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【怖い話】夏休み!怖い話募集!!!

117不思議な名無しさん:2019/09/06(金) 14:31:40 ID:0FJhIyL60
年中の頃から中学生まで住んでいた団地の話です。

部屋の隅に対し、斜めにブラウン管テレビを設置していました。時間にかかわらず、
テレビを見ていると視界の上の端に灰色の靴下を履いた両足が、
つま先を下に向けて立っているのを幼い頃からかなりの確率で見ていました。
他にも、子供部屋の二段ベットの上で眠っていると夢の中で脇腹を突かれ目がさめる、
お風呂から出ると脱衣所から見える子供部屋の前に白っぽい人(自分は女性と認識していた)
がいる、等々挙げきれないほどの奇妙な出来事がありました。
しかし、自分は幼かったのでそれを恐怖とは捕らえず日々過ごしていました。
それから時間は過ぎ、自分が中学生になった頃です。
その頃両親は自営業を始め、店の方に寝泊まりすることが増え、
2つ上の姉とともに自宅でほぼ二人暮らしのような生活を送っていました。
親がいないことをいいことに、姉は彼氏を連れ込み、自分は子供部屋を追い出されリビングに布団を敷いて眠っていました。

ある晩、いつもと同じようにリビングで眠っていると、突然目が覚めました。
人生初の金縛りです。つま先、指先すらピクリとも動かせずパニックになりました。
しかしそれだけでは終わらず、自分の布団の周りを誰かがぐるぐる歩き回っている音、
その上すっぽり頭まで毛布をかぶって寝ているはずなのに、頭のすぐ真横を懐中電灯のような光が走り抜けて行きました。
その直後、体の力が一気に抜けた自分はあまりの恐怖に飛び起きました。
すると、ちょうど胸のあたりに真っ黒に焦げた(自分にはそう見えました)幼い子供の顔が…。

翌日この出来事があまりにも恐ろしく、親に泣きながらあの家は無理だと訴えると、
母が顔を真っ青にして「やっぱり…。」といったのです。
どういうことか問いただすと、
実は姉の彼氏は見える人で、姉と付き合い始めてすぐから家に何かがいるということを姉の彼氏から聞いていたそうなのです。
母は過ごしている2人を怖がらせたくない、と彼氏に口止めしていたそうで…。
自分からその訴えを聞き、母は姉の彼氏から聞いたことを教えてくれました。
子供部屋には白い服を着た女性がいる、テレビの後ろには青い作業服を着た男性が…首を吊っている、と。
妙に納得してしまいました。幼い頃から見ていたあのつま先を下に向けて立っている…と思っていたのは首を吊っていたのか、と。
そして極め付けは、自分が眠っている時…必ずと言っていいほど、真っ黒に焦げた子供が自分の顔を覗き込んでいたそうです。

自分は姉の彼氏と直接この話をしたことはありませんでした。
ですから、姉の彼氏が見ていたものと自分が見ていたものが合致する…という事実が恐ろしくてたまりませんでした。
それから自分はその団地に二度と足を踏みいれていません。
その後引っ越した家もなかなかに怪奇現象の多い家ですが、
団地の比ではありませんので割愛します。

長々と失礼いたしました。


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