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【怖い話】夏休み!怖い話募集!!!

1不思議ネット管理人 ◆17MRftx/z2:2019/08/09(金) 18:03:41 ID:Of2iWt8I0
夏といえば怖い話!
ということで怖い話を募集します。
是非みなさまがお持ちの怖い話を書き込んでみてください。
心霊の怖い話はもちろん、人間が怖い話も募集中。
面白い書き込みがあった場合は不思議ネットでまとめさせていただきます。

2不思議な名無しさん:2019/08/12(月) 18:50:07 ID:ej9T0cCo0
親譲りで数年に一度だけですが見ることがあります。
私が友人宅に泊まったときのこと、朝6時前に目が覚めたものの半分起きてる状態で身体を横向きして目を閉じていました。
すると、枕にくっついている左耳から不思議な「こしょこしょ…」と誰かが小さな声で囁いているのが聞こえました。不思議だな、まぁ夢の一部だろう、と思って放っておいたのですが囁き声は止まりません。気になって逆に何を言ってるのか聞いてやろうと左耳に意識を集中しました。
こしょこしょの声がもう少しで聞こえそうになったところで急に体が痺れ、手の指や関節が痙攣して変な曲がり方をし、意識の方はうまく説明できないのですが立ちくらみの時の感覚に似たじわじわする感じと言うかスポンジが水を吸うように異物が入ってくる感覚でした。
なんかヤバイ!と思って体を動かそうにも最初は変なうめき声しか出ず、気力を振り絞って何とかガバっと起き上がりました。
あのこしょこしょの声の正体はわかりませんでしたが、もう関わるのはこりごりです。あのスポンジが水を吸うような感覚が体を乗っ取られるということなのだと思います。
それ以降も見たり聞こえたりすることはあります。しかしあれ以上に怖い経験はありません。
長文失礼しました。

3熊本:2019/08/12(月) 20:19:54 ID:C3gWzxOE0
LINEのタイムラインで書いた奴をそのまま

小学生の時の怖いというよりは不思議な話を

学校の行事でクラスでキャンプに行きました。
その時の肝試し大会で、開始前にキャンプ場の管理人さんからコース上に別れ道があって、道を間違えると深い滝壺のある池に出て、そこにいる何かに引き連れ込まれるという話をされてからスタートしました。
いくつかのグループが出発後、自分達のグループの出番が来て歩き出しました。
肝試し自体は仕掛け等は無く、真っ暗さと周りの林の揺れる音だけでしたが、先程の話で当時の恐怖は桁違いでした。
歩いておよそ10分程で例の別れ道が見えてきて、そこには○○の滝と古びた看板が立て掛けてあり、看板が指す方角は深い森林に被われて、微かに水が流れる音が聞こえてきます。
自分達はそこで確かに看板とは違うコース上へ進みましたが、何故か水の音が段々近くなり、辺りも鬱蒼としてきました。
当然恐怖は倍増し、自分も含めて今でも泣きそうでした。
しかしながら5分程で先の方に明かりが見えたので、明かりがある方へ向かうとゴール地点に辿り着き、先に行った他のグループが居たのを見て、安堵しました。
その後、全員帰って来た所で先生から各グループに感想を聞かれ、それぞれが話して自分達のグループの時に途中の別れ道からの森を抜けるのが怖かった事を話すと先生達や管理人さんが不思議そうな顔をしたので、他のグループへ確認すると林の間は通ったけどそんな森は通ってないと言われました。
最初は嘘かと思ってましたが、先生達も昼間に下見で通った時はそういう場所は無かったと言われました。
その日はもう遅かったので風呂に入って就寝し、翌日先生に改めて聞きに行くと管理人さんが居たので、昨日の話を聞いて貰うと、どうやら別れ道の先に滝自体はあるのですが、そこは最近看板も新しく作り直しており、道もある程度通れるように整備されてるという事を聞きました。
更に、夜に水辺に近付くと危険なのであの話をしただけで特に曰くは無いことも聞きました。
コースも整備し、定期的に草刈りを行ってる為、森の中を歩くのは有り得ない事だと言われ、通った所が何処なのか本当に分からないそうです。
結局真相が掴めないまま地元に帰り、その事もそれっきりで10年以上経った今でも謎のままです

4不思議な名無しさん:2019/08/12(月) 21:13:23 ID:1.s64Fv60
今は売ってしまった私の実家は割と不思議現象多かったように思います。
物心ついたときから住んでいたので慣れてしまい今思うと…ということばかりですが。
ひとつひとつは大したことないので箇条書きにします
・二階にいると一階の台所からお鍋や皿などが一気に落ちたようなものすごい音がする
慌てて様子を見に行ってもなにも落ちていない
忘れた頃に同じことが二回続いた。何の音なのかわからぬまま。

・普段閉まってある靴が玄関に揃えて並べられている
鍵っ子だったので家に帰るのは一番最初。驚いて隣の家の人に助けを求め、家の中を一緒に見て回りましたが誰もいない…
夜帰ってきた両親になぜ靴を出したの?と聞かれ、上記を話すも両親も首をひねっていた

・普段開けることのない食器棚の扉が閉まる音がする
その食器棚に背を向けて深夜までテレビを見ていたところ、「ばーーーん!!!」と閉まる音がして飛び上がった。
その食器棚は木枠にガラスがはめ込まれていて、開ける部分に強力な磁石がついているため、開ける際も「ばんっ」と音がする。
全く使わないお客様用食器が入っているので開けないし、磁石だから少しだけ開いてることも絶対ないのに。不思議です。

・枕元で知らないおばあさんが正座
夜ふと起きたら野良着姿のおばあさんが正座して見下ろしてた。びくっとするとフッと消えた。誰だよー…

・わたしじゃないわたしの声
塾から帰ってきてドアを開け「ただいま」というと母がリビングからやってきて
「あんた今帰ってきた?」
??そうだけど、なんで?と聞くと
わたしが帰る5分ほど前にわたしが帰ってきたそう。わたしの声で「ただいまー」と玄関から聞こえ、リビングにいた父と母は同時に「おかえりー」と言ったらしいが、一向にリビングに入ってくる様子がない。両親とも思い思いのことをしていたため気にしてなかったが、二度目のわたしの「ただいまー」であれ?さっきのは?と何かおかしいことに気づいたそうだ。

・リビングの気配
わたしの部屋はリビングのとなりにあった。
その日遅くまで本を読んでいると、リビングの椅子に誰かが座った軋み音が扉越しに聞こえてきた。リビングに電気がつくのがすりガラスのドア越しで見えた。父の座る椅子はよく軋むのでああ、父が二階の寝室から降りてきたか、と思った。
それから「クチュ…クチュ…」と水っぽい音がし、「ぎしィ…ぎしィ」と麻縄が絞まるような音も聞こえてきた。
不可解な音が続くので、本に集中できず腹が立ったため怒りを表現しようとバーンとドアを開けた。
…だれもおらず電気もついていない真っ暗なリビングが目の前にあるだけだった。

他にもいくつもあるけど、納得いかない「ただいま」の声以外は私以外の私の家族は何も体験していないこと
だからこういうことがあった!と伝えても何もピンときてなかった。

実際に見たわけではないけど、あの家には女の人と中年のおじさんがいる気がします。本当にただの気なんだけど、もしいるとしたら女の人とおじさんがいる。
今は別の家族が住んでいますが、その人達の誰かもあの不思議な現象を体験しているのかな。

5不思議な名無しさん:2019/08/12(月) 21:27:27 ID:DTnoktp60
人間が怖い話
実家がある田舎町のスナックのママさんから聞いた話。
まだ昭和のある日、店内で揉め事が起きた。性格が良くなく、嫌われ者のKさんが、破門され都会では住むことが出来なくなった元ヤクザのTさんにしつこく絡んでいた。
嫌われ者のKさんとは違って話せば愉快なおじさんであるTさんもさすがにムカついてきた。
もう帰るわと店を出るTさん。Kさんはまたしばらくクダを巻いたあと、店を出ようとドアを開けると待ち構えていたTさんがグサーッとKさんの顔面に割れたビール瓶を突き刺した。
この事件でKさんは右目を失った。
Kさんは何故か救急車も警察も呼ばず、ただ家に帰り、あまりの痛さにのたうち回っていたという。
そして嫌われ者のKさんの心配をする人は誰も居なかったとか。

6タイガーブロウ:2019/08/12(月) 21:31:51 ID:Qc22J7Qs0
数年前、私が派遣会社に務めていた頃にあった本当の話です。

派遣先である程度仕事が評価されていた私は、一緒に呼ばれた仕事の出来る他数名で優秀なチームが
結成される事になり、受注数の多い特別な仕事を任される事になりました。
しかし派遣元の上司が体育会系で、叩き上げの方針について行けない派遣社員が毎日続々と辞めていきました。
私も日に日に疲弊していき、顔色を見かねた派遣元の担当に「職場で何かあった?」と
尋ねられた拍子に私は、全てを話してしまいました。
すると担当に、「ちょうど人手がたりなくて困ってる派遣先があるから、移りなよ。」との
話を持ち掛けられ、渡りに舟だと思いその話に乗りました。

新しい派遣先で、同じ派遣元の上司が教えてくれる事になったのですが、その上司が
パワハラ上司で、毎日のように罵声を浴びせられ、嫌がらせをされました。
派遣先、派遣元に相談したところ、仕事仲間も見ていた事もあり言い逃れできず、
別の派遣元の上司のいる部署に異動になりました。
しかし、そこでもまた別の嫌がらせが待っていました。
「俺は風俗店で100人の女性と関係を持った。お前も付き合わないと仕事を教えない」
と真顔で言われましたが、悪い冗談だと思いやんわり断りました。
すると、派遣元の担当に私を無能呼ばわりしたらしく、担当に呼び出され一方的に叱られました。
これ以上こんなオカシイ会社にはいられないと思い、派遣先の上司に全てを話した後
逃げるように会社を去り、携帯をブロックしました。

生きている人間の方が幽霊よりもよっぽど怖いと思いました。
おかげさまで今は幸せに過ごしていますが、こんな経験は二度とゴメンです。

7不思議な名無しさん:2019/08/12(月) 23:47:52 ID:???0
初めに言い訳をしておくと、うちは寺で私は僧侶ですが、お祓いとか除霊とかやらない宗派だしそんな力無いし、力をつける修行もしてません。私だけでなく先代も先先代もその前の住職も、みんなそうです。
なので、よくネットにある、霊に困って助けを求める人も来ませんし、「あれを見たのか!」とお祓いや除霊をすることもありません。そもそも私の寺のあるところには曰くもないし、寺が隠してる忌事もありません。日本にある大多数の寺がそうです。

そんな私が、子供の頃体験したおかしな話です。

そのお面があったのは、庫裏(住職家族の住まい)と友達の家、親の幼馴染の家、祖母の在所でした。
他にもあったのかもしれませんが、自分が見たのはその4軒です。
那智黒のような黒のお面で、冠を被った細面の顔をしていました。大きさは成人男性の手を広げたくらいで、そんな大きくなかったと思います。
友達の家も親の幼馴染の家も祖母の在所も、うちの寺に所縁のある家なので、何かうちと繋がりのある面だったのかもしれませんが、たいして家族も気にしてないし、大掃除の時も特に触ってなかったです。
ある時、祖母の在所に遊びに行った時のことです。
こたつの部屋にお面があって、祖父はお内仏てお勤め、大叔父はその後ろでお参り、祖母と母は何かで席を外し、父の従姉妹は私のために果物を準備していて、コタツの部屋に私はひとりでした。
すると突然お面が「毎日何をして遊んでるのですか?」と尋ねてきました。実際お面の口が動いたかは覚えていませんが、聞いたこともない柔らかな優しい声で、怖くはありませんでした。
私は、幼稚園でまだ同年の友達がいなかったので、いつも本を読んでること。2つ上の姉とその友達が遊んでくれること。幼馴染は別のクラスで幼稚園にいる時は遊べないけど、帰ったら遊ぶこと。体を動かすことは好きじゃないこと。
などをぺらぺら話しました。
幼稚園についても何か聞かれたと思いますが、私の答えがまずかったのか、「幼稚園が好きじゃないのですか?」と聞いてきました。
その時私たち兄弟は、近いのにバス通園ができると言うだけで、キリスト教系の幼稚園に行ってました。月一理事長先生の聖書の話があったり、月一で聖書の絵本を買わされたり、「いただきます」の時に神様やキリストに感謝を捧げたり、家とは真逆と言える園生活でした。
特に「天の神様、イエス様、マリア様、給食のおばさん、今日もおいしいお昼をありがとうございます」がよく分からなくて(お父さんお母さんは?お給食の係さんには?など考えてた)、それを話しました。
するとお面が困ったような悲しいような顔つきになったんです。
穏やかで微笑んでいるようなお面なのに、明らかに眦が下がって、唇を噛み締めた顔つきになりました。
悲しませてしまった、と思った私は慌てて、キリストの絵本は面白いとか、とんちんかんなことを言いましたが、お面は悲しい顔のままでした。
そこへ、父の従姉妹が果物を持ってきてくれて、ちょっと目を離したすきに、お面は元の顔に戻り、もう話しかけてきませんでした。

それからしばらくして、お面を見なくなりました。時期はバラバラですが、立て直しやリフォームでどこかへ片付けたんだと思います。大して大切にしていたわけでも、曰くがあったわけでもないのでしょう。
しかし大人になってお勤めに伺ったお家にあったりしたので、やはりうちの寺が縁で、門徒さんやゆかりのある家が持っていたものなんだと思います。

そのお面は、おそらく日本人なら一度は教科書で見たことのある顔だと思います。
聖徳太子の姿を写したと言われる彌勒菩薩像があります。お面の顔はその彌勒菩薩のお顔で、うちの寺の宗派は聖徳太子を日本仏教の祖としており、さらにこの辺りは昔「太子信仰」が盛んな土地でした。

彌勒菩薩(聖徳太子)が私の何を心配して声をかけてきたのか?そもそもうちのお面でなく祖母の在所のお面が声を掛けてきたのは何故か?悲しそうな顔をしたのはどうしてか?
全く分かりません。
このことが、私が僧侶であることに関係しているわけでもありません。
これが、私のと言うか、うちの寺で唯一のおかしな出来事です。

81:2019/08/13(火) 00:13:24 ID:bwHQd/Ug0
自分が宮城県の大学に通っていた時の夏休みにあった話です。
 
自分の車で友人らと自分を含め、4 人(仮に 俺、A、B、C)で肝試しをすることになり、深夜にホテルニュー鳴子という廃ホテルへ向かうことになりました。
行ったことがある方は分かると思うのですがそこは山の中腹(しかもかなりてっぺん近く)を平らに整地して建てたホテルで、ほとんど街灯も無い暗く狭い曲がりくねった道を行かないといけません。

運転中、山からせり出した木々が車にこすれる度に友人達が
「こんなとこにホテル建てたらそりゃ潰れるだろ!」
としきり繰り返していたのを覚えています。

ブルートゥースのミニスピーカーでスマホの音楽をガンガンに鳴らしながら
A「俺最近焼酎にハマってさ〜」
俺「マジ?俺は日本酒派だわw」
B「てか俺もオナニーと飲酒しかしてねえわ!」
下品な下ネタとようやく飲めるようになった酒などの話題で恐怖とは無縁の車内でした。

92:2019/08/13(火) 00:14:13 ID:bwHQd/Ug0
すると、今まで大音量で流れていた曲が 

プツ

と音を立て、止まってしまいました。
何の前触れもない現象に車内は静まり返りました。
スマホとスピーカーの持ち主であるC君は
「故障か?」
とスピーカーとスマホを見ると、ダッシュボードに置いていたスマホの電源が切れていたことが分かりました。

C「何だよクソッ 充電切れかよ」

とC君がスマホのバッテリーを確かめると、使用には十分な程の充電が残っていました。

「触っていないスマホが勝手に切れた…」

誰も言葉にはしなかったものの、車内の4人にはそんな認識が生まれたことと思います。


しばらく運転していると、ホテルの目印である傾いた看板とアスファルト舗装された横道が見えてきました。 
その先に見えた建物は先程の現象もあり、月夜に浮かぶ不気味なシルエットに息苦しいほどの威圧感さえ感じました。

103:2019/08/13(火) 00:14:53 ID:bwHQd/Ug0
「うわ〜 気持ち悪いな〜 あれ?」とA君が何かに気付きました。
「先客じゃん」

確かに、元々駐車場であったと思われるスペースには2台の車と10名ほどの男女が屯していました。

コミュ力の塊であるC君がさっそく車を降り、彼らに話し掛けると我々と同じく大学生の肝試しで、彼らも今ついたばかりだとのことでした。


俺「おい人数めっちゃいんじゃん」
A「一人めっちゃかわいいなクソー」
B「ってかどうするよ?」

向こうは酒を飲んで騒ぐグループもいたり、ホテルをバックに写真を撮ったりと恐怖感ゼロのお祭り騒ぎでした。Cもちゃっかりグループのうちの女の子と連絡先を交換したりしていました。

正直 この肝試しというのも男女がお互いに良い仲になるための口実なんだろう、そういう下心が見え見えで我々はしらけムードでした。

俺「今日は帰ろうか」 
自分の提案に他の3人も同意しました。
ホテル内へ入っていく集団を尻目に車へ乗り込んだ我々は再び山道を引き返し始めました。
先程異変があったCのスマホは問題なく使用でき、ブルートゥーススピーカーからはゆらゆら帝国が流れていたことを覚えています。


俺「一人めっちゃかわいいのいたよな?」
A「あのタンクトップ?」
B「えーあんなのがいいのかよ!?俺はショートカットの眼鏡ちゃん一択
!」
C「あ〜わかるわかる!でもああいうのが結構ヤリマンなんだって!」
俺「巨乳だったしな」
B「マジ?そこまで見てたのかよ!」
A「Cが連絡先聞いたのってどんなん?」
C「いやーさすがにすげーかわいい子の聞くのは色々やばいから地味系の子よ」

肝試しが台無しになった腹いせのように車中では先程の集団の女の子を批評していました。
先程のスマホの異変はたまたまで、今日は特に怖いこともなかった。山を降りて町へ出た所に24時間営業のラーメン屋があった。そこで飯を食って帰ろう。何だ、心霊スポットなんてくだらないじゃないか。

そんな清々しいような安堵感が漂っていました。
ホテルから30分程経った頃、スピーカーから流れていた気だるいムードの曲が終わり、曲間の短い静寂の最中
突然助手席にいたCが

「おい!アレ!」

と車の前方を指さしました。

動物でもいるのか!?ヤバイ!とブレーキを掛けると近付いてくる「ソレ」の姿がはっきりと見えました。

それは、いやに古めかしい学帽をかぶりランドセルを背負った長袖半ズボンの男の子でした。
彼は何の灯りも持たず、道路に停めた我々の車に興味を示すこともなく一心不乱に山の頂上方面すなわち廃ホテルの方角を見つめて歩いていました。
言うまでもなくこの先に民家は無くましてや今は深夜の2時を越していました。
そんな時間に、山中で小学生が廃ホテルのある方角へ歩いている…明らかに異常な光景でした。
これは見たらマズイ…そんな思いに囚われました。


C「おい何だよ!」
A「やべーよ車出せって!」
B「早くしろって!来てる来てる来てる!!!」

騒ぎ立てる3人でしたが、僕は恥ずかしながら足がすくみ思うように動けなかったのと、ソレの目の前でエンジンを再びふかして走り去るのは我々の存在を誇示していることにならないか…

さまざまな思いがぐるぐる交錯するなか、車と少年との距離は5m…3m…1m…と段々狭まるにつれ車内は沈黙に包まれました。
少年はまっすぐ頂上を見続けているということは、彼の目線に我々も入っているということですから生きた心地がしませんでした。

おそらく全員が「刺激してはいけない」という思いだったのだと思います。まるで毒虫に遭遇した時のように皆沈黙して息を潜めていました。

車の左側をすり抜けていく瞬間、彼の顔をハッキリと見ましたが彼はただひたすら頂上だけを見つめているように見えました。

見たくない、見たくない…
こっちを絶対に見ないでくれ…

車内に様々な思いが交錯した瞬間だったと思います。

街灯のライトで黒いランドセルが鈍く光っていました。スピーカーは相変わらずガンガン音楽が鳴り響いていたにも関わらず外からは少年の歩行の振動に合わせ「かちゃん かちゃん」と微かにランドセルが鳴る音がしていました。


彼が車を通りすぎ、僕が
「あ、ああいうのもちゃんと消えたりしないでバックミラーに映るんだ」
と彼の後ろ姿をやや冷静に観察できるようになった頃、緊張が解け始めた僕はゆっくりと車を出しました。

114:2019/08/13(火) 00:15:23 ID:bwHQd/Ug0
A「お前何で車出さなかったんだよ!」
俺「いや、刺激したらやばいかなって…」
B「いやいや車停めてたら一緒じゃねーかよ!」
C「あれやべーよな?幽霊だよな?」

A「つーか本物の人間だった方が怖くね?」

Aの一言に我々は静まり返りました。
ランドセルを背負った小学生が深夜に人の住んでいない山奥をただひたすら歩いている…
生気の無い顔つきとは対照的にまっすぐ頂上を見つめる目を思い出し、ぞっとしました。

ラーメン屋に到着して落ち着きを取り戻すと、C君が
「あいつら大丈夫かな…」と呟きました。

あいつらとはもちろん先程のホテルにいた大学生集団のことです。
「アレ」の足取りではホテル迄は2時間以上かかるだろう。だとすれば必然的に彼らが帰る頃に「アレ」と遭遇する可能性が高い。

C「電話しようかな…」
A「いや、やめとこうぜ」

スマホを取り出そうとしたCをAが止めました。
C「どうしてだよ?」
A「なんつーか… あいつらもアレを見てたらと思うと気持ち悪いんだ。あんなのと縁ができたみたいで…」

Aが言葉を探すように言いました。

A「びびりと思われても良いけど俺、あいつの姿が目にこびりついてんだ。スッスッ て山奥に消えてった…あんなのを見たかどうか他人に確認する必要なんか無いって」

Aの言葉にCはスマホをしまいました。
帰宅してから、自分もあの姿を忘れようと努めました。しかし、布団に入り目をつぶってもあのらんらんと輝くランドセルと頂上を見つめる目を思い出すのです。


2011年の東日本大震災でAは亡くなりました。
私は大学卒業式後 他のB、Cとも疎遠になりあの日の話を語り合ったことはありません。

あれは何者だったのか?
この季節になると「アレ」と、ふもとのラーメン屋で「スッスッ」と口を尖らせ身振り手振りで「アレ」を真似ていたAの姿をふと思い出してしまいます。

12名無し:2019/08/13(火) 00:18:14 ID:ZxeEcq.Y0
怖くはないんだけど実体験、まぁ表で吐き出すとバカにされるけど誰かに話したいってことで…
大阪の新今宮駅付近での出来事
平日の時間は12時前、渋滞中だったの
前方からモンペ姿のお婆ちゃんが一台一台運転席を数秒間覗いては進んでまいりました
危ないな〜ボケてるのかな〜それにしても街中で場違いな格好だな〜とぼんやり眺めてました
丁度2台前の車を覗き込み終わった辺りで少し流れたのでお婆ちゃんに注意しつつ前進、横を通る時は大きく振って交わしてサイドミラーで確認したらその辺りにいるはずのお婆ちゃんがいない
焦ったよ、転んだかも知れないし万が一引っ掛けてたら人身事故になるから
慌てて車から降りたらそんなお婆ちゃんは何処にも居なかったっていうだけの話
そんで首を傾げつつ思い返せば、車体の長さ凡そ3mを通過する速度に違和感
覗く時間よりも次に移るまでの方が短くて、長く見積もっても3秒かかってなかったな…と
そういえば前の車はすぐ前に居たのに普通に進んだな…と
「昼間に出るのかよ?夜中でも見たことないのに」と車内でおっさんが呟いたってだけの体験でした
まぁ語れんでしょ、仕事中の真っ昼間にお婆ちゃんを見てそれが生きた人間じゃなかったかも知れないとかさ

13不思議な名無しさん:2019/08/13(火) 00:27:19 ID:ed3ZxKxM0
高校生の時に修学旅行で行った沖縄で私と友人3人が実際に体験した話です

1日目は移動がほとんどで那覇市内のホテルに泊まりました。翌朝にはチェックアウトするためか外観もそこまで綺麗な印象ではなかった記憶があります
部屋は角部屋でいたって普通な6畳ほどの和室
壁には掛け軸に古いブラウン管テレビに備え付けの黒電話
そこに各部屋四人見た目は古いけど泊まるだけには十分な部屋でした
旅行テンションなのか消灯時間後もずーっと喋り続け深夜2時になり私たちは怖い話大会を始めました。
1人1人持ちネタを喋って最後の1人が喋り終わった後「これでなにか起きたら怖いよねー」なんて冗談を言ったその時友人の1人が掛け軸を指差して「なんか揺れてない?」と言いみんなが視線を向けると暗闇の中に確かにゆっくりと掛け軸が揺れていました
窓は閉めきっているため風が入ることもないし冷房の風が当たる位置でもありません
「まさかねーw?」などと笑い合っているとクローゼットの扉が開きみんなの笑いが止まりました
そして揺れていた掛け軸が落ち部屋に備え付けられているいきなり電話が鳴り始めました
私達は悲鳴をあげ布団にくるまり疲れたのかそのまま眠りにつきました
よく朝起きるとクローゼットも閉まっているし掛け軸も壁に戻っていました
その後は何も悪いことも起きずに修学旅行を楽しめました

14おかりな:2019/08/13(火) 09:39:16 ID:???0
怖くはないけど不思議な話。

もう30年近く前、我が家の庭の石にお不動様の姿が浮かびました。その姿は影絵のように真っ黒で、描かれたというより暑さ2ミリ程度の金属を貼り付けたような感じでした。

祖父に同居していた私たち孫を呼び罰当たりなイタズラをするなと叱られましたが、小学生でお地蔵様くらいしか描けないような私たちにそんな物が描けるわけもなく…w祖父はイタズラではないと私たちの反応で判断し(後々聞いた話では、その頃頻繁に金縛などにあっていたそうで夜な夜な何者かに起こされ寝不足になっていたらしい)、小さな祠を建て祀ることにしました。

祖父は当時仏像修繕などの仕事をしていて、土地柄修験道さんが町に滞在することもあり縁あって我が家には定期的に休憩所として迎えていました。その中の一人(Aさん)がとても霊感があるそうで、祖父に石の話を聞いてすぐ駆けつけ、石を見てこれはこの土地で亡くなり無縁仏となった戦国時代の武者たちが供養してほしくて現れたもの、有難い姿なら祀ってくれるだろうとかの形で出てきたのではないかと話し、祠ではなく常に水がかかるように祀る方がいいと言ったそうです。なぜ祠では足りないのか理由までは私にはわかりません。祖父は庭の池の隅に汲み上げ式の循環器を設置し石を置く土台を作りその石の上に水が落ちるようパイプを調整し、常に石が綺麗な水にうたれつつ雨風からは守れるように祠も作り直しました。


それから数年、心筋梗塞で倒れた祖父は医師もお手上げ状態でいつ逝くは生命力次第という状態に。しかし、祖父はある日容態が急変し快方に向かいました。医師もあり得ないと驚くほどの回復で、すぐに退院。祖母両親、親戚、そしてAさんを初めとする修験道さんも皆口を揃えて、恐らくお不動様に生かされたのだと話していました。

更に数年が過ぎ、心筋梗塞は治ったとはいえ元々肺も悪かった祖父は80を過ぎた頃亡くなり、祖母はそれを機に痴呆症が進化したため、お不動様のお世話は父が引き継ぎました。とは言え父は祖父ほど信心深くもなく、基本的には母が庭掃除がてら数日に一回様子を見て落ち葉などが祠に積もってれば掃除するという程度でした。

ある晩、大の字で大いびきで寝る父が、いびきもかかずなぜか頭を抱えるようにして寝ていると母が気付き珍しいと思ったそうです。数日そのような日が続き、ふとお不動様が気になり母が池に見に行きました。台風でも倒れたりしなかった石が倒れ池に落ちる寸前のところで頭を下に向ける状態で倒れていて、幸い漬物石程度の大きさなので母は元の状態に置き直し気付かなくてごめんなさいと手を合わせたそうです。その晩から父はまた大の字で大いびきで眠るようになったと安心していました。

特に怖いということはなかったけど、偶然にしても不思議だなと思った出来事でした。

ちなみにお不動様の成分をほんの少し削って調べてもらったところ、土に含まれる鉄分が固まったものらしいです。自然に表面に固まったにしては不自然な程絵に描いたような姿で、今も我が家の池に鎮座しています。

15不思議な名無しさん:2019/08/13(火) 09:47:11 ID:DG3K3o1A0
こういう掲示板に初めて書き込むため、不手際等ありましたらすみません。1つ、失礼します。

10年以上前の話です。

当時、何となくお互い両想いだろうという微妙な関係の男友達が居ました。
しかし、その男の子は常に2、3人のメンヘラに好かれておりました。本人は好意に気付いていなかった様ですが…
(そういう方ってたまに居ますよね。恐らくですが、頼られると断れない性格が災いしてなのだと思います。メンヘラから夜中に呼び出されて心配して駆け付けちゃうこともあったようです。)

自分はそういうのが面倒臭いと思ってしまうタイプなので、なかなか告白に踏み切れず、徐々に彼のそんな性格にも冷めつつありました。

ある日、大学の人間20人位の大規模な旅行計画が持ち上がり、私も彼も参加する事に。
その当日、どうしても外せない予定があった人だけ午後の便で現地に行くことになり、私と彼、他 複数人で飛行機に乗り込みました。

旅行先に着いたのは夕方で、皆はレクリエーションをしていましたが、自分は移動の疲れで先にホテルで横になる事に。

完全に寝入ってしまわぬ様にカーテンを開けて、夕方の薄暗い光の中ウトウトと微睡み始めたとき、ふと部屋に誰かが入ってきました。
同室の子かな?と思い、そのまま目を瞑っていたのですが、入ってきたきり人が動く気配がない為『おかしいな』と思い、目を開けようとしたら
『ガッッッ!!!』
と両肩を押さえられそのまま金縛りにあいました。

生まれて始めての金縛りで、驚きと恐怖のあまり声も出せずただただ震えていると、何故か押さえ付けられている方からベッドより、地面より、もっと深くに体が沈んでいく感触があり『このままじゃヤバい!!』と焦り始めました。

しかし指1本も動かす事が出来ず、もうだめだ!!と思った瞬間…
携帯電話のメール受信音がなり、ハッ、と金縛りが解けました。

何が起こったのか考える間もなく、すぐに携帯を掴んで部屋の外に出て、しばらく明るい場所で心を落ち着かせてから、私を救ってくれたメールを確認すると、全部で2通来ており、どちらも彼からのメールでした。

1通目は『話があるから皆に内緒で外に来れる?』というメール(正直告白かと思いトキメキました笑)

2通目の、私を助けてくれたメールには…

彼に好意を抱いていたメンヘラが自殺したとの連絡があった事
葬式に出るためすぐに帰ることになった事
さっきのメールは忘れて欲しいとの事

でした。
正直、タイミングがタイミングだったので本当にゾッとしました……

それから後日、改めて彼から告白されましたが、結局何となく気まずくなりお付き合いを断ることとなりました。

私の最初で最後(であって欲しい)の恐ろしい体験でした。
お目汚し失礼しました。

16不思議な名無しさん:2019/08/13(火) 09:52:23 ID:DG3K3o1A0
>>13
まわりの友達と翌日そういう話にはならなかったんですか??

17不思議な名無しさん:2019/08/13(火) 12:00:26 ID:???0
初めて書き込みます。
携帯からです。
私は、5年ほど前から内装業をしていて、去年独立しました。
今回書き込むお話は、まだ修行の身だった時分に体験した話です。

内装業は、3月4月が引っ越しが多い為に繁忙期でして、
毎年日夜関係なく納期に追われるのです。
大工なんかとは違い大きな音がでないので、日祝や時間等は関係なく工事ができますが、
近隣の方から苦情が出た際には速やかに引き上げるようにしています。

内装業を初めて約1年が経った大忙しな3月下旬。
一人で現場を任されることが増え、
その日も一人、夜遅くまで賃貸アパートの壁紙の張り替えをしていました。
かなり古いアパートで、
壁際の枠についた糊をスポンジで拭き取ると、濃い茶色に汚れます。
夜12時を少し回った頃、バケツに入れている水がかなり汚れていたので、水を替えようと手を止めました。
バケツを持ってキッチンシンクへ向かう際、ふと視線を感じベランダへ目をやりました。
その瞬間ドキッ!っと心臓が跳ね、バクバクと動悸が。
そこには柔和な顔をしたお婆さんがベランダの向こう側に立っていて、こちらを覗くようにしていました。
「こ、こんばんは…」
なんとかそれだけ絞り出すように言いました。
すると、お婆さんが
「遅くまでご苦労さんじゃねぇ。
でも、こんなに遅くまでやりょーたら
悪いもんが出るで、はよぅ帰りねぇよ。」と。
私は、ほっと胸を撫で下ろすと、
「はい。夜分遅くにご迷惑おかけして申し訳ありません。
すぐに引き上げます。」と、お婆さんに告げました。
お婆さんは、それを聞いて頷くと、
にこにこと微笑んだまま、左の方へ歩いて行かれました。
すぐに片付けを済ませ、戸締まりをしようとベランダの方へ行くと、窓が開いていません。
あれ?片付けをした時に、ついでに閉めたかな?と思いながら
部屋のブレーカーを落とし、玄関の鍵をかけて、荷物を持ち、階段を下り…
と、気がついてしまいました。
ここは3階。
急に背中がザワザワっとして、大急ぎで階段を駆け下り、車に乗り込むと
すぐに親方に電話をして、今体験したことを支離滅裂ながら話しました。
すると親方は
「そりゃー出るで、じゃのうて、出たでーじゃがな。」と大爆笑。
確かにそうだ、と思った私も思わず笑ってしまいました。

この件があるまでは、幽霊や心霊など全く信じていなかった私ですが、
この件以降、何度となく不思議な体験をしているので、
今では、やはり幽霊はいるのだなと思っています。

18不思議な名無しさん:2019/08/13(火) 15:45:39 ID:DG3K3o1A0
自分の体験した怖い話があまり皆様と比べインパクトなかった為 笑
いろいろ経験している友人にヒアリングしてみました。
そうしたら怖い体験談が聞けたので、許可をもらって1つ書き込み失礼します。

友人(女)は毎日帰宅が遅く、いつも夜の10時位に電車に乗って帰るのが常でした。
乗る駅は、政令指定都市の中心駅で、夜10時とはいえ混雑しており、降りる駅もそこから2駅程しか離れていないが普通電車しか止まらない駅のため、そこの駅で降りる人達で帰りもなんだかんだと安心だったそうです。

ある日、最寄り駅にて電車を降りたところ、何故か「ゾッ」としたそうです。
(零感な私には分かりかねますが、近くに「良くないもの」がいると、黙視より先に体がゾッとすると言っていました)

しかも、そのゾッとする気配はすぐ真後ろから感じた様で、友人はわざと「明日の仕事のミーティング資料、朝イチでもういっかい精査しよう〜」などと関係のないことを考えつつ、たくさんの人に揉まれて駅を出ました。

が、憑いてきてしまったようで。

駅を出て、最寄りのスーパーに寄って、自宅まで残り100mくらいなのに、背後の気配は消えなかった。

ずっと多くの人でザワザワしていた場所から、一瞬静かな場所に出たとき、初めて友人は「ヤバい」と感じました。

「ひっ…、ひーー、ひ、んふ、ひー」

と背後の「何か」が笑っていたそうです。
ひきつり笑い?のような、鼻だけで笑うような、その繰り返しで、人混みでは気付かなかっただけなのか、とにかく笑っていたそうです。

「んふ、ふ、ひ…、ひ…、ひひひ、ひゃー」

友人は恐怖のあまりその道を引き返せず(引き返すと自然と後ろを振り向いてしまうと考えたらしい。)そのまま横断歩道を渡り、自然な形で一旦駅まで戻りました。

駅ビルにLAWSONが入っているため、そこでお菓子を買う振りをしてなるべく店員の近くでどうしよう、と考えていると、何故か後ろの「何か」は急に黙ったそうです。

さっきまであんなに笑ってたのに…

しかし嫌な気配は消えず、LAWSONを出て、店の前で益々どうするかと悩んでいると、下りの電車が到着した様で、再度駅は人で溢れました。

「ひー…っひ、ひー」

すると何故か後ろの「何か」が急にまた荒ぶり始め、声は益々大きくなっていきました。
体?を揺らすほどのひきつり笑いに友人がただただ震えていると、急に、背後の気配が無くなったのを感じたそうです。

?と思いながらも、急にクリアに聞こえるようになった人混みやセミの鳴き声に安堵し「助かった…」と感じた友人は、何故急に「何か」が居なくなったのか察知しました。

道路を挟んで向かい側の駐輪場に向かう、OL風女性の後ろに、上半身だけの男がしがみついていたそうです。

『アイツだ……』
女性は気がつくことなく、スマホで通話を楽しんでおり、そのまま駅の反対方向へと消えていったそうです。

友人の話は以上です。

この話、何が怖いって、私も毎日使っている最寄りの駅で起きた出来事なんですよね(泣)

19不思議な名無しさん:2019/08/13(火) 15:48:57 ID:DG3K3o1A0
>>18すみません誤字です。
×黙視
◯目視
失礼しました

20不思議な名無しさん:2019/08/13(火) 16:43:51 ID:0BbXZDs60
昔、そこそこ大きなお寺でアルバイトをしていました。
アルバイトというのは基本的には外仕事で、広大な敷地内の草刈りが主な仕事でした。
外に出ているとき、和尚さんから別の指示等言われることがあるため、常に携帯電話を持っていることが前提でした。私は、作業に熱中して電話に気づかないことが多々あったので、アルバイト中にはいつも電話の音量は気持ち大きめに設定していました。
お寺には大きな墓地があり、私のその日の仕事は、墓地のフェンスから飛び出ている草木を体裁よく整えることでした。
梅雨時でムシムシしていて、早く終わりたいなぁと思いながら、パチンパチンと枝をハサミで切る音を墓地内に響かせていました。

作業に没頭していると、遠くのほうで、ブツブツブツ……と話をする声が聞こえてきました。何を言っているのかは分かりませんが、5,6人の女の人が集まって何やら話をしているような音でした。
と、

あはははは!おほほほほうふふふふ と

5,6人の話し声が一斉に笑い出しました。
笑い終わった後、またブツブツブツ……と話しだし、またあはははは!と全員で笑いだす音が響き、それが何だか定期的に、一定のリズムで繰り返されているようでした。
私は負けないように、枝をパチンパチンと切り続けます。パチンパチンと切る音の間からあはははは!あはははは!と笑い声が聞こえてきます。そんなのが数分続いた時突然

ピリリリリリリリ!

と携帯電話が鳴り始めました。その音は墓地内に響いたくらいに大きく聞こえました。
電話に出ると和尚さんが「もう時間だからおあがり」と言われました。
時間は17:10。私の終業時間は17:30で、上がるには少し早かったのですがはい分かりましたと返事して、私は墓地を出ることにしました。
声も笑い声も、電話が鳴った瞬間にぴたっ と止まっていました。
墓地の最奥にいたので戻るついでに墓地内を見渡したところ、集団どころか人影すら見当たりませんでした。

お寺を辞めるとき、その時のことを和尚さんに聞いてみれば良かったなぁと今では思います。

21不思議な名無しさん:2019/08/13(火) 22:34:38 ID:???0
学生の頃にあったほんのり怖かった話。

俺は大学生で、一人暮らしをしていた。
その日は一日中バイトがあった。暑い上に休日で忙しく、かなり疲れていた。
バイトが終わって帰ろうと車に乗り込むと、ガソリンが少なくなっていることに気がついた。翌日は友達と俺の車で遊びに行く予定があったのでガソリンを入れなければならない。しかし疲れていたこともあり、あとで入れれば良いかと思ってそのまま帰った。家に着くとシャワーを浴びてすぐに眠ってしまった。
目を覚ますと、すでに夜の11時になろうとしていた。うちの近くには、24時間営業のガソリンスタンドはなく、1番遅いところで12時までだ。
翌日の遊びの出発の予定が5時で、営業開始時間の前だったため、今から入れに行こうと起き上がったときだった。

「ピンポーン」

とチャイムがなった。
こんな時間に誰だ?と思い丁度出かける予定だったのでドアスコープを見に行こうと立ち上がる。すると

「ピポピポピポピポピポピンポーン」

といきなりチャイムを連打し始めた。
いきなりのことに少しビビり、そのままじっと動きを止める。
その後チャイム連打が続き、部屋の中は静まり返った。多分1分くらいしか経ってないと思う。でもその時はかなり長い時間に感じた。
とりあえずスコープを見に行こうと思ってゆっくりと玄関に向かった。俺の借りてるアパートは結構古く、普通に歩いて玄関まで行くと床が軋んで音が出てしまう。外にいる何者かに近づいていることを悟られたくない。そんなことを考えて、かなり慎重に足を運んだ。ドアまであと2メートルくらいだろうというところで

「ガチャガチャガチャガチャ!」

と今度はドアノブを激しく回す音がした。
驚いて声が出そうになった。体が固まりその場から動けない。外にいるであろう何者かは、ドアノブを回すだけでなくドアも叩き始めた。俺は早く止んでくれと思うことしかできなかった。
しばらくして音が止んだ。だが静かになると今度は少しの物音でも外の奴に聞こえるんじゃないか?と思い息を潜めてその場に立ちすくむ。
どれくらいの時間が経ったかはわからないが体感ではかなり長い時間が経っていた。
すると隣の部屋から鍵を開けて中に入る音がした。隣人が帰ってきたのだ。
慎重にドアスコープを覗く。そこには何もいなかった。念の為武器としてフライパンを持ってゆっくりと外に出るが誰もいない。そこでようやく緊張が解け、大きく息を吐いた。居間に戻り携帯を見るともう11時半を過ぎていた。念の為10分ほど時間をおき、武器()を持って車に乗り込みガソリンを入れに行った。行く途中も帰ってきてからも何の異常もなくその日はそのまま寝た。

翌日朝早くから友達と遊びに出かけた。3人で出かけたのだが、そのうちの1人が「昨日の夜部屋に誰か来た?」と笑いながら聞いてきた。なんで知っているのか、少し声を荒げて問い詰めた。
聞けばそいつと俺の共通の部活に入ってる友達が、夜に飯に誘いに来たらしい。補足をすると、大学がある場所はだいぶ田舎で、付近にはそこに通う学生が一人暮らしをしている。そのため、近くに住んでる仲のいい奴らがアポなしで突撃してくるということはそこまで珍しいわけでもなかった。俺のとこにも行ったけど出なかったとのこと。俺はそれを聞いて大笑いしてしまった。その面子を聞いたら確かにチャイム連打でもしそうな奴らだったので納得し、あんなにビビってたのが一気にバカらしくなった。来たんなら声かけろよとか、色々言っていたんだが「もう11時は過ぎてたど結構遅くに来たんだな」と言うとそいつは「え?行ったの8時くらいだったよ?」と答えた。
あれ…?8時くらいだったら丁度俺は寝ていた時間だ。昨晩の出来事は11時頃だったはずだし時間が合わない。じゃあ真夜中に来たのは一体何だったんだろうか?あの時もしドアスゴープを覗きに行ったら…扉を開けていたら…
結局その事は友達には言わず適当にはぐらかした。
その後は何かおかしなことなどは全く無い。

ただ、それ以来未だにチャイムやインターホンの音は苦手なままだ。

22不思議な名無しさん:2019/08/13(火) 23:10:24 ID:UvLmTie60
派手な展開やオチがなくて申し訳ないのですが、私が実際に体験した不思議な話を。

私の叔父さん(母の弟)は、私が小学校3年生の頃に若くして亡くなりました。数回しか会ったことがなかったけど、私は物静かで優しい叔父さんの事が大好きでした。

今から3〜4年前、高校3年の冬だったと思います。ある夢を見ました。
墓地で包丁を持った母親に「殺してやる」と追いかけ回される夢。私は必死で逃げました。
逃げている途中、叔父さんを見つけました。
墓地の隅の暗がりからヨロヨロと力無く現れた叔父さんは、青白い顔で、本当に申し訳なさそうな、恥ずかしそうな顔で私を見ていました。
そこで目が覚めました。

叔父さんが夢に出てきたのは初めてで
「不思議だな、どうしたんだろう?」と思いながら布団から身体を起こし、家のリビングに向かいました。
誰もいないリビングのテーブルの上に、1枚の紙切れがあり、見れば母の字で大きくこう書かれていました。
『○○(妹の名前)へ。今日は叔父さんの命日です。私は仕事なので、代わりにお線香をあげてください。お菓子も買ってきてください。』
何だか怖くなって、急いでお菓子を買いにいきました。真冬なのに薄着のまま外に飛び出したので、凄く寒かったのを覚えています。
叔父さんの仏壇に線香をあげお菓子を備え…帰ってきたら母と妹に夢を見たことを説明しました。
妹からは「へぇー、私は全然そんな夢見なかった」と言われました。
母は「そんなことあるんだねー」と、特にあまり興味が無さそうでした。
2人は確かにそう言いました。はっきりと覚えています。

けれど最近ふとこの話を思い出して「あの時こんなことあったよね。怖かったなあ」と言ったら、2人ともキョトンとした顔をするのです。
妹は「そんな話聞いたことない」
母は「聞いたことないし書き置きなんて残してない」と。
ただ単に忘れているだけか?と思いましたが、
母に「私は弟の命日をはっきり知らないから『命日だからお線香を〜』なんて書けないよ。知らないんだもん」と言われてしまい、今混乱しています。
あれは何だったの?幻だったのか?

分からないし確かめる事も出来ません。
私の頭がおかしいのかも…?
でもそれからは時々、何もなくても叔父さんにお線香をあげるようになりました。

23不思議な名無しさん:2019/08/14(水) 00:31:08 ID:ZaYkEnj20
>>22
弟の命日覚えてないって…あり得ないと思うよ
それ本当にお母さん?

24不思議な名無しさん:2019/08/14(水) 02:21:30 ID:UvLmTie60
>>23
お返事ありがとうございます
そうですよね、普通ありえないんですけど母は元々かなり忘れっぽいのと、叔父と母は元々離れて暮らしていて(叔父は自分の母親、つまり私の祖母と2人暮らしだった)死因は自死でした。
自室で亡くなっているのを祖母が発見して、酷いショックを受けた祖母はその後の後処理やら何やらで、母に叔父が亡くなったことを知らせるのにかなり時間がかかったようです。
そして祖母は叔父の話をあまりしたがりません。
(幼く何もわからなかった私が祖母に叔父さんのイラストを送ったら、それまで私が送ったイラストを私の家宛に全て送り返してきたほどです)
だから母も知らないのかな…って。

25不思議な名無しさん:2019/08/14(水) 02:51:07 ID:UvLmTie60
>>22
せっかくなので追記。
母は「命日知らないよ〜」って言ったあと、祖母に電話して叔父さんの命日を聞いたようでした。10月頃とのこと。
私が夢を見てお菓子を買いに行ったのは、真冬だったんです。
叔父さんは神戸のゴーフル?(丸くて中にクリームが入ってるお菓子)が好物で、私がお菓子を買った2日後くらいに母がわざわざそれを買いに行って供えてたのも覚えています。
「私は叔父さんの好みはゴーフルくらいしか分からないけど、(私がお菓子を買ってきたから)喜んでると思うよ」って母が私に言ってた記憶もある。
なのに誰も覚えてないし、実際の命日でもないし……自分の記憶違いなのか、色々自信がなくなってきました。
オチなくてごめんなさい。

26不思議な名無しさん:2019/08/14(水) 08:23:15 ID:DG3K3o1A0
>>23 それ本当にお母さん?

ここ一番ゾッとしたコメントだ

27不思議な名無しさん:2019/08/14(水) 08:27:20 ID:MB.WvV2A0
数年前のお盆の夜、祖母宅へ母と姉が参加し親戚一同集まりました。
お酒も入り賑やかな宴会が始まりました。
母は叔父である弟に顔に出来た痣について尋ねました。
『いや〜酔っ払って転んだんとちがうかな。起きたら急に出来てた』と心当たりはない様子。

皆が賑わっている中、姉がある一点をじーと見つめ、何度も相槌を打ち始めました。
『お母さん、何かメモするの頂戴』
母はその時何だこの子と思いながらも話に夢中になって特に気にもしていなかったようです。
姉はある一点を見つめ続け、うん、うん、と頷きながら何やらメモをしていました。

事が終わり何があったのか説明すると、
花模様の着物を着、丸まげをした昔風の女性が現れたと言います。
ある山の麓にある墓に、白いユリの花を持って、叔父嫁である○○のご先祖様の祖母の墓参りに、子供達3人を連れて参って欲しいと告げたそうです。そうすれば顔の痣も消えると。
皆酔っ払い、姉にしか姿が見えていなかったため嘘やぁ怖いこと言うななどと全く信用していなかったそうです。
そのすぐ後、叔父と子供達がコンビニへ出掛けたのですが、丸髷の女性も最後に姉に一列して一緒に出て行って消えたそうです。

後日参加していなかった叔父嫁によると、白いユリの花は祖母の好きな花だったそうです。
もちろん姉は、墓の場所も好きだった花も何も知らない事でした。
叔父は無事に墓参りを済ませ、顔の痣もすぐに消えたそうです。

28不思議な名無しさん:2019/08/14(水) 09:55:33 ID:???0
 死ぬかと思った夢の話をしようかと思う。死ぬと言っても、夢の中で死にそうになったとかじゃなくて、夢が覚めた後、あっ俺今晩死ぬかもなって思うような感じのやつだ。
 ふと気づくと俺は見知らぬ部屋にいた。雰囲気的にはのび太の部屋なんか想像してもらえると分かりやすいかと思う。
 それで、机の上に雑誌サイズの本が置いてあった。本の中身は最近よく聞く知育本ってやつで、小さい子供が遊ぶような、本に書いてある問題を解くような本。
 小さい頃よくやったなぁとか思いながら、本を開いてみると、そこに描いてあったのは、子供部屋の絵だった。おもちゃとか本棚とかがあって、部屋の中央には男の子が立っていた。問題の内容は、

『このへやにあっちゃいけないものをけしてね!』

 どうやら消ゴムで消せるインクが使われているらしい。子供部屋にゾウとかお墓とかが描いてあったら消すのかなーとか思って部屋の絵を眺めても、特におかしな点は見当たらない。
 なんも変な所が無いもんだから、少し腹がたって部屋にいた男の子を消してやったんだ。お前がこの世に要らねぇんだよ!みたいな子供染みたノリで。
 そうすると、腹の虫が収まると同時にちょっとした罪悪感が芽生えてくる。むしゃくしゃしてたとはいえバカなことしたなぁって、静かな部屋で一人つっ立ってた。
 すると、バチッて音がして突然テレビの電源がついたんだ。そこに映っていたのは子供部屋だった。家具の配置も部屋の大きさも何もかもがさっきの絵と同じ。男の子もそこには居なかった。
 テレビが急についたのも、男の子が映ってないのも何もかもが怖くて、俺はその場に立ちすくんでじっとテレビを見ていることしかできなかった。
 ガチャっと子供部屋の扉が開く。女の子が入ってきて部屋の中を見渡していた。

「あれー? ○○くんどこいったのー?」

 その男の子は俺が消した。心拍数がどんどん上がっていく。俺はテレビから目を離せずに、恐怖を感じていることしかできない。
 するとテレビの女の子がこっちを向いた。紛れもなく俺の方を向いている。その顔に表情はなく、俺をじっと見ながらゆっくりと腕を伸ばし、俺を指差して、

「全部お前のせいだ」

 その瞬間、心臓が握られたような感覚と、くそでかい耳鳴りがして、目が覚めた。
 今日俺は死ぬんじゃねぇかと本気で思ったし、未だにあの女の子の顔が忘れられない。

29ろーる:2019/08/14(水) 11:52:09 ID:u5TDFk260
お盆で帰ってきた友達と呑んでた時にその友達に聞いたお話です。

2、3年前ちょうど20歳くらいの時に2人で旅行に行きました。秋頃だったでしょうか、突然平日の休みが当たったので友達と弾丸ツアーということで京都に行きました。平日でもまあまあ人は多く、有名な神社や観光スポットは疲れるくらいでした。それでも行きたいところは行けて、食べたいものも食べられてと突然の旅行の割にはうまく行けたといった感じでした。予約したビジネスホテルにいき、途中で買ったお酒とおつまみを片手にあそこが楽しかっただのなんだの言いながら私の部屋でだらだら呑んでいました。いつの間にか寝てしまっていたようです。テレビの光で目が覚めたのですが、疲れてまだ寝ていたかったので「テレビ消して」と言って布団に潜りました。「わかったよ」とガサガサの声で答えたので酒やけしてる笑と思いながらまた眠りにつきました。
翌朝目が覚めて横の部屋に泊まっている友達と通話しながら帰る支度をしていて、友達の声がいつも通りの声だったので「あれ?酒やけ治ったの?」って聞いたら「何言ってんの?私、お酒呑んでないよ?まだ酔ってるの?笑」って、あれ?そうだっけ?と思いながら「昨日テレビ消して部屋に戻ったよね?」って聞いたら「え?あんた寝ちゃったからその後すぐ部屋に戻ったよ?」って、じゃあ、あの時、私の部屋でお酒を呑みながらテレビを見ていて消して出ていったのは…誰?

30不思議な名無しさん:2019/08/14(水) 12:22:24 ID:I.OG6Jo.0
去年、身内のお見舞いで北海道に行きました。
2泊3日で夜になると毎晩レンタカーで
夜道を走ってました。

ご機嫌で運転していて、ある山道に入った時、
唐突にクルマが
「ピーピーピー!!!」
と警報を鳴らしました。
現代の車には運転支援システムが搭載されています。
自分が気づかないうちに何か轢いていたらやばいと思い、車を止めて車体と道路を確認しました。

何も変化はありません。
車体に当たったへこみも、道路に死体も。
怖くなったので俺は帰りました。

そしてレンタカーを返却する日、
店員に報告してドライブレコーダーを確認しました。
すると歌が聞こえてから警報がなっています。
その歌というのが、

「大人の階段ノーボルゥ!!!」

俺の歌声です。
店員も父も俺もゾッとしました。

運転支援システムは反応してるんです。

何もない場所に。

31不思議な名無しさん:2019/08/14(水) 13:42:48 ID:SxaK5wNw0
ちょうど今から10年前のことです。

当時小学生だった私は、毎年お盆に隣町で行われていた祭の花火がよく見える場所を知っていて、その場所というのが見晴らしの良い墓地の上でした。私以外誰もいなくて、花火を独り占めできてとても嬉しかったです。

そしてその年、一人で静かに花火を見ていると、隣に見たことのない男の子がいたんです。さっきまでいなかったのになー、とか思ったんですけど見た目がまだ幼稚園児くらいだったので心配になり、「お母さんは?」みたいなことを聞いたんですね。

すると彼は「いないよ。でもみんな見てるよ」と言ったんです。
私は特に何も思わずそのまま花火を見続けて、終わったらすぐに帰宅しました。その時にはその子はいなくなっていて、途中で帰ったものだと思ったんです。

今思えば、「みんな見てるよ」って墓地だし、そういうことなのかな…と。
花火もあの年限りで終わってしまって残念です。そんな最後の年に起き、ちょっと不思議な体験でした。

32不思議な名無しさん:2019/08/14(水) 15:20:53 ID:JRiyxaZc0
友達と近所を歩いていたら見なれない廃墟があったんで、家の回りだけでも…と見て回ることにしてんです。その家ば誰が見ても廃墟で所々屋根も落ちていたりして人が住んでいる様子は見られませんでした。外に落ちていた古い家電や、錆びた農具などを物色していたら「う」

33不思議な名無しさん:2019/08/14(水) 15:25:37 ID:JRiyxaZc0
すみません途中で切れてしまいました…32です

「うううう…」という老婆のようなうめき声が突然聞こえてきました。友達も聞いたようでいっしょに逃げ出しましたが友達は「お爺さんのような声だった」と言っていたのも気になります。誰かが整理のため来ていて僕達をおどかしていたのでしょうか?それとも… 知多市の岡田地区のどこかにあります

34<あぼーん>:<あぼーん>
<あぼーん>

35不思議な名無しさん:2019/08/14(水) 18:01:34 ID:eTTLrVEs0
子供の頃、実家の前の道路で遊んでいる時、見たことが無い空飛ぶ虫が目の前に現れた。

体長は10cm弱、見た目はトンボに近く、色は無色〜微かな白色。無色って言ったのはその虫が半透明で虫の向こう側の景色が透けて見えたから。

私が気になってその虫を凝視していた数秒間、その虫は飛びながらずっと同じ位置に

私がその虫に手を伸ばすと虫は指先に近付いてきた。『もう少しで触れそう』って時に後ろから誰かが私に話しかけてきた。

36k:2019/08/14(水) 18:07:39 ID:???0
小学四年生の夏、私が祖父母の家まで一人で行った時のことです。

それまでは、必ず両親と同伴で祖父母の家まで行っていたのですが、両親が仕事で忙しかったたことと、私だけの力で祖父母の家まで辿り着きたいという思いから、電車とバスを乗り継いで行くことに決めたのでした。
自宅から祖父母の家まで凡そ6時間程かかるため、10歳の私には大冒険のように感じたことを覚えています。

当時はケータイ電話も普及し始めたばかりで、周囲で持っていた友人はおらず、私自身も持っていませんでした。
唯一の頼みは、母が便箋に書いてくれた電車やバスの乗り継ぎ情報のみです。

出発当日の明け方、母に見送られるなか新幹線に乗り込みました。
座席は窓際だったため、私は新幹線に乗っていた約4時間の間、ずっと景色を眺めていました。
不定期に眠気が襲ってくるのですが、寝過ごしてしまわないよう、足をつねったり顔をはたいたりしていたと思います。

何とか眠気にも打ち勝ち、ローカル線へ乗り継ぐことに成功しました。
終点まで電車の乗り換えはなく、終点であれば寝ていても車掌さんが起こしてくれるため、私は心置きなく眠ることにしたのです。

随分と長い間寝ていた気がしました。
目を覚ますと辺りは薄暗く、私を除いて誰も車両内にいませんでした。
ここで、私は一気に眠気が覚めたと同時に、日が暮れ始めていたことに恐怖と不安を感じました。
なぜなら、予定していたローカル線の乗車時間は1時間程度で、どんなに遅れようとも夕暮れまで乗っていることは考えられなかったからです。

なぜ車掌さんは起こしてくれなかったのか、私は疑問と怒りにも似た感情が込み上げるなか、大慌てで電車から飛び出しました。
そして、目の前に広がる風景に愕然としたのです。

そこには、夕暮れ時だというのに街灯も灯っておらず、夕日に照らされた廃屋のような駅舎があるだけでした。

私は自分が乗る電車を間違えたと思い、急いで駅員を探しましたが、そこには駅員どころか、誰一人として人の気配を感じないのです。
しかし、既に半泣き状態の私には、それらを深く考える余裕などなく、駅員を探すために走り回っていました。

ふと我にかえって、自分の居場所が何処なのか確かめようと駅名を確認すると、そこには煤けた消え入るような文字で「やゐ」と書かれていました。
文字版が汚い上に消えかかっていたため、はっきりとは解りませんでしたが、凡そ前述したような文字が記してありした。
ちなみに、私が確認した駅名は柱に掲げてあったもので、一般的に駅ホームの天井に吊るしてあるものではありません。

私は、その見たことも聞いたこともない駅名をメモ帳に書き留め、とにかく人を探すために駅の外へ出ることにしました。
改札を通り抜けるのは罪悪感がありましたが、誰もいないので仕方がありません。
駅の外へ出ると、そこには夕日に染められた古い街並みが不気味に佇んでいました。

この時、私は本当に自分の頭がおかしくなったのか、夢でも見ているのか見当がつかなくなっていたのです。
少なくとも、自分の置かれている立場が尋常でないことは直ぐに感じとりました。
私は、なぜだか駅の外へ出ては不味いと思い、もう一度誰もいない駅に戻ることにしたのです。

そして、自分の乗っていた誰もいない電車に乗ろうとしました。
すると、後ろから「おい」と呼び止める声がしたので、驚きと嬉しさのもと振り替えると、一人の男性が立っていました。薄暗いため顔は見えませんでした。

男性は、お前が乗るべきはそれじゃないと仰ったので、私はどれに乗ればいいのか、ここは何処なのかと、矢継ぎ早に質問したのを記憶しています。
ただ、男性は何も答えずに踵を返したため、私は慌てて待ってくださいと追いかけようとした瞬間、頭に衝撃が走り、目の前が真っ白になったのです。

そして、気がつくと私の目の前には車掌さんが立っており、終点だよと告げました。
驚いて辺りを見渡すと、そこには人で賑わった駅のホームがあり、私が降りるべき終点の駅名が掲示されていました。

私は、やっぱり夢だったんだと一安心して、そのあとは無事に祖父母の家まで辿り着くことができました。


あれから長い年月が経ちましたが、私は時々この頃の記憶を明瞭に思い出すことがあるのです。
そして、あれは本当に夢だったのかと疑問に感じることがあります。
なぜなら、「やゐ」と書かれたメモ帳が残っていたからです。
しかし、家族や友人に話をしても「それは紛れもなく夢」「小さいころの夢と現実が混在しただけ」「陳腐な創作だね」などと言われるばかりです。

つい先日、当時と同じ経路で祖父母の家に行ってきました。あのメモ帳を見つめながら。
もちろん、特筆すべき出来事は起こらない旅となりましたが、自分自身の備忘も含めて書かせていただきました。
末筆ながら、最後まで読んでいただきありがとうございました。

37とと:2019/08/14(水) 18:07:40 ID:???0
福井県の人から聞いた話。
その人が行ってた小学校は、怪談で良くある昭和初期位からある古い学校で、昔は墓だったとかってお決まりの噂があったようです。これもお決まりですが、其処のトイレが矢っ張り可也不気味だったそう。
ある日そのトイレで子供達が騒いでいたので、その人も興味が湧いて中に入って見たのだそうです。男の子と女の子が一緒に其処にいたみたいなので、男女兼用?まー、そこはハッキリしませんが、その中のトイレの1つのドアが閉まっていたのだそうです。大人なら誰か大の方をしているのだろうと放っておきますが、子供達は誰も中に居ないのに何がいるんだって大騒ぎをしていたのだそう。そこで男の子の一人が「よーし、誰が入ってるか見てやろう」と言う事で、止めておけば良いのにドアに攀じ登ったのだそうです。その子は攀じ登った後に中に飛び降りて行ったのですが、中に入るやいなや断末魔の悲鳴をあげて中から飛び出して来たそうです。そして、その人が慌てて中を見遣ると、何と便器の上に浮いた状態の髪の毛の束が端に火を付けた状態でビュンビュン花火の様に渦巻いていたのだとか。勿論、子供達は集団ヒステリーのパニック状態だったそうです。初めに中に入った子は何を見たのでしょうか?可哀想に。危険な好奇心で火傷した話。合掌。

38不思議な名無しさん:2019/08/14(水) 18:17:02 ID:eTTLrVEs0
35の続きです。書き込むをミスクリックしました。。

声に反応した反射で私が指先を動かしてしまったら、虫は一瞬(1秒もかからないくらい)で高さ10m弱まで上昇、その場で数秒待機した後にまた一瞬(1秒もかからないくらい)で遠くに飛んで行き視界から消えた。

虫に逃げられた後、虫へ伸ばした手の指先を見ると1本の切り傷ができて血が流れていた。

後のテレビで知ったけど虫の形はスカイフィッシュに似ていた。

39不思議な名無しさん:2019/08/15(木) 00:53:18 ID:x/TQgj7g0
>>36
久しぶりに「きさらぎ駅」系読んだ。時空のおっさんとの欲張りセットだね

40たかむら:2019/08/15(木) 01:28:43 ID:???0
「一番怖い心霊写真」
俺の先輩にモンさんと言う方がいます。何でモンさんなのかは分からないです。とりあえず氏名にモンと読む漢字はないんですが。

モンさんは別に心霊に詳しいとか除霊出来るとかではないのですが、幽霊が見えて、そして幽霊に対して独自の解釈を持っていて話を聴いててとても楽しかった人でした。
そんな楽しかった話のひとつに『一番怖い心霊写真』があります。
モンさんにふとしたきっかけに、一番怖い心霊写真はどんなのですか?と訊いたことがあります。きっかけは本当に些細で、確かモンさんの家でテレビを観てて「アンビリバボー」が流れてて、そこから心霊写真の話になった筈です。
昔、アンビリバボーで心霊写真がすごい流行っていて、祭壇の写真とか二枚繋げると顔になるとか、これまでと違ったタイプの写真が出てきて驚いたんですよね。
「モンさんが一番怖いと思う心霊写真てどんなのですか」
自分としては、写真の種類を訊いたつもりだったんですが、モンさんはんーと言いながらデスクの引き出しを漁りだして一枚写真を持ってきました。
これかなとモンさんが渡してくれた写真は、近所のT川の河川敷を撮ったものでした。
「これ、怖いんですか」
暫く眺めてから俺は諦めてモンさんに尋ねました。
その写真はいくら目を凝らしてもそれらしき何かが写っている様には見えませんでした。それどころか、普通の人間すら写っていないごく普通の風景です。しかも昼。川面も穏やかで、恐怖を連想させる物すら皆無でした。
モンさんは、河の近く草の茂み辺りを指差しました。勿論そこにはやはり何も見えません。
「何も見えないですよ」
俺が訝しむと、モンさんはだから怖いんだよと顔をしかめました。
本当に怖いのは、見えない奴なんだよ。人間は分からない現象とか得体の知れない不明を、幽霊とか妖怪に当てはめて明解にするだろ。
見えて、分かる時点で少し怖くなくなるんだよ。少なくともそれは、当てはめた時点で幽霊なんだから。
何かぼんやりシルエットが見えたとか、声が聞こえたとか、把握出来た時点で対処出来るだろ。逃げるとか塩撒くとか、その場を避けるようにするとか。
おれは仕事で使う風景写真が欲しくて河川敷に行ったんだよね。そしてこの場所に立ったとき、凄い違和感を感じて写真撮ったんだよ。でも何も見えないし聞こえなかった。いつもなら何かしら捉えられるのに。
でもカメラから顔をあげた瞬間に、幽霊見たときの何十倍も悪寒を感じたんだよ。何も見えない。だけど確かにここで俺は今までで一番の恐怖を感じたんだよ。
「だからこれが一番怖い心霊写真なんですか」
話を聴いた途端に、何気ない風景が何故か不気味に感じて来るから不思議でした。
「そんなに怖いのに取っておくんですか写真」
俺はモンさんに話を聴いたから怖く感じてるだけで、正直に言えば初見で何も感じませんでした。でもモンさんは何も見えないけど怖いとは感じている。誰も怖がらない心霊写真を取っておく必要が分かりませんでした。
モンさんはすぐに引き出しへ写真を戻すと、使い道があると言いました。
この写真を説明抜きで心霊写真だと見抜ける人間、俺よりもはっきりと視えるやつを探すために取ってある。もし見つかったら、俺の周りにいないか視てもらうんだよ。
だってそうだろ。写真を撮ってから、俺はようやく悪寒がした。相手はその気になれば、俺に怖いとすら思わせてくれないんだぞ。
何も感じさせずに、ひっそりと、今この部屋でお前の後ろにいても気付くことすら出来ないんだぞ。
最後の言葉は本当に怖かったです。

41不思議な名無しさん:2019/08/15(木) 01:40:20 ID:k7UGQ0ng0
10年以上前の話。俺が通ってた小学校の目の前で交通事故があった。学校の前にはそれなりデカイ道が通ってて車通りも多い。そのくせガードレールが無いという危険な道だったんだわ。
その事故で俺の何学年か下の子が亡くなった。俺は毎日手を合わせてたんだけど、事故から数日経ったある日供え物の花とか水が古いままになってるのに気付いた。当時小5の俺は49日とか知らないから(終わったのかなあ)程度に思ってその日は手を合わせなかったんだ。
んで、そんな供え物を尻目に事故のあった信号が変わるのを待ってる時に急に目眩に襲われた。
視界が大きく揺れ、ピントが合わなくなった。なにより不思議なのは歩行者用信号機だった。青と赤の上下が入れ替わり、下の赤が点滅し上の青が点灯した。普通の信号なら赤に変わる手順だが、なぜか頭の中で(青になった、渡らなきゃ)と強迫観念に近い感覚で一杯になった。
「おい!!」と叫ぶ声がして我に返った時には既に信号を渡っていた。一緒にいた友人曰く、突然歩き出していくら呼び掛けても反応しなかった、との事。
その時の事を高校の自称視える奴に話したところ、中に入られたらしい。なんでも、中途半端に手を合わせた事で友達だと思われたんじゃ?と。
あの時車が来てたら俺は今頃ここにいないかもしれない、あの時俺の中に入った子は俺をどうしたかったのだろう。その事故以来現場にはガードレールが設置された。
皆も道端の供え物や犬猫の死骸なんかに手を合わせちゃいけないよ、安い同情は彼らを怒らせる。少なくとも俺はあの時、被害者を怒らせてしまったと思ってる。

42不思議な名無しさん:2019/08/15(木) 13:09:58 ID:mriXXvGQ0
>>40
おー新解釈!怖い!
腕の立つアサシンが相手に気配悟られないようなもんかな

43不思議な名無しさん:2019/08/15(木) 13:15:34 ID:mriXXvGQ0
>>41
安い同情じゃなくて、あなたの優しさに縋った霊が、最期の強烈な体験を同調させてしまったんだと思うよ。
霊は成仏していても残留思念をキャッチする場合もあるし。

44不思議な名無しさん:2019/08/15(木) 13:59:49 ID:CRvbmbrY0
僕には聴覚障害者の友達がいる。
その友達から聞いた話。

友達が言うには、聴覚障害者は霊感持ちが多いそうだ(友達はからっきしらしいが)
五感を一つ失った分、他の感覚が鋭くなるからかなと話してた。
大げさな例では、漫画でたまに出てくる盲目の剣豪とかみたいに。
聾学校に通ってた頃は学友同士で人ならざるものが居たとか見たとか、たまに話題に出てた。
だけど友達は全く見えないから信用できなくて、霊感あり勢を少し冷めた目で見てたんだって。

45不思議な名無しさん:2019/08/15(木) 14:15:41 ID:CRvbmbrY0
本当は見えないのに目立ちたいが為にそう嘘つく厨二病だと思ってた。
けれど、本当に見えてるのかもと思わせる事件が起きた。

その日は春休みで、いつものメンバーで花見をする予定だった。
けれど予報で雨の可能性が高いという事で一人のクラスメイトの家に集まって遊ぶ事にしたらしい。
クラスメイトの最寄り駅で一緒に遊ぶ予定の男の子(霊感持ち)を見つけ、一緒に向かった。
クラスメイトの家はマンションの4階で、エレベーターで上がろうとしたら男の子は一瞬後ずさりして、階段で行こうと、エレベーターはまずいと言い出した。
「中二病乙!」と言いたいところだが、4階だしいいかと思い不承不承従う事に。

46不思議な名無しさん:2019/08/15(木) 14:19:10 ID:CRvbmbrY0
興味ないけど詳しく聞くと、顔半分ない女が這いつくばりながら見上げて来たと。
よくそんな嘘思いつくなぁと呆れながらクラスメイトの家に入ると、もうみんな揃ってた。

その中の一人の女の子が

47不思議な名無しさん:2019/08/15(木) 14:23:04 ID:CRvbmbrY0
ごめん、間違えて書き込み

その一人の女の子が一緒に来た男の子を見つけると駆け寄って興奮気味に言い出した。
「さっきエレベーターに頭が半分ない女いたんだけど、●●達が来た時はいたかな?」

48不思議な名無しさん:2019/08/15(木) 20:47:42 ID:EXshg7wY0
怖い話しでは無いですが、何かに導かれてるお話し。
私の職場では異動があるのですが私が初めて異動した時、異動先が身内が急遽入院した病院の近くでした。おかげで世話をしながら仕事を続けられました。
そして今また異動の話が出てて
その異動先が違う身内の入院先の近くでした。誰かに導かれてる気がして仕方ないです。

49不思議な名無しさん:2019/08/16(金) 03:31:49 ID:/MFAF1TM0
不動産会社で働いてたとき、
その会社には面白い先輩がいたので、その人の話をします。
ちなみに先輩は女の人です。

ある日その先輩がお客さんを賃貸アパートへ案内した後、事務所に帰ってきた。
「今日さぁ、部屋案内してたらインターホンのチャイムが鳴ったの」
と話し始める先輩。

部屋を案内中にチャイムがなる事はたまにある。
別のお客さんを案内しに来た他の不動産屋とかち合ったり、近くに住んでる物件のオーナーが様子を見に来たりとか。

「私部屋の受話器を探して、はい何ですか?って喋ったんだけど全然何も聞こえなくて。お客さんと何ですかねーなんて話しながら続けて部屋を見てたの。
そしたらまたチャイムが鳴って、また受話器で何ですか?ってやるんだけど、何にも聞こえないのよ。すいません案内中なんですけど、とか言っても何にも返事がなくて、そんで玄関まで見に行ったんだけど誰もいなかったの。
お客さんとイタズラですかね、とか話してたんだけど、そこで気づいたの。その部屋日当たり良くて、照明つけなくても明るかったから、私電気のブレーカー上げてなかったんだよね。
ブレーカー上げてないのに受話器で何ですか?とか言って、そりゃ何にも聞こえないよね(笑)」

おっちょこちょいエピソードとして話す先輩。

「でも先輩、ブレーカー上げてなければチャイム自体鳴らないですよ。電気が通ってないんですから」

先輩はちょくちょくこの手の不思議現象に遭遇する人で、それでいて天然のため不思議さに気づかないという面白い人だった。

気づかない先輩に分かりやすく指摘したつもりだったけど、先輩はすごくピンときてない顔してた。

俺は、あぁ分かってもらえてないなと感じてたら案の定、
「じゃあやっぱりインターホン故障してたんだね。
ピンポンピンポンピンポンピンポン!ってすごい連打されてる感じで鳴っててさ、何かおかしかったもん。」

いや故障とかじゃなくて、電気が来てないからチャイムが鳴る事がありえないんだって、しかも何その鳴り方、怖いわ。お客さんもビビってたでしょ。
って突っ込んでやっても、
「そーなんだよねー。お客さん、この部屋はやめますって言って帰っちゃったんだよね。やっぱインターホン壊れてるとか印象悪いよね、その他は結構いい部屋だと思ったんだけどねー。」とお客を逃したことを悔いるばかりで話が噛み合わない。

大体いつもこんな感じで、
他にも微妙に不思議な先輩のエピソードがいくつかあるんだけど、先輩は天然だからなのか、不思議がるとか怖がるとかそういう感覚が欠如している変な人だった。

そのいくつかのエピソードの中でも一番ヤバかった話をする。
これは俺も先輩と一緒に体験した出来事です。
前置き長くてすいません。ここから本題です。

50不思議な名無しさん:2019/08/16(金) 03:33:32 ID:/MFAF1TM0
先輩が担当してたあるお客さんは、貸家の一戸建てを探していたんだけど希望条件に合う家が見つからず、新しい物件情報が出るまで気長に待とうということになって、一旦部屋探しを中断してた。
家族4人で、子供が転校しなくていいようにするには引っ越し出来る地域が限られていたので、なかなか新しい情報も出てこなかった。

先輩は天然だけど明るく朗らかな性格で見た目も結構かわいい方だったのでお客さんからは人気があった。
このお客さんにもマメに連絡を取ってて、かなり信頼されているみたいだった。

梅雨のころ、賃貸の不動産屋は比較的暇な時期。そのお客さんから先輩に電話があった。

内容は、
近所に空き家がありそれが知り合いの所有している家だとわかった。

その知り合いに聞いてみたら、そこは一年程前に親から相続した家で、親が生きていた時には貸家として貸していたが、今は空き家になっている。

室内は多少の修繕が必要だが問題なく住める状態で、また貸家にしたいけど、修繕工事の手配先とか管理してくれる不動産屋のアテもなく、いろいろ面倒で放置状態になってた。
〇〇さん(お客さんのこと)が住みたいなら相場よりも少し安い金額で貸してもいい、
と言われているという話だった。

それで先輩に契約の手続きや家賃の設定、修繕工事の手配などの諸々をオーナーとの間を取り持ってやってくれないかと言う相談だった。

なかなか珍しいケースで、ちょっとややこしい感じもしたが、儲かりそうだし何よりお客さんから頼りにされているわけなんで、先輩は張り切って引き受けた。

それで先輩はお客さんに、肝心の家は気に入ったのか聞いてみた。

お客さん曰く、その知り合いに鍵を借りて家を見に行って来たが、家はかなり気に入ったらしい。少し古いが造りがしっかりしてる。広さも申し分ない。立地も静かな場所で良いとのこと。

ただ一点不満というか、修繕工事の時にやって欲しい事がある。
屋根裏部屋があってその部屋の壁に等身大サイズの人の絵が描いてあった。
絵が飾られてたんじゃなく、直接壁に描かれていたらしい。
窓もない部屋で暗いのもあり、正直気味が悪いから工事の時に絵は消して欲しい。
でも気味が悪いとか、直接知り合いに言って角が立つと嫌だから、その辺は先輩からやんわりと先方に伝えて貰いたい。

とこんな話だった。

屋根裏部屋の壁に人の絵って、そりゃあ気持ち悪いよね。ていうか何でそんなの描いてあるの?俺だったら気味悪いからそんなとこ住みたくないなとか思ったけど、先輩は

「分かりました!じゃあ先ずは現地確認してオーナーさんとお話ししてみますね!」って明るく答えていた。

俺はこの時点で、先輩が何か変なものを引き寄せてるんじゃないかと不安になった。
先輩に現地確認に一緒に来るように頼まれたときは、嫌な予感がするから断ろうかと思ったけど、先輩のことも心配ではあったし、多少の好奇心もあり同行することにした。

51不思議な名無しさん:2019/08/16(金) 03:35:14 ID:/MFAF1TM0
不動産屋として賃貸物件を仲介するにあたっては、その家の間取りや設備関係を把握する必要があるので初回の現地確認は結構手間がかかる。広い家らしいので二人で行く方がいい。
先輩と俺はその家のオーナー宅へ訪問して挨拶をし、鍵を借りてその家を見に行った。

その家は確かに広く、造りも良いと感じた。最初から貸家にしようとして建てた家ではないのは確かだと思った。建てた人の思い入れというか、こだわりを持ってお金をかけて作った家という感じだった。
ただ梅雨時だからだとは思うが、異様に濃い湿気が充満していた。庭木も手入れされておらず、葉が生い茂って太陽の光を遮っており、全体に影のある印象だった。

先輩は
「確かに広さと立地はいいけど、今まで希望を聞いて探してた家の感じとは違うなぁ。敷地内の駐車場も必須だって行ってたのに、ここは駐車場ないし。お客さん本当にここでいいのかな。なかなか家見つかんなくて焦って妥協してるんじゃないのかな」
とお客さんのことを心配していた。

修繕工事が必要なところをチェックしながら室内を見ていき、残るは件の屋根裏部屋だけだ。

二階の廊下の一番奥の突き当たりに襖の開き戸(ドア)があり、そこを開けると屋根裏部屋へ上がる階段があった。
ちょっと階段を隠している感じが余計に気持ち悪いなと思った。

俺は階段の下から真っ暗な屋根裏を覗きつつ、ゴキブリやネズミの出現を恐れて階段を上るのを躊躇していたけど、先輩は俺の横をすり抜けて、実家の自分の部屋に入るかのように軽快に階段を上り真っ暗闇の中に消えていった。
俺はその後を追ってビビリながら階段を上り屋根裏に入った。

屋根裏部屋は結構広く6帖くらいの広さがあり、天井は屋根に合わせて斜めになってて、一番高いところでは大人でも立ち上がる事が出来る高さがあった。ただ窓もないし照明も小さな電灯が一つあるだけで全体的に暗く、物置としてしか使えなさそうだった。

「へえ、屋根裏結構広いねぇ。ていうか絵なんてないんだけど」
不気味な雰囲気の部屋の中で、先輩が雰囲気に合わない明るいテンションで話しかけてくる。

確かにお客さんに言われたような絵はなかった。そのかわり部屋の壁に、何か黒い布が掛けられていた。暗くて携帯のライトで照らしながら見ているような状態だったので、それが男性用の黒い和服であることが分かるまで少し時間がかかった。

お客さんはこの和服を人の絵と勘違いした?
ちょっと考えづらいけど、他にそれらしいものもないし、他の部屋にも絵なんてなかった。

先輩と、きっとこの和服を絵と勘違いしたんだろうと結論付けて、俺たちは現地確認を終えて家を出た。

釈然としない部分もあるけど、着物であればオーナーに処分して貰えばすむ話なので、壁に絵が描いてあるより対処は楽だ。
オーナーのところに鍵を返しに戻り、その時に和服のことをオーナーに伝えた。

オーナーは
「え?和服?そんなの残ってた?
悪いね、忙しくてろくに中を見てないんだよね。今度確認しとくよ。ちゃんと処分しとくから、〇〇さんに伝えといて」

というわけで屋根裏の件は解決、面倒事が一つ減ってよかった、なんて先輩と俺は話しながら事務所に帰った。

事務所に戻り、先輩はお客さんに電話で現地確認の報告と、屋根裏の件について話しをした。

お客さんは、和服を絵と勘違いしていたのではと伝えられ、最初は納得してなかったが、その他に絵らしきものもなかったと聞かされて、
じゃあ自分の勘違いだったのかも、そもそもどんな絵だったか記憶も曖昧。とか、ぼんやりしたことを言い出して、とりあえず絵の件はもう良しという流れになってた。

それで、家賃や修繕工事について、先輩とお客さんとオーナーで、一度現地で打ち合わせをしようということになった。
俺はもう行かないつもりだったが、修繕工事については俺の方が先輩よりも知識があったので同席して欲しいと先輩に頼まれて、結局再度その家に行くことになった。

52不思議な名無しさん:2019/08/16(金) 03:35:38 ID:/MFAF1TM0
後日、その家に先輩と俺、
お客さん(貸家を探して先輩に連絡してきた顧客)と
オーナー(その家の持ち主)
の4人が集まった。

どこを直すとか、庭の木は切った方がいいとかあれこれ打ち合わせをしているなかで、
俺はオーナーに、
「前回お話させてもらった和服の件は、もう対応して頂いてますか?」
と問いかけたところ、
オーナーからは
「そうそう、それも話したかったんだけど、言われてた和服ってさ、どこにあるの?探したけど見つからないんだよね。」
という返答。

「屋根裏部屋にありませんでしたか?」
と言っても、オーナーは困った顔をするだけで、
「ちょっと今教えてよ。どこにあったの?」
と俺に案内を促してきた。

俺はまたあの屋根裏部屋に行くのは嫌だなと思ったけど仕方がないので、
「こっちですよ」
と2階の廊下の奥へ進んで行った。


そして2階の廊下の突き当たりまで来た。そこで俺は絶句してしまった。
お客さんも一緒に付いて来てて同じくフリーズしてた。

前回来たときには有った屋根裏部屋に続く階段の入り口の開き戸がなくなってた。

開き戸があったはずの場所はただの白い壁になってた。

俺とお客さんはしばらく固まったあと、
「あれ?え?あれー?」て感じて混乱気味に階段を探し回った。変な汗が頭からダラダラ流れてきてた。

後から来た先輩だけが平然と、開き戸があったはずの場所の白い壁に手を当てて、軽く叩いたりしてた。

オーナーが
「この家、屋根裏部屋なんかないんだよね。あんたらも〇〇さんも、どこの部屋を屋根裏と勘違いしたんかね」
と問いかけてきたが、俺は頭が混乱していて生返事することしか出来なかった。

たいそうこの家を気に入っていたお客さんもそこからは無口になって、早く打ち合わせを切り上げようとしていた。
多分お客さんも、あの屋根裏部屋に入ったんだと思う。

家の外に出て屋根裏部屋の入り口にあたる場所を見てみたが、2階の廊下の突き当たりのその先は外だった。
つまり、階段が通るスペースはない。

扉が壁に早変わりするカラクリ屋敷ではないことが分かったので、
引き続き修繕工事の話を進めようとしてる空気の読めない先輩に早々に打ち合わせを切り上げるよう促した。
お客さんも同じ考えだったようで、
「実はこの後用事があって時間があまりないから、あとは〇〇さん(先輩のこと)を通して連絡します」
とかそんなことを言って打ち合わせはすぐにお開きになり、俺と先輩とそのお客さんはそそくさとその家から退散したのだった。

次の日、お客さんから連絡があり、あの家に住むのはやめると申し出があった。オーナーに上手く伝えて欲しいと。

先輩は契約にならなかったことを悔しがっていたけど、俺はこれであの家に関わらなくて済むのでホッとしていた。
あの家は絶対無理でしょ、お客さん住むの止めて正解ですよ、と先輩に言ったら、
「確かにねぇ。屋根裏の入り口無くなってたもんねぇ」と、
天然の先輩もその時は流石に事の異常性を認めているようだった。

先輩は続けて
「でも屋根裏部屋の入り口は壁になっちゃってたけど、壁の向こうに階段はあると思うんだよね」
と言い出したので、

「いや、俺外に出て階段がある場所を確認しましたけど、あの壁の向こうはもう外でしたよ。つまり階段が通る場所がないんですよ。あそこに階段はないです。」
俺もあの屋根裏部屋に入ったのに否定するのも矛盾してるけど、客観的に屋根裏部屋の存在を否定して、あの屋根裏部屋との関わりもなかったことにしたい気持ちだった。

「でもね、あのとき私があの壁に近づいて壁をちょっと叩いてみたらさぁ、聞こえたんだよね。

壁の向こうから誰かが階段を降りてくる足音が」


怖がる様子は一切なく、ただ真顔で話す先輩にうすら寒いものを感じて鳥肌が立った。
やっぱりこの人が引き寄せたんだろうなと思った。

53不思議な名無しさん:2019/08/16(金) 15:54:48 ID:qdNOZaLM0
夏休み
中学時代に友達と一緒に、某サーキット(プール)へ行きました。
プールに行って、その帰りサーキット場へ行こうか?という事になりました。
その時レースは平日でやっておらず、自分たちもレースに興味ないため
10分程度で帰りました。
帰り道フェンスに穴が開いており、何だろう?侵入者がいるのかな?程度に思ってました。

数日経って別の友達と遊んでいて、その友達の兄貴がレースが好きという事を知って、
その事を話しました。
その兄貴は、「ああ・・・聞いた事があるね」と言って真顔になりました。
その内容を聞くと、レースでは沢山の選手が亡くなっていると。
????
それは分かっていましたが、フェンスの穴とどういう関係か分かりませんでした。
兄貴は知り合いの話として話し始めました。
夜サーキットへ侵入して、その穴から不法侵入した人がいた。
コースはサーチライトで照らされており、シーンとしていた。
近くへ行くと声が聞こえてきて、近くへ行ったら坊さんが念仏を唱えていた。

54ふしぎね:2019/08/16(金) 16:09:12 ID:wHAnIiRA0
テレビが怖くなった話。
深夜ふと目が覚め、トイレに行こうと下の階に降りた。うちではいつも、母が遅くまで起きており、リビングにだけ電気がついている。少し空いているドアからリビングの様子が見え、母がソファで寝ていることに気づき、ベッドに連れて行ってあげようと思い部屋に入った。足を踏み入れ気づいた。テレビがついている。音が出ておらず、入るまで気づかなかった。そこに映る映像が異常なものだった。お葬式?の棺桶の中に見知らぬおじいさんが入っている映像だったんだ。反射的にすぐに適当に番組を切り替えた。「お母さんなに見てたん!?」とすぐに母を起こし、母は「…テニス見てた」と虚ろに答えた。私だけがあの映像を見た。後々いろいろ考えたが、

55ふしぎね:2019/08/16(金) 16:20:22 ID:wHAnIiRA0
>>54
続き。その後切り替えた番組は普通に音が出ていたから、その映像自体の音が出ていなかったことになる。葬式のCMかドラマのシーン、または映画かと考えたが背景に音楽が流れないのは、少し不思議だなぁとは思う。そのおじいさんの顔は今でも覚えていて、安らかな顔をして眠っていた。母が寝ている間、私が起こしにくるまで、どんな映像が流れていたのだろうか。今でもテレビは怖い。誰かの棺桶がまた、写り込んでしまいそうだから。

56不思議な名無しさん:2019/08/16(金) 20:42:22 ID:oxNpjELQ0
初めて書き込みます。
この時期になると何となく思い出す話があるので書き込んでみます。

もう7年ほど前の話ですが、大阪に住む僕が愛知県に住む友人に会いにあった時の話。

その時は僕が大阪から北海道に就職するということで、なかなか会えなくなりそうだったので思い出作りに愛知に就職した友人と遊ぶために愛知まで遊びに行きました。

友人は律儀にビジネスホテルを取ってくれており、その日の晩はそこで泊まることになっていました。

ここで友人について軽く説明しておくと友人は霊感があるらしく、何か不吉なことが起こる前は家の電灯が不意に爆発したり夜寝てる時に叫び始めたりする人でした。

ただ学生時代友人として付き合っている時にそんな事が起きるわけもなく面白半分に話を聞いていました。


仕事終わりに愛知まで向かったので到着は20時頃でした。
友人が駅まで迎えに来てくれて車でホテルまで行きました。
ホテルは上から見るとI字の様な構造。

端にエレベーターがあり各階降りると直線の廊下があり左右に客室があるという構造でした。

僕らが泊まったのは4階の角部屋。
部屋に荷物を置き、ホテルの近くの居酒屋で晩飯を食べることに。
久しぶりに会ったというのもあり会話に花が咲き
ホテルに戻ってきたのは午前3時頃だったと思います。

部屋に戻る時にホテルが線香の香りがしていたのが印象的でした。

部屋は狭いもんで入ってすぐ右手に風呂とトイレ。
入口から見える位置にベッドが2つ並んでいました。

夜遅いこととお酒が入っていたこともありすぐに寝ることになりました。
僕が入口から近いベッドで友人は奥のベッド。

すぐに眠れるかと思っていましたが、なかなか寝つけませんでした。
友人はすぐに眠ったのかめちゃくちゃゴロンゴロンとしていました。

寝相悪いな〜と思いつつ目を瞑っていました。
寝ているような起きているような不思議な感覚のまま朝になりました。
時間は7時前。

いつの間にやら友人は静かになっていました。
喉が渇いたので水を飲み、もう一眠りしようとした時友人が「ふふっ」と笑いました。

思い出し笑いかな?と思いましたが別に気にすることも無く寝ようと思いました。
しかしその数秒後

「ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」

友人の笑い声が止まらなくなりました。

さすがに笑いすぎだろと思い友人を見ると、両目を限界まで開き、ぴっしりと気を付けの姿勢で真上を見ながら

「ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」

と笑っていました。

あまりに異様な光景を見ると人は間抜けな事しか聞けなくなるようで僕は
「笑ってんの?」
と尋ねました。

そうすると友人はハッとしたように笑いを止めて、僕にすぐにここを出ようと言いました。
朝食を食べて早々とホテルを出ました。

57不思議な名無しさん:2019/08/16(金) 20:49:51 ID:oxNpjELQ0
少しだけ続きがあり
友人目線の話です。

僕が寝相が悪いな〜と思っていた時友人は起きていたようで耳元でずっと低い男の声で

「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

と囁かれていたそうで、嫌で抜け出したいけど声が出せず寝返りを打つということしか出来なかったそうです。

僕が水を飲んで寝ようとしたタイミングで部屋の入口から赤いスカートの女性が入ってきて友人をじっと見つめながら「ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」
と笑っていたそうです。
それを見ていると自分もつられて笑いが止まらなくなったそうです。

オチが弱いですが僕が今まで生きてきた中で最も恐怖した出来事でした。
心底霊感がなくてよかったと思いました。

長々と読んでくださった方ありがとうございました。

58ピーアイシーオー:2019/08/16(金) 21:27:59 ID:???0
アラサーの私が中学生の時に理科の先生から聞いた話
又聞きな形になるので駄文はごめんなさい
私が住んでいるのは田舎で、走り屋が峠とか攻めに来る県
理科の先生の友達はやんちゃ系でバイク乗り
その人が夜、とある峠を1人で飛ばしてた
ふと前方に、若い女の人が歩いてる後ろ姿が見える
こんな山にこんな時間に?
彼氏と喧嘩して車から降ろされたちゃったのかな?と下心ありながら女の人の隣にバイクを停めてに話しかけた
その女の人の顔、白眼がなくて眼瞼が全部真っ黒
顔見た瞬間人間じゃない、てわかったって
なんかわからんがやばい!ってバイクを飛ばして逃げる
案の定女の人追ってくる、しかも四つん這いでめっちゃ速い
カーブとかぎりぎり曲がれる速度出してもついてくる
必死にバイク飛ばしてもうすぐ山から出れそうな所まで来た
急に女の人は追うのをやめてバイクのうしろの方で仁王立ち
ミラーで確認しながら助かった?って思ったら
女の人はただ一言「覚えてろよーーーー」って叫んだらしい
その後、山から町に出た先生の友達はバイク仲間の溜まり場のファミレスでガクブルしながら今あったことを話した
半分は信じて、半分は笑い話にされたみたい
でも女の人に追いかけられたのが関係してるかはわからないけど、先生の友達はバイクに乗ってる時にトラックと接触して亡くなったって
どんなバイク乗りにも事故のリスクはあるし、事故の場所も女の人に追いかけられた山とは無関係だけど
何となく後味悪いし、未だによく覚えている話なので投稿しました
先生の友達のご冥福をお祈りします

59カルビマン:2019/08/17(土) 14:24:39 ID:Wrlihscg0
もう10年以上も前の話。

釣り好きのおれが、唯一渓流釣りだけはそれから行けなくなってしまったきっかけとなった出来事。

それまでは毎年夏の始めに、オフロードバイクに釣具とキャンプ道具を満載して渓流へソロキャンプに出掛けるのが通例になっていた。
その年の春にバイクを買い替えたのもあって、少しだけ山の奥まで入って釣りをしようと決めていた。

わけあって現地に着いたのが夕方近く。その日は釣りはせず、明日の漁券だけ買ってキャンプを構えることにした。バイクを林道脇に停め、それから徒歩で沢を登っていくため結局テントを張れたのが夕方過ぎになってからだった。
特別穴場というわけでもないのだが、平日の為他の釣り人はほとんどいないかった。ドタバタと支度をし、疲れたのもあって早めに就寝した。

起きたのはAM2時過ぎ。

テントの中で、wktkしながら今日使うルアーや道具の手入れをしていると、沢の水音とは明らかに違うザワザワした音。

音というより、10人くらいの団体さんがお喋りをしながら歩いている感じか。なんとなく変な感じを覚えながらも、「こんな山奥に団体さんかー。釣り場が荒れなきゃいいなー」なんて考えながら、釣りの準備を進めていたのだが。

おかしい。どうもおかしい。
こんな山奥に団体さんが?と言われれば元も子もないのだが、何より奇妙だったのがその団体の会話の内容。

「○○ちゃん家のお庭に新しい自転車があったねー」
「ほんとー?蜘蛛の巣は私が片付けたんだよー」
「そうなんだー、その前はお酒をたくさん飲んでたんだねー」

みたいな感じ。
内容まで詳しく聞き取れない&覚えていないのだが、とにかく会話している声が幼すぎるのと、何より会話内容が噛み合っておらず得体の知れない気持ち悪さを覚え、急に寒気がしてきた。

おれがそんな警戒をし始めた瞬間、それまで恐らくはテントの7〜8m程度遠くで聞こえていた会話が、一瞬にしてテントの布一枚向こう側まで詰め寄ってきて、おまけにテントの周りをぐるぐる周り始めた。しかも信じられないスピードで。

次第に声はテープの早回しみたいな音になって、最後に「ピキーン」みたいな音を立てて上空に遠ざかって消えた。
時間にして5分くらいだったように思う。

それからはもう怖くて怖くて釣り竿握りしめながら夜が開けるまでテントの中でガタガタ震えてた。

その日は釣りをせず、夜明けと共に帰った。

それから渓流釣りには行っていない。

60不思議な名無しさん:2019/08/17(土) 16:27:40 ID:bwHQd/Ug0
ヤフオクで商品説明欄に「美品」と記載されていたAVを落札した時のこと。
届いた現物を見るとパッケージは日焼けしてるわディスクに傷があるわでめちゃくちゃに汚かった。

そのことを出品者に問い詰めると
「そんなわけがない。自分は美品を送った。お前は嘘をついている最低の落札者だ」とコメントを添えられて最低評価をつけられた。
当然、こちらも出品者に対して経緯を記したコメント付きで出品者に最低評価を返した。


そんなことがあって一週間ほど後、自宅マンションへ帰ると遠目に自分の部屋の扉に何かが貼ってあるのが見えた。
近付いて見ると、自分が落札したAVのパッケージをコピーした紙が何十枚と貼ってあった。

身の危険を感じたためドアから全ての紙を剥がして部屋には入らず、その日は会社の仮眠室に泊まった。

次の日に帰宅すると部屋が荒らされた様子は無かったが異常な奴に家へ来られたという恐怖心から引っ越しの準備を始めた。

引っ越す前に恥をしのんで警察にも相談したのだが、実質的な被害が無い以上は何も動けないと説明された。

ちなみに出品者の住所は存在しない番地だった。

611:2019/08/17(土) 23:09:09 ID:???0
未だにどうして私だったのかよく分からない話。
私の家は親戚が多く昔はよくお正月とかの行事がある際には大叔父さん一家が住む大きい家に皆で集まっていました。親戚の皆さんは当時の従兄弟たちの中で下から2番目と幼かった私にすごく優しくて、また従兄弟たちと遊ぶのは大好きでした。

ただ一人、私と十近く歳の離れたお兄ちゃんとは私含め従兄弟皆あまり仲良くありませんでした。お兄ちゃんは私たちとは違い大叔父さんのご家族とその家に住んでいて、確か元々あまり体が強くなく看病に疲れた叔母さんが匙を投げただとかでその家で暮らしていました。いつもあまり機嫌が良くなく外で遊んでる私たちを見るとちょっかいをだしてきてかすり傷を負ったこともありましたから本当に嫌いでした。そんなお兄ちゃんの話です。

お盆の季節でした。毎年のようにその家に集まり近くの納骨堂とお墓を巡ってからは子供たちは家の近所で自由時間になりましたから私は従兄弟たちと遊んでいました。最中喉が乾いた私は家に帰り台所に行きました。昼過ぎでしたから誰かいるだろうと思い一人で向かったのですが意外にも誰もいない台所でどうコップを取ろうかと一人で悩んでいた私に声をかけてくれたのはそのお兄ちゃんでした。お兄ちゃんはコップをとるとジュースも注いでくれて私に手渡してくれました。私はといえば当時台所の台の上も見えないような背丈でしたから感謝し今日のお兄ちゃんは優しいな、なんて思いながらお礼をいいそのジュースを飲み少しお兄ちゃんと話をしました。その時もお兄ちゃんは珍しく柔和な笑みで私の保育園での話だとかをきいてくれて、そのまま何事もなく終わり、私も遊びに戻りました。

その1時間かそこらかあと、私は嘔吐感に襲われました。別のお兄ちゃんやお姉ちゃんにさすられながら沢山吐いたのを覚えています。それでももやもやした感覚が収まらず私はそのまま近くの診療所に連れていかれました。そこでは確か診察だけをされ家に帰されたのですが結論から言うとお兄ちゃんは台所にある灰皿のたばこの吸い殻の液を少し私のジュースに混ぜていたようでした。私が病院に行っている間に自分がやったと漏らしたそうで、帰ってからは私が大事をとって寝かされている部屋まで家の男の人たちの怒号が聞こえてきました。

622:2019/08/17(土) 23:09:33 ID:???0


そんな慌ただしい1日も終わり皆が寝静まった深夜、私は催してしまい一緒に寝てくれていた1番年上のお兄ちゃんと手をつなぎながらトイレに行きました。トイレまでは結構長い廊下を進まなければならず曲がる度何かがでてくるのではと怖かったのを覚えています。
そんなふうに進んでいた時、ある曲がり角で視界の端にちらっと影が見えました。私はすぐにそれがあのお兄ちゃんだと分かりました。お兄ちゃんの歩き方には昔高熱を出したせいだという片足がちょっとびっこをひいているような独特な癖があったからです。昼にあんなことがあったから少し怖くて、手を繋いでくれているお兄ちゃんを見上げれば彼も気づいたようでこちらをちらっと見やってからそっと私を抱き上げ少し早歩きでトイレまで向かってくれました。
一人でトイレをできるか聞いた彼はさっと私をトイレに押しやってから追いついたお兄ちゃんと何か話をしていました。びくびくしながらそれでも用を足し終わり便座に座り黙っていると扉の向こうからお兄ちゃんの
「あんなことしてごめんなさい」
という謝罪が聞こえ、私もなんだぁ謝りにに来てくれたんだ!と安堵しいいよ〜なんて扉を開け軽く返事を返しました。それにほっとしたような彼は年上のお兄ちゃんとまたいくつか会話をし、そのまま廊下を戻っていきました。そのまま自分もトイレをしたくなったというお兄ちゃんを待ち、また抱っこしてもらいながら廊下を進んで部屋に帰ろうと曲がり角を曲がったところでお兄ちゃんが何かにぶつかりうわっ!と声をあげました。私も何かあったのかと振り返ればそこにはお兄ちゃんが一人でこちらを見つめ立っていました。
なんでいるの?部屋に戻ったんじゃないの?
そんなことを一瞬のうちに沢山考えました。戻っているところにたまたまぶつかったというわけでもなくこちらを向いて待ち構えるように暗闇の中ずっと立っていたのかと思うと今でもぞっとします。彼はこちらをちらっと見てから確か「暗いから待ってたんだ」とか色々ぽつぽつ呟いていました。お兄ちゃんが「なんなんだよ!何やってるんだよ!部屋に戻れよ!」だとか叫んでいるとその声で数人の大人も部屋から出てきてまた何かやったのかと怒りながら彼をひっぱっていってしまいました。
翌日、彼は朝食の席におらず、私もそのまま父とその家をあとにしてしまいましたからその年もうお兄ちゃんとは合いませんでした。その後父が再婚したこともありその家で一泊せずお参りしたらすぐに帰ることなどが増え従兄弟たちとも多少会話をする程度になってしまいました。お兄ちゃんもまたいつもの機嫌の悪いお兄ちゃんでいつも親戚の輪から少し離れたところにいました。
前述した通り私はその数年後祖母の死去と父の都合で親戚ともう全く会わなくなっておりその後お兄ちゃんがどうしているかなどは分かりません。お兄ちゃんは当時思春期といえる時期真っ盛りでしたから、恐らく体の弱い自分や彼の母や周りの環境が嫌いで、そんななか外で無邪気に遊び回る自分たちが目障りだったんだろうなとか、そんななかいつものちょっかいがエスカレートしその標的になったのが自分だったんだろうなとか成長した今、恐怖とはまた他に思うところはあります。が、ただ一つあの真夜中に廊下で1人突っ立っていたお兄ちゃんのことが忘れられません。
また余談となりますが煙草の液だとか吸い殻を多量に飲み込むと死んでしまうのがほとんどだとその後学校の授業で知りぞっとしました。診察だけしてぺって返したあの診療所もやべぇなって思いました。

63不思議な名無しさん:2019/08/18(日) 00:48:04 ID:HOVkS8Bs0
18歳で車の免許を取りたての頃に
友達と心霊スポットにいくのが流行っていたときに体験した話です。
当時、京都に近い大阪北部に住んでいたこともあり、京都では恐らく有名な某廃墟へ友人ら8人で一台の車に乗り、ワイワイと向かっていました。
しばらくすると、山の中に続く細い道があり
そこを抜けると、廃村のような場所にすごく異様な雰囲気を持った2階建ての一軒家があり、よくある噂では、ここの一軒家がホテルのオーナーで何者かに殺された。女性の幽霊の目撃がある。といったベタな噂がありました。
それまで、ワイワイと騒いでいた私たちでしたがいざ目の前にその建物が見えると自然と皆無言になりました。車を適当なところに停めて8人で中に入ろうとしたそのとき、5人ほどが同時にウワッ!!!と大きな声あげ外に飛び出しました。何事かと思って私を含む3人が外へ出ると5人が口を揃えて「入口のドアの上に女の顔があった!!」と真顔で言いだしたのです。私たち3人は「でたでた!口裏合わせとかもーええから」と言い、「違う違う
ほんまに見えたんやって」という5人を無理やり引き連れて再度一階部分に入ったときでした、2階から「ドンッドンッドンッ」という
地団駄を踏むような音が聞こえてきたのです。先ほどと違い8人全員がその音を聞き、パニックになり、飛び出すように皆外へ逃げ出しました。「ヤバイヤバイ」みな口を揃えて固まり、タバコを吸いながらどうするかを考えていたのですが、せっかく来たので2階へ行こうと1人が言い出し、私を含む3人(女の顔を見ていない)だけが二階へ行くことになりました。二階へ続く階段は人が1人通れるギリギリの狭さで勾配も急でした。ギィギィと音を立てて、友・私・友の順番で登っていると
先頭を歩いていた友達が「アッ!!」と声をあげふと前を見てみると、二階の部屋の一面、天井にまで、至る所にお札が貼り付けてあり、イタズラにしてもかなりゾクっとしました。3人とも怖い気持ちを抑えて携帯のライトで足元を照らしながら歩いていると、奥の暗いほうから「パリン、パリン、パリン」と割れたガラスやお皿を踏みながら、何者かか少しずつ歩いてこちらへ向かってくる音が聞こえた瞬間に「ギャァァァァァァ!!」と女性の断末魔のような声が聞こえ、私たち3人は散り散りに階段を転がり落ちて逃げました。
友人の1人はあまりの恐怖に二階の窓から飛び降り、そのまま逃げるように車で麓のコンビニまで皆口々にヤバイヤバイといいながら帰りました。一番ヤバかったのは窓から飛び降りた友人が足を骨折しており、そのまま救急病院へ向かったことが一番ヤバかったです笑
あまり怖くないですが、当時心霊スポットへ行くブームもこの一件でパタリと行かなくなり、幽霊は存在するのかもしれないと思った思い出です。

64不思議な名無しさん:2019/08/18(日) 03:35:37 ID:R3fjAuhs0
当時私が小学4年生の頃、父母弟の家族4人で夏祭りに参加した。
屋台で射的で遊んだり、たこ焼き食べたりとても楽しかった。ただ、私は最後に盆踊りを踊るイベントがつまらないと思い、家の鍵を貰って私だけ先に帰ることにした。弟は年が4つ離れており父母は弟から目が離せない。辺りはすっかり暗くなっていた。

私が住んでいた家はマンション8階の一番奥の部屋だ。そのため廊下はエレベータから少し距離がある。
エレベータで8階に上がり、自分の家に向かって歩こうとした時、私の家の前で誰かが頭をうつ向き、体育座りをしていることに気がついた。シルエットが分かるくらいで姿がよく見えない。その人影はバーローにでてくる犯人の様に真っ黒だった。

すぐその異変に気がついた。辺りは暗い時間帯だとしても蛍光灯が廊下を照らしており、その人だけ真っ黒なのはおかしい。そもそも家族はまだ祭りにいるし、体育座りで私の家前にいること事態が不自然だ。
恐怖を感じた私はすぐ家族のいる祭りへ引き返し、全力で走った。

その後祭りを終え、家族と共に家に戻ったがあの人影は消えていた。あれはなんだったのだろう。

65不思議な名無しさん:2019/08/18(日) 03:55:35 ID:BGK5D3bg0
10年ぐらい前の話。
当時、私の父と私たち夫婦の三人で一軒家に住んでいて、二階の部屋で床に布団を敷いて旦那と二人寝ていました。

ある夜、内容はわすれましたが、物凄く怖い夢をみて目が覚めました。
嫌な夢を見たなと思いながら横を見ると、旦那がいません。仕事に行ったのかな?と思って再び寝ようとウトウトしていると階下から「お〜い。○○〜」と父の呼ぶ声がしました。
眠かったのでシカトしていると、ギシッギシッと階段を登ってくる音がします。
『 も〜。眠いんだから来るなよ〜』と思ってハッと気付きました。
父は病気で足腰が悪く、歩けるけど階段を上るのは困難になっていました。音の感じからも普通に歩いてる様なので『 父じゃない!』と怖くなりました。
季節は夏で、クーラーがない部屋なので風通しを良くしようと、ドアを開けっ放しにしていました。

ギシッ…ギシッ…と近付く足音。ドアを閉めたくても怖くて、金縛りにかかったように動けません。
ギシッ…ギシッ…もう直ぐ登り終わる………。

ハッと目が覚めました。目の前には旦那の背中があります。
『 え…夢?』
心臓はバクバクして、夢にしてはリアルだったなぁなんて思いましたが、足元、ドアの方に何者かの気配がありました。
まさか…と思ったその時

「ヘヘッwwwビビってやんのwww」

頭の中に直接響くような声が聞こえました。
声の感じでは若い男がちょっとちょっかい出してきたって感じで、声と共に気配は消えました。
それまでめちゃくちゃ怖かったんですけど、からかわれたと判って、むちゃくちゃ腹が立ちました。
ムカツク〜〜!!けど、もう二度と来ないで欲しいです。やっぱり怖いから。

66不思議な名無しさん:2019/08/18(日) 09:10:11 ID:CttOPLSE0
心霊系ではないのですが、私が幼稚園の頃にあった不思議な話です。

私の家は父・母・当時小学生の姉・幼稚園生の私と4人家族で、父の会社の寮に住んでいました。

その頃は普通だったと思うのですが、嫁入り道具の大きなタンス。押入れには家族分の布団。
食事は足をたためるタイプのちゃぶ台を使うなどして、狭い部屋で生活していました。

当時私は、壁のシミ・タンスの木目・少し空いているトイレの窓など何でも怖がる子供だったと聞いています。


ある日の休日、父が姉のひな人形を飾るため、押入れの天袋(屋根裏の物置)に上っていきました。
私はその天袋という見たことのない空間に興味があり、
「僕もいつかあそこに入ってみたい!」といつも下からボーっと眺めていたのを覚えています。

無事ひな人形を飾り終えた翌日、何かの拍子に姉と二人きりになり、
私「天袋に上りたい!」
姉「実は私も上ってみたかった!懐中電灯の場所もわかってる!」
と部屋遊びの延長から、上ってみることになりました。


畳んである布団をよじ登っていく姉。簡単に蓋を開けて、姉が入っていくところをボーっと見ていました。
姉の懐中電灯の光と、ゴソゴソという音が聞こえる中、
「次は僕の番だ!姉ちゃんはまだ?」と考えているうちに、急に辺りが暗くなってきたのです。

私にはよくわかりませんでしたが、姉を待っているうちに時間が過ぎてしまったのでしょうか。
不安になった私は姉の名前を呼びましたが、どこからも反応がありません。

「おねーちゃん!おねーちゃん!」

泣きながら辺りを見回すと、シミやタンスの木目が暗闇からこちらをじーっと見ているような気がして、怖くて仕方がありませんでした。

その瞬間
「ガチャン!!」と大きな音がして、観音開きのタンスから姉が出てきたんです。

そこからの記憶は曖昧なのですが、帰ってきた母にメチャクチャに怒られたのを覚えています。


先日帰省した際、姉にこの話をしましたが全く覚えていませんでした。
ただ、私が物心つく前、そのタンスが倒れてきて下敷きになるという事故があったそうです。
曖昧な怖い記憶から作られた妄想なのか、事実だったのかは今でもわかりません。

そのタンスはまだ現役で、頑張って服を守ってくれています。今でも少し怖いですが・・・。

67不思議な名無しさん:2019/08/18(日) 22:25:55 ID:NAq2OJf.0
僭越ながら去年の夏の体験を。

去年、付き合いたての彼氏と上野で美術館なんかみて、食事もたべて、帰るのが面倒になって巣鴨のラブホに入った。部屋は結構シンプルで綺麗な感じ。
そのまま、風呂に入って、やる事やって、疲れてたのですぐに彼氏が眠ってしまった。

私もうつ伏せでうとうとしてたら、急にベッド横の壁がドンドンと殴りつけるような音がして、女と男の声が聞こえてきた。
凄いプレイしてんなーなんて思ってうとうとしてたら、うつ伏せの自分の背中にだれかのしかかるような重みを感じて、自分のお尻に男性の勃起したような硬い感触が。

彼氏が起きてのしかかってきたのかな、と横を向いたら彼氏は私の真横で大の字になってねてる。

え?!なにこれ?!

そう思った次の瞬間、耳鳴りと共に金縛りになって動けなくなった。
そして、背中の重みはどんどん増してくる。気持ち悪い!
そう思ったとき、耳元で全く知らないおっさんの声で

「ねえ、入れていい?」


という声。

入れて良いわけあるか!!!とめちゃくちゃ腹たって無理無理無理!!って心の中で叫んだらフッと金縛りは溶けた。


朝になってラブホの部屋を出たときに気がついたんだけど、この部屋実は角部屋。

ドンドンと壁を叩くような音がしていた方には、部屋がなくて、ゾッとし体験でした。

巣鴨のラブホはそれ以来行ってない。

68不思議な名無しさん:2019/08/19(月) 01:34:10 ID:aRiBNE2Q0
何年か前、仕事でK県に行かなければならないことがあった。
仕事が早朝からだったりすると自宅からでは当日間に合わないので前泊をする必要もあり、仕事先の会社が宿泊場所を用意してくれていた。
その時の私は熱が38度を越え声も掠れており、出来れば休みたかったのですがそういう訳にもいかず何とか這うようにしてその宿まで行きました。
宿は何処にでもあるような所で、別段雰囲気が暗い…なんてこともありません。
熱で若干朦朧としていたので、仕事に備えて体力を回復させるために、早めに寝ることにしました。

目が覚めた……というよりは意識が向いたというべきような感じでした。
私の寝てる布団の上で何かが動いているのに気が付きます。
それは大人の人差し指くらいの大きさの小人です。
それが沢山、私の身体の上で輪を作り楽しそうに踊っていました。
熱でみた幻覚なんだと思いましたが、私の顔や胸をグシグシと踏んできて、その感覚も伝わって来ました。
彼らは何を言うでもなくひたすら私の上で踊り続けていました。

私はそのうちにまた眠っていたようで、気が付いた時には窓から日が射し込んでる時間。
変な夢を見たと思ってチェックアウトをしようとした時に気が付きました。
熱事態はあまり下がっていなかったのですが昨日までは出せなかった声が普通に出せるようになっていたのです。
彼らのちょっとした贈り物?だったのかもしれませんが、それなら熱を下げて貰いたかったです。

69不思議な名無しさん:2019/08/19(月) 01:53:16 ID:FL45cHkg0
「風船」
(文章苦手なので、長くなります)

大分前の出来事だけど、多分死ぬまで忘れられない気味の悪い話をしようと思う。
確か小学三年生くらいだったかな、休みの日に近所に住んでる友達数人と公園で遊んでて、その日は皆で鬼ごっこをしてたんだよね。
友達のAが鬼になって、私と他の友達たちはAに捕まらないよう皆バラバラに逃げることになったんだけど、私は走るのが遅いから見つからないとこに隠れようと思って、とりあえず大きな滑り台の下に隠れてた。
他の友達は隠れたりはしなかったみたいで、鬼のAから逃げ回ってたんだけど、Aの足はかなり早い方だったから友達たちは簡単にAに捕まった(確か私とAを除いて友達は五人だった)
しばらくするとAの声が聞こえて、「あとは○○(私)だけだー!」って遠くで言ってたから、私はそろそろ本格的に逃げようと思って滑り台の下から出ることにした。

そのときだった。私の後ろから突然「あっ!!」と声がした。
「○○見っけ!!これでおーわりっ!」

びっくりして 振り返ると、人は誰もいなかったんだけど、いつからあったかわからない紐付きの青い風船が私の真後ろにあった。
持ち手の部分が地面についてて、ちょうど風船は私と目線が同じくらいのところにあった。

え、風船に話しかけられた...?って困惑していたら、風船はすーっと移動していってそのまま何処かに向かった。私は気になってそのあとを追った。
「みんなー!○○見っけたよ!鬼ごっこしゅうりょー!」
風船が向かった先は、鬼ごっこで捕まった友達たちが集まる砂場だった。ただの風船はごく自然に声を発し、友達たちに話しかけてた。
皆はそれになにも違和感を抱かなかったようで、「あー疲れた、Aもおつかれ!」とこちらに笑いかけた。A....?私は辺りを見渡したけど、どこにもAはいない。みんなの視線の先にいたのは風船だった。
そこで気づいたんだけど、その風船はAの声を発していた。ちょっと高くて早口なしゃべり方も全く同じで、風船は友達たちに囲まれながら当たり前のように談笑していた。

何が起こっているのかわからず気味が悪くなり、私は別の友達のYに小声で聞いてみた。
「ねえ、なんで皆あの風船に話しかけてるの...?風船からAの声がするのもおかしいし、そもそもAはどこいったの?時間的にも帰らないとまずいから、いい加減Aつれて皆で帰ろうよ」といった。
実際鬼ごっこが終わったのは午後五時くらいだったので辺りは少し暗くなり、公園にいた人の数もかなり減っていた。Yは私を怪訝そうな顔で見ると、

「なにいってんの○○。Aはそこにいるじゃん」と皆の真ん中にいる風船を指差した。
Yは「変なの」と私に向かって言い、そのまま友達の輪に入っていった。
私は何がなんだかわからなかったけど、仲間はずれが怖かったので急いで自分も友達の輪に入った。風船とは極力距離をおいて歩き、公園からでたあとそのままその日は解散となった。

次の日、学校にいくと私は真っ先に昨日遊んだ友達のところへ行き、変な風船と置いて帰ってしまったかもしれないAの話をした。
だが、不思議なことに友達たちと会話が噛み合わない。鬼ごっこは確かにしたがそのときの鬼はYで、風船のことなどなにも覚えてないようだった。

じゃあAは?Aについて訪ねると、友達たちは揃って「Aってだれ?」と聞いてきた。
教室には、昨日まであったはずのAの机と椅子がなかった。名簿にも、Aの名前は乗ってなかった。


この現象をなんと言うのか私にはわからないけど、確かに存在したはずのAはこの世からなかったことにされていた。あのときAのように振る舞っていた風船の存在も、みんなの記憶からは消えていた。私はまだ覚えている。
無駄に話が長くなってすみません。私の体験した奇妙な話はこれでおわります。

70不思議な名無しさん:2019/08/19(月) 07:35:17 ID:h1zom.fQ0
わいが何円均一とかいうよくある安い居酒屋でバイトしていた高校時代の話。
その居酒屋は二階建てになってて、一階がテーブル席と座敷、二階が宴会用のテーブル席とカラオケルームが8部屋あるような変わった店だった。
二階には出入り口の横にある階段か一階厨房内にある階段を使ってのみ行くことができる。
わいがバイトに入りたての頃、

71不思議な名無しさん:2019/08/19(月) 09:32:50 ID:/aJ8rkR.0
霊感があるらしい、妹との話。

母親、妹、その娘と自分、四人で深夜にドライブに出掛けた時のこと。
山に向かう道で途中には火葬場がある。

自分は一切感じない人間なんですが、その手の話は大好きでイタズラっぽく妹に聞いてみました。

私「今お化けとか見えてるの?」

妹「何にもないよ。」

私「とか言って、怖がらせたくなくて隠してない?」

妹「ないない。」

私「ほんとに?」

妹「ほんとに。」

残念な気持ちとホッとしたような気持ちが半々でした。
これ以上は未舗装の山道と言う所に差し掛かり、そろそろ戻ろうかとなりました。

山道も終わり市街地を走り始めた時にもう一度聞いてみました。

私「でもほんとは何かいてたんでしょ?」

妹「ほんとは山道を走っている間、ずーっと女の人の叫び声が聞こえてた。」


山はこわいです。

72不思議な名無しさん:2019/08/19(月) 09:58:05 ID:h1zom.fQ0
途中で誤送信したため再度書き込む。
そんなに怖くないけど許してくれ。

わいが何円均一とかいうよくある安い居酒屋でバイトしていた高校時代の話。
その居酒屋は二階建てになってて、一階がテーブル席と座敷、二階が宴会用のテーブル席とカラオケルームが8部屋あるような変わった店だった。
二階には出入り口の横にある階段か一階厨房内にある階段を使ってのみ行くことができる。
わいがバイトに入りたての頃、この店には赤いヒールを履いた小さな女の子の幽霊が出る、とくに8番のカラオケルームはやばいと教えられた。
8番のカラオケルームには窓を故意に塞いでいるような跡があったし、雰囲気も少し妙だ。
わいは二階のカラオケ客が帰った後の片付けはいつもその幽霊の話を思い出してビビっていた。
店は午前1時を過ぎたくらいから締め作業に入るんだが、二階はほとんど真っ暗(非常口灯がかろうじて点いている程度)の中で作業を行う。
とある日、一人でその二階を片付けることになって本当にビビっていた。
だけど、わいは幽霊は見えないのでなんてこともなくて、3時頃に全ての作業を終えた。
帰る支度をしがてら厨房から階段を上ったところにある従業員の休憩スペースで、バイト仲間とわいを含む3人で談笑していた。
(休憩スペースは客室の一番奥にあり、カーテンで仕切っただけの小さなスペース)
すると、バイト仲間2人が
「今、カラオケの扉閉まった落としたよね?」
「うん」
という会話を始めたんだ。
わいは全く気づかなかった(わいには聞こえてないのかも)ので、
「えー?聞こえませんでしたけど?」
と言った。
その途端、客室の方からヒールで
コツコツコツコツ コツコツコツコツ
とこちらに走ってくるような音が聞こえた。
わいとバイト仲間の1人はビビりまくって厨房に繋がる階段に転げ落ちた。
それ以上は何も起きなかった。
もうひとりのバイト仲間はその場に立ち尽くして顔色が悪く、
「ここに居たくない、気分悪い」
と言い出したのだ。
その人は霊感を持っていて、扉の音が聞こえる前から何かをずっと感じていたのだそうだ。
後から店長にその話をしたところ、
あの幽霊の話は嘘ではないというのを聞かされた。
店長の体験談はいくつかある。
○店長はバイトが帰った後そのまま店に残って寝泊まりすることも多々あり、その日はカラオケルーム7番(向かいは8番)のソファーで入口に頭を向けて寝ていた。
カラオケルームの扉は真ん中に店のロゴがプリントされてあり、その上下は外が見えるようになっている。
朝方眠っていると、誰かの足音が聞こえて起きた。
なんだまだバイト残ってるのか…?と思ったが、既に朝の七時を回っている 残っているはずがないと気付き扉を見ると、廊下に赤いヒールが見えたそうだ。

○2階の休憩スペースのさらに奥には社員の事務所がある。
そこに社員の子供が度々遊びに来ることがあるのだが、その際は出入口の階段を登って中に入る。
2階の出入り口を入ればすぐ正面に、カラオケの宣伝用等身大パネルがいくつか置いてある。
子供がその付近を見上げながら見えない誰かに手を振って話しかけていたそうだ。

わいは今まで心霊体験をしたことがなかったのだが、この体験で幽霊が実際に居るのだと実感した。

73不思議な名無しさん:2019/08/19(月) 23:33:40 ID:E5HdQjg20
「嘘つき女」

高校の頃、「嘘つき女」と呼ばれる同級生がいた。
あだ名の通りとにかく嘘をつきまくるやつで、同級生にも、先輩・後輩にも、酷いときには先生にまで息をするように嘘をつくため、そいつは学校中で存在を認識されるようになり、本当に皆から嫌われ避けられていた。
嘘の内容はどれも周りに非常に迷惑をかけるもの(例えば自分が教科書を忘れたくせに誰かに盗まれた、と言ってみたり)で、嫌われるのも当然のとても厄介な女だった。

クラスは違ったがそいつの悪い噂は色んな人から聞かされていたので、僕はよく知らないそいつに対して「自業自得の嫌われ者」というイメージを抱いていた。そいつが嘘を吐きまくる理由なんて、考えたこともなかった。


ある日の放課後、先生と進路のことで話し合っていた僕は、普段より一時間半ほど遅い時間に学校を出ることになった。
外は薄暗く、テスト期間で部活動もやってなかったため僕以外は人は残っていないと思った。
教室を出て校門に向かう廊下を歩いていると、ふと、下駄箱近くで女がうずくまっているのが見えた。
長い黒髪に細すぎる身体、薄暗い雰囲気からそれが「嘘つき女」だとわかった。

うわ、変なやつに会っちゃったよ...。と思いながら僕はその女の横を通り下駄箱に向かおうとしたとき、女が小声でブツブツ言っているのが聞こえた。

「お願い、もう許して、もう嘘はつけない、お願い、怖い、嫌われたくないの、お願い.....」

お願い、お願い、嘘は嫌なの。許して。
何度も繰り返していた。泣いているのか震えた声で、嘘つき女は誰かに悲願していた。女はうずくまっているのではなく、目の前にいる誰か(実際には誰もいないが)に土下座しているようにも見えた。

誰かに嘘をつけと命じられているのか...?
土下座のような形をしたまま動かない嘘つき女に好奇心で声をかけようとした、そのときだった。

「だぁめ。まだ許さないよ」
嘘つき女の正面で、僕の真横....誰もいないところから若い女の声が聞こえた。

嘘つき女の悲鳴が校舎に響き渡る。僕は怖くなって、嘘つき女を置き去りにしたまま下駄箱に向かい、靴を履いて校舎を飛び出した。いま思えば、とても残酷な行動だったと思う。その日はそのまま走って家に帰り、見えない誰かに怯えながら夜を過ごした。


翌日、僕は普段通り学校に行き嘘つき女のいるクラスを覗いた。あいつがどうなったのか気になって仕方がなかった。
「嘘つき女??いるじゃん、あそこに」
クラスの男子生徒に聞いたら、顔をしかめながら一点を指差した。
教室の一番後ろの真ん中の席。女は確かに座っていた。

ああよかった、普通に居た。
そう思った瞬間、嘘つき女はバッとこちらを見て、突然立ち上がり早足で僕の方へ向かってきた。そして言った。

「きのう見たこと、聞いたこと。人に話したらころすから」

追い詰められたような、助けを求めているような形相で、嘘つき女は僕に言った。そしてそのまま言葉を続けた。

「...嘘をつき続けないと、私は、ころされる」
そう言って女は自分の机に戻った。「なんだあいつ、きも」クラスの男子生徒はそれだけ言って教室に戻っていった。


その日から僕が卒業するまで、嘘つき女とは一度もあっていない。
噂で聞くには女は普通に登校しているらしいが、廊下ですれ違うこともなかった。
嘘つき女がなぜ嘘をつき続けなければいけなくなったのかは僕は知らない。多分、聞いても教えてもらえないだろう。

見えない誰かに呪われてしまったのかもしれない。非常に気の毒に思うけど、僕は自分を犠牲にしてまで嘘つき女を助けたいとは思わなかった。

長くなってすみません。
僕がどうしてここでこの話をしようと思ったかというと、嘘つき女が去年亡くなったと噂で聞いたからです。自殺だそうです。
嘘に耐えきれず自ら死を選んだのか、それとももう嘘をつけなくなり、死ぬはめになったのか。答えはなにもわからないままです。


ほんと話が長くなりました。オチも特になくて申し訳ありませんが、これで嘘つき女の話は終わります。どうか、来世で嘘をつかずに生きれますように。

74不思議な名無しさん:2019/08/19(月) 23:38:09 ID:ujhTaY3Y0
北海道在住の者です。車であちこちに出掛けるのが好きで夜にドライブに出ることもよくありますが、北海道は鹿がよく飛び出す幽霊以上に怖い存在です。その夜のドライブで怖かった経験を2つ。

ひとつ目は、ナビの指示に従ったら砂利道に案内された時のことです。
その日の夜もドライブを楽しんでました。目的地を目指す途中、もっと早く行けるルートはないだろうかとナビで再検索したところ、すぐそばの脇道に入るよう指示されました。
通ったことのない道だったので少し不安でしたが、好奇心もあり脇道に入ることにしました。入って暫くすると突然舗装路から砂利道に変わりました。「おや?」と思いながらも少しの間だけだろうと思い進みました。しかし、いつまでも砂利道が続き、道幅もいつの間にか車一台がやっと通れるレベルまで狭くなってました。
携帯も圏外になっており、このまま進むのはマズイと感じ、引き返そうと思いましたが、街灯もない真っ暗な砂利道をバックしながら引き返すのも怖く、すれ違い用の待避スペースで転回しようと思い、先に進むことにしました。
不安を感じながら進んでいると、砂利道の真ん中に白い何かが見えました。
「なんだろう?」と思いながら近づくと人の形のような白い物体が動いており、慌てて車を止めました。
白い物体はゆらゆらと動いており、恐怖で頭が真っ白になりました。
バックして逃げようと思っても、恐怖で体が動かず、白い物体を固まりながらただただ見つめていました。すると、白い物体が何か気づきました。



シ カ で し た。

鹿の白いお尻が人の形に見えただけでした。この後は何事もなく待避スペースで転回し引き返せました。
後で調べると、この砂利道は一応目的地まで続くルートでしたので、ナビがおかしくなった訳ではありませんでした(あんな道を案内したのはアレですが)。
得体の知れないものに遭遇した時、自分はビビって何も出来なくなるんだと思い知らされた日でした…。

2つ目も、夜のドライブ中の出来事です。
その日は国道を走っていましたが、少し眠気が出てきたのでどこかに止めて休憩しようとパーキングエリアを探してました。
すると古びたトンネルの横に駐車できるスペースがありました。トンネルの前で休憩するのは少し怖さがありましたが、休みたかったのでトンネル前のスペースに駐車しました。
車から見える古びたトンネルはネット上で心霊スポットと言われている場所でもあるので、不気味さを感じましたが、主要国道なのでトラックや車が時々トンネルを通過していきます。その走行音を聞きながら「大丈夫だ、沢山人が通ってるから怖くない 」と言い聞かせ、仮眠を始めました。
暫くして目が覚め、時間を見ると丑三つ時の午前2時でした。30分ほど眠ってたようです。眠気も取れたのでそろそろ出発しようとしたその時に、


「あーーーーああぁーーーー!!!!!」

と目の前のトンネルから子供が叫んでるような声が聞こえました。

前回の鹿同様、固まって暫く動けなくなりました。体が動くようになってから、周辺を見渡しましたが、声が聞こえた以外は異変はありませんでした。
「動物の声だろう…きっとそうだ」
と自分に言い聞かせながら、逃げるように出発しました。

今までで唯一「幽霊かもしれない」と感じた出来事です。

ちなみにトンネルの出入口には「!」マークの標識がありました。「!」マークの標識はその他の危険を表しているみたいですが、この標識ある場所は幽霊が出る場所だとよく聞きます。果たして…。

75不思議な名無しさん:2019/08/19(月) 23:40:48 ID:JjbTBLFU0
10年程前、テレビで心霊写真特集みたいなのをやっていた。(確かアン◯リーバボー。)怖がりだけど怖い話好きな自分はチラチラと見ていた。
専門家がヤバいと思うランキングみたいな感じでカウントダウン形式で紹介していた。自分は生まれてこのかた幽霊を見た事が無い零感なので、怖いなとは思いながらも、どれがどれだけヤバいのかとかは正直全くわからなかった。
そんな中、2位の写真が紹介された。滝壺を見ている旦那さんを奥さんが撮ったとの事だが、その旦那さんの頭が消えているという写真だった。
客観的に見れば、怖い幽霊が写っている訳でもなく、頭が消えているだけなので、20年前の技術でも簡単に合成で作れそうな写真だった。似たような写真を見たら、どこが怖いのだろうと感じたに違いない。ただ、その写真を見た瞬間、背筋がゾクっとして寒気がした。零感の自分がこれは本当にヤバい奴だと感じた。
直接見た訳でもなく、撮られた側でもなく、テレビ越しで見ただけなのに、これだけヤバいと感じるのは、本物なんだろうなと思った。
ちなみに1位は戦時中の軍人が写りこんでいる写真だった。そちらには何も感じなかった。心霊写真にも相性みたいなものがあるのだろうか?

76不思議な名無しさん:2019/08/20(火) 00:25:07 ID:G9BSq/5E0
介護施設勤め時代の話です。

夜勤中、比較的しっかりされている利用者さんがコールを鳴らしたので訪室すると、

「耳元で誰かが唄っている…」「"ぎっちょんぎっちょん"って唄っている…」「部屋に誰かいる。おっかない…」

と話されました。認知症が進行している利用者さんならともかく、比較的しっかりされている利用者さんがそう話されたので背筋がゾワッとなりました。

それ以降は、手の空いてる時間は自分もその部屋で利用者さんと一緒に過ごすことにして、なんとか安心して眠って貰いました。
利用者さんが眠られてからは、「自分も何か聞こえてしまうのではないか」と緊張しましたが何事もなく朝になりました。

しかし、その1週間後にその利用者さんが突然心臓発作でその部屋で亡くなりました。

その夜の出来事はどう伝えればいいのかわからず、介護記録に残せず、同僚にも話せてません。


また、それから数年後に今度は別の利用者さんが心臓マッサージを受けてる夢を見ました。

「縁起でもないな」と思いながらも、心臓発作で亡くなった利用者さんのことを思い出し、胸騒ぎがしました。

その胸騒ぎは的中してしまい、その夢を見た当日にその利用者さんが本当に亡くなりました。

この事も自分だけの秘密です。一連の出来事で怖くなってしまい、介護施設を退職しました。

77不思議な名無しさん:2019/08/20(火) 05:49:01 ID:wlccXJ0.0
今から約20年前の話です。当時、私は小学5、6年生で中学受験の為の塾に通学する為、最寄りのバス停のベンチに座ってバスを待っていました。
バスが来るまで10分程時間があったので、しばらくボーっとしていたところ、小学校低学年位の男の子とその母親の親子連れが目の前を通り過ぎました。
何の気なしにその親子連れを眺めていたところ、10m程離れた所で男の子が急に振り返り、私の方を向いて指を指して「お兄ちゃん」と言ってきました。
私は三人兄弟の末っ子で、弟などいませんし、当然その男の子にも見覚えはありませんでした。ちっちゃい子が訳のわからない事を言っているだけかと思っていたら、それを見た母親が目を見開いて、私の方を見て「早くこっちに来なさい」とでも言うように手招きをしてきました。
勿論母親の方にも見覚えはなく、「いや、ついて行く訳無いだろ」と思いながらも、その必死な形相に身動きが出来ず、ただ見つめる事しか出来ませんでした。
早くバスが来てくれないものかと願ってましたが、1〜2分程経って、私がついていきそうにない事を悟った親子連れはそのまま立ち去っていきました。
男の子は何故、急に私の事をお兄ちゃんと呼んだのか?その母親は何処に私を連れて行こうとしたのか?私が子供の頃に経験した怖い話でした。

78不思議な名無しさん:2019/08/20(火) 12:14:25 ID:2RPwK6QM0
これは俺が高校2年生でとあるアニメにハマってた頃の話。
名古屋でそのアニメのちょっとした同人イベントがあるらしいことを知って、愛知住みの俺は1人で向かうことにしたんだ。
初めてのイベントで色々と準備をして迎えた当日。
幸いなことに大きなトラブルもなく色々買えて、午後6時くらいになって電車で帰宅することに。
いいタイミングだったみたいで車両内は中々に空いてて席に座ることに成功したんだ。
しかしここである問題が発生。
一日中歩き回ってたせいかめっちゃ眠くなってきたんだ。
しかしまだ家の最寄り駅まで時間はある。
意を決して仮眠をとることにしたんだ。
そしたら親切な女の人が予定の駅に着く2分くらい前に「もうすぐ着きますよ」って起こしてくれてさ
別に俺の目的の駅終点でもないのにさ
なんで知ってんだアイツ
誰なんだよ

79不思議な名無しさん:2019/08/20(火) 19:20:27 ID:QvhKc4n.0
20年ほど前の話。

船井幸雄方面で話題になりメディアにもよく出ていたゼロ地場温泉に日帰りで行った。
昼すぎに行ったんだがあまりの人の多さに落ち着けず泉質を味わう気にもなれず一時間もせずに出た記憶がある。

温泉は最寄り駅からバスで数十分の山里にあったので、帰りは適当なところまで歩いて風景を楽しむことにした。

そしたら温泉を出てすぐのところにある草の茂った土手に「痴漢注意」の立て看板があった。

こんな(今で言うところの)意識高い奴らが集うパワースポット、しかもこんな山里の温泉地に痴漢が出るのかよ!面白え〜!と今思えば悪趣味だったがガラケーで写真を撮った。

そしてその場で画像の確認をしたら、「痴漢注意」の看板の回りをぐるっと囲むように空中に浮かぶたくさんの男達の顔が目に飛び込んできた。しかもこっちをからかうようなふざけた表情をした奴らもいた。

ゾッとして即効で画像を消去した。
ちなみに人生初の心霊写真だった。うろ覚えだがつのだじろうの漫画に痴漢霊の話があったのをを思い出した。

「痴漢注意」の看板なんてそれ以降あまり見かけたことはないが、それでもたまに見かけたときにはつい思ってしまう。

いるのかな?と。

あれから一度も行ってないがゼロ地場温泉は今も人気スポットみたいだな。

80<あぼーん>:<あぼーん>
<あぼーん>

81不思議な名無しさん:2019/08/21(水) 08:25:17 ID:QvhKc4n.0
79です。
書き間違えた。
ゼロ地場じゃなくてゼロ磁場でした(^^;

82不思議な名無しさん:2019/08/21(水) 14:47:22 ID:BGK5D3bg0
数年前になんかで知った漫画家の和田慎二(代表作スケバン刑事)が亡くなった後の話。
美内すずえ(代表作ガラスの仮面)の夢に出て来て「こっちは良いよ。美内先生も早く来なよ」みたいな事を言われたって話がゾクッとした。
ガラスの仮面完結してないから、逝かれたら困るし。

83不思議な名無しさん:2019/08/21(水) 14:48:40 ID:BGK5D3bg0
数年前になんかで知った漫画家の和田慎二(代表作スケバン刑事)が亡くなった後の話。
美内すずえ(代表作ガラスの仮面)の夢に出て来て「こっちは良いよ。美内先生も早く来なよ」みたいな事を言われたって話がゾクッとした。
ガラスの仮面完結してないから、逝かれたら困るし。

84不思議な名無しさん:2019/08/22(木) 17:03:25 ID:5JpzYFEk0
豊島園の古くからある歩くお化け屋敷は本物が出ると言われている。
友達の祖母が入った際、それはよくできた生足があったという。
とてもよくできていて怖かったことを店員に伝えると、なぜか店員が青ざめたという。
そのお化け屋敷にはそんな仕掛けはなく、祖母が見たのは本物だったのだ…

85不思議な名無しさん:2019/08/22(木) 22:25:37 ID:ccTy3C6A0
数年前の話。
父の定年退職記念と私の結婚前最後の親孝行として、父母私の三人で温泉旅行に行きました。
場所は栃木県内の温泉地です。
東日本大震災で被害を受けて宿泊客が減っていると言う話を聞き、被災地支援も兼ねていました。

多少奮発もしましたが、やっぱりお客さんが少ないのでしょうね、案内された部屋は三人用にしてはとても広かったです。
入って右側手前に寝室1、廊下を挟んで左側手前にトイレと洗面所とお風呂。
右側奥にテレビ等のある居間、左側奥に寝室2。
居間と寝室1は襖で仕切られており、普段は開けておくと広々してますよーと言われましたが閉めていても十分広い印象でした。
居間と寝室2には窓があり、その窓がある休憩スペース?(椅子と小さいテーブルがあって喫煙出来るような)で繋がってる形です。
窓から見下ろすと川が流れてました。
そして寝室1を私が、寝室2を父母が使うことにし、温泉入ってご馳走食べてお酒飲んで、日付が変わる前には布団に入りました。

夜中です。
私は夢を見ていました。
部屋の中央で寝ている私を、廊下から襖を少し開けて見ている夢です。
その頃住んでいたワンルームのベッドではなく、その日泊まっていた旅館の布団で私が寝ているんです。
私は部屋を真っ暗にしないと眠れないのでその日も豆電球すらつけていなかったのですが、何故かはっきり見えました。
そしてその眠る私を、白衣を着たお医者さんと看護婦さんっぽい人と普通の服の何人かが見下ろしてぶつぶつ何か言っているんです。
私の体は彼らのすぐ傍にありましたが、私の意識は廊下にいましたので、何を言っているのかわかりません。
それが怖いと言うよりイライラしてしまいまして、私は「言いたいことがあるならはっきり言ってよ!」と叫びました。
そしたら、彼らは一斉に廊下にいる私の方を見たんです。
彼らの顔がどんなものだったか覚えていませんが、私はびっくりして目を覚ましました。

真っ暗でしたが、目が慣れていたので部屋の中がすぐに見えました。
当然ですが、私の体を見下ろしていたお医者さんたちはいません。

でも、廊下に続く襖が、ちょうど夢の中で私が覗いていたくらいの幅で開いていたんです。
寝る前は絶対に閉まっていたのに。
多分あれ、幽体離脱してたんじゃないかな…。

86不思議な名無しさん:2019/08/23(金) 00:42:28 ID:Hu1pt0KQ0
うちの実家のルール。それは、最後に寝る人はリビングの折立鏡を伏せてから、というもの。俺も深夜まで起きる年頃になってからはそのルールを守ってる。親父曰く「映るから。」

87くわがたむし:2019/08/23(金) 09:48:20 ID:RWzJNyPQ0
私が20歳の時に某電化製品店(ビッ〇カ〇ラ)でアルバイトをしていた時に体験した話です。
私はおもちゃコーナーの担当でその日は商品の陳列を行っていました。親子や子供たちが数名いるだけで、それほど混雑している様子はなかったと記憶しています。お客さんの中に、毛布のようなものに包まれた赤ちゃんを抱き抱え、おもちゃを眺める40代くらいの女性の方がいました。眺めていたのは、当時出たばかりで話題になっていた卵から孵化するウーモでした。
不思議なことも特にないので気にも止めていませんでしたが、その女性の方の横に陳列するものがありチラッと横目に見ると、私が赤ちゃんだと思っていたものは子供向けの赤ちゃんの人形でした。
結局そのお客さんは1人で出られたので今考えても疑問しかないゾッとした体験でした。

88不思議な名無しさん:2019/08/23(金) 23:12:37 ID:FZqnCiW20
去年、働いてる工場でものすごいでかい顔(1mくらい?)をよく見た
その顔は上や横でなく下を見るといた
髪とか体は見えなくて顔だけしか見えない
自分の作業場のみでしか見てない
最近は見てないから疲れて幻覚でも見てたのかな?

89不思議な名無しさん:2019/08/24(土) 19:20:20 ID:.a2EIApg0
母の体験。
出張で他県に行き温泉付きのホテルに泊まることになった。仕事で遅くなり、大浴場に行ったのは日付をまたいでいたのだが、入り口には先客のスリッパがあった。脱衣所にも使用済みのタオルが置いてあり、今まで人がいたという感じ。しかし浴室にも誰もおらず、何となく不思議に感じていたところ、脱衣所に人影がチラついていることに気がついた。やっぱり人がいたのか〜と思いつつ入浴を済ませて脱衣所に戻ると、タオルやスリッパはそのままなのに人はどこにも見当たらない。ずっとチラチラしていたのに?とちょっと気味が悪いと思ったらしく、そのあと私に電話してきたので、「ホテルの人とかじゃないの?スリッパは予備で置いてあるとか」なんてフォローしたが、「夜中にホテルの人は来ないし、人が見えてから脱衣所に戻るまでのタイミング的になんか納得いかない、気持ち悪いわ」と不満げだった。
翌月、またそのホテルに泊まることになり、前回同様夜中に大浴場に出向くと、今度は玄関にスリッパは無かった。やっぱり予備じゃないやんと思いながら、綺麗なホテルだし雰囲気は悪くないので一人で入浴を楽しんだが、脱衣所に戻ると今度はトイレに人が入っている気配がする。最初は何も気にしなかったが、全然出てこないし、前回のこともあって段々と不安になってきたので、早々と帰ることにした。入り口に行くと、なぜかスリッパは自分の履いてきたと思われる一足分しかなく、しかもどういうわけか揃えたはずのスリッパが慌てて上り込んだみたいに乱れていた。トイレにいるの人じゃないやん!!と自室に逃げ帰り私に電話。「まあ、霊ってスリッパ移動したりは無理だと思うし、誰かが大浴場付近で急にもよおしてトイレ利用して揃ったスリッパの方履いて帰ったんじゃない?」なんて言ってみるものの、「中にいた!絶対いた!」と譲らない。「出してる音でも聞こえたの?」「そうじゃないけど入ってるかはわかるでしょ?!気配!もう嫌すぎ〜」とビビりまくり。
さらに翌月、よせばいいのにまたそのホテルになっていた。自室のシャワーで済ませればいいのに温泉に入りたく、今度はちゃんとした人間がいそうで怖さも半減する朝を狙って行ったらしい。入り口には一足スリッパがあり、浴室からも音が聞こえ人が入っていることは明らかだった。良かった、一人じゃない。浴室に入ると、やっぱりちゃんと女性がいて、40代くらいの人が利用していた。やれやれ〜と温泉を満喫していたら、今度は50代くらいの人も入ってきて、最初から朝にすれば良かったなーと思いつつ仕事があるので先に出た。着替えて入り口に行くと、、、、スリッパは二足しかなかった。一足足りねえし、、、。母は下駄箱もよく見て、確かに二足しかないことだけ確認して自室に逃げ帰ってまた電話。「どっちかが人間じゃなかったってことだよね!?どうなってんの?どっち?!」とパニック。怖くて浴室や脱衣所を確認することはできなかったそうだ。
私は、多分どちらも人じゃなかったと思っている。

90不思議な名無しさん:2019/08/25(日) 03:32:16 ID:x30gmU0c0
昔の不思議な話をさせて下さい。

親の転勤で関西から関東の実家へ移り住んで、盆と正月すぎに帰るのが恒例でした。
当時は内装業やってまして地元帰ると半月居座る感じでした。
みんな暇だった、でもDQNではないです。
地元は宝塚だったのですが、いつも夜半から明け方に六甲山の夜景をみて、神戸市街から帰るルートが定番でした。
1995年は帰れなかった。祖母が亡くなったから。
阪神大震災の日 、祖母の葬式当日でした。
正月に倒れて、そのまんま亡くなったんです。
朝早く親戚一同でTVみてパニックになりました。

不思議な話はその前年の師走、つまり1994年の暮れのこと、祖母の動きがおかしかった。
来年はこっちに居なさい、こっちで過ごしなさい、としつこく言ってました。
自分は祖母の運転手役で色んな所に連れ回されましたが、ある日に普段は寝てる夜の10時くらいの遅い時間に親戚まわりさせたり、また違う日に突然お墓の掃除に行くと言い出して
「おばあちゃんもいつか入るから」って言ったり。
「不吉なこと言わんといて」って言いました。

次の年のお正月に変な夢をみました。
海辺にたくさんの日本兵の遺体が胸に手を合わせて並んで寝てました。
一人一人の頭に立ってイスラム系の服を着た男性が祈りを捧げてる。
空が夏の夕暮れより真っ赤に染まってて、海の遥か遠くに黒い島影がみえるんです。
なぜかここは中国であの黒い島影は日本と思いました。
海辺に佇ずんでて、その光景みてたら
ああこの人たちは日本に帰りたいんだと、とても悲しい気持ちで目が覚めました。

目覚めて夢うつつで胸がザワザワしてました。
そして二階の部屋から下に降りたら祖父がおろおろしてました。ばあちゃんが頭痛いと言ってる。
急いで救急車を呼びました。
祖母は脳動脈瘤で意識をかえすことなく亡くなりました。

91不思議な名無しさん:2019/08/27(火) 11:15:42 ID:b5WuO0cU0
もしかしたら掲示板の趣旨とは違うかもしれませんが、私の人生で最もゾッとした出来事を書こうと思います。
いじめ、差別といった話なので、不快に感じる方も居ると思いますが、ご了承ください。

これは私が小学生の頃の話なので、今から20年近く前になります。
小学校の授業の一環で、同和問題を題材とした講演会が開催され、2時間ほどそれを題材とした教育ビデオを観たり、同和問題について語る外部から来た講師の話を聞いたりしました。
小学生の私はよく理解していなかったので、実際は差別の問題ですが、いじめは悪い事である、くらいの認識しかありませんでした。

しかし、その日の帰りの会の事でした。
当時、私のクラスの担任は20代後半くらいの若い女性の先生だったのですが、その先生が帰りの挨拶で「このクラスにも同和地区出身の子が居ますが、今後も分け隔てなく仲良くしましょうね」といった発言をしたのです。
問題が起きたのは次の日からでした。
クラスの誰かが、その同和出身の子が誰なのかを家族に聞いたのでしょう、元々女子の輪にあまり入らず浮き気味だった女の子が、先生の話していた同和地区出身者だと、クラスに広まっていきました。
仮に名前をA子とします。
A子は運動神経が余りいいとは言えず、体育の授業や運動会、大縄跳び大会などでクラスのお荷物として扱われていた所もあり、誰かが同和だから運動出来ないんじゃねーの、と発言したのがきっかけで一部男子が悪ふざけでA子の事を同和と呼ぶようになりました。
同和のせいでうちのクラスは大縄跳びで下の学年にも負ける、同和のせいでリレーが弱い。
悪ふざけと言いましたが、それは最早いじめでした。
元々親しい友人の居ないA子だったので、誰にも庇ってもらえず、話す事も出来ず、一週間後には学校に来なくなってしまいました。
A子は親にも先生にも、いじめの事は話していなかったようで、朝の点呼では毎日先生が、A子さんは体調不良でおやすみです、と言っていました。

A子が登校しなくなってしばらくした頃、先生が、A子がまた学校に来られるように、色紙に皆で寄せ書きをして贈りましょうと言いました。
色紙には、はやく良くなって学校に来てね。や、元気になってね。など、いじめが原因で登校しなくなった事をクラスのみんなが知っているのに、誰一人それに触れず、白々しい言葉で埋め尽くされていました。勿論、私もそうでした。

A子に贈る色紙が完成した次の日、A子が先生に手を引かれながら教室へ入ってきました。およそひと月ぶりの登校だったと思います。
クラスは異様に静まり返っていました。
学級委員の子がA子に色紙を渡します。先生が拍手をはじめたので、みんな釣られて拍手をしました、その時でした。
A子が泣き始めました。
先生は、A子が感動して泣いていると思ったのでしょう、A子を慰めるように、またみんなと学校で遊びましょう、などと色々言っていたと思います。(私はあまり覚えてませんが)
しかし、次の瞬間A子はこう言ったのです「私がいじめられたのは先生のせいだ先生なんて死んじゃえばいい!」今までのA子からは想像も出来ないような大声でした。
その後すぐにA子は教室を飛び出し、呆然としていた先生も数秒後慌てたようにA子を追いかけました。
A子をいじめていたのは一部の男子でした。そしてそれ以外のクラスメイト、私達はそれを見て見ぬふりをしていました。しかし、A子の恨みの丈は、自分が同和地区出身であると知られる原因となった先生に向けられていたのです。
それ以降A子は学校に来る事もなく、そして担任の先生もしばらくすると、学校を辞めてしまいました。
結局A子をいじめていた件については有耶無耶のまま私達のクラスは卒業を迎えました。

そして、私が本当にゾッとした出来事はそれから十数年後の事です。

成人式で、私は当時の先生が教師を辞め1年もしない内に難病にかかり、数年前に亡くなったこと、A子が高校生の時に交通事故で亡くなったこと、A子をいじめていた筆頭の男子が、スポーツ推薦で入学した高校で脚を壊し、選手生命が絶たれていたこと(全国大会で成績を残せるくらいの選手だったそうです)を知りました。

そして、先生とA子が亡くなった年と、男子が脚を壊した年は同じ年だったのです。


偶然と呼ぶにはあまりにも出来事が重なり過ぎていて、私は成人式という祝いの席に居ながら寒気を感じずには居られませんでした。
小学校の同級生は、A子が先生と男子を呪ったんじゃないの?人を呪わばって言うし〜と笑っていましたが、とても笑える気分ではありませんでした。
今でも、A子が先生に向かって死んじゃえばいいと叫んだ声が脳裏にこびりついています。

92不思議な名無しさん:2019/08/27(火) 16:13:07 ID:ZVqBMuQU0
怖いわけじゃないけど不思議だと思っている話
小学生の低学年ぐらいの頃に家族で海水浴にいった。そのころは小さい子どもだったから浮き輪にゴーグルの格好でプカプカ浮いてたりして遊んでたんだ。
んで絶対沈まないからってちょっと沖の方にいったんだ(それでも安全地帯のロープの中だけど)その日はちょっと波が高い日でさ波の山見たいなのに乗って上下するのが楽しかったんだ。親は結構近くにいた気がするけどどこにいたか覚えてないや そんな感じで波に揺られてたらサーファーが乗ってる見たいな波が来てさ俺はそれに飲み込まれてしまった。
それで凄いスピードで砂浜まで流されたんだけど 流されているときにゴーグルが取れちゃったんだよね当然塩水と砂で目も開けられないはずなのに何故か目を開けることが出来て周りの砂で濁った様子とかが分かったんだ。
個人的にはなんで目を開けられたのか分からな
くて不思議だけど流体について学んでいる人は理由がわかるのかな?

93不思議な名無しさん:2019/08/28(水) 07:26:59 ID:BGK5D3bg0
16年前、母(霊感あり)が○○県へ一泊二日の研修旅行に行ってたんだけど、朝起きたら母親がいる。一緒の部屋で寝てた同僚(少し霊感あり)も「Nちゃん、お母さん来てる」と言う。
母親は半年近く意識不明になり寝たきりで入院中。遠く離れた旅先にいる訳が無い。
なんで?…もしかして…と思ったら、私から「亡くなった」との知らせが。
やっぱりかと思いつつ見ると、まだにこにこ笑っている。ずっと付いてくる。

『 そう言えばまだ元気だった頃、研修で○○県へ行くと言ったら「○○県は行ったことないから、行きたい」って言ってたっけ。』

バスの中では隣に座って(見えてる同僚が席を譲った)外を眺めていて、地元に着く頃には消えていたそうです。

祖母が亡くなったのは本当に急で、母がいない時に亡くならなくても…と思ったんだけど、○○県へ行きたいが為に最後の気力を振り絞ったのか?ばーちゃん。

94不思議な名無しさん:2019/08/28(水) 08:05:18 ID:BGK5D3bg0
幼い頃、自宅とは別に2階建ての小さい食料品店を母親がやっていた。
1階は店と住宅用の玄関に小さいキッチン(商店用)とお風呂とトイレ。2階は使ってないキッチンと6畳と10畳の和室があった。
夜は自宅に帰るけど、昼間は2階で遊んだり、1階のキッチンで勉強したりテレビ見てた。

2階の間取りは北側の階段を登ると左に折れて、廊下がある。廊下の右はキッチン。左は和室。突き当たりが大きい和室だった。
大体は外で遊ぶか、友達が来たら2階の大きい和室で遊んでた。

1人で2階の大きい和室にいた。
トントンと階段を登る音がする。母か姉かと思い、ビックリさせようと息をひそめて和室の入口で待つが、誰も来ない。
あれ?と思って襖を開けて見てもいない。
そんな事が何度かあった。友達や姉と居る時でも階段を登る音がするので、みんな「そんなもん」だと特に怖がったりはしなかった。

今は店もやめて、空き家になっている。
何となく霊感がある人に階段の写メを撮って見せたら「2階に水場ある?あと、こっち側(北側)に川とかある?ソコからちょっかい出しに来るのがいる」と言われてビックリした。
家の裏、北側は汚くて良い感じがしない用水路があります。

思えば、店を閉めた後は必ず自宅に帰っていた。祖父母(母の実親。父は入り婿)と同居してたからかと思ってたけど、店で泊まった事は一回もない。
その家は母が建てて店を始めたんだけど、母は裏から来る何かを知っていたから泊まらなかったのか?
母は他界してるので、もう聞けない。
そこに泊まる勇気はない。ボロくて廃墟っぽいし、ガス電気水道全部止まってるしね。

95不思議な名無しさん:2019/08/28(水) 09:32:11 ID:???0
私が初めて正体がわからないものを見た話です。

中学生の頃、自室で寝ていてふと目を覚ましました。
枕元の机に置いた時計で時間を確認すると、深夜3時前ごろ。
まだ寝れるなあと思い、時計を確認するために起こした体を戻そうとすると、部屋の奥に黒い何かが見えた気がしました。

枕元の机のせいで視界が狭かったので、何か見間違えたかな?とまた体を起こすと、部屋の奥にあるクローゼットの前にうずくまる人影がありました。
人影は床まで届く長い髪の女性で、全身真っ黒の服(部屋が真っ暗だったのでそう見えただけかもしれませんが)、床に四つん這いになり、手を床に這わせてしきりに動かしていました。
思い返せば異常なのですが、その時私は驚きもせず その人影をあぁ母がいるなぁ、と思い布団に戻りました。
というのも、家で飼っている犬が私の部屋や廊下で粗相をする事があり、その掃除を母がやってくれているなぁ、と思ったのです。
一瞬、母に声をかけようと喉まで声が出かかったのですが、眠かったので起きたら掃除してくれたお礼を言おう…と思いそのまま寝てしまいました。

数日後にふと思い出し母に、この前はあんな夜中だったのにありがとうと伝えると、当然母は怪訝な顔。
全く話が噛み合わず冗談を言っているのかと疑われたのですが、私も納得できず見たものを話しました。
そして話しながら気付きました、母は長かった髪をしばらく前に切っていて、しかも黒髪ではなく明るめの茶髪に染めているし、そもそも切る前も床につくほどの長さはなかった事を。

思い至った瞬間ゾッとし、母には盛り塩でもしておきなさいと適当にあしらわれてしまったのですが、藁にもすがる思いで部屋には盛り塩をしてその日はベッドに入りました。
すっかりあのことを忘れていた数日間は何事もなかったけれど、何かまた変なものを見てしまうのではないかと部屋で寝るのが本当に怖くて、でも学校もあるしとその日は無理矢理眠りました。

しかし嫌な予感は的中しました。
他に何も音が聞こえないほどのぐわんぐわんとした強い耳鳴りで意識が浮上したかと思うと、金縛りで体が動かせなくなっていました。
怖くて怖くて唯一覚えていた般若心経を心の中で何度も唱え続け、金縛りが解けるのを待ちましたが、一瞬解けたかと思うとまた耳鳴りと一緒に金縛りがくる、という感じで全く体を動かせませんでした。
体感では数時間にも思えた金縛りは続き、ふと、少しずつ、少しずつ、布団の上を、左足の爪先から這い上がってくる重みを感じました。

金縛りと恐怖で少しも動けず、目を閉じているのに目蓋の裏には明るく照らされたような自分の首から下が見えました。何かが上がってくる。そして胸のあたりに重みを感じた瞬間、耳鳴りと一緒に老婆とも、男とも女とも、赤子の声とも聞こえるような笑い声が響いた途端、ふっと金縛りが解けました。
もうここにいるのは無理だと思い、金縛りがまたやってくる前にと即座に飛び起き
廊下を挟んで目の前の母の部屋に飛び込みました。

母の部屋のドアを開けた瞬間、母と一緒に寝ていた犬が飛びついてきて安堵のあまり座り込んでしまいました。
どうしたの?と起きてきた母が聞いてきましたが、ろくに説明もできずその日は母の部屋で寝かせて貰いました。
情けなくもしばらく自分の部屋には入る気にならず、荷物を取りに行くたびにダッシュで出入りし、しばらくは母の部屋で寝かせてもらいました。

今になって考えると、後の金縛りと声は恐怖のあまりのストレス?かなにかで説明がつくかなと思うのですが
最初に見た黒い女性はやはり説明がつかない何かだったのかなと思わざるを得ません。
(というより人だった方がもっと怖いです)
だったとしても特に曰くがある土地ではないようだし、どこからか連れてきてしまったのかな…?と思うばかりです。
友人に話した際、その手の動かし方は何かを探していたのかな?と言われたことがあり、また少しゾッとしてしまいました。

あれが何だったのかはわかりませんが、それ以降全く姿は見ていません。
代わりに、人を感知して明かりがつく玄関のライトが誰もいないのに頻繁についたり
誰もいない部屋から物音が聞こえたり
小さな説明のつかないことが割と起こる家になりました。

現在は家を出てしまいましたが、もしかしてまだいるのかな?

96不思議な名無しさん:2019/08/28(水) 12:40:59 ID:Gtoi/DoA0
カラオケでバイトしていたときの話。

ある日開店準備をしていて、女子トイレのチェックに行くと、手前の個室に鍵がかかっていた。
もう一人のスタッフは、トイレから見える位置で別の作業をしていた。店内に他に人間はいない。

あとでそのスタッフも一緒に確認したが、やはり鍵は閉まったままだった。
開店してからも何度か見に行った。1時間ぐらいしたら鍵は開いていた。

何か見たわけじゃないので恐怖は感じなかった。不審者じゃなくて良かったと思う。

97R:2019/08/29(木) 01:30:30 ID:XX0SP2xU0
初書き込みです。やり方間違えていたらすみません。


私は2017年の2月から彼と岐阜県の田舎町で同棲をしていました。
8月の土曜日、彼は朝から用事で家には私1人。
いつものように掃除をしたりダラダラと動画を見て過ごしていました
胸騒ぎがした気がしたのですが1人で寂しいのかなと解釈し、彼が帰る前にと夕飯の支度をはじめました。
キッチンで料理を作っているとリビングからガタンッという音がし、見に行くと鏡が落ちている。
窓もあけてないのにな、、、と鏡を戻し
キッチンへ戻るとまたガタンッ。
鏡が落ちている。
きも....と思いながら鏡を直し
キッチンへ戻る。今度は何もない。
夕飯も作り終えてお風呂に入り、その鏡の前でドライヤーをかけていると、誰かに背中を触られました。確実に、気のせいではありません。
飛び跳ねて咄嗟に後ろを見ると誰もいません
それからすぐ彼が帰ってきましたが、怖がらせても行けないし、害はないだろうと言いませんでした
その夜です、生まれて初めて金縛りに合いました
周りを見渡しましたが誰も居ませんでした
心臓はバクバクしていましたが何故か恐怖を感じていた記憶はありません。
それからは何事もなく過ごし、2018年の初め頃、そのアパートは立ち退きとなりすぐ近くの新築アパートに引っ越しました
ふとあの日の事を思い出し、もう住んでいないからと彼にあの日のことを話してみました
すると彼は驚いた顔をして
「俺、あの家の天井の角に女が居るのを見た」と...
震え上がりました。
もしかすると、鏡を直している私も、ドライヤーをしている私を触ったのもあの女...?ずっと天井にいたの、、??
霊感のある友達など居ない私はすぐに某質問サイトでこれは地縛霊なのか、浮遊霊なのか、こちらに害があるのかを質問しました
すぐに回答が来ました

「その鏡、合わせ鏡になっていますね?」

なっていました、後ろには全身鏡がありました。
言い当てられたことの驚きと、それの何が関係あるのかの恐怖で私の心臓は破裂寸前です
その方によると、合わせ鏡になっているとそこには霊道ができる。
それにより鏡も落ちたし、通りすがりに触っただけでしょう。
でもその鏡、持ってこなくて良かったね、引きずられていたよ。
との事でした。
害はないようです
特にオチもなくこの話は終わりです。
霊感などない、私が人生で初めて体験した心霊現象でした
因みに新居では全くそんな体験は無く、今ではその家からも離れ、地元に帰ってきています
金縛りも、あれ以来ありません。

ですが一つだけ心残りがあります
合わせ鏡が霊道になるのはわかりましたが、彼がみた天井角の霊はなんだったのでしょう。

98東京バナナ:2019/08/29(木) 02:48:01 ID:DT.p9/OM0
自分が小2くらいの時の話
夏休みに祖父の家に遊びに行って近所の年上のいとことその友達やらと毎日
川や山と遊びまくっていた
高校生の兄が部活もお盆休みになり合流、母に持たされたご近所に配るようの東京バナナを
いとこの友達に持って行ったら?と祖母にいわれ、いとこのお古の自転車に乗り持って行った
友人の家の曇りガラスの玄関を開け
「おっとなー?」とその土地の人を真似ながら玄関をはいると廊下の突き当たり
の部屋からおねえさんが顔を出して
「ちょっとまってねーすぐいくからねー」と言い引っ込んだので、その場で待ってたけど
なかなかこない、防災無線から子供が帰る合図の音楽も鳴ったので
「○○ですけどこれ、お土産なんで置いとくから食べてください」と言い帰ろうとしたら
またお姉さんが顔を出して
「もうすぐだから、帰ってくるし、まってねー」とのこと、仕方ないからボケーっと待っていると
後ろのガラス戸が開いた、見るといとこで
その瞬間またお姉さんが「もういけるよーいまいくからー」とゆっくり首まで見せ言った、
それに俺が答える前に
「いいけん!かえるから!こなくて!」といとこが言い俺を引っ張って家を出て、追い立てて自転車に乗せ
自分もすぐに乗り爆走で走り出した、よくわからないまま振り返ると
曇りガラス越しに首が長い女の人が立っていた、いとこは泣きながら
あの家はいとこの友達の家じゃない(俺が間違えた)
あんなお姉さんしらないし、あの家は旅行で誰もいない、あんな話し方誰もしない
そもそも夕方なのに真っ暗でおかしい(いとこは俺の自転車に通りかかりに気づいて来た)
いまいくさんという都市伝説?が学校にある

2人で泣きながら帰って、いとこの親と祖父で見に行ったけど、誰もいなかったらしい
今でも赤い唇と長い首の女性を見るとゾッとする

99不思議な名無しさん:2019/08/29(木) 12:19:04 ID:???0
>>97
読んでいて鳥肌が立ちました。
天井の女性も合わせ鏡にしていたことで
入り込んできてしまった霊なのでしょうかね…
彼も霊感はないのかな?ないのにハッキリ姿を見たなら
よほど強い霊なのかもしれません。

100博多ラーメン:2019/08/29(木) 21:07:15 ID:FCRLQgxI0
初カキコです。拙い文ですがお願いします。

少し長いので2つに分けて投稿しますm(_ _)m

幼少期の体験です。その日、兄は夏休みという事もあり友人宅へお泊まり会初日、父は出張で帰ってこない日で、母と2人でドラ〇もんのビデオを寝る前に見ていました。
ビデオもそろそろ終わるかな?という時に下の階(自宅はマンション3階)から金属バットの"カキーン"という音と窓ガラスが割れる大きな音がしました。私と母が驚いて窓の方に顔を向けると、その瞬間ピカっ!と黄色い光がフラッシュの様に部屋を覆いました。カーテンも締め切っていたので外からの光ではなかったと思います。
その後目を開くと、継ぎ接ぎだらけでボロボロの『てるてる坊主』がカーテンレールの所にかかっていました。私も母も怖くなり、その日は何となく対策として居間の電気は付けたままで寝室で眠りました。
翌朝、母が私を叩き起し、寝惚けながら私も居間に向かうと、『てるてる坊主』がテーブルの上に直立しており、驚きのあまり泣きすらしなかったのを今でもハッキリ覚えています。

101博多ラーメン:2019/08/29(木) 21:09:43 ID:FCRLQgxI0
『てるてる坊主』の特徴ですが、形は極々普通で、素材は直接触ってないので何とも言えませんが恐らく布?でした。色は下地が薄ピンクに近い肌色、そこに焦げ茶・緑・黄土色(全て薄め)の布が四角く継ぎ接ぎされており所々埃のような汚れが付着していました。
顔は黒いボタンの様なものが目の部分に、口には何も付いてなかったと記憶してます。首の所には紐がぐるぐる巻きにされており、そこから引っ掛ける紐が伸びてる感じでした。

その日の内に母が菜箸で『てるてる坊主』を燃えるゴミの袋に入れ菜箸と一緒に処分し、その後特に家や家族や周りの住人に異変等もなく、その家から引っ越すまで数年間普通に過ごせました。
あとで母に聞いた話ですが、あの日下の階で窓ガラスが割れた部屋はなく、金属バットの音も含め聞いた住人はいなかったそうです。とても不思議な心霊(?)現象でした。

もし質問等あれば覚えてる範囲にはなりますが出来るだけ答えます。

102不思議な名無しさん:2019/08/30(金) 00:01:25 ID:QvhKc4n.0
>>93
母親って母の母親=お祖母さんのことね。母、母親、お母さんとあってちんぷんかんぷんだったが最後まで読んでやっと書いてることがわかった。ほほえましい話なのにもったいなかったな。

103不思議な名無しさん:2019/08/30(金) 03:43:40 ID:BGK5D3bg0
23ぐらいの頃、私が怖い話が好きと言ってたら、付き合ってた人がこんな話をしてくれました。忘れたところもあるので、そこは補完して書きます。

彼の母親Aと友人B、Cで旅行に行ってました。帰ってからまた三人で集まって、旅行中の写真を見ながら思い出話に花を咲かせていました。
旅館で三人並んで写真を見た時、あれ?と思いました。手がある。
ABCの並びで撮った写真の後ろに誰かの手があり、指で1、2、3と

104不思議な名無しさん:2019/08/30(金) 03:56:08 ID:BGK5D3bg0
すみません。途中で送信してしまいました。

指が人数を数えるように出ていました。
それと、真ん中のBの上に黒っぽい影がありました。
何だか気味の悪い写真なのですが、それほど深く考えず、また旅行の話で盛り上がりました。

それからしばらくしてBさんが亡くなりました。もしかしてあの写真のせいでは?と怖くなりました。
Bさんのそばに出てた手は1でした。2と出てたのはCさん。
次はCさんの番かも?と思ってたら、やっぱりCさんも亡くなってしまいました。
次は3と出てたAさんの番なのか?

この話を聞いた時、まだAさん、つまり彼の母親は元気でした。彼氏は写真を見せてもらったそうですが、かなり不気味だったので、処分するように言ったそうです。

彼は「死神じゃないか?」と思ってるそうです。
その後、遠距離恋愛だった事もあり、私達は別れました。彼のお母さんが今も元気だと良いなと思います。

105不思議な名無しさん:2019/08/30(金) 12:49:14 ID:???0
高1の頃の話。その日は午前授業だった。
私はコンビニでお弁当を買ってスマホをいじりながら一人で帰っていたんだけど。
前方に30代くらいのラフなシャツを着た男性が歩いていて、
私の住むマンションに入って行くのが見えた。
まあ変な時間なんだけど、特に気にも留めずにエレベータに辿り着くと
2階で止まっていて、私は9階なので普通に呼んで乗り込んだ。
相変わらずスマホをいじっていたんだけど、何故か2階で停止。
変なんだけど、まあスマホを見ながら後退して、乗り込んでくる人のスペースを空けた。
が、全然乗り込んで来ず、エレベータの前に突っ立ったままっぽい。
(ん???)と顔を上げると、そこにいたのは先ほどの男。完全に無表情。
(なに、下の階と間違えた?キモ・・)とよく見ると、下半身丸出しで、何か弄ってる。
(は!?!?!?!?)全身の毛が猫みたいに逆立つのを感じた。
こういうときって人間一瞬のうちに色々考える。
・こいつは私の住んでいるマンションを知っていた、つまり計画的
・部屋番号も知られているかもしれない、母子家庭で深夜まで帰って来ない
・密室に追い詰められててヤバイ、乗り込まれたら最悪、即死
・昼間だから住民は少ないし、この状況的にたぶん間に合わない
・叫んだりしたら、喜ばせてさらに悪いことになるかもしれない!
どうしよう、どうしよう!
この分析から導き出されたらしい答え。
私は、お弁当とスマホを地面に叩きつけて、
「お前、ふざけてんじゃねえぞゴラァアアア!!!」
と飛び掛かった。まさかのオフェンス。自分でも信じられない。
とにかく喜ばせてはいけない、私は女装した男である、
という脳内設定が出来上がっていて、
自分から聞いたこともないようなオッサンの声が出た。

相手がモヤシ男であることが幸いして、男は一瞬で逃げて行き、
マンションを出ていくのが見えた。
私は急いでスマホと弁当を回収して、階段を駆け上って家に行き、
鍵を閉めて親が帰るまで震えてた。バイトも休んだ。

その後、何もなかったんだけど、凄く怖かったんだけど、
一番怖かったのは、何故かオフェンスに出てしまったこと。
しかも自分から50代くらいのオッサンの声が出たこと。
相手がモヤシで良かったけどそうじゃなかったら。
あといつから狙われていたのだろう。
全然知らない人だったし、報復も怖くて引っ越すまで辛かった。

106不思議な名無しさん:2019/09/02(月) 14:13:29 ID:???0
短い話ですが実際に体験したものをどうぞ

小学生の頃、怪談が流行っていて、特にトイレの花子さんが人気だった。
その花子さんの話をしているうちに、自分達の学校にも花子さんがいるんじゃないかという話になり、トイレで実験することになった。

真っ昼間の休憩時間に友達数人で女子トイレに向かう。
そしてトイレの入り口から、「花子さーん、遊びましょう!」と声をかけた。
すると誰もいないはずのトイレの個室がバタンと開き、中から黒い影が出ていった。
みんなで驚いて逃げ帰った。
あれはなんだったのか、今でも不思議に思う体験でした。

107不思議な名無しさん:2019/09/02(月) 17:02:32 ID:???0
怖い話ではないですが、不思議な体験をしたことはあります。

初めてそれを感じたのは、小学校低学年の時です。
昔住んでいたマンションの向かいの部屋の女の子が脳炎で亡くなり、そのお葬式に参列した時でした。

女の子のお母さんから、最後にうちの子に触れてあげて欲しいとお願いされ、そっと頬に手を当てた、その瞬間でした。

触れた手を通して、自分の中の「何か」がもの凄い勢いでご遺体に流れ込む感覚に陥りました。
例えるなら、空の容器に勢いよく水を注ぎ込むような感覚に近いです。
初めての感覚に私は思わず声を上げて驚き、手を離してしまいました。

その時は、「冷たい体に触れてびっくりしたのだろう」と、周囲からはあまり不思議がられはしませんでしたが、自分自身がそこに吸い込まれるような感覚に、幼いながらにも恐怖したことを覚えています。

その後、私が高校生になり、祖母が亡くなった際、祖母のご遺体に触れた時にも全く同じような感覚に陥り、長く触れていることはできませんでした。

流石に少し不気味に思い、そのことを祖母のお葬式があった夜、2つ年上である姉に話をしました。

すると、驚くことに姉も私と同じ感覚に陥っていることがわかりました。
「空の容器に水を勢いよく注ぎ込む感覚」と全く同じことを口にしたのです。

あの時、手を離すことなくご遺体に触れ続けていたら、私はどうなっていたのでしょうか。

幸いなことに、それ以降、未だ身近な方が亡くなることはなく、ご遺体に触れたことはありませんが、あの感覚は未だに忘れられません。

108不思議な名無しさん:2019/09/02(月) 17:13:34 ID:???0
>>107
勇気出していずれ訪れる機会にすべて注ぎ込んでみれば?
生き返るかもしれないけど自分はどうなっちゃうのかな…?

ここは5chと違ってコピペマシーンがいないからいい

109はっち:2019/09/02(月) 22:38:28 ID:9saLLvCE0
母方の実家は、裏の畑から土器がわらわら出てくるそんな土地。昔から、小さい女の子(この世のものではない)がよく見られるとは伝え聞いていた。その家には出所を詳しく説明できない一対の石が奉られていました。そのために、家屋に一間を設け、私たちはものごころついたころから「神様の部屋」とよんでいました。
私が小学校5年のときの話です。夏休みは父母の仕事の関係で、母方の実家で過ごすのが恒例で、その晩も、いつも通り、夜、姉と伯母に宿題を見てもらいながら過ごしておりました。祖父母は既に寝ています。
そのころ、家の増築をして、神様の部屋がある旧母屋と新築の居間を通用口で繋いでいるという状況で、私たちは、新築居間で宿題をしていたのです。
すると、旧母屋の方から、「ガラガラ〜、ドン!」と扉を開け閉めする音が響きました。私たち三人は「ん?」となりました。というのも、旧母屋は古い故、誰もいないはずなんです。通用口も鍵はしまっていますし。
私たちの間に不安が漂いはじめて間もなく「ガラガラ〜、ドン!」
扉の音から神様の部屋だと直感します。そうだとわかったからこそ、私たちは互いに暗黙し、耳を傾けました。「ガラガラ〜
どん!」その後、何回も開け閉めする音が、私たちの沈黙の中を響き渡ります。
「やっぱりいるんだね」「そうだね」
そういって、不安や恐怖はあったものの、自分だけじゃない安心のなか、宿題と向き合い始めました。その後、神主が来てお祓い?のような事をしていかれましたが、とくになにもない日常です。
「神様の部屋」や御神体の不思議もそうですが、玄関先には狛犬のかわりに、うちにはカエルが鎮座してます。変ですよね?

110西の果て:2019/09/02(月) 23:17:30 ID:a.5d9.5I0
・山の展望台
今年の5月に少し怖い経験をしました。
いつも車で通ると気になる神社兼公園が私の地元にあるんです。
そこはいつもならそこを通りはするものの足を運ぶことは一度もなく目には入るだけ、それだけの場所のはずでした。
ただその日は無性にそこに行きたい、なぜかそう思いました。母からはその場所で昔から自殺とかが起きている場所というふうに聞いてもいたので、普通なら行かないのに何故向かったのか、今でもよくわかりません。

近くの道の駅に車を止め、一人で向かうその足取りは何故か軽かったのを今でも覚えてます。
まったく人が足を運んでないのか、公園なのに整備がまったくされておらず悪路を進み10分程度で山の上部、峰になってる部分に到着し、そこから5分程度歩き展望台に着きました。変は気分になったのはそこからでした。
何かに見られてるようなそんな薄気味悪い悪い感じがして周りを見回しましたが誰もいない、海辺で断崖の上にあるのに波の音もしない不思議な場所でした。
私はここまできたのだから展望台に登ろうと道中で拾った枝を途中の草払いに使っていたのでその枝を展望台の螺旋状になっている階段下で手放したのです。そして展望台に登り特に何もなく帰ろうと階段を下った後、違和感を感じたんです。
それは階段下で手放した枝がどこにも無かったというものでした。近くで猫や犬がいた様な物音はなく何もいないはずなのに枝が無くなっている。その違和感を感じた直後背筋に寒気を感じ一目散に山を下りました。
そこから逃げる様に車を走らせその場所を後にしました。
もうあの場所には行かないと思いました。
何故足を無視に運びたくなったのか、何故枝は消えたのかとても不思議な体験でしたがもうあそこへは絶対行かないと思います。
長々と長文すみませんでした。

111不思議な名無しさん:2019/09/03(火) 17:04:45 ID:S4iuqtkY0
昨日VIPで洒落怖なスレがあったので一応貼っておきますね。不思議ネットさんの名前も出ていました。
http://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1567449880/?v=pc

112NO ネェイム:2019/09/04(水) 01:47:05 ID:YmsN4y820
・安物件
20で子供が出来たので結婚した
あんまり経済力がなかった俺はなるべく安い物件を嫁の親に見つけてもらうように頼んでみたら、すぐに見つかったらしく引っ越すことにしたのだけど、今思えば安い理由を考えれば良かったと自分で後悔した
明らかに家賃相場が8万ぐらいしそうなのに3万と破格だった、リフォームもされて綺麗だったし気に入って住んでみた、その日から少し違和感があった。
布団をしまう押し入れの方から視線がある感じがして気にはなるけど調べる勇気がなかった…
住みだしてしばらくして押し入れの事を気にしなくなった後日、その日パチンコで凄く勝ったのでへそくりを隠す所を探していた、そういえば押し入れの上に屋根裏に入れる所があったなぁと思い出して、初めて屋根裏の入り口を開けてみた
目の前に前の住人のエロ本があって、側の柱には見たことない御札が貼られていた
薄気味悪いから剥がして、へそくりを隠すことにした
次の日の夜にそれは起きた、押し入れを閉め忘れてその前で寝ていると、開いた押し入れの上の方から、髪の毛をたらしながら降りてくる女の人がいた、じわりじわりと近付いてくる…次の瞬間、首を絞められてもうダメかと思って諦めかけた時に隣で寝てた嫁が起きて声をかけながら俺を揺すりはじめた
嫁いわく、俺が呼吸をしてないし顔が真っ青だったからヤバいと思ったらしい、難を逃れた気がした。
引っ越してから2ヶ月たって嫁が出産の為に入院をした。
俺は久しぶりの1人で有意義に過ごせるとビール片手につまみを食べながらテレビを見ていた、ちなみに夏場は基本的に暑いのでパンツ一枚で過ごしています
俺はテレビを見ながら笑っていると、後ろの方でザザッと音がしたが気にしないようにしていると、いきなり室内の引き戸のガラスが手で叩くようにガチャガチャしだした、家の窓は全部締め切ってるので、風が吹いてなったと思えない…そう思って怖くなってきた
すると、どんどん叩く音は近付いてくるし恐怖で足がすくんで逃げ出せないどうしようと思っていると、俺がいる部屋の一歩手前で叩く音が止んだ
ふっと一息ついた次の瞬間、家中のドアや窓が叩かれて怖すぎて自分の格好も気にせず裸足で外に駆け出していた
家の中から唸り声が聞こえきたが早く逃げないとヤられると思い必死に近くの公園まで逃げた
しばらくして、俺ってパンツ一枚だと思い家に帰宅して家の玄関まで着いて怖かったが家に入ろうとしたその時に、見回りをしていたパトカーから見られ、職質をされてパンツ一枚で家の前で15分ほど説教混じりで何故か怒られた
その一件で嫁が出産して戻る前に引っ越しをした。
(文章能力がないので読み辛かったらすみません)

113不思議な名無しさん:2019/09/04(水) 22:38:56 ID:4WLGvkds0
高校の調理実習でグループ分けがあり、仲良くしてるメンツと組もうと思ったが、名前の順で組まされた。
私のグループには不良2人、ギャル1人、大人しい子1人の計5人。
それぞれがあまり会話したことがなかった。
各班が先生達のお昼として数個ずつ親子丼を作ることになっていた。
うちの班も、居心地の悪さからさっさと済ませて、一番乗りで職員室に届けに行くことになった。
その途中、不思議な体験をした。

班員揃って先生に届けに行くことになっており、五人で一階の廊下を歩いていた。
一階の廊下にはジュースの自販機が3台並んでいて、そこを通過して50メートル程歩いて左へ曲がれば職員室。
なんにも考えず、喋らず親子丼を運んでいたら、自販機の3台目からうちの学校の制服のスカートというかお尻がひょっこり出た。ほんとにぴょこっ!と。

先頭を歩いていた不良Aがビクッ!として立ち止まったのがおかしかった。
不良Aは、ビクついてしまったのがバツが悪かったのか、こちらを振り返りながらちょっと笑って
「なに?あいつ?うけねーし」
と言ってきた。
途端、ギャルが親子丼放り出して「先生ーっ!」とギャーギャー悲鳴あげながら家庭科室に戻って行った。
散らばった親子丼と器に呆然としてしまった。
そこまでびっくりするほどのことでもないのに、あーゆー大袈裟なリアクション嫌いだなと思いつつ、親子丼はギャルが片せばいいしと、職員室に向かうことにした。
ギャルが逃げ出しても突き出たお尻はそのままで、普通、あんな悲鳴上がれば出てくるだろうにと不気味だったけど、どうせ横を通過すれば誰がいるかわかるので普通に歩きだした。
ところがこちらが歩きだした途端、お尻がさっと引っ込んだので、不良Aがわざとダンダンッと足音を出して迫った。
でも自販機の横を見ると誰もいなかった。
自販機の設置してある側は壁で、窓や逃げられる場所もなく、まして自販機の裏のスペースに人は入り込めない。
それでも自販機の裏のスペースは見たけれど、コードと埃しか確認できなかった。
消えたそれに5人とも呆気にとられて
「なんだったの、確かにお尻つき出してた人いたよね?」と言う私に、
不良Aと大人しい子は「お尻?顔だったよ?」と言うし、不良Bは黒髪の頭だったと言った。
後に先生を連れてきたギャルは、顔をぶるぶるとすごくふってる不審者だったと言っていた。
見ていたものが違ったことにも、白昼に学校内で確実に見えていたものが消えたことにも驚いた。

114不思議な名無しさん:2019/09/05(木) 02:42:03 ID:BGK5D3bg0
思い出したので投下。
小六の時に家から歩いて行ける距離にラブホが出来た。数年後、盗みに入った泥棒が、ついでに女性の体も触ってたら起きて大騒動。
泥棒は道を挟んだ向かいの川に飛び込んだ。とりあえず隠れようと思ったのか、隙を見て逃げようと思ったのか?
田舎で畑や田んぼの中にあるラブホ。季節は夏で田んぼ用に水かさが増えていて深かった。犯人は水死した。

そんな事があっても他にないし、人は来る。
事件から10年ほどたった頃、古くなったラブホは改装することにした。
南国リゾート風の値段設定も少し高いホテルに生まれ変わった。
大人になってた私は、近いのでパートに行く事にしました。

元はどんなないそうだったか知らないけれど、普通の部屋に特別室。全て南国リゾート風で置いてある家具も食器も高くはないけど、安くもない感じ。(確かGIVENCHYのティーカップセット)
新築したので、初日から大盛況!最初は新しいからって来る人が多かった。

しばらくして川に1番近い部屋に虫が出た。なんの虫か分からないけど、クレームが来て、徹底的に掃除したけど、出てくる。仕方なく、この部屋はしばらく客を入れない事で話がついた。
次は部屋の壁に穴を空けられた。これは警察が来て調べてたけど、犯人が捕まったかは知らない。その部屋はベッドボードを穴の前に置いて隠しました。だからその部屋だけ他とちょっと違う。
その次に特別室だったかで壁に顔のようなシミがあると言われた。
私が見た時はシミなんてなかったけど、言われてみれば汚れてる?って感じ。
これはどうしたっけ?この頃、客室の掃除中、テーブル拭いてたら人生初のぎっくり腰になっちゃって、そのまま仕事辞めちゃいました。
オーナーの古参のえこひいきに嫌になったからって、私と組んでたメンバー全員辞めちやったらしい。
ここまでリューアルして三ヶ月位の話。

辞めたチームの人と一度食事に行って話したけど、「たまたま、偶然、気のせいかもしれないけど、なんかあるんじゃないの?」って。私もそう思う。

川沿いのそのラブホはまだある。

115匿名:2019/09/05(木) 06:42:24 ID:YzmNLAY20
信じてもらえないけど、今なうで不思議な経験して。
共感や、経験ある人いないか知りたくて掲示板探してここにきました。

今電車に乗っていて、ついさっき私は椅子に座ってる状態で
電車が駅に停車して目の前にメガネ男子が階段から走って入ってきたんです。
で、それをチラッと見て携帯いじってたら、数分後、また電車が駅に着いて停車しました。
で、電車のドアが開いてチラッと見たら、また同じメガネの男性が階段から走って乗って来たんです!
ドア開いた瞬間にチラ見したから、同じ人物が急いで走ってまた帰ってきて、とやった訳ではないはずです!

で、更に、自分が乗り換え駅で降りて歩いてる時にハゲ親父がすれ違うのをチラッと見たんですが、その数秒後、また同じハゲ親父がすれ違ったんです!

自分だけが未来予知?または時間を遡ってる、または未来に一瞬意識が行ってたんじゃないか、って疑い始めて、びびってます。

同じ経験をされた方はいませんか?
またこういう手のことに詳しい方がいたら意見を聞きたいです。

因みに、学生時代には一時期予知夢を見ていて、ただ、疲れて脳が錯覚してただけだろうと思っていたのですが、
予知夢くさい夢をふざけて日記に書いていたら必ず1カ月後にその夢のことが起こる、というデジャヴはありました。
それがなくなってからは何もなかったのに、今回初めてな経験をしてびっくりしています。

116不思議な名無しさん:2019/09/06(金) 12:02:31 ID:.a2EIApg0
>>115
最初のメガネは車内にどこにもいないというのは確認した?
メガネやハゲの識別ができていない可能性

117不思議な名無しさん:2019/09/06(金) 14:31:40 ID:0FJhIyL60
年中の頃から中学生まで住んでいた団地の話です。

部屋の隅に対し、斜めにブラウン管テレビを設置していました。時間にかかわらず、
テレビを見ていると視界の上の端に灰色の靴下を履いた両足が、
つま先を下に向けて立っているのを幼い頃からかなりの確率で見ていました。
他にも、子供部屋の二段ベットの上で眠っていると夢の中で脇腹を突かれ目がさめる、
お風呂から出ると脱衣所から見える子供部屋の前に白っぽい人(自分は女性と認識していた)
がいる、等々挙げきれないほどの奇妙な出来事がありました。
しかし、自分は幼かったのでそれを恐怖とは捕らえず日々過ごしていました。
それから時間は過ぎ、自分が中学生になった頃です。
その頃両親は自営業を始め、店の方に寝泊まりすることが増え、
2つ上の姉とともに自宅でほぼ二人暮らしのような生活を送っていました。
親がいないことをいいことに、姉は彼氏を連れ込み、自分は子供部屋を追い出されリビングに布団を敷いて眠っていました。

ある晩、いつもと同じようにリビングで眠っていると、突然目が覚めました。
人生初の金縛りです。つま先、指先すらピクリとも動かせずパニックになりました。
しかしそれだけでは終わらず、自分の布団の周りを誰かがぐるぐる歩き回っている音、
その上すっぽり頭まで毛布をかぶって寝ているはずなのに、頭のすぐ真横を懐中電灯のような光が走り抜けて行きました。
その直後、体の力が一気に抜けた自分はあまりの恐怖に飛び起きました。
すると、ちょうど胸のあたりに真っ黒に焦げた(自分にはそう見えました)幼い子供の顔が…。

翌日この出来事があまりにも恐ろしく、親に泣きながらあの家は無理だと訴えると、
母が顔を真っ青にして「やっぱり…。」といったのです。
どういうことか問いただすと、
実は姉の彼氏は見える人で、姉と付き合い始めてすぐから家に何かがいるということを姉の彼氏から聞いていたそうなのです。
母は過ごしている2人を怖がらせたくない、と彼氏に口止めしていたそうで…。
自分からその訴えを聞き、母は姉の彼氏から聞いたことを教えてくれました。
子供部屋には白い服を着た女性がいる、テレビの後ろには青い作業服を着た男性が…首を吊っている、と。
妙に納得してしまいました。幼い頃から見ていたあのつま先を下に向けて立っている…と思っていたのは首を吊っていたのか、と。
そして極め付けは、自分が眠っている時…必ずと言っていいほど、真っ黒に焦げた子供が自分の顔を覗き込んでいたそうです。

自分は姉の彼氏と直接この話をしたことはありませんでした。
ですから、姉の彼氏が見ていたものと自分が見ていたものが合致する…という事実が恐ろしくてたまりませんでした。
それから自分はその団地に二度と足を踏みいれていません。
その後引っ越した家もなかなかに怪奇現象の多い家ですが、
団地の比ではありませんので割愛します。

長々と失礼いたしました。

118不思議な名無しさん:2019/09/06(金) 15:25:37 ID:RN4oKAwU0
20年以上前に、ドッペルゲンガーを出現させてしまったお話

学生時代にクラブ(踊る方)でバーテンのバイトをしていたんだけど、平日深夜の暇なときには厨房で仮眠取ったりしたのね(店長不在時のみw)
その日もDJの男の子と一時間くらい、ダンボールの上で爆睡を貪った後に「缶コーヒーでも買いに行くべっ」て外に出ようと一緒にフロント横を通りかかったところ、フロントの女の子が二人揃って「あれ?Sさん、さっき出ていきましたよね?」と不思議顔
その店は地下一階にあって、通常はフロントの横を通らないと外に出られない造り

女の子曰くは俺は10分くらい前に出て行ったきりで戻っていないとのこと
10分前の俺は全く愛想がなく「寝ぼけてたのかねw?」って話してたところに、俺がまた店内から現れて驚いたそうです
DJの男の子(寝てたけど)はもちろん、厨房のおっさん(寝ていない)も「Sは1時間は厨房から出ていない」と証言

その後、ドッペル再発も その他の不思議体験もなく平穏な日常を過ごしております。
当時は連日、大学にバイトに睡眠不足が続き疲れてはおりました。
ドッペル君なのか、生霊なのかは分かりませんが今までの人生でたった一度の不思議体験でした

119匿名にゃんこ:2019/09/06(金) 16:35:06 ID:HB5fBv6E0
初めての書き込みなので、きちんと投稿できているか不安ですが…誰かに聞いていただきたくて投稿します。

私が高校2年生の時に体験した不思議な話です。
私の出身地は、近畿地方の田舎県のさらに田舎でして、その日は期末試験で学校は午前中に終わりました。
次の日も、試験があったのですが私は「まあ夕方から本気出したら間に合うだろ」の精神で、友人のKと自転車で一緒に寄り道をしながら帰っていました。
田舎なものですから、寄り道と言ってもコンビニでアイスを買ったり(季節は夏です)するぐらいです。
次第に、帰ろうかな、の雰囲気がお互いに出てきたところで私はふとある場所に寄りたい衝動に駆られました。

その場所と言うのは、私が幼稚園の年中さんぐらいの頃に一度だけ散歩の時間に行った場所でした。
先生数人に連れられて、その日はいつもと違う散歩コースだったのを覚えています。
何故か幼稚園の外れにある山道へ入って行きました。先生を先頭に、ぐるぐると山道を周って頂上を目指していたのを覚えています。
すると、山頂付近に金色に輝く像が見えたのに気づきました。

たぶん続きます。

120不思議な名無しさん:2019/09/06(金) 20:02:35 ID:6G0ToTgY0
オチも無いし、怖い話でもないんだけど当時の俺らにとっては怖かったから書きます。

小学4年の時に友達と三人でマウンテンバイクに乗って休みの日に遠出をしたんです。
子供の頃なんで遠出と言っても隣の街までの話だんだけど。
チャリで峠の頂上付近で疲れて休憩してるとリュックを背負ったオッサンに会った。
オッサンって言っても多分40代とかだったと思う。腹も出てたし服装もダサくて俺らから見るといかにもオッサンって感じだったけど。
オッサンは峠を歩いて下って行って、俺らはあいつデブなのによく歩くなwとか言いながらチャリで追い越して峠を勢いよく下った。
20分位ノンストップで下った。下りた先に小さいな湖があるんだけど、そこに着いたらさっきのオッサンが座ってた。
全員唖然としたよ。オッサンどころか車にも抜かれてないのに。。。
田舎の一本道で誰にも抜かれてないのに、オッサンが先に居て飲み物飲んでた光景は忘れない。
めちゃくちゃ怖かったし、あれから20年以上経った今でも意味が分からなくて不思議で仕方ない。
似た人では無く同一人物だった。服もリュックも顔も靴も全部同じだったんだから。
今もその道を車で走る度に思い出す。そしてここには近道なんかも無いんだ。

121不思議な名無しさん:2019/09/07(土) 08:32:49 ID:???0
3時に来る奴

去年の冬のこと、深夜3時頃に玄関前で話し声がする。話し声というより一人言のようにブツブツと喋ってる感じ。
寝てる所を起こされたので腹がたって文句言おうと玄関開けたら誰も居ない。

次の夜から玄関を入ってヒタヒタと廊下を歩き、風呂場の方に消えていく足音が午前3時に毎日起こるようになった。
あーこれは先日ドアを開けた事で呼び込んでしまったなと思うが、勝手に人のマンションに上がり込んできて家主に挨拶に来ないのは不躾すぎるだろうと、ちょっと説教するつもりで午前2時半に起きて玄関前でスタンバイ。

丁度3時、そろそろ来るかなと思ったらドアの新聞受けが突然ガチャンと大きな音をたてた。
わかりやすい奴やなあと思って新聞受けを見てみると、町内会役員投票用紙がマンション管理会社の封筒に入ってた。
わざわざ届けに来てくれるとはええ奴やん。と思って会員名簿を見てみると自分の名前が載ってない。
それどころか下の階に住んでて2年前に亡くなった人の名前が名簿に載っている。

後日、管理会社に朝3時に封筒投函したか聞いてみればそんなに早くから仕事してない。
名簿に自分が載ってなくてとっくに亡くなった下の階の人の名前が載っていると言えばそんなはずはない、と。
真意を聞こうと思って朝3時に起きて玄関でお迎えしてるがそれっきり出てこない。
あいつは何がしたかったんだ。

122不思議な名無しさん:2019/09/07(土) 13:58:52 ID:Rkq0QHP.0
実家が二階建ての二世帯住宅で、一階に祖父母、二階に両親と兄と俺が住んでいた。
夜遅い時間に一階にある風呂に入っていたら、階段を下りてくる足音が聞こえてきた。
風呂の隣がトイレで、足音はちょうどトイレの前で止まった。
誰か用を足しに来たんだなと、その時はさして気にしていなかった。
頭も身体も洗い終わって湯船に浸かっている時、なにか変だなと違和感を覚えた。
トイレから何の音もしてこない。
水を流す音は風呂場にいても聞こえるはずなのに、いつまで経っても何の音も聞こえてこない。
二階に戻っていく足音もない。
なら、まだトイレにこもっているのか?
それにしたって、いくらなんでも長過ぎる。
まさか、トイレの中で倒れていたりするんじゃないかと心配になってきた。
おかしい。何か変だ。
そもそも、ドアを開ける音を聞いていない。
頭を洗っている時に聞き逃しただけかもしれない、とも思った。ドアを開け閉てする音はそこまで大きな音にはならないから。
もしも、ドアを開けてさえいないのだとしたら?
扉一枚隔てた向こうに、ずっと立っている事になる。
トイレに用がないなら、何故そこから動かない?
俺に何か用があるのなら声をかければいい。何故、なにも言ってこない?
さっきまで家族の心配していたのが、何か別のものへの恐怖が湧いてきて風呂から出るのが怖くなった。
とはいえ、いつまでも風呂に籠城していても仕方がない。もし本当に誰か倒れていたらまずい。俺は意を決して風呂場のドアを開けた。
何もいない。
トイレのドアを見ると、小窓は暗い。トイレの明かりが点いていないのだ。という事は、誰も入っていない事になる。
正直言うと怖くてもう部屋に逃げ帰ってしまいたかったけれど、念のためにトイレの中も見てみる事にした。
誰もいなかった。
安堵したものの、薄気味悪い感じが残った。
二階に戻り、まだ起きていた兄に尋ねてみた。俺が風呂入ってる間に誰か下に行ったか、と。
誰も行ってない、という答えが返ってきた。両親はとっくに寝ているし、兄も下へは行っていないというのだ。
また怖くなってきた俺は、さっきの出来事を兄に話した。気のせいだ、と言って欲しかった。
兄は平然とした顔で言った。
「あぁ、よくあるな、そういうの」
冗談で言うのでもなく、怖がらせるためでもなく、いかにもいつもの事だという口振りだった。
更に、兄はこう続けた。
「この前も、上がって来た足音が、お前の部屋の前で止まってた」
俺の部屋は階段上がって最初の部屋だ。
あの足音は、俺の所に来ているのか?
怖さのあまり逆ギレした俺は、余計な事まで言った兄に肩パンして部屋に逃げた。
この夜の出来事の後に、「引き戸を開けようとする指」と「トイレのドアから浮き出た顔」を目撃した。
というのが、俺の心霊体験の全て。
いずれも実家での出来事で、実家を出てからは心霊現象には一度も遭っていない。

123不思議な名無しさん:2019/09/07(土) 16:29:23 ID:???0
地元の渓流釣り師には有名だが、さっちゃんと呼ばれてる謎の女の子がおる川がある
さっちゃんが現れるのはかなり上流の美しい景観の場所で、水深は浅く、10m程度の広い河原があるが、鬱蒼と川の上まで被さる木々のお陰で薄暗く涼しく、木漏れ日の美しい大きなカーブの瀬だ
そんなところに行くのは釣り師位だし、川で夜釣りをする人間はいないのでさっちゃんを見かけるのはみな昼間だ
いつの間にか10mくらい離れた場所に赤いスカート、白いブラウスを着た小学生くらいの女の子がいて、「ねぇ!ねぇねぇ!」と大きな声でこちらを呼ぶのである
でも、それだけだ
「なに?」と返事を返しても、黙っていてもその子は何もしない
近寄っても来ない
で、一瞬でもよそ見をして向き直ると消えている
みんなそう言うし、俺もそうだった
で、誰も顔を覚えていない
俺もどんな顔をした女の子だったのか覚えてない
さっちゃんは幽霊なのかもしれないが、さっちゃんを怖がる人は誰もいないし、俺も全然怖くはない

124不思議な名無しさん:2019/09/07(土) 16:51:38 ID:???0
これは数年前の出来事だが、仕事でお客様のご自宅に伺う際にあった事だ
そのお客様はまあ田舎街から見ても田舎、ぶっちゃけど田舎で、海岸沿いの小さな町に住んでるお客様だ
なんせ遠く、まあ遠い
地形的に切り立った崖の麓を海岸沿いに走る道を延々行く
事前にお客様に聞いていた通り、小さな海に注ぐ川を渡る橋の手前を崖側に登って行く道があって、そこをプロボックスで登って行った
途中に聞いていなかったY字路があったが、右に進む道はどうやら海側に戻りそうだったので、左を選んで更に上に進んだ
すると徐々に町から離れ崖を登り続ける道だったようで、道は未舗装路に変わり、「これはミスったな」と思いつつも転回も難しい道を進まざるを得なくなった
登り続けてしばし、やや拓けた場所に出たが、あちこちに木の切り株と倒木がある場所に出た
そこから先は車が登るような道は見当たらず、人が出入りする場所でもなさそうだった
なんとかして転回するために「これは厳しいぞ」と思いながらも切り株や倒木に当てないようにするためにドアミラーを下に向けて注視出来るようにして、何度も切り返して転回し始めた
で、その時ルームミラーに一瞬白いものが見えた気がしたんだよな
「ん?」と思って一度車を降り、周りを見渡したが何もなかったので、再度切り返し始めた
3度4度位でぶつけずにパンクもさせずに転回出来て良かった良かったとミラーを戻そうとした時、ミラーにスカートと脚が映ってた
白地に大きな赤やオレンジの原色の花柄が入ったスカートを履いていて、裸足だった
女の足だ
位置的に運転席側の後部ドアのすぐ後ろにいる
さっき降りて見た時はそんな人は見なかったし、流石におかしい
ミラーはそのままにすぐに走り出した
その後ミラーは見ないようにした
お客様の家はやっぱりY字路を右に曲がった先、すぐだった

125匿名にゃんこ:2019/09/07(土) 18:24:41 ID:kj6Fe5bU0
119です。

山頂に近づくにつれ、その金色の像が巨大な仏像であることに気づきました。
周囲は木々に囲まれているのですが、その仏像だけが周りより頭一つ分出ていました。
山頂へ続く坂道を登り切り、私たち園児と先生はその巨大な仏像のある場所へ向かっていきました。
どうやら、目的地はそこのようです。
山頂へ着くと、周囲に鬱蒼と茂っていた木々がなくなり、そこは開けた広場になっていました。
綺麗な白い花々が一面に咲き、モンシロチョウのような白い蝶が飛び交っていたのを覚えています。
また、公園にあるようなベンチが金色の仏像を挟んで二脚あり、そこに一人だけ男の人が座っていました。
私はというと、その巨大な金色の仏像をただ眺めていました。
「なんて綺麗なんだろう」とずっと見ていました。
先生が「もう園に戻りますよー」という声が掛かるまでぼーっと見ていたような気がします。
名残惜しい気持ちで園に戻り、夕方迎えに来てくれた母に「すごく綺麗な仏像を見た!」と報告しましたが、
母は「そんな巨大なもの、この町にはないし、あれば観光地にでもなってるわ」と無下にされました。

そういった経緯を説明し、Kに「あの時見た仏像をもう一回見てみたい。一緒に探してほしい」
と頼み込みました。Kは、「そんなものある訳ないだろ」と言いましたがやはり試験勉強をしない言い訳が欲しいのか
渋々ですが探索について来てくれました。

昔通っていた幼稚園まで来て、それらしい山頂へと続く道を探しますが、なかなか見つかりません。
Kは「お前の記憶違いだ。諦めて今日はもう帰ろう。きっと子どもの時に見た夢と現実がごっちゃになってるんだ」
と私を説得してきました。
私は「どうしても見たい。会わないと。すごく美しいんだ」とKに訴えました。

長くなるので結論を書きますが、金色の仏像はありませんでした。
私が歩いた山道へ続く散歩道は、獣道になり草木に覆われていましたが、その場所の近くに
神社にあるような長い石階段が新しくできていました。
私は、直感で「ここだ!」と思い、Kが「なんか怖いから行かんとこう」という制止を振り切り、
一気に石階段を駆け上りました。
またあの美しい金色の仏像が見られるという気持ちだけが私を突き動かしていました。
登りきると、やはりあの時見た広場でした。
しかし、草が生い茂り、ベンチも白い花も、白い蝶も飛んでいません。
仏像もありませんでした。
あるのは、慰霊碑だけでした。
「〇〇地区戦没者之慰霊碑」と書かれた、苔むした慰霊碑が目の前にありました。
そこには、ずらりと戦争で亡くなったであろう人々の名前が刻まれていました。
いつのまにか後ろにいたKは、「呼ばれたんじゃない?」とボソッと呟きました。

けれども、あの時見た金色の仏像の姿を記憶していた私はスマホで「仏像 手」と検索しました。
手の形が印象に残っていたからです。
右手と左手が上下に別れて手のひらを見せているポーズ。
「阿弥陀如来」と出てきました。極楽浄土にいらっしゃる仏様だそうです。

私が見たあの光景は、あの世の光景だったのでしょうか。
他の園児や先生には、普通の景色に見えていたのでしょうか、疑問は尽きません。

今でも、夏がくると思い出す高校生の頃の不思議な話でした。
長々とお読みくださった方はありがとうございました。

126不思議な名無しさん:2019/09/08(日) 14:08:54 ID:uid0P72c0
お盆過ぎた時の話。

夢で顔ぐちゃぐちゃな女2人出てきて、気持ち悪いのに何故か写真撮ろうとしててその2人に携帯かざしたら私の手目掛けて片方の女が襲いかかってきた。
その瞬間左手に痛み感じて起きたらあきらかに誰かに手を噛まれてる状態+金縛りで動けない。怖かったけど目は開けれたので周り見渡してたら部屋にある神棚に女2人が吸い込まれていった。抵抗してたのかしばらく髪の毛だけ神棚から出てたけど。
完全に吸い込まれた後、神棚の周りに尋常じゃない量のハエが集ってた。
この事があってからずっと体調悪かったのに、徐々に良くなってきました。なんか悪いものでもついてたかなと思っています。

127不思議な名無しさん:2019/09/09(月) 03:02:39 ID:???0
大学の頃、家庭教師をしていたときの話です。長文でオチもなくあまりパッとしないのですがお許しください。

私が担当することになったお宅は建売住宅の一角にありました。そのお宅の隣は販売中と書かれた旗が立っていて、外観も素敵だったのでまだ新しいのかな?と思ったのですが、出迎えてくれたお母さんに聞くともう建ってから10年近く経つと。しかし、訪問したお宅もオシャレな外観とは裏腹に室内は酷く雑然として生活感がなく、引っ越ししたてみたいでした。どこも凄く散らかって色んなものがむき出しのうえ、中身の詰まってるらしいダンボールなどがいくつも置かれています。しかもリビングって普通ダイニングテーブルやソファがあるじゃないですか。それが何もなくて、テレビも直置き。どういうわけか部屋の真ん中に大きな檻が置かれていて、真っ黒な犬がガンガン私に吠えてきます。この人たち一体どこで食事してるの?どこでくつろぐの?と見たことのない光景に違和感を覚えつつ、私のことは気に入って貰えたみたいで指導することになりました。
そのうちに、隣の家は曰く付きらしく10年近くの間に1年以上住んだ人がおらず何度変わったかわからないという話、ペットショップで買った犬は子犬から飼い出したのに誰にも懐かず吠えてばかりで危険だからほとんど檻に入れているという話、両親はあまり家におらず生徒さんも自室にこもりがちだという話を聞きました。
仕事には関係ないので普段は別に気にしないのですが、問題は家全体が臭すぎること。家庭臭の次元を超えた何とも言えない生乾きのような変な臭いがして、訪問するたびに耐え難くなっていきました。マスクをしても効果は薄く、タオルに香水を染み込ませて鼻に当てながら指導してもまだ気持ち悪い。帰宅後も食事が喉を通らず、すぐに着替えてシャワーを浴びないと日常に戻れない、そんな日々でした。ちょっとこれは限界かな、、、と思っていた矢先、ある日の指導後、外に出てもこみ上げが止まらず、そのお宅の近くにある公園の公衆トイレで戻してしまいました。まあ出してスッキリしたので良かったのですが、そこからかが問題でした。駅へ向かって歩いていると後ろから唐突に中年の男の人の声が聞こえました。声は近くクリアなのになんと言っているのか聞き取れなかったので、何となく振り返ったのですが、何故か誰もいません。まあ住宅街で死角も沢山あるので、自分からは見えないだけかもしれないなと気を取り直しまた歩き始めると、すぐに同じ男の人の声がしました。やっぱり聞き取れませんし、誰かに向かって言っているようなのに誰もその声に応える様子がありません。今度は無視して歩いていたのですが、何度も声がするし、どうしても意味のある言葉として聞き取れないということが気になり、声のありかを探りたく振り返って立ち止まってしまいました。どこでしゃべっているんだろう?どこかのお家の窓?ベランダ?すると、その声は、また私の背後から聞こえました。
いや、背後って、、、おかしいでしょ。私は振り返ったのだから声の主が背後のはずはありません。、、、私に向かって喋ってるんだこれ、、、一瞬にして何かを悟り、いや何もわかってないですけど、とにかく全速力で駅まで走って逃げました。
翌週、私は生まれて初めてインフルエンザにかかり、受験目前だったことから派遣元と協議の結果、交代ということになりました。申し訳ないなと思いましたが、あれほど安堵して病気を喜んだことはありません。以来その駅にも一度も行っていません。
曰くがあったのは隣の一軒ではなく、あの一帯が何かおかしかったと思います。

128不思議な名無しさん:2019/09/09(月) 05:31:33 ID:A.q4bhJQ0
テスト

129不思議な名無しさん:2019/09/09(月) 05:53:49 ID:???0
まとめてないから投稿遅くなりそうだが
小学4年生から最近まで霊体験や怪奇現象に遭遇してるんで語らせて欲しい
そういうのを意識しだしたのは小4の夏休み
友人と友人姉の三人で地域の祭りに参加した時が始まりだ
空襲にあった地域の神社での盆頃のお祭りで
慰霊碑に登って友人と遊んでたら
いつもはめちゃくちゃ優しい友人姉が
血相変えて「あんた達!今すぐそこから離れなさい!」って叫んで直ぐに白目剥いて失神した
なかなか意識が戻らない為後日
友人姉に聞くと
大人数の服や体がボロボロの人達に囲まれていたらしい

ちょうど友人と僕は地獄先生ぬーべー?を読んでたから恐怖よりも興味が勝り

誰でも入れるがその神社の入ってはいけないと地域の人達が顔をしかめる本殿奥の古びた鳥居の先に拡がる森へ入りました
地域のおばあさんいわく
本殿の主宰神?はスサノオさんなので
もちろんその神社や神社のある町は須佐神社、須佐町って名前なんだけど
神社には別の呼名もあるし(別の呼称はググれば出るから伏せます)
入ってはいけないとされる場所には
稲荷が奉られてるんだ
どうもその稲荷関連で良くない事が起きたらしい
地域のやんちゃなお兄さん達が
その稲荷が奉られてるあたりで暴れたのか
友人と確認に行ったが稲荷さまが壊れてるんだよね

もちろん
その壊した当人達のうち数人は
事故等で亡くなってるようだ

130不思議な名無しさん:2019/09/09(月) 06:14:44 ID:???0
>>129
続きです
そこから数年過ぎ
中学生に上がった僕は非行に走り
夜な夜な友人達と集まりバカをしていたんですが
須佐神社から上がって行った先に
いわくつきの公園がある為
友人数人でその公園へ肝試しへ行く事になりました
その公園では周辺地域のおばあちゃんやじいちゃんが皆口を揃えてあそこでは遊ぶなと言うんです
公園なのに
理由は地元民ならみんな知ってますが
戦時中、空襲の被害者の火葬場だったからだそうで
これはなんか怖い写真がとれるぞ!と
当時やっと写真機能が標準になった携帯やデジカメを準備して夜中2時頃に行ったのですが
デジカメは反応しないし
携帯の写真も暗すぎてなにも写らずしらけて
移動し
溜まり場にしていた某施設の立体駐車場の屋上でこれからどうするか話ていたら
友人が小声で「静かにしろなんかいっぱいいる」って言い出したんです

こんな地方都市の夜中に何がそんないっぱいいるん?と思い友人が指差す方向を屋上から覗き込むと

いっぱいいるんです
ギリギリ数えられないくらいの...人が
でもなんでこんな時間に?しかもなんで川にみんな向かって
消えてる?しかも、服古いしボロボロじゃない?
その川...水深10センチないのに川に入るとみんな消えるんです
50人くらい川に入っては消えする人達を呆然と眺めました

友人「そっか、火葬場で処理された人達って空襲の火の手から逃れて川にみんな向かって川で死んだって言ってたよな」の言葉で何故か皆なっとくしつつ震えが止まらなかった

131不思議な名無しさん:2019/09/09(月) 11:58:17 ID:???0
>>127
次回何か書き込むときは適度な改行をお願いしたいです

132不思議な名無しさん:2019/09/09(月) 12:34:58 ID:???0
高校3年生の夏休み、美大受験のために美術予備校に通ってた。
広めの教室にそれなりの生徒数、与えられた時間で各々静物デッサンをする。
机同士はそれなりに離されていて、デッサンをする時は椅子に深く腰掛け視野を広く取る。
その視界の端、自分の斜め後ろの床によく何かが映り込んでた。
進捗を見回ってる先生の足かと思って、振り返るけど誰もいない。何か映ったと思った場所には、大体いつも床の木目くらいしかなかった。
違う席、違うクラスでもそれは頻繁に起こったけど、その予備校以外ではデッサン中にそんな体験をすることは一度もなかった。
今思い返すと、短い夏休みの間に同じ体験を何度もして、何度振り返っても木目の床しかない、視界の端に映るものの具体的な形も掴めないにもかかわらず、振り返る時の私は何故か必ずそれを「人間の足だ」と思っていた。
全ては気のせいの範疇で、当時も今も特に怖いとは思ってないけど、なんだか不思議だなあと思った話。

133わたる:2019/09/09(月) 16:35:20 ID:1BzTjZb.0
昔話を申し訳ありません。初めて書くので駄文になると思いますが、お許し下さい。
私は中学の頃から柔道をしており、強くはありませんでしたが、先輩後輩の関係が大変良く卒業してからも定期的に集まる様な仲でした。多分、人数がそれ程多くなかったのと進学していく先がバラバラだったのも中学時代を懐かしむのに一役買っていたのだと思います。
そんな関係も自分が高校2年生になる頃には集まる人数も8人程度になっていました。
夏に男が8人集まっても特にする事はなく、花火をしたり時々キャンプに行ったりするくらいでした。今はすっかり都会ですが、当時はまだ開発もそれ程進んでおらず、そうした遊びしかありませんでした。勿論、「肝試し」も自分達にとっては遊びの一環で噂を聞いては出かけて行き、肝試しを行なったり、今では反省しかありませんが肝試しに来たカップルや他のグループを脅かして遊んでいました。

134わたる:2019/09/09(月) 16:37:44 ID:1BzTjZb.0
ある時、誰が言い出しかは未だにハッキリと思い出せないのですが、「公営団地の裏山にある溜池の奥には古井戸があり、その井戸の近くに戦時中に掘られた地下倉庫がある」という噂を耳にしました。
その溜池(本当は自然の池なのかは不明です。私達は溜池と呼んでいました。)は、地域の子供達にとっては絶好のザリガニ釣りスポットであり、高学年になればブラックバスを釣りに行くといった馴染みの場所で、認識としては遊び場の1つであり「肝試し」とは全く無縁の場所でした。ただ、「足場が悪いからあまり奥に行かない。行く時は大人の人と行きましょう。」と両親や学校からは昔から言われており共通の認識としてありましたが、奥に行かずとも釣りスポットは手前に多数あり、昼間は明るい溜池であったため誰も敢えて奥に行こうとはしませんでした。

135わたる:2019/09/09(月) 16:38:27 ID:1BzTjZb.0
前置きが長くなってしまい、申し訳ありません。
「昔から遊びに行くが奥はよく分からない溜池」というキーワードが私達の冒険心をくすぐったのか「翌週末には早速行って何なら地下倉庫を見つけて一泊しよう」という事になりました。
細かな時間は忘れてしまいましたが、晩ご飯は各自の自宅で食べてから集合したので、そこそこ遅い時間だったかもしれません。ただ、翌日に用事が入ってしまったメンバーが何人かおり、今回は「井戸と地下倉庫の入り口を探す」だけとなりました。
先に説明した通り地元では馴染みの溜池であるため、踏め固められ地肌が見えた人1人がちょうど通れる道を一列で奥を目指して進んでいきました。しばらく進むと道は少しずつ途絶え、草木が生い茂る中をナタで草や小枝を払いながら進んで行きました。
夜に人が足を踏み入れない場所を歩くのはそこそこ大変な作業でしたが、池を時折横目で見ながら池の淵に沿うような形で進んでいると、唐突に拓けた場所に出ました。
それまで周りを囲んでいた木はなく、木の代わりに崖が取り囲み、そこだけ周囲から削り取られたかの様な広場でした。そこから見る池は普段見慣れている景色とは全く違って見え、「自分達が特別な秘密の場所に到着した」という気分で一杯になり井戸の事は一時忘れていました。
とは言っても一時的なもので、早速、周囲をライトで照らして探すと広場の端に古ぼけて朽ち果てた何かが見つかり、近づいてみると苔が生えて汚れてはいましたが、石組みの立派な井戸である事が分かりました。
「古井戸があるなら地下倉庫も本当にあるのではないか」と期待を膨らませ周囲の壁をライトで照らして探しましたが残念ながら「地下倉庫への入口らしき物」は見つける事はできませんでした。
そこで、「今日はその井戸を調べて帰ろう」という事になり、その井戸を囲んだところ、想像していたより井戸より口はかなり大きく、8人で囲んでも余裕がありました。朽ちた木の蓋を退かしてみると、更にコンクリートと石でしっかりと封がしており、中を覗く事が出来ません。私達の中に「もしかしたら、これが地下倉庫の入口ではないのか」という期待が膨れ上がり各自が近くに落ちている石などで叩き続けたところ、一部が陥落し中を覗く事ができる様になりました。
何より陥落した際に水音がしなかった事が自分達の期待をより高めていきました。

136わたる:2019/09/09(月) 16:38:40 ID:1BzTjZb.0
前置きが長くなってしまい、申し訳ありません。
「昔から遊びに行くが奥はよく分からない溜池」というキーワードが私達の冒険心をくすぐったのか「翌週末には早速行って何なら地下倉庫を見つけて一泊しよう」という事になりました。
細かな時間は忘れてしまいましたが、晩ご飯は各自の自宅で食べてから集合したので、そこそこ遅い時間だったかもしれません。ただ、翌日に用事が入ってしまったメンバーが何人かおり、今回は「井戸と地下倉庫の入り口を探す」だけとなりました。
先に説明した通り地元では馴染みの溜池であるため、踏め固められ地肌が見えた人1人がちょうど通れる道を一列で奥を目指して進んでいきました。しばらく進むと道は少しずつ途絶え、草木が生い茂る中をナタで草や小枝を払いながら進んで行きました。
夜に人が足を踏み入れない場所を歩くのはそこそこ大変な作業でしたが、池を時折横目で見ながら池の淵に沿うような形で進んでいると、唐突に拓けた場所に出ました。
それまで周りを囲んでいた木はなく、木の代わりに崖が取り囲み、そこだけ周囲から削り取られたかの様な広場でした。そこから見る池は普段見慣れている景色とは全く違って見え、「自分達が特別な秘密の場所に到着した」という気分で一杯になり井戸の事は一時忘れていました。
とは言っても一時的なもので、早速、周囲をライトで照らして探すと広場の端に古ぼけて朽ち果てた何かが見つかり、近づいてみると苔が生えて汚れてはいましたが、石組みの立派な井戸である事が分かりました。
「古井戸があるなら地下倉庫も本当にあるのではないか」と期待を膨らませ周囲の壁をライトで照らして探しましたが残念ながら「地下倉庫への入口らしき物」は見つける事はできませんでした。
そこで、「今日はその井戸を調べて帰ろう」という事になり、その井戸を囲んだところ、想像していたより井戸より口はかなり大きく、8人で囲んでも余裕がありました。朽ちた木の蓋を退かしてみると、更にコンクリートと石でしっかりと封がしており、中を覗く事が出来ません。私達の中に「もしかしたら、これが地下倉庫の入口ではないのか」という期待が膨れ上がり各自が近くに落ちている石などで叩き続けたところ、一部が陥落し中を覗く事ができる様になりました。
何より陥落した際に水音がしなかった事が自分達の期待をより高めていきました。

137わたる:2019/09/09(月) 16:39:14 ID:1BzTjZb.0
早速、サイリューム(コンサートで使う様な折ると光るケミカルライトです。)を2本ほど中に紐をつけて落としてみたところ、中は崩れており只の枯れ井戸である事が分かりました。期待が高まっていただけに落胆は大きかったですが、せっかく来たのだからと写真を撮ったり、溜池に向けてロケット花火を飛ばしたりして遊びました。小一時間くらい遊んだ後に井戸を取り囲んだ写真を撮り家路に着きました。
翌日、私が写真屋にインスタントカメラの現像に出し、水曜日に再度集まる事になりました。
私達の中には「あの井戸が崩れてなければ地下倉庫の入口だったかもしれない」という期待があったため、「心霊写真が撮れてたらテレビに投稿しよう」という話で盛り上がり、写真の隅から隅まで調べましたが全く普通の写真でした。
最後の集合写真も何かが写っている訳ではなく、ただ、8人全員が井戸を囲んで写っているだけでした。引っ掛かる事は、当時のインスタントカメラにはタイマーはなく「誰かが撮らないと全員が写るのは不可能である」という事なのです。私達は知らない間に誰にカメラを渡していた事になるのですが、それが誰か何なのかは分かりませんでした。

138わたる:2019/09/09(月) 16:39:46 ID:1BzTjZb.0
最後まで駄文にお付き合い下さりありがとうございます。無駄に長い描写にしたのは訳があります。お許し下さい。
この話は私達の仲間内で大変話題になりました。写真は直ぐに地元のお寺に持込、こっ酷く怒られた後に処分して頂きました。
ただ、仲間内でこの話題が沈静化した頃、一緒に行った8人の1人が行方不明になりました。それが切っ掛けとなり、話はまた息を吹き返すのですが、沈静化する度に誰かがいなくなります。「昔の話の様だから疎遠になったのでは。」と言われる方もいらっしゃると思います。そう思って頂いて結構です。
ただ、この様にネットに上げる事で、誰かがこの話を読んで下されば「風化を防げるのではないか」と残った3人で考え、私が投稿させて頂きました。
最後までお読み頂き、本当にありがとうございました。

139不思議な名無しさん:2019/09/09(月) 17:21:46 ID:5JpzYFEk0
>>138
今のところいなくなったのは8人のうち何人ですか?

140わたる:2019/09/09(月) 18:04:21 ID:1BzTjZb.0
>>139
5人です。私を含めて連絡を取れているのは3人だけです。5人とは家族も含めて全く連絡が取れません。

141不思議すぎる名無しさん:2019/09/09(月) 22:21:43 ID:E2SpJWEg0
怖い話というよりも不思議な体験をしたことがあるのですが、3年前の夏に友達と駅で待ち合わせをしていた時に、おばさんに道を聞かれました。「○○町に行くんだけど」と、僕は市役所行きのバスに乗って警察署前の停留所に降りてくださいと言った。するとおばさんは「どうもありがとう」と言ってバスの停留所に行った。そこまでは至って普通の出来事だった。翌日新聞を見たら昨日道を聞いたおばさんの顔写真が載っていた。記事を読むとそのおばさんは3日前に轢き逃げにあって亡くなったという記事だった。さらに読むとそのおばさんの身元がわかったということだった。僕は背筋がゾッとした。僕が見たのは一体何だったのだろう?どう見ても普通に見えていたし、話もした。今でもあの出来事は忘れられない。ちなみにおばさんを轢いた犯人は半年後に警察に捕まった。

142不思議な名無しさん:2019/09/10(火) 08:34:20 ID:6G0ToTgY0
正夢の話

小学校の低学年だったと思う。コンビニで自分と同じトレーナーを着た子にバッタリ会った。
その時あれ?これ何か見た事あるなと感じたのが最初だったと思う。

次は家族で旅行に行ったとき、大きな石が割れてそこから木が生えている場所を家族でサイクリングしたんだ。
まだネットも無い時代だし、3,4年生の俺が知ってる景色な訳がない場所でハッキリ見覚えがあった。
この木もこの光景も見た事がある!こないだ夢で見た奴だ!あれ正夢になった!!すげー!
子供ながらにそんな事を思って、親に興奮して話した事を覚えています。

次は母が玄関で転んで腕を骨折する夢を見た後に、見事に母は愛犬が玄関から出無い様に置いてある柵に足を引っ掛けて左手を骨折した。

4つ目は6年生のクラス対抗リレーでアンカーの高橋が走っている時にバトンが手から抜けて落ちて抜かれてしまい、帰ってきて号泣してる夢。

4回目となると感覚的な話だけど、これはなんとなく他の夢と違うんじゃないかな?
正夢になるっぽいぞってのが分かる気がしてた。
だからリレーの前に高橋にバトン落とさない様にしっかり握れと忠告した。
しかし結果的に高橋は転ぶと言う形でバトンを落として、結局2位だったのが6位になってゴメンと言いながら泣いてた。

俺は夢で見た事は変えれないのか?まさかな?という感じで少し気味が悪さを覚えつつも、すげーとも思ったりしてた。

中学に上がっても正夢を数回見た。どれも小さいもので大した話じゃないけど見事に当たってた。
この頃にはただの夢と正夢になる夢の違いも掴めてた気がする。
正夢になるやつは起きた時に妙にハッキリ覚えてる事と、夢なのか現実なのか分からない様な感覚に陥った後に目が覚めるんだ。
それ以外には言葉では説明しづらいけど、感覚的なものもあった。

中学時代の夢の一つに武田って奴がバイクで事故って死ぬ夢を見たんだ。
これも正夢になるパターンの奴だと感じた俺は凄く怖かった。人が死んじゃうなんて今までとは大違い。
これだけは現実になるな!と心底願った。
でも結果的に中学卒業するまで武田は元気だったし、高3の時もコンビニで偶然会ったりしてピンピンしてた。
その頃にはもう外れたもんだと忘れてたし、唯一外れたものとなった。

高校に入っても正夢を見たけど2回だけ。どちらも大したものじゃなかった。

高校を卒業後は上京してほとんど地元に帰る事は無くなったし、正夢を見る回数も減った。
卒業から23までで見たのは2回だけだった。
23の正月に久々に地元の友達と飲みに行った時に、子供の頃の思い出話に花が咲いてワイワイしてる時に偶然武田の話になったんだよ。
夢の事なんてすっかり忘れてて『そういえばあいつどうしてんの?』って聞いたら
『あれ?お前知らないの?2年前にバイクで逆車線に飛び出して亡くなってんだよ』と。
それを聞いた時は一瞬血の気が引いたし、凄く嫌な気持ちになった。
よく考えれば夢で見た武田はフルフェイスのヘルメットを被ってて顔も見えなかった。
感覚的に武田だと分かっただけで、あれは23歳になった武田だったのか?
そんな先の事まで夢に見るのか?とか色々考えた。

これを聞いた後はもう夢は見たくないと心底思う様になった。
よく夢は眠りが浅いと見ると聞くから疲労して熟睡すればいいのか?
などと考えてジムに入会したりランニングまで始めて毎日疲れて布団に入るのが日課になった。

残念な事にそれからも正夢は年に1、2回は見る様になってしまい今に至る。
あれから15年。色んな夢を見たけど人が亡くなったり大きな怪我をする様なものが無い事に救われてる。

唯一気がかりなのが3年前に見た夢。
自分が雨の中でずぶ濡れになって涙を流しながら大声で何かを叫んでる。
目の前には土砂で全壊した我が家。見渡す限り周りの家も同じような有様。
大雨による土砂崩れなのか、地震によるものなのかは分からない。
少なくとも夢の中の俺の目に映るものは大きな災害の訪れを示してた。

これだけはまだ現実となっていないけど、起きれば沢山の人の命に係わるものとなるだろう。
先日の台風やちょっとした地震の警報が恐ろしくて仕方ない。
今では正夢を見るという呪いなんじゃないかとすら思ってる。
いつかこれが現実となったら俺は助かってる様だし、またネットに書き込みたいと思う。
そんな気分になればだけど。

143不思議な名無しさん:2019/09/10(火) 16:45:00 ID:5JpzYFEk0
>>140
5人も…お寺で供養してもらったのにも関わらずという事ですよね?
可能であればお寺に一度確認に行ってみたほうが良いかもしれません
処分の仕方が間違っていたか、処分されていない可能性もあるように思えます

>>142
予知夢を見てしまう体質というか運命なのでしょうかね
よく、人に話してしまうと"逆夢"になりやすいと言われますから
ここに書いたことで気がかりな3年前に見た夢が正夢にならないと良いのですが…
ちなみに>>142さんは土砂災害が起こりえる地域にお住まいなのでしょうか?

144不思議な名無しさん:2019/09/10(火) 19:22:50 ID:6G0ToTgY0
>>142

わざわざコメントありがとうございます。
私の住んでいる辺りは裏というかすぐ近くにそれ程大きくないですが山があります。
この山が土砂崩れを起こしたらこの辺は埋まるんじゃないかなとは思います。
生前祖父母も小さな土砂災害は有ってもこの山が崩れた事は無いし、そういった話は聞いたことが無いとは言っていました。
でもいつかは崩れるんだろうと思っています。
あの夢は今迄外れた事が無いから。。。

145不思議な名無しさん:2019/09/10(火) 20:14:26 ID:D43KaGvc0
完了していない障害報告書

今から15年以上前のお話。
私はIT企業に新入社員として就職した直後だった。
ある日、課長から倉庫の書類を掃除するよう依頼があった。
前日に偉い人の現場巡視があり「倉庫が汚い」と指摘があったそうだ。

課長の指示は「10年以上前の障害報告書で完了しているものを捨てること」だった。

障害報告書って聞きなれないかも知れないけど。
簡単に言うとITシステムの復旧にかかった対応履歴をメモして、顧客に報告した紙。

・機械がとまりました→部品の不具合でした→交換しました→元に戻りました→完了
・プログラムでエラーが起きました→データの不具合でした→データを手直ししました→再実行して正常になりました→完了
みたいな感じ。

倉庫に入ると大量の障害報告書がバインダーにとめられている。
あまりの量に「完了しているものを捨てる」と言われたのを無視して、
障害の発生年月だけみてシュレッダー行きの袋に放り込んだ。

そもそも10年以上前の障害で完了(復旧)していなければ、大問題なのだから。

バインダーに年月だけ書いてある。古いものからどんどん書類を袋に放り込む。
「やっと1995年まで来た。Windows95の年だ。」と思ったところで。
やたら分厚い障害報告を見つけた。しかも未完了になってる。

内容は下みたいな感じ。
・6:00:ネットワークの大量アラート発生。接続負荷。
発生箇所識別。関西地方。九州。四国。
           関西地方以西の回線が切れたと想定。
・6:07:関西地区担当者に連絡。
    不通。(電話応答がない)
    関東地区担当者に連絡。
    「何があったのかこちらでも電話する」とのこと。
    以降継続して連絡。
・6:30:伝送処理失敗。
    関西地区担当者に連絡。
    不通継続。
    関東地区担当者に連絡。
    「地震のため。復旧までデータ伝送は待ち。」
・9:00:夜勤から交代。データ伝送待ちになっていることを引き継ぎ。
・9:30:3時間経過したため、関西地区担当者に再連絡。
    依然不通。ネットワークも復旧せず。
    関東地区担当者に連絡。
    「本日の処理はあきらめる。回線復旧めど立たず。伝送先が火災の可能性もあり。」
・9:50:伝送処理中止。1月17日分の伝送データはバックアップとして保管。

・19:00:関東地区担当者より連絡あり。
     本日以降、指示があるまで全データ伝送および関西地区の処理を中止する。

・1/19 10:00:関東地区担当者から連絡あり。
     被害状況判明。オフィスと共に機器全部破損。復旧断念。

そこには初めてITシステムが災害にあい、
慌てふためくことしかできなかった当時の人たちの姿があった。

私は一瞬怖いと思ったが、「未完了だから捨てちゃいけないなあ。」とその分厚い書類を棚に戻し、
掃除を進め、「ほとんど捨てましたが未完了分はとっておきました。」と報告した。
この慌てることしかできなかった経験が、今後の事業継続計画に生かされることを願って。

146不思議な名無しさん:2019/09/11(水) 00:59:21 ID:???0
>>145
阪神淡路大震災か

147不思議な名無しさん:2019/09/11(水) 10:05:07 ID:???0
自営の事務所の一部屋なんだけど、一角に衝立が置いてあって、自分の記憶にある限りほの衝立を動かしたことはない。
昔は控え室に使ってたので、有名どころの複製画が描いてあるんだけど、自分はその絵が苦手で、昔から掃除の時も、その部屋の押し入れにしまってあるものを出す時も、あまり目を向けずにいた。
まぁそれは関係ないんだけど、その部屋は今は放り込み部屋で、資源回収の古紙や段ボールを入れたり消耗品のストック置き場にしてるんだけど、母親が趣味で始めた絵画のカンバス入れた時に、衝立を破いたんだ。
流石にまずいってことで、建具屋さんに連絡して直してもらうことにしたんだけど、高さ2メートルはある衝立を退かしたら、衝立が隠してた壁に扉があった。
事務所は木造土壁で、某有名台風の後外壁にトタンを張って補強してある。その扉は外から見たらトタンで塞がれていて、存在に気づかなかったわけで。
でもその扉は引き戸で、壁にはめ込まれていた。
大きさ的にはにじり口よりちょっと背が高いくらいで、茶室にしようとしたのかな?と言われりゃそうだけど、壁にはめ込まれてるから開かない。
建具屋さん、何事もなかったように衝立を元に戻したから、衝立直す気ねぇな、って思って、こっちも何も言わなかった。
放り込み部屋だから、衝立が傷ついてても誰も見ないし。
ところで事務所は近所の大工さんの3代前が建ててくれて、設計図も残ってる。
設計図を調べたけど扉はなかったし、大工さんとこにある記録にも扉をつけた、とはなかった。
某有名台風の後トタンを張ってくれた外壁やさんに確認したけど、扉はなかったそうだ。あったらトタン張らないってさ。
意味わかんないけど、害もないから放置。

148不思議な名無しさん:2019/09/11(水) 13:40:51 ID:5JpzYFEk0
>>144
そうなんですね…
お話を聞いてる限り、ご自身でも夢の判別がつくようですし
正夢だと判断したなら実際に起こってしまうのかもしれませんね…
でも助かるようですし、ご家族共に命は無事な事を祈ります。
災害が起こるたびに>>144さんは大丈夫かなと頭に浮かびそうです。

149不思議な名無しさん:2019/09/11(水) 15:50:35 ID:vUEYCc3c0
初めてカーナビを使った時の事です。
怖いとは違ったら申し訳ありません。
私にとっては人生で一番怖い出来事でした。

当時付き合っていた彼氏が静岡市に長期出張になり、ふと遊びに行ってみようかと考えた私は
丁度新車が納車になったばかり、初めてつけてもらったカーナビも使ってみたいし
到着したら彼氏と美味しい物でも食べようと、高速代を節約しようと一般道で向かう事に。
ウキウキしながら、まだ使い慣れないナビを由比ICに設定し意気揚々と出発しました。
当時私が住んでいた山梨県から静岡市までは、2ルートくらい峠から抜けていく下道があったのですが、
設定したナビが示したのは、私が知らないルートでした。

出発した時はまだ完全に陽も落ちておらず、峠道とはいえトラックも多く浜松ナンバーなんかが前を走ってると
なんとなく、この車についていけば間違いなく静岡には行くんだなーなんて考えつつ順調に走ってました。
しかし、途中の道の駅があるところまでくると、ほとんどの車はそこへ入ってしまい、完全に陽が落ちる頃には私の車くらいしか走っていませんでした。
少しだけ心細くなり、カーナビの予想到着時間とか先行きなんかをチラチラ確認してた時
ポーンポーンと警告音がなり、あの無機質な女性の声で、数百メーターを左折しろと言われ
単調な一本道だった峠道、突然の音に少しびっくりしつつ、もしかしてもうそろそろ山道は終わりかな?
なんて思って道を曲がると、目の前にはシャッターの閉まった小さな商店
自販機の明かりだけが見えて、その横に山の入口にしか見えない道があり、カーナビを確認すると、どうやらそこへ入るらしい。
既に真っ暗だし、周りを見ても住宅はほとんど見えない、少しビビった私はどうしようかと迷いましたが
せっかくここまできたし、この山を越えればきっと目的地だと覚悟を決めて、ナビの指示に従い山道へ入っていきました。
5キロ以上道なりです。
そんな声に、まだまだ先はあるんだなぁ、高速使っておけばよかった、と後悔しつつ
細く荒れた山道をどんどん上がっていきました。
その道は、頼りないガードレールだけが唯一の境界になった崖のような道で、下にはぽつぽつと民家のような屋根も見えるが暗く
光といえば、点々と工事の警告板のような物に取り付けられた、点滅する赤ランプだけでした。
その赤ランプを見ると、なんだか不安がこみ上げてきて、必死でハンドルを握り早くこの道が終ってくれと願いながら、細く荒れた道を進んでいきました。
どれくらい進んだんでしょうか、本当にこのまま進んで由比につけるのか、と不安も限界に達したころ
突然ナビがポーンポーンポーンという警告音を連発しはじめ、ビックリした私はあわててブレーキを踏み、ナビを見ると今度は
直進方向です、直進方向です、直進方向です…と同じ言葉を繰り返し始めました。
もう暗闇も、細すぎる荒れた道も、ナビの無機質な女性の声すら怖くなった私は、引き返そう、と決めどこかに転回できる場所はないか、と前方へ目を向けると
そこには道はなく、崖のような場所で、先ほどから目にしていた警告板に取り付けられた赤いランプが点滅してました。
混乱している間も、ひたすらに繰り返される直進方向です、という女性の声とポーンという警告音。

150不思議な名無しさん:2019/09/11(水) 15:51:11 ID:vUEYCc3c0
怖くてたまらず、無我夢中でバックで車を下げ、ようやくの思いで転回し登ってきた道を引き返しました。
とにかく怖くて、ナビの音声と音がいつ止まったのかも、どのくらい走ったのかもわかりませんでした。
ただ、ようやく山道の入口に戻った時、シャッターの閉まっていたはずの店には灯りがついており
中にはおばさんもいて、今から店じまいというような様子でした。
私は怖くて、誰かと話したくて、とりあえず車を止め、中に入りました。
するとオバサンに
「今店の横の道からきたの?危ないよ、あそこは通行止めだから入っちゃだめだよ、看板あったでしょ」
と言われ、通行止めなんかなかったし、そもそも入った時にお店も開いてなかったと話すと
何を言ってるのか、と困ったような様子、とりあえず缶コーヒーだけ買わせてもらい、少しビクビクしながら車に乗り込んだ。
怖かったけど、改めてナビを見ると、さっきまでついていたはずのゴールマークも進むべき道の青い線も消えてました。
そして、おばさんから教えてもらった通り、山道をふさぐように進入禁止の赤いマークがついたあの警告板もそこにありました。
もうわけがわからず、父に電話を入れ電柱に書いてあった住所を伝え、帰り道を確認してもらいナビを使わずに家まで帰り
家で待っていてくれた父にナビがおかしかった、と必死で伝えました。
父からは、由比にICなんかない、あるのはPAだけだと聞かされ
PAも、一般道から入れる道なんかない、お前の勘違いだろうと言われました。
父と共に、ビクビクしながらナビを確認すると、確かに父のいう通りICは検索しても出てこず
PAで設定しても、前回とは全く違う道を示し、父のいう通り途中から高速道路へ誘導されており
そもそも私の走った道はルートの選択にすらありませんでした。
勘違いだったのか、なんだったのかはわかりません。
でも、私はそれ以降ナビのあの音声が怖くて、今でもナビは使いません。

151不思議な名無しさん:2019/09/11(水) 22:34:45 ID:wtkCrc720
怖くは無いけど一度だけ縁があって一人の方の成仏のお手伝いをしたことがあるなぁ
禁足地も有能な坊さんも大袈裟な除霊も死者、行方不明者も出てくない退屈な話だけどさ
故あってAさんて人に憑かれて檀家のお寺に相談に逝くもそういうことはしていないと断られ、替わりにH原さんて人を紹介される。
H原さんに会うと一枚の風景写真を見せられ「何が」見えるかきかれるも普通の景色と素直に答えた結果、話を聞いてもらえる。
その後、仏壇の前で御勤めを上げて頂き除霊完了・・・と思いきや
これから毎日家の新しいご飯と水を仏壇に供えて手を合わせるよう指示される。
その時、口に出してもいいし心の中でもいいから念仏唱えながら「助けて上げることはできないけど、力になるから早く成仏して下さい」と念じるように助言を受ける。
3か月もすると今度は毎日仏壇に甘いお菓子とか飲み物をお供えする様に指示を受ける。
お菓子を備えて2か月位経った時に夢にAさんが出てきて「ご迷惑をおかけしました。お世話になった代わりに3代末まで御守りします」みたいなことを言い残して逝かれる。
2,3日後H原さんに呼ばれていくと労いの言葉と共にAさんが無事向こう側に行けたといわれる。
あとで話を聞くと
風景写真→霊に憑かれていると思い込んでいる人はそれっぽいモノが見えるというらしい。その場合本人を納得、安心させる為に形だけの御勤め上げるらしい
ご飯と水→向こう側に逝くには物凄い距離を歩く必要があるらしい。だから食べ物と水が必要との事。死んでも腹って減るんだなとしみじみ思った・・・
甘いお菓子→向こう側に逝く道は真っ直ぐなんだけど両側に成仏できない人がたくさんいて、自分も一緒に連れて逝ってくれとしがみ付かれたり、通せんぼされたりするらしい
その時に甘いお菓子を渡して先に逝かせてもらうんだってさ・・・地獄の沙汰も金次第って本当なんだなと感心。

読み難い上にオチも無くて申し訳なかとです

152不思議な名無しさん:2019/09/11(水) 22:40:03 ID:???0
子供の頃から、ふっと日が陰ったみたいに影がさすことがある。雲が太陽を隠したのかな?って空を見ても、雲ひとつなかったり、隠れてなかったり。
そもそも夜でも目を閉じてても、影がさすことがある。
他の人もあるのか確認したことはないけど、影がさした時はだいたい、自分の周りで人が亡くなったり救急車で運ばれたりしてる。
自分の周りってのは、半径何メートル内での話で、知り合いや血縁者って意味ではない。

153不思議な名無しさん:2019/09/13(金) 06:43:09 ID:???0
オカルトじゃないけど、10年前、やけに同い年の犯罪者が多かった。
今年に入ってから、ニュースになるレベルで捕まってる奴は、やっぱり同い年。
気のせいかもしれないが、ひったくりと詐欺とコンビニ強盗のニュースが連続で流れて、全部同い年(地域はバラバラ)ってのは、なかなか経験しないと思う。
10年前と今年、それが日常で、どうせまた犯人の年齢自分と同じだろ、と思いながら聞いてると、同い年なんだよな。
警察でなんか把握してないのかな。調査か研究の対象にしてほしいくらいだ。

154不思議な名無しさん:2019/09/13(金) 07:39:21 ID:cMjA2bbg0
自分が高1の頃の話です。
山の上に煙突が立ってる通称えんとつ山って山があり、15分ほどで山頂まで行ける山があります。ここに高1の時友人1人と初めて登りました。

その登山道の途中に別れ道があり、こっちも行ってみようって事になりずっと進むと鳥居とボロボロの神社のようなものが現れました。

気味が悪いですが散策してると小さな賽銭箱を発見。こんな小さい箱だと箱ごと持って行けそうだね。って話してて試しに持ち上げると賽銭箱の下に木箱を発見。

気になって箱を開けると女の人の髪?長い髪の束が入ってました。

全身の身の毛がよだちました。
急いで木箱と賽銭箱を元に戻して山を下る事にしました。

降り始めてすぐ僕ら以外の足音が後ろから聞こえている事に気付きました。
僕らが立ち止まるとその足音も止まります。
歩き始めるとその足音も再び聞こえてくるのですがどんどん足音が大きくなり恐る恐る振り返ると神主のような格好をした凄い形相の男が追いかけてきてました。

捕まったら死ぬと思って友人の事も考えず無我夢中に山を駆け下りました。

下山してすぐ友人も降りてきました。
神主のような男は現れませんでした。
友人も必死に走って降りてきて後ろの状況がわからずじまいでした。

結局それ以降何も起こらず普通に暮らせてますが今でも思い出すと鳥肌が立ちます。

あの日からこの山はもちろん、心霊スポットのような場所には死んでも近寄らないようにしてます。

神社の名前も覚えてないので調べようもないですが物凄くあの神社と神主のような男が気になります。

ちなみにえんとつ山でググると普通に場所が出てくるんだなww

誰かあの神社と神主の正体を突き止めてほしい。物凄く気になる。

155不思議な名無しさん:2019/09/13(金) 17:21:35 ID:Hg/mIj3g0
まだ私が高校生だった時の話。

私は部屋で寝る時、豆電球だけつけて寝ていました。
豆電球なので部屋の中は暗いながらもオレンジ色の光で何処に何があるのかが分かりました。

156不思議な名無しさん:2019/09/13(金) 19:23:29 ID:BGK5D3bg0
私の母は霊感があるみたいなんだけど、旦那と付き合ってる時に「あんたの彼氏、守護霊がおらん。そ」「守護霊はおらんけど、犬がいる」

157不思議な名無しさん:2019/09/13(金) 19:24:47 ID:BGK5D3bg0
>>156途中で送信してしまった。すみません書き直します(^_^;)

158不思議な名無しさん:2019/09/13(金) 19:30:19 ID:BGK5D3bg0
霊感がある母が旦那と初めて会った時、後で「あんたの彼氏、後ろに人の守護霊がいなくて犬がいる」と言われた。
旦那に犬の特徴を話したら、子供の頃に飼ってた犬かもしれないって。
ただ、兄弟が拾ってきた犬で、特別可愛がってた訳では無いらしい。
出会った頃に「この人、なんか犬っぽい」と思ったけど、守護霊が犬なら仕方ない。

159不思議な名無しさん:2019/09/13(金) 22:45:16 ID:???0
つい昨日の怖い話。
涼しくなったからか、Gの動きが鈍くなり、また産卵のためか、ふらふら出てきたらしい。
仕事から帰ったら、廊下にひっくり返ってた。
先に帰ってた子供に聞いても、誰もGと戦ってないそうだ。
とりあえず手近なゴミ箱で圧かけて、スリッパで踏みつけたら動かなくなったので、外に放り出した。
今朝外に出たら、Gを包んでたティシュはあるが、G本体がない。
昨晩子供を習い事から迎ってきた時はあったのに。
猫は死んだGは持ってかないはずだし、そもそも昨日はうちの庭に猫は来てない。
まさかあいつ生きてたのか…?
どこいきやがった?
家に舞い戻ってないことを祈る。

160不思議な名無しさん:2019/09/14(土) 14:32:02 ID:MEa.eWJk0
10年くらい前の話です。
場所特定されるかもですが、神奈川県の携帯ショップで体験した事です。
その携帯ショップにはとある副商材の売り込み方法を教育する形で何度かお邪魔していました。
ショップ自体が変わっていて、元々は酒屋だったのを携帯ショップが代わりに入る形でした。
一階部分がショップ、二階部分を事務所にして使っていました。
そして屋根裏と、半地下の様な場所があり、そこに在庫を保管していました。
建物自体も木造で、非常に狭いお店でした。

店舗に行くと、毎回なんらかの不思議な体験はあったのですが、何となく考えないように、木造にありがちの家鳴りやなんかだと思うようにしていました。

ただ、今考えるとやはり家鳴りでは片付けられない事もありました。
ある時お邪魔した際に、一階の店舗にスタッフ全員がいるのに、ミシ、ミシ、と二階の事務で明らかに誰かが歩いて移動している足音が聞こえてきました。
店舗の入り口、自動ドア部分は、二階の事務所では窓があるのですが、ちょうどそこからゆっくりすり足の様に歩いて店舗と繋がる階段まで歩いて来ている様に音が移動していました。
二階の事務所は畳敷なので、みし、みし、と木が軋む音と一緒にザザッと畳の擦れる音が聞こえました。
かなり建物自体が古く、床が薄いので、スタッフの方が二階を歩く際にも床を踏みしめて歩く音はいつも聞こえていました。
荷物を事務所に置いた際に誰もいない事は確認していましたし、小さなお店で、出勤スタッフの方の数も少ないのでありえないんですが。
一同顔を見合わせて、1人のスタッフさんが、
「たまにあるんです。」
と苦笑しながら言った時に、半地下の在庫置場から小さな子供の笑い声が響いて来ました。
流石に皆驚き、無言で視線を交わしました。
一応子供が入り込んでいないか確認しましたが、そんな事はやはり無かったです。
人の出入りが多い場所は集まりやすいと聞いた事がありますが、県内の携帯ショップでも、不思議な事が起こるお店は何軒かありました。
でも、毎回なんらかの現象があり、行きたくないなと思うのは、このお店だけでした。

161不思議な名無しさん:2019/09/15(日) 09:41:35 ID:???0
住職なんだけど、月参りっつって、門徒さんのお宅に毎月決まった日に伺って、お仏壇でお勤めするのが、日頃の通常業務。
いろんな家を回ってると、その家の人が普段どうしてるか?が分かる。
「仏ほっとけ」とか言われる宗派だけど、基本朝お仏壇を開けて水とお仏飯を供え、昼にはお仏飯を下ろし、夜にはお仏壇を閉める。
お勤めはしなくていいが、まぁだいたい朝晩手を合わせる人が多い。
そうでなくても、その家の人が仏様を大切に思ってるか、はお仏壇に現れる。

家の中が綺麗でお仏壇も綺麗だとしても、心無い人の家だと、仏間が暗いんだよ。灯りつけても暗い。
ちゃんと仏様を想ってる家は、電気つけてなくても明るい。
金箔と黒漆の昔ながらのお仏壇なのに、お仏壇の中が暗いってところもある。そんなところで線香探して、虫の死骸に触っちゃったこともある…。
ご本尊が見えないくらい真っ暗なお仏壇に会った時は、お経が出てこなかった。
そこの家は昔ながらの家で神棚もあったんだけど、神棚も煤けて見えた。

地獄ってのは人間の負の心が作り出したもので、実際にはない、ってうちの宗派は言うけど、神も仏もない場所ってのも、人間が作り出すもんなんだな。

162座敷ワラシ?:2019/09/15(日) 20:47:14 ID:HzuYzHNI0
怖いというよりも、不思議な話に近いかもしれません。

私には2人の息子がいます。年子ですが、小さい頃は全く似ていませんでした。最近は似てるなと言われることが多くなりましたが......。

長男は、結婚して2年目にお腹にきたんですが、旦那と付き合い始めた頃から部屋の中など、人がいない(私は地元から出て来て、当時は派遣会社の寮に住んでいました)のにドアの隅から覗かれていたり、ジーッと見られていたりなど、気配は感じていました。

旦那と結婚が決まり、新居に引っ越してからも変わらず(旦那がいない時に限って)、何だかなぁと思っていたのですが。

ある日、旅行で富士の青木ヶ原の樹海を通った時、あるお地蔵さんの前を通った瞬間、首のないライダースーツのお兄さんがスッと車に乗って来ました。うわっと思いましたが、特には何も感じなかったため放置(笑)

それから何ヶ月か車に乗っていましたが、ある日の旅行(姫路城に行く時だったか)中に車中泊をしたPAで「座敷ワラシ」の手を引いていずこかに消えてしまったのです。

そのすぐ後に長男が、その翌年に次男がお腹に来たのです。

霊視してくれた人によれば、「首無しライダー」が長男で、「座敷ワラシ」が次男っぽいとのことで。来るべき時を誤って早く来てしまい、丁度波長の合ったライダーが時期を見計らって連れてってくれたのだそうな。

確かに次男はおっちょこちょいですけどねー(笑)

その座敷ワラシと私は前世でも親子だったみたいですが、真相はどうか分かりません(覚えちゃいないし、当たり前だけど)

そう言われれば、ライダーさんはしっかりしてたような......。

163ジョーが死んだときの話 1:2019/09/18(水) 18:53:46 ID:cSAksYwA0
祖父が大の動物好きで、母は子供の頃から猫や犬、インコ、うさぎ、ハムスター、魚、トカゲなど様々な動物を飼っていた。
中でも小学生のときに飼っていた雄の黒猫ジョーは、子猫のときに捨て猫だったのを自分で見つけたこともあり、他の動物よりも一層愛情を注いで育てていたそうだ。

母の実家は自営業だった。一階がワンフロア土間になっており、そこにずらーっと商品を並べていた。
何の商品かは伏せるが、販売はもちろん修理も承っており、一時は相当羽振りも良かったらしい。
母は兄弟と祖父母と動物たちといっしょに、店舗の二階に住んでいた。

祖父母が亡くなるまでは、私も正月やお盆の度に遊びに行ったが、行く度にショートケーキのような家だと思った。
というのもその家は、道が二股に別れるちょうど真ん中のまさに三角州のような土地に建っていたからだ。
左右の道に面したところに一ヵ所ずつ、商品を出し入れできるように透明なガラスの大きい引き戸があり、その大きさから道に面したところはほぼガラス張り状態で、カーテンもなかったので一階はいつでも丸見え状態だった。
家族は左の道からも右の道からもガラス戸を通って出入りしていた。

ジョーは4才で車に轢かれて死んだ。母が小学4年の時だった。
商売柄ガラス戸はいつも開けっ放しで、猫たちも出入り自由状態で飼っていた。
家の両側に交通量の多い車道があれば轢かれることも予想できただろうに、当時は完全室内飼いなんて誰の頭にもなく、猫は自由にさせておくのが当たり前だったらしい。
だからジョーが轢かれたのを見たときも、母以外の家族は仕方ない、どんくさい子だったからねなんて言って死を受け入れていたが、母は違った。
何しろ子猫のときから育てたいわば子供のような存在だ。泣き腫らした目で学校に行き、家に帰ればまた泣いていたらしい。

164ジョーが死んだときの話 2:2019/09/18(水) 18:55:21 ID:cSAksYwA0
ジョーが死んで2ヶ月ほど経ったある日、母は妙な夢を見た。
夢は一階の店舗へと続く階段のシーンからはじまり、階段を降りきると、カリカリキーキーと何か引っ掻く音と猫の鳴き声が聞こえてくる。
夢の中では昼だった。明るい日差しが入ってきているガラス戸の方を見ると、元気な姿のジョーが一心不乱に戸をひっかいている。
母が寄っていくと、開けてくれといわんばかりにニャーンニャーンと悲しげな声を出した。
戸を開けてやろうと鍵に手を伸ばしたところで、なぜか「家に入れてはいけない」と強く感じたそうだ。
ジョーが戻ってきた嬉しさで心がいっぱいなのに、何か不安な緊張のような、焦りのようなものが急に広がってきたそうだ。
母は、「もし家に入れてしまったらいつまでもジョーがこの世に留まってしまって天国に行けなくなる」と思い、ジョーに向かって、お前は事故で死んでいること、もう悲しむのをやめるから未練を残さず成仏してほしいということ、それから今までの感謝を伝えた。
そして振り向かないように二階への階段を上がりきったところで目か覚めたらしい。

起きてすぐに祖父母や兄弟にそれを伝えると、ジョーが最後のお別れを言いに来たんだろう、よかったねといった意見だった。
母もその意見に概ね賛同していたが、意に反して翌日も同じ夢を見た。

夢の流れは一緒で、一階へ降りる階段のシーンからはじまり、ジョーの姿を見つける。
そして母もまた前日と同じような言葉をかけて二階へ上がって目が覚める。
祖父母に伝えると、死んでることに気づいてないのかなぁ、夢枕に立つときはだいたい3日だから明日も見るかもしれないねぇという半ば他人事のような返事だったそうだ。
同じ夢を2日続けて見た不気味さはあったものの、ジョーが家族の誰でもなく自分を頼ってきているという妙な誇らしさからかあまり恐ろしさは感じなかったらしい。 

案の定3日目も夢にジョーが現れた。
階段を降りきり、ジョーに同じような言葉をかける。
まだ子供だった母は祖父母の言葉を真に受けて、3日目だからジョーに会えるのは最後だろうと思い、いつもよりも長い感謝の言葉を伝えたそうだ。
夜に布団に潜り込んで来てあたたかかったこと、膝にのって来たときにやわらかくて感動したこと、ジョーといっしょに過ごせていかに幸福だったかを泣きながら伝えた。
ジョーは話をしている間も戸を開けようと一生懸命で、その姿が少しおかしくて笑ってしまったそうだ。
最後にじゃあねと声をかけて、階段を2、3段登ったところで急に別れるのが悲しくなって、ちらっとガラス戸の方を見遣った。

そこにいたのはジョーではなく、凄い形相の女だった。伸びた黒いボサボサの髪、暗い花柄のスモックのような半袖のワンピース、顔や手足に煤のような汚れがついた裸足の若い女が、手足をめちゃくちゃにばたつかせながら、ガラス戸を叩いていた。ぐるぐると顔の表情を変えながらも怒っているのが伝わる。目をいっぱいに見開いて、時おり髪をぐじゃぐじゃに引き抜きながら何か叫んでいた。
母はあまりの恐ろしさに氷水を浴びせられたようになって固まってしまい、まじまじと見つめてしまったそうだ。
渾身の力で戸を叩いているはずなのに、不思議と叩いている音も振動もなく、叫び声も聞こえなかった。
しばらく固まっていると女がガラス戸に体当たりを始めた。
何度も何度もぶつかるが、音も振動もなくガラス戸もびくともしない。
母はなんとか体を動かして階段を登り始めた。
音がすれば女の存在に気づいたことがばれると思いそろそろと慎重に登った。登りきれば目が覚めると信じていた。
最後の一段をやっと登りきったとき、背後からドオオオオオオォンと大きな音がした。
そこで目が覚めた。

165ジョーが死んだときの話 3:2019/09/18(水) 18:55:52 ID:cSAksYwA0
まだ暗い時間だったが、すぐに祖父母のところへ行き、夢の話をして一緒に一階のガラス戸を見に行ったが、異常はなかったそうだ。
そして翌日から同じ夢を見ることはなくなった。

母は相当な楽天的で天然が入った性格で、あの女の人は悪い幽霊だったが、ジョーが自分を轢いた車を呼んで女の人を轢いて退治してくれたんじゃないかな?それが最後のドーンだったんだよーなんてにこにこ笑っているが、私はどう考えても違うと思う。

私が思うに、最初から女はジョーのふりをして戸を叩いていたんじゃないかな。兄弟の末っ子で、一番ジョーを溺愛していた母なら易々と戸を開けて招き入れてくれると思って夢に出てきたんじゃないだろうか。最後のドーンもジョーが助けにきてくれたんじゃなく、戸を破られた音だったんじゃないかと思う。関連あるかどうかは分からないが、しばらくしてから祖父母のやっていた商売は失敗し廃業、家だけは何とか残ったものの相当な借金を抱えることになる。母も兄弟も学費が足りず大学進学を諦めて家族で借金返済のために働いた。

母は女について、祖父の女関係だったのではと言う。
孫の私が言うのも何だが、祖父は年を取っても整った容姿をしていた。身長も高く、若い頃は芸能界で仕事をしていたこともあったらしい。そんな人がおモテにならないはずもなく、祖母と結婚してからも浮気三昧で朝帰り上等、浮気相手が家に押し掛けてきて、一緒に晩御飯まで召し上がっていくこともあったそうだ。また祖父は根っからの酒飲みで、飲んでは暴れて祖母や母たちにもしょっちゅう手をあげていた。
祖母は何とか浮気や暴れ癖が治らないかと、祈祷師(当時はそこそこいた)に通ったり、神社にお祓いをしてもらいに行っていたが、そこでは女の生き霊が大量についていると言われたらしい。

今となっては祖父母も亡くなり詳しいことも分からないが、あれ以来母は猫嫌いになってしまったそうだ。助けてくれたと主張している割には薄情だ。だからうちでは猫が飼えない。

166コロネコ:2019/09/20(金) 22:34:29 ID:???0
17歳の頃
毎週末は友人と明け方まで地元の公園で遊ぶことが恒例だった。
ある日の土曜の夜 いつものように特にやることもなく他愛もない会話で盛り上がっていると唐突に大粒の雨が降り始めた。
時間は午前2時を過ぎたところ
いつもなら帰るのにはまだ早いが さすがにこの大雨では居心地悪い、仕方なくその日は解散となった。

多少小降りになった雨の中 小走りで家路へと急いでいた。しかしさすがに寝るにはまだ早いと自宅近くの自販機でジュース買い ゲームでもしようかと考えていると、ふと15メートルほど先の外灯の下に人影があることに気づいた。
人影は二人 一人は傘を差した女性 中年というにはまだ若いといった印象だ。そして傍らには黄色いレインコートを着た男の子。おそらく幼稚園生か小学低学年かといったところ。
親子と思われる二人は外灯の下 手を繋いで目の前の民家をただじっと眺めているようだった。

こんな時間になにしてんだ?
その時はその親子に対しそれくらいにしか思わなかった。

ふとその男の子がこちらを向いた。
灯りに照らされたその顔にはどことなく見覚えがある、近所の子供なんだろう。
自分は目的のジュースを買い、そそくさと自宅へと帰った。

部屋に戻り早速ゲームに取りかかるが、一向に止まない雨音に気をとられてなかなか集中出来ずにいた。
さっきの親子のことを考える。
あの見つめていた家の住人だろうか、父親とケンカでもして家を出たのはいいものの、行く宛もなく帰ってきた、でもなかなか素直に帰りづらい…そんなところか。

時刻はそろそろ4時になろうとしていた。あの親子、まだあそに居たらさすがに怖いな、などと思いながらゲームを止めて寝ることにした。

翌朝
噂好きの母親に昨夜のことを伝えることにした。

自分「昨日の夜中にあそこの外灯の下に母親と男の子の親子っぽい二人が目の前の家をずっと見てたけど、そこの家の家族かな?」

母親「ほんとに!?帰ってきたの!?」

自分「帰ってきたのって…もう話題になってんの?」

母親「いやそうじゃなくて、、あの二人が行方不明になってからもう10年くらいたつんだよ」

自分「10年!?」

母親「そのアンタが見た男の子はよくわからないけど…ほら!小さい頃あそこの家の◯◯君とよく遊んでたじゃない、そしたら奥さんが◯◯君を連れて居なくなって…アンタも◯◯君が逃げた!って泣いてたんだよ。」

その時、忘れていた記憶が一気に蘇った。
確かに、確かに自分はあの子と毎日のように遊んでいた。あの子の家の庭を二人で駆け回っていた。

ふと昨夜の男の子を思い思い返してみる。
あの子だ。◯◯君だ。10年前とそのままの。

母親「でもねぇ…今さら帰ってきてもねぇ。△△さんもだいぶ前に引っ越してるしねぇ…」


そとあと母親になぜ失踪したのか尋ねたが、理由はわからないと。
父親である△△さんも当時は有ること無いこと噂され、失踪から一年もしないうちにどこかへと引っ越したらしい。

母親「◯◯君はアンタの一つ下だったし、アンタが見た男の子はどこかで出来た子じゃない?」

自分「あぁ、うん、そうかもね…」

母親の言う通りなのかもしれない。
ただ自分には確信がった。思い出したんだ。


あの黄色いレインコートは自分のものだ。

あの日、大雨のあの日、自分は買ってもらったばかりのレインコートを着て遊んでいた。
そして貸したんだ、◯◯君に。夜に出かけるから貸してって。◯◯君が居なくなって、自分はレインコートを盗って逃げたと泣いたんだ。

今となっては誰にも真相はわからない。
でも自分は未だあの男の子は◯◯君だと思っている。

167コロネコ:2019/09/20(金) 22:42:07 ID:???0
17歳の夏の日
仲間と夜中まで他愛もない話で盛り上がっていた。
その日の話題は怖い話
それぞれが見たり聞いたりした怖い話を持ち寄り一人一人が互いに怖がらせようと意気揚々と語り始めた。
定番のものから微妙なもの、しまいには怖い映画の話などで盛り上がり、何巡目かの自分の番が廻ってきた。

自分は小学生の頃に行った林間学校の時に体験した事を話すことにした。
正直記憶も曖昧で、夢か現実かも判断がつかない、オチも特に無いといった内容だったため今まで話すことはなかったが、鉄板の怖い話はとうに尽きていたし、ここにいる友人達も当時共に林間学校へ行った同級生だから情景も浮かびやすいはず、そんな思いで淡々と語り始めた。

林間学校の宿泊工程は三泊四日、二泊は宿舎でもう一泊は宿舎に隣接するキャンプ施設でのキャンプといった工程だった。
三日目のキャンプの日、手作りカレーやキャンプファイヤーなど定番のイベントをこなしつつ、一棟3人のテントで寝ることに。
布団に入って暫くは雑談で盛り上がっていたが、徐々に口数は減りそれぞれが眠りについた。

ふと目が覚め、辺りを見回すと静寂と視界の悪さがまだ夜中だということを知らせた。
しばらくして自分が尿意で起きたことに気付き、朝まで我慢しようか悩んでいた。トイレは隣の宿舎まで行かなければならず、そこまでの心細さと恐怖心からそう考えたかもしれない。

一時考え、意を決して外に出ようとしたその時

「どこ行くの?」

隣で寝ていたはずの友達が声を掛けてきた。

「ちょっとオシッコしたくなって、、」

「俺も行く!」

こんなに心強いことはない、そしてどうやら友達もトイレに行きたくてしょうがなかったらしい。
二人で周りを起こさないようにこそこそと隣の宿舎へ向かった。

宿舎の中は非常口の緑の灯りが辺りを淡く照らしていた。
薄気味悪い館内を急いでトイレへと向かった。

恐怖心とは裏腹に、何事もなく用を足した自分と友達は、また急いで宿舎を飛び出してようやく安堵した表情を浮かべた。
自らのテントに戻る途中、ふと宿舎の方を振り返ると
二階にあるベランダに人影が見えた。それも横一列にある複数のベランダ全てに、数人ずつひしめくように並んでこちらを見つめていた。

しかし不思議と怖くはなかった。
自分達の学校と入れ替わりで別の学校の児童らが施設に宿舎しているのを知っていたから。

起こしてしまったのかな、恥ずかしいなとポリポリ頭をかき隣を見ると、居たはずの友達は既にテントの中に入ろうとしていた。自分も慌ててテントに戻り布団に潜り込んだ。

布団の中でしばし考えていた。
今は何時かわからないけど、こんな夜更けにあっちのやつらは皆起きてたのか?なんか変だな…
妙な違和感を残しつつもそのまま再度眠りについた。

…以上がその時の話である。
話終えると周りの友人も
それだけかよ!とか、そんなことがあったんだ!とか感想を口にし始めた。そして目の前の友人がぼそっと口を開いた。

「お前も見てたんだ…」

一瞬で身体に寒気が走った。
そうだった、あの時一緒にトイレに行った友達は目の前の友人だった。

友人曰く
宿舎を出てすぐに何かを感じて宿舎側を見上げると、同じように何人もの子供達がこちらを見つめていた、そしてそれをより近くで見た友人は、その児童らの身体の一部、腕や足がそれぞれ欠損していることに気がついた。友人は再び前を向き、自分を残して急いでテントへと戻ったのだという。

それから月日は流れ、自分もそのことを話題に出さなかったこともあってか、あれは夢だったのではないかと半ばそう思うようになっていたらしい。

自分がこの話をしたことで、自分も友人も、あれは夢ではなく現実に起きたことだと改めて認識し
再び恐怖が全身を駆け巡った。

168コロネコ:2019/09/20(金) 22:49:54 ID:???0
兄が二十歳くらいの頃

当時付き合っていた彼女は
いわゆる「視える人」だったそうだ。

デート中も
「あの柱の影に誰かいる」
「今通りすぎた人がおばあさん背負ってた」
終いには
「兄くんの部屋の窓からなにか覗いてる」
などと、あらゆる場面で「視える」発言を繰り返し、怯えて見せていた。
兄はといえばそういった類いに全く興味がなく、そんな彼女を面白がり付き合いを続けていた。

ある日の夜のデート

食事を終え、軽くドライブをしながら帰ろうと遠回りをして車を走らせていると
地元の県ではわりと有名な心霊スポットであるトンネルの近くまできていた。

兄はこのトンネルが心霊スポットとは一言も言わず、ここを通ったら彼女がどんな反応をするんだろうと、半ばいたずら心でそのトンネルを通ることにした。

兄「ここを通ったほうが帰りが早いから」

と彼女にはあくまで早道であることを示してトンネルへと向かった。

いざトンネルに入ると、車1台通るのがやっとの幅と、照明の1つもない真っ暗で薄気味悪い空間が漂っていて、
霊的なものを一切信じていない兄でも言い様のない閉塞感を感じていた。

ただ彼女の前では平常心を保とうと、平静さを装いながら彼女を気遣った。

兄「大丈夫?怖くない?」

すると彼女は以外にも

「ぜんぜ〜ん?ワクワクする〜!」

と、普段なら幽霊の影に怯えて縮こまっていそうな彼女が、全くと言っていいほど恐怖心を抱いていない素振りを見せていた。

その後、何事もなくトンネルを抜けると、しばらくして彼女が車内に流れる音楽のボリュームを一気に上げ始めた。

スピーカーが割れるほどの轟音が車内に鳴り響き、そしてさらに彼女がその音楽に合わせて熱唱し始めたのだ。

兄は彼女の突然の行動に驚き、とりあえずボリュームを下げようとするが彼女に両手で遮られる。

そして前方をただじっと見つめながら熱唱する彼女の肩を揺さぶり
「おい!おいって!」
と問い掛けるが全くひるむこともなく、ただただ喉が潰れんばかりの大声で歌い続けるだけだった。

埒が明かないと感じた兄は、いったん車を停めようとスピードを緩め始めた。

すると彼女がさらに大声で


彼女「停まったらダメ‼️‼️」

そう叫び、再び歌い始めた。そして兄は彼女の両目から大粒の涙が溢れでていることに今さらながら気付いた。

それから彼女は涙と鼻水を流し、しゃくり上げながらも歌うことを止めなかった。
兄もただ呆然と、ただひたすらに車を走らせていた。

その状態がしばらく続いたが、ふと目の前の道路の両端に、いくつかの石灯籠が並び建っている場所が目に入った。
そこを抜けると彼女は唐突に歌うことを止め、そして静かにオーディオのボリュームを絞り始めた。


互いに無言の車内で、兄もどう接していいかわからず戸惑っていたが
彼女のほうからポツリポツリと口を開き始めた。


「あのトンネルに入った瞬間ね、後ろの席によくないものが乗ってきてるって感じたの」

「そしてこれは怖がったらダメなやつだって思って、頑張って平気な振りをしてたんだけど…」

「トンネル出たら居なくなると思ってたら、ずっと後ろにいて、私の髪の毛触ってきて!」

「そしてね、耳元で呟いてきたの…」


「聞いて、、おねがい、聞いて、、って…!」

「これは聞いちゃいけないって!、最後まで聞いたら危ないって思って!…だから…ごめんね、、驚いたよね…」

それから彼女はまた黙ってしまい、兄もどう慰めていいかもわからず、そのまま彼女を家まで送り届けた。

彼女はいったい何を聞かされようとしたのだろうか。
もしもそれを最後まで聞いてしまったら、どうなっていたのか。

今は知るよしもない。

ただ兄も、その話を聞いた自分も、それ以来そのトンネルを通ることはなかった。

169コロネコ:2019/09/20(金) 23:21:31 ID:???0
長いので分けます。

祖母がまだ十代前半の頃
地元の集落では
一年に一度、ある風習が行われていたそうだ。
それは、ある年代の少女二人が選ばれて、村外れの海岸にある小屋で一晩明かすというものだった。
ある年、その二人に祖母と祖母の三つ下の妹が選ばれることになった。
夕刻、二人にはまず酒が入った盃を手渡され、それを飲み干すように促された。
祖母は問題なく飲み干したが、まだ幼さが残る妹はなかなか飲むことができずにいた。
愚図る妹に埒が明かないと思ってか、周りの大人が

「お姉ちゃんが代わりに呑んであげぇ」

と助け船をだし、祖母が代わりに酒を飲み干した。

そして二人は小屋まで先導され、小屋の中央に座るよう命じられた。
小屋は六畳くらいの広さで窓の一つもなく、今にも崩れそうなぼろぼろの木造で、あるものといえば真ん中に敷いてある呉座くらいなものだった。
二人がその呉座の上に座ると、外に居た大人達が唯一の出入口である引き戸に釘を打ち付け始めた。
そして最後に声を掛けてきた

「明日の朝迎えにくるから、それまで誰も入れちゃならんで」

そう言って複数の足音が遠ざかっていった。
祖母は "誰も入れるなと言っても、誰も入れないじゃないか" と思いつつも、なにか得体の知れない恐怖を感じざるを得なかった。
ただ今にも泣き出しそうな妹をさらに不安にさせてしまってはならないと、必死に気丈に振る舞い、励まし続けていた。

どれくらい時間がたったのだろうか
うっすら見えていた屋内も、今ではほとんど視界にとらえることができない。
時折壁の板と板の隙間からビューと流れる風の音に怯えながら、二人はただひたすら時が過ぎるのを待ち続けていた。
ポツポツと屋根に当たる音
雨が降り始めた。

170コロネコ:2019/09/20(金) 23:21:46 ID:???0
次第に雨足は強くなり、会話するのも困難なほど強く打ち付ける雨音が二人を包み、眠ることもできない状況がしばらく続いていた。
古い屋根からは雨水が漏れ始め、祖母は妹を抱え込むように抱き締めて、敷いていた呉座を頭から被り滴り落ちる水滴から身を守っていた。
すると、こんな雨音の中でもハッキリわかる、異様な音が聞こえてきた。

ザーッ…
ザーッ…
ザーッ…

地面を引きずるような、波打ち際のようなそんな音が遠くから聴こえてくる。
そしてその音は徐々に近づいてきて、小屋の前でピタリと止まった。
ごくりと息をのみ、音がした方を向いて様子を伺っていると

ドンドンドン‼️

ドンドンドンドンドン‼️

引き戸を叩く音が鳴り響いた。
ぼろぼろの扉は衝撃と共に波をうち、今にも壊れてしまいそうだ。
だが祖母には何も出来るはずもなく、妹をさらにギュッと強く抱き締めて、ただ扉をじっと見つめるだけだった。

ドンドンドン‼️

ドンドンドンドンドン‼️

屋根に打ち付ける大雨と、扉を叩く轟音が重なり、もう泣き叫びたい衝動を必死で堪えていると
妹がすっと巻き付いた祖母の腕を払いのけ、扉へ向かって歩き始めた。

とっさに腕を掴もうと手を伸ばすが、スルリとかわされてしまう。
立ち上がろうとするも、足が震えて力が入らない。
どうにか這いつくばって後を追おうとしたその時
妹はすでに扉の前に立ち、そしてこちらを振り返って言った。

「#※◯&@×が呼んでる」

そう呟くと扉に手を掛けた。
釘で打ち付けてあるはずの扉が
ギギッ!と音をたて開こうとしていた。

「◯◯!◯◯!いっちゃいけん‼️」

祖母は必死で妹の名前を叫び
なんとか妹の足下までたどり着くと
妹の身体を這い上がるようにして両腕を押さえた。
そして微かに開いた扉の向こうから
おびただしいほどのいくつもの手が扉の隙間から見えた。
その手は
男性のようなゴツゴツとした手
女性のようなしなやかな手
子供や赤ちゃんのような小さな手
それぞれの手たちが隙間に向かって今にも入り込もうとしている。
祖母は力を振り絞り扉を閉めると
うわ言を呟くを妹を引きづるようにまた中央へ戻り
さらに呉座を深く被って
ただひたすら震えた身体で妹を包み込んだ。

どれだけの時間が過ぎたのか、ふと気付くと雨はだいぶ落ち着いていて、ポトポトと屋根から落ちる水滴の音だけが小屋中に響いていた。
祖母の腕の中の妹も、いつのまにか静かに寝息をたてている。
そっと覆い被さった呉座を取ると、壁の隙間からやわらかな光が差し込み、夜があけたことを知らせてくれた。
妹を起こし、しばし無言で辺りを見回す。
すると遠くからいくつかの足音が聞こえてくる。
ややあって扉が開けられると、見知った声が聞こえてきた。母だ。
二人は泣きじゃくりながら母親に抱きつき、
この長い夜を乗り切れたことを実感した。

…数年後、その場所にはいくつかの石像と石で模した骨董品が置かれ、中央には慰霊碑が建てられた。
なんでも若い世代の集落の人達が、
これ以上この風習を残すわけにはいかないと
どこからか仕入れた知識でこのような措置がとられたらしい。
この風習がなんの為に行われていたのか、
なぜ妹だけが誘い出されたのか、祖母が見たものはいったい何だったのか…今では知ることはできない。
ただその慰霊碑が建つその場所は

未だに存在する。

171不思議な名無しさん:2019/09/21(土) 06:41:55 ID:BGK5D3bg0
昭和の終わりか平成になった頃の話。
とある橋の下には狸が住んでいたそうです。当時はその橋の近くに移動販売車のたこ焼き屋がいて、たまに売上金の中に葉っぱが紛れ込んでいて計算が合わないなんて事があったそうです。

その橋を渡った先に祖母の実家があるんですけど、法事か何かで実家に帰ってた祖母を親が迎えに行きました。
橋を渡ってたんですけど、何故かなかなか橋を抜けられない。狸の話を知っていた親は「もしかして?」と、車が来てないのを確認して停車。持ってた煙草を1本吸ったら気付けば橋を渡りきって100mは先に居たそうです。
家に帰ってきてから「狸に化かされた!」と怒っていましたが、私は「今どき狸に化かされるって‪w」と大笑いした思い出。
でも、ちょっと体験したかったな。

172不思議な名無しさん:2019/09/25(水) 15:59:14 ID:???0
昨日見た夢。
夢ってものは脈略がないものだけど、その夢の中に割り込んでくるでもなく、唐突でもなく、変な人が登場した。
コンクリートみたいな灰色で輪郭も角ばった顔で、くいだおれ太郎みたいなメガネにメガネのフレームと同じくらい大きな黒目、無表情な人物。
見てると不安になるような、恐怖しか与えてこないような人物が、自分の顔を覗き込んでくる。
何をするわけでもないのに、怖い夢を見たときのような焦りを感じて、意識を現実に引き戻した。
一晩のうちに2回、その人物が夢に出てきたけど、なんだったんだろう。
そういう変な登場人物は、今まで夢に出たことないし、夢に出た人を覚えてたのも初めてだ。

173不思議な名無しさん:2019/09/26(木) 02:49:20 ID:W8zsArrE0
私はよく悪夢を見るうえ、寝室自体がそれなりに悪夢を見やすい空間になっている様で明晰夢や自力で目を覚まして逃げる事をしばしばしていました。
そんなこんなで悪夢になれた頃でした。
色も形もアケビの様な紫色をした芋虫が夢に出てきました。
私は妙に好奇心を刺激される奇妙なその芋虫が気になり見ていると芋虫は妖しい雰囲気を放ちながら背中の皮がぱっかり割れました。
割れた背中からは人間の目が縦に向きに1つ横向きに1つ瞼を閉じて付いていました。
その内1つの目が開き始めると私は気付かぬ内に芋虫の目と自分の右目がくっつかんばかりに近づいていました。
次第に芋虫の目が開いていき、開いていく程に芋虫の目に近づけた私の右目側の顔半分の感覚が激痛や悪寒などの苦痛を伴いながら吸い取られる感覚に陥り、意識が遠のいていきました。
薄れていく意識の中、ふと誰かの声に引き止められ我に帰った事で、マズイ!と気付いたのですが、もう後の祭りでした。
私の身体は言う事を聞かず、身動き出来なくなっていました。
もうダメかと諦めかけた瞬間、第三者を使う案を閃いたので明晰夢を利用して誰かに引っ張り上げてもらいました。
誰かに引っ張られて我に帰ると、その芋虫はまた元の場所で妖しげに獲物を待っていました。
目を合わせるとまた捕まってしまうので、私は目を逸らして直ぐに目を覚まし夢から脱出しました。
何より恐ろしいのは、その誰かの声が無ければ意識を覚醒させる間もなくやられ、ただでは済まなかったのだろうと根拠はないが何となくそんな確信があります。
今まで悪夢を明晰夢で何度も乗り越えたにもかかわらず、好奇心を餌に明晰夢化や逃げる間を与えないその芋虫に、もし次に出くわした時は正直、無事に目を覚ませる自身がありません…

追記1
声をかけてくれた誰かは亡くなったお祖父ちゃんにそっくりだったのでお祖父ちゃんが助けてくれたんだと思います。

追記2
明晰夢を利用して第三者を云々
明晰夢は夢を自覚する事で様々な応用が出来るので
道具を出せるのが当たり前だと思えば道具が出てきますし、空を飛べると思えば飛べる様になります。
NPCも同様の原理で出せまが、行動パターンを複雑化する程、脳の容量を使う為目が覚める確率が上がるので、起きたくない場合は出来るだけ簡単な指示だけを与えるのが良いでしょう

174不思議な名無しさん:2019/09/26(木) 03:03:03 ID:W8zsArrE0
>>171
自分も祖母の田舎で、夜親戚を近所の飲み屋まで送って帰った時に帰り道で迷って数時間山道と町を行ったり来たりして家に帰れなくなった事あります。
何度か引き返したら何とか帰れましたが、見慣れた道に出た時は海の近くに出たので泣きそうになりました…

175不思議な名無しさん:2019/09/26(木) 03:24:09 ID:W8zsArrE0
>>173と同じ家の話でもう1つ
この家に住み はじめてしばらくしてからの事ですが、自分の家のリビングからテレビの砂嵐の音がするもので目が覚めたのでテレビを消しにリビングへ向かいました。
するとリビングには砂嵐のテレビを観ているボロマントを羽織り頭巾までした何かが座って居ました。
私は異様な気配に息を殺しマントの何者かを見ていると、私の視線に気付いてこちらを見てきました。ソイツの顔を見るのが恐いと恐怖していると私はリビングで目を覚ましていました。
私がまだ明晰夢を知らない頃の話です

176不思議な名無しさん:2019/09/26(木) 05:05:17 ID:BGK5D3bg0
25年ぐらい前に友人から聞いた話。

ある夜、友人の友人はバイト終わりに彼氏が迎えに来るのを待っていた。ふと見ると泣きながら歩いてる五歳ぐらいの子供がいた。
気になって声を掛けると、お母さんに叱られて家を追い出されたとの事。そこに彼が到着。事情を話して彼の車で送ってあげる事にした。

子供の案内で田畑ばかりの寂しい道を進むと、古い一軒家の明かりが見えた。
「あそこ」と言うので車を停め、二人で玄関まで子供を連れて行き「こんばんは。ごめんください」と声を掛けた。
暫くすると中から母親と思われる無愛想な女性が出て来た。
二人は子供が泣いてた事、夜に家を追い出すのは危ないのではないか?と話すと「あんた達に関係ないでしょ!」と怒鳴り、子供を中に引っ張りこんでピシャリとドアを閉められた。

当時は児童虐待とか、今より言われてなく心配ではあったが、どうする事も出来ずに帰った。

暫くして、二人は友達四〜五人で遊んでいる時に「この前、こんな事があって…」と話をした。
話を聞いた友達は「なんて親だ」「子供は元気だろうか?」と言い「今からお菓子を持って様子を見に行ってみよう」と提案した。
子供が心配だった二人は「それは良い」と賛成して、お菓子を買い込んで車に乗り込んだ。

子供が案内した道はほぼ一本道。入り口も覚えていたので直ぐに子供の家に着くはずだった。
しかし、どこまで行っても田畑しかない。入り口を間違えたか?とぐるぐる回ったけどない。
人に聞いてみたら、この辺にそんな一軒家はないと言われたそうです。

177不思議な名無しさん:2019/09/26(木) 05:36:55 ID:BGK5D3bg0
うろ覚え&知り合いの知り合い、つまり他人の話なんだけど、その人は霊感があるらしい。
その人をA君とします。

A君には同じ様に霊感のある友人B君がいます。
二人の共通の知り合いだかに自称霊感少女のCとゆう子がいました。
よくある話で、Cは「そこに女の霊が!」とか「私はココは無理!」とか言うタイプ。
視えない人にとっては、本当か嘘か分からなくて薄気味悪い。
そんな訳で、A君B君で迷惑なCを懲らしめる事にした。

まず、三人で心霊スポットと言われる所に行ってみた。そこで本当にCに霊感があれば三人ともに同じ物が視えるはず。
だが、Cは何もいない所を指さして「あそこに子供が〜」とやり始めた。A君B君『居るのそこじゃねーし‪w子供じゃねーし‪w』と心の中で突っ込む。
やっぱり0感の嘘つきと確信したので、ファミレスに移動。
そこでCにA君が「俺の守護霊とかわかる?何か憑いてる?」と聞くと「貴方には母方の先祖が憑いてるわね。武士だったみたい」と話しはじめて堪らず吹き出した。

「いや、俺クオーターで母方の先祖って外国人だし‪w」

Cはアワアワしてたけど、嘘は良くない事。そんな事をしてたら、いつか本当に怖い目にあうぞと説教したそうで、その後Cは霊の話はしなくなったそうです。

178不思議な名無しさん:2019/09/26(木) 17:56:33 ID:???0
>>177
C子はA君とB君にO感があることを知らずに今までやってたの?w

179不思議な名無しさん:2019/09/27(金) 20:45:32 ID:usm7ZrLc0
怖いと言えば怖い話

子供の頃、義父が大嫌いで口もききたくなかった。
そんな義父が真夜中、目覚めると私のベッドに入り込んで寝ていたため、激しい嫌悪感を感じつつも声をかけるのも嫌なので、義父を乗り越えてベッドから降り母の寝室まで行って「義父が寝てる」と伝えに行った。
だが、義父は母と一緒に寝ていた。
うちには義父しか男性はおらず、私は間違いなく男性の硬い足に触れた感触がある。
それを言っても、義父は母とずっと一緒だったらしく真面目に取り扱われなかった。

時は流れて、バツイチになった私が寝ていると、隣に盛大に喧嘩別れした元旦那が寝ていた。
もうお互い口もききたくない、顔も見たくないため元旦那は出て行ったのに、そいつがぴったり張り付くように寝ている。
私は金縛り状態でずっと苦しく、何より嫌悪感がすごかった。
しばらくするとそいつはむっくり起き上がりいなくなった。

3回目は最近、別れたばかりで家にいるはずない男が同じようにベッドに入ってきた。
去り方も同じだった。

長年、大嫌いな男に化けて私に寄り添っているのは一体なんなんだろう?

180不思議な名無しさん:2019/09/27(金) 22:17:44 ID:BGK5D3bg0
うちから車で2〜3分の所に引越し会社があるんだけど、ある日バイクで通り掛かったら、何か置いてあるの。気になって止まってみたら「ご自由にお持ち下さい」って札と置物とか皿とか置いてあった。
そこに狸の剥製があって、見た瞬間可愛いくて凄く欲しくなって、でもバイクだから持って帰れなくて、慌てて家に帰りました。

家に帰って旦那に事情を話し「雨が降りそうだし、早く行こう!」って旦那を急かして車で向かいました。
向かう間に薄暗くなってきて、今にも雨が降りそうになってました。
引越し会社に着いて「あれ、あの狸の置物が欲しいの」って言ったらそれを見た旦那が

「あんなモン持って帰るな!」

と叫びました。
言われて見ると、所々毛がハゲていてボロボロの不気味な剥製でした。さっき見た時は綺麗に見えたのに…。
ゾッとして拾わずに急いで帰りました。

生まれた時から住んでいる所で、その会社も昔から知ってるけど「ご自由にお持ち下さい」って物が置いてあったのは、その時だけ。
災いを拾った人に移すやり方があるらしいけど、そうゆう物だったのかな?

181不思議な名無しさん:2019/09/28(土) 19:46:04 ID:BGK5D3bg0
>>178
知り合い程度に霊感があるとか言わないだろ?霊感あるなんて周りに言ってたら、C子と同類のヤバイやつだろ。

182不思議な名無しさん:2019/09/30(月) 01:34:42 ID:???0
この夏体験した話です。
霊感はないので大した話ではありません。

夫と子供と家族3人で一泊旅行をしたのですが、
夫が現地の美術館に行きたいというので、
子供が騒ぐしなあと別行動して適当な温泉に
入って時間を潰すことにしました。

地図アプリで見つけた直近の温泉は
老舗のホテルで、くたびれてはいましたが、
受付の人は丁寧で好感が持ててワクワクでした。
が、入ると室内は真昼間なのにどんより暗いしジメジメ。
掃除は行き届いていて清潔なんですけど、
錆びついた扉の音も不気味だし、息苦しい。
異様な圧迫感はたぶん洗面所が一面大きな合せ鏡になっているせいです。
すぐ外は一階ロビーで人気があるはずなのに何だか別世界。
気にせずとっとと入って出よう、と子供と入浴を済ませて上がると
(ちなみにこの間子供はすっ転んで泣きました)
浴室の引き戸と洗面所の間ののれん越しに人影がチラつきました。
誰か入ってきたから子供と騒がないようにしなくちゃ!と思いながら身体をふいていると
子供は先にロッカーの方に行ってしまいぺちゃくちゃしゃべってきますが、
その口調から人は来ていない、、?あれ?
私ものれんをくぐると人はいませんでした。
白い服を着た人が入って来た気がするんだけどなぁ。
鏡にタオルを持った自分がチラついていただけかも?という気もしました。
だけど、のれんをくぐって脱衣所に入ってから、なぜかずーっと地響きというか、
ドスンドスンと不定期に音がします。
誰かが壁に思い切り体当たりしているような音です。
浴室に入る前はしていませんでした。
子供が「なんの音?」と何度も聞くので、「古いホテルだから階段の昇り降りの音がここに響いちゃうみたいね」
と言ってみたものの、本当にそうなのか?
間隔的になんかちがくねーか?
「ママ、これ階段あがる音じゃないんじゃないかな?」
やめてくれよぉ、と思いながらも
「ママにも何の音かわからないよ、初めて来たんだもの」
「なんか、誰かが暴れてるみたいねえ」
ドスン、ドスン、、、ドスンッ!
子供とのやりとりを受けるかのように、
初めより明らかに激しく、そして間隔も短くなっています。
部屋全体が揺れていて、建築としてどこか欠陥があるとしか。
「どうかな?まあ、気にしなくても大丈夫だよ」
「ちょっと怖くなってきちゃったから早く出たいな」
4歳の子供は、お化けとか幽霊とか知らないので、まったく珍しいことを言う。
「なんの音かわからないと怖くなっちゃうかもね〜急ぐね!」
なんて冷静に言いながら逃げるように脱衣所を出ようとしたのですが、
出口の扉をわずかに開けた瞬間、音は不自然にピタリと止みました。
あれだけ鳴っていたのに、今まで音なんか鳴っていなかったみたいに。
ホテルマンがすぐ近くにいて「お疲れ様でした」とにこやかに声をかけてきます。
やっぱおかしいじゃん。

183不思議な名無しさん:2019/10/01(火) 00:57:41 ID:BGK5D3bg0
10代の頃に仰向けに寝ていて、気付いたらお腹の辺りにコナンの犯人みたいな黒いヤツ(多分同じ年頃か少し上の男)が俯いて正座していた。
えっ?と思ったら、両手で鎖骨の当たりをぐいぐい押された。
ムカついて心の中で「どけ!」て思ったら、消えた。
これ書いてて気付いたけど、当時はベッドの下にハンガー掛けがある高いベッドを使ってたから、自分の上に正座したら天井にめり込んで顔は見えないはずなんだけど、全身が見えてた。

184不思議な名無しさん:2019/10/03(木) 20:36:41 ID:???0
学校卒業した後上履きってどうしてますか?
あれ長いこと取っておくの良くないんじゃないかなって話なんですが。

私の実家はマンションで、この時久々に帰省して、玄関入った時にちょっと気になる物があって、その時家に誰もいなかったんですけど、中学の頃使ってた上履きが玄関にポツンと置いてあって。
で、あれっ?って思ったんですけど靴箱掃除してるのかなって思って放っておいたんです。
それでしばらくしたら母親帰ってきて、で、「あれっ?」って言って上履き靴箱に仕舞いまして、一瞬違和感感じたんですけど、仕舞い忘れただけかって合点がいって、その後も特に気にしなかったんです。
翌日、休みなので別に家事手伝いとかもせず、母からは「何もしないのか」とか言われたんですけど、やる気無いからベランダ出てタバコ吸おうと思って。
それでベランダ出て、ポケットからタバコ出して、ライター忘れて、あぁカバンの中だって思って取りに戻ろうとして。
その時に、振り向いたら足元に上履きがあって、私の上履きなんです。
それがベランダの戸の直ぐ側に並べてあって、ベランダ出る時に外に向けてサンダル置いたりするじゃないですか、あんな感じで。
ベランダに出た時は足元に上履きとか無くて、誰かが置けば気付きますし、母親かなって部屋の中見てもキッチンで洗い物してるんです。
なんか気持ち悪くなりまして、嫌々ながらその上履きを持って、恐る恐る玄関の靴箱まで戻しまして。
で、何するんだっけってなって、ああライター取りに来たんだって思い出してカバン漁るんですけど、どうも上履きが気になって母親に探り入れてみたんです。
「靴箱掃除した?」って、そしたら「してないけどそんなに汚い?」って言われて、「上履きが」って言ったら、「上履き出したのあなたでしょ?ちゃんと仕舞っといてよ」って言われて。
そっか、出してないのかって思って、そしたら「暇でしょ?靴箱掃除しといて」って言われて、そっか、そりゃあ言われるよなって思って渋々掃除したんですけど。
翌日、日曜日でこの日に帰るつもりで帰り仕度して、上履きどうなってるかなって靴箱覗いたら、無かったんです。
昨日掃除した時はあったんだけどなって思ってちょっと探したんですけど無くて、特に愛着とか無かったと思うのですがなんか少し凹んで、そんな気に病むことでもないと思って、気を取り直して帰宅しまして。
帰宅途中に電話がありまして、母親からで、私が帰ってすぐうちのマンションから飛び降り自殺があったって。
「大丈夫?」って聞かれたんだけどそれ聞きたいのこっちなんだよなって思いまして。
で、「どの辺に落ちたの?」って聞いたら「うちのベランダの直ぐ下」って言われて。
ゾッとしまして、昨日上履きがベランダにあったから、それと結びついちゃって。
それからもうしばらく経つんですけど私の上履きまだ見つかってないんです。
気になるのは自殺現場ですが探す気にはなりませんでした。

185元タクシー運転手:2019/10/07(月) 02:45:24 ID:bgi6e5fo0
昔、タクシーの運転手をしてたときに同僚から聞いた話です。
都心でお客さんをを乗せて、高速で田舎の方へ。山道を走り続けて周りに民家も無くなり、いい加減運転手が〈本当にこの道で合ってるんですか?〉って振り向いたらなんと乗ってたはずの乗客がいない!驚いて前を見たら目の前の木にその乗っていたはずの乗客の首吊り死体があったそうです。

186不思議な名無しさん:2019/10/09(水) 12:45:05 ID:sp3G5ubk0
2部制の18時頃から始まる大学に通っていた頃の話。
7月頃、台風が来るため大学が休講になった。

することもなかった私は、当時父親から車を貰ったと話していた友人に連絡を取り、
「暇なのでどこかドライブにでも連れて行ってよ。」と頼んだ。
秋葉原のバスケットコート脇に18時頃に待ち合わせて、助手席に乗ってから行先を決めた。
特に意味はなかったが、下道で軽井沢まで行こうとなった。
既に雨風は少し強まっていて、途中の道からは土砂降りになり、前の車のテールランプを見て付いていくようにして運転するしかなかった。

軽井沢の直前の峠に差し掛かる頃には0時前後になっていて、雨はもう止んでいた。
雨の後のせいか峠は異常なほどの濃霧で、本当にゆっくり走らないと危険なほど前が見えなかった。
おそらく時速20kmも出ていなかったと思う。
「こういうときに前から車とか来たら怖いよね。」と話しかけると友人からは返事がなく、
どうしたのかと顔を見ると、ただ真剣に運転をしていた。そう思った。

峠を抜けて、適当な場所で車を止めてタバコ休憩をした。
さっきから急に友人が静かになっていたので、おそるおそる「どうかしたの?」と聞くと、
「さっきの霧の中の道のとき、おれの方を一度見たろ?」と言う。
「うん、確かなんか話しかけて、なにも言わないからどうしたのかな?って」と話すと食い気味に、「おれの横見た?」と言う。
私「横?」
友「横っつーか、車の外側の、なんつったらいいんだろ。」
私「どうかしたの?」
友「おれの真横を並走するように人が走っていて、ずっとおれのこと見てた。」
私「んー?いたかな?見えなかったけど・・・」と言いかけながら思い出そうとすると、
あれ・・・全然気付けてなかったけど、なんか・・・。
私「・・・白い服着てた?」
友「見てんじゃん!」
私「あー、霧と同化してたけど、そういわれてみるとあの時なんか視界に入った気もする。」

不安を解消するために長話をして、結局帰りは3時前になった。
怖いものみたさがあったわけではなく、単純に他の道がわからなかったのもあり、来た道を引き返すしかなかった。
ありがたいことに霧はほとんどなくなっており、見通しはいい状態だった。
峠に入るとすぐにヘアピンカーブに近いほどのうねった道になる。
さっきの話はすっかり忘れた状態でぼーっと助手席に載っていると、
左カーブのところを女性がひとりで歩いている。こんな時間に何してんだろ?と完全に呆けていた。
大きい右カーブがあり、また左カーブ、に差し掛かった時にさっきのことを思い出した!

これのことか!?と友人を見ようと振り返った瞬間、車のスピードが上がった。
友人も気付いたらしい。
私「待って、慌てると事故るよ!」
と言うと我に返ったのかスピードが少しは落ちたものの、かなりのスピードであっという間に峠を抜けて、しばらく走った先のコンビニの駐車場に止めた。

友「あれなに?」
私「確かめに戻る気にもならないよ。」
友「見えた?」
私「見えたけどそれについて話したくない。」

187かみゆ:2019/10/12(土) 15:29:22 ID:0Vq/iyFE0
学生時代実家に帰省した際に友人Tが泊まり掛けで遊びに来ました。深夜0時過ぎた頃当時ちょっと話題になってた空港夜景見に行ってみようか?って話になりTの車で出発元々街外れにある空港の裏手⁈に廻り込みように山道入っていくと空港の誘導灯がちょっと遠くに見えるスポットで余り大した事ないがデートでいい雰囲気になるにはいいのかな?程度で戻る事にした山道の帰り道・・前方左手に10才位の男の子が歩いていたんて私はおい、T前に子供いるから気をつけてな!と声かけTがおうと返事して問題無く通り過ぎ2〜3カーブ曲がると・・あっ!!と一声上げ脇道に車の頭入れ停車したTに私はおいどうした急に?と私が声掛けるとおい見てみろ。と急にヘッドライト消すT・・すると辺りは漆黒の闇・・その山には一切民家も無く山道に街灯一切無いんです。しかも時間みると最早深夜1時半・・するとさっきの子供はこの真っ暗闇の中一切の灯り持たずこの深夜1人で山道歩いてるのか?と気付いた途端に鳥肌・・兎に角慌てずにとTに声掛けガグブルしながら帰宅。しかし不思議なのはあの時間に子供が1人山道歩いてるだけでおかしいと思って当然だろうに何故か全く疑問に思わず通り過ぎた事ですね。※一応後日談としては2人共にあり私の方は別の友人宅経営の喫茶店に行ってその話すると、どうやらそこは地元の心霊スポットと有名らしく交通事故で亡くなった子供の霊が出ると言われてるとの事でした。一方Tの方も別の友人と昼間に私と別の友人と深夜幽霊らしき子供見たと山に車で行ったが昼間で感じが違いどの辺りだったかなーと探していると友人がもしかしてこの辺りじゃない?と言われて見るとどうやら見た場所らしく、どうして分かった?と聞くと友人がほら!と指指した先には交通死亡事故現場の看板があっあそうです。まぁ現実見ただけで心霊とは特定できない話なんですがね(^_^)

188ふらんつ:2019/10/13(日) 19:28:10 ID:???0
怖い話ではないのですが、
子供の頃からずっと同じ女の人が出てきてたんです。
不思議なものでこの女の人が出る夢はすぐに忘れることはなく、不思議とある程度は記憶に残っています。
年齢は同い年ぐらいで、自分の年齢と一緒に彼女も成長していきました。
会話の詳細までは覚えてないのですが、いつも他愛もない会話をしておりました。
場所は様々で有名な観光スポットだったり、よく知らない場所だったりしました。
23歳の時、いつも通り彼女が夢の中に出てきました。
この時の会話はよく覚えてます。
彼女は
もうすぐ会えるね
と、いってきたのです。
え?今もあってるじゃん。
違うよ。本当に会えるの。来年の夏、〇〇に来てね。絶対だよ。
その後も夢の中に出てくるときは必ずこの場所を口にしておりました。

翌年、私は言われた場所に向かいました。
彼女がいました。
夢の中でなく、間違いなく、現実に彼女がいました。
向こうも私を見つけると、ニッコリと笑って私の方に来ました。
ようやく会えたね。
そうだね。
どっか喫茶店にでも行こ。外は暑いよ。

喫茶店に入り、彼女は色々と私のことを聞いてきました。仕事のこと、プライベートな事、私も夢でよく会うからか、不思議と初対面な気がせず、会話は途切れることなく会話し続けました。
しかし、ついに私から夢の中の話をしました。
一体どういうこと?
私はこの世界の人間じゃない。詳しくは話せない。
彼女はその一点張りでした。
自分の頭がおかしくなったか?
と思いましたが、店員も注文の時に彼女と普通に話していたし、店に入った時には間違いなく、お二人ですか?とは聞かれた。水も二つある。

色々は話せないけど、どうしても会いたかったし、伝えたいことがあるの。
〇月〇〇日、絶対に車に乗らないで。

私は不動産建築業界にいたので、出勤の日は必ずと言ってもいいほど、社用車を乗っていた。携帯でカレンダーを見たらその日は出勤の日だった。

ね?お願い。絶対に車に乗らないで。

私は承諾した。
その後、近くを適当にぐるっと回った。
日も暮れ、この後はどうしようかと悩んでいると、
ねぇ、これちょうだい。
と、私の首につけていたネックレスを指した。
ネックレスと言っても、肩こり対策の磁場とか出てるやつ。ファイテンとかそう言った類のもの。
いいよ。
私はそう言うと首から外し、彼女の首につけてあげました。
全然お洒落なデザインではないし、彼女に似合うかと聞かれれると、女の子なんだからもっと可愛いやつつければ?と言ってやりたくなる。
彼女はその日のうちで一番の飛び切りの笑顔を見せ、
ありがとう!約束守ってね!
と言うと走り出しました。
人混みに消える彼女を私は探すことなく、帰路につくことにした。
もう、会えないんだろうな。
不思議とそう思った。

彼女に言われた日、私は仮病を使い、休むことにした。
特に何もせず家でダラダラと過ごした。
そういえば、彼女、夢に出てこなくなったな。大体月一で出てきた彼女はあの日から夢の中ですら姿を消したのです。

翌日出勤すると、すでにいた社員に前日に交通事故があったことを聞いた。
トラックとうちの社用車の交通事故でした。
乗っていた社員は後日死亡。
社員は現場の写真を撮りに行くところだった。

その日の夜。私は夢を見た。
彼女を探す夢だった。
夢の中で彼女の部屋に行った。
そこでも彼女はいない。
テーブルの上にあるメモ紙を見つけた。
綺麗な文字で
今日を迎えられたことがどんなに幸せなことか。こんなに怪しい私を信じてくれてありがとう。

それ以降、私は彼女に関係する夢を見なくなった。
最後にみたあの彼女の笑顔。
私は忘れなれない。
ありがとう。さようなら初恋の人よ。

189不思議な名無しさん:2019/10/15(火) 16:59:12 ID:???0
>>188
すごい!!これ体験談ですか?

190不思議な名無しさん:2019/10/18(金) 12:12:35 ID:???0
>>188
いい話だけど代わりに亡くなった人がいるところがすげー怖いわ

191偶然でしょうか:2019/10/23(水) 12:21:34 ID:3dSC6AO20
思えば7年ほど前から始まったのだと思います。始まりは、仕事帰りの駅前でいきなり腕を掴まれ「○○!(人の名前)」と叫ばれたところから始まりました。
しばらく私の顔を見ていた相手の方はびっくりした様な顔をして「すみません。妹に似ていたので」と去って行きました。この時は人違いかとさほど気にしていませんでした。

数ヶ月後にまた人違いで声を掛けられました。そのまた数ヶ月後にも…この時に初めて私は違和感をおぼえたのです。
相手の方は50代位の男性でした。私の肩を掴んで「母さん」と言ったのです。私が「あの…」と言うと「すみません。母だと思って…あれ?おかしいな?全然似てないのに…」と言いました。似てなくて間違えられるものなの?という思いと男性のお母さんならおばあさんのはずじゃと言う思いは私に何とも言えないモヤモヤした思いを抱かせました。

その後も半年に1回程度、人違いで声を掛けられています。名前を呼んで私に走り寄ってくる人もいました。その名前が男の人の名前だったので私の中の疑問やモヤモヤは膨らみました。

でも怖いと思い始めたのはこの1年なのです。
祖父が入院したのでお見舞いに行った私に「〇〇!あぁ、会いに来てくれたんだねー。久しぶりだね。もう戦争は終わってご飯もいっぱい食べれるよ」と言ったのです。〇〇は祖父の1番下の弟の名前で幼い頃に亡くなっています。私がおじいちゃん?と声を掛けると祖父は「あれ?〇〇がいたと思ったのにおかしいな。」と首を傾げていました。そのすぐ後に祖父は亡くなりました。
同時期に子どもの同級生のお母さんにも亡くなったというお父さんに間違われました。
そのお母さんもその後、不幸な事故で亡くなられました。
これは偶然でしょうか?今までの人違いも皆亡くなった方に間違われていたのでしょうか?また間違えた方は無事なのでしょうか?

192不思議な名無しさん:2019/10/24(木) 13:11:33 ID:???0
大学に入学して数ヶ月の頃の話です。
私は地方から大阪の大学に進学したのですが、近所のホームセンターの里親募集の張り紙から子猫を引き取り、猫と住んでいました。
猫は非常に人懐こく、私が部屋を移動すると後ろをついてきて、トイレの際もドアの前で私を待っているような性格でした(余談ですが今は違います。かなり図太く成長しました)。

家の間取りは、玄関を入ってすぐに広めの廊下が広がり、そこにキッチンが設置されていて、またトイレや浴室に繋がる扉がそれぞれあって、廊下の奥に一部屋あるといった形です。
部屋と廊下を繋ぐ扉は引き戸で、猫は自由に扉を開けて移動していました。

ある日、私は猫が寝ているタイミングでスマートフォンを風呂場に持ち込み、半身浴をしていました。
しばらくすると浴室の磨りガラスの下方右端を白いシルエットがガリガリと爪で引っ掻き始めたので、私は「起きたかあ」と思い、シルエットに向かって「あと20分くらいで出るから部屋で待ってて」と声をかけました。
当時の猫は私がお風呂に入るたびにこうやって早く出るように催促してきたので、私もすっかり慣れていました。
声をかけてからも少しの間は扉を引っ掻いていたものの、5分もするとさすがに諦めたようで、気づけば白いシルエットはなくなっていました。

私は読みかけの漫画を読んだりまとめサイトを見たりしながら半身浴を続行し、気づけば猫に向かって約束した「あと20分」を大幅に超え、気づけば1時間ほどが経過していました。
さすがに慌てて湯船から出てガラス戸を引くと、廊下に猫の姿はありません。
なかなか出てこない飼い主にしょんぼりとして部屋に戻る猫を想像すると可哀想になり、私は急いで身体を拭くと部屋の引き戸を開けて部屋を覗ました。
すっ飛んできて私にくっついて回る猫を想像していたのですが、意外にも彼は私の枕の上ですやすやと眠っており、私が入浴する前とほとんど変わらない姿勢を保っていました。

私は違和感を覚えました。
うちの猫は部屋と廊下を繋ぐ引き戸を自分で開けることができます。
しかし、閉めることはできません。
ところが私が部屋を覗くために引いた扉は、その時点できっちりと閉まっていました。
私が入浴する前とまったく同様に。

猫は部屋から出ていないのだと気づくと、私はほんのり背筋が冷えるような心地がしました。

では、あのとき磨りガラスの右端に見切れるようにして爪で引っ掻いてきたのは、一体なんだったのか?

怖さは確かにあったのですが、もともとホラー映画などを好んで見るタイプだったこともあり、時間が経つにつれて興奮した気持ちになりました。

翌日大学に行くと、友達に前夜の話をそのまま語って聞かせました。
多くの友人たちは「めっちゃ怖いやん!」と怯えてくれて、私としては面白いネタができたなという思いだったのですが、友人の一人が神妙な顔でこう言ったときには初めて本気でぞっとしました。

「20分であがらんくてよかったなあ、絶対そいつ待っとったで」

193不思議な名無しさん:2019/11/05(火) 15:35:20 ID:mopfQVYE0
>>192
うわぁ、怖ぇえww

194不思議な名無しさん:2019/11/05(火) 16:21:32 ID:mopfQVYE0
自分が高校生の時、寮で暮らしてまして、部屋の間取りはユニットバスとワンルームのこじんまりした感じでした。
高校は、田舎の自称進学校だったんですけど、夜の10時まで寮生は教室で自習してから帰宅みたいな生活だったんですね。

で、いつからかは分からないんですけど、ちょっと怖いというか不思議なことが起こり始めまして、自習が終わって部屋に戻ってトイレに入ると、トイレの水が溜まってない所?(洋式トイレだったんですけど、水の貼ってない陶器の部分)にトイレットペーパーが2つ折りにして置いてあるんですよ。しかも、毎日。
朝部屋を出る時とか夕方には絶対に無いのに、夜10時に部屋に戻ってトイレに行くと必ず置いてあるんですね。

イタズラにしても意味分からないし、そもそも部屋の鍵は閉めてるんで、当初はめっちゃ怖くって寮長に部屋変えて貰えないか相談もしてました。
けど、他の部屋の空きがないし特に害もないってことで我慢してくれって言われまして、
部屋帰る→トイレ行く→トイレットペーパー見つける→とりま流す、みたいな生活を続けてました。
んで、やっぱ人間って慣れるもんで、最初は怖くても途中からルーティンになってしまって、それが数ヶ月続いたんですけど後半は無感情に流してました。笑

で、ある日いつものように部屋に帰ってトイレ向かって、便器の中覗くといつものトイレットペーパーが無かったんですね。
あれ?、、、、、ってなって、
思わず「今日は置いてないのか、」って呟いて、用を足して、水を流して、トイレの外に出たら、
玄関マットの上にトイレットペーパーが2つ折りにして置いてありました。

ゾワゾワゾワッときて、すぐ布団に潜り込んで毛布頭から被って震えてました。何故かそれ以来、トイレットペーパーが置かれることもなくなって、本当にそれっきりだったんですけど、いまだに夜にトイレ行く時は身構えます。

195不思議な名無しさん:2019/11/10(日) 15:58:06 ID:XFjhSUtY0
おっかぁ

196不思議な名無しさん:2019/12/14(土) 13:17:46 ID:TE5RTc/M0
22:00晩秋。
公園に着いた私とAさん。
入口には灰色の猫が座っていました。
Aさんはよろしくね。と猫に一言。
私がかわいい猫ですねと言うと猫は脇の茂みへ姿を消しました。
私はこの時まだ何も感じず、これから始まる観光にワクワクしていました。

首里

Aさんは職場の40代のおばちゃんで沖縄に来たばかりの私を気にかけて色々な場所へ案内してくれました。
仲良くなるにつれおばちゃんには

197不思議な名無しさん:2019/12/14(土) 17:01:38 ID:TE5RTc/M0
不思議な感覚、いわゆる霊感があることを聞きました。
沖縄にはそういう方が多く職場でもたまに怖い話、見た話で盛り上がったりしました。

ある日Aさんに誘われ仕事上がりに首里城のライトアップを見に行くことになりました。
猫に会った後園内を散策しました。
ライトアップは石垣のみで他は普通の広い公園です。
気温は20℃以上あり鬱蒼と茂るヤシの木の林とオレンジの街灯がどこか沖縄らしくて楽しかったです。
オフシーズンで人も全くおらずAさんと世間話をしながら公園を1周することにしました。
5分も歩くとなんだか道が暗く感じました。
Aさんがふと足を止めるので視線をAさんから正面に戻すと先程の猫が3m先に座っていました。
あれ?さっきの、とAさんを見るとAさんは私に「良くないものがいるけど大丈夫。あの子について行きましょうね。森へはどんな事があっても目はむけないでね。」と言いました。
はあ…?と頷きましたがさっぱりなんのことか。
猫が歩き始めると私達もつられて歩き始めました。
すると道の左を黒く覆うヤシの林から明らかに人1人の足音がします。
え?と振り向こうとするとだめ!!とAさん。
冷や汗が身体を冷やしました。
足音が付いてきます。
猫がそちらへにゃーと一定の間隔で鳴きます。
Aさんは世間話を続けてくれましたが全く頭に入りません。
3分ほど歩いた時足音の主がぼおい…ぼおいと声を上げた様に聞こえました。
私は怖くて怖くて過呼吸気味になりながらAさんを見るとAさんも猫をみながら「ダメみたいね。走れそう?すぐ出口だからがんばるのよ。絶対に森は見ないで。」と。
走らないと。
猫へ視線を戻すと猫が走り出しました。
私も無我夢中でかけ出します。
すると足音も駆け出しました。
足音は1人分ではなく何百、何千といるようでした。
ヤシの森がドドド…と揺れその数千の何かが私と並走しているのを感じました。
Aさんが大丈夫よ、とかけてくれる声が私の意識を戻してくれるようでした。
足音は出口に近くなるにつれ小さくなって行きました。
公園は広くなくいつの間にか私達は園の外にでていました。
途中から必死で記憶もなくただ怖くて私はAさんと抱き合いました。
落ち着いた頃にどこからともなくにゃーと声がしました。

その日Aさんの家に泊めてもらい話をすると私はどうやらどこか病んでいるようで、そこの弱さが今回の原因となったのでは?と言いました。
次の休みに病院へ行くと女性特有の病でまだ初期症状ではあるものの早めに来て良かったと言われました。
すっかり今では元気になり、霊感とは無縁ですが。
沖縄の思い出です。

198魚魚:2021/01/27(水) 14:18:53 ID:???0
夏に火の玉を見ました‼️
学生時代に(まだエアコンがない時代)窓を開けて窓際にベッドを設置していました。
ボーっと何気なく夏の夜中に外を見たら、白く朦朧体の火の玉?らしきモノが、近所の家の頂上付近でふわふわとと飛んでいました。‼️

ヒエー❗️
と思いつつ、怖いもの見たさでついつい火の玉を追いかけてしまい、初めての霊体験19才。
心電図の様に上下をゆっくりと、浮き沈みして、左から右に移動するのです。
私は窓の策に目線を隠して、自分の存在を隠しました‼️

人魂が通り過ぎるのを、待ちました。

数分経って、もういいだろう……と思い、窓の策に戻して再び外に目線をやるとなんと、人魂が策の位置から動かないで私が覗き込むまで、待っていたのです。

私の思考を見透かして‼️

私はギョッとしました。
何故、私の心を知ってるんだろうと。

霊界は人の心が全て映し出される所、
そういう不思議な世界を体験させて貰うチャンス?だったと思います。

2つ目は

またもや人魂です。
その後、忘れかけた頃にまた出現したのです。
夜中、家族が寝静まり、私が深夜までテレビを観て遊んでました。
すると、田舎のガラス窓の外に映る光が動いているのです。‼️

車が通り過ぎると、家の庭木の影が移動しますが、そういう影の動きではないのです。
車も通らないのに、白い光がウロウロと、しかも最初に見た時の動きとは全然違うのです。

スピーディーに上下、左右に右往左往したり、八の字で移動して、とても忙しく動いて飛んでいたのです!
人魂のサイズも凄いのです!

車のハンドルのサイズくらいの大きさだったのです!
私は恐ろしさの余り、直視する事が出来ませんでした。
テレビをずーっと気づいてない振りをしながら観ていると言った風
に知らん顔をして、魂の様子を伺ってました。
音もなく静かに動き続ける人魂。

本当に不気味でした。

私はだんだん恐怖を感じて、2階の部屋に駆け上がり布団の中に潜って眠りにつきました。
気づくと何事もなく朝を迎えましたが、心霊現象は本当にあるのだと、体感したのです。

199魚魚:2021/01/27(水) 15:57:05 ID:???0
私が育児中に体験した不思議な事。
娘が3才〜5才の頃の時期に、とても奇妙な事が数々ありました。
車の運転中に後部座席に座っていた娘が、大人がいない後ろで誰かと話をして遊んでいるのです。

そうかと思うと、車の前の所に誰かが座っていたり、車の天井にお爺ちゃんと、お婆ちゃんが座ってて、車の中に頭を逆さにして社内の私達を覗いて見ていたと言うんです!
また、娘は人のオーラが見えてて私が仕事中に(イオン内)見つけると、私が隠れたり現れる度に、私のオーラの色が赤になったり、黄色になったり、青色になったりして変わると言うのです。

私は笑い出して、人を信号機みたいに言うな🎵と話して笑ってました。
思考や想いによりオーラの色が変わるんですね。
1日中、同じオーラの色だと思ってましたが、瞬時に何度も様々な色に、代わる代わる変化する。

私達は虹色人間か、ネオンサインみたいに、移動する繁華街のお店みたいです。(笑)
おもしろ……
生きてても楽しい人間ですよ。

人生は以外にスピリチュアルで楽しめる所でした!

200魚魚:2021/01/27(水) 15:58:20 ID:???0
私が育児中に体験した不思議な事。
娘が3才〜5才の頃の時期に、とても奇妙な事が数々ありました。
車の運転中に後部座席に座っていた娘が、大人がいない後ろで誰かと話をして遊んでいるのです。

そうかと思うと、車の前の所に誰かが座っていたり、車の天井にお爺ちゃんと、お婆ちゃんが座ってて、車の中に頭を逆さにして社内の私達を覗いて見ていたと言うんです!
また、娘は人のオーラが見えてて私が仕事中に(イオン内)見つけると、私が隠れたり現れる度に、私のオーラの色が赤になったり、黄色になったり、青色になったりして変わると言うのです。

私は笑い出して、人を信号機みたいに言うな🎵と話して笑ってました。
思考や想いによりオーラの色が変わるんですね。
1日中、同じオーラの色だと思ってましたが、瞬時に何度も様々な色に、代わる代わる変化する。

私達は虹色人間か、ネオンサインみたいに、移動する繁華街のお店みたいです。(笑)
おもしろ……
生きてても楽しい人間ですよ。

人生は以外にスピリチュアルで楽しめる所でした!

201不思議な名無しさん:2021/01/30(土) 00:21:36 ID:???0
オーラの変色で漠然とでも人の感情や思考が解ったら便利ですね
小さい時オーラぽいものが見えてた事あるんだけど色がわかんなかったです透明ぽいっていうか
でも見える人達の話だと色があるっていうんで自分のは多分単なる錯覚だったんだと思います

202マイさん:2021/03/25(木) 15:23:36 ID:gbXN6h6g0
目を閉じると現れる人の話

昔から目を閉じると暗闇の中にぼんやりと人の顔が浮かんでくることがありました。
子供の頃は人のような輪郭がぼんやりと浮かんでくるだけでした。
しかし大人になるにつれ輪郭がだんだんとはっきりとしてきました。23歳になる頃にははっきりとした輪郭の中に目や鼻、口が浮かび上がるようになりました。
そして25歳になった頃 完全に顔を見ることが
できるようになりました。目を閉じると暗闇の中に四角い輪郭、濃く太い眉、平行二重の大きな目を持った男の顔が浮かび上がるようになりました。目を開けるとその人の顔は消えています。
26歳で私は結婚し2年後に男の子を授かりました。いつのまにか目を閉じても男の顔は現れなくなりました。ストレスだったのだろう。
そう思ってそのことはすっかり忘れてしまいました。
それから16年。息子が大人になるにつれ気がついたのですが息子の顔がどんどん目を閉じるときに現れるあの男に似ていく気がするのです。
あの子 生まれた時はそうでもなかったのに
いつのまに眉が濃くなったんだろう。目が二重になったんだろう。
息子が完全にあの男の顔になった時 何が起きるのか、今はまだ分かりません。

203<あぼーん>:<あぼーん>
<あぼーん>


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