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ブレイブ&モンスターズ!掲示板

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1 : 雑談スレ2(29) / 2 : 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第十章(404) / 3 : 雑談スレ(1000) / 4 : 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第九章(609) / 5 : 番外編投下用スレ(41) / 6 : 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第八章(369) / 7 : 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第七章(391) / 8 : 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第六章(370) / 9 : 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章(345) / 10 : 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第四章(341)
11 : 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第三章(263) / 12 : 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第二章(159) / 13 : 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第一章(81)  (全部で13のスレッドがあります)

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1 雑談スレ2 (Res:29)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 1
1embers ◆5WH73DXszU :2024/10/17(木) 18:22:01
俺がスレを立てた。>>999の時点でな。

23embers ◆5WH73DXszU :2024/10/24(木) 22:47:17
悪かった。もうしない。ただ弁解したいんだが……別に他のプレイヤーを軽んじていたつもりはないんだ。
ゲームマスターはここ最近ずっと忙しそうだったし音沙汰もなかった。
ジョンの投下から日が経ってから相談事が目に入る感じになったら余計面倒かもなと思ったんだ。すまないな。



一応確認しておくけど次は俺のターンでいいよな?
……って言っても、場面が違うから俺とカザハのどっちが先でも大した問題はないだろうけど。


24カザハ&カケル ◆92JgSYOZkQ :2024/10/24(木) 23:18:09
>23
>次は俺のターンでいいよな?
そのつもりだよー! GMの直後だとッ! いろいろ準備が間に合わないんだッ!

カザハ「音源の?」

もちろんそれもだけど! 心の準備も!

カケル「どうしようどうしようって思うだけで数日間過ぎる……ってコト!?」
カザハ「きっと今発注先は「なんとかなれーっ!!」で突撃したもののなんとかならなくて仲間が死んでZETSUBOUするハチワレの気分なんだ……」
カケル「例えが無駄にマニアックだな!?」

>20-21
>面白いこと考えるじゃん… >すげーいいと思う
出したら面白そうな気がするかも……でもただでさええらいこっちゃなのにこれ以上敵増やしたら収拾つかなくなりそうな気持ちもある……
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


25明神 :2024/10/25(金) 16:30:02
エカテリーナ…ガーゴイル…R.I.P
ガーゴイルは最期まで寡黙にガザーヴァを支え続けた漢だったよ…


>>21 ネビュラノーツの本質
つまりよォ人型巨大ロボットに乗ったネビュラとかカッコいいドラゴンを駆るネビュラとかいてもいいってコトかよ!?

>>24 こころがふたつある
ただでさえ戦力差があんのに敵まで呪歌バフ炊き始めたり的確にこっちの呪歌妨害してきたら
絶望感倍ドンでこの上ないピンチの演出になるぜ!


26えんばす :2024/10/25(金) 20:47:23
>> 人型巨大ロボットに乗ったネビュラ
オイ・・・何で・・・このターンの俺のレスの内容を知っている・・・?
フルボッコられてる間って色んなイクリプスに色んな活躍をさせられるからかな
これはこれで結構楽しいんだよな・・・ちょっと倒錯的だけど・・・


27カザハ&カケル ◆92JgSYOZkQ :2024/10/25(金) 21:16:39
>25
カザハ(性別不詳の種族だけど「漢」だったんか……?)(野暮なツッコミ)
カケル「「漢」は性別関係無い概念やで?」
カザハ「美少女になって二足歩行したり喋ったり歌ったりしないのはもちろん
    テレパシーとか心の声すら一切描写されたことがないのが全てが想像に委ねられる感じで却って味があるよね……」
カケル「美少女になって二足歩行したり喋ったり歌ったりしてますが何か」

>絶望感倍ドンでこの上ないピンチの演出になるぜ!
>これはこれで結構楽しいんだよな・・・ちょっと倒錯的だけど・・・

発注先「この人達は一体何を言っているんだ……?」
カザハ「ですよねー!」
発注先「よしやろう!」(決意)
カザハ「ファッ!? 発注先が錯乱した……ってコト!?」
発注先「敵方の曲は生成AIを駆使することによって過労死を防ぐから心配無用やで?」
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


28明神 :2024/10/28(月) 21:32:21
>>27 元ブレモンプレイヤー
大人気ゲームだった上の世界のブレモンにはもちろんガチ勢なんかもいて
そいつらがSSSのベータに参加してかつて救えなかった古巣に侵略者として降り立ったとしたら
すげー良い味するドラマが眠ってそうなんだよな…


29embers ◆5WH73DXszU :2024/10/31(木) 06:30:31
投下完了だ。以下はパッチノートになる。


【救助活動】

俺もウブな乙女じゃない。戦争なら人が死んで当然だ。
けど……同じように戦争なんだからみんなが真剣に入念に対策を講じている。それもまた当然だよな。
と思って勝手にそこそこの人数が助かった事にした。まあ……別に話の大筋に関係しないだろうしな。


【星光解放(イルミネイト・バースト)】

ロールプレイじゃないSSS特有の、アクションゲームらしいシステム。俺も出そうと思ってたんだよな。
ギャラクティック・アクセラレーションには先を越されちまった。やられたよ。
あと正位置、逆位置に関連付けた特殊アクションも実装したかった。正直かなり気に入ってる。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


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2 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第十章 (Res:404)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 2
1 ◆POYO/UwNZg :2024/02/04(日) 21:15:57
――「ブレイブ&モンスターズ!」とは?


遡ること二年前、某大手ゲーム会社からリリースされたスマートフォン向けソーシャルゲーム。
リリース直後から国内外で絶大な支持を集め、その人気は社会現象にまで発展した。

ゲーム内容は、位置情報によって現れる様々なモンスターを捕まえ、育成し、広大な世界を冒険する本格RPGの体を成しながら、
対人戦の要素も取り入れており、その駆け引きの奥深さなどは、まるで戦略ゲームのようだとも言われている。
プレイヤーは「スペルカード」や「ユニットカード」から構成される、20枚のデッキを互いに用意。
それらを自在に駆使して、パートナーモンスターをサポートしながら、熱いアクティブタイムバトルを制するのだ!

世界中に存在する、数多のライバル達と出会い、闘い、進化する――
それこそが、ブレイブ&モンスターズ! 通称「ブレモン」なのである!!


そして、あの日――それは虚構(ゲーム)から、真実(リアル)へと姿を変えた。


========================

ジャンル:スマホゲーム×異世界ファンタジー
コンセプト:スマホゲームの世界に転移して大冒険!
期間(目安):特になし
GM:なし
決定リール:マナーを守った上で可
○日ルール:一週間
版権・越境:なし
敵役参加:あり
避難所の有無:なし

========================

398embers ◆5WH73DXszU :2024/10/31(木) 06:17:07
【ロールプレイング・リバーサル(Ⅴ)】

精一杯の強がり。だが、ただの強がりではない――意思表示でもある。
代わりに死ぬ為だとか、責任を果たす為だとか、そんな後ろ向きな理由で残る訳じゃない。

「心配するなって。大丈夫だから。この後の戦いでも俺の火力は必要だ。
 だからここで一人でくたばったからってみんなを助けた事にはならない……な?ちゃんと分かってる」

勝つ為に、生き残る為に必要な事をするだけだという意思表示。
マル様の力こぶはそれでも何かを言おうとして――結局他の勝ち筋を見つけられなかった。
エンバースがダインスレイヴを肩に担ぐ。最後にもう一度WMセンターを振り返る。
もうみんなセンター内へ撤退したようだった。イクリプス達に向き直る。背後で遊撃隊が駆け出した音がした。

もしかしたら――こんな危険な事をする必要はないかもしれない。
ちょうどここから逃げ切った頃に全世界からの応援を得たバフが発動するかもしれない。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


399embers ◆5WH73DXszU :2024/10/31(木) 06:17:18
【ロールプレイング・リバーサル(Ⅵ)】

一巡目の世界には――崇月院なゆたがいなかったから。
だからきっとうんちぶりぶり大明神は――もしかしたら真一に絆されていた可能性もあるが、
恐らくはフォーラムでも誰にもまともに取り合われない、今よりずっと歪んだアンチ野郎だった。

だからきっとジョンは目指すべき人間像も持たない、ただかつて人を殺してしまった怪物のままだった。
加えてデウス・エクス・マキナという歪んだ希望を抱く事すら出来ないまま。
長くアルフヘイムのブレイブ一行に所属していたかすら怪しい。

だからきっとカザハは今よりも無情で、ただ単純に力ある、しかし勇気なき精霊に過ぎなかった。
そもそも人間性を持たない。ジョンと恋に落ちる事もない。誰かを大切に思う事すらなかったかもしれない。
そこにいたのはただ洗練された音楽が奏でられて、少しばかり出力の高い、だがそれだけの風精だっただろう。

そんなヤツらが全世界からの応援を受けて、それを力に変えるなんて――想像出来る筈がない。
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400embers ◆5WH73DXszU :2024/10/31(木) 06:17:47
【ロールプレイング・リバーサル(Ⅶ)】

『ハイバラ……いえ、あえてこう呼びましょう。エンバースさん。
 あなたは正史の……生前の記憶は残っていますか?』

追撃が来る――だがエンバースに迫るのは殴りガンナー(仮称)ではなかった。
肉薄する巨影=可憐で儚げな声/ゴツゴツのフルアーマーパワードスーツ=全身甲冑型のネビュラノーツ。
開いた右手の五指から連射される衝撃波/それを牽制に大きく振り被られた左鉄拳。

『あなたはリューグークランと共にムスペルヘイムに召喚された。
 運命に翻弄されながら奮戦するも、一人また一人と仲間を喪っていった』

「なんだよ、口プのつもりか?」

『いいえ?……それでもあなたは戦い抜いた。ムスペルヘイムを照らす繁栄の聖火、
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401embers ◆5WH73DXszU :2024/10/31(木) 06:19:21
【ロールプレイング・リバーサル(Ⅷ)】

「――――っ!!」

悲鳴も上げられないほどの威力/衝撃。
だが、それが幸いして背後の壁に穴が空いた/エンバースが建物内部に叩き込まれた。
どうにか受け身を取って立ち上がる/体勢を整える――よりも早く、エンバースの胸ぐらを誰かが掴んだ。
サジタリウスでもネビュラノーツでもない。
短躯/修道服/ふわふわのピンクショートヘア/にこやかな糸目――背中の巨大な十字架を得物とするジャガンナート。
エンバースが床に叩き伏せられた。その上から突き下ろされる巨大な十字架。セラミックタイルが粉々になって飛び散る。

『――あの結末は悲劇でした。けれど……あなたの死に様は美しかった。
 聖火の力を手に入れて、最強のブレイブになれた筈のあなたがその未来を捨てて、ただ死んでいく。
 なんて勿体ない。だけど……あなたの選択肢はもうそれしかなかった。胸が締め付けられるようでした』

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402embers ◆5WH73DXszU :2024/10/31(木) 06:19:36
【ロールプレイング・リバーサル(Ⅸ)】

そして――左の手刀がエンバースの胸部を貫く。
瞬間、魔力の膜が割れて飛散=リボーンシードの発動エフェクト。
マインの表情に冷めた失望が浮かぶ――間髪入れずに右手でエンバースの首根っこを掴む。

『……がっかりだよ、マジで』

再び左の手刀がエンバースの胸部を――魂核を貫く。
そして――次の瞬間、今度はマインの背中から紅蒼の魔力刃が生えた。
何が起きたのか、マインは理解出来ていなかった。
密着状態からダインスレイヴで胸部を貫かれた。そこまでは分かる。
だがどうやって。明らかに致命傷を与えた――ならばこれは最後の悪足掻きか。

「お」
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403embers ◆5WH73DXszU :2024/10/31(木) 06:21:42
【ロールプレイング・リバーサル(Ⅹ)】

「……よう、明神さん。そろそろアンタがべそ掻きながら
 『クソォ、こんな事ならエンバースをちゃんと殴っとけばよかったブリィ』
 とか言い出す頃合いだろ?けど……それには及ばないぜ」

やはり楽しげな――年上の同性にじゃれつくような声色。

「この俺が正真正銘、意味のない事なんてする筈ないんだ。そうだろ?この状況は……
 少し想定外の事態もあったが、殆ど……概ね……まあ、予想通りだ。だって考えてもみろよ。
 ロールプレイは別にSSS固有のシステムじゃない。それをアイツらは――」

エンバースの口元に笑みが浮かぶ。

「ピカピカに磨き上げて、俺達に見せてくれたんだぜ。どうだい?アンタが好きそうなやり口だろ?
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404embers ◆5WH73DXszU :2024/10/31(木) 06:23:18
【ロールプレイング・リバーサル(ⅩⅠ)】

「……なゆた」

だが、そこでもう一度エンバースが押し黙った。
何を言おうか――言いたい事は沢山ある。
沢山あり過ぎて――この短い時間の中でどれから言葉にすればいいか決められない。

「……なんか、まるで別れの挨拶みたいになっちゃったな……なあ、少しはビビってくれたか?
 もしそうなら……悪かったな。でも、俺達はいつも……お前に、こんな風にビビらされてきたんだぜ。
 一回くらい仕返ししたって罰は当たらないだろ……本当、いつも気が気がじゃなかったんだ」

結局、いつもの癖で益体のない冗談が口をついて出てしまった。

「……また、後でな」
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3 雑談スレ (Res:1000)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 3
1 ◆POYO/UwNZg :2019/01/20(日) 20:48:16
雑談、相談、なんでもどうぞ!

994カザハ&カケル ◆92JgSYOZkQ :2024/10/12(土) 02:02:10
バトル2の各フレーズの効果はwikiに一応書いてあるけど歌詞を自由に解釈してもOK

カザハ「バトル2は予め作ってあったからサクッと投下しようと思ってたんだけど……
    つい発注してしまったんだ、ガザーヴァの専用BGM!」
カケル「”おねえちゃん”に一撃KOされたんだッ……!
    でも怪しからんツンデレ美少女に専用BGMなんて歌ってキャッキャしてたら拗ねちゃう人がいるような……」
カザハ「妹だからセーフ! 妹だからセーフ!」(大事なことなので2回言いました)

敵と直接対峙してない自分が敵を動かすのが流れとしてはうまくいくのは分かってるんだけど……
カケル「分かってて敢えて歌に専念……ってコト!?」
カザハ「そもそも何で今の芸風に行き付いたんだっけ」
カケル「あっ」(察し)

しかしレベル3がMAXかと思いきや5まで出てくるとは!


995カザハ&カケル ◆92JgSYOZkQ :2024/10/12(土) 04:01:16
途中のリンクがうまくいってなかった(見れなくはないけどワンクッション行程が多くなる?)ので
よければ最後に貼ったほうで開いてね


996明神 ◆9EasXbvg42 :2024/10/15(火) 03:27:15
おまたせ。
>ガザーヴァ戦BGM

満を持してこれが来るの最高にクソ熱い展開だと思う
……ブレモン既プレイの皇帝にとってガザーヴァと戦ってるときにこのBGMかかるの
バフとデバフどっちになるんだろう……


997カザハ&カケル ◆92JgSYOZkQ :2024/10/15(火) 22:59:38
>996
気合入れて前もって用意した歌もいいけど
直前のレスを見て突発的に作った歌って独特の臨場感がある気がして結構好きなんだ
「めっちゃ作中のカザハが作ってそうやん!!」ってなる
気付いた人がいるかもしれないけど実はカザハのテーマのアレンジで
上の世界の考察勢が「実は関係者なんじゃないか」と噂しているところまで仕様。
現代のJポップとかの殆どは4/4拍子(いわゆる4拍子)なんだけど
これは6/8(3拍子のお仲間)で 割と珍しい拍子だから ここぞ!という時に使うと
印象的な曲が出来るんだよねー!
ゲーム音楽だと実際に重要なイベントバトルの戦闘曲に使われてたりもする!

大昔のRPGにこの拍子の戦闘曲があって
ゆっくりな前奏からアップテンポな本体部分に切り替わるんだけど
直前の会話部分から前奏が始まって会話のスキップが出来ない仕様にすることで
アップテンポになるタイミングで丁度戦闘が始まるように調整してるってだいぶん後になってから知って
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


998明神 :2024/10/16(水) 19:19:53
>>997
>カザハ君のテーマのアレンジ
なんかデジャヴだなと思ったらそれかぁ!
エモいことするじゃん…


999ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2024/10/17(木) 03:22:02
投下完了した。

イクリプスそのものの欠点…能力減少に関しては書こうか若干迷ったんだが…
本人達の知らないところにもいい所、悪い所の影響があっても面白いなと思ったんだ

それはそれとしてロールプレイに理解を深める為に自分の過去の黒歴史ノートをあさってたんだが…
その中で超絶チートで基本だれにも負けないけど自分が強敵と書いて友と認めた相手には力を分け与えて三日三晩戦い続く…
というとってもいた…いい趣味した設定を見つけたのでそれっぽくアレンジして反映してみた。弱点かと言われると怪しいが

>【タロットカード】

次から次へと面白い設定ばっか考えやがって…

こういう頭って何すりゃ身につくんだ…?

(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


1000embers ◆5WH73DXszU :2024/10/17(木) 18:23:08
次スレ
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/18102/1729156921/


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4 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第九章 (Res:609)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 4
1 ◆POYO/UwNZg :2022/09/30(金) 22:01:30
――「ブレイブ&モンスターズ!」とは?


遡ること二年前、某大手ゲーム会社からリリースされたスマートフォン向けソーシャルゲーム。
リリース直後から国内外で絶大な支持を集め、その人気は社会現象にまで発展した。

ゲーム内容は、位置情報によって現れる様々なモンスターを捕まえ、育成し、広大な世界を冒険する本格RPGの体を成しながら、
対人戦の要素も取り入れており、その駆け引きの奥深さなどは、まるで戦略ゲームのようだとも言われている。
プレイヤーは「スペルカード」や「ユニットカード」から構成される、20枚のデッキを互いに用意。
それらを自在に駆使して、パートナーモンスターをサポートしながら、熱いアクティブタイムバトルを制するのだ!

世界中に存在する、数多のライバル達と出会い、闘い、進化する――
それこそが、ブレイブ&モンスターズ! 通称「ブレモン」なのである!!


そして、あの日――それは虚構(ゲーム)から、真実(リアル)へと姿を変えた。


========================

ジャンル:スマホゲーム×異世界ファンタジー
コンセプト:スマホゲームの世界に転移して大冒険!
期間(目安):特になし
GM:なし
決定リール:マナーを守った上で可
○日ルール:一週間
版権・越境:なし
敵役参加:あり
避難所の有無:なし

========================

603ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2024/01/24(水) 21:08:38
なゆ達についていけば全てがうまくいくと思っていた。
誰も死なず、誰も悲しまず、最後は丸く収まる…そう…信じ込んでしまっていた。

いや…結果だけみれば最善と言っていい程順調に進んでいる。
僕達の被害は見渡す限り0に近い。怪我はしているし…休息は必要だが…しかしそれだけの被害で敵を無力化する事に成功した。

結果だけ見れば大成功だ。

でも僕は…なゆ達の光に目が眩んでその過程まで完璧であると信じ込んでしまった。

だから今の僕には…本来必要であるはずの…覚悟がなかった。
敵の屍を乗り越えるという事がどうゆう事なのかをまったく理解していなかった。

エンバースがそれはことある事に言っていた…たまたまうまくいっただけという事を肝に銘じておけと…
僕が…僕だけが…理解しているつもりが僕だけが…理解していなかった。
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604ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2024/01/24(水) 21:08:51
>「みんな、無事で本当に良かった……」

遅れた僕にカザハがそう声かける。
分かりきっていたことではあるがみんな生きて…無事に再集結できている。満身創痍ではあるが

「みんな…!カザハも…無事でよかった!」

少しでも気丈に振舞う。今は後ろを振り向いてる場合じゃないから…前に進まなきゃいけないんだ。
リューグークランの…エンバースの為にも…悲しむのは最後に取っておこう。

………それにしてもなんかちょっとカザハの位置が心なしかちょっと遠いような…気のせいかな?

「…?僕?…なんにもないよ…なんにもね」

>「さっきも言ったが、お前は報いを受けるべきだ。
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605崇月院なゆた ◆POYO/UwNZg :2024/01/30(火) 13:00:23
>……ねえ月子先生。彼からはっきりと、言葉にして、愛を語られた事は?

「そ、そんなのないよ!
 だいたい、わたしたちはちゃんとお付き合いしてる訳じゃないし……っていうか、
 わたしが一方的に好きって言っただけだし……」

突然マイディアに突っ込んだ質問をされ、なゆたは顔を真っ赤にしながら慌ててぱたぱたと両手を振った。
そんななゆたのリアクションを想定通りと思っていたのか、マイディアが顔色ひとつ変えずに話を進める。

>……ないだろうね。いつもそうだった。思わせぶりな事を言ってこっちをその気にさせて。
 そのくせ気づいたらすぐによそ見をしてるんだ。私もそれはもう散々待たされたものさ

「うん」

こくり、と頷く。
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606崇月院なゆた ◆POYO/UwNZg :2024/01/30(火) 13:05:13
マイディアが無数の光の粒子となって消えるのを確認すると、なゆたは立ち上がり胸に添えた右手をぐっと握り込んだ。
『異邦の魔物遣い(ブレイブ)』としての矜持と、三つの世界の命運。
そして、同じ相手を好きになった者同士の想いを懸けた闘いだった。
神奈川県から無理矢理召喚され、アルフヘイムで生き残るために遮二無二闘い続けて。
たくさんの強敵と対峙してきたけれど、マイディアは間違いなく最強の相手だった。
日本ランキング一位のチーム、リューグークランのメンバーだからというだけではない。
単純なランキングの上下のみならず、人間としての力量を見ても、マイディアはかつてない強者であったのだ。
しかし、なゆたはそんな相手に勝った。
勝つということ、それは即ち下した敗者の想いを背負い、受け継ぐということ。

>だから月子先生。死んじゃ駄目だよ……

マイディアの言い残した言葉を、胸の中で反芻する。
エンバースにふたたび大切な者を喪う絶望を味わわせないために。この世界を理不尽な崩壊から救うために。
どんなことをしてでも、生きる。
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607崇月院なゆた ◆POYO/UwNZg :2024/01/30(火) 13:09:39
>しかしだな、俺の見解はこうだ。今のデュエルはすげー楽しかったが――次はもっと楽しくなるぞ

エンバースが不敵に笑う。半分だけ蘇生した、歪な顔で。
常識的な観点だとひどく不気味で不自然な其れは、何なぜだかとても格好良くなゆたには見えた。

>おまっ……ふざっ……ふざけんな!次なんかあるわけねえだろ!!
 おいハイバラ!!こっち向けよ、おい!!楽しくデュエルできて情でも移ったか!?
 またぞろGルートがどうとか寝言垂れやがったらぶっ飛ばすぞ!!

>俺の実力はもう十分に分かっただろ?だから次はお前も最初からフルスロットルでやれる。
 俺は俺でお前の手の内はある程度把握した。次はもっと長く遊べるぞ。
 お互い、上手く切れなかった手札がまだある筈だ。あるよな?俺にはある
>それに多分だけど、フラウもリュシフェールも不完全燃焼だろ?


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608崇月院なゆた ◆POYO/UwNZg :2024/01/30(火) 13:15:21
「僕がやったことに関しても、弁解するつもりなんてないさ。
 僕がニヴルヘイムの軍勢を地球へ連れてきた結果、たくさんの人が死んだ。魔物も。
 それが僕の罪で、償わなければならないというのなら受け入れようとも。ただ――
 そんな時間はないと思うけど」

ミハエルは淡々と告げる。デュエルに敗れたことで自棄になっている訳でも、開き直っている訳でもない。
ただ――何か、此方の知らない決定的なことを知っている。そんなふうだ。

「君たちの質問に答えられる者がいるとしたら、それは……このワールド・マーケット・センターの外にいる。
 此処に来るときには見えなかったかい? まぁ、僕との闘いで頭がいっぱいだったというのなら無理もないか。
 でも、今なら君たちにも見えるはずさ……行って確かめてくるといい。
 僕は……もう二度と見たくない」
 
ミハエルはそう言うと、思い出すのもいやだというように自らの身体をぎゅっと両腕で強く抱き締めた。
ブレモン絶対王者の金獅子を以てして『二度と見たくない』と言わしめる存在。
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609崇月院なゆた ◆POYO/UwNZg :2024/01/30(火) 13:23:38
目の前に、惨状が広がっている。

破壊され半ばから倒壊したビル群に、墜落した戦闘機の残骸。ひしゃげた戦車、炎上し黒焦げた車両。
そこかしこに米軍とおぼしき兵士の亡骸。逃げ遅れ戦闘に巻き込まれたらしい一般人の遺骸は数えきれない。
被害はミズガルズ――地球ばかりではない。ニヴルヘイムの魔物たちの死骸も、あちこちに転がっている。
キュクロプスやゴブリン、グリフィン、ワイバーン、オーク――ブレモンではおなじみのモンスターたち。
無残な鏖殺の跡。建物はまだちろちろと火を残して燃え燻っており、火災の煙と濃厚な血臭で噎せ返りそうだ。
見渡す限りの焦土。
けれども、それは侵略者となったニヴルヘイムの魔物と、侵略に立ち向かう米軍が激突した結果――ではなかった。

「……なんて、こと……」

なゆたは瞠目した。
戦闘の痕跡は確かにある。執拗で徹底的な破壊と根絶の証が。
だが、ニヴルヘイムとミズガルズの両軍が殺し合ったという痕跡はない。
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5 番外編投下用スレ (Res:41)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 5
1 ◆POYO/UwNZg :2019/03/20(水) 18:54:52
本編の補完、補足、外伝等ブレイブ&モンスターズ!関連SSの投下用スレです。

35カザハ&カケル ◆92JgSYOZkQ :2023/03/14(火) 23:25:38
カザハ「wwwwwwwwwwww」
カケル「何をスマホを見ながら一人で草生やしてるんですか……」
カザハ「スマホ見てたらこんな記事が流れてきて」
ttps://zenjido.blog.jp/archives/19566277.html
アゲハ「ネット繋がっとるんかーい!」
カケル「そこ突っ込まないであげて!? きっと番外編特有のガバガバ仕様ですよ!

    何何? ……ひと昔前のJポップの歌詞はこれらの成分でできています……ってフルコンボじゃないですか!! ありがちじゃないですかやだー!」
アゲハ「総製作期間3~4日……じゃなくて一瞬の突貫工事だから仕方ないんじゃね?」
カケル「上の世界の事情みたいなやつ垣間見せないであげて!?」
カザハ「……甘いなカケル――ありがちということはイメージを共有しやすい……
つまり呪歌の歌詞としては成功なのでは!?」
カケル「な、なるほど……!
    ……ん? もしかして受け手の持つイメージによっても効果が左右される……!?」
カザハ「効果にバラつきが出るかまでは分からないけど
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


36伝説を語る者 ◆92JgSYOZkQ :2023/05/31(水) 23:58:52
勇者一行に紛れ込んだアンチがいつの間にかサ終阻止の急先鋒になってた件

ttps://dl.dropbox.com/s/i4pmufpekyd9991/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%81%E3%81%8C%E3%81%84%E3%81%A4%E3%81%AE%E3%81%BE%E3%81%AB%E3%81%8B%E3%82%B5%E7%B5%82%E9%98%BB%E6%AD%A2.mp3

CAST
明神:KAITO
ガザーヴァ:VY2

【明神】
悪意塗り固めたような 高難易度のゲーム
誰の助けも借りずに 一人挑み続けた

ある日の対戦相手は 無名のスライム使い
見事にボコボコにされ プライドへし折られた

(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


37伝説を語る者 ◆92JgSYOZkQ :2024/02/03(土) 00:45:32
日本最強のデュエリストを魔王にしようとしたら世界最強の焼死体になってた件

ttps://dl.dropbox.com/scl/fi/vyxph0nhwwconvakhjs8i/.mp3?rlkey=oqnvsh1ul9s7h8ohedx7n7pvc&dl

CAST
embers:鏡音レン
フラウ:鏡音リン

【embers】
前人未踏のコンテンツ 踏破し与えられしは
日ノ本最強の誉と 星の因果超えし剣
【フラウ】
終焉迫る世界の 命運託されるには
あまりに安すぎる 対価だと思いませんか

(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


38伝説を語る者 ◆92JgSYOZkQ :2024/03/25(月) 23:53:00
解除不可の血の呪いで終焉の魔物を発生させようとしたのに永久持続地属性バフのタンクが爆誕してた件

CAST
ジョン:MEIKO
部長:KAITO

ver1
ttps://dl.dropbox.com/scl/fi/r45rt4se40unru6zxfr84/.mp3?rlkey=hp1pn4dkrfatjvmj9n73exsvj&dl

ver2
ttps://dl.dropbox.com/scl/fi/1ftv9dm1bvdsv2u5u8c9y/.mp3?rlkey=4cgqg0taei13fu9udu2agukvs&dl


【ジョン】
血煙舞う 戦場にて 今宵も敵を屠る
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


39伝説を語る者 ◆92JgSYOZkQ :2024/07/10(水) 01:29:37
再転生した風精姫を闇堕ちさせようとしたけど伝説の語り手になってた件
略称:再転生した伝説の語り手

ttps://dl.dropbox.com/scl/fi/vktw4cf8jl3gcbsbr0u0k/.mp3?rlkey=5w1rcka9jrhi66nf0giu728ij&st=pa5xq8rg&dl

カザハ:VY2
カケル:MEIKO

【カザハ】
世界の風を守る役目(ロール) 割り振られ
プログラムに従いて 無慈悲な刃振るう
【カケル】
だけどあなたは気付いてしまった
その胸に宿る単なる世界の部品(パーツ)じゃない何かに

(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


40カザハ&カケル ◆92JgSYOZkQ :2024/07/10(水) 03:06:38
カザハ「みんなは地球出身だからあれでも一応Jポップ寄りを意識してたけど
    自分はアルフヘイム出身だからファンタジー全開やで」
カケル「地球時代を2行でまとめる力技……!」
カザハ「1巡目の発生時からの全人生に占める比率を考えると仕方ないんやで。
   一時はどうなる事かと思ったけどカケルもガザーヴァもなんとか盛り込んだ!」
カケル「クライマックス部分にもう一人がっつり盛り込まれてるやん。むしろメインやん」
カザハ「な、なななななな何を言っているのかちょっと分からない……!」(震え声)

カケル「とにかく、これでキャラソンが……全員分出来た……ってコト!?」
カザハ「全員出来たところで何名か若干改題して題名に統一感を持たせてみた」

転生してない新キャラに管理者権限を渡したけどスライムマスターになってた件
勇者一行に紛れ込ませたアンチがいつの間にかサ終阻止の急先鋒になってた件
日本最強のデュエリストを魔王にしようとしたら世界最強の焼死体になってた件
血の呪いで終焉の魔物を発生させようとしたけど永続地属性バフのタンクが爆誕してた件
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


41カザハ&カケル ◆92JgSYOZkQ :2024/07/10(水) 18:43:48
若干微修正してデータを差し替えたので歌詞はwikiの方を見てね
カケル「君達の伝説→君達との旅路 になってる……だと!?」
カザハ「前者のままだと若干の他人事っぽさがあるやん?」

カケル「ところで風精”姫”ってド厚かましいんだわ謎の天然記念物の分際で!」
カザハ「知らんわ! 文句は発注先に言えや!」

それが……
次期風精王だと長いし性別指定が無い王位継承者的な意味合いの一文字の便利な言葉が無いから
一応地球では戸籍上女だったらしいしまあええかなって……

カケル「語呂の都合だった……!」


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6 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第八章 (Res:369)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 6
1 ◆POYO/UwNZg :2021/10/19(火) 01:37:21
――「ブレイブ&モンスターズ!」とは?


遡ること二年前、某大手ゲーム会社からリリースされたスマートフォン向けソーシャルゲーム。
リリース直後から国内外で絶大な支持を集め、その人気は社会現象にまで発展した。

ゲーム内容は、位置情報によって現れる様々なモンスターを捕まえ、育成し、広大な世界を冒険する本格RPGの体を成しながら、
対人戦の要素も取り入れており、その駆け引きの奥深さなどは、まるで戦略ゲームのようだとも言われている。
プレイヤーは「スペルカード」や「ユニットカード」から構成される、20枚のデッキを互いに用意。
それらを自在に駆使して、パートナーモンスターをサポートしながら、熱いアクティブタイムバトルを制するのだ!

世界中に存在する、数多のライバル達と出会い、闘い、進化する――
それこそが、ブレイブ&モンスターズ! 通称「ブレモン」なのである!!


そして、あの日――それは虚構(ゲーム)から、真実(リアル)へと姿を変えた。


========================

ジャンル:スマホゲーム×異世界ファンタジー
コンセプト:スマホゲームの世界に転移して大冒険!
期間(目安):特になし
GM:なし
決定リール:マナーを守った上で可
○日ルール:一週間
版権・越境:なし
敵役参加:あり
避難所の有無:なし

========================

363embers ◆5WH73DXszU :2022/09/22(木) 08:19:56
【セーブ・ロード(Ⅵ)】

『カザハ、とりあえず話は後です! エンデ君! 時間が無いとは!?
 もしここが崩壊するとかだったら勿体ぶってないで早く教えてくださいよ!?』

「もう少しボリューム下げてくれ。そのバカでかい声が地盤にトドメを刺しかねない」

『エンデ!……説明。』

「それもいいけど、とりあえず出口を探さないか?オデットは……ガザーヴァ、お前が運べよ。
 ガーゴイルがいるだろ。乗せてやってくれ。嫌なら別にいいけど……俺もジョンも疲れ果ててる。
 断るなら、あのバカでかいおっぱいを王冠代わりに頭に乗せる名誉は――明神さんのものって事になる」

『地上に戻ろう』

(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


364embers ◆5WH73DXszU :2022/09/22(木) 08:20:31
【セーブ・ロード(Ⅶ)】

「…………あー、ちょっといいか」

なゆたが口を開く前後――どこかのタイミングで、エンバースが口を挟む。

実際の所、なゆたがこの件についてどう考えているのかは分からない。
もしかしたら特に深く悩む事もなく、既に彼女なりの答えが出ているのかもしれない。
それなら、それでいい。だが、もしもそうでなかったとしたら――言っておきたい事が、一つあった。

「こういうデリケートな話にズカズカ踏み込むと……モテないぞ、明神さん」

勿論、これはその"言っておきたい事"ではない。ただの前置きだ。

「それはさておき……なんだ、その……もし言いにくかったらの話なんだが――」
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365ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2022/09/22(木) 13:47:32
体が変わっていく…永劫の力が僕を上位の存在に進化させようとしている。永劫の力を受けるにふさわしい体へと…僕を…

いらない…不死なんて…不老なんて…。

激痛に耐えながらのたうち回る。
受け入れればこの激痛は一瞬で終わるという確信があった。だからこそ…必死に激痛を耐えるしかなかった。

不死はともかく…不老は非常に魅力な提案ではあった。僕だって老いるのは怖い…死ぬのだって怖い…
でも僕は罪人だ…誰がなんと言おうと…人を殺した罪は変わらない。

シェリーを殺したのも…ロイをあんな風に大量殺人犯にしてしまったのも…僕が…僕が悪いのだ。
今更自分だけ生き長らえようなどとは…決して思えない。

僕は決してまともな死に方はできないだろう…僕はしてきた事考えれば必ずそうなる。だけど…だからといってふてくされて一生生きているつもりもない…
なゆについていくと決めたあの日から…僕は精一杯今を生きると決めたから。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


366ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2022/09/22(木) 13:47:49
その瞬間僕の体の痛みは止まる。
僕の体はオデットとつながっていた…その痛みが無くなったという事は…オデット側が力つきたか…正常に戻ったか…

「…そうか……良かったな」

ウィズリィもまた…なゆの力の前に倒れ伏した。

まだなにか企んでいるかもしれない…彼女がやった事を考えれば即座にトドメを指すべきだ…。

「なんて……よし、さっさと拘束しますか」

なゆ達と付き合ってきて僕も少しは丸くなったのだろうか…
前の僕なら躊躇わず首にナイフを当てていただろうが…さすがにする気にはなれなかった。

>「初めから……全員あのクソジジイの安い駒だったってことかよ」
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367ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2022/09/22(木) 13:48:06
>「地上に戻ろう」

「…そうだね。これだけ大事になったんだ…だれか感づいてくるかもしれないし…それに…」

>「ああ、そうだな。今にも聖罰騎士がここを探り当てて、意識のないオデットを見つけて、俺達をその場で処刑するかも」

「…そうゆう事」

正直精神的に疲れてはいるが…肉体的にはオデットのおかげで余裕はある。
神罰騎士が何人こようと大した問題ではないのだが・・・しかし外交的に面倒事になるし、何よりでないはずの被害がでていい事は何もない。

>「一応、隊列だけはしっかりしとこうぜ。ジョン、先頭と殿、どっちがいい?」

「先頭でいくよ…一番余力があるのは間違いなく僕だしね…精神的にはかなりきついけど弱音を吐いてる場合でもない」

(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


368崇月院なゆた ◆POYO/UwNZg :2022/09/28(水) 05:18:08
「ポヨリン!」

『ぽよっ! ぽよぽよよ、ぽよっ! ぽよよぉぉぉ~~~んっ!!』

なゆたが両手を伸ばす。ポヨリンが助走をつけて勢いよくジャンプし、なゆたの胸に飛び込む。

「よかった……ポヨリン、無事でよかった……!
 ふふっ、くすぐったい! くすぐったいよポヨリン……!」

ポヨリンがぺろぺろとよく懐いた仔犬のように頬を舐めてくる。ポヨリンの柔らかく弾力のある身体を抱き締めながら、
なゆたは擽ったそうに笑った。
死んでしまったと思っていた。助けられなかった、後悔していた。
幾度も夢に見た。慟哭した。絶望した――
けれど。
なゆたとポヨリンはこうして再会を果たし、絆は保たれた。
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369崇月院なゆた ◆POYO/UwNZg :2022/09/28(水) 05:22:27
>それはさておき……なんだ、その……もし言いにくかったらの話なんだが――
 この場合、重要なのは――お前がどっちで呼ばれたいか……だと思う……俺は

「……エンバース」

>…エンバースの言う通りだ…僕は別にどっちだって気にしないし…そもそも僕は君に惚れてこのPTに入ってきた。
 今更君が何者だろうと…例え君がどんな道を選ぼうと…僕はついていく…無理やりにでもね

更に、ジョンもエンバースの言葉に同調する。
なゆたは照れくさそうに右手の人差し指で米神を掻きながら、小さく笑った。

>あ~…友達がいた時間が短すぎたんでこんな時なんて言えばいいか…うまく言えないんだけど…好きに生きようぜ
 誰に言われた~とか…こうしなきゃいけない~とかじゃなくてさ…君のやりたい事を…君の行きたい所を…仲間全員でやろうよ。
 僕達もたまにわがまま言うからさ…おあいこって事で

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7 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第七章 (Res:391)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 7
1 ◆POYO/UwNZg :2020/11/17(火) 11:00:24
――「ブレイブ&モンスターズ!」とは?


遡ること二年前、某大手ゲーム会社からリリースされたスマートフォン向けソーシャルゲーム。
リリース直後から国内外で絶大な支持を集め、その人気は社会現象にまで発展した。

ゲーム内容は、位置情報によって現れる様々なモンスターを捕まえ、育成し、広大な世界を冒険する本格RPGの体を成しながら、
対人戦の要素も取り入れており、その駆け引きの奥深さなどは、まるで戦略ゲームのようだとも言われている。
プレイヤーは「スペルカード」や「ユニットカード」から構成される、20枚のデッキを互いに用意。
それらを自在に駆使して、パートナーモンスターをサポートしながら、熱いアクティブタイムバトルを制するのだ!

世界中に存在する、数多のライバル達と出会い、闘い、進化する――
それこそが、ブレイブ&モンスターズ! 通称「ブレモン」なのである!!


そして、あの日――それは虚構(ゲーム)から、真実(リアル)へと姿を変えた。


========================

ジャンル:スマホゲーム×異世界ファンタジー
コンセプト:スマホゲームの世界に転移して大冒険!
期間(目安):特になし
GM:なし
決定リール:マナーを守った上で可
○日ルール:一週間
版権・越境:なし
敵役参加:あり
避難所の有無:なし

========================

385embers ◆5WH73DXszU :2021/10/05(火) 06:36:15
【アノクシア(Ⅵ)】

『なゆたちゃん!……ああっ、クソ!』
『本人がああ言ってるんだ、仕方がない……。
 身を護る手段も無いのに連れ回しても危険に晒すだけだ……』

「……そんな事は、言われなくても」

『分かってるよ。……分かってんだ、そんなことは。
 このまま進めば、なゆたちゃんにとってどれだけキツい旅路になるかってことも、分かってる』
『……だけど、それでも俺は諦めたくねえよ。全員で世界を救うっていう最初の目標を。
 ゲーマーの矜持なんか関係なしに、なゆたちゃんを取りこぼしたくない』

遺灰の男が明神を見つめる――この状況で、明神ははっきりと自分の意思を示した。

(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


386embers ◆5WH73DXszU :2021/10/05(火) 06:37:53
【アノクシア(Ⅶ)】


「……よう」

なゆたはそう時間もかからず見つかった/歩いている間に考えは纏めた。

「俺が何故こんな風になったのか。分からないって言ったよな。教えてやるよ」

後はそれを伝えるだけだ――その結果が、予測出来ないとしても。

「俺はな、一度死んだんだ。闇溜まりの奥深く……光り輝く国ムスペルヘイムで。
 ヒトの魂を薪に燃える聖火に焼かれて、そこで俺の冒険は終わった筈だった」

だが、そうはならなかった――ハイバラは、エンバースとして再び目を覚ました。
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387ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2021/10/10(日) 14:20:23
「ふう~~…」

落ち込んでばかりもいられない。本当に辛いのはなゆで…この後なんだから。

>「……えと。
 黙って勝手にいなくなっちゃって、ゴメンなさい……」

頭を冷やしていると明神の影からひょこっとカザーヴァが顔を出す。
以外だな…僕がいなきゃ結局お前らダメダメじゃん!と軽口の一つでも叩くと思っていたが…。

>「だって。……特別になりたかったんだもん。
 ソイツばっか特別扱いされてさ。特別だー、風精王の器だーってチヤホヤされてさ。
 ボクとソイツは同じはずなのに……。それが悔しかったんだ。
 テンペストソウルがあれば、ボクもソイツみたいになれるかなって……思っちゃったんだもん」
>「でも……もういいや。レクス・テンペストになれなくたっていい。
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388ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2021/10/10(日) 14:20:35
無事に戻ってきた僕達はなゆに会う前に全ての話し合いをつけてしまうことにした。

>「風の双巫女との約定により、これより我が軍の500騎を駐留部隊としてこの地に留め置き、始原の風車の防備に充てることとする」

「打倒なラインだな」

戦いは基本的に数の戦いだ。しかし、この世界では一人でその差をひっくり返す人物が多数存在する。
過剰な戦力は戦いを抑制する効果がある。しかし、相手にそれ以上の戦力が…ひっくり返す算段さえあれば戦闘は必ず起こる。
そうなれば戦闘の規模は大きくなり、人的被害どころかその場所が生物の住めない場所になる事すらある。

>「そなたらはエーデルグーテへ行くという話であったな。
 『永劫』との面会を望むなら、余が親書を遣わすゆえ持ってゆくがよい。
 余と『永劫』には其処迄の親密さはなかったが、それでも階梯の誼。無手で参るよりはよかろう」

>「次は宗教の総本山で僧兵軍団の調略か。いよいよもって戦国時代めいてきたな」
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389ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2021/10/10(日) 14:20:49
なゆの顔を見た時、即座に異変に気付いた。

>「聞いたよ、あのイブリースをやっつけたんだって? やったね!
 みんなが力を合わせれば、どんな強敵にだって必ず勝てるって。わたし、信じてたから――!」

でも不思議と…僕はなにも感じなかった。

>「……まあ、俺が少し本気を出せばこんなものさ」

目の前にいるなゆに以前の面影は微塵もなかった…。
頑張って明るく振舞おうとしてはいるが…明るいのは表情と声だけで…。

>「……おい、明神。どーゆーコトだよ?
 モンキンのやつ、ゴッポヨ撃破されてガチ凹みしてんじゃなかったのか?」

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390ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2021/10/10(日) 14:21:05
>「バカだよねえ、わたし。
 今まで勝ってこられたんだから、今回だって絶対勝てる! なんて。何の根拠もなく突っ走っちゃってさ。
 イブリースは今までの相手とは全然違うのに。ちゃんとみんなで対策を練って、連携して戦わなきゃだったのに。
 な~んにも考えないで吶喊して、跳ね返されちゃって! あははははは、いや~参った参った!
 ごめんね、みんな! 本当にこんなのがリーダーですなんて、今まで大きな顔しちゃってて!」
>「だからさ。わたし、もう役立たずになっちゃったから。
 リーダーの座は明神さんに譲るね。新リーダー、これから頑張って。
 わたしのことは、申し訳ないんだけどヴィゾフニールでリバティウム辺りに送ってくれないかな?
 リバティウムならしめちゃんもいるし、わたしの箱庭も……」
>「や、やっぱりいいや。リバティウムはやめとく。
 そ……そうだなー、ガンダラの『魔銀の兎娘(ミスリルバニー)亭』なんていいかも!
 あそこでマスターに雇ってもらって、ウェイトレスとかやってみたいかな!」

「…そうか」

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391ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2021/10/10(日) 14:21:26
戦いに負けて…イブリースを倒すことも、仲間にすることも出来ず…ただ地に伏しただけ。

そして、今苦しんでいるなゆに涙どころか…悔しさでさえも共感してあげられない。
イブリースの前に決めた覚悟は一体なんなんだ?もう悲しませないと誓ったのに…

僕には…人間としての当たり前のなにかが欠けている。そう認められずにはいられなかった。
僕がどれだけ人を想っても…信頼すると口に出しても…それは結局見せかけで…

ロイが死んだあの時から…シェリーを殺したあの日から…ほんの少しでさえも成長できていない。
結局他人を思いやれている…その気になっていた自分に酔いしれていただけだ。

人が目の前で死のうとも、殺されようとも、殺そうとも、仲間と呼んでくれる人が大切な相棒を失ったとしても…なにも思わない。
ただ過ぎ去ってしまえば全て過去。それが僕だ…

だからこそ…城でなゆ達が戦ってる姿をみて…なにが変わるかもしれないと…期待して…でもそれすらも自分勝手で…
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8 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第六章 (Res:370)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 8
1 ◆POYO/UwNZg :2020/03/27(金) 20:10:47
――「ブレイブ&モンスターズ!」とは?


遡ること二年前、某大手ゲーム会社からリリースされたスマートフォン向けソーシャルゲーム。
リリース直後から国内外で絶大な支持を集め、その人気は社会現象にまで発展した。

ゲーム内容は、位置情報によって現れる様々なモンスターを捕まえ、育成し、広大な世界を冒険する本格RPGの体を成しながら、
対人戦の要素も取り入れており、その駆け引きの奥深さなどは、まるで戦略ゲームのようだとも言われている。
プレイヤーは「スペルカード」や「ユニットカード」から構成される、20枚のデッキを互いに用意。
それらを自在に駆使して、パートナーモンスターをサポートしながら、熱いアクティブタイムバトルを制するのだ!

世界中に存在する、数多のライバル達と出会い、闘い、進化する――
それこそが、ブレイブ&モンスターズ! 通称「ブレモン」なのである!!


そして、あの日――それは虚構(ゲーム)から、真実(リアル)へと姿を変えた。


========================

ジャンル:スマホゲーム×異世界ファンタジー
コンセプト:スマホゲームの世界に転移して大冒険!
期間(目安):特になし
GM:なし
決定リール:マナーを守った上で可
○日ルール:一週間
版権・越境:なし
敵役参加:あり
避難所の有無:なし

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364明神 ◆9EasXbvg42 :2020/11/09(月) 04:09:33
ガザーヴァを苛む苦しみは、俺がかつて辿ってきた変遷とよく似ている。
そして、どうしようもなくクゾに堕ちちまった俺と違って、ガザーヴァはまだまともに戻れる。
『特別』はひとつじゃないって、そう言えるのなら。

「ガザーヴァ」

>「……ゴメン。オマエにそんなこと言ったって、どうにもなんないよな……。
 いい、忘れて。年中ハイテンションなボクだって、たまには落ち込むことだってあるさ。
 部屋に戻って寝るよ。……おやすみ」

俺がなにか言う前に、ガザーヴァは乾いた笑いで話を切り落とした。
ベッドから飛び降りて、枕を引きずって部屋を出ていく。
いつもより小さくなったような気がするその肩を、俺は掴むことが出来なかった。

「……おやすみ。しっかり寝ろよ、お前は今日、誰よりも頑張ったんだからさ」
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


365明神 ◆9EasXbvg42 :2020/11/09(月) 04:09:56
>「妙に静かだと思ったら……騒がしい奴がいないじゃん!
 なんだよ~隠れんぼでもしてんの? 明神さん探しに行ってあげなよ。
 出てくるタイミングを失ったら可哀そうだし!」

「もう探してるよ!コクピットも、船倉も、空き部屋のベッドの下まで全部見た!
 ウソだろおい、飛んでる船の上だぞ……!いくら浮けるからってどこに行くってんだよ!」

朝っぱらから船の中を駆けずり回って、肩で息をしながらカザハ君に答える。
そう大きくない船の上だ。ずっと隠れ続けられるはずがない。

「そうだ、ダークユニサス……ガーゴイルだったか。あいつは居るのか?
 一緒に消えたんじゃなけりゃ、居場所くらい知ってねえかな」

【七章プロローグ】


366embers ◆5WH73DXszU :2020/11/17(火) 00:43:14
【フラグメンタル・ライフ(Ⅰ)】

『待ってくれ!頼む!僕が言える義理じゃないってのは理解している!でも…頼む…ロイを助けてくれ…お願いだ…』

悲痛な叫び=ジョン・アデルの懇願――遺灰の男は一切取り合う素振りを見せない。

『流石に道理が合わんだろ。そいつが何人、無関係の人間を殺したと思ってる。
 この場で殺さないのは良い。だけど、助けるなら話は別だ。この先ものうのうと生きてて良い奴じゃない。
 例えそいつが心を改めようが、死んだ命は返ってこねえんだぞ』

明神の反論――遺灰の男はやはり一切の反応を示さない。無意味だからだ。

『……殺さないよ。
 明神さん、わたしたちは誰も死なせないで世界を救う。それが味方であっても、敵であっても』

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367embers ◆5WH73DXszU :2020/11/17(火) 00:43:30
【フラグメンタル・ライフ(Ⅱ)】

『……いいザマだな。飛空艇が欲しいからと、後先考えず飛び込んできた末路がそれか。
 笑えるな……大切な者のために、危険を顧みず遮二無二進む……。
 それは、まるで――』

言葉とは裏腹に穏やかな口調/すぐに察した――これは、一つの人生の結末。

『……まるで……どこぞの愚か者と同じじゃないか……』

遺灰の男は、それを見届けたいと思った。

『ジョン。いい仲間を持ったな……。
 もう、ひとりぼっちで……オレやシェリーがいなければダメだった頃のお前は、いないんだな……。
 ……ああ、それは……いい。安心した……』
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


368embers ◆5WH73DXszU :2020/11/17(火) 00:43:44
【フラグメンタル・ライフ(Ⅲ)】

『なんでだよ!?いつもみたいにそこは諦めないって言う所だろ!?まっててくれロイ今俺が…』

遺灰の男=無言でジョンを待つ/説得しようとはしない――説得出来ない。

『僕のせいだ…僕が君を殺すことになってしまった…僕が…全部悪いんだ』

ロイ・フリントは死ぬ運命にあると告げる事は、その原因がジョンであると言及する事でもある。
そんな事を何度も告げる気にはなれなかった――例えジョン自身がそれを自覚していたとしても。

『俺はな…ジョン…自分の意志でこの道を選んだんだ。多くの道がある中で…この道を俺自身の意志で選んだんだ』

遺灰の男に出来るのは、この最後の時間に水を差さないでいる事だけだった。
そして――不意に遺灰の背後で、空気の爆ぜる音/スタンガンの作動音がした。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


369embers ◆5WH73DXszU :2020/11/17(火) 00:43:57
【フラグメンタル・ライフ(Ⅳ)】


『みんな、格納庫の扉が開いたら、ダッシュで乗り込むよ。
 ――10秒前。9、8、7、6――』

指定の刻限――響く、機械仕掛けの駆動音/ロイ・フリントは約束を果たした。
飛空艇に乗り込む一行/少々の操作――僅かな振動/微かに響く起動音。
そして神鳥の咆哮が轟く――空が、見えた。

『ヴィゾフニール、発進!!』

一瞬、慣性に体を包まれて、気づけばヴィゾフニールは飛び立っていた。

『レプリケイトアニマが……』
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370embers ◆5WH73DXszU :2020/11/17(火) 00:44:11
【フラグメンタル・ライフ(Ⅴ)】

《ちょ、お師さん? 何ですのん?》
《予定変更! ジョン君の呪いは解けたんだろう? なら、エーデルグーテは一旦後回しだ! 
 君たちにはそのまま、風渡る始原の草原へ行ってもらいたい!》

「……なんだと?」

エーデルグーテは後回し――遺灰の男にとっては、願ってもない方針転換。

《ああッ、まったく! あいつめ、あれほどもう少し待ってくれってお願いしたのに!
 私は兄弟子だよ!? それが『元』であってもだ! 普通、もうちょっとこう……敬ってくれたっていいだろう!》

「……お前の尊厳なんてどうでもいい。それより――」

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9 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章 (Res:345)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 9
1 ◆POYO/UwNZg :2019/09/24(火) 22:17:16
――「ブレイブ&モンスターズ!」とは?


遡ること二年前、某大手ゲーム会社からリリースされたスマートフォン向けソーシャルゲーム。
リリース直後から国内外で絶大な支持を集め、その人気は社会現象にまで発展した。

ゲーム内容は、位置情報によって現れる様々なモンスターを捕まえ、育成し、広大な世界を冒険する本格RPGの体を成しながら、
対人戦の要素も取り入れており、その駆け引きの奥深さなどは、まるで戦略ゲームのようだとも言われている。
プレイヤーは「スペルカード」や「ユニットカード」から構成される、20枚のデッキを互いに用意。
それらを自在に駆使して、パートナーモンスターをサポートしながら、熱いアクティブタイムバトルを制するのだ!

世界中に存在する、数多のライバル達と出会い、闘い、進化する――
それこそが、ブレイブ&モンスターズ! 通称「ブレモン」なのである!!


そして、あの日――それは虚構(ゲーム)から、真実(リアル)へと姿を変えた。


========================

ジャンル:スマホゲーム×異世界ファンタジー
コンセプト:スマホゲームの世界に転移して大冒険!
期間(目安):特になし
GM:なし
決定リール:マナーを守った上で可
○日ルール:一週間
版権・越境:なし
敵役参加:あり
避難所の有無:なし

========================

339ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2020/03/18(水) 03:01:19

「ん・・・?ここは・・・?」

目覚めるとそこは牢屋と思わしき場所の中。
体に何十にも巻かれていた鎖は今は取り外され、手足に枷もなく牢屋という場所だという事を除けば自由な状態だった。

「いくらなんでもこれは警戒心がなさすぎじゃないか・・・?」

王都の時も思っていたがこの程度の牢屋に中の囚人に枷を付けていないのはセキュリティ的にどうなのかと思う。
力を使って壁をぶち抜いてそのまま脱出できそうなレンガの壁に囲まれいる牢屋。

先ほどより頭が冷静なお陰でスキルを使おうとは思わないが・・・。

「目が覚めましたか?」

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340ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2020/03/18(水) 03:01:46

「~~~~~~~~♪」

ステージ上でなゆとマホロが楽しそうにダンスを踊っていた。

「一体これは・・・!?」

つれてきた兵士に事情を聞こうと振り返ると。

「おお~~~~~~~!やっと起きたでござるか!いや~~~~よかったでござるな~~~~」

兵士達に囲まれあれよあれよと宴会の席に着かされた。

「ちょ・・・君達は僕の事がキライだったんじゃないのか?」

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341ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2020/03/18(水) 03:02:07
なゆは宴の最中に考え込んでいた。
理由は当然僕だろう、当然彼女はこう考えているはずだ・・・

ジョンを助けるにはどうしたらいいだろう



「なゆ・・・考える必要なんてない僕を素直に見捨ててくれれば・・・」

>「……エーデルグーテ」

その名は知識としてしっていた・・・。
聖属性の要所ゲームでも知らないプレイヤーは居ないといわれるほど必ずプレイヤーが訪れる場所。
僕も一度なにかのクエストで生かされた気がするが・・・。

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342ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs :2020/03/18(水) 03:02:51
の後僕は自主的に牢屋に戻った、試したい事があって部屋より牢屋のほうが適していたからだ。

「ふうう・・・!」

ブラッドラストを発動させる、アジダハーカの時のように全力ではなく少しずつ。

戦闘時でもない限り全力発動は気分的に難しいが・・・。

それでもこれからふと気分が高揚するたびに暴走してはたまらない
だからどの程度までいけるのが試す必要があった。

「バロールの魔法が効いている今が試すにはちょうどいい!」

視界が赤く染まる、本能がむき出しになっていくような感覚。
力が強くなる・・・感覚が鋭くなる・・・体に溜まっていた今日一日の疲労がなくなる・・・
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343embers ◆5WH73DXszU :2020/03/23(月) 23:22:45
【フィロソフィカル・バーンド・コープス(Ⅰ)】


焼死体の肉体が燃え尽きていく/その末端から中心に向けて、灰化の進行は止まらない。

〈マスター。あなたはもう助からない。誰を呼んだところで、もう間に合わない〉

「……ああ、そうだな」

〈だから……私をサモンして下さい。まさか、このまま顔も合わせずにお別れするつもりですか?〉

暫しの逡巡――焼死体の灰化した指先が、ひび割れた液晶に触れた。
魔力の燐光が渦を巻く/小さな騎士の輪郭を描く。
そして純白の騎士が、主を見上げた。

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344embers ◆5WH73DXszU :2020/03/23(月) 23:23:29
【フィロソフィカル・バーンド・コープス(Ⅱ)】


『おぉ~っ! みんな、おかえりなさーいっ!』

「……【自爆】と【死線拡大】のコンボか?いや、違うな――」

そして物語は進行する/何の変化もなく。

『マホ――』
『おおーっと! ヤボは言いっこなしだよ? 月子先生……』

「なるほど。マホたんと俺達だけの秘密か――蠱惑的な響きだ」

[■■■■の成れの果て/闇霊]は完全に、焼死体として振る舞う。
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345embers ◆5WH73DXszU :2020/03/23(月) 23:24:00
【ロスト・グローリー(Ⅳ)】


『――駄目です。やはり誰とも連絡取れません。ログインの形跡もなし』

『……そうですか。では、仕方ありません。事前の取り決め通りに事を運ぶのです。
 かのクランは最新コンテンツにおける不正ツールの使用が確認された。
 故に、そのコアメンバー全員をアカウント凍結処分とする』

『本当に、いいのですか?運営が、意図的に誤BANを行うなど……』

『日本代表選手とそのチームに失踪されたとなれば、我々の沽券に関わるのです。
 彼らが本当に引退したのなら――どうせ、真相は誰にも分からないのです』

『……一体、何があったのでしょう』
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10 【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第四章 (Res:341)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 10
1 ◆POYO/UwNZg :2019/03/18(月) 20:11:11
――「ブレイブ&モンスターズ!」とは?


遡ること二年前、某大手ゲーム会社からリリースされたスマートフォン向けソーシャルゲーム。
リリース直後から国内外で絶大な支持を集め、その人気は社会現象にまで発展した。

ゲーム内容は、位置情報によって現れる様々なモンスターを捕まえ、育成し、広大な世界を冒険する本格RPGの体を成しながら、
対人戦の要素も取り入れており、その駆け引きの奥深さなどは、まるで戦略ゲームのようだとも言われている。
プレイヤーは「スペルカード」や「ユニットカード」から構成される、20枚のデッキを互いに用意。
それらを自在に駆使して、パートナーモンスターをサポートしながら、熱いアクティブタイムバトルを制するのだ!

世界中に存在する、数多のライバル達と出会い、闘い、進化する――
それこそが、ブレイブ&モンスターズ! 通称「ブレモン」なのである!!


そして、あの日――それは虚構(ゲーム)から、真実(リアル)へと姿を変えた。


========================

ジャンル:スマホゲーム×異世界ファンタジー
コンセプト:スマホゲームの世界に転移して大冒険!
期間(目安):特になし
GM:なし
決定リール:マナーを守った上で可
○日ルール:一週間
版権・越境:なし
敵役参加:あり
避難所の有無:なし

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335明神 ◆9EasXbvg42 :2019/09/23(月) 23:45:22
「カザハ君、カザハ君よぉ。飲んでるか?カケル君はお酒いける口なの。
 お馬さんはビールが結構好きらしいぜ。もともと麦食ってるからかな」

俺はずっとこいつに聞きたかったことがある。
疑問が形になったのは、クーデター閉会式の時だ。

>「いい名前じゃん。よろしくね、瀧本さん。……カケル、背中貸してあげて。タッキー&ツバサ――なんちゃって」

「お前さ、ホントはいくつなの」

カザハ君がポロっとこぼしたセリフは、はっきり言ってオヤジギャグの類だ。
俺の本名とカケル君の翼をかけた、特に深い考えもない一言だったんだろうが――
ネタが、古い!マジで古い!二十年近く前のアイドルやぞそれ!
俺が小学生の時に流行った連中じゃねえか!タッキーなんか社長になっとるぞ!

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336明神 ◆9EasXbvg42 :2019/09/23(月) 23:46:04
>「条件はひとつだけ。わたしがパーティーリーダーを務めるにあたって――
 明神さんをサブリーダーに指名します。もちろんパーティーメンバーはみんな平等で、誰が偉いとか一番とかはないけど……。
 わたしがいなくて、何かを決定する必要があるときは。みんな明神さんの指示に従ってくれればって思う」

そうして敗軍の将に、裁定が下った。

「……マジで?」

煮るなり焼くなり好きにしろとは言ったけれども。
反逆者に次席のポストが与えられるとは想定すらしてなかった。

「いいのかよ。遺恨残らない?自分で言うのもなんだけど結構酷いことしたよ俺」

色々酷いことも言ったし、人事不省のなゆたちゃんに一方的に襲いかかりもした。
そもそも性根がクソコテ気質のうんちぶりぶり野郎だし、その性格を改めるつもりもない。
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337明神 ◆9EasXbvg42 :2019/09/23(月) 23:46:31
「ちょ、ちょっと待てよ!一体どういう風の吹き回しだ!?」

言うまでもなく石油王は俺達の防御の要、メインタンクだ。
こいつがいなけりゃ消し炭になってたことなんか一度や二度じゃない。
そしてタンクである以上に、俯瞰視点から戦況を見渡すこいつの冷静さには何度も救われてきた。

その石油王の離脱表明は、少なくない衝撃をもって俺達を襲う。
なんで。クリスタルを使い切って戦えなくなったってわけじゃないだろう。
バロールから物資提供の確約は取り付けてるし、石油王には万象法典のカードプールもある。

それなら。命がけの戦いを続けられなくなった?
いくつもの疑念が頭を擦過していくが、石油王の真意はそのどれでもなかった。

>「だってこの魔王様、色々とガバガバの穴だらけで見てられへんのやもん
 兵站管理や情報伝達とか、この人に任せてたら前線に出るうちらは命がいくつあってもたりひんわ
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338明神 ◆9EasXbvg42 :2019/09/23(月) 23:47:08
>「えー。私の意思っていうものは考慮してくれないのかい? ひどいなぁ!
 でも、確かに五穀豊穣君が私の手伝いをしてくれるなら心強いかな。なにせ、今は全部私ひとりでやってるものだから!
 睡眠時間もないし、愛しのメイドたちと愛を語らう暇もなかったんだよね!」

……ホントに大丈夫かなぁ?
このセクハラ魔王、テンション上げてんじゃねえよ。
メイドさんめっちゃ冷ややかな対応しとるがや。

>「寂しくなるけど・・・永遠の別れってわけじゃないし、さよなら、とは言わないからね」
>「よし!みんなしんみりした雰囲気はなしだ!今日は派手にやろう!」

ジョンが陽キャ仕切りで暗い空気を払底する。
俺も同感だった。送り出される側が辛気臭いツラしてちゃ、石油王も枕高くして寝れねえよな。

>「そうしよう、そうしよう! みんな、かんぱーいっ!」
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339明神 ◆9EasXbvg42 :2019/09/23(月) 23:47:39
一日くらいなら、どうにかなると思ってた。
24時間ずっと訓練ってわけでもないし、いい感じのところで切り上げて英気を養うもんだとばかり。
だがジョンの『訓練』は俺の想像を超えるどころか、常軌を逸していた。

「はぁ……はぁ……ひぃ……」

ようやく課されたランニングのノルマが終わり、俺は石畳の上に五体を投げ出した。
本当に、本当にキツかった……。
ジョンの講義は護身術の座学に始まり、実戦組手でぶん投げられること数多。
何度ゲロ吐いたか数えてもないが、体中にできた青痣だけは治癒魔法ですぐに治った。

そして仕上げとばかりに王宮ランニング。
俺より5周近く多く走ったジョンは涼しい顔でタオルを手渡して、どっかに行ってしまった。
多分風呂だろうな。俺はしばらくここから動けそうにない。

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340明神 ◆9EasXbvg42 :2019/09/23(月) 23:48:24
こいつが自分のしたことに自分で責任をとるのなら、俺はもう何も言わない。
こいつが呼び付けて、死んでいったブレイブ達の恨み節は、俺が代弁するべきじゃない。

「私の立場でこんなことを言うのは些か不義理かもしれないけど……。
 君たちには、死なないで欲しい。世界を救うだけではなく、生きて帰って来て欲しい。
 ――何より。君たちが戻らなければ、私は五穀豊穣君に絞め殺されてしまうからね」

「へっ、お前に言われなくたって死ぬつもりはねえよ。あいつらを死なせるつもりもない。
 生きて帰らなきゃ、お前がブレイブ達の墓参りすんの見れねえだろうが」

「ははっ!そういえば約束をしていたね。うん、それが良い。
 全部終わったら、私もまた旅に出られる。君と諸国を巡れる日を、楽しみにしているよ。
 ……そして見届けてくれ。私の、贖罪を」

何に満足したのかぴくちりわかんねえけど、バロールは微笑みだけ残して去っていった。
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341明神 ◆9EasXbvg42 :2019/09/23(月) 23:48:55
「……ジョンのことは任せとけ。俺も昔とった杵柄で、多少はタンクの心得がある。
 アコライト行ってからでも、お前の伝えた知識を俺が補完することは出来るはずだ」

タキモトとしてプレイしていた頃の俺は、本職こそアタッカーだったが、
サブロールとしてタンクも人並み程度には齧ってる。
戦線を維持する責任の重いタンクは基本的に人手不足の引く手数多で、足りないPTでは兼任も珍しくなかった。
あの頃から多少環境も推移したが、ロールとしての立ち回りは変わってないはずだ。

「あの野郎には訓練で貸しがあるからな。スパルタ式でビシバシ教え込んでやるよ」

だから心配するな。俺達はうまくやれる。
お前は安心して、バロールのところで支援に専念してくれ。
そんなようなことを、歯切れの悪い言葉で、俺は石油王に伝えた。

これで終わりでいいのか?
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