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【怖い話】夏休み!怖い話募集!!!
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:
不思議な名無しさん
:2019/08/13(火) 12:00:26 ID:???0
初めて書き込みます。
携帯からです。
私は、5年ほど前から内装業をしていて、去年独立しました。
今回書き込むお話は、まだ修行の身だった時分に体験した話です。
内装業は、3月4月が引っ越しが多い為に繁忙期でして、
毎年日夜関係なく納期に追われるのです。
大工なんかとは違い大きな音がでないので、日祝や時間等は関係なく工事ができますが、
近隣の方から苦情が出た際には速やかに引き上げるようにしています。
内装業を初めて約1年が経った大忙しな3月下旬。
一人で現場を任されることが増え、
その日も一人、夜遅くまで賃貸アパートの壁紙の張り替えをしていました。
かなり古いアパートで、
壁際の枠についた糊をスポンジで拭き取ると、濃い茶色に汚れます。
夜12時を少し回った頃、バケツに入れている水がかなり汚れていたので、水を替えようと手を止めました。
バケツを持ってキッチンシンクへ向かう際、ふと視線を感じベランダへ目をやりました。
その瞬間ドキッ!っと心臓が跳ね、バクバクと動悸が。
そこには柔和な顔をしたお婆さんがベランダの向こう側に立っていて、こちらを覗くようにしていました。
「こ、こんばんは…」
なんとかそれだけ絞り出すように言いました。
すると、お婆さんが
「遅くまでご苦労さんじゃねぇ。
でも、こんなに遅くまでやりょーたら
悪いもんが出るで、はよぅ帰りねぇよ。」と。
私は、ほっと胸を撫で下ろすと、
「はい。夜分遅くにご迷惑おかけして申し訳ありません。
すぐに引き上げます。」と、お婆さんに告げました。
お婆さんは、それを聞いて頷くと、
にこにこと微笑んだまま、左の方へ歩いて行かれました。
すぐに片付けを済ませ、戸締まりをしようとベランダの方へ行くと、窓が開いていません。
あれ?片付けをした時に、ついでに閉めたかな?と思いながら
部屋のブレーカーを落とし、玄関の鍵をかけて、荷物を持ち、階段を下り…
と、気がついてしまいました。
ここは3階。
急に背中がザワザワっとして、大急ぎで階段を駆け下り、車に乗り込むと
すぐに親方に電話をして、今体験したことを支離滅裂ながら話しました。
すると親方は
「そりゃー出るで、じゃのうて、出たでーじゃがな。」と大爆笑。
確かにそうだ、と思った私も思わず笑ってしまいました。
この件があるまでは、幽霊や心霊など全く信じていなかった私ですが、
この件以降、何度となく不思議な体験をしているので、
今では、やはり幽霊はいるのだなと思っています。
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