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【怖い話】夏休み!怖い話募集!!!
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:
不思議な名無しさん
:2019/08/14(水) 09:55:33 ID:???0
死ぬかと思った夢の話をしようかと思う。死ぬと言っても、夢の中で死にそうになったとかじゃなくて、夢が覚めた後、あっ俺今晩死ぬかもなって思うような感じのやつだ。
ふと気づくと俺は見知らぬ部屋にいた。雰囲気的にはのび太の部屋なんか想像してもらえると分かりやすいかと思う。
それで、机の上に雑誌サイズの本が置いてあった。本の中身は最近よく聞く知育本ってやつで、小さい子供が遊ぶような、本に書いてある問題を解くような本。
小さい頃よくやったなぁとか思いながら、本を開いてみると、そこに描いてあったのは、子供部屋の絵だった。おもちゃとか本棚とかがあって、部屋の中央には男の子が立っていた。問題の内容は、
『このへやにあっちゃいけないものをけしてね!』
どうやら消ゴムで消せるインクが使われているらしい。子供部屋にゾウとかお墓とかが描いてあったら消すのかなーとか思って部屋の絵を眺めても、特におかしな点は見当たらない。
なんも変な所が無いもんだから、少し腹がたって部屋にいた男の子を消してやったんだ。お前がこの世に要らねぇんだよ!みたいな子供染みたノリで。
そうすると、腹の虫が収まると同時にちょっとした罪悪感が芽生えてくる。むしゃくしゃしてたとはいえバカなことしたなぁって、静かな部屋で一人つっ立ってた。
すると、バチッて音がして突然テレビの電源がついたんだ。そこに映っていたのは子供部屋だった。家具の配置も部屋の大きさも何もかもがさっきの絵と同じ。男の子もそこには居なかった。
テレビが急についたのも、男の子が映ってないのも何もかもが怖くて、俺はその場に立ちすくんでじっとテレビを見ていることしかできなかった。
ガチャっと子供部屋の扉が開く。女の子が入ってきて部屋の中を見渡していた。
「あれー? ○○くんどこいったのー?」
その男の子は俺が消した。心拍数がどんどん上がっていく。俺はテレビから目を離せずに、恐怖を感じていることしかできない。
するとテレビの女の子がこっちを向いた。紛れもなく俺の方を向いている。その顔に表情はなく、俺をじっと見ながらゆっくりと腕を伸ばし、俺を指差して、
「全部お前のせいだ」
その瞬間、心臓が握られたような感覚と、くそでかい耳鳴りがして、目が覚めた。
今日俺は死ぬんじゃねぇかと本気で思ったし、未だにあの女の子の顔が忘れられない。
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