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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2657チバQ:2011/06/19(日) 20:58:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/feature/fukui1303826479124_02/news/20110426-OYT8T00998.htm
検証 5選目の河瀬市政 一覧

<上>多選批判響き僅差に


個人演説会で原子力行政の経験を強調する河瀬氏(23日、敦賀市本町の南公民館で) 「こんな厳しいのは初めて」「だいぶ競っとるで」。敦賀市長選・市議選の投票時間を終えた24日午後8時過ぎ。敦賀市本町にある現職河瀬一治氏(59)(自民推薦)の事務所は異様な緊張感に包まれた。「万一」を危ぶみ、眉根を寄せる建設会社や電力事業者の幹部。やがて河瀬氏の5選が確定したが投票結果に関係者は息を飲んだ。

 河瀬氏1万4107票に対し、元市議の新人渕上隆信氏(50)は1万1622票――。わずか2485票差の薄氷の勝利だった。



 河瀬氏は現職、新人4人が立った1995年の市長選で当時の現職高木孝一氏の5選を阻んで初当選。2期目は無投票、3期目は共産新人との一騎打ち、4期目も無投票。激しく競り合う選挙戦は初戦以来だった。

 河瀬氏は水面下で複数の政党関係者から打診を受けた知事選出馬を一時検討したが、西川知事の手堅い支持固めに出馬のタイミングを逸した。迷った末、政治家を引退するという選択肢はなく、昨年12月に5選出馬を決断。だが、その際には「幾ら何でも長過ぎる」と身内の後援会内ですら一部異論も出た。

 今回善戦した渕上氏はすでに昨夏頃から、市内全域を2巡。地盤や組織はなかったが、「市の借金は一般・特別会計を合わせて540億円。無駄な箱物はもういらない」と河瀬市政からの変革を強調、無党派層に浸透していた。

 告示が迫る中、前々回選で推薦を受けた民主、公明両党と連合福井は、地元政財界で重鎮の元市会議長岡本正治氏(63)が自民、民主系会派の支援を得て出馬したことなどで次々と自主投票を決定。多選批判と行財政改革を争点に河瀬包囲網は狭まった。

 しかし、3月11日に起きた東日本大震災と福島第一原発事故が状況を変えた。震災後、河瀬陣営はキャッチコピー「やっぱりカワセだ」を「今こそカワセだ!」に変え、原子力行政に長年携わって築いた国の人脈など〈多選による実績〉をアピールする作戦に切り替え、「市民の安全・安心を守れるのは私だけ」と強調した。

 さらに、告示後に連夜開かれた河瀬氏の個人演説会では、過去の選挙で表に出なかった長男、次男、三男が登場、マイクを握って懸命に「父を支援して下さい」などと訴え、脇に立つ河瀬氏が目頭を押さえるシーンが何度も見られた。

 陣営は情理二面で支持固めに奔走。ある建設会社社員は「住民の現職を支持する声が震災後から広がり、建設業界で岡本氏を押していた企業も『やっぱり経験者に』と流れが変わった」と振り返った。

 市発足以来初の5選を果たした河瀬氏。しかし得票総数3万7811票のうち渕上、岡本、敦賀短大教授多仁照広(63)の新人3氏の合計得票は62・7%で河瀬氏の得票率を圧倒。「一騎打ちなら現職は負けた」と見る関係者は多い。



 敦賀市初の5期目に入る河瀬市政の「これまで」と「これから」を検証する。

(2011年4月27日 読売新聞)


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