[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第五章
339
:
ジョン・アデル
◆yUvKBVHXBs
:2020/03/18(水) 03:01:19
「ん・・・?ここは・・・?」
目覚めるとそこは牢屋と思わしき場所の中。
体に何十にも巻かれていた鎖は今は取り外され、手足に枷もなく牢屋という場所だという事を除けば自由な状態だった。
「いくらなんでもこれは警戒心がなさすぎじゃないか・・・?」
王都の時も思っていたがこの程度の牢屋に中の囚人に枷を付けていないのはセキュリティ的にどうなのかと思う。
力を使って壁をぶち抜いてそのまま脱出できそうなレンガの壁に囲まれいる牢屋。
先ほどより頭が冷静なお陰でスキルを使おうとは思わないが・・・。
「目が覚めましたか?」
見張りの兵士がこちらが目覚めた事に気づき話しかけてくる。
「あぁ・・・おかげさまで・・・しかしあまりにも無用心じゃないか?僕は十分警戒するべき対象だと思うが」
「バロール様の手によって今貴方の体に弱体化魔法が掛けられています」
本気で拳に力をいれ壁を殴りつける。
「・・・痛い」
壁には傷一つつかず、逆に僕の手からは血がでていた。
どうやら今僕の体は一般成人男性並みの力しかだせないらしい
僕の体は本気で何かを殴ったからといって怪我するほどヤワではない。
なるほど・・・これはそこらのセキュリティより万全だな。
牢屋の兵士は結果に満足すると報告にいってきます。と一言残し立ち去っていった。
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪」
よく耳を澄ますと音楽が聞こえてくる、たしかこの歌は聴いた事がある・・・これは・・・
「ユメミマホロ!?」
聞き間違えるはずがない、ここに来た時強制的に聞かされた歌だ!しかも今は2人で歌っているように聞こえる。
「でもマホロは死んだはずじゃ・・・」
「マホロちゃんは生きてたんです」
兵士が報告を終え、戻ってくるなりそう言い放った。
「いやしかし」
「バロール様の許可が下りたので直接見にいきましょう」
「・・・」
僕はそのまま兵士に連れられ宴会真っ最中の場所に連れていかれるのだった。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板