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【怖い話】夏休み!怖い話募集!!!
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:
不思議な名無しさん
:2019/08/18(日) 09:10:11 ID:CttOPLSE0
心霊系ではないのですが、私が幼稚園の頃にあった不思議な話です。
私の家は父・母・当時小学生の姉・幼稚園生の私と4人家族で、父の会社の寮に住んでいました。
その頃は普通だったと思うのですが、嫁入り道具の大きなタンス。押入れには家族分の布団。
食事は足をたためるタイプのちゃぶ台を使うなどして、狭い部屋で生活していました。
当時私は、壁のシミ・タンスの木目・少し空いているトイレの窓など何でも怖がる子供だったと聞いています。
ある日の休日、父が姉のひな人形を飾るため、押入れの天袋(屋根裏の物置)に上っていきました。
私はその天袋という見たことのない空間に興味があり、
「僕もいつかあそこに入ってみたい!」といつも下からボーっと眺めていたのを覚えています。
無事ひな人形を飾り終えた翌日、何かの拍子に姉と二人きりになり、
私「天袋に上りたい!」
姉「実は私も上ってみたかった!懐中電灯の場所もわかってる!」
と部屋遊びの延長から、上ってみることになりました。
畳んである布団をよじ登っていく姉。簡単に蓋を開けて、姉が入っていくところをボーっと見ていました。
姉の懐中電灯の光と、ゴソゴソという音が聞こえる中、
「次は僕の番だ!姉ちゃんはまだ?」と考えているうちに、急に辺りが暗くなってきたのです。
私にはよくわかりませんでしたが、姉を待っているうちに時間が過ぎてしまったのでしょうか。
不安になった私は姉の名前を呼びましたが、どこからも反応がありません。
「おねーちゃん!おねーちゃん!」
泣きながら辺りを見回すと、シミやタンスの木目が暗闇からこちらをじーっと見ているような気がして、怖くて仕方がありませんでした。
その瞬間
「ガチャン!!」と大きな音がして、観音開きのタンスから姉が出てきたんです。
そこからの記憶は曖昧なのですが、帰ってきた母にメチャクチャに怒られたのを覚えています。
先日帰省した際、姉にこの話をしましたが全く覚えていませんでした。
ただ、私が物心つく前、そのタンスが倒れてきて下敷きになるという事故があったそうです。
曖昧な怖い記憶から作られた妄想なのか、事実だったのかは今でもわかりません。
そのタンスはまだ現役で、頑張って服を守ってくれています。今でも少し怖いですが・・・。
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