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中部 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2021/08/06(金) 22:34:59
東海・北陸・信越の話題

前スレ
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225003015/l30

521OS5:2023/03/30(木) 10:52:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7f15c7025903b98a0e32b1a73aa710a08a4508f
森元首相に反旗を翻した現職が引退…合併前の自治体からそれぞれ出馬 保守三つどもえの争いに【石川発】
3/30(木) 7:32配信


7
コメント7件


FNNプライムオンライン
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県議会議員選挙。森元首相のお膝元、能美市を含む定数2の能美市能美郡選挙区。能美市は辰口・寺井・根上の3つの町が18年前に合併してできた市で、現職の善田県議は辰口が地盤。橋本県議は根上が地盤。そして寺井は井出市長の地盤と、政治的に絶妙なバランスが保たれていた。しかし、三つどもえとなった県知事選のあおりを受けてか、2022年11月、根上の橋本県議が引退を表明。すると寺井から亀田豊氏が立候補を表明。その後、根上から中野廣志氏が出馬を表明し、12年ぶりの激しい選挙戦となっている。

【画像】能美市能美郡選挙区の立候補者

保守分裂の争いの影にまたもや「県知事選」
旧3町の絶妙なバランスが崩れたのは2022年3月の県知事選挙がきっかけだった。

根上出身の森元首相が推したのは馳浩前衆院議員。

しかし、現職で根上が地盤の橋本県議は辰口を地盤とする同じく現職の善田県議ともに山田修路前参院議員の支援に回った。

その結果…

橋本崇史県議:
僕は能美市で言うと根上地区が地盤の県議会議員だが、僕だと根上の地域がまとまって選挙をできる状況ではない。そういう状況を感じたので、それなら引退したほうがいいかと思って…。

地元の森元首相に反旗を翻した現職の橋本県議は、引退を余儀なくされたのだ。

現・能美市長の後輩はドラムや歌も巧みにこなす
現職の引退を受け、2022年12月、立候補を表明したのが…

亀田豊氏:
20代、30代といった比較的若い世代の皆様、現在子育てに奮闘中の子育て世代の皆様に、少しでも政治というものに関心をもっていただきたい。そういった思いで出馬を決意させていただきました。

一級建築士の亀田豊氏(47)。地盤はこれまで県議がいなかった寺井地区だ。応援に駆けつけた井出市長はー。

能美市 井出敏朗市長:
私の小学校中学校高校の後輩でもあります。どうか亀田豊を男にしてやってください。私からもお願い申し上げます、一緒に頑張りましょう!

知名度をあげたい亀田氏。

公民館で開かれたライブで、趣味のドラムを披露した。

さらに、よさこいや歌まで…

亀田氏:
よさこい踊るわ、しゃべらんなんわ、ドラムせんなんわ、歌は歌わんなんわ、こんなことになるとは思わなくて。途中で何をやっているか分からなくなったんですけど、とりあえず自分の素の姿を見ていただいて、少しでも”亀田豊”という人間を分かっていただきたいなという一心でステージに立っていました。こういったゆるい空気感で県民の声を吸い上げていく、そういった県議会議員になっていきたいと思います。

独自の路線で若年層への支持拡大を進めている。

522OS5:2023/03/30(木) 10:53:04
森元首相の地元からは能美市議に白羽の矢
橋本県議が引退した根上地区としては、このまま不戦敗というわけにはいかなかった。

自民党根上支部 高塚善衛支部長:
森元総理の築かれたこの支援者の組織をそっくりそのまま後世に伝えていきたいという思いから
、これは絶対根上支部として候補者を立てないといけないという使命感から頑張りました。

白羽の矢が立ったのは能美市議の中野廣志氏(62)だ。

中野廣志能美市議:
決意を決めたのは、地元の声、地元の思いをきちんと地元の方と一緒に県・国に届ける必要があるのではないかなと思い、今回出馬する決意をした次第です。

物流会社で定年まで勤め上げた経験を強みとして、市議としての実績と共に即戦力をアピールする。

中野氏:
金沢港の利活用については、仮に県議会議員になれば私が一番詳しいんじゃないかという自負はあります。金沢港を利用することによって物流コストが下がって地域にとってもメリットがあるんじゃないかなと。

応援に駆けつけたのはこの人だ。

馳知事:
根上が果たしてきた政治的な役割や根上の町民の皆さんの熱い思いをしっかりと井出市長とも協力して、県政で発揮してほしいと。これが”森元総理”からのお言葉です。私もきょうここにまいりました以上は中野さんを全面支援いたします。

中野氏:
はっきり言うと相当プレッシャーですよ。改めて森先生からああいう言葉をいただくと、ものすごいプレッシャーを感じますけども、逆にそれは使命としてやるしかないなと。

中野氏:
おはようございます。

出馬表明から約2カ月。出遅れた分を挽回しようと連日、つじ立ちなど行ない知名度アップを狙っている。

県知事選の影響はもう一人の現職県議にも…
この選挙区で自民党の公認となっているのは、辰口を地盤とする、現職・善田善彦県議。

2023年1月、約300人が集まった県政報告会で3期12年の実績をアピールした。

善田善彦県議:
2020年になりますけれども、石川県で113人目の県議会副議長を務めました。なかなか難しい
時期ではありましたが、みなさんのおかげで仕事を無事に終えることができました。

善田県議が初当選したのは2011年。この時は1万票あまりを獲得しトップ当選を果たした。

善田県議(当選当時):
この地域づくりにはやはり国と県との連携が必要ですから、森元首相と谷本知事(当時)と連携してしっかりと能美市川北町のために働いてまいります。

しかし、今の懸念は…

善田県議:
県知事選挙で私が支援した候補者が当選できなかったことがあったので、そういった意味で影響がないとは言えませんけれども、馳知事とも30年来の付き合いがありまして長いんですね。ですから、なんとか2カ月後、当選さえすればまた関係も改善できると思っています。

しかし…善田県議の後援会事務所開きに馳知事と井出市長の姿はなかった。

こうした中、父の善田晋作元県議が支援者に呼び掛ける。

父 善田晋作元県議:
私から見ればまだまだ未熟だが、どうかみなさんのお力で再度県政の場に送っていただけるとなれば、必ず私は善田県議に仕込んでやっていこうと思いますのでどうかお願いします。多分私の人生最後のお願いだと思いますので…よろしくお願いいたします。

善田県議:
議員というのは10年経たないと1人前じゃないと言われています。これからが働き盛りなので
”ぜん進ある能美”能美市・川北町のさらなる安心安全のために頑張っていきたいと思います。

現職として負けられない戦い。実績を強調し4期目を狙う。

能美市能美郡選挙区としては12年ぶりの選挙戦。旧3町の思惑が透ける激しい戦いとなりそうだ。

(石川テレビ)

石川テレビ

523OS5:2023/03/30(木) 11:54:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/72e8e948054fc16ff930f454d30e5874314015b9
県議選で三つ巴の戦いか? 新潟県(燕市・西蒲原郡選挙区)
3/29(水) 19:23配信



31日に告示を迎える新潟県議選で注目される選挙区の一つについてお伝えします。
燕市・西蒲原郡選挙区では、2つの議席を巡り、現職の保守系議員2人と新人1人による三つ巴の戦いが見込まれています。

【桜井甚一さん】
「絶対負けないという思いはあります」

【堀勝重さん】
「これはもうやり切って勝ち切るしかない」

【柴山唯さん】
「自分の身体が持つまで最後まで走り抜いて」

定数2の燕市・西蒲原郡選挙区では、これまでに3人が立候補を表明しています。

そのうち、現職は2人。
自民党県連の幹事長で6期目を目指す桜井甚一さん(70歳)と、去年の補欠選挙で初当選し2期目を目指す無所属の堀勝重さん(61歳)です。
保守同士ながら、票を奪い合う争いとなる見込みです。

去年の補欠選挙で、桜井さんが支部長を務める燕支部が意向を調査した結果、自民党員である堀さんに推薦を出さず、両者の間にしこりが残ったとされています。

集会で5期20年の経験と実績を主張する桜井さんは、園芸の生産拡大による農業振興や交通インフラの充実などを訴えます。応援には細田衆議院議員の姿も。
2期目以降は無投票が続き、選挙戦は16年ぶり。
自ら「ブランクがある」と認めますが、その穴を埋めるのが保守系の燕市議らによるサポートです。

【桜井甚一県議】
「(保守同士の戦いについて)自民党の幹事長の立場ですので、自民党という旗は今回はもう色濃く出させていただきます。絶対勝たなければいけない。だってバッジをつけないと恩返しできないじゃないですか。それに尽きます」

一方の堀さんは、夫婦そろって街頭に立ちます。

【堀勝重県議】
「手を振ってくれる人もいますし、クラクションで応えてくれる人もいますしね。それは元気が出ます」

前回の補欠選挙については…

【堀勝重県議】
「推薦頂けなかったのは本当に残念ですけど、そういった中で踏ん張って何とか補選で当選させて頂いたので…」

元・燕市議の堀さんは、市議2期の中で実現した燕市の医療費助成拡充などの実績を主張。県議として自治体の首長らと連携しながら、人口減少問題などに対応したいと訴えます。
バックアップするのは燕市の企業経営者たち。去年には後援会も発足しました。

【堀勝重県議】
「やり切って結果がどうであれ、悔いのない選挙戦をしていきたいと思っています」

524OS5:2023/03/30(木) 11:54:58
現職の保守系議員2人がしのぎを削る中で、無所属の柴山唯さん(39歳)は若手経営者らと地域課題の意見交換をしていました。

【若手経営者】
「会社の運営の中で感じるのは、人材が確保できない」
「新潟の魅力をもっともっと上げることをね。人口増やしていかないと」

【柴山唯さん】
「議場でガーとやっているだけが本当の政治ではないので。こういう声を聞くことが一番大事じゃないかと」

元・燕市議の柴山さんは、去年5月の県議選補欠選挙で堀さんに僅差で落選。
労働組合の団体連合新潟が推薦し、ものづくり産業の労働組合もバックアップ。
2児の母でもある柴山さんは、若さを押し出し女性活躍の推進や労働環境の整備を訴えます。

【柴山唯さん】
「とにかくまずは柴山唯を知って頂く。見て頂く。街頭に立って自分の訴えを声を大にして叫んでいく。訴えていく」

保守同士の戦いに、新人が割って入る構図の燕市・西蒲原郡選挙区。
それぞれの思いが巡る県議選は、3月31日告示、4月9日が投開票となっています。

新潟放送

525OS5:2023/03/30(木) 19:54:17
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1203878.html

保守分裂、戦いの行方は? 焼津市/「構図崩れ」現元新混戦 御殿場市・小山町/衆院選遺恨三つどもえ【静岡県議選 注目区 統一地方選㊦】
2023.3.7

 静岡県議会最大会派自民改革会議は川勝平太知事へのけん制を強め、議席の上積みを狙う。ただ、会派の思惑とは裏腹に焼津市選挙区や御殿場市・小山町選挙区は、定数を上回る自民党系出馬予定者が名乗りを上げ、保守分裂選挙の色合いを濃くしている。

静岡県議会
静岡県議会
 前回選で2議席独占が崩れた焼津市選挙区の自民。雪辱を期して昨年11月、同市議(当時)の松島和久氏が立候補を表明した。現職の良知淳行、諸田洋之両氏との三つどもえの争いになるかに見えたが、今年に入り、前回落選した元職塚本大氏が現職時代に所属した自民からでなく、無所属での出馬を決定。現元新4人による混戦模様になった。
 「当初思い描いた構図が崩れてしまった」。自民党幹部は険しい表情だ。固い地盤を誇る諸田氏を崩し、松島氏の「新人効果」で突っ走ろうと算段していた。ところが、県議2期を務めた塚本氏が参戦。良知氏と松島氏の両陣営は危機感を募らせる。「互いに食い合っていては共倒れする。2議席奪還どころではなくなる」(自民幹部)と選挙戦略の練り直しを迫られている。
 各陣営が勝負の鍵とみるのが浮動票の行方だ。同市選挙区は2000年代に入り、非自民候補が1万票台を獲得している。どの陣営も比較的人口の多い地域に狙いを定め、実績や即戦力であることを前面に押し出して浮動票の獲得を目指す。
 4氏とも市内を縦横無尽に回り、既に選挙戦モードだが、有権者の関心はいまひとつだ。2月の市議選の投票率は過去最低を記録した。ある市民は「政策論争が聞きたい」と注文をつける。
 自民が2議席を独占する御殿場市・小山町選挙区は自民系3氏と非自民1人の計4人がしのぎを削る。2021年の衆院選を巡る対立で広がった自民党内の溝が保守分裂選挙に発展した。
 「今まで和田篤夫氏を勝たせたのは私たち。今回は和田票を取りに行く」。高橋靖銘氏の陣営は息巻く。事務所開きには細野豪志衆院議員を支援する有力者が駆け付けた。
 和田氏を支える自民の古参党員と、高橋氏を担ぐ若林洋平参院議員の後援会の若手らは同じ党支部で協力してきた。しかし、21年衆院選で高橋氏らが党公認候補ではなく、当時無所属の細野氏を支援したと古参党員が激しく反発した。一方の若手は、役員人事など党支部運営が和田氏の独善的だと批判した。
 迎え撃つ和田氏の後援会幹部は反目してきた細野氏の動向に警戒しつつ、語気を強める。「勝って自民の正統な議員だと示す」
 勝俣昇氏は両氏の争いとは一線を画す。親戚や細野氏の支援組織を通じて浸透を図り、トップ当選が期待されながら2位だった前回選を上回る得票を狙う。
 勝又英博氏は、県議会会派ふじのくに県民クラブ所属議員でつくる地域政党「新政しずおか」の推薦を受ける。非自民系の受け皿となるか注目される。
 立候補予定者
 ▽焼津市(定数2)
 良知淳行 58 自現③
 諸田洋之 56 無現②
 塚本大 48 無元
 松島和久 63 自新
 ▽御殿場市・小山町(定数2)
 和田篤夫 71 自現③
 勝俣昇  63 自現①
 勝又英博 66 無新
 高橋靖銘 49 無新

526OS5:2023/03/30(木) 19:55:55

https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1202053.html
定数減の沼津市 現職全員出馬で総力戦/単独区新設の長泉町 候補者擁立難航極める【静岡県議選 注目区 統一地方選㊤】
2023.3.3

 31日に告示を控え、県内全34選挙区で繰り広げられる県議選は、出馬予定者の顔触れが固まりつつある。選挙区新設、ベテラン議員引退、保守分裂と、地元事情を抱える注目選挙区を追った。
 選挙区改定で誕生した単独区の長泉町(定数1)、定数1減の沼津市(同3)。擁立が難航した長泉町は、一転して自民と連合系の有力新人の一騎打ちが熱を帯びる。沼津市は現職4人が生き残りを懸けた激戦を繰り広げる。


 「沼津の議席を自民と公明だけにしていいのか」。前回、最後の議席に滑り込んだ曳田卓氏は2月26日に開いた後援会の事務所開きで語気を強めた。国民民主から出馬した前回は、立憲民主の新人との間で票が割れ、420票差にまで迫られた。定数減が固まった昨夏からは自民支持層にもアプローチするなど、なりふり構わない姿勢が際立つ。
 一方の自民、公明の現職も危機感を強める。自民は議長経験のあるベテラン杉山盛雄氏と、前回は推薦だった加藤元章氏の2人を公認した。前回トップ当選の杉山氏も昨夏ごろから本格的にあいさつ回りを開始。「こんなに早く本人が来て驚いた」とある支援者はささやく。杉山氏の動きに呼応するかのように、加藤氏も1月下旬に後援会事務所を設けた。前回は3位での当選。陣営は「油断したら負ける」と気を引き締める。
 堅い支持基盤に支えられる公明の蓮池章平氏も同様だ。山口那津男代表は2月、統一地方選に向けた全国遊説初日の訪問先に沼津市を選んだ。蓮池氏は「7度目の挑戦だが、県議選で代表が来たのは初めて」。議席死守へ党本部からの重圧も受ける。
 立候補を表明していた維新新人の小松広克氏(57)は出馬を断念した。


 「候補者は絶対に立てる」。自民と、ふじのくに県民クラブの支持団体「連合静岡」はともに長泉町選挙区を“生命線”と位置付ける。川勝平太知事に不信任を突きつけることができる県議会の「4分の3」議席の攻防を巡り、同選挙区の結果が鍵になるとみられるが、いずれも候補者の擁立は難航した。
 自民が主導して分区した長泉町は元々、事業所が多く連合の組織力が強い地域だ。自民は昨年から複数の保守系町議に出馬を打診したが、多くが二の足を踏んだ。曲折を経て町議2期目の加藤祐喜氏が出馬の意向を固めたのは、年が明けた1月下旬だった。
 36歳の若さと「長泉生まれ、長泉育ち」が強みとする。ただ、陣営は「相手は組織で攻めてくる」と警戒を忘れない。
 一方の連合。県西部の医師を立てる案が浮上したが落下傘候補に地元が猛反発。そこで急浮上したのが、立憲民主の渡辺周衆院議員の秘書で、町内在住の弟・迅氏(54)だ。
 2021年の衆院選では、周氏が小選挙区で自民勝俣孝明氏に敗れたにもかかわらず、同町は2千票近く上回るなど“渡辺ブランド”は健在。人脈のある迅氏は「連合の最終兵器」(関係者)。連合静岡は週明けにも推薦の最終決定について判断するとみられる。
 (統一地方選取材班)
 立候補予定者
 ▽沼津市(定数3)
 杉山盛雄 64自現⑥
 蓮池章平 69公現⑥
 曳田卓 69立現③
 加藤元章 59自現①
 ▽長泉町(定数1)
 加藤祐喜 36自新

twitter

527OS5:2023/03/30(木) 20:03:19
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2022122800292
現新4人 地元票どう動くか 上伊那郡区(定数2)【4月の長野県議選激戦区・注目区】
2023/01/01 07:52
上伊那郡区(定数2)

【出馬予定】

清水正康 48 無 現(1)

原健児 57 無 現(1)

垣内将邦 40 自 新

瀬戸純 56 共 新

 前回選の3人を上回る現新4人が出馬の意向を表明。それぞれの地元票、各党支持票がどう動くかが見どころだ。

 現職2人はともに政党の公認や推薦を受ける考えはないとしている。昨年5月に死去した自民党県議、垣内基良氏の長男は新人として同党公認の見通し。共産党新人は前回選前まで20年間維持した党議席の奪還を目指す。

          ◆

(注)「出馬予定・検討」は(1)現新(2)当選回数(3)補選を除く当選回数(4)五十音―の順。敬称略。党派は原則として現時点の届け出予定・見込み。丸数字は当選回数(補選を含む)。党派の略称は、自=自民、立=立憲民主、維=日本維新の会、公=公明、共=共産、無=無所属、未=未定

528OS5:2023/03/30(木) 20:04:01
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2022122800287
既に8人予定 激戦必至 松本市・東筑摩郡区(定数7)【4月の長野県議選激戦区・注目区】
2023/01/01 07:50
松本市・東筑摩郡区(定数7)

【出馬予定】

萩原清 71 自 現(8)

清沢英男 72 自 現(5)

両角友成 69 共 現(3)

中川博司 64 無 現(2)

小林あや 46 無 現(1)

青木崇 33 自 新

勝野智行 60 公 新

神谷ゆり 35 維 新

 立候補の意向を示した現新8人に加え、無所属現職の百瀬智之氏(39)も出馬を前向きに検討。既に前回選に並ぶ9人の名が挙がる。新人3人はいずれも政党公認の見込みで、激戦が必至だ。

 自民党は現新3人が出馬を予定。引退する7期目の現職、本郷一彦氏(75)は同党新人を後継指名した。日本維新の会は前回選とは別の新人を擁立。公明党は任期途中に辞職し、衆院議員に転じた中川宏昌氏(52)の議席奪還を目指す。共産党は議席の維持が目標。社民党は党籍のある現職1人が無所属で臨む。

 この他、参政党も候補擁立を検討中だとしている。

          ◆

(注)「出馬予定・検討」は(1)現新(2)当選回数(3)補選を除く当選回数(4)五十音―の順。敬称略。党派は原則として現時点の届け出予定・見込み。丸数字は当選回数(補選を含む)。党派の略称は、自=自民、立=立憲民主、維=日本維新の会、公=公明、共=共産、無=無所属、未=未定

529OS5:2023/03/30(木) 20:04:45
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2022122800286
「政党対決」様相強まる 長野市・上水内郡区(定数11)【4月の長野県議選激戦区・注目区】 
2023/01/01 07:51
長野市・上水内郡区(定数11)

【出馬予定】

服部宏昭 78 自 現(8)

風間辰一 60 自 現(6)

西沢正隆 51 自 現(6)

和田明子 63 共 現(4)

高島陽子 54 無 現(3)

埋橋茂人 70 立 現(2)

山口典久 62 共 現(2)

池田清 68 無 現(1)

加藤康治 50 公 現(1)

望月義寿 54 立 現(1)

勝山秀夫 50 公 新

呉羽咲子 58 維 新

野本靖 50 無 新

山本裕太 27 無 新

 現職10人と新人4人が出馬の意向を表明した。さらに検討中の現職1人がいる他、複数の新人が立候補を模索する。5党が候補擁立を予定し、「政党対決」の様相が強まっている。

 自民党は現職3人が出馬の意向を表明し、5期目の現職、鈴木清氏(74)も前向きに検討する。立憲民主党は党籍がある現職3人全員が出馬の意向を明らかにした。日本維新の会は新人を初めて擁立。公明党はこれまで1人だった候補を現新2人に増やす。共産党は2議席維持が目標だ。

 他に参政党も初の候補擁立を目指すとしている。

          ◆

(注)「出馬予定・検討」は(1)現新(2)当選回数(3)補選を除く当選回数(4)五十音―の順。敬称略。党派は原則として現時点の届け出予定・見込み。丸数字は当選回数(補選を含む)。党派の略称は、自=自民、立=立憲民主、維=日本維新の会、公=公明、共=共産、無=無所属、未=未定

530OS5:2023/03/30(木) 20:05:18
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2022122800293
「保革」20年ぶり 選挙戦の見通し 飯山市・下水内郡区(定数1)【4月の長野県議選激戦区・注目区】
2023/01/01 07:53
飯山市・下水内郡区(定数1)

【出馬予定】

宮本衡司 70 自 現(5)

高山恒夫 67 無 新

 2015年の県議選後に自民党入りした現職と、飯山市職労出身の新人が立候補の意向を表明。「保革対決」による20年ぶりの選挙戦となる見通しだ。

 現職が後援会の組織網の点検と支持拡大を進めているのに対し、新人は昨年12月中旬に市議の任期を終えて急速に組織を広げる。共産党北部地区委員会は新人を支援する可能性について「検討中」としている。

          ◆

(注)「出馬予定・検討」は(1)現新(2)当選回数(3)補選を除く当選回数(4)五十音―の順。敬称略。党派は原則として現時点の届け出予定・見込み。丸数字は当選回数(補選を含む)。党派の略称は、自=自民、立=立憲民主、維=日本維新の会、公=公明、共=共産、無=無所属、未=未定

531OS5:2023/03/30(木) 20:05:51
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2022122800289
連合長野の対応が焦点 飯田市・下伊那郡区(定数4)【4月の長野県議選激戦区・注目区】
2023/01/01 07:55
飯田市・下伊那郡区(定数4)

【出馬予定】

小池清 65 自 現(5)

川上信彦 52 公 現(1)

熊谷美香 56 共 新

早川大地 41 未 新

 前回選で共に連合長野の推薦を受けた4期目の小島康晴氏(66)、1期目の熊谷元尋氏(65)の無所属現職2人が今期限りでの引退を表明。残る現職2人と新人2人が出馬の意向を表明しており、連合長野の対応が当面の焦点となる。

 連合長野飯田地域協議会の林豊議長は「労働者の思いを届ける議員を出したいが、候補者について今は白紙の状態」としている。

          ◆

(注)「出馬予定・検討」は(1)現新(2)当選回数(3)補選を除く当選回数(4)五十音―の順。敬称略。党派は原則として現時点の届け出予定・見込み。丸数字は当選回数(補選を含む)。党派の略称は、自=自民、立=立憲民主、維=日本維新の会、公=公明、共=共産、無=無所属、未=未定

532OS5:2023/03/31(金) 21:24:56
藤曲敬宏

https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASR306HQ6R3ZOXIE02Y.html
「9月に退会」旧統一教会元信者の静岡県議、無投票3選 HPで説明
2023/03/31 20:31朝日新聞

「9月に退会」旧統一教会元信者の静岡県議、無投票3選 HPで説明

静岡県議選熱海市選挙区で無投票で3選を決め、支援者と万歳をする藤曲敬宏氏(左から2人目)=2023年3月31日午後5時15分、静岡県熱海市昭和町

(朝日新聞)

 今回の統一地方選は、「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」の問題がクローズアップされてから初めての大型選挙となる。教団信者や元信者の議員はどう選挙に臨むのか。

 31日に告示された静岡県議選(定数68)では、自民現職の藤曲(ふじまがり)敬宏氏(56)が熱海市選挙区(定数1)に立候補し、無投票で3選した。藤曲氏は取材に、教団信者だったことを認め、「昨年9月に退会した」と話している。

 藤曲氏は2007年に熱海市議に初当選して2期務め、15年に県議に当選した。告示を1週間後に控えた3月24日、自身のホームページを4カ月ぶりに更新し、「個人の信教の自由と政治活動とは一線を引いて一途に政治に取り組んできた」と記載。その上で、「宗教活動の問題点が完全に解決していなかった事実を重く受け止め」として、「党所属の県議という公人の立場を鑑み、党本部の方針に従い、今後教会及び関連団体と一切の関係を持たない」と記した。

 当選を決めた31日夕、集まった支援者に、「ご心配をおかけした。土石流災害からの復興を最優先に取り組む」と話した。

533OS5:2023/03/31(金) 21:36:29
◇新潟市西蒲区選挙区(定数1)
重川隆広 72 県議 無現(3)  →民主系


https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/196010

[新潟県議選2023・告示]71人が立候補届け出、13選挙区で無投票当選決まる・無投票の当選者一覧
2023/3/31 17:45

 新潟県議会議員選挙(県議選)が3月31日告示され、定数53に対し、71人が立候補を届け出た。全27選挙区のうち、13選挙区は無投票で当選が決まり、14選挙区で選挙戦となった。投票日は4月9日。

 無投票での当選者の顔ぶれは次の通り(年齢は投票日の4月9日現在。敬称略)。

◇新潟市東区選挙区(定数2)
小鍛冶就也 49 福祉施設職員 自新(1)
渡辺和光 57 県議 無現(2)

◇新潟市江南区選挙区(定数1)
佐藤純 53 県議 自現(6)

◇新潟市秋葉区選挙区(定数2)
栗原学 47 前市議 自新(1)
小島晋 56 県議 無現(3)

◇新潟市西蒲区選挙区(定数1)
重川隆広 72 県議 無現(3)

◇新発田市・北蒲選挙区(定数3)
小林誠 47 市議 立新(1)
石井修 75 県議 自現(11)
岩村良一 61 県議 自現(7)

◇三条市選挙区(定数2)
杉井旬 61 県議 無現(2)
河原井拓也 38 県議 自現(2)

◇五泉市・東蒲選挙区(定数2)
小島義徳 63 県議 無現(5)
沢野亮 42 県議秘書 自新(1)

◇柏崎市・刈羽選挙区(定数2)
笠原晴彦 53 前市議 無新(1)
与口善之 64 県議 自現(2)

◇南魚沼市・南魚選挙区(定数2)
樋口秀敏 61 県議 無現(2)
松原良道 71 県議 自現(3)

◇阿賀野市選挙区(定数1)
帆苅謙治 74 県議 自現(9)

◇小千谷市選挙区(定数1)
大矢弘光 51 前市議 自新(1)

◇魚沼市選挙区(定数1)
皆川雄二 55 県議 自現(5)

◇糸魚川市選挙区(定数1)
中村康司 64 県議 自現(3)

氏名、年齢、職業や肩書き。自は自民、立は立憲民主、維は日本維新の会、公は公明、国は国民民主、共は共産、無は無所属。現は現職、元は元職、新は新人。かっこ内の数字は当選回数。選挙区内の順番は届け出順。

534OS5:2023/04/01(土) 23:51:11

7597 :OS5 :2023/04/01(土) 22:57:33
https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/214283
「定数1」9割で無投票、新人出馬に高い壁 岐阜県議選、1人区割合全国2番目の高さ
選挙
2023年4月1日 08:05

 31日告示された県議選(定数46)は26選挙区中の17選挙区で無投票当選となった。うち「定数1」の1人区は15選挙区と約9割に上った。1人区が全選挙区に占める割合を見ると、岐阜県は47都道府県議会で2番目に高い。組織力に劣る新人が出馬しづらい制度だとして、無投票増加の一因と指摘する声もある。

 1人区は17選挙区あり、全選挙区に占める割合は65・4%。1人区では最多得票者しか当選できないため、議席に結び付かない「死に票」が多くなり、組織や体制が整っている現職や第1党に有利とされる。この日、1人区で当選が決まった15人の内訳は、自民党公認の現職が14人、自民党籍を持つ無所属現職が1人だった。「新人、特に野党からは手を挙げにくい。選挙にならないと有権者の関心も上がらない」と話すのは野党の県議の一人。「自民が圧倒的優位な岐阜県議会で、自民に有利な選挙区割りを変えるのは難しい」と悔しがる。

 最大会派の県政自民クラブは今回の県議選に向けて議員定数と選挙区割りの見直しを検討する研究会を立ち上げたが、結論は「現状維持」。超党派の調査懇談会では、他会派から1人区をなくす意見が出たが、自民は「地域代表の確保を求める声は存在する」などとして現状維持を貫いた。

 全国都道府県議会議長会の調査などによると、全選挙区に占める1人区の割合が全国で最も高かったのは大阪で67・9%。今回の統一地方選に向け、人口当たりの議員数を全国最少まで減らす「議会改革」のため、選挙区割りを変えずに定数を9減し、1人区は5増えていた。府議会事務局は「死に票など問題点も議論されたが、全国最少値の達成を優先させた結果」と経緯を話した。

 他の上位には、高知や鹿児島など自民が強い地域が目立つ。近県では、愛知県は45・5%で9番目。民主王国というイメージが強い三重は、1人区が1選挙区のみで6・7%と46番目だった。

 一方、沖縄では2016年の県議選から1人区ゼロが続く。県議会事務局は「1人区は多様な民意を県政に反映しにくくなるという点も考慮された」と説明。選挙区割りの見直し論議は続いているが、1人区復活の可能性は「ない」と断言した。

 朝日大の鏡圭佑講師(政治学)は「定数が複数だと第2、第3の勢力も当選圏内に入り込め、多様な民意を政治に反映させる素地がある」と指摘。「かつての衆院中選挙区制で問題視されたように、同じ党の議員同士が同一選挙区内でしのぎを削ることによって特定の業界・団体との癒着が強くなるデメリットもある。バランスが大切」と話した。

535OS5:2023/04/01(土) 23:51:39
https://mainichi.jp/articles/20230401/k00/00m/010/220000c
共産、唯一議席ゼロの愛知県議選に異例の対応 初日から党幹部が応援
政治

速報

地方選挙

愛知
毎日新聞 2023/4/1 19:20(最終更新 4/1 19:20)
 統一地方選で3月31日に告示された41道府県議選のうち、愛知県は改選前の道府県議会で唯一、共産党の議席がなかった。今回の県議選では党幹部が初日から県内入りするなど、議席獲得に向けて異例の対応を見せている。

 「何としても議席を回復させてほしいとの思いで愛知にやってきました」。告示日の31日、同県豊橋市で党公認候補の応援演説に立った小池晃書記局長は声を張り上げ、「県民の声が届かなくなっている」と危機感を強調した。


 共産党は今回、県内55選挙区のうち五つの選挙区に候補者を立てた。議席を失った4年前の前回選では、10選挙区に擁立。「あれこれ立てて力が分散した」(党県幹部)との反省に立って今回は数を絞り、さらに元職を擁立する二つの選挙区を重点区に位置づけた。

 共産は近年、県議選での浮き沈みが激しい。1998年参院選で橋本龍太郎政権の経済失政に批判が集中し自民党が惨敗、共産は結党以来、愛知で初の議席を獲得するなど躍進した。この流れを受け、翌99年の県議選では4議席(改選前2議席)を獲得。しかし、2003、07、11年の各選挙では議席ゼロが続いた。

 14年12月の衆院選では、共産が安倍晋三政権のアベノミクス批判や消費増税反対などを唱え、8議席から21議席に躍進。余勢を駆って15年の県議選でも2議席を奪還したが、19年には再びゼロになった。

 県議会事務局によると、共産が議席ゼロだった19〜22年度の県施策に対する議会の反対討論は3件。共産が議席を持っていた15〜18年度の22件から大幅に減少した。また、紹介議員が必要な請願件数は過去4年は16件だが、15〜18年度は96件。党県幹部は「県議会がオール与党体制の中、もの言う野党も必要だ」とアピールする。

 21年衆院選で愛知県内の共産の比例票は前回選から約2500票、22年参院選の比例票は同約4万3000票それぞれ減らしている。党県幹部は「逆風の中の選挙とみているが、全国唯一の県議空白の汚名を返上したい」と話す。【川瀬慎一朗】

536OS5:2023/04/02(日) 22:08:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a3fa0b713fdaca0139c547d1a2be62b24421131
白山市長選で自民党の支部 田村教育長推薦
4/2(日) 21:00配信


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テレビ金沢
山田憲昭市長の死去に伴う白山市長選挙で自民党の支部は、市の教育長の田村敏和氏を推薦することを決めた。

自民党白山市連合支部は2日、市議会の候補者選考委員会が擁立した田村敏和教育長を候補とすることを了承し推薦を決めた。

田村氏は現在、66歳。美川中学校の校長などを歴任し、おととし教育長に起用された。

田村氏は2日、「(亡くなった)山田市長とは2年間一緒に市政を運営させていただいて大変勉強にもなった。その市政をしっかり今後発展させていかなくてはいけない」と話した。

田村氏は、3日に教育長を辞任し、4日に出馬会見を行う予定だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1b90960425eecee6f3f95f666f8bbccc2997b554

4/16告示の石川・白山市長選…自民党が同市の田村教育長を擁立 超党派の市議会の選考委も推薦
4/2(日) 18:45配信

石川テレビ

 山田市長の死去に伴い、4月16日に告示される白山市長選挙に自民党は白山市の田村敏和教育長を擁立することを決めました。

 自民党白山市連合支部は2日午後、役員会を開き、4月16日告示の白山市長選挙に白山市の田村敏和教育長を擁立し推薦することを決めました。

 田村教育長は金沢市出身の66歳。美川中学校や松任中学校の校長を経て2021年、教育長に就任しました。

 一方、党を超えて候補擁立を目指していた市議会の選考委員会でも田村教育長の推薦を決めたということです。

自民党白山市連合支部 作野広昭会長:
「実績と大変実直な方であり、白山市長にふさわしい方だというところに至りまして、異論なく推薦させていただきました」

 田村教育長は3日に辞表を提出し、4日正式に立候補を表明する予定です。

石川テレビ

537OS5:2023/04/03(月) 18:30:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5254ef256df833ba60ad81e8609a1b5469b282b
〈白山市長選〉元県議会議長・吉﨑氏が出馬表明 「県議経験を市政に」
4/3(月) 16:01配信

北國新聞社
白山市長選出馬を表明した吉﨑氏=3日午前11時、市内のホテル

 16日告示、23日投開票の白山市長選で、元石川県議会議長の吉﨑吉規氏(74)は3日、同市のグランドホテル白山で会見し、「県議の経験を市政に生かし、地域の発展につなげたい」と出馬を正式に表明した。


 吉﨑氏は3月10日に急逝した山田憲昭市長の市政運営を継承していく考えを示した。これまで県議や旧松任市議として政治に関わってきたとし「即戦力になれると考え、市長選に挑戦することにした」と話した。

 吉﨑氏は自民党県連の常任顧問を務めているが、自民白山市連合支部は既に市教育長の田村敏和氏(66)のみを推薦すると決めている。このため自民への支援を求めず、無所属で出馬する考えも示した。

 吉﨑氏は松任農高卒。旧松任市議を経て、1994年3月の県議補選で初当選した。県議を6期務め、2019年の県議選白山市選挙区に出馬して落選した。

 市長選を巡っては、こののほかにも立候補の動きがあり、選挙戦が確実視されている。

538OS5:2023/04/03(月) 20:04:52
https://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20230402-OYTNT50076/
統一選激戦区ルポ 2人区4党奪い合う 県議選西区
2023/04/03 05:00
 統一地方選前半の県議選と名古屋市議選は、各候補者が9日の投開票に向けた論戦を繰り広げている。激戦区の現場を追った。(敬称略)


 県議選で、名古屋市内の定数2の選挙区は11。4年前の前回選挙では、そのうち10選挙区で自民党と旧民進党系の候補が議席を分け合った。唯一、旧民進系が議席を落としたのが西区だ。2011年以降、3回連続で苦杯をなめてきた。

 「どうか、どうか、県政に送り込んでください」

 3月31日午前、名鉄中小田井駅前で国民民主党の奥田が熱弁をふるった。大村秀章知事も激励に訪れ、「大激戦になっている。必ず当選させてください」と支持を求めた。

 西区では前回、県議会で国民と会派を組む立憲民主党が候補者を擁立したが、最下位に沈んだ。今回、国民が奥田を立てたことに対し、地元選出の立民議員周辺は「ボタンの掛け違いがあった。表立って応援することは難しいだろう」と明かす。一枚岩とは言えない状況だが、奥田は「協力してくれると信じている」と期待を寄せる。

 西区は減税日本にとっても「負けられない選挙区」(減税幹部)だ。代表を務める河村たかし市長の衆院議員時代の地盤で、名古屋市内の県議選選挙区で唯一、減税が議席を持つ。島袋の出陣式では河村市長が地域政党としての実績を強調し、「名古屋のことは名古屋でやらせてもらわんといかん」と他党をけん制した。

 住民税減税と福祉充実の両立を訴える島袋は、河村市長の選挙手法に倣い、区内を自転車でくまなく回る。ある支援者は「ここ数年で河村さんへの有権者の印象は薄まっている」と懸念するが、島袋は「手応えはある。トップ当選を狙う」と自信をのぞかせる。

 8年前の県議選で初当選を果たした共産党の鷲野は前回、約1000票差で島袋に敗れた。今回は雪辱を期す選挙戦となる。街頭演説では、「暮らしと福祉を守るのは共産党しかない。今度こそ議席を奪還しなければならない」とアピールする。

 愛知県議会は全国の都道府県議会で唯一、共産が議席を持たない。議席回復は至上命令で、西区は「最重点選挙区の一つ」(県委員会幹部)と位置付ける。

 告示日には小池晃・党書記局長も応援に入り、「県議会はオール与党。ダメなものはダメと言える当たり前の議員が必要だ」と呼びかけた。

 自民の田中は、秘書として仕えた熊田裕通衆院議員の地盤を引き継ぎ、2回連続でトップ当選を果たしている。前回は2位に2倍近い票差をつけたが、「少し前まで、内閣支持率の低迷など自民党への逆風を感じた。余裕があるわけではない」。告示初日から終日選挙カーに乗り込み、声をからした。

 SNSの活用にも注力し、議員活動だけでなく、2児を育てる「パパ議員」として育児の様子を積極的に発信。選挙中は若者や中小企業の経営者らをゲストに迎えた対談をライブ配信する予定で、支持層拡大に向けて余念がない。

■県議選・西区(定数2)

島袋朝太郎46 減現《1》
鷲野恵子75 共元《1》
奥田晋一54 国新
田中泰彦42 自現《2》

※届け出順、白抜き数字は当選回数

539OS5:2023/04/03(月) 20:15:33
https://www.asahi.com/articles/ASR4265X3R36OHGB01D.html?iref=pc_snk_local2023_news_list_n
人口多いのに県議定数は少ない…逆転現象は「政治的配慮」と自民県議
有料記事統一地方選挙2023

保坂知晃2023年4月3日 13時00分
 人口が多い選挙区が、少ない選挙区より議員定数が少ない――。そんな「逆転現象」が岐阜県議会で起きている。「人口比例」を原則とする公職選挙法には例外規定があり、県議会がそれを適用し続けて逆転現象を容認しているためだ。是正されないまま、県議選は3月31日に告示された。
逆転現象が起きているのは関市・美濃市(定数3)に対し、多治見市(同2)と可児市(同2)。もう一つは、揖斐郡(同2)に対し羽島市(同1)だ。

 県議会の定数46の配分は、各選挙区の人口を議員1人あたりの人口で割って求める「配当基数」の整数部分が目安となる。

 2020年の国勢調査に基づいた計算によると、関市・美濃市の配当基数は「2・43」(小数点第3位以下は切り捨て)で、多治見市の「2・48」と可児市の「2・73」を下回る。揖斐郡は「1・50」で、羽島市の「1・52」を下回り、現行定数とずれが生じている。

数字で割り切れない政治的な問題
 公選法は、選挙区の定数を人口比が原則と規定するが、「特別の事情があるときは、おおむね人口を基準とし、地域間の均衡を考慮して定めることができる」との例外規定もある。人口比でなくても、直ちに違法にはならない。

540OS5:2023/04/03(月) 23:32:37
白山市
政争の街って感じですね

■2010年市長選 角光雄・前市長の死去に伴う 吉崎吉規県議・山田憲昭県議出馬断念
当 26350 作野広昭 53 無新
  14495 竹内信孝 67 無新
   2738 山本大道 57 無新

■2014年市長選
30,355 票 山田憲昭 新人 自民県議 (吉野谷 鶴来)
23,578 票 作野広昭 現職 元自民県議(松任と美川)

■2015年県議選
白山市 定数4 - 候補9(選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦) 新旧 当選回数 代表的肩書
当選 9,979(19.3%) 作野広昭 58 無所属 元 4 (元)白山市長
当選 8,828(17.1%) 車幸弘 46 自民 新 1 運動用品販売業
当選 7,115(13.8%) 横山隆也 50 無所属 新 1 食品製造販売業
当選 6,870(13.3%) 吉崎吉規 66 自民 現 6 県会議長
□ 6,741(13.1%) 米光勲 61 無所属 現 社福法人理事長   県政石川(2014補欠選当選)
□ 4,963(9.6%) 大口英夫 49 自民 現 党県財務局次長
□ 4,180(8.1%) 竹内孝徳 41 無所属 新 工芸会社専務
2,574(5.0%) 八田好弘 68 共産 新 労働組合役員
379(0.7%) 山本大道 61 無所属 新 (元)農政局職員


■2019年県議選
白山市(4) 保守分裂>>7322
当11,774作野広昭 62 自 公 現 県議長 5  旧松任市
当 8,833横山隆也 54 自 公 現 クルミ加工業 2  山麓の旧五村が地盤
当 8,413車幸弘  50 自 公 現 観光団体役員 2  旧鶴来町
当 7,456安実隆直 54 無 自 新 元市議 1  旧松任市
落 7,301吉崎吉規 70 自 公 現 党県幹事長 6  旧松任市 県連幹事長落選
落 3,930大口英夫 53 無 元 救う会会長 1  旧松任市 元自民

541OS5:2023/04/04(火) 20:22:53
https://www.yomiuri.co.jp/local/niigata/feature/CO064636/20230403-OYTAT50071/
政党公認4候補混戦 新潟市中央区(定数3)
2023/04/04 05:00

JR新潟駅や県庁が所在する県の「顔」である新潟市中央区は、国政4党の公認候補が大混戦を繰り広げる。前回選の同区で県内最多票を獲得し、議長を務めていた自民党県議は「政治とカネ」の問題も絡んで引退を表明。同党は新人を擁立した。公明、国民民主両党の現職は県組織代表の有力者で、4年前は惜敗した日本維新の会新人も雪辱を狙う。

若者投票啓発ARポスター アルビ選手が動き出す!?

 「皆さんが豊かに暮らせる道筋を描く。県政に送ってほしい」。自民新人の吉田孝志は先月31日の第一声で、支援者に力強く訴えた。

 2月16日、県会議長の小島隆が政務活動費受給を巡る詐欺容疑で書類送検された。議長を辞し、政界から引退する意思も表明した。

 市議選の同区で当選4回を重ねた吉田は、地元を同じくする小島と「2人のたかし」として連携してきた。事実上、議席継承を託された格好だが、第一声の5分間の演説で、小島に言及しなかった。「順風の選挙ではない。怖さはある」。吉田はこう打ち明けた。



 強い切迫感を漂わせるのは、公明現職の市村浩二だ。前回選では、無所属だった井上基之にわずか1245票差で競り勝ち、3位に滑り込んだ。党県本部代表の市村が議席を失えば一大事とあって、「党では統一地方選の最重点区との位置づけ」(陣営幹部)という。

 今回は井上が維新公認となった。4年前の当選以来、地元のインフラ(社会基盤)整備などに力を尽くした市村だが、本人は「現状は4番手だと思う」。先月31日の第一声では「どうか、どうか、どうか絶大なるご支援を」と厳しい表情で聴衆に呼びかけた。



 井上は区内の商業施設で同日、「政治とカネの問題などで『政治家には期待できない』と感じるのではないか」と歯切れ良く演説。同党が掲げる「身を切る改革」の重要性を説いた。

 前回選では政党公認3候補を相手に善戦したものの、議席獲得には至らず。「旧来の政治の打破を志す基本姿勢が一致する」という維新の公認を得て再出発した。

 ただ、無党派層が鍵を握る都市部で、政党公認候補への転身がどう影響するかは不透明だ。「手応えは前回以上にある」と言う井上は、区内を丹念に回り、更なる浸透を目指す。



 国民民主現職で党県連代表の上杉知之は党唯一の議席死守が目標。上杉は第一声で、「現実的な議論を誠実に重ね、信頼される議会をつくる」と強調した。

 幅広い労働団体から支援を受ける。同区が地盤の立憲民主党の衆院議員・西村智奈美との連携は民進党分裂後も崩れず、西村は先月27日の集会、31日の第一声で上杉の応援に駆けつけた。

 県議選では過去3回の当選ごとに千単位で得票を伸ばしてきたが、本人は「選挙結果は4年間の成績表。まずは前回の1万5800票を守る」と引き締めを図る。(敬称略)

(中川慎之介)

 上杉知之 54 国現《3》
 井上基之 43 維新
 市村浩二 62 公現《1》
 吉田孝志 60 自新

 (届け出順。白抜き数字は当選回数。年齢は投票日現在)

542OS5:2023/04/04(火) 20:32:53
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/197926
連載[2023新潟県議選・追跡激戦区]<上>長岡市・三島は現元新の8人が乱戦、新潟市中央区は議会の信頼回復訴え
2023/4/3 16:20
(最終更新: 2023/4/4 10:50)
 4月9日の投開票まで1週間を切った新潟県議選は、選挙戦に入っている14選挙区で計50人の候補者が論戦を繰り広げている。主要政党の公認候補らがしのぎを削っている定数2以上の複数人区があり、現職と新人がつばぜり合いを演じている1人区もある。中盤戦を迎えた14選挙区のうち、主な激戦区の情勢を追った。(候補者は敬称略。届け出順)(3回続きの1)

◆長岡市・三島選◇長岡市・三島選挙区(定数6)
遠藤玲子 68 県議 共現(1)
高見美加 55 県議 自現(1)
荒木法子 41 前市議 自新
柄沢正三 68 県議 自現(7)
諏佐武史 32 前市議 無新
安沢峰子 54 県議 公現(2)
佐藤伸広 56 衆院議員秘書 立元(1)
深見太朗 46 前市議 自新

 主要政党が候補者を擁立した長岡市・三島選挙区(定数6)は現職4人、元職1人、新人3人が出馬し、定数を2超える乱戦となっている。

 共産現職の遠藤は中之島や寺泊といった支所地域から中心市街地まで1日10カ所以上で演説し、「原発再稼働には反対。県民投票で決めるべきだ」と主張。県が進める医療再編にも異議を唱え、現場の声を届けたいとする。夜は個人演説会を開き、浸透を目指す。

 自民現職の高見は、まず地元の栃尾地域を徹底的に回り、栃尾の議席を守ると強調。支持者の多い中之島地域のほか、長岡の市街地にも活動範囲を広げている。市中心部の演説では「人口減少対策として、しっかりした経済政策を打つ」と声を張り上げた。

 自民新人の荒木は中心市街地を中心に演説や集会を重ね「医療・福祉、子育て支援の充実を進める」と訴える。街頭に立ち、自らビラを配って支持を呼びかける「空中戦」も展開。引き続き市中心部を最重視し、子育て世代ら若年層の票の掘り起こしに注力する。

 旧三島郡を地盤とする自民現職の柄沢は街頭演説で政策力や知事との近さをアピール。「長岡を防災産業の集積地にする」と経済の活性化を力説する。中心市街地や中之島地域のスーパーに支持者を集め、引き締めを図り、終盤は越路地域などに重点を置く。

 「柏崎刈羽原発の再稼働はさせない」と主張する無所属新人の諏佐は市内をくまなく回り、住宅地では時折、選挙カーから降りて有権者と握手してアピール。一方、推薦する社民は引退する長部登氏の支持者らを回る「地上戦」で地盤固めを図っている。

 公明現職の安沢は東京から党幹部も駆け付け、組織戦を展開。「若者が戻ってきたいと思える新潟にしたい」とし、子育て支援の充実を強調。物価高対策でプロパンガス助成も掲げる。地元の小国をはじめ序盤は支所地域を中心に、後半は市街地を重点的に回る。

 立憲民主元職の佐藤は中心市街地や地元の川口地域のほか、栃尾、中之島地域などで街頭に立ち、「原発再稼働は県民投票で決めるべきだ」と唱えた。老朽化したインフラの整備も提起。街頭演説を重ねており、後半は浮動票が多い旧長岡市での活動を増やす。

 自民新人の深見は旧長岡市地域を重点的に回り、「長岡をよくするには都市インフラの整備を進めなければいけない」と訴える。選挙戦後半も旧市部での活動に力を注ぐ考え。夜は連日、支援する市議らとともに個人演説会に臨み、票の掘り起こしを狙う。

543OS5:2023/04/04(火) 20:33:14

◆新潟市中央区選挙区
◇新潟市中央区選挙区(定数3)
上杉知之 54 県議 国現(3)
井上基之 43 福祉施設経営 維新
市村浩二 62 県議 公現(1)
吉田孝志 60 前市議 自新

 主要各党から現職、新人各2人が立候補した新潟市中央区選挙区(定数3)。同区選出の自民現職が政務活動費を巡る詐欺の疑いで書類送検され、議長を辞任し引退。議会の信頼回復に向け、候補が議会改革や県議の役割を訴え無党派層の取り込みに力を入れる。

 国民民主現職の上杉は、出身の新潟交通労組が選挙実務の中心を担う。共に連合から支援を受ける立憲民主と連携し、反保守票を固める。前回は1万5千票以上獲得し2位だったが、今回は知名度がある自民新人に無党派の票が流れると予想。選挙カーで地域をくまなく回り、特に若い世代の新規開拓を図っている。現職県議の書類送検で、有権者の議会への視線は厳しくなっていることから「信頼される議会づくりが第一。県民に開かれた県政を目指していく」と訴える。

 日本維新の会新人の井上は前回惜敗し、再挑戦。前回は無所属で出馬して1万を超える票を獲得しており、今回維新公認となったことがどう影響するかが鍵となる。党が掲げる「身を切る改革」を前面に、議員報酬や議員定数の削減を訴える。「政治とカネの問題ばかりでは政治に期待ができない。議員自身の在り方をただす」と主張。党公認となったが、実働部隊は前回と同様に同級生ら地縁の関係者が支える。着物姿で街頭に立ち、文化振興もアピールしている。

 旧新潟市時代の1967年以来、党候補が守ってきた伝統の議席死守を目指す公明現職の市村は、県議としての1期4年の実績を強調する。「新型コロナウイルス対応などに取り組んだ。地域の声を聞きしっかりと県政に届ける」と力を込める。前回最後の議席を争った維新新人を警戒し、無党派層への浸透が勝敗を分けるとみる。党にとって落とせない「最重点区」で、支持母体の創価学会の組織力をフル稼働。山口那津男代表も来援し街頭で支持拡大を呼びかける予定。

 自民新人の吉田は建設業、医療など幅広い団体から支援を取り付け、分厚い陣立て。義父の吉田六左エ門元衆院議員も出陣式に参加した。一方で自民現職が書類送検されたことから、陣営は自民への風当たりの強さも肌で感じているという。各地区での集会を重ね、支持固めに余念がない。市議4期の経験をPRし、選挙戦でも同日選となる新潟市議選候補と連動。「県議会と市議会をつなぎ、県と市をつなぐことで未来をつくる役割を果たしたい」と強調する。

候補者一覧表にある氏名の横の数字は投票日(9日)現在の年齢。自は自民、立は立憲民主、維は日本維新の会、公は公明、国は国民民主、共は共産、無は無所属。現は現職、元は元職、新は新人。かっこ内の数字は当選回数。敬称略。挙区

544OS5:2023/04/04(火) 20:33:33
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/198315
連載[2023新潟県議選・追跡激戦区]<中>上越市は自民と野党系が舌戦、新潟市西区は与野党分裂で混戦に
2023/4/4 12:00
(最終更新: 2023/4/4 17:00)
 4月9日の投開票まで1週間を切った新潟県議選は、選挙戦に入っている14選挙区で計50人の候補者が論戦を繰り広げている。主要政党の公認候補らがしのぎを削っている定数2以上の複数人区があり、現職と新人がつばぜり合いを演じている1人区もある。中盤戦を迎えた14選挙区のうち、主な激戦区の情勢を追った。(候補者は敬称略。届け出順)(3回続きの2)

◆上越市選挙区
◇上越市選挙区(定数5)
桜庭節子 65 県議 自現(1)
牧田正樹 58 前市議 無新
楡井辰雄 71 県議 自現(4)
斎京四郎 57 県議 自現(2)
土田竜吾 34 衆院議員秘書 無新
馬場秀幸 59 弁護士 無新

 上越市選挙区(定数5)は自民現職3人と、野党系の無所属新人3人が立候補した。次期衆院選を視野に地元選出の与野党国会議員も応援に入って連日舌戦を展開、与野党対決が過熱している。

 自民現職の桜庭は、唯一の女性候補である点を繰り返し強調し、無党派層や女性票の掘り起こしに躍起だ。中山間地をきめ細かく回り、支持拡大を図っている。上越市を地盤とする自民県連会長の高鳥修一衆院議員と街頭で並び、「国政につながる県政の代表として私を選んでいただきたい」とアピールする。

 無所属新人の牧田は、社民現職の後継候補を強調し、革新票の取り込みを目指す。出身の自治労など官公労組の組合員やOBらが市外からも応援に訪れ、組合票固めに注力する。市内の病院で看護師が不足しているとし「安心して医療を受けられる体制をつくるため職員の処遇改善を図る」と訴える。

 5選を目指す自民現職の楡井は、旧柿崎町の町長経験も含めたキャリアを武器に、実績をアピールする。県議会議長として、前回に続くトップ当選に向けて、陣営を引き締める。街頭で農業振興のほか、「燃料の高騰で、みなさんが大変苦しんでいる」と、自然エネルギーの推進について熱弁を振るう。

 自民現職の斎京は、地盤である直江津地区の町内会長や市議らがフル稼働している。大票田の高田地区からの得票も見込む。各地で連日個人演説会を開催し、支持固めを進める。「技能や知識を学び直すリカレント教育の仕組みをつくる」と強調し、地域と企業が連携した人材育成支援の必要性を説く。

 無所属新人の土田は、地元選出の立憲民主・梅谷守衆院議員の秘書。梅谷氏が街頭で並んで支援を呼びかけ、党支持層への浸透を図る。連合新潟も民間系労組を中心に運動を進める。「若い世代に上越に帰ってきてもらうため、当事者世代の声を県政に届ける」と、選挙区内最年少候補として若者支援を訴える。

 無所属新人で共産系の馬場は、弁護士としての人脈を駆使し、自営業者らにも浸透を図り、幅広い支持獲得に動く。「東京電力福島第1原発事故の悲劇を繰り返してはならない」と、東電柏崎刈羽原発の再稼働に反対する。陣営は自民と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係も追及している。

545OS5:2023/04/04(火) 20:33:44
◆新潟市西区選挙区
◇新潟市西区選挙区(定数3)
野口よそ美 68 介護福祉士 維新
高橋 直揮 52 県議 自現(3)
大渕  健 50 県議 立現(5)
田村 要介 54 前市議 自新
平 あや子 43 前市議 共新

 新潟市西区選挙区(定数3)では、2議席を狙う自民に対し、野党も3人がひしめき合う。国政与野党の候補が互いに重なる支持層を奪い合う構図で、混戦模様となっている。

 日本維新の会新人の野口は、補選を含めて5度目の挑戦。維新公認での出馬は初めてで、党本部から国会議員が応援に駆けつける。維新の基本政策である議員報酬削減などの「身を切る改革」を唱え、「新潟で実現するため諦めるわけにはいかない」と訴える。

 街頭では介護福祉士としての経験から、「高齢者が増える中、介護職の人材不足が大きな問題だ」として、処遇改善を主張する。

 自民現職の高橋は、区内を細かく選挙カーで回る。物価や燃料高騰で冷え込んだ経済を立て直すため「対応できる需要を生み出す」と、知事とのパイプを生かした実行力を強調する。

 新潟市議や自民の国会議員と連携。組織力で保守票を固めつつ、積極的に街頭に立って無党派層への浸透も図る。今回は自民公認が2人おり、保守票の分裂は「覚悟している」とした上でトップ当選を狙う。

 6選を目指す立憲民主現職の大渕は、地元の支持者や労働組合OBらによる後援組織が実務を担う。連合新潟から推薦を受け、国民民主系労組を含めた組合票を固める。立民の国会議員と街頭演説し、国政との連携もアピールする。

 街頭では「安心と希望をつくる県政」の実現を掲げる。物価高や水害への対策、市の救急医療の整備を訴え、生活者に寄り添う姿勢を強調する。

 自民新人の田村は、市議時代からの後援会が支える。引退する保守系ベテラン現職の後援会から支援を受け、現職が地盤とする黒埼地区を足がかりに区全域での知名度向上を目指す。

 新潟市議や国会議員と連動した個人演説会を開くなど組織戦を展開し、経済対策や街づくりを訴える。「保守系の2議席確保」に向け「簡単ではないが訴えを伝えていく」と、保守層への浸透に注力する。

 共産新人の平は原発再稼働や防衛費増大を進める政権批判を前面に打ち出す。原発問題や少子化対策を巡り、花角県政にも厳しい姿勢を見せ、「市民と野党の共闘を誠実に前に進めるのは私一人だ」と、野党支持層の結集を目指す。

 共闘を印象づけるため、支援を受ける野党系の現職市議らと合同で街頭演説を行った。無党派層にアピールするため、住宅地にも精力的に入っている。

候補者一覧表にある氏名の横の数字は投票日(9日)現在の年齢。自は自民、立は立憲民主、維は日本維新の会、公は公明、国は国民民主、共は共産、無は無所属。現は現職、元は元職、新は新人。かっこ内の数字は当選回数。敬称略。

546OS5:2023/04/04(火) 20:34:30
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/198465
[新潟県議選2023]長岡市・三島選挙区序盤情勢 勢力争いや世代交代も焦点に
2023/4/4 17:10
(最終更新: 2023/4/4 17:16)
県議選8候補者が並ぶ長岡市・三島選挙区のポスター掲示板=長岡市千歳1

 定数6に8人がしのぎを削る新潟県議選長岡市・三島選挙区。現職4人、元職1人、新人3人が出馬し、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題や人口減少対策、子育て支援の充実などで舌戦を展開している。ベテラン県議2人が引退する中、主要政党の勢力争いや世代交代の行方も焦点だ。

 党派別では自民が4人、公明、立憲民主、共産、無所属(社民推薦)が各1人。8人中、女性候補者が半数の4人を占める。年代別では30代が1人、40代が2人、50代が3人、60代が2人。新人3人はいずれも市議からの挑戦だ。

 12期務め、元自民の無所属・星野伊佐夫氏と5期の社民・長部登氏が引退。前回2019年選で2人が獲得した約3万1千票がどう動くかが焦点となりそうだ。

 現選挙区となった07年以降、自民は4回連続で3議席を確保してきた。今回は新人2人を含む4人を擁立。議席の上積みを図れるかが注目される。前回2位だった公明は組織戦を展開する。

 一方、野党系は原発再稼働問題などで対立軸を打ち出す。前回選で最下位当選だった共産は議席の死守、立民は奪還を期している。(敬称略。届け出順、青枠=現職、グレー枠=元職、赤枠=新人)

◆遠藤玲子 68 共産・現(1)
 前回、最下位当選で滑り込んだ共産現職の遠藤は、危機感を持って選挙戦に臨んでいる。

 津南町出身。看護の専門学校を卒業し、長岡赤十字病院に40年間勤務した。看護部長や副院長を務めた後、2019年、「県議会には医療の専門家が必要だ」として県議を目指した。

 肌身で感じてきた医療、介護の問題を有権者に伝える。県が進める公立病院の統廃合に異を唱え、「救急医療を一つの病院に集めることにはリスクがある」と主張。医師不足の解消に向け「指導医の確保を」などと訴えている。原発再稼働の反対にも力を入れる。

 長岡市医師連盟などの推薦を受け、共産党組織、統一地方選後半戦に立つ市議とも連携し浸透を図る。

◆高見美加 55 自民・現(1)
 「栃尾から県議の灯を消さない」を合言葉に初当選して4年。再選を期す自民現職の高見は「中山間地域と都市部の格差解消」の訴えに力を入れる。地盤の栃尾を中心に、長岡の市街地への浸透も図る。

 1994年、27歳の時に理容師から栃尾市議選へ出馬し当選。当時、県内現職女性市議の最年少として注目を集めた。

 市議、県議と経験を重ねる中で、中山間地域が取り残されていると感じている。「命を守る道路の整備や農業振興で、政治が期待される部分はまだ大きい」と訴える。

 前回選では自身を含め過去最多の女性6人が当選した。女性活躍に向け「結婚や出産によるキャリアの断絶をどう防ぐかなどの具体策が足りていない」と訴える。

◆荒木法子 41 自民・新
 自民新人の荒木は、子宮頸(けい)がんを患った経験から、がんの早期発見の仕組みづくりと社会復帰の支援を訴える。県民所得向上につなげる産業振興も強調。同世代の友人や母の松川キヌヨ元県議の代からの支持者を基盤に、議席獲得を目指している。

 旧長岡市出身。雑誌「Komachi」編集者を経て、16年から長岡市議を2期務めた。19年の市議選では史上最多の5933票でトップ当選した。「市民の相談や要望を年に約230件は聞き、市政に届けてきた」

 2児の母であり、候補者の中で唯一、子育て現役中もアピールする。集会には子どもを連れた参加者の姿が目立つ。子育て世代や女性票、若年層の掘り起こしを狙う。

◆柄沢正三 68 自民・現(7)
 前回トップ当選の自民県連副会長で、自民現職の柄沢は7期28年の実績を強調し、花角英世知事が掲げる「防災産業」の創設や雇用創出、インフラ整備を訴える。「得票数は地域での評価の証し」として市内全域を精力的に回る。

 旧和島村出身。建設会社や同村役場、元衆院議員の故・桜井新氏の秘書を経て、「人の痛み、苦しみが分かる政治を目指す」と1995年、40歳で県議選に挑み初当選。期数を重ね、県議会議長や自民県連の要職を歴任している。

 旧市町村ごとに置く後援会を支持拡大の核とし、昨年秋から毎日のように集会を開いてきた。企業回りも重ね、基盤固めに奔走。引退するベテラン星野伊佐夫氏が地盤としたエリアにも攻勢を強める。

547OS5:2023/04/04(火) 20:34:41
◆諏佐武史 32 無所属・新
 「公正、公平な政治、行政の実現を訴えてきた」。社民推薦の無所属新人、諏佐は演説のたびに繰り返す。2019年に発覚した長岡市発注工事を巡る官製談合事件に関し、市議として市の責任を追及してきたことを強調する。

 大学在学中に衆院議員秘書になり、「有権者の声を聞きながら一つずつ問題を解決していく面白さに目覚めた」と故郷に戻り、政治家になることを決めた。菊田真紀子衆院議員(旧新潟4区)の秘書を務めた後、19年に地元・長岡市で市議に初当選した。

 引退した社民党のベテラン長部登氏に評価され、後継者の位置付けとなっている。告示日の演説には「脱原発」「平和」といった言葉が入り、革新系への浸透も狙っている。

◆安沢峰子 54 公明・現(2)
 公明現職の安沢は「子どもが病気の時に親が休むのを遠慮することがある」などと子育て経験を踏まえ、支援制度の充実を掲げる。

 家庭でも職場でも全力を発揮できる環境づくりが重要だとし、「社会全体で子どもを育てる意識を持つことが必要だ」と主張する。県議を2期務め、子育て支援を拡充させる県条例の策定を提案し、県予算に検討費が盛り込まれたことを成果に挙げている。

 旧小国町出身。北陸農政局での勤務経験も生かし、県産米の消費拡大をアピールする。政策チラシには米粉を使った料理のレシピも入れるこだわりようだ。

 党の組織を挙げ、てこ入れを図り、石井啓一幹事長も来援して票の上積みを目指す。

◆佐藤伸広 56 立民・元(1)
 「なれ合いが進み、活気を失っている県政に喝を入れたい」。立民元職の佐藤は街頭で声を張り上げる。柏崎刈羽原発を巡る県の「三つの検証」に実効性を持たせる重要性、橋や道路の老朽化対策を含むインフラ整備を訴える。

 旧川口町出身。実家は畳店で、叔母の大渕絹子元参院議員の選挙を手伝ってから政治の世界に身を置くようになった。長岡市議を2期5年、県議1期を務めたが、前回は所属政党の分裂などで支援体制が整わず、涙をのんだ。

 立民、国民系労組でつくる「民主ながおか」の支援を受けて臨む。立民の枝野幸男前代表を迎えた告示前の総決起大会では、「絶対にこの試練を乗り越える」とボルテージを上げ、議席奪還を誓った。

◆深見太朗 46 自民・新
 「長岡を拠点化するにはインフラの充実が欠かせない」。旧長岡市出身の自民新人、深見は、防災面を含めた交通網や河川整備の重要性を訴える。

 中越高校野球部出身。街頭演説では弁士が「元甲子園球児で根性がある」と盛り上げる場面も。実家の建設会社では現場に立ち、15年に市議に転身した。2期を務め、次世代をリードしたいと県会挑戦を決めた。

 2月末に市内のホテルで開いた総決起大会には約400人を集め、国会議員や長岡市議らが応援に駆けつけた。引退する星野伊佐夫氏も姿を見せて激励した。星野氏の支持者を含め、建設業を中心に企業回りを重ねる。「頑張っている企業がもうけを出し、賃金を上げなければ未来はない」と強調する。

氏名の横の数字は投票日(4月9日)現在の年齢。現は現職、元は元職、新は新人。かっこ内の数字は当選回数。

548OS5:2023/04/04(火) 20:38:16
岐阜
https://www.chunichi.co.jp/article/664861?rct=gif_tou23
<注目区を歩く 県議選> (1)同じ顔触れ、多様な戦略
2023年4月2日 05時05分 (4月3日 11時15分更新)
選挙事務所に集まった有権者らと県政について話し合う候補(手前)=関市内で
選挙事務所に集まった有権者らと県政について話し合う候補(手前)=関市内で


 県議選は九選挙区で論戦が始まった。九日の投開票日まで、候補者は何を訴え、どんな戦略で票固めを進めるのか。担当記者たちが注目を集める五つの選挙区を歩き、選挙戦の模様を伝える。
 告示から一夜明けた土曜日、関市文化会館前。午前八時を知らせる「歓喜の歌」が響き渡る中、「おはようございます」と声を上げたのは、美濃市が地盤の佐藤武彦=自民現職=だった。
 二〇一九年に「強制合区」で生まれた関市・美濃市選挙区。同じ顔触れの現元四人が三議席を争う。
 告示日は美濃市全域をくまなく回った佐藤は一日、関市に的を絞った。有権者数一万六千人強の美濃市に対し、関市は約七万一千人の大票田。美濃市では前回、他候補を圧倒する85%もの得票を占めたが、「関を取らないと勝てない」。関市民に「誰よりも経済や産業に詳しい。経営者の視点で働きかける」と訴えた。
 午前十時。自民現職の尾藤義昭は関市富野ふれあいセンターで支持者と握手を交わした。一日は同市の津保川流域で遊説を進めた。一八年七月の豪雨で浸水など甚大な被害が出た地区。尾藤は災害復旧の国費を獲得した実績などを強調し、支持を呼びかけた。
 県議会議長や関市長を歴任し、当選七回を誇るベテランも「今までで一番厳しい選挙だ」と引き締めを図る。地域の実情に合わせて演説内容を変える尾藤は「地に足を着けて、確実に声を届ける」と締めくくると、美濃市へと繰り出した。
 前回百六十九票差で苦杯をなめた無所属元職の酒向薫。「この四年で何も変わっていない。県民の声が届いていない」と自民を離れ、決死の覚悟で勝負に出た。組織的な自民現職の二人とは対照的に、草の根で支持拡大を狙う。
 一日は関市中心部をくまなく回った。午前十時半ごろ、イベントが開かれている中濃公設地方卸売市場(関市若草通)へ。若者や子ども連れが多い会場で「若い人が住みたいまちにしなければ」と熱弁を振るった。舞台上でサンバまで踊り、注目を集めた。
 午後二時前、無所属現職の林幸広の姿は事務所にあった。支持者らとの座談会。「おまはんのところはどうや」などと、雑談に花を咲かせていた。連日昼と夜に開いており、「距離の近い候補者」をアピール。街頭演説や個人演説会に注力する三人とは違った戦略で浸透を図る。
 「人を無理やり集める時代ではない」と林。動員をやめ、住民との対話に力を入れる。「住民の迷惑になる」(陣営幹部)と朝晩の選挙カーの連呼時間も短縮した。
 関市と美濃市で各候補の得票率に大きく差が出た合区後初の前回選挙。今回、四年前ほどの盛り上がりがない中、票が読めない選挙戦に直面している。
 四人のうち、一人だけが落ちる戦い。各陣営は口をそろえる。「投票箱が開くまで、どうなるか分からない」 =敬称略
(統一地方選取材班)
 ◇関市・美濃市(三…4)
 酒向薫 66 無元<3> 
 佐藤武彦 65 自現<5>  公
 林幸広 70 無現<4> 
 尾藤義昭 77 自現<7>  公
 (上から届け出順)

549OS5:2023/04/04(火) 20:38:34
https://www.chunichi.co.jp/article/665306?rct=gif_tou23
<注目区を歩く 県議選> (2)岐阜市 定数9に11人、新勢力参戦 
2023年4月3日 05時05分 (4月3日 11時16分更新)
飲食店などが建ち並ぶ通りで有権者に支持を訴える候補者=岐阜市で
飲食店などが建ち並ぶ通りで有権者に支持を訴える候補者=岐阜市で


 告示後初の日曜日となった二日、維新新人の関谷雅彦は朝から事務所で住宅地図を見つめていた。すでに選挙カーを走らせた地域をチェックし、この日の重点地域に選んだのは市北部エリア。「できるだけこまめに回って、浸透を図りたい」。そう言うと、黄緑色のパーカを羽織り、午前八時すぎに車の助手席に乗り込んだ。
 告示日の三月三十一日。党として岐阜市選挙区の初の公認候補となった関谷は、出陣式で気勢を上げた。
 「岐阜の地に維新の旗を立てたい」
 県内最大の定数九。そこに主要各党と無所属の現職九人に、無所属新人の梅村慎一、関谷を加えた計十一人が並び立つ。これまでは既存の主要政党が議席を争っていた。だが、今回の統一地方選で地方での足場づくりを目指す維新の参戦で、様相が一変した。
 県内初の議席獲得を目指し、昨年九月には県総支部を立ち上げた。二〇二一年の衆院選比例東海ブロック、二二年の参院選比例代表では、いずれも岐阜市で一万七千票余りを獲得。県総支部幹事長の山田良司は「潜在的に維新に対する期待値がある。そこをがっちり抑えながら戦っていきたい」と鼻息は荒い。
 ただ、維新という「看板」に比べ、関谷の知名度は低い。告示日まで表立った活動はなく、「出遅れているところも確かにある」と山田も認める。維新が主張する議員定数や報酬の削減などの「身を切る改革」を県内でも訴え、支持政党のない人たちへの浸透を目指す。
 維新参戦がどんな変化をもたらすか。各党も「票が読めない」と注視する。
 立民は現有一議席の死守が至上命令。唯一の候補者である現職の渡辺嘉山は「こんなやつらに野党をやらせておけないと思った有権者が立民から維新に入れる可能性はある」と危機感をあらわにする。
 一九年の前回県議選では一万三千を超える票を集めて二位で当選したが、「今回は危ないと思っている。維新が一万票とったらまずい」。二一年の衆院選の公認候補者だった今井瑠々(るる)が自民推薦で県議選多治見市選挙区に出馬したことなどを受け、渡辺は三月に県連代表を辞任。県内選出の国会議員も不在が続き、逆風にさらされている。
 現職四人の当選を目指す自民はそれぞれが強固な地盤を持つ。維新は同じ保守政党だが、関係者は「国と地方は違う。維新に食われることはない」と影響は限定的とみる。
 それでも、隙は見せない。九期目の当選を目指す玉田和浩は告示日の第一声で「選挙は『大丈夫』と言われるが、何期だろうとこれがスタート」と強調。二日の街頭演説で応援弁士を務めた岐阜市議も「ベテランでも安泰ではない。本当に厳しい選挙を戦っている」と引き締めた。
 現職二人が立候補した公明は警戒心を強め、告示前から国会議員が岐阜入り。一日には、党副代表で衆院議員の古屋範子が両候補の街頭演説に立った。参院議員の新妻秀規は二日、澄川寿之の応援演説でこう声を張った。「定数九の岐阜市選挙区、定員より二人オーバー。少数激戦。逆転勝利へ、もう一押し」
 新たな風は吹くのか、既存勢力が守り抜くのか。選挙戦は序盤三日間を終え、中盤戦へと突入する。
 =敬称略
 (統一選取材班)
◇岐阜市(九…11)
 広瀬修 52 自現<2> 
 水野吉近 59 公現<3> 
 平野恭子 48 無現<1> 
 中川裕子 42 共現<2> 
 渡辺嘉山 65 立現<6> 
 梅村慎一 52 無新 
 関谷雅彦 66 維新 
 玉田和浩 79 自現<8> 
 澄川寿之 43 公現<2> 
 若井敦子 51 自現<2> 
 長屋光征 43 自現<3> 
 (上から届け出順)

550OS5:2023/04/04(火) 20:38:53
https://www.chunichi.co.jp/article/665960?rct=gif_tou23
<注目区を歩く 県議選> (3)不破郡 現職引退、元町議が激突
2023年4月4日 05時05分 (4月4日 11時36分更新)
 
農村部を回り農家の有権者に支持を訴える候補者=垂井町内で
農村部を回り農家の有権者に支持を訴える候補者=垂井町内で

午前八時すぎ、垂井町内の田んぼを縫うようにして走る細道を、赤いトゥクトゥク(タイの三輪自動車)が駆け抜けた。無所属新人の太田佳祐が降り立ち、草刈りに向かおうとする農家の高齢男性ら約二十人に駆け寄る。「何とか勝たせてください!」。太田が絶叫すると支援者から「頑張れー」と声援が上がった。
 元町議による三つどもえの選挙戦となった不破郡。最年少の太田は、七期務めた自民現職の後継指名を受ける。
 「政策の具体性と緻密さが他候補と違う」と自負する太田。集会や交流サイト(SNS)でのライブ配信で、地域が直面する人口減少対策として子育てや福祉、先端産業の企業誘致などを訴える。変革を期待する高齢者も巻き込み「西濃から岐阜県を変える風になり、新しい不破郡をつくりたい」と懸命だ。
 「国と町のパイプ役は私の他にはできない」。地元選出の自民党衆院議員の支持を受ける無所属新人の江上聖司は企業へのあいさつ回りを終えた午前十一時、垂井町内の商業施設で、優良企業を呼び込むといった企業誘致と観光振興の政策を買い物客に訴えた。
 意識するのは対面での戦術。地区ごとにミニ集会を開き、双方向の意見交換を重ねる。現職への不満も耳にし「地域の声を吸い上げ、最初に対応することが大切だ」と思いを強めた。
 中高年から高齢者という支持層を、どう拡大するかが課題。ただ、江上を推す衆院議員が三月三十一日午前の出陣式に応援に駆け付けて「少し流れが変わったかもしれない」と勢いづく。関ケ原町議の支援も追い風に、若者への支持拡大を目指す。
 太田と江上はいずれも自民党員。昨年、県連の公募に応募したが、現職と衆院議員で支持が割れ、県連が一本化を断念した経緯がある。当選者は自民会派入りする見通しだが、待ったを掛けようと存在感を増しているのが、無所属新人の女性候補、木村千秋だ。
 木村は午後一時半、垂井町内の住宅街で声を張り上げた。「医療や介護、障害などご家庭の密着したお悩みに取り組みたい」。二十代から町議を四期務め、子育て世代を中心に草の根で人脈を広げた。たった十分の演説で、偶然通りがかった何人もの人が車の速度を緩め、木村に手を振った。
 木村も元自民党員だが八年前、県議選に立候補するため離党。自民県連の公募には、選ばれなかった場合は出馬を断念するという誓約が必要なため、応募しなかった。
 自民系の二人とは一線を画す木村の選挙戦は、街宣が中心。選挙カーや自転車に乗り、知り合いを見つけるたびに足を止め、顔を売る。集会では毎回、手話通訳者を呼び「いろんな人がいるのが当たり前の社会に」と行動で訴える。
 継承と若返り、現状からの転換、女性目線…。まさに三者三様。有権者は、どんな変化を選択するのか。
 =敬称略
 (統一選取材班)
◇不破郡(一…3)
 木村千秋 48 無新 
 太田佳祐 37 無新 
 江上聖司 59 無新 
 (上から届け出順)

551OS5:2023/04/04(火) 23:47:59
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-665912.html
県議選激戦区ルポ(下) 様相一変、現新4人熱く 塩尻市区
2023/04/04 05:05中日新聞Web

県議選激戦区ルポ(下) 様相一変、現新4人熱く 塩尻市区

自らの公約を訴える候補者=塩尻市で

(中日新聞Web)

 「今度の県議選では、塩尻市民は誰を選ぶんだと大きく注目されている」。市内の国道19号沿いで、ある候補者は声を張り上げた。

 現職一人と新人三人が争う塩尻市区(定数二)。現職の丸山大輔被告(48)が妻への殺人容疑で逮捕、殺人罪で起訴されたことで無風ムードが一変。候補者擁立の動きが急加速し、有数の激戦区となっている。

 二〇一九年の前回選挙は自民、共産、無所属の三人が争った。自民現職だった丸山被告は安定した戦いでトップ当選を果たした。

 丸山被告は昨年十月、早々に三選出馬を正式に表明。安定した支持を集めていた丸山被告の出馬で候補者擁立は低調に終わるとの見方が強く、無投票との観測もあった。しかし、出馬表明の約一カ月後、丸山被告は逮捕された。有力候補が不在になる可能性がにわかに高まり、新人擁立の動きが熱を帯びていった。

 四年前に失った議席の奪還を目指す共産。告示前の取材には「事件で自民党に逆風の時に、なぜ共産党は候補を出さないのかという声もあった」と出馬の経緯を明かした新人で看護師の柴田憲子さんは、子どもの医療費無料化や社会保障充実を有権者へ訴えかける。

 無所属の続木幹夫さんは唯一の現職。演説では丸山被告の事件にも触れ「塩尻市民の良識が問われる選挙」と県政に厳しい目を向ける有権者を意識。「二期八年の経験を市と県の発展のために生かしたい」と三選を目指し、選挙区を駆け回っている。

 「市議として六期二十四年、議長の経験もある」。唯一の元市議で、新人の丸山寿子さんは道路整備や地元特産品の振興を掲げるとともに女性の立場から子育て環境の充実なども訴える。支持者からは「市政と連携がとれる県議候補だ」と期待の声が聞こえる。

 丸山被告が所属していた自民の新人は医療や福祉の充実などを掲げる歯科医師の都筑文男さん。地元選出の衆院議員とのパイプなどから地元産業界の期待を集めるが、事件の影響を懸念して告示前から「逆風を感じる」と漏らし、警戒感の中で選挙戦に奔走している。

 「ちゃんとやってくれさえすれば…」。有権者の間には期待と不安が入り交じる。市内の男性会社員(54)は事件発覚から告示までの動きを振り返り、候補者らへ注文を付けた。「良識ある立ち居振る舞いをしてもらいたい」 (山崎優日、右田誠弥)

552OS5:2023/04/04(火) 23:48:35
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-664867.html
新政みえvs自民、最大会派はどちらに 地元国会議員も激戦区で応援
2023/04/02 05:05中日新聞Web

新政みえvs自民、最大会派はどちらに 地元国会議員も激戦区で応援

街頭演説に耳を傾ける人たち=桑名市で

(中日新聞Web)

 県議選が告示されてから初の週末となった一日、各候補者は選挙カーで巡回したり、街頭演説をしたりして有権者にアピールした。旧民主党系の新政みえと自民党が最大会派を争う中、県内に地盤を持つ国会議員も激戦区を中心に応援に入り、支持を呼びかけた。

 (大島康介、寺岡葵)

 立憲民主党幹事長の岡田克也衆院議員はこの日午前、自身の選挙区に含まれる桑名市・桑名郡選挙区の立民現職の応援に入った。桑名市長島町での街頭演説で岡田さんは「与野党が伯仲する県議会は全国でも珍しい。自民党と新政みえが競い合う健全な三重県議会を維持するためにも、ぜひ支えてほしい」と訴えた。

 早い段階での応援は危機感の表れだ。定数四に六人が立候補したこの選挙区について、岡田さんは「自民や新しい党の新人が出ており、前回とは様子ががらっと変わった。結果が読みにくい」と話す。街頭演説を聴いた人に自らチラシを渡し、頭を下げて回った。

 新政みえは単独過半数(二十五議席)を目指したが、公認と推薦、無所属を含む候補は二十一人にとどまる。岡田さんは「もっと多くの候補者を擁立したかったとの思いはある」と反省を述べた一方、「立候補した全員の当選を目指す。県議会の第一党が目標だ」と気を引き締めた。

 一方、公認候補二十五人を擁立し、単独過半数での勝利も視野に入れる自民。山本佐知子参院議員は午前六時、鈴鹿市選挙区(定数四)の新人とともに北勢地方卸売市場(四日市市)を歩き、市場職員や仲卸業者に支持を呼びかけた。鈴鹿市からの通勤者も多いためで、鈴鹿市外の人に対して山本さんは「お友達に広げてください」と念押しした。

 山本さんは昨夏の参院選三重選挙区で初当選し、引退した立民の議席を獲得した。自民は国政選挙での連勝の勢いで最大会派の奪還を目指し、告示日から田村憲久衆院議員や元知事の鈴木英敬衆院議員らが候補者の支援に回っている。

 鈴鹿市は製造業が多く、労組の支援を受けた旧民主系が三議席を維持。自民は今回、この新人と現職の二人を擁立し、十二年ぶりの二議席獲得を狙っている。山本さんは「県議会は国と市町をつなげる大事な役割がある。国政選挙の流れを県議選にも反映させたい」と意気込んだ。

知事採点平均73点 全候補アンケート

 本紙が県議選に立候補した六十二人(うち十四人は無投票当選)に告示前に実施したアンケートで、就任二年目の一見勝之知事に対する評価は百点満点で平均七十三点だった。元国土交通省局長として堅実な手腕を好意的に捉える声が目立つ一方、決断の遅さを指摘する意見も。県政の課題に対する認識では、人口減少対策を挙げる候補者が相次いだ。 

 最高点は自民現職の九十五点で、九十点以上は九人いた。知事が二〇二三年度予算で子ども関連や県民の命を守る取り組み、観光振興を重点施策に位置付けたことへの評価が多かった。「三重の未来を見すえた政策を」と期待する回答もあった。党派別では、旧民主党の流れをくむ新政みえ系の平均が七十六点、自民系は七十五点とほぼ同じ。一見知事は自民と立民、公明などから推薦を受け、与野党の相乗りで二一年の知事選に初当選した経緯もあり、平均点では両会派が同程度の評価となった。

 一方で、昨年四月に最終案を県議会へ示す予定だった長期計画「強じんな美し国ビジョンみえ」と中期計画「みえ元気プラン」の策定手続きは数カ月遅れ、県立大新設の是非を巡る議論も二二年度内に結論が出なかったことへ批判も。「政策判断の先延ばしが目立つ」「スピード感が必要」との指摘があった。

 最低点は、自民現職と共産の二人がつけた三十点。公式な場での発言が「女性蔑視」と指摘された問題に言及する候補者や、「発言に危うさを感じる」と指摘する別の自民現職もいた。アンケートでは五人が知事を採点しなかった。

 県政の最重要課題を聞くと、人口減少対策が最も多く、二十人以上が回答で触れた。安心して子育てできる環境や観光振興策に言及する意見も多い。県南部地域の候補者からは、南北格差の是正を求める声も相次いだ。(竹田佳彦)

553OS5:2023/04/04(火) 23:48:58
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-665895.html
<注目区を歩く 県議選> (1)福井市 有力新人候補が混戦に拍車
2023/04/04 05:05中日新聞Web

<注目区を歩く 県議選> (1)福井市 有力新人候補が混戦に拍車

(中日新聞Web)

 四人オーバーと県内屈指の激戦区となっている福井市選挙区。定数一二に対し、現職十人、元職二人、新人四人の計十六人が出馬し、立候補者数は市町村合併で現行の区割りとなった二〇一一(平成二十三)年以降では最も多い。中心部や東部、西部、南部で現職新人元職が激しいつばぜり合いを展開する。 (水野志保)

 混戦模様となっているのは、四人の新人について、一定の集票力が見込まれる市議経験者や、これまで県議会に議席のなかった政党の公認候補が出馬しているため。ある現職は「本当に実力者が手を挙げた」と語り、別の現職陣営は「有力な新人候補が多く、今までとは違う厳しさがある」と明かす。

 市議からの転身を目指す福野さんと中村さんは、いずれも市南部を地盤としている。同じく市南部を地盤とする立民現職の野田さんは二人を警戒しながら、地域と労組の両輪で支持を広げる。中村さんは、今期限りで県議会を去り前回トップ当選だった夫(鈴木宏治さん)が地盤としていた岡保地区でも活動。同じ女性候補で元職の中井さんとも抗戦する。

 政党公認の新人では維新の高井さん、参政の藤本さんの二人が立候補している。昨夏に行われた参院選比例代表の政党別得票数を見ると、参政は福井市内で四千八百票近く、維新は一万五千票余りを集票。しかし、両陣営ともにその数字が県議選でも候補者に乗ってくるとは想定しておらず、政党支持票の呼び起こしなどに懸命に励む。

 市中心部では、いずれも自民現職の大森さんと山浦さんが精力的に活動。公明現職の西本さんは日之出地区を固め、党の厚い支援も受ける。県教組の支援を受ける渡辺さんは地元の明新地区を重点的に回る。中藤島地区の清水さん、森田地区の長田さんは他候補からの草刈り場とならないよう地元で支持を固める。

 海側の市西部は、ともに自民現職の畑さんと松田さんが強固な地盤を築いている。畑さんは市内全域を幅広く回るなど、他地域で票を取り込む。松田さん陣営は中盤戦で、湊地区を重点的に浸透を図る方針。前回、当選に一歩届かなかった谷口さんは地元の東安居地区で票を固める。共産現職の佐藤さんは、党公認の知事選候補と連動しながら支持拡大に努める。

 前回、十二番目の最下位当選者の得票数は五千六百票余り。複数の陣営は、県議選と同じ九日に投開票される知事選が「盛り上がりに欠ける」とみており、市内の県議選投票率は前回(57・05%)より低下すると予想。当選ラインは前回より低下するとみられる。

554OS5:2023/04/04(火) 23:49:57
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-665996.html
<激戦区ルポ> (1)伊賀市区(二…3)
2023/04/04 05:05中日新聞Web

<激戦区ルポ> (1)伊賀市区(二…3)

市民らとグータッチを交わす候補者(右)=伊賀市内で

(中日新聞Web)

 定数削減で三人区から二人区となった伊賀市選挙区は、現職三人が激しいサバイバルを繰り広げている。

 「人口比例に基づかない定数削減は、大きな会派の私利私欲のための伊賀市切り捨てだ」

 県議会で一人会派の稲森稔尚さんは三候補の中でただ一人、定数削減に反対した。選挙戦でも定数を三に戻すべきだと訴え、独自色を打ち出している。

 自民会派の県議による不適切なツイッター投稿問題では、先頭に立って追及した。強固な組織票はなく、無党派層への浸透が生命線だ。街頭演説では任期中に「もう歩く場所がない」ほど、細かく市内を駆け回った機動力をアピールする。

 稲森さんの動きに、新政みえの推薦を受ける森野真治さんと、自民の木津直樹さんは警戒を隠さない。選挙情勢について、複数の陣営が世論調査を実施したところ、いずれも「三人横並び」という結果が出たという。

 前回は、トップ当選した森野さんが一万三千七百票、稲森さんが九千六百票、木津さんが八千票を獲得。次点だった自民新人は六千五百票だった。

 自民は前回の二候補の得票を結集できれば、森野さんが得た票数を上回る計算だが、陣営幹部は「旧郡部の地盤が重なる稲森さんがどこまで票を伸ばすか」と不安をのぞかせる。

 二〇〇四年に六市町村が合併して伊賀市になる前、自民は旧上野市と旧郡部でそれぞれ議席を確保。合併後も一一年の県議選まで二議席を得ていた。

 だが一五年に一議席を失い、前回の一九年も二議席奪回を目指したが、及ばなかった。定数が減った今回は旧郡部を地盤とする木津さんに一本化した。

 議席を死守するため、木津さんは自民党色を前面に打ち出している。伊賀が地元の元厚生労働相、川崎二郎さんを「政治の師」と強調。伊賀市を含む衆院三重2区で二一年に初当選した後継の川崎秀人衆院議員と連携して「伊賀市を守る」と訴える。

 過去四回、トップで当選した森野さんが警戒するのも、浮動票の取り込みを図る稲森さんだ。自らの前回の得票を「相当食われているのでは」と懸念する。

 中心市街地で人口の多い上野地区が地盤だが、前回は森野さんのポスターを自宅に張った有権者のうち、今回は他候補のポスターに張り替えた人がいるという。危機感を強め、街宣と電話で支持を訴える。

     ◇ 

 県議選は九日の投開票に向け、無投票を除く県内八選挙区で舌戦が熱を帯びている。今回から定数が三減となる中、旧民主系の新政みえが最大会派を維持するのか、自民が奪還するのかが最大の争点になっている。激戦区の構図や各候補者の戦いを報告する。

555OS5:2023/04/05(水) 16:26:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/21229bc0493288e06ba24e3badb5f80e5f1b13fc
「まるで出来レース」13選挙区で無投票の新潟、有権者は 統一地方選
4/5(水) 9:41配信
統一地方選の新潟県議選(9日投開票)は27選挙区(定数53)のうち13選挙区が無投票となり、21人の当選が決まった。現行の区割りとなった2011年以降では最多だ。こうした現状を候補者や有権者はどう受け止めているのか。無投票の現場を歩いた。

◇「終わっちゃった?」

 柏崎市・刈羽郡選挙区(定数2)は20年ぶり、現区割りになってからは初の無投票に。有権者7万1000人余が投票機会を逸した。

 「え、選挙終わっちゃったの?」。告示2日後の日曜日。柏崎市の公園でお茶を飲んでいた60代主婦は驚いた様子だった。そして「まるで出来レース。有権者が選挙権を行使せずに議員が決まるなんて。私だって意思表示したかったのに」と残念がった。

 同選挙区は告示日の3月31日、無所属新人の笠原晴彦氏(53)と、自民党現職の与口善之氏(64)の無投票当選が決定。東京電力柏崎刈羽原発を巡り政府が今夏以降の再稼働方針を表明する中、そのお膝元の県議選はあっけなく終わった。

 4年前の前回選は違った。再稼働を巡り、推進を掲げる当時新人の与口氏ら保守系候補2人と、反対を唱える野党統一候補が三つどもえの戦いを展開。結果的に保守分裂となり、再稼働の推進派と慎重派が議席を分け合う形に落ち着いた。

 今回は論戦を経ずに双方が1議席ずつを獲得。「今の自民党は気概がない」。柏崎市議はこう言い切る。21年衆院選で自民党は旧2区の公認争いが勃発し事実上の和解が成立した経緯があり、再び保守層を二分できない地域事情を解説した。

 花見をしていた市内の女性(73)からは「雇用の場を確保する再稼働には賛成。ただし安全が確保されれば。反対派は1議席を取れて運がよかったのでは」といった声も聞かれた。

 ただ、影響は同選挙区にとどまらない。

 「うちは原発から30キロ圏(UPZ)。ひとごとじゃない。選挙区は違っても論戦を期待していた。地元の意思をはっきりさせてほしかった」。上越市で飲食店を営む男性(71)はこう話す。東電で働いていたという男性の妻(73)は、再稼働の要否を判断する局面に立ち会う可能性の高い新県議に向け「東電は(柏崎刈羽原発を)動かすはず。ただ建っているだけじゃ経済に貢献しないもの。監視を怠らないでほしい」と注文をつけた。

 同選挙区と隣接する上越市選挙区(定数5)と長岡市・三島郡選挙区(同6)では選挙戦が繰り広げられている。長岡市の磯田達伸市長は無投票について「議会制民主主義の根幹に関わる問題。選ぶプロセスがないと、各議員が住民の意思を本当に代表しているのか疑問だ」と語った。【内藤陽】

556OS5:2023/04/05(水) 16:57:29
新潟
https://news.yahoo.co.jp/articles/c926ed6815d7f47c421c52f84c66d65e47f312fb
「県政が遠い」24年続く無投票、当選者の本音 統一地方選
4/5(水) 9:26配信


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毎日新聞
新潟県柏崎市・刈羽郡選挙区に設置された選挙ポスター掲示板=柏崎市日石町で2023年4月2日午後5時14分、内藤陽撮影

 統一地方選の新潟県議選(9日投開票)は27選挙区(定数53)のうち13選挙区が無投票となり、21人の当選が決まった。現行の区割りとなった2011年以降では最多だ。こうした現状を候補者や有権者はどう受け止めているのか。無投票の現場を歩いた。

【図解でおさらい】公示と告示の違い

 ◇1999年から無投票が常態化

 1999年から無投票が続く糸魚川市選挙区(定数1)。今回も自民党の現職、中村康司氏(64)以外に立候補の届け出はなく、無投票当選が決まった。

 県議選が告示された3月31日。中村氏は午前9時過ぎから第一声に臨んだ。無投票の見込みが報じられていたこともあってか、応援に駆け付けた地元市議から「(選挙は)一日で終わると思います」との発言も出た。

 市内は終日快晴で、各地の最高気温は20度前後に上昇。海沿いにある道の駅は多くの人でにぎわっていた。中村氏の街頭演説が予定されている場所の一つだったが、子供を連れていた30代女性は「静かなので今日から選挙だとは思わなかった。無投票? 実績があればいいのでは」と無関心な様子だった。

 無投票当選は午後5時に確定。街頭演説中に知らされた中村氏は笑顔を見せ、「皆さんのおかげさまを持ちまして3期目の当選ができました」と聴衆に感謝を伝えた。その後「打ち上げ式」と称する会合で、支援者らと万歳三唱。陣営幹部は「民主主義で選挙は重要だが、選挙があろうがなかろうが、我々は『一番いい人』を選んでいる」と祝福した。

 中村氏は報道陣の取材に「日々の活動を頑張っていたので、その結果と受け止めている。私の政策が否定されているという気持ちはない」とコメント。今回を含め7回連続で自民党候補が無投票当選した理由を問われると、「県議選に限らず、糸魚川で自民党が大敗したことはないのでは。高鳥(修一衆院議員)先生の地盤もあり保守が強い」と答えた。

 建築業を営む支援者によると、市内は建築関係の企業や資材工場が多く、インフラ整備に重きを置く自民党は支持を得やすい。加えて、平成の大合併以前から糸魚川、能生、青海の3地区の自民支部は結束が固い。「企業の組織票を確実に固めているし、歴代の議員から続く自民党への信頼がある。他党から出ても勝ち目がないのではないか」と言う。

 ただ、中村氏の街頭演説に耳を傾けていた60代男性からは「演説を聴いても実績が分からない」といった声も聞かれた。この男性は「(同選挙区の有権者)3万5000人が意思表示できず、無投票が常態化している。地方の存続に関わる問題だ」とも話し、現状に疑問を投げかけた。

 この日、中村氏が有権者に向けて率直に語る場面があった。「本音を申し上げますと、県政が遠い」。本人に真意を尋ねた。

 「有権者にとって県政は日常生活と直接関係がないことも多く、市民の関心が薄いと感じる」と中村氏は説明。そして、糸魚川市の置かれた地理的な事情を強調した。「県庁までは片道150キロ。議会の度に車で4時間かけて往復し、また翌日も通う。非常に大変だ。こうした議員活動ができる環境にいる人は少ない」【池田真由香】

557OS5:2023/04/06(木) 20:12:29
https://www.yomiuri.co.jp/local/niigata/feature/CO064636/20230404-OYTAT50045/
燕市西蒲原郡 (定数2)現新3者火花散らす
2023/04/05 05:00

 16年ぶりの選挙戦となった燕市西蒲原郡選挙区(定数2)は三つどもえの戦いとなった。6選を目指す桜井甚一(自民)と自民党員で昨年5月の補選で初当選した堀勝重(無所属)の現職2人が保守票を巡り火花を散らす。補選で惜敗した新人の柴山唯(同)も雪辱を誓う。

政党公認4候補混戦 新潟市中央区(定数3)

 「県の発展のため先頭に立って、これまで以上に頑張る。私にエネルギーを与えてほしい」

 告示日の3月31日、燕市内で開かれた出陣式で、桜井は力強く語った。出陣式には自民党衆院議員の細田健一ら支援者約200人が集まり、強大な組織力を見せつけた。

 5期20年の実績を持つ桜井だが、2011年から3期連続で無投票当選が続き、選挙は16年ぶり。陣営関係者は「実績がどこまで市民に浸透しているか未知数」と懸念する。

 桜井は党県連を取り仕切る幹事長だが、他候補の応援を控え、自身の選挙戦に力を注ぐ。経済発展を重点的に訴えた桜井は「とにかく勝たねばならん。絶対勝ちます」と語気を強めた。



 堀は昨年の補選を約1000票差で勝ち抜いた。補選後も地元回りなど、こまめな活動を継続し、人口減少対策を重点に掲げる。燕市職員や市議として築いた人脈を生かし、一部市議や地元商工会からの支援を受け、票の積み上げをうかがう。

 自民党員でもある堀だが、県連は補選で推薦を出さず、弥彦、吉田、分水の一部支部のみが推薦を出した。当選後も同党の会派入りができず、一部の支援者は「桜井が許せない」と不満を漏らす。

 保守系議員として、桜井と票を奪い合う構図となる。ある党支部関係者は「建前上、自民公認の桜井を応援する人もいるが、実際は桜井と堀のどちらに票を投じるかわからない」と打ち明ける。



 元燕市議で無所属の柴山は、補選で堀に敗れ、涙をのんだ。約1年ぶりのリベンジに、「女性や若い世代の声を届けたい」と訴える。

 柴山は2児の母として「働くママ」をキャッチフレーズに、SNSを積極的に活用している。女性や子供への支援拡充を軸に他候補との差別化を図り、無党派層の取り込みを狙う。

 政党からは距離を置くが、告示日の出陣式には推薦を出した連合新潟の会長、牧野茂夫が応援に駆けつけた。桜井と堀の保守分裂で、陣営は「漁夫の利」を狙えると期待する。

 18年の同市議選は初出馬ながらトップ当選を果たした。補選でも1万票以上を獲得した柴山は「知名度も上がってきた。さらに支持を広げる」と自信を見せた。

(敬称略)

(梅林澄人)

558OS5:2023/04/06(木) 20:14:20
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/198956
連載[2023新潟県議選・追跡激戦区]<下>新潟市南区は激しさ増す一騎打ち、加茂市・南蒲は国会議員も全面対決、十日町市・中魚は現職に野党共闘挑む
2023/4/5 16:00
 4月9日の投開票まで1週間を切った新潟県議選は、選挙戦に入っている14選挙区で計50人の候補者が論戦を繰り広げている。主要政党の公認候補らがしのぎを削っている定数2以上の複数人区があり、現職と新人がつばぜり合いを演じている1人区もある。中盤戦を迎えた14選挙区のうち、主な激戦区の情勢を追った。(候補者は敬称略。届け出順)(3回続きの3)

◆新潟市南区選挙区
◇新潟市南区選挙区(定数1)
笠原義宗 48 県議 自現(3)
磯貝潤子 49 無職 無新

 新潟市南区選挙区(定数1)は、自民現職の笠原と、無所属新人の磯貝が1議席を巡って争う。1239票差で決着した前回と同じ顔触れとなった。選挙戦は「政権与党」対「野党共闘」の構図で候補が激しい一騎打ちを演じている。票田となる白根地区の投票動向が行方を左右しそうだ。

 2012年の初当選以来、3期を務める笠原は、新潟市議選の南区に出馬している自民公認の現職2人と合わせ「3人そろってこそ南区の政治力が高まり、予算が確保できる」と実績を懸命にアピール。区内を流れる中ノ口川の治水事業に加え、道路や橋りょうの整備をさらに進める必要があると訴える。

 告示後は、個人後援会がフル稼働し、少人数の集会を重ねる。有権者とじかに対話することで着実に票を積み上げたい考えだ。集会には自民の国会議員や県議も同席し、与党とのパイプを前面に出す。

 2度目の挑戦となる磯貝は、県外出身で地縁血縁はなかったが、4年前から地元で広げてきた人脈を活用し、草の根で選挙戦を展開。交流サイト(SNS)も駆使し、幅広い層への浸透を図る。

 街頭では「子育てや医療福祉など人に予算を割くよう訴えたい。多様な声を県議会に届ける」と力を込め、福島原発事故で避難を余儀なくされた経験から原発再稼働反対も鮮明にする。立憲民主、社民、共産の各党や連合新潟の推薦を受け、3日には社民の福島瑞穂党首が応援演説に駆け付けるなど支援も手厚い。

◆加茂市・南蒲選挙区
◇加茂市・南蒲選挙区(定数1)
大平一貴 50 前市議 無新
保坂裕一 62 県議 自現(1)

 加茂市・南蒲選挙区(定数1)は、立憲民主の支援を受ける無所属新人の大平と自民現職で2期目を目指す保坂が激突する展開となっている。それぞれ与野党の国会議員が支援。次の国政選挙を見据えた全面対決の様相を呈し、激しい選挙選を展開している。

 大平は、加茂市で根強い人気がある同市出身の立民・菊田真紀子衆院議員(旧新潟4区)が全面的に支援する。「県政刷新 創(つく)れ!! 新潟県の未来」を合言葉に、連合新潟の推薦も受け、街宣で地域をくまなく回る。革新系や女性への浸透を図る。

 県立加茂病院の診療科維持や脱原発を訴える。「医師確保を支援する制度をつくる。原発を再稼働しても電気代は下がらない。柏崎刈羽の再稼働も食い止める」とアピール。住民目線のチェックによる県の財政健全化や、首都圏と新潟県との格差是正も掲げる。

 保坂は、人口減少対策として、商店街など市街地や木工などの伝統産業、道の駅たがみの活性化による、にぎわい創出を掲げ、県の医師不足解消や加茂病院の充実も訴える。

 業界団体や国会議員らの支援を受けて組織戦を展開。細田健一衆院議員(旧新潟2区)や国定勇人衆院議員(比例北陸信越)のほか、藤田明美・加茂市長、佐野恒雄・田上町長も支援に加わり、支持拡大を図っている。「与党議席を死守しなければ加茂・田上の発展はない。国、県と地元のつなぎ役となる」と訴え、組織引き締めを図る。

559OS5:2023/04/06(木) 20:14:33
◆十日町・中魚選挙区
◇十日町市・中魚選挙区(定数2)
小山 大志 45 県議 自現(1)
尾身 孝昭 70 県議 自現(7)
藤ノ木浩子 62 元町議 無新

 十日町市・中魚選挙区(定数2)は自民現職2人と野党共闘の無所属新人1人が立候補した。自民独占か、野党系が奪取かが焦点だ。

 前回1万票余りを獲得した自民現職の小山は「1期目に築いた人脈や温めたプランを開花させたい」と再選を期す。理事長を務めた青年会議所や同級生の人脈を生かし、浸透を図る。

 医療と教育の充実、地元鉄道の活性化などを訴え、子育て中の45歳という若さと将来を担う責任世代を強調。「未来を託してほしい」と呼びかける。交流サイト(SNS)を使い、若年層の取り込みも目指す。

 前回、1万3千票余りでトップ当選の自民現職の尾身は「これまでで一番厳しい戦い」と話す。多選批判や支持者の高齢化に加え、小山への保守票分散も懸念。選対幹部は「相手が若者(小山)と女性(藤ノ木)で脅威」とみる。

 津南町に初めて事務所を構え、組織を固める。別の選対幹部は「病院や高校、道路網整備などの成果を伝え、全世代に浸透させたい」と語る。

 「1人は野党代表を」。前回、共産公認で出馬し、約3千票差で涙をのんだ新人藤ノ木は無所属となり、野党共闘で議席奪取を狙う。原発再稼働反対などを柱に据え、対決の構図を明確にする。

 社民県連の推薦と十日町市の立憲民主党・梅谷守衆院議員(旧新潟6区)後援会が支援する。告示日には梅谷氏らも来援した。共闘がどこまで機能し、集票につながるかが鍵を握る。

(おわり)

候補者一覧表にある氏名の横の数字は投票日(9日)現在の年齢。自は自民、立は立憲民主、維は日本維新の会、公は公明、国は国民民主、共は共産、無は無所属。現は現職、元は元職、新は新人。かっこ内の数字は当選回数。敬称略。

560OS5:2023/04/06(木) 20:16:35
https://www.chunichi.co.jp/article/666654?rct=gif_tou23
<注目区を歩く 県議選> (4)多治見市 無風の構図が一変
2023年4月5日 05時05分 (4月5日 11時23分更新)
選挙カーから手を振る県議選候補=多治見市内で
選挙カーから手を振る県議選候補=多治見市内で


 「若い世代がこの地域を変えようとしている。この流れを一緒につくりたい」。選挙戦の折り返しを迎えた四日午前十時、今井瑠々は多治見市滝呂町の集会で二十七歳という若さをアピールした。「るるちゃん」と話しかける集会の参加者は、組織的な動員ではなく草の根の支援者。集会を毎日一回のペースで開きつつ、選挙カーで市内全域を回って手を振る。
 十六年間自民と非自民が二議席を分け合い、当初は無風かと思われた構図を一変させたのが今井だった。二〇二一年衆院選で公認を受けた立憲民主を離れ、自民推薦での出馬を表明した一月以降、戦いは一気に過熱した。
 そんな今井と自民による二議席独占に向けて共闘するのが公認の友江惇だ。四日夕方、同市笠原町の商業施設前にその姿があった。「多治見で働き、結婚し、子育てができる。そんな自己完結する好循環を生み出したい」と演説。行く先々で、郷里の多治見に通信社勤務を辞めて戻った覚悟と郷土愛を強調する。友江は自民系の前職山本勝敏の後継候補として、自民県連の公募を経て昨年七月に立候補を表明。首相官邸などの取材経験がある元記者の経験もアピールする。
 地元国会議員も自民なら、地方議会も自民が多い。友江と今井は、県議会でも自民が二議席を占めることで「国、県、市の連携強化」を訴えるが、戦法は現時点でまったく異なる。
 公認の友江陣営が自民の組織力を生かす一方、今井陣営は盤石な組織を持たない。友江陣営の関係者は「友江は組織を固めつつ、今井は彼女のファンに押してもらう」と話す。双方の強みを発揮して議席を独占し、「市長選でも勝って、同じ方向を向いて政策を進める体制をつくる」と青写真を描く。
 長らく保ってきた非自民の議席を守りたい判治康信は四日午前、JR多治見駅に近い市中心部の商店街を練り歩いていた。高木貴行県議から後継指名されている。「クリーンな無所属。大きな政党も宗教もありません」。選挙カーからの声を背に、顔なじみの店員と店先で握手を交わし、車で通りかかって声をかけてきた支援者に手を振った。
 子育て経験や地元で働いた経験ゆえの「生活者の目線」を強調する。騒がしい選挙区だが「相手が誰であれ戦うのみ」。支援者からは「選挙が進むにつれ、顔つきに覚悟が宿ってきた」との声も。
 推薦する連合岐阜の関係者は「これまで非自民系が守ってきた議席を死守したい、という意識で取り組んでいる」と路線も地盤も継承する構え。
 二議席の行方は、県議選の一週間後に告示され、二週間後に投開票される多治見市長選に影響を与えかねない。いずれもが「絶対に負けられない」選挙戦は、投票日に向けてさらに熱を帯びそうだ。
 =敬称略
 (統一選取材班)
◇多治見市(二…3)
 判治康信 47 無新 
 今井瑠々 27 無新  自
 友江惇 36 自新  公
 (上から届け出順)

561OS5:2023/04/06(木) 20:17:00
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-667202.html?_gl=1*1o7ruh0*_ga*MzQ0MzAyOTExLjE2NjY0MDI2MzY.*_ga_XJ5END643J*MTY4MDc3OTY5Mi4xNzIuMS4xNjgwNzc5NzEzLjM5LjAuMA..
<注目区を歩く 県議選> (5)各務原市 12年ぶり選挙戦
2023/04/06 05:05中日新聞Web

<注目区を歩く 県議選> (5)各務原市 12年ぶり選挙戦

通行量の多い通りで有権者に支持を訴える県議選候補(中)=各務原市内で

(中日新聞Web)

 航空自衛隊の戦闘機が、空に弧を描く。五日午後一時十五分。ジェットエンジンのごう音に負けじと、無所属新人の水野盛俊は事務所近くの神社で、集まった三十人の支援者を前に声を張り上げた。

 「県議選で無投票が続いてきたのは、私たちにも責任がある」

 元自民市議の水野。昨年末に離党届を出し、立候補を決めた。市内の道路整備や少子化対策などを訴える。

 人口約十五万の各務原市は航空宇宙関連の企業が集積。県の経済をけん引する。定数三の県議選各務原市選挙区は過去二回、自民現職二人と国民現職が無投票で当選してきた。水野が立候補したことで、十二年ぶりの選挙戦は「保守分裂」の様相となった。

 背景には、公認を巡る自民党県連と市支部の確執がある。昨年九月、市支部は候補者を公募する記者会見を開こうとした。会場も時間も決まっていたが、上部団体の県連が待ったをかけた。国民現職が議席を守る中、三人が立てばつぶし合いになる。県連は「候補者の公認は専権事項」として、現職のみに公認を出した。

 受けて立つ現職二人。四期を務め、県議会で副議長も務めた松岡正人は「票を食い合う厳しい戦いだ」と引き締める。午後二時。演説会に集まった六十人の支援者を前に「四期十六年の経験と人脈を地域のために使う。結果でお応えする」と力を込めた。陣営幹部は「危機感が共有されたのか、演説会に集まる支援者も増えてきた」と感じる。

 もう一人の現職平野祐也は前回、無投票で初当選した。大手商社で米国駐在も経験。その実務力と三十八歳の若さを武器に、航空宇宙産業の振興を目指して「若者や働く人たちに、この四年間の実績を地道に訴える」と再選への決意を語る。別の演説会では「各務原を盛り上げることが県を盛り上げる」と訴え、支援者から拍手を浴びた。

 午後三時半。国民現職の伊藤正博は各務原市役所前でマイクを握った。「航空宇宙産業を、これまで以上に盛り上げる」。六期務めたベテランは川崎重工業の労組出身。今回の構図を「保守系で三議席を取る魂胆だ」と警戒を強める。組織票を持つ労組だけでなく、支持政党なし層に支持を広げようと、これまで以上に市内を駆け回る。

 地方への勢力拡大を目指す維新の新人、加賀誠二は午後二時半、各務原市民公園で親子連れに声をかけていた。「生活で困っていることは何ですか」。声楽家出身で、文化と観光の振興や子育て支援を訴える。一五〇ccの赤いスクーターで、この日も支持政党なし層に支持を呼びかけて回った。保守系が争う構図には「どこを向いた政治なのか」と、冷ややかだ。

 自民県連と市支部は表向き、和解は済んだと強調する。地元市議らも選挙戦では、現職を推す。だが、重鎮の自民県議は「選挙の後も、しこりは残るかもしれない」と、選挙戦の行方を注視する。=敬称略、終わり

 (統一選取材班)

562OS5:2023/04/06(木) 20:26:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/67cfbbb3111349b9550e9e1e17508d45372881c7
石川県議選 輪島市選挙区は12年ぶりの選挙戦に 自民系候補の熾烈な一騎打ち
4/6(木) 19:53配信
選挙戦真っただ中の石川県議会議員選挙。今回注目するのは、12年ぶりに選挙戦となった輪島市選挙区だ。

1つの議席をめぐり、いずれも自民系の現職と新人が熾烈な戦いを繰り広げている。

「能登はやさしや土までも」能登の人たちの人情を表す言葉だが、奥能登、輪島市では今…。

宮下正博候補「ガンバロー」北村麻記子候補「ガンバロー」

感情をあらわにした激しい戦いが繰り広げられている。

現職の宮下正博候補。訴えかけるのは能登の県議や市議らのとりまとめ役として活動してきた5期20年の実績。国や県、能登の市町とのパイプをアピールし、6回目の当選を目指す。

宮下正博候補「力の限り、全身全霊をかけてこの輪島のために頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします」

ベテランの現職に挑むのは新人の北村麻記子候補。元衆院議員北村茂男氏の次女で父や国会議員時代の馳知事の秘書などの経歴を持つ。政治を身近に感じてきた経験をもとに「今が変革の時」と世代交代を呼びかける。

北村麻記子候補「輪島新時代へ、新時代へ、新時代、作りましょう。よろしくお願いします」

輪島市選挙区は、定数1。1つの議席を巡る保守分裂の争いは告示後、さらに激しさを増している。

告示の翌日、宮下候補は地元の門前地区で支持を訴えていた。

宮下候補「皆さま方のご意見をしっかりと耳にし、市と連携をしながら県へ届け、国の支援をいただく、こうしなければこの地域は立ちいかなくなるのではないか」

後援会長には前輪島市長の梶文秋氏、さらに石川3区選出の衆院議員西田昭二氏の支援を受けるなど、組織力をフルに活用する戦術を展開。

能登半島地震を教訓として災害に強いまちづくりを強調するとともに、奥能登で深刻となっている医師不足の解消などを訴えた。

宮下候補「この地域の問題課題をしっかりと、県を通じ国の方へ届けて参りたい」「そのためにはどうしても今一度、皆さんのお力が必要であります」

ただ陣営が懸念するのが…。

梶文秋後援会長「難しいところは現職の知事さんが対立候補を立てている去年の知事選の影響です」

宮下候補は知事選で馳氏ではなく、山田修路氏を支援。その知事選で当選した馳氏は元秘書という関係もあり、北村候補の支援に動いている。

輪島市では去年の知事選で山田氏が馳氏の2倍近くの票を獲得したが、現職知事の支援の影響は見通せない状況だ。

梶後援会長「変な外圧みたいな、そんな世界は好ましくないと思っています」「この地域を少しでも良くしたいと思う。そんな人たちの思いを結集できれば、この選挙は勝利につながっていくでしょう」

さらなる票の取り込みに、どぶ板戦術で支持拡大を狙う。

一方の北村候補。選挙運動期間中、唯一の日曜日となるこの日は
市の東部町野地区で支持を訴えていた。

北村候補「これまで反映されにくかった若者、女性の意見も大いに反映させて、明るい温かみのある政治をしなければならない」

掲げるフレーズは「輪島新時代」。過疎対策として企業誘致による雇用創出を打ち出し、アフターコロナを見据えた地場産業や観光産業の振興が急務だと強調する。

北村候補「この地域に必ず恩返しさせていただきたい。生半可な気持ちで立ち上がった訳ではありません。そのことはぜひとも理解していただきたいと思います」

そして、アピールするのは馳知事との強固なパイプ。馳知事もことしに入ってから4度も応援に駆け付けるなど、支援する候補の中でも特に力を入れているようだ。

馳知事「いよいよやっぱり最後は故郷で恩返しをしたいと」「この熱い思いを私は精一杯応援したいと思っています」

そんな北村陣営が懸念するのは、新人ゆえの浸透の低さ。

椿原選対本部長「組織のない我々にとっては非常に大きな組織、大きな壁だと思っているので」「より多くの方々に直接お会いするというのが一番の原則であるので、そういったことを考えてやっています」

草の根運動で支持拡大を狙い各地への選挙カーを走らせる。運命の投開票日まで、あと3日。

宮下候補「輪島のため、能登のために力の限り、全身全霊で頑張りまーす。どうぞお支えください!」

北村候補「皆さんの手で一緒に、思いを一つにして、このまちに新時代を作りましょう。新しい風を吹き込みましょう」

自民系候補の一騎打ちは熾烈さを極めながら終盤へと向かっている。

563OS5:2023/04/06(木) 20:35:38
https://www.chunichi.co.jp/article/666600
<激戦区ルポ> (2)鈴鹿市区(四…6)
2023年4月5日 05時05分 (4月5日 12時22分更新)
通りで支持を訴える候補者=鈴鹿市西條町で
通りで支持を訴える候補者=鈴鹿市西條町で

通りで支持を訴える候補者=鈴鹿市西條町で

 「鈴鹿で二議席を獲得し、県議会で第一党を取り戻す。自公政権との連携で予算を確保し、鈴鹿の発展に貢献したい」。鈴鹿市選挙区の自民新人、北田誠治さん(47)が幹線道路の交差点脇で声をからした。
 製造業が盛んな同選挙区では、労働組合を主な後ろ盾とする新政みえ系が議席の過半数を占めてきた。自民は二〇二一年の衆院選三重2区など鈴鹿市が絡む国政選挙で二連勝中の勢いを駆り、〇七年以来の二議席獲得を目指す。託されたのが北田さんだ。
 元津市役所勤務の土木技師。妻の郷里で、自宅がある鈴鹿市南部を地盤とする。ただ、千葉県生まれで、三重との関わりは大学入学時から。知名度不足は、川崎秀人衆院議員(41)らの支援を得ながら挽回する。
 現職の小林正人さん(56)は前回、二万二千票余りを獲得。落選した推薦候補も含めると自民は約三万票を集めたが、等分するのは今回も難しいとみる。小林さん自身、初挑戦した〇三年は次点で涙をのんだ。「舞台に乗ったら皆がライバル」と言い切る。陣営幹部は「支持者の高齢化が進み、亡くなったり、施設に入ったりで三割は減っている」と余裕がない実情を明かす。
 このため党県連は公明から二人への推薦を取り付け、それぞれに政党カーを提供して援護。北田さんは車体に「二議席奪還へ」のステッカーを貼り、存在感の強調につなげている。
 対する新政みえ系の現職三人は、北田さんの参戦に神経をとがらせる。藤田宜三さん(71)は元花き生産者で農業分野で支持を集めてきたが、主要な支援者だった鈴鹿川沿岸土地改良区の重鎮が、親戚に当たる北田さんの支持を打ち出した。自身を含めて当落線上に複数人がいるとし「手を抜いたところが落ちる」。地盤の西部地区で票固めを急ぐ。
 下野幸助さん(46)にとっては、支援を受ける市議らと北田さんの地盤が重なり、現地の支援者が揺れている。初当選後から二百二十回超の県政報告会で培った知名度が頼り。政党支持なし層が多いため、「警戒すべきは気の緩みと低投票率」(陣営幹部)。選挙中は連夜、個人演説会で三〜五カ所の会場をはしごする。
 前回は最下位での当選だった平畑武さん(68)は、出身の旭化成をはじめとする主要労組から早々に推薦を取り付けた。今回は「一体感があり、支援体制は充実している」とみるが、若手の組合離れの影響が見通せず、引き締めを徹底する。
 一方、今回は日本維新の会も新人を擁立した。奥田勝臣さん(36)は県議の定数削減が不十分だと既存会派を批判し「行財政改革を進め、生み出した財源を広く行政サービスに使う」と主張。街頭演説を中心に支持を訴え、混戦模様となっている。 (片山健生)

564OS5:2023/04/06(木) 20:36:51
https://www.yomiuri.co.jp/local/ishikawa/feature/CO064656/20230405-OYTAT50053/
輪島市 保守分裂現新の争い 新旧知事の支援も二分
2023/04/06 05:00
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県議選激戦区(3)
西田衆院議員(右)と地元の門前地区で街頭演説に臨む宮下氏(1日、輪島市で)
河井地区での街頭演説で父・茂男氏(左から2人目)と気勢を上げる北村氏。左隣は鈴木宗男参院議員(1日、輪島市で)

 輪島市選挙区は、自民党現職のベテラン・宮下正博と、自民元衆院議員・北村茂男の次女で無所属新人の北村麻記子が争う保守分裂選挙となった。自民の議員や新旧知事の支援先も二分され、勝敗に大きな注目が集まる。



 「どうしても今一度、皆さん方のお力が必要であります」。1日昼、宮下は同市門前地区に集まった100人以上の支援者に切実な表情で呼びかけた。

 同地区は、宮下が強固な地盤としている。石川3区選出の自民衆院議員・西田昭二も、「宮下さんに能登をまとめて頑張ってほしい」と呼びかけた。

 5期目の宮下は、県連幹事長などの要職を歴任し、昨年の知事選では、馳知事の対抗馬の選対幹事長を務めた。国政進出を宮下に支えてもらった西田のほか、自民系輪島市議の大半から支援を受ける。

 前哨戦の集会には、西田と同じ岸田派の外相・林芳正や前知事の谷本正憲も応援に入り、人脈の広さを見せつけた。12選を目指して小松市選挙区で戦う県議・福村章も輪島入りし、「石川県政に欠くことのならない県議だ」と訴えた。5日には岸田派の元防衛相・小野寺五典が駆けつけた。

 北村について、宮下は「なんと言っても元代議士のお嬢さん。北村という名前は皆さんが知っている」と警戒する。2007年の能登半島地震からの復興などに尽力した実績を強調し、差別化を図るつもりだ。「この20年の経験をしっかり生かし、あらゆる努力をしていく」



 「いま知事は石川県で変革を起こそうとしている。私もそれに加わりたい」。北村は1日、飲食店などが集まる輪島市河井地区で、女性の政治参加や、県と市町の連携の重要性を訴えた。

 北村は馳、父・茂男、石川1区選出の小森卓郎と、3人の衆院議員秘書を9年間にわたって務めた経験と人脈が強みだ。馳は前哨戦で何度も輪島入りしており、北村を手厚く支援する。1日は、茂男と旧知の日本維新の会参院議員・鈴木宗男も弁士として応援した。

 選挙戦では、各地で街頭演説を繰り返し、地道に顔を売る作戦を続ける。 辻つじ 立ちに徹するのは、石川1区で激戦を続けてきた「馳流」だ。選挙カーで街宣する際も、住民を見つければ必ず車から降りてあいさつを交わす。陣営幹部も「認知度は高まってきた」と話す。

 自民系輪島市議の一部から支援を受けるほか、茂男が地盤とした市中心部を軸に支持拡大を図るが、陣営幹部は「(宮下陣営は)やはり組織力、知名度がある。大きな壁だ」と焦りを隠さない。その上で、北村はベテランの宮下を念頭に世代交代の必要性を訴える。「地域を変えてほしい。そんな声に絶対に応えなければならない」(敬称略)

565OS5:2023/04/07(金) 16:03:34
https://www.yomiuri.co.jp/local/ishikawa/feature/CO064656/20230406-OYTAT50074/
19人奔走「誰が落ちても」 金沢市 市民の関心薄さ懸念も
2023/04/07 05:00
選挙・石川
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個人演説会で候補者の訴えに耳を傾ける有権者ら=画像を一部修整しています
 金沢市選挙区には、現職15人、新人4人が立候補した。自民が9人、公明が2人、維新、共産、社民、参政が各1人を擁立したほか、4人が無所属で出馬した。定数3超の争いに、各陣営は「誰が落ちてもおかしくない」と危機感を募らせる。

白山市長選 元・自民県議吉崎氏が出馬表明

 現職9人を擁立した自民は全議席の維持を目指す。昨年3月の知事選で知事・馳浩を推した現職には馳本人も支援に入った。

 「前知事が30年かかってもできなかった多くの仕事に取りかかり、県庁内の風通しもよくなった」。自民現職の1人は2日、応援に訪れた馳の仕事ぶりを評しながら、関係性をアピールした。馳は「政策実現力はナンバーワンだ」と持ち上げ、地元交通網の整備検討に前向きな姿勢を示した。

 一方、別の自民現職は地元回りに奔走する。花見中の地元住民の前で「まだ働き盛り。この地域のために仕事をしたい」と頭を下げる場面もあった。知事選で対抗馬を推したため、馳の応援は望めないが、「知事の応援の有無は関係ない。地道に訴えていく」と語った。

 維新は「全国政党化」を狙い、県議選で初の公認候補を擁立した。新人候補者は「維新の改革を石川でもさせてほしい」と、統一選後半戦の候補者と連動して訴える。次期衆院選に向け、石川1区での足場を固める狙いもありそうだ。

 公明は、現職1人の引退表明に伴い、12年ぶりに新人を擁立した。物価高対策や子育て支援強化を訴え、2議席維持を目指す。2日には、現職2人が知事選で支えた馳も駆けつけた。陣営は「新人は知名度不足が課題」とみて票固めを急ぐ。

 共産、社民、参政の各党も、現有1議席の死守に懸命だ。共産は草の根組織を通じて地域住民の暮らしを守る政治姿勢を訴える。社民も連合石川や県教職員組合と連携し、支持固めに力を注ぐ。参政は若い世代をターゲットにSNSも活用して訴えをアピールする。

 無所属では現職2人、新人2人が立候補した。連合石川は現新各1人を推薦して後押しする。

 無所属新人は2日、市内の商業施設で個人演説会を4度開いた。集会後、施設内の期日前投票所での投票を促す作戦だ。連合石川の推薦を受けたが、陣営幹部は「コロナ禍で労働組合の集会が開きにくくなった」と集票力の低下を懸念し、街頭での訴えにも精を出す。

 若手現職の無所属候補は、賃上げの推進や子育て支援の充実などを訴える。県都・金沢は無党派層も多い。陣営幹部は「政党色がなく、純粋に地域の声を吸い上げる議員の存在は大切だ」と話し、地域住民にも支えられながら地元を中心に街頭演説を重ねている。

 躍起になる候補者とは裏腹に、多くの陣営は市民の関心の薄さを懸念する。前回選では、金沢市選挙区の投票率は38・89%と初めて4割を切り、過去最低となった。ある自民現職の陣営幹部はため息をつく。「手応えは日によってあったりなかったり。どんぐりの背比べのような戦いで、情勢が全く読めない」(敬称略、おわり)



 この連載は、山口真史、宮嶋範、福原悠介、古渡彩乃が担当しました。

566OS5:2023/04/07(金) 17:52:36
https://www.chunichi.co.jp/article/667777?rct=sou_tou23
「トヨタ系の牙城」でも動員ためらう労組 選挙戦術、曲がり角に
2023年4月7日 05時05分 (4月7日 05時06分更新)
刈谷駅前で支持を呼びかける候補者(中央左)=2日、愛知県刈谷市で
刈谷駅前で支持を呼びかける候補者(中央左)=2日、愛知県刈谷市で

 トヨタグループ企業の本社や工場が集積する愛知県三河地方。統一地方選で行われる県議選刈谷市選挙区も、労働組合が強固な組織力を誇ってきた。だが4年前と異なり、今回は選挙戦術の変更を迫られている。「組合離れ」を恐れて動員が遠慮気味になっている上、2年前にトヨタ自動車労組が国政に組織内候補を出さない方針に転換したことや、地価の上昇も影響している。
トヨタ系の牙城 三河地方
 「市民に寄り添う政策と正直な政治を刈谷から広げたい」。2日、刈谷駅前で労組出身の新人が声を張り上げた。昨年から250回の街頭演説をこなし、地域への浸透を図ってきた。市民や地域を意識する背景には、組織以外からの支持がなければ勝ち抜けないという危機感がある。
 曲がり角に来ている労組の選挙戦術を表すように、この日集まった組合員は選挙期間の唯一の日曜日にもかかわらず、70人ほど。長く選挙に関わってきた労組元役員は「以前よりも、圧倒的に集まる組合員が少ない」と明かす。
 この選挙区では2議席を3人で争う。前回2019年も同じ構図で、3人の候補が約六百票差ずつで続く接戦だった。
 前回、立候補した労組出身の別の候補が、選挙戦最終日に駅前で演...

567OS5:2023/04/07(金) 18:09:24
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-667860.html
<注目区を歩く 県議選> (4)敦賀市 元議員の得票は誰に
2023/04/07 05:05中日新聞Web

<注目区を歩く 県議選> (4)敦賀市 元議員の得票は誰に

(中日新聞Web)

 現職二人と新人二人が三つの議席を争う敦賀市選挙区。トップ当選から次点まで約千八百票差の間に四候補がひしめく激戦となった前回と同じく、当落の読めない混戦模様だ。任期途中に辞職した保守系ベテラン議員の票の動向が鍵を握るとみられ、各陣営は神経をとがらせながら熱のこもった活動を繰り広げている。

 現職の力野さんは告示日以降、支援企業や団体を丁寧に回り、地盤固めに奔走。二月から三十回以上の県政報告会を各地区で開き、舞鶴若狭自動車道の四車線化や嶺南の医療体制整備などを訴えた。前回はトップ当選だが、陣営は「油断による上滑りが怖い」と引き締めに余念がない。

 もう一人の現職北川さんは告示日から市内全域をくまなく巡る。街頭演説は強みとなる教育や福祉政策を中心に、子育て世代にアプローチする。保守系の他三人とは支持基盤が異なり、連合福井主導の組織戦を展開。陣営は「保守三人の総得票と同程度の票を取りたい」と意気込む。

 前回七百四十三票差で涙をのんだ新人の堀居さんは支援者との集会を開くよりも「とにかくフットワーク」と各地区を回って一対一で支持を訴える体力勝負。重視する子育て世代に浸透を図るべく、中郷地区など新興住宅地が広がるエリアに繰り出し、夜の時間帯を狙って回る徹底ぶりだ。

 四人で唯一県議選は初めての福谷さんは告示後、連日市内全域で個人演説会を開催している。事務所を地盤から離れた松原地区に置き、各地区を地元の市議と共に回るなど、新たな支持層の開拓に挑む。市議を三期務めた実績や人脈を強みに、「県と市のパイプ役を担いたい」と熱を込める。

 不祥事で辞職したベテラン議員は前回、約七千五百票を獲得していた。各陣営にとっては勝敗を分ける票だが、「あれは個人票で、特定の層に偏った票ではない」と口をそろえる。「選挙で戦ってきたのでこちらには流れづらい」と現職陣営が悲観すれば、「辞職後の三年間の実績から現職に流れるのでは」と新人陣営。票読みがしにくい状況だ。

 有権者数は五万二千九百七十人。前回の選挙区での県議選投票率は58・10%。今回の投票率は、ほとんどの関係者が下がるとの見立てで、ある陣営は当落ラインを六千五百票程度と予想する。

 (林侑太郎、宮崎雅仁)

 =終わり

568OS5:2023/04/07(金) 18:10:58
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-667993.html
県議選、松阪市は各地で舌戦 広い選挙区を現新6人駆ける
2023/04/07 05:05中日新聞Web

県議選、松阪市は各地で舌戦 広い選挙区を現新6人駆ける

交通量の多い交差点に立ち、知名度向上を目指す候補者=松阪市内で

(中日新聞Web)

 九日投開票の県議選に向け松阪市選挙区(定数四)では、六人が立候補し支持を訴える。前回の無投票から一転、自民、新政みえ系の現職四人に、維新と参政の新人二人が挑む激戦となった。六人は東西五十キロの広大な市内をところ狭しと巡り、投票を呼び掛けている。(谷口武、望月海希、奥村友基)

 現職の四人は、知名度向上を狙う街宣活動と、政策をアピールする個人演説会の両軸で支持を訴える。

 三選を目指す自民現職の田中祐治さん(68)は毎朝、朝田町の国道交差点に立つ。「『頑張っとるな』と顔を覚えてもらいたい」と語る。

 夜は市内各地で個人演説会を開催。地域産業の活性化や防災減災対策などに取り組む姿勢をアピールする。演説会には地元市議らが応援に駆け付ける。田中さんは「自民党は市と県と国がしっかりと結び付いている」と実行力を強調する。

 「皆さんこんばんは」。五日夜、小片野町の個人演説会で、覇気のある大声であいさつしたのは、立候補者最年長の自民現職の野口正さん(70)。市議と県議合わせて二十八年間の活動で、道路整備や砂防工事などに貢献した実績を訴え「地域のため要望するのが大切」と力を込める。

 街宣では地元の沿岸部や三雲、嬉野地域を重点的に巡り、医療制度の維持や伝統文化の保護を訴える。

 飯南、飯高地域を熱心に回り、支持の拡大を図るのは、新政みえの公認を得ている無所属現職の中瀬古初美さん(58)。市内各地で街頭演説と個人演説会を重ね、三選を目指す。

 五日の商業施設前の演説では、疲弊する保育現場の改善や子育て世帯の支援を挙げ「地域で子育てをする環境を整えることが大事」と語った。市議らも応援に駆けつけ、中瀬古さんの実績や人柄をアピールした。

 新政みえの公認を得ている無所属現職の喜田健児さん(54)は毎晩、複数の会場で個人演説会を開き、支援を訴える。五日、嬉野公民館であった演説会には、教員時代の教え子や現役の教職員ら若者の姿も目立った。

 喜田さんは「子どもがど真ん中の三重づくり」を政策に掲げる。「子どもの意見や考えを政治に反映させたい。若い世代が参画することで社会は変わっていく」と熱弁を振るった。

 一方の新人二人も有権者への浸透を図るため、選挙活動に余念がない。

 維新新人の小川裕基さん(37)は、街頭演説に連日注力している。一日平均で市内の約三十カ所に立つ。六日午前は久保町交差点で「県には行財政改革が必要。そこから余った金で、福祉の充実や人材を育成できる県にする」と訴えた。

 「頑張って」と声を掛けられる機会も増えてきたという。陣営幹部も「演説する姿が板につき、胸を張って話せるようになってきた」と手応えを感じる。

 参政新人の嶋田早織さん(38)は七児の母。六日午前は選挙活動ではなく、五男の小学校の入学式に出席。直前まで出席するかどうか悩んだが「私が入学式に出ないことで子どもから見た政治のイメージが悪くなるより、両立することでいい母親でいたい」と判断した。有権者との対話を重視し街頭演説は控え、地域を歩く。大黒田町の交差点に立つなどして、存在をアピールしている。

569OS5:2023/04/07(金) 22:57:42
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/198956
連載[2023新潟県議選・追跡激戦区]<下>新潟市南区は激しさ増す一騎打ち、加茂市・南蒲は国会議員も全面対決、十日町市・中魚は現職に野党共闘挑む
2023/4/5 16:00
 4月9日の投開票まで1週間を切った新潟県議選は、選挙戦に入っている14選挙区で計50人の候補者が論戦を繰り広げている。主要政党の公認候補らがしのぎを削っている定数2以上の複数人区があり、現職と新人がつばぜり合いを演じている1人区もある。中盤戦を迎えた14選挙区のうち、主な激戦区の情勢を追った。(候補者は敬称略。届け出順)(3回続きの3)

◆新潟市南区選挙区
◇新潟市南区選挙区(定数1)
笠原義宗 48 県議 自現(3)
磯貝潤子 49 無職 無新

 新潟市南区選挙区(定数1)は、自民現職の笠原と、無所属新人の磯貝が1議席を巡って争う。1239票差で決着した前回と同じ顔触れとなった。選挙戦は「政権与党」対「野党共闘」の構図で候補が激しい一騎打ちを演じている。票田となる白根地区の投票動向が行方を左右しそうだ。

 2012年の初当選以来、3期を務める笠原は、新潟市議選の南区に出馬している自民公認の現職2人と合わせ「3人そろってこそ南区の政治力が高まり、予算が確保できる」と実績を懸命にアピール。区内を流れる中ノ口川の治水事業に加え、道路や橋りょうの整備をさらに進める必要があると訴える。

 告示後は、個人後援会がフル稼働し、少人数の集会を重ねる。有権者とじかに対話することで着実に票を積み上げたい考えだ。集会には自民の国会議員や県議も同席し、与党とのパイプを前面に出す。

 2度目の挑戦となる磯貝は、県外出身で地縁血縁はなかったが、4年前から地元で広げてきた人脈を活用し、草の根で選挙戦を展開。交流サイト(SNS)も駆使し、幅広い層への浸透を図る。

 街頭では「子育てや医療福祉など人に予算を割くよう訴えたい。多様な声を県議会に届ける」と力を込め、福島原発事故で避難を余儀なくされた経験から原発再稼働反対も鮮明にする。立憲民主、社民、共産の各党や連合新潟の推薦を受け、3日には社民の福島瑞穂党首が応援演説に駆け付けるなど支援も手厚い。

◆加茂市・南蒲選挙区
◇加茂市・南蒲選挙区(定数1)
大平一貴 50 前市議 無新
保坂裕一 62 県議 自現(1)

 加茂市・南蒲選挙区(定数1)は、立憲民主の支援を受ける無所属新人の大平と自民現職で2期目を目指す保坂が激突する展開となっている。それぞれ与野党の国会議員が支援。次の国政選挙を見据えた全面対決の様相を呈し、激しい選挙選を展開している。

 大平は、加茂市で根強い人気がある同市出身の立民・菊田真紀子衆院議員(旧新潟4区)が全面的に支援する。「県政刷新 創(つく)れ!! 新潟県の未来」を合言葉に、連合新潟の推薦も受け、街宣で地域をくまなく回る。革新系や女性への浸透を図る。

 県立加茂病院の診療科維持や脱原発を訴える。「医師確保を支援する制度をつくる。原発を再稼働しても電気代は下がらない。柏崎刈羽の再稼働も食い止める」とアピール。住民目線のチェックによる県の財政健全化や、首都圏と新潟県との格差是正も掲げる。

 保坂は、人口減少対策として、商店街など市街地や木工などの伝統産業、道の駅たがみの活性化による、にぎわい創出を掲げ、県の医師不足解消や加茂病院の充実も訴える。

 業界団体や国会議員らの支援を受けて組織戦を展開。細田健一衆院議員(旧新潟2区)や国定勇人衆院議員(比例北陸信越)のほか、藤田明美・加茂市長、佐野恒雄・田上町長も支援に加わり、支持拡大を図っている。「与党議席を死守しなければ加茂・田上の発展はない。国、県と地元のつなぎ役となる」と訴え、組織引き締めを図る。

570OS5:2023/04/07(金) 22:57:59

◆十日町・中魚選挙区
◇十日町市・中魚選挙区(定数2)
小山大志 45 県議 自現(1)
尾身孝昭 70 県議 自現(7)
藤ノ木浩子 62 元町議 無新

 十日町市・中魚選挙区(定数2)は自民現職2人と野党共闘の無所属新人1人が立候補した。自民独占か、野党系が奪取かが焦点だ。

 前回1万票余りを獲得した自民現職の小山は「1期目に築いた人脈や温めたプランを開花させたい」と再選を期す。理事長を務めた青年会議所や同級生の人脈を生かし、浸透を図る。

 医療と教育の充実、地元鉄道の活性化などを訴え、子育て中の45歳という若さと将来を担う責任世代を強調。「未来を託してほしい」と呼びかける。交流サイト(SNS)を使い、若年層の取り込みも目指す。

 前回、1万3千票余りでトップ当選の自民現職の尾身は「これまでで一番厳しい戦い」と話す。多選批判や支持者の高齢化に加え、小山への保守票分散も懸念。選対幹部は「相手が若者(小山)と女性(藤ノ木)で脅威」とみる。

 津南町に初めて事務所を構え、組織を固める。別の選対幹部は「病院や高校、道路網整備などの成果を伝え、全世代に浸透させたい」と語る。

 「1人は野党代表を」。前回、共産公認で出馬し、約3千票差で涙をのんだ新人藤ノ木は無所属となり、野党共闘で議席奪取を狙う。原発再稼働反対などを柱に据え、対決の構図を明確にする。

 社民県連の推薦と十日町市の立憲民主党・梅谷守衆院議員(旧新潟6区)後援会が支援する。告示日には梅谷氏らも来援した。共闘がどこまで機能し、集票につながるかが鍵を握る。

(おわり)

候補者一覧表にある氏名の横の数字は投票日(9日)現在の年齢。自は自民、立は立憲民主、維は日本維新の会、公は公明、国は国民民主、共は共産、無は無所属。現は現職、元は元職、新は新人。かっこ内の数字は当選回数。敬称略。

571OS5:2023/04/08(土) 04:05:38

安藤敏毅 立憲現職
阿部武史 無所属新人
水野富夫 自民現職

https://mainichi.jp/articles/20230403/ddl/k23/010/104000c
決戦の構図/1 県議 清須・北名古屋市・西春日井郡選挙区 分裂保守、立憲の激戦 /愛知
毎日新聞 2023/4/3 地方版
 前回無投票だった清須・北名古屋市・西春日井郡(豊山町)選挙区(定数2)は、保守分裂含みの激戦になっている。11選を目指すベテランの水野は自民公認で出馬する一方、無所属新人で前北名古屋市議の阿部も自民党員で、自民党国会議員らの支援を受ける。元自治労県書記長で立憲現職の安藤も組織を固め、5選を目指しており、三つどもえの激戦を繰り広げている。【川瀬慎一朗】

572OS5:2023/04/08(土) 08:39:13
>暴走する馬偏に也と書く人、読み方を私はわかりませんけども。
この発言、問題ないのか?
https://news.yahoo.co.jp/articles/459c6899bd46658981f32918ca6ae6b48c404742
“市を2分する戦い”舌戦激化も「横一線」 人口減の課題抱える輪島市の行方は
4/7(金) 20:33配信石川県の輪島市選挙区(定数1)は自民党・現職 宮下正博候補(73)と、無所属・新人 北村麻記子候補(41)の2人が立候補。市を2分する戦いは両陣営ともに「横一線」と話し、舌戦も激しさを増しています。

自民・現 宮下正博候補
「いま一度役割を任せていただきたい。力の限り全身全霊をかけてこの輪島のために頑張ります」(31日の出陣式)

6期目を狙うのは自民党の現職、宮下正博候補。4日、輪島朝市を訪れると店を切り盛りする女性たちから激励の言葉が飛びます。

街頭演説では、選対本部長の梶文秋前輪島市長も、北村陣営を支援する馳知事について触れ…。
梶文秋 選対本部長
「暴走する馬偏に也と書く人、読み方を私はわかりませんけども。そんな人を抑えることができるのは、宮下さんしかいないと思っている」

5期20年県議を務めてきた宮下候補に、次の4年で取り組みたい課題を問うと。
自民・現 宮下正博候補
「人口減少問題が一番厳しいのではないか。多くの人にこの地を好きになってもらって移住定住につなげていければ、少しはこの人口減の問題にもつなげていける」

無所属・新 北村麻記子候補
「4年待ったら遅いんです。ほかの地域じゃだめなんです。私の故郷は輪島なんです」(31日の出陣式)

ベテラン現職に挑む、無所属・新人の北村麻記子候補。5日は宮下候補の牙城といえる輪島市門前町を周りました。住民を見つけるたび選挙カーから降りて駆け寄り、握手。

街頭演説では“輪島新時代”を掲げ、陣営も語気を強めながら変革を訴えます。
澤田英樹 後援会長
「北村麻記子は政治屋にはならない。ちゃんとした政治家になる、それだけの人材。この戦いはアリとゾウの戦い。アリがゾウを倒すまでもうちょっと」

市内を走り回る北村候補、輪島が抱える課題は。
無所属・新 北村麻記子候補
「1番大きいのはやはり人口減少。ただ自然増というのはなかなか難しいと思うので、今後は交流人口・関係人口を増やすという発想で進めていく必要がある」

「輪島の課題をあえて1つ挙げるなら?」という質問には、奇しくも同じ“人口減少”をあげた2人。しかし県議の椅子は1つです。勝敗の行方は、2万1000人あまりの有権者に託されます。

北陸放送

573OS5:2023/04/08(土) 08:41:44
https://www.chunichi.co.jp/article/668435?rct=h_tokai_news
〈統一選しずおか〉 県議選「51」巡り激しく攻防 親知事系は不信任否決へ18死守 自公系は上積みで主導権狙う
2023年4月8日 05時08分 (4月8日 05時08分更新)

 県議選は、知事の不信任決議案を可決できる五十一議席を巡る攻防の行方に注目が集まる。
 知事が議会の解散か自身の失職かの選択を迫られる不信任決議案の可決には、議員数の三分の二以上が出席し、その四分の三の賛成が必要になる。五十一議席は四分の三に当たる。
 川勝平太知事を支える第二会派ふじのくに県民クラブは、所属の現職十四人とふじのくに系の政治団体「新政しずおか」推薦の新人四人の計十八人が出馬。うち六人は無投票で当選している。会派単独で可決を阻止する十八議席を得るには出馬の全員当選が必要になる。
 全員当選がならない場合、新政しずおかの推薦がない立民新人と国民新人計二人や、二〇二一年に知事への辞職勧告決議案に反対した共産や無所属の動向がキャスチングボートを握ることになる。
 一方、川勝知事と距離を置く最大会派の自民改革会議は自民公認・推薦で計四十四人が出馬。うち十七人が無投票当選を決めている。ふじのくに系候補との一騎打ちになった函南町(定数一)や長泉町(一)の選挙区のほか、沼津市(三)、磐田市(三)、浜松市中区(四)などの選挙区でも現有議席を巡る激しい攻防が繰り広げられている。
 不信任決議案の可決...

574OS5:2023/04/10(月) 09:38:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/7213985ecf2a558e46ec81c4160218e60cce4827
静岡は難波氏、浜松は中野氏 政令市長選 盤石支援で制す
4/10(月) 6:44配信
 統一地方選前半戦の静岡市長選と浜松市長選、県議選(定数68)、浜松市議選(定数46)の投票が9日行われ、即日開票された。新人3氏の争いとなった静岡市長選は、元副知事難波喬司氏(66)=自民、公明、立民、国民推薦=が元県議山田誠氏(61)、共産党県常任委員鈴木千佳氏(52)=共産公認=を破り、初当選した。新人同士の対決となった浜松市長選は、元総務省課長中野祐介氏(53)=自民、公明推薦=が市民団体代表嶋田博氏(74)=共産推薦=に圧勝した。

 選挙区が1増え34選挙区となった県議選は前回選よりも7人少ない92人が立候補した。無投票の15選挙区を除く19選挙区の43議席を巡って67人が争い、自民党が単独過半数(35議席)を維持し、現有議席に迫る。

 静岡市長選は、難波氏が主要政党のほか、共産党を除く市議会各会派の支持も得て与野党相乗りの盤石な支援態勢をつくり、推薦団体は300を超えた。元副知事としての行政手腕や、国土交通省出身で港湾振興への明るさを前面に出し、葵、駿河、清水の3区ともに他陣営を上回った。

 自民党に籍を置きながら党の推薦を得られなかった山田氏は、高校同窓会や地元自治会関係者が支援した。子育て世代や若者、無党派層への浸透を目指したが及ばなかった。鈴木氏は党組織をフル稼働した選挙戦を展開したが、出馬表明が告示の3週間前と出遅れが響いた。

 浜松市長選は、自民党と経済界の一部が擁立した中野氏が、経済界の重鎮の支援を受けたほか、連合静岡など幅広い団体や企業の推薦を得て終始、優位に選挙戦を進めた。現市政の路線継承に加え、子育て支援や文化・芸術分野での充実を訴え、全域で幅広い支持を得て対立候補を圧倒した。

 嶋田氏は現市政の刷新を訴え、批判票の一部を取り込んだが、支援に入った共産党の組織を固めることで精いっぱいだった。

 県議選の一部と浜松市議選は10日午前1時現在、開票作業が続いている。

 選挙区が1増え34選挙区となった県議選は前回選よりも7人少ない92人が立候補した。無投票の15選挙区を除く19選挙区の43議席を巡って67人が争い、自民党が単独過半数(35議席)を維持し、現有議席に迫る。



 静岡市長選開票状況(当選者の丸数字は当選回数)

当149,117 難波喬司 無新①

  80,829 山田誠 無新

  27,197 鈴木千佳 共新

 ▽投票総数 261,255 ▽有効 257,143 ▽無効 4,112



 浜松市長選開票状況(当選者の丸数字は当選回数)

当246,745 中野祐介 無新①

  60,530 嶋田博 無新

 ▽投票総数 317,310 ▽有効 307,275 ▽無効 10,035



静岡市長の略歴

 難波喬司氏(なんば・たかし)1981年、運輸省(現国土交通省)入省。国交省技術総括審議官を経て2014年から副知事を2期8年。県理事を最後に22年11月に県退職。岡山県真庭市出身。名古屋大大学院修了。静岡市駿河区曲金



浜松市長の略歴

 中野祐介氏(なかの・ゆうすけ)1994年に自治省(現総務省)に入り、京都府総務部長や地方創生担当相秘書官、消防庁地域防災室長、北海道副知事、都道府県税課長などを歴任。浜松市出身。東京大卒。同市東区半田山

静岡新聞社

575OS5:2023/04/10(月) 10:04:09
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/20/18941/skh52505.html
福井県知事選
有権者数623,141
開票終了
投票率51.08%
282,097(89.6%)杉本達治 無現60歳当選:2回目推薦:自民・立民・公明元福井県副知事元総務省消防庁国民保護・防災部長
032,778(10.4%)金元幸枝 共産新65歳共産党福井県委員会書記長元しんぶん赤旗記者

576OS5:2023/04/10(月) 17:57:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b5f8b6a739bb0f556e4d33a05832cb8606104ec#:~:text=%E4%BF%9D%E5%AE%88%E5%88%86%E8%A3%82%E3%80%8C%E5%88%BA%E5%AE%A2%E3%80%8D%E6%96%B0%E4%BA%BA%E3%82%92,%EF%BC%91%E4%BA%BA%E3%81%8C%E8%90%BD%E9%81%B8%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82
保守分裂「刺客」新人を手厚く支援したものの…「馳知事系」県議選で続々落選
4/10(月) 13:50配信

読売新聞オンライン
 統一地方選前半選の石川県議選(定数41)は9日、11選挙区で投開票され、34人が当選した。無投票当選した3選挙区7人と合わせ、全41人の県議が決まった。自民党は35人のうち30人が当選し、自民系無所属の1人を含めて約7割の議席を確保した。女性当選者は4人で過去最多を更新した。投票率は46・36%で、過去2番目に低かった。

【写真】元民主党衆院議員の田中美絵子さん、石川県議選で初当選

 立憲民主党は現職2人が当選して議席を維持した。日本維新の会は、金沢市選挙区に立てた新人が落選し、初の議席は獲得できなかった。現職1人が引退する公明党は現職と新人1人ずつが当選し、議席を守った。共産、社民、参政の各党はそれぞれ現有1議席を死守した。

 過去最多となった女性の当選者は、田中美絵子さん(金沢市)、安居知世さん(同)、太郎田真理さん(同)、八田知子さん(小松市)の4人。これまでの最多は、2003、07、19年の3人だった。

当選確実の一報が入り、万歳をする宮下さん(中央)(9日午後10時26分、石川県輪島市の農協で)

 多くの選挙区で保守分裂となったが、馳知事が推した自民系の候補者の落選が相次いだ。

 輪島市では、知事選で馳氏の対抗馬を推した自民現職が、馳氏が支援した新人を破った。自民3人が2議席を争った能美市能美郡では、現職1人と新人1人が当選し、馳氏らが推した旧根上町を地盤とする新人は落選した。珠洲市鳳珠郡と羽咋郡北部でも、馳氏に近い新人が敗れた。一方、野々市市では、馳氏が支援した新人が初当選した。

 馳氏は、昨年の知事選で対抗馬を推した現職陣営には応援に入らなかった一方、「刺客」とも言える新人を手厚く支援していた。

 与野党対決の鹿島郡は、立民現職が自民新人を破り、前回選に続いて連勝した。定数1減で自民対非自民の現職対決となった羽咋市羽咋郡南部は、自民現職が無所属現職を破った。

 自民現職は2人が落選した。定数1減となった加賀市では、自民3人が2議席を争い、現職1人と新人1人が当選し、現職の1人は涙をのんだ。野々市市では、自民現職1人が落選した。

577OS5:2023/04/10(月) 18:30:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/5472700117f3c10f3cabc1c84ecc9f793cb44a9c
「岐阜のドン」自民・猫田氏の14選確実 引退表明から一転し立候補
4/9(日) 23:55配信

朝日新聞デジタル
猫田孝・岐阜県議=2020年12月、岐阜県大垣市、岩尾真宏撮影

 岐阜県議会の重鎮で、自民党県連会長代行の猫田孝氏(83)が全国最多タイとなる14回目の当選を果たした。1974年の県議補選に34歳で初当選して以来、連続で当選を重ねてきた。県政界の「ドン」とも呼ばれる。

【写真】支持者らと万歳をして喜ぶ猫田孝氏(中央)=2023年4月9日午後8時4分、岐阜県大垣市、荻野好弘撮影

 猫田氏は午後8時すぎ、大垣市内のホテルの祝勝会場に姿を見せ、支持者らと万歳をして喜んだ。「今回で14回目。大変ありがたく思う。安心安全で暮らしやすいまちづくり、岐阜県の発展、西濃地域の発展のために、初心を忘れることなく、みなさんのお役に立てるようにしっかり頑張ります」と抱負を述べた。

 猫田氏は一昨年の知事選で、5選をめざす古田肇知事の相手候補として元中央官僚を擁立。「退路を断ってこの戦いに挑む」と、引退を表明していた。擁立候補が敗れたことで、影響力の低下も指摘された。

 ところが昨年2月、一転して県議選への出馬を表明。知事選で争った古田知事や国会議員との関係が「氷解した」と強調し、「(支持者の)熱い思いを受け、立候補を決意した」と話していた。(荻野好弘、保坂知晃)

朝日新聞社

578OS5:2023/04/10(月) 18:32:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/4648b5f4a511032c1d19b52ee2922f32b06a1b5e
覆面レスラー「グレート無茶」氏も初当選 長野県議選の開票終了
4/10(月) 1:10配信
産経新聞
長野県議選に初当選した覆面レスラーの「グレート無茶」氏=9日夜、長野市(原田成樹撮影)

長野県議選は9日、選挙戦になった12選挙区で投票が行われ、深夜に開票が終了した。無投票だった11選挙区を合わせた全57議席の政党別内訳は、自民22人、立民3人、公明5人、共産6人、無所属21人。自民は推薦候補を合わせても24人で過半数に届かなかった。維新、参政は初議席の獲得はならなかった。

現元新の内訳は、現職43人、元職1人、新人13人。投票率は44・47%で、前回を3・10ポイント下回り、戦後最低を更新した。

長野市・上水内郡区(定数11)に立候補していた元長野市議で無所属新人、プロレス団体経営のグレート無茶(むちゃ)氏は3位で当選。午後10時半頃に当選が確実になると、長野市内にある練習場で仲間のレスラーらと喜びを分かち合った。まず県議会から変えるとする無茶氏は、「マスクがあるからこそ良かったことの方が市議でも多かった。災害のときも遠くから議員がいると分かってもらえた」として、マスク着用で活動したいと述べた。

579OS5:2023/04/10(月) 18:39:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed1151c3608b78354160ab99bbbeae87e27aaf28
【新潟県議選】自民が過半数維持も幹事長落選… 野党も課題残る結果に 投票率は過去最低
4/10(月) 18:35配信
4月9日投開票された新潟県議会議員選挙。

夜遅くまで行われた開票の結果、県議会最大会派・自民党が単独過半数を維持しました。その一方で、自民党は県連幹事長が議席を失うなど波乱の展開となりました。

県内27の選挙区のうち、14選挙区で選挙戦となった今回の県議会議員選挙。50人の候補者たちが9日間の選挙戦を駆け抜け、審判のときを迎えます。

開票の結果、自民党は改選前よりも1つ議席を増やし、28議席を獲得。単独過半数を維持しました。しかし…

【自民党県連 皆川雄二 政調会長】
「加茂・南蒲原、見附、妙高、胎内、こうした一人区を落としてしまったのは、私としては大変な惨敗だというふうに思っている」

選挙戦となった5つの1人区のうち4つを落とした自民党。さらに、県連幹事長の落選という波乱も…

【自民党県連 皆川雄二 政調会長】
「正直申しまして、大変な痛手」

そのほかの政党では、公明党が2議席を維持。立憲民主党は議席を増やしたものの、2議席にとどまりました。

候補者を1人しか擁立できなかった国民民主党は、現職の議席を守り抜きました。一方、共産党は議席を失っています。

与野党ともに課題の残った県議選。大きな争点もなく、投票率は過去最低の46.38%となっています。

NST新潟総合テレビ

580OS5:2023/04/10(月) 18:40:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/42817c65d3dbcb926eeef77a8f88728095e40df9
河村市長「“名古屋のことは名古屋で”が市民の気持ち」維新と減税が真っ向勝負の名古屋市議選 減税に軍配
4/10(月) 17:33配信
 9日、統一地方選・前半戦の東海3県の県議選と名古屋市議選が、実施されました。

 党勢拡大を狙って減税日本との連携を解消した日本維新の会が、どれだけ議席を獲得できるか注目されましたが、9つの選挙区で減税と維新が真っ向勝負した名古屋市議選は、減税に軍配が上がる結果となりました。

【動画で見る】河村市長「“名古屋のことは名古屋で”が市民の気持ち」維新と減税が真っ向勝負の名古屋市議選 減税に軍配

ニュースONE

河村名古屋市長:
「庶民革命というかな。税金を払う苦労をしている人たちのどえりゃあ熱い期待で、サンキューベリーマッチと」

 9日夜、当選を決めた候補者と共に喜びを語った減税日本代表の河村たかし名古屋市長。名古屋市議選では、改選前の9議席から5つ伸ばし14議席を獲得する健闘を見せました。

河村名古屋市長(4月1日):
「なんで大阪(維新)の言う通りにせなあかんの。そう言ってきたんだで、ひどいもんだわ、泣けてくるわね」

 共に「改革勢力」を自任し、去年の参院選をはじめ、これまで選挙協力を続けてきた日本維新の会と減税。

ニュースONE

 しかし今回、東海3県でも党勢拡大を狙った維新は関係を解消し、前回の選挙で減税の候補として当選した、現職4人を含む9人を名古屋市議選に擁立しました。

 対する減税は、16ある選挙区すべてに候補者を立てて徹底抗戦。

ニュースONE

 そして迎えた投開票日。特に関西を中心に支持を集めた維新ですが、名古屋では違いました。

維新・現職の手塚将之氏:
「ひとえに私の努力不足なんですけれども、日本維新の会に対して私が思っていた以上に、認知度はあってもなじみがなかったのかなと」

ニュースONE

 名古屋市議選に臨んだ現職は4人とも落選し、当選したのは新人1人のみ。東海3県の県議選も、合わせて11人が立候補しましたが全員落選しました。

 戦いから一夜明け、河村市長は今後の維新との連携について「柔軟に対応する」と述べた上で、次のように語りました。

ニュースONE

河村名古屋市長:
「名古屋のことは名古屋でというのが、かなり市民の皆さんの気持ちの中ではあったと思いますよ。大阪(維新)の部下になるのかって、そりゃたまらんでしょ」

581OS5:2023/04/10(月) 18:42:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/bfc435b7713e41c87ce6a31aa134aef6e2c9b607
河村市長「大勝利じゃないですか」 減税日本が14議席獲得、河村人気は今も健在 名古屋市議選
4/10(月) 17:15配信


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メ〜テレ(名古屋テレビ)
名古屋市 河村たかし市長

 統一地方選の前半戦、東海3県の県議会議員選挙と名古屋市議会議員選挙の投開票が9日行われました。名古屋市議選では、名古屋市の河村たかし市長が率いる「減税日本」と「日本維新の会」の候補の激突に注目が集まりました。


 名古屋市議選は、自民党が1議席減らしたものの20議席と、最大会派を維持する結果になりました。
 
 そして…
「サンキューベリーマッチ。皆さんありがとうということで」(名古屋市 河村たかし 市長)

 河村市長率いる地域政党の「減税日本」は擁立した17人のうち14人が当選し,
これまでの9議席から5議席ふやして底力をみせました。

 一夜明けた会見で、改めて、選挙戦を振り返る河村市長ー

 「まずはどえりゃあ疲れましたわ。きのうは終わって1杯飲んだらいっぺんに疲れが出てきた。期待の票はきのうの統一地方選挙に入れていただいたということで、大変に感謝しております」(河村 市長)

減税→維新に転身 市議選でガチンコ対決
維新から立候補した鹿島敏昭 氏

 今回の統一地方選で注目されたのは「減税日本」と、連携を解消した「日本維新の会」が独自候補を擁立した直接対決です。

 名古屋市西区では、維新の鹿島敏昭さんが立候補。鹿島さんは減税所属の市議として3期つとめたものの、選挙直前に減税を離れました。

 「心機一転という点では、自分もあと4年間の総まとめが減税にいたらできないだろうと思います。やっぱり市長の顔色をうかがいながらの党派ですから。自分の意思が尊重されるというのはありえない」(維新・現職 鹿島敏昭 氏)

 対する減税。選挙戦初日、河村市長がまず向かったのも西区でした。

 「名古屋のことは名古屋でやらせてもらわなあかんで」(名古屋市 河村たかし 市長)

582OS5:2023/04/10(月) 18:43:01

 激励に訪れたのは大田富彦さん(56)。河村市長の秘書を30年以上務めた腹心中の腹心を擁立しました。

 「ずっとやってきてますからね。色々なことを知ってるし、ぜひ色々身近なことに使ってもらうといい」(河村市長)

 「この選挙戦、本当に大事な選挙になります。なんでかと言うと、河村市長が実質市長の立場としてやる最後の選挙になるかもしれないからです」(減税・新人 大田富彦 氏)

 「減税」対「維新」の“ガチンコ対決”は、名古屋市内9選挙区で繰り広げられることに。

 「絶対に負けられない戦い」に、河村市長もこの選挙期間中、公務の合間を縫って応援にまわりました。

地元に密着した議員を決める「統一地方選」では、河村人気は健在
犬に囲まれる河村たかし市長

 河村市長が大須を歩くと…

 握手を求められたかと思えば、今度は若者との写真撮影にも応じ…はたまた犬にまで囲まれていました。

 地元に密着した議員を決める「統一地方選」では、河村人気は今も健在のよう。
 
 結果、西区の戦いは減税の大田さんに軍配。減税が14議席獲得したのに対し、維新は1議席にとどまりました。

 「ものすごく固い民主主義の基盤が名古屋にはあるということを証明したということは、大勝利じゃないですか」(名古屋市 河村たかし 市長)

 しかし、減税は前回の市議選でも14議席を獲得。

 その後5人が会派を離脱したため、今回の結果を「大勝利」ととらえる河村市長にはこんな指摘も…

 「前回の市議選では14人が当選。大勝利というよりは現状維持というか…」(記者)
 「減税日本は民主主義を実現している零細企業なの。そこが14人という基盤をきちんと名古屋で実現しているのは日本中どこにもないじゃないですか」(河村 市長)

三重県議選で25歳の女性が最年少当選
三重県議選で最年少当選した吉田紋華 氏

 また、東海3県の県議会議員選挙では、定数102の愛知県議選で最大会派の自民党の57人が当選しました。

 定数46の岐阜県議選では最大会派の自民党の候補者が推薦を含め33人が当選しました。

 定数48の三重県議選では旧民主系「新政みえ」の候補者が推薦や無所属を含めあわせて21人が当選しました。

 一方、自民党も21人が当選しました。

 三重県議選の津市の選挙区では、日本共産党の吉田紋華さんが東海3県の県議選当選者の中で最年少となる25歳での当選を果たしました。

 「1万32票というとてもたくさんの方に応援いただいき当選させていただきました。本当にありがとうございました」(共産・新人 吉田紋華 氏)

 また、津市選挙区では、ツイッターでの不適切な投稿で問題となった小林貴虎さん(49)が落選しました。

 投票率は岐阜県議選と名古屋市議選が前回を上回った一方、愛知県議選と三重県議選が過去最低となりました。

 (4月10日15:40〜放送メ〜テレ『アップ!』より)

583OS5:2023/04/10(月) 18:43:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e6f962ee7bfb2b5d1db157ce21a43d47cc25e71
「裏切り」批判はねのけ当選 立憲民主→自民に“電撃移籍”の今井瑠々氏(27) 「政治家として成長していきたい」統一地方選挙 岐阜県議会議員選挙
4/10(月) 12:41配信


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CBCテレビ
CBCテレビ

9日に投開票が行われた統一地方選挙、岐阜県議会議員選挙は定数2の多治見市選挙区が16年ぶりの選挙戦となり、無所属の判治康信(はんじ・やすのぶ)さんと自民党推薦の今井瑠々(いまい・るる)さんが初当選しました。

【写真を見る】「裏切り」批判はねのけ当選 立憲民主→自民に“電撃移籍”の今井瑠々氏(27) 「政治家として成長していきたい」統一地方選挙 岐阜県議会議員選挙

今井さんは一夜あけて、岐阜県多治見市の街頭に立ちました。

(今井瑠々氏)10日朝
「多治見の皆さんの声を引き続き届けられるように、政治家として成長していきたい」

2021年の衆院選で、全国最年少候補として、岐阜5区から出馬した今井瑠々さん。

自民党の重鎮、古屋圭司(ふるや・けいじ)議員と争い、およそ1万3000票差で敗れました。

そして、2023年1月7日に自民党多治見支部で開かれた緊急会合で、「電撃移籍」を発表します。

(自民党 古屋圭司議員)
「大きな記念すべき一日になる。候補者は今井瑠々さん」

立憲民主党から、自民党に”電撃移籍”。きのうの敵がきょうの友に…。
「だまされた」、「寝返った」、「仕方なし」などあちこちから驚きの声が飛び交いました。

(今井瑠々氏)2023年1月
「政党の枠にとらわれてしまうと、地域の皆さまから『瑠々ちゃんが頑張っているのはわかるけれど、なかなか応援しづらい。一緒に何かやりづらい』という声もあったのは事実。だからこそ私は、皆様のために仕事がしたいと思うようになりました。一人では政治は動かせず、チームで地域を動かしていく、政治を動かしていく、その中に自民党も含まれている。大きな基礎をなしていると実感した」

関係者によりますと、選対本部長を務めるなど後ろ盾になっていた山下八洲夫(やました・やすお)元議員が、新幹線のグリーン券をだまし取って有罪判決を受けた事件や、国会議員がゼロになり、離党者も相次いでいた立憲民主党岐阜県連の党勢や体制にも、不安を抱えていたといいます。

そんな今井さんの不安を見透かすように、水面下で動き始めたのが自民党だったのです。

(自民党 古屋圭司議員 1月7日)
「自分の思い・政策を実現するためには、自民党に入らなければだめだと、今井さんからもそういう(移籍の)話はありました。私もそれは是非やるべきだと思っていました。ちょうど思いがぴたっと一致した。相当な圧力かかっていたと思う」

2022年の秋から、今井さんと接触を開始。ベテラン古屋議員と野田議員の2人が中心となり、自民党入りを調整。12月には、岐阜県議選への出馬が極秘のうちに決まっていたといいます。

(今井瑠々氏)2023年1月
「確かに私の手順が間違っていたり、皆様にご迷惑をおかけした点はあった。その覚悟で、これまで積み重ねたものを地元で生かしていくために必要な決断だった。政党が変わったとしても私は何も変わっていない。地域のためを思って、一番取り組みたい子育て支援・女性若者支援のために決断したことを真摯に伝えていく」

今井さんは、衆院選の出馬で培った知名度を生かして、若者や子育て支援の充実を訴え、支持を広げました。

一方、トップ当選した判治康信さんは、2021年の衆院選では今井さんを支援した1人で、立憲民主党や連合岐阜の全面的な支援を受けながら、無党派層にも浸透し、支持を広げました。

自民党は2議席の独占を狙いましたが、現職の後継指名を受けた後任候補が落選するという厳しい結果となりました。

CBCテレビ

584OS5:2023/04/10(月) 18:52:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdf459ae850bbebb9b077c0ff7ec706d7bbd03d4
現職県議逮捕の選挙区は自民が議席失う 女性議員は過去最多タイに 投票率は戦後最低を更新 長野県議会議員選挙
4/10(月) 12:23配信
長野県議会議員選挙は9日投票が行われ、選挙戦となった12の選挙区で40の議席が決まりました。
女性は過去最多と同じ11人が当選しました。

このうち妻を殺害した容疑で自民党の現職県議が逮捕された塩尻市では、ともに無所属で、新人の丸山寿子(まるやまとしこ)さんと現職の続木幹夫(つづきみきお)さんが当選し、自民党は議席を失いました。

各政党の公認候補の当選は、無投票選挙区も合わせると、自民党が26人中22人で改選前から後退しました。

立憲民主党は3人全員、公明党も全員当選で初の5議席に。
共産党は6人が当選し交渉会派に復活しました。

日本維新の会と参政党は届きませんでした。

女性は過去最多と同じ11人が当選しました。

■飯田市・下伊那郡区で初当選 竹村直子さん)
「72年ぶり(の女性)ということで余計に頑張らなきゃいけないなと思います。女性の代表として」

■東御市区で初当選 佐藤千枝さん)
「安心安全で暮らしていけるか考えた時に、施設をつくるのも大事だが今その前に
やることがある」

投票率は44.47%で、前回を3.1ポイント下回り、戦後最低を更新しました。

信越放送

585OS5:2023/04/10(月) 18:53:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce71a7e121588804f73964720df3f2f288eddebb
「裏切り」批判も含めて知名度に 今井瑠々氏が選んだ「空中戦」
4/10(月) 12:05配信

朝日新聞デジタル
有権者に声をかけられ、写真撮影に応じる今井瑠々(るる)氏=2023年4月4日、岐阜県多治見市、佐藤瑞季撮影

 当選が確実となった今井瑠々(るる)氏(27)=自民推薦=が姿を見せると、選挙事務所前は大きな拍手と歓声に包まれた。


 「無事に当選することができました。本当にありがとうございます」

 今井氏は支援者と抱き合い、涙しながら喜びを分かち合った。

 約3カ月前までは、立憲民主党の衆院選岐阜5区総支部長の立場だった。それが年明け、自民からの岐阜県議選出馬を突如表明。父・隆治さん(52)が「もう選挙はやめよう」と口にするほど激しいバッシングにさらされた。厳しい戦いになることは当初から予想された。

 さらに課題だったのが「組織票がない」(今井氏)ことだった。自民の推薦を得たとはいえ、あくまで無所属候補の立場。選挙中、自民公認の友江惇氏(36)の陣営が1日3〜4回開いた個人演説会を、今井陣営は1日1〜2回しか開けなかった。

 そこで選んだ戦略が「知名度を生かした空中戦」(選対幹部)だった。「SNSでの広がりが勝負の分かれ目になる」。2021年の衆院選で小選挙区の全国最年少候補となり、立憲から自民への転身で批判も含めて全国の注目を集めた今井氏は、自らの強みをそう自覚していた。

 インスタグラムやツイッター、ユーチューブ、ライン、フェイスブックなど若者を中心に広く利用されているSNSを多く使った。演説や街頭活動の様子をライブ配信し、女性や子育てに焦点を当てた政策を訴えることで、若者や子育て世代への浸透を図った。

 自民入りの背中を押したとされる野田聖子・前男女共同参画相(62)は、3月以降に計2回、応援に駆けつけた。「30年後の今井瑠々は私です」「私の娘として、みなさんがびっくりするくらい大きく育てていく」。今井氏と同じ若者や女性政策を重視する野田氏がそう訴えると、聴衆が沸いた。

 徹底した空中戦は奏功した。「SNSを見て、話を聞きたいと思って来ました。一緒に写真を撮ってもらえませんか」。そういって今井氏に声をかける有権者の姿が、選挙中に何度も見られた。それを目にした友江氏の陣営幹部は「まるでアイドルみたいな扱いぶり、人気ぶりだった」と漏らした。

 今井氏は当選後、落選した友江氏について問われると、硬い表情を浮かべてこう言った。「厳しい選挙を一緒に戦った。友江氏の思いも含めて、精いっぱい県政で働きたい」(佐藤瑞季)

■岐阜県議選多治見市選挙区の開票結果 ※敬称略

当 判治康信 無新 1万6539

当 今井瑠々 無新 1万4141

  友江惇 自新 1万3329

朝日新聞社

586OS5:2023/04/10(月) 18:59:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/1515babf603496676929c10d71f085eeccadfd63
参政党が初議席獲得、26歳の新人当選 福井県議会議員選挙、共産党は議席失う
4/10(月) 7:13配信

福井新聞ONLINE
スタッフらと議席獲得を喜び合う藤本一希氏=4月10日午前0時35分ごろ、福井県福井市二の宮3丁目の選挙事務所

 福井県議会議員選挙は12選挙区のうち無投票を除く8選挙区の30議席を巡って42人が争い、4月10日午前0時ごろ全議席が決まった。新人は13人が当選、現職は16人が議席を守り、前職1人が返り咲いた。6期を務めた議長経験者2人を含む現職5人が涙をのんだ。

 福井市で26歳の参政党新人が当選し、同党として県会で初めて議席を獲得。共産党は2011年から維持してきた議席を失った。

 無投票当選の4選挙区7人を含めると現職23人、前職1人、新人13人が議席を得た。党派別では自民18人、立憲民主2人、公明1人、参政1人、無所属15人。

 定数12に対し16人が出馬し激戦となった福井市は、清水智信氏が2度目のトップで3選を果たした。自民6人、公明1人、立憲民主1人が議席を守った。

 定数4を巡り現職2人と新人4人が争った坂井市は、新人4人が当選。6期の現職と、女性現職が落選した。

 12年ぶりの選挙戦となった鯖江市は、現職2人と前職、新人各1人が3議席を争った結果、ベテラン現職が涙をのんだ。

 現職と新人各3人が5議席を争った越前市・今立郡・南条郡は、元衆院議員と立憲民主の2新人が当選し、現職3人も議席を守った。

 定数3に対し、現職2人と新人2人が立候補した敦賀市は現職2人が議席を維持し、43歳の新人が当選した。

 新人と現職の一騎打ちとなった勝山市は現職が議席を守った。同じ構図となった丹生郡は、新人が現職を破った。

 2新人が争った吉田郡は、酒井秀和氏が当選した。

 今回の県議選は、定数37に対し現職28人、前職1人、元職2人、新人18人が立候補した。投票率は51・75%で、前回の59・40%を下回った。

福井新聞社

587OS5:2023/04/10(月) 19:01:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/cccd4c84c51aa7e47b601ec74ee94ed1b827859a
現職逮捕が響いた自民、22票差で議席失う 長野県議選・塩尻市区
4/10(月) 6:00配信
 前回まで2回続けてトップ当選だった自民党長野県議団所属の現職が立候補表明後に妻殺害容疑で逮捕、起訴される異例の状況下で選挙戦となった塩尻市区。もう1人の現職と新人3人が2議席を争った。逮捕された現職の事実上の後継だった同党新人の都筑文男さん(69)は落選。「事件は皆さんの心に重くのしかかっていた」と力なく語った。

落選が決まり、支援者にわびる都筑文男さん=9日午後10時58分、塩尻市大門一番町

 午後10時49分、都筑さんの落選が市内の会場に伝わると「ああっ」という悲鳴。姿を見せた都筑さんは「私の力のなさでご迷惑をかけた。裏切るような形になり申し訳ありません」と頭を下げた。

当選確実を受け、支持者と万歳して喜ぶ丸山寿子さん(左)と、当選を決め、支持者と握手する続木幹夫さん=ともに9日、塩尻市

 当選した無所属新人の丸山寿子さん(64)は事務所で「持ち味と経験を生かして頑張っていきたい」。一方、3選した無所属現職の続木幹夫さん(65)は次点との差が22票と苦戦。「(事件について)市民の良識が問われるとの訴えは、有権者にほとんど通じなかった」と述べた。

 落選した共産党新人の柴田憲子さん(68)は事務所で「準備期間が短く訴えが届かなかった」と悔やんだ。

588OS5:2023/04/10(月) 19:02:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8f794b62631bed25ab9ee02ea33fc600491d796
〈石川県議選〉宮下さん190票差で6選 輪島市
4/10(月) 5:01配信

 ●北村さん初陣飾れず

 9日投開票された石川県議選で、熾烈(しれつ)な保守分裂選となった輪島市選挙区(定数1)は、自民現職が無所属新人に190票差で競り勝った。一騎打ちを制し、6選を飾った現職は引き続き能登の自民県議を束ねる「要」として地域に尽力すると決意。馳浩知事の全面支援を受けた女性新人はあと一歩及ばず涙をのんだ。

  ●「思い天に通じた」

 ◇…午後10時19分、河井町のJAおおぞら輪島支店で開票を待っていた自民現職宮下正博さんの支持者は、当選確実の一報に歓喜の声を響かせた。

 間もなく姿を見せた宮下さんは「まさひろ」コールの中、会場を進むと支持者にもみくちゃにされながら満面の笑顔を浮かべた。当選あいさつでは「皆さんの思いが天に通じた。大好きな輪島、奥能登が半歩でも一歩でも前に進むように頑張っていく」と表情を引き締めた。市内を二分する激戦を振り返り、目に涙を浮かべて支援に感謝した。

 西田昭二国土交通政務官は「いばらの道だった。能登は一つ。その思いで一緒に働きたい」と喜んだ。梶文秋選対本部長の発声で万歳三唱した。坂口茂市長も駆け付けた。馳知事からは祝福の電話があった。

  ●涙ながら「私の不徳」

 ◇…一方、水守町にある無所属新人北村麻記子さんの事務所は、落選の報に沈黙に包まれ、すすり泣く人もみられた。北村さんは涙ながらに「私の不徳の致すところ。輪島の新しい時代をつくりたいという思いを皆さんと一つにできた」と述べ、何度も頭を下げた。

 昨年9月から市内に生活拠点を移し、国会議員時代に秘書を務めた馳知事や、父の茂男元衆院議員らの後押しを受けながら若さを前面にアピールしたが、届かなかった。茂男氏は「こんな思いをするとは考えていなかった。捲土重来(けんどちょうらい)。いつの日か新しい時代をつくるべく頑張ってくれると期待している」と声を絞った。

 支持者からは「これで終わらんぞ」「きょうが始まりや」との声が飛んだ。

589OS5:2023/04/10(月) 19:52:25
https://news.goo.ne.jp/article/nsttv/region/nsttv-15254.html
【新潟県議選】燕市西蒲 自民幹事長が議席失う… 保守分裂で“明暗”〈加茂市南蒲・見附市・燕市西蒲〉
2023/04/10 18:36
4月9日に投開票された新潟県議会議員選挙。

〈加茂市南蒲原郡・見附市・燕市西蒲原郡〉の結果をお伝えします。

【加茂市南蒲原郡(定数1)】
連合新潟の推薦を受けた大平さんが自民の現職を破り、初当選。

当 無・新   大平一貴 氏(50) 8436票
   自民・現 保坂裕一 氏(62) 7074票

【見附市(定数1)】
連合新潟推薦の候補が自民の新人などを挑戦を退け、当選を果たしています。

当 無・現   小泉  勝 氏(54) 6890票
   自民・新 木原大輔 氏(45) 6378票
   無・新   浅野千紘 氏(32) 3031票

【燕市西蒲原郡(定数2)】
激震が走ったのは燕市西蒲原。自民党県連の幹事長を務める桜井さんが、まさかの落選です。

当 無・新   柴山唯 氏(39) 1万3081票
当 無・現   堀勝重 氏(61) 1万142票
   自民・現 桜井甚一 氏(70) 9457票

16年ぶりの選挙戦となった燕市・西蒲原選挙区。

自民党・現職の桜井さんと自民党員でありながら、無所属で現職の堀さんの保守が分裂する中、明暗も分かれました。

2期目の当選 無・現 堀勝重 氏:
「地域住民の皆さんの声をしっかりと受け止めて、まじめに、そして解決に向けて、真剣に働くということをお約束します」

子育て支援に力を入れると訴えてきた堀さん。

2期目の当選 無・現 堀勝重 氏:
「すばやく対応しながら今やること、それと長期でやること、それをしっかり棲み分けしながらやっていきたい」

一方…

落選 自民・現 桜井甚一 氏:
「感謝とお詫びを申し上げさせていただきます。大変申し訳ございませんでした。このあと、県連でのけじめもつけなければいけませんので」

自民党としては、現職の幹事長が議席を失う異例の結果に…。足早に会場を去った桜井さん。幹事長を辞任する意向を示しています。

落選 自民・現 桜井甚一 氏:
Q.県連幹事長の職については
「当然、(議員の)バッジが無くなりますので…。本当に申し訳ないなという思いでいっぱい」

590OS5:2023/04/10(月) 19:54:06
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-669493.html
<静岡県議選> 自民、袋井・森で議席失う、磐田では1議席減
2023/04/10 05:05中日新聞Web

<静岡県議選> 自民、袋井・森で議席失う、磐田では1議席減

(中日新聞Web)

 選挙戦となった十九選挙区四十三議席を巡って争われた県議選(定数六八)。自民は公認候補とふじのくに県民クラブ系候補の一騎打ちとなった一人区を制した一方、現職が議席を失う選挙区もあった。

 自民とふじのくにの一騎打ちの構図の函南町(同一)では、自民新人岩田徹也さん(46)がふじのくに現職広田直美さん(52)から議席を奪った。

 新人同士の争いになった長泉町(同一)は、自民新人加藤祐喜さん(36)が接戦を制して当選。渡辺周衆院議員の弟で、ふじのくに系の政治団体「新政しずおか」の推薦を得た渡辺迅さん(54)は及ばなかった。

 現職四人による激戦となった沼津市(同三)は、自民現職加藤元章さん(59)が落選。自民は杉山盛雄さん(64)、他に公明現職蓮池章平さん(69)とふじのくに所属で立民現職曳田卓さん(69)が当選を決めた。

 前回と同じ顔触れの磐田市(同三)では、無所属新人川崎和子さん(63)がトップ当選し、自民県連の前幹事長野崎正蔵さん(59)が議席を失った。

 袋井市・森町(同二)では、無所属新人伊藤謙一さん(36)が自民現職渡瀬典幸さん(60)から議席を奪った。

 保守分裂となった下田市・賀茂郡(同一)は、自民新人加畑毅さん(51)が議席を得た。

 共産は現職一人が落選し、県議会の議席を失った。

 当日有権者数は百九十二万二千百六十三人。投票率は44・62%で過去最低となった。

591OS5:2023/04/10(月) 19:54:45
https://news.goo.ne.jp/article/mro/region/mro-424725.html
石川県議選開票結果 41議席固まる 保守分裂の輪島「190票差」 “馳チルドレン”落選相次ぐ
2023/04/10 02:25MRO北陸放送

石川県議選開票結果 41議席固まる 保守分裂の輪島「190票差」 “馳チルドレン”落選相次ぐ

石川県議選開票結果 41議席固まる 保守分裂の輪島「190票差」 “馳チルドレン”落選相次ぐ

(MRO北陸放送)

統一地方選挙の前半戦となる石川県議会議員選挙は9日、投開票が行われ、41の議席がすべて決まりました。

当選者を新旧別に見ると、現職が33人、新人が8人でした。党派別では、自民党が30人、立憲民主党と公明党がそれぞれ2人、共産党、社民党、参政党がそれぞれ1人、無所属が4人でした。

県全体の投票率は46.36%で、過去最低となった前回4年前の44.72%を1.64ポイント上回りました。前回よりも選挙戦となった場所が増えたことや、多くの選挙区でし烈な争いとなったことが県民の関心につながった形です。

輪島市選挙区で、馳知事が支援した新人を190票差で抑え、6選を果たしたベテラン県議は「選挙後はノーサイド」と強調しますが、今後の選挙にもしこりを残した形です。

今回の選挙から定数が2から1に削減された羽咋市と宝達志水町からなる羽咋市羽咋郡南部選挙区では、現職同士の対決となり、自民党の公認候補が11回目の当選を果たしました。一方、今回の県議選で唯一の与野党対決となった中能登町の鹿島郡選挙区では、立憲民主党の現職が自民党の新人を抑え、議席を守りました。自民党県連はこの2つの選挙区を最重点地区に掲げていましたが、1勝1敗となりました。

また定数16に対し19人が立候補した金沢市選挙区では、金沢市議から県議への転出を目指した無所属新人が1万3千票余りを獲得してトップ当選を果たしました。

今回の県議選では去年3月に行われた知事選の影響も注目が集まりました。知事選で現職の県議が馳知事以外の候補を応援した選挙区では、馳知事が対抗馬となる新人候補の支援に回り熱心に選挙戦を繰り広げました。しかし、能登を中心に現職県議やその後継が議席を守り、いわゆる「馳チルドレン」を破る結果となっています。

592OS5:2023/04/10(月) 19:56:04
https://news.goo.ne.jp/article/ishikawatv/region/ishikawatv-20230409-2322-214859.html
石川県議選・羽咋郡北部選挙区 自民党新人の石田章氏が当選 知事選の構図と同じ三つ巴の争い制す
2023/04/09 23:22石川テレビ ニュース

石川県議選・羽咋郡北部選挙区 自民党新人の石田章氏が当選 知事選の構図と同じ三つ巴の争い制す

石川県議選・羽咋郡北部選挙区 自民党新人の石田章氏が当選 知事選の構図と同じ三つ巴の争い制す

(石川テレビ ニュース)

 9日に投票が行われた石川県議会議員選挙で志賀町を選挙区とする羽咋郡北部選挙区で自民党、新人の石田章さんが当選しました。

 志賀町を選挙区とする羽咋郡北部選挙区の開票結果です。
石田章さん、自民・新、4800票。
稲岡健太郎さん、無所属・新、4067票。
高岩勝人さん、無所属・新、3660票。

 自民党、新人の石田さんが初めての当選を果たしました。石田さんは現職の石田忠夫県議会議長の娘婿で52歳です。

 羽咋郡北部選挙区は現職の引退に伴い、後継の自民党公認候補に対し無所属の新人2人が立候補する保守分裂三つ巴の争いとなっていました。

 2022年3月の県知事選の構図そのままに馳知事が高岩さん、知事選で敗れた山田修路元参議院議員を推した現職の後継・石田さん、さらに山野之義前金沢市長が応援に入った稲岡さんが入り乱れる選挙戦となりました。

593OS5:2023/04/10(月) 20:00:02
https://news.goo.ne.jp/article/tvaichi/region/tvaichi-20230410-1855-01489.html
愛知県議会議員選挙「自民党は過半数を維持」小牧市選挙区では総選挙を見据えた「応援合戦」も
2023/04/10 18:55愛知のニュース(テレビ愛知)

10日に投開票が行われた愛知県議会議員選挙で、自民党が改選前を上回る58議席を獲得し、過半数を維持しました。

定数2に対して4人が立候補した激戦区の1つ西区では、自民党で現職の田中泰彦さんがトップ当選しました。自民党は、定数102の議席のうち、改選前から3つ議席を増やし58議席を獲得。過半数を維持しました。

立憲民主党は改選前の11議席から2議席減らして9議席となりました。国民民主党と公明党は改選前の議席を維持。減税日本は改選前から1つ議席を増やし、3議席でした。

また、全国の都道府県議会で唯一議席がなかった共産党も、今回1議席を獲得しました。無所属での当選のうち、新政あいちが推薦する議席の数は15でした。日本維新の会は議席を獲得できませんでした。

「今回の選挙選、三つ巴の厳しい戦いになります。どうか皆様最後までよろしくお願いします」小牧市選挙区から立候補した自民党の山下智也さん

県議選で支援者に支持を訴えるのは、自民党、小牧市選挙区から立候補した山下智也さんです。今回、小牧市は定数2のところ3人が立候補。8年ぶりの選挙戦となりました。

とはいえ、山下さんのもとには告示日から自民党愛知県連の丹羽秀樹会長、さらに藤川政人参議院議員が集まるなど、盤石の構えです。ただ、気になるのが。

次期衆議院議員選挙で応援するのは自民党、公明党はどちらか。

小牧市は、次の総選挙で「10増10減」で新設された16区に組み込まれます。この新16区をめぐっては、国民民主党の福田徹さんや立憲民主党の松田功さんが立候補を表明。自民党が調整を進める中、先に声を上げたのが、公明党です。

「努力を重ねて、是非とも与党統一候補としてこの地で議席を確保していきたい」新16区の候補者で公明党の伊藤渉さん

小選挙区の議席増加を目指す公明党にとっては新16区でのアピールは欠かせません。

「投票の数で圧倒したいと思いますのでよろしくお願いいたします」自民党の山下智也さん

今月4日、地元の自民党議員がひしめく山下さんの決起集会にいたのは、小牧市の公明党の市議会議員でした。

「公明党として山下智也県議候補をしっかりと推薦している。全面的に全力で応援することを報告します」公明党の稲垣衿子小牧市議

新16区に公明党から立候補する予定の伊藤渉さんも、地方選で推薦をした自民県議からの、お返しを期待しています。

「与党統一候補として衆議院議員選挙戦いたい」公明党の伊藤渉さん

「それぞれの(自民)県議に協力を要請する?」記者

「もちろん、いざ選挙になれば皆様にお力をお願いすることになる」公明党の伊藤渉さん

先手を打つ公明党に対し、自民党愛知県連の丹羽会長は。

「愛知16区で出したいという話もある。そういった話を含め、統一地方選が終わったら早急に進めていきたい」自民党愛知県連 丹羽秀樹会長

自民党、公明党から支援を受けて、1万6000票あまりを獲得しトップ当選した山下さん。次の総選挙で、恩を返すのは、自民党か公明党、どちらなのでしょうか?

「これはなかなか難しい質問だとは思うんですけど、自民党の公認候補が出るなら応援していく。16区として自民の公認候補を最後まで作っていく必要があると思う」自民党の山下智也さん

594OS5:2023/04/10(月) 20:03:01
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20230410-567-OYT1T50018.html
元民主党衆院議員の田中美絵子さん、石川県議選で初当選「ご恩は県政で返していく」
2023/04/10 09:57読売新聞

元民主党衆院議員の田中美絵子さん、石川県議選で初当選「ご恩は県政で返していく」

支援者らと笑顔で万歳する田中さん(手前)(9日午後11時6分、金沢市の事務所で) 【読売新聞社】

(読売新聞)

 定数3超の混戦となった金沢市選挙区では、無所属で新人の田中美絵子さん(47)が初当選を決めた。

 元民主党衆院議員の田中さんは2019年の金沢市議選にトップで初当選し、今回の選挙戦では県と市町の連携強化などを訴えた。連合石川の推薦を得て労組票を固めたほか、知名度を生かし、無党派層からも広く支持を集めた。

 同市有松の事務所では、当選確実の一報が伝えられると、姿を現した田中さんを支援者らが大きな拍手で迎えた。田中さんは笑顔で万歳し、喜びを爆発させた。

 遊説中、日増しに応援が増えていったと手応えを語り、「私一人の力では到底戦うことはできなかった。このご恩は県政でしっかりと返していく」と喜びをかみしめた。

 定数16の同選挙区では、現職15人、新人4人が立候補する激戦となった。自民が9人、公明が2人、共産、社民、参政が各1人、無所属の2人が当選した。

595OS5:2023/04/10(月) 20:09:22
https://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-669386.html
河村市長「名古屋に減税あり」 市議選、維新に圧勝
2023/04/10 01:04中日新聞Web

河村市長「名古屋に減税あり」 市議選、維新に圧勝

当選を決め、河村市長(左)に水を掛けられる北角嘉幸さん=名古屋市東区古出来で

(中日新聞Web)

 連携を解消した地域政党「減税日本」と日本維新の会の直接対決で注目を集めた名古屋市議選は、改選前を上回る十四議席を奪った減税に軍配が上がった。九人を擁立した維新は一議席と伸びず、減税の本拠地の壁に阻まれる形となった。

名古屋市議選「減税への期待票が入った」 会見で河村市長

 減税を率いる河村たかし・名古屋市長は九日夜、同市東区の事務所で報道陣に「大阪は維新が非自民の受け皿だが、名古屋には減税があるから、維新は伸びなかった」と述べた。連携解消の影響は「名古屋が大阪にへりくだるなと、市民の心に火を付けた。(解消したことによるマイナスの)影響は感じなかった。大勝利だ」と笑顔を見せた。

 両党の候補者は九選挙区で激突。維新の新人が名東区で減税の現職を破り、一議席を確保した。維新に移って出馬した元減税市議の四人は全員落選した。

 減税と維新は昨夏の参院選愛知選挙区で共同公認の候補を立てるなど、蜜月関係を築いてきた。今回の市議選でも一時、共闘を模索したが、統一選での躍進を掲げた維新が独自候補の擁立を決定。元減税市議の維新への流出もあり、河村市長は選挙戦で「名古屋のことは名古屋で決めよみゃあ」と対決姿勢を鮮明にしていた。

596OS5:2023/04/10(月) 21:43:27
https://news.goo.ne.jp/article/bsn/region/bsn-424705.html
“県都” 新潟市の全議席 決まる【新潟市議会議員選挙】開票結果一覧
2023/04/10 02:23BSN新潟放送

“県都” 新潟市の全議席 決まる【新潟市議会議員選挙】開票結果一覧

“県都” 新潟市の全議席 決まる【新潟市議会議員選挙】開票結果一覧

(BSN新潟放送)

3月31日に告示され、4月9日に投開票が行われた新潟市議会議員選挙。
定数は、前回から1つ減って50になっています。
4年に一度の統一地方選挙の前半戦として、8つの選挙区に72人が立候補しました。

なお新潟市選挙管理委員会は、最終投票率を38.47%と発表しています。

【新潟市北区選挙区】定数5
【当】小柳さとし (36歳) 無・現  8106票
【当】皆川えいじ (76歳) 自民・現 4349票
【当】米野やすか (40歳) 無・新  3739票
【当】ひらまつ洋一(63歳) 自民・現 3725票
【当】野村のりこ (61歳) 共産・新 2949票
   吉村祐一郎 (47歳) 維新・新  769票

【新潟市東区選挙区】定数8
【当】小泉仲之  (70歳) 無・現  4938票
【当】しぶや明治 (84歳) 共産・元 4880票
【当】とよしま真 (61歳) 自民・現 4591票
【当】佐藤まこと (62歳) 公明・現 4103票
【当】荒井ひろゆき(56歳) 自民・現 3925票
【当】細野ひろやす(48歳) 立憲・現 3791票
【当】いいづか孝子(68歳) 共産・現 3399票
【当】志田常佳  (73歳) 自民・現 2926票
   せのひろたか(45歳) 無・新  2427票
   いとう和成 (44歳) 維新・新 2375票

【新潟市中央区選挙区】定数11
【当】伊藤けんたろう(49歳) 自民・現 7484票
【当】高橋さとこ  (45歳) 立憲・現 5909票
【当】内山こう   (41歳) 自民・現 5251票
【当】青木まなぶ  (56歳) 社民・現 4988票
【当】深谷しげのぶ (61歳) 維新・現 4417票
【当】すずき映   (35歳) 共産・新 4325票
【当】松下かずこ  (65歳) 公明・現 4056票
【当】美のよしゆき (51歳) 自民・現 3589票
【当】小山すすむ  (55歳) 公明・現 3390票
【当】おの照子   (57歳) 無・現  2756票
【当】山際つとむ  (57歳) 無・元  2195票
   佐々木かおる (56歳) 無・元  1886票
   南ひろし   (63歳) 無・新  1296票
   横田せいや  (58歳) 諸派・新  933票
   こんみよし  (60歳) 諸派・新  841票
   重山明    (61歳) 無・新   513票
   浦川みちこ  (49歳) 無・新   417票
   佐藤みきお  (76歳) 無・新   258票

【新潟市江南区選挙区】定数4
【当】古泉こういち (61歳) 自民・現 6204票
【当】くしだ修平  (67歳) 無・現  3994票
【当】宇野こうや  (54歳) 立憲・現 3397票
【当】にしわき厚  (54歳) 無・新  2849票
   中村たけお  (47歳) 共産・新 2016票
   長川たつる  (30歳) 維新・新 1715票

【新潟市秋葉区選挙区】定数5
【当】東村りえこ  (48歳) 無・現  5405票
【当】小林ひろふみ (45歳) 無・新  4397票
【当】内宮さだし  (47歳) 自民・新 4122票
【当】くらしげ政樹 (66歳) 共産・現 3619票
【当】はやし龍太郎 (58歳) 無・現  3552票
   木津しげる  (64歳) 無・新  1893票
   五十嵐たけし (41歳) 無・新   501票

【新潟市南区選挙区】定数3
【当】高橋てつや   (45歳) 自民・現 4533票
【当】おのせいいちろう(61歳) 自民・現 4264票
【当】内山こうき   (46歳) 無・現  2340票
   神田はるひこ  (62歳) 共産・新 2332票
   大井じゅん   (46歳) 諸派・新 2307票

597OS5:2023/04/10(月) 21:43:49

【新潟市西区選挙区】定数10
【当】佐藤ゆきお   (75歳) 自民・現 6078票
【当】いしづき幸子  (68歳) 無・現  5687票
【当】保苅ひろし   (62歳) 自民・現 5626票
【当】さとう正人   (65歳) 自民・現 4984票
【当】志賀やすお   (51歳) 公明・現 4522票
【当】中山均     (63歳) 諸派・現 3966票
【当】高橋みつよし  (72歳) 無・現  3876票
【当】加藤ひろや   (62歳) 立憲・現 3858票
【当】たけだ勝利   (59歳) 共産・新 3852票
【当】野口みつあき  (31歳) 維新・新 2318票
   金井のりこ   (47歳) 維新・新 2111票
   後藤ゆうじ   (48歳) 無・新  1749票
   神田ごう    (42歳) 諸派・新 1180票
   なや伸司    (72歳) 無・新   892票  
   秋山たけし   (46歳) 無・新   528票

【新潟市西蒲区選挙区】定数4
【当】小林ひろき   (40歳) 無・現  5684票
【当】土田ますみ   (63歳) 無・現  4055票
【当】竹内いさお   (73歳) 無・現  3381票
【当】こばやし保夫  (60歳) 無・新  2881票
   幸田健太    (46歳) 無・新  2819票

598OS5:2023/04/10(月) 21:49:27
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20230410k0000m010207000c.html
激戦・津市「国葬反対8割大陸」投稿の小林氏落選 自民公認得られず
2023/04/10 20:50毎日新聞

激戦・津市「国葬反対8割大陸」投稿の小林氏落選 自民公認得られず

落選が濃厚になり、取材に応じる小林貴虎氏=津市東丸之内の事務所前で2023年4月9日午後11時37分、原諒馬撮影

(毎日新聞)

 9日に投開票された三重県議選(定数48)は、自民21人▽旧民進党系の「新政みえ」が21人▽公明2人▽共産1人▽地域政党「草の根運動いが」1人▽無所属2人――が当選した。改選前最大会派の新政みえは、擁立した21人全員が当選し、改選前から1議席増やした。25人を公認して過半数獲得を目指した自民は、伊賀市や伊勢市・鳥羽市の現職ら4人が敗れ、21人当選にとどまる厳しい結果となった。最大会派は今後の協議に委ねられ、勢力争いが過熱しそうだ。投開票から一夜明けた10日、県庁で各党派代表らが記者会見し、選挙戦を振り返った。【朝比奈由佳、寺原多恵子】

 ◇自民うなだれ「甘かった」

 21人の全員当選で、勢力維持の「最低ライン」に踏みとどまった。新政みえは告示前の候補者擁立段階では、目標とした過半数(24人)を立てられず苦戦したが、旧民進党系と連合三重などが一体でフル稼働した。

 鈴鹿市では最後の1議席を巡り、自民新人に競り勝った。選対委員長を務めた稲垣昭義氏は、「新政みえが地盤の北勢地域で県議が数を減らせば痛手だった。鈴鹿と四日市で、それぞれ3議席を獲得できたのは大きい」と安堵(あんど)した。

 立憲民主党県連の中川正春代表は、「全国的に野党が厳しい戦いを強いられたが、三重では立憲や国民民主、連合三重が一つになって戦うことができた」と勝因を分析。次期衆院選に向けては、「政権に挑戦する政党としての期待感を醸成できるよう、戦う体制をつくり、新しい人材を発掘する」と述べた。

 自民は、21年衆院選や19、22年の参院選の勝利を、県議選の追い風にはできなかった。党県連の津田健児幹事長は「ホップ・ステップ・ジャンプで勢いを駆って過半数を目指したが、考えが甘かった」とうなだれた。

 伊賀市選挙区や、伊勢市・鳥羽市で現職が議席を失った。津市と、12年ぶりの2議席獲得を狙って擁立した鈴鹿市では新人が落選。「自民党にとって厳しい結果だ。四日市で自民党で3議席を守ることができたことだけが自民党の勝利であり、救いだ」と述べた。

 選挙戦では、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題も問われた。県内では与野党を問わず政治家との関係が明らかになったが、津田氏は「政権与党としてより強い影響を選挙戦で感じた」と述べた。小林貴虎氏(49)のツイッター投稿問題も、小林氏の津市選挙区内に限らず影響があったとした。

 公明党県本部の中川康洋代表は、津市と四日市市で公認候補2人がいずれも上位で当選した。「今後も自公連携で選挙や政策をやっていきたい」と語った。

 共産は四日市市で現職が約400票差に泣いた。一方、津市で擁立した新人が、県議選で史上最年少の25歳での当選を決めた。党県委員会の大嶽隆司委員長は「これまでの支持層とは異なる有権者から好意的な感触を得た。新しい時代を切り開けたのではないか」と語った。

 地域政党「草の根運動いが」は、定数1減で現職3人が争う激戦を制した。稲森稔尚代表は「選挙区の定数削減の問題は伊賀市の切り捨てであることを訴え続け、怒りの一票を託してもらった」と振り返った。大阪で強固な地盤を誇る日本維新の会や、桑名市・桑名郡と松阪市で候補を擁立した参政党も、県議会で初の議席獲得はならなかった。

599OS5:2023/04/10(月) 21:49:56

 ◇保守票分散で自民の議席減

 津市は、安倍晋三元首相の国葬に関し「反対のSNS発信の8割が隣の大陸からだった」などとツイッターに投稿して問題となった小林貴虎氏(49)が再選を目指したがかなわなかった。小林氏は敗戦後、問題が選挙結果に与えた影響について「わかりません」と答えた。

 津市の事務所では9日午後11時すぎ、小林氏の落選が濃厚となると重苦しい空気に包まれた。集まった支援者に「不徳の致すところ。全て私の責任です」と頭を下げた。

 小林氏は昨年10月、問題の書き込みを高市早苗・経済安全保障担当相の講演を基にしたと説明したが、その後「事実と異なる部分がある」と謝罪し、投稿を撤回した。新政みえなどが辞職勧告決議案を提出したが1票差で否決された。小林氏は「県議選で県民の信を問う」として再選を目指したが、小林氏とは「同じ自民として戦えない」との声が県連内に根強く、自民公認を得られず無所属で出馬した。

 小林氏の出馬で保守票が分散し、自民は厳しい戦いを強いられた。現職1人に新人2人を擁立して現有3議席維持を目指した。公認を逃した小林氏もポスターなどで「自民党津市支部長」の肩書を強調。結局、津市議から転身を図った新人が落選し、自民は現有3議席から2議席に減らした。

 津市は、新政みえ系の現職3人と公明現職が手堅く議席を守った。共産は前回失った議席を奪還した。【朝比奈由佳、原諒馬】

600OS5:2023/04/10(月) 21:50:18

 ◇保守票分散で自民の議席減

 津市は、安倍晋三元首相の国葬に関し「反対のSNS発信の8割が隣の大陸からだった」などとツイッターに投稿して問題となった小林貴虎氏(49)が再選を目指したがかなわなかった。小林氏は敗戦後、問題が選挙結果に与えた影響について「わかりません」と答えた。

 津市の事務所では9日午後11時すぎ、小林氏の落選が濃厚となると重苦しい空気に包まれた。集まった支援者に「不徳の致すところ。全て私の責任です」と頭を下げた。

 小林氏は昨年10月、問題の書き込みを高市早苗・経済安全保障担当相の講演を基にしたと説明したが、その後「事実と異なる部分がある」と謝罪し、投稿を撤回した。新政みえなどが辞職勧告決議案を提出したが1票差で否決された。小林氏は「県議選で県民の信を問う」として再選を目指したが、小林氏とは「同じ自民として戦えない」との声が県連内に根強く、自民公認を得られず無所属で出馬した。

 小林氏の出馬で保守票が分散し、自民は厳しい戦いを強いられた。現職1人に新人2人を擁立して現有3議席維持を目指した。公認を逃した小林氏もポスターなどで「自民党津市支部長」の肩書を強調。結局、津市議から転身を図った新人が落選し、自民は現有3議席から2議席に減らした。

 津市は、新政みえ系の現職3人と公明現職が手堅く議席を守った。共産は前回失った議席を奪還した。【朝比奈由佳、原諒馬】

601OS5:2023/04/10(月) 21:51:09
https://news.goo.ne.jp/article/teny/region/teny-news114ckgkif3ugsw6ql82.html
県議選 野党は…共産党が議席を失う結果に 「歴史的に汚点を残した」 《新潟》
2023/04/10 19:38TeNYテレビ新潟ニュース

県議選 野党は…共産党が議席を失う結果に 「歴史的に汚点を残した」 《新潟》

県議選 野党は…共産党が議席を失う結果に 「歴史的に汚点を残した」 《新潟》

(TeNYテレビ新潟ニュース)

与野党が火花を散らした県議選。最大会派の自民党は過半数を維持した一方、野党側も共産党が議席を失う結果に・・・与野党の動きを追いました。

16年ぶりの選挙戦となった燕市西蒲原郡。自民党県連を取り仕切る県連幹事長を務める現職の桜井甚一さんが落選という波乱がありました。

対する野党にも厳しい結果が・・改選前1議席を有していた共産党。今回、新潟市西区に新人を、長岡市・三島郡選挙区に現職を立てましたが、いずれも落選という結果に。

【共産党県委員会 樋渡 士自夫 委員長】

「今回初めて公認候補が0になってしまった。そういう意味では歴史的にすごく汚点を残した」

共産党県委員会によると1967年に県議会で初めて議席を獲得。それ以来、議席を守ってきましたが今回で途絶えることになりました。

県議会で花角知事と一線を画し、原発問題への対応を厳しく批判してきた共産党。

公認候補の議席は失いましたが、上越市で推薦した新人が初当選しています。

【共産党県委員会 樋渡 士自夫 委員長】

「もっと(野党)共闘を前進させて共産党の議席も増やしていくと。とくに若い人のなかで支持・入る方を増やしていくことが私たちの直面する大きな課題だと思っています」

火花を散らし県民の審判を受けた与野党。つぎの戦いに向けてそれぞれに課題が残る結果となりました。

602OS5:2023/04/10(月) 22:01:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/8253bc913664d420bfe096967437e2cb0b64be28
前回26票差の激戦…石川県議選・鹿島郡選挙区 立憲の現職が議席死守「1万7千人との絆が武器」
4/10(月) 20:25配信



 石川県議選で、前回26票差の激戦だった中能登町を選挙区とする鹿島郡選挙区。立憲民主党の現職・岡野定隆志さんが議席を死守しました。

岡野定隆志さん:
「これからもっとみなさんに教えていただいて、みなさまにふさわしい活動をしなくてはいけない。そう改めて銘じているところです。今晩はひとまず喜びたいと思います」

 前回に引き続き与野党一騎打ちの激戦を制したことについて、弟の近藤和也衆議院議員は…。

近藤さん:
「役職ある方のご支援はいただけなかったんですけど、そうでなくても選挙は戦えるんだと今回のV2というのは大きな大きな歴史の転換点だという風に思っています。(衆院選では)選挙区で勝たなければいけないんだということは私たち執念として持っていますので何とか追い風にしていきたいなと思います」

 一方、438票差で涙を飲んだ自民党の新人・土本稔さんは…。

土本さん:
「あとわずかのところで届かず、ひとえに私の不徳の致すところであります。今後の私の人生の経験として活かしていきたいなそのように思っております。多くの皆様に本当に本当に感謝いたします。ありがとうございました」

 一夜明け、当選した岡野定さんは朝から近藤さんとともに街頭で手を降り続けました。

岡野定さん:
「1万7000人の方との絆だとつながりだとそれが武器ですとお話したので、それがこういう票差につながったのかなと。違った視点からの提案もしていくというところで存在感を示していければいいなと思っています」

石川テレビ

603OS5:2023/04/10(月) 22:29:38

557 :OS5 :2023/04/10(月) 22:29:14
https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20230410-OYT1T50051/
公明、342人「全員当選」果たせず…山口代表「厳しい選挙区が続出」
2023/04/10 03:36
 公明党は、道府県議選(170人)と政令市議選(172人)に擁立した計342人の「全員当選」を掲げたが、果たせなかった。大阪市議選(都島区、定数3)に立候補した新人や、愛知県議選(春日井市選挙区、定数4)に出馬した現職が落選した。

 公明は統一地方選で毎回、「全員当選」を掲げているが、2007年を最後に達成できていない。11年以降は関西圏を中心に落選者が出ていた。


 今回、公明は、日本維新の会(大阪維新の会を含む)が関西圏の地方選に積極的に候補者を擁立したことに危機感を強め、大阪府議選、大阪市議選などを中心に国政選挙並みの態勢で臨んだ。公明の山口代表は9日の記者会見で「厳しい選挙区が続出した。その危機感の下で非常に引き締まった選挙を展開した」と語った。



https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/23/19528/skh53544.html
愛知県議選春日井市
定員4
有権者数249,181開票終了投票率34.43%
20,806(24.8%)神戸洋美 自民現67歳 当選:6回目
17,059(20.3%)伊藤貴治 自民新38歳 当選:1回目
16,424(19.5%)日比雄将 無 現49歳 当選:4回目推薦:新あ
15,285(18.2%)末永啓  無 新37歳 当選:1回目
14,448(17.2%)市川英男 公明現56歳 当選:3回

https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/27/18710/skh51681.html
大阪市議選都島区
定員3有権者数86,680開票終了投票率52.36
15,274(34.8%)岡田妥知  維新現54歳 当選:3回目
09,692(22.1%)大西聖一  維新現48歳 当選:2回目
09,631(21.9%)荒木肇   自民元68歳 当選:2回目
09,308(21.2%)佐々木清美 公明新57歳

604OS5:2023/04/10(月) 22:42:27
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20230410/3070010245.html
三重県議選 自民党系が最大勢力に 会派再編の動き加速か
04月10日 16時59分

三重県議会議員選挙は、開票の結果、選挙戦となった8の選挙区で34人の当選者が決まり、無投票だった選挙区を合わせると自民党と関係の深い勢力が22議席を獲得し、最大勢力となりました。
ただ、第2勢力との議席数は1議席にとどまるため、最大会派の奪取に向けた会派の再編の動きが今後加速する可能性があり、焦点となります。

9日投票が行われた県議会議員選挙は、10日未明にかけて、開票作業が行われ、無投票だった選挙区と合わせて48すべての議席が確定しました。
各党の獲得議席は、▼自民党が21議席、▼地域政党「新政みえ」が7議席、▼公明党が2議席、▼立憲民主党が1議席、▼共産党が1議席、▼諸派が1議席で、▼無所属は15議席となりました。
今回の選挙の注目点となった自民党の公認候補や党籍がある候補など自民党と関係の深い勢力と、最大会派を維持してきた旧民進党系の会派「新政みえ」の勢力を比較すると、自民党系の22議席に対し新政みえ系は21議席と自民党系が県議会の最大勢力となりました。
ただ、両勢力の差は1議席にとどまっているのに加え、いまの県議会では自民党の議員は2つの会派に分かれ、勢力が分散された形になっており、今後、最大会派の奪取に向け、会派の合流を含めた再編の動きが加速する可能性があることから、その動向が今後の焦点となります。
一方、下落傾向が続く投票率は、過去最低だった前回・4年前の選挙をさらに7.43ポイント下回り、41.52%でした。

自民党三重県連の津田健児幹事長は、記者会見で、「自民党にとって大変厳しい結果となった。同志を何人か失うことになり、悔しく思っている。県民がわれわれに与えた結果なので、
真摯に受け止めて、今後の対策・活動につなげたい」と述べました。その上で、県議会で自民党の議員が2つの会派に所属が分かれていることについて、「会派として話し合ったわけではないが、幹事長として1つになるべきだと考えている。われわれとしてはオープンマインドで
考えているので、近々その話し合いをしたい」
と述べました。

地域政党「新政みえ」の稲垣昭義選挙対策委員長は、記者会見で、「選挙だけで言えば、21人立候補して21人全員当選したので、100点満点だ。軸足を若者や子どもたち、未来に行った訴え方を基本的にはしていたのかと思っていて、そこを一定評価してもらったと思う」と述べました。一方、新政みえ系の候補の擁立が、21人にとどまったことについて、稲垣氏は、「擁立の段階では難しさ、逆風というのを感じ、かなり苦戦したのは事実だ。当初の目標にしていた過半数の擁立はかなわず、厳しかったと思う」と述べました。

605OS5:2023/04/10(月) 22:46:48
https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20230410-OYT1T50288/
(抜粋)
◆二足のわらじ
通勤する市民らにあいさつする嶋川武秀さん(10日午前、富山県高岡市で)
 富山県議選の高岡市選挙区(定数7)で初当選した漫才師の嶋川武秀さん(44)(無所属=自民党推薦)は10日朝、青色のジャンパーを着て高岡市の街頭に立ち、通勤する人々に手を振った。

 漫才コンビ「母心」としてテレビ番組などに出演する一方、21年の高岡市議選で初当選。不妊治療費の助成拡大などに取り組んだ。ただ、急速に衰退する街を目の当たりにし、「県と市のパイプ役になり、スピード感を持って富山、高岡を変えたい」と決意。市議を1期途中で辞め、県議選に挑戦した。

 選挙戦では、知名度を生かした街頭活動やSNSでの情報発信に力を入れ、トップ当選を果たした。嶋川さんは「たくさんの票をいただけたのはうれしい。これからも二足のわらじで、人を笑顔にできる政治家になりたい」と語った。

◆他党へ転身
駅前で支持者と握手をする今井瑠々さん(10日午前、岐阜県多治見市で)
 岐阜県議選の多治見市選挙区(定数2)で初当選した今井瑠々さん(27)(無所属)は10日朝、JR多治見駅前に立った。ピンク色のダウンジャケットに身を包み、通勤客や学生らに手を振りながら、「ありがとうございます」とあいさつした。

 21年の衆院選岐阜5区に立憲民主党公認で出馬し、自民党の現職に惜敗。立民県連副代表として次期衆院選に向け活動するさなかの今年1月、自民の推薦を受けて県議選に挑むことを表明した。

 自民への転身に批判もあったが、「政党は変わっても私は変わらない」と強調。自民新人、無所属新人との激しい選挙戦となったが、高い知名度と若さをアピールし、無党派層に浸透した。

 「改めて当選したんだと思い、責任の重さを痛感した。(県内の)最年少の女性県議として地域の声を県政に届けたい」と語った。

606OS5:2023/04/10(月) 22:50:01
https://www.yomiuri.co.jp/local/mie/news/20230410-OYTNT50015/
県議選 自民が苦戦、新政みえは全員当選 
2023/04/10 05:00
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 9日に投開票された県議選(定数48)は、無投票の7選挙区を含む全15選挙区で新議員の顔ぶれが決まった。第1会派「新政みえ」(現有議席20)系が、各選挙区で自民との接戦を制して、21人全員が当選した。25人を立てた自民の当選者は21人にとどまった。ただ、党籍を持つ無所属の当選者が1人おり、議会で主導権を確保しようと今後、多数派工作が行われそうだ。党派別の当選者の内訳は自民21人、新政みえ系(推薦など含む)21人、公明2人、共産1人、諸派1人、無所属2人。女性は6人。投票率は過去最低の41・52%。


 当初、単独過半数を目指すとしていた新政みえは、過半数獲得に十分な候補者を出せず、公認・推薦候補ら21人で臨んだ。

 3人ずつを擁立した津市や四日市市で全員が当選。自民が現職1人に加え新人1人も擁立した鈴鹿市でも現職3人が議席を死守するなど激戦を制した。

 これに対し、公認25人を擁立した自民は接戦となった選挙区で、新政みえの候補にことごとく競り負けた。

 公明は、津と四日市で現有議席を手堅く守った。

 共産は津市で前回選挙で失った議席を25歳の新人が奪還したが、四日市市で現職が落選した。

 県内での勢力拡大を目指した維新、参政の議席獲得はならなかった。

 定数減により現職3人が2議席を争った伊賀市選挙区では、新政みえ系の現職と、諸派で地域政党「草の根運動いが」の現職が議席を守った。

607OS5:2023/04/10(月) 23:01:47
https://www.uxtv.jp/ux-news/%E3%80%90%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E9%81%B8%E3%83%BB%E4%B8%8E%E5%85%9A%E3%80%91%E8%87%AA%E6%B0%91%E5%85%9A%E3%81%8C%E5%8D%98%E7%8B%AC%E9%81%8E%E5%8D%8A%E6%95%B0%E7%A2%BA%E4%BF%9D%E3%82%82-%E6%B3%A2%E7%B4%8B/
2023.04.10
【県議選・与党】自民党が単独過半数確保も 波紋広げるベテランの落選【新潟】
県議戦から一夜。与党・自民党は単独で過半数を確保するも、県連の重鎮が落選し波紋を広げています。

新潟市中央区でトップ当選を果たした自民党の吉田孝志さんは10日朝、快晴の下街頭に立ち、有権者に感謝を伝えました。

■吉田孝志さん
「この空と同じ、本当に気持ちがいい。まっすぐに進んでしっかりPRしていきたい」

自民党は選挙前の27から議席を1つ増やし、単独で過半数を確保。最大会派として安定した議会運営を可能にしました。
激戦となったのは燕市・西蒲原郡。無所属の現職と新人が当選。自民党の現職・県連の幹事長も務めるベテラン県議の桜井甚一さんが敗れる結果となりました。
一夜明け、桜井さんは県連に幹事長を辞任する意向を伝えましたが慰留され5月の県連大会まで続けることになりました。

■桜井甚一さん
「混乱を招かないようバッジなしで党運営にあたれと。辛いけど自分で招いた結果なので最後まで投げ出すわけにはいかない。責任を持ってやらせてもらう」
■自民党県連会長 高鳥修一衆院議員
「勝敗ラインはクリアできた、ただ決して手放しで喜べるような状況でもない、そこは真摯に受け止めて分析をしていきたい」

公明党は「全国一の激戦区」と位置づけた新潟市中央区を含む2議席を確保しました。

608OS5:2023/04/10(月) 23:02:29
https://www.uxtv.jp/ux-news/%e3%80%90%e7%9c%8c%e8%ad%b0%e9%81%b8%e3%83%bb%e9%87%8e%e5%85%9a%e3%80%91%e7%84%a1%e6%89%80%e5%b1%9e%e3%83%bb%e6%96%b0%e4%ba%ba%e3%81%8c%e5%bd%93%e9%81%b8%e3%82%82%e3%80%8c%e9%a2%a8%e3%81%af%e5%90%b9/
2023.04.10
【県議選・野党】落選…崩れ落ちる候補者も 無所属・新人が当選も「風は吹かず」 共産党は56年来の議席失う【新潟】
9日に投開票が行われた県議選。野党は無所属で出馬した若手候補が相次いで当選。長岡市・三島郡では
32歳の諏佐武史さんが初当選を果たしました。一夜明けて諏佐さんは。

■諏佐武史さん
「これからの時代は”若い人がやるべき”という声を非常に多くいただいたので、全体として若い人を求める声が多かったのではないかと思う」

その一方で、立憲民主党は公認候補2人が落選。選挙前から議席を1つ増やしたものの伸び悩みました。

■立憲民主党県連幹事長 米山隆一衆院議員
「特に立憲民主党に対しては残念ながら風は吹かなかった。もちろん現有より議席は伸びたが大きな伸びではなかった、残念ながら良い結果ではなかった」

関西で強さを見せる日本維新の会も県内では風が吹かず。新潟市中央区で出馬し落選した井上基之さんは9日夜、敗戦の弁を述べました。

■井上基之さん
「力不足な私に本当に多くの方が力を頂いたことに対して申し訳ない気持ちがある一方、下を向いて歩くことが恩返しにならないので前を向いて自分のなすべきことをできることをしっかりやっていきたい。」

新潟市西区では共産党の平あや子さんが落選。共産党は1967年以来守って来た県議会の議席を失いました。

■平あや子さん
「本当に長い長い選挙戦大きな野党共闘の広がりの中で戦ったが 私の力不足で当選まで手が届かず
本当に申し訳ございませんでした」

609OS5:2023/04/10(月) 23:03:39
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/201336
新潟県議選で落選の桜井甚一氏が政界引退の意向表明 自民党県連幹事長は5月まで続投
2023/4/10 22:40
(最終更新: 2023/4/10 22:48)
 4月9日に投開票された新潟県議選の燕市・西蒲選挙区(定数2)で落選した自民党新潟県連幹事長の桜井甚一氏は10日、県議会で報道陣の取材に応じ、政界から引退する意向を表明した。既に辞任の考えを示していた県連幹事長の職は5月20日に予定されている県連大会まで続ける。後任の人事については県連が協議を続ける。

 県連幹部らは4月10日、県議会で桜井氏の落選を受けて今後の対応を話し合った。桜井氏によると、幹事長辞任による混乱を避けることなどを理由に県連大会までは続投する方針で一致した。県連大会で幹事長など三役を含めた新役員体制を正式に決める見通し。

 協議後に取材に応じた桜井氏は「次の4年は目指さない」と述べた上で、「自分で招いた結果なので、(幹事長職を)最後まで投げ出すわけにはいかない。責任を持ってやる」と強調した。

 桜井氏は県連政務調査会長や総務会長などを歴任し、2022年7月に幹事長に就いた。選挙実務の責任者である幹事長が落選するのは異例。9日に落選が決まった後、新潟日報社の取材に対し幹事長を辞任する意向を示していた。

610OS5:2023/04/10(月) 23:07:13
https://www.asahi.com/articles/ASR4B1H7JR46OIPE015.html
ため息とすすり泣きと恨み節と 今井瑠々氏にはじかれ「本命」落選
深津弘 安倍龍太郎 本井宏人2023年4月10日 12時00分
新顔3人が争った岐阜県議選多治見市選挙区(定数2)で勝ち残ったのは、旧民主党系無所属の判治康信氏(47)と、自民党から推薦を受けた無所属の今井瑠々(るる)氏(27)だった。あおりを受けたのが自民公認で本命視されていた友江惇氏(36)。「自民の支持団体の95%が付いた」(陣営幹部)が、2位の今井氏に812票差で沈んだ。


その友江氏の事務所。9日深夜、落選が決まると、詰めかけた支援者からはため息とすすり泣く声が漏れた。重い足取りで姿をみせた友江氏や、自民の古屋圭司・元国家公安委員長(70)=岐阜5区=らは目を潤ませながら、何度も深々と頭を下げた。友江氏や古屋氏らは敗戦の弁を述べ、「申し訳ありませんでした」と繰り返した。

 自民の同市支部幹部は恨み節を漏らす。「古屋氏のせいでこんなことに。友江氏は割を食った」

立憲民主党から自民党に電撃転身し、岐阜県議選に立候補した今井氏が初当選しました。その一方、自民の本命だった公認候補の友江氏が落選の憂き目に。まさかの展開に古屋氏への不満の声が聞こえてきます。

 多治見市選挙区では、198…

611OS5:2023/04/10(月) 23:07:53
https://webun.jp/articles/-/378212
落選の上田さん「政治生活閉じる」 県議選滑川市選挙区
2023年4月10日 05:00
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政治・選挙
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 県議選滑川市選挙区に出馬した前市長の無所属新人、上田昌孝さん(79)は自民現職との一騎打ちに敗れ「本当に申し訳ない。32年間の政治生活を閉じたい」と述べた。 ...

612OS5:2023/04/10(月) 23:45:32
https://www.chunichi.co.jp/article/669475?rct=
中部の著名候補、当落分かれる 神さん初当選
2023年4月10日 05時05分 (4月10日 05時06分更新)
名古屋市議選で当選し、タイを持ち笑顔の神浩司さん=9日深夜、名古屋市千種区で
名古屋市議選で当選し、タイを持ち笑顔の神浩司さん=9日深夜、名古屋市千種区で

 中部地方の著名な立候補者の当落は分かれた。元中京テレビアナウンサーで無所属新人の神浩司さん(60)は、名古屋市議選千種区選挙区(定数五)で初当選を決めた。現職ら八人による激戦を制し、「自分が(新しい)風を入れていかなければならない」と目に涙を浮かべた。
 高い知名度を生かしつつ、通行人に困り事を聞きながら地域を回る草の根の選挙戦を展開。選挙区で唯一、無所属であることをアピールし支持を拡大した。
 一方、二〇一二年のロンドン・パラリンピックのボッチャ競技に出場した立憲民主新人の加藤啓太さん(35)=愛知県議選名古屋市中区選挙区=と、「新潮新人賞」受賞者の小説家で共産新人の浅尾大輔さん(52)=同県議選新城市・北設楽郡選挙区=は落選した。

613OS5:2023/04/10(月) 23:47:10
https://www.chunichi.co.jp/article/669644?rct=fuk_tou23
落選の斉藤さん、今後は「未定」 県議選坂井市
2023年4月10日 05時05分 (4月10日 14時59分更新)
頭を抱えながら敗戦の弁を述べる斉藤さん=坂井市の事務所で
頭を抱えながら敗戦の弁を述べる斉藤さん=坂井市の事務所で

 坂井市選挙区では、自民現職の斉藤新緑さん(66)が落選した。最大会派の会長や県連幹事長を歴任し、抜群の知名度で七選を狙ったが、及ばなかった。
 地盤の三国で新人が出馬して票が割れ、新型コロナのワクチン接種に反対する言動も影響したとみられる。事務所で「手応えはあったが結果が伴わなかった。力及ばず申し訳ない」と話し、今後の政治活動については「未定」とした。 (山本洋児、藤井雄次)

614OS5:2023/04/10(月) 23:51:27
https://mainichi.jp/articles/20230410/k00/00m/010/222000c
維新に立ちはだかった河村市長 名古屋市議選で減税日本が圧勝
田中理知
政治

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愛知
毎日新聞 2023/4/10 21:42(最終更新 4/10 21:42) 1402文字
減税候補の応援に駆けつけ、集まった人からの写真撮影の求めに応じる河村たかし名古屋市長(右)=名古屋市中川区で2023年4月1日午前10時38分、田中理知撮影拡大
減税候補の応援に駆けつけ、集まった人からの写真撮影の求めに応じる河村たかし名古屋市長(右)=名古屋市中川区で2023年4月1日午前10時38分、田中理知撮影
 全国政党化を目指す日本維新の会の前に、河村たかし名古屋市長が立ちはだかった。維新は河村市長が率いる地域政党・減税日本との共闘関係を解消し、9日投開票された名古屋市議選(16選挙区、定数68)では9選挙区で直接対決した。しかし結果は減税が7勝1敗(1選挙区は両党の候補が落選)と圧勝。維新は改選前の1議席を維持するのがやっとだった。減税は改選前の9議席を14に伸ばし河村市長も上機嫌だった。

 千種区選挙区に立候補した維新現職の手塚将之氏(46)は、減税から維新にくら替えして選挙に挑んだ。選挙前から議会内で維新の一人会派として活動し、名古屋での浸透を目指していたが、当選は果たせなかった。手塚氏は敗戦の弁で「思っていた以上に名古屋では維新になじみがなかった」と力なく語った。


選挙戦終盤に名古屋市議選の維新候補の応援に応援に駆け付けた維新の馬場伸幸代表(中央)=名古屋市中村区のJR名古屋駅前で2023年4月7日午後6時44分、田中理知撮影拡大
選挙戦終盤に名古屋市議選の維新候補の応援に応援に駆け付けた維新の馬場伸幸代表(中央)=名古屋市中村区のJR名古屋駅前で2023年4月7日午後6時44分、田中理知撮影
 維新が独自候補を擁立した全9選挙区のうち、議席を獲得できたのは45票差で新人候補が滑り込んだ名東区のみ。河村市長のお膝元・東区では減税候補との間で6781票の差がつき、緑区は減税が2議席を獲得し、維新候補の約5倍の票で突き放した。維新にくら替えした候補は手塚氏のほか3人いたが、いずれも落選した。

 市全体の得票数を見ても、減税と維新の地力の差は歴然だった。減税候補の総得票が10万6801票(全体の17・47%)だったのに対し、維新は2万8126票(同4・6%)にとどまった。維新は2022年参院選愛知選挙区で減税と共同公認で候補者を擁立し、名古屋市内で11万5825票を得たが、そのほとんどを減税に持っていかれた形だ。


 維新と減税は16年参院選以降、タッグを組んできた。19年市議選では候補者を減税に一本化し、14議席を獲得して市議会での躍進を後押し。河村市長は参院選後も連携継続に意欲を見せたが、維新側は党本部の「生え抜きを増やしたい」との方針で、維新公認候補の擁立を打診。減税が拒否し、共闘関係は崩れた。

 だが維新の候補者選びは難航した。昨年11月、統一地方選での愛知県全体の擁立目標を「40〜50人」と示したが、わずか2カ月後に「約30人」に下方修正。結局、県内の公認候補は3月に出そろい、全16区での擁立を目指した名古屋市も9区にとどまった。維新の県幹部は「候補者の質という面でもふさわしい人を集めるのは難しかった。候補者をフォローする体制など準備不足もあった」と明かす。


 両党の支持層が重なる可能性も懸念されていた。選挙戦終盤の7日に候補者の応援に駆けつけた維新の馬場伸幸代表は「有権者もどちらの改革政党か迷うと思う。全国政党を目指す中、過渡期なので致し方ない」と明かした。

 一方、減税は「ナゴヤのことはナゴヤで決めよみゃあ」をスローガンに掲げ、連日街頭に立ち続けた河村市長は「減税は公認をやめて全部維新の公認にと。政策などは維新に従ってくれと。何考えとんだ。私ども大阪の属国ではねえでよ」と批判を繰り返した。


 河村市長は21年東京オリンピック代表選手の金メダルをかじったことで批判を浴び、求心力の低下も懸念されたが、1日に5、6カ所の選挙区を回る活動量で「河村票」をまとめあげ「選挙モンスター」としての存在感を知らしめた。他党からも「河村人気は健在」「侮れない」などの声があがった。

 選挙から一夜明けた10日、河村市長は記者会見で「民主主義の大勝利だ」と減税の躍進を笑顔で総括した。【田中理知、酒井志帆、加藤沙波】

615OS5:2023/04/10(月) 23:52:27
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/97792.html
2023年4月9日特集記事
河村たかしと減税日本
崩れた維新との共闘 相次ぐ離反

「おふくろさんよ〜おふくろさん」
3月23日、みずからの政治資金パーティーで、十八番の森進一を披露した名古屋市長の河村たかし(74)。統一地方選挙を前に、きわめて上機嫌だった。
しかし、これまで共闘していた維新とたもとを分かち、みずからが代表を務める地域政党・減税日本からも所属議員が離反するなど、態勢は盤石とは言えない。
“総理を狙う男” 河村たかしは、選挙にどう臨んだのか。
(名古屋局 豊嶋真太郎)

河村人気は健在?
統一地方選挙・前半で行われる愛知県議会議員選挙と名古屋市議会議員選挙の告示日を控え、河村たかしは、名古屋市のホテルで政治資金パーティーを開いた。
当初400人ほどの来場を見込んでいたが、会場には500人を超える支援者が集まり、急きょ追加の座席を用意する事態に。



河村は各テーブルを回り、支援者から求められる写真撮影に次々に応じていった。
ステージに立つと、名古屋市で実施した減税の成果や、実現を目指す高校入試の廃止など、みずからの実績や政策を熱弁し、大きな拍手を浴びた。
しかし、次の瞬間、会場の雰囲気が一変した。
河村の出番が終わると、支援者たちが次々と席を立ってしまったのだ。


パーティーは、統一地方選挙に向けて減税日本が公認候補たちを披露し、結束を固める場でもあった。
いわば、この日の目玉となる場面で会場は空席が目につく状況になってしまった。


“薩長同盟”の解消
減税日本は、河村が名古屋市長に初当選した翌年・2010年に設立された地域政党だ。
河村と一心同体で、2011年の名古屋市議選では、高い河村人気もあり、当時、定員が75人の市議会で28議席を獲得し、最大会派となった。


一時の勢いは失われたものの、少数与党として存在感を示していた減税日本だが、今回の選挙は、これまでとは大きく状況が異なる中で迎えた。
そのひとつが、日本維新の会との関係だ。

減税日本と維新は、ここ数年、選挙のたびに共闘してきた。同じ「非自民」の立場から“身を切る改革”を目指すなど政策面で共通点も多かったため手を組んできた。

前回2019年の名古屋市議選では、減税日本の公認候補を、維新が推薦し、両党の支持者を取り込むことに成功した。
選挙前に8議席と低迷していた減税日本は、14議席にまで勢いを盛り返した。


2022年夏の参議院選挙では、元県議で、減税日本の幹事長も務めた河村の側近、名古屋市の元副市長を両党が共同公認した。維新は、愛知県を最重点選挙区と位置づけ、当時の松井代表も応援に駆けつけた。結果は、次点で落選したものの、35万1840票を獲得した。
こうした共闘関係を、河村は、幕末に明治維新を実現した薩摩藩と長州藩になぞらえて「薩長同盟」とまで呼んでいた。

616OS5:2023/04/10(月) 23:52:42
ところが、11月24日。
維新の藤田幹事長は、愛知県で会見を開き、共闘関係を解消し統一地方選挙で独自候補を擁立する考えを明らかにした。
「われわれの生え抜きをしっかり作るということが前々からの課題だった」

何が、亀裂を招いたのか。

維新の関係者からは、減税日本との関係に対する不満の声が聞かれた。
「減税日本からは、統一地方選でもダブル公認したいという提案があったが、ほとんどの候補は、減税と維新で対立したら減税に行くと答える。ならば、こちらの看板を借りて選挙をしているだけじゃないか」
「減税日本もかなり弱っているので、この先、党自体がどうなるかわからない」


減税日本が勢いを盛り返した前回の名古屋市議選でも、維新は減税日本の候補に推薦を出しただけで、維新の公認候補はひとりもいなかった。河村が言う「薩長同盟」は、維新にとっては何らうまみのない関係だったというのだ。

さらに、参議院選挙で、維新の公認候補が立候補していた埼玉選挙区に河村が入り、対立候補の応援演説をしていたことも明らかになり、不信を買っていたことも伏線となった。

減税議員の離反も
また、減税日本にとって逆風となっているのは、今回の選挙までの間に、減税日本に所属していた議員の離反が相次いだことだ。前回の名古屋市議選で定員68人のうち14議席を獲得した減税日本だが、党を離れる議員が相次ぎ、現在9議席まで減らしている。

このうち今回の選挙を機に新たに離党したひとりが、西区選挙区(定員4人)から立候補した鹿島敏昭だ。
鹿島は2011年の初当選以来、3期12年、減税日本の議員として活動してきた。
前回の選挙で当選した時点で72歳。当初は、任期を満了したら引退するつもりだったが、支援者から続投を求められ、立候補を決意したという。

しかし、減税日本は、西区に、河村の元秘書を擁立する方針を決定。河村からも直接、減税日本の候補を応援するよう依頼を受けたという。

鹿島には党の政策をめぐって、河村と意見が対立した過去がある。
党内で議論するのではなく、結局は、河村のワンマンで政策や党の運営方針が決められてしまうことに行き詰まりを感じ、すでに気持ちは減税日本から離れていた。減税日本からは顧問などのポストを用意するとも言われたが、鹿島が選んだのは、維新から立候補することだった。
「市長のことは尊敬しているし、選挙でも力を借りてきたが、今の減税日本はあまりにも1人の力が強すぎる。議員も市長の顔色をうかがうことが多く、イエスマンになってしまっている。維新の政策には共鳴する部分もあるし、それなら維新かなと」


3月31日の告示日、鹿島の出陣式には維新の衆議院議員、岬麻紀の姿があった。
岬は、取材に対し、選挙戦への自信をのぞかせた。
「今まではともに戦ってきたが、今回はそれぞれに切磋琢磨していくという意味で、思う存分戦えばいいと思う。判断するのは有権者だ。維新をこれまでなかった選択肢として名古屋・愛知でも選んでもらえば、結果が出てくると信じている」
今回、維新は、名古屋市議選の16選挙区のうち、9選挙区に1人ずつ候補を擁立した。
この中には、鹿島のように、河村との意見対立や会派の運営方針をめぐる意見の不一致などで減税日本を離れ、維新から立候補する4人も含まれている。

“防衛戦は無敗”

こうした、維新の対応に河村は怒りを隠さない。
「維新の愛知県連とは協力しようと話をしていたが、突然、『維新の政策に従ってくれ』という話だった。それではいかんでしょう。自民党に勝つ勢力を作らないかんとなると、幕末の薩長土肥みたいにやらんといかんのに、『減税の公認候補を出すのはやめてくれ。維新の指示に従ってくれ』と言われると、そんなの解党しろってことじゃないですか。そんなの名古屋の市民を裏切ることになるから飲めない」

しかし、選挙に臨む河村には自信があった。取材に対し、こう述べたことがある。
「減税をやめて選挙通ったもんは、1人もおらんでね。防衛戦無敗ですから」

河村の念頭にあるのは、維新と共闘する前の2015年の名古屋市議選だ。この選挙で維新は、15人の候補を擁立したものの当選したのはわずか1人。その1人も、その後、立憲民主党に移っていた。

名古屋では、どんな候補が出てきても勝てる。選挙前に開いたパーティーでの上機嫌ぶりからも、河村の自信が感じられた。

617OS5:2023/04/10(月) 23:53:01
減税日本も河村も“正念場”

「ナゴヤのことはナゴヤで決めよみやぁ!」
河村は、このスローガンを掲げ、名古屋市民に寄り添うのは、維新ではなく減税日本だとアピールしている。

設立以来、ともに歩んできた河村と減税日本。候補者たちは、党の顔である河村の実績を強調して選挙戦を戦ってきた。


維新と競合する選挙区のひとつ、千種区で立候補した河村の元秘書・北角嘉幸は、河村市政を継続させる必要性を繰り返し訴えた。
「市長の秘書をしていたときに、文部科学省から、名古屋市は子ども政策のトップランナーだと言ってもらった。河村さんは政策の実現のために、ふつうの市長ではできないような、すごい予算をつけた。河村さんだからできたことで、河村市政を続けていくかどうかが問われている」

河村の4期目の任期も4月でちょうど折り返し。減税日本の候補者の勝敗は、ただちに自身の求心力にも関わると見られ、まさに正念場といえる。河村は、公務の時間を除き、精力的に各地の候補者の応援に入っている。
選挙結果が今後の身の振り方に影響する可能性もあるなかで、最近、河村のある動きが話題になった。
2022年10月、新型コロナ対策やワクチン政策をめぐって考えの近い参政党のタウンミーティングに出席したことだ。
先の参議院選挙で議席を獲得し国政政党になった参政党。その後、各地で地方議員も誕生している。

以前から、みずからを “総理を狙う男” だといってはばからない河村。それだけに、一心同体の減税日本の党勢衰退が指摘される中、次に衆議院選挙があったら、参政党から立候補するのではないかという憶測も流れた。


各選挙区の候補者の応援に回る河村に、ずばり勝算を尋ねた。
「大阪に維新があるように、名古屋には減税日本がある。そりゃ維新には負けんでしょう。負けたらやっとれん。名古屋市民の皆さんも肌感覚でわかると思いますよ」

名古屋市議選で議席取り戻す
名古屋市議選の開票の結果、減税日本は、議員が離れ9議席まで減っていた議席数を、前回・4年前の選挙と同じ14議席まで取り戻した。
一方、今回、減税日本とたもとを分かった維新は、9人の候補者を擁立したが、1議席の獲得にとどまった。

選挙を終え河村はこう述べた。
「家業化して、議員がお金をもらっているだけの政治はいけないという市民の声の受け皿になったのだと思う。市民の皆さんの支持に感謝したい」

減税日本は、少数与党の立場は変わらないものの、河村はみずからが掲げる政策をめぐり、より強い姿勢で議会に臨むことも予想される。
(文中敬称略)

618OS5:2023/04/10(月) 23:56:16
https://www.asahi.com/articles/ASR4B0HQXR49PISC004.html
酒気帯び運転で辞職、前金沢市議が出馬表明「議員でこそ実現できる」
統一地方選挙2023

佐藤美千代2023年4月10日 12時02分
 酒気帯び運転で石川県警に摘発され、金沢市議を引責辞職した喜成清恵氏(52)が9日、記者会見し、16日告示、23日投開票の市議選に無所属での立候補を表明した。「あってはならない不祥事を起こした」と謝罪する一方、支援者の多くが再挑戦を望んでいるとし、「議員でこそ実現できることがある」と述べた。

 喜成氏は子ども食堂の運営などに携わり、4年前の前回選挙に立憲民主党公認で立候補、初当選した。先月20日、会食で酒を飲み「2、3時間仮眠した後」に運転し、摘発された。それを理由に党を除籍され、28日付で市議を辞職した。

 会見では、今回の立候補を見送った場合、自身の議員活動で助けられる人を「見捨てることになる」と説明。摘発された事実を数日間伏せ、議会会派の会合でも飲酒したことを問われると、「私の判断ミス、誤りに尽きる」と述べた。(佐藤美千代)

619OS5:2023/04/11(火) 14:08:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/35587ff0c3d85ece35a5ec6fb2cd022fe26e8585
維新「最重要地区」の愛知では惨敗、15人擁立の名古屋市議選で1議席のみ
4/11(火) 7:25配信
9日投開票された愛知県議選と名古屋市議選で、県内への本格進出を目指して計15人を擁立した日本維新の会は、市議選で1議席を得るにとどまった。共闘関係だった地域政党・減税日本との選挙協力をやめて臨んだが、厳しい結果となった。一方で、今後の選挙でも独自候補を立てて戦う方針で、連携を模索する減税との溝は埋まりそうにない。

【図】名古屋市議選、各候補の得票数

 「大変厳しい結果となったが、これが我が党の現在の実力だと真摯(しんし)に受け止める」。維新の藤田文武幹事長は10日、読売新聞の取材に答えた。

 全国で地方議員増を掲げる中でも、愛知を「最重要地区」と位置付けた維新。昨年11月には、愛知維新の会(県総支部)代表に浦野靖人・党選対本部長代理を据え、統一地方選の告示前には吉村洋文共同代表や藤田幹事長が県内入りし、支持拡大を図った。

 しかし、選挙に不慣れな新人候補が多く、ポスター貼りを1日で終えられない陣営もあるなど準備不足が露呈。投開票日の2日前に馬場伸幸代表が来県して、接戦区のてこ入れを図ったが、浸透しきれなかった。

 マイナンバーカードを巡る対応など、両党は政策面の隔たりが大きい。藤田幹事長は「いただいた1議席の責任を果たし、応援の輪を広げられるよう地道に活動する」と強調。国政選などでは今後も原則、独自候補を立てる意向を示した。

 名古屋市議選で唯一当選した名東区選挙区の新人、大島英勲さん(37)は、共闘していた昨夏の参院選時は減税事務所に入った。「維新への期待があるからこそ当選できた。しっかり活動し、維新の党勢拡大につなげたい」と話す。

減税日本、市議会で5議席増
市政への意欲を語る減税の北角さん(名古屋市役所で)

 一方、減税は市議会で現有9議席から14議席に伸ばし、県議会は2人から3人に増やした。代表の河村たかし市長は10日の定例記者会見で、「国政でもやらなければいけない施策がある」と主張。政権与党の自民党を念頭に、「江戸幕府を倒すには連携し合った方がいい」と維新に秋波を送った。

 ただ、河村氏は今期限りで市長を引退する考えだ。「党の顔」として根強い人気を誇る河村氏が去った後の統制力を疑問視する向きもある。

 市議選千種区選挙区で維新現職らを破り、初当選を果たした元秘書の北角嘉幸さん(59)は「今の勢力を維持、拡大しながら、維新との連携を進める役割も果たしたい」と語った。

620OS5:2023/04/11(火) 14:11:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/62459f8aea6737be63d250f240010d544cc15caf
50歳差の2人が当選!一方でまさか現職の支部長が…富山県議会議員選挙 氷見市選挙区 
4/11(火) 13:01配信


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チューリップテレビ
チューリップテレビ

富山県議会議員選挙で大激戦となった氷見市選挙区。激戦を制したのは50歳差の2人、81歳のベテラン立憲民主の菅沢氏と、31歳の自民新人、光澤氏でした。

【写真を見る】50歳差の2人が当選!一方でまさか現職の支部長が…富山県議会議員選挙 氷見市選挙区 

立憲民主・現職 菅沢陣営:
「私たちのビックボスがトップ当選です!」

自民・新人 光澤陣営:「バンザイ」

定数2の氷見市選挙区は、立憲民主党の現職の大ベテラン、菅沢裕明氏が8800票あまりを獲得し、10期目の当選を果たしました。

2議席独占を目指した自民は、新人、光澤智樹氏が議席を獲得。現職で支部長の薮田栄治氏が涙をのみました。

トップ当選の菅沢氏は、前回8年前の選挙で1万500票あまりを獲得。支援者の高齢化で、8年間でおよそ2500票減少したとみて、基礎票固めを徹底しました。

鋭く論戦を挑む政治姿勢を貫くと戦う姿勢を見せ続けた菅沢氏。地道な政治活動で築きあげた支持はゆるがず、「菅沢党」の存在感を見せつけました。

立憲民主・現職 菅沢裕明氏:
「世論は2議席独占はだめだと。それでは私たちの声や願いが県政に政治に届かないと。こういう一般世論の勝利だと思っております」

平成生まれ初の県議となる光澤氏。

子育て世代の代表として「氷見の未来を守り抜く」と訴え、選挙戦では積極的に握手を求めるスタイルで、若さと体力を武器に知名度アップを図りました。

地元の島尾のほか、市内各地で熱心な支援者が活動、中高年女性の支持も獲得したと見られます。

自民・新人 光澤智樹氏:
「薮田さんの代わりにもしっかりと政権与党の一員として氷見からみなさまの声を県政の場に届けていきたいと思います」

一方、現職の強みを活かし、組織選挙を展開した薮田陣営。

薮田氏:「身を切る決断を」

自身と光澤氏で2議席を獲得を目指しましたが…。

薮田氏:「本当に本当に大きな失望とご迷惑をおかけしましたこと、心よりおわび申し上げます。すいませんでした」

支援者たち:「次がんばろう」

81歳と31歳の勢いに押されて票を奪われる結果となり、自民2議席独占も叶いませんでした。

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