日新聞本紙のうち5万〜8万部を河北新報印刷センター(仙台市泉区)で印刷することに基本合意した。印刷開始は2011年11月を予定している。

 朝日新聞社は現在、岩手、宮城、山形、福島各県内向けの約24万部を仙台日刊印刷社(宮城野区)の工場で印刷している。印刷設備の見直しに伴い、夏季5万部、冬季8万部程度を河北新報社に委託することにした。両社は今後、輸送や販売面での協力の在り方も協議する。河北新報社が全国紙の印刷を受託するのは初めて。

 基本合意書の調印式は東京都中央区の朝日新聞本社で行われ、河北新報社の一力雅彦社長と朝日新聞社の秋山耿太郎社長が合意書に調印した。

 調印後の記者会見で一力社長は「新聞の印刷発行体制を中長期的に支える上でお互いにプラスになる。今後も報道では健全な競争を続けながら、ともに経営基盤や新聞発行体制の安定強化を図っていきたい」と述べた。

 朝日新聞社の宮田善光取締役は「印刷設備の効率化でコスト削減を図るほか、輸送面での協力も検討したい。詳細は今後、具体的に協議を進める」と語った。

 河北新報印刷センターは2003年12月に本格稼働。40ページ24カ面カラー印刷が可能な高速タワー型オフセット輪転機4セットで、河北新報朝夕刊などを印刷している。

781荷主研究者:2010/07/19(月) 21:34:01

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/07/01 建設新聞
仙台北部圏域に変化の胎動
住宅開発や病院用地など様々な商機 セントラル・エレクトロン立地が追い風

 セントラル自動車の新工場建設工事が近く完了し、生産開始が今秋に予定されているほか、東京エレクトロン宮城の今月下旬の工場着工、来年4月の稼働開始予定などが要因・遠因となって、黒川郡大和町を中心とした仙台市北部圏域にさまざまな変化の胎動が起き始めている。
 住宅用地の新規開発計画で施工者の選定段階に入っているものや、病院施設の移転検討への働きかけが活発化しているものなど、手詰まり感が払拭しきれない社会・経済環境の中にあっては、同地域ではさまざまな事業が比較的実施継続されているように見受けられる。

◎富谷町明石台東開発は施工者特定へ
 仙台市営地下鉄・南北線の北の最終駅・泉中央駅から国道4号仙台バイパス方面を越えて北東約3㌔㍍の距離に位置する黒川郡富谷町の明石台東地区では、今回、市街化区域への編入(線引き見直し)が決まり、「富谷町明石台東地区共同開発企業体」が事業主体となる開発行為によって、新たな住宅地が形成される。既存の明石台団地の東側一帯の「関兵牧場」を中心とした39万2000㎡に、総戸数776戸、想定人口2328人規模での開発を想定、コンサルタント業務は日技が担当している。
 市街化区域編入を前提に昨年末ごろから概算レベルでの施工者選定に着手、地権者側からの指定3社前後、完成宅地後にこれを購入する意思表示をしていると見られる大手住宅メーカー側の指定3社前後の合計6社前後からの見積もり提出を受け、事業収支成立への確証を得る動きを見せていた。今後は、この業者を中心とした中から正式な施工者特定段階へと移行していく見通しだ。

◎仙台徳洲会病院に用地の働きかけ活発化
 泉中央駅の西部地区となる仙台市泉区七北田地区では、1986年2月に開業した仙台徳洲会病院の現在地周辺地を中心とした新規用地確保への働きかけが不動産・建設関連業者の間で活発化しているようだ。基本的には現在の病院機能を移転させ、現在地を介護老人保健施設等福祉施設用地とする方向性を固めさせようとする目的と見られ、こちらも現病院の周辺で今回市街化区域に編入されることになった用地などを候補地の一つとしているようだが、ここにきて現病院北側に近接する市街化調整区域の用地なども新規確保候補用地として再浮上してきているもようだ。この場所はかつて仙台市が七北田第2小学校(その後、市名坂小学校として開校)の用地確保に向けて地権者交渉を行った際に数名の地権者の了解が得られず、同地への移転を断念した経緯があると見られるエリアの一部に相当する。
 現時点で、仮に病院側が同地区での用地確保を望んだ際に、地権者総意が得られるのか、さらには集約型都市機能の形成を目指す仙台市は病院・学校等の公共公益施設といえども市街化区域への立地を推進する姿勢を明確化させており、現病院の隣(近)接地での開発が可能か否かは行政当局の判断に委ねられることになりそうだ。

2010/07/01付1面に掲載

782荷主研究者:2010/07/19(月) 21:34:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100702t12008.htm
2010年07月02日金曜日 河北新報
ホテル戦争 仙台夏の陣 新規開業や改装相次ぐ

ウェスティンホテル仙台が公開した客室。高層階からの眺めの良さなどをPRする

 夏の観光ハイシーズンを控え、仙台市中心部でホテルの新規開業や改装が相次ぐ。JR仙台駅東口に近いホリデイ・イン仙台が1日、「ANAホリデイ・イン仙台」としてリニューアルオープンしたほか、来月には高級外資系の「ウェスティンホテル仙台」が営業を始める。中国人向け観光ビザ発給要件の緩和も背景に、外国人も含めた宿泊客の激しい争奪戦が繰り広げられそうだ。

 仙台駅東口付近では1日、ホリデイ・インとともに「ホテルレオパレス仙台東口」が新たに開業。6日には仙台駅前の「ホテルメトロポリタン仙台」がリニューアルオープンする。来月1日はウェスティンに加え「ダイワロイネットホテル仙台」も仙台駅東口に開業予定だ。

 ホリデイ・インは1日にセレモニーをホテル内で開催。運営会社IHG・ANAホテルズグループジャパンの大屋了三最高執行責任者(COO)が記者会見し「ブランド力とネットワークを生かし、顧客獲得に努める」と意欲を示した。

 この日は青葉区一番町の超高層複合ビル「仙台トラストタワー」に入るウェスティンも客室の一部、34階の部屋を報道機関など関係者向けに初めて公開。眺めの良さなどを懸命にアピールした。

 国内の「ウェスティン」ブランドを統括する日本スターウッドホテルのロタ・R・ペール日本韓国グアム統括社長は「仙台への進出はチャレンジではなく、エキサイティングな行動。仙台に革新を起こしたい」と生き残りに自信を見せる。

 既存施設も巻き込んだ「ホテル戦争」で、当面の集客の狙い目は仙台七夕まつり(8月6〜8日)。1日からビザ発給要件が緩和された中国人観光客への対応も焦点になり、IHG・ANAの大屋氏は「(中国からの宿泊客は)非常に重要なターゲットになる」と強調する。

783荷主研究者:2010/07/19(月) 21:35:07

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100702t12007.htm
2010年07月02日金曜日 河北新報
ミクシィ 仙台事業所10月開設 100人地元採用を計画

 会員制交流サイト運営最大手のミクシィ(東京)が、仙台市青葉区のオフィスビルに仙台事業所を開設することが正式に決まり、市は1日、同社への立地助成金の交付を発表した。開設は10月1日。

 業務内容は同社のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「ミクシィ」などに対する規約違反の書き込みの監視。セキュリティー上の理由から、事業所の住所は公表しない。業務は別会社に委託する。

 仙台事業所は、受託会社が約100人を地元採用する計画で、5月から募集を行っている。

 仙台市は3年間の固定資産税相当額の交付、新規雇用数に応じた助成を行う。市産業振興課は「ミクシィの進出は今後の同業種の誘致に弾みがつく」と期待する。

 ミクシィは仙台進出を人件費やオフィス賃料の安さ、市の助成金制度などから決めた。地方進出は2009年の大阪営業所に次いで2番目。

 同社は04年、「ミクシィ」の運営を開始。ユーザー数は約2000万人(10年4月)で国内最大規模。

784荷主研究者:2010/07/19(月) 21:43:08

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100703t72035.htm
2010年07月03日土曜日 河北新報
アイシン東北、工場増設 設備投資13億円で12月着工

 トヨタ自動車グループの大手部品メーカー、アイシン精機(愛知県刈谷市)の子会社アイシン東北(岩手県金ケ崎町)が、ドアフレームなど車体系部品工場の増設を敷地内で計画していることが2日、明らかになった。設備投資額は約13億円で、新たに10人程度の雇用も計画。早ければ12月に着工し、来年6月の完成、稼働を目指す。

 増設するのは延べ床面積約4200平方メートルの鉄骨平屋。1万1200平方メートルの既存工場の北側に別棟を建てる。ドアフレームなど車体系部品の増産を目的に、製造ライン2本を備える。

 ドアフレームは、同じトヨタグループの関東自動車工業岩手工場(金ケ崎町)や、来年1月に宮城県で新本社工場が稼働するセントラル自動車に納品する。増産により本年度の売上高約63億円を、来年度は80億円台に乗せたい考え。

 東北で見込まれる小型ハイブリッド車の生産を見据え、車体関係部品の新規受注も探っている。

 奈倉伸芳社長は「セントラル進出に伴い工場増設に踏み切る。今後、コンパクトカーの生産拠点となる東北で一翼を担いたい」と話している。

785荷主研究者:2010/07/24(土) 13:52:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100704t12013.htm
2010年07月04日日曜日 河北新報
豊田鉄工が登米に新工場 11年末操業開始

 トヨタ自動車のグループ会社で、自動車部品製造大手の豊田鉄工(愛知県豊田市)が宮城県登米市に新たな工場を建設することが3日、分かった。宮城県大衡村に移転するトヨタ自動車の完成車製造子会社セントラル自動車(相模原市)の新本社工場が2011年1月に稼働するほか、関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)の増産を見据えた動きで、11年末の操業開始を目指す。

 豊田鉄工は車体のプレス部品、ドアの内張り、ブレーキペダルなどを製造する。部品製造大手の1次サプライヤーが進出することで、宮城への自動車産業集積が一段と加速する可能性がある。

 関係者によると、同社はセントラル自動車と関東自動車工業の両工場への納品を計画しており、物流の近接性を考慮して両工場のほぼ中間に当たる登米市を建設地に選んだとみられる。

 新工場は登米市迫町の長沼工業団地(面積10ヘクタール)内に建てる。現在は土取り場となっているが、市が造成し、年内にも工場建設に着手する見通し。

 新工場は、車体のプレス部品が主力になるとみられるが、手掛ける部品の種類や生産量は明らかになっていない。工場の敷地面積は約7000平方メートルで、100人程度の新たな雇用が見込まれるという。

 豊田鉄工は1946年の創立で、資本金は22億2300万円。10年3月期の連結売上高は2025億円。愛知県や米国、中国など国内外14カ所に工場があり、愛知県以外の国内工場は福岡県に続き2番目となる。

 同社は近く、宮城県、登米市と立地協定を結ぶ予定。

786荷主研究者:2010/07/24(土) 13:53:25

http://www.logistics.jp/headlines/20100701-006.html
2010年07月01日 物流ニッポン
仙台TT 50周年、真価問われる、物流ニーズ高度・多様化

 【宮城】仙台トラックターミナル(斎藤充社長、仙台市宮城野区)が創立50周年を迎えた。自動車ターミナル法に基づき、全国第1号の公共ターミナルとして供用を開始し、物流の効率化に大きな役割を果たしてきた。6月22日には仙台市のホテルで盛大に祝賀会が開かれた。

 同社は1960年、宮城県トラック協会の事業として、旧仙台陸運局(現東北運輸局)の指導を受け、宮城県、仙台市と運送事業者、金融機関、関連企業などが出資して設立。国有地4万2,032平方メートルを払い下げで取得した。翌年、自動車ターミナル法の認可を受け、ターミナル建設に着工。62年11月、日本最初の公共ターミナルとして完成し、供用を開始した。

787荷主研究者:2010/07/24(土) 13:56:10

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100707t11021.htm
2010年07月07日水曜日 河北新報
独研究機関と仙台市が協力延長 企業と連携産業振興強化

 仙台市は6日、欧州最大の先端技術の研究開発機関「フラウンホーファー研究機構」(ドイツ・ミュンヘン)と2005年7月に結んだ協力協定を3年間延長すると発表した。同機構日本代表部の代表が13日に来仙し、奥山恵美子市長と新たな協定書に調印する。

 MEMS(微小電気機械システム)など応用技術分野に関する連携を目指した現協定を発展させ、新たに10年度から3年間の行動計画を策定。機構と仙台の企業をつなぐコーディネーター配置や機構の最新研究情報の定期的な提供など、産業振興に向けた具体的な取り組みを明記する。

 コーディネーターは機構にも所属する東北大の研究者が務め、機構の関係者と一緒に仙台圏の企業を訪問。情報産業や製造業の分野を中心に、共同研究や技術提携の可能性を探る。

 仙台市産学連携推進課は「関係強化により地元企業による高付加価値製品の開発を促し、将来の産業創出や雇用拡大につなげたい」としている。

 市と機構は05年の協定締結後、東北大とも連携してMEMS関連企業の研究者が参加するシンポジウムを毎年開催。06年には泉区に仙台MEMSショールームを開設した。

 フラウンホーファー研究機構は1949年に開設された応用研究機関。1万7000人以上の研究者が所属し、研究分野は情報処理や材料、生産技術など多岐にわたる。

788荷主研究者:2010/07/24(土) 13:56:52
>>785
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100707t12023.htm
2010年07月07日水曜日 河北新報
豊田鉄工進出で協定 登米に新工場 12年1月量産開始

工場立地協定を締結後、握手する(左から)村井知事、三宅社長、布施市長

 トヨタ自動車グループで部品製造大手の豊田鉄工(愛知県豊田市)は6日、宮城県登米市に計画する新工場の建設に向けて同市と宮城県との間で立地協定を締結した。10月にも着工予定で、来年10月以降に試作に入り、2012年1月の量産開始を目指す。

 新工場ではプレス加工の車体部品などを製造。トヨタの完成車製造子会社で、来年1月に宮城県大衡村で新本社工場を稼働させるセントラル自動車(相模原市)と、関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)に供給する。

 宮城県庁であった締結式には豊田鉄工の三宅英臣社長、村井嘉浩知事、布施孝尚市長が出席した。調印後の記者会見で三宅社長は「2、3年後には東北で小型車45万台の生産が見込まれる。現地生産の強みを生かして成長していきたい」と強調。村井知事は「宮城県だけでなく隣県の産業にも好影響を与えるだろう」と歓迎した。

 計画では新工場は、登米市迫町の長沼工業団地(約10ヘクタール)に建設する。敷地5万平方メートル、延べ床面積7500平方メートル。来年10月までに大型プレス機などの設備の搬入を終え、試作などに備える。投資額は土地の取得費も含めて14億円の見通し。

 12年1月に予定する本格稼働では車体のフレーム部品から製造に着手。フル稼働時の年間売り上げは40億円を見込む。

 今月中にも生産を担う子会社「トヨテツ宮城(仮称)」を設立する。操業時の従業員は70人で一部を地元採用する。地元企業との取引も検討しているという。

 豊田鉄工が地元の愛知県以外に生産拠点を開設するのは福岡県に次いで2件目。宮城県内へのトヨタグループ企業の立地は、大衡村で新工場を建設中のトヨタ紡織東北(北上市)などに続いて6件目となる。

789荷主研究者:2010/07/24(土) 14:01:10

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100708t11019.htm
2010年07月08日木曜日 河北新報
仙台市、宮城野区に育児支援施設 12年度開館

 仙台市は、2012年度開館予定の宮城野区文化センター(宮城野区五輪)へ、育児支援施設「市子育てふれあいプラザ(のびすく)」の機能を盛り込む方針を決めた。のびすくは市内に3館あるが、宮城野区には未設置だった。区内では子育て世帯が増えており、支援施設を要望する声が出ていた。

 センター内に開設する市中央児童館(仮称)の設計を見直し、整備予定の子育て支援室や創作活動室などを活用。乳幼児の親子が利用できる約60平方メートルのひろばと、約30平方メートルの一時保育室を設ける。授乳・おむつ替えスペースも新たにつくる。

 子供未来局によると、宮城野区内の0〜5歳児は1万1217人(10年5月現在)。全人口に占める割合は6.1%で、5区で最も高い。新田東や新田、岩切の各地区が特に増えている。

 子供未来局は「文化センターの構想段階から長い時間が経過し、市民のニーズが変化した。ゆとりのある設計だった児童館を活用し、子育て中の親を支援したい」と方針変更の理由を説明する。

 市内にあるのびすくは現在、仙台(青葉区、04年1月開館)、泉中央(泉区、09年4月)、長町南(太白区、09年10月)の3カ所。仙台と泉中央のひろばは09年度、それぞれ5万人前後が利用し、長町南も開館から約5カ月で約3万9000人が利用した。

790荷主研究者:2010/07/24(土) 14:02:09

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100708t12021.htm
2010年07月08日木曜日 河北新報
コンチネンタル航空 仙台―グアム線、週4便に

 コンチネンタル航空が定期運航する仙台―グアム線について、現在の週2便から4便への増便を決めたことが7日、分かった。期間は10月1日から来年3月31日までの半年で、需要に応じて延長を検討する。マット・ミラーアジア・太平洋地区支社長らが同日、宮城県庁を訪れ、村井嘉浩知事に伝えた。仙台―グアム線は今年4月に週2便へ減らしたばかりだった。

 同社によると、4月以降にグアムのほか、グアム経由でパラオ、フィジー、オーストラリア・ケアンズなどに向かう旅行需要が好調。2009年度に約42%だった搭乗率は倍近くで想定を上回って推移した。修学旅行、企業の団体客の今後の予約が前年度比で3〜4割増となっていることもあり、4便への復活を決めた。

 来年4月以降については現段階では未定。グアムでの挙式が人気となっている結婚式目的の需要動向などを見定めて判断するという。高橋亨日本支社長は「できるだけ週4便を継続し、さらに増便する方向で努力したい」と話している。

 村井知事は方針を聞いた席上、「(継続や増便に向け)修学旅行などでグアムが適していることを県としてもPRしていきたい」と述べた。

 仙台―グアム線は1990年7月、週2便で就航。96年12月には11便に増えたが、その後は減便が続き、03年10月以降は週4便に減った。同社によると就航以来の利用者数は延べ約60万人で、09年度は約1万3000人だった。

791荷主研究者:2010/07/24(土) 14:03:52

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/07/08 建設新聞
造成面積は約12・3㌶、来年度にも着工へ
国際開発コンサルで土地利用検討 企業誘致へ仙台空港中坪・荷揚場地区を造成

 宮城県は、仙台空港の南西に位置する中坪・荷揚場地区について、企業誘致に向けた造成工事に着手するため、国際開発コンサルタンツに土地利用計画の検討業務を委託した。

 中坪・荷揚場地区は全体面積が17万9、000平方㍍で、住所は岩沼市下野郷地内。東北縦貫自動車道の仙台南ICから30分に位置するほか、2014年に完成予定の常磐自動車道と直結する仙台東部道路の仙台空港ICからは2分と、輸送交通の利便性が高い場所。

 仙台空港の滑走路拡張用地を買収する際に、同地区を緑地公園とする計画を進めていたが、事業の見通しが立たないまま放置していた。このため、07年には有効な活用方法として企業誘致に的を絞り、09年度から誘致活動を展開。同時期に緑地公園の整備にも着手し、来年3月の完成を目指している。

 今回の土地利用計画の策定について、県の担当者は「企業などの立地の動きがあるため、進出が決まった際は早期の利用が求められる」と水面下で企業進出の感触を得ていることを明かす。このため、業務委託の期間も8月末までとなっており、企業の誘致動向によっては、土地利用検討後に造成に係る設計作業を委託する見込みだ。

 造成の対象面積は緑地などを除く部分で、A区の約10万9、000平方㍍およびB区の約1万4、000平方㍍の合計約12万3、000平方㍍。今後の開発には市街化調整区域からの用途変更が必要なたため、都市計画審議会に付議するなどの準備作業を進め、来年度には造成工に着手したい考えだ。

2010/07/08付宮城版に掲載

792荷主研究者:2010/07/24(土) 14:06:23

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100709t11031.htm
2010年07月09日金曜日 河北新報
重点港湾の石巻港選定に危機感、物流拠点を強調

石巻港で防波堤の整備状況を視察する亀山市長(左から3人目)

 国直轄で整備する全国103の重要港湾から40港を選んで予算を集中配分する「重点港湾」の選定が8月に迫る中、石巻港を抱える宮城県石巻市が危機感を募らせている。特定重要港湾の仙台塩釜港に近いことや取扱貨物量の問題などから、選定されない可能性があるからだ。市は工業港としての側面を強調するなどし、国へのアピールを強めている。

 「どうにか先生の力で重点港湾への指定を後押ししていただきたい」。2日に石巻市内であった参院選与党候補の個人演説会で、亀山紘石巻市長はこうアピールした。石巻市議会6月定例会では、重点港湾選定を求める決議案を可決した。

 重点港湾の選定から漏れた場合、同港が計画してきた耐震岸壁の整備など、新規事業が実現する可能性は極めて小さくなる。継続事業についても、今後の安定的な予算配分が難しくなるという。

 石巻港の2007年度の取扱貨物量は全国の重要港湾103港中45位(492万トン)。約20キロ西には国際貿易の拠点に位置付けられる仙台塩釜港の整備が進んでおり、立地面でのハードルの高さを指摘する声もある。

 市河川港湾対策室は、国や自治体が管理する公共岸壁の取扱貨物量では13位と上位であることを強調。「県内の自動車産業が活況な中、積み出し港としての役割も果たすことができる」と説明する。

 6日には、亀山市長が同港を視察し、国交省の担当者から整備の進ちょく状況を聞き取った。亀山市長は「人も大事だが、コンクリートも大事。石巻の経済のみならず、東北の物流拠点として重要な港をしっかり整備できるよう、あきらめずに要望したい」と述べ、参院選後に巻き返しを図る考えだ。

<石巻港>整備の進ちょく状況を象徴する南防波堤は約7割が完成。しかし、近年は公共事業費の削減に伴い、整備費が2008年度25億円、09年度15億円、10年度9億円と減少傾向にある。09年度の取扱貨物量は、全体の約5割が日本製紙石巻工場が使うチップや石炭など。飼肥料が伸びており、麦が約8万9000トン(前年度比244%)、雑穀が約7万4000トン(同137%)となっている。

793荷主研究者:2010/07/24(土) 14:13:24

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100710t12003.htm
2010年07月10日土曜日 河北新報
空き室率微増20.49% 仙台6月4月以降ほぼ横ばい

 ビル仲介の三鬼商事仙台支店のまとめによると、仙台市内オフィスビルの6月末時点の平均空き室率は20.49%となり、前月末を0.13ポイント上回った。仙台支店は「4月以降、ほぼ横ばいで推移しており、今後は緩やかに低下していく」とみている。

 ほぼ横ばいとなったのは、新規入居が小規模な営業所開設などにとどまったため。今後、半年以内はビル完成など新規供給はない見込み。コールセンター需要などは小規模ながら増えるとみられ「全般的に動きは活発化しそう」(三鬼商事仙台支店)という。

 五つに分けた地区別では県庁・市役所周辺(15.85%)が前月比で1.1ポイント上昇し、最大の悪化幅となった。一番町、駅東はそれぞれ0.09ポイント、0.14ポイントの悪化。逆に駅前地区、泉など周辺オフィス地区は0.16〜0.19ポイント改善した。

 3.3平方メートル当たりの平均賃料は9205円。前年同月比で0.75%(75円)、前月比で0.34%(32円)下がった。

 調査は新築5棟を含む延べ床面積990平方メートル以上の賃貸オフィスビル362棟を対象に行った。

 仙台市を除く東北の主要9都市の6月末の平均空き室率は、八戸、盛岡、秋田、郡山が3月の前回調査に比べて悪化した。盛岡は1.68ポイント悪化の10.79%となり、東北の主要都市すべてが2けた台となった。

794荷主研究者:2010/07/24(土) 14:52:47

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100713t12006.htm
2010年07月13日火曜日 河北新報
自動車内装部品製造の豊和繊維工業 宮城・大衡に進出へ

 自動車内装部品製造の豊和繊維工業(愛知県春日井市)は、宮城県大衡村に進出する方針を決めた。トヨタ自動車グループの完成車製造子会社、セントラル自動車(相模原市)が移転させる本社工場内で組み付け作業を行う。

 扱うのは車両天井の内装部品。神奈川県厚木市の工場で製造した部品を搬入し、セントラルが生産する車両に組み付ける。来年1月のセントラル本社工場の稼働に合わせて作業を始める。

 関連会社に作業を委託するか自社の従業員で直接行うのかなどは調整中。営業部は「部品を製造する生産拠点を宮城に開設する考えはない」としている。

 同社は2003年、トヨタグループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)が工場内に設けた賃貸式の部品工場棟に入居。消音用の内張部品などを製造し、納入している。

 豊和繊維工業の10年3月期の売上高は約420億円。従業員は10年3月末で874人。

 大衡村のセントラル本社工場では、トヨタグループでホイール製造の中央精機(愛知県安城市)の子会社と、配管部品製造のマルヤス工業(名古屋市)の2社も部品組み付けを行うことが決まっている。

795荷主研究者:2010/07/24(土) 14:59:15

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/07/16 建設新聞
NTT東日本 仙台市内の不動産活用
新青葉通ビル完成後の展開に注目集まる 五橋の現支店施設や病院機能など数ヵ所対象

 仙台市の中心部、青葉区一番町2丁目の宮城支店青葉通ビル敷地内に「新青葉通ビル」(仮称)の建設計画を進めているNTT東日本(東京都新宿区西新宿3丁目9の12)が同ビルを完成させ、集約化を図った後の市内の自社用地活用の方向性が早くも注目されている。

 新青葉通ビルは、地上14階前後、延べ約3万平方㍍規模で、来年3月ごろの着工が見込まれているが、このビルには、現在、地下鉄・五橋駅の近くにある若林区五橋3丁目のNTT東日本五橋第一、第二ビルに入る宮城支店の機能の多くが移転することが有力視されている。このため、JR仙台駅西口から徒歩圏にある五橋地区の利便性を活かした土地利用計画が検討される可能性が高い。このことについて、NTT関連企業の社員からは、「NTTグループ内では、現在、若林区大和町にあるNTT東日本東北病院の機能の一部移転、あるいは病院機能と連携する形での土地利用計画が具体化することが希望的観測を持って伝わっている」という話も聞こえてくる。それは具体的には「例えば健康保険組合の健全運営にも寄与する健康管理・診断施設の設置」(同)のようなものでもあるという。

 NTT東日本東北病院は1979年12月に日本電信電話公社東北逓信病院として(移転)開院、現在は病床数199床を持った地域密着の中核病院として、敷地面積1万8、362平方㍍、5/地下1階地上5階建、延べ1万9、973平方㍍規模で運営されている。移築開院後、約30年が経過し、その間一部増築などが図られているが、既存施設の老朽化とともに、中長期的には病院機能の見直しを含めた将来展望がNTT内部で見定められているらしいとの話も出ていた。

 これらの土地利用計画等の方向性が周辺の観測通りとなるのか否かは予断を許さないが、NTTグループでは、このほかにも市内中心部の東二番丁通沿いで南町通との交差点からほど近い青葉区中央4丁目にもビルを保有しており、これらの土地利用計画が将来的に再検討されることもありそうだ。

 NTT東日本は自社不動産の最大有効活用を主眼にNTT東日本プロパティーズを立ち上げており、これを機にこれまで売却処分方式の採用が多かった自社社宅・寮などの跡地利用を自社有効活用をも含めた上で検討する事例が今後増加してくると予想されている。

 仙台市内でも青葉区台原の現在、駐車場として暫定利用している用地への有料老人ホーム等福祉施設の誘致や、地下鉄・富沢駅近くでは、かつて売却が有力視され現在土地区画整理利に伴う既存施設解体中の太白区大野田の五反田社宅跡地に関する福祉施設等誘致の可能性検討など、市内5〜6ヵ所程度での不動産有効活用が併行して進められているもようだ。

2010/07/16付1面に掲載

796荷主研究者:2010/07/24(土) 15:00:34

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100717t13023.htm
2010年07月17日土曜日 河北新報
東北大に分散博物館 コンピューター進化の資料を展示

過去のスーパーコンピューターなどが並ぶ展示室

 国内のコンピューター技術発展に貢献した製品や資料を収集、展示する施設として、情報処理学会が選ぶ「分散コンピュータ博物館」に東北大サイバーサイエンスセンター(仙台市青葉区)の展示室が認定され、16日に披露式があった。博物館の認定は現在、東北大を含め全国4カ所で、東北では初めて。

 展示室は約150平方メートル。東北大で使われていたスーパーコンピューター(スパコン)や前世代の大型汎用計算機、50年ほど前から本格的に開発が始まった計算機の製品パンフレットなど約100点が並ぶ。

 式典には大学やスパコン製造会社の関係者ら約40人が出席。長年研究に携わった元東北大大型計算機センター長の野口正一名誉教授は「50年間の研究の成果がここに集約された。中学生、高校生ら若い人の科学教育の場になってくれれば」とあいさつした。

 展示室はセンターの利用時間内に一般の人も見学できる。連絡先はセンター庶務係022(795)3407。

798荷主研究者:2010/08/01(日) 21:31:29

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/07/17 建設新聞
仙台市・一番町二丁目四番地区再開発準組
再開発ビルの上層部を分譲住宅に方針変更 21Fまでに126戸 デベ数社に聞き取り

 仙台市の中心部、青葉通と東一番丁アーケード街との交差部で市街地再開発事業の実施を目指している一番町二丁目四番地区市街地再開発準備組合(山下晴也理事長)と特定業務代行優先交渉権者に位置づけられている戸田建設は、6月29日に開催した準備組合総会で再開発ビルの上層部を住宅(分譲マンション)とする方針変更を固め、都市計画の変更手続き作業に着手した。その後、この住宅保留床の取得可能性のヒアリングを進めるため、マンションデベロッパー数社に対し、再開発事業に対する参加意向の確認作業を開始、16日までにヒアリングの回答受け付けを行った。

 関係筋に配布された資料によると、再開発ビルの4階から最上階の21階部分までの専用床面積8280㎡部分に分譲マンションを配置、総戸数は126戸を想定している。今回、回答を求めていたヒアリングの内容は住宅部分の仕様、販売想定価格、販売時期、保留床取得希望価格などで、この内容をふまえて今後、対象デベロッパーの特定を行い、今年9月に都市計画決定の変更を図り、10月に再開発組合の設立、来年3月の権利変換の認可を得て、8月の工事着工、2013年6月の竣工を目指している(いずれも予定)。

 対象用地は、仙台市青葉区一番町2丁目4の19地内で、地下2階部分で、2015年度開業予定の地下鉄・一番町駅(仮称)と接続、地下1階部分は地下鉄出入り口や機械室等、1から2階に物販・飲食、3階部分に生活支援施設等のテナント入居を想定、最上階(21階)までの総延べ床面積は1万3320㎡を想定している。事業コンサルタントは山下設計、同パートナーは都市デザインが担当。

2010/07/17付1面に掲載

799荷主研究者:2010/08/01(日) 21:40:26

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100721t12013.htm
2010年07月21日水曜日 河北新報
東京エレク経済効果1559億円 宮城新工場来春操業当初

 七十七銀行は20日、半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)が23日に着工し、来年4月の操業を目指す宮城県大和町の新工場について、宮城県内への経済波及効果の試算をまとめた。見込まれる操業開始当初の経済波及効果は1559億円と算出。このうち国内総生産(GDP)に算入される粗付加価値額は653億円で、県内総生産を0.8%引き上げる効果があるという。

 東京エレクトロンは新工場での生産を順次拡大し、稼働から5年後に年間生産額3000億円を目指す。予定通りに増産した場合、経済波及効果は年間3898億円に上る見通し。粗付加価値額は1634億円となり、県内総生産を2.0%引き上げると見込む。

 操業開始当初の年間生産額について、試算は1500億円と想定。新工場に集約される東京エレクトロンAT宮城事業所(宮城県松島町)の年間生産額500億円(推計)を差し引いた生産増加額を基に、2005年の県産業連関表を使って計算した。

 当初の波及効果の内訳は、生産増加額分が直接効果として1000億円。部品調達などによる関連産業の生産増加額を示す1次効果は328億円で、従業員らの所得増加に伴う個人消費がもたらす2次効果は231億円だった。

 産業部門別では、半導体製造装置を中心に関連部品製造を含む製造業が1080億円でトップ。ほかは企業の研究開発など「教育・研究」が108億円、不動産が67億円、リース業やビルメンテナンス業関連の「対事業所サービス」が62億円、金融・保険が46億円など。幅広い業種で経済波及効果が期待される。

 七十七銀行が昨年試算したトヨタ自動車グループのセントラル自動車(相模原市)とプライムアースEVエナジー(静岡県湖西市)の宮城進出に伴う県内への経済波及効果は、操業開始当初で3088億円だった。

 東京エレクトロンの新工場分と単純に合算すると、経済波及効果は操業当初段階で年間4647億円に達し、県内総生産を2.2%引き上げる計算となる。

 同行調査課は「新興国の成長が続く中、半導体製造装置は今後も市場規模の拡大が期待できる。東京エレクトロンの進出は県経済全体を底上げするだけになく、自動車産業の集積と合わせ、県内製造業の足腰を強めることになる」と指摘する。

800荷主研究者:2010/08/01(日) 21:43:57

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100722t11032.htm
2010年07月22日木曜日 河北新報
県中央児童館跡の公園、無償譲渡へ 仙台市に12年移管

 宮城県は21日、2012年3月に廃止する仙台市太白区向山の中央児童館跡地のうち、公園・緑地部分を仙台市に無償譲渡する方向で、最終調整に入った。今月中に市と基本合意書を取り交わし、12年4月の移管を目指す。譲渡しない跡地は13年度以降に売却する。

 県によると、児童館廃止後の跡地6万7000平方メートルのうち、滑り台やブランコなどの児童遊園、プール、野外炊飯場がある南側の4万7000平方メートルを譲渡する。

 老朽化したプールは撤去し、遊具は修理や安全対策を講じる。費用は県が全額負担。市は譲渡区域の一部を保存緑地に指定しており、跡地は緑地公園として活用する。

 現在閉鎖している児童館本館や遊技館のある北側の約2万平方メートルは、12年度に施設の解体・撤去に着手する。花壇や池、木製遊具なども取り壊し、さら地にした上で民間企業などに売却する。

 解体・撤去には6200万円がかかる。遊具の修理なども含めると、県負担は総額1億円以上になる見通し。

 中央児童館の機能は12年4月、県が名取市下増田に開設する教育・福祉複合施設が継承する。一部NPOは活動場所を求め、児童館廃止後の施設利用を要請していたが、市との移管交渉で施設存続は困難と判断した。

 県子育て支援課は「周辺は住宅地でもあり、公園機能の維持を最優先に跡地利用を検討した。イベント開催も現行通りできるよう、市と協議していきたい」と語った。

 市百年の杜推進課は「長く市民が公園として親しんできた経過がある。現在の状態を維持できるように、譲渡を受け入れたい」と話している。

801荷主研究者:2010/08/01(日) 21:47:36

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100723t12035.htm
2010年07月23日金曜日 河北新報
東エレク新工場起工式 「世界に勝てる技術発信」 宮城・大和

工事の安全を願いくわ入れする東京エレクトロンの竹中社長(右)と東京エレクトロン宮城の北山社長=23日午前11時20分ごろ、宮城県大和町の大和リサーチパーク

 半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)は23日、宮城県大和町の大和リサーチパークで新工場の起工式を行った。稼働は2011年4月の予定。

 式には、東京エレクトロンの東哲郎会長、竹中博司社長に加え、新工場の運営を担う子会社、東京エレクトロン宮城の北山博文社長や村井嘉浩宮城県知事らが出席し、くわ入れなどの神事を行って工事の安全を祈った。

 新工場は29ヘクタールの敷地に、事務棟も含め計3棟を建設する。総床面積は約7万平方メートルで、エッチング装置の開発製造を行う。総投資額は約250億円。

 年間売上高は当初1500億円の計画で、5年後に3000億円を目指して生産を拡大する。従業員は11年中に1000人体制にする。

 新工場は子会社の東京エレクトロンAT山梨事業所(山梨県)と、宮城事業所(宮城県松島町)の機能を集約。東北大と開発した次世代半導体技術を活用する装置も生産する。

 東京エレクトロンは当初、昨年4月の着工、今年4月の稼働を計画したが、半導体市場の悪化を理由にいったん延期し、今年1月に再開方針を決めていた。

 東京エレクトロンの竹中社長は起工式後の記者会見で「新工場から世界に勝てる技術や装置を発信する」と意気込みを語った。

802荷主研究者:2010/08/01(日) 21:48:04

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100724t12018.htm
2010年07月24日土曜日 河北新報
東京エレク新工場着工 新興国需要拡大に対応 宮城・大和町

工事が始まった東京エレクトロンの新工場建設地=23日、宮城県大和町

 半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)が23日、宮城県大和町での新工場建設に着手した。半導体市場は新興国を中心に拡大し、新工場は近い将来の増産も見込む。半導体関連産業は付加価値が高く、すそ野も広い。新たに誕生する開発生産拠点は、東北の地域産業全体のけん引役としても期待される。

 「半導体市場はうなぎ上り。需要に追い付くため来年度いっぱいは忙しい状況が続く。(集約する計画の)宮城事業所もフル稼働のまま、新工場を稼働させることになるだろう」

 東京エレクトロンの竹中博司社長は起工式後の記者会見で、半導体市場の動向と工場の運営方針を説明した。同席した東哲郎会長も「パソコンや携帯電話、電気自動車など搭載される製品が増え、需要のある地域も広がっている」と解説した。

 世界半導体市場統計の予測によると、2010年の世界の半導体市場規模(出荷額)は約26兆3990億円。中国など新興国の需要を背景に、前年比28.6%の大幅増となる見込みだ。

 半導体製造装置関連の製品出荷額は東北でも伸びている。07年の工業統計では2992億円と1995年の6倍に達し、全国の3.5倍を大きく上回る。東京エレクトロン東北(奥州市)などの生産拡大や地元企業との取引拡大が理由で、11年4月に新工場が稼働すれば、さらに飛躍的にアップする。

 七十七銀行の試算では、新工場の経済波及効果は操業当初の段階で年間1559億円。宮城の県内総生産を0.8%引き上げることになる。

 新工場周辺では既に取引企業進出の動きもある。数井寛東北経済産業局長は「新工場の操業でさらに関連産業の集積と取引拡大が期待され、産業構造の強化につながる」と指摘。東京エレクトロンと東北大との共同研究などに触れ、「産学連携による成功事例としても注目される」と語る。

 地元企業も関連産業への参入の可能性が広がる。ただ、世界一を目指す東京エレクトロン側の要求水準は高い。新工場を運営する子会社、東京エレクトロン宮城の北山博文社長は「ほかと同じことをしていては駄目。強みを持ち寄り、世界一になる意気込みを持てば一緒にやれるチャンスはある」と強調する。

803荷主研究者:2010/08/01(日) 21:48:38

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100724t12021.htm
2010年07月24日土曜日 河北新報
東京エレク、地元企業と連携を 波及効果 期待膨らむ 

記者会見後に笑顔を見せる(左から)北山博文東京エレクトロン宮城社長、東哲郎東京エレクトロン会長、竹中博司社長、村井知事、浅野町長=仙台市泉区の仙台ロイヤルパークホテル

 半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)の新工場建設が23日、宮城県大和町で始まった。集積が進む自動車産業に続く、仙台圏北部での高度電子産業の一大拠点整備に、関係者は期待を一段と膨らませた。

 「『富県』の実現に大きく貢献してもらえる。理工系学生の就職先としても期待できる」。宮城県の村井嘉浩知事は起工式後の記者会見で、力を込めた。

 大和町の浅野元・町長も「世界レベルの技術が地元から発信されることを誇りに思う。若者に夢と希望を与えてくれる」と喜びを表した。

 新工場を建設する大和リサーチパークでの起工式には、県内の自治体や経済関係者が出席した。

 新工場の操業開始当初の経済波及効果を1559億円と算出した七十七銀行の鎌田宏会長は「地元企業が東京エレクトロンとの関係をどう築くのかがポイント。地元企業の取り組みを積極的に支援したい」と語った。

 リサーチパークでは、東京エレクトロンに部品などを供給する2社が既に着工。隣接の大郷町にも、関連する機械部品の表面加工処理大手が進出するなど、高度電子産業の集積エリアが着実に形成されつつある。

 仙台市の奥山恵美子市長は「半導体市場が上り調子の時に、タイミングよく着工した。多くの技術者が移り住むことにつながり、地域全体の力になる」と話した。

 東京エレクトロンに、地元企業との連携を期待する声も大きい。みやぎ高度電子機械産業振興協議会の仲田武彦会長は「県内には高い技術力を持った企業が多い。地元企業との取引拡大を進めてほしい」と要望する。

 東北経済連合会の庄司雄一常務理事は「トップランナー企業が、世界と戦う拠点として東北の『知』と『人』を求めて進出した。東北には東北大などの優れたシーズ(種)もあり、産学連携のさらなる進展が見込める」と東北全体の振興に期待を寄せた。

804荷主研究者:2010/08/01(日) 21:51:04

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100724t12016.htm
2010年07月24日土曜日 河北新報
キャセイパシフィック、仙台―香港線再開 12月から

 香港のキャセイパシフィック航空は23日、子会社の香港ドラゴン航空が2008年3月末から運休している仙台―香港線の定期便を再開することを明らかにした。12月1日から来年2月末までの期間限定で、週3便を運航する。12月4日の東北新幹線新青森駅開業で空の需要が拡大すると判断したとみられる。

 キャセイパシフィック航空は22日、宮城県に対して再開の方針を伝えた。同社は河北新報社の取材に対し「昨年に比べ観光需要が回復し、仙台発、香港発の双方で利用が見込める。東北のゲートウエイである仙台空港の機能を生かし、東北の需要を取り込む」と説明した。

 運航する曜日や出発時刻、使用する機材などの詳細は未定で、2月末以降の運航については「需要を見極めて判断する」という。

 定期便の再開は、宮城県や東北の産業界が要望していた。県内の空港関係者は「欧州やアジアの乗り継ぎにも利用できる。海外旅行の需要は一層高まる」と歓迎した。

 仙台―香港線の定期便は1993年12月に週2便で初就航し、96年4月には週6便を運航した。新型肺炎(SARS)などの影響で利用が低迷したのを受け、03年4月に運休。07年10月に半年間限定で再開したが、燃料費高騰などから通年運航には至らず、チャーター便だけを運航していた。

 香港線の再開で、仙台空港の国際線就航都市はソウル、グアム、北京、大連、上海、長春、台北と合わせ8都市となる。

805荷主研究者:2010/08/01(日) 21:51:41

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100724t12020.htm
2010年07月24日土曜日 河北新報
貸会議室大手のTKP、仙台本格進出 8月下旬

 全国で貸会議室を運営する業界最大手のティーケーピー(東京、TKP)は、仙台市での事業を8月下旬から本格化させる。市中心部に仙台支店を開設するほか、「TKP仙台カンファレンスセンター」を設置し、大小11室を貸し出す。東北では初の支店開設となる。

 支店とセンターは、青葉区花京院の複合ビル「ソララガーデン」の2〜4階を一括して借り上げて設ける。センターには定員126〜102人のホール5室、90〜72人のカンファレンスルーム4室、定員18〜12人のミーティングルーム2室を用意。総収容人数は942人で、8月23日に営業を始める。

 料金は1時間当たり3600〜2万1000円で、会議をはじめ、セミナーや研修会、懇親会など、さまざまな用途に対応する。

 同社は2007年3月、青葉区春日町に仙台勾当台公園会議室(45席)を開設。09年4月には宮城野区二十人町に仙台駅前会議室(72席)を設け、試験運営を続けてきた。稼働率が高いことから、さらなる需要が見込めると判断。事業の本格展開に踏み切った。既存の2カ所の営業も続ける。

 河野貴輝社長は「メーンターゲットはホテルで開かれるような100人規模以上の会議。いす、テーブルなどはホテル仕様で、弁当も手配できる。立地も良く、リーズナブルな会議開催が可能だ」とアピールする。

 連絡先は仙台カンファレンスセンター準備室022(306)7677。

806荷主研究者:2010/08/12(木) 18:33:15

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070022351/476
2006年07月09日日曜日 河北新報
カーブ10カ所、見通し改修へ 東北道白石―仙台南

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100726t13025.htm
2010年07月26日月曜日 河北新報
東北道白石―仙台南IC間 連続カーブ、見通し向上

 東日本高速道路東北支社は25日までに、カーブが連続する東北自動車道の白石―仙台南インターチェンジ(IC)間で4年間にわたり進めてきた改良工事を完了した。ドライバーの見通しを向上させることにより、事故の減少を図る。

 施工したのは上下線のカーブ計10カ所で、総延長8キロ。前の車を見渡せる距離を延ばすために、左カーブではカーブ内側に路肩を広げ、右カーブでは中央分離帯の防護柵を右側に寄せた。

 改良工事を施した10カ所のうち8カ所は、見通しが110メートルから135メートル以上に延び、追突の危険性が減少した。既に135メートル以上の見通しを確保していた残り2カ所は今回、路肩を拡幅し、大型車がはみ出すことなく緊急停車することが可能となった。

 工事は2006年に着手し毎年数カ所のペースで進めてきた。6月、下り線の仙台南IC付近(仙台市太白区、名取市)の1.1キロ区間を完了し、すべての工事を終えた。総工費は13億円。

 改良した場所での事故件数は年々減少している。工事を始めた06年は76件だったが、09年には32%減の52件となった。

807荷主研究者:2010/08/12(木) 18:34:19

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/07/26 建設新聞
仙台空港隣接地・ジャムコ
航空機器製造工場の建設 中央数社 設計・施工プロポで選定へ

 航空機部品メーカーのジャムコ(東京都三鷹市大沢6丁目11の25 寺田修社長)は、宮城県仙台空港隣接地に航空機器製造工場の建設を計画しており、この施工者を設計・施工プロポーザル方式で選定するため、中央数社を指名した。すでに基本計画などの諸条件が与えられ、今月末ごろに各社の提案内容を求めるもようだ。提案に関しては2ヵ所の施工場所を想定している。

 同社の業務内容は航空機器製造、航空機内装品、航空機整備の3部門で構成されるが、このうち航空機器製造ラインを置くのは、東京都三鷹市の本社工場のみとなっている。エアバス社製の大型旅客機の床部材等を生産しているが、今後の市場回復で需要増加が見込まれるため、この主要機能を宮城県内に移転するため今回の計画となった。

 施工場所に関しては現在、航空機整備カンパニー仙台整備工場となっている仙台空港隣接の岩沼市下野郷新拓の自社敷地内に3階建前後、延べ約1万2600㎡規模で建設した場合と、名取市愛島地区へ新たに用地確保し、平家建でほぼ同延べ面積規模の施設を建設した場合の2案について、提案を求めているものと見られており、今のところ着工は来年1月ごろ、完成は来年末ごろがそれぞれ有力視されている。

2010/07/26付1面に掲載

808荷主研究者:2010/08/12(木) 18:35:09

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100727t11017.htm
2010年07月27日火曜日 河北新報
総合特区、宮城県5件応募へ 45フィートコンテナ、保育支援

 規制緩和や財政支援で地域経済の浮揚を目指す政府の「総合特区制度」の提案募集に対し、宮城県は26日、「45フィート(約13.7メートル)国際海上コンテナ物流特区」をはじめ、「保育支援特区」「ビジネスジェット特区」など5テーマを応募する方針を固めた。30日に政府に提案する。

 「45フィートコンテナ特区」は、公道走行が認められていない大型海上コンテナの走行を認める構想。一般的な40フィートコンテナに比べ1.5メートル長く、積載容量は1.27倍で物流の効率化が図れる。

 県は、生産拠点から仙台港までコンテナが安全に通行できる国道や県道の選定や交差点の改良も想定。コンテナ購入の財政支援も盛り込む。

 「保育支援特区」は幼保一元化の促進を目指し、幼稚園を経営する学校法人が保育事業に参入できるようにする。県内の保育所の多くは満員状態だが幼稚園の入園率は7割弱で、新たな受け皿とする。認可外保育所の入所要件も緩和する。

 「ビジネスジェット特区」は、企業や個人の小型ジェット機の利用促進を図る。旅客以外の人が仙台空港に駐機中の機内に乗り込むことを認め、ジェット機利用者が空港を出ないで企業と商談できるようにする。海外からのジェット機利用者の出入国手続きの簡略化や着陸料の減免も盛り込む。

 ほかに提案する「データセンター立地推進特区」は、情報通信企業などが有する大規模な情報処理施設を専用コンテナに設ける構想。コンテナは特例で消防設備を設ける必要をなくす。建物内への設置と比べ大幅な経費削減につながるという。国内外の高度情報通信産業への売り込みを図る。

 「水産都市活性化特区」は国が重要港として指定する「特定第3種漁港」が気仙沼、石巻、塩釜の3市にあるため、水揚げ量確保に向けた財政支援や漁船の建造支援ファンドの創設を提案する。

 特区制度は民主党が参院選マニフェスト(政権公約)に盛り込んだ。政府は2011年度予算に特区を認めた自治体への財政支援を盛り込む。

 村井嘉浩知事は「どれも富県戦略に必要な事業。宮城をさらに元気にするきっかけにしたい」と話している。

809荷主研究者:2010/08/12(木) 18:46:02

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100728t15030.htm
2010年07月28日水曜日 河北新報
東北大大学院新拠点 エクステンション教育研究棟が完成

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完成した法科大学院などの教育研究棟

 東北大の法科大学院など3専門職大学院の新たな教育拠点となる「エクステンション教育研究棟」が仙台市青葉区の東北大片平キャンパスに完成し27日、完成記念式典が開かれた。

 大学関係者ら約100人が出席。井上明久総長は「人文社会系の重要な拠点であり、総合大学としての基盤が強化された。高度な専門職業人育成をさらに加速させたい」と述べた。

 エクステンション教育研究棟は鉄筋コンクリート6階で、延べ床面積は6845平方メートル。これまで片平、川内の両キャンパスに分散していた法科大学院と公共政策大学院の研究室や講義室が集約されたほか、会計大学院の一部も入った。本部別館を解体した跡地に新築され、総工事費は11億5000万円。

 市内中心部に立地する特性を生かして、1階には研究成果などを市民に紹介する広報ギャラリーや、市民が閲覧できる法律やジェンダー関連専門の図書室も新設。東北大は「片平キャンパスのシンボルとして、社会に開かれた研究棟にしたい」としている。

810荷主研究者:2010/08/12(木) 18:47:36

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100728t11014.htm
2010年07月28日水曜日 河北新報
仙台市の人口 2020年65歳以上4人に1人

 仙台市の65歳以上の高齢者人口が、2020年には4人に1人に達することが、市のまとめた将来推計人口で分かった。15〜64歳の生産年齢人口も減少し、少子高齢化が急速に進むとみられる。市は、策定中の次期総合計画で、少子高齢化問題を最重要課題に位置付け、対応策を探っていく。

 推計は、10年の人口予測を基に、出生率を過去10年の平均値、社会移動率を過去5年の平均率に固定して試算した。

 年齢区分別の人口の推移と見通しはグラフの通り。10年の高齢者人口の割合は18.8%だが、13年に20%を超え、20年には全人口(102万8967人)の25.4%に達する。生産年齢人口は2000年には72%を超えていたが、20年には62.8%まで落ち込む。14歳以下の年少人口は、13.2%(10年)から11.8%(20年)に減少する。

 また仙台市の人口は、12年の103万8425人をピークに、減少局面に入ると予測される。09年秋に発表した将来推計人口では、減少は11年以降と予測したが、1年遅れる見通しとなった。推計人口の起点を08年から10年のデータに改めたこと、10年4月の流出人口が前年同月よりも約1300人少なかったことなどが理由。

 市総合計画課の梅内淳課長は「仙台には大学などが多く、若い年代が流入する優位性がある。次期総合計画では少子高齢化対策に加え、若い世代の雇用の場を創出し、市の活力を失わない施策が必要だ」と話す。

 市は、将来推計人口のデータを13日の総合計画審議会の専門部会に提示した。委員からは「人口減少が見込まれる中、住居系の土地利用だけを進めるのは問題がある」「市全体だけでなく地域ごとの人口予測をすべきだ」などの意見が出た。

 市はことし10月の推計値を基に再度、将来推計人口を算出するが、今回の数値から大きな変化はない見通し。

 総合計画は20年度までの都市づくりの指針となる市の最上位計画。審議会は将来の少子高齢化を見据え、住宅団地対策、介護や子育て支援などに対応する計画案を11年1月までに答申する。

811荷主研究者:2010/08/12(木) 18:48:10

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100728t12010.htm
2010年07月28日水曜日 河北新報
東エレク、セントラル自 居住先の人気は仙台・泉区

 仙台商工会議所は27日、トヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(相模原市)、半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)の従業員を対象にした住環境に関するアンケート結果をまとめた。ともに2011年に宮城県内で新工場が稼働する予定で、住みたいエリアは両社の工場から近い仙台市泉区が最も人気を集めた。

 居住希望(複数回答)で泉区は68%に達し、2位の宮城県富谷町(21%)を大きく引き離した。ほかは泉区を除く仙台市(18%)、大和町(15%)、大衡村(6%)の順だった。

 エリアを選んだ理由(複数回答)では「交通の便利さ」が71%でトップ。「日常生活の利便性」も65%に上り、通勤や買い物などの利便性を考慮している様子がうかがえる。

 セントラルと東京エレクトロンで傾向が分かれたのが希望する住居の形態。セントラルでは44%が分譲一戸建てを選んだのに対し、東京エレクトロンでは51%が賃貸マンション・アパートと回答した。

 住居形態の選択には移転時の家族構成が反映されているとみられる。セントラルは家族同伴が50%、単身が28%。東京エレクトロンは平均年齢が若く、単身が37%、家族同伴が25%だった。

 仙台商議所は「自由回答では食や自然の魅力を指摘する声が多かった。不動産にとどまらず、波及効果が期待できそうだ」とみている。

 セントラルは11年1月、大衡村で新本社工場が稼働、東京エレクトロンは同年4月、大和町で新工場が操業開始予定。

 アンケートは商議所が両社の従業員向けに作る生活情報冊子に同封し、60人が回答した。

812荷主研究者:2010/08/12(木) 18:53:00

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100730t12037.htm
2010年07月30日金曜日 河北新報
モリヤが再生法申請 負債102億円、6店順次閉鎖

 食品スーパー経営のモリヤ(仙台市)は30日、民事再生法の適用を仙台地裁に申請し、保全命令を受けた。代理人によると、負債総額は約102億円。宮城県内で展開するスーパー19店舗のうち、6店舗を8月1日以降に順次、閉鎖する。残り13店舗は営業を継続する方針。

 東京商工リサーチ東北支社によると、モリヤは1977年設立のヤマモが前身で、同年11月に仙台市内にフレッシュフードモリヤ1号店を開店した。積極的な店舗展開を進め、ピーク時の2009年6月期には年売上高212億円を計上した。

 デフレ進行を背景に、仙台圏を中心としてスーパーの価格競争が激化。多店舗展開による投資負担が重荷となって資金繰りが悪化し、自力再建を断念した。

 代理人によると、閉鎖を予定している店舗は「フレッシュフードモリヤ」が福田町店(宮城野区福田町)、中山台店(青葉区芋沢)、仙台駅前店(青葉区中央)、一番町店(青葉区一番町)の4店舗。「スーパービッグ」がキャラウェイ店(泉区高森)とゆりが丘店(名取市ゆりが丘)の2店舗。

 閉鎖店舗のパート従業員約150人は順次解雇するという。

813荷主研究者:2010/08/12(木) 21:46:54

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100802t15036.htm
2010年08月02日月曜日 河北新報
鮮やかCGで仙台城 県護国神社が制作、5日から公開

仙台城本丸大広間の「上段の間」。壁面に描かれた鳳凰や天井画なども鮮やかに再現された

 仙台城本丸大広間落成400年を記念して宮城県護国神社が、現存していない本丸内を周遊した感覚も味わえる新しいCG(コンピューターグラフィックス)の映像を制作した。仙台市青葉区の仙台城跡にある青葉城資料展示館専用シアターで5日から一般公開する。

 護国神社は1993年に東京のコンピューター会社に依頼して仙台城のCGを制作。これをベースに、新たな歴史的な研究成果と最新の映像技術を加え、より精度の高いCGに仕上げた。東北大の佐藤巧名誉教授(建築史)が監修した。
 CGは約16分。仙台城や登城する道を上空から見下ろしたり、本丸大広間を歩いて回ったりする視点で編集した。映像の解像度は従来の約4倍で、障壁画などの細部が一層リアルに浮かび上がった。伊達政宗を護衛する武者が隠れて待機していたという「御張台(みちょうだい)の間」なども初めて映像化した。
 政宗や五郎八(いろは)姫らをかわいらしくデザインしたキャラクターが映像の進行役を務め、政宗の人間性がうかがえるエピソードなどを挿入。片倉小十郎ら家臣とのかかわりも分かりやすく解説している。
 5日には関係者を招き、完成披露式典が開かれる。青葉城資料展示館の田中於菟彦(おとひこ)館長は「現実に迫るようなCG映像で、仙台城を歩く疑似体験を楽しんでほしい」と話している。
 CGを見るには入館料(大人700円、中高校生500円、小学生300円)が必要。9月5日まで特別展が開かれ、本丸大広間「上段の間」を彩った「鳳凰図屏風(ほうおうずびょうぶ)」(宮城県松島町所蔵)が140年ぶりに里帰りして展示される。連絡先は青葉城資料展示館022(227)7077。

814荷主研究者:2010/08/12(木) 21:48:52
>>704 >>738 >>767
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100802t12015.htm
2010年08月02日月曜日 河北新報
仙台トラストシティ全面開業 見上げる高さ、客足上々

「トラストシティプラザ」には東北初進出の飲食店もあり、開店早々に行列ができた

 森トラスト(東京)が仙台市青葉区一番町1丁目で開発を進めてきた「仙台トラストシティ」が1日、全面開業した。高さ約180メートルと東北一を誇る複合ビル「仙台トラストタワー」(地上37階、地下2階)で、外資系高級ホテル「ウェスティンホテル仙台」と商業施設「トラストシティプラザ」が営業を始め、初日から大勢の利用客が訪れた。
 トラストタワー前で行われた式には、森トラストの伊達美和子専務やウェスティンホテル仙台のウィリアム・J・ピトン総支配人、奥山恵美子仙台市長らが出席。スタッフ約30人とともに長さ約60メートルのテープカットを行い、にぎわいや憩い、職や住を提供する街の新たな拠点の誕生を祝った。
 トラストタワーの1〜3階と25〜37階を占めるホテル(客室数292)は、二つのレストランが昼も夜も満席となる上々の滑り出し。物販、飲食店など22のテナントが入るシティプラザ(1〜5階)の開店前には、約700人が行列を作った。
 シティプラザを訪れた仙台市若林区の主婦森谷友子さん(42)は「大きな会議の受け入れなど都市の機能が高まり、仙台の魅力アップにつながってほしい」と話した。
 トラストタワーは6〜24階がオフィス。隣接する29階の高層マンション「ザ・レジデンス一番町」は分譲中の高層階の入居が今月下旬に始まる。

815荷主研究者:2010/08/12(木) 21:50:50

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/08/01 建設新聞
あすと長町土地区画整理事業
どうなる、どうする「あすと長町」 市立病院移転地周辺で土地活用の動き
販売用地の借地化の可能性も模索か

 仙台市立病院の移転工事の来年度中での着工が予定されている仙台市南部の太白区「あすと長町土地区画整理事業」の整備工事が進み、その全容が姿を現し始めている。

 総延べ約4万6000㎡、概算工事費は179億円とも試算されている新市立病院の2014年度内での開院目標の方針が明らかにされたことで、土地区画整理内北側の病院予定地周辺地では水面下で、さまざまな土地利用計画が具体化に向けて検討されている。

 病院移転予定地南西側隣接地は、数年前にこの地域から仙台港地区に工場移転した産業向けゴム製造業の地元T社所有地の仮換地分で、ここではこの所有企業もしくはこの系列企業が建物を建てて、大手ファイナンス会社がマスターリースを設定し、北海道の大手調剤薬局が自社の営業事務所拠点、調剤薬局店舗、医療福祉スペース、研修施設機能などを備えた施設をテナントとして入れる方向で施設概要の調整が進められている。施設規模は当初、延べ約6600㎡を想定していたと見られるが、現在はやや縮小方向にあるもようだ。

 この用地のさらに周辺一帯地区で都市再生機構(UR)が販売物件として扱っている広大地2〜3ブロックでは、昨年あたりからスポーツ用品販売大手のゼビオスポーツの店舗施設の出店が検討されているほか、これに併設してプロバスケットボールbjリーグの仙台89ERSの専用アリーナ、全天候型テニスコート、飲食施設などで構成する集客施設の具体化も検討されている。中央ゼネコンがデベロッパーとなり、用地を購入するプランニングも検討されたが収支計画の成立見通しが立ちにくいため、当面、用地を借地することができるか否かについてURや区画整理の事業主体の仙台市と協議を進めているものと見られている。

 なお、本日発売開始の東北ジャーナル(TJ)8月号では、このほかにも、区画整理エリア内でのここ数年内での動きを振り返り 「TJ飛耳長目」 のコーナーでまとめた。TJ8月号では、このほか特集として「2010年度 東北6県の下水道事業計画」、今年度の都市景観大賞を受賞した山形県金山町(金山地区)の鈴木洋町長のインタビュー記事などを掲載している。TJ8月号の内容の一部は本社ホームページの「立ち読みコーナー」(下記にリンク)でも閲覧できる。
2010/08/02付1面に掲載

816荷主研究者:2010/08/12(木) 21:51:54

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100803t12019.htm
2010年08月03日火曜日 河北新報
仙台−川崎町間をツアーバス運行 岩沼の旅行会社

 旅行会社のジャパントラベル東北(岩沼市)は17日から、川崎町―仙台市間で1日4往復のツアーバスを運行する。料金は片道500円で、3日から予約を受け付ける。東北運輸局は「ツアーバスは長距離路線では一般的となってきたが、地方生活路線では聞いたことがない」と話している。

 ツアーバスは路線バスと異なり、事前に客を募集した上で、停留場を設置せずに運行する。届け出たダイヤ通りに定時定路線を義務づけられる路線バスに比べ、経費面での利点が大きいとされる。
 川崎―仙台間のツアーバスは、ジャパン社が乗客を募集し、貸し切りバス事業者のタケヤ交通(川崎町)に運行を委託する。最速50分で川崎町と仙台市中心地を結ぶ。川崎町からは午前6時〜午後8時、仙台市からは午前9時〜午後10時に各4便が出発する。
 乗車には事前予約が必要で、予約の際に伝えた場所で乗車し、希望の場所で下車する方式を取る。乗降の場所は、川崎町中心地や場外舟券売り場「ボートピア川崎」、JR仙台駅、仙台市役所などを想定している。
 タケヤ交通がボートピア―仙台駅間で運行する無料送迎バスを一部活用することで、ツアーバスが可能になった。ジャパン社は「空席のまま回送運転する送迎バスをうまく活用したかった」と説明する。
 現在、川崎―仙台間では宮城交通が仙台行き、川崎行き合わせて1日9本の路線バスを走らせている。町観光協会は「ワンコインで仙台まで移動する手段ができ、通学、通勤、観光の利便性が向上する」と歓迎している。
 予約はジャパン社の専用ダイヤル0224(84)5910。

817荷主研究者:2010/08/12(木) 21:53:13
>>509
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100803t13018.htm
2010年08月03日火曜日 河北新報
東北道三本木スマートIC 利用50万台突破

 宮城県大崎市三本木の東北自動車道三本木スマートインターチェンジ(IC)の利用車両が、運用開始から約10カ月半で50万台を突破した。三本木スマートICの南約18キロにある富谷ジャンクションと仙台北部道路利府しらかし台IC間が3月末に開通し、二つの高速道がつながった効果などもあって、当初予想(今年11月)より大幅に早まった。
 三本木スマートICは昨年9月18日に利用が始まり、7月30日に50万台を超えた。今年2月までの1日平均の利用は約1300〜1400台で推移したが、仙台北部道路と接続した3月以降は右肩上がりで、4月は1819台、7月には最高の1970台を記録した。
 三本木スマートIC地区協議会事務局の大崎市建設課は「仙台北部道路との接続に加え、三本木スマートICが国道4号に近いなど利便性が高い点も利用者増加につながった」と分析している。協議会は50万台達成を記念し、5日午前10時から、三本木スマートIC上下線のゲート付近で100台に記念品を配布する。

818荷主研究者:2010/08/12(木) 21:55:51

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100804t12020.htm
2010年08月04日水曜日 河北新報
第3ライン、来月中旬稼働 EVエナジー宮城工場

 トヨタ自動車グループで車載用電池製造のプライムアースEVエナジー(静岡県湖西市)は3日、宮城県大和町の宮城工場で、3本目となる生産ラインを9月中旬にも稼働させる方針を明らかにした。生産能力は年20万台分から30万台分に向上する。
 新ラインは従来の2本と同様にトヨタのハイブリッド車(HV)「プリウス」用のニッケル水素電池を量産する。稼働後は品質検査などを経て10月上旬、愛知県内のプリウスの生産拠点へ出荷する見通し。
 既にラインの組み上げ、据え付けなどの作業をほぼ終え、最終的な点検作業に入っている。
 新ライン稼働で、EVエナジーが宮城工場で計画した総額350億円に上る投資はすべて完了する。会社全体の生産能力は静岡県内の2工場と合わせて年110万台分になる。
 EVエナジー宮城工場は今年1月に操業を始め、4月には2本目のラインが稼働した。当初計画の生産能力は年20万台分だったが、HV需要が急速に高まり、ラインの増設を決めていた。

819荷主研究者:2010/08/12(木) 21:57:57

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100806t12012.htm
2010年08月06日金曜日 河北新報
仙台のオフィスビル 空き室率横ばい 新築は67.6%

 ビル仲介の三鬼商事仙台支店のまとめによると、仙台市のオフィスビル平均空き室率は7月末時点で20.49%となり、前月と同じだった。仙台支店は「完成1年以内の新築ビルの一部で成約や内定の動きはあったが、既存ビルからの借り換え移転もあり、改善にはつながらなかった」と分析している。

 空き室率の内訳は、既存ビルが18.30%と前月に比べて1.02ポイント悪化した。新築ビルは67.60%と6.76ポイント改善したが、依然として高い水準にあり、テナント誘致は厳しい状況が続いている。既存ビルで引き合いが出ているのも割安感のある物件で、十分な空き室解消には至っていない。

 市内の5地区別では駅前、一番町、県庁・市役所の3地区で悪化した。悪化幅が最も大きいのは一番町の0.20ポイントで、空き室率は20.15%。駅東は0.86ポイント改善したが、空き室率は27.23%と5地区の中で最も高いままだった。

 3.3平方メートル当たりの平均賃料は9203円。前年同月比で0.63%(59円)、前月比で0.02%(2円)下がった。

 調査はこの1年間に完成した新築4棟を含め、延べ床面積990平方メートル以上の賃貸オフィスビル362棟を対象とした。

820荷主研究者:2010/08/12(木) 23:23:44

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100807t12012.htm
2010年08月07日土曜日 河北新報
スマートフォン アプリ開発に熱 世界視野、学生や企業参入

 「iPhone(アイフォーン)」など高機能携帯電話(スマートフォン)の大ヒットを受け、仙台市でアプリケーション(アプリ)開発に乗り出す動きが活発化している。初期投資が少なく、アイデア次第で世界市場に参入できるため、ビジネスチャンスとして関心が高まっている。

 東北大大学院2年の今村理さん(24)は2009年12月、音楽サークルの後輩の東北大3年内田直樹さん(20)と開発した伴奏アプリ「アイコード・プレーヤー」を発売した。

 希望の拍子や和音を入力すると、規則的な音楽が流れ、楽器の練習に活用できる。半年で約1100回(1回450円)のダウンロードがあったという。

 今村さんは「海外の利用者から『ベースを練習中の息子が使っている』とのコメントが寄せられた」と手応えを語る。

 アプリ開発を本業と並ぶ新機軸の事業に位置付ける企業も増えてきた。

 ソフト開発会社「ピー・ソフトハウス」(宮城野区)は5月、DJ機能を持つアプリを発売した。音楽に合わせ、アイフォーンを振ったり、指でなぞったりしてDJ気分を楽しめる。約2カ月間で約5000回(1回115円)ダウンロードされ、週間のダウンロード数がアプリ紹介サイトの音楽部門で2位になったこともある。

 本業はゲーム制作だが、アプリ開発のチームをつくり、年度内にさらに5本の新作投入を狙う。制作担当者は「アプリを通じて、本業に関心を持ってもらった事例もある。世界の利用者が顧客で、有料アプリがヒットすれば利益は大きい」と説明する。

 IT(情報技術)市場の専門調査会社「MM総研」(東京)によると、スマートフォンの国内出荷台数は今年、前年比28%増の300万台に達する見込み。アプリ数も急増し、アイフォーンの場合、08年のサービス開始時の約800本が、10年6月には約22万本と劇的に増えた。

 MM総研は「アプリは、スマートフォンの市場拡大や、開発キットの無料開放で、個人レベルで世界市場を狙える。今後も爆発的にアプリ数は増えるだろう」と予測している。

821名無しさん:2010/08/15(日) 21:12:53
東北人にとって仙台なんて興味ない

822荷主研究者:2010/08/20(金) 00:13:59

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100810t15012.htm
2010年08月10日火曜日 河北新報
長町情報発信に新拠点 JR駅西口、公設民営で

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20100809011jd.jpg
地域情報の発信拠点となる長町駅前プラザ

 仙台市太白区のJR長町駅西口に、地域情報を発信する「長町駅前プラザ」が7日オープンし、開館式が行われた。市が建設し、地元のまちづくり団体が運営する公設民営型の施設で、約200人の出席者が地域の新たな拠点の誕生を祝った。

 プラザを管理運営するのは、町内会や商店街、PTAの関係者らでつくる「長町まちづくり市民協議会」。開館式で協議会の柿沼敏万代表世話人は「立地を生かし、利用される施設にしたい」とあいさつし、稲葉信義副市長は「長町は仙台の今後の発展を支える地域。地区の東西交流に役立ててほしい」と述べた。

 プラザは鉄骨平屋で延べ床面積160平方メートル。多目的ギャラリーなどを備える。総工費は6000万円。あすと長町土地区画整理事業で整備した長町駅西口広場の敷地内に建設された。

823荷主研究者:2010/08/20(金) 00:15:29

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100810t12005.htm
2010年08月10日火曜日 河北新報
最先端研究を社会へ還元 東北大公開講座に33社・57人

社会人が大学院レベルの高度な技術を学んだ講座

 東北大未来科学技術共同研究センター(NICHe)は5日までの4日間、社会人を対象に大学院レベルの知識を学んでもらう無料の集中公開講座を開いた。お茶の水女子大が始めた社会人教育プログラム「知の市場」に連携した講座で、東北では初の試み。NICHeは今後、参加企業との産学連携の可能性なども探る。

 講座は金属と油をナノレベルで結合させる「超臨界水熱合成技術」がテーマで、自動車や電気関連など全国の33社・団体から計57人が参加した。

 技術を開発した東北大の阿尻雅文教授をはじめ、熊本大や韓国の研究者らが、理論や、食品加工での応用など産業化事例を説明した。合成装置を使った実習にも取り組んだ。

 参加したソニー仙台テクノロジーセンター(宮城県多賀城市)の北田敬太郎さん(25)は「初めて知る技術だが、産業化に結び付けやすい印象を受けた。新しいものづくりにつなげたい」と話した。

 知の市場は2004年、お茶の水女子大の増田優教授が最先端研究の社会還元を目指して始めた。他大学にも広がり、10年度の講座は東北大を含め、全国32カ所で計108科目分に上る予定。講座後に社会人入学する受講生に対し、講座を単位として認定する大学もあるという。

 阿尻教授は来年度以降も講座を続ける方針。NICHeの渡辺英一産学官連携研究員は「生涯学習的な公開講座と違い、大学院レベルの研究知識を企業にしっかり伝える機会になる。大学と企業を結び付け、産業化を探る場として活用したい」と話している。

824荷主研究者:2010/08/20(金) 00:18:23

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100811t11016.htm
2010年08月11日水曜日 河北新報
石巻と仙台塩釜港統合 12年度実現で国と調整 宮城県

 国が来年度以降、集中整備する「重点港湾」に石巻港(宮城県石巻市)が選定漏れしたことを受け、宮城県は10日までに、同港と特定重要港湾「仙台塩釜港」の統合時期を2012年度に設定し、国と調整に入る方針を決めた。県は今後、国土交通省東北地方整備局に統合に向けたスケジュール案を提出し、具体的な統合作業に着手する。

 両港の統合について、国が「円滑な意見調整ができれば、一体整備の可能性はある」(国交省幹部)と前向きな姿勢を示していることを受けた措置。時期の明示によって統合を強く推進していく狙いもある。

 石巻港は重要港湾で、仙台塩釜港と統合するには港湾関係の政令などの見直しが必要。県は統合に必要な手続きや事務作業を精査し、来年夏ごろに国に港湾区域の変更を申請する方針。

 国との調整と並行し、県は来月、国交省や学識経験者、地元の経済関係者らでつくる「戦略ビジョン策定委員会」を設置。来年度前半をめどに、石巻港と仙台塩釜港の機能分担などの新ビジョンをまとめる。完成車の積み出し機能の一部分散も想定されるという。

 両港の統合実現に向けて村井嘉浩知事は5日、前原誠司国交相を訪ねて検討を要請し、前原氏は「前向きに検討したい」と述べている。

 石巻港が特定港湾に格上げされれば、国直轄の新規事業が着手できるほか、国の補助率がかさ上げされるため、効率的な整備が期待できる。

 県土木部は「石巻港の新規事業整備の担保を得るためにも国に検討に入ってもらい、すぐにでも作業に着手したい」と話している。

 重要港湾の統合は、08年12月に茨城県内の3港で実現している。

[特定重要港湾] 港湾法で「重要港湾のうち国際海上輸送網の拠点として特に重要」とされた港湾。施設建設の直轄事業で、国の負担率が引き上げられるなどの利点がある。塩釜港(仙台港区、塩釜港区)の昇格は全国22番目。昇格を機に法的名称の「塩釜港」も「仙台塩釜港」に改められた。

825荷主研究者:2010/08/20(金) 00:22:09

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100811t11025.htm
2010年08月11日水曜日 河北新報
路線バス10月試験運行 公共交通空白域の太白区青山

 仙台市は10日、公共交通機関の空白域になっている太白区青山地区で、10月に路線バス(愛称・青山くん)を試験的に走らせる計画を発表した。バス路線の新設を望む地域住民の要望に応えた。需要を調査しながら、来年度以降の本格運行を目指す。

 運行区間は、JR長町駅東口から東北工大八木山キャンパスまでの約7.3キロ。一部区間は宮城交通(仙台市)の路線バスが走っており、今回はこれを延長させる形になる。実験期間は10月1〜29日の平日(20日間)で、午前6時台から午後8時台の間に12〜14便を走らせる。

 運行ルートには「弥生青山」や「青山桜木」など4カ所のバス停を開設し、40人乗りの宮城交通の中型バスを導入する。運賃は150〜350円に設定。実験費用は、環境省の「低炭素地域づくり面的対策事業」(400万円)の委託費を活用する。

 青山地区は丘陵地帯に挟まれた谷間にあり、傾斜のある細い道路が張り巡らされている。マイカーを持たない高齢者も多く、10年ほど前からバス路線の新設を要望する声があり、地元13町内会が昨年9月、「新たな生活交通検討会」を組織。市や学生向けシャトルバスを運行する東北工大などとバス路線運行の可能性を探っていた。

 市公共交通推進課は「運行実験を行いながらバス路線の新設を検討するのは初めて。路線バスを求める声は多く寄せられており、同様の手法を他地区でも導入していきたい」と話している。

826荷主研究者:2010/08/20(金) 00:31:28
>>654
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100812t15029.htm
2010年08月12日木曜日 河北新報
松島水族館移転 協調融資予定銀行団が解散

 マリンピア松島水族館(宮城県松島町)を経営する仙台急行(仙台市)は11日、水族館の仙台移転計画に41億円の協調融資を予定していた銀行団が同日付で解散したことを明らかにした。

 移転計画は、仙台急行の資金調達難航を受け、10億円の出資を予定していた仙台市が3月に出資撤回を決め、事実上、白紙状態になっていた。

 仙台急行の西条直彦社長は「仙台移転は必要であり、総事業費圧縮や新たな出資者の募集などで新しい枠組みをつくり移転を進めたい」と話した。

 松島水族館は施設の老朽化のため、2012年3月に仙台市宮城野区に移転、開業する計画だった。総事業費83億円のうち、仙台急行や仙台市、民間企業などが42億円を出資、13の金融機関が41億円を協調融資する予定だった。

827荷主研究者:2010/08/22(日) 13:51:18
>>301 >>740
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100813t11021.htm
2010年08月13日金曜日 河北新報
新陸橋にX橋の面影 仙台市、要望に応じ転換

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20100813004jd.jpg
コンクリートに石垣の模様を施した新しい宮城野橋の擁壁=仙台市宮城野区名掛丁

 都市計画道路の整備に伴い、撤去されるJR仙台駅北側のX橋(正式名・宮城野橋、仙台市青葉、宮城野両区)の擁壁模様が、新設される陸橋に生かされる。仙台市が、「歴史的建造物の雰囲気を残してほしい」という地域住民の要望に応えた。片側3車線の新たな陸橋は、2016年度にも完成する。

 X橋は1920年代前半に、鉄道(現在のJR東北線)をまたいで造られた鉄橋で、両方のたもとが二またに分かれた独特の形状から、この呼び名が付いた。擁壁は西側が一部れんが造り、東側は石垣造りになっている。

 市は、新たに建設する橋(アプローチ部を含め全長約400メートル、幅員約34メートル)の擁壁が、X橋の面影を残す外観となるよう調整。コンクリートの西側壁面(約65メートル)にはれんが模様、東側壁面(約100メートル)には石垣模様を刻み、歴史的な雰囲気を演出する方針に転換した。東側は5月中旬に敷設工事が始まった。

 橋の擁壁は当初、打ちっ放しのコンクリートとする予定だった。地元町内会の名掛丁東名会(宮城野区)から09年3月、「X橋が仙台駅東口の歴史の象徴であることを踏まえた設計にしてほしい」との要望を受け、市は計画を再検討していた。

 橋の工事は、線路をまたぐ部分はJR東日本が行い、アプローチ部分は市が担当する。費用負担は市とJRとで協議中だが、総工費は40億円以上になると見込まれている。年明けにも本体工事に着手する。

 事業をめぐっては、東名会がX橋に使われた石材を地域の神社の参道に再利用する計画もある。同会副会長の菅原章さん(69)は「周辺の街並みが区画整理で一変したこともあり、X橋の面影がこのような形で残るのはうれしい」と語る。

 市南道路建設課は「地元住民のX橋にかける思いを尊重した。新たな橋も市民から愛されるようになればうれしい」と説明している。

828荷主研究者:2010/08/22(日) 14:07:16

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100815t11017.htm
2010年08月15日日曜日 河北新報
気仙沼 「大島架橋」グッと近づく、23・24日に県説明会

 宮城県は、2018年度の完成を目指す気仙沼市の大島架橋事業について、23、24の両日、同市の大島公民館などで事業説明会を開く。新たに橋の建築形式などが示される見通し。一方、架橋に伴う地域振興策などを考える住民らの検討組織も先日発足し、「架橋」が目に見える形で動きだした格好だ。

 県による事業説明会は、2年前にあった架橋ルートの説明以来。今回は、これまで複数検討した橋の形式案の中から、絞り込んだタイプの具体的イメージが示されるもようだ。

 事業費は100億円以上と見込まれることから、建設の前提として県行政評価委員会・大規模事業評価部会への諮問が本年度、予定されている。県はこの手続きを進めつつ、来年度の事業着手を見据えた建設計画のスケジュール作成も行っており、併せて説明する。

 説明会は、23日が大島公民館で午後7時から、24日は気仙沼市民会館で午前10時から開催する。

 一方、気仙沼市は架橋後の地域振興策や懸念される課題への対応を考える「気仙沼大島振興推進会議」を今月発足させた。市、県の関係者、住民ら12人が委員に委嘱された。任期は3年。

 前年度まで県主導で協議してきた同様の検討会の成果を踏まえ、地域振興、生活基盤整備、生活安全、産業振興の4専門部会ごとに議論を深める。交通や防犯、定住促進、医療、特産品開発といった多面的な課題解決に向け、実施計画案を取りまとめる予定だ。

 菅原茂市長は「橋が架かることをイメージできる段階に入り、より掘り下げた議論を期待したい」と話している。

829荷主研究者:2010/08/22(日) 14:41:57
>>816
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100815t13030.htm
2010年08月15日日曜日 河北新報
仙台―川崎町間、ツアーバス運行延期 運輸局が待った

 17日から予定されていた川崎町―仙台市間のツアーバスの運行が、当面延期されることになった。地方生活路線でのツアーバス運行は異例の試みだったが、東北運輸局宮城運輸支局が「路線バスとしての許可が必要」として事実上の待ったをかけた。明確な理由を示されないままに、延期を強いられる形となった事業者側は困惑の表情を見せている。

 ツアーバスを企画していたのは岩沼市の旅行会社ジャパントラベル東北(森庄一社長)。毎日午前6時〜午後10時ごろにかけて、川崎―仙台間を1日4往復走らせる計画だった。

 川崎町公報に掲載された計画を見た東北運輸局宮城運輸支局の職員は今月上旬、森社長らに「路線バス事業者の許可を申請してもらいたい。川崎―仙台間には既に運行する路線バスもある」と伝えた。これまで、同局がツアーバス企画会社に許可を取るよう求めたケースはない。

 同局が問題視するのは2点。ツアーが(1)複数の乗降場所を設けている(2)バスの運行ダイヤをあらかじめ町公報に周知している―ことから「路線バスの運行形態に類似している」と判断した。

 ただ、ツアーの違法性については「許可を取らずに運行した場合、違法かどうかは上局と協議して判断する」と答えるにとどまっている。

 宮城運輸支局の説明に、既にツアー参加者の募集も始めていたジャパン社側の怒りは収まらない。

 他社にも出発時刻を掲げて定期的なツアー企画を行う旅行会社もあることを指摘し、「道路運送法に基づいて、わが社のツアーのどこが違法なのか明示してほしい」と強調。今後、弁護士を交えて協議していく予定だ。

 観光アクセス向上などへの期待が大きかった川崎町も戸惑っている。佐藤昭光町長は「ツアーバスが当面延期となったのは非常に残念。合法的に実現してもらえるのを願っている」と語った。

[路線バスとツアーバス]路線バスの運行に際して、事業者は道路運送法に基づき(1)路線の起点と終点(2)路線距離(3)主たる経過地―などを記載した計画書を国に提出し、許可を得る必要がある。ツアーバスは旅行業法に基づき、旅行会社が貸し切りバスを使って企画募集する旅行商品のこと。計画書通りの定時定路線運行が義務づけられる路線バスに比べて、経費面での利点が大きいとされる。

830荷主研究者:2010/08/29(日) 12:04:26

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100819t11029.htm
2010年08月19日木曜日 河北新報
「重点港湾」選定漏れ 一体整備へ要望案 石巻・同盟会

 国が来年度以降、集中整備する「重点港湾」に石巻港が選定漏れしたことを受け、石巻港整備・利用促進期成同盟会は18日、石巻市役所で臨時総会を開いた。特定重要港湾の仙台塩釜港との一体整備を、行政、経済界が足並みをそろえて働き掛けていく方針を確認し、31日に国に提出する要望案を承認した。

 同市の港湾関係企業や地元選出議員ら約60人が出席。(1)石巻港と仙台塩釜港の一体化(2)南・西防波堤の早期整備(3)日和岸壁改良工事の継続―を国に要望していくことを決めた。総会では、議員から「石巻港よりも取扱貨物量が少ない港が選ばれるなど、選定理由は極めて不透明。なぜ選外となったのか、国に説明責任を果たさせる姿勢が必要」「仙台塩釜港との一体化ではなく、重点港湾に追加認定するよう求めるべきだ」などの意見も出された。

 同盟会の会長を務める亀山紘石巻市長は「選外だった約60港は、予算確保に向けて次の動きをスタートさせている。今は迅速に次のステップに踏み出すことこそ必要だ」と理解を求めた。

831荷主研究者:2010/08/29(日) 12:05:23

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100819t11030.htm
2010年08月19日木曜日 河北新報
石巻港、重点港湾根強い復活論 一体整備なお温度差

港湾一体整備の方針をめぐり、県幹部(左側)に説明を求める石巻地区議員会の県議=10日、県庁

 国が来年度以降、集中的に整備する「重点港湾」に石巻港が選定漏れしたことを受け、県は同港と特定重要港湾「仙台塩釜」との2012年度統合へ向けて準備作業に入った。「重点港湾復活の望みはない」として一体整備に急速にかじを切った県に対して、重点港湾入りを目指して国に陳情を重ねた地元関係者には割り切れない思いも残る。「国に対してあらためて復活を訴えるべきだ」との声も上がる。(報道部・吉田尚史)

■県のスタンス批判

 「選定からこぼれた理由を、国に対し徹底して追及していくべきだ」。10日正午、石巻・牡鹿、東松島両選挙区選出の県議6人は、県庁で橋本潔土木部長に詰め寄った。

 「東北における石巻港の役割を考え、国に復活させるのが本来の県のスタンスではないか」「仙台と石巻で予算の取り合いになるのでは」―。県が打ち出した「一体整備」に対し、県議たちは次々と不満をぶちまけた。

 地元にとって「落選」のショックは大きい。現状のままでは、石巻港は国直轄の新規事業予算が配分されず、継続事業の実施しかできなくなる。県港湾計画で描く大型船舶に対応できる岸壁整備なども実現は厳しくなる。

 ショックがさめやらぬうちに出てきたのが、仙台塩釜港との統合話だった。亀山紘石巻市長は「外れた以上、残された道は『一体整備』しかない」と今は理解を示すが、落選が決まった3日の段階では「敗者復活のような(実質の伴わない)一体整備では困る」と不安を漏らしていた。

 地元には「国との口約束に終わるのではないか」との不安もぬぐえない。前原誠司国土交通相は村井嘉浩知事に前向きな姿勢を示したが、「内閣改造で大臣が代わったら、うやむやになるのではないか」という懸念がある。

 一方の県。仙台塩釜港との一体整備に活路を見いだそうと躍起だ。

■潜在力の高さ訴え

 選定漏れの理由として国は、県に対し「比較的近い距離に特定重要港湾の仙台塩釜港が位置し、両港の適切な連携と役割分担で対応してほしい」という趣旨の説明を伝えた。県は、地元関係者が望みをつなぐ「復活」が厳しいと受け止める。

 橋本土木部長は「国から重点港湾復活はないと言われている。指をくわえて待っていても石巻港がじり貧になるだけだ」と言う。

 県の狙いは、特定重要港湾の仙台塩釜港と統合することで、石巻の新規事業を担保すること。県にとっても「石巻港の整備の重要度は高い」(村井知事)からだ。

 県内に自動車関連企業の立地が相次ぐ中、将来、完成車積み出し台数が大幅に増えた場合、仙台塩釜港では対応しきれない事態も予想される。同港のアジア市場向け貨物も増えており、石巻港との役割分担は現実的な課題だ。

 石巻港の潜在力の高さを訴える県港湾課は「仙台塩釜港に吸収されるというような印象が地元にあるとすれば、それは違う。互いを必要とするビジョンを描き、東北の拠点港として発展するための一体化だ」と、統合推進に理解を求めている。

832荷主研究者:2010/08/29(日) 12:06:31

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100819t11028.htm
2010年08月19日木曜日 河北新報
あすと長町の事業期間2年延長 総事業費50億円圧縮

 都市再生機構(都市機構、横浜市)が仙台市太白区のJR長町駅周辺で進める「あすと長町土地区画整理事業」の事業期間が、現行計画(1997〜2015年度)より2年延長されることが18日、分かった。移転補償の交渉に時間が掛かったのが主な要因。基盤整備など実質的な工期は2012年度までとなり、事業は清算期間を含めて17年度に終了する。

 資金計画も見直した結果、総事業費を1139億円と見積もり、現行より50億円減少した。最近の地価下落を踏まえ、保留地の処分による収入減を織り込んだが、これまでの事業実績の精査で、工事費を圧縮できると判断した。景気低迷の中で予定通り販売できるかどうかが鍵となる。

 事業期間の2年延長に伴い、都市機構は来月、事業計画の変更認可を国土交通省に申請。年明けにも認められる見通し。

 あすと長町は市内最大規模の再開発事業。区画整理面積は約82ヘクタールで、進ちょく率(事業費ベース)は09年度末で89.3%。将来的な居住人口、従業人口をそれぞれ1万2500人と見込む。移転新築される市立病院は14年度に開院する。

833荷主研究者:2010/08/29(日) 12:10:56
>>591
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100821t11024.htm
2010年08月21日土曜日 河北新報
港湾関連の来年度新規事業 仙台塩釜港など選定 国交省

 国土交通省は20日、来年度予算の港湾に関連した新規直轄事業として、仙台塩釜港仙台港区の高松埠頭(ふとう)など8事業を選んだ。公共事業費削減を受け、本年度予算では新規の事業を凍結していた。概算要求に盛り込む方針。

 高松埠頭は、現在作業船の船だまりになっている区域6ヘクタールを埋め立て、水深14メートルの岸壁を整備する。完成車の積み出し量拡大に備え、港全体の物流能力を強化する。

 ほかに新規事業が予定されているのは函館港、苫小牧港(いずれも北海道)、沖ノ鳥島(東京都)、境港(鳥取県)、鹿児島港、竹富南航路(沖縄県)。港では岸壁の耐震化に加え、港内のしゅんせつなどにより船の安全な航行を確保する。沖ノ鳥島は排他的経済水域(EEZ)の基点となる「特定離島」として港を整備、竹富南航路では浅瀬の岩の除去などを実施する。

 国交省は今月3日、来年度以降に集中整備する「重点港湾」として43港を選んだが、予算上の制約から新規事業は函館、境、細島、鹿児島の4港にとどまった。

834荷主研究者:2010/08/29(日) 12:12:35

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100821t12023.htm
2010年08月21日土曜日 河北新報
全日空、仙台―中部を増便 10月末から

 全日本空輸は20日、仙台―中部など国内線計6路線を、10月31日から現行より1日1往復ずつ増便すると発表した。日本航空の競合路線が廃止または減便になる路線が中心で、利用拡大を見込む。一方、羽田―大分は1日1往復減らす。

 仙台―中部は4月に1日1往復の減便となっていたが、5往復に戻る。同社仙台支店によると、午前10時半〜11時ごろで増便し、126席の中型機を使用する予定。

 仙台―中部の4〜7月の平均搭乗率は約52%で、前年同期より3%ほど伸びた。支店は「東北は自動車産業の集積が進み、名古屋の便はビジネス客が期待できる。県の働き掛けも強かった」としている。

 ほかに増便するのは大阪(伊丹)発着の松山と福岡、関西―札幌(新千歳)、羽田発着の広島と高松。国際線では10月31日以降、成田―中国・瀋陽を週7往復から3往復に、成田―台北は1日2往復から1往復にそれぞれ減らす。

835荷主研究者:2010/08/29(日) 12:13:05

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100821t11017.htm
2010年08月21日土曜日 河北新報
こども病院付近が有力 県肢体不自由児療育センター新築

 老朽化に伴い新築方針が決まっている肢体不自由児施設「宮城県拓桃医療療育センター」(仙台市太白区)の建設地について、県は20日、県立こども病院(青葉区)付近が有力になっていることを県議会保健福祉常任委員会に報告した。

 候補地は現在、医療・福祉関係者でつくる第三者機関「県拓桃医療療育センターあり方検討懇話会」(座長・土屋滋東北大大学院医学系研究科教授)が協議中。県によると、「両施設が医療とリハビリで連携する利点は大きい」として、一体的な整備を求める意見が大勢を占めているという。

 懇話会は10月に整備方針の意見を取りまとめ、県に提出。これを受け県は、建設地を含めた基本構想の策定に乗りだす。建設時期は未定。

 新センターの建設方針をめぐり、懇話会は(1)独立した施設(2)こども病院との機能連携―の2案を検討。「両施設に通う子は多く、一緒になれば負担が軽くなる」(患者側委員)「急性期と回復期をトータルに診療できる」(病院側委員)などの意見が出ていた。

 新センターは引き続き、肢体不自由児の療育拠点の役割を担う。病床数は入院患者の減少傾向を勘案し、現在の120から80程度に削減。利用者の希望が多いショートステイ機能は、拡充する方向で検討している。

 現センターは1955年、小児専門の整形外科、神経科、リハビリテーションなどの拠点施設として開所。築55年となり、建て替えが急務になっている。

 2008年の利用者は新規入院が290人、外来が1万5651人だった。

836荷主研究者:2010/09/04(土) 12:48:06

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100823t12036.htm
2010年08月23日月曜日 河北新報
トヨタ紡織東北 宮城・大衡の工場完成

ほぼ完成したトヨタ紡織東北宮城工場の建屋=宮城県大衡村

 トヨタ自動車グループで内装部品製造のトヨタ紡織東北(北上市)が、宮城県大衡村の第2仙台北部中核工業団地に建設を進めていた宮城工場の建屋がほぼ完成した。グループの完成車製造、セントラル自動車(相模原市)本社工場の同村移転に伴う拠点設置で、12月末の稼働を予定する。

 セントラル移転を機に東北の生産拠点化を進めるトヨタのグループ企業では車載用電池製造のプライムアースEVエナジー宮城工場(大和町)、セントラルに続く3カ所目の工場完成。セントラル納入のため進出したグループ部品工場としては最初の完成となった。

 工事は最終段階で、トヨタ紡織東北への引き渡しは9月初旬となる予定。同月に生産設備の搬入が始まり、12月末に量産を始める計画。来年1月のセントラルの工場稼働に合わせ、シートをセントラルに供給する。

 宮城工場の敷地面積は約5万平方メートルで、建屋は約1万3000平方メートル。太陽光発電装置を屋根に設置、工場の空調補助に地中熱を利用するなど環境に配慮したトヨタ紡織グループの最新工場となる。投資額は約40億円。

 セントラル移転に伴うトヨタグループ企業の進出計画は、ほかに大衡村へのアイシン高丘(愛知県豊田市)田村市のデンソー(同県刈谷市)登米市への豊田鉄工(豊田市)の3社がある。

837荷主研究者:2010/09/04(土) 12:54:35

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100824t12023.htm
2010年08月24日火曜日 河北新報
自動車部品、丈夫で軽く 岩機ダイカストや東北大など開発へ

 金属部品メーカーの岩機ダイカスト工業(宮城県山元町)は、東北大工学部などと共同で、新しい成型法と、それによる新たな鋳造素材の開発に着手する。電気自動車などで求められる自動車部品の軽量化と高強度化につなげる方針で、3年後のサンプル出荷を目指す。

 開発するのは溶かした金属を金型に流し込む「ダイカスト」と、別の素材を挟み込んで成型する「サンドイッチ工法」を組み合わせた複合成型法。特に流し込む金属は固体と液体を混在させる「半凝固法」を用いる。

 半凝固法は通常のダイカストに比べ、金型への注入速度が遅くなるのが特徴。このため、空気を巻き込む可能性がほとんどなくなり、製品の強度が高まるという。さらに別の素材を挟み込むことで強度は一段と増し、薄くすることが可能になり、軽量化も図れる。

 同社は新成型法で造った部品の強度を約50%向上させることを目指しており、サンドイッチ工法で用いるのに適した素材も探る。足回りやボディー、シャシーなど、ダイカスト部品が使われている部位への置き換えを想定している。

 金属素材を半凝固状態にする装置については、東北大工学部の協力を得て、既存の生産設備を最大限利用できるように工夫する。新規の設備投資を抑え、現行のダイカスト法に近い生産コストの実現を図る方針だ。

 同社は昨年夏、半凝固の手法を用いた農機具部品の生産を始めている。この手法での量産ベースに乗せている企業は国内でも数少ないという。

 鎌田充志常務は自動車産業で進む部品の樹脂化などを踏まえ、「ダイカスト部品のパイが縮小しつつある中で、付加価値の高い自動車部品を造り、シェアを高めていきたい」と話す。

838荷主研究者:2010/09/04(土) 12:56:52

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100826t12027.htm
2010年08月26日木曜日 河北新報
企業取引行 七十七銀メーン5割超 帝国データ支店調査

 宮城県内企業のうち54.4%が七十七銀行をメーンバンク(主力取引銀行)と認識していることが、帝国データバンク仙台支店の調査で分かった。上位7行まで地元勢が独占した。仙台圏を中心にメガバンクや県外の地方銀行も加わった競争が激しさを増す中でも、依然として地元勢の強さが際立った。

 2位は仙台銀行で13.0%。ほかは杜の都信用金庫(仙台市)5.9%、仙南信金(白石市)2.7%、石巻商工信用組合(石巻市)2.2%などの順だった。

 県外勢では北日本銀行(盛岡市)が8位、東北銀行(同)が10位に入った。メガバンクは三菱東京UFJ銀行の12位が最高だった。

 業種別では、主要7業種すべてで七十七銀がトップ。地元以外では北日本銀が卸売業で4位に食い込むなど、5業種で上位10行に入った。不動産業では上位10行のうち、三井住友、みずほのメガバンク2行を含む県外勢が5行を占めた。

 企業の売り上げ規模別でも、七十七銀が各規模でトップ。50億円未満までの上位2行はいずれも七十七、仙台両行だったが、50億円以上は2〜5位にメガバンクが並んだ。

 仙台支店は「県外の金融機関は仙台圏の不動産投資に積極的に取り組んでいるようだ。地元勢の強さが裏付けられたが、企業の売り上げ規模が大きくなるほどメガバンクのランクインが目立つ」と指摘する。

 調査は帝国データバンクの企業データベースに収録されている県内の2万2108社を対象に実施。これまでに蓄積した主力行などに関する情報を集計した。

839荷主研究者:2010/09/04(土) 13:07:06

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100829t11022.htm
2010年08月29日日曜日 河北新報
人口減「市民力」で対応 仙台市次期総計

 仙台市は、中長期的なまちづくりの指針となる次期総合計画で、骨格をなす「基本構想」と2011年度から10年間の政策展開を示した「基本計画」の各中間案を策定した。東北唯一の百万都市も間もなく人口減少局面に突入するため、少子高齢化に対応した共生社会を構築し、引き続き東北を先導する持続可能な都市経営を目標に設定。知的資源や市民力を生かした「ひとが輝く杜の都」の実現を目指すとした。

 各中間案は、市役所で27日に開かれた市総合計画審議会(大村虔一会長)の第5回会合で了承された。審議会は11年1月に最終案を決めて奥山恵美子市長に答申。市議会2月定例会で関連議案が審議される見通し。

 基本構想では、仙台の将来像を考える上での重要な要素として、地域での多彩な学びや自然との調和、東北との交流などを列挙。まちづくりのキーワードとして「市民力」の育成を挙げる一方、市役所自体も地方分権や市民ニーズに応じた自己変革を加速させる姿勢を明確にうたった。

 基本計画は、10年間を「成熟社会における変革の期間」と位置付けた。重点政策の取り組みとして(1)歴史や自然環境、学術文化を生かしたミュージアム都市づくり(2)地下鉄南北線と東西線を中心とする環境負荷の小さい都市軸形成(3)成長が見込まれるクリエーティブ産業や観光による交流人口の拡大―などを掲げた。

 詳細な施策は「市民の暮らし」(5分野28施策)、「都市の魅力」(6分野22施策)の両分野に分類して盛り込んだ。市内五つの区別計画は各区役所が計画づくりを主導し、充実を図った。

 中間案は9月上旬に市のホームページで公表する。パブリックコメント(9月10日〜10月20日)を実施するほか、区民意見交換会(9〜11月上旬)や市民フォーラム(10月10日、せんだいメディアテーク)を開催して市民から意見を募り、最終案に反映させる。

840荷主研究者:2010/09/04(土) 13:07:39

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100829t12016.htm
2010年08月29日日曜日 河北新報
アイシン高丘の宮城工場、年内にも稼働 設備据え本格化

 トヨタ自動車系部品メーカーのアイシン高丘(愛知県豊田市)が、稼働を延期している宮城県大衡村の新工場について、早ければ年内に稼働させる方向で検討していることが28日、関係者の話で分かった。一定水準の生産を確保できると判断したとみられ、近く、空き工場を改修した建屋への生産設備の据え付けなどを本格化させるもようだ。

 年内稼働を検討しているのは、エンジンやブレーキなどの部品加工工場。併設して新棟を建てる鋳造工場については着工時期を含めてまだ決まっていない。

 同社は設備の備え付け後、試運転などに入り、本格的な生産を開始する。加工した製品は、来年1月に大衡村で稼働するセントラル自動車(相模原市)の新本社工場や、関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)で生産するトヨタ車向けに出荷する。

 トヨタがセントラル、関自工岩手を小型車の生産拠点とする戦略を鮮明に打ち出し、方針変更がないことなどが判断理由になったとみられる。

 アイシン高丘は当初、2009年8月に加工工場を稼働予定だったが、08年秋のリーマン・ショックによる自動車販売不振を受け、09年3月に稼働延期を決めていた。石川敏行社長は今年1月、夏には加工工場の生産開始時期を決め、鋳造工場は11年夏ごろまでに見極める方針を示していた。

 部品加工、鋳造を合わせた新工場の投資額は約90億円で、年間3万5000トンの生産能力を持たせる計画。新工場での生産は現地子会社のアイシン高丘東北が担う。

 同社総務部は「準備を進めていることは確かだが、稼働時期は決まっていない」と話している。

841荷主研究者:2010/09/19(日) 04:09:54

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100831t11024.htm
2010年08月31日火曜日 河北新報
利府JCTフル化へ 三陸道と仙台北部道 10月22日

 東北地方整備局と東日本高速道路東北支社は30日、宮城県利府町の利府ジャンクション(JCT)で10月22日午後3時から、三陸自動車道石巻・松島方面と仙台北部道路との双方向の通行が可能になると発表した。東北の観光や物流などの利便性向上に寄与しそうだ。

 利府JCTは、これまで三陸道石巻・松島方面と北部道路の行き来ができなかった。国と東日本高速道路は2006年度から総工費53億円を投じ、相互通行を可能にする「フル化」工事を進めてきた。

 主なインターチェンジ(IC)間の料金は仙台宮城―松島海岸が普通車1250円、仙台宮城―鳴瀬奥松島で1700円、松島海岸―平泉前沢は2950円。各区間とも東部道路と南部道路を経由する従来のルートより距離が短縮し、料金も最大で1300円安くなる。

 東北地方整備局は「フル化で、宮城県北や岩手県などから松島にスムーズに乗り入れができるようになり、観光地の周遊に効果がある。迂回(うかい)路の機能も期待される」としている。

842荷主研究者:2010/09/19(日) 04:10:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100831t11027.htm
2010年08月31日火曜日 河北新報
「仙台へ来てけさいん」市が首都圏プロモーションチーム発足

 仙台市は企業や観光客の誘致を促進するため、庁内に「首都圏プロモーションチーム」を設ける方針を決めた。出先機関の東京事務所の機能をフルに活用し、進出を予定する企業や旅行会社へのPRを強化する。

 チームは9月1日に発足し、経済局と東京事務所の職員計20人で組織。大半の職員は現在の業務との兼務だが、東京事務所に主査クラスの職員1人を専門職として配置し、プロモーションに特化した業務に当たらせる。

 首都圏の企業訪問が中心で、進出企業に対する市の助成制度を説明したり、相手先のニーズを把握したりして、積極的なセールスにつなげる。企業側の日常的な問い合わせも東京事務所が受け付け、迅速に対応する。

 企業や観光客の誘致活動はこれまで、市の経済局が中心に担ってきたが、首都圏にその都度、通う必要があり、時間的なロスが課題になっていた。12月の東北新幹線青森延長や2015年度の地下鉄東西線開業を見据えて仙台への呼び込みを強化しようと、日本政策投資銀行出身の伊藤敬幹副市長が発案した。

 伊藤副市長は「企業誘致を成功させるには、担当者と顔を合わせる機会を増やすことが大事だ。チームが一体となって情報を共有し、都市型産業の誘致や観光客の増加に結びつけていきたい」と話している。

843荷主研究者:2010/09/19(日) 04:11:41

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/08/20100831t13050.htm
2010年08月31日火曜日 河北新報
「東一市場に愛称ほしい」組合と東北工大グループ

東一市場の活性化に取り組み始めた組合と大学の関係者

 仙台市青葉区一番町4丁目にある「東一市場」の活性化とPRに、地元商業組合と大学教員が乗り出した。市場は昭和の横町の面影を残し、サラリーマンや観光客に人気があるが、「場所と名前が一致しない」という世代も増えてきた。分かりやすい愛称を決めて看板やマップを作り、市民にさらに親しまれる街を目指す。

 市場の活性化に取り組んでいるのは、東一市場商業協同組合と東北工大の教員グループ。本年度中に3回の勉強会を開き、街の将来像を話し合う。市の商店街広報力強化支援事業の助成を受けており、市場の出入り口に看板を立てるほか、各店舗の特徴を記したマップも作る方針だ。

 23日に開いた初の勉強会には、組合関係者と教員約10人が出席。組合員からは「市民にも東一市場の場所が分からないと言われる」「市場の意味すら知らない若者がいる」などと現状を憂える声が出た。

 愛称に関しては「壱弐参(いろは)横丁(中央市場)のような名前を募集したい」「東一のレトロな響きは残すべきではないか」など、さまざまな意見が交わされた。

 東北工大の菊地良覚教授(地域デザイン)は「長年培ってきた市場の雰囲気を愛称で表現できるといい。市場の在り方を確認する良い機会にしてほしい」と述べた。

 東一市場は仙台空襲(1945年7月)の焼け跡に建てられたバラックが始まりで、東一番丁通に続くビルの「一条通」「二条通」と、仙台三越脇の「三越通」で構成する。食料品や衣料、雑貨を扱う物販店が多かったが、現在は68店舗のうち75%を飲食店が占め、市場の雰囲気は薄れてきた。

 老朽化したビル内のトイレの改修も今月終了し、客の受け入れ態勢は整いつつある。組合の小林紀元代表理事は「多くの市民に市場を知ってもらい、仙台の横町文化を守りたい」と意気込んでいる。

844荷主研究者:2010/09/19(日) 04:12:28

http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1019/20100831_01.htm
2010年08月31日火曜日 河北新報
自動車産業 産学官ナビ(29)太平洋工業東北工場/蓄電池ケース、主力に

車載電池用バッテリーケースの生産現場

<東日本唯一の工場>
 5月に稼働したばかりで、ホイールキャップ、ハイブリッド車(HV)用バッテリーケースを生産する。日本を含め計6カ国で工場を展開する自動車部品製造大手の太平洋工業(岐阜県大垣市)にとって、東日本で唯一の工場。トヨタ自動車グループの企業集積が進む東北に部品を供給する拠点と位置付けられている。
 立地場所は、部品納入先となる関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)と、来年1月に宮城県大衡村に移転するセントラル自動車(相模原市)のほぼ中間点。既存の空き工場を改修した。
 ホイールキャップの生産量は現在、月に約2万個で、東北イノアック(宮城県美里町)の樹脂部品を塗装、組み付けして関自工岩手に納める。移転後のセントラルにも出荷予定で、約1万個を増産する計画だ。

<「部品種類増やす」>
 バッテリーケースはトヨタの車載用電池製造子会社、プライムアースEVエナジー宮城工場(宮城県大和町)に納入し、プリウスに搭載されている。人気車種のため月生産量も約2万個と伸びており、東北工場の売上高の約8割を占める。
 工場の敷地は8.9ヘクタール、延べ床面積が5600平方メートル。建屋にはまだ空きスペースがあり、今後の活用策を早期に検討する方針。
 小川信也社長は7月の開業式で「セントラル稼働後は、モデルチェンジなどに合わせて生産部品の種類を増やしたい」と強調。新たな部品製造が実現した場合、必要となる部品を東北で調達することも検討するという。
 従業員は地元採用が20人と大多数を占め、大垣市での研修を経て配属された。セントラル稼働後の2011年度にはさらに採用を増やす考え。
 園部一人工場長は「この1年は人材育成に力を入れたい。地域貢献活動にもかかわり、東北に根を張った地域密着型企業にしたい」と説明する。

[基本データ]
操業開始 2010年5月
従業員  24人
売上高  約12億円(11年度予想)
住 所  栗原市栗駒猿飛来大長根6
電 話  0228(49)1311

845荷主研究者:2010/09/19(日) 04:15:09

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/09/20100901t12030.htm
2010年09月01日水曜日 河北新報
複合ビル開業、手応え 森トラスト・森章社長に聞く

森章氏

 不動産業の森トラスト(東京)の森章社長が仙台市を訪れ、河北新報社の取材に応じた。同市青葉区一番町の東北学院中・高跡地に開発した超高層複合ビルとマンション棟からなる「仙台トラストシティ」の全面開業から1カ月を迎え、「東北の中心である仙台の機能を高めた」と強調。東北に対しては「潜在力は高く、中国、ロシアとの物流拠点として日本海側の動向にも注目したい」と期待を込めた。

 ―開業から1カ月。複合ビルに入る「ウエスティンホテル仙台」では、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の第3回高級事務レベル会合(SOM3)も9月25、26日に開かれる。
 「これまで仙台に不足していたレベルのホテル。質の高いサービスを求めていた方々にも満足していただいていると感じている」
 「SOM3開催に加え、これまで他都市で行われてきた循環器系医療の学会などの引き合いもある。主要都市でありながら仙台で開催できなかった国際会議などは多く、実績を積み上げて発信力を高めていきたい」

 ―中国を中心に海外からの観光客誘致に向けた役割も期待されている。
 「中国はホテルの一番のターゲット。富裕層を中心に中期、長期滞在の観光客を取り込みたい。宿泊と人間ドックを合わせた予防医学などの需要があるとみている」

 ―オフィス部分、マンション棟はどうか。
 「(全国で見ても)仙台の位置付けは今後、より高くなる。(進出企業にとっては)広くてグレードも高い事務所が必要になり、オフィス棟にも波及する。仙台の力を伸ばすのがこのビルで、これからの仙台に必要なものを造った」
 「投資額は全体で550億円。テナントやマンション購入などお客さまの投資を合わせると750億〜850億円になる。それに見合った(集客や経済波及などの)期待が持てるのがこのプロジェクトだ」

 ―東北の今後の発展をどう考えるか。
 「日本の生産者人口は減る一方だが、東北は農業も漁業もあり、食材も豊かで自給率が高い。日本をブロックに分けた場合、成長性は最もある。農業は拡大余地があり、安心安全という付加価値も付けやすい。農業を1.5次産業的に改良し輸出力を高めるべきだ」
 「山形、秋田の今後にも注目している。中国北東部やロシアとの物流において酒田港、秋田港などはセンター的な役割を発揮できるのではないか。大型コンテナに対応できる水深を備えた港湾整備などが求められる」

 ―仙台に期待する役割は。
 「東北大を中心にした優れた『知』を生かす必要がある。例えば、活発な製造業を含め、『知農工商』の連携を具体化させることが必要。われわれも経済的にも社会的にも役に立つように、東北とはずっと付き合っていく」

<もり・あきら>東京都出身。慶大卒。みずほ信託銀行(旧安田信託銀行)を経て、72年森ビル入社。社長室長、常務を歴任し、93年森トラスト社長に就任。74歳。

846荷主研究者:2010/09/19(日) 04:16:03

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/09/20100901t12015.htm
2010年09月01日水曜日 河北新報
東西線一番町駅直結の再開発ビル 21階建てに計画倍増

 仙台市地下鉄東西線「一番町駅」の出入り口に直結する青葉区一番町2丁目の再開発事業で、地権者らで組織する市街地再開発準備組合が、新たに建設される複合ビルの階数を既存計画の2倍を超す地上21階とし、上層部の用途を分譲マンションに変更することが分かった。市が31日あった市都市計画審議会で明らかにした。

 計画によると、建設場所はサンモール一番町商店街入り口の角地で、敷地面積は約1300平方メートル、総床面積は約1万3300平方メートル。1、2階には商業スペース、3階には地域住民が使える生活支援施設を配置し、4階以上を分譲マンションとする。

 分譲規模は100戸以上を予定。地下1、2階は空調機械室や地下鉄の出入り口になる。再開発準備組合は10月にも本組合を結成し、2013年の完成を目指す。

 再開発事業は当初、地上8、9階、地下2階の商業・業務複合ビルを建設する計画だった。しかし、景気の低迷で市内のオフィスビルの空き室率は今年7月末現在、20.49%と高い水準にあることから、準備組合は「今後も業務系用途の需要は見込めない」として、住宅に切り替えることにした。

 市都市再開発課は「交通の便がいい都心のマンションは需要が見込める。定住人口が増えることで交流が生まれ、ビルや商店街ににぎわいを生み出すことにつながればいい」と話している。

847荷主研究者:2010/09/19(日) 04:20:40

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2010/09/01 建設新聞
あすと長町土地区画整理事業 大規模用地の活用法に課題も
南部エリアには企業立地の動き

 都市再生機構(以下、UR)が仙台市から受託して進めている仙台市太白区の「あすと長町土地区画整理事業」は、このほど事業期間を2年間延長して2017年度までとする方向性を固め事業計画の変更手続きに入っている。

 このあすと長町土地区画整理事業では、8月2日付本紙1面で掲載したようにエリア内北側の2014年度開院予定仙台市立病院移転建設予定地周辺地で、病院開院をにらんだ医療福祉関連施設の建設計画が持ち上がっているほか、これまで売却地として扱われてきたURの販売用地に関して、定期借地等として利用する可能性を探る物販・スポーツ施設などの動きも出てきている。

 一方、エリア内中心部から南側にかけては、区画整理区域内に土地所有権等を有していた企業等の仮換地が多数存在し、売却や有効活用のタイミングを見計らっている。さらに、先行取得者からの転売を受け、店舗事務所施設を建設し始めた東北労働金庫や、この南側で今春用地を取得し、事務所等施設の建設計画を持つと見られる寝装寝具販売会社など、企業立地の先陣を切る形でアクションを起こし始める者も現れ始め、今後の企業誘致への弾みとなることが期待されている。

 だが、これら域外からの進出組が手当てした用地はおしなべて中小規模の敷地で、エリア中心部に存在するURや運輸機構国鉄清算事業が扱う売却予定地、大手企業などが持つ大規模面積の仮換地などには、一部を除き今のところ具体的な取得希望者や利用計画が見えてこない。これはこの中心エリアのさらに南北幹線道路沿道沿いを中心に「あすと長町中央地区」地区計画が設定され、敷地面積の最低限度を2000㎡とすることなどが影響しているものと開発・不動産関係者は指摘している。高度な都市機能の充実を図る目的を据えた区画整理の計画設定時から経済環境が激変している状況下、今後、何らかの対応が迫られる可能性もありそうだ。

 「土地区画整理による敷地整序とこれに併行して行う大区画の創出、ここに高度容積率を設定し、これを売却することで事業の資金回収を行い、物販・サービス等の企業を誘致し賑わいを創出する」といったこれまでの都市郊外地における開発の方程式が崩れかけていることが暗示されているとも言える中で、今後、仙台市では2015年度開業予定の地下鉄・東西線の需要喚起を命題とする沿線開発が待ったなしとなる。市東部地区の旧来の産業団地の移転と跡地の商業施設開発構想など、これまでは通じた民間資本の誘導方法もこのまま経済環境が停滞した状況では容易に通用しないとの危機感も高まるところだ。

 景気は変動するが、国内ではこれまで経験したことのない生産人口が止めどなく減り続ける事態に直面していくことになる。社会環境や産業構造、企業の収益構造も今後大きく変化することが必至である今、都市開発のあり方自体を大きく変えて、あらゆる意味で限られたパイを如何に開発対象に呼び込み、事業を成立させていくかが大きな課題となる。

 このほか、あすと長町土地区画整理区域内の中心部部・南部エリアの動きを、北部エリアをまとめた東北ジャーナル8月号のPART1に続き、本日発売の9月号にPART2としてまとめた。東北ジャーナル9月号では、このほか特集として「東北6県の環境・エネルギー対策」、さらに東北芸術工科大学建築・環境デザイン学科の竹内昌義教授のインタビュー記事なども掲載しております。東北ジャーナル9月号の内容の一部は、本社ホームページ(アドレスは本紙欄外参照)の「立ち読みコーナー」でもご覧いただけます。※立ち読みコーナーはこちら。

2010/09/01付1面に掲載

848荷主研究者:2010/09/19(日) 04:28:19
ここが開通すると、都心部の残りは北山トンネルを残すだけとなる。北山トンネル開通後、本格的に北四番丁大衡線が利用され始めた時に東北大学病院前の北四番丁通りとの交差点の混雑悪化が気になるところだ。

http://www.city.sendai.jp/kensetsu/road/hiroba/machimichi/pdf/aramaki-honzawa05.pdf
荒巻本沢だより(開通のお知らせ)

(1)開通日 平成22年9月1日(水) 午後1時

(2)路線名 都市計画道路北四番丁大衡線(荒巻本沢工区)

(3)開通区 青葉区荒巻本沢二丁目〜桜ヶ丘二丁目

(4)延長 798m

(5)幅員 25m

849荷主研究者:2010/09/23(木) 12:25:50

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/09/20100902t12012.htm
2010年09月02日木曜日 河北新報
横18メートルの巨大LED広告 JR仙台駅前に登場

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20100901019jd.jpg
JR仙台駅前に登場したデジタル広告看板(正面右側のビル屋上)

 仙台コカ・コーラボトリング(仙台市)は1日、JR仙台駅前のビル屋上に設置したデジタル広告看板の運用を始めた。約45万個の発光ダイオード(LED)を使った画面は「屋外広告としては東北最大級」(同社)という。

 9階のオフィスビル「ヒューモス5」の屋上に設置した。外枠は横30メートル、縦12.5メートルで、画面サイズは横18メートル、縦6メートル。自社製品などを静止画像でPRする。

 8日以降はプロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスやサッカー、Jリーグ1部(J1)のベガルタ仙台の試合日程などの情報も流す。宮城県提供の県内観光情報なども紹介する予定。

 仙台コカ・コーラボトリングはデジタル看板の愛称も募集中。24日締め切りで、採用者1人にコカ・コーラ製品1年分を贈る。連絡先は同社営業業務課022(284)5980。

851荷主研究者:2010/09/23(木) 12:28:51

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/09/20100904t12009.htm
2010年09月04日土曜日 河北新報
生鮮食品市場が12月に開業 東北の食材集める 仙台・卸町

「場外『杜の市場』」の店舗内イメージ

 仙台市若林区の卸町地区に計画されていた生鮮食品市場が、12月半ばをめどにオープンすることになった。東北の農水産品や特産品を扱う25店ほどが入る予定。当初は約200店の小売店や飲食店が入る「東北最大規模」とする方針だったが、不況の影響で、計画延期を経て大幅に縮小される。

 「場外『杜の市場』」と名付けられた施設は、不動産賃貸業の斎喜ビル(仙台市)が国道4号仙台バイパス沿いの自社所有地に建設する。敷地約8300平方メートル、鉄骨平屋延べ床面積1300平方メートルで、150台分の駐車場を整備する。総事業費は数億円で8月に着工した。

 近くの仙台市中央卸売市場の場外市場との位置付けで、宮城県など東北の水産業者、青果店など約20社が出店する。生鮮、物産品売り場などのほか、鮮魚を使った丼ものや牛たんが食べられる飲食店も入る。目標売上高は年間15億円。

 2007年の計画では、1万2000平方メートルの敷地に5階のビルを建設し、09年中の開業予定だった。入居店は約200としていた。

 だが、景気の急激な悪化などに伴い、計画通りに進めることが難しくなって、着工を先延ばしするとともに、事業を見直した。

 斎喜ビルは「宮城、東北の食材を生かし、地域を活性化するという理念は変わっていない。話題のスポットとして観光客も呼び込む」と話す。

 卸町地区の活性化を進めている仙台市都市整備局は「規模縮小とはいえ、仙台の新たな魅力づくりにつながる」と期待する。

852荷主研究者:2010/09/23(木) 14:10:38

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/09/20100905t11026.htm
2010年09月05日日曜日 河北新報
宮城県の人口233万7358人 8月1日現在

 宮城県がまとめた8月1日現在の推計人口によると、県人口は233万7358人(男113万3602人、女120万3756人)で、前月比114人減となった。前年同月比でも2423人減少した。

 市町村別では、前月に比べ増えたのは利府(58人)、名取(57人)、多賀城(46人)など13市町。減少したのは登米(65人)、栗原(47人)、女川(38人)など19市町だった。七ケ宿、亘理、大衡の3町村は増減がなかった。

 自然動態(出生1639人、死亡1670人)は31人の減少。増加したのは仙台(210人)、多賀城(22人)、富谷(21人)など8市町。栗原(48人)、石巻(45人)、気仙沼(39人)など26市町村で減少した。岩沼市は増減ゼロだった。

 社会動態は(転入8232人、転出8315人)は83人の減少。利府(48人)、名取(38人)、美里(30人)など20市町村で増加したが、仙台(200人)、登米(36人)、女川(31人)など15市町で減った。

 住民基本台帳に基づく7月末現在の世帯数は91万3092世帯。前月比で459世帯の増、前年同月比では7761世帯の増となった。

853荷主研究者:2010/09/23(木) 14:23:16
>>739
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/09/20100908t12026.htm
2010年09月08日水曜日 河北新報
エム・セテック進出白紙撤回で用地を売却へ 亘理町

 大手太陽光発電素材メーカーが、宮城県亘理町の工場用地への進出を白紙撤回した問題で、新たな企業誘致を進めている町は7日、造成中の工場用地32.6ヘクタールを一括売却していく方針を明らかにした。町議会9月定例会の一般質問で、斎藤邦男町長が答えた。

 斎藤町長は「県と協議した結果、平たん地で32.6ヘクタールという広大な用地は希少と判断した。全体を1社に売り払えればと考えている」と述べた。

 未造成の第2期工事分について斎藤町長は「進出企業が決まった時点で残りを造成する。雑草など外観上の問題があり、暫定的に盛り土工事ができないか検討している」と語り、追加工事に伴い新たな財政負担が生じる可能性も示唆した。

 町は太陽光発電素材メーカーのエム・セテック(東京)と立地協定を結び、約13億円を借り入れて用地取得と造成に着手したが、同社は市況悪化を理由に4月末に計画を白紙撤回した。

 この影響で第1期分10ヘクタールは6月に完成したが、2期分22.6ヘクタールは未着手。

 町は6月末、町企業誘致対策本部を設け、首都圏などで企業誘致セミナーによるPR活動を進めているが、進出企業は決まっていない。

854荷主研究者:2010/09/23(木) 14:24:24

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/09/20100909t72013.htm
2010年09月09日木曜日 河北新報
浅井鉄工、登米に新工場建設 トヨタ車向け部品製造

 自動車部品製造の浅井鉄工(愛知県豊田市)が宮城県登米市に工場を建設することが8日、分かった。既に登米市への工場建設を決めているトヨタ自動車グループの自動車部品製造、豊田鉄工(豊田市)などに供給する。

 関係者によると、浅井鉄工が製造するのは自動車のボディーやシャシーの部品。2012年1月の稼働を目指す。操業時の従業員は10人程度で、一部を地元採用する。

 工場の建設地は登米市迫町の長沼工業団地。年内にも建設に着手する。土地面積は約1ヘクタールで、建築面積は2000平方メートル前後。投資額は約3億円。

 浅井鉄工の主な取引先は豊田鉄工や、自動車部品製造のフタバ産業(愛知県岡崎市)。登米市内での工場の建設は、豊田鉄工や、フタバ産業の子会社のフタバ平泉(岩手県平泉町)に納品する際の輸送コストを抑えるのが狙いと見られる。

 浅井鉄工は1961年の設立で、資本金は1000万円。従業員は約90人。愛知県以外に工場を建設するのは初めて。

855荷主研究者:2010/09/27(月) 00:31:38

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/09/20100914t13032.htm
2010年09月14日火曜日 河北新報
地下鉄東西線、荒井駅前に商業施設 地権者ら整備計画発表 

 仙台市地下鉄東西線の荒井駅(仮称)の周辺整備について理解を深めてもらおうと、地権者らでつくる「市荒井東土地区画整理組合」は13日、せんだいメディアテークで「まちづくり計画発表会」を開いた。

 建設業者やスーパー、ホームセンターなどの関係者約150人が参加。区画整理の設計などを手掛ける街づくりコンサルタント「国際開発コンサルタンツ」(東京)仙台支店の斎藤充次長が整備計画について説明した。

 計画によると、施行地区のエリアは荒井駅南側の33.7ヘクタール。駅前には商業施設や市営のパークアンドライド駐車場(0.3〜0.5ヘクタール)を配置し、その南側には市営住宅(約300戸)やマンションを建てる。南端の県道荒浜原町線の周辺には一戸建て住宅を造る。

 事業費は87億8000万円で、2012年度から保留地の販売を始め、15年度の地下鉄開業に合わせてまち開きを行う。

 組合の和井内貞明副理事長も講演し、子育てや介護などを総合的に支援する「まち・サービス・センター」を設けたり、低炭素社会に対応するために貸自転車やカーシェアリングを始めたりするプランを公表した。


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