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仙台・宮城・陸奥

591荷主研究者:2010/02/01(月) 23:34:27
>>537
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/02/20100201t11017.htm
2010年02月01日月曜日 河北新報
政府予算の仙台港新埠頭着工見送り 車積み出し拠点に狂い

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20100201_a1-01.jpg

 2010年度の政府予算案に盛り込まれた仙台港整備事業に、宮城県が不安を募らせている。新たな埠頭(ふとう)の整備を民主党に要望したが、新規着工は見送られ調査費の計上にとどまった。宮城では11年1月、トヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車が本格操業を始める。県は車両の積み出し拠点となる港の機能強化を急ぐが、計画に微妙な狂いが生じ始めた。

 調査費が計上されたのは、港の雷神埠頭から約1.5キロ東に新設する予定の高松埠頭整備事業。港東端のタグボートなどが停留する高松作業船船溜(だまり)6ヘクタールを埋め立て、穀物などの貨物を積み降ろしする埠頭とする。総事業費は約50億円を見込む。

 新埠頭を整備することで、手狭になっている完成自動車や自動車部品の積み降ろしスペースを確保する計画だ。

 自動車産業集積に備えた基盤整備を進める村井嘉浩知事にとっては重要事業の一つ。昨年12月上旬、村井知事は県議会野党で民主党系会派の「改革みやぎ」に足を運んで、「港湾整備が遅れると、自動車産業集積に多大な影響が出る」と強く要望した。

 11年度の埠頭整備見送りが分かったのは、政府予算案が閣議決定された昨年12月25日夜。民主党県連幹事長の郡和子衆院議員(宮城1区)は「調査費計上は事実上、着工にゴーサインが出たということ。新規のインフラ整備は難しい状況で調査費が計上できただけでも画期的」と話す。

 直後の記者会見で村井知事は「調査費だけでは不足している。さらに予算を増額してもらえるよう引き続きお願いしたい」と述べ、懸念を隠さなかった。

 県にとって、鳩山政権が公共事業の大幅削減方針を掲げているのは気掛かり。県港湾課は「調査費の計上だけで将来的に事業化できるのか分からない」といぶかる。

 08年の仙台港の完成自動車取扱量は778万トンで、5年前と比べ20%増えた。全貨物取扱量も6%増の3591万トンと順調に推移している。

 港湾行政に詳しい稲村肇政策研究大学院大客員教授は「本体事業費は計上されなかったが、新規着工に向けて一歩前進したのは確か。着工を確実にするには自動車産業の集積に加え、貨物取扱量が増加している点をしっかりと訴え、他の港湾と差別化を図ることが大事だ」と話している。


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