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仙台・宮城・陸奥

792荷主研究者:2010/07/24(土) 14:06:23

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100709t11031.htm
2010年07月09日金曜日 河北新報
重点港湾の石巻港選定に危機感、物流拠点を強調

石巻港で防波堤の整備状況を視察する亀山市長(左から3人目)

 国直轄で整備する全国103の重要港湾から40港を選んで予算を集中配分する「重点港湾」の選定が8月に迫る中、石巻港を抱える宮城県石巻市が危機感を募らせている。特定重要港湾の仙台塩釜港に近いことや取扱貨物量の問題などから、選定されない可能性があるからだ。市は工業港としての側面を強調するなどし、国へのアピールを強めている。

 「どうにか先生の力で重点港湾への指定を後押ししていただきたい」。2日に石巻市内であった参院選与党候補の個人演説会で、亀山紘石巻市長はこうアピールした。石巻市議会6月定例会では、重点港湾選定を求める決議案を可決した。

 重点港湾の選定から漏れた場合、同港が計画してきた耐震岸壁の整備など、新規事業が実現する可能性は極めて小さくなる。継続事業についても、今後の安定的な予算配分が難しくなるという。

 石巻港の2007年度の取扱貨物量は全国の重要港湾103港中45位(492万トン)。約20キロ西には国際貿易の拠点に位置付けられる仙台塩釜港の整備が進んでおり、立地面でのハードルの高さを指摘する声もある。

 市河川港湾対策室は、国や自治体が管理する公共岸壁の取扱貨物量では13位と上位であることを強調。「県内の自動車産業が活況な中、積み出し港としての役割も果たすことができる」と説明する。

 6日には、亀山市長が同港を視察し、国交省の担当者から整備の進ちょく状況を聞き取った。亀山市長は「人も大事だが、コンクリートも大事。石巻の経済のみならず、東北の物流拠点として重要な港をしっかり整備できるよう、あきらめずに要望したい」と述べ、参院選後に巻き返しを図る考えだ。

<石巻港>整備の進ちょく状況を象徴する南防波堤は約7割が完成。しかし、近年は公共事業費の削減に伴い、整備費が2008年度25億円、09年度15億円、10年度9億円と減少傾向にある。09年度の取扱貨物量は、全体の約5割が日本製紙石巻工場が使うチップや石炭など。飼肥料が伸びており、麦が約8万9000トン(前年度比244%)、雑穀が約7万4000トン(同137%)となっている。


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