したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

北海道 国政・地方政治スレ

1北海道民:2008/10/13(月) 15:10:41
選挙が近づいてきた次期衆院選の北海道は、町村・中川・武部のところなど接戦で面白い
また地方でも釧路市長選など興味深いところがあるので、このスレを作成してみました
気軽に北海道情報を話し合いましょう

911チバQ:2015/04/19(日) 16:43:23

2011年小樽市長選
当27,982(41.5%)中松義治 64 無所属(民・自) 新 1 (元)商議所役員
落24,864(36.9%)森井秀明 38 無所属新 (元)市議
落14,569(21.6%)佐藤静雄 69 無所属新 (元)国交副大臣

http://otaru-journal.com/2015/03/0318-2.php

《市長選》佐藤票の行方が焦点! 中松・森井陣営が争奪戦 (2015/03/18)

 いよいよ統一地方選の幕が、3月26日(木)に告示される北海道知事選挙から始まる。続いて、道議会議員選挙が、4月3日(金)に告示される。知事・道議選の投開票日は4月12日(日)。投票時間は、午前7:00から午後8:00まで。

 知事・道議選が終わると、市民の生活に深い関わりをもつ、市長選と市議選が、4月19日(日)に告示され、4月26日(日)に投開票される。これから4月26日までは、小樽も選挙・選挙の日々を迎えることになる。

 中でも、小樽市長選の行方に市民の関心が集まることになるが、これまで出馬表明したのは、現職の中松義治市長と新人で3度目の挑戦を表明した森井秀明氏の一騎打ちの構図となっている。

 前回(2011年)の市長選では、中松氏・森井氏に元衆議院議員の佐藤静雄氏の3氏が名乗りを上げ、激しい戦いを繰り広げた。結果は中松 27,982、森井 24,864、佐藤 14,569の順となり、最下位に沈んだ佐藤氏は、政界引退を余儀なくされた。

 今回の市長選は、残されたこの佐藤票を、自陣営に取り込めるかの戦いとなっている。まさに、佐藤票の行方が勝敗を分けるカギとなっている。森井票が中松票に3,000票差に迫った結果でも、今後、佐藤票を半分ずつ分け合ったとしても、結果は、35,000vs32,000となり、3,000票差がそのまま温存されてしまう。

 佐藤票の大半は、自民党の基盤の上に成り立っていたこともあり、この保守票がどっちに多く傾くかで、勝敗の帰すうが決することになろう。共産党は、カジノ反対を表明した森井"支持"を明らかにし、独自候補を立てていない。

 これは、道知事選の構図とも重なっており、知事選の結果次第が、小樽市長選にも大きな影響を及ぼすことは必至の情勢となっている。

912チバQ:2015/04/19(日) 17:02:22
■釧路地域(定数1)>>882
減員で自・民現職激突
→自民現職当選
当選 19,923(60.8%) 小松茂 57 自民 現 4 党道選対副委長
□ 12,869(39.2%) 岡田篤 64 民主(社・大) 現 党総支部役員

■留萌地域(定数1)>>882
業界二分、市長は苦慮
→大地の浅野が当選
当選 16,522(54.6%) 浅野貴博 37 無所属(大) 新 1 (元)衆院議員
□ 13,743(45.4%) 石塚正寛 63 自民 現 党支部長

■帯広市(定数3)>>883
自民系の4氏が乱立 帯広市
→自・民・大が当選
当選 17,279(22.5%) 三津丈夫 69 民主(社) 元 6 党総支部代表
当選 14,033(18.2%) 清水拓也 40 自民 新 1 (元)帯広市議
当選 12,063(15.7%) 山崎泉 41 無所属(民・維・大) 現 2 (元)帯広市議
□ 9,729(12.6%) 上野庸介 41 無所属 新 (元)衆院議員秘書
□ 9,350(12.1%) 伊賀淳貴 53 自民 新 (元)茶道具販売業
□ 8,245(10.7%) 佐々木とし子 60 共産 新 党地区常任委員
6,262(8.1%) 編田照茂 60 無所属 新 (元)帯広市議

■北見市(定数2)>>883
公認選考めぐり遺恨 北見市
→自民系2人が当選。民主・大地それぞれ落選
当選 20,631(34.8%) 船橋賢二 51 無所属 新 1 建設会社会長
当選 14,392(24.3%) 塚本敏一 64 自民 新 1 (元)北見市副市長
□ 12,335(20.8%) 鳥越良孝 58 無所属(民・維・大) 現 (元)北見市議
□ 11,953(20.2%) 長南幸子 57 民主(社) 新 (元)北見市議

913チバQ:2015/04/19(日) 17:02:34
■函館市(定数5)>>884
定数1減、7氏が混戦 函館市
当選 22,741(18.6%) 川尻秀之 69 自民 現 7 党道副会長
当選 18,652(15.3%) 志賀谷隆 61 公明 現 2 党道副幹事長
当選 17,873(14.7%) 高橋亨 61 民主 現 4 党道政調委員長
当選 17,424(14.3%) 平出陽子 66 民主(社) 現 7 党総支部副代表
当選 15,774(12.9%) 佐々木俊雄 64 自民 現 3 党支部幹事長
□ 15,044(12.3%) 見付宗弥 45 民主(大) 新 (元)函館市議
□ 14,451(11.8%) 本間勝美 46 共産 新 (元)函館市議

■札幌市東区(定数4)>>884
公、共が激しいバトル 札幌市東区
→民主系候補が落選
当選 34,407(29.9%) 大崎誠子 58 自民 現 4 党道女性部長
当選 27,846(24.2%) 星野高志 63 民主(社・大) 現 6 党支部代表
当選 20,306(17.6%) 宮川 潤 54 共産 新 1 (元)札幌市議
当選 19,495(16.9%) 阿知良寛美 59 公明 新 1 (元)札幌市議
□ 13,105(11.4%) 谷口誠 53 無所属 新 北電労組副委長

■民主離れ相次ぐ 1人区 現職3人、無所属出馬へ >>844
→全員当選
登別市(定数1)
当選 赤根広介 34 無所属 現 2 (元)衆院議員秘書
伊達市(定数1)
当選 中山 智康 40 無所属 現 3 (元)衆院議員秘書
北斗市(定数1)
当選 11,476(56.0%) 長尾信秀 69 無所属 現 4 (元)大野町会議長
□ 9,019(44.0%) 高村智 48 無所属 新 (元)北斗市議

■民主・大地分裂区 1勝一敗で痛み分けって感じ
オホーツク西地域 
当選 16,512(41.1%) 久保秋雄太 37 自民 新 1 (元)衆院議員秘書
当選 14,149(35.2%) 新沼透 61 無所属(維・大) 新 1 新聞社会長
□ 9,507(23.7%) 日下太朗 68 民主(社) 現 党道選対委員長

石狩地域
当選 17,397(47.1%) 内海英徳 72 自民 現 4 党道総務副会長
当選 11,539(31.3%) 池端英昭 55 無所属(民) 新 1 (元)石狩市議
□ 7,980(21.6%) 上村賢 47 無所属(大) 新 (元)石狩市議

914チバQ:2015/04/19(日) 22:30:38
137 :チバQ:2015/04/19(日) 22:28:16
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015041900143
無投票当選市長一覧【統一選】

 【北海道】
 ▽夕張市
鈴木直道34市長     無現(2)
 ▽稚内市
工藤広65市長     無現(2)(自・民)
 ▽赤平市
菊島好孝65元市議    無新(1)
 ▽三笠市
西城賢策64元副市長   無新(1)
 ▽千歳市
山口幸太郎73市長     無現(4)
 ▽滝川市
前田康吉60市長     無現(2)
 ▽砂川市
善岡雅文65市長     無現(2)
 ▽伊達市
菊谷秀吉64市長     無現(5)(公)
 【岩 手】
 ▽北上市
高橋敏彦60市長     無現(2)
 【山 形】
 ▽上山市
横戸長兵衛68市長     無現(3)(自・公)
 【茨 城】
 ▽日立市
小川春樹67元副市長   無新(1)(自・民・公)
 【群 馬】
 ▽館林市
安楽岡一雄67市長     無現(3)(自・公)
 【埼 玉】
 ▽行田市
工藤正司64市長     無現(3)(自・民・公)
 【石 川】
 ▽野々市市
粟貴章54市長     無現(2)
 【長 野】
 ▽諏訪市
金子ゆかり56元県議    無新(1)(自・公)
 【岐 阜】
 ▽多治見市
古川雅典62市長     無現(3)
 ▽山県市
林宏優63市長     無現(2)(自・民・公)
 【三 重】
 ▽津市
前葉泰幸53市長     無現(2)(自・民・維・公)
 【大 阪】
 ▽富田林市
多田利喜64市長     無現(4)(自・公)
 ▽高石市
阪口伸六58市長     無現(5)
 ▽大阪狭山市
古川照人43元府議    無新(1)
 【奈 良】
 ▽大和高田市
吉田誠克64市長     無現(4)
 ▽五條市
太田好紀53市長     無現(2)
 【広 島】
 ▽三次市
増田和俊68市長     無現(2)
 【福 岡】
 ▽直方市
壬生隆明62弁護士    無新(1)(自・民・公)
 【長 崎】
 ▽長崎市
田上富久58市長     無現(3)
 ▽佐世保市
朝長則男66市長     無現(3)(自・公)
(2015/04/19-18:57)

915チバQ:2015/04/20(月) 07:51:12
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0125221.html
地域の未来、議論なく 伊達選挙区トリプル無投票 市議「達成感ない」
04/20 07:00


各候補の選挙カーが集中した伊達市中心部の住宅街。選挙運動時間中、新人の佐藤匡則氏が現職市議の車に頭を下げた=19日午後3時45分ごろ(藤井泰生撮影)
 【伊達】統一地方選後半戦がスタートした19日、伊達市議選は合併で設けた伊達(定数17)と大滝(同1)両選挙区のうち、旧伊達市の伊達選挙区が町制時代を含め初の無投票となった。同日告示の伊達市長選では現職の菊谷秀吉氏(64)が4回連続無投票で5選を決め、前半の道議選伊達市(同1)も現職が2回連続無投票。身近な代表を決める市議選まで競争なしに終わり、当選した議員からも「選ばれた達成感がなく、これでは政治が良くならない」と戸惑いの声が漏れた。

 1日だけの選挙運動。4期目出馬の市議会議長寺島徹氏(68)は「市民の議会離れが心配。今後の4年間は重い」と第一声を上げ、選挙カーに乗った。市中心部は午前中、4千人が参加したハーフマラソン大会で交通規制が行われたため、各候補は郊外へ。午後は一転、スピーカーで連呼する車が商店街などを駆け回った。

 中心部の住宅街に住む主婦海老子久美子さん(72)は「(午後の)短時間だけにぎやかでしたが、統一地方選は対抗馬なしに終わった。まちづくりへの気構えが地域にほしい」と、三つの選挙でいずれも選択の機会を与えられなかったことへの不満を語った。

 財政運営に手腕を見せる菊谷氏の長期市政の中で、市議会が静かになったことも背景にありそうだ。市長選直前の定例議会の一般質問は菊谷氏1期目最後の2003年3月が10人だったのに対し、今年3月は5人に減った。元市議で市連合自治会協議会長の渡辺源之(げんゆき)さん(74)は「まちづくりの目標が同じならオール与党でも良いが、議会は市長との分かりやすい論議を通して、若者の市政参加を促してほしい」と注文する。

 午後5時に立候補届け出が締め切られ、現職12人と元職2人、新人3人の当選が決まった。新人のうち2人はPTA活動の仲間の応援で立候補。元福祉施設職員の佐藤匡則(まさのり)氏(43)はPTAを通じて学校と関わる中で、障害のある子供の就職を支援したいと出馬した。「吐きそうなほど悩んで仕事を辞め、選挙に勝つため4人の仲間とともに100人以上に頼んで17人の後援会役員を確保した。選ばれて議員になりたかった」と、選挙の洗礼を受けられなかったことを残念がる。(伊達支局 平山栄嗣)

916チバQ:2015/04/20(月) 18:48:12
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddm041010187000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 再建途上、北海道・夕張市ダブル無投票 「政策論争必要なのに」
毎日新聞 2015年04月20日 東京朝刊

老朽化した公営住宅が立ち並ぶ真谷地地区で、街頭演説に臨む鈴木直道氏=北海道夕張市で2015年4月19日午後3時28分、手塚耕一郎撮影
老朽化した公営住宅が立ち並ぶ真谷地地区で、街頭演説に臨む鈴木直道氏=北海道夕張市で2015年4月19日午後3時28分、手塚耕一郎撮影
拡大写真
 19日に告示された統一地方選の後半戦。各地で市区長選、市区議選が始まったが、無投票当選が相次いだ。全国で唯一の財政再生団体の北海道夕張市は、市長選と市議選の「ダブル無投票」。県都の一部でも有権者の選択肢が奪われた。

 夕張市が財政破綻し国の管理下に入ってから8年。人口減で疲弊が進む街は、政策論争が起きないまま1日だけの選挙戦を終えた。

 「政策を議論する相手がおらず、訴える時間も1日だけだったので、(2期目は)今まで以上に自ら市民に説明する責任を果たす」。再選を決めた鈴木直道市長(34)は午後6時ごろ、市内の事務所で決意を語った。

 旧産炭地の夕張市は観光による地域振興策が失敗し、2007年に財政再建団体となった。現在は財政再生団体に移行。353億円の借金の返済は26年度まで続く見通しだ。

 前回(11年)の市長選は、民間出身の市長が1期で引退し、都職員時代に夕張に派遣された経験のある鈴木氏が、自民党などが支援した元衆院議員ら3人との激戦を制した。

 都や国とのパイプや行動力を前面に出した鈴木氏。公営住宅の入居者を地区ごとに集約するコンパクトシティー化計画を推進し、「計画を確かなものにしていく」と訴えた。市内の各種団体からは、亀裂を残した前回選挙の反省もあり、今回は“委任ムード”が高まっていた。市議選(定数9)もこれまでは激戦の市長選と連動する形で候補者が出たが、今回は低調で、一時は定数割れも危惧されていた。

 一方、07年に約1万2600人だった人口は今年4月で約9400人に減少。27年には5000人台にまで減るとみられている。商店街で楽器店を営む田淵徹さん(79)は「この4年でさらに経営が苦しくなった。一日も早く経済を活性化させてほしい」と求める。

 中心部から約15キロ離れた真谷地(まやち)地区は約90世帯で、4年で2割以上減った。鈴木氏の街頭演説に耳を傾けた無職女性(77)は、コンパクトシティー化計画の一環で公営住宅の3階から1階に転居した。窓枠やトイレなどがリフォームされ「生活がよくなったわけじゃないけど、暮らしやすくなった実感はある」という。

 だが、市長選・市議選で市内の医療体制についての議論を期待していた。市立診療所の移転計画があるが、実施時期の見通しが立たないからだ。「高齢者の暮らしに直結することなので、候補者の話を聞きたかった。それもないのは寂しい」と話した。【野原寛史、久野華代】

917チバQ:2015/04/20(月) 19:07:29
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddlk01010216000c.html
あすを選ぶ:北海道’15統一地方選 後半戦スタート 5市で市長選 市議選は20市1区 /北海道
毎日新聞 2015年04月20日 地方版

 道内の13市長選と26市議選が19日告示され、有権者に最も身近な首長や議員を選ぶ統一地方選の後半戦が始まった。市長選は函館と小樽、室蘭、芦別、江別の5市で選挙戦となり、立候補の届け出を済ませた候補者たちはマイクを握って第一声を上げ、経済の活性化策や人口減少問題対策などを訴えた。市議選は20市と伊達市の飛び地の大滝区で選挙戦になった。同日告示された千歳市議補選(改選数3)には5人が立候補した。いずれも21日に告示される町村長選と町村議選と合わせ、26日に投開票が行われる。【小川祐希】

(写真は一部画像処理しています)

 ◇大間原発訴訟、争点に 函館市 新人と現職が届け出
 函館市長選は、元衆院議員秘書で新人の広田知朗氏(54)=無所属=と再選を目指す現職の工藤寿樹氏(65)=無所属、自民函館支部・公明函館総支部推薦=が立候補を届け出た。工藤氏が国とJパワー(電源開発)を相手取って大間原発(青森県大間町)の建設差し止め訴訟を東京地裁に起こし係争中なのに対し、広田氏は訴訟の取り下げを主張し、大きな争点となっている。

 広田氏は同市大手町の選挙事務所前で、支持者約30人を前に第一声を上げ「大間原発訴訟で市が原告になることは全くの無駄。市民団体が(函館地裁で)起こしている訴訟を側面から支援すればいい」と指摘。「市が国とのコミュニケーションが悪くなっている状態を解消しなくてはならない」と訴えた。

 工藤氏は同市美原2に構えた選挙事務所前で第一声。300人を超す支援者らを前に「大間原発(の建設)凍結は市民の総意。相手候補に票を許すと『市民の中にも大間原発に賛成している人がいるじゃないか』ということになる。圧倒的な勝利でなければ、大間を止めることはできない」と主張し、支持を呼びかけた。【鈴木勝一】

 ◇現職に2新人挑む 小樽市 第一声で持論展開
 小樽市長選は、元市議で新人の森井秀明氏(42)=無所属=と2期目を目指す現職の中松義治氏(68)=無所属、自民・民主・公明小樽総支部推薦=の一騎打ちとみられていたが、市議選への出馬準備を進めていた前市議の吹田友三郎氏(65)=無所属=が立候補を届け出て、三つどもえの選挙戦となった。

 森井氏は第一声で「人口が減り住みづらい街にした」と現市政を批判し「若さと実行力を生かして小樽を全国にPRし、活気を取り戻す」と強調した。

 中松氏は1期目の公約だった市立病院の統合再建などの実績を強調し「残された課題を解決するためにも私を2期目に押し上げてほしい」と訴えた。

 吹田氏は運動員を連れずに1人で選挙運動を展開。「公共投資や子育て政策などに税金を適切に使えるようにしたい」と主張を述べた。【遠藤修平】

 ◇32年ぶり三つどもえ 江別市 現職が初の審判
 江別市長選は、元市企画政策部長で新人の鈴木誠氏(61)=無所属=と3期目を目指す現職の三好昇氏(66)=同、前市議で新人の岡英彦氏(42)=同=が立候補し、32年ぶりの三つどもえの選挙戦となった。過去2回は連続して無投票だったため、三好氏は初めて有権者の審判を受ける。

 鈴木氏は同市野幌町の選挙事務所前で第一声。地元出身を強調し「積極的に地域へ赴いて地元の考えを聞き、課題の解決を図る」と意気込みを述べた。

 三好氏は同市元町の選挙事務所前でマイクを握り、市立病院改革をはじめ、2期8年の実績を強調。「次の4年間には今まで以上に安全安心なまちづくりを進めたい」と訴えた。

 岡氏はJR野幌駅前で「人口が12万人を割り『消滅可能性都市』に含まれている。若い世代にとって挑戦できるまちにしたい」と述べた。【吉田競】

 ◇現新の一騎打ちに 芦別市 市政継続か刷新か
 芦別市長選は、前市議で新人の今野宏氏(67)=無所属=と再選を目指す現職の清沢茂宏氏(52)=同=による一騎打ちとなった。

 今野氏は第一声で「(現市政は)消防庁舎の建設や道の駅の整備などに事業費をつぎ込み、財政を悪化させた」と批判した。出馬表明が3月下旬と出遅れたが、後援会役員は取材に「市長を選ぶ選択肢が市民に与えられ、勝手連組織が回転し出した」と話した。

 清沢氏は約150人の支援者を前に、1期目に手がけたスポーツ交流人口の増加などを挙げ「地方再生が芽を出し、花を咲かせ始めている」と市政の継続を訴えた。「市立病院の医師不足の解消にメドがついた」と医療の充実も強調した。【渡部宏人】

918チバQ:2015/04/20(月) 19:08:40
 ◇経済活性化で論戦 室蘭市 現新2氏、声張り上げ
 室蘭市長選は、元スーパー店長で新人の大西武俊氏(46)=無所属=と再選を目指す現職の青山剛氏(37)=同=による一騎打ちの選挙戦となった。

 第一声で大西氏は民間で23年間培ったアイデアとスピード、決断力を発揮するとし「経済を豊かにして活性化する。市民が望んでいる観光を振興させ、雇用を創出する。市民ふれあい課を新設し、中学卒業まで医療費実質ゼロにする」などと声を張り上げた。

 青山氏は直面する人口減少問題対策のため300人の雇用創出やフェリー航路の着実な開設、夜景観光の推進などの経済活性化策を挙げ「七つの戦略と50項目の政策の全てを達成できるのは青山しかいない」と市政の継続を訴えた。【横尾誠治】

==============

26面に市議選立候補者と無投票当選者

919チバQ:2015/04/20(月) 19:10:09
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150420ddlk01010226000c.html
あすを選ぶ:北海道’15統一地方選 8市長選、無投票 /北海道
毎日新聞 2015年04月20日 地方版

 19日告示された13市長選のうち、無投票となったのは夕張と稚内、赤平、三笠、千歳、滝川、砂川、伊達の8市で、前回2011年の選挙時より2市増えた。赤平、三笠両市は新人が無投票で初当選。伊達市は03年から4回連続で無投票、赤平、三笠、千歳、砂川の4市は07年から3回連続で無投票となった。候補者たちは「1日限りの選挙戦」を終えた。【小川祐希】

 ◇5市1区で議員無投票
 市議選は26市のうち、夕張と名寄、三笠、砂川、歌志内の5市と、伊達市の飛び地の大滝区(定数1)を除く伊達区(定数17)で無投票となった。

 市議選の無投票は前回2市のみで、歌志内市は2回連続の無投票。夕張、三笠、砂川の3市と伊達市伊達区は市長選とともに「ダブル無投票」となった。【山下智恵】

 ◇「政策が伝わらない」 夕張市ダブル無投票で市民
 夕張市議選は、定数と同じ9人の立候補にとどまり、市政史上初の無投票となった。市長選も無投票で、市民からは「選挙がないと候補がどんな政策を考えているか知ることができない」と懸念する声が上がった一方、一時は定数割れも予想されたことから「市議候補すら集まらないのが今の夕張の現状」と嘆く声も聞かれた。

 同市議の議員報酬は全国の市で最低の月18万円。今期限りで引退する市議からは「出費も多く、兼業でも生活が大変」との声が漏れる。財政再生団体のため財源が限られ、市民の要望に応えることも容易ではなく、市議らは市政報告会を開く回数を増やすなど、限られた条件の中で役割を果たそうとしてきたという。

 鈴木直道市長(34)が無投票で再選されたこともあり、市議選への関心は低かった。19日、市内各地で街頭演説をした現職の厚谷司氏(49)は「これまでの市議選に比べても反応はよくない。選挙が行われず、市民に各候補の考えが伝わらないまま市議になることに懸念を覚える」と話した。

 一方で、市議になることで街の課題を解決しようと考える若者もいる。司法書士で新人の今川和哉氏(26)は市内で唯一の不動産業を営む。「夕張は不動産業がなく民間の賃貸住宅が少ないことも市の人口減に影響していた。議員になることで市に直接質問し、提言も行い、市の活性化に少しでも貢献できれば」と話し、1日かけて市内全域を巡った。【野原寛史】

920チバQ:2015/04/20(月) 19:10:44
 ◆市長選無投票当選者

 ◇再生を加速したい 鈴木直道氏

 夕張市長選は、現職の鈴木直道氏(34)=無所属=が無投票で再選を果たした。元東京都職員の鈴木氏は前回2011年の選挙で全国最年少の市長として初当選し、全国唯一の財政再生団体の市の再建に着手。鈴木氏は「4年間で夕張のイメージも変わってきた。再生のための取り組みを加速したい」と訴えた。【野原寛史】

 ◇「初心忘れず」抱負 工藤広氏
 稚内市長選は、現職の工藤広氏(65)=無所属、自民稚内支部推薦=が無投票で再選を決めた。工藤氏は午後5時過ぎ、遊説を終えて事務所に戻ると、支持者を前に「(約200票差で勝った)4年前の厳しい現実があって今の私がある。初心を忘れず、身を引き締めて市政運営に取り組みたい」と抱負を語った。【金子栄次】

 ◇「光るまちに」訴え 菊島好孝氏
 赤平市長選は、前市議の新人、菊島好孝氏(65)=無所属=が無投票で初当選した。3期務めた高尾弘明市長(70)の引退に伴い、経済界の応援を得て立候補。「小さくとも光るまちに」と訴え、主な公約に幼保一体の認定こども園やサービス付き高齢者住宅の建設、進出企業への用地の無償提供などを掲げた。【渡部宏人】

 ◇人口減少に歯止め 西城賢策氏
 三笠市長選は、前副市長で新人の西城賢策氏(64)=無所属=が無投票で初当選を果たした。3期務め引退する小林和男市長(79)の下で7年間副市長を務めた西城氏は「経済の活性化で移住・定住を進め、人口減少に歯止めをかけたい。農業振興のため後継者の確保や農産物のブランド化を進めたい」と訴えた。【吉田競】

 ◇空港運用拡大訴え 山口幸太郎氏
 千歳市長選は、現職の山口幸太郎氏(73)=無所属=が3回連続の無投票で4選を決めた。山口氏は元道議で2003年に初当選。自民、民主系双方の市議から出馬要請を受けるなど幅広い支持を得た。4期目に向けては、新千歳空港の24時間運用などさらなる利用拡大や、自衛隊の体制維持などを訴えた。【野原寛史】

 ◇定住自立圏の推進 前田康吉氏
 滝川市長選は、現職の前田康吉氏(60)=無所属=が無投票で再選を果たした。元道議の前田氏は前回、当時の現職を破って初当選した。前田氏は2期目の主な公約に近隣市町と連携した定住自立圏構想の推進、子育て世代のための女性センターの整備、駅前市街地のリニューアルの推進などを掲げた。【渡部宏人】

 ◇政策決定透明化を 善岡雅文氏

 砂川市長選は、現職の善岡雅文氏(65)=無所属=が2回連続の無投票で再選を果たした。善岡氏は「政策決定の透明化が必要」と訴え、市民との直接対話を約束。2期目の主な公約に65歳以上の高齢者を職員が見回る「地域包括システム」の構築や、複数の子どもを持つ家族の生活費負担軽減策などを掲げた。【渡部宏人】

 ◇若い人材を育てる 菊谷秀吉氏
 伊達市長選は、現職の菊谷秀吉氏(64)=無所属、公明室蘭総支部推薦=が無投票で5選を果たした。菊谷氏は第6次総合計画をベースに健康の産業化や新たな地域コミュニティーの創出など三つの公約を掲げた。菊谷氏は4期連続無投票を信任ととらえ「次につながる若い人材を育てていく」と抱負を述べた。【横尾誠治】

==============

 ◇夕張市
鈴木直道(すずき・なおみち) 34 無現(2)

 [元]東京都福祉保健局主任[歴]市市民課主事・行政参与▽内閣府地域主権戦略室員▽法大

 ◇稚内市
工藤広(くどう・ひろし) 65 無現(2)

 [元]副市長[歴]市企画係長・財政課長補佐・企画課長・企画調整部長・経済部長・助役▽北大

 ◇赤平市
菊島好孝(きくしま・よしたか) 65 無新(1)

 [元]市議▽カバン製造会社社長▽赤平商工会議所副会頭[歴]赤平青年会議所理事長▽赤平東高

 ◇三笠市
西城賢策(さいじょう・けんさく) 64 無新(1)

 [元]副市長[歴]市経済建設部長・総務部長▽三笠高

 ◇千歳市
山口幸太郎(やまぐち・こうたろう) 73 無現(4)

 道基地協議会長▽道自衛隊駐屯地等連絡協議会長[歴]弁当販売会社社長▽市議▽道議▽明大

 ◇滝川市
前田康吉(まえだ・こうきち) 60 無現(2)

 [元]道議[歴]食品製造会社社長▽市議▽滝川国際交流協会長▽日大

 ◇砂川市
善岡雅文(よしおか・まさふみ) 65 無現(2)

 [元]市総務部長[歴]市職員係長・総務課長補佐・行政改革推進課長・広報広聴課長▽龍谷大

 ◇伊達市
菊谷秀吉(きくや・ひでよし) 64 無現(5)

 [元]市議長▽全国市長会相談役[歴]建設コンサルタント会社社長▽国際商大

921チバQ:2015/04/20(月) 22:25:43
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/r2_mayorsituation/2-0025602.html
道内市町村長選の直前情勢
【道央・道南】
04/17

■江別市 32年ぶり三つどもえ、現職に2新人挑む

三好昇 66 無現《2》
鈴木誠 61 無新
岡英彦 42 無新

 3選を目指す現職の三好氏に、前市企画政策部長の鈴木氏、市議の岡氏の新人が2人挑む。前回まで2回連続無投票だったが、12年ぶりの選挙戦となる見通しだ。三つどもえの選挙戦は32年ぶりとなる。

 元石狩支庁(現振興局)長の三好氏は、市立病院の再建など精通する保健医療分野での実績や、地元企業の成長を柱にした経済活性化への取り組みの成果を強調している。昨年度からスタートした市の新総合計画を軌道に乗せるため、市政運営の継続を訴える。

 保守系市議らを中心に支持層を固めながらも、政党色は前面に出さず、幅広い層への浸透を図る戦略。政策効果を説明する懇談会をこまめに開き、企業回りにも力を入れる。

 鈴木氏は昨年11月、三好氏への対抗馬の動きがなく、3回連続無投票となることを疑問視し、出馬を表明。子育て支援の充実や除排雪の改善、市民との対話促進などを掲げ、現職への批判票の取り込みを狙う。

 新総合計画の策定にも関わるなど、35年間に及ぶ行政経験を強調。江別で生まれ育った地域に根差したリーダーを目指すと訴える。市職員労組委員長を務めたこともあるが、民主党や連合は表だった支援はせず自主投票となる見通しだ。

 市議2期目の岡氏も江別市出身で、40代の若さと世代交代をアピールしている。昨年8月まで全国若手市議会議員の会会長を務めた経験で培った独自の人脈を活用し、若い世代や子育て世代への浸透を図る。

 人口減少問題への対応を主要課題に位置付け、子どもの医療費助成の拡大などを掲げる。前回の市議選ではトップ当選しており、市政報告会や街頭活動に加え、インターネットも積極的に活用しながら、無党派層の支持拡大に努める。

■小樽市 現・新、前哨戦激しく

中松義治 68 無現《1》[自][民][公]
森井秀明 42 無新

 再選を目指す中松氏と、市長選に3回連続の挑戦となる元市議の森井氏が激しい前哨戦を繰り広げている。

 中松氏は人口減少対策を最重要課題とするほか、観光客を年間1千万人に引き上げることや市民プール整備などを掲げた。誘致に積極的だった、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)は再選しても任期中は誘致活動をしないと明言。市議会の自民党、公明党、民主党の各会派と小樽商工会議所、連合小樽の主要5団体が支持拡大を図る。

 森井氏は前回、中松氏に3118票差まで迫った。その市長選での中松氏の後援会のパーティー券販売をめぐる政治資金規正法違反事件と、その素地とされた主要5団体の相乗り体制を批判。カジノ誘致反対や小学生までの医療費無料化、除雪態勢の強化、北海道電力泊原発の再稼働反対などを掲げ、無党派層への浸透に力を入れる。

922チバQ:2015/04/20(月) 22:25:54
■室蘭市 現・新の一騎打ち

青山剛 37 無現《1》
大西武俊 46 無新

 再選を目指す青山氏に、新人の大西氏が挑む。

 青山氏は前回に続き日本商工連盟室蘭地区連盟と連合室蘭の推薦を受けた。3月には「4年間で300人の雇用創出」など数値目標を盛り込んだ公約を発表。公務の合間を縫って、企業の朝礼や商店街へのあいさつ回りを積極的に行っている。今月15日の決起集会には支持者700人が集結。「4年間の実績と確かな戦略で、誇れる室蘭をつくりたい」と決意を述べた。

 元スーパー店長の大西氏は政党や組織に頼らず、草の根の支持拡大を目指す。個人、企業へのあいさつ回りに加え、住民との懇談会を50回以上開催。知名度向上に全力を注ぐ。2月に発表した公約では、医療費助成の拡充や観光振興などを柱に据えた。今月14日に行われた立候補予定者の公開討論会で「室蘭市政に一石を投じたい。開かれた市役所をつくる」と訴えた。

■芦別市 市議出馬、選挙戦に

清沢茂宏 52 無現《1》
今野宏 67 無新

 無風とみられていたが、市議の今野氏が「市民に選択肢を与えたい」と3月下旬に出馬表明し、現職の清沢氏に挑む構図が固まった。

 三つどもえとなった前回市長選で清沢氏に敗れた候補の支援者らが今野氏を勝手連的に支持。今野氏は「市政の流れを変えなければ芦別は駄目になる」と現職への批判票取り込みを狙う。

 清沢氏は、日本商工連盟芦別地区連盟会長を後援会に迎え入れるなど支持基盤固めを進める。給付型奨学金の創設や新規就農支援を掲げ「正々堂々と政策をぶつけ合いたい」と意気込む。

■空知管内雨竜町 多選への評価焦点

藤本悟 64 無現《4》
西野尚志 54 無新

 5選を目指す藤本氏と、前町住民課長の西野氏の一騎打ち。西野氏は同世代の農業者らの支持を受け「対話重視のマチづくり」を掲げて世代交代を迫る。

 藤本氏は商業者などの支持基盤固めを進め、子育て支援を公約の柱にすえる。役場庁舎建て替えをめぐる対立点はあるが、農業振興策などで両者に大きな違いはなく、藤本氏の多選への評価が焦点になりそうだ。

■檜山管内今金町 4選狙う現職、前町議と対決

外崎秀人 65 無現《3》
村本照光 65 無新

 4選を目指す現職の外崎氏は、商工・建設業界を中心にした組織的な運動を展開。4期目を「町政の総仕上げ」と訴え、支持拡大を図る。前町議の村本氏は農業振興を政策の柱に、若手農家らに浸透。「町民とともに歩む町政」をスローガンに、現職への批判票取り込みも図る。

923チバQ:2015/04/20(月) 22:26:32
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/r2_mayorsituation/2-0025603.html
【道東】
04/17

■オホーツク管内斜里町 現職と元職が再戦、大学院構想に影響も

馬場隆 64 無現《1》
村田均 67 無元《1》

 再選を目指す現職の馬場氏と、返り咲きを狙う前町長の村田氏が立候補を表明しており、前回と同じ顔ぶれでの一騎打ちになる見通し。馬場氏は漁業、村田氏は新聞社経営と経歴は異なるものの、いずれも保守系町議を5期経験しており、保守分裂の選挙戦になる。

 注目されるのが、知床をフィールドに野生生物管理の専門家を育てる「知床自然大学院大学構想」に対する両者の姿勢の違いだ。設立財団も2013年、町内に発足したが、馬場氏は町の厳しい財政状況を理由に支援に消極的な姿勢を示す。一方の村田氏は、資金支援以外にも協力方法はあるとして推進する立場で、公約にも明記する。地元の理解は構想実現の行方を左右するだけに、選挙結果に関係者の関心が高まる。

 前回は、医師不足や廃棄物処理施設の建設への説明に関する村田氏への批判票を取り込み、馬場氏が385票差で当選した。逆に今回は、馬場氏の1期目の評価がカギを握りそうだ。

 馬場氏は図書館の建て替えや国保病院の内科医増員など1期目の実績をアピール。町民との対話や協働の姿勢を打ち出し、30〜50代の比較的若い層や漁業者などに支持を訴える。

 村田氏は、記者や議長の経験を基にした政策立案能力を強調。温浴施設の建設や町長時代に始めた地場産品の認証事業の発展を唱え、商工業者や農業者を中心に支持拡大を図る。

■オホーツク管内清里町 44年ぶり選挙戦に

櫛引政明 66 無現《1》
古谷一夫 62 無新

 再選を目指す櫛引氏に、元町総務課長の古谷氏が挑む一騎打ちになる公算が大きい。町長選は1975年以降、無投票が10期続き、選挙戦は44年ぶりとなる。首長選の無投票期間としては、留萌管内初山別村と並んで道内で最も長かった。

 無投票の背景には町内に深刻な亀裂をもたらした67年と71年の激しい選挙戦があるが、当時を知る町民も減り、多くは選挙を前向きに受け止めている。18日には町民が企画した公開演説会も開かれる。

 櫛引氏は昨年12月に出馬を表明。集会などで、道の駅の改修など1期目の実績を強調、公約として子育て環境の充実などを挙げる。一方の古谷氏の出馬表明は今年2月。「町民が主役のまちづくり」を掲げて街頭演説を行うなど、草の根の支持拡大を図っている。

 両氏とも町役場出身で明確な争点はない。現職の1期目への評価に加え、町民が無投票の44年間をどう総括するかが焦点だ。

■オホーツク管内美幌町 現職と新人、振興策競う

土谷耕治 64 無現《2》
松浦和浩 53 無新

 3選を目指す土谷氏に、民間出身で町議を3期務めた松浦氏が挑む。

 土谷氏は2期8年の実績を土台に、人口減少対策や地域医療の充実、1次産業振興、子育て支援を訴える。松浦氏は中心市街地に商業施設と町民交流の拠点「交流センター」を設置する独自の振興策を掲げる。

■オホーツク管内滝上町 新人急きょ出馬

長屋栄一 63 無現《2》
工藤唯広 42 無新

 前回に続いて選挙戦になる見通し。当初は3選を目指す長屋氏のみが出馬し、2007年以来の無投票になるとみられていたが、4月上旬に元会社員の工藤氏が急きょ立候補を表明した。

■十勝管内更別村 子育て支援訴え、新人同士が火花

高島敏彦 56 無新
西山猛 61 無新

 現職の岡出誠司氏(66)が3選不出馬を表明したのを受け、前教育長の高島氏と、前村立幼稚園長の西山氏による新人対決の可能性が高い。

 更別出身の高島氏は中学、高校の同級生ら、十勝管内中札内村出身の西山氏は役場OBや幼稚園の保護者らが支持。両氏とも岡出村政の継承と、子育て支援策の拡充を訴えている。

924チバQ:2015/04/20(月) 22:27:03
■十勝管内大樹町 新人同士の一騎打ちか

酒森正人 56 無新
加藤明浩 55 無新

 伏見悦夫町長(74)が昨年12月に5選への不出馬を表明した後、前副町長の酒森氏と町議の加藤氏の新人2人が出馬を表明している。両氏の一騎打ちになる公算が大きい。

■十勝管内幕別町 町政継承掲げ2新人が争う

前川雅志 47 無新
飯田晴義 59 無新

 2月に前町議の前川氏、前教育長の飯田氏が相次いで出馬を表明し、16年ぶりに新人同士の選挙戦となる見通しだ。

 両氏とも、4期での退任を表明した現職の岡田和夫氏(70)の町政継承を掲げる。公約も定住促進・少子化対策、農業振興など共通している項目が多い。

■十勝管内足寄町 12年ぶりの三つどもえ

安久津勝彦 63 無現《3》
矢野利恵子 62 無新
清野幸吉 61 無新

 4選を目指す安久津氏に元町議の矢野氏と元町職員の清野氏が挑み、12年ぶりの三つどもえの戦いになる公算が大きい。

 安久津氏は3期12年の実績を強調。自治労や建設業協会などから推薦を得ている。3度目の挑戦となる矢野氏は、地場産業創出や再生可能エネルギーの振興を打ち出す。清野氏は町民参加型の町づくりと6次産業化の推進を主張する。

■十勝管内陸別町 新人2氏が戦う構図に

原子裕志 61 無新
野尻秀隆 61 無新

 6期24年間務めた現職金沢紘一氏(71)が退任を表明しており、新人2人が戦う構図になりそうだ。

 前回に続き出馬する元町議でNPO法人理事長の原子氏は高齢者福祉の充実や、働く母親支援などを掲げる。町議会副議長の野尻氏は金沢町政の継承を打ち出し、農林業振興による町の経済基盤確立が必要としている。

■根室管内別海町 前々回出馬の新人が再挑戦

水沼猛 65 無現《2》
曽根興三 63 無新

 3選を目指す現職の水沼氏に、前々回の町長選で敗れた元町産業振興部長の曽根氏が挑み、8年ぶりの選挙戦となる見通し。水沼氏は2期8年の実績を強みに農漁協や建設業界などから支持されているのに対し、曽根氏は町内各地でミニ集会を重ね、草の根活動で支持拡大を図っている。

925チバQ:2015/04/20(月) 22:27:33
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/r2_mayorsituation/2-0025604.html
【道北】
04/17

■上川管内幌加内町 元町職員が出馬、24年ぶり選挙戦

守田秀生 59 無現《1》
細川雅弘 59 無新

 再選を目指す現職の守田氏に対し、元町職員の細川氏が2月に出馬を表明、24年ぶりの選挙戦となる公算が大きい。守田氏は特産ソバの振興策や地域包括ケア推進などの実績を強調。細川氏は対話を大切にした町政やバランスのとれた農業振興策を訴える。

■上川管内中川町 現職と元自衛官、前回に続き対決

川口精雄 65 無現《1》
高見善雄 68 無新

 現職の川口氏は再選を目指す。前回も出馬した旭川市の元自衛官高見氏も立候補する意向で、同じ顔ぶれによる一騎打ちの公算が大きい。

■留萌管内苫前町 4選目指す現職、30代新人が挑む

森利男 73 無現《3》
西大志 39 無新

 4選を目指す現職の森氏と町議を3期務めた新人の西氏の対決となる見込みで12年ぶりの選挙戦。

 森氏は町財政立て直しや風力発電推進など3期12年の実績を強調する。西氏は産業振興や苫前らしいまちづくりを訴え、草の根で挑む。

■宗谷管内中頓別町 現職が不出馬、新人2氏激突

柳沢雅宏 62 無新
小林生吉 54 無新

 野邑智雄町長(69)の5選不出馬を受け、町議会副議長の柳沢氏と元町職員の小林氏の新人2氏による一騎打ちとなる見通し。酪農業の柳沢氏は民間出身をアピール、町民目線のまちづくりを訴える。小林氏は行政経験を生かした福祉の充実や経済活性化を掲げる。

■宗谷管内豊富町 酪農振興めぐり現職と新人争う

工藤栄光 66 無現《3》
相馬靖男 70 無新

 12年ぶりの選挙戦となり、4選を目指す現職の工藤氏と、新人の農業相馬氏との一騎打ちになる見通し。工藤氏は地元特産の豊富牛乳の増産や温泉振興などを訴える。相馬氏は小規模酪農の振興や農水産品の加工場整備などを主張する。

926チバQ:2015/04/20(月) 22:29:36
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025031.html
統一地方選最前線
道知事選 野党の支援、間合い手探り

03/26

 「私たちが代弁して政策をお話しします」。今月21日、JR札幌駅周辺で共産党道委員会などで構成する「明るい革新道政をつくる会」のメンバーが、道知事選に出馬するフリーキャスターの佐藤のりゆき(65)への支援を呼び掛けた。

 佐藤が好みの色という紺のTシャツを着込み、ビラを配ったが、本人の姿はない。「本人とも連動したいが、相手のある話なので」。共産党道委幹部はもどかしさを感じつつ、今後も独自に応援を続ける予定だ。

 その佐藤は翌22日、札幌・狸小路商店街で新党大地代表の鈴木宗男と並び立った。鈴木は佐藤を「北海道を変える男だ」と持ち上げ、佐藤は笑顔で買い物客らに握手。鈴木は一時、共産党の支援を拒まない佐藤を激しく批判、佐藤は同党からの支援状を返上し、鈴木に配慮を見せた。佐藤はこの日、「パワーアップになる」と、鈴木に感謝した。

 幅広い野党勢力の支援を受け、現職の高橋はるみ(61)に挑む佐藤。だが、各党と佐藤の間合いの取り方には手探りの部分が残る。

 佐藤後援会事務所では、主に連合北海道から出向いた職員が遊説日程を取り仕切る。それ以前は佐藤自身や後援会関係者の人脈を頼りに散発的に集会を開くのみだったが、各地で連合の地方組織が中心となり、ほぼ連日、集会やあいさつ回りができるようになった。佐藤後援会幹部は「大きな戦力だ」と歓迎する。

 ただ、連合を支持母体とする民主党北海道からは「中途半端な関わり方にとどまっている」との声も漏れる。佐藤支援に積極的な道議がいる一方、別の道議は道議選で佐藤と連動する予定は無いとし、「『支持』という党の方針で、どこまで踏み込んでいいのか…」と戸惑う。独自候補を推薦したこれまでの知事選とは異なり、支持決定まで二転三転した経緯も尾を引く。

 そんな民主党の逡巡(しゅんじゅん)をよそに、佐藤支援に力を入れる共産党。民主党内には「佐藤の知名度を最大限利用して、道議選で反自民票を民主党から奪う狙いがある。こちらも存在感を示さないと」(札幌の支部幹部)と警戒感も生まれている。

 広範な野党の支援の枠組みを生かし切れるかどうか。佐藤の戦いの鍵を握る。(敬称略)


 統一地方選が26日から始まる。17日間の長丁場となる道知事選、4月3日告示の道議選などの戦いの断面を探る。

927チバQ:2015/04/20(月) 22:29:55
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025080.html
統一地方選最前線
札幌市長選 自民本部重点化二の足
03/27

 「何でそこまでやらなきゃいけないんだ」。3月12日、自民党本部。選対委員長の茂木敏充が声を荒らげた。札幌市長選を重点選挙に位置づけ、元総務省自治大学校研究部長の本間奈々(45)=自民党推薦=への支援を強化するよう札幌市議らが求めた時のことだ。

 前副市長の秋元克広(59)=民主党、維新の党推薦=に対し、当初は劣勢が伝えられた本間。「勝てない」とみた首相の安倍晋三は1月、茂木に党推薦候補の再検討を指示。だが、本間が衆院議長町村信孝に出馬への強い意向を伝え、札幌市支部連合会も選挙戦目前の方針転換に異を唱えた。茂木がいら立ったのは「党本部は深く関与しない」(参院幹部)との条件で矛を収めた経緯があるからだ。

 そんな本間が秋元と繰り広げる互角の戦い。党本部では「予想外の急上昇」とささやかれるが、茂木は今月23日、周囲に「道知事選と連動させる領域には至っていない」と話した。組織を挙げて支援する知事選と同列に札幌市長選を扱うことには、なお慎重だ。

 背景には知事選での「黒星」を避けたい安倍の強い意向がある。自民党は昨年以降、滋賀、沖縄、佐賀の知事選で支援候補が連敗。首相自身が重点選挙にした道知事選でも敗れれば「地方で支持されない政権」との評価が定着しかねない。

 だが、自民党道連と公明党道本部が推薦し「圧勝」を見込んでいた現職の高橋はるみ(61)は、民主党北海道など野党勢力の支援を受けたフリーキャスター佐藤のりゆき(65)に食い下がられている。自民党にとって北海道は今や全国10知事選で最も不安要素が残る選挙だ。札幌市長選に力を注ぎ、知事選を取りこぼさないか―。「二兎(にと)を追う者は一兎(いっと)をも得ず」(党幹部)との懸念が拭えない。

 一方の民主党は秋元の想定外の苦戦に焦りが広がる。知事選、札幌市長選とも自民系にとられれば、北海道が党勢衰退の象徴になり「党執行部の責任問題に発展する」(閣僚経験者)。側面支援に徹してきた同党だが「札幌市長選に幹部を投入するしかない」との声も漏れ始めた。(敬称略)

928チバQ:2015/04/20(月) 22:30:32
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025094.html
統一地方選最前線
道議選帯広市、十勝管内 自民「中川隠し」公然と
03/28

 7日、十勝管内芽室町での自民党現職大谷亨の事務所開き。「中川一郎先生(元農水相、故人)を筆頭に中川昭一さん(元財務相、故人)、中川義雄さん(元参院議員)に導かれてきた」。党道11区支部幹事長も務める大谷はあいさつで「中川王国」とのつながりを強調する一方、支部長で衆院議員中川郁子(56)の名前には一切触れなかった。

 過去最多タイの7人が出馬する道議選帯広市、12年ぶりの選挙戦が見込まれる同十勝管内。今月上旬、中川が自民党の同僚議員との不適切な交友関係を週刊誌に報じられて以降、両選挙区の自民党陣営では、公然と距離を置く「中川隠し」の動きが起こっている。

 「正直、選挙応援に来られても困る」。14日、帯広市内で開かれた11区支部の会合では、辛辣(しんらつ)な声が相次いだ。中川のポスターの扱いも、役員は「候補の事務所に張ろうと張るまいと自由だ」と言う。

 実際、自民党陣営のほとんどはポスターを掲示していない。ある候補予定者は「中川が応援に来て『軽率な行動でご迷惑をおかけしました』と謝ったところで、入る票も逃げてしまう」と本音を吐露する。中川は21日、後援会幹部と協議し、統一地方選終了後まで十勝に入らないことを決めた。

 中川は週刊誌報道の直前、十勝管内幕別町の会合で安倍政権が進める農協改革に触れ、「(自民党に)大変な逆風が吹く統一地方選になった」と語っていた。道議選帯広市では党公認から漏れた新人2人が無所属で出馬表明し、保守系の分裂選挙に突入する。ただでさえ厳しい情勢にスキャンダルが加わり、帯広市で目標の公認候補2人当選は難しいとの観測も出始めた。

 他党には格好の攻撃材料となっている。民主党は「環太平洋連携協定(TPP)交渉で十勝が岐路に立つ時期に言語道断だ」と批判。共産党は「自覚が足りない」、新党大地も「無責任だ」などと非難する。

 強固な結束を誇ってきた「中川王国」の苦境。党支部幹部はこう漏らす。「今は自分たちの力で乗り切るしかない」(敬称略)

◇立候補予定者

■帯広市(定数3)

伊賀淳貴53自新
清水拓也40自新
三津丈夫69民元《5》社道連推薦
佐々木とし子60共新
山崎泉41無現《1》民大維推薦
編田照茂60無新
上野庸介41無新

■十勝管内(定数4)
喜多龍一63自現《5》公道本部推薦
大谷亨67自現《4》公道本部推薦
池本柳次68民現《4》大推薦・社道連推薦
山川秀正62共新
佐々木恵美子65無現《4》民推薦

(《》内の数字は当選回数)

929チバQ:2015/04/20(月) 22:30:52
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025119.html
道議選北斗市 地元代表かけ無所属対決
03/29

 「高橋知事の4選を応援するために民主党を離党し、無所属で立候補すると決めた」

 2月15日、函館市内で開かれた道知事選候補高橋はるみの後援会事務所開き。長尾信秀が高橋を前にこうぶちあげると、居並ぶ自民党の各級議員からどっと拍手が起こり、「よく言った」との声が飛んだ。

 長尾は、以前は道8区(渡島、檜山管内)が地盤だった民主党の元衆院議員鉢呂吉雄の強い誘いを受け、過去3回は民主党公認で当選した。だが1月、「各党の良いところを取り入れたい」と民主党を離党し、無所属となった。北斗市の前身の旧渡島管内大野町議会議長を務め、もともと保守層に足場はある。離党は、自民党支持層からも広く支援を得ようとする思惑があると受け止められた。

 2月1日、長尾の対抗馬として名乗りを上げたのが高村智。北斗市議1期目の自民党員だ。地元の衆院議員前田一男(比例代表道ブロック)の名前を挙げ、「前田と共に道南を盛り上げる」と自民色をより鮮明に打ち出し、同党支部に公認申請もした。

 しかし、前田が支部長を務める党道8区支部は申請書類の不備を理由に扱いを留保した。「自民党と距離を縮めた長尾と、党員の高村。どちらかに肩入れするのは得策ではない」(同支部関係者)との判断から、様子見を決め込んだ。

 そんな直後の長尾の高橋応援発言。長尾は「遠くないうちに判断する」と、当選した場合の所属について明言していないが、地元では自民会派入りするのではとの見方が強まっている。高村は公認申請を取り下げ無所属で戦う腹を固めたが、「当選できれば自民会派に入りたい」と公言する。

 来年3月に開業する北海道新幹線新函館北斗駅が立地する北斗市は大野町と上磯町の合併で9年前に誕生し、2007年の前々回選挙から定数1の選挙区として渡島管内から独立した。地元唯一の代表として首長や経済界との連携を求められる傾向が強い1人区の道議。党勢回復が道半ばの民主党では登別市、伊達市の現職道議も今回、無所属で立候補する。長尾に去られた地元の民主党関係者は「残念だ」と言葉少なに語る。(敬称略)

◇立候補予定者

■北斗市(定数1)

長尾信秀69無現《3》
高村智48無新

930チバQ:2015/04/20(月) 22:31:21
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025139.html
統一地方選最前線
道議選胆振管内、日高管内 民主「発祥の地」不戦敗
03/30

 「道議選の胆振、日高両管内も候補擁立に取り組んでいきます」。7日、苫小牧市で開かれた民主党道9区総支部の合同選対設立総会で代表の元衆院議員山岡達丸は語気を強めた。それからわずか2週間後、総支部は苫小牧市政記者クラブに1枚の紙をファクスで送った。両管内での候補擁立を断念すると書かれていた。

 衆院道9区(胆振、日高管内)は元首相鳩山由紀夫の地盤で民主党発祥の地と呼ばれてきた。その両管内で道議選に候補すら立てられない現実。苫小牧の労組関係者は「話にならない」と、厳しい表情をみせる。

 胆振管内は今回、定数1減。これまで当選を重ねてきた民主党現職の田村龍治(63)と自民党の元道議会議長神戸典臣が1議席を争う見通しだったが、田村が1月に不出馬を表明した。地元の民主党幹部は「自民党の牙城で必死にやっても厳しいと、限界を悟ったのではないか」と推測する。

 山岡や民主党道議は町議や市議に声を掛け、田村の後継を模索。当初は「何としても立てる」としていた幹部の言葉は、「4年後を考え何とか立てないと」へと弱まった。結局、「費用の捻出、敗れたときの生活保障もあり、調整しきれなかった」(道議)という。

 民主党が4年後を見据えるのは、75歳の神戸に4年後の引退説がささやかれているためだ。民主党関係者は「後継候補の話もうわさになり始めていると聞いており、今回負けても次が勝負だ」とにらんでいた。

 一方、神戸は自らの去就について「言う段階ではない」と、目前の選挙に全力で臨む。陣営幹部は「東西200キロの胆振管内で、ぽっと出の新人では、短期決戦は厳しいと判断したのではないか」と話す。

 日高管内では、民主党に別の思惑がある。無所属の金岩武吉は元鳩山秘書で、昨年12月の衆院選でも山岡を支援した。金岩も70歳とあって、9区総支部幹部は「4年後にもし金岩が引退すれば、民主党候補を応援してくれる可能性もある。今回は争わない方がいい」。とはいえ、かつての鳩山王国で不戦敗二つという事実に変わりはない。苫小牧の党幹部は「せめて市部の道議選で圧勝したい」と、不安を振り払うように話す。(敬称略)

◇立候補予定者

■胆振管内(定数1)
神戸典臣75自現《7》

■日高管内(定数2)
藤沢澄雄58自現《3》
金岩武吉70無現《3》

(《》内の数字は当選回数)

931チバQ:2015/04/20(月) 22:32:17
>>878>>895
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025186.html
統一地方選最前線
道知事選 決戦直前、7年越し「和解」
04/01

 「知事も町長も北海道を愛する気持ちは同じ。互いに協力してほしい」。3月24日夕、札幌市中央区のホテルで自民党道連幹事長の柿木克弘は、道知事選で4選を目指す現職の高橋はるみ(61)と檜山管内乙部町長の寺島光一郎(70)に「和解」を呼び掛けた。

 農水官僚から故郷の町長に転身して8期目の寺島は、道町村会長や全国町村会副会長を務め、政府高官とも独自のパイプを持つ実力者。高橋は、乙部町が磯焼け対策で行ったイカの内臓(イカゴロ)の海中投棄をめぐり2008年に道と対立した経緯に言及し「違法と判断した道の言動に落ち度があった」と陳謝した。寺島は「なぜあんな判断をしたのか確認してほしい」と要請したものの、会談の最後に握手を交わした。

 新人でフリーキャスターの佐藤のりゆき(65)と一騎打ちの知事選告示を2日後に控えたタイミングで、なぜ、7年前の問題をめぐる和解の場が必要だったのか。ある道幹部は、そこに「知事も必死だ」と高橋の危機感を見て取った。

 イカゴロ投棄問題の後も、道の支庁制度改革や道州制をめぐり高橋と対立した寺島は、佐藤が出馬表明前の昨年9月に出版した対談本に登場した。そこでは、現在の道政を「打って出ることがあまり感じられない」などと、高橋批判とも受け取れる発言をしている。

 一方の佐藤は、道政に首長の意見を反映させる「市町村長道政顧問会議」の設置を公約の目玉の一つに盛り込み、市町村との連携重視を掲げる。万が一、知事選で寺島が佐藤支援の旗を鮮明にするようなことがあれば、道内の自治体関係者の票の動きに大きな影響を与える―。そんな陣営の懸念から、柿木を仲立ちとした会談はセットされたというのが大方の見方だ。

 過去2回、圧倒的な票差で再選、3選された高橋だが、今回は知名度のある相手候補に加え、選挙戦で多選も争点の一つとなり、予断を許さない戦いが続く。自民党道連幹部はこんな感想を漏らす。「寺島町長と会って陳謝したことや演説の仕方など、知事はいつになく謙虚にわれわれの意見に耳を傾けてくれる」(敬称略)

932チバQ:2015/04/20(月) 22:32:49
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025212.html
統一地方選最前線
道議選オホーツク西部、同東部 合・分区 乱戦と無風と
04/02

 「市長としてあまり表立って1人の候補への支援をはっきりさせるのは、良くないのではないか」。3月中旬の夜、紋別市の繁華街はまなす通りの飲食店。民主党現職の日下太朗は、店で会った紋別市長宮川良一にくぎを刺した。

 宮川は2005年に民主党推薦で初当選。13年の市長選では市民党を掲げ、自民党、民主党、新党大地などの推薦を受けて3選を果たした。だが、今回の道議選オホーツク西部では、紋別の元新聞社社長の新人新沼透の擁立に関わり、出馬表明の記者会見にも同席。旗幟(きし)を鮮明にする。

 今回選挙からの区割り変更で、従来の紋別市(定数1)はオホーツク管内(同2)に合区。その上で、オホーツクは西部(同2)と東部(同1)に分区された。宮川の動きは自民党からも反発を買ったが、宮川には西部に組み込まれた紋別から道議を出したいと、地元候補擁立へのこだわりがあった。

 日下も分区で誤算が生じた。東部が拠点だった日下は、同じく東部が地元の自民党現職高橋文明との一騎打ちを避け、西部に移った。しかし民主党と協力関係にある新党大地は「地元に根差した候補」との理由で新沼を推薦。日下はなお大地に支援を求め続けたが、新党大地代表の鈴木宗男は「日下さんは東部で戦うのが筋だ」と報道陣に語り、にべもなかった。

 新沼の戦略も揺れた。新沼の父浩(故人)は自民党の元道議会議長。新沼自身も、父親が引退した後の1999年の道議選に自民党から出馬し、落選した過去がある。当初は自民党公認を目指したが、同党は衆院議員武部新の秘書久保秋雄太を擁立。新沼が大地の推薦を受けたのは公認争いに敗れた後だった。

 こうした経緯もあり、自民党も一枚岩ではない。久保秋が党公認に決定した後も、人口約2万4千人と大票田の紋別では自民党市議の一部が新沼を支持する。2議席を3人で争い、各党の支援関係が入り乱れる激戦に有権者からは「何が何だか分からない」と戸惑いの声も漏れる。

 一方の東部は民主党が日下の後継を擁立できず、高橋は無投票当選の公算が大きい。分区した東西の選挙模様は対照的な光景を描く。(敬称略)

◇立候補予定者

■オホーツク西部(定数2)
久保秋雄太37自新
日下太朗68民現《4》(社)
新沼透61無新 [大][維]

■オホーツク東部(定数1)
高橋文明62自現《7》

(《》は当選回数。党派略称の[]は推薦、()は地方組織による推薦)

933チバQ:2015/04/20(月) 22:33:28
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025230.html
統一地方選最前線
札幌市長選 現市政との距離、対照的
04/03
 札幌市長選(12日投開票)が告示された3月29日の午後。同市内の連合系道議選候補予定者の後援会事務所に、札幌市長上田文雄(66)が姿を見せた。

 「秋元をよろしくお願いします」。5月に引退する上田は、市長選に立候補している元副市長秋元克広(59)=民主党、維新の党推薦=の支援を要請した。この事務所幹部は「自分の選挙でも来たことがなかったのに」と驚く。

 その数時間前、上田は秋元の第一声で応援演説に立ち、「12年間、彼が支えてくれた。秋元さんは現実を見て将来(像)を訴えることができる」と強調。秋元も「上田市長ら3市長の下で、決断力とリーダーシップを学んだ」と応じた。

 上田の活発な動きは、秋元と元総務省自治大学校研究部長本間奈々(45)=自民党推薦=が、互角の情勢と伝えられていることへの危機感がある。上田は前回2011年、本間との一騎打ちを制した。「3期やってきたことを引き継ぎたい。全力でやる」。上田は最近、周囲にこう漏らす。

 上田の支援をめぐっては、秋元陣営の経済人にはもともと慎重論が強かった。脱原発依存や護憲を唱え、リベラル・民主党色が強い上田の支援を受ければ、保守層の支持が逃げると懸念したからだ。

 しかし、選挙戦が近づくにつれ、無党派層の取り込みが課題に浮上。陣営内では「上田の知名度を生かすべきだ」との声が強まった。上田の危機感とも相まって、秋元応援の前面に立つ場面は増えている。

 対する本間は、第一声で「12年間を取り戻す。札幌は緊縮財政で少しずつ元気がなくなり、これまでの財産を食いつぶしてきた」と上田市政を批判。陣営の上田への対抗意識は根強い。

 昨年1月、自民党札幌市支部連合会が本間の推薦を決めた際には、経済界有志が副市長だった秋元の推薦を求めたが、現衆院議長町村信孝(70)らが「上田側近を自民党が担ぐのは自殺行為」と押し切り、本間擁立を決めた経緯がある。

 秋元を「上田市長の後継」と位置付ける本間は、03年まで3期12年札幌市長を務めた桂信雄(84)からも助言を受ける。道都決戦は、現市政のあり方が問われる戦いになりつつある。(敬称略)

◇立候補者(届け出順)

春木智江56共新
本間奈々45無新[自]
秋元克広59無新[民][維]
飯田佳宏42諸新
須田真功52無新

(党派略称の[]囲みは推薦)

934チバQ:2015/04/20(月) 22:34:08
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025255.html
統一地方選最前線
道議選釧路市 元職再出馬、激戦に突入
04/04
3月30日夜、釧路市内のホテルで開かれた自民党元職の小畑保則の総決起集会は千人近くの支持者であふれかえった。「知事になれるんじゃないか」。同じ場所で前日開かれた知事選候補高橋はるみの集会と比べ、参加者の数は約2倍。その熱気から、会場ではこんなジョークも飛び出した。

 小畑は昨年7月に航空機内でトラブルを起こし、道議を辞職。その4カ月後、道議選出馬を表明した。集会では「(議員の職を)途中で投げ出すのは申し訳ない。勝って恩返しする」と熱弁。危機感をばねにして、勢いを増しつつある。

 それでも陣営幹部の表情はさえない。「前回支援してくれた10人のうち1人には断られる。こんな厳しい選挙は初めてだ。特に女性の反応が鈍い」。市議時代から上位当選を続けてきた「常勝」陣営の支持基盤に、機内トラブルが少なからぬ影響を与えている。

 そんな小畑の動向は、他陣営に大小の余波を広げている。「小畑さんは根性がある。道議は頑張る人がいい」。3月18日、新党大地代表の鈴木宗男は、釧路市内で開かれた大地公認市議の集会で小畑にエールを送り、大地から推薦を受けた民主党現職の橋本豊行陣営に困惑が広がった。

 労組を支持基盤とする橋本は、6人が出馬した前回、約1万3千票で3位当選。今回は5人による少数激戦で各陣営は当選ラインを1万〜1万5千票とみており、橋本にとっては大地票の取り込みがカギとなる。しかし小畑と大地は保守層の支援者が一部重なり、「大地票の相当数が小畑に流れる」(地元の大地関係者)との見方が強い。

 前回4位当選だった自民党現職の笠井龍司は小畑と支持基盤が重なり票を奪い合う格好で、公明党新人の田中英樹も「知名度がない」(党支部幹部)などと、各陣営とも課題を抱える。

 釧路市の議席は1999年以降、自民、民主、公明各党の指定席だったが、今回、この3党は共産党の動きも警戒する。同党は、昨年12月の衆院選道7区(釧路、根室管内)に出馬、落選しながらも知名度を高めた新人の石川明美を擁立したからだ。各陣営とも票の行方を読めない中、激戦の選挙に突入した。(敬称略)

◇立候補者(届け出順)

■釧路市(定数4)

笠井龍司49自現《1》
田中英樹46公新
石川明美63共新
橋本豊行61民現《2》[大]
小畑保則66自元《3》

(《》は当選回数。党派略称の[]囲みは推薦)

935チバQ:2015/04/20(月) 22:34:47
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025265.html
統一地方選最前線
道議選室蘭市 保守系分裂、しのぎ削る
04/05
 「私は千葉を必ず勝たせるため全力で戦います」。告示日の3日朝、自民党公認の千葉英也の出陣式で、同党衆院議員の堀井学(43)が訴えた。4年前の前回選挙に続き、自民党候補と無所属の川畑悟がぶつかる保守分裂選挙に突入したことに危機感をにじませた。

 前回選挙では自民党員だった川畑が党室蘭支部の運営に反発して離党し、党公認の現職を破り当選した。今回は支部が1月に公募による公認候補者選定を実施。復党を目指した川畑、旧室蘭青年会議所で理事長を務めた千葉が名乗りを上げ、党外も含む選考委員による投票で千葉が選ばれた。

 長く、元首相鳩山由紀夫のお膝元だった室蘭。自民党室蘭支部長の堀井にとって、保守勢力の一本化は重要課題だ。昨年12月の衆院選道9区(胆振、日高管内)でも、室蘭市の得票は民主党候補が当選した堀井を上回った。

 電気設備会社を営む千葉は、有力企業からの推薦も得て、延べ750社を巡るなど精力的に活動してきた。ただ、出馬表明からは2カ月弱。まち場にも強力な後援会がない。千葉は「知名度はまだまだ。街の隅々まで訴えて回らねば」と危機感を強める。

 対する川畑は、前回当選後は道議会会派の自民党・道民会議に入会。復党の道も探った。ただ、党の公募では応募しない考えを一度は表明するなど迷いも見せ、復党に至らなかった。2月に自民会派を離脱、政党の後ろ盾なしで選挙に臨む。

 「道議の仕事は素人には無理です」。告示直後の遊説で、川畑が車上から自らの手腕をアピールした。現職ではあるが、こちらも分厚い後援組織がない。告示前は目立つ山吹色のジャンパーに「政策本位」と大書したたすき姿で、商店街などを自転車で回った。「とにかく露出し、人目に触れることが大事」と言う。

 2人の戦いは、4回連続トップ当選中の民主党現職の滝口信喜にも緊張感をもたらしている。支持層は鳩山の旧地盤と重なり強固だとされるが、これまで築いた保守系支持層を2人に切り崩されていると滝口は受け止める。実際、建設業界などは滝口への推薦を取りやめた。6度目の選挙は、自身が「今までで最も厳しい」という激戦だ。(敬称略)

◇立候補者(届け出順)

■室蘭市(定数2)

千葉英也46自新 [公]
滝口信喜68民現《5》大[社]
川畑悟43無現《1》

(《》は当選回数。党派略称の[]囲みは地方組織による推薦)

936チバQ:2015/04/20(月) 22:35:18
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025285.html
統一地方選最前線
小樽市長選 批判応酬かすむ政策論争
04/06

 「選挙違反には十分に注意してほしい」。19日告示、26日投開票の小樽市長選で再選を目指す現職の中松義治は3月下旬の後援会役員会で、くぎを刺した。

 中松の脳裏をよぎるのは4年前の市長選での政治資金規正法違反事件。後援会のパーティー券販売をめぐり、市幹部や団体としての後援会などが罰金などの略式命令を受けた。市の第三者委員会は市議会の自民党、公明党、民主党の各会派と、小樽商工会議所、連合小樽の主要5団体が手を組んで歴代の市長候補を支援し続けたことで緊張感が緩み、事件の素地となった可能性が高いと指摘した。

 後援会は今回の選挙に向けてはパーティーを開かず、チラシやポスターも選管に細かい点まで確認しながら作成。役員会の構成を経済人中心に変えたが、5団体の枠組みは維持された。

 このため表面上は選挙態勢が整っているものの、事件を引きずり、当初、運動が停滞した。後援会幹部は「厳しい戦いを強いられ、ピリピリした雰囲気が流れている」と危惧する。

 市長選に3回連続の挑戦となる元市議で新人の森井秀明は、事件と相乗り体制を批判。3月中旬、支持者の集まりで「公正な選挙を乱して市民を裏切った人々が、また同じ候補を立てた。しがらみにとらわれた相乗り体制はいらない」と訴えた。

 だが、森井陣営も相手に批判材料を与えている。市内の団体などが公開討論会開催を呼び掛けたが「時間を確保できない。組織に頼らず、有権者一人一人に直接政策を語りかけたい」などとして参加を拒否。2月に公表した公約に関しても記者会見を開いていない。

 中松の後援会関係者は「説明責任を果たせない人間に市長が務まるのか」と疑問を投げかける。

 小樽市長選は当初、カジノを中核とする統合型リゾート施設(IR)誘致の是非が最大の争点になると見られていた。森井は2月に誘致反対を明言。一方、誘致に積極的だった中松も3月、可能性が極めて低くなったとして、再選しても任期中は誘致活動をしない方針を表明した。

 最大の争点が曖昧になり、批判の応酬となった前哨戦。小樽の将来に向けた政策論争は置き去りにされかねない。(敬称略)

◇立候補予定者(届け出順)

中松義治68無現《1》自民公
森井秀明42無新

(《》は当選回数)

937チバQ:2015/04/20(月) 22:36:09
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025305.html
統一地方選最前線
道議選空知管内 自公、衆院選にらみ火花
04/07
 告示後初の週末となった4日。空知管内南幌町で街頭演説を行う公明党の荒当聖吾の傍らに、同党衆院議員の稲津久がいた。「少数激戦で大変厳しい選挙。荒当さんをぜひお願いしたい」。告示日に引き続いて、荒当への支持を訴えた。

 荒当は、道議から衆院議員に転じた稲津の後継として4年前に初当選した。前回は無投票だったため、今回が事実上の初陣。得票が読み切れないものの、道議時代に3回連続でトップ当選した稲津との二人三脚で「堂々の勝利」(荒当)を期す。

 稲津は昨年12月の衆院選で、自民党の支援を得て道10区(空知、留萌管内)での再選を果たした。しかし自民党支部は一時、元岩見沢市長で自民党衆院議員の渡辺孝一(比例代表道ブロック)を擁立する動きを見せ、今も擁立論が根強く残る。ここで荒当がふがいない戦いをすれば、渡辺を担ぐ動きが再び加速しかねないとの懸念がある。

 こうした中で、公明党に神経をとがらせるのが自民党現職の釣部勲だ。稲津と荒当が衆院選での自公協力をきっかけに、保守層の経済団体や農業団体へ手を伸ばしてきているからだ。衆院選で稲津を支援した釣部は「遠慮なく自民党の座敷に踏み込んでくる」といら立ちを募らせる。

 釣部は渡辺の父親、元衆院議員渡辺省一(故人)の秘書出身。「今回当選すれば、4年間の任期中に衆院解散が1回はある。次こそは小選挙区で勝ち、孝一さんに金バッジ(小選挙区の議席)を着けさせたい」。足を骨折し、3月中旬まで1カ月余の入院生活を強いられたが、つえをつきながら精力的に動き回る。

 渡辺はベテランの釣部に空知を任せ、新党大地系新人との一騎打ちで、より厳しい戦いと伝えられる道議選留萌管内(定数1)の自民党候補の支援に飛び回る。釣部との役割分担で、10区の地盤を固める戦略だ。

 道議選を舞台に次期衆院選をにらんだ自公の駆け引きが火花を散らす中、民主党の稲村久男は労組の組織固めを進める。北海道農民連盟出身で無所属の白川祥二は農業者の支持結集を図る。共産党の木村賢治は衆院選出馬の経験を生かし、支持拡大を目指す。(敬称略)

◇立候補者(届け出順)

■空知管内(定数4)

稲村久男59民現《2》
白川祥二64無新
釣部勲69自現《6》
荒当聖吾48公現《1》
木村賢治64共新

(《》は当選回数)

938チバQ:2015/04/20(月) 22:36:32
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025401.html
統一地方選最前線
道知事選 官邸「脱原発票」を警戒
04/09

 「原発に反対の人は、最初から自民党が推す候補には入れない。道知事選の結果には全然関係しない」。政府高官は3月末、新人のフリーキャスター佐藤のりゆき(65)が脱原発を公約の前面に掲げた影響を周囲に問われ、関心のなさを強調した。だが、首相官邸の本音は違う。「道知事選の情勢はしっかり押さえている。知事の同意がなければ原発再稼働は絶対に無理だからだ」(官邸筋)

 安倍政権はエネルギー基本計画で、原子力を「重要なベースロード電源」に位置付けており、北海道電力泊原発(後志管内泊村)を含め、原子力規制委員会の審査に合格した原発は順次再稼働する方針。ただ、そのためには知事をはじめとする「地元の同意」を取り付けることが不可欠だ。

 現職の高橋はるみ(61)は自民党道連などの推薦を受けるが、公約では泊原発再稼働に触れず慎重な物言いに徹している。政権内からは「通産省(現経済産業省)出身だから最終的には再稼働に反対しない」との声も漏れる。優位な戦いが続く中、自民党幹部は「賛否が割れる政策で踏み込む必要はない」と話す。

 一方、民主党北海道など事実上の野党共闘で挑む佐藤にとって「脱原発」は格好の対立軸となる。

 「北海道に原発はいらない。この知事選は原発か脱原発かの住民投票だ」。佐藤は「卒原発」を提唱する前滋賀県知事の嘉田由紀子とも連携、持論を訴える。経産省には「佐藤が知事になれば泊だけでなく、函館市が建設差し止めを求めている電源開発大間原発(青森県大間町)も動かなくなる」との警戒感も広がる。

 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐる沖縄県との対立が激化する中、政権内には、道知事選で脱原発の機運が高まれば国と地方の新たな対立の火種になりかねないとの懸念も浮上。野党が脱原発で結集する構図は、自民党推薦の現職が、反辺野古勢力の共闘で新人の翁長雄志(おながたけし)に敗れた昨年の沖縄県知事選と重なる。佐藤陣営が5日に札幌・大通公園で開いた街頭集会では、最後に翁長からの激励のメッセージも読み上げられた。

 「野党は沖縄と同じ展開を狙っている。道知事選は最後まで気が抜けない」。首相周辺は眉をひそめた。(敬称略)

939チバQ:2015/04/20(月) 22:36:51
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025424.html
統一地方選最前線
道議選 公明・共産、議席争い過熱
04/10

 道知事選候補の新人佐藤のりゆきが4日、札幌市中央区で開いた街頭演説。駆けつけた共産党副委員長の小池晃が応援のマイクを握り、「希望ある北海道の未来を、佐藤のりゆきさんと力を合わせてつくっていこう」と呼び掛けた。以前、佐藤のテレビ番組に出演したこともあるという小池はその直前、佐藤が自分の演説を終えて選挙カーの横から立ち去ろうとすると、呼び止めて握手を交わした。

 共産党は道議選でも候補が「知事選では脱原発を訴える佐藤さん。そして一緒に頑張る道議の議席を増やさねばなりません」などと盛んに訴える。前回の倍の候補12人を擁立し、現有1議席からの躍進を目指す戦略の柱の一つが、知名度のある佐藤との連動。党道委員会書記長代行の佐川敏幸は「昨年の衆院選の勢いは続いている。知事選との連動で支援の広がりも感じる」と手応えを口にする。

 こうした共産党の動向に神経をとがらせているのが公明党だ。「これまでの共産党とは明らかに違う動きだ」と、党道本部関係者。公明党が道議選で候補を立てた8選挙区(札幌市北、東、白石区、函館、旭川、釧路、苫小牧各市、空知管内)全てで、共産党の候補と競合している。

 7日に道内入りした公明党代表山口那津男は、札幌市内6カ所で行った街頭演説の全てで共産党批判を展開。プレミアム付き商品券発行などの財源を盛り込んだ国や道、札幌市の補正予算案について「共産党は国会で反対。札幌市議会で反対。道議会では賛成した。こんなちぐはぐな対応をする政党に未来を任せるわけにいきません」と訴えた。

 山口の批判に共産党道委幹部は「一つ一つの内容を吟味して判断している」と反論。小池は4日に札幌で行った道議選候補の応援演説で「公明党は軽減税率を主張するが、そんなに皆さんの生活が心配なら消費税増税自体をやめればいい」と公明党をけん制した。

 ともに弱者重視の政策を掲げ、支持を求める層も重なり合う老舗の政党。昨年の衆院選の道内比例票は公明党の約30万7千票に対し共産党は約30万2千票だった。過去をさかのぼれば、共産党が6議席と躍進した1999年の道議選で公明党は5議席と後塵(こうじん)を拝したこともある。両党の議席争いの行方は、最終盤に入った道議選の焦点としてクローズアップされている。(敬称略)

940チバQ:2015/04/20(月) 22:37:15
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/saizensen/2-0025453.html
統一地方選最前線
道知事選 自・民対決 変わる力関係
04/11

 「自民党の世論調査では、道議選の複数区で4年前はトップ当選した候補が2、3位に落ちており、知事選への影響を懸念している」。4日、札幌市内のホテルで開かれた自民党道連の統一地方選対策本部の会合で、本部長代行を務める吉川貴盛(道連会長代行)の声が響いた。会合は本部長の参院幹事長伊達忠一が招集し、道議選告示日の3日に無投票当選が決まった道連幹事長の柿木克弘を含む道議ら約20人が出席。道議が地元に張り付き、4選を目指す現職の高橋はるみ(61)への支持を呼び掛けることを確認した。

 吉川は党務で多忙な伊達に代わり、高橋の選挙事務所に毎朝8時前に顔を出して企業・団体回りの徹底を指示するなど、高橋陣営の司令塔の一人。その姿に陣営幹部は「知事と距離を置いていた吉川さんが頑張ってくれて、ありがたい」と感謝の言葉を口にした。

 高橋は2012年の衆院選で、吉川の地元道2区(札幌市北、東区)で民主党候補の激励にも入ったことから、吉川と関係が悪化。吉川は昨年5月、党道2区支部の定期総会で「首長は3期12年がベストだ」と発言するなど、一時は柿木らと並び道連内で高橋4選慎重派とみられていた。

 だが、道議を中心に4選容認の流れが強まり、吉川は会長代行の立場も踏まえ、高橋支援の姿勢へと転換。道知事選は統一地方選で数少ない自民・民主対決型の構図となり、吉川は首相の安倍晋三から「北海道は絶対に勝ってください」と激励されたという。

 高橋も昨年秋ごろから自民党との関係を強化したい意向をにじませ始め、吉川らとの距離は接近。今年2月に吉川の支持者が札幌のホテルに集まった会合に出席し、吉川に知事選への協力を求める一幕もあった。

 自民党道連内では高橋の3期目の道政運営に対して「支持率が高く選挙に強いという自信からか、自民党への配慮が欠けている」などと不満も漏れるようになり、それが4選慎重論の背景にあった。知名度のある新人佐藤のりゆき(65)を相手にした今回の選挙は、圧倒的票差で勝った過去2回とは様相の異なる戦いとなり、高橋と自民党の力関係は変化したというのが大方の見方だ。道連幹部は言う。「もし勝利を収めたら、知事は吉川さんに足を向けて寝られないだろう」(敬称略)

=おわり=

941チバQ:2015/04/21(火) 20:07:25
http://www.sankei.com/politics/news/150421/plt1504210028-n1.html
2015.4.21 19:28
【統一地方選】
11回連続で無投票当選 北海道初山別村






11回連続で無投票となった北海道初山別村長選で3選を決め、万歳する現職の宮本憲幸氏(中央)=21日午後
 北海道北部の初山別村長選が21日告示され、無所属で現職の宮本憲幸氏(57)以外に立候補の届け出がなく、同村長選は昭和46年の選挙戦を最後に、11回連続の無投票当選となった。

 村選管によると、46年以降、村長に就任したのは現職の宮本氏を含め3人いるが、選挙では立候補者1人の状態が続いてきた。村長選の投票経験がある村民は最年少でも64歳という。

 無投票が続く理由について、ある村民は「46年の選挙が激戦で、小さな村にしこりが残った。それ以来、候補を一本化して選挙を避ける雰囲気がある」と打ち明けた。

 午後5時、選管が立候補受け付けを締め切り、3選が決まると、宮本氏は事務所で支援者らと当選を祝った。11回連続の無投票について宮本氏は「無投票の意味を私なりに考えねば。投票がない分、村民の意見をくみ取る努力をしたい」と述べた。

942チバQ:2015/04/21(火) 20:08:19
http://www.sankei.com/politics/news/150421/plt1504210022-n1.html
2015.4.21 17:59
【統一地方選】
44年ぶり選挙戦も「争点」なく 北海道清里町長選





44年ぶりの町長選となる北海道清里町で、候補者のポスター掲示板を見る有権者=21日
 北海道オホーツク地方の清里町で21日、44年ぶりとなる町長選が告示され、再選を目指す無所属現職の櫛引政明氏(66)と無所属新人で元町総務課長の古谷一夫氏(62)が立候補を届け出た。

 同町長選は昭和50年以降、10期連続で無投票当選が続いていた。背景は、42年と46年に農協が二つに分裂するなど町を二分する激しい選挙戦があり、争いを避けてきたためとされる。

 1期目の実績と継続を訴える櫛引氏に対し、古谷氏は町政の変革を呼び掛ける。ただ、ともに町役場OBで、両候補が「政策に大きな違いはない」と認める「争点なき選挙戦」(町関係者)だ。

 有権者約3600人のうち約6割が町長選への投票は未経験。両候補の街頭演説を見に来た主婦、佐々木千佳さん(32)は「一人一人が町のことを考えられる機会で、1票の重みを感じる」。幼い長男の子育て中でもあり「将来をしっかり見据えて、投票先を決めたい」と話していた。

943チバQ:2015/04/21(火) 20:15:17
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/04/21/kiji/K20150421010212310.html
北海道初山別村 44年11回連続で無投票当選のワケ
 北海道北部の初山別村長選が21日告示され、無所属現職の宮本憲幸氏(57)以外に立候補の届け出がなく、同村長選は1971年の選挙戦を最後に、11回連続の無投票当選となった。

 村選管によると、71年以降、村長に就任したのは現職の宮本氏を含め3人いるが、選挙では立候補者1人の状態が続いてきた。村長選の投票経験がある村民は最年少でも64歳という。

 無投票が続く理由について、ある村民は「71年の選挙が激戦で、小さな村にしこりが残った。それ以来、候補を一本化して選挙を避ける雰囲気がある」と打ち明けた。

 午後5時、選管が立候補受け付けを締め切り、3選が決まると、宮本氏は事務所で支援者らと当選を祝った。11回連続の無投票について宮本氏は「無投票の意味を私なりに考えねば。投票がない分、村民の意見をくみ取る努力をしたい」と述べた。
[ 2015年4月21日 19:07 ]

944チバQ:2015/04/21(火) 20:16:32
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0125801.html
北海道内18町村長選、無投票に 斜里は現職と元職の一騎打ち確定
04/21 18:00、04/21 18:30 更新

 21日に告示された統一地方選後半戦の町村長選と町村議選は同日午後5時に届け出が締め切られた。道内は36町村長選に現職27人、元職1人、新人27人の計55人が立候補し、18町村で無投票、18町村で選挙戦に入った。人口減少問題や地域振興策などを争点に舌戦が繰り広げられている。

 選挙戦となった18町村のうち、オホーツク管内清里町は、現職の櫛引政明氏(66)に元町総務課長で新人の古谷一夫氏(62)が挑む構図となり、1971年以来44年ぶりの選挙戦が確定した。同管内斜里町は再選を目指す現職の馬場隆氏(64)と、返り咲きを狙う元職の村田均氏(67)の一騎打ちとなった。そのほか、檜山管内今金町、空知管内雨竜町、上川管内幌加内町、美瑛町、中川町、留萌管内苫前町、宗谷管内中頓別町、豊富町、オホーツク管内美幌町、滝上町、十勝管内更別村、大樹町、幕別町、足寄町、陸別町、根室管内別海町の16町村が選挙戦に突入した。

 立候補者が1人で無投票となったのは空知管内由仁町、新十津川町、沼田町、後志管内京極町、赤井川村、胆振管内壮瞥町、檜山管内厚沢部町、乙部町、上川管内下川町、美深町、音威子府村、留萌管内初山別村、天塩町、オホーツク管内訓子府町、興部町、十勝管内鹿追町、浦幌町、根室管内羅臼町の18町村で、前回2011年より6町村減った。初山別村は現職の宮本憲幸氏(57)が、道内単独で最多となる11回連続無投票で3選を果たした。

 道内の町村議選は100町村で前回より30減の総定数1075を争う。町村長選、町村議選の投開票は19日に告示された市長選、市議選、市議補選と同じ26日に行われる。

945チバQ:2015/04/21(火) 20:45:08
http://www.sankei.com/politics/news/150421/plt1504210032-n1.html
2015.4.21 20:16
【統一地方選】
「弊害はない」と説明 北海道乙部町長が9選、8回連続無投票






8回連続で無投票となった北海道乙部町長選で9選を決め、万歳する現職の寺島光一郎氏(右)=21日午後
 北海道乙部町長選は現職の寺島光一郎氏(70)が8回連続の無投票で9選を決めた。乙部町は人口約4千人で、北海道南部にある渡島半島の日本海側に位置している。寺島氏は多選について、「毎回を全力で取り組んでおり、地域を愛していれば弊害はないと思う」と話した。9期目は、製造業や観光業の振興を図り、若者の雇用創出が課題という。

 寺島氏は北海道大農学部を卒業し、旧農林省に入省。昭和58年、乙部町長選に初当選した。平成17年から現在まで北海道町村会長を務めるほか、23年からは2回目の全国町村会副会長を務めている。

 北海道の出先機関「支庁」の再編をめぐっては、北海道町村会長として、今月12日投開票の道知事選で4選を果たした高橋はるみ氏(61)に異を唱えたこともあった。

946チバQ:2015/04/22(水) 19:35:03
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150422ddr041010015000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 北海道・浦幌町議選 欠員無投票、でも安堵 「再選挙は防げた」
毎日新聞 2015年04月22日 北海道朝刊

 人口減や高齢化に直面する全国の町村で、首長選と議員選がスタートした。自治の担い手が不足し、民主主義の根幹が「無投票」に侵食されつつある。地方自治はどこへ向かっているのか。どこへ向かうべきなのか。選挙告示日の動きを各地で追った。

 ◇定数減、なお成り手なく
 「欠員による再選挙を防げただけでも良かった」。北海道浦幌(うらほろ)町議選は、定数11に対して立候補者が10人だけで、定数に満たないまま欠員無投票となったが、町議会関係者は安堵(あんど)の表情を浮かべた。公職選挙法の規定だと欠員2で再選挙となるためで、田村寛邦議長(68)らは「議会の存在意義が問われる」として、心当たりの町民に立候補を促してきた。

 町議会は昨年3月、町人口の規模や議会の委員会機能の維持などを考慮して定数を2削減したばかりだった。だが、今回の町議選で町選挙管理委員会による立候補予定者の事前審査を受けたのは、15日までに現職の9人だけだった。「欠員再選挙」が現実味を帯びたうえ、定数削減後の欠員は議会改革に対する町民の批判も予想された。田村議長ら町議は、引退予定の議員を慰留し新人の擁立に奔走した。

 小麦などの畑作地帯が広がる人口約5200人の同町は1次産業従事者が多く、町議らは農業者にも立候補を要請して歩いた。だが、町内では離農跡地を活用した経営の規模拡大が進んでおり、「忙しすぎて議員の仕事は無理」との返答ばかりだった。結局、告示前日に新人1人が立候補を決意したが、残る1人の穴は埋められなかった。

 当選者10人のうち65歳以上は6人。ある町議は「4年後は高齢化でもっと大変なことになる」と危惧し、別の町議は「『町財政が厳しい中、議員定数をもっと減らしても良かった』と町民から批判が出るのは必至だ」と嘆いた。

 同町では町長選も現職が無投票当選し、町議選と合わせてダブルで無投票となった。【鈴木斉】

 ◇乙部町長選 8回連続無投票、全国最多の9選
 北海道乙部(おとべ)町長選は、現職の寺島光一郎氏(70)=無所属=以外に立候補の届け出がなく、8回連続の無投票で9選を果たした。山梨県早川町の辻一幸町長(74)と並んで現職で全国最多当選となった。

 寺島氏は北海道大を卒業後、旧農林省に入省。1983年に乙部町長選に立候補し、対立候補を破って初当選した。毎年1月、町内16地区で懇談会を開いて町民と対話するなどしており、今回も対立候補擁立の動きはなかった。

 無投票当選後、寺島氏は「1期ごとに全力を挙げた結果。郷土を愛し、地域のためにという思いがあれば弊害はないと思う」と連続無投票当選を振り返った。

 寺島氏は現在、北海道町村会長と全国町村会副会長を務めている。【鈴木勝一】

 ◇初山別村長選 11回連続で選挙なし
 北海道初山別(しょさんべつ)村長選は1975年以来、道内過去最多の11回連続無投票となった。3選を果たした無所属現職の宮本憲幸氏(57)の後援会幹部は「小さな村なので、隣同士がいがみ合う選挙は繰り返したくない思いはある」と複雑な思いを語る。

 道北部の日本海に面した村の人口は、59年のピーク時の4分の1に満たない約1300人で、農林漁業が主たる産業だ。

 最後の選挙戦となった44年前の村長選では、農協幹部と元町教育長の新人2人が激しい戦いを繰り広げ、村が二分されて選挙違反による逮捕者も10人出た。当時を知る村の関係者によると、一時住みにくくなって村を離れた人もいたといい、村民には「村が二分されたらしこりが残る」と、えん戦気分がいまだに漂っているという。

 宮本氏は11回目となった村長選の無投票について「その意味を深く考え、少しでも住民の声を拾い上げる努力をする。地域に出向き、住民と対話をする機会を多くしたい」と語った。宮本氏の後援会長で元村議会議長の高沢国雄さん(76)は「優れた村長に恵まれた面もある。選挙戦になった方がいいとの声はあるだろうが、村民が選んだ候補を村民が無投票当選させるのも、地域の選択ではないか」と話す。

 また音威子府(おといねっぷ)村長選も無所属現職の佐近勝氏(60)が無投票で再選され、同村長選は5回連続の無投票となった。【横田信行】

947チバQ:2015/04/22(水) 19:46:58
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0125965.html
反原発かすむ議論 北海道・泊村議選、全員再稼働反対せず
04/22 07:00、04/22 12:36 更新


泊原発のPR施設「とまりん館」の前を通りすぎる選挙カー。村議選で原発再稼働の是非を語る声は聞かれない=21日午前10時50分、後志管内泊村(写真を一部加工しています)
 統一地方選前半戦の道知事選で大きな争点となった北海道電力泊原発の再稼働問題。お膝元の泊村を含めて後志管内各地では、町村議選が21日告示されたが、再稼働の是非を問う声はほとんどなかった。ただ住民の声に耳を傾けると、原発の経済効果などに期待する一方で、事故への不安も聞こえる。

 「原発があってこその豊かな財政。予算を有効に使い持続可能な村を目指す」。朝から小雨が降る泊原発のPR施設「とまりん館」そばの国道脇。現職候補が力を込めて訴えたが、聞いていたのは玄関から顔を出した女性1人だけだった。

 泊村議選には定数9に対し11人が立候補したが、原発再稼働の反対を掲げる候補はゼロ。街頭演説をした候補もごくわずかだった。ある現職候補は「争点がないから、有権者に訴えたいこともない」と話した。

 静かな選挙の背景にあるのが「原発マネー」。泊原発1号機の建設が始まった1984年度から30年間で、泊村には約200億円の電源3法交付金が支払われ、北電から固定資産税など約522億円の税収を得た。村の本年度一般会計予算約40億円の歳入の7割弱は、原発関連が占める。

 地元の商工関係者は「村内の約70の商店や会社の半数が原発関連の需要で成り立っている」。1〜6歳の子供3人がいる30代の母親は「15歳以下の医療費免除など住民サービスは手厚い。村の将来は原発なしには語れない」と言い切る。

 ただ、東京電力福島第1原発の事故を受け、原発に不安を抱く人も少なからずいる。年金暮らしの男性(85)は「再稼働に反対だが、代弁してくれる候補がいない」と嘆く。50代の主婦も「選挙は論戦の場なのに、それができないなんて矛盾している」と不満を口にした。

 選挙戦は、30年間で約84億円の電源3法交付金を受け取った岩内町と、約42億円が支払われた神恵内村でも幕を開けたが、原発再稼働の是非を問う動きは泊村同様に広がっていない。(報道センター 久保田昌子)

948チバQ:2015/04/22(水) 19:47:24
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0126034.html
室蘭の選挙ポスター、公正期して順送り掲示 88年から
04/22 11:00、04/22 14:50 更新


各候補者の選挙ポスターを張る位置が場所によって違う室蘭市長選・市議選の掲示板
 【室蘭】26日投開票の室蘭市長選と市議選に向け、市選挙管理委員会が設置した選挙ポスター掲示板は、各候補者の掲示区画を一つずつずらす珍しい方式を採用している。掲示位置を固定化することによる不公平さをなくす狙いで、中央部にポスターがない「虫食い状態」の掲示板も。選挙が激しかった時代から公正を期して続く方式だという。

 市選管によると、市長選と市議選の掲示板の区画は最上段の右から左へ順に割り当て、下の段に続く。 

 各区画には立候補届け出順の番号を明記し、位置を指定。最初の掲示板は1番から始まり、次の掲示板は1番が最後で、2番が繰り上がる。その後も番号が順に繰り上がるため、張る場所は掲示板ごとに違う。

 今回の市議選は定数22に23人が出馬し、掲示板に用意した30区画のうち7区画が空いた。番号をずらした30通りの掲示板172カ所の中には、中心部が空白になったものもある。

 番号をずらすようになった経緯は不明。市選管の谷沢康夫事務局長は「端の方が目立つとか、気にする人がいたのだと思う。場所が上だとポスターを張るのに脚立が必要で、作業に時間もかかる」と語る。少なくとも今の市選挙事務取扱規定ができた1988年から続いているという。

 西胆振では室蘭だけの方式で、道内主要10市でも小樽と江別だけ。大半の自治体は番号の位置を固定し、「届け出順の番号を抽選で決めるので、掲示板が不公平という声はない」と、室蘭方式は少数派だ。

 かつて室蘭市議選は10人以上が落選し、ポスターの位置に敏感だったらしい。投票率も80%前後と高かった。しかし今回は前回に続き落選は1人だけ。市長選の盛り上がり次第では前回63・75%だった投票率の低下が心配される。こだわりの掲示板を貫く市選管は「室蘭の将来を担う人を選ぶ大事な機会。棄権しないで」と投票を呼び掛けている。(津野慶)

949チバQ:2015/04/23(木) 22:46:11
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0126642.html
よそ者町議 浦河変える 札幌出身30歳・武藤さん 無投票当選「町と住民の仲介役に」
04/23 18:30


書店「六畳書房」で本に囲まれる武藤さん。「さまざまな町民と一緒にまちの未来図を考えたい」
 【浦河】21日告示の日高管内浦河町議選(定数18)で、札幌市出身で2年前に浦河にやって来た武藤拓也さん(30)が無投票で初当選した。直前まで町の地域おこし協力隊員として働き、浦河で現在唯一の新刊書を扱う書店を寄付金で運営する形態で立ち上げたアイデアマン。まちづくりへの情熱がさらに高じて、立候補を決意した。

 武藤さんは小樽商大を卒業した2008年、さっぽろフィルムコミッション(現札幌・北海道コンテンツ戦略機構)入り。映画の道内ロケ誘致などに従事し、札幌・ススキノを舞台にしたヒット作「探偵はBARにいる」の制作を補助した。

 13年7月、浦河町の地域おこし協力隊員に応募し、採用された。協力隊では、インターネットを活用しながら、都会の人に浦河町を移住先として検討してもらう事業を推進した。

 昨年11月には、雑誌やコミック以外の新刊書を扱う書店がなかった浦河で、5千円を寄付するごとに仕入れる本を1冊指定できる「1口店長」(上限3口)を募る形態の新刊書店「六畳書房」を立ち上げた。

950チバQ:2015/04/24(金) 22:58:33
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150423ddlk01010128000c.html
市長選の構図:’15統一地方選/上 函館/江別/室蘭 /北海道
毎日新聞 2015年04月23日 地方版

 ◇函館 市が国訴えた是非問う/江別 異口同音に人口減対策/室蘭 「37歳」に「民間出身」挑む
 ■函館市長選立候補者

広田知朗 54 無新

工藤寿樹 65 無現(1)

 (届け出順。年齢は投票日現在)

   = ◇ =

 「訴訟を取り下げると訴えている人がいる。大間原発(建設)反対を掲げているようだが、実際には容認しているようにしか思えない」。告示日の19日、現職の工藤寿樹氏は16分間の第一声演説のうち約半分を大間原発に関する主張にあてた。

 新人の広田知朗氏は「大間原発の建設に反対」としているが、建設を止める方法として、工藤氏が進めた市が国を相手取って起こした大間原発建設差し止め訴訟は、国との関係が悪化するとして「取り下げるべきだ」と主張する。

 函館から津軽海峡を挟んで対岸にある青森県大間町で進むJパワー(電源開発)大間原発。事故が起きた場合、基幹産業である観光や水産加工業が打撃を受けるとして、市内では反対の声が大きい。

 訴訟を主導した工藤氏は、当初は無投票で再選されるとみられていたが、広田氏が道議選への出馬を取りやめて市長選に転戦し、選挙戦となった。今回の市長選は、市が起こした訴訟の是非を有権者に直接問う初めての機会となっている。【鈴木勝一】

 ■江別市長選立候補者

鈴木誠 61 無新

三好昇 66 無現(2)

岡英彦 42 無新

   = ◇ =

 現職に2新人が挑む。選挙戦は8年ぶり、三つどもえの構図は32年ぶり。道都・札幌のベッドタウンでありながら、4月1日現在で市の人口が12万人を割ったこともあり、各候補が人口減対策を訴えているが、違いは不鮮明だ。

 現職の三好昇氏は2期8年間で解決した市立病院の医師確保問題などの成果をアピール。人口減対策として保育料の軽減を掲げる。

 市企画政策部長などとして三好市政を支えてきた新人の鈴木誠氏は「江別のことは江別で決める」と津別町出身の三好氏をけん制し、自らは地元出身と強調。保育園の待機児童の解消など人口減対策を政策の柱に掲げる。

 前市議で新人の岡英彦氏は連日、自転車に乗って市内を回り、若さをアピール。「挑戦する人材を受け入れることで、人口減対策を図っていく」と訴える。【吉田競】

 ■室蘭市長選立候補者

大西武俊 46 無新

青山剛 37 無現(1)

   = ◇ =

 再選を目指す37歳の現職・青山剛氏に、元スーパー店長で新人の大西武俊氏が「市政に民間の感覚を」と訴えて挑む。室蘭市の人口はピーク時の半分以下の9万人を割り、人口減対策が急務。基幹産業だった製油所が原油の精製を停止するなど暗い話題が続く中、現市政の継続か転換かが焦点となっている。

 青山氏は水素エネルギー社会実現への取り組みなど経済振興策に明るい兆しがみえてきたと主張。前回は対立候補に429票差まで詰め寄られたが、今回は270を超える企業・団体から推薦を受け「確実な勝利」(後援会幹部)を目指す。

 一方、大西氏は「愛する室蘭が衰退するのをみていられない」「1台800万円する水素自動車が本当に必要なのか」と現市政を批判。民間で培ったリーダーシップとスピード感で市政を刷新すると草の根選挙を展開する。【横尾誠治】

   × × ×

 統一地方選後半戦の道内5市長選は、各地で深刻化している人口減少問題対策などを巡って舌戦が繰り広げられている。各市長選の構図をリポートする。

951チバQ:2015/04/24(金) 22:58:56
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150424ddlk01010151000c.html
市長選の構図:’15統一地方選/下 小樽/芦別 /北海道
毎日新聞 2015年04月24日 地方版

 ◇小樽 かすむ「争点」のカジノ/芦別 現市政の継続か刷新か
 ■小樽市長選立候補者

森井秀明 42 無新

中松義治 68 無現(1)

吹田友三郎 65 無新

 (届け出順。年齢は投票日現在)

   = ◇ =

 2期目を目指す現職に2新人が挑む三つどもえの戦い。選挙前は、現職の中松義治氏が積極姿勢を示していたカジノを含む統合型リゾート誘致の是非が争点になるとみられていたが、国会での法案の早期成立が困難な見通しとなり、争点は見えづらくなっている。

 中松氏は1期目の公約に掲げた市立病院の統合再建や企業誘致による雇用確保が進んだとして実績を強調。2期目の公約は人口減対策としている。

 森井秀明氏は、中松氏が市議会3会派と商工会議所、連合から相乗りで支援を受けている体制を批判。「しがらみを取り除く」とカジノ誘致反対を掲げ、無党派層への浸透を図っている。

 告示日に立候補を表明した吹田友三郎氏は「市議ではできないことを、行政の長としてやらなければならない」と主張。市が発注する公共事業の公平性に疑問を呈している。【遠藤修平】

 ■芦別市長選立候補者

今野宏 67 無新

清沢茂宏 52 無現(1)

   = ◇ =

 再選を目指す現職の清沢茂宏氏と前市議で新人の今野宏氏による一騎打ち。現市政の継続か刷新かが焦点となっている。

 清沢氏は市議候補4人の応援を受け、「地方創生の芽が出始めた」と現市政の継続を強調。商工会議所や老人連合会などから幅広い応援を受ける。

 今野氏は「相次ぐ公共事業で市財政を悪化させた」と現市政を批判。「市政の流れを変える」をキャッチフレーズに、教育・文化団体などでつくる有志の会の支援を受ける。【渡部宏人】

952チバQ:2015/04/24(金) 23:29:08
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0126730.html
空知の議員、なり手不足 無投票が9市町 低報酬で敬遠も
04/24 10:30、04/24 17:54 更新


市議選と市長選が無投票になったことを知らせる張り紙=三笠市役所
 統一地方選後半戦になる空知管内17市町の議員選挙のうち、無投票当選が9市町に上り、12年前のゼロから急増した。夕張市、三笠市、砂川市は今回、市制施行後初の無投票になった。財政難で行政運営の自由度が狭まり、行政の監視や政策を提案する議員の仕事に魅力を感じづらくなったほか、長い拘束時間と低い報酬も敬遠されるなど、議員のなり手不足は深刻さを増している。 

 管内17市町の議員選挙をみると、無投票は03年にゼロ、07年に1町、11年に5市町、15年に半分超の9市町に増加した。

 夕張市議選(定数9)では、立候補を予定していた自営業の2人が本業との両立などを懸念して断念。告示まで1カ月を切った3月下旬の段階で立候補予定者が8人にとどまり、欠員の恐れもあった。鈴木直道市長の支持母体の連合夕張が「欠員が生じると国や道に財政再生に対する市民の熱意を疑われる」として今月3日、当時の会長を擁立し、何とか定数を埋めた。

 全国唯一の財政再生団体の夕張市の議員報酬は、手取りで月14万円ほどと全国最低の水準。さらに、財政再生計画に縛られ、議員独自で政策を提案したくても国や道の同意が必要だ。

 引退する市議の1人は議員の拘束時間の長さと報酬の低さを挙げ、「後継者を探そうにも議員活動に時間を取られても収入が確保できるような人はいなかった」と打ち明ける。

 三笠市議選(定数10)では現職7人と新人3人のほかに、複数の新人を擁立する動きがあったが難航。告示直前に元会社員の男性が立候補を表明し選挙戦の可能性が高まった直後に、出馬の意向を示していた別の男性が「選挙になれば地盤がないので(当選は)厳しい」として立候補を取りやめ、無投票となった。

 一時、立候補を検討した農業男性は「農繁期に議員活動でどのぐらい時間を取られるか分からない」と本業の忙しさなどを理由に断念したという。ある市議は「人口減でマチが小さくなり、なんでも国の交付金頼み。昔と比べやりがいもなくなっている。(労組などの)組織も人が減り、候補を出す力がなくなっている」と指摘する。(統一地方選取材班)

953チバQ:2015/04/24(金) 23:30:34
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0126704.html
清里町長選、44年ぶりに関心高く 両陣営「投票率90%超も」
04/24 07:30、04/24 09:58 更新


 【清里】44年ぶりの選挙戦となった26日投開票の町長選は、21日の告示以降、現職の櫛引政明氏(66)と新人の古谷一夫氏(62)が、ともに精力的に町民に支持を訴えている。期日前投票の初日の投票数は前回2011年の町議選の約2倍で、町民の関心も極めて高い。

 町では1967年と71年に、保守系の中村弥一氏(故人)と革新系の牧野民夫氏が対決。いずれも中村氏が当選したが、町民は大きく割れ、選挙後に農協が分裂するなどした。町内の女性(72)は「違う候補を推す商店を利用しないなど亀裂が残った」と振り返る。その後、選挙を避ける風潮が生まれたという。

 町選管によると今回、期日前投票初日の22日は133人が投票。直近の有権者数3588人の3・7%に当たり、11年の町議選の初日を約1・8ポイント上回った。11年町議選の最終的な投票率は89・97%。櫛引氏陣営は「今回、90%超えは確実」、古谷氏陣営は「90%台後半も」とみている。

 町では歴代、現職の町議候補は町民への迷惑を考慮し、選挙期間の2、4日目は連呼を自粛する申し合わせがある。町長選はしばられないが、今回は両陣営ともそれを踏まえ活動する。

 櫛引氏陣営は、21日は15カ所で街頭演説。22日は選挙カーを事務所前に置いて電話で活動。23日は農村部を回った。2期目の公約を中心に訴える。古谷氏陣営は、21日は5カ所で街頭演説。22日は各地区を歩いて有権者と対話。23日は各地で街頭演説を行い、公約などの浸透を図っている。

 期日前投票は25日まで。役場1階で午前8時半から午後8時まで受け付ける。(米田真梨子)

954チバQ:2015/04/27(月) 06:48:29
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20150427-OYTNT50229.html
44年ぶり選挙戦 現職が再選…清里町
2015年04月27日
44年ぶりの清里町長選で再選を決め、花束を受け取る櫛引政明さん(26日、北海道清里町で)=鈴木毅彦撮影
44年ぶりの清里町長選で再選を決め、花束を受け取る櫛引政明さん(26日、北海道清里町で)=鈴木毅彦撮影

 26日投開票された統一地方選後半戦。1971年以来、44年ぶりの選挙戦となった北海道清里町長選は、現職の櫛引くしびき政明さん(66)が新人で元町総務課長の古谷一夫さん(62)を破り再選を果たした。投票率は90・85%だった。

 櫛引さんは当選後、「全国的に注目される中での選挙戦。相手の主張も否定せず、しこりの残らないよう町全体で取り組む」と述べた。一方、古谷さんは約200票差での敗戦に、「私の力不足」と支持者に一礼。今後の町政に「町民の思いを受け止め、まちづくりの理念を示して」と注文した。

 同町長選は67、71年の2回、保守系の現職と革新系の新人の同じ顔ぶれで激戦となり、いずれも現職が勝利した。選挙戦では、両候補を推した町民の間で溝が広がり、その後、地元農協が分裂するなど、大きなしこりが残ったという。以来、同町長選では10回連続で無投票が続いてきた。

2015年04月27日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

955チバQ:2015/04/27(月) 07:13:20
http://www.sankei.com/politics/news/150426/plt1504260039-n1.html
2015.4.26 22:43
【統一地方選】
得票同数、くじで当選決定 北海道の3町村議選





【統一地方選2015】
 北海道の神恵内村議選(定数8)、大樹町議選(定数12)、遠別町議選(定数9)は26日、最後の1議席をめぐり、2候補の得票数が同数となり、地元の選挙管理委員会が公選法に基づき、くじ引きで当選者を決めた。

 神恵内村選管によると、無所属新人の土門昌幸氏(61)と無所属現職の稲葉寛久氏(64)が得票数74票で並んだ。くじ引きで当選者となった土門氏は「これで議員活動ができる」と安心した様子で話す一方、「遊説期間中の自分に何が足りなかったのかを考えながら活動したい」と語った。

 大樹町選管によると、大樹町議選では、ともに無所属現職の阿部良富氏(67)と福岡孝道氏(67)が167票で並び、阿部氏がくじ引きで当選が決まった。遠別町議選では、無所属と共産党の両候補が132票で並び、くじ引きで共産党候補の当選が決まった。

956チバQ:2015/04/27(月) 07:16:39
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0127751.html
小樽市長選 森井氏が初当選 現職・中松氏を振り切る
04/26 22:46、04/27 06:54 更新


小樽市長選で初当選を決め、大勢の支持者から祝福を受ける森井秀明氏=26日午後10時10分、小樽市花園4の選挙事務所
 三つどもえの争いとなった小樽市長選は、元市議の新人・森井秀明氏(42)が再選を目指した現職・中松義治氏(68)らを破り初当選した。3度目の挑戦となった森井氏が、中松氏との事実上の一騎打ちで約1万5千票差をつけた。前回市長選での中松氏の後援会をめぐる政治資金規正法違反事件の素地となった相乗り体制を批判。市民の関心が高いカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致について反対を明言し、若さを前面に打ち出して幅広い支持を集めた。

 中松氏は自民、民主、公明の各党、経済界などに推されたが、組織面で有利な立場を生かせなかった。

957名無しさん:2015/04/27(月) 15:32:53
清里町長選にまつわるお話ですが、
200票差という激戦ではありましたが、古谷氏のバックについている元議員(議長)の評判があまりにも悪く、そいつさえ応援してなかったら古谷氏は当選していたかも。
嘘つきで私利私欲の塊であるその元議員が応援している限り古谷氏には投票しないとはっきり態度を表明している町民は多かった。

958チバQ:2015/04/27(月) 22:06:56
小樽市長選。11年出馬の元市議が現職を破る>>911とか
芦別市長選。3月末に出馬表明した市議が現職を破る>>922とか (かなり意外)


http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk01010209000c.html
あすを選ぶ:北海道’15統一地方選 市長に3現職2新人 18町村長決まる(その1) /北海道
毎日新聞 2015年04月27日 地方版

 統一地方選後半戦の市町村長・市町村議選の投開票が26日に行われ、選挙戦となった5市長選の当選者が決まった。三つどもえの戦いとなった小樽市は、元市議で新人の森井秀明氏(42)=無所属=が現職の中松義治氏(68)=同=ら2氏を破って初当選。芦別市でも、前市議で新人の今野宏氏(67)=同=が現職の清沢茂宏氏(52)=同=を破って初当選を果たした。江別市は現職の三好昇氏(66)=同=が新人2氏を降して3選。函館市の工藤寿樹氏(65)=同=と室蘭市の青山剛氏(37)=同=も再選を決めた。21市議選(伊達市は大滝区のみ)と千歳市議補選も同日投開票が行われ、新議員が次々と決まった。市長選の投票率は函館を除く4市で過去最低だった。(15面に市議選の開票結果)

 ◇小樽市長に森井氏初当選
 小樽市長選は、元市議で新人の森井秀明氏(42)=無所属=が現職の中松義治氏(68)=無所属、自民・民主・公明小樽総支部推薦=と前市議で新人の吹田友三郎氏(65)=無所属=を破り初当選を果たした。事務所で万歳をした森井氏は、3回目の挑戦での悲願達成に、「思いは8年前と変わっていない。この間にたくさんの市民と対話ができた」と感慨深げに話した。

 選挙戦では、市議会主要3会派と商工会議所、連合から相乗りで支援を受ける中松氏の体制や前回選での中松氏の後援会のパーティー券販売による政治資金規正法違反事件を批判。カジノを中心とする統合型リゾート(IR)誘致や、運転停止が続く北海道電力泊原発(泊村)の再稼働に反対を表明するなどして幅広い支持を集めた。

 中松氏は告示直前に2期目の任期中はIR誘致を推進しないと表明するなど争点化回避を図ったが、及ばなかった。吹田氏は告示日に出馬を表明し出遅れた。【遠藤修平】

 ◇芦別市、今野氏が初当選
 現市政の継続か刷新かが焦点となった芦別市長選は、前市議で新人の今野宏氏(67)=無所属=が、再選を目指した現職の清沢茂宏氏(52)=同=を破り、初当選を果たした。

 今野氏は、徹底した草の根運動を展開。現市政を厳しく批判し、主婦や会社員など無党派層から幅広い支持を集めた。選挙戦では財政再建や商工業振興、子育て支援などを訴えた。

 今野氏は「市民の目線で訴えてきた熱い思いが届いた。芦別の現状は厳しいが、皆さんの支援に精いっぱい応えたい」と語った。

 清沢氏は、1期4年間に手掛けた地方創生策の継続に加え、給付型奨学金制度の継続などを公約に掲げたが、2回目の当選はならなかった。【渡部宏人】

 ◇室蘭市、青山氏支持広げ再選
 室蘭市長選は、現職の青山剛氏(37)=無所属=が元スーパー店長で新人の大西武俊氏(46)=同=を破り、再選を果たした。青山氏は「身の引き締まる思い。経済の活性化、室蘭港の活性化、子育て支援の三つに取り組む。粉骨砕身、精いっぱい頑張る」と語った。

 青山氏は「若さと行動力で誇れる室蘭」を強調し、経済・雇用対策や子育て支援など七つの戦略と50項目の公約を掲げた。1期目で水素エネルギー社会の実現やフェリー航路の開設など明るい話題を提示したことが評価につながり、有力企業や労働団体などから幅広い支持を得た。

 大西氏は民間で培ったリーダーシップとスピード感で市政の刷新を唱えたが及ばなかった。【横尾誠治】

 ◇江別市、三好氏3選果たす
 三つどもえの戦いとなった江別市長選は、三好昇氏(66)=無所属=が、元市企画政策部長の鈴木誠氏(61)=同=と前市議の岡英彦氏(42)=同=を破り、3回目の当選を決めた。

 過去2回は無投票で、三好氏は初めて有権者の審判を受けた。三好氏は「初めての選挙で市民の支持を得た。江別にはさまざまな課題があるが、経済基盤の立て直しを図り、次の世代への基礎をつくっていきたい」と抱負を述べた。

 三好氏は地元選出道議らの支援を受けて組織を固め、市立病院の医師確保や再建問題解決など実績を強調して幅広い支持を集めた。

 鈴木氏は支持基盤を固めきれず、岡氏は若さをアピールしたが浸透しなかった。【吉田競】

==============

 ■5市長選の投票率(%)

市名  投票率   前回

函館市 51.86 55.65

小樽市 60.21 61.50

室蘭市 60.53 63.75

芦別市 77.23 78.73

江別市 55.84 無投票

959チバQ:2015/04/27(月) 22:08:10
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk01010234000c.html
あすを選ぶ:北海道’15統一地方選 市長に3現職2新人 18町村長決まる(その2止) /北海道
毎日新聞 2015年04月27日 地方版

 道内の町村長選は、無投票当選が決まった18町村を除く18町村で投開票され、新町村長が決まった。町村議選も68町村であった。(町村議選の開票結果は28日に掲載します)

 ◇足寄町、安久津氏が4選 「初心に帰って頑張る」
 12年ぶりに三つどもえの戦いとなった足寄町長選は、現職の安久津勝彦氏(63)=無所属=が、ともに無所属新人の元町議、矢野利恵子氏(62)と元町建設課上下水道室長、清野幸吉氏(61)を破り、4選を果たした。安久津氏は事務所で万歳をし、「3期12年の取り組みが評価された。初心に帰って頑張りたい」と語った。

 安久津氏は医療と介護施設の連携、ハード面の充実など3期12年の実績を強調し、「今後は子育て支援などを強力に進めていく」と訴えた。圧倒的な知名度に加え、町職労や建設業協会などの推薦を受け、各層に幅広く浸透した。

 矢野氏と清野氏は草の根選挙を展開したが、及ばなかった。【鈴木斉】

 ◇別海町、水沼氏3選果たす 「酪農を魅力ある産業に」
 別海町長選は、現職の水沼猛氏(65)=無所属=が、新人で元町産業振興部長の曽根興三氏(63)=同=を破り、3選を果たした。水沼氏は基幹産業の酪農について、「担い手が夢と希望の魅力ある産業にしないといけない」と抱負を述べた。

 両氏の対決は2007年以来2度目。曽根氏は子育て支援を重点に将来の町の姿を訴えたが、及ばなかった。【本間浩昭】

 ◇町政刷新を主張、細川氏が初当選 幌加内町
 24年ぶりの選挙戦で元町職員同士の一騎打ちになった幌加内町長選は、元町保健福祉課長の新人、細川雅弘氏(59)=無所属=が、再選を目指した現職の守田秀生氏(59)=同=を破り初当選した。

 細川氏は対話を大切にした町政の実現など刷新を主張し、支持を広げた。守田氏は実績を訴えたが届かなかった。【横田信行】

 ◇現職5選を阻み西野氏が初当選 雨竜町
 16年ぶりの選挙戦となった雨竜町長選は、新人の元町住民課長、西野尚志氏(54)=無所属=が、5選を目指した現職の藤本悟氏(64)=同=を破り、初当選を果たした。

 西野氏は役場庁舎建設費をカットし、削減分を新規農業者支援などに充てると訴えた。藤本氏は商工会の応援を受けたが及ばなかった。【渡部宏人】

 ◇実績アピールし川口氏が再選 中川町
 前回と同じ顔ぶれでの一騎打ちとなった中川町長選は、現職の川口精雄氏(65)=無所属=が、元陸上自衛官で新人の高見善雄氏(68)=同=を破り、再選を果たした。

 町議会議長も務めた川口氏は実績をアピールする選挙戦を展開し、町政刷新を訴えた同町出身で旭川市在住の高見氏を圧倒した。【横田信行】

 ◇福祉重視を掲げ小林氏が初当選 中頓別町
 新人同士の争いとなった中頓別町長選は、元町保健福祉課長の小林生吉氏(54)=無所属=が、前町議の柳沢雅宏氏(62)=同=を破って初当選した。

 小林氏は30年の行政経験を基に子育て支援や福祉施設の整備など福祉を重視した政策を掲げ、支持を広げた。柳沢氏は町政刷新を訴えたが及ばなかった。【金子栄次】

 ◇実績を強調し外崎氏が4選 今金町
 今金町長選は、現職の外崎秀人氏(65)=無所属=が、前町議の新人、村本照光氏(65)=同=を退け、4選を果たした。

 外崎氏は行財政改革や子育て支援などの実績を強調。国が進める地方創生に速やかに対応すると訴えた。

 村本氏は農業振興や医療・福祉の充実などを訴えたが及ばなかった。【鈴木勝一】

 ◇未来志向政策で酒森氏が初当選 大樹町
 大樹町長選は、新人で前副町長の酒森正人氏(56)=無所属=が手堅く支持を固め、新人で前町議の加藤明浩氏(55)=同=との一騎打ちを制し初当選。

 酒森氏は産業振興や子育て支援など未来志向の政策を掲げ、経済団体などの支援で幅広く浸透した。加藤氏は農協役員や町議経験を強調したが広がらなかった。【鈴木斉】

 ◇「町民党」掲げて飯田氏が初当選 幕別町
 新人対決となった幕別町長選は、元町教育長の飯田晴義氏(59)=無所属=が、元道議秘書の前川雅志氏(47)=同=を破り、初当選を果たした。

 飯田氏は行政経験を産業振興や経済活性化に生かすと主張。「町民党」を掲げて幅広く浸透した。前川氏は医療系大学誘致などを訴えたが、及ばなかった。【鈴木斉】

960チバQ:2015/04/27(月) 22:08:35
 ◇子育て支援掲げ西山氏が初当選 更別村
 新人同士の一騎打ちとなった更別村長選は、元更別小校長の西山猛氏(61)=無所属=が、元村教育長の高島敏彦氏(56)=同=を退け初当選した。

 西山氏は教育者としての経験を基に子育て支援策を打ち出し、主婦や無党派層、子育て世代に浸透した。高島氏は農業振興を掲げたが票固めには至らなかった。【鈴木斉】

 ◇林産業振興訴え長屋氏が3選 滝上町

 滝上町長選は、現職の長屋栄一氏(63)=無所属=が、元会社員で新人の工藤唯広氏(42)=同=を破り、3選を果たした。

 長屋氏は実績を強調し、医療や子育て支援の充実、林産業の振興などを訴えて支持を集めた。工藤氏は、殺人事件遺族の立場で「犯罪のないまちづくり」を掲げたが及ばなかった。【山田泰雄】

 ◇地域資源の開発、土谷氏が3選 美幌町
 美幌町長選は、現職の土谷耕治氏(64)=無所属=が、新人で前町議の松浦和浩氏(53)=同=を破り3選を果たした。

 土谷氏は国保病院の体制確立や自衛隊駐屯部隊の充実整備、地域資源の開発などを掲げて支持を集めた。松浦氏は官民の連携強化による産業活性化などを訴えたが及ばなかった。【山田泰雄】

 ◇4期実績を強調、浜田氏が5選 美瑛町
 美瑛町長選は、現職の浜田哲氏(62)=無所属=が、前町議の新人、森平真也氏(35)=同=を破り、5選を果たした。

 浜田氏は4期16年の実績をアピールするなど現職の強みと知名度を生かした。

 告示直前に立候補を表明した森平氏は、草の根選挙を展開したが届かなかった。【横田信行】

 ◇3期実績を強調、森氏4選果たす 苫前町
 12年ぶりの選挙戦となった苫前町長選は、現職の森利男氏(73)=無所属=が、新人で前町議の西大志氏(39)=同=を破って4選を果たした。

 森氏は財政再建や風力発電の推進など3期の実績を強調し、支持を拡大した。西氏は循環型まちづくりなどを掲げ、草の根選挙を展開したが、及ばなかった。【横田信行】

 ◇観光振興訴え工藤氏が4選 豊富町
 豊富町長選は、現職の工藤栄光氏(66)=無所属=が、新人で農業の相馬靖男氏(70)=同=を破って4選を果たした。

 工藤氏は実績を強調し、温泉やサロベツ原野などを活用した観光の振興や移住者の定住環境整備などを訴え、支持を広げた。相馬氏は産業振興などを主張したが及ばなかった。【金子栄次】

 ◇後援会組織継承、野尻氏が初当選 陸別町
 新人同士の争いとなった陸別町長選は、前町議会副議長の野尻秀隆氏(61)=無所属=が、介護施設NPO理事長の原子裕志氏(61)=同=を破って初当選を果たした。

 野尻氏は6期務めた金沢紘一町長の事実上の後継で、後援会組織も継承し票を固めた。原子氏は町政刷新を訴えたが広がらなかった。【鈴木斉】

 ◇実績を強調し馬場氏が再選 斜里町

 前回と同じ顔ぶれになった斜里町長選は、現職の馬場隆氏(64)=無所属=が、返り咲きを狙った元職の村田均氏(67)=同=を破り再選を果たした。

 馬場氏は「ステップアップへの2期目か、一度ゼロに戻った2期目か」と訴えて支持を集めた。村田氏は現町政を「停滞の4年間」と批判したが及ばなかった。【山田泰雄】

961チバQ:2015/04/27(月) 22:11:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddr041010006000c.html
統一地方選:北海道・函館市長選 「大間凍結」支持幅広く 再選の工藤さん、「訴訟反対」に大差
毎日新聞 2015年04月27日 北海道朝刊

 「原発の建設を止めてほしい」との住民の声が、北海道函館市長選で反映された。Jパワー(電源開発)が青森県大間町に造っている大間原発の建設差し止め訴訟をめぐり、市が国と争うことの是非が最大の争点だった。現職の工藤寿樹さん(65)=無所属=は「圧倒的な勝利でないと、原発は止められない」と訴え、訴訟取り下げを掲げた新人で元衆院議員秘書の広田知朗さん(54)=同=との一騎打ちを制した。【鈴木勝一】

 「たとえ相手が誰であろうと、全力で戦う」。選挙戦初日の第一声で、工藤さんは支援者を前にこう叫んだ。広田さんは市長選告示の3週間前、道議選函館市区から市長選へのくら替えを表明。当初は無投票当選とみられたが、一転して工藤さん再選阻止の動きが浮上した。工藤さんは闘志をむき出しにし、緩みかかっていた後援会組織に活を入れた。工藤さんの後援会幹部は「くら替えすると聞いた時は驚いたが、選挙戦の準備は続けていた」といい、前回獲得した7万票を大幅に超す得票で大勝することを目標にした。

 地方自治体が国を訴えるという異例の訴訟への民意を問う初の選挙。広田さんは大間原発建設反対を掲げながらも、訴訟で市が国と対立していることに批判を強め、「国とコミュニケーションが取れなくなっている」と主張。政権与党と市の連携を重視する保守層の一部有権者からも「補助金が減らされないか」などの懸念も出ていた。

 保守層の切り崩しを狙う広田さんに対し、工藤さんは「私は『反原発』『脱原発』の立場で発言したことはない。大間原発の建設を凍結しろと言っている」と、原発再稼働を進める自民党の支持層に配慮。広田さんの主張について、「訴訟の取り下げは、建設を容認することと同じだ」とけん制し、幅広い有権者に浸透した。

 再選を決めた工藤さんは「大間原発の凍結について市民の皆さんが理解し、支持をしてくれた」と語り、訴訟継続に自信を深めた。

962名無しさん:2015/04/27(月) 22:11:51
 ◇清里町長選 44年ぶり選挙、櫛引さん 投票率90・85%
 44年ぶりの選挙戦となった北海道清里町長選は、現職の櫛引(くしびき)政明さん(66)=無所属=が、元町総務課長で社団法人理事の新人、古谷一夫さん(62)=同=を破って再選した。有権者の6割近くが同町長選で1票を投じた経験がない中、町民の関心は高く、投票率は90・85%に上った。

 同町長選はかつて、町を二分した激しい選挙戦が繰り返され、農協が分裂したこともあった。その反動で、選挙戦を忌避する空気が長くあり、有力者が候補者調整に動くこともあった。

 しかし、18日にあった公開演説会には、主催側の予想を大きく上回る500人以上の町民が参加。「これまで無投票が続いたことの方がおかしい」との声が相次いだ。

 前回2011年は無投票当選だった櫛引さんは、インフラ整備や農業振興など1期4年の実績を前面に打ち出した。田園景観を生かして全国にアピールするまちづくりの戦略などを訴えて、有権者の支持を広げた。

 古谷さんは「(現町政は)広く町民の意見を取り入れる過程に欠ける。町民一人一人がまちづくりの主体となるよう変える」と訴えたが、及ばなかった。

 選挙戦について、櫛引さんの陣営は「4年間の実績と課題を町民の前に提示できた」と振り返り、古谷さんの陣営も「町の今後にとって、必ずいいきっかけになる」と評価した。

 当選した櫛引さんは「無投票の時とは違う責任感を感じる」とし、過去の選挙で町内にしこりが残ったことについては「もう過去に戻すべきではない」と述べた。44年前の選挙戦を知る飲食業の男性(70)は「選挙で町民の審判を受ける方がいい。今回は町民同士の激しいぶつかり合いもなかった。昔のようなことにはならないだろう」と話した。【山田泰雄】

 ◇3議会議員選挙、くじで当選決定 神恵内、大樹、遠別
 北海道の神恵内(かもえない)村議選(定数8)、大樹(たいき)町議選(定数12)、遠別(えんべつ)町議選(定数9)は26日、最後の1議席をめぐり、2候補の得票数が同数となり、地元の選挙管理委員会が公選法に基づき、くじ引きで当選者を決めた。

 神恵内村選管によると、無所属新人の土門昌幸さん(61)と無所属現職の稲葉寛久さん(64)が得票数74票で並んだ。くじ引きで当選者となった土門さんは「遊説期間中の自分に何が足りなかったのかを考えながら活動したい」と語った。

 大樹町選管によると、大樹町議選では、ともに無所属現職の阿部良富さん(67)と福岡孝道さん(67)が167票で並び、くじ引きで阿部さんの当選が決まった。遠別町議選では、無所属と共産党の両候補が132票で並び、くじ引きで共産党候補の当選が決まった。

963チバQ:2015/04/27(月) 22:12:40
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk01010215000c.html
あすを選ぶ:北海道’15統一地方選 新市長の略歴と開票結果 /北海道
毎日新聞 2015年04月27日 地方版

 ◇函館市=選管最終発表
当 90914 工藤寿樹 65 無現

  24651 広田知朗 54 無新

工藤寿樹(くどう・としき) 65 無現(2)

 [元]副市長[歴]亀田市職員▽函館市秘書課長・財務部長・企画部長・助役▽早大

 ◇小樽市=選管最終発表
当 38132 森井秀明 42 無新

  23268 中松義治 68 無現

   1530 吹田友三郎 65 無新

森井秀明(もりい・ひであき) 42 無新(1)

 南樽整形さいとう理事[歴]札幌トヨタ社員▽市議▽日本ヘリ共同運用機構役員▽道教育大札幌

 ◇室蘭市=選管最終発表
当 31067 青山剛 37 無現

  13345 大西武俊 46 無新

青山剛(あおやま・たけし) 37 無現(2)

 [元]市議[歴]日本工学院道専門学校非常勤講師▽NPO理事▽保険代理会社監査役▽室蘭工大院

 ◇芦別市=選管最終発表
当 6015 今野宏 67 無新

  4112 清沢茂宏 52 無現

今野宏(こんの・ひろむ) 67 無新(1)

 [元]市議▽市青少年問題協議会委員[歴]市建設部長・議会事務局長▽芦別高

 ◇江別市=選管最終発表
当 23915 三好昇 66 無現

  15806 岡英彦 42 無新

  13829 鈴木誠 61 無新

三好昇(みよし・のぼる) 66 無現(3)

 [元]道石狩支庁長[歴]道保健福祉部総務課長・医療局長・次長▽明治薬大

==============

 ◇当選者略歴の見方
 氏名▽年齢▽党派▽現元新の別▽当選回数(丸囲み数字)▽職業・肩書([元]は前職を含む)、[歴]は過去の経歴▽学歴。=以下は政党の推薦・支持。

 ※政党略称は、自=自民党、民=民主党、無=無所属

964チバQ:2015/04/27(月) 22:20:09
現職が苦戦してる感じ。()は現職後継の意味

現職大勝  ;今金町、中川町、苫前町、(中頓別町)、豊富町、美幌町、滝上町、大樹町、足寄町
現職落選  ;雨竜町、幌加内町、、
現職競り勝つ;美瑛町、斜里町、清里町、(陸別町)別海町
現職後継不明;(更別村)(幕別町)

http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427ddlk01010240000c.html
あすを選ぶ:北海道’15統一地方選 町村長選開票結果 /北海道
毎日新聞 2015年04月27日 地方版

 ◇今金町=選管最終発表
当 2454 外崎秀人 65 無現

  1611 村本照光 65 無新

 ◇雨竜町=選管最終発表
当 1234 西野尚志 54 無新

   728 藤本悟 64 無現

 ◇幌加内町=選管最終発表
当  677 細川雅弘 59 無新

   484 守田秀生 59 無現

 ◇美瑛町=選管最終発表
当 3454 浜田哲 62 無現

  3401 森平真也 35 無新

 ◇中川町=選管最終発表
当  986 川口精雄 65 無現

   299 高見善雄 68 無新

 ◇苫前町=選管最終発表
当 1483 森利男 73 無現

  1086 西大志 39 無新

 ◇中頓別町=選管最終発表
当 1010 小林生吉 54 無新

   383 柳沢雅宏 62 無新

 ◇豊富町=選管最終発表
当 2316 工藤栄光 66 無現

   438 相馬靖男 70 無新

 ◇美幌町=選管最終発表
当 7812 土谷耕治 64 無現

  4658 松浦和浩 53 無新

 ◇斜里町=選管最終発表
当 4088 馬場隆 64 無現

  3263 村田均 67 無元

 ◇清里町=選管最終発表
当 1719 櫛引政明 66 無現

  1512 古谷一夫 62 無新

 ◇滝上町=選管最終発表
当 1400 長屋栄一 63 無現

   684 工藤唯広 42 無新

 ◇更別村=選管最終発表
当 1300 西山猛 61 無新

  1022 高島敏彦 56 無新

 ◇大樹町=選管最終発表
当 2544 酒森正人 56 無新

  1381 加藤明浩 55 無新

 ◇幕別町=選管最終発表
当 7934 飯田晴義 59 無新

  7047 前川雅志 47 無新

 ◇足寄町=選管最終発表
当 2645 安久津勝彦 63 無現

  1264 矢野利恵子 62 無新

  1105 清野幸吉 61 無新

 ◇陸別町=選管最終発表
当 1004 野尻秀隆 61 無新

   955 原子裕志 61 無新

 ◇別海町=選管最終発表
当 5439 水沼猛 65 無現

  4384 曽根興三 63 無新

965チバQ:2015/04/27(月) 22:23:58
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150427k0000e010117000c.html
統一地方選:北海道5選挙で1票の明暗
毎日新聞 2015年04月27日 10時38分(最終更新 04月27日 10時51分)

 26日投開票の統一地方選後半戦で23市町村長選、89市町村議選があった北海道では、1票が当落を分けた選挙が五つあり、案分による1票未満の「小数点差」が勝敗を決したケースも一つあった。

 11人が出馬した和寒町議選(定数10)では、得票順10位で当選した候補が193票、落選した11位が192票だった。9位で当選を決めた候補も194票で、9〜11位までが1票差で並んだ。

 滝上町議選(定数9)には10人が立候補。最後の1議席を獲得した松ケ瀬哲朗氏と次点の茂木博氏の票差はわずか0.579票だった。(共同)

和寒町定数10開票終了投票率86.31%
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 伊藤明 58 無所属 新 379
当選 谷口勝弘 47 無所属 新 298
当選 佐々木広行 64 無所属 現 268
当選 酒向勤 57 無所属 現 266
当選 石田利美 61 無所属 現 246
当選 窪田裕二 43 無所属 新 219
当選 下條美恵 53 無所属 現 211
当選 塚崎正 70 無所属 現 210
当選 金谷浩幸 54 無所属 現 194
当選 中原浩一 53 無所属 現 193
兼丸曻 75 無所属 現 192

966チバQ:2015/04/27(月) 22:24:40
滝上町定数9開票終了投票率89.13%
候補者名 年齢 党派 現・元・新 得票数
当選 高橋浩徳 52 無所属 新 301
当選 清水優 61 無所属 新 254
当選 大原満 57 無所属 現 234
当選 森田寛 62 無所属 新 221
当選 菅原賢司 69 無所属 現 220
当選 原田清二 61 無所属 現 194
当選 小野博実 67 無所属 現 190
当選 富樫享 62 無所属 現 189
当選 松ケ瀬哲朗 61 無所属 現 162
茂木博 61 無所属 現 161

967チバQ:2015/04/27(月) 22:26:04
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0127835.html
滝口道議ら、統一会派結成へ調整 10人超、第3勢力も
04/27 07:00

 道議会会派の民主党・道民連合に所属する滝口信喜氏(室蘭市)ら一部議員が、今月30日からの新たな任期では民主党会派に入らず、中間会派のフロンティアと統一会派を結成する方向で調整していることが26日分かった。滝口氏らは、新党大地系の北海道・大地にも参加を打診している。全員参加すれば10人以上になり、自民党系、民主党系の両会派に次ぐ第3勢力になる。

 滝口氏は「国政の与野党の枠組みにとらわれず、政策ごとに地域の声を踏まえて是非を判断し、道議会論議を活性化させたい」と話している。滝口氏に同調するのは、民主党会派の中山智康氏(伊達市)、赤根広介氏(登別市)ら数人。26日までの調整では、新任期でフロンティアには4人、大地には3人が入ることが固まっている。

968チバQ:2015/04/27(月) 22:27:54
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0127812.html
小樽市長選、相乗り打破を選択 森井氏、カジノ誘致から撤退も明言
04/27 05:04、04/27 08:22 更新


事実上の一騎打ちとなった小樽市長選の開票作業=26日午後9時、小樽市総合体育館
 【小樽】事実上の一騎打ちとなった小樽市長選で元市議の新人森井秀明氏(42)が初当選したのは、市議会の自民、公明、民主各会派と小樽商工会議所、連合小樽の5団体が組み、歴代の市長候補を支えてきた相乗り体制に、市民が「ノー」を突きつけた意味合いが強い。

 現職中松義治氏(68)の4年前の初当選直後、後援会によるパーティー券販売をめぐる政治資金規正法違反事件が発覚。事件の素地とされた「5団体が中松氏を推す構図」が維持されたことを森井陣営は徹底して批判し、支持を広げた。北海道電力泊原発(後志管内泊村)の再稼働にも反対を訴え、共産党支持層や無党派層を取り込んだ。

 また、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致について、森井氏は2月に反対を明言。中松氏は2013年9月に誘致方針を表明したものの、今年3月、道内への誘致の可能性が低くなったとして、2期目の任期中は誘致を断念する意向を示したが遅かった。

 森井氏は前回の落選後、連日街頭に立ち、知名度を上げた。北海道新聞が計1440人から協力を得た期日前投票を含む出口調査によると、森井氏を支持する理由は「人柄」「年代・世代」が合わせて半数を超えた。市民は人口減や財政健全化問題など閉塞(へいそく)感が漂う小樽の打開策を、相乗りの枠組みに乗る現職より、若く清新な新人に託した。

 ただ経済団体などが呼びかけた公開討論会への参加を森井氏が拒否するなど、政策論争は低調だった。戦後の小樽市長選で初めて現職を破り、最年少で市長となる森井氏が、市政課題にどう取り組むか注目される。

 中松氏は新市立病院の開院や商業ビル跡地の再開発に道筋を付けるなど、一定の成果を挙げた。しかし、相乗り体制が組織の末端まで浸透せず、中松氏を推薦した自民党支持層の4割、民主党支持層の6割以上が森井氏に流れた。政策論争も深まらず、現職の強みを生かせなかった。中松陣営は「実績と2期目への政策を訴えたが有権者に届かず、森井氏への風を打ち破れなかった」と分析した。(田子由紀)

 ■当選後「カジノはやりません」

 小樽市長選でカジノ反対を明言した新人の森井秀明氏が初当選したことで、小樽市は、中松義治現市長の下で進めてきたカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致から、撤退することが確実になった。森井氏は当選を決めた26日、支持者を前に「カジノはやりません」とあらためてIR誘致活動から撤退する意向を表明。「カジノはこの街の雰囲気に合わない、という市民が多い。私自身もそういう思いだ」と強調した。

969チバQ:2015/04/28(火) 21:40:03
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150428ddlk01010163000c.html
選挙:江別市議選 開票、4時間も遅れる 選管「慎重に点検」 /北海道
毎日新聞 2015年04月28日 地方版

 江別市議選挙は開票作業が市選管の当初予定より約4時間も遅れ、終了したのは27日午前3時25分だった。市選管によると、市議選の開票では2003年に翌日の午前2時過ぎまで遅れたことがあるが、3時過ぎまで作業がずれ込んだのは今回が初めて。古石允雄・市選管委員長は「立会人が慎重に点検した結果」と話している。

 同市では26日、市長選と市議選があり、開票作業は午後9時過ぎに始まり、市長選の開票は27日午前0時50分に終了した。市議選の開票は26日午後11時半の時点で91・61%まで進んだものの、最終発表が出るまでさらに約4時間かかった。市選管によると、市議選の立会人は合計9人。全員が今回初めてだったという。【吉田競】

970チバQ:2015/04/28(火) 22:15:48
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0128247.html
現職の5団体相乗りに批判票 小樽市長選 市民の不満の矛先に
04/28 07:00、04/28 11:33 更新

 【小樽】26日投開票の小樽市長選は、自民、公明、民主、小樽商工会議所、連合小樽の5団体相乗りという盤石の支援体制を背負って再選を目指した現職の中松義治氏(68)が、約1万5千票の大差で新人の森井秀明氏(42)に敗れた。カジノ誘致反対などの主張で民主支持層が切り崩され、一部保守層にくすぶる相乗り体制への批判も表面化したことが背景とみられる。

 「民主は本当に動いているのか」。選挙期間中、何人もの自民関係者が疑問を投げかけた。実際、北海道新聞が有権者1440人に協力を得た出口調査では、民主党支持層の7割近くが森井氏に流れた。民主党小樽の幹部は、労組関係者らの間に「国政で対立する自民となぜ手を組むのか」と不満があったことを認める。さらに森井氏がカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致への反対を明言したことが引き金を引いた。民主党支持者の一人は「党の推薦に関係なく、自分の考えで行動した」と森井氏に投票した理由を説明する。

 自民支持層も4割以上が森井氏に1票を投じた。森井氏が前回の落選後、連日街頭に立ち続け「女性を中心に同情票が集まった」(自民党支部幹部)ことや、5団体主導の市政運営に反感を持つ零細企業経営者などの票が流れたもようだ。

971チバQ:2015/05/05(火) 23:59:47
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20150501-OYTNT50008.html?from=yartcl_popin
道議会会派 自民が単独過半数に
2015年05月01日
 北海道議会(定数101)の会派結成の届け出が30日、締め切られ、新たな会派構成が決まった。自民党・道民会議は、改選前と比べて6人増の51人で、改選後の会派発足時としては32年ぶりとなる単独過半数に達した。1人増で8人の公明党と道政与党を形成する。


 第2会派の民主党・道民連合は、10人減の26人となった。改選前に所属していた議員5人が新会派を結成するなどして所属議員は大幅に減り、1998年の民主党結成以来、初めて30人を割った。

 民主会派を離脱した滝口信喜道議らは、フロンティア、北海道・大地の両会派に所属していた議員らと合流し、新会派「北海道結志ゆうし会」を結成し、30日に届け出た。最終的な所属議員は12人で、自民、民主に次ぐ第3会派となる。地方自治法に基づく議案提出権も得た。

 改選前は1人会派だった共産党は3人増やし、道議会で代表質問ができる4人を確保した。

2015年05月01日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

972チバQ:2015/05/06(水) 00:05:55
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0129279.html
滝口氏ら新会派結成、道議会第3勢力 12人合流
05/01 07:00、05/01 08:05 更新


 道議会会派の民主党・道民連合に所属していた滝口信喜氏(室蘭市)らは30日、新会派「北海道結志(ゆうし)会」を結成した。民主会派を離脱した滝口氏ら5人と、中間会派フロンティアの4人、新党大地系の北海道・大地3人の計12人が合流して構成する。

 会派規模順では10年ぶりの過半数となった自民会派、改選前の36議席から26議席に減らした民主会派に次いで、結志会が第3勢力となった。次いで公明党8議席、共産党4議席と続く。

 新会派の世話人代表として、滝口氏と旧フロンティアの金岩武吉氏(日高管内)、旧北海道・大地の山崎泉氏(帯広市)の3人が30日、記者会見した。滝口氏は新会派設立の理由について「道議会では与党、野党が固定化されてきた。そうした枠を超えて議論できる会派を目指したい」と説明。提案される個々の政策で判断し、道議会議論を活発化させる方針を示した。会派の代表など役員については、5月上旬に決定する。

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0129261.html
離党せずに活動 新会派結成、西胆振選出の民主系3道議
05/01 07:30


「北海道結志会」結成の会見に臨んだ滝口氏(中央)ら世話人代表
 西胆振選出の民主系3道議らが道議会に新会派「北海道結志(ゆうし)会」の結成を届け出た30日、滝口信喜道議(室蘭市)ら世話人代表3氏が札幌市内で会見を開き「与野党の枠を超えた議論を、しっかり道議会の中で位置付けてゆく」と理念を語った。

 道議会の「第三極」立ち上げ会見に、道庁内の会見スペースは報道陣であふれた。「(新会派設立について)励ましの意見がある一方、びっくりしたとの声もあった。総じて期待されていると思っている」。滝口氏は、中間会派フロンティアの金岩武吉氏、新党大地系の北海道・大地の山崎泉氏と並び、冷静な口調で記者の問いかけに応じた。

 新会派の主要政策については協議中として「地方分権や道州制など、地方議会のあり方を考えたい」(金岩氏)「北海道のために何が良いかが大事」(山崎氏)とのスタンス。他会派の議案に対しては「真摯(しんし)に議論し、賛否を明らかにしたい」(滝口氏)と述べた。

 自民党会派、民主党会派に次ぐ所属議員12人の第3勢力で、その4分の1を民主系の西胆振選出議員が占めることになる。滝口氏は「民主党は離党しない。これまで以上に党の活動を強めるのが基本だ」と強調した。

 質問が集中したのは滝口氏と、同じく民主党会派から合流した中山智康氏(伊達市)、赤根広介氏(登別市)らの党籍の扱い。滝口氏は「地方議会では、党籍を持ちながら別な(複数の)会派があるというのは、特異な例でない」と説明した。

 鳩山由紀夫元首相を生み「民主党発祥の地」とも言われる西胆振。党とともに強固な地盤を支えた労働界・連合胆振との関係については「私どもは連合の推薦を受けた議員。労働運動に取り組むことに、今後も変わりない」と明言した。

 道結志会として国政選挙や首長選に臨む姿勢は「所属議員がそれぞれの意思に基づいて行う。会派としては関わらない」と語った。(石川泰士)

973チバQ:2015/05/06(水) 00:06:47
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0129078-s.html
道議会自民、10年ぶり単独過半数 船橋氏が会派入り
04/30 16:00

 道議会会派の自民党・道民会議は30日、今回の道議選に無所属で立候補して初当選した船橋賢二氏(北見市)の会派入りを認めることを決めた。同日午後の自民党道連役員会や会派役員会で報告される。これにより、自民党会派に所属する議員は51人となり、定数101の単独過半数に達することになる。

 自民党会派の単独過半数確保は2005年以来、10年ぶり。

974チバQ:2015/05/10(日) 20:49:28
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0132072.html
道議会の会派離脱5氏、除籍と離党勧告 民主党北海道が方針
05/10 07:00、05/10 12:47 更新

 民主党北海道は9日の常任幹事会で、離党届を提出しないまま道議会自民党会派入りした長尾信秀氏(北斗市)を除籍(除名)処分とした。また党籍を持ちながら道議会会派の民主党・道民連合を離脱し、新会派「北海道結志(ゆうし)会」に参加した滝口信喜氏(室蘭市)、池本柳次氏(十勝管内)、中山智康氏(伊達市)、赤根広介氏(登別市)の4人を離党勧告処分とする方針を決めた。11日の倫理委員会を経て、次回の常任幹事会で正式決定する。

 同党の処分は重い順に除籍、離党勧告、党員資格停止の3種類。離党勧告に応じなければ、除籍される。

975チバQ:2015/05/10(日) 20:51:01
>無所属で当選した長尾信秀氏(北斗市)が自民党会派入りの意向
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/2015local/1-0123059.html
道議会、自民会派が過半数も視野に 無所属の動向を注視
04/14 07:00、04/14 07:55 更新

 12日投開票された道議選で自民党が単独過半数に迫る勝利を収め、道議会は与党主導の議会運営が一層強まりそうだ。定数101(過半数51)のうち自民党は会派の議席数を改選前の45から49議席とし、会派入りの意向を示している無所属1人を含めると50議席となる。同じ与党会派の公明党8議席と合わせて58議席と過半数を維持。民主党会派は改選前36議席から同党系の無所属5人を含めても計29議席に減る一方、共産党は議席が1から4に躍進と、野党の勢力図も変化した。

 自民党は今回の道議選で単独過半数という目標には届かなかったものの、無所属で当選した長尾信秀氏(北斗市)が自民党会派入りの意向を固めていることから、50議席を確保する見通し。さらに単独過半数を視野に、今回当選した保守系の無所属議員の動向も注視していく考えだ。

 与党による過半数を確保し、さらに自民党単独の過半数となれば、同党主導の議会運営がより強まるとみられる。北海道電力泊原発(後志管内泊村)の再稼働問題など、重要案件について与党ペースで議論が進む可能性がある。

976チバQ:2015/05/10(日) 20:52:12
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/mitounoyonnkime/
未踏の4期目 高橋道政の行方

<上>批判意識、「挑戦」前面に
04/14


当選確実となり、笑顔で支持者に頭を下げる高橋はるみ氏(右)。左は自民党道連統一地方選対策本部の伊達忠一本部長=12日夜、札幌市中央区の選挙事務所
 13日未明、道政史上初の4選を果たした高橋はるみ知事(61)は、人もまばらになった札幌市中央区の選挙事務所で自民党道連統一地方選対策本部の伊達忠一本部長、吉川貴盛本部長代行ら道連幹部と笑顔で向き合っていた。知事は「先生方の選挙はどうなっています」と自民党道議の当落を気にかける余裕を見せた。新人でフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)との一騎打ちを制し、場は和やかな空気に包まれた。

 だが、選挙戦では「北海道の経済はこの12年間、疲弊、停滞を続けている」などと、多選問題を含め現職批判を全面的に展開した佐藤氏が、高橋氏の対抗馬としては過去最高の114万票を獲得。高橋氏の得票数は149万票と、前回より35万票減らした。一定の批判票の存在を意識せざるを得ない結果に、高橋氏は13日朝、「相手候補の批判のポイントを精査して、これからの道政運営に反映させなければならない」と謙虚な姿勢を見せた。

 知事が出馬表明する1カ月前の昨年11月26日、自民党道連の柿木克弘幹事長は札幌市内のレストランで道幹部を交え、高橋氏と4選出馬問題を協議した。柿木氏はその席で道連内の高橋道政検証で厳しい意見もあったことを伝えた上で、《1》国への提案力《2》地域重視の視点に立った大胆な発想の転換《3》政策と予算の集中《4》果敢で行動的なリーダーシップ―などと高橋氏の政治姿勢に注文を付け、最後にこう加えた。「人気があるとか、選挙に強いからではなく、気持ちよく道民に説明できる形の中で正式に支援表明したい」

 ともすれば「無難で失点のないことが最大の強み」などと言われる高橋道政への批判を意識した発言だったことは間違いない。

 「身内」からのこのような声を意識したのか、高橋氏は選挙戦で「新しい発想で、大胆に挑戦する」ことを強調。道産食品輸出額1千億円などの数値目標を公約に掲げたほか、選挙戦終盤の街頭演説や12日の北海道新聞のインタビューでは、2030年度末に決まった北海道新幹線の札幌延伸時期について、さらなる前倒しを模索するとの発言も出た。

 今回の選挙結果を受けて自民党や道幹部の間では「高橋氏の5選出馬はないだろう」との見方が少なくない。懸念されるのは求心力が徐々に衰えてゆくレームダック(死に体)化だ。ある道幹部は「これからは、任期最後まで求心力を維持することが知事の大きな課題になる。そのために、新幹線の延伸前倒しなど踏み込んだ発言も出たのだろう」と推測する。

 高橋氏は12日のテレビインタビューで「大胆に挑戦する」ことの具体例として、公約に掲げた18年の「北海道150年事業」を挙げた。1869年(明治2年)に蝦夷地(えぞち)から北海道に名称が変わって150年目の年に、北海道の歴史や文化遺産を内外に発信するとの内容で、「道民的な運動をぜひ展開していきたい」と意気込んだ。18年度は4期目の最後の年度にも当たる。果たして、それが花道を飾るイベントにもなるのか―。高橋氏は15日に道庁に登庁し、4期目の実質的なスタートを切る。(報道センター 青山修二)


 40年ぶりの一騎打ちとなった道知事選は、高橋はるみ氏が勝利し、道政史上初の4選を果たした。道政の安定的な継続を望んだ民意が表れた一方、敗れた佐藤のりゆき氏も114万票を獲得し、高橋道政への不満が表面化した形だ。今後4年間の道政を展望する。

977チバQ:2015/05/10(日) 20:52:38
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/mitounoyonnkime/2-0025549.html
未踏の4期目 高橋道政の行方

<下>細る民主、泊問題に照準
04/15


知事選敗北など厳しい選挙結果が伝えられ、険しい表情を浮かべる民主党北海道の佐々木隆博代表(中央)=12日午後9時、札幌市中央区の合同選対本部
 「頭が真っ白になって、言葉が見つからない」

 13日未明、札幌市中央区にある民主党北海道などの統一地方選合同選対本部。党北海道の佐々木隆博代表はあいさつの途中、動揺を隠しきれずに言った。道6区(上川管内)選出の衆院議員として足元の大事な選挙でもある道議選旭川市(定数6)で、道議会副議長を務める民主党の木村峰行氏が落選したとの情報に衝撃を受けたのだ。

 道議選はほかにも会派会長、会派幹事長、党北海道選対委員長と要職を務める現職候補が軒並み落選。改選前は民主党会派に所属し、離党して無所属で出馬した長尾信秀氏(北斗市)は当選後、自民党会派入りを明言した。現時点で民主党会派の勢力は改選前議席の36から、同党系の無所属と合わせても29に減少。政権交代に向け上り調子にあった2007年の選挙で獲得した民主系の42議席と比べると勢力は3割も細った。

 迷走の末に独自候補の擁立を断念し、共産党や新党大地などとの事実上の野党共闘でフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)を支持した知事選も、114万票を得て善戦したものの敗北。民主党側から見れば、高橋はるみ知事(61)に道政史上初の4選を許した大きな要因は党の力量不足にほかならない。昨年の衆院選では道内3小選挙区で議席を獲得し、足がかりをつかんだかに見えた党再建への道のりは、なお険しいことを浮き彫りにした。

 今後、自民、公明両党で過半数を占める道議会で、民主党は高橋道政とどう向き合うのか。党北海道幹部は「高橋道政の追及に力を入れる。相当強烈にやらなければならない」と危機感を強める。念頭に置くのは、高橋道政4期目の最重要課題となる北海道電力泊原発(後志管内泊村)の再稼働問題だ。

 知事は再稼働について「道議会の意見を聞いた上で判断する」などとするだけで、態度はあいまいにしている。原子力規制委員会の審査が進んでいけば、自民党側から知事に対して早期に再稼働を認めるよう働きかけが強まることも予想される。だが、選挙公約に「将来、原発に依存しない北海道を目指す」と明記した知事に対しては、再生可能エネルギーの導入目標など脱原発への道筋をどう具体化するのかなど、判断の前に議論を尽くすべき点は少なくない。それを道民の前に示すのは、野党第1党の役割だ。

 民主党の低迷の一方で、1議席から会派の代表質問ができる4議席に躍進した共産党の動向は、改選後の道議会の大きな注目点となる。同党はこれまでも、道職員の天下り問題などの追及で一定の存在感を発揮してきた。党道委員会の青山慶二委員長は「道民の要求を実現するための大きな力を得ることができた」と攻勢をかける構えだ。道幹部は「共産党は力を抜かずガンガンやってくるだろう。しんどくなる」と警戒感を強めるが、その言葉は民主党の存在感の薄さの裏返しのようにも受け取れる。(報道センター 西依一憲)

978チバQ:2015/05/10(日) 20:53:09
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/s_mayor_akimotoshiseinoshinro/
秋元市政の針路 12年ぶり新市長

<上>保守分裂 「オール与党化」兆しも
04/15、04/15 更新


札幌市長選で初当選が確実になり、橋本聖子氏からの電話を笑顔で受ける秋元克広氏=12日午後8時30分ごろ、中央区の選挙事務所
 札幌市長選で、元副市長の秋元克広氏(59)の初当選が確実になった12日午後8時30分ごろ。秋元氏は喜びに沸く中央区の選挙事務所で、意外な人物から祝福の電話を受けた。

■橋本氏から祝福

 相手は自民党の橋本聖子参院議員。「どうもありがとうございました」。わずかな時間だったが、秋元氏は満面の笑みでお礼の言葉を述べた。

 今回の統一地方選で、政令指定都市では唯一、自民・民主対決型となった札幌市長選。民主党、維新の党推薦の秋元氏と、自民党推薦の本間奈々氏(45)との戦いに注目が集まったが、内実は自民党の分裂選挙の色合いも濃かった。

 昨年1月の同党札幌市支部連合会(札連)の推薦候補選考で、経済界有志が秋元氏の推薦を要請。札連内にも同調する動きがあり、本間氏支持派との溝が深まった。結局、町村信孝氏(現衆院議長)らが推す本間氏の推薦が決まったが、札連会長だった橋本氏は責任を取る形で辞任。今年2月には橋本氏と森喜朗元首相らが秋元氏に激励の張り紙「為(ため)書き」を送るなど、対立は最後まで尾を引いた。

 接戦が伝えられた市長選だったが、結果は秋元氏が45万3493票を獲得し、本間氏に13万6664票差をつけた。上田文雄市長と本間氏の一騎打ちだった前回2011年の16万3864票差に比べると縮まったものの、秋元氏にとっても「想定外の圧勝」(選対幹部)だった。

 北海道新聞社の出口調査では、自民支持層の約3割が秋元氏に投票した。自民党市議の1人は「心は秋元氏支持という議員もいた」と明かす。

■「現市長と違う」

 自民支持層が多い経済界も割れた。札幌商工会議所(札商)の政治団体「札幌商工連盟」は本間氏を推薦したが、昨年9月には札商に所属する経済人ら有志が秋元氏に出馬を要請。秋元氏の選挙対策本部長は、その1人である加藤欽也昭和交通社長が務めた。

 秋元氏も経済・雇用対策を最重要政策に掲げ、公約に「地元企業への優先発注」「(高速道と市中心部を結ぶ)アクセス道路の早期実現」などを並べ、経済界の協力取り付けへ布石を打っている。札商幹部も「選挙が終わればノーサイドだ。課題を出し合って連携できるような関係をつくりたい」と話す。

 市議選(定数68)では、自民党系会派が25議席を獲得して最大会派を維持した。これに対し、市長選で秋元氏を推薦、支持した会派は、民主党系(21議席)など計23議席にとどまる。表面上は上田市長と同じ「少数与党」での船出となる。

 ただ、自民党ベテラン市議は言う。「秋元氏は、すぐに市長室から国旗を撤去した上田市長とは違う」。選挙戦から浮かび上がったのは、保守層からも一定の支持を集める秋元氏の姿だ。そこには、共産党を除いた「オール与党化」の兆しものぞく。


 12日投開票された札幌市長選は、元副市長の秋元克広氏が初当選し、12年ぶりの新市長が誕生する。秋元市政の行方を展望する。(水野富仁、片山由紀、小倉敦が担当します)

979チバQ:2015/05/10(日) 20:53:31
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/s_mayor_akimotoshiseinoshinro/2-0025563.html
秋元市政の針路 12年ぶり新市長
<中>継承どこまで 経済界や道と協調狙う
04/16


札幌市長選で当選が確実になり、上田文雄市長(右)から祝福を受ける秋元克広氏
 「市民とともにまちづくりをしていくことと、人を大事にする市政はしっかり引き継ぎたい」。15日、札幌市役所で市長選の当選証書を受け取った秋元克広氏(59)は、記者団に上田文雄市政から継承する点を問われ、こう答えた。

■上田氏に「感謝」

 秋元氏は12日夜、当選が確実になった後、選挙事務所で「上田市長にあらためて感謝を申し上げ、しっかり次につないでいきます」と述べ、駆け付けた上田氏に頭を下げた。あいさつで名前を挙げて謝意を示したのは、上田氏だけだった。

 秋元氏は1月、上田氏から事実上の後継指名を受けた。陣営の経済人にはリベラル色が強い上田氏が前面に出ることに慎重な意見もあったが、無党派層の取り込みが課題に浮上すると、上田氏は連日、秋元氏の遊説に同行。陣営内で「どっちの選挙か分からない」とささやかれるほどの熱の入れようだった。

 秋元氏は2003年、初当選した上田氏の初登庁を秘書課長として出迎えた。44年ぶりの民間出身市長として「市役所改革」を掲げた上田氏は、市職員とたびたび対立。秋元氏は両者の間に入って、調整役を務めた。

 上田氏は09年に市長政策室を新設した際、1年前に南区長に送り出した秋元氏を呼び戻し、室長に任命。12年には副市長に指名し、秋元氏は上田市政を中枢で支えてきた。

 秋元氏は財政規律の重視や、市民が市政に参加する「市民自治」の推進など、上田市政の基本政策の多くを踏襲する姿勢を見せている。一方で、理念型と評される上田氏と、調整型とされる秋元氏の政治姿勢には、違いもにじむ。

 上田氏が反対の立場を明確にしてきた北海道電力泊原発(後志管内泊村)の再稼働では、秋元氏は「安全性が確保されるまではすべきではない」と微妙な言い回しにとどめている。

 さらに秋元氏は、経済界や道との関係改善を狙う。

 上田氏は、市発注事業の受注業者で働く労働者の賃金下限額を定める公契約条例の制定を目指したが、経済界の反発を受け、市議会で否決された。4選を決めた高橋はるみ知事とも、震災被災地のがれき受け入れや、北海道エアシステム(HAC)への共同出資問題でたびたび対立した。

 これに対し、秋元氏は公契約条例制定にこだわらない姿勢を見せており、17日には市長選で本間奈々氏(45)の支援に回った札幌商工会議所の高向巌会頭にあいさつに出向く。高橋知事にも「いつでも連絡が取り合える関係を築きたい」と呼びかけている。

■市職員は「歓迎」

 上田氏が就任するまで44年間、市職員OBが務めてきた札幌市長の座。12年ぶりの市職員出身市長の「復活」に、市幹部は「上田市長は役所の論理を理解してもらうのが大変だったが、秋元氏なら安心感がある」。

 豊富な行政経験が役所の論理の横行や、なれ合いにつながらないか。秋元氏が強調する「市民の目線」が問われることになる。

980チバQ:2015/05/10(日) 20:53:51
http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/2015local/rensai/s_mayor_akimotoshiseinoshinro/2-0025583.html
秋元市政の針路 12年ぶり新市長
<下>道都の転換期 人口減目前、どう対応
04/17


北海道薬剤師会の東洋彰宏会長(右)と握手して感謝の言葉を述べる秋元克広氏=16日
 札幌市長選で初当選した秋元克広氏(59)は16日、支援を受けた企業・団体をあいさつして回った。「お世話になりました」。北海道薬事会館(豊平区)では、北海道薬剤師会の東洋彰宏会長らに穏やかな表情で感謝を伝えた。

 一方で秋元氏の視線はすでに、市長として公約を具体化する2015年度補正予算案や、幹部人事に向いている。政策面で最大の課題となるのが、人口減少と超高齢化への対応だ。

■子育て支援強調

 人口194万人にまで成長した札幌も間もなく、戦後初めて人口が減り始める。国立社会保障・人口問題研究所(東京)は、40年の札幌市の人口を15年比11・5%減の171万1636人と予測。65歳以上の高齢者が占める割合も、15年の約26%から40年には約40%にまで高まる見通しだ。

 背景には、女性1人が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率が政令指定都市最低の1・14(13年)にとどまり、産業基盤の弱さから若者の道外流出にも歯止めがかかっていないことがある。

 秋元氏は選挙戦で「保育所の待機児童ゼロを実現し、子育てしやすいまち日本一を目指す」「若者が札幌で働き、子どもを産み、育てられる環境をつくる」と繰り返し強調。公約には、保育所や放課後児童クラブの定員増などの子育て支援、地元企業の振興や企業誘致による若者の雇用促進などを並べた。

 当選を確実にした後の北海道新聞のインタビューでは、観光客など交流人口を増やすため、補正予算案では観光関連予算を15年度当初予算と合わせ、14年度の8億8千万円から倍増する考えを明らかにした。

 高齢化対策では、特別養護老人ホームの大幅な定員増、心身ともに自立して暮らせる「健康寿命」を延ばすことなどに力を入れる。地下鉄の駅近くなどに施設を集約し、「誰もが歩いて暮らせるまちづくり」も進めるとしている。

■「カラー」出せるか

 秋元氏は近く、それぞれの公約について、任期の4年間でいつ、どのような財源で実行するかを示す行程表をまとめる方針。「財政規律とのバランス」を図りつつ、どのように「秋元カラー」を打ち出せるかが早速問われることになる。公約に掲げた、市営地下鉄東豊線福住駅(豊平区)から清田方面への延伸検討の扱いなども焦点となる。

 また、市の中長期ビジョンを描く上で柱の一つとなる26年冬季五輪・パラリンピック招致は、市役所内部で正式立候補に向けた開催計画作りが始まっている。秋元氏は、道内自治体だけでなく、長野県との広域開催を検討する方針だ。

 転換期の中で、有権者との約束を着実に実行することに加え、時代の変化に即応した「札幌像」をどう描き、内外に発信していくのか。その重責を担う秋元氏は5月2日に市長に就任し、大型連休明けの同7日、市役所に初登庁する。

981チバQ:2015/05/13(水) 22:00:00
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0132626.html
民主、西胆振の3道議に離党勧告答申 地元「納得いかぬ」
05/12 07:30、05/12 08:48 更新

 道議会会派の民主党・道民連合を離脱、新会派「北海道結志(ゆうし)会」を結成した滝口信喜氏(室蘭市)ら西胆振の3道議について、党北海道の倫理委員会が11日、離党勧告処分を答申したことで、地元党員や支持者から「納得いかない」と異論が噴出した。党道9区総支部(胆振、日高管内)は23日の常任幹事会で対応を協議する。 

 新党大地系の北海道・大地、中間会派フロンティアと合流し、新会派を設立した滝口氏と中山智康氏(伊達市)、赤根広介氏(登別市)に対し、倫理委は離党勧告処分を答申。党北海道が週内にも正式決定する。滝口氏は「党から具体的な連絡がなくコメントできない」、中山、赤根両氏は「無所属で当選し、会派入りは約束していない。処分は承服しかねる」と主張した。中山氏は、党北海道への異議申し立ても検討するという。

 元首相の鳩山由紀夫氏が長く議席を保った「民主党発祥の地」西胆振では、鳩山氏引退後も、滝口氏を中核に3氏が党を支える。昨年12月の衆院選では9区のうち室蘭、伊達両市でだけ、民主党候補が得票数で自民党候補を上回った。三氏の地盤が強いだけに、処分方針への容認論は少ない。

 党室蘭支部の児玉智明代表は「(2会派との連携で)党の裾野を広げようとする3氏に、なぜ厳しい処分なのか」と処分方針を非難した。登別市の党関係者も「民主党離れが進み、西胆振の地盤が弱体化する」と危惧(きぐ)。党北海道への反発から、一部党員からは地元支部の解散論も聞かれる。

 党道9区総支部の山岡達丸代表は7日、離党勧告などの厳しい処分をしないよう党北海道に申し入れ。来年夏の参院選や次期衆院選への自身の出馬に3氏の協力が欠かせないためで、「3氏は西胆振の党勢拡大に必要な政治家だ」と語る。(小沢弘和、石川泰士)

982チバQ:2015/05/15(金) 07:30:03
町村の立場がないな・・・
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0133988.html
「本来は秋元氏が自民党の候補になるはずだった」 札幌市長と初会談で首相
05/15 07:00


秋元克広札幌市長
 安倍晋三首相は14日、4月の札幌市長選で自民党推薦候補を破って初当選した秋元克広市長と首相官邸で初めて会談し、「経済界はほとんど秋元氏(支援)だった。本来は秋元氏が(自民党の)候補になるはずだった」と述べ、今後連携していくことを確認した。

 会談は自民党道連選対本部長を務める伊達忠一参院幹事長の仲介で実現。首相は「選挙の結果は結果として、地元の国会議員と一緒に頑張ってほしい」とも述べた。選挙で民主党、維新の党の推薦を受けた秋元氏は「政党、選挙は関係なく進めたい。政権与党の力を貸してほしい」と市政運営への協力を求めた。

 札幌市長選をめぐっては昨年1月の自民党札幌市支部連合会(札連)の推薦候補選考で、経済界有志が秋元氏推薦を要請。札連内にも同調の動きがあったが、別の候補への推薦が決まり、当時札連会長だった橋本聖子参院議員が辞任するなど混乱が続いた。(東京報道 村田亮)

983チバQ:2015/05/20(水) 01:18:19
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20150519-OYTNT50004.html
道議会、遠藤議長を選出
2015年05月19日
記者会見で、議会の活性化策などについて語る遠藤氏(左)と三井氏(18日、道議会で)
記者会見で、議会の活性化策などについて語る遠藤氏(左)と三井氏(18日、道議会で)

 道議会は18日の臨時会本会議で、正副議長選挙を行い、議長に自民党・道民会議の遠藤連氏(61)(苫小牧市、当選5回)、副議長に民主党・道民連合の三井あき子氏(53)(旭川市、同5回)をそれぞれ選出した。遠藤、三井両氏は就任後、記者会見し、「公正かつ円滑な議会運営に努める」と抱負を述べた。

 遠藤氏は会見で、道議選の投票率低下などについて、「政治参加の意識を醸成するための教育分野での取り組みなどが求められており、議会の中で議論していく必要がある」と語った。

 さらに遠藤氏は、地方議員の身分保障の必要性に言及し、「議員年金もない、退職金もないという現状では、政治の世界に簡単に入ってこられない。政治に対する関心を高めるためには、総合的かつ抜本的な対策をしなければならない」と強調した。

 三井氏も「若者がどうしたら議員になってくれるかなど、ほかの議員と考えていきたい」と述べた。

2015年05月19日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

984チバQ:2015/05/25(月) 21:43:54
http://www.sankei.com/politics/news/150523/plt1505230001-n1.html
2015.5.23 14:00
【北海道検索中】
「笑顔の町づくり」が叶わなかった三遊亭洋楽さん 北斗市議選で最下位落選の弁を語る





(1/2ページ)

北斗市議選で最下位落選した三遊亭洋楽さん
 「直前になって出ようと思ったんです」。先月の統一地方選で北斗市議選に出馬し、468票と最下位で落選した落語家の三遊亭洋楽さん(56)が話し始めた。これまで選挙については取材を一切断ってきた洋楽さん。出馬は「地元を良くするためだった」と振り返った。

 地元の新聞社の取材には告示日に、写真撮影だけを行った。それ以外の取材は断ったという。断ってきた理由についても「話したくない」と明らかにはしていない。

 これまで函館市議選(当選)、北海道議選(落選)と2回の選挙を経験し、今回が3回目だった。今回は実家のある北斗市の市議選に出馬した。

 9年前に東京から戻り、最初の函館市議選に出たときは、まだ元気だった、先代の三遊亭円楽師匠に「いいところを見せようと」頑張ったのだという。だから選挙にも自信があった。落ちてもネタになるからと気楽だったのも、勝因だという。

 そもそも洋楽さんが北海道に戻ってきたのは、祖母、両親の3人の介護をするためだった。当初は、函館市に住んで、実家に通いながら介護をしていたが、今は隣接する北斗市の実家に戻った。

 「今は祖母もお袋も亡くなって、父と二人暮らし」で、父親の介護を行っている。

 「選挙の道具もあるし。だれよりも自分は役に立つ」というので、今回の出馬に踏み切ったという。 「しがらみがないので、自分のようなもののほうが活動できる。それは函館市議をやっているときに分かった」

 今回、選挙事務所も作らなかった。選挙運動は、選挙カーでの活動だけだった。しかも、ライバル候補に出合うと、相手の邪魔にならないようにと、音量を下げて配慮した。

 「それでも(候補者のなかで)一番、車を走らせていないかも」という。「だいたい、歩いている人もいない」とこぼす。自然豊かな土地での選挙だから仕方がない。

 500票ほどだろうと予想したが、実際には468票だった。

 法定得票数を上回って供託金も戻ってくるので、今回の選挙で使ったのは「ポスターを貼ってもらったアルバイトの代金」の5万円ほどだという。

 開票日は午後10時に寝た洋楽さん。自分が最下位で落選したのは、翌日の新聞で知った。

 「予想通り最下位だった。悔しさとかはない。何もしないよりは、やった方がいい」と、どこかさばさばした表情だ。

 「笑顔の町づくり」を目指すという公約の書かれた選挙公報が配られたときには、一番反応があり、「手を振る人が増えた」という。その選挙公報では、「新幹線開業の新しい時代に、私なら『乗り遅れ』ません」と落語家らしく笑いも取った。

 「選挙カーの看板を作っていたときの工作が一番楽しかったかな」。しみじみと今回の北斗市議選を振り返った。(松垣透)

985チバQ:2015/05/27(水) 22:01:48
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0138195.html
札幌市議の選対2人、書類送検 未成年に運動させた疑い
05/27 07:00、05/27 10:09 更新

 4月12日投開票の札幌市議選で、未成年の運動員に選挙運動をさせたとして、札幌手稲署と道警捜査2課が、公選法違反(未成年者による選挙運動の禁止)の疑いで、同市手稲区で当選した武市憲一市議(68)=自民=陣営の選対関係者2人を書類送検していたことが26日、関係者への取材で分かった。

 送検容疑は札幌市議選の選挙期間中、未成年と知りながら、19歳の少女2人にウグイス嬢として選挙運動をさせた疑い。少女2人も26日までに、同法違反で書類送検された。武市市議は元札幌市議会議長で、当選9回目。

986チバQ:2015/06/01(月) 22:52:48
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0139946.html
民主道9区総支部、離党勧告撤回へ意見書 3道議の処遇見通せず
06/01 07:00、06/01 11:50 更新


満場一致の拍手で、離党勧告処分の撤回を求める意見書を承認した民主党道9区総支部の定期大会
 【苫小牧】胆振管内3道議が、道議会の民主党・道民連合を離脱し新会派を結成、党北海道から離党勧告処分を受けたことをめぐり、党道9区総支部(胆振、日高管内)は31日、苫小牧市内での定期大会で処分撤回を求める意見書を党北海道に提出することを決め、9区の体制維持を目指すことを確認した。ただ、新会派結成や処分への受け止めは、党北海道と地元の間で開きがあり、意見がくまれるかは見通せない。

 大会には日胆の民主党の地方議員ら55人が出席。道議会民主党を離れて「北海道結志(ゆうし)会」を結成、処分を受けた滝口信喜(室蘭市)、中山智康(伊達市)、赤根広介(登別市)の3道議も幹部席に並んだ。一方で処分を出した党北海道からの来賓出席者は無し。処分をめぐる説明はなく、佐々木隆博代表の「オール民主党で党再生を進める重要な1年だ」とのメッセージが代読されるにとどまった。

 処分撤回の意見書をめぐっては「党北海道と9区総支部は、この事態に至るまでに十分に議論したのか」との不満も出たが、最終的には拍手で承認。山岡達丸総支部代表は、1年後の参院選や自身が出馬予定の次期衆院選に向け「9区の誰1人欠けることなく、次の国政選挙を乗り切りたい」と結束を呼び掛けた。

 9区総支部は、6月初旬にも党北海道に意見書を出す。党北海道は3氏から異議申し立てがあれば、倫理委で再び協議することとしている。処分が妥当との結論ならあらためて3氏に通知。従わないと除籍になるという。「党北海道と9区の受け止めは大きく開いている。離党勧告は温情処分。動かない」と見る党北海道幹部もいる。除籍に至れば、今後の国政選挙で、日胆の組織の機能が劇的に低下することは不可避だ。

 9区総支部の最大支持母体である連合胆振地域協議会の井野斎会長は、定期大会の席上、「政党の理論に労組が口を挟むべきでない」と前置きした上で、「判断の誤りは、党道9区存亡に関わる問題につながりかねない。危惧を抱きつつ見守っている」と注文した。(石川泰士、田鍋里奈)

987チバQ:2015/06/03(水) 22:14:34
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0141069.html
秋元・札幌市政1カ月、手堅い人事で無難な船出
06/03 07:30、06/03 10:31 更新


補正予算案の査定で「課題を解決しながら、市民が安心して暮らしていけるまちづくりを目指していきたい」と語る札幌市の秋元克広市長(左)
 札幌市の秋元克広市長は2日、就任から1カ月を迎えた。副市長にベテランを据えるなどして無難な船出を見せており、2日には市長選の公約を踏まえ、初めて編成する2015年度補正予算案の査定に着手。すでに表明している観光関連予算の倍増や待機児童対策に加え、選挙戦で訴えた「徹底した地域主義」などの公約の具体像をどう示していくのかが注目される。 

 「選挙期間中に市民に約束した事柄をしっかり実現し、誰もが安心して生涯現役で輝き続けるまち、そして世界都市としての魅力を発信していくまちづくりの第一歩とする」。秋元市長は2日、補正予算案の査定で幹部に対し、「秋元カラー」を打ち出す意気込みを語った。

 秋元市長は、観光振興を経済・雇用対策の柱の一つに位置付けており、補正予算案では関連予算を15年度当初予算と合わせ、14年度から倍増となる15〜16億円に積み増す方針。急増する外国人旅行客に対応するため、スマートフォンなど向けに多言語で観光情報提供できる環境整備などを進める。保育所の待機児童対策では、約400人分の定員増を盛り込む方針だ。

 公約には経済界からの要望が強い高速道路と中心部を結ぶアクセス道路の早期実現や、町内会加入率の下落に歯止めをかける条例制定などを盛り込んだ。補正予算案では、こうした施策や、市が立候補を表明している26年冬季五輪・パラリンピック招致関連の事業などを検討する見通しだ。

 秋元市長は市長選で、上田文雄市政の継承を掲げ、民主党、維新の党の推薦を受けた。市議会では「手堅い船出を見せている」(民主党・市民連合幹部)と評される一方、就任早々に安倍晋三首相や高橋はるみ知事と会談するなど、「敵をつくらない」と自認する政治姿勢を見せ、上田前市長とは異なる独自色も打ち出しつつある。

 まもなく人口減少、超高齢化という大きな転換点を迎える札幌。24日開会の定例市議会に提出する補正予算案は、秋元市長が目指す道都の姿を占う試金石となる。(水野富仁)

988チバQ:2015/06/06(土) 09:59:19

http://mainichi.jp/select/news/20150606k0000m040161000c.html
北海道・浜中町:役場移転で大揺れ…34.6m津波の恐れ
毎日新聞 2015年06月06日 08時30分
 太平洋沖で巨大地震が起きた場合、国内最大級の津波が押し寄せると懸念されている北海道浜中町で、被害が予測されている沿岸部にある町役場の移転先を決められずにいる。町は昨年、役場の裏にある湯沸(とうふつ)山(標高約40メートル)への移転を提案したが、内陸部への移転を主張する町議の一部が反発。移転条例案は議会で否決され、町を二分した綱引きが続く。【近藤卓資】

 ◇高さ40m現庁舎の裏山vs内陸部

 役場庁舎は築48年と老朽化も著しいため、町は昨年4月、新庁舎建設検討会議を発足。5カ月後には湯沸山へ移転する案をまとめた。提案を急いだ背景には建設費の7割を国が負担する緊急防災・減災事業債を活用したいとの思惑があった。申請期限は2016年度末で早期に案を固める必要があった。湯沸山を選んだ理由について検討会議は、沿岸部を見渡せる位置にあり災害対策面で優位▽町の中心である霧多布地区の利便性が維持される−−などを挙げた。

 これに対し、内陸部を地盤とする町議らが反対した。津波で霧多布大橋が流された場合、役場が孤立する危険があると指摘。現庁舎から北へ十数キロ離れたJR浜中駅周辺に移すよう主張した。町職員だけで検討したことも疑問視し、反対派の中心の鈴木誠町議は「有利な起債に飛びつくのではなく、外部有識者も交えて時間をかけて議論すべきだ」と町の姿勢を批判する。

 ◇3分の2満たず

 3月議会の採決(定数12)では賛成7、反対5で賛成が上回ったが、庁舎移転を含む重要案件の場合は3分の2以上(8人)の賛成が必要で1票足りず否決された。

 4月の町議選は12年ぶりの選挙戦となり人口約6200人の町を二分。反対票を投じた沿岸部選出の町議が地元から反発を受けて出馬を断念するなど荒れた。最終的に賛成派8人、反対派5人が立候補したが、賛成派の現職1人が落選し選挙前と同じ7対5の構図となった。

 ◇解決策見えず

 選挙後、全員協議会が開かれたが議論は平行線で、6月議会での条例案の再提出も不透明だ。波岡玄智(げんち)議長は「協議を進めているが、簡単ではない」と厳しい表情をみせる。

 町は1960年のチリ地震で津波被害を受け11人が死亡、霧多布大橋が流された。道が12年に公表した津波浸水予測図では、町の琵琶瀬地区に最大で34.6メートルの津波が押し寄せ、役場のある霧多布地区は15.8メートルの浸水が想定されている。松本博町長は「この機会を逃したら新庁舎建設は難しくなる」と頭を抱える。

989チバQ:2015/06/12(金) 00:09:10
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0144085.html
池島・岩見沢市議の酒気帯び摘発、議会が事実確認へ
06/11 07:30

 【岩見沢】池島和行市議(45)が酒気帯び運転で摘発された問題で市議会は10日、各派代表者会議を開き、一部議員から事実確認を求める意見が出された。これを受け、笹島清一議長は池島氏が所属する政和会に調査を要請する方針を固めた。

 各派代表者会議は市民クラブ、政和会、公明、共産の4会派の会長と団長、正副議長の計6人が出席。共産党の上田久司団長が「市議会として本人から事情を聴き、事実を確認するべきだ」との意見を出した。

 会議終了後、笹島議長は「調査を政和会に要請する方向で考えたい」とし、市議会として事実確認を行う方針を決めた。

 政和会の谷口洋一会長は「慎重に事実確認を進めたい」としている。市民クラブの篠原藤雄会長は「まずは事実関係を確認した上で、ほかの議員と対応を協議したい」と述べた。公明、共産の両党も調査結果を踏まえ、今後の対応を決めるとしている。

 池島市議は北海道新聞の取材に対し、昨年11月に美唄市内で酒気帯びで道警に摘発されたと認めている。(猫島一人、鬼頭良幸)

990チバQ:2015/06/13(土) 09:33:21
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0143923.html
北海道・浜中町 役場の移転白紙、町長が議会で表明 反対派「津波で孤立」
06/10 17:00


 【浜中】釧路管内浜中町で津波浸水区域内にある役場庁舎を高台へ移転する条例案が3月の町議会で否決された問題で、松本博町長は10日午前の定例町議会で、高台移転を白紙に戻すことを表明した。町内では賛否が二分し、町は現在の議会情勢では移転に必要な3分の2の賛成を得ての可決は難しいと判断した。

 松本町長は冒頭の行政報告で「きょうまで定例会への提案を熟慮したが、残念ながら難しいと判断した」と述べた。町は今後、町議会の過半数の賛成で実現できる現在地での改築などを探るとみられるが、国が事業費の70%を実質的に負担する「緊急防災・減災事業債」の活用も、2016年度末の期限までに作業が間に合わないとして断念する。

991チバQ:2015/06/21(日) 20:52:07
>>989
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0147604.html
酒気帯び運転容疑で書類送検、池島市議に辞職勧告案 岩見沢市議会で提出へ
06/20 07:00、06/20 16:07 更新

 【岩見沢】昨年、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで道警に書類送検されていたことが明らかになった池島和行市議(45)に対し、市議会の市民クラブ(篠原藤雄会長)は19日、同市議が議員辞職しない場合、26日の定例市議会で議員辞職勧告決議案を提出する方針を固めた。公明、共産の両会派も賛同しており、可決される可能性が高い。

 同決議に法的拘束力はないが、可決されれば、1943年の市制施行以来初めて。

 19日の各派代表者会議で、池島氏が所属する政和会は同氏を厳重注意処分とすることを報告。同氏は「市議としての信頼を失墜させるような事を起こしてしまい深く反省しています」などと書いた謝罪文を議長に提出した。議員の職については「誠心誠意努める」として辞職しない意向を示している。政和会の谷口洋一会長は「会派として本人を教育する。生活態度を改めさせる」と述べた。

 これに対し、市民クラブ、共産、公明の3会派は池島氏や会派の対応を疑問視。同クラブの篠原会長は「議長や会派への報告が遅く、市民への説明もない」と同氏を批判した。同クラブは今後、決議案の共同提案者となるよう、公明と共産に働き掛ける。

 市議会各会派の所属議員数は政和会9人、市民クラブ9人、公明2人、共産2人。(猫島一人)

992チバQ:2015/06/24(水) 23:20:26
http://mainichi.jp/select/news/20150625k0000m040054000c.html
北海道・芦別市長:市議当選者に酒贈る
毎日新聞 2015年06月24日 19時55分

 北海道芦別市の今野宏(こんの・ひろむ)市長(67)が、初当選した4月26日投開票の市長選と同時に行われた市議選(定数12)の当選者に、祝いとして日本酒を贈っていたことが24日、分かった。

 同日、記者会見した今野市長によると、4月26日深夜から翌27日にかけて、後援会関係者とともに、市長の名前が入ったのし紙付きの酒を持って全当選者の事務所や自宅を訪問。9人が酒2本ずつを受け取り、1人は拒否、2人は不在で渡せなかった。その後、別の後援会関係者から、選挙区内での寄付行為を禁じた公選法違反の疑いがあるとの指摘を受け、同28日までにすべて回収したという。

 24日の市議会で、市議から公選法に抵触するのではないかと追及を受け、今野市長は「祝意を表したい気持ちが先行した。軽率だった」と陳謝した。

 今野市長は市職員出身で、選挙管理委員会事務局長や議会事務局長などを務めていた。開会中の市議会で、自らの減給処分を提案するという。【渡部宏人】

993名無しさん:2015/07/01(水) 17:13:03
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0151920.html
石狩市議が覚せい剤 自民道連青年局長、使用容疑で逮捕 両腕に注射痕

07/01 12:28、07/01 16:11 更新

【石狩】札幌中央署は1日までに、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、石狩市議会議員、葬儀会社社長大平修二容疑者(46)=同市花川南2の5=を緊急逮捕した。道警によると、道内で現職市議が同法違反容疑で逮捕されたのは初めて。同容疑者は2014年9月から自民党道連青年局長を務めていた。

 逮捕容疑は、6月中旬から30日にかけて覚せい剤を使用した疑い。大平容疑者は「間違いありません」と容疑を認め、両腕には複数の注射痕があったという。

 中央署などによると、大平容疑者が覚せい剤を所持しているとの情報が寄せられたため30日、任意で尿検査をしたところ覚せい剤の陽性反応が出た。家宅捜索で自宅の台所のごみ箱から、覚せい剤や注射器が入っていたとみられるビニール袋数点が見つかった。同署は入手経路などを調べている。

 大平容疑者は名寄市出身。石狩で葬儀会社を経営し、道商工会議所青年部連合会長、日本商工会議所青年部連合会副会長などを歴任。2007年に石狩市議に初当選し、15年5月の同市議選で3選を果たしたばかりだった。石狩市の定例市議会は6月10日に開会、同26日に閉会していた。

994チバQ:2015/07/01(水) 18:45:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150701-00000068-jij-soci
石狩市議を逮捕=覚せい剤使用疑い―北海道警
時事通信 7月1日(水)12時2分配信


 覚せい剤を使用したとして、北海道警札幌中央署は1日までに、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、石狩市議大平修二容疑者(46)=同市花川南二条=を逮捕した。容疑を認めているという。
 逮捕容疑は6月中〜下旬、北海道内で覚せい剤を使用した疑い。
 同署などによると、情報に基づき6月30日午後、大平容疑者の自宅を捜索。尿検査で陽性反応が出た。自宅のごみ箱から注射器が入っていたとみられるポリ袋が見つかったという。

995チバQ:2015/07/02(木) 20:27:23
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0152242.html
驚きと怒り、市民に衝撃 石狩市議が覚せい剤使用容疑 「議会の信用失われる」
07/02 09:30


記者会見で汗をぬぐい顔をしかめる伊藤一治市議会議長(右)=1日午後3時15分、石狩市役所(富田茂樹撮影)
 【石狩】覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、石狩市議会議員の大平修二容疑者(46)=同市花川南2の5=が逮捕されたことが分かった1日、市議会関係者や市民から「議会の中心的存在だったのに」「石狩の恥だ」などと驚きと怒りの声が上がった。

 「3期目の当選を果たしたばかりで、市議会でも指導的役割を担う立場だっただけに遺憾。市議会を代表して深くおわびする」

 同日午後、市役所で記者会見した伊藤一治議長は何度もハンカチで汗をぬぐいながら、陳謝した。大平容疑者の処分については「市の政治倫理条例に基づき判断される。厳粛に判断していきたい」と述べた。

 同席した田岡克介市長も、大平容疑者に対し「社会人として許し難い行為だ」と語気を強め、「二度と起きないよう議会と対応していきたい」と話した。

 突然の逮捕に、同僚議員や後援会関係者も驚きを隠さなかった。大平容疑者が所属する会派「自由民主クラブ」の高田静夫会長は「事実であれば大変なこと。市議の活動には熱心で、幼稚園の耐震化など子育て分野に力を入れていただけに信じられない」と話す。

 大平容疑者は名寄市出身。同市の知人らによると、名寄中を卒業後、同市内の企業に就職。その企業が石狩に進出したことに伴い、石狩で働き始めたという。

 1996年に石狩市内に葬儀会社を設立。自民党道連の青年局長や小学校のPTA会長なども務め、名刺の裏には過去の経歴や肩書がずらりと並ぶほどだった。

 今年5月の市議選で3選を果たし、後援会や支持者からは「中堅市議として実績を積んだ上で、将来は道議候補に」との声も上がっていた。後援会幹部の男性(53)は「まだ若く期待も大きかったのに。信用し投票してくれた市民のみなさんに本当に申し訳ない」と声を落とした。

996チバQ:2015/07/03(金) 22:31:56
>>995
46歳で中卒からの社長。市議。とはなかなかの叩き上げっぷりな感じがするけど、なんか無理しちゃったんですかねえ

997チバQ:2015/07/09(木) 21:44:38
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0709/mai_150709_2667986883.html
<収賄容疑>北海道福島町長を逮捕 業者の支店開設で便宜
毎日新聞7月9日(木)1時33分
画像:北海道福島町長の佐藤卓也容疑者
北海道福島町長の佐藤卓也容疑者

 北海道福島町への企業誘致をめぐり、便宜を図る見返りの現金受け渡しがあったとして、道警捜査2課などは8日、町長の佐藤卓也容疑者(53)=同町福島=を事前収賄容疑で、情報技術(IT)関連会社「ブレーン」(本社・東京)取締役の小鹿昭義(こしかあきよし)容疑者(62)=同町白符=を贈賄容疑で逮捕した。

 容疑は佐藤容疑者が町長に就任する直前の2012年8月13日ごろ、町内への支店開設を計画するブレーンの担当者だった小鹿容疑者から、支店開設に際して優遇するよう依頼を受け、自らの後援会事務所で現金100万円を受け取ったとしている。道警は両容疑者の認否を明らかにしていない。

 佐藤容疑者は町長就任後の13年7月、情報関連などの町外の業者が事業所を新設した場合、従来の条例より助成金を受けやすくなるよう要件を緩和した「企業立地促進条例案」を町議会に提案したが、反対に遭い撤回。同年9月には、ほぼ同じ「企業誘致条例一部改正案」を提案したが否決された。ブレーンは同月から町内の支店で営業を始め、小鹿容疑者は支店長を務めていた。この時期、町内の進出企業は同社以外になかったという。

 佐藤容疑者は同町出身。町議を経て、11年の町長選に立候補したが落選。前町長の死去に伴う12年8月26日投開票の町長選で、企業誘致による産業振興などを訴え初当選。小鹿容疑者も同町出身で、11年の町長選では佐藤容疑者の選対幹部を務めていた。【袴田貴行、日下部元美、遠藤修平】

          ◇

 企業誘致をめぐる贈収賄容疑で北海道福島町長らが逮捕された事件。贈賄側の支店開設は町にとって21年ぶりの企業進出で、佐藤容疑者に期待した町民からは「新しい企業が来て活性化すると思ったのに」と失望の声が上がった。

 働く場がなく、若者の流出が止まらない過疎地域の悲哀が垣間見える。道南に位置し、イカ漁やスルメ加工が盛んだが、約4500人の町人口は15〜64歳の生産年齢を中心に減少に歯止めがかからず、水産業の他に就業の受け皿だった建設業も就業者は2000年の809人から10年に430人とほぼ半減した。

 閉塞(へいそく)状況の中、12年8月の町長選で企業誘致を掲げたのが佐藤容疑者。「企業誘致条例一部改正案」を提案した13年9月の町議会では、町議から「一部企業だけ得する」と批判を受け否決されたものの、成立を強く主張した。青函トンネル(1988年開通)建設などで83〜92年には町外から5社が進出したが、その後3社は工事終了や経営悪化で撤退。支店は92年以来の町外からの企業進出だった。町議の一人は「人口減対策のため精力的に取り組んでいると思ったが……」とため息。60代の男性住民も「活気が少しでも戻ればと投票したのに」と落胆した表情だった。【遠藤修平、安達恒太郎】

998チバQ:2015/07/09(木) 21:45:58
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0154729.html
選挙支援見返りに新条例 福島町長逮捕 「約束違う」町長室に怒声
07/09 07:00


任意で事情聴取を受け、8日午後10時25分ごろ、いったん函館西署を出る佐藤卓也容疑者(右)
 【福島】渡島管内福島町の贈収賄事件は、町長選勝利に向け選挙資金を確保したい佐藤卓也容疑者(53)と、新規事業を有利に進めたい小鹿昭義容疑者(62)の「利害の一致」の構図があった。道警は、小鹿容疑者から選挙支援を受けた佐藤容疑者が、条例案作成や議会への提出という町長の職権を使って便宜を図ろうとしたとみており、2人が関係を深めた経緯などを詳しく調べる。

 「条例が通ると思って金融機関から融資を受けたのに裏切られた」「約束が違う」。福島町内への企業進出を支援する条例改正案が否決された直後の2013年9月25日朝。町役場2階の町長室からは、佐藤容疑者を怒鳴りつける小鹿容疑者の声が響いたという。

 福島町関係者らによると、佐藤容疑者は12年8月の町長就任直後から、条例案作成に着手したという。支援の対象となる町外企業に情報関連事業などを盛り込んだほか、奨励金や雇用助成金の創設、町長の采配で行う用地や建物のあっせんといった「特別援助」などが柱だった。

 佐藤容疑者は2度、同じ内容の条例案や条例改正案を議会に提出した。だが町議会議事録などによると、当時から「(ブレーン)1社を支援したがっているとしか思えない」などと関係の深さを指摘する声が続出。結局、いずれも議会の反対で可決されず、小鹿容疑者の不満が高まったとみられる。

999チバQ:2015/07/09(木) 22:35:18
>>958>>970
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0154269.html
小樽市長、多難な船出 市営海水浴場否決、副市長も決まらず…
07/08 07:00、07/08 09:40 更新


定例市議会最終日に議案の提案説明をする森井秀明小樽市長=7日
 【小樽】森井秀明小樽市長が初の論戦に臨んだ第2回定例小樽市議会(定数25)が7日、閉会した。「おたるドリームビーチ」に市営海水浴場を開設する補正予算案が否決されたほか、副市長は決まらず、公約実現の助言役として自身の元後援会幹部を嘱託職員の参与に任用したことを各会派が追及。4月の市長選で現職の相乗り体制を批判して初当選した市長は、苦難の船出となった。 

 最大の焦点だった市営海水浴場関連の予算案は、同ビーチ協同組合が建築基準法違反問題で今夏の海の家の運営を断念したことを受け、必要経費1290万円を計上。補正予算案の他の項目とは切り離して審議された。森井市長は「安全対策のため必要だ」と繰り返し理解を求めたが、賛成したのは市長選、市議選を共に戦った1人だけだった。

 保守系会派「新風小樽」はライフセーバー配置など安全対策に特化した修正案を提出したものの、森井市長は「安全対策には海水浴場開設が望ましい」と歩み寄らず、結局、修正案も他会派の反対で否決された。

 また、森井市長は5月から空席となっている副市長の選任に同意を求める人事案を提出できなかった。予算特別委でこのことを追及され、市長は候補が複数いることを明らかにした上で「迷っている」と答弁した。一方で、森井市長は自身の元後援会幹部で除雪業者に再就職していた元市職員(63)を6月、参与に任用。市議会各会派からは「利害関係のある人でいいのか」などと批判された。

1000チバQ:2015/07/10(金) 21:11:53
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0155310.html

福島町長、容疑を否認 汚職事件 現金授受は認める
07/10 16:30

 【福島】渡島管内福島町への企業誘致をめぐり、同町長の佐藤卓也容疑者(53)が事前収賄容疑で逮捕された事件で、佐藤容疑者が道警の調べに対し、贈賄容疑で逮捕されたIT関連会社「ブレーン」(東京)松前支店長の小鹿(こしか)昭義容疑者(62)=福島町白符=から現金100万円を受け取ったことを認めた上で、「小鹿容疑者から便宜を依頼されたことはないし、便宜を図ったこともない」などと容疑を否認していることが10日、佐藤容疑者の弁護士への取材で分かった。

 弁護士によると、佐藤容疑者は、2012年8月の町長選前に「100万円を受け取ったが、賄賂と認識していない」などと供述。小鹿容疑者との関係について「一緒に飲食したことはあるが、頻繁ではない。企業誘致は前からの持論だ」と説明しているという。自らが会計責任者を務める政治団体「佐藤卓也後援会」の12年収支報告書に、100万円を記載していなかったことについては認めている。

 小鹿容疑者の弁護士によると、同容疑者も「選挙資金として、佐藤容疑者に現金100万円を渡したが、賄賂ではない」と容疑を否認している。

ociety/society/1-0155310.html

1001チバQ:2015/07/12(日) 15:42:59
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/07/12/204605980
無難な船出 長野市長就任2ヵ月
 別府市の長野恭紘市長が就任して2カ月が過ぎた。定例市議会では本年度補正予算が成立し、副市長人事も同意を得て、無難な船出となった。市の方向性を定める総合戦略づくりには議論の段階から関わり、意欲を前面に出すが、厳しい財政の制約や議会からの苦言にも直面した。

 「20年、30年先まで見据えたプランを考え、同世代が帰ってきてくれる古里にしたい」。6月末にあった総合戦略策定に向けた市民会議。長野市長はグループ討議にも最後まで加わり、別府の活性化、観光振興にかける思いをにじませた。
 「とがったまち」と自身が表現する個性的なまちづくりの具体像はこれからだ。厳しい観光地間の競争を勝ち抜くためにも観光、経済界と一体となった浮揚への“一手”が求められている。観光団体関係者も「県内最年少の青年市長の感性と行動力に期待している」と注視する。
 定例市議会は、市長選の対応をめぐって所属する自民党系市議が分裂した余波も懸念されたが、大きな混乱はなかった。自ら進んで答弁する姿勢など会派を問わず一定の評価を得たようだが、「熱意は分かるが、力みすぎている面もあるのでは」(ベテラン議員)との声も聞かれる。
 本会議では就任後すぐに着手した職員人事に質問が相次いだ。特別職の交代は副市長だけだったが、一般職は総務、企画両部長など課長級以上の6割を動かした。「専門性を考慮した適材適所」との人事方針だったが、「短期間で異動した幹部もいる。職員のやる気をそがないか心配だ」(中堅議員)との指摘もある。
 財政の厳しさも実感した。補正予算で独自色を出せたのは総合政策アドバイザーの設置にとどまる。財源捻出に向け、聖域なき事業見直しに入る方針を示したが、議会内には前市政からの長期計画に沿った事業を見直すことに否定的な意見が根強い。
 長野市長は「やりたい事業も先延ばしにせざるを得なかったが、芽が出る分野にはしっかり投資をして、どこにもまねのできない別府の将来像を示していきたい」と話している。

1002チバQ:2015/07/20(月) 12:33:00
>>974>>981>>986

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0158492.html
「離党の意志ない」 会派離脱の民主・池本氏、倫理委答申受け
07/19 07:30


池本柳次氏
 民主党の党籍を持ちながら道議会会派の民主党・道民連合を離脱し、新会派の北海道結志会を結成した道議の池本柳次氏ら4人について、民主党北海道の倫理委員会(委員長・佐々木秀典元衆院議員)が離党勧告処分を妥当と答申したことについて、池本氏は18日、「自ら離党する意志は全くない」と述べ、党北海道の最終的な決定を待つ考えを示した。

 鹿追町であった野遊会後、北海道新聞社の取材に答えた。池本氏は「(新会派結成は)党のウイングを広げるための活動で処分は不当。頭ごなしの離党勧告をいったん白紙に戻し、再度審議してしい」と訴えた。

 党北海道は同日、札幌市内で常任幹事会を開いたが結論は8月下旬の常任幹事会に持ち越した。池本氏は「今後の推移を見守りたい。処分の内容次第では今後の参院選などの対応を後援会と協議する」としている。

 党北海道は池本氏らが同党の公認得て道議選に出馬したことを問題視し、5月下旬に離党を勧告。これを受け、池本氏らが不服申し立てを行っていた。(佐藤志穂)

1003チバQ:2015/07/20(月) 12:33:29
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0158514.html
道議4人の処分、来月に先送り 民主北海道
07/19 07:00、07/19 10:44 更新

 民主党北海道は18日の常任幹事会で、党籍を持ちながら道議会会派の民主党・道民連合を離脱し、新会派の北海道結志(ゆうし)会を結成したため、離党勧告処分を受けた道議4人の不服申し立てについて、地元の意見を聴取した上で判断するとし、結論を持ち越した。佐々木隆博代表らが近く、4人のうち3人が所属する党道9区総支部(胆振、日高管内)を訪問、意見交換を踏まえ、8月29日の次回常任幹事会で最終決定する方針。

 4人は滝口信喜氏(室蘭市)、池本柳次氏(十勝管内)、中山智康氏(伊達市)、赤根広介氏(登別市)。5月に離党勧告処分を受け、6月に不服を申し立てた。諮問された党北海道の倫理委員会は14日、4人から「党再建、ウイングを広げるための活動で処分は不当」などと弁明を聞いたが、処分妥当と答申した。

1004旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/07/23(木) 19:48:59
共産党。

飲酒運転の砂川市議辞職
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015072300836
 酒気帯び状態で車を運転して事故を起こし、警察に報告しなかったとして、道交法違反(酒気帯び運転、事故不申告)容疑で逮捕された北海道砂川市議の星洋一容疑者(64)は23日、弁護士を通じて市議会議長に辞職願を提出した。同日付で受理された。(2015/07/23-19:20)

1005チバQ:2015/07/23(木) 20:02:32
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150723/k10010163181000.html
砂川市議が飲酒運転で事故 警察に未届けか
7月23日 19時13分

砂川市議が飲酒運転で事故 警察に未届けか
先月、飲酒運転の車に衝突されるなどして一家5人が死傷する事故があった北海道砂川市で、64歳の市議会議員が酒を飲んで車を運転して事故を起こしたのに警察に届け出なかったとして逮捕されました。警察によりますと、市議会議員は容疑を認めているということです。
逮捕されたのは、砂川市の市議会議員の星洋一容疑者(64)です。
警察の調べによりますと、星議員は23日午前3時すぎ、砂川市内の国道12号線で酒を飲んで車を運転し、電柱に衝突する事故を起こしたのに警察に届け出なかったとして、道路交通法違反の疑いが持たれています。
事故のあと現場に車を放置して帰宅していましたが、その後の警察の検査で、息から基準を上回るアルコールが検出されたということです。
星議員は、ことし4月に行われた市議会議員選挙に共産党の公認で立候補して初当選しました。
警察によりますと、調べに対して容疑を認めたうえで、車を放置して立ち去った理由については「周囲に迷惑をかけたくなかった」などと供述しているということです。
砂川市では先月6日、同じ国道12号線で、ワゴン車が飲酒運転の車に衝突されるなどして一家5人が死傷する事故があり、砂川市議会は飲酒運転撲滅に取り組む決議を全会一致で可決していました。
市議会の事務局によりますと、星議員は23日夕方、代理人の弁護士を通じて議長に辞職願を提出し、受理されたということです。

1006チバQ:2015/07/23(木) 20:07:31

これも共産党 
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/6597
酒気帯び運転などの疑いで逮捕された石原剛・甲府市議(58)(共産党)=同市中小河原=が13日、市議会議長に議員の辞職願を提出し、辞職が許可された。

1007とはずがたり:2015/07/24(金) 20:08:07

酒気帯び運転、逮捕の元市議「コンビニに行こうとした」
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150724/Tbs_news_38538.html
TBS News i 2015年7月24日 05時49分 (2015年7月24日 07時20分 更新)

 先月、飲酒運転の車の暴走で家族5人が死傷した北海道砂川市で、酒気帯び運転のうえ、事故を起こした疑いで逮捕された元市議会議員の男が、「コンビニに行こうとした」と話していることがわかりました。
 物損事故の直後に現場を走行した車の車載カメラの映像です。砂川市議会議員だった星洋一容疑者(64)は22日午前3時すぎ、酒気帯び運転で道路沿いの電柱にぶつかり、車を放置したまま現場を立ち去った疑いで、23日、逮捕されました。

 接見した弁護士によりますと、星容疑者は前の日の午後8時ごろ、ウイスキーを180ミリリットル飲み、眠れずに午前3時ごろ、「弁当とタバコをコンビニに買いに行くところだった」などと話しているということです。

 星容疑者は、先月の市議会で可決した「飲酒運転による事故を撲滅する決議」に関わりましたが、逮捕を受け、23日付けで議員を辞職しました。(24日05:36)

1008チバQ:2015/08/02(日) 21:00:50
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0163267.html
酒気帯び市議に再び辞職勧告決議 岩見沢市議会
08/01 07:00、08/01 16:02 更新

 【岩見沢】岩見沢市議会は31日、臨時会を開き、酒気帯び運転が問題となっている池島和行市議(45)に対する2度目の議員辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。

 閉会後、池島市議は「議員は続ける」と述べ、決議の受け入れを拒否する考えを明らかにした。決議に法的拘束力はない。

 市議会は今年6月、池島市議に対する最初の辞職勧告を決議した。その後も池島市議が一連の問題への説明責任を果たさず決議も受け入れていないとして、再提案に至った。

1009チバQ:2015/08/03(月) 22:03:18
http://www.sankei.com/politics/news/150803/plt1508030011-n1.html
2015.8.3 11:04

北海道・福島町長の不信任決議を可決 事前収賄罪で起訴 





 北海道福島町議会は3日、事前収賄の罪で起訴された町長の佐藤卓也被告(53)の不信任決議を可決した。佐藤町長は辞職するか、10日以内に議会を解散しなければ失職する。

 決議は「町政は大きく混乱し、町内外の信頼を失った。町長不在が長く続けば、大きな支障を来す」としており、町議11人中10人が賛成した。

 佐藤町長は初当選した町長選を控えた平成24年8月、東京のIT関連会社「ブレーン」の取締役、小鹿昭義被告(62)=贈賄罪で起訴=から、町長に就任後、同町に支店を開設する際に便宜を図るよう依頼を受け、現金100万円を受け取ったとして、函館地検が7月29日に事前収賄の罪で起訴した。

1010チバQ:2015/08/06(木) 19:09:51
>>578
自民系
>>602
辞職勧告決議案が出されてた(否決)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150806-00000526-san-soci

自殺の北見市長、市政運営に悩みか 自宅に遺書のようなもの
産経新聞 8月6日(木)13時27分配信

 6日朝、北海道北見市の桜田真人市長(52)が自宅で首をつって死亡しているのが見つかったことに関して同日、自宅から遺書のようなものが見つかったことが分かった。北海道警は自殺とみて調べている。

 北見市議の一人によると、昨年夏頃から市政運営がうまくいかず、悩んでいる様子だったという。渡部真一副市長は市役所で記者会見し「このところお疲れの様子だった。近くで見ていてそう感じた」と話した。

 北見市によると、桜田市長は5日午後6時ごろ市内の会合に出席し、職員が運転する車で同6時半ごろに帰宅した。6日は午前10時に市役所で陳情を受ける予定だったという。

 桜田市長は平成25年6月、市民温水プールの建設費を補正予算案に計上せず、説明も十分でなかったとして、市議会で問責決議が可決された。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板