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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 15:36:55

統一地方選スレから東海・北陸所謂中部地方のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
掛川ネタはこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1187487997/l40

2631チバQ:2011/05/28(土) 10:40:51
要は「スーツを着てないと品位が保てない程度の議会」と自ら告白しているようなもんだよね
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110528-OYT1T00170.htm?from=navr
品位優先、静岡県議会…クールビズなし

 6月1日から静岡県庁でクールビズが始まるのを受け、同県議会は26日、各派代表者会議を開いて本会議場での議員の服装について協議した結果、「品位を重んじるため」として、現行通りクールビズを実施せずに6月定例会初日(6月23日開会)を迎える方針を決定した。


 冷房の設定温度については、原則28度としながらも時と場合に応じて下げていた従来の方針を転換し、試験的に28度に固定する。

 6月定例会開会後、暑くて具合が悪くなったり、異論が出たりした場合は、代表者会議を招集してクールビズの実施や冷房の設定温度を再検討する。

 県議会本会議場で議員が上着とネクタイを着用する義務はないが、県議会規則の「議員は議会の品位を重んじなければならない」という規定に準じて、慣例として両方身に着けている。

(2011年5月28日06時41分 読売新聞)

2632チバQ:2011/05/30(月) 22:29:56
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011053090161038.html
浅井市議を「仲良し係」に 河村名古屋市長、減税立て直し図る
2011年5月30日 16時10分

 足並みの乱れが目立つ名古屋市議会の最大会派・減税日本の立て直しのため、党を率いる河村たかし市長が30日の市議団会議に出席し、浅井康正議員(60)を「仲良し係」に指名した。

 河村市長は「人望もあるし、60歳で人生経験も豊富。皆さんがチームワークよく減税などの重いテーマに取り組んでもらうため、仲良し係ということで、浅井さんに相談役をやってもらいたい」と説明した。

 3月の出直し市議選で結成した市議団では、3月議会で決めた暫定的な議員報酬半減に対し、「次の議会で恒久化を目指す」という意見と、「他会派を刺激しないように、当面は様子を見るべきだ」という慎重派が対立。則竹勅仁団長への批判も公然と出るなど、市議団の発足から2カ月で「お家騒動」が起きていた。

 浅井議員は「悩み相談でも調整役でも引き受けるので、よろしく」とあいさつ。議員は拍手で迎えたが、「仲良くするよりも、徹底した議論ができる集団に脱皮しなければ」と冷めた声も出ている。

(中日新聞)

2633チバQ:2011/05/31(火) 23:29:53
>>2591とか
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001105310005
久野市議の辞職 大府市議会勧告
2011年05月31日

●買収容疑「説明が不誠実」
【本人「飲食提供の意図なかった」】


 大府市議選で当選した2市議が公職選挙法違反の疑いで逮捕された問題で、同市議会の政治倫理委員会は30日、名古屋地検が処分保留で釈放した久野喜孝市議(69)に対し、辞職を勧告することを決め、勧告書を手渡した。久野市議は取材に対し、「まだ被疑者の立場でコメントは控えたい」と話した。


 政治倫理委の勧告書は、久野市議に辞職を求める理由を、「(逮捕されたことが)議会に対する市民の不信を招いた」とした。また、同委による事情聴取に対し、「本人からの回答が不明確であり、社会的・道義的批判に対する誠実さを欠いていた」と指摘した。
 久野市議は同日、政治倫理委の聴取に「飲食を提供する意図は全くなかった」「冤罪(えん・ざい)は捜査当局がつくるということを身をもって経験した」と答えたという。これに先立つ22日には「私自身は、当初より、ぬれぎぬを着せられたものだと確信している」とする文書を同委に提出していた。
 久野市議は、市議選告示前の4月中旬、市内の居酒屋で有権者に飲食の接待をしたとして、県警が同月27日、公選法違反(供応買収、事前運動)の疑いで逮捕。名古屋地検が5月18日、「金額が約7千円と比較的少ない」などとして釈放していた。
 一方、知人を通じて運動員に現金を渡したとして、公選法違反(買収)の疑いで逮捕された榊原肇容疑者(54)は、自ら辞職願を提出。同13日認められた。(佐藤仁彦)

2634チバQ:2011/06/02(木) 20:25:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110531-00000101-mailo-l23
県議会:統一会派、議員報酬削減で意見まとまらず 河村・名古屋市長、調整へ /愛知
毎日新聞 5月31日(火)11時52分配信

 ◇「減税日本」と「日本一愛知の会」
 県議会で統一会派を組む首長政党「減税日本」と「日本一愛知の会」の所属県議の間で、議員報酬削減の意見がまとまらないことに対し、減税日本代表の河村たかし名古屋市長は30日の会見で、「県のほうにもいっぺん行って、話をする機会をつくらせてほしいと言ってある」と述べ、一本化に向け、自ら調整に乗り出す考えを示した。
 県議の年収は現在、約1590万円。河村市長は「800万円で頑張ってもらえるとありがたいと思います」と述べ、市議会と同じように報酬半減を目指すべきだとの考えを示した。【福島祥】

5月31日朝刊

2635チバQ:2011/06/02(木) 20:26:21
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110601-OYT1T01185.htm
「費用弁償廃止」公約の則竹氏、実は全額受領
 名古屋市議会の登庁時に支払われてきた費用弁償の廃止を、過去2度の選挙で公約に掲げ、受け取りも拒んでいた「減税日本ナゴヤ」の則竹勅仁(くにひと)団長が一転、初当選時の2003年度から09年度までの全額約536万円を受領していたことがわかった。


 則竹団長は今年3月の出直し市議選でも、一貫した受け取り拒否が制度の廃止につながったと実績を強調しており、他会派からは「公約違反だ」と批判が相次いでいる。

 則竹団長は河村たかし市長の衆院議員時代の秘書を経て、03年4月、「議員報酬に加え、『日当』である費用弁償を得ることは二重取りになる」と制度の廃止を公約に掲げて民主党公認で初当選。翌5月以降、受け取りを拒否し続けた。

 市側は「受け取らないことが、公選法で禁じられる(市への)寄付行為に当たる」として説得したが、議論は平行線をたどり、05年以降は、名古屋法務局に全額を供託してきた。

 しかし、則竹団長によると、昨年12月下旬、法務局に還付の手続きをして全額約536万円を、いったん自身の口座に入れた後、妻名義の口座に移して保管しているという。

 則竹団長は読売新聞の取材に、「制度が廃止され、供託の意味がなくなった。金は議員引退後、名古屋市へ戻したいと考えていたが、供託から10年が過ぎると国庫に没収されてしまうので、受け取った。1円も使っていない」と説明している。

(2011年6月2日07時39分 読売新聞)

2636チバQ:2011/06/02(木) 20:26:54
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011060290133013.html
減税・則竹団長が費用弁償で借金返済 360万円、選挙費などにも
2011年6月2日 14時07分

費用弁償の私的使用について記者会見する減税日本ナゴヤの則竹勅仁団長=2日午前、名古屋市役所で


 名古屋市議会の最大会派、減税日本ナゴヤ団長の則竹勅仁(くにひと)氏(45)=中区、3期目=が初当選時から受け取りを拒否していた費用弁償を受け取っていた問題で、則竹氏は2日、市役所内で会見し、受け取った金のうち360万円を借金返済や選挙費用などに充てていたことを明らかにした。

 則竹氏は受け取り拒否を議員活動の中心に据え、費用弁償廃止後の今年3月の出直し市議選でも、選挙公報でその実績をアピールしていた。会見で則竹氏は議員辞職はしない考えを示したが、費用弁償に手を付けた後の公報掲載は、有権者への背信行為といえ、政治責任を問われるのは必至だ。

 2日の本紙の取材に「一切使っていない」とうそをついたことには「隠そうと思った」と明言。「金を元に戻すため、支援者から金を借りた。満額の残高証明書を見せることを考えた」と隠蔽(いんぺい)工作を進めていたことも告白した。

 会見に先立ち、則竹氏は市議団会議で「市民の信頼を裏切った責任は非常に重い」と謝罪、団長を辞任した。

 会見で、則竹氏は受け取りは実家の繊維問屋が抱えた借金の返済などで家計が圧迫されたことがきっかけと説明。受領した536万円は資金面を管理する妻の口座に入れ、生活費、出直し市議選の選挙費用などにも使ったという。

 則竹氏は「制度が廃止されたことで、一定の役割は果たしたとの思いがあった。非常に軽率だった。使った分は元に戻し、将来は全額を市に寄付したい。おわびして許してもらえるなら議員を続けてご恩返ししたい」と話した。

 則竹氏は減税日本代表の河村たかし市長の元秘書。市長は「受け取り拒否は彼の政策の中心だっただけに残念でならない。泣けてきた」と話した。議員辞職の必要性は「本人がよく考えて判断してほしい」と述べた。

 費用弁償は本会議などで登庁すると、交通費などの名目で日額1万円が支給される制度で、昨年3月で廃止された。

 【費用弁償】本会議や委員会などに出席した際の交通費や文具費名目などで支払われる経費。名古屋市議会は2010年度に廃止するまで日額1万円、議員1人に年平均82万円を支給していた。日当としての要素が強く、住所地や交通手段に関係なく定額で支払われていることから「議員特権だ」との批判を浴び、1990年代から全国の自治体で廃止の動きが広がり、名古屋市議会も廃止を決めた。政務調査費とは違い、使途に法律的な制限はない。

(中日新聞)

2637チバQ:2011/06/02(木) 20:28:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110602-00000048-mai-pol
<減税日本ナゴヤ>市議団長が辞任表明 費用弁償受領で
毎日新聞 6月2日(木)14時21分配信

会見する減税日本ナゴヤの則竹勅仁団長=名古屋市議会で2011年6月2日、福島祥撮影

 名古屋市議会最大会派・減税日本ナゴヤの則竹勅仁団長が03年4月の初当選時から公約で受け取りを拒否し、法務局に供託していた7年分の議会交通費に当たる費用弁償536万円を昨年11月、公約に反して受け取っていたことが2日、分かった。則竹団長は「不適切な取り扱いがあった」などとして同日、市議団総会で団長を辞任する意向を表明した。

 則竹氏の辞任は了承される見通し。減税日本は会派運営を巡り、幹事長らが辞意を表明するなど混乱が続いている。団長の辞任で抜本的な立て直しを迫られそうだ。

 費用弁償は本会議などに出席した際、交通費名目で1日1万円が支給される。議員特権との批判があり、10年3月に廃止された。

 関係者によると則竹氏は、初当選当初から費用弁償の受け取りを拒否。受け取らないと寄付扱いになり公職選挙法に触れるため、法務局に供託していた。しかし、昨年11月に自ら管理する口座に移し替えたという。

 ◇「360万円使った」

 2日の会見で則竹氏は、公約を曲げて一転受け取った費用弁償のうち、360万円を借金返済や選挙運動に充てたと説明。「使った金は全額弁済する。許していただけるなら今後も議員として恩返ししたい」と述べた。

 減税日本代表の河村たかし市長は「費用弁償を受け取らないというのが政策の中心で、皆さんも信頼していた。残念というか、泣けてきた」と語った。則竹氏が一部を選挙費用に充てたことについては「(則竹氏は)強い責任感があるべきだ。びっくりした」と批判した。【福島祥】

2638チバQ:2011/06/03(金) 22:50:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110603-00000003-mai-soci
<減税日本>則竹団長辞任で戸惑う名古屋市議団
毎日新聞 6月3日(金)2時7分配信

 名古屋市議会最大会派・減税日本ナゴヤ(28人)の則竹勅仁市議が、受け取り拒否を公言していた費用弁償536万円を受け取っていた問題で、則竹氏が市議団長を辞任したことを受け、減税日本は2日、団長代行に浅井康正市議(60)を選んだ。団長の突然の辞任で、混乱続きの市議団内にはさらなる戸惑いが広がっている。

 浅井氏は新人ばかりの市議団内では比較的年齢が高く、人生経験を買われ、5月末には減税日本代表の河村たかし市長の指名で新設ポスト「相談役」に就任。内紛が相次ぐ市議団内の融和に向けた「仲良し係」(河村市長)を期待されていた。

 一方、則竹氏の問題に、所属市議は一様に驚いた表情を見せた。費用弁償の廃止は則竹氏の初当選時からの公約だっただけに、園田晴夫市議は「『市民に対する裏切り』という批判は真摯(しんし)に受け止めなくてはいけない」と厳しい口調で話した。

 則竹氏は河村市長の衆院議員時代の秘書。費用弁償の受け取りを拒否したため民主党市議団を除名されたこともあった。3月の市議選後、減税日本市議団では唯一の市議経験者として団長に就任。しかし団運営を巡って解任動議を出されたこともあり、指導力に疑問符が付けられていた。

 ある減税日本市議は「結局、費用弁償問題で脚光を浴び、費用弁償でつまずいた」と批判した。則竹氏は「今後も活動を続けたい」と会派離脱や議員辞職を否定しているが、河村市長は「自分でよう考えてみて。これは本人から言ってきてもらわないといけない」と突き放した。【福島祥】

2639チバQ:2011/06/03(金) 23:19:26
http://mytown.asahi.com/areanews/shizuoka/TKY201106020490.html
藤枝市で議長不信任決議可決 議長は辞任否定
2011年6月3日

 静岡県藤枝市議会は1日、池田博議長の不信任決議案を賛成多数で可決した。池田議長が所属していた最大会派の藤新会が、会派内の申し合わせで1年での交代を求めているが、池田議長が拒否しているため。決議に拘束力はなく、池田議長は「議会の申し合わせは2年。首長の任期(4年)を考えると、議長が頻繁に代わるのは良くない」と辞任を否定した。

 同市議会事務局によると、議長の不信任決議が可決されたのは、データとしてまとめられている1986年以降初めて。池田議長は昨年5月に就任した。

2640チバQ:2011/06/04(土) 19:43:45
http://www.at-s.com/news/detail/100033941.html
静岡市長の給与総額半減案 独自の市政運営正念場(6/ 4 08:05)

 田辺信宏静岡市長が打ち出した「月給20%減、ボーナス半減、退職手当廃止」の特例条例案。市長選で公約した「月給、ボーナス、退職手当を半減」とは異なる“でこぼこ”の削減案となった背景に、大幅な市長給与カットが議員報酬削減に及ぶことを懸念する議会側の反発があった。
 「私自身の給与半減は政治家としての試金石になる。公約実現を第一に考えている」
 市長選から1カ月。6月定例会が迫り、田辺市長はベテラン市議を訪ねてこう切り出した。だが、この市議は「政令市長にふさわしい給料と言えるのか」語気を強め、首を縦に振らなかったという。
 選挙戦で大半の市議の支援を受けた田辺市長。議会との正面対決を避け、説得できる別の手法を幹部職員らに指示した。その結論が、月給20%カットや退職手当廃止などで4年間の給与総額を半分にする折衷案だった。これなら、月給は議長の報酬月額82万4千円を上回る100万円に維持することができる。
 市幹部の1人は「公約実現には妥協点を探ることも必要」と名より実を取った手法により、議会の理解を得られるとの考えを示した。
 ところが、この案にも議会側の受け止めはさまざまだ。最大会派自民党市議団の鈴木和彦会長は「365日働く市長の給与として妥当か疑問」と述べ、条例案に慎重な姿勢を示す。
 公明党の片平博文代表は「行財政改革のための姿勢は理解できる」と評価しつつ、「報酬審議会など手順を踏む必要がある」と指摘した。「財源捻出の意気込みを示す上で重要。職員全体の意識改革にもつながる」と賛同する意向を打ち出した新政会の望月厚司代表も「給与は仕事給であり、行革の進展などを踏まえて再考することもあってよい」とした。
 与野党相乗りで激戦の市長選を制した田辺市長。16日に開会する市議会6月定例会で、公約した給与改正を実現できるのか―。独自発想の市政運営に向け、最初の正念場となりそうだ。

2641名無しさん:2011/06/05(日) 10:49:41
読売新聞 富山 平地 強行取材 許さない

2642チバQ:2011/06/06(月) 22:32:00
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011060690103327.html
則竹名古屋市議が議員辞職 費用弁償問題で
2011年6月6日 13時43分

 名古屋市議会の最大会派「減税日本ナゴヤ」の前団長、則竹勅仁(くにひと)議員(45)=中区、3期目=は6日午前、市役所で記者会見し、公約に反して費用弁償をひそかに受け取り、生活費などに充てていた問題で「市民の改革への期待を裏切った」と述べ、議員辞職する意向を表明した。同日、市議長に辞職願を提出、受理された。

 会見に先立ち則竹氏は、党代表の河村たかし名古屋市長も加わった市議団会議で辞意を伝えた。会議後、河村氏は「どえらい苦しい中でたいへん潔い決断だと思う。残念だ」と語った。

 則竹氏は市長の元秘書。市長にすれば、自身も批判してきた「議員特権」の廃止を政治信条に掲げた側近が、公約違反の形で辞任に追い込まれた痛手は大きい。市議団も全員が新人議員となり、束ね役不在で臨む6月議会は正念場。指摘されてきた市議団内の亀裂がさらに深まる可能性がある。

 則竹氏は2003年に議会改革を訴えて初当選。本会議などに出席すると日額1万円が支給される費用弁償の受け取りを昨年3月の制度廃止まで拒否してきた。

 しかし2日の記者会見で、法務局に供託していた7年分の536万円のうち、360万円を借金返済や選挙費用に充てたと説明。1日の本紙の取材には「金は一切手を付けていない」と虚偽の発言をした。

 さらに政務調査費では、事務職員の給与を自ら雇用主として支払っていたにもかかわらず、父親が経営する休眠状態の会社を経由して支払ったように装った収支報告処理をしていたことも発覚し「社会保険の加入手続きを簡略化するため」と弁明。他会派や党内からも「公約違反の罪は重い」と辞職を求める声が相次いでいた。

 則竹氏の辞職が3月の出直し市議選から3カ月以内のため、欠員による補選は行われず、次点の減税日本新人のタレント済藤実咲さん(32)が繰り上げ当選する見通し。会派勢力に変化はない。

(中日新聞)

2643チバQ:2011/06/06(月) 22:34:52
http://www.asahi.com/politics/update/0606/NGY201106060001.html
減税日本の名古屋市議辞職 公約に反し費用弁償受領2011年6月6日10時49分

中村孝太郎議長(右)に辞職願を提出する則竹勅仁市議=6日午前10時33分、名古屋市議会、佐藤慈子撮影
 公約で拒否していた費用弁償をひそかに受け取っていた減税日本の則竹勅仁(くにひと)名古屋市議(45)は6日午前、公約違反の責任をとるとして市議会議長に議員辞職を届けた。則竹氏は党代表の河村たかし市長の秘書も務めた側近で、同党にとって大きな痛手となる。

 則竹氏は同日朝の市議団総会で、議員辞職する考えを伝えた。その後の記者会見で「市民の皆さんの期待を裏切った。私がとれる最大の責任が議員辞職という結論だった」と表明した。

 則竹氏は2003年、「費用弁償受け取り拒否」を公約して初当選。今年3月の市議選でも拒否の実績を選挙公報に明記して3選を果たしたが、昨年末に市が法務局に供託していた7年分536万円をまとめて受領していたことが発覚。360万円分を生活費などに使っていたことを認め、党市議団長を辞任した。

2644チバQ:2011/06/06(月) 22:47:33
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011060690155657.html
公約違反「看板自らへし折った」 則竹名古屋市議辞職
2011年6月6日 16時13分

中村孝太郎議長(左)に辞職願いを提出する則竹勅仁市議=6日午前、名古屋市役所で


 公約だった費用弁償の受け取り拒否を曲げた責任を取り、6日に辞職した名古屋市議の則竹勅仁(くにひと)氏(45)。3月の出直し市議選で市議団「減税日本ナゴヤ」の仲間と議員特権を批判して第一党の座を勝ち取った前団長は「自らの手で看板をへし折った」と悔やんだ。残されたメンバーは6月議会での巻き返しを誓うが、市民の期待を裏切った代償は大きく、分裂を懸念する声もある。

 6日朝、市議団控室で行われた団会議に出向いた則竹前団長は「これから、という時に、減税日本のイメージに傷を付けて申し訳ない」と謝罪した。

 則竹前団長は、市議会(定数75)で28人が所属する「減税日本ナゴヤ」の中で唯一のベテラン。突然の辞任で、新人だけの第一会派になった。田山宏之議員は「公約違反を問われたのだから、やむを得ない。ダメージは大きいが、河村たかし市長とともに改革をやり遂げる」と自らに言い聞かせた。

 会派内の亀裂も深刻だ。ある議員は、則竹氏が3日に会派離脱した際、「団を割ってついて行こうとさえ考えた」と打ち明ける。

 確執の根底には、議員報酬半減の恒久化に対する温度差や、河村市長への距離感の違いがある。後任団長の浅井康正議員は「3大公約実現のため、しっかりスクラムを組む」と言うが、不安要素は消えない。

 一方、自民市議団の藤沢忠将幹事長は「既成政党の批判をしてきた方が、私たち以上にひどかった。減税日本の党全体の問題だ」と強調。党代表の河村市長の責任も追及する構えだ。

(中日新聞)

2645チバQ:2011/06/07(火) 23:14:23
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20110607/CK2011060702000107.html
河村市長、懸命火消し 則竹名古屋市議の辞職で
2011年6月7日

 費用弁償受け取り拒否の公約破りが発覚した名古屋市議会の減税日本ナゴヤ前団長、則竹勅仁(くにひと)議員(45)が6日、議員を辞職した。元秘書の金にまつわる不祥事に、党代表の河村たかし市長は党全体や自身への波及を最小限に抑え込もうと早期決着を図った。だが、市長の責任を追及する他会派の声は勢いを増し、3大公約の実現に暗雲も漂う。

 「市長のダメージを考えると、辞職するのが私の責任と判断しました」。6日の記者会見で則竹氏は、吹っ切れた様子で話した。

 実は、6日辞任の流れは、則竹氏が費用弁償の受け取りと私的使用を公表した翌日の3日夜に固まっていた。動いたのは市長だった。

 党への影響を懸念する幹部らの声を受け、市長は東区の事務所で則竹氏と差し向かった。「出処進退は自ら判断すべきだ」。涙を浮かべる政治の師に、則竹氏は辞職を決断した。ところがその後、則竹氏の胸中は「辞めるな」との支持者の激励に揺れた。動揺を見透かすように他会派の議員が「辞める必要はない」とささやいた。議席にとどめ、格好の攻撃材料にしようとの狙いがあった。

 予定通りの辞職で、市長はとりあえずの火消しに成功した。だが、自民や民主の幹部は「則竹氏を団長に任命した市長にも責任がある」と批判のトーンを強める。

 一方、新人議員だけで6月定例市議会に臨むことになった減税日本。公約の議員報酬半減の恒久化提案は「他会派との議論に耐えられない」とすでに断念した。会派運営をめぐる議員間の溝も深まっており、反転攻勢は容易ではない。

 「何で早く相談してくれなかったのか」。則竹氏辞職後に会見した河村市長は悔やみきれない表情を見せた。

2646とはずがたり:2011/06/10(金) 02:06:02

報酬恒久半減は提出見送り 名古屋、「減税日本」市議団
http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011060801000024.html

 河村たかし名古屋市長が率いる政治団体「減税日本」の同市議団は8日までに、市議報酬を年間800万円と恒久的に半減する条例案の6月定例市議会への提出を見送る方針を固めた。

 3月議会では各会派の妥協の結果、暫定的な報酬半減条例が成立。市民税10%減税とともに議員報酬半減を最重要公約とする河村氏は、6月議会での恒久化条例案の提出を求めていた。

 しかし、前の市議団長が公約に反して市から「費用弁償」を受け取っていたとして議員辞職するなどの会派内の混乱で議論が深まらなかった。報酬額に関し「市民から意見を聞く機関を設けるべきだ」とする他会派の意見にも配慮した。
2011/06/08 05:02 【共同通信】

2647チバQ:2011/06/10(金) 19:49:37
http://www.shinmai.co.jp/news/20110610/KT110609ATI090024000.html
小諸市長の不信任案提出へ 市議会第2会派 
06月10日(金)



 小諸市の芹沢勤市長が、市議会の申し入れの際、学歴差別的な発言をしたとされる問題があり、市議会第2会派の政真会(5人)が9日、「市会などとの信頼関係がない。市民益を損なっている」とし、芹沢市長の不信任決議案を提出すると決めた。市会6月定例会最終日の21日に提出を予定。現時点では否決される公算が大きい。

 芹沢市長は4月、市庁舎建設方針の変更について議会側が「拙速だ」と申し入れた際、議長の出身校名を挙げ「(拙速の)言葉の意味を習わなかったのか」と発言。議員から「学歴差別だ」などの声が上がり、市長は6月定例会招集あいさつなどで陳謝したが、政真会は「これまでも他の人に同様の発言があり、自治体間の連携にも影響している」などと指摘。不信任案提出を決めた。

 これに対し、議長が所属する最大会派の新風市政会(6人)は「話し合うべきことがあるこの時期に出す必要はない」、共産党(3人)は「発言はあるまじきことだが、今は市政課題を議論すべき時」とし、ともに9日時点では否定的な見解。公明党(同)は「市長は議場で謝ってけじめをつけた」、創正会(同)は「環境政策などこれまでの実績を評価している」とし、それぞれ反対する考えだ。

 地方自治法によると、同決議案は議長を除く議員の3分の2以上が本会議に出席し、出席議員の4分の3以上が賛成すれば成立する。芹沢市長は「政真会が決めることなので、現段階でコメントする立場にない」としている。

2648水飲み百姓:2011/06/12(日) 00:00:06
百姓は百姓らしく生きる必要がある 部落には部落の生活がある 
いかに力のある人物であっても一匹狼の行動をとる人物では、村全体がだめになる 
部落全体のことを考えるのであれば、一匹狼的人物は排除する必要がある。

    安八は百姓の村である 百姓がいたから安八部落ができたのである
    代々の百姓が守り続けてきた掟、考え方に基ずいて 安八を築いてゆく
    べきである

2649名無しさん:2011/06/13(月) 22:51:39
すごく立派なこと仰っていますが、黄色文字の方はもう少し謙虚になられたらいかがですか。
今、住んでいるご自分の家は、他の人のものだったのに、政治家を使って
無理やり自分のものにしたんでしょ。

2651名無しさん:2011/06/18(土) 23:43:05
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20110616ddlk23010309000c.html
選挙:名古屋市議選 済藤実咲氏が繰り上げ当選 /愛知

 名古屋市選管は15日、市議選(3月13日投票)の中区選挙区で次点だった減税日本新人のタレント、済藤実咲氏(32)の繰り上げ当選を決めた。

 中区選出の則竹勅仁氏が、公約に反して費用弁償を受け取ったり、政務調査費を不適切に処理していた問題で6日に辞職したため。市選管は16日、済藤氏に当選証書を付与する。

 則竹氏は減税日本だったため会派勢力は変わらず、減税日本28▽自民19▽公明12▽民主11▽共産5。【福島祥】

2652名無しさん:2011/06/18(土) 23:45:27
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20110617ddlk23010065000c.html
選挙:名古屋市議選 「3大公約守る」済藤市議、繰り上げ当選で /愛知
緊張した面持ちで当選証書を受け取る済藤実咲氏(左)=名古屋市で2011年6月16日撮影
緊張した面持ちで当選証書を受け取る済藤実咲氏(左)=名古屋市で2011年6月16日撮影

 名古屋市議選の中区選挙区で繰り上げ当選した減税日本新人でタレントの済藤実咲氏(32)に16日、当選証書が付与された。

 済藤氏は緊張した面持ちで、渡辺賢次・中区選管委員長から当選証書を受け取った。

 記者会見で、済藤氏は「(繰り上げ当選は)想定外で衝撃だったが、立候補した時から議員になる心構えは出来ていた。(市民税10%減税など)3大公約を守れるように頑張りたい」と抱負を語った。

 済藤氏は則竹勅仁氏の辞職に伴い、繰り上げ当選した。【加藤潔】

毎日新聞 2011年6月17日 地方版

2653チバQ:2011/06/19(日) 16:04:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110618-00000297-mailo-l39
公選法違反:落選の元県議と妻、容疑で書類送検 /高知
毎日新聞 6月18日(土)17時17分配信

 県警捜査2課と須崎署は17日、4月の県議選で須崎市選挙区から立候補し、落選した谷本敏明元県議(68)=無所属=と60歳代の妻を公選法違反(法定外文書の頒布)容疑で高知地検に書類送検した。
 捜査関係者によると、谷本元県議らは選挙運動期間中の4月上旬、県選管から許可を得ていないビラを有権者らに配布し、投票を呼び掛けたとされる。
 谷本元県議は03年に初当選。3選を目指し、新人候補と1議席を巡って争っていた。県警捜査2課などは谷本元県議から任意で事情を聴くなど捜査を進め、6月初旬には、谷本元県議の事務所に立ち入り捜査していた。【倉沢仁志】

2654チバQ:2011/06/19(日) 20:56:30
統一選の記事
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/feature/fukui1302706419073_02/news/20110413-OYT8T01114.htm
敦賀市の課題 2011市長選を前に 一覧

<上>市と短大 改革案隔たり

敦賀短大


4年制大学か3年制短大への改編が山場を迎えている敦賀短大(敦賀市木崎で) 「考え方にかなり行き違いがある。今のままでは議論にならない」

 3月10日の敦賀市議会敦賀短期大学等調査特別委員会の初会合。敦賀短大の改革の方向性を審議する同委員会で「参考人」として呼ばれた市側と、敦賀短大側が示した改革案の違いは各委員を困惑させた。

 市は昨年、学生減による経営難を受け、敦賀短大の改革案として、市立看護専門学校と統合して看護学科だけの3年制短大とする案を発表。短大側は同案に沿って検討したが、市が今年1月に突如4年制大学化も検討に加えたことで足並みは乱れた。市は、改編後の開学を13年度か14年度としており、短大改革は大きな山場を迎えている。

        ◇

 敦賀短大の学生数は92年度の540人をピークに減り続け、今春の入学者は定員120人にわずか41人。今年度も市が1億4500万円の補助金を出して赤字を補填(ほてん)。建設費を含む84年度以降の補助金支出総額は計51億円に及ぶ。

 嶺南で唯一の高等教育機関の短大は、社会人入学など市民が学べる場であり、学生による経済効果がある一方、市営温泉施設などと並んで〈赤字3点セット〉と呼ばれ、毎年多額の補助金をつぎ込むことを疑問視する意見があった。

 市は、原発立地に伴う固定資産税や国の交付金収入が多く、国から普通交付税を受けない「不交付団体」だったが、景気低迷による税収減で昨年度には23年ぶりに交付団体に転落。税金の使途に市民の視線は厳しくなっている。

        ◇

 市の敦賀短大改革検討委員会は04年、「実学系単一学科を新設し、09年度までに自立経営が見込めない場合は廃校」とする改革案を市長に答申。市議会も09年3月に「答申の方針を尊重すべきだ」と決議して市側に改革を迫った。

 これに対して、市は経費削減や授業料を安くするために、改革案として「市立看護専門学校を短大に統合」「看護学科(定員50人)のみの3年制短大か4年制大学に改編」「市を設置者とする公立大学に法人化する」を示した。

 市側が提案した4年制大学化を巡り、嶽勤治・市企画政策部長は「高度化した医療に対応できる看護師を求めるニーズが高い」と考えるが、三橋昌幸・敦賀短大学長は「単一学科ではリスクが大きい」として、看護学科を含む複数学科の3年制の改編を主張、議論は平行線のままだ。

 三橋学長は「この地域の教育のためにコストをかけていくのか、無駄な出費と断じるのか。確固とした理念がないと存廃論議がまた起きる」と懸念する。

 市が今後、短大とどう協議を進め、市議会を納得させる案をいかにまとめ上げるのか――。市のリーダーシップが問われている。

        ◆

 統一地方選後段で首長選が予定される敦賀市、あわら市の課題を探る。

 敦賀短大 当初敦賀女子短大として1986年に開学。市が建設し、敦賀市長が理事長を務める学校法人敦賀学園が運営する私立。しかし4年制大学志向や、資格取得を目指す実学重視の強まりなどから95年度以降定員割れが続く。2006年度には日本史、経営両学科の学生募集を停止して新設の地域総合科学科のみの単一学科に改めた。

(2011年4月13日 読売新聞)

2655チバQ:2011/06/19(日) 20:56:57
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/feature/fukui1302706419073_02/news/20110414-OYT8T00003.htm
<下>問われる共生への覚悟

原発 


護岸整備など準備工事が進む敦賀原発3、4号機の建設予定地。本体工事の着工が遅れれば、市の財政にも影響する。奥に右から、敦賀1、2号機と、廃炉中の「ふげん」がある(敦賀市で、本社機から)  「想定が甘かった、で済まされる問題じゃない」「国の安全指針への信頼が根底から崩れた」

 福島第一原発事故の原子力災害が続く3月29日に開かれた敦賀市原子力発電所懇談会(原懇)。漁協や医師会など市内の各団体代表からなる委員から国や電力業者への容赦のない批判、注文が噴出した。

 「安全神話」を覆した最悪の原発事故は、40年も〈原子力との共生〉が続く敦賀の市民に、万一の事態が現実に起こり得ることを思い知らせた。

        ◇

 福井大付属国際原子力工学研究所整備に14・7億円、JR敦賀駅舎バリアフリー化に12・3億円、新和・和久野保育園(仮称)建設事業費補助金に5・1億円……。市の今年度一般会計当初予算には大型の継続事業がずらりと並ぶ。

 市長選を控え、「骨格予算」でありながら前年度の当初予算規模を5・1%も上回った。人口約7万人の都市に見合わぬ潤沢な収入は、1974年以降で総額426億円に達する発電所立地に伴う国からの電源3法交付金などによる。

 今年度の市税収入134・5億円のうち原発などの固定資産税(北陸電力の火力発電所を含む)は約3割の40・3億円。さらに電源3法交付金約11億円が別途加わり、電力関係の収入は歳入の約2割に及ぶ。

 しかし福島第一原発事故は市の財政に暗い影を落とす。来年3月に本体工事の着工を予定していた敦賀原発3、4号機増設について日本原子力発電の加藤真治・敦賀地区本部長は「事故の知見を反映させるため着工が遅れる可能性は否定できない」とする。

 事故後に菅首相は原発の新増設の見直しにも言及しており、着工が遅れれば電源3法交付金の交付が滞る可能性もある。増設に限らず、高速増殖炉「もんじゅ」で今年度に計画する出力40%の試験運転、福島第一原発と同じ沸騰水型で運転開始から41年を超す原電敦賀1号機の運転継続に異論が出る可能性も否定できない。

        ◇

 福島原発の事故では半径30キロ圏内に避難や屋内退避の指示が出たが、敦賀原発で同じ事態が起きれば市内全域が圏内に入る。地震で敦賀半島の先端にある各原発に通じる道路が寸断される恐れもあり、防災道路の整備や避難想定の見直しを求める声も上がり始めた。

 元原懇委員で同市白銀町の時計店経営田代牧夫さん(59)は「原発の『安全神話』は、もう誰も信じない。国や電力会社は大量の放射性物質が漏れる事故は『絶対起きない』として、現実的な避難方法の検討を怠ってきた。市民は不安に思っている」と言う。

 敦賀市長は全国原子力発電所所在市町村協議会の会長として国の原子力行政に一定の影響力を持つ。事故を契機に住民の安全確保や原子力への信頼回復にどう取り組むのか。原発のメリットだけでなく、負の側面も直視した真の共生への覚悟と実行力が問われる。(藤戸健志)

 全国原子力発電所所在市町村協議会(全原協) 原発が立地する全国の市町村が結束して住民の安全確保を図ることなどを目的に1968年6月に発足。今月1日現在で会員24、準会員7の計31市町村で構成。発足以来、会長は敦賀市長。

(2011年4月14日 読売新聞)

2656チバQ:2011/06/19(日) 20:57:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/feature/fukui1302791514069_02/news/20110414-OYT8T01153.htm
あわら市の課題 2011市長選を前に

観光復活市、旅館連携を



「誘致努力足りなかった」


観光客減に悩むあわら温泉の温泉街(あわら市内で) 「旅行を設定できる状況じゃない」「放射線の影響を心配する声が強い」

 東日本大震災の直後、関西の奥座敷とされる「あわら温泉」の旅館「グランディア芳泉」に、旅行会社からの電話が相次いだ。12日までに約3000人がキャンセル。このうち、約700人が中国や台湾などの観光客だった。医療観光など海外からの観光客に活路を見いだしていただけに、山口賢司専務(46)は「海外で不安が広がっている。福井は安全なのに……」と唇をかんだ。

 あわら市によると、市内の主要旅館13軒の震災後のキャンセルは12日までに約2万3000人。4月の宿泊者数は昨年の3割減を見込み、観光関係者に危機感が広がる。

        ◇

 あわら温泉は1883年に開湯。1950年代には芸妓(げいぎ)約250人がにぎわす温泉街となり、80年代には約70軒の旅館やホテルが客をもてなした。しかし、宿泊者数は91年の136万5000人をピークに経済不況やレジャーの多様化などで2010年は78万5000人と激減、宿泊施設も30軒に減った。昨年12月には創業127年を誇る旅館「角惣(かどそう)」が、負債約2億8800万円で自己破産した。

 とはいえ、市によると、2010年の宿泊者数から推計した観光産業の売上高は140億円に上り、市の主要産業だ。

        ◇

 「観光に元気がない。てこ入れをしていかないと」

 立候補の意向を示している橋本達也市長は2月25日、市役所で記者会見した際、今後の市の課題を問われ、そう強調した。

 市は、05年から観光政策に力を入れてきた。民間のノウハウを取り入れようと旅行会社と連携、06年には商工会の若手メンバーらでつくる民間団体「あわら湯けむり創生塾」も結成された。同塾は「湯めぐり手形」発行や、温泉街近くにそばやおでんなどの屋台約10軒が並ぶ屋台村「湯けむり横丁」をオープンさせるなど精力的に活動。市観光協会も昨年4月に社団法人となり、同9月には市内を発着地とするオリジナルのツアー企画に乗り出した。だが、観光客減に歯止めがかからない。

 「黙っていても温泉に客が来る時代は終わった。これまで観光客誘致に向けた努力が足りなかった」。市観光協会事務局長の西文雄さん(56)は指摘する。別の観光関係者からも「旅館も、市も、周辺自治体もみんなばらばらだった。互いに連携し、一緒に発展する道を探るべきだ」との声が上がる。

 市観光協会では今年3月、市の案内パンフレットを刷新、県立恐竜博物館や石川県加賀市の温泉地など、市外の観光情報を初めて豊富に盛り込んだ。県と石川県、市で取り組む「越前加賀広域観光推進協議会」も昨年設立された。

 観光復活のキーワードは〈市民の連携と広域観光〉だ。あわらの魅力を創出できるか否かは市のリーダーシップにかかっている。

        ◇

 あわら市長選は、橋本市長が立候補を表明したが、今のところ、対立候補の動きがなく、無投票の公算が大きい。(久米浩之)

 <メモ> 前回の市長選 2007年のあわら市長選は、芦原、金津の両町合併に伴う二つの中学校統合問題を争点に一騎打ちとなり、統合反対の橋本達也市長が、統合賛成の前市長を破って当選。公約通り、市の財政負担が少ない合併特例債を活用するなどして両中学校の改修を進め、今年3月に完了した。

(2011年4月15日 読売新聞)

2657チバQ:2011/06/19(日) 20:58:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/feature/fukui1303826479124_02/news/20110426-OYT8T00998.htm
検証 5選目の河瀬市政 一覧

<上>多選批判響き僅差に


個人演説会で原子力行政の経験を強調する河瀬氏(23日、敦賀市本町の南公民館で) 「こんな厳しいのは初めて」「だいぶ競っとるで」。敦賀市長選・市議選の投票時間を終えた24日午後8時過ぎ。敦賀市本町にある現職河瀬一治氏(59)(自民推薦)の事務所は異様な緊張感に包まれた。「万一」を危ぶみ、眉根を寄せる建設会社や電力事業者の幹部。やがて河瀬氏の5選が確定したが投票結果に関係者は息を飲んだ。

 河瀬氏1万4107票に対し、元市議の新人渕上隆信氏(50)は1万1622票――。わずか2485票差の薄氷の勝利だった。



 河瀬氏は現職、新人4人が立った1995年の市長選で当時の現職高木孝一氏の5選を阻んで初当選。2期目は無投票、3期目は共産新人との一騎打ち、4期目も無投票。激しく競り合う選挙戦は初戦以来だった。

 河瀬氏は水面下で複数の政党関係者から打診を受けた知事選出馬を一時検討したが、西川知事の手堅い支持固めに出馬のタイミングを逸した。迷った末、政治家を引退するという選択肢はなく、昨年12月に5選出馬を決断。だが、その際には「幾ら何でも長過ぎる」と身内の後援会内ですら一部異論も出た。

 今回善戦した渕上氏はすでに昨夏頃から、市内全域を2巡。地盤や組織はなかったが、「市の借金は一般・特別会計を合わせて540億円。無駄な箱物はもういらない」と河瀬市政からの変革を強調、無党派層に浸透していた。

 告示が迫る中、前々回選で推薦を受けた民主、公明両党と連合福井は、地元政財界で重鎮の元市会議長岡本正治氏(63)が自民、民主系会派の支援を得て出馬したことなどで次々と自主投票を決定。多選批判と行財政改革を争点に河瀬包囲網は狭まった。

 しかし、3月11日に起きた東日本大震災と福島第一原発事故が状況を変えた。震災後、河瀬陣営はキャッチコピー「やっぱりカワセだ」を「今こそカワセだ!」に変え、原子力行政に長年携わって築いた国の人脈など〈多選による実績〉をアピールする作戦に切り替え、「市民の安全・安心を守れるのは私だけ」と強調した。

 さらに、告示後に連夜開かれた河瀬氏の個人演説会では、過去の選挙で表に出なかった長男、次男、三男が登場、マイクを握って懸命に「父を支援して下さい」などと訴え、脇に立つ河瀬氏が目頭を押さえるシーンが何度も見られた。

 陣営は情理二面で支持固めに奔走。ある建設会社社員は「住民の現職を支持する声が震災後から広がり、建設業界で岡本氏を押していた企業も『やっぱり経験者に』と流れが変わった」と振り返った。

 市発足以来初の5選を果たした河瀬氏。しかし得票総数3万7811票のうち渕上、岡本、敦賀短大教授多仁照広(63)の新人3氏の合計得票は62・7%で河瀬氏の得票率を圧倒。「一騎打ちなら現職は負けた」と見る関係者は多い。



 敦賀市初の5期目に入る河瀬市政の「これまで」と「これから」を検証する。

(2011年4月27日 読売新聞)

2658チバQ:2011/06/19(日) 20:59:10
下がない
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/feature/fukui1303826479124_02/news/20110427-OYT8T01205.htm
検証 5選目の河瀬市政
<中>原発依存見直し必至


敦賀市内を一望できる高台に立つ市営温泉施設「リラ・ポート」。赤字続きのため2009年度から指定管理者制度が導入されている(敦賀市高野で)  敦賀市長選開票の24日夜、河瀬一治氏(59)の当選確実が報じられると、次点の渕上隆信氏(50)の支持者は、事務所のパイプ椅子に座り込んでうめいた。「これで敦賀市は破綻や……」

 敦賀市の2011年度一般会計当初予算額は約269億円。市長選前で、必要最低限の事業だけを盛り込む「骨格予算」にもかかわらず、前年度比で5%増。人口約6万9000人でほぼ同数の鯖江市の予算より約38億円も多い。予算額の2割にあたる約51億円は、市内の原子力、火力発電所の固定資産税と、原発関連交付金によるものだ。

 「無駄な支出が多い」。選挙戦で渕上氏ら新人3氏は、原発頼りの財政運営を改めるべきだと主張した。「原発の是非」ではなく「原発依存の是非」こそが、多選と並んで今回の市長選の最大の争点だったのだ。

   ◇

 では、敦賀市は財政破綻の危機にあるのか。10年度末時点での市債(借金)残高は一般会計と特別会計を合わせて約540億円の見込み。総務省が北海道夕張市の財政破綻を受けて策定した、借金が財政に及ぼす影響や、将来に残る負担の程度などを数値化した財政健全度の判定指標に照らしても、「県内9市で屈指の優良財政」(市財政課)という。

 一方で、河瀬市政4期16年を振り返ると、原発に関連した大規模な施設建設事業が目立つ。

 日本原子力発電など電力3社が約20億円をかけて建設した「きらめきみなと館」(敦賀市桜町)。1999年に市へ寄贈されたが、その後の維持管理や改修に市が費やした額は約5億4000万円にのぼる。

 市営温泉施設「リラ・ポート」(同市高野)は、建設費約36億円のうち約24億円に原発関連交付金を充てた。02年末の営業開始以来、赤字の穴埋めや指定管理料など、市が持ち出した総額は8億7000万円を超える。

 今年12月末には、JR敦賀駅前に福井大国際原子力工学研究所が完成する。事業費約19億円は市が受ける原発関連交付金で賄う。市担当者は「市の負担はゼロ」とするが、土地と建物は市の所有。将来、大規模な修繕が必要になれば、支出を迫られる可能性もある。

 市長選対立候補の陣営幹部は「河瀬さんは人柄がいいから、頼み事を断れない。でも、必要のない事業をしっかり切るのが市長の仕事ではないか」と手厳しい。

 さらに、東日本大震災による東京電力福島第一原発事故の影響が、市の将来に影を落とす。来年3月とする原電敦賀原発3、4号機増設の着工が遅れるのは必至。しかし、市は着工に伴う交付金約145億円のうち既に約58億円を特例的に前倒しで交付を受け、ごみ処分場建設などに使用。残る交付金を当て込んでの財政運営、事業計画も見直しを余儀なくされるのは確実だ。

   ◇

 「原子力には依存していない。共存だ」「財源を確保し、削るところを考えて歳出を抑制していきたい」――。当選から一夜明けた25日に臨んだ記者会見。報道陣から「依存脱却」への覚悟を問われ、河瀬氏は終始、厳しい表情を崩さなかった。

(2011年4月28日 読売新聞)

2659チバQ:2011/06/22(水) 00:04:06
http://www.shinmai.co.jp/news/20110621/KT110620ATI090023000.html
小諸市長の問責決議案、21日提出 市会、不信任案は撤回
06月21日(火)



 小諸市議会(別府福雄議長)は20日、全員協議会を開き、芹沢勤市長(70)が学歴差別的な発言をしたとされる問題で、芹沢市長の問責決議案を6月定例会最終日の21日に提出すると決めた。市長の不信任決議案を提出予定だった第2会派の政真会は、問責決議案に同調するため方針を撤回。全協で提出に異論は出ておらず、問責決議案は可決される見通しだ。

 県内では2008年9月、税金滞納などが問題化した北安曇郡池田町の勝山隆之町長が町議会の問責決議を受けている。問責決議が可決されても法的拘束力はない。県内市長が受けるのは極めて異例とみられる。

 同市議会は4月、芹沢市長が市庁舎を市内の旧大型商業施設敷地に新築する方針を凍結、市街地に仮庁舎を整備する−としたことに対し「拙速だ」と申し入れた。市長はこの際、別府議長の出身高校名を挙げ、「(拙速の)意味を習わなかったのか」と発言。批判を受け、6月定例会招集あいさつで謝った。

 問責決議案は「申し入れに関係ない議長の出身高校名を挙げての学歴偏見による差別的言動は人権問題」と批判。「市政を混乱させ、不信を高めた責任は大きい」とした。「(申し入れに対し)真摯(しんし)に受け止め論議する姿勢がなかったのは議会軽視で、市民益を侵害する」とも指摘した。

 市議会では政真会が9日に不信任案提出を決めたが、「市長は謝罪した」「不信任案が否決されれば『信任』ととられてしまう」などの意見が大勢を占め、全会一致で問責決議する方向で調整が進められた。別府議長は「(問責決議案提出で)市民や関係者にも議会としての姿勢を示すことができる」としている。

 芹沢市長は2004年4月に初当選し現在2期目。問責決議案提出について「特にコメントはない」としている。

2660チバQ:2011/06/22(水) 19:39:46
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20110622/CK2011062202000097.html?ref=rank
県議報酬、3割減で一致 減税日本一愛知
2011年6月22日

 県議会各会派が検討を始めた議員報酬削減で、第3会派の減税日本一愛知(18人)は、月額報酬の3割削減を目指す方針で一致した。複数の所属県議が21日、明らかにした。大村秀章知事を支える会派として、知事が示した自身の月額給与削減幅の3割に合わせた。各会派の協議は24日に6月定例県議会が開会した後、本格化する。

 浅井喜代治団長が会派の総会で3割削減を目指す方針を示し、了承された。他会派との交渉は、浅井団長に一任された。あくまで3割削減を目指すか、他会派との合意を優先して妥協するかは団長が判断する。月額報酬の3割削減が実現すると、議員の年収は1200万円強となる。

 減税日本一愛知は、大村知事が率いる日本一愛知の会と、河村たかし名古屋市長が代表を務める減税日本の統一会派。4月の県議選で減税日本公認で当選した13人のうち10人は、投票前の本紙の取材に「報酬は年収800万円が適当」と答えていた。

 しかし、日本一愛知の会公認の5人は選挙当時、「年収800万円」とは主張していなかった。これに加え、減税日本一愛知の勢力は、県議会の過半数の52議席に届かず、単独で削減条例案を可決できない。「知事並みの削減」という訴えなら、他会派も受け入れる可能性があるとみて「3割削減」が現実的と判断した。

 一方、減税日本に所属する13人は、年収800万円を超えた分の報酬をどう取り扱うか、来週にも協議を始める。

 全員一致して使わずに積み立てる方法のほか、一切を各議員の判断に委ねる選択肢も浮上している。

 (内田康)

2661チバQ:2011/06/22(水) 19:40:41
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110622-OYT1T00319.htm
小諸市長、議長の出身高校名で差別発言と問責

 長野県小諸市の芹沢勤市長が別府福雄議長の出身高校名を挙げて「差別発言」をしたと批判されている問題で、同市議会は21日、6月定例会最終日の本会議で、芹沢市長に対する問責決議案を議長を除く20人の全会一致で可決した。


 決議では「議長の出身高校名を挙げての学歴偏見による差別的言動は人権問題。言動で市政を混乱させた責任は大きい」と批判。「議会の申し入れに対し、真摯(しんし)に受け止め議論する姿勢がなかったことは議会軽視」などとして猛省を促した。

 この問題は市庁舎整備を巡る市長と議会側の対立が発端。市長は4月、大型商業施設「VIO」跡地に市庁舎を新築する構想案を断念し、議会側が「拙速」と申し入れた際、市長は議長の出身校名を名指しし、「高校で(言葉の)意味を習わなかったのか」と発言した。市長は5月31日の定例会冒頭で謝罪していた。

 問責決議は、議会解散か首長失職となる不信任決議とは違い、法的拘束力はない。県内では2008年9月に池田町長の法人税滞納などを理由に同町議会が可決して以来。県市議会議長会事務局は「市議会では初ではないか」としている。

 閉会後、芹沢市長は「思いがけない展開となり、市民に心からおわび申し上げたい。精進を重ね、よりよい小諸になるように頑張りたい」と述べた。議会側には、不信任決議を求める会派もあったが、別府議長は「統一的な行動で議会としての姿勢が示せた」と話した。

(2011年6月22日11時39分 読売新聞)

2662チバQ:2011/06/22(水) 19:42:24
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000001106220001
県議の費用弁償 見直しを検討へ
2011年06月22日

 県議会の活性化や透明性について話し合う「議会活性化改革検討委員会」(岩井豊太郎委員長)が、21日あった。定例会ごとに開かれ、今後は費用弁償の見直しなどが検討される予定だ。
 費用弁償は県議会の開会中、登庁した県議に支払われる。実際の交通費(車の場合は1キロ当たり37円)に、一律5千円を上乗せした額が支給されている。2008年、距離に応じて最大1万9500円だった「応招旅費」を見直し、現行制度になった。
 名目は「旅行諸費」だが、「報酬の二重取り」と批判され、各議会で見直しの動きが広がっている。大阪府は全廃し、愛知県や三重県は今年から距離に応じた実費支給などとしている。
 今後の見直しについて、共産党は「議会に出席するのは本業。手当が出るのはおかしい」と実費支給を提言。民主党系会派「県民クラブ」は3千円への減額を掲げる。県政自民クラブは「今後検討していく」と発言するにとどまっている。
 ただ、県議の報酬は昨年4月から2割削減され、県議としては全国でも下位の額だ。ある県議からは「持ち出しが多く、費用弁償までカットされるのは厳しい」との本音も漏れる。(安仁周(アン・イン・ジュ))

2663チバQ:2011/06/22(水) 21:41:17
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011062201000950.html
33年ぶり自民県連会長選 愛知、知事選のしこりも
2011年6月22日 19時02分

 任期満了に伴う自民党愛知県連の会長選は22日、参院議員藤川政人氏(50)と現職の元県議寺西学氏(75)の2人が届け出、33年ぶりに選挙戦となった。7月14日の県連大会で投開票される。

 藤川氏は大村秀章知事と距離を置く県議らが支援し、寺西氏は知事に近い。2月の知事選は、党支持の元総務官僚を担いだ県連幹部と、党を除名処分となった大村氏を推す寺西氏らで組織が割れた経緯があり、対立が再燃する可能性もある。

 選挙戦では開かれた党をアピールするため、公開討論会も開催する。

 藤川氏は昨年の参院選愛知選挙区で初当選。「幅広い年齢層による挙党体制をつくりたい」と話しており、知事選のしこりを解消して県連の立て直しを図る。

 寺西氏は県議10期を務めたベテランで、知事選敗北で前執行部が総退陣した後、会長に就任。当初は退く意向だったが、経験を買われ続投を要請された。22日、記者団に「次の衆院選で勝つことが私の使命」と述べた。

(共同)

2664チバQ:2011/06/25(土) 00:08:18
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20110624/CK2011062402000101.html
党内二分の激戦必至 33年ぶりの自民県連会長選
2011年6月24日

会長選の実施方法を発表する丹羽秀樹衆院議員(中)=自民県連ビルで


 藤川政人参院議員(50)と寺西学会長(75)の対決となった自民党県連の会長選。33年ぶりの選挙戦は、2月の知事選で生じた確執が背景なだけに党内を二分する激しい戦いになるのは必至の情勢だ。新会長の下で次の衆院選に向けた挙党態勢を築きたいところだが、県議からは早くも党内分裂を懸念する声が出ている。

■亀裂 
 「願うのは知事選での亀裂が深まらないこと。そうならなければ、次の衆院選も負ける」。中堅県議は不安を漏らす。

 県連は知事選で元総務省官僚の重徳和彦さんを擁立した。その後、元県連会長で衆院議員の大村秀章知事が出馬表明すると、県連は事実上の分裂選挙に。大村さんが圧勝すると、鈴木政二会長ら当時の執行部は引責辞任に追い込まれた。当時、藤川さんは選対委員長だった。

 後を継いだのが、大村知事に近い寺西さんら現執行部だが、知事選への対応から新旧執行部には感情的なしこりが残った。4月の県議選では、知事選の働きぶりによって、知事が自身の地域政党・日本一愛知の会の推薦を出すなど党公認候補の中でも露骨な色分けがされ、対立は深まった。

■5分前 
 寺西さんは3月の名古屋市議選、4月の県議選などを乗り切り、続投を望む声も出始めたが、鈴木前会長ら旧執行部が「待った」をかけた。

 寺西さんが県議を引退したことから「バッジを着けない人がトップに居座るのはおかしい」などとして、知事や寺西さんに反発する県議らが当選11回の重鎮、倉知俊彦県議に出馬を打診。倉知さんが難色を示すと「世代交代」を理由に、藤川さんに白羽の矢を立てた。

 一方、寺西さんを推すグループも引けない状況となり、双方は22日の立候補締め切り直前まで多数派工作を展開。両陣営が届け出をしたのは締め切りの5分ほど前だった。

■人材難 
 「党本部とのやりとりが多い会長職は国会議員が筋。うちも数がもっと多ければ状況は違ったはず」。ベテラン県議はため息交じりに話す。

 自民県連は2009年の衆院選で県内15の全選挙区で敗れ、国会議員が激減。現在、県選出の自民国会議員は参院議員の鈴木さん、4月の愛知6区補選で返り咲いた丹羽秀樹衆院議員、藤川さんのわずか3人。その藤川さんも昨年7月に当選したばかりで、県連全体で推す機運は盛り上がりにくかった。

■歩み寄りも
 選挙戦は、県連が会長の公選制を導入した1978(昭和53)年の故江崎真澄衆院議員と故八木一郎参院議員以来。

 ただ、両陣営とも、対立の激化による党内分裂を回避したいのが本音。一部県議には互いの歩み寄りを期待する声もあり、土壇場での話し合い決着の可能性も残されている。

 県連は23日、選挙管理委員会を開き、名古屋市での公開討論会開催など選挙の実施方法を決めた。選管委員長の丹羽さんは会見で「両陣営には会長選を通じて、県連が一致団結する姿勢を見せてほしい。団結の実現には新会長のリーダーシップも問われる」と強調した。

 (藤沢有哉)

2665チバQ:2011/06/25(土) 00:11:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110624-00000058-mai-soci
<愛知県議会>自民、民主は「特別秘書」反対へ
毎日新聞 6月24日(金)14時6分配信

 愛知県議会6月定例会は24日開会した。大村秀章知事は知事、副知事の給料を削減し、政務担当特別秘書を設置する条例案を提案し、独自色の発揮を目指す考え。名古屋市議会6月定例会も同日開会した。減税や「中京都構想」などで連携する大村知事と河村たかし名古屋市長に対し、自民、民主などの既成政党は対抗姿勢を強めており、激しい攻防が予想される。

 大村知事は提案理由説明で、知事の月給を3割削減、副知事の月給を2割削減する条例案について「深刻な財政状況に対応する」と強調。合わせて政務担当の知事特別秘書設置に必要な給与条例案も提案した。

 県議会の与党は減税日本一愛知と公明の2会派のみ。過半数を占める自民、民主両県議団は「県財政が厳しい時期に特別秘書は理解できない」と反対する構え。知事は今秋にも、マニフェストに掲げる県民税10%減税の条例案をまとめる意向だが、来年度からの実現の見通しは立っていない。

 守勢に立たされそうなのは河村市長も同じだ。与党で最大会派の減税日本は、市長の衆院議員時代の秘書だった則竹勅仁・前市議団長が公約違反で議員辞職。会派所属の中村孝太郎議長が則竹氏の行為を「問題ない」と発言した問題についても他会派が中村氏の責任を追及し、同日午前の予定だった開会が2時間近く遅れた。

 市長の公約である議員報酬800万円を恒久化する条例案は、市議団が準備不足を理由に提出を断念。市が建設中の「陽子線がん治療施設建設」をめぐっては、河村市長の指示で工事が一時中断したことで、施工業者の日立製作所が追加経費4億8600万円を市に請求しており、議会側は市長の責任を徹底追及する構えを見せている。【三木幸治、福島祥】

2666チバQ:2011/06/25(土) 00:15:56
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20110624/CK2011062402000100.html?ref=rank
河村市長、難題続き 名古屋市定例市議会
2011年6月24日

 名古屋市の6月定例市議会は24日開会する。河村たかし市長にとっては、代表を務める減税日本で不祥事が続く中、自らの判断で一時凍結した陽子線がん治療施設の工事費追加請求問題も加わり、防戦一方の議会となりそうだ。

 最大の頭痛の種は、減税日本の則竹勅仁前団長が、費用弁償受け取り拒否の公約違反で議員辞職した件。則竹元議員は河村市長の衆院議員時代の秘書で、オール野党時代から唯一の側近だっただけに、自民、民主、共産の各会派は「市長の政治責任追及」で歩調を合わせる。

 陽子線がん治療施設の追加請求問題でも、各会派は「市の都合で凍結したのに支払い拒否は筋が通らない」と批判する構えだ。

 2011年度補正予算案の審議では市長の3大公約のうち唯一、関連予算を提案した地域委員会が焦点。モデル実施の成果を報告する「市民意見交換会」の開催費190万円を計上したが、当初予算の審議で同種の予算が「モデル実施の検証が済んでいない」と削除されており、二の舞いとなる可能性もある。

 東日本大震災を受けた市の災害対策や中京都構想の是非も論戦のテーマとなる。 (宮本隆彦)

2667チバQ:2011/06/25(土) 00:16:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110624-00000007-mailo-l22
県議会:初日で一転、クールビズ容認 礼節断念「朝令暮改」批判も /静岡
毎日新聞 6月24日(金)10時35分配信

 ◇議場26・5度「審議に集中できない」
 例年に増して節電が求められる今夏、議場でのネクタイとジャケット姿を貫くと決めた県議会は開会初日の23日、「暑くて集中できない」として一転、ネクタイをはずす夏の軽装「クールビズ」を取り入れると決めた。先月の代表者会議では「どこまで暑さに耐えられるか、やってみよう」と、「礼節」を重んじる意見で一致していたが、わずか半日での断念に「朝令暮改だ」との批判もあがった。【平林由梨】
 「あまりの暑さだった。能率的な審議ができるのか」。知事の所信表明など約40分間の本会議終了後、議会運営委員会で自民改革会議の遠藤栄県議(69)が切り出した。
 議会事務局によると議場の室温は26・5度と冷房の設定温度28度より低かった。冷房はつけず送風していたが、それでもスーツ姿の男性県議には暑く感じられ、扇子やうちわで首元を仰ぐ県議たちもいた。
 クールビズを決めた各会派の代表による代表者会議では、壇上で質問を予定している県議から「あの暑さじゃ(代表質問の持ち時間)45分間持たない」「審議に集中できない」などの意見が出されたという。「議場は神聖な場所で、多少の我慢は必要」とクールビズに反対していた志士の会の中沢通訓県議(66)も最終的に了承した。
 植田徹・県議会議長によると、クールビズ不採用を決めた先月の代表者会議の後、県議会あてに数十通の投書が寄せられ、大半が「電力削減に取り組まなければならないのに、議会だけ『礼節を重視する』とは何ごとか」という内容だったという。突然の方針転換について記者団に、「これからもっと暑くなる。体調を崩してからでは遅い」と説明した。
 一方、中沢県議は毎日新聞の取材に「室温は28度に達していないのに、我慢が足りない」と話し、決定を了承したとはいえ不満を漏らした。28日に再開する本会議からノーネクタイが認められる。
 静岡地方気象台によると、静岡市のこの日の最高気温は32・9度。本会議が開かれた午前11時ごろは31・6度だった。

6月24日朝刊

2668チバQ:2011/06/25(土) 00:19:28
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866922/news/20110528-OYT1T00170.htm?from=popin
品位優先、静岡県議会…クールビズなし

 6月1日から静岡県庁でクールビズが始まるのを受け、同県議会は26日、各派代表者会議を開いて本会議場での議員の服装について協議した結果、「品位を重んじるため」として、現行通りクールビズを実施せずに6月定例会初日(6月23日開会)を迎える方針を決定した。

 冷房の設定温度については、原則28度としながらも時と場合に応じて下げていた従来の方針を転換し、試験的に28度に固定する。

 6月定例会開会後、暑くて具合が悪くなったり、異論が出たりした場合は、代表者会議を招集してクールビズの実施や冷房の設定温度を再検討する。

 県議会本会議場で議員が上着とネクタイを着用する義務はないが、県議会規則の「議員は議会の品位を重んじなければならない」という規定に準じて、慣例として両方身に着けている。

(2011年5月28日06時41分 読売新聞)

2669チバQ:2011/06/25(土) 08:34:57
背広とネクタイを付けなきゃ保てない 礼節ってなんなんですかね?
電力が足りない状況で各自できることをするのが礼節じゃないの?

って思ってたら まさかの断念。あほ過ぎる

2670チバQ:2011/06/26(日) 20:50:35
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20110625/CK2011062502000100.html
飯田線将来も存続 リニア計画でJR東海側が明示
2011年6月25日

JR東海との懇談後、取材に応じる白鳥孝伊那市長=伊那市内で


 リニア中央新幹線計画で24日、伊那市で行われたJR東海と上伊那地域の首長らとの意見交換。白鳥孝市長は中南信地域の5つの期成同盟会の代表者とJR東海、県が県内の交通問題について話し合う場の設置を提案した。中間駅の位置に関する発言はなかったものの、JR東海は将来的にも飯田線を存続させる考えを明らかにした。

 意見交換には、白鳥市長や杉本幸治駒ケ根市長ら17人、JR東海は宇野護東海道新幹線21世紀対策本部長らが出席した。

 白鳥市長は会合後に「今後も話し合う場を設けてほしいと要望し、JRや県から前向きな回答を得た」と説明。「これまでは各期成同盟会単位で進んできたが、新たな話し合いの場ができれば県全体で課題に対処できる」と述べた。

 飯田線に関しては「JR東海からは絶対に存続させるという話があった。利便性向上に向けて取り組む考えも聞くことができてとてもうれしかった」と評価。中間駅については、中央自動車道も含めアクセスしやすい場所への設置を求めたという。

 宇野本部長は「ダイヤや中央東線との接続など飯田線に関する話が多かった。高速、複線化などハード面での大幅な改良は難しいが、可能な事は対処していきたいと答えた」と述べた。

 県交通政策課の小林透課長は話し合いの場について「どういう枠組みにしていくか今後調整したい」と語った。

 (リニア計画取材班)

2671チバQ:2011/06/26(日) 21:07:18
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110625-OYT1T00124.htm
名古屋市議長辞任へ…「問題ない」発言で引責


 名古屋市議会の中村孝太郎議長(減税日本ナゴヤ)は24日、6月議会終了後(会期は7月12日まで)に議長を辞任する考えを、所属会派の幹部を通じて他会派に伝えた。


 中村氏は、則竹勅仁(くにひと)前市議(同)による政務調査費の不適正処理について、「問題はない」と発言した責任を取った形だ。

 今年3月の出直し市議選で第1党に躍進した減税日本ナゴヤだが、団長だった則竹氏の議員辞職に続き、同会派選出の議長も辞任に追い込まれたことで、求心力の低下は必至。今後は、次の議長ポストを巡る各会派間の駆け引きも激しさを増すとみられている。

 各会派は24日開会の6月議会を前に、臨時の団長・幹事長会議を前日に続いて開き、対応を協議した。この席で減税日本ナゴヤは、「議長が謝罪の記者会見をする」収拾案を提案。しかし、議員総会での謝罪を求めた自民、民主などは納得せず、減税日本ナゴヤの浅井康正団長が中村議長と話し、6月議会後の辞任を取り付けたことで事態を収束した。

(2011年6月25日07時46分 読売新聞)

2672チバQ:2011/06/26(日) 21:22:51
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000001106240002
川辺町長が社員の会社 入札12件落札
2011年06月24日


川辺町立小学校に机と椅子を納める2010年度の物品売買契約書の写し。社員である町長が父親に発注したことになる

 川辺町の佐藤光宏町長が社員で、その父親が代表を務める会社「佐藤書店」が、この5年間に参加した町の入札12件すべてで落札していたことがわかった。金額は計約1830万円。佐藤町長は取材に対して「やましいことはないが、疑惑を持たれるのであれば社員を辞める」と話した。
 朝日新聞が町への情報公開請求で手に入れた会計書類によると、佐藤書店は2007〜11年度、町公民館図書室の書籍購入の指名入札に参加した。毎年、競争相手は美濃加茂市の同一の1社だけだった。
 価格を示す通常の入札と異なり、本の定価から何%値引きするかを争う方式。佐藤書店は毎回1%の値引きを提示して落札した。相手方は値引きゼロだった。5年間の書籍購入予算は計800万円で、毎年満額ぎりぎりまで使われている。
 町立の小中学校に机や椅子を納める入札には07〜10年度に7回参加し、こちらもすべて落札。契約金額は計約1030万円だった。
 この入札をめぐっては、07年度の2件を佐藤書店が落札しながら、同じ入札に参加した別の業者に納入を依頼したのは不正だと、6月の定例議会で指摘を受けた。また、08年度からこの業者が指名から外れたうえ、落札率が98〜99%台に跳ね上がったことも問題とされた。
 町長自身と父親が関係する会社が町の入札に参加することについて、佐藤町長は「町長に就任した01年から事業に全くタッチしていないが、町民から負託を受けた身で疑惑を持たれるのは情けない。できるだけ早く社員から外してもらう」と話した。
 町議会では「予定価格を容易に知りうる立場だ。漏れた可能性はないのか」とも指摘された。佐藤町長は「父親とはあいさつ程度で、天地神明に誓ってそういうことはない」と取材に答えた。(青瀬健)

2673チバQ:2011/06/27(月) 19:10:15
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011062790170812.html
自民愛知県連、藤川氏が会長就任へ 
2011年6月27日 17時08分

 自民党愛知県連の次期会長に、藤川政人参院議員(50)の就任が事実上決まった。対抗馬の寺西学・現会長(75)が27日に立候補を取り下げる意向を固めたためで、7月14日の県連党大会で正式決定する。任期は2年。

 県連では、所属する国会議員、県議、支部長らによる33年ぶりの選挙戦突入で党内分裂の危機を心配する声が出ていたが、ひとまず回避される。寺西会長は27日午後にも、支援する県議らに選挙戦からの撤退を正式表明する見通しだ。

 寺西会長は、2月の知事選大敗の責任をとり任期途中で辞任した前会長の鈴木政二参院議員の後任。任期は前会長の残り任期が切れる7月までだった。

 大村秀章知事と親しく、現執行部を中心に続投支持の声が上がったが、鈴木前会長ら旧執行部は寺西会長が4月に県議を引退したことを問題視。「議員でもないのに県連トップはおかしい」などとして藤川議員を擁立し、党内を二分する争いに発展する可能性が出ていた。

 藤川議員は愛知県議の3期目途中で、昨年7月の参院選愛知選挙区で初当選した。県連トップとして次期衆院選に向けた候補擁立や挙党態勢を築く一方、執行部の若返りなどで手腕を問われることになる。

(中日新聞)

2674チバQ:2011/06/27(月) 19:14:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110627-00000036-mai-pol
<自民>愛知県連会長選 現職の寺西氏、出馬辞退
毎日新聞 6月27日(月)15時0分配信

 任期満了に伴う自民党愛知県連の会長選に立候補していた現会長の寺西学・元県議(75)が出馬辞退の意向を固めたことが27日、関係者の話で分かった。近く県連会議で表明する。寺西氏は「衆院の解散・総選挙がいつあるかわからない時期に党が分裂してはいけない」などと話しているという。

 寺西氏の辞退で33年ぶりの会長選は回避され、7月14日の県連大会で藤川政人参院議員(50)の会長就任が確実となった。寺西氏は県議を10期務めた重鎮で、大村秀章知事が県連会長時代の会長代理。知事との関係改善を期待され、知事選後の2月に会長に就任したが、4月の県議選に立候補せず、県議から引退した。【三木幸治】

2675チバQ:2011/06/27(月) 19:19:08
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001106270004
日進市長選 現新一騎打ち
2011年06月27日
●来月3日に投開票


 日進市長選は26日告示され、新顔で学習塾役員の奥田貢氏(53)と、現職で再選を目指す萩野幸三氏(69)=民主、自民、公明推薦=の無所属2人が立候補を届け出た。
 奥田氏は、市長給与の減額、市民税の見直し、地域委員会の創設などを公約に掲げている。萩野氏は1期目の実績を強調、災害に強いまちや健康で長生きできる社会づくりなどを訴える。投開票は7月3日。25日現在の選挙人名簿登録者数は6万2621人。


《候補者の第一声(届け出順)》 ※年齢は投票日現在。〈 〉囲み数字は当選回数。政党は推薦・指示。



■奥田貢氏(53)無新
【名古屋の長所を導入】



 奥田貢氏は選挙事務所前で第一声を上げ、「強い使命感を感じている。日進を明るいまち、高齢者に優しいまちにしたい」と決意を述べた。学習塾で教えている経験から、赤池駅前では「中学3年生の教科書には、不景気対策の原則は減税と書いてある」と減税の必要性を説明。「自分の給料も削減していいまちにする」と政策を訴えた。
 名古屋市在住ながら日進市で市長選に立候補することについては、「日進のいいところは残しつつ、名古屋からいいところを取り入れて、街を発展させたい」と理解を求めた。加えて同市内で25年間働いてきたことも強調。「市民との対話を通して市政を進めたい」と繰り返した。



■萩野幸三氏(69)無現〈1〉民自公
【福祉・環境・教育に力】


 萩野幸三氏は、「さらなる躍進」と書いたのぼりが林立する、自宅そばの選挙事務所で第一声。「この4年間、実績を積んできたが、これで終われない。さらに4年間で、福祉や環境、教育などの分野で底上げを図る」と切り出した。
 東日本大震災に関連して「公共の建物は耐震化が終わったが、安心して避難できる場所をつくるため、集会所などの整備も急ぎたい。自主防災組織や区域の防犯活動を活発にし、住民の連帯感を強めて災害に備えたい」と話した。また、今年度から始まった「いつまでも暮らしやすい みどりの住環境都市」がテーマの第5次総合計画に言及し、「終(つい)のすみかにふさわしいまちづくりを進めたい」と訴えた。

2676チバQ:2011/06/27(月) 19:19:42
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001106270003
刈谷市長選 現新一騎打ち
2011年06月27日

●来月3日に投開票


 刈谷市長選が26日告示され、元市議の岡本守二氏(60)=諸派=と、再選をめざす竹中良則氏(67)=無所属=の2人が立候補を届け出た。新顔と現職に一騎打ちとなり、7日間の選挙戦に入った。
 岡本氏の陣営は、自らが代表を務める政治団体「良識の風」のボランティアなどが協力し、自転車を使って街頭で支持を訴えた。
 竹中氏の陣営は、長い行政経験と実績を主張。連合愛知や農協などの団体から厚い支援を受けた組織型の選挙戦を展開している。
 投票は7月3日午前7時〜後8時、市内39カ所であり、午後9時15分から、同市逢妻町の市体育館で即日開票される。25日現在の選挙人名簿登録者数は11万2991人。



《候補者の第一声(届け出順)》 ※年齢は投票日現在。〈 〉囲み数字は当選回数。


■岡本守二氏(60)諸新
【主役は市民 改革必要】


 岡本守二氏の出陣式は、刈谷駅南口の広場であり、候補者本人が自転車街宣をしながら会場に入った。4年前に続く2度目の挑戦で、3期務めた市議時代の支持者らが詰めかけた。
 岡本氏は「この4年間は遠い道のりだったが、市民の声を聞きながら一生懸命に歩んできた。みなさんの力で刈谷を変えましょう」と切り出した。
 「公務員の公務員による公務員のための行政ではこの時代、立ち遅れていく。市職員が刈谷で一番ぜいたくな建物で仕事をしている。そのことだけでもダメだ」と批判。「今こそ改革し、市民主体の当たり前の行政を取り戻そう」と訴えた。最後は支持者がつくった歌を合唱し、気勢を上げた。



■竹中良則氏(67)無現〈1〉
【1期目公約 ほぼ完遂】


 竹中良則氏は刈谷市高倉町の選挙事務所で出陣式。国会議員や西三河地方の首長、地元選出の県議、同時に告示された市議選の候補者らが駆けつけた。
 竹中氏は、第一声で「1期目に掲げたマニフェスト71項目はほぼやり遂げた。この4月からは、第7次総合計画のほか、市民、企業、議会、行政が手を取り合って刈谷を発展させるための自治基本条例、新しい行政圏を推進する定住自立圏構想の3本柱がスタートした」と実績を強調。
 さらに「東日本大震災の被災地を支援するためにも刈谷が元気にならないといけない。市民、企業の元気を東日本に届け、日本に笑顔を取り戻そう」と訴えた。



●刈谷市議選は34人が立候補


刈谷市議選(定数28)は26日告示された。今回から定数が2削減され、現職18人、新顔16人の計34人が立候補した。党派別では公明党3人、共産党3人、地域政党「日本一愛知の会」1人、諸派3人、無所属24人となっている。市長選と同じく7月3日に投票、即日開票される。

2677チバQ:2011/06/28(火) 21:56:00
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110628/fki11062802510000-n1.htm
出馬に慎重姿勢 福井市長選で東村市長
2011.6.28 02:51
 福井市の東村新一市長は27日開会の定例市議会・一般質問で、今年12月22日に任期満了となる市長選を含め政治姿勢と市政運営について答弁。任期の3年半を振り返り「福井駅西口再開発事業などの課題が思い通り進んでいない」とし、「今後の残された課題、新たな課題について議員の意見をうかがい、第6次の市総合計画をとりまとめるなかで判断したい。市民のみなさまの支援がいただけるよう課題解決に取り組んでいく」と、再選出馬について慎重な姿勢を示した。

 また、今年度内に新たな方向性をとりまとめる方針を示している福井駅西口再開発事業については、「事業の再構築に向けて努力している。今年度中というのが一つの考え方だが、市長選前までに方向性を示さないといけない」と述べた。

2678チバQ:2011/06/28(火) 22:15:45
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001106280005
苦しい「減税」議長
2011年06月28日

●「続投」に批判
【会県拒否を釈明】


 名古屋市議会の中村孝太郎議長(減税日本)が27日、政務調査費をめぐる発言から浮上した「辞意」を一転させ、続投意欲を示したことに他会派から批判が上がった。記者会見を拒否した対応については、河村たかし市長も疑問視、窮状が続いている。
 中村議長は同日、減税日本の市議団総会に出席後、記者団の取材に応じた。
 則竹勅仁前団長の不適正な政務調査費の処理問題について「問題ない」と発言した責任を取り、24日に辞任意向を他会派に伝えたとされることについて、中村議長は「団長に一任すると伝えたが、私としては続けることが前提。認識不足だった」と話した。また、24日に記者会見の要請に応じず、連絡もとれなかったことについては、「個人的な理由があり失礼しちゃいました。電話がとれる状況にありませんでした」と弁明した。
 これについて自民党市議団幹部は「もし辞めないならペテンにかけられた気分だ」と反発、28日にも団長幹事長会議を開き、真意を確かめる方針という。民主市議も「減税日本との協議では辞任するという流れだった。もういい加減にしてほしい」と批判する。
 河村市長は27日の記者会見で、中村議長の辞任については「謝罪すれば辞任の必要はない」と擁護したものの、記者会見を開かなかったことについては「会見要求があったら応えるのが普通ですね」と対応に苦言を呈した。(井上未雪、豊岡亮)

2679チバQ:2011/06/29(水) 12:33:44
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110629-OYT1T00199.htm
減税日本県議が薬事法違反、効能うたい油脂販売


 名古屋市の河村たかし市長率いる首長新党「減税日本」所属の愛知県議・東裕子氏(47)(名古屋市千種区選出)が、医薬品の承認を得ていない商品を、アトピーやリウマチに効能があるなどと表示して販売していたことがわかった。


 市民から28日、市へ通報があり、市健康福祉局が薬事法に違反するとして、改善するよう文書で指導した。

 減税日本では、名古屋市議の金城裕氏(51)(瑞穂区選出)が21日、同法に違反して効能をうたった健康グッズを販売し、市から同様に指導を受けたばかり。減税日本所属議員の不祥事が相次いでおり、同党の綱紀粛正が厳しく問われている。

 東氏は3月の出直し市議選で落選後、県議選に初当選。美容・健康サロンの経営や健康食品・化粧品の販売などを手掛ける会社も経営し、アフリカ産の植物性油脂「シアバター」(120グラム3600円、10グラム450円)を、自社のホームページ(HP)で湿疹やアトピー、やけど、リウマチ、関節痛などに効能があると宣伝、販売していた。

 医薬品の承認がなければ効能をうたって販売することはできず、市は、HPの記載が同法に違反すると判断。東氏に事情を聞いたところ、医薬品でないことを知りながら、効能を表示していたことを認めたという。

 東氏は読売新聞の取材に対し、この商品を約1年前から販売していたとした上で、「輸入業者からは『化粧品でも薬品でもない』と聞いていたが、効能を書くことが違法とは知らなかった。指摘を受けた記載は削除するが、シアバターは肌にいいので、今後も法律を守りながら販売したい」と話している。

(2011年6月29日10時05分 読売新聞)

2680チバQ:2011/06/29(水) 12:36:16
http://mainichi.jp/select/jiken/news/m20110629k0000m040192000c.html
東裕子愛知県議:経営の会社 薬事法違反で行政指導受ける
 河村たかし名古屋市長率いる「減税日本」の東裕子・愛知県議(同市千種区)が経営する化粧品輸入販売会社が、未承認のクリームを宣伝・販売していたとして、名古屋市は28日、薬事法(未承認医薬品の広告禁止)違反で行政指導した。

 市環境薬務課によると、同社は、厚生労働省から医薬品として承認されていない「シアバター」と呼ばれるクリームについて、やけどや関節痛に効果があるとうたい、昨秋からホームページに掲載。同市名東区の店舗で、120グラム入り(3600円)と10グラム入り(450円)の2種類を販売していたという。

 薬事法は未承認の医薬品について、効能を記載して宣伝することを禁じている。

 東氏は毎日新聞の取材に「薬事法について知識がなく、申し訳ない。月に数個しか売れておらず、ほとんど利益はなかった」と釈明した。近く商品の効能部分をホームページから削除するという。

 東氏は減税日本公認で3月の名古屋市議選に名東区で立候補し次点で落選。4月の県議選に千種区から立候補しトップ当選した。

 減税日本所属議員をめぐっては、金城裕・名古屋市議が取締役を務める健康器具販売会社が医療機器の承認を受けずに商品の効能をPRしたとして、同市から今月21日に同法違反で行政指導を受けた。【三木幸治、福島祥】

毎日新聞 2011年6月29日 2時30分(最終更新 6月29日 3時02分)

2681チバQ:2011/06/29(水) 12:47:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110629-00000178-yom-pol
減税日本議長、「辞任とは言ってない」一転続投
読売新聞 6月29日(水)9時26分配信


「辞任を口にしたことは一度もない」と記者会見で話す中村議長=秋元和夫撮影
 名古屋市議会議長の失言に端を発した辞任問題で、中村孝太郎議長(減税日本ナゴヤ)は28日、失言後、初めて記者会見に応じ、「議員総会での謝罪で決着したはず。団長に進退を一任したのは事実だが、議長を辞める考えはない」と辞任を否定した。

 減税日本ナゴヤも各会派の団長・幹事長会議で議長の続投を支援すると説明。野党は「辞任は大前提だったはずで、発言を翻すなんてとんでもない。これでは減税日本とまともな議論はできず、全面戦争になる」と攻勢を強めており、6月議会の議案審議に支障が出るのは必至で、混乱はさらに広がっている。

 会見は午後2時から、市議会の議会運営委員会室で開かれたが、辞任問題を巡り、「団長に聞いてほしい」「記憶が不確かで……」など、議長のあいまいな発言が目立ち、中断を挟んで約2時間に及んだ。

 会見では特に、議員総会を開いて事態を収拾することになった24日の浅井康正団長とのやり取りについて質問が集中。中村議長は「本会議を円滑に開けるように進退も含めて一任したが、辞任という言葉は出ていない」と強調した。

2682チバQ:2011/06/29(水) 19:54:01
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20110629ddlk17010559000c.html
金沢市議会:中西市議「旧姓」名乗り紛糾 是非、審議へ /石川
 金沢市議会6月定例会で28日、一般質問があり、中西美代市議(共産)が議長から「中西議員」と指名されたのに対し、質問の前に旧姓の「広田」を名乗ってあいさつしたことで、市議会が紛糾した。中西市議は、4月の市議選で旧姓を用いたことから市議会でも使用を求めていたが「戸籍上の名称を使うべき」などの異論があり、結論が出ていなかった。閉会後、開かれた議会運営委員会で話し合われたが、旧姓使用の是非の結論は今後の審議に持ち越された。

 中西市議は09年に結婚して戸籍上の姓が変わったが、4月の市議選では旧姓の「広田」の名で出馬して初当選した。公職選挙法施行令では、「通称」として選挙活動での旧姓使用が認められている。

 衆参両院では旧姓使用は慣行だが、市議会では前例がなく、使用の可否を巡って議論となった。4月下旬から各会派の代表者会議で検討したが結論は出なかった。27日、旧姓使用のルール作りなどを「議会のあり方検討委員会」で検討することが決まっていた。

 中西市議は「旧姓使用は当然の権利なのに当選後2カ月間もたらい回し。『中西』の名で質問すれば、『広田』の名で投票してくれた市民の思いを裏切る」と話す。

 議会運営委の田中仁委員長(みらい)は「議長が『中西議員』を指名したのに『広田議員』が発言するなら、整合性がとれない。会議録にどう載せるかという問題もある」と話す。今後、継続審議とする方針。【松井豊】

2683チバQ:2011/06/29(水) 19:58:03
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001106290002
市長多選自粛案を否決 
2011年06月29日

●小牧市議会「条例化は不要」
【市長公約 実現できず】


 市長の任期を実質3期12年までとする愛知県小牧市の多選自粛条例案が28日、同市議会の反対多数で否決された。5選を目指した前職を破って2月に初当選した山下史守朗市長の公約だったが、「有権者が判断すべきもの」などの慎重論があった。議会事務局によると、市長提案の条例案の否決は1974年以来37年ぶり。



 市長の長期在任について山下市長は、創造性の低下や緊張感の欠如といった弊害を指摘。条例案は、在任が継続して10年を超えた後に告示される市長選に「立候補しないよう努める」との内容。多選自粛条例は「県内の自治体で初めて」と説明していた。
 同日の本会議では賛否の討論があり、反対側からは「多選の弊害の有無はあくまで選挙で住民が判断するもの」「市長自ら4選立候補しないと宣言すればすみ、あえて条例化する必要はない」といった意見が出た。条例が後の市長にも及ぶことへの懸念も示されたが、「あくまで努力目標であり、次の市長は廃止することもできる。自らを厳しく律する条例は、他の自治体に及ぼす影響も大きい」との賛成意見も出された。
 本会議は欠員3を除く25人の議員全員が出席。採決の前に1人が退席したため、議長を除く過半数は12となり、賛成は9だった。20日の市議会総務委員会でも、条例案は賛成1、反対5で否決されていた。
 山下市長は「議会の理解が得られなかったのは残念だが、清新で活力ある市政のための施策はこれだけではない。今後もそのために努力していく」と語った。
 6月定例会はこの日で閉会。市長と副市長、教育長の退職手当を半減する条例や、企画部を廃止して市長公室を新設する条例、骨格予算に肉付けする補正予算などが可決された。また、議会改革を検討する特別委員会の設置案が議員側から提案、可決され、「議会改革委員会」が即日設置された。
 山下市長は4月、議員定数を3分の2に削減するなど8項目の議会改革を進めるよう要請。ただ、市議選が10月に迫り、議会独自の議論を見守りたいとして、6月定例会への改革案提案は見送っていた。(松下和彦)

2684チバQ:2011/06/30(木) 21:44:56
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110630-OYT1T00143.htm?from=main3
静岡知事と議会に気兼ね…県幹部やっと上着脱ぐ

静岡県議会の各会派は29日、代表者会議を開き、ノーネクタイのみ容認していたクールビズを一歩進め、上着を脱ぐことも容認することを申し合わせた。


 議会に出席する県幹部たちはこれまで、「上着着用」の議会と「ネクタイ着用」の川勝知事に気兼ねし、上着、ネクタイのどちらも着用していたが、同日午後から知事と同じ「上着なし、ネクタイあり」の軽装に改め、ほっとした表情を見せた。

 県議会は当初、クールビズをしない方針だったが、6月定例会が開会した23日の会派代表者会議で、ノーネクタイのみ容認する方針に転換。一方、川勝知事は5月23日から「上着なし、ネクタイ着用」という独自のクールビズを始めていた。このため、上着とネクタイの両方を着用して議会に出席していた県幹部たちは、暑さで額に汗をにじませたり、顔を真っ赤にさせたりと、苦しい夏が続いていた。

 議場内は28度を超えるとエアコンが入る設定になっているが、29日は午前中と午後の計3回にわたって29度の暑さに。昼休みに行われた会派代表者会議後、県議たちは上着とネクタイを外した姿で登場。県幹部たちは半袖シャツにネクタイの「川勝スタイル」に改めた。

 川勝知事は「議会は1日で方針転換し、三日坊主にもならなかった。見識を持ってクールビズにしたとは思えず恥ずかしい。ネクタイくらいしたらどうか」と批判。県議が扇子であおぐ姿についても、「議場に対する礼儀として、扇子でばたばたするというのも品のいい姿ではない」とくぎを刺した。しかし、植田徹議長は「議場は蒸し風呂のような暑さ。(知事の批判には)『あっそう』という感じ」と取り合わなかった。

(2011年6月30日10時32分 読売新聞)

2685チバQ:2011/06/30(木) 21:45:53
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001106300003
暑さに耐えかね…
2011年06月30日


上着を脱いでもいいことが認められた県議会

 厳しい暑さが続く県内。29日の6月定例県議会では、午前中は背広にネクタイ姿だった川勝平太知事や県幹部らが、午後からは一斉に背広を脱いで答弁した。


 県議会は6月定例会初日の23日、午前中の本会議終了後に代表者会議を開き、「男性は上着にネクタイ着用」だった決まりを、「上着を着ていればネクタイを外してもよい」と変え、クールビスを初めて認めた。


 この変更で28日の本会議では多くの議員がネクタイを外したが、知事を始めとする県幹部らは依然、背広にネクタイ姿。「だらしない格好はしない」と川勝知事が公の場でネクタイを外さないため、県幹部らも合わせざるを得なかった。


 29日午前中の本会議も、川勝知事ら県幹部は全員、背広にネクタイ姿。ハンカチで何度も汗をふく幹部もいた。さすがの暑さに耐えかねたのか、川勝知事は節電に対する質疑の答弁で、「ネクタイを取るのと、上着を取るのと、どちらが涼しいでしょうか。個人差がありますから自由度を認めていただきたい」と、議会側にルールの再考を要請。これを受け、午前の本会議の終了後に各会派の代表者会が開かれ、「ノー上着、ノーネクタイも可とする」とルールが変更された。


 午後からの本会議では、県幹部らが背広を脱いで登場。川勝知事は答弁の冒頭で、「暑い中で、自由度を高めていただきお礼申し上げます」と話した。

2686チバQ:2011/07/02(土) 00:09:04
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20110701-OYT8T00008.htm
多選自粛は現職のみ



金沢市長条例 自民修正案可決
 金沢市議会は30日の総務委員会で、山野之義市長が提案した多選自粛条例案の審議を行い、市議会最大会派の自民党議員が提出した修正案を賛成多数で可決した。修正案は、任期を3期までとする多選自粛について、将来の市長も対象にした原案から、現職のみに限定するもので、1日の本会議でも可決される見通しだ。

 修正案は、多選自粛の対象を、「条例制定日に市長の職にある者にのみ適用」としている。提出者の野本正人委員は、「将来の市長の立候補に一定の制限がかかることには議論の余地がある」と趣旨を説明。「昨年の市長選の公約でもあり、山野市長の意思を尊重し、条例化したい」と理解を求めた。

 採決では、7人の委員のうち、自民、金沢保守、公明の3会派の委員が修正案に賛成、6対1で可決した。

 共産の森尾嘉昭委員は、「多選制限は、立候補の自由を保証している憲法上、疑義がある」「自らの任期制限なら政治理念や公約を表明すれば十分。条例化は市長のパフォーマンス」などと原案、修正案双方に反対した。

 金沢保守の中西利雄会長は「将来の市長も多選を制限する内容には会派内でも賛否があったが、山野市長が自身の任期に縛りをかけるだけなら反対する理由はない」と話した。

 公明の松井純一会長は「市長の任期という公共性がある問題で条例化は必要だが、自分以外の人にあてはめることはない」とし、会派みらいの苗代明彦代表も、「次の市長の多選にも言及する原案は、事実上の立候補制限だ」と述べ、修正案に賛成の意向を示した。

 一方、選挙で山野市長を応援した議員が所属する会派「清風金沢」は、修正案に反対し、小阪栄進会長は「山野市長は『多選の弊害は特定の市長に限ったものではない』と選挙で訴え、市民から支持された。原案通り、将来の市長にも適用すべきだ」と批判した。

 総務委の採決後、山野市長は報道陣の取材に対し、「自分の思いを説明した上で議会に判断いただき、今回の修正案に至った。真摯(しんし)に受け止めたい」と述べ、修正案を受け入れる考えを示した。

(2011年7月1日 読売新聞)

2687チバQ:2011/07/03(日) 09:57:44
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/29014.html
鯖江市議選立候補の山本氏死去 きょう投開票

(2011年7月3日午前7時09分)
 3日投開票の鯖江市議選に立候補していた、元職の山本又一郎氏(同市水落町2丁目)が2日午後11時ごろ、死去した。68歳。

 同市選挙管理委員会によると、投票所内における山本氏の氏名などは紙で覆われ、同氏に入れられた票は無効となる。

 同氏はこれまで同市議を5期務め、4月に行われた県議選にも同市選挙区から出馬していた。

2688チバQ:2011/07/05(火) 23:15:39
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20110705/CK2011070502000100.html
政務調査費、領収書付き24%だけ 県議の10年度収支報告公開
2011年7月5日

 2010年度に県議に支給された政務調査費の収支報告書が4日、公開された。領収書が添付された3万円以上の支出の合計は約4300万円で、支給総額の24%に留まり、領収書が1枚もない議員も6人いた。

 3万円以上の領収書の添付が義務付けられた2007年11月以降、添付率は4年連続で20%台で、大半の使途の裏付けがない状態が続いている。

 政務調査費は県議1人につき、議員報酬とは別に議案や政策の研究費として県が毎月33万円を支給しており、10年度は46人(昨年7月の参院選に出馬した渡辺猛之参院議員を含む)に1億7754万円を支給。このうち公開対象となる領収書の添付が必要な支出は、4297万2776円だった。

 具体的には、雇っている事務員の給与や事務所の家賃が多く、資料の印刷代、パソコン購入費、ホームページのブログ作成費というものもあった。

 議員ごとの添付率は0〜88%。1枚も領収書の添付がなかった6人の一人は「3万円以上の支出がなかった。調査研究のための交通費や宿泊費、研修費が多い」と説明した。

 43人が全額を使い切り、3人が約20万〜約53万円の計約100万円を返還。返還額は昨年度より約25万円増えた。

 県議会は今定例会で、議会の在り方を見直す「議会活性化改革検討委員会」を2年ぶりに再開。4月の統一地方選前には全会派とも領収書を全面公開する方針を決めており、同委員会で議論される予定。

 政務調査費の収支報告書と領収書は、平日の開庁時間(午前8〜午後5時15分)に議会棟の資産公開閲覧室で閲覧できる。 (山本真嗣)

2689チバQ:2011/07/10(日) 14:39:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110710-00000011-mai-soci
<安城市長>掛川市まで142キロ自転車完走 環境保護訴え
毎日新聞 7月10日(日)13時48分配信

 昨年12月に第1回中部環境先進5市サミットを開いた愛知県安城市の神谷学市長(53)らが9日、来月11日の第2回サミット開催地、静岡県掛川市までの142キロを自転車で走った。

 5市はNGO主催の「環境首都コンテスト」に毎年参加している両市と長野県飯田市、岐阜県多治見市、愛知県新城市。環境に優しい自転車にまたがった神谷市長は、環境保護とサミットをアピールした。

 8時間かけて完走し、掛川市役所前では同市の松井三郎市長ら数十人が歓迎。サイクリングが趣味という神谷市長は炎天下をものともせず、「自転車が普及すれば暑さもやわらぐ」と余裕の表情。【安間教雄】

2690チバQ:2011/07/12(火) 23:22:24
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011071190130952.html?ref=rank
愛知県議、報酬11%削減で決着へ 各会派の協議決裂
2011年7月11日 14時10分

 愛知県議会(定数103)各会派の団長は11日、議員報酬の削減幅を協議したが、決裂した。過半数を占める自民(52人)、民主(26人)は、削減幅を11%とする関連条例改正案を開会中の6月定例会に提出する方針。最終日の15日に、賛成多数で可決される見通しとなった。県議会は2009年度から8%削減しており今回の実質的な削減幅は3%にとどまる。

 減税日本一愛知(18人)、公明(6人)は11日の協議でも3割削減を主張し、11%減でとどめたい自民、民主との溝は埋まらなかった。岩村進次議長(自民)も「意見の隔たりが大きすぎる」として、あっせん案の提示を断念した。

 減税日本一愛知、公明は、15日の採決で11%削減案に反対するが、独自の提案はしない。

 今回の11%削減案は「県の財政難」を理由とし、11年度末までの時限的な削減とする。県議の条例上の月額報酬は97万7千円で、11%削減では同86万9千円となる。年額約417万9千円の期末手当は削減対象としない。

 各会派の報酬削減の協議は6月下旬に本格化。自民、民主はいったん削減幅を15%まで引き上げる姿勢をみせたが、他の2会派が3割削減に固執したため、削減幅を11%まで下げた上で自民、民主のみで可決をする方針に転換していた。

(中日新聞)

2691チバQ:2011/07/13(水) 19:03:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110713-00000042-mai-pol
<自民>愛知県13区支部解散を届け出 大村知事が代表
毎日新聞 7月13日(水)14時3分配信

 自民党は13日、離党届を出した大村秀章・愛知県知事が代表のままとなっている党愛知県13区支部の解散届を総務省と県選挙管理委員会に届け出た。党側は支部長の変更などを求めたが大村氏側が応じなかったため、強制的に支部を解散した。後任の支部長が決まり次第、再び設立する。

 自民関係者によると、解散は12日付。13日午前、谷垣禎一総裁名で解散届を出した。

 自民党衆院議員だった大村氏は知事選に立候補するため10年12月に離党届を提出。しかし党党紀委員会が除名処分にしたため、大村氏が不服審査を申し立て、身分は党員のままになっていた。

 党は大村氏を支部長から解任したが、大村氏側は政党支部の代表変更をせず、「自民党衆院議員 大村ひであき」と書かれたポスター掲示板を知事就任後も利用していた。

 関係者によると、今月上旬までに掲示板から「自民党衆院議員」の表記が削除されたという。

 支部解散について大村氏の事務所は「自民党支部として活動しているわけではなく、特にコメントはない」と話している。【加藤潔】

2692チバQ:2011/07/15(金) 20:52:53
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001107080004
川勝県政折り返し(上)打開へ率先 新鮮さ
2011年07月08日

 開け放たれた知事室のドア。居並ぶ県幹部の説明に川勝平太知事が耳を傾ける。平日夕方の県庁でよく見られる景色だ。


 当選直後、川勝知事は「知事室のドアは常に開け放ちます」と宣言。会見や報道陣とのやりとりの中でアイデアを披露して政策を推し進め、県職員を引っ張る手法は新鮮だった。「理想を語る学者知事」という未知のキャラクターに、県職員たちは右往左往した。


 ■空港では成果


 「川勝県政で事態が進展した課題は、『静岡空港の完全開港』と『沼津駅高架化事業』だろうね」。ある県幹部はそう指摘する。


 静岡空港の2500メートル滑走路建設。航空法の高さ制限を超える雑草が見つかった「ササ問題」では、地権者の信頼を失い交渉のテーブルにさえつけない県当局を尻目に、川勝知事が地権者と直接面会。開港期限までに雑草を除去することで地権者と合意し、何とか完全開港までこぎ着けた。


 沼津駅高架化事業を巡っては、事業推進派と反対派を集めて意見交換会を開いた。両派和解とまではいかなかったが、前出の県幹部は「会うことさえままならなかった両派が一堂に会しただけでも前進」と話す。


 現場が停滞すると川勝知事自らが乗り出して事態の打開を図る――。これは初期の成功手法と言えそうだ。知事に就任してしばらくすると、もう一つの政治手法が目立ってくる。


 「けんか戦法」だ。


 「荒茶とてん茶の区別もつかない。この程度の人間が基準を決めている」。6月初旬、川勝知事は乾燥茶葉の放射性物質検査結果を受けて、憤懣(ふんまん)やるかたない表情でまくし立てた。


 国に押し切られる形で実施した結果、基準を超える放射性セシウムが検出され茶業界に大打撃を与えた。怒り心頭に発した川勝知事は、会見などで厚生労働省批判を繰り返した。


 しかし、「お茶独自の基準を設けて欲しい」と厚労省に乗り込んでまで求めた新たな放射性物質検査の暫定基準は、県が公開質問状を2度も出して、いまだに木で鼻をくくったような回答しか届かない。


 川勝知事が就任以来、激しい応酬を繰り広げた日本航空。福岡線の搭乗率保証問題に静岡空港からの日航撤退も絡み、保証金約1億5千万円の支払いを求めて県を訴えた。


 川勝知事は「一部の跳ね上がりが無礼な振る舞いをしている」と日航経営陣を厳しく批判してきたが、日航に言わせれば「川勝知事が搭乗率保証廃止を主張したために撤退に至った」。弁論準備手続きでは両者の主張は平行線のままだ。


 ■「敵」を仕立て


 就任以来、厚労省や日航以外にも、沼津駅高架化問題で「貨物駅不要論」を挑んだJR貨物、静岡空港の看板撤去を要求した伊藤園など、様々な「けんか相手」を仕立て上げて事態の打開を図ってきた。就任2年の折り返しを迎え、その手法に限界を感じている県職員も多い。


 「川勝知事は『敵』を見つけると燃え上がっちゃう。けんかして注目を集めるのはうまいんだけど、局地戦で勝っても、最終的な勝ちにつながるとは限らないんだよ……」。ある県幹部はこう、頭を抱えた。(後藤遼太)


   ◇


 川勝県政がスタートして7日で2年。折り返し地点を迎えた知事の手腕と今後の課題を探った。

2693チバQ:2011/07/15(金) 20:53:24
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001107090001
川勝県政 折り返し(下) 問われる震災後
2011年07月09日


 県庁5階の知事室に7日、県経営者協会の岩崎清悟会長ら役員4人が川勝平太知事を訪ねた。


 「このままだと空洞化が進む。産業が出て行かないように、地域に根づかせるような対策が必要だ」


 国が地域を指定して規制緩和や財政支援する「総合特区制度」。秋に向かって他県との指定争いが激化する。その前に、県の提案に注文をつけた。


 「震災まではすべて順調だった」。知事室を出た鈴与の早川巌副社長が言った。2008年9月のリーマン・ショックから、ようやく回復の兆しが見えていた矢先だった。


 3月11日の東日本大震災以降、県の雇用情勢は悪化している。求人倍率は4、5月と2カ月連続の低下。他県より影響は大きく、全国順位は3月の26位から5月には35位まで下がった。


 新宅友穂・静岡労働局長は「製造業中心の本県の産業構造が、全国より深刻な状況を招いている」として、雇用対策の必要性を強調する。静岡経済研究所の中嶋寿志専務理事は「自動車だけに頼らない、新たな物作りを発展させていく必要がある」と訴える。


 連合静岡には最近、「仕事が見つからない」といった深刻な相談が相次ぐ。若い人も多いという。


 ■「理想郷」の姿は


 2年前の知事選で、連合静岡は川勝氏を支援した。自民党政権の末期、政治、経済ともに閉塞(へいそく)感が漂っていた。「日本の理想郷を静岡に」という川勝氏の訴えは新鮮だった。


 連合静岡の吉岡秀規会長は「『ふじのくに』というフレーズで、新しい静岡を県民に発信している」と評価する。一方で、「『3・11』が起きる前と、起きた後に描く絵がどう違うのかを示す必要がある」と感じている。


 浜岡原発の全炉停止、原発周辺の企業移転の動き、お茶の放射能問題。未曽有の災害の影響はいまだ続く。その中で、知事が訴えてきた「理想郷」はどんな姿になるのか。


 震災後、川勝知事は新エネルギー政策に力を入れる。県内の耕作放棄地約1万2千ヘクタールに太陽光パネルを設置すると訴える。ソフトバンクの孫正義社長が提唱する自然エネルギー協議会へも参加する意向だ。


 吉岡会長は「この静岡をどうしていきたいのか。自然エネルギーは静岡を支える産業になるのか。雇用を創出できるのか。正直、まだわからない」と話す。


 ■「浜岡」次の争点に


 1日の県議会一般質問。質問に立った天野進吾県議(自民改革会議)は、川勝知事が進める静岡空港を核に茶産業の活性化を目指す「空港ティーガーデンシティー構想」を皮肉った。


 「構想が完成した折、展望デッキ周辺の森に新たな閑古鳥が鳴くことにならないか、はなはだ心配だ」


 外国客誘致のため、トップセールスを繰り返す川勝知事。しかし、震災の後、空港の利用者は落ち込んだままだ。


 天野県議は、川勝知事の積極性を評価しつつ、「もう一呼吸、胃袋で味わってほしい。のどで消化している」と例えた。素早くのみ込まず、課題を十分に消化して判断してほしい、との思いだ。


 静岡大学の日詰一幸教授(行政学)は、浜岡原発への対応に注目する。


 「運転再開には、周辺住民や自治体、県民、企業など様々な思いがある。輻輳(ふくそう)した問題にはスピード感とともに、意見の調整や議論が必要。それがないと、独りよがりになってしまう。運転再開は次の知事選の争点になる」(大久保泰)

2694チバQ:2011/07/15(金) 21:17:16
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20110715/CK2011071502000086.html?ref=rank
難しいかじ取り必至 自民県連藤川新会長が就任
2011年7月15日

自民県連会長の就任演説をする藤川会長=名古屋市中区で


 自民党県連大会が14日、名古屋市で開かれ、藤川政人参院議員(51)が県連会長に就任した。次の衆院選に向けて、全15選挙区のうち、候補者が決まっていない6選挙区で人選を急ぐ方針を表明した。ただ、2月の知事選で党内に生じた確執は残ったままで、難しいかじ取りを迫られそうだ。

 藤川会長は就任演説で「政権奪還に向けて頑張り、候補者全員の当選を目指す」と、次期衆院選への決意を語った。

 知事選で、県連は独自候補を擁立したが、一部の県議などが当選した大村秀章知事を支援し、亀裂が生じた。今回の県連会長選びでも、大村知事に近い寺西学前会長(75)が続投の意思を表明。反知事派が中心となって推した藤川会長との選挙突入の可能性が一時高まった。寺西前会長が立候補を取り下げて回避されたが、わだかまりは残ったままだ。

 藤川会長は「いろいろな意見を聞き、世代にかかわらず力を合わせる」と記者団に話し、党内融和を図る考えを強調。前会長が率いた執行部メンバーの大半を再起用する方針だ。大村知事には「是々非々で話し合い、関係を前へ進めたい」と話した。

 知事選で大村知事を支援した公明党との関係もぎくしゃくしており、次期衆院選に向けて関係修復が課題となっていることには「しがらみのない私が話しをする」と述べた。 (藤沢有哉)

2695チバQ:2011/07/15(金) 21:17:52
http://www.asahi.com/national/update/0715/NGY201107140051.html
大村・愛知知事の事務所に注意 ステッカーの大きさ不適
 愛知県安城市にある大村秀章知事の個人事務所が、建物の窓に貼られたステッカーが公職選挙法で定められた大きさを超えているとして、県選挙管理委員会から注意を受けていたことが14日、わかった。事務所側は「速やかに改善する」としている。

 県選管などによると、事務所は1文字につき約1メートル四方のステッカーを「支部長大村ひであき」と組み合わせて窓に貼っていた。以前は大村氏が支部長だった「自民党愛知13区支部」の文字もあったが、自民党が13日に支部の強制解散を届けたため、急きょはがしたという。これにより、「政党の看板」の要件を満たさなくなった。

 現状では「個人の政治活動のための看板」とみなされ、「縦150センチ、横40センチを超えてはいけない」との公選法の規定に違反する可能性があるという。事務所の担当者は「党本部から解散の連絡が急にきたのですぐに対応できなかった」と話している。(佐藤恵子)

2696チバQ:2011/07/18(月) 18:43:19
>>2682
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110718-00000179-mailo-l17
’11記者リポート:金沢市議、旧姓使用問題 検討3カ月、結論出ず /石川
毎日新聞 7月18日(月)14時31分配信

 旧姓の「広田美代」で4月の金沢市議選に初当選した中西美代市議(30)=共産=が、議会での旧姓使用が認められないまま3カ月近くになる。市議会では「旧姓を含めた議員の呼称のルールを決める」とするが、いまだ結論は出ていない。女性の旧姓使用は衆参両院では認められ、一般の職場でも浸透してきた。中西市議は「今は、女性が職場などで旧姓を使うのは、特別なことではない。ルールという前に暫定的にでも使用を認めてほしい」と話す。【松井豊】
 ◇「市民の思い裏切ることに」
 中西市議は埼玉県立大卒業後、看護師や保健師として8年間、金沢市内の病院に勤務。09年10月に結婚し、戸籍上は夫の姓に変わった。広田姓で働く中で培った患者らとの関係を考え、昨年8月の退職まで職場では旧姓を使っていた。
 公職選挙法施行令では、申請書を提出すれば、通称としての旧姓を選挙活動で使える。中西市議は「広田美代」として市選管に届け出て、3870票を集め当選した。
 市議選での経緯から、議会でも旧姓で活動しようとすると「旧姓使用の前例がない」として議会内から「待った」がかかった。市議会は4月下旬から各派代表者会議で検討したが、最大会派の自民が「戸籍名で通すべきだ」と主張するなどで決定は持ち越した。
 6月定例市議会で、上田章議長が「結論を出す前提での対応を」と議会運営委員会に申し入れ、「議会のあり方検討委員会」で旧姓を含む議員の呼称を検討することが決まったが、結論は出ていない。
 6月議会では、初めて一般質問した中西市議が演壇上から「広田美代です」とあいさつしたことを巡り、市議会が紛糾。「検討委の結論が出る前に使用するのはルール無視」との批判が出た。翌日、正副議長が中西市議に対し口頭注意する一幕もあった。
 中西市議は「『中西』姓で初質問すれば、『広田』姓の私に投票してくれた市民の思いを裏切ることになる」と真意を説明する。
 福井市や富山市の議会事務局によると、両市議会では、旧姓使用を申し出た議員の例はない。一方、国会議員は、衆参両院とも旧姓で活動できる。参院は、橋本聖子(自民)=本名・石崎聖子、丸川珠代(自民)=同・大塚珠代−−の各議員らが使用。衆院では、早川久美子(民主)=同・古藤久美子、高市早苗(自民)=同・山本早苗−−の各議員らが使う。
 参院は97年の議院運営委員会理事会で、使用を合意。また衆院では総選挙後に開く各派協議会で、旧姓を含む通称での活動を望む議員のリストを示し、了承するのが慣行という。
 自治体職員でも、金沢市は00年に定めた要綱で、辞令などの公文書や、差し押さえなどを行う際を除き、旧姓での業務を認める。市によると、6月1日現在、12人が届け出た。
 旧姓で活動する女性議員の1人、民主党の早川久美子衆院議員(40)=比例東京=は「女性が姓を変えると、旧姓で築いてきた仕事上の人間関係が一時、断ち切られることを分かってほしい」と話す。また、「旧姓で当選したのに、1期目の実績が戸籍名で認知される。中西市議が次の選挙に『広田』姓で出馬すれば、一方的に不利を被る可能性がある」と、議員活動上の問題点を指摘している。

7月18日朝刊

2697チバQ:2011/07/21(木) 20:27:20
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011072190102018.html?ref=rank
減税日本の名古屋市議、海外視察自粛へ 
2011年7月21日 10時20分

 名古屋市議会の最大会派、減税日本ナゴヤは、議員が公費で実施する今年の海外視察に関し、参加を自粛する方針を打ち出した。海外視察は任期中に1回は行けるのが慣例化するなど「特権化」している面があり、全国的な財政難の中、他自治体では取りやめも相次ぐ。市議会では公明も自粛を決めており、議会改革のテーマとして浮上しそうだ。

 名古屋市議会の海外視察では、任期中の4年で全75議員が1回ずつ参加できるように1人当たり120万円の費用を予算化。往復の航空機は条例の規定で最上級運賃が適用され、ビジネスクラスの使用が慣例となっている。

 今年の計画では、秋に10日間ほど米ロサンゼルス市などを訪問。河村たかし市長が公約にしている地域委員会はじめ夜間議会や市支配人制度などを視察する。現時点で自民と民主が参加の方針で、幹事の藤田和秀議員(自民)は「さまざまな議員の形態がある米国で議会改革を考える材料を得たい」と強調。帰国後に報告会を開くなどして成果を議会全体に還元したい考えだ。

 これに対し、公明は東日本大震災の影響を考慮して今年は参加を自粛した。共産は議員特権だとして廃止を訴え、以前から参加していない。

 減税日本は、党代表の河村市長が「勉強したいなら自分のお金で行けばいい」と主張しており、市議団執行部が自粛を呼び掛けた。ただ、党議拘束はしない方針で、20日の団会議では議員1人が参加を検討しているとした。

 一方、愛知県議会では、自民を除く全会派が自粛を決定。他政令市では、大阪市議会が今年の自粛を決め、京都市は2006年度、神戸市は08年度を最後に実施していない。昨年度まで実施してきた横浜市も特別委員会で海外視察のあり方を再検討する予定だ。

(中日新聞)

2698チバQ:2011/07/21(木) 20:29:29
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001107200001
小牧市議会 定数減 可決微妙
2011年07月20日

●改革委は合意できず


 小牧市議会の議員定数(現行28)の削減を審議する臨時会が26日に開かれる。一部議員が山下史守朗市長に招集を請求し、定数を3減らす条例改正案を提出しているが、可決は微妙な情勢だ。議員の求めで開かれる臨時会で、議員提案の議案が否決される極めて異例の事態になる可能性がある。
 2月の市長選で初当選した山下市長は、議員定数を3分の2に削減することをマニフェスト(政権公約)に掲げた。ただ現行から「9減」する山下市長の提案に、議会側は強く反発。検討委員会を設けて、6月定例会最終日の28日には、特別委員会として議会改革委員会を設置した。
 その議会改革委は5会派すべてと無所属の代表計9人で構成。定数や議員報酬、表決態度の公表などを課題と決め、11日まで実質4回の議論を重ねた。しかし定数問題では削減不要論から2減、3減などと意見が分かれ、合意できなかった。
 市議選告示が9月末に迫り、8月8日には立候補予定者説明会を控えており、改革委の総意としての削減案を臨時会に諮ることを目指した。だが結局、市長選で山下市長を支持した会派を中心とする8人の議員の連名で、定数3減の条例改正案を審議する議会の招集を請求することになった。
 3減案を提出した議員サイドは、過半数を得られず、否決される可能性を否定していない。一方、「議会改革案に反対」した形で、市議選を迎えたくない別の会派には、2減案や報酬削減案を提出する動きも出ている。(松下和彦)

2699チバQ:2011/07/21(木) 20:30:04
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/110720/20110720018.html
副議長ポスト空白のまま 府議会で異例の事態
2011年7月20日
 大阪府議会の7月臨時議会本会議が19日、副議長ポストが空白のまま開かれた。過半数を確保する大阪維新の会の5月定例議会での「強行」採決に抗議した民主副議長の辞任から後任が決まらず、1879年に府議会が開かれて以来、記録上初めてとなる異例の事態となった。


 臨時議会では、任期満了を迎える小河保之副知事(64)の再任などに同意したほか、東日本大震災で修学旅行を見合わせた学校を大阪に招く費用について、府内避難世帯への見舞金制度で集まった寄付金を充てられるようにした条例改正案を可決。大きな混乱や議案の否決はなく即日閉会した。

 閉会後、浅田均議長は、今後月1回程度開くという議長定例記者会見を初めて行った。副議長不在の問題について、議長を第1会派の大阪維新の会から選出しているため、「公正な議会運営のためにも、第2会派、第3会派から推薦してもらうようこれからも粘り強くお願いし続ける」と強調。ただ、9月議会を控え「どこにも引き受けてもらえない場合、維新の会にお願いせざるを得ない」とも述べた。

2700チバQ:2011/07/21(木) 20:34:53
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011072190090946.html
800万円超過分の議員報酬「使わず」 減税・愛知県議の有志
2011年7月21日 09時09分

 河村たかし名古屋市長が率いる地域政党「減税日本」は、党所属の愛知県議の有志が年額800万円を超過する分の議員報酬を使わない方針を決めた。減税日本の県議13人の多くが、4月の県議選で「県議の年収は800万円が適切」と有権者に訴えていたため。全県議が一致して行動するかは流動的だが、方針に従う県議の名前を近く公表する。

 愛知県議会は15日の6月定例会最終日に、月額報酬を8月から11%削減する条例改正案を自民、民主の賛成で可決した。期末手当を合わせた県議の年収は、減額後も約1400万円に上る。

 河村市長は19日、減税日本の県議3人と名古屋市役所で会談。年収800万円を超す分は使わないのが望ましいとの考えを伝えた。会談に出席した県議はメールで、党所属の全県議に市長の意向を伝えた。現時点で何人が市長の意向に従うかは不透明だが、ある県議は「多くは市長に従わざるを得ない」と話している。

 県選挙管理委員会によると、県議が条例で定められた報酬を受け取らずに返納しようとすると、有権者への利益供与を禁じた公職選挙法に抵触する可能性が高い。別口座で金を保管し、県議を引退した時点で県に寄付することなども検討する。

 名古屋市議会では条例改正で、5月から暫定的に市議報酬を年800万円に減額している。

(中日新聞)

2701チバQ:2011/07/22(金) 22:47:47
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20110722/CK2011072202000113.html?ref=rank
県議会の海外視察、自民どう対応 民主、減税愛知、公明は自粛
2011年7月22日

 県議会の海外視察をめぐり、民主(26人)、減税日本一愛知(18人)、公明(6人)の3会派が2011年度は参加自粛で足並みをそろえ、最大会派・自民(52人)の対応に注目が集まっている。3会派の自粛は県の財政難が理由だが、最近は公費での海外視察に批判が強く、他県でも実施が減っている。自民は8月中旬までに対応を決めるが、自粛の“包囲網”に「正直、行きにくい」との声も漏れる。

 県議の海外視察は毎年あり、通常は各会派の議員が十数人ずつ2班を結成。県の重要課題の調査を目的に、欧州や米国などを8日間ほど視察する。議員1人が4年間の任期中に1回行く仕組みで、11年度は4844万円を予算化した。

 民主は、任期中4年間の海外視察への参加凍結を決定。公明、減税日本一愛知も東日本大震災への配慮や財政難に協力するとして、11年度に限り参加自粛を決めた。一方、自民は当初「1会派だけでも行く」とかたくなだったが、世論の反発を恐れて態度を軟化。執行部が協議して決めることにした。

 議員の海外視察については、約15年前から「費用対効果が薄い」などと全国的に反発が広がり、中止する自治体が目立っている。県議会事務局によると、10年度に全国で海外視察を実施したのは40%の19都道府県。中部地方では長野県が1993年ごろから実施しておらず、三重県も07年に制度を廃止。福井、滋賀県も数年間行っていない。

 愛知の場合、宿泊するのは4〜5つ星クラスのホテルで、移動の飛行機はビジネスクラス。議会事務局の職員1人がエコノミークラスで随行し、帰国後に参加議員のメモなどをもとに報告書を作る。報告書は議会棟図書室で閲覧できるが、ホームページには公開していない。

 自民の伊藤勝人幹事長は「ビジネスクラスの批判などは小さなことで、海外事情を勉強するのは大切。今ならチェルノブイリや、脱原発を国民投票で決めたイタリア、原発を推進するフランスなどで学ぶことが多い。来年に他会派の枠を増やす代わりに、今年は自民の参加者枠を増やしてもいい」と話す。

 一方、名古屋市民オンブズマンの新海聡事務局長は「今の時代、海外でないと調べられないことは少ない。多額な費用に対して、帰国後に生かした実績が伴っていない」と批判。「原発のことを知りたければ、まず福島県に行った方がいい。特権やご褒美という以外に、中身が伝わってこない。今のレベルなら、やめるべきだ」と話している。

 (島崎諭生)

2702チバQ:2011/07/22(金) 22:52:59
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011072290125959.html
大村愛知県知事の除名を正式決定 自民党、関係修復に含みも
2011年7月22日 13時00分

 自民党本部は22日、総務会を開き、大村秀章愛知県知事が除名処分を不服として行った異議申し立てを却下した。これにより知事の除名が正式に決まったが、「今後の自民党への対応によっては、復党もあり得る」という趣旨の付帯意見も付けた。次期衆院選も見据え、知事との関係修復に含みを持たせた。

 大村知事は、2月の知事選出馬のため、自民所属の衆院議員だった2010年12月に離党届を提出。党本部は「自民候補と知事選で戦うのは反党行為」として、受理せずにいったん除名処分にした。その後、知事は異議を申し立てていた。

 党本部は13日には、大村知事が代表のままとなっていた衆院愛知13区(碧南、刈谷、安城、知立、高浜市)の選挙区支部を、強制的に解散させていた。

(中日新聞)

2703チバQ:2011/07/22(金) 23:02:43
http://www.asahi.com/politics/update/0722/NGY201107220042.html
大村知事、除名に怒りあらわ「自民愛知支えてきたのに」
 自民党が22日の総務会で、大村秀章愛知県知事の除名処分を確定させた。党紀委員会の処分通知から8カ月ぶりの決着。再審査請求が却下された大村知事は「私は自民党愛知を支えてきたのに、おかしい」などと不満をあらわにした。

 今年2月の知事選をめぐり、自民党衆院議員だった大村知事は党県連の推薦候補と対決するため昨年12月に離党届を提出したが、党紀委は「党の規律を乱す」として除名処分を通知。大村知事が「弁明の機会がないなど党則違反がある」と再審査を求めていた。

 大村知事は22日、総務会決定について記者団に「党則違反の誤りをただすこともできない。情けない」と反発。総務会で「今後の党への対応によっては名誉回復の措置を講じられるべきだ」との付帯意見がついたことには、「言い方が上から目線。今後も自民党の活動をする予定はない」と語った。(佐藤恵子)

2704チバQ:2011/07/27(水) 22:51:41
>>1750
http://www.jiji.com/jc/c?g=obt_30&k=2011072700349
森祐喜氏死去=森喜朗元首相の長男
 森 祐喜氏(もり・ゆうき=森喜朗元首相の長男)25日死去、46歳。石川県出身。自宅は同県能美市下ノ江町申27の1。葬儀は近親者のみで行い、後日お別れの会を開く。
 2006年3月、石川県議に初当選。2期目途中の10年8月、酒気帯び運転で事故を起こし、県議を辞職した。 (2011/07/27-12:16)

http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210727030.html
森元総理の46歳長男が死去 元県議…急性すい炎で(07/27 16:20)
 森喜朗元総理大臣の長男で元石川県議会議員の森祐喜さん(46)が、25日の夜に亡くなりました。

 森喜朗元総理:「苦しいなか耐え抜いていた。最後はただ『家に帰りたい…』と言っていたから、昨夜、初めて家に帰してやって」
 森祐喜さんは、今年5月下旬に体調を崩して入院していましたが、25日午後11時22分、急性すい炎による多臓器不全のため亡くなったということです。森祐喜さんは、2006年3月の石川県議会議員選挙で初当選し、建設委員長などを務めました。しかし、2期目の途中だった去年8月、道路交通法違反の酒気帯び運転の疑いで逮捕され、議員を辞職しました。

2705チバQ:2011/07/31(日) 11:37:43
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2011073102000028.html
減税日本、国政へ始動 来月28日に党本部設立
2011年7月31日 朝刊

 河村たかし名古屋市長が率いる地域政党「減税日本」が八月二十八日に市内のホテルで議員総会を開き、全国拡大に向けた足掛かりとなる党本部を設立する。党の政策決定や選挙対策を行う組織体制を整え、国政選挙を見据えた党勢基盤の拡大に乗り出す。

 総会では、河村市長を代表とする執行部人事を決める。副代表には佐藤夕子衆院議員が内定した。政策の意思決定機関や選挙の公認・推薦などを決める選対組織が設置され、党規約も発表する。

 発足時の党員構成は、減税日本公認の愛知県議十三人と名古屋市議二十八人のほか、愛知県一宮市議が一人、東京都板橋区と豊島区議が各一人、長野県の松本市議と豊丘村議が各一人となる見通し。

 推薦を出した全国の無所属議員にも参加を呼び掛け、党勢拡大を狙う。

 本部事務所は、河村市長の個人事務所(名古屋市東区)近くに置く。党費は集めない方針で、運営費は政治資金パーティーの収入でまかなうという。

 国政復帰がささやかれる河村市長は「今は市民税10%減税などの公約実現に全力を挙げる」とする一方、「日本中が増税に傾く中、減税という責任ある政策を名古屋から訴えていく拠点にしたい」と話している。

2706チバQ:2011/08/01(月) 22:58:12
選挙とは民主主義の必要経費ではないのか・・・
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000001108010003
<下呂市>投票所66→27
2011年07月30日

 下呂市選挙管理委員会は29日、市内66カ所の投票所を27カ所に減らす大規模な再編案を発表した。来春に予定される市長と市議の同日選から実施する方針。今後、説明会を開くが、参政権の根幹をなす投票機会確保と密接に関わる問題だけに議論を呼びそうだ。
 市選管によると、地域別の投票所数は萩原19→9、小坂7→2、下呂20→9、金山13→5、馬瀬7→2とそれぞれ大幅に減る。財政難と職員の減少が主な理由で、(1)市長・市議選の経費が4200万円から3千万円に削減できる(予算ベース)(2)66投票所の維持は将来的に不安などとした。
 再編案は小学校区を基準に、1投票所の有権者数を千人程度にすることや地理的状況を考慮したという。有権者数は1投票所あたり、29〜2425人から365〜2858人になる。
 旧自治省(現総務省)は、1970年に有権者の住所から投票所まで道のりで3キロ以上ある地区の解消を通知で求めている。再編案では投票所から10キロ以上離れる有権者もおり、すでに旧町村5地域で開いた区長への説明会では、「投票率低下につながらないか」などの不安の声が出されたという。
 市選管は対応策として▽期日前投票の拡充▽廃止される投票所から再編後の投票所まで無料のマイクロバスを2便ずつ運行▽期日前投票に使うバスの運賃無料化、などを検討している。
 金山道雄・選挙管理委員長は、投票率低下の懸念に「100%大丈夫、と言い切れないとは思うが、棄権防止にあらゆる手を尽くしたい」と述べた。
 総務省選挙課は「投票機会が確保できるかが重要で、投票へ行くのが困難な人が生じない配慮が必要だ」と話している。(豊平森)

2707チバQ:2011/08/02(火) 19:35:57
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20110802/CK2011080202000100.html
市議もリコール活動 中津川市で現職らが署名集めも
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 中津川市議会の超党派市議10人と元市議3人が、市民グループ「なかつがわ一新の会」(菅井陽一代表)が進める大山耕二市長の解職請求(リコール)の署名活動に参加することが分かった。一部の市議は署名を集める受任者を務めるという。

 リコールの本請求には有権者数の3分の1以上の署名が必要。現職市議らが署名集めをすることは、リコール活動に影響を与えそうだ。

 市議会最大会派「新政会」の深谷勲市議は本紙の取材に「新図書館、ミックス事業について、大山市長は地元住民の意向を無視しており、市長をリコールするしかない」と述べ、リコール成立に向けて、活動する意向を示した。市議だけでなく、支持者らも受任者に就任し、署名活動を行うという。

 市選管によると、市議が受任者になることに制限はないという。 (本田英寛)

2708チバQ:2011/08/02(火) 19:37:16
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&id=37059&categoryid=1
自民2会派、勢力争い激化


 改選後、 無所属議員が多く議会運営に支障を来す事態に陥っていた豊橋市議会 (近田明久議長、 36人) で1日、 保守系の小原昌子氏が自民系の最大会派、 豊流会 (伊藤篤哉) に入会し、 計8人となり、 単独の第1会派となった。 ライバルの自民系、 豊橋みらい (鈴木道夫代表、 7人) に一歩先んじたが、 これにより、 再び新人獲得合戦に火が付きそうだ。

 豊橋市議会の構成は1日現在、 豊流会8人▽豊橋みらい7人▽公明党市議団5人▽民主系・まちフォーラム5人▽日本共産党市議団2人▽諸派 (1人会派) 3人▽無所属6人。

 4月の改選直後、 諸派3人、 無所属8人を合わせると計11人となり、 3分の1近くを占めた。 それに団員2人の共産党市議団を合わせると、 13人が会派交渉権を持たず、 議会運営委員会などに所属できず、 異常事態が続いた。

 しかし6月1日に田中敏一氏が豊橋みらいに入り7人となって、 豊流会と同数で並んだ。

 今回、 小原氏が豊流会に入ったことで、 再び差が付いたことにな
り、 豊橋みらいは巻き返しに必死だ。 今後、 連鎖の動きも予想され、 残る6人の無所属議員を勧誘し合う 「第2幕」 が上がった。(山崎祐一)

2709チバQ:2011/08/02(火) 19:38:02
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110802/ngt11080217350004-n1.htm
阿賀野市長が地域政党「日本新生」設立 新潟
2011.8.2 17:32

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地域政党「日本新生」の設立を発表した天野市栄市長=新潟県阿賀野市役所
 新潟県阿賀野市の天野市栄(いちえい)市長(53)は2日、記者会見し、天野氏を代表とする地域政党「日本新生」の設立を発表した。

 天野氏によると、活動エリアは新潟県内で、地方から国の形、仕組み、在り方を変えることを目指す。当面、来春の同市長選と同市議補選、来秋の市議選に向けた候補者擁立とマニフェスト作りなどを進める。市議らには今後政策を示し、理解を求めていく方針。

 また、次期県議選阿賀野市選挙区での候補者擁立と国政選挙の推薦や首長選、議員選の応援なども党の活動方針に盛り込んだ。

 天野氏は全国で同様の地域政党の誕生と連携に期待感を示し、「民主党の地方主権に期待したが、実際には進まない。地方がこの国を変える原動力にしたい」と訴えた。

2710チバQ:2011/08/05(金) 23:36:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110805-00000111-mailo-l21
選挙:関市長選 尾関健治市議が出馬の意思表明 /岐阜
毎日新聞 8月5日(金)12時4分配信

 任期満了に伴う関市長選(9月4日告示、11日投開票)で、尾関健治市議(39)が4日、出馬の意思を表明した。現職の尾藤義昭市長(65)が再選を目指して出馬表明している。
 尾関氏は「子供たちにつけを回さない行財政改革や健康福祉交流施設(仮称)整備を見直し、市民参加のまちづくりを進めたい」と述べた。
 尾関氏は7月28日に民主党県連に離党届を提出。「一党一派に属さず、手作りで草の根選挙を戦う」と話した。民主党県連は、尾藤市長の推薦を決めている。
 尾関氏は早大卒。松下政経塾から民主党本部職員を経て07年の市議選で初当選。今春の統一地方選で再選された。【立松勝】

2711チバQ:2011/08/05(金) 23:37:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110805-00000111-mailo-l21
暴力団関係企業から献金=衆院議員時代に24万円−大村愛知県知事の団体
 愛知県の大村秀章知事が自民党衆院議員時代に支部長を務めていた「自民党愛知県第13選挙区支部」(解散)が、暴力団と関わりがあるとして県の入札参加から除外された企業から、2007〜08年に計24万円の献金を受け取っていたことが5日、分かった。
 政治資金収支報告書などによると、献金していたのは同県豊橋市の人材派遣会社。同社は1997年7月に設立され、工場作業員や警備員などの派遣業を営んでいる。同支部は07年5月と08年9月に同社からそれぞれ12万円ずつの献金を受け取っていた。
 豊橋市によると、同社は10年4月、夜間にパトロールカーで市内を巡回する防犯事業の入札に参加し落札。その後、市に匿名の情報提供があり、愛知県警の調べで指定暴力団山口組系組員の兄が同社の取締役を務めていることが分かった。
 県警との暴力団排除に関する合意書に基づき、県と市は同年4〜5月、同社に対し3カ月間の入札排除措置を決定。その後、この取締役が退任するなどしたため措置を解除した。(2011/08/05-12:11)

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2712チバQ:2011/08/08(月) 22:40:48
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001108080004
神谷氏が初当選 東浦町長選
2011年08月08日

●井村氏9選阻む 
【投票率47.91%】


 東浦町長選は7日投開票され、新顔で紡績会社長の神谷明彦氏(51)=無所属=が、現職の井村徳光氏(76)と新顔で元町議の兵藤高志氏(49)を破り、初当選を果たした。当日有権者数は3万8374人、投票率は47.91%だった。


 同町長選が選挙戦になったのは24年ぶり。神谷氏は、8期続いた井村町政のもとで、審議会メンバーらの世代交代が遅れていることを指摘。町の意思決定の過程を情報公開し、若い世代の多様な意見を反映させるべきだと主張した。
 政策面では、丘陵地の自然を守りつつ、鉄道などの公共交通機関を生かしたコンパクトなまちづくりを目指す方針を掲げた。
 井村氏は、自らのかじ取りで来年の市制施行を迎えることにこだわったが、多選批判をかわせなかった。
 兵藤氏は芸術ホールの建設などを訴えたが、及ばなかった。


http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20110808/CK2011080802000097.html
東浦町長に神谷氏 現職・井村氏、9選逃す
2011年8月8日

 24年ぶりの選挙戦となった東浦町長選は、7日投開票され、無所属新人で、紡績会社社長の元町議神谷明彦氏(51)が、県内で最多選の首長で9選を目指した現職の井村徳光氏(76)、新人で元町議兵藤高志氏(49)の無所属2人を破り、初当選した。投票率は47・91%だった。

 神谷氏は行政への住民参加を公約の柱にし、若さも前面に出して、長く続いた「井村町政」からの脱却を説いた。世代交代の必要性もアピール、広く支持を集め、井村氏に競り勝った。

 井村氏は8期32年にわたる実績を強調し、安定した手腕による町政の継続を訴えたが、高齢への懸念などを払拭(ふっしょく)できなかった。過去5期連続無投票で久しぶりの選挙戦となったことで、支持を固めきれなかったことも響いたとみられる。兵藤氏も支持が広がらなかった。当日有権者数は3万8374人。

 ◇東浦町長選開票結果


当 9,086 神谷明彦(51) 無新<1>

  8,649 井村徳光(76) 無現

    533 兵藤高志(49) 無新


 全票終了

2713チバQ:2011/08/08(月) 23:17:20
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001108080016
自民県連副会長に元会長・鈴木氏就任
2011年08月07日

●幹事長に三浦県議


 自民党県連(会長・藤川政人参院議員)は6日、執行部会を開き、副会長に元県連会長の鈴木政二参院議員、幹事長に三浦孝司県議らをあてた役員人事を発表した。衆議院選挙での勝利を視野に、ベテラン県議や名古屋市議、前執行部の留任者も含めた「バランス人事」となっている。
 藤川会長はこの日の会見で、役員人事の狙いについて「人生の先輩や、偏りがない人を要職につけた」などとし、党内一致を最重要課題としたことを明らかにした。2月の知事選の結果を受けて引責辞任した鈴木氏が副会長に就任したことについては「多くの経験をもっている」として、サポート役としての力量に期待する考えを示した。

2714チバQ:2011/08/11(木) 01:41:18
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&id=37171&categoryid=1
大竹氏出馬で三つどもえ戦




市長選に出馬表明する大竹氏

 10月施行の蒲郡市長選挙は10日、前県議の大竹正人氏(58)が正式に出馬表明したことで、保守系3人による三つどもえ戦が確定した。これまでに元市議会議長の大場久充氏(63)と前副市長の稲葉正吉氏(59)が出馬表明して、すでに準備に入っている。前々からウワサされていた大竹氏の出馬表明で、一気に熱をおび始めた。

 任期満了に伴う蒲郡市長選は10月9日告示、16日投開票の日程で行われる。3期12年務める現職、金原久雄氏の引退に伴う後継者選びが焦点だ。

 大竹氏は会見の冒頭、07年に発覚した市税の滞納問題について「心からおわびする」と陳謝した。政治活動に絡み知人の借金を保障して焦げ付いたり、立替金を反古(ほご)にされたのが複数あったほか、自身の相続問題などが原因で、05年から最長3年、数百万円の市税を滞納したが、すでに全額を返済し、清算したと説明した。

 出馬について「市の閉塞感を打破し、パワーアップするのに(すでに出馬表明した)2人ではどうかと思った」と動機。続いて「市を元気にするには、3期12年に及ぶ県会での実績や人脈、県とのパイプをいかしたいと思い立ち、支持者らと相談して決めた」と説明した。

 蒲郡市は現在、幹線道路整備の遅れや地場産業の長期低迷などさまざまな課題を抱える。「未来に踏み出すパワーが必要」と主張し、基本施策として、以下の項目を挙げた。

 「活力〜元気な産業で街づくり〜」「安心〜福祉と防災で安心できる街づくり〜」「教育・環境〜次世代につながる、人づくりと環境保全〜」「社会基盤〜みち・みなとの整備で活力・安心を下支え〜」「地域経営〜行財政改革と市民主役の街づくり〜」を掲げた。

    ◇

 蒲郡市長選レースは、現職の金原氏が6月定例市議会で引退表明し、本格化した。前回も戦った大場氏は早い段階で出馬を表明し、一時、現職との再戦かとも見られたが、この引退表明で払拭(ふっしょく)された。

 直後に副市長(当時)の稲葉氏が名乗りを上げ、金原市長が応援を約束し、事実上、後継者指名した。

 大竹氏は、前々から「本命」と目されていたが、市税滞納問題が明るみに出て、信用を失った。どこまで挽回できたか、見定める戦いでもある。

 金原市政の継承か、変化かを焦点に、人物評価を加えた激戦もようだ。(佐藤芳久)

2715チバQ:2011/08/14(日) 18:57:16
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011081390091131.html
海外視察報告ネット公開 自民愛知県議団が検討
2011年8月13日 10時10分

 愛知県議会が今秋予定する海外視察をめぐり、単独での参加を決めた自民党県議団は、帰国後に作成する視察報告書をインターネットで公開する方向で検討に入った。海外視察に根強い批判があるのを受けた措置。

 視察報告書は、これまで県議事堂内の図書室でしか閲覧できなかった。福井県など他の県議会は既に議会のホームページ(HP)で公開しており、愛知県議会の情報公開の遅れが目立っていた。

 愛知県議会の海外視察報告書は同行する県職員が県議のメモを基に作成していたが、今回から職員の同行をやめ、議員自らが作ることにした。自民関係者によると、県議会のHPに一括して載せるかなど、詳細は今後詰めるという。

 一方、海外視察は12日応募が締め切られ、自民県議団から当選1、2回の若手を中心に14人の参加が決まった。県の財政難などを理由に自粛を決めている他会派の民主、減税日本一愛知、公明からの応募はなかった。

(中日新聞)

2716チバQ:2011/08/14(日) 19:10:20
>>1919とか
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000001108110003
住民投票3案とも否決/長野市議会総務委
2011年08月12日


 長野市の市庁舎と市民会館の建て替えを巡り、議員や市民団体から出された三つの住民投票条例案について、同市議会総務委員会(小林治晴委員長、10人)は11日に採決し、いずれも反対多数で否決した。


 採決されたのは、市民団体「建て替え住民投票の会」が直接請求した条例案▽政信会と市民ネットが共同で提出した、庁舎と会館を別投票にするなど条例案の一部を修正する議員提案▽公明党がこの日提出した、「基本計画賛成」「計画を見直して賛成」「建て替え反対」の3択で投票する議員提案の修正案。


 採決で最大会派の新友会(委員長除き委員4人)は「2年間研究してきた結果」(岡田荘史市議)などの理由でいずれの案にも反対。無所属の市川武市議も「議会の議決は重く、市議選があって時期が悪い」とし、いずれも賛成しなかった。


 参考人として出席した住民投票の会の山岸綾子代表は「否決するべき根拠をきちんと説明してほしかった。市民にわかる説明会を議長に求めていきたい」と話した。


 17日の本会議では市民団体と議員提案の2案について採決される。公明党の案は総務委員会で提案されたため、本会議で採決の対象にならない。


 委員会終了後、新友会長の岡田市議は「住民投票を市民に周知するにも期間が短い。9月の市議選を意識したような動きが気になる」と指摘、「議会で決めたことを覆すことが問題だ」と改めて否定的な考えを示した。


 共産党代表の野々村博美市議は「否決は非常に残念な結果だが、住民投票条例が必要という思いを生かせるように努力したい」と述べ、両案について賛成する意向を示した。公明党は直接請求の案には反対だが、議員提案についてはこれから検討するとしている。


 本会議では議長(新友会)を除く39人で採決する。総務委で無所属の市議1人が反対しており、新友会(議長除き19人)で意見が分かれなければ、両案とも否決される見通しだ。(浅野有美)

2717名無しさん:2011/08/18(木) 11:13:39
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110722/trl11072217490008-n1.htm
元市議に懲役1年6月求刑 愛知・稲沢の用地開発汚職で検察側
2011.7.22 17:49

 愛知県稲沢市の用地開発許可をめぐる贈収賄事件で、あっせん収賄罪に問われた元市議の加賀盛勝被告(66)と、贈賄罪に問われた元市総務部次長の行政書士、木全勝巳被告(63)ら計3被告の公判が22日、名古屋地裁(村瀬賢裕裁判官)で開かれ、検察側は「市の行政手続きがゆがめられた悪質な犯行」として加賀被告に懲役1年6月と追徴金100万円、木全被告らに懲役1年をそれぞれ求刑した。

 起訴状によると、加賀被告は平成20年1月、木全被告らの依頼を受け、本来は認められない土地の開発許可を市幹部に働き掛け、同年3月と6月に計100万円を受け取ったとされる。

 一方、最終弁論で加賀被告の弁護人は「不正行為をさせようとしたのではない」などと主張した。

2718名無しさん:2011/08/18(木) 11:15:15
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110427/crm11042708500005-n1.htm
市議、土地開発あっせん収賄容疑で逮捕 愛知・稲沢
2011.4.27 08:48

 愛知県警は26日、市街化調整区域の開発をめぐるあっせん収賄の疑いで同県稲沢市市議の加賀盛勝容疑者(65)=同市大塚北、贈賄の疑いで元市総務部次長で行政書士の木全勝巳容疑者(63)=同県一宮市大和町=ら2人を逮捕した。

 加賀容疑者の逮捕容疑は平成20年1月ごろ、木全容疑者の依頼を受け、本来は許可が出ない土地の開発を市の担当部局で認めさせようとするなどし、同年2、3月ごろと6月ごろの2回、それぞれ現金数十万円を受け取ったとしている。

 加賀容疑者は現金を受け取ったことは認めているが、便宜を図ったことは否認。木全容疑者ら2人は容疑を認めている。

 加賀容疑者は市議4期目。19年には同市議会議長に選出された。

2719チバQ:2011/08/19(金) 23:20:34
>>2707中津川
>>2607岐阜
>>2710
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000001108190003
議会の外でバトル 首長・議員 対立目立つ
2011年08月19日


リコール運動に乗り出した市議らが反対する新図書館の建設が計画されている旧ユニー跡地。図書館PRの旗が立てられている=中津川市新町

 中津川の反市長派市議と市民グループが、今月下旬から大山耕二市長の解職請求(リコール)運動に乗り出す。市民の同意を得ずに新図書館と、し尿・下水汚泥処理施設の建設を進めるからだという。最近、議論の場である議会の外で、首長と議員が対立するケースが目立ってきた。


 ■中津川
 市民グループ「中津川一新の会」(菅井陽一代表)が反対するのは、苗木地区に予定されているし尿・下水汚泥処理施設の建設計画。4年前から反対運動が続く。市中心街の旧ユニー跡地に新図書館を建てることにも反対だ。菅井代表は「市長は反対住民の意向を無視している。独断をストップさせるにはリコールしかない」と話す。
 反市長派の市議ら13人も超党派でリコール活動に参加する。「図書館は合併後の新市総合計画になく唐突。巨額の市費をかけて急ぐ必要はない」と楯(たて)公夫市議。
 一方、市長与党の会派「緑政会」の伊佐治由行市議は「議決は議会の意思表示で民主主義の原点。意向が通らないからリコールというのは疑問だ」と反市長派を批判する。市議会は新図書館の建設予算を含む当初予算案を可決している。
 大山市長も「民主主義のルール、議会の議決に従って粛々と仕事を進めている」とコメントを出した。


 ■岐阜市
 岐阜市では2009年、細江茂光市長肝いりの政策が議会で否決された。市立岐阜商業高校の運営を学校法人立命館(京都市)に移管するという構想だった。
 細江市長は今年4月の市議選(定数41)で多数の候補を推薦。19人を当選させ、市議会への影響力を強めた。「数で優位に立って、やりたいことをやりまくるわけではない」と細江市長が語ってから3カ月余り――。
 「岐阜市新庁舎 20階以上か」。8月6日付の地元紙に松原徳和市議が驚いた。図書館の基本設計の概要が4日に発表されたばかり。南隣に建設を検討する新庁舎のことは未定とされていた。「市長から早く造りたいとは聞いていた」と松原市議。だが、具体的なことは担当者に聞いても「決まってない」の一点張りだったという。
 立命館誘致に反対した市議は「一方的」「説明不足」と批判し、小差で否決した。今回も市議会への説明はなかったという。「多数派を確保して議会対策がやりやすくなったと思っているのだろう」。数で優位に立つ細江市長の手腕に、警戒感を募らせている。


 ■関市
 「議会は数の力で決まるから」。4月の関市議選で再選したばかりの尾関健治市議が、9月の関市長選に転じるのは尾藤義昭市長の再選を阻むためだという。
 争点は尾藤市長が建設をめざす健康福祉交流施設。事業費28億円で、交通の結び目となる機能も持たせるという。「目的には反対しないが、借金して造る必要はない」と尾関氏。市議会で反対し、関連予算を削った予算案も超党派の市議と提出したが、否決された。
 「残念だが議会には限界がある。強力な力を持つトップにならないと」。ある市議は、そうこぼした。(紅谷暢章、青瀬健)

2720名無しさん:2011/08/21(日) 00:42:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110820-00000024-mailo-l23
あいち・リポート:来年、市制施行する長久手町 リニモ沿線活性化、課題に /愛知
毎日新聞 8月20日(土)11時11分配信

 来年1月に市制施行が予定されている長久手町。年々増加する人口は約5万2000人(昨年10月、国勢調査速報値)に達し、この5年の人口伸び率12・7%、住民平均年齢38歳(今年1月推計値)の若さとともに県内で1位となった。この勢いをもとに町は、大部分が町内を通る東部丘陵線「リニモ」(8・9キロ)を生かした街づくりを掲げてきた。しかし、1日当たりの乗客数が1万7800人(昨年度)と、開業時目標の3万1500人に届かず、累積赤字解消が課題として残る。初代市長を決めることにもなる町長選(28日投票)を前に、経営安定化目標(20年後に1日2万5000人)達成のため沿線活性化を迫られる町の現状を追った。【岡村恵子】
 一面に広がる水田の中、ぽつんと建つリニモ公園西駅。駅前広場もなく、閑散とした駅周辺は、愛知万博(05年)時に大型バスターミナルとして農地を一時転用して整備され、万博終了後に農地に戻された。町は、駅をはさんだ両側の土地20ヘクタールを、住宅と商業エリアに整備し、新たな街づくりを目指している。
 県や沿線市などとリニモを経営する第三セクター「愛知高速交通」に加わる町にとって、素通りするのではなく、沿線のどこかで人が立ち寄る仕組み作りが必要だ。リニモの年間利用者数は、万博開催時の2130万人から、翌年度の06年度に501万人と激減。07年度に増加に転じたが、それでも昨年度は650万人止まりだ。沿線に大学が多いことから、定期券利用者の多くは学生で、夏・冬休みに利用者数が落ち込む。町民や一般の利用者を増やすためには、沿線開発が不可欠となっている。
 人口増加が著しい名古屋市よりの杁ケ池(いりがいけ)公園駅前にあるショッピングセンター・アピタ長久手店は、「テナントを除いた直営売り場の売り上げが全国でトップクラス」(ユニー広報室)という重要店舗。町によると、若い世代が多く、購買力が高いという評価で、大型店舗を展開する他社も出店は積極的という。
 公園西駅周辺開発について、町は昨年から地権者への説明会を開始。地元の雇用を生み、若い家族に好まれ、広域的に集客できるという観点から、欧州資本の世界的な物流企業の誘致を模索している。誘致すれば、リニモを利用して通勤や買い物客が来るという想定だ。
 誘致を目指した加藤梅雄町長(76)=4期目=は、在任中に誘致成功を発表できなかったことなどを理由に、不出馬を表明し、計画のかじ取りは次の町長に託されることになった。町は将来の高齢化も見据えて沿線の街づくりを進め、リニモの利用促進を進める考えだ。同駅周辺開発が、利用者増につなげることができるか注目されている。
 ◇28日に町長選 3氏、将来像掲げ
 町長選に出馬表明しているのは、元衆院議員の大島令子氏(59)▽元信販会社員の鎌田進氏(36)▽福祉拠点ゴジカラ村代表の吉田一平氏(65)=自民推薦−−の無所属新人3人だ。
 大島氏は町議を経て衆院議員になった経験から、「首長になって政策を実行し、地域から発信していきたい」と出馬を決意したという。情報公開日本一、介護保険料見直しなどで10%減税や、全自治会に防災倉庫設置などを掲げる。
 鎌田氏は、「新しい街づくりを、働く世代が中心になって取り組まねばならない」と会社を退職して出馬準備に専念している。16歳から投票できる住民投票や、世界でも活躍できる人材育成などを訴えていく。
 吉田氏は、幼稚園や特別養護老人ホームなどを設立し、多様な世代が集う「時間に追われない国」を意味する「ゴジカラ村」という福祉拠点の代表だ。小学校区単位で役場の出店をつくることや、住民提案制度の創設、まちに緑の森を増やすことなどを掲げている。
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 ◇長久手町長選立候補予定者
大島令子 59 無新 [元]衆院議員
鎌田進  36 無新 [元]信販会社員
吉田一平 65 無新 福祉拠点代表

8月20日朝刊

2721名無しさん:2011/08/21(日) 00:46:20
2007年

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/6651
◇長久手町長選開票結果
  当 5,131 加藤梅雄72 無現<4>
     4,536 大島令子55 無新 
     4,039 吉田光男59 無新 
     2,037 正木祥豊67 無新 
                   全票終了

2722チバQ:2011/08/22(月) 22:19:57
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20110822/201108221014_14723.shtml
あわや立候補者なし 郡上市議高鷲補選“滑り込み”無投票
2011年08月22日10:14

立候補の届け出をする上村悟さん(左から2人目)=21日午後1時、郡上市役所高鷲庁舎
◆任期8カ月、当選者「つなぎ役」

 告示前日まで立候補者が誰も出ないのではとの観測が強まっていた郡上市議高鷲選挙区補選(欠1)は21日、タイムリミットぎりぎりで出馬の意思を固めた新人の元高鷲村議が立候補を届け出、無投票当選という形で落ち着いた。当選した上村悟さん(72)は「高鷲町のために空白にはできなかった。ただし私は次回までのつなぎ役」と強調する。

 前市議の酒気帯び運転による辞職に伴う今回の補選の任期は来年4月10日まで。残る任期が8カ月弱とわずかであることや次期市議選から大選挙区に移行することから、「誰もが立候補に二の足を踏んだ」(ある住民)とみられる。

 しかし、有権者の代弁者であるべき市議に立候補者が出ないとなれば前代未聞。市選管は経験したことのないあらためて行う補選に備え、対応に追われた。

 立候補者なしという事態を避けようと候補者擁立に奔走したのは高鷲町の有力者ら。焦りの色を濃くした20日、旧高鷲村議長を4回務めたこともある上村さんを説得、午後11時にようやく返事を取り付けた。

 次回選挙には出るつもりはないと言う上村さん。昼すぎに立候補を届け出た後は自宅に戻り、目立った選挙運動をすることはなかった。

 候補者なしの回避に動いた人たちはひとまず胸をなで下ろした。ただ、有権者からは「高鷲町のためとはいえ、つなぎ役になってしまったのは残念」との声も聞かれた。

2723チバQ:2011/08/24(水) 00:23:23
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000001108230002
中津川市長リコール運動 請求手続き
2011年08月23日


大山耕二市長の解職請求書と請求代表者証明書交付申請書を市選挙管理委員会に出す「中津川一新の会」の菅井陽一代表=中津川市役所

 新図書館とし尿・下水汚泥処理施設の建設計画をめぐり市民の反対運動が続いている中津川市で、大山耕二市長の解職(リコール)を求め、市民グループ「中津川一新の会」の菅井陽一代表(63)らが22日、市選挙管理委員会事務局にリコールの最初の手続きを届け出た。同グループは26日から本格的に市民の賛同署名集めを始める考えだ。
 リコールには、大山市長の市政運営に批判を強めている反市長派の超党派の市議10人と元市議3人も署名を集める受任者として協力して参加することを表明しており、連携して行動する。
 解職請求代表者として選管に解職請求書と解職請求代表者証明書交付申請書を届け出たのは、菅井代表のほか、同市坂下の無職高木金鵄(きん・し)さん(70)、同市茄子川の農業笠木康彦さん(73)の3人。
 提出後、菅井代表は記者会見し、リコールを進める理由を「新図書館(の建設計画)でも、苗木のし尿・下水汚泥処理施設(の建設計画)でも、大山市長は民意を無視し、選挙公約と正反対の公正・公平でない行政を推し進めている」と説明。「市議会では議決されても、民主主義は少数意見の尊重が前提で、市民の意見を聴いて進めることが必要だ」と指摘した。
 市長解職の是非を問う住民投票実施を成立させるには、有権者総数6万7535人(6月2日現在)の3分の1以上の署名が必要。市選管は24日に選挙管理委員会を招集し、3人が有資格者かどうかを審査したうえで25日にも代表者証明書を交付して告示。署名集めの期間は告示の翌日から1カ月間に限られる。この間に2万2600人ほど集める必要がある。一新の会は署名目標数を2万7千人としているが、菅井代表は「約500人の受任者を確保しており、必ず集める」と話した。
 同市では苗木地区の市有地に建設予定の新衛生センターとし尿・下水汚泥共同乾燥処理(ミックス事業)施設計画をめぐって4年前から地元住民らの反対運動が続く。また、市中心街の旧中山道沿いの旧ユニー跡地に計画された新図書館建設に対しても菅井代表らの市民グループと反市長派市議らが強く反対している。
(紅谷暢章)

2724チバQ:2011/08/29(月) 21:58:44
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001108290003
長久手町長に吉田氏初当選
2011年08月29日

●大島・鎌田氏破る


 無所属新顔3人が争った長久手町長選は28日投票、即日開票され、元学校法人理事長の吉田一平氏(65)=自民、公明推薦=が、元衆院議員の大島令子氏(59)、元信販会社員の鎌田進氏(36)を破って初当選した。投票率は46.18%(前回45.97%)だった。吉田氏は父親の故一男氏も1973年から10年間町長を務めており、親子2代での就任となる。
 同町は来年1月に市制施行を予定しており、今回の町長選は「初代市長」を選ぶ戦いとして注目された。
 吉田氏は、選挙戦では、「日本一の福祉のまちづくり」を掲げた。町西部の雑木林の中に30年ほど前から、幼稚園や看護福祉専門学校、老人ホームなど多くの施設を作ってきたが、その経験から「市になっても生きがいあふれる豊かな地域にしよう」と訴えた。具体的な公約はほとんどなかったが、実績に裏付けられた主張が支持を受けた。
 4期限りで引退する加藤梅雄町長は、都市と農村の共存を図ってきた。吉田氏も基本的にはその政策を引き継ぐことになりそうだ。
 町を縦貫する東部丘陵線(リニモ)は、町も出資者で初期借入金の返済が重荷となっており、利用者増と沿線の開発が課題だが、特効薬が見つからないためか選挙戦ではほとんど争点にはならなかった。吉田氏も「リニモは町の負債ではなく財産であり、鉄道会社OBや観光会社OBも交えて財産を使いこなすべきだ」と述べるにとどまった。
 町長選に2回目の挑戦となった大島氏は「情報公開日本一の町を目指す」と訴え、鎌田氏は「重要施策は16歳以上の住民投票で決める」と主張したが、及ばなかった。(前川和彦)

2725名無しさん:2011/08/30(火) 18:21:55
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110822k0000e040072000c.html
稲沢市贈収賄:元市議会議長に有罪判決 名古屋地裁

 愛知県稲沢市の倉庫用地開発を巡り100万円のわいろを受け取ったとしてあっせん収賄罪に問われた元市議会議長、加賀盛勝被告(66)に対し、名古屋地裁は22日、懲役1年6月、執行猶予3年、追徴金70万円(求刑・懲役1年6月、追徴金100万円)の判決を言い渡した。村瀬賢裕裁判官は「市議会や行政への信頼を損なった」と非難する一方「責任をとって市議をやめている」と述べた。

 判決によると加賀被告は08年1月、元市総務部次長、木全勝巳(63)と不動産会社役員、橋本真介(66)の両元被告=いずれも贈賄罪で有罪が確定=から県の基準に満たない倉庫用地の開発許可が出るよう市への口利き依頼を受け、報酬として計100万円を受け取った。加賀被告は市建設部長らに口利きし、基準に満たないまま許可がおりた。

 加賀被告が当初口利きを拒んだ建設部長らに執拗(しつよう)に働きかけたことに対し、村瀬裁判官は「犯行態様は良くない」と批判。受け取った100万円のうち30万円は「木全元被告に返した可能性がある」として追徴金は減額した。【山口知】

毎日新聞 2011年8月22日 14時10分

2726名無しさん:2011/08/30(火) 18:23:33
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20110829ddlk23010106000c.html
選挙:長久手町長選 吉田氏、初当選 「日本一の福祉のまちに」 /愛知

 任期満了(9月17日)に伴う長久手町長選は28日投開票され、無所属新人で福祉拠点ゴジカラ村代表の吉田一平氏(65)=自民、公明推薦=が、元衆院議員の大島令子氏(59)と元会社員の鎌田進氏(36)の無所属2新人を破り、初当選を果たした。町は来年1月に「長久手市」となる予定で、吉田氏は初代市長となる。投票率は46・18%(前回45・97%)。

 福祉分野で知名度が高い吉田氏は、「一人一人に役割と居場所があるまち」など三つの基本理念を掲げ、日本一の福祉のまちをつくると宣言。また住民参加プロジェクト事業などで住民と共に新しいまちづくりをするとアピールし、町政刷新を求める住民の心をつかんだ。

 吉田氏は当選が決まると、事務所に詰め掛けた支持者らを前に「このまちを日本一の福祉のまちにしたい。長久手から日本が変わるというぐらいの気持ちでやっていきたい」と抱負を語った。【岡村恵子】

==============

 ◇長久手町長選開票結果
当 8607 吉田一平 65 無新

  5588 大島令子 59 無新

  2735 鎌田進  36 無新

 =選管最終発表

==============

 ◇長久手町長略歴
吉田一平(よしだ・いっぺい) 65 無新(1)

 ゴジカラ村代表[歴]学校法人吉田学園理事長▽愛知商高

2727チバQ:2011/08/31(水) 22:41:36
>>2593
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/politics/30179.html
谷口県議、判決受け辞職願提出 県会議長が許可

(2011年8月31日午後5時54分)
 公選法違反の罪で有罪判決を受けた福井県議の谷口忠応被告は31日、田中敏幸県会議長に辞職願を提出し、許可された。

 福井地裁での判決言い渡し後、谷口被告本人が県会議長室を訪れ、辞職願を提出した。田中議長、吉田伊三郎副議長らが応対し、県会閉会中のため議長権限で許可した。14日に開会する9月定例議会に報告される。

 田中議長によると、谷口被告からは県政史上、重大な事件を起こしたことに対する謝罪があったという。同議長は「現職議員が公選法違反で逮捕され、有罪判決を受けたのは大変残念。われわれ議員は身を引き締めて、公職者としての自覚を持ち議会活動に取り組みたい」と述べた。

 4月10日の投開票日から3カ月以上経過しているため、公選法の規定により次点候補者の繰り上げ当選はない。補欠選挙も行われず、福井市選挙区は欠員1となる。

2728チバQ:2011/09/04(日) 18:10:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110904-00000031-mailo-l23
追跡2011:長良川河口堰検証プロジェクトの行方 開門調査へ作業大詰め /愛知
毎日新聞 9月4日(日)10時54分配信

 ◇愛知県知事に報告へ 実施にはハードル高く
 愛知県が進める長良川河口堰(ぜき)の検証作業が大詰めを迎えている。検証チームは集中審議を終え、「開門調査は可能」とする報告書の骨格を固めた。今月中にも大村秀章知事に報告書を提出する方針で、知事の判断が注目される。しかし、運用開始からすでに16年がたつ河口堰で実際に開門調査を行うには、クリアしなければならないハードルは高い。【加藤潔、大野友嘉子】
 「ゲートを全部開けるか閉めるかの二者択一の議論ではない。どのような開け方をするか、柔軟に多様な対応を整理している」。検証プロジェクトチーム(PT)座長の小島敏郎・青山学院大教授は8月31日の会合でこう述べ、柔軟に議論する姿勢を示した。
 検証作業は、2月の愛知県知事選・名古屋市長選でタッグを組んだ大村秀章知事と河村たかし市長が、共通マニフェストに開門調査を盛り込んだことがきっかけだった。
 6月に開かれた検証PTの第1回会合で、大村知事は「河口堰のよりよい運用を提言、実行したい」と狙いを述べた。衆院議員時代から河口堰に批判的な河村市長は「ゲートを開けると、どういうまずい点があるのか列挙してもらい、それをカバーできるか踏み込んで考えたい」と開門調査に意欲を示した。
 検証作業はPTと下部組織の専門委員会の2部構成で実施。委員はいずれも河川工学や環境などの専門家で、河口堰の推進派と反対派からそれぞれ起用された。PTは公開ヒアリングを開くなどしながら総括的な議論を進め、専門委は専門的な知見に基づき報告書を作成する。開門調査の実施に踏み込んだ報告書を今月中にもまとめる方針だ。
 「開門調査を前提に強引に議論を進めている」。愛知県幹部は検証チームの動きを警戒する。PT座長の小島氏は河村市長のブレーンの一人。専門委の共同座長を小島氏とともに務める今本博健・京都大名誉教授は「脱ダム」派だ。別の県幹部は「検証作業には河村市長の意向が強く働いている」と推測する。
 検証作業は知事直轄の知事政策局が事務局を務め、河口堰を所管する地域振興部と水道事業を所管する企業庁は蚊帳の外だ。しかも、議論や報告書作成は検証チームに一任されており「事務方でも議論がどこに向かうのか分からない」(県幹部)状況だという。
 河口堰を管理する独立行政法人・水資源機構も危機感を募らせる。8月2日に専門委で意見陳述した水資源機構中部支社の富岡誠司副支社長は、開門調査に向けて議論を進める検証作業に対し「すでに結論めいたことも(資料に)書かれている。ここで説明するのはいったい何なのか」と皮肉った。
 ただ、検証結果を踏まえて大村知事が開門調査の実施を求めたとしても、実現は容易ではない。
 河口堰の事業主体は水資源機構。愛知県と名古屋市は岐阜県、三重県とともに建設費を負担する関係自治体に過ぎず、開門調査には国土交通省、水資源機構、岐阜・三重両県の同意が不可欠だ。
 長良川流域の岐阜県海津市や三重県桑名市は長い間水害に悩まされた。「河口堰を開門すれば塩害が生じる」との懸念もあり、両県として開門調査への同意は難しい状況だ。さらに三重県は河口堰から津市、松阪市向けに水道水を取水しており、開門すれば代わりの水源が必要になる。
 岐阜県の古田肇知事は記者会見で「見守っていきたいということに尽きる」、三重県の鈴木英敬知事も記者会見で「具体的な話がないので、それがあった時点でしっかり伺いたい」と今のところ静観の構えだ。だが岐阜県の担当者は「長良川は大半が岐阜県を流れる川。これまで県として独自に検証作業も行ってきた。今更何を検証をするのか」と困惑した表情を浮かべた。

2729チバQ:2011/09/04(日) 18:11:27
 ◇シジミ漁獲量は激減 行政に振り回される漁師−−桑名の漁協
 午前5時、三重県桑名市の赤須賀港から漁船が次々と出航する。親子2代でシジミ漁を続けている長谷川宏平さん(45)は、ジャリジャリと音を立てながら、鉄かごでシジミを取る。「昔はたくさん取れたんだけどね」と表情を曇らせた。河口堰の運用開始後、長良川に塩水が流れ込まなくなり、取れなくなったという。
 赤須賀漁協などによると、同漁協の80年のヤマトシジミの漁獲量は9000トン近くだったが、09年は1000トン強にまで激減した。木曽岬干拓地の埋め立てや地盤沈下で漁場が減り、追い打ちをかけたのが河口堰の建設だった。
 赤須賀漁協は、河口堰の建設同意を巡って内部分裂したが、結局は同意した。もろ手を上げて賛成する漁師はいなかったが「お上と真正面からけんかはできなかった」と漁師の一人は語る。泣く泣く同意し、漁獲量激減に苦しんだあげくの開門調査だ。
 「僕たちは建設に反対したのに、国はそれを押し切って河口堰を造った。それが今回、いらなかったかもしれないと言う。政治家と行政は何をやっているんだ」。長谷川さんはそうこぼした。本格運用から16年の年月は何だったのか。
 赤須賀漁協の秋田清音組合長(70)は「当時も今も、人間のために犠牲になる生き物や生活者の視点が全くない。都会の論理で考え、しわ寄せを食うのは我々だ」と話す。長谷川さんは「行政の勝手な都合で振り回されるのはもうたくさん」と憤る。
 ◇検証チームの論点 利水、治水、塩害、環境など
 愛知県の長良川河口堰検証チームは▽利水▽治水▽塩害▽環境−−などの各項目で議論を展開した。主な論点は次の通り。
 ■利水
 河口堰によって淡水化した水は水道用水、工業用水としての利用が可能になった。開発水量は毎秒22・5トンだが、実際に使われているのは3・592トンで開発水量の16%にとどまる。竹村公太郎・元国土交通省河川局長は「10年に1回の渇水に対応するには河口堰の水が必要」と主張。富樫幸一・岐阜大教授は「工業用水や農業用水を融通すれば水は足りる」と反論する。
 ■治水
 川底をしゅんせつすることで洪水を防ぐ。高木不折・名古屋大名誉教授は04年10月に東海地方を直撃した台風23号の事例を基に「しゅんせつしたことで以前と比較して約2メートル水位を下げる効果があった」と指摘。一方、小島氏は「川底は土砂に埋まり、しゅんせつによる治水効果は減っている」と主張する。
 ■塩害
 川底をしゅんせつしたため、水資源機構は「開門すれば海水が河口から約30キロ地点まで遡上(そじょう)し、地下水に塩分が混じる」と主張。今本氏は「塩水の遡上を過大に評価している可能性が大きい」と疑問を呈する。このほか、開門すれば、淡水に塩分が混じるため、愛知・三重両県が行っている飲用水の取水が困難になる可能性もあり、代替水源の確保も課題になっている。
 ■環境
 川を遮断する河口堰の設置は堰より上流を淡水化し、河川環境に影響を与えた。水資源機構は「植生や魚種は安定している。アユやサツキマスは長良川以外でも減少しており河口堰の影響ではない」と主張。山内克典・岐阜大名誉教授は「河口堰は汽水域の生態系を破壊し生物多様性を著しく減少させた。水門を開放すれば自然は再生する」と訴えた。

2730チバQ:2011/09/04(日) 18:11:38
………………………………………………………………………………………………………
 ■ことば
 ◇長良川河口堰
 長良川河口から約5・4キロ上流の三重県桑名市にある全長661メートルの国内最大級の可動式堰。水資源開発公団(現・水資源機構)が建設し、95年7月6日、10あるゲートを全閉して本格運用を始めた。塩水遡上(そじょう)防止、治水、愛知・三重両県と名古屋市の利水開発を目的としている。総事業費は1493億円で、国と愛知・岐阜・三重3県、名古屋市が負担している。
………………………………………………………………………………………………………
 《長良川河口堰をめぐる主な動き》
1959年 9月 伊勢湾台風による水害発生
  60年 1月 建設省(当時)が長良川河口ダム構想発表
  65年 6月 国が木曽川水系を水資源開発水系に指定
  68年10月 河口堰建設基本計画を閣議決定
         水資源開発基本計画(フルプラン)策定
  71年12月 建設着手
  73年 3月 フルプラン改定(第2次)
     12月 漁業者らが建設差し止め提訴(81年取り下げ)
  78年 9月 岐阜県知事が着工同意
  82年 4月 住民ら20人が差し止め提訴
  93年 3月 フルプラン改定(第3次)
  94年 5月 全ゲート試験稼働
      7月 建設差し止め訴訟棄却
  95年 3月 建設完了
      5月 野坂浩賢建設相(当時)が本格運用開始を発表
      7月 全ゲート操作開始(運用開始)
  98年12月 建設差し止め訴訟控訴棄却
  04年 6月 フルプラン改定(第4次)
  10年12月 大村秀章氏と河村たかし名古屋市長が河口堰開門調査を盛り込んだマニフェストを発表
  11年 2月 愛知県知事選で大村氏が初当選
      6月 愛知県が河口堰検証プロジェクトチーム設置
………………………………………………………………………………………………………
 《長良川河口堰検証プロジェクトチーム》
◎小島敏郎・青山学院大教授(環境政策)
 蔵治光一郎・東京大生態水文学研究所長(森林水文学)
 辻本哲郎・名古屋大教授(河川工学)
 松尾直規・中部大工学部長(河川工学)
 村上哲生・名古屋女子大教授(陸水学)
 《長良川河口堰検証専門委員会》
◎小島教授
◎今本博健・京都大名誉教授(河川工学)
 伊藤達也・法政大教授(人文地理学)
 粕谷志郎・岐阜大教授(生物学)
 木本凱夫・元三重大助教授(地域保全工学)
 藤田裕一郎・岐阜大流域圏科学研究センター長(河川工学)
 蔵治所長
 村上教授
 (オブザーバー)
 辻本教授
 松尾学部長
 ◎は座長、専門委は共同座長

9月4日朝刊


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