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仙台・宮城・陸奥

802荷主研究者:2010/08/01(日) 21:48:04

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100724t12018.htm
2010年07月24日土曜日 河北新報
東京エレク新工場着工 新興国需要拡大に対応 宮城・大和町

工事が始まった東京エレクトロンの新工場建設地=23日、宮城県大和町

 半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)が23日、宮城県大和町での新工場建設に着手した。半導体市場は新興国を中心に拡大し、新工場は近い将来の増産も見込む。半導体関連産業は付加価値が高く、すそ野も広い。新たに誕生する開発生産拠点は、東北の地域産業全体のけん引役としても期待される。

 「半導体市場はうなぎ上り。需要に追い付くため来年度いっぱいは忙しい状況が続く。(集約する計画の)宮城事業所もフル稼働のまま、新工場を稼働させることになるだろう」

 東京エレクトロンの竹中博司社長は起工式後の記者会見で、半導体市場の動向と工場の運営方針を説明した。同席した東哲郎会長も「パソコンや携帯電話、電気自動車など搭載される製品が増え、需要のある地域も広がっている」と解説した。

 世界半導体市場統計の予測によると、2010年の世界の半導体市場規模(出荷額)は約26兆3990億円。中国など新興国の需要を背景に、前年比28.6%の大幅増となる見込みだ。

 半導体製造装置関連の製品出荷額は東北でも伸びている。07年の工業統計では2992億円と1995年の6倍に達し、全国の3.5倍を大きく上回る。東京エレクトロン東北(奥州市)などの生産拡大や地元企業との取引拡大が理由で、11年4月に新工場が稼働すれば、さらに飛躍的にアップする。

 七十七銀行の試算では、新工場の経済波及効果は操業当初の段階で年間1559億円。宮城の県内総生産を0.8%引き上げることになる。

 新工場周辺では既に取引企業進出の動きもある。数井寛東北経済産業局長は「新工場の操業でさらに関連産業の集積と取引拡大が期待され、産業構造の強化につながる」と指摘。東京エレクトロンと東北大との共同研究などに触れ、「産学連携による成功事例としても注目される」と語る。

 地元企業も関連産業への参入の可能性が広がる。ただ、世界一を目指す東京エレクトロン側の要求水準は高い。新工場を運営する子会社、東京エレクトロン宮城の北山博文社長は「ほかと同じことをしていては駄目。強みを持ち寄り、世界一になる意気込みを持てば一緒にやれるチャンスはある」と強調する。


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