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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1
1
:
『語り部』
:2015/06/05(金) 00:13:53
『ヨハネスブルグの虹』専用スレッド。
関連スレ:
【ミ】『黄金町の夕闇』 その1
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1313768626/
【ミ】『黄金町の夕闇』 その2
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1421852015/
538
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/10/29(木) 14:20:39
>>535
(紫以下のレスを訂正)
愛川の眼前で、『カバ』に襲われる紫!
「あっ! 紫さん、あぶなーい!」
愛川はその場で立ち尽くしたまま叫ぶ。
カバがこちら側にきたら動けるように心構えをしておく。
539
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/10/29(木) 18:29:18
>>531
(『蛇』『蠍』そして『カバ』『サイ』……スヴァルト氏の能力は
『アフリカ大陸の生物の使役と召還』というところか)
声に出したい所だがそこまでの余裕はなさそうだ。
すぐにも襲ってくるかと思ったサイが予想以上に慎重だった。
これなら『機能』カートリッジを作製した方が有効だったかも知れない。
逆に迎撃の目処はついた。
『F・O・Q』とサイから目を離さずサイの『角』の下部根元目掛けて
『F・O・Q』サイの『角』の射程ギリギリで屈み全力で拳を打ち抜き
両足で姿勢を支えぬく(パス精ABC)。
狙いが明確なら精密性は『普通』であれば狙うこともできる、
そしておよそ哺乳類系の動物の『角」はその根元部分で
皮膚への負担軽減の為脆い構造になっている。
『体当たり』を抑制できるかは五分五分だがつまりその場合
サイの頭部を『F・O・Q』の『右腕』が『串刺し』にする訳で
スヴァルトの『操作』をもってもサイがその苦痛に耐えられる確率は
高くはないだろう。
540
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/10/29(木) 22:21:20
>>531
(上手く行った。後はこれを気づかせず、どうにか勝つ……。)
「風切り音……!」
小さくつぶやいて右手側に飛び退いて避けたい。
と同時、左足による足払いで八木アンテナをモナリザの足にひっかけて転ばせたい。
但し、回避の邪魔になるようなら八木アンテナの設置も解除する。
541
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/10/29(木) 23:26:30
>>531
(質問)
・隣部屋のスピーカーは見える(た)?
・あるいは
─窓窓─┬─ 窓窓 ─┬─窓窓─┬
| |調査組 |
| 穴 |
| | カバA .|
| | |
サイ穴 エ|高 穴カバB
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄扉 ̄ ̄ ̄ ̄扉 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今このような状況だとして、
エイノーの居た部屋と調査組が拠点にしているこの部屋のスピーカーは何処についていた?
542
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/29(木) 23:33:36
>>541
(高遠、回答)
スピーカーの位置は、どちらも扉の右横すぐの天井。
埋め込み式ではなく、独立している。
東の隣室のスピーカーはここからは見えない。
これは壁の穴が天井まで達せず、
中途半端に残った部分が、天井近くの視界を妨げている為。
543
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/10/30(金) 00:50:08
>>542
回答感謝
>>530
(GM)
今更ながらに悟る。
『こちら』がダメージを受けても、『クレモンティーヌ』には傷がいかないのだと。
そして、出血や骨折、動かしすぎれば解除後動けなくなるほどの筋肉痛はあれど、
動かしてもらっている間は『動かせる』事を。
「…………二匹目…!」
絶句から頑張って立ち直り、しかし簡潔に、状況を叫びながらテンポを上げる。
こちらをふっ飛ばしてくれた方をA、今出てきた二匹目をBとすると
俺の手でも止められないとAに対して言った。
つまり制御はある程度してるわけだ。蛇、サソリと同様に。
そうなるとBは人が操作するような感覚で、カバも攻撃をしてくると見る。
A、つまり暴れだした1匹目を紫が銃撃で止めるつもりのようだ
どうにかしてくれることにかけ、Bこと2匹目を狙う。
現在コイツは現れでた状態。
入ってきたではない。つまりはまだ穴のなかだ。
……カバを正面から見ると、巨大な『口』が真っ先に見える。
狙うとしたら、噛み砕かれて踊り強制解除及び足切断とならぬ様『下顎』か。
回転をかけ、接近にタイミングを合わせて顎を横薙ぎに蹴る。
頭突きなども警戒しておきたいし、噛みつかれないよう下段を意識しておきたい。
下段から蹴り上げ気味にカバBの下顎を狙いたい。
蹴り終わると同時に離脱を試みる。出来ればカバAの側面か背面に近寄りたい所。
544
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/30(金) 02:52:27
>>534
(紫)
暴走──まさにその言葉がふさわしい、赤銅の突進。
紫には知識がある・・・・だが、当然、カバと対峙したことはない。
だが、知識を足場にし、戦いを有利にすることは出来る。
銃を構えなおし、照準を残されたカバの目へ。
ジャキ
ズギュゥ────ン!
バス!
目前に迫る、死と同義の猛獣にも怖気づかず、
『明智小五郎』の腕前で放たれた弾丸は、見事、カバの目を貫き通した。
即座に、西方向へ回──
ド ド ド ド ド ド
眼前を覆う赤いカバの頭部を見た瞬間、紫は理解した。
これはもう、避けられない。
近距離で突っ込む大型の獣に対し、
銃撃を浴びせた上で回避するというのは──虫が良すぎた。
「野生の獣のほとんどは、目に頼らない。
嗅覚と聴覚で獲物を捕らえ、襲い掛かる」
── ド ゴォオ !
わずかに体をずらし、直撃を避けるのが精一杯。
左腕、左肩、左胸がひしゃげ、無数の肉と骨が断末魔を叫ぶ。
背中に感じる壁の圧力。挟まれる。潰される。
その剛圧が、突如にして解放された。
ゴッバァ ア ア ア ア ア ン !!!
眼前にはぶち抜かれた壁の穴。
勢いあまり、脚の下を通過していくカバ。
靴の下には、何もない。
手も足も、何にも触れていない自分がいる。
──重力に引かれる。
ここは校舎の外だ──壁ごとぶち抜かれ、放出された!
(壁までの距離、『2m』。落下開始直前)
>>532
>>537
(小角)
愛川の叫びから、自身の失敗に気付く小角。
至近距離では、『液蜘蛛』の良さはスポイルされてしまう。
だが・・・・状況はかつてないほどに逼迫している。
ミスを引き摺る余裕すら、与えてはくれないほどにだ・・・・!
紫に突進するカバと銃声。
最大限の注意を払いながら、小角は『今、出来ること』に方針を切り替えた。
「……テーマ変更だ!」
新たなテーマは、『現在のスヴァルトの居場所について』。
『コイン』に指を置き、テーマを決める。
他に頼む余裕はない。一周目は小角だけだ。
>『スヴァルトは現在、この秋映学園内のどこかにいる』
ルルル・・・・
──『YES』。
『コイン』は迷うことなく、真実を告げた。
スヴァルト:
「ルンクスの調査を止め、オレに敵対するか。
調査の終わりを待つ約束は、これで破棄だ。
──オレに従わぬ者には、死あるのみ」
「ルンクスの『嫁』や、他の連中の邪魔が入る前に・・・・だ」
>>535
>>536
>>538
(愛川)
自身の非力さに切り裂かれながら、その痛みを小角にぶつける愛川。
その刃が自身に向けられている自覚はあるが、
やり場のない感情を吐き出さずにはいられなかった。
そんな愛川の言動を、スピーカーの声は冷然と嗤う。
「調査は失敗。護衛は油断。
挙句の果てに、敵前で仲間割れか。
『ヨハネスブルグ』なら、一夜も明かせず全滅する程度だな。
──脆弱な国土には、脆弱な民族が生まれる。
『ジニ』がまさにそうだ・・・・
まして、戦いを拒絶した連中の『力』など」
「愛川・・・・だったか?
おまえは、そこで唯一人、己の無力を噛みしめて・・・・・・・『死ね』」
545
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/10/30(金) 03:43:34
>>539
(エイノー)
突進するサイから、エイノーは冷静に能力を読み取る。
怪我は最悪だが、痛みが麻痺している分、
かえって頭は冴え、回転している。
『フィストフル』を前にしても、サイの動きに変化はない。
猪突猛進──まさにこの言葉のままだ。
そこに『知性』や『使役側の意思』は感じられない・・・・
ありていにいれば、極めて大雑把な攻撃なのだ。
ド ド ド ド ド ド
───ゴ ア!
ド ゴ オ ッ !
故に──『フィストフル』の拳が、
狙い通りに角の根元にめり込むのは、当然の結果だった。
流石の突進力、エイノーもろとも壁に背を押し付けられたが、それだけだ。
ボジュウウウウウ・・・・!
急所を突き破られ、巨獣は声もなく崩れ落ちた。
大量の血が床とサイの白い皮膚を染めるが、
横たわったサイが動かなくなると、まずサイが、ついで血も薄れ、消え去った。
後には足を投げ出したエイノーだけが残される・・・・
ようやくにして、痛みが蘇り始めた。
>>543
(高遠)
紫に迫る一匹目を追うのは無理だ。
壁の穴の向うに現れた二匹目のカバに狙いを定め、踊り始める。
机を片し、アンテナが解除されたおかげで、『踊り』に十分な床は確保されている。
──♪ ギュン!
──?
ギュン!
圧倒的な芸術性と破壊力。
それを体現する『不滅の踊り子』を前に、カバは悠然と穴を潜る。
そこへ──
ギャ ルンッ!!
遠心力をたっぷりと乗せた回し蹴りが、逆袈裟に炸裂した。
狙いは『下顎』。
草食獣の中でも特筆すべき強度と骨格、そして脂肪を備えたカバの顎は──
ボギ! ベギン!!
ベシャァア!
『オッガァアアアア────ッ』
渾身の一撃の前に、あっけなく破壊され、血と肉をばらまいた。
顎が馬鹿になったのだろう。開きっぱなしの口に、へし折れた牙。
床に顎を垂らしたまま、さすがの巨獣も穴を数歩戻り──
『ブォロォオオオオオ〜〜〜〜ッ!!!』
──そのまま、高遠へと突っ込んでくる!
その速度は落ち、離脱していた高遠には余裕十分。
だが、回転中一瞥した、紫側の状況は最悪だ──
カバもろとも、北の壁を窓ごとぶち抜いて、飛び出している!
>>540
(青田)
────バッッ!!
風切り音に反応し、素早く右に飛びのく青田。
ゴギ ィィ ン!!!
耳を奮わせる殺人的な音に戦慄しながら、
左足の『八木アンテナ』の先端を引っかけるように払い、足払いを狙う。
一つ間違えれば、残された足を砕かれる危険な賭けだったが──
ス
予想外──!
アンテナは何の感触も伝えず、空を切る。
『モナ・リザ』の視界から想定される間合いから考えて、外すとは思えない。
視界のブレから、跳躍したり避けた様子もないが・・・・攻撃は『空振り』した。
『モナ・リザ』の目が、ポールの突き刺さった床から、青田へと移る。
ガゴォ!
ガララ……
これはポールを抜いた音か。
青田の背を伝う、冷たい汗。
今の攻撃は、前兆があったから避けられた。
だが、敵の攻撃は、すべてが視界に収まるものではない。
見ない位置からあの凶器を振られた時──確実に避けられるのか?
そして何故、自分の攻撃は空ぶったのか──?
「敏捷ですね。ネズミのように」
ゴ ゴ ゴ
「ネズミは──嫌いです。
すぐに潰して差し上げます」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
546
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/10/30(金) 06:38:00
>>545
「そし……て……鍵は、『太鼓の音の反響』……かね」
とりあえずどの程度の声が出せるかと体の動きのチェックの為
身を起こそうと試みる。
そのための一環として自身の上の瓦礫で手頃なのを一つ
『F・O・Q』に拾わせこの部屋のスピーカーに投げつける
(パス精ABC)。
とりあえずは『自身の状態』だ、そこを正確に把握していないと
他のメンバーへの手助けも適切に行えない。
547
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/10/30(金) 22:45:32
>>544
(GM)
「カッ………………ッ!」
肺の中の空気が、全て外へ逃げていく。
悲鳴を出す、なんてことすらできない。
大質量に潰され、壁に押し付けられ、吹き飛ばされる。
> ゴッバァ ア ア ア ア ア ン !!!
「………………ッ!」
(―――――行けると、思い、ましたが)
悲鳴は出ない。
息を吸うことも、できない。胸をやられたからか?
単に、ダメージを負いすぎたか?
――――即座に判断できるほどの実戦経験は、紫には無い。
今の攻防の明暗を分けたのも、その経験の欠如が要因だろう。
武器はある。技術はある。知識もある。だが、『知恵』だけは手に入らない。それが『アームチェア・トラベラーズ』。
(ともあれ、落ちる、わけには)
『憑依』を解除し、急ぎ『アームチェア・トラベラーズ』を再発現。
そのまま『アームチェア・トラベラーズ』に身を委ねて着席。飛行し、壁の穴から元の部屋への復帰を試みる。
紫と『アームチェア・トラベラーズ』の間にダメージフィードバックは無い。どれだけ紫が負傷しようと、問題なく飛行可能と言う事だ。
なお、同時に自分の負傷状態の確認も行っておく。
腕は、脚は、動くだろうか? 胸のダメージはどの程度深刻だ?
548
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/10/30(金) 23:41:33
>>545
「う……っ!」
カバが止まらなかったか、二度目ではひるませきれなかったか
どちらにせよかなり、まずい。
しかしこちらはこちらでカバBの対処をしなければならない……!
後必要なのは、急所となる頭部への攻撃、
そして警戒するべきは、確か原付よりも早い突進、上体を起こしての踏みつけか。
しかし遅くなったのであれば武器で有る突進の威力は落ちるだろう、
やはり最大の警戒は踏みつけだ。
今度は逆袈裟の動きではなく、真横へ水平に払いたい。
接触させる攻撃役は(先ほどは明記し忘れたが)パートナーと化した高遠で行う。
そのままこちらへ攻撃に来た場合、狙いは頭部、難しければ鼻っ面だ。
上体を起こされると頭が狙えない為に、狙うのは踏みつけようとする足になる。
どちらも真横ならある程度は狙えるはずだ。
頭部を狙えたら絶命させるか、あるいは立ち上がられたら転倒位はさせたい。
549
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/10/30(金) 23:46:45
>>544
(GM)
「……う、そ、それは……!」
ゴッバァ ア ア ア ア ア ン !!!
「えっ……」
「あ……!?」
愛川への反論に窮し、紫が壁から飛び出し。
そこに、スヴァルトの宣告が下る。
「…………な、な……何が待つ、だ! 何が敵対だ!
ここまで散々暴れておいて……今さらどの口が言う!?
ど、どうせきみをどうにかしなきゃ、調査にならないんだ!」
事実、スヴァルトは約束を守っていた。
小角への攻撃はない――しかし。
小角 宝梦は『弱い』探偵だ。
弱いから、自分さえ安全で、調査できればいいとは思わない。
そして、弱いから、今ここにいるのだ。
危険なヤマに、情だけで顔を突っ込んだから。
・・・・恐怖はある。
「質問だ……」
だが、もう、とっくに麻痺している。
外壁に空いた穴に、視線を向けつつ――
「『スヴァルトは今、秋映学園内の放送室にいる?』」
校内放送をするための部屋なら、名称などは問わない。
この建物に放送を流せる場所は、それほど多くないはずだ。
(現在の出費額:20万)
スヴァルトの居場所が分からない限り、防戦一方。
それではいずれ、全員死ぬ。仮にルンクスを調べ終えても、死ねば終わりだ。
(しかし……ほ、他の連中だと? まだ来るのか……!?
くそっ、イルソン君……きみはいつも優秀過ぎて、わたしを苦しめるっ。)
(……久しぶりに、きみの力を忌々しく思うよ。)
他の連中。これ以上敵が増えたら本格的に終わりだ。
その根源にあるのはやはり――この、手元の相棒なのだろう。
550
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/10/30(金) 23:49:49
>>545
「――ッ!?スタンド物質がすり抜けた!?馬鹿な!能力は発信欲求の筈……!」
そう言いつつも右後ろに飛び退いて攻撃範囲から逃れたい。
モナリザが左手から右手に持ち替えていない以上ポールは左手に持って居る筈だ。
(いや、落ちつけ、能力は『流れ』である事だってある、『トライブ・コールド・クエスト』だって、
一つの流れを主軸、能力としたスタンド。それにそう、先ほどの立ちふさがりにアンテナ投擲、
あれはモナリザが手ずからどうにかする必要があった。共通点は――)
「認識していなければ干渉できない……?」
551
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/11/03(火) 01:16:00
>>544-545
>「調査は失敗。護衛は油断。
> 挙句の果てに、敵前で仲間割れか。
> 『ヨハネスブルグ』なら、一夜も明かせず全滅する程度だな」
「(そ、その通りですけど・・・
わたしなんてジャングルでは生きられないかよわい生き物……
小角さんに当たるなんて私は最低ですけど)」
スヴァルトの的確な罵倒に、愛川の心が傷つき、萎びていく。
それは『諦め』、そして『敗北を認める』こと。
精神から発現される『スタンド使い』としての――『再起不能』としての証。
>「愛川・・・・だったか?
> おまえは、そこで唯一人、己の無力を噛みしめて・・・・・・・『死ね』」
「…………(そう、それもその通……)」 | 「『いやだ』」
しかし諦めようとしたとき、愛川の唇から紡がれたのは、『あがき』の一言。
「(私は何を言って……)」 | 「お前の言ってることは、さっきからとにかくムカつくんだ! 喋るな!」
「(私は無力で……」 | 「私には、『力』がある」
「(全て私が悪……)」 | 「お前がこんなことをしなければ!」
「(小角さんが苦しんでいるのもウィルさんの苦労も)」 | 「全部お前たちのせいじゃないか! 『ヨハネスブルグ』!」
愛川は自らの理知的な部分に反し、次々と攻撃的な言葉を吐いていく。
とはいっても、愛川が精神的に成長したわけではない。
彼女の起きているのは、簡単な『自己防衛本能』
『責任転嫁』とも呼ばれるそれは、愛川が自分自身を傷つけていた『心の刃』、
それが今、ついに伸びすぎて『内側』を突き抜けて『外』を向いただけだ。
「『お前が死ね』…… | 『スヴァルト』!」
数々の無辜の生徒を傷つけ
今まさに『カズ』、青田、エイノー、高遠と仲間たちに牙を向く『スヴァルト』は愛川にとって『大敵』だ。
スヴァルトの『命令』を『拒否』することにより、『8匹』の液蜘蛛を発現する。
指令は全て『スヴァルトを追いつめ、殺せ』。
552
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/03(火) 02:05:42
>>546
(エイノー)
自身の状況をチェックする。
声は・・・・出せる。喉に傷はない。
身を起こす・・・・体中の骨が悲鳴を上げるが、やれそうだ。
骨も、主要な骨格はどこも骨折には至っていない──
ズキィ ン!
いや、右肩は無事で済まなかったようだ。
折れてこそいないが、肩の筋肉に大きな瓦礫が突き刺さっている。
瓦礫の直撃を受けた箇所だ・・・・肉が爆ぜ、右腕は満足に動かせない。
ヒュッ
スタンドで部屋のスピーカーに礫を投げる。
すでに高遠によって破壊されたものだが、
距離3mばかり──問題なく命中。精度は落ちていない。
カラン カラン
床に転がる瓦礫に目をやり、立ち上がろうとした時、エイノーは見た。
ズザッ ズザッ
倒したばかりのサイと寸毫変わらぬ大きさのそれが、
新たに壁の穴から顔を覗かせている・・・・角さえも同格だ。
「教えておこう・・・・『シロサイ』は『群れ』で行動する」
>>547
(紫)
肺の中から、強制的に絞り出される空気。
そこに混じる血の味を、紫は味わう。
──カバの突進は『時速40km』に達する。
サイズをとっても『軽自動車』ほどもあり、
二発目を放った時には、すでに突進に入っていた。
全力で横に跳べば、或いは避けられたかもしれないが、
『突進する生物の目を精確に狙う』というミッションを優先させたのが失敗だ。
『明智小五郎』は銃の名手だが、
さしもの彼であれ、これほど小さな的を、瞬時に狙い撃つのは『不可能』。
狙いを定め、引き金を引く僅かな時間が、紫から回避の余地を奪ったのだ。
ともあれ──『反省会』をしている場合ではない。
フシュ ズギュ!!
『明智小五郎』を解除し、現れ出た『安楽椅子』に身を預けた。
一階分ほど落ちるも、空中で停止する紫の体。
胸と背中に激痛が走るが、墜落死は免れた。
怪我は・・・・左腕は無残な有様だが、足は無傷。
胸は呼吸のたびに電流のような痛みが走る。
肋骨が何本か折れている感じだ・・・・背中にも明らかに怪我を負っている。
だが・・・・宙に停止した紫は、一瞬、その痛みを忘れた。
タンタンタン! タンタンタン!
ドンドン! ドコドンドコドン!
穴の開いた教授棟の外側に、黒い毛並みの動物が無数に群がっている。
人間と同じほどのサイズの『サル』。
これは──『チンパンジー』の群れだ。
特に紫のいた会議室の窓を囲むように、
何匹も壁に張り付いた様子から、紫はすべてを悟る。
こいつらが、スヴァルトの『目』だ。
窓の外の異常も『チンパンジー』によるもの。
異常が始まった頃合いから、『覗き見』されていたのだ・・・・!
その彼らが、揃って椅子の上の紫を見下ろしている。
壁の穴の周囲にも、サルたちはぶら下がっている。
黒目がちなその瞳から感情は読めないが、簡単に想像はつく。
手の届く範囲に近づいたなら容赦しない・・・・そういう『目』だ。
猿たちとの距離(壁までの距離)は──『3m』。
>>548
(高遠)
外壁を大きくぶち抜いた穴からは、外の景色が見えている。
吹き込む風。流れ込む太鼓のリズム。
カバAと紫が消えた理由は自明だが、高遠が対処すべきは、もう一匹だ。
────?
ゴ キィィン!
回転から横なぎに払った蹴りが、カバの頭部に叩き込まれた。
サンドバッグを叩くような感触。並の威力では止まらない敵だ。
とはいえ、『クレモンティーヌ』もまた『規格外』。
ズズ ゥ ン
肉の中に秘められた頭蓋を砕く、確かな手応えとともに、
カバは穴の途中で崩れ落ち、血の池に沈んだ。
その体が、ゆっくりと消えていく・・・・
「なかなかやるな、高遠。
だが『腕っぷし』だけでは、サバンナを生き抜けはしない」
ドコドン ドコドン ドコドン
隣室から、太鼓の音が響く・・・・
553
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/03(火) 02:06:16
>>550
(青田)
──スタンド能力は一人につき一つ。
青田が衝撃を受けるのは当然だ。
だが・・・・同時に、青田は気付く。
今、対峙している相手は、ただの人間ではない。
『モナ・リザ』などという、現実にはあり得ない存在・・・・
もはやその時点で、常識の外にあるのは間違いない。
バッッ
右後ろに飛び、距離を置く。
『モナ・リザ』の視界は、バックミラーのようなもの。
相対しながらでも、背後を把握することが可能だ。
問題は、右と後ろ、どちらもじきに壁に突き当たるということ。
特に右は事務室から遠ざかる方向だが、窓もない完全な壁だ。
対して後方は一面、ガラス壁であり、破れば棟から脱出も出来るだろう。
右側、後方どちらも壁までは『5m』。
ゆっくりと追ってくる『モナ・リザ』との距離も『5m』だ。
>>549
(小角)
スヴァルト:
「この国には『窮鼠猫を噛む』という言葉がある。
ネズミは猫に逆襲できるが、ウサギは獅子に勝てない。
どれだけ囀ろうが、おまえはオレの獲物に過ぎん。
殺すか、捕獲し持ち帰るかの違いだけだ」
「だが、その気概は認めてやる。
怯えるだけの獲物ほど、萎える狩りはない。
『イル・ソン・パティ』の真価・・・・
もしあるなら、オレに牙を剥くために使ってみろ」
「少しは、おまえを生かす気になるかもしれん」
黒人の言葉が、今の小角を揶揄するように響く。
その声に溢れる、圧倒的な自信・・・・
これが『ヤング・ダイヤモンド』の一角なのか。
>『スヴァルトは今、秋映学園内の放送室にいる?』
ルルル・・・・
──『YES』。
同時に、小角は思い出す。
生徒や教師に開放されているレベルでは、
放送室は通常、校舎ごとに一つ存在する。
この教授棟も例外ではないはずだ。
他の連中・・・・スヴァルトの言葉は事実なのだろうか?
だが、ルンクスの調査がスヴァルトを呼び寄せたのは事実だ。
同じことを考える者がいないとは断定できない・・・・
>>551
(愛川)
容赦ない罵倒を受け、萎みかけた愛川の心。
だが、唇を突いて出たのは、自身でも思いがけない『反抗』の言葉だった。
「『いやだ』」 ゾル!
「お前の言ってることは、さっきからとにかくムカつくんだ! 喋るな!」 ゾル!
「私には、『力』がある」 ゾル!
「お前がこんなことをしなければ!」 ゾルル
「全部お前たちのせいじゃないか! 『ヨハネスブルグ』!」 ゾロ!
『責任転嫁』とはいえ、
心の奥にたまっていた鬱屈を叩き付けるようなそれは、
真紅の液体となってほとばしり、『6匹』の『液蜘蛛』を生み出した。
ゾルゥウ ウウ ウ !!
愛川の『命令』──『スヴァルトを追いつめ、殺せ』。
唯一、それだけを達成するために。
『液蜘蛛』はその身を溶かし、ジュルジュルと床に吸い込まれる。
スヴァルト:
「・・・・・・・・何だ? 今のその『ジニ』は」
「『命令』がなければ何も出来ない『ジニ』のはず。
今のそれは・・・・何をやったッッ!?」
ド ド ド ド ド ド ド ド
554
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/11/03(火) 05:12:29
>>552
「お互い気をつけよう。我々は今『アフリカのサファリ』に
いるのに等しいらしい」
先の『推測』を皆に伝え『F・O・Q』左腕を通常に戻し
右腕でライターから『加熱』『硬度』カートリッジを作製、
サイとその周辺の壁に注視する
555
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/11/03(火) 16:38:04
>>554
行動一部訂正
カートリッジ作製は『後方壁』と『前方床』より
『硬度』カートリッジの作製としたい。
(境界の角に指を這わせる事で確実に行える右腕だけで実行したい)
556
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/11/03(火) 21:19:06
>>553
――最悪なのは、両方の推測が当たっていたパターンだ。シンプルだが、強い。
視認して発信欲求を誤魔化して一撃当てて倒す。――それは筋道無いじゃないが、難しい。
故に今は、他の可能性を探りながら防戦。
携帯電話のアンテナを発現、モナリザの顔面に向けて投擲し対処させつつ、
今度は左手側に飛び込み、転がるようにして、攻撃されないよう移動、受け身の要領で隙を少なく立ち上がりたい。
557
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/03(火) 21:52:15
>>552
(GM)
質問です。
・このまま『青田さん』のいる一階ロビーに向かう場合、どのぐらいの距離があり、どのぐらいの時間がかかりそうですか?
・無数の『チンパンジー』が壁に群がっているとのことですが、『会議室』以外の場所にはどのぐらいの数がいますか?
・また、ざっくりでいいのですが総数はどのぐらいいそうですか?(100体以上、とかそのぐらいの感覚でいいです)
・『チンパンジー』は今のところ自分からアクションを起こす様子は無い、ということでよろしいでしょうか?
558
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/03(火) 23:14:37
>>557
(紫)
>・このまま『青田さん』のいる一階ロビーに向かう場合、どのぐらいの距離があり、どのぐらいの時間がかかりそうですか?
現在、紫が位置するのは教授棟の裏側。
教授棟入り口及びロビーは反対側(南西)にある。
校舎を回り込むなら、およそ『50m』。
ただし、一階の裏側にもロビーに通じる窓はある為、
ここを破るなら、『20m』程度で済む。(高度差は度外視)
>・無数の『チンパンジー』が壁に群がっているとのことですが、『会議室』以外の場所にはどのぐらいの数がいますか?
>・また、ざっくりでいいのですが総数はどのぐらいいそうですか?(100体以上、とかそのぐらいの感覚でいいです)
紫の位置から見える範囲では、全部で『50匹』ほど。
会議室の窓を中心に、主に3Fの窓の周囲に取りついている。
会議室の左右の隣室にも、その姿がある。
>・『チンパンジー』は今のところ自分からアクションを起こす様子は無い、ということでよろしいでしょうか?
今のところは、動きを見せていない。
何匹かは、明らかに紫の動向を観察している。
559
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/11/03(火) 23:23:28
>>553
(GM)
「う、うぅぅ……! 言っていろっ!」
「……言っているといいさ!
今に目に物見せてやる……!」
ルルル・・・・
──『YES』。
居場所は一つしかない。
少なくとも小角の知る限り……ではあるが。
「……スヴァルトの居場所は放送室だ。
この棟に放送を流すには、この棟の放送室でなくてはならないはず!」
小角はスヴァルトを『どうにかしたい』。
それに必要なのは――居場所。そして手段。
(居場所は分かった……そして今っ! 愛川さんのスタンドがやつを狙う今!)
「今……スヴァルトを調べる必要は、一時的にない。
最終目的――謎は依然ルンクスの居場所のまま! そこに立ち返るっ!」
「テーマ変更! 『小角 宝梦の思考』!
質問! 『私が今考えている"この推理"は正しいか?』」
(探偵助手になってもらうぞ……極めて優秀な助手に。)
――小角の推理――
【ルンクスが明日訪れる予定なのは『花嫁』か、花嫁ではないにせよ特定の『人』の居る所。
黄金町内の特定の『場所』を訪れる予定があるわけではなく、あくまでその人の動き次第である。】
――これより下は推理の補強――
……明日のルンクスは、花嫁の家には訪れるし、黄金町からも出ない。
かといってネオンストリートにも病院にも、地図の上にも下にも、黄金町の地図のどこにも行かない。
途中で予定を変えたわけでもない。一見、答えと答えが矛盾している。地図に入らない範囲は黄金町ではない。
それは『場所』ではなく『人』――花嫁か、別の誰かを訪ねるからこその結果ではないだろうか?
町内の『どこか』を――そして花嫁の家を訪れるのに、町内のどの場所にも訪れず、町からは出ないという矛盾。
それはルンクスが予定を変えたのではなく、質問と質問の間に『花嫁が家にはいなくなった』からではないか?
これなら全ての質問の辻褄が合う。辻褄が合うということは、真実かもしれないということだ。
560
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/03(火) 23:24:03
>>558
(GM)
回答ありがとうございます。
そして申し訳ありませんが、『もう一つだけ質問が』。
・『教授棟』は何階建てですか?
561
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/03(火) 23:25:58
>>560
(紫、回答)
>・『教授棟』は何階建てですか?
4階建て。
562
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/03(火) 23:57:02
>>561
重ねて回答感謝。
>>552
壁に群がる『チンパンジー』。
その姿を見た時、紫が真っ先に考えたことは、自らに迫る危機のことでも、部屋に戻れない絶望でもなかった。
(――――なぜ、攻め込まない?)
『チンパンジー』……あれだけの数の、『チンパンジー』だぞ?
それを突入させるだけで、十二分の脅威になる。たかだか数頭の『サイ』や『カバ』よりずっとだ。
窓を突き破って雪崩れ込めばいいじゃないか。それで小角宝梦を浚えばいい。……なぜそうしない?
そら、たった今壁に穴が開いたぞ。……なぜ、会議室に入らない?
(……きっとそこにからくりがある。スヴァルトの能力のからくりが)
(例えば愛川ちゃんと同じように、発現時に出した命令を上書きできない?
彼らにできるのは『命令に従うこと(この場合は監視)』と、『自衛』だけなのか?)
(操作できる動物の数には限りがある?
今はサイとカバにキャパシティを割いていて、チンパンジーは待機しかできない?)
(それとも、今までは単に様子見していただけなのか?)
(……いずれにせよ、今は戻れない、か)
思考を巡らせながら……『真上』に飛行。
『チンパンジー』に近寄らないように気をつけつつ、『教授棟の上』へと移動する。
このまま、真っ直ぐ突っ切って青田と合流しよう。
「皆さんッ! 壁一面に『チンパンジー』がいますッ! お気をつけてッ!」
途中、『会議室』の中に仲間に情報を伝える。
胸は痛むが、必要経費だ。血を吐いたって構わない。
そして上に飛びながら、ジャケットを脱いで手に持つ。
警戒は……『上空』を中心とした『空中』に向けておく。『鳥』が襲ってくる可能性があるからだ。
563
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/11/04(水) 00:00:01
>>552
警戒を緩めるわけにはいかない
が、回りを見るにはこの僅かなあいだしか無い。
テンポを速めから通常位へ移行。
まず、隣部屋(河馬の破壊した方)のスピーカーが見えた場合、
河馬のつき破った壁の穴から瓦礫を当てて破壊を狙う。
続いて高遠は周囲の状況、そして壁を破壊され風穴が空いた
外、隣部屋(同じく河馬の破壊した方)を見、周囲の『音』、振動などを聞きたい。
敵対的なモノが近寄っていないか、全力で感じ取りにかかる。
同時に、『クレモンティーヌ』にお願いして自分の体で(
>>530
の時から)
ダメージの悪化している箇所がないか『踊り手』の身振りで教えてもらいたい。
何か見えなければ調査に使っていた部屋の中央へ向かう。
エイノーと紫がきにかかる。
564
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/11/04(水) 00:05:20
>>553
(GM)
「フ……フフッ 『知りたい』か? 『スヴァルト』」
「なら…… 『能力を教えてください、お願いします』って言ってみなさいよ。
野蛮なヨハネスブルグにだって『礼儀』はあるんでしょ?
土下座しながらね!」「(わたしはさっきから何を言ってるんですか!? これじゃ『カズ』なんですけど!)」
今までの愛川からは想像もつかないような言葉が飛び出す。
あるいはそれは今まで『自虐』していたサディスティックな部分なのかもしれない。
「(さて…… 『液蜘蛛』が『敵本体』まで届くまで、何分くらいでしょうか?)」
周囲を警戒しながら頭の中で『液蜘蛛』と『放送室』の位置を計算し
小角が導き出した『放送室』まで液蜘蛛の足でどのくらいかかりそうか脳内で計算する。
565
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/04(水) 01:00:15
>>554
(エイノー)
隣室の穴から聞こえるように、危険を伝える。
元いた会議室の方からも、争う音は聞こえている。
言うまでもない・・・・というところかもしれない。
ズギュ!
壁と床の間に手を伸ばし、
二つの『硬度』カートリッジを取り出した。
>>566
(青田)
ズギュ! ヒュッ
『携帯アンテナ』を発現し、投げつける青田。
ほぼ同時に左に跳び、転がるようにして距離を取る。
当然、『モナ・リザ』の視界を頼りにした行動だったが・・・・
その『視界』に現れた、奇妙な現象に目を瞠る。
『携帯アンテナ』は、意外なほど精確に『モナ・リザ』の顔(左目)に向かった。
同時に、『モナ・リザ』の視界が切り替わった。
右目は青田を捉えた正面のままだが、
左目は完全に別方向──青田から見て右方向の壁を映したのだ。
『カメレオン』のように独立した目の動きをさせれば、
こんな視界になるだろうか──?
ともあれ、視界は一瞬で元に戻り、
『モナ・リザ』は対応の手間を一切かけず、前に進む。
「あなた・・・・『見えて』いますね」
ザッ ザッ ザッ
キキ キキ
左に避けた青田を追って・・・・ではない。
青田の後方にある、ガラス壁に向かって、だ。
互いの距離は──『5m』。
──ガラス壁──
↑
モ →青
>>559
(小角)
愛川は『スクリーミング・アウト・ラウド』を発現した。
『命令』を拒んだ『液蜘蛛』は、スヴァルト本体に向かうだろう。
その間は、敵の攻撃は手薄になるはず・・・・
そう踏んだ小角は、テーマを再度変更。
ルンクスの居場所を再度追うべく、テーマを『小角 宝梦の思考』とする。
>『私が今考えている『この推理』は正しいか?』
>【ルンクスが明日訪れる予定なのは『花嫁』か、花嫁ではないにせよ特定の『人』の居る所。
> 黄金町内の特定の『場所』を訪れる予定があるわけではなく、あくまでその人の動き次第である。】
ルルル・・・・
──『NO』。
小角の『推理』は、当たっていないようだ。
>>562
(紫)
壁に群がる『50匹』ばかりのチンパンジー。
その状況への恐怖より先に、複数の疑問が生まれたのは探偵の性か。
確かに、この数がいれば、確実に小角らを襲えるはずだ・・・・
「皆さんッ! 壁一面に『チンパンジー』がいますッ! お気をつけてッ!」
文字通り、血の出るような叫びで警告を発する紫。
その声が聞こえたかのように、猿たちが動き出す。
スッ スッ スッ
一匹、二匹、三匹・・・・滑らかな動きで、
壁の穴から会議室に侵入していく!
紫の疑問の一つは、これで証明された・・・・
待機しか出来ないわけではないらしい。
ゥ オォ オオオオオオ ン
安楽椅子は風を切り、教授棟の上へと向かう。
チンパンジーはまだまだ残っているが、何かしてくる気配はない。
4階を過ぎると、そこは屋上だ。鉄柵に囲まれており、人も猿もいない。
屋上の上を通過し、一階の青田に合流しようとした、その時だ。
紫は、屋上から空を、自分を見上げる男の存在に気が付いた。
やや色の薄い黒人だ。
長身に灰色のスーツを纏い、背筋を伸ばした様は軍人のよう。
──いや、明らかにおかしい。
屋上は今しも確認したのだ。人も猿もいなかった、はずなのだ。
『10m』は下にいるだろう、男の姿に新たな疑問を浮かべた時、
「──『小角 宝梦』は、まだ生きているか?」
──力強い声が、『すぐ耳元』で尋ねてきた。
566
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/04(水) 01:11:37
>>563
(高遠)
カバの消えた先、隣室を見やるが、
やはり穴の上に残った壁の一部が邪魔をする。
穴を潜るなりして隣室に入らなければ、位置の確認は出来そうにない。
会議室の窓方向を振り返れば、
小角は単身、『質問』を続け、愛川は興奮気味に
スピーカーのスヴァルトを挑発している。
その時だ──
「皆さんッ! 壁一面に『チンパンジー』がいますッ! お気をつけてッ!」
紫の声が、外壁の穴から聞こえてきた。
それを裏付けるように・・・・
黒々としたチンパンジーが、穴から入ってくる。
一匹、二匹、三匹。
動物園で見るような、音のない動き。
四肢すべてを連動させた、獣の滑らかさだ。
小角、愛川らは西端に逃げていた為、距離は『4m』ほど離れている。
ほぼ部屋中央に位置する高遠からも、『4m』。
サルの三対の目が、高遠を、小角を、愛川をそれぞれ追う・・・・
>>564
(愛川)
「『遠隔自動操縦』、そして『群体』──オレと同じタイプか。
特殊な条件があるところも似ている、が」
やや乱れたかに思われたスヴァルトの声は、
みるみる落ち着きを取り戻す。
「オレとおまえには、決定的な違いがある。
おまえの『蜘蛛』は『出発』したところ。オレの『獣』は『到達済み』。
本体を殺せば問題ない・・・・そこは同じだろう。
違うか・・・・ええ、愛川?」
穴から次々と入ってくるチンパンジー。
紫の警告が、その瞬間に現実になった形だ。
愛川は放送室の位置を知らない為、
到達にかかる時間はわからない。
567
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/11/04(水) 01:41:59
>>586
「こないのかね?では有り難く隣に戻らせてもらおう」
軽くその場で跳んで足を振る軌跡で壁と床の『硬度』カートリッジを
抜き出し腰から肩への筋力によるスイングで壁に体当たる。
『F・O・Q』のパワーによらずとも『全く硬くない』壁にめり込み
隣に近付くくらいはできる。
そしてサイが群れ成して突貫してきた場合およそ今カートリッジを
蹴りだした周辺2m四方程は今や『何の支えにもならない落とし穴の
被せ』床だ、何匹を下敷きにすれば今エイノーのいる境壁に到達
できるものだろう。
思うに『沼台』の異名を取ったパチンコ台のエアカーテン突破並みの
物理飽和が必要ではないだろうか。
よしんば突破されたとして次の一手で隣に戻った際迎撃体勢も取れる。
568
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/04(水) 01:44:44
>>565
動き出した、か……しかし、入った数はそう多くない。
何かしらの条件がある、と見るべきか。
これだけの規模を誇るスタンド能力だ。間違いなく、なにかの『縛り』が……
「…………ッ!?」
……そう思考を続けようとしたところで、突如現れた『新たな黒人』。
(誰だ!?
ルンクス……スヴァルト……いや、彼らが『この位置』に陣取る意味がない。
そもそも、『急に現れた』ということはそれもなんらかの能力で……)
(あっ―――――)(―――――『フライス』ッ!!)
そうだ。
いつぞやの放送で顔を見た。
『ヤング・ダイアモンド』の(推定)リーダー格……『フライス』じゃないか?
(なぜそいつがここに……)
> 「──『小角 宝梦』は、まだ生きているか?」
「ッ!」
『耳打ち』。
反射的に左右を見るが……
(ある種の『瞬間移動』のような能力か……?
彼は何を目的にしている……?)
……手札が、足りない。
一刻も争う事態だが、会話に乗ってやろう。
「………………答えるのならば『YES』」「まだ生きてますよ。『まだ』ね」
「おたくの『Mr.スヴァルト』のせいで、いまにも死んでしまいそうですが。
これは『ルンクス』を追う集まりですから、『ルンクス』の手駒が妨害に来た……ぐらいは想定済みでしたが。
それに加えて他の幹部格まで出てくるとは。意外と『仲良しチーム』なんですね?」
569
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/11/04(水) 23:48:34
>>565
見えていますね、の言葉に反応して目を瞑ったまま一瞬意識を天井の監視カメラに向け、
それからモナリザの後ろに回り込みながら携帯電話のアンテナ発現、回り込んだ所でアンテナを投擲したい。
先ほどの状況を疑似的に再現する事で、能力を推し量ると共に、
防ぐかどうかを投擲したアンテナの動きと状況から観察する。
(小角さんの場所は解って居る筈、ガラスをカチ割って外に出た所で意味はなさげだが……。
しかし、するという事は意味がある、という事だ。
俺の目を制限する、或いはガラス片の存在によって能力を補佐するつもりか、といった所だろう。
前者であれば意味は無く、後者であれば……推理は組みなおす必要があるだろうな)
570
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/11/05(木) 20:58:05
>>565-566
(GM)
「(うっ…… その通りなんですけど)」「……それが?」
「(放送室の位置わかんないし『液蜘蛛』がいつ届くかなんて知らない!
床に溶けたところを見るとこの階じゃないみたいですけど…… 殺されるまでに間に合うわけないんですけど!)」
「つまり死ななきゃいいんでしょ! お前の『攻撃のための条件』はもう見えた!」
「(それは『音』! でも分かったところでもうどうしようもないんですけど!?)」
> 「皆さんッ! 壁一面に『チンパンジー』がいますッ! お気をつけてッ!」
「(『猿』!? 『猛獣』なんですけど!)」「なんだ! 猿並みィ!」
チンパンジーから逃げるため、南東方向(マップ斜め右下方向、部屋の中央にいる高遠の背中に入る位置)に走りたい。
横にいる小角を守りたいが、愛川のスペックでは手を出しても無駄だろう。下手に守って共倒れしては台無しなので無視する。
571
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/11/06(金) 00:13:23
>>565
(GM)
(っ……外れか……!
な、ならなぜだ? なぜルンクスは――地図に表せない!)
(理由が……違うのか?
なぜだ!? やつはどこに……!?)
場所を――訪れるのか?
どこかは訪れる。人を訪れるわけではない。
ならなぜ?
なぜ地図上には、予定点が存在しないのだ?
(どうなっている? 地図に無い場所なんか存在するのか……!?
それとも、は、花嫁の家が……いや、花嫁の家は動かないんだ。
ならなぜ? 無いのか? い、いや、そんなはずは……………)
「……あ?」
(…………待てよ? もっと、もっと、根本的な話なのでは……?
……こいつ、そもそも……誰の家に行くかは決めてないんじゃあないか……? それでも……辻褄が合うぞ……?)
それは一つの気づきだった。
ルンクスの花嫁は多数いる。花嫁の家を訪れる事は決めていても――誰の家にするか、決めていないのでは?
それなら、『どこか』『花嫁の家』には行くし、『場所』は……まだ決まっていまい。地図で表せるはずもない。
「ならば……調べるべきなのは……『私のこの推理は、正しいか』?」
ここでいう小角の推理とは――
【ルンクスは自分が所有する拠点を、今後も使用しようと考えている。】
自分の所有する、とは病院周辺の拠点に限る。
そして今後、とは今この瞬間より後だ。
調査に応じ、捨てる可能性もなくはない。一応、そこは確かめておきたい。
もし今後も使うのなら、この局面で調べるべくは……『拠点』の正確な位置。
明日の予定に比べれば、確実性や早さに欠けるかもしれない。だが場所はずっと調べやすい。
つまり、小五郎のアドバイス。急がば回れ、原点に立ち返れ。明日の予定は無駄になるが、仕方ない。
・・・・そして。
「ち……チンパンジーだと!?」
「き、危険だぞ……ああ見えてとてつもなく凶暴な生き物なんだ!
それに、む、群れで連携した狩りを行うと……聞いたことがある……!」
自分に敵と戦う手段はない。
窓の穴からさらに少し、離れておく。方向は下だ。
高遠に守ってもらいたいが、近すぎると邪魔になる。
ただし、高遠から指示があれば従う。こういうのはプロに任せるべきだ。
そして――未熟ながら、自分は『調査』のプロ。専念しなくては。
572
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/11/06(金) 00:48:57
>>566
(息つく暇も無い、か…)
それとも、ついては行けない息だったのか。 テンポを上げて攻撃の姿勢を取る。
「ふたりとも、そのままこっちへ。
河馬のでた壁の奥を見れたら見ておいて……!」
愛川、小角は扉側へ逃げるようなので、そう告げ、
それに手を出そうとするチンパンジーがいたらそれを優先して叩けるよう、
立ちはだかるように、かばうようにチンパンジーとの間にはいる立ち回りをしながら後部へ下がる
襲いかかってきた場合、踊りの回転で殴打し弾き飛ばすように迎撃を行いたい。
本体かクレモンティーヌどちらかで
襲ってきた以外のチンパンジーが迎撃の隙に
こちらを攻撃に来ないか監視、さらに回転することでこちらにも迎撃になるようにしたい。
573
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/11/06(金) 00:51:46
>>572
(高遠)
>>565
(GM)
「う、うむ! わかった……!」
指示通り逃げ、時間的余裕があれば『河馬の穴』の向こうを見る。
新しく何か来ているようなら、警戒――いや、行動しなくてはならない。
574
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/06(金) 23:11:43
>>568
(紫)
男の顔に、紫は見覚えがあった。
フライス──間違いない。
ニュースで『ヤング・ダイヤモンド』の中心にいた人物だ。
「──『仲良し』とは真逆だな。
どいつも、互いを出し抜くのに夢中だ」
「我々は正面きっての『戦争』は禁じられている。
だから、奪うための『理由』を作る。
『理由』に正当性がなければ、孤立してしまう。
表面のバランスを崩さぬよう、裏の利益を取る戦いだ」
「そして・・・・小角 宝梦は『火種』となる。
──私の予想は的中した」
「自身を調べられた以上、ルンクスの攻撃には正当性がある。
スヴァルトはいち早くそれを知り、小角の確保に動いた。
『イル・ソン・パティ』は、あらゆるバランスを破壊するを秘めている。
『ヤング・ダイヤモンド』の将来の為、とでもスヴァルトは主張するだろう。
排他主義の彼は、本音でも小角の確保に固執しない。
手の内に入ろうが使い捨て、『バランス』を壊さないつもりだ」
声は、風の中で囁き続ける。
男の目は遠く、学園の彼方を見続けている。
「『火種』は利用すべきか、『消す』べきか。
どちらがアフリカの未来の為か・・・・考えている」
男の言葉は、冗談や嘘ではないようだ。
現在進行形の『侵略』を前に、本当に決断を決めかねている・・・・?
>>567
(エイノー)
「──急げ!サファリの戦士たちよ!」
スヴァルトの叫びが、スピーカーを貫く。
その声と同時に、西側の隣室の壁が破壊された。
サイだ──見る限りで『3頭』。
ほぼ壁の横半分を破壊し、エイノーへと突っ込んでくる!
だが、それより速く、エイノーは跳躍していた。
東の壁と床は、『硬度』を奪われ、ハリボテ同然だ。
床を飛び越え、壁に突っ込んで、元いた会議室に転がり出た。
全身の傷が痛むが、構っていられない。
扉方向に移動していた小角が、目を丸くする。
『ブロォォォオ────ッ!!』
先頭のサイが突っ込んでくる。
だが、当然、床の変化に気付くはずもなく──
ズガ! ドドドドドドドドド
『ブロロォオオ──!!』
床を抜き、二階へと落下した。
すさまじい音が響く・・・・二階の床も抜けたのかもしれない。
そして、こちらの部屋の状況は──
三匹の『チンパンジー』を、高遠が凌いでいる状況だ。
一匹を蹴り飛ばしたものの、さすがに数に押される。
チンパンジーは馬鹿ではない。うかつに寄ってこない。
加えて、カバもまた、壁の穴から現れ出た。
サイ、チンパンジー、カバ。三面を猛獣に囲まれた状態だ。
>>572
(高遠)
「──急げ!サファリの戦士たちよ!」
スヴァルトの叫びが、スピーカーを貫く。
中心で『踊り』を続ける高遠。
小角らは扉に向かって、部屋を南へと走っていく。
その背に襲い掛かるチンパンジーの跳躍を、
──♪── ゴッ!
凄まじい蹴りで捉え、東壁に叩き付けた。
残り二匹のチンパンジーは、それを見て前進を止める。
『クレモンティーヌ』の間合いのやや外で、左右に別れて、
その危険な『踊り子』を観察している・・・・カバとは違う。
『類人猿』には、明らかに『知性』が感じられる・・・・!
ドゴォォオオオ!
西側の壁が破れ、エイノーが会議室に転がり込んだ。
雄叫びとともにサイが向かってくるのが感じられるが、
そちらを気にする余裕がない。
さらに東壁からは、カバが身を乗り出す。
移動した愛川がいる方向だ・・・・こちらも危ない。
『四面楚歌』ならぬ『三面楚歌』──
この状態が続けば、遠からず犠牲者が出る。
575
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/06(金) 23:41:54
>>570
(愛川)
『液蜘蛛』が一階に到達したことを愛川は感じる。
『落下』が停止したからだ。
そこから西へと動いていく・・・・行き先は『放送室』のはずだ。
紫の警告を受け、東壁に沿って扉方向へ逃げる。
背後でチンパンジーが襲う音。打撃音。
西壁が崩壊する轟音に、サイの咆哮。
さながら戦場、猛獣による総攻撃の様相だ。
部屋中心で踊る高遠の背後に入った、その時だ。
ヌ ア ッ
東壁に開いた穴から、巨大なカバが顔を突き出した。
『三匹目』だ──間近で見ると凄まじく大きい。
その顎を上下に開けば、愛川の身長を超えそうなほどに。
スン スン
カバの鼻が蠢き、匂いを嗅ぐ。
そして──愛川の目前で、大きく口を開いた。
バイクのマフラーほどもある二本の牙。
大口のサイズは身長ほどではないが、優るともおとらない・・・・!(距離『1m』)
>>571
>>573
(小角)
>【ルンクスは自分が所有する拠点を、今後も使用しようと考えている。】
ルルル・・・・
──『YES』
『コイン』は、盤上の『はい』を指示した。
穴から現れたチンパンジーを避け、西の壁際を扉方向へ。
『質問』をしたため、すぐに逃げた愛川に遅れる。
壁の中央まで走り出た時、
ドゴォォオオオ!
目前で西側の壁が破れ、エイノーが会議室に転がり込んで来た。
瓦礫が当たらなかったのは幸運だが、
隣室からエイノーを追ってくるサイの姿が目に入る。
あわやと思われた瞬間、
ズガ! ドドドドドドドドド
『ブロロォオオ──!!』
サイを乗せた床が部分的に崩壊し、二階へと落下した。
すさまじい音が響く・・・・二階の床も抜けたのかもしれない。
そして高遠の声を受け、東壁の穴を振り向く。
そこには、三頭目のカバが現れ出たところだった。
逃げた愛川の目前に出現した格好だ。
立ち尽くす愛川の目前で、ギロチンのように大口が開く──!
>>569
(青田)
天井の『監視カメラ』のアンテナは残したままだ。
だがそれは、教授棟の入り口をチェックする為のもの。
ガラス壁越しに西(地図右)に向かえばそのエリアだが、
ここではまだ、カメラの視界内ではない。
青田は顔を上げ、モナリザの背後に回った。
携帯電話を発現するが、『モナ・リザ』の位置は確認できない。
『モナ・リザ』の背後である以上、視界は使えず、見れば『情熱』の虜になるからだ。
ガシャア ン!
ガラスの割れる音。
だが、大きく壊れた様子はない。せいぜい穴を開けた程度だ。
一体、『名画の美女』は何を狙っているのか・・・・?
576
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/11/06(金) 23:45:02
>>575
質問。
>>530
で出した液蜘蛛は現在どの辺りにいる?
577
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/06(金) 23:50:25
教授棟3F:現在の状況
─窓窓─┬─ 窓窓 ─┬─窓窓穴┬───
| | チ ..|
| 穴 チ.|
サイ穴サイ. |小 高 |
| 穴穴エ .愛|
穴 | カバC
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄扉 ̄ ̄ ̄ ̄扉 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
廊下
───────────────────
578
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/07(土) 00:10:18
>>576
(愛川・回答)
部屋中央(高遠の東、愛川と高遠の間)とする。
動物が現れてはすぐに撃退されていくため、
現状、右往左往している。
579
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/11/07(土) 00:16:23
>>574
「すまない遅くなった。小角君ちょっとこちらへ。
その位置だと壁を突き抜けてサイが突っ込んで来る」
会議室の全員に不在を詫びつつ小角をエイノーの今いる
場所に誘導する。
この場所なら
『サイCが前方のサイBを押し出してビリヤード跳躍』
などという超絶技を繰り出すか室内の不利を承知で
猛禽を呼び出して即座に特攻させる荒技でなければ
比較的一時的にはやや安全だ。
高遠と愛川、紫や青田にも申し訳ないが『準備』の為
この瞬間は奇襲に用心しつつ『F・O・Q』はエイノーの
ポケット内の携帯ドライヤーから『赤熱』『送風』カートリッジを
作製させたい。
580
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/11/07(土) 01:16:08
>>575
(GM)
>>579
(エイノー)
「よ、よっ、よしっ……よし!」
(は……はじめからこちらに……
いやっ、それは単なる結果論に過ぎない……今は!)
今必要なのはさらなる調査。
厳密な位置はともかく、範囲(出来るだけ狭く)が分かれば――
ドゴォォオオオ!
「うっ――」
ズガ! ドドドドドドドドド
「わ……え、エイノー先生!?
……あっ! あ、愛川さんっ……危ないっ!」
そうは言っても自分には何も出来ない。
エイノーに従って誘導されつつ――
「……『この推理はどうだ』!」
簡略化しているが、小角に分かるので問題ない。
より具体的な質問内容は『今考えている推理は正しいだろうか?』だ。
推理とは【ルンクスの病院近くの拠点は、病院周辺、具体的には半径100m以内にある】ということ。
周辺――ということだし、まあそれくらいじゃあないだろうか? 今回、地下とかそういう高低差は無視だ。
それと、言うまでもないことかもしれないが、病院とは松前総合病院だ。
コインの動きは目で追うが、余裕があれば部屋の様子は見ておく。
581
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/11/07(土) 01:22:50
>>574
「やってみな『サファリの戦士』共!」
踊りを観察し始めたか、
そうなれば少し見ていれば(アホでもなければ)踊っていなければならないという
クレモンティーヌの習性に気づくはずだ。しかしかと言って引くわけにはいかない。
こちらが引き下がって河馬をどうにかしようとすれば
確実にこいつらはそこを『隙』とみて狙ってくるはずだからだ。
エイノー先生は、ここにきて前には来ない。
……時間を稼ぐ以外道はない。
壁際に押し切られる前に、反撃に入らねば……。
チンパンジーを足元の瓦礫などがあれば牽制を兼ねた
撃ち飛ばしで攻撃をしつつテンポを少し落とす。
あげようと思えばすぐに元通りに出来る程度まで。
「河馬から下がって、扉側へ!」
愛川へはそう促す。
ちゃんと動いてくれないと上半身は河馬の餌だ。故に強く言って反射的に動かす。
582
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/11/07(土) 01:27:31
>>578
回答に感謝。
>>574-575
(GM)
「(あっ、やばい死んだ)」「死んだ……」
1メートル先に、『カバ』。
チンパンジーから離れつつ高遠の邪魔にならないようこちら側に進んできたが……
少し、進みすぎた。
このカバに噛まれたら、確実に『殺られる』。
『防御』すれば間に合うかもしれないが、したところで、壁すらブチ抜く猛獣のパワーを相手にどんな有効な防御があるというのか。
愛川とその『スタンド』が窮地にいかに『無力』かは、ここまでいやになるほど証明済みだ。
「(いや無理……)」「無理だってー!」
下手に『刺激』すればすぐさま襲われることは、紫が証明している。
急いで踵を返し、部屋の南西(マップ左下)方向に逃げる。
部屋の中央で右往左往している『液蜘蛛』のうち二匹は、明確に動物を指定して『カバを襲え』という『指令』をしている。
紫を襲ったカバAがどこかへ落下していき、カバBは高遠に顎を砕かれて消滅した以上、次に襲うのは目の前のカバCだ。
反対側に逃げれば、『液蜘蛛』は目の前のカバを攻撃してくれる…… のではないだろうか。
「(ちょっマジこれだめ間に合わない逃げられない防げないマジで死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬって!)」「むぅ〜りぃー!!」
……『1m』という鼻息が掛かるほど近い距離にいるカバの攻撃を、人間の身体能力で避けることができたら、の話だが。
583
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/07(土) 01:44:36
>>574
「……なるほど、確かに『アレ』は凄まじい。
彼女の『イル・ソン・パティ』は恐ろしいほどに凄まじい」
「――――なにより、彼女は『名探偵』ですから。
彼女がいれば、わからないことなどこの世にないでしょう」
――――会話に割いている時間が惜しい。
だが、無視していい存在ではない。
放置していい話でも、無い。
「悩ましいと言うのなら……『考える』というのも、一つの道ではあるかとは思いますがね。
失われた物はもう元には戻らない。だから最善を『考える』。またの名を『保留』とも言いますが」
要するに、彼は『いっそこの場で殺してしまうか』『このご利用するためのいい方法を見つけるか』を考えているわけだ。
組織をまとめる人物には、相応の苦悩があるのだろう。
「……まっ、『敵』である私が何を言ってもという話でもあります。
そりゃあ私は宝梦ちゃんを生かしてほしいわけですが、それは言ってもしょうがない」
「ただ」
「まぁ」
「『火』は貴方の住む大陸から生まれたものですよ。
人類は『火種』を利用して生きてきた。この状況でなくとも、私はそう『助言』しましょう」
「だってそっちの方が、いかにも『人間的』じゃあないですか!」
584
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/11/07(土) 22:26:09
>>575
不味いな、ここでこれはもう完全に賭けになるが--
まず、モナリザの視角受信をカットし、以後アンテナからの位置情報でモナリザの位置を判断する。
「……!?しまった、硝子に映ってッ!」
視認してしまった、とそのように振る舞うことでモナリザの油断を誘いたい。
またそれと同時にしゃがみこみ、右手で地面にモナリザの姿を書こうとし始める。無論振りだが、リアリティーを上げるには必要だと考える。。
585
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/07(土) 23:23:37
>会議室内全員
スヴァルト:
「・・・・beanbag!
この『蜘蛛』・・・・壁を抜けて・・・・!」
『液蜘蛛』が放送室に到達したようだ。
太鼓のリズムが、さらに激しくなる。
スヴァルトの動揺が伝わるかのようだ。
「急げ・・・・愛川だ!
その女を──まず『殺せェ』!」
>>579
(エイノー)
エイノーは壁際を駆け寄る小角と合流する。
床の穴の向うのサイは、鼻を床に近づけ、匂いを嗅いでいる。
落とし穴を用心している様子は野生動物らしい行動だが、
それは逆にスヴァルトの干渉を感じさせない。
穴を超える以外にも、隣室に向かう選択肢は在り得るはずだが、
それを選ぼうとはせず、『落とし穴でない床』を探ろうとしているようだ。
少なくとも今すぐ、サイが向かってくる様子はない・・・・
カシュ!カシュ!
携帯ドライヤーから『赤熱』『送風』カートリッジを抜き出した。
これで手中の『カートリッジ』は6本。そろそろ手に余ってきた。
>>580
(小角)
浮遊する『木版』とともに、エイノーの元に合流した。
壁の向うの穴が掘となり、サイは見えるがひとまず安全なようだ。
とはいえ、チンパンジーもカバもすぐそこだ。
余裕は欠片もない・・・・だが、それでも小角は『質問』を続ける。
>【ルンクスの病院近くの拠点は、病院周辺、具体的には半径100m以内にある】
ルルル・・・・
──『YES』
──そして、周囲を見回した小角の目に、衝撃的な光景が飛び込む。
>>581
(高遠)
♪〜〜〜
キィン!
リズムを落としながら、足元の瓦礫を爪先で蹴り上げ、
チンパンジーの一体に放つ。
『キッ!』
一声上げ、チンパンジーが反応した。
肩を掠めたものの、避けられる・・・・人間では考えられない反応速度だ。
リズムを読めている、とは思われないが、
高遠の攻撃を十分に警戒し、距離を取り、備えている・・・・
なまじ攻めて来ないだけに、瞬時に倒すのは難しく、
そして、だからこそ危険だ・・・・背後の『カバ』に対応できない!
愛川に声を飛ばす高遠。
同時に、放送からスヴァルトの声が聞こえた。
その指示の声を聴いた、その時だ──
ガ ガッ !
二匹の猿が、同時に転がった瓦礫を拾った。
その長い腕が構えを取る。『投擲』の構えだ──!
>>582
(愛川)
踵を返し、部屋の南西端へと逃げようとする愛川。
しかしそこに到達するには、カバの前を通過せざるを得ない。
ダ ッ ダ ッ
動かす脚が、水中のように遅く感じられる。
背後から追い抜いてくる、生温かい何か。
それが上下から左右に変化した巨大な顎──
首を捻った、カバの口であることに気付いた瞬間。
ガ ボォ !!
ドズ! ドズゥ!
圧倒的なパワーで挟まれ、長い牙を突き立てられた。
胴と胸を貫いた牙から、血と体温が抜けていく。
カバが首を振り回し、足が床を離れた。
カバの口から頭と足だけ出た状態で、宙釣りとなる・・・・
・・・・視界に、帳が降りていく。
586
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/07(土) 23:41:31
>>583
(紫)
「・・・・上手いことを言うな。
『探偵』を辞めても、『詩人』になれそうだ」
フライスは顔を上げ、紫を見上げる。
耳元の声が、男のものであることは間違いないようだ。
「・・・・『保留』。
・・・・・・・・・・・・・フ、確かに」
「『正解』を求める余り、手を止めてしまうのは悪い癖だ。
アーントにもいつも言われる。
料理が下手なのは、そのせいだと」
「ひとまず、スヴァルトを止める。
『火種』をどうするかは、その後で考える。
今の正解は『それ』だ・・・・『そうするとしよう』」
男が屋上を歩き始めた。
方向は紫が来た側、穴の開いた壁の、その上へと。
そして紫は目撃する──
ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド
『鉄格子』で編まれたような、屈強な人型のヴィジョン。
空洞でありながら、圧倒的な力強さを感じさせる。
フライスの傍らに発現する、そのスタンドを。
「礼代わりに教えておこう。
下にいるルンクスの『嫁』なら、大丈夫だ。
この場所には、もう一人向かっている。
・・・・『あいつ』は、ルンクスを心底から嫌っている」
>>584
(青田)
シキュ!
青田は咄嗟に『モナ・リザ』送信の視覚情報をカットする。
閃きに似た推理だ。
正解かどうかはわからないが、持てるチップを注ぎ込む。
「……!?しまった、硝子に映ってッ!」
声に出しながら、右手で床に絵を描き始める。
転がった瓦礫をタイルに突き立て、原始人のように、だ。
「やはり、『見て』いましたね」
キキ キキキキキ
『モナ・リザ』が嫣然とつぶやき、接近してくる。
ポールが床を引っ掻く不愉快な音。アンテナの位置情報。
両方から確実にわかる・・・・床を見る青田の正面に、立ちはだかった。
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
「『羽虫』の一匹であれ、私と御主人様の邪魔は許しません。
その絵は、『地獄』で完成させなさい」
キンッ
ポールの先端が、床を離れる・・・・
587
:
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』
:2015/11/07(土) 23:47:33
>>585-586
(GM)
ガブリ
「がッ」
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、」
ミシ ミシ
「(ああ……『やっぱり』)」
ゴキ ボキ メキ
「あ、あ、あ、」
「(わたし、だめ、だっ……)」
ボギン
「………………」
カバに噛まれた愛川の暗黒の走馬灯に浮かぶのは
一同でもスヴァルトの顔でも、今自分を飲み込んでいるカバの顔でもない。
かつて愛川と共に異世界に赴いた『黒樹 出』と『獅ノ女 カンナ』という二人の女性。
そして……彼女たちと共に迎撃した『恐竜』、『プロトケラトプス』の群れの姿だ。
「…………」
「…………」
あのときの戦いで、愛川は『死んでいた』はずだった。
『五尾』と名乗る、人を恐竜の世界に送るスタンド能力者の不可思議な力により
『偶然』に元の世界に戻されなければ、『プロトケラトプス』に踏み潰されていたはずだったのだ。
そして、そのとき初めて愛川は
世界に存在する圧倒的な力と運命に対する、自らの『無力さ』を思い知り……
「………………ごめんなさ……」
今また、『過去に追いつかれた』と思った。
「…………」
「…」
「‥」
「・」
「」
.
588
:
【跳銃】 vs『キッキング&スクリーミング』
:2015/11/07(土) 23:52:56
>>809
(リン)
「おッおー♪ イイッ! ねェ〜〜ッ」
左手を前に構え、右手を腰だめに引く。
左下方向へと進み……瓦礫から視線を外させる――
「『近距離パワー型』」
「どうするかなァ〜 こういう状況で蹴りはマズい?」
ガ ガガ ァ ――ッ
キッカも動くッ! 動く方向はリンと並行。左下へ。
いや、それよりも早く……その脚力を活かして先行ッ!(ス:B相当)
ギャン ギャンッ
「ステップ、ステップ……」
「ウマいコトしてやらなきゃ」
距離は2メートル程度まで縮まっている……!
589
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/11/08(日) 05:21:58
>>585
「全くルンクス氏に友情篤い事だねスヴァルト氏。
ここで使う『札』ではなかったのだよ?
小角君、高遠君、なるべく避けるが先に謝っておく。
そして愛川君、今助けるが――――少々『熱い』よ」
『F・O・Q』右肩に発熱カートリッジ、左肩に『送風』カートリッジを装填、
『立ち支える力』『腕を動かす力』以外のすべてのスタンドパワーを
『発熱』『送風』に回しまず愛川を銜えるカバの上顎目掛けて
最大加熱の『右掌』を差し出し後方に最大出力の送風の左掌を添える。
『エアプラズマカッター』
――――無理である、そこまで熱量と給気の緻密な制御は出来ない。
『火炎放射』
――――そうはならない、それが有効な『化学反応』を『F・O・Q』は起こせない。
だからこれは――――『ジェット噴射』である。
それも『F・O・Q』の可動能力と姿勢保持能力以外の全力の熱量と出力を込めた
『乾熱の暴風』だ。
カバの眼球と体皮膚の水分を瞬時に揮発させ、サル程度のサイズの
動物ならまず先に『吹き飛ばされる』ような『ジェット噴射』なのだ。
「『闘乾熱風(マーシャル・ドライアー)』、それなり『切り札』だったのだよ?」
まずはカバの口を水分揮発の苦痛で開けさせ愛川を離させる、
そしてサルを纏めて外に追い出すか乾燥死させる。
余裕があれば隣室への『穴』からサイを『炙る』。
そして全力で小角と高遠、愛川への二次被害を抑えるべく
残した力で方向を調節する。
590
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/11/08(日) 05:25:11
>>589
追加
先立って不要になったスマートフォンの『集音』『指向性』
元より回収する間がなかった隣室壁と床の『硬度』カートリッジの
4つは『解除』する。
591
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/11/08(日) 23:16:57
>>586
敵は勝利を確信している。こういう時が最も崩しやすい。
だが恐怖が過る。ああ、通じるだろうか。勝てるだろうか。殺せるだろうか。
(――だがこの機は千載一遇。推測が当たっている事を願いながら、一撃ぶち込むしかない。
重要なのは正しく確実にこなす事だ)
まず両手を大きく広げる(じゃんけんで言うパーだな)、この動きをモナリザに受信させる事で武器を取り落とさせる。
「『トライブ』」
次いで
>>251
で発現し左肘に設置していたアンテナを
>>540
>>556
で袖の中で伸延させていた。
これを槍に変えると共にモナリザに俺の視覚を受信させ、『目を開け、モナリザを見る』。
(アンテナの長さの問題で掴めない場合、切り離して落とし、掴んでから目を開ける)
「『コールド』」
ありとあらゆる媒体、例えばそう、ガラスや鏡に映る『それ』以上の正確さで『モナリザ』は表現され、モナリザの目に映る筈だ。
俺に行える、最も高い精度での『表現』。これなら、発信による瞬間的な衝動解除とモナリザに一瞬の隙を作る事が同時に可能なはずだ。
同時、槍を放って掴む。
「『クエスト』」
そして、左手を伸ばし、一気に姿勢を起こしながら全力でアンテナ槍でモナリザの首を貫く。
「『プッシュ・イット・アロング』」
592
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/11/08(日) 23:38:30
>>585
(GM)
「『屈する』んじゃない! 敗北を認めるんじゃない!」
届くかどうかも怪しいが愛川に激をとばしながら、
ソレを狙うであろうチンパンジーの投石に備え、
高遠側が手を広げるなどの面を広くとるような踊りの姿勢をとる。
愛川を狙うにしろこちらを狙うにしろ、愛川の噛み砕かれる音で位置を察知できるはず、
チンパンジーの少なくとも1匹と愛川の間に入りたい。
必要なのは、踊りを止められないコトだ。
攻撃をこちらから取らないことで守りを固められることを期待する。
>>589
(エイノー)
「フレンドリー・ファイアはやめてくださいよホントに!」
こちらの移動先はある程度はわかりやすいだろうけど
こちらに当てないことを祈るしか無い。
593
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/11/08(日) 23:41:02
>>585
(GM)
>>589
(エイノー)
ルルル・・・・
──『YES』
小角は見た。
「……あ?」
「え……あ、あ……」
視線がカバを――そして、愛川を――
「エイノー先生っっっ!!!
カバを……早く、あのカバを! こ、殺して!」
「愛川さんがっ」
「愛川さんが死んじゃうッッ!」
まだ死んではいないはずだ。
愛川は特に仲良くもないし、知り合いでもない。
これは戦いだし、それに。しかし。生きてほしい。当たり前だ。
今すぐカバを殺せば――そしてすぐに治療すれば――
・・・・とにかく今小角に何か出来るわけではない。
「……っ!」
その場で即座に、思い切り屈む。エイノーの射線から外れるためだ。
屈んでも盤は見えるし、屈めばよほど下を狙わない限り攻撃も当たらない。
さらに――
「〜〜っ……これはっ! 『この推理は』!?」
「この推理はどうだ!?」
(は、早く、早くしなくちゃあ……!!)
小角はさらに――質問する。
簡略化しているが、『今小角が行っている、この推理は正しいか』という質問である。
この推理とは――
【ルンクスの病院近くの拠点は、松前総合病院周辺、具体的には半径50m以内に存在する】だ。
地下に潜んでいるとか建物じゃないとかそういう可能性もあるが、とりあえず範囲を絞ればやりやすくもなる。
目でコインを仮に追えずとも、指先がどの方向に引きずられるかで、出た答えはおのずとわかるだろう。もちろん見れるなら見るが。
594
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/08(日) 23:48:04
>>586
「そりゃどうも。『詩人の名探偵』ってのも悪くなさそうです」
肩を竦める。
ついでにニヒルに笑ってやろう。『タフじゃなければ生きていけない』。
『安楽椅子』は、フライスを追うようについと移動させよう。
「続々集まってきますね、貴方達。
これは確かに貴方が頭を悩ませる理由もわかります。騒ぎの種には十二分だ」
だが、青田の方が心配ないというのなら……自分は、会議室に戻るべきだ。
相手の言葉を疑おうとは思わない。
彼は嘘をついていないという直感がある。直感に従うことも、時には必要だ。
「……乗って行きますか?」
『アームチェア・トラベラーズ』は二人乗り。
フライスを乗せていく余裕はあるが……恐らく、『跳んで』行くのだろう、彼は。
なのでいずれにせよ、自分は飛んで会議室に向かおう。
チンパンジーがまだいるのなら、外で様子を見ることになるが。
595
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/09(月) 00:39:17
>>594
(紫)
「『耳』のいいフストゥルが一番。
『嫁』の情報を得たルンクスが二番。
来るべきか迷った、オレたちが三番手。
待てば他の連中も押しかける。決着を急ぐ必要がある」
紫は空から、フライスを追う。
校舎の壁には、いまだ大量のチンパンジーがひしめいている。
特に、壁の穴は厳重に見張られているようだ。
これでは、紫には戻りようがない──
ビュオ オオオ
強い吹き下ろしの風が、校舎を叩く。
猿の群れが一斉に縮こまり、壁にしがみつく・・・・
ボン!
ボボ!ボボボ
ボボボ! ボン!!!
ボ ボ ボ ボ
次の瞬間、チンパンジーの頭が、一度に炸裂した。
『一頭残らず』・・・・『例外なく』、だ。
血まみれになった壁と地面に、次々と降り注ぐ死骸の雨。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・行くか」
フライスは平然とした表情のまま、
スタンドで壁に取りつき、軽々と壁の穴へ向かう──
>>592
(高遠)
愛川に激を飛ばしながら、
高遠はチンパンジーの投擲に対して、身をもって盾になる。
『クレモンティーヌ』は『踊り』を主体とするスタンド。
相手のリズムに合わせる性質がなく、防御には不向きと言えるが──
『キッ!』
ビュ
キィン!
一匹の投げた礫を、優雅に突き出した腕で弾いて見せた。
やはりリズムは読めていない・・・・そこまでの知能はない。
だが、チンパンジーはもう一匹おり、
ビュ!
──ほぼ同時に、投擲を繰り出していた。
こちらは流石に防ぐべくはない。
高遠の脇を抜け、カバの口へと石が飛ぶ。
>>593
(小角)
事態は急速に悪化している。
エイノーに懇願する小角だが、自身の無力さはいかんともしがたい。
自分のなすべきことを、小角は継続する。
>【ルンクスの病院近くの拠点は、松前総合病院周辺、具体的には半径50m以内に存在する】
ルルル・・・・
──『YES』。
エイノーの放った熱気が、わずかにだが流れてきた。
サウナもかくやという温度だ。そして──
596
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/09(月) 00:39:30
>>589-590
(エイノー)
──カシュ!カシュ!
ジャキン! ヴヴヴヴ
ビ ュボォオオオオオ ────ッ!
両肩に『発熱』『送風』の『カートリッジ』を嵌め、
放つは『闘乾熱風(マーシャル・ドライアー)』──
スタンドの全パワーを注いだ『熱風』が、
愛川を咥えたカバの背中を灼いた。
『ヴォォォオオオオオオ────ッ!!!』
カバは乾燥に極端に弱いが、これはそれ以前の問題だ。
肉の焼ける匂いが昇り、絶叫ともに大口を開ける。
だが、牙に貫かれたままの愛川は落ちない・・・・否応なく保持されたままだ。
そして、エイノーは否応なく『熱風』を止めざるを得なかった。
この狭い部屋で『人間ドライヤー』を使えば、
部屋の住人はオーブンに閉じ込められた状態になる。
愛川は無論、高遠にすらも危険が及ぶ──
ガス!ガス!
カバが足を折り、床に倒れ伏す。
火傷のせいではない、その理由は──
>ALL
ジュル! ジュルルルルル
『蜘蛛』だ──『液蜘蛛』が次々と跳びかかり、
その四肢から頭までを『麻痺』させていく。
姿勢が崩れたことで、チンパンジーの石も外れた。
愛川はまだ死んではいない・・・・つまり。
「チ・・・・限界だ」
ガシ ャァアアアン!!
スピーカーから聞こえる、ガラスの破砕音。
同時に、太鼓の音が全ての部屋から途切れた。
・・・・カバが、サイが、チンパンジーが掻き消える。
そして──愛川の体が、力なく床に投げ出された。
・・・・動かない。微動だにしない。
…… … ………… …… …………… … ………
…… … … …… ………… …… …… …
… … … … …… ……… ………
…… … ……
… … … … … … … …… … …
>>587
(愛川)
最後に口をついたのは──『謝罪』。
愛川は、血の匂いの中で、意識を手放した。
愛川楓月『スクリーム・アウト・ラウド』 ⇒ 『再起不能』
597
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/09(月) 01:02:03
>>591
(青田)
『モナ・リザ』は勝利を確信している。
『情熱』を使い切るまでに、その頭を砕け散らせると。
言葉の端から、それが読み取れる──
後は、青田の策が成功するかどうか、だ。
──床で両手を広げ、『モナ・リザ』の武器を落とさせる。
これは出来ない。
青田が与えたのは『視覚送受信』の『フィルムアンテナ』だけ。
運動に関する情報や信号を送る手段がない。
「『トライブ』」
──ヒュア!
頭上で風を切る音を感じながら、
密かに発現していた袖内の『アンテナ』を伸長し、『槍』とする。
「『コールド』」
『モナ・リザ』の尊顔を見上げる青田。
溢れ出す『情熱』と同時に、頭上高く振り上げられたポールが視界に入った。
『そっちはどうでもいい』。『表現しなければ』。
──その為の案は、すでに考えてある。
ザッ ビシュウン!!
「!!」
映像の『送信』──『モナ・リザ』自身の脳内に、彼女の微笑を。
それは『目くらまし』であると同時に、『情熱』の放出。
「『クエスト』」
ジャキ!
伸び上がると同時に繰り出された、『アンテナ槍』の穂先が──
「『プッシュ・イット・アロング』」
──ドズゥ!!
『モナ・リザ』の真っ白な喉を、貫いた。
「お」 「おぉおおおおおおお」
「あ」
ガラン ガラン
美女の背後に落ちる、金属ポール。
「最後・・・・の・・・・『微笑』・・・・を・・・・」
ブシュ ルルルルルルル────ッ!!
突如、空気が抜けたように女の体が縮まる。
青田の目前、床の上に舞い降りたそれは、
一枚の『油絵』・・・・女性のみを切り抜かれた、その一部だった。
首元には、大きな穴。
その顔には、魅惑的な笑みを浮かべたまま・・・・しかしもう、動かない。
パチ パチ パチ
いつの間にか、人気のなくなっているロビーで、
ゆっくりと拍を取った拍手が、聞こえてきた。
598
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/11/09(月) 01:24:22
>>597
「――勝ったぞ、俺が勝った」
だれにともなく呟き、状況を考える。
最悪ではないにしろ、嫌な方の予想が当たってしまった。
モナリザが絵に過ぎないという事は、またいつ『モナリザ』が現れるか解らない、と言う事だ。
そう思いながらも、一旦電話していたスマートフォンを回収しようと――
> パチ パチ パチ
「誰だ?」
即座に拍手の方に体を向ける。
(一般人?一般職員?学校に雇われたスタンド使い?追加の敵?
味方ならここまで無視はするまい。ルンクスと不仲なだけ、もしくは能力がバッティングしている、
もしくはそもそもルンクスを取り合う花嫁の一人かも知れない。ライバルに消えてほしいタイプの)
警戒は緩めない。
599
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/09(月) 01:25:47
>>595
「…………お見事」
言葉も無い。
瞬間移動……ではなかろう。
もっと規模の大きい、強大な能力だ。
一種の空気操作か?
いきなり現れたように見えたのは、空気のレンズを作って光を屈折させ、姿を隠していたとか?
……情報が少ない。結論は出ない。
ともあれ、『安楽椅子』に乗ったまま会議室に入っていこう。
下りて歩くより、こっちの方がずっと楽だ。
さて、部屋を離れた時から、状況はどう変移している? 皆は無事だろうか?
「……失敬。『ゲスト』がいたので、連れて戻って参りましたが……」
600
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/11/09(月) 01:27:14
>>595-596
「……蜘蛛ぉ?」
そうか、あの時、私と先生がやられた後に
命令されたあいつらが……
役に、立ったじゃないか。しかも
スヴァルトを引き下がらせ自分の命を救う位、ものすごく。
……後は……どうする。
スヴァルトはいなくなった、とはいえ、
警戒は絶やすな、と身を持って知ったのだから、窓というか穴の外は警戒する。
今踊りを解除すれば、おそらく再度立ち上がるのは強烈な労力がいるだろう
しかし踊り続けて解除を先延ばすにしても、そのままで持つかが心配だ。
故にテンポをよりゆっくりにし、不滅をキープ。
(ただし、味方と断言できる存在以外のものが現れたらテンポの減速はやめる)
601
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/11/09(月) 01:35:04
>>595-596
(GM)
(す、すごい熱だ……! こ、これなら――)
サウナのような、灼熱の空気。
これならば動物たちも――
――そして。
ガシ ャァアアアン!!
「……!」
窓ガラスを割る音。
小角は盤に向けていた顔を上げる。
「あっ……ど、動物が――!」
「う……あ、愛川さん……」
スヴァルトは、退いた。
何も解決していないが、一つの脅威は一先ず去った。
「い……生きているさ、生きているに違いない……
は、早く……早く病院に運べば、き、きっと……!」
愛川にしてやれることはない。
へたに動かしたりする方が、危険だろう。
「……そ、そうだ、救急車……」
空いた手でスマホを取り出しつつ――
「……」
「……」
「……! ちょ、調査を……イルソン君。
す、スヴァルトはいなくなった……わたしは、調査しなくちゃ……」
油断は一切できない状況。
エイノーの近くから外れないまま、質問する。
(現在の出費額:27万)
「る……ルンクスの拠点は病院から半径50m以内……
これだけでは、見つけるのに時間がかかってしまう……も、もっと……」
「『調査を』……!」
自分のスタンドが、自分が招いた大惨事。
今は、麻痺したままの心で、せめて居場所だけでも。
スヴァルトを追い立て、命を救った愛川のように、せめてもの役目を。
内容は『今自分が考えている推理は正しいか』だ。
つまり、【ルンクスの病院に近い拠点は、病院周辺の西側に存在する】ということ。
真北、真南に存在しない限り、これでより調べる範囲を減らすことが出来る。
602
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/09(月) 02:12:24
>>598
(青田)
床に広がった『モナ・リザ』は、絵の一部のように見える。
無論、レオナルド・ダ・ヴィンチの作ではない、
贋作か模写なのだろうが・・・・じつに精巧だ。
青田は床に転がったスマートフォンを拾い上げようとする。
『モナ・リザ』の手から落ちたものだ。
画面にヒビが入ってしまったが、まだ使用できそうだ──と。
バッ !
拍手の方向は、背後──
そこに、黒人の女性が一人、立っている。
細身で華奢だが、何より特徴的なのはその肌。
一面に『赤土』をまぶしてある・・・・
顔だけではなく、露出する腕や肩にもだ。
パチ パチ
「……驚きました。
あなたの『ジニ』で、ルンクスの『嫁』の一人を倒すなんて。
青田さん……でしたね。すごいです。あの……感動しました」
「強い者が弱い者を倒すのは当たり前です。
でも、知性があれば、それを覆せる。
……私、そういうのに……弱いんです」
「途中で手を出さなくて……あの、本当に、よかったです」
「あ……私は、アーントと言います。
『ヨハネスブルグ』からやってきました……初めまして」
どこかもじもじと説明すると、青田の方に歩いてくる。
スタンドは発現していない。武器も持っていない。
こざっぱりした服装は、アフリカでなく日本で購入したもののようだ。
>>590
(紫)
『アームチェア』を操作し、穴から会議室に戻る紫。
続いてフライスが、部屋に入った。
室内は・・・・相当の荒れ模様だ。
壁の穴は増え、エイノーも戻ってきている。
小角はエイノーの陰に隠れるように、『イル・ソン』を展開中。
部屋の中央で回る高遠が、防戦を続けていただろうことは見ればわかる。
そして──床に倒れたまま動かない、愛川。
その胸には、背中まで貫通した穴が開いている・・・・
このまま放置すれば、確実に『死ぬ』大怪我だ。
>>600
(高遠)
愛川の『液蜘蛛』は、最後の最後で『間に合った』。
少なくとも今、猛獣に襲われることはない。
つかのまの休息が取れるのも、そのおかげだ。
とはいえ──高遠自身は警戒を解かない。
怪我のこともあるが、まだ『終わってはいない』からだ。
その時、紫が壁の穴から戻ってきた。
「……失敬。『ゲスト』がいたので、連れて戻って参りましたが……」
連れてきた相手は、灰色の髪の黒人。
見覚えがある・・・・『ヤング・ダイヤモンド』の一人、フライスだ。
>>601
(小角)
床に倒れたまま、血まみれで動かない愛川。
一刻も早い搬送が必要なのは間違いない。
だが、今、小角がすべきことは救急車を呼ぶことではない・・・・・
そう考え、『調査』を継続する。
>【ルンクスの病院に近い拠点は、病院周辺の西側に存在する】
ルルル・・・・
『YES』
その時、紫が来訪者を連れ、戻ってきた。
灰色の髪の黒人・・・・
見覚えがあるなら、フライスの名を覚えているはずだ。
「──今の『質問』に、意味があるか?」
開口一番、男が発した言葉はそれだった。
小角の質問が聞こえていたらしい・・・・
いたって真顔で尋ねてくる。
603
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/11/09(月) 02:29:16
>>602
「『フライス』……?」
確かテレビで『採掘場』と言い放ったリーダー格。
こんな特大弾頭まで来ていたか……!
質問に意味があるのかを応えるのは小角だ、
故にこちらにも口を挟めないわけではない。
しかし、何かを訊いても、答えが帰ってくるかどうか。
「アナタ……『目的』は?」
しようとおもえば1ステップでいつでも小角との間に入れるような
位置に自らを陣取らせ、ゆっくりと回りながら言ってみる。
……ただし、愛川を誰も救護しようとしなければ
『愛川』をパートナーに変更させるべく倒れたボディに接近しておきたい。
604
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/09(月) 03:14:00
>>602
「…………激戦で、あったようですね」
自分がいれば……何か変わっただろうか?
否、何も変わるまい。戦闘で大きく貢献できる能力でもない。
だが、応急手当程度はできる。椅子に乗ったまま愛川の近くまで移動し、椅子から下りる。
そして『ソーンダイク博士』を『降臨』させ、そのまま『憑依』――――彼の『医学知識』を獲得する。
『ソーンダイク博士』、本名ジョン・イヴリン・ソーンダイクは高度な医学知識によって調査を行う、『科学捜査』の開祖とも言える存在だ。
彼の医学知識であれば、手当に手間取ることはあるまい。適切な処置を『知る』ことができるはずだ。
(探偵詳細:ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%AF)
ひとまず包帯は自分の服などでどうにかするとして、道具の『獲得』による処置は最後の手段とする。
なぜなら、『獲得』で得た道具は解除の際に消えてしまうからだ。それではあまり意味がない。
どうせ本格的な治療は救急車を呼ぶ必要があるとはいえ、ここで手当てをしなければそれも間に合うか怪しいところだ。
自分の腕や胸も痛むが、命にかかわるほどでもない。
「―――――それは愚問ですよ、『Mr.フライス』」
そうして治療の準備を進めながら、視線も向けずに口を挟もう。
「『問う』ことにこそ意味がある。
その行いは、必ず『真実』を引き寄せる。
そしてそもそも、そうしなくては生きていけない。それが、『名探偵』という生き物です」
ある名探偵はこう言った。『名探偵とは存在であり、意志である』と。
事件を解決するための『デウス・エクス・マキナ』。あるいはそれを引き寄せるためのランドマーク。
それが『名探偵』であると、紫斜六は信仰する。そういう、『赤い夢』を見ているから。
あの日、初めて出会った日、小角宝梦は『名探偵になりたい』と言った。
その『意志』は、真実を追い求めるという意志は、『刺青』に固めて込めたと。
ならば何も心配することは無い。彼女もまた、『名探偵』なのだから。
「『一歩』」
「それが如何なる一歩であっても……それが『無意味』であることなどあり得ない。
例え、調査が空振りに終わろうとも。例え、何も見つけることができなくとも。
例え、一見して全てが失敗と破滅に満ちているように見えたとしても」
「そこに『名探偵』がいる限り、全ては白日の下に晒される運命にある」「ただそれだけの話です」
605
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/11/09(月) 03:24:19
>>602
『アーント』。文化人類学を専攻しているヒンバ族の女性で、
それで確かオカというUVクリームの親戚みたいなのをしている、んだったか。
「こちらこそ、初めまして、アーントさん」
警戒は緩めず、アーントから視線も外さないまま、モナリザが持っていたスマートフォンを回収したい。
(電話番号さえ解れば、ある程度GPSから追跡が可能かもしれない。今携帯を壊しても、過去のデータは残っている筈だ)
無論、回収できても警戒と観察を緩めるつもりはない。
「お褒めの言葉には感謝しますが、用事がそれだけならば、友人を待たせておりますので」
そう言って、警戒したまま少しづつエレベーターの方に向かいたい。
606
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/11/09(月) 12:41:24
>>602
まず『機能回復』した自身のスマートフォンで救急車を
『緊急要請』で呼ぶ。
そして紫とフライスを含めた全員に頭を下げる。
「言葉もない、『窓』を弾いて排熱できると思っていた。
今『救急車』を呼んだ。愛川君は『血止めをして待つ』しかない。
そしてフライス氏、『良い評判』を貴方の元身内から聞いている。
『御用向き』をお聞きしたい」
サイの急所の逆でカバの歯の長さを失念していたのが悔やまれる。
607
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/11/09(月) 22:57:48
>>602
(GM)
ルルル・・・・
『YES』
愛川の身は心配だ。
しかし調査を止めるわけにはいかない。
だからこそ、スマホを片手で取り出そうと――
・・・・その時。
「め、名探偵どの! 生きて――」
「……ん!!?」
紫の生還はグッドニュースだ。
しかし。ゲスト……いや、あの男は。
「や、ヤング・ダイヤモンド……『フライス』!?」
フライスに最大限の警戒を向ける。
愛川には紫が向かった。なら、変わらない。自分がすべきは。
「き、きみは……! 名探偵どの、ど、どうなって――
いや……な……何が言いたい……! 意味のない質問など……」
「……」
するわけが、ない。謎に近づくためには。
だがそれは小角の主観。答えを知るものが見れば、違うのか?
少なくとも。今回の調査が順調とは言い難い。
それでも。
「……わたしは……ちょ、調査を……! 『調査をする』だけだ!
まだ紫さんみたいに名探偵じゃあなくても……わたしが依頼されたことだ!」
「わたしにしかできないッ!
わたしが今することには意味がある……」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
質問の内容は今までと同じ。『自分の推理は正しいか』だ。
推理は【病院に近いルンクスの拠点は、病院周辺西側の地上の建物から入ることが出来る。】
これがいいえなら、とりあえず建物を知らべる必要はなくなる。
はいなら、とりあえず全ての建物を調べてみれば、何かしらの意味は出てくるだろう。
なお、地階がある場合でも、地上階があり、そこから入れるなら『はい』とする。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
思考は混乱。しかし小角を動かすのは謎を追い求める心。
そうしなければ、麻痺は解け、恐怖が小角を止めてしまうから。
夢を、心を炉にくべ、少しでも、前へ。
炎が消える時、小角は止まってしまうから。
608
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/09(月) 23:55:07
>>603
(高遠)
間違いない・・・・
『ヨハネスブルグ』の代表である『9人』。
その筆頭とも言うべき紹介をされていた男だ。
その眼差しは鋭くも理知的で、
『ミミズク』を思わせる独特の雰囲気を秘めている。
「小角 宝梦と『イル・ソン・パティ』を許容し得るか。
『ダイヤモンド・ナイン』の調和を崩さぬ利用が可能か?
それを確かめに来た」
小角を一歩で守れる範囲で舞いながら、
高遠はフロイスの返答を受け取る。
淀みはまるでない。優等生のような答えだ。
愛川には、紫がつくようだ。
ひとまず、様子を見ていいだろう。
>>604
(紫)
ド ド ド ド ド ド ド
傷付いた愛川に気付き、『安楽椅子』に『ソーンダイク博士』を『降臨』『憑依』させる。
「ほう。興味深い『ジニ』だな」
興味を示すフライスを他所に、
『名探偵』の医学知識をもって、治療に当たる。
一目で見て取れる『重症』だ。
出血は激しく、肋骨は折れ、片肺が傷ついている。
傷が大きくなれば、血が肺に流れ込み、呼吸困難に至る。
死に直結する原因が複数並び、とても応急処置では対処できない。
ひとまず包帯で止血し、綺堂を確保、安静にして救急車を待つ。
それ以上のことは出来そうにない・・・・『緑色の実験箱』にも限界はある。
だが、それ以上に問題なのは、紫の手だ。
動くのは右手だけ。怪我の痛みはまだ我慢できるが、
片手では包帯作りすら、ままならない。
「おまえたちが何処までルンクスに近づいたか、それは判らない。
『質問』の方法も、私が想定していたものではない・・・・
故に、今の言葉に対してのみの返答になるが」
「『全ての道がローマに通ずる』として、
そう書かれた案内板に、意味はあるか?
──人間の時間は有限だ。
ましておまえたちに、悠長な時間は残されていないはず。
『いつか見つけられる』・・・・それがおまえの『名探偵』の定義か?」
皮肉を言う口ぶりではない。
率直に尋ねている声だ・・・・だが、それより優先すべき事柄が、紫にはある。
>>606
(エイノー)
不使用の『カートリッジ』を解除し、機能を回復。
スマートフォンで『119』に連絡する。
大まかな状況を伝えると、電話を切った。
じき、救急車が到着するはずだ。
「元身内?
・・・・ああ、バジか。
元気にやっているなら、何よりだ」
紳士的なエイノーの態度に、フライスは軽く会釈し、応じる。
「初めまして
私はフライス。『ダイヤモンド・ナイン』の一人だ」
「小角 宝梦と『イル・ソン・パティ』を許容し得るか。
『ダイヤモンド・ナイン』の調和を崩さぬ利用が可能か?
それを確かめに来た」
>>607
(小角)
「『質問』ではないな・・・・『テーマ』だったか?
『イル・ソン・パティ』では、まず『テーマ』を決める。
『テーマ』に沿った質問しか許されず、
『テーマ』の変更には、より大きな枠を用意する必要がある」
フライスの口から出た言葉に、小角は目を丸くする。
この男・・・・『イル・ソン・パティ』の細部までも熟知している。
まるで参加したことがあるかのように・・・・いや、
参加者ですら、ここまでの詳細を知っているだろうか?
「察するに、今のテーマは『自分の推理について』というところか。
思いがけない『テーマ』で驚いたが、
それはつまり、『最終テーマ』ということか。
あえてそれを選んだ意味・・・・それを聞きたかった」
>【病院に近いルンクスの拠点は、病院周辺西側の地上の建物から入ることが出来る。】
ルルル・・・・
──『NO』。
>>605
(青田)
「よ、よろしくです」
アーントが恥じらうように顔を伏せる。
青田はスマートフォンを回収した。
ロックはかかっていない。発信履歴を調べるのは簡単そうだ。
アーントを警戒しながら、エレベーターに向かうと、
「あ……お先に、どうぞ。
・ ・
私は、先に向かいますから」
よくわからない台詞で見送られた。
エレベーターに乗る気はないようだ・・・・
609
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/11/10(火) 00:18:39
>>608
その言葉に動きを止める。
先に行く、という事はつまりこちらより早く彼らの所に辿り着く事は容易いという事だ。
そして、今は攻撃の素振りも見せないが、他の面子、例えば小角さんに襲い掛かる可能性は否めない。
であれば少し、時間を稼がねば。
――ここから、聴覚で得た情報をレコーダーを通して向うに流す。
「……ミス『アーント』、お聞きしたい事があります。」
「『ヤング・ダイヤモンド』は一枚岩ですか、そして、『語り部』に従っているのですか。」
アーントが来ている事を伝える。重要なのはこれだ。先に行かれても対処の余地が生まれる可能性がある。
それに、この質問は派閥に関して等、色々と広がる余地もあるしぶつけておきたかったしな。
610
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/11/10(火) 00:21:29
>>608
「私はエイノー・ニョルズ、フィンランド人の日本研究者です。
この国は概ね豊かなので求め過ぎなければどんな種類であれ
『労力に見合った正当な対価が得られる』と私は認識しています。
『それで満足しうるか』なら協調も可能でしょう。ところで貴方が
こうしている、という事はスヴァルト氏は『お帰り』という事でしょうか」
紫が適切に愛川に処置をしてくれているようなのでフライスと
会話してみる。
『妥協点』があるならそれに越した事はない上に今しがたの
襲撃者スヴァルトと不仲とも聞く、一時的であれ『同盟』でも
結べれば有り難い。
611
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/10(火) 00:37:46
>>608
迷わず靴と靴下を脱ぐ。脱ぐのに手間取るようなら口も使ってやれ。
……人の足の指と言うのは、存外器用だ。手ほど器用ではないにせよ、包帯づくりの補助ぐらいはできる。
要するに、『抑える手』と『引き裂く手』があればいいわけだからだ。口も似たような用途に使える。
多少不格好でも、どうにか応急手当てを進めよう。出来る限りはしなければならない。
「ええっ、まったく、その通りっ!」
そして手当を進めながら、声だけで『フライス』に応じる。
そちらも、答えねばなるまい。
「私たちは」「『向かう意志』です」
「私が今日死なない保証なんてどこにもない!
ウィルという方が、『花嫁』になってしまわない保証などどこにもない!」
「けれど、私たちは真実へと検討をつけて向かい続ける。
向かっているのだから、いつかは辿り着く。
例え私が死んだとしても、もしも全てが間に合わなかったとしても!」
「私の足跡は誰かが見つけ、押し広げて行くでしょう。
かつて大海原を進み、海図を広げていった『大航海時代』の船乗りたちのように。
そうしていつかは必ず辿りつく。闇を照らす『真実』に。
だって、人類の時間は限りなく無限に近いのですから」
かつて、人は地球が丸いと考えた。かつて、人は地球が丸いと証明した。
かつて、人は空を飛びたいと考えた。かつて、人は飛行機を発明した。
かつて、人は月に焦がれた。かつて、人は月に到達した。
どれもこれも、『人の意志』と『人の行い』が幾重にも積み重なって成り立った出来事だ。
「『全ての道がローマに通ずる』として、
誰かが道を拓き示さないことには誰もローマにたどり着けない!
自覚的にせよ無自覚的にせよ、その役割を担うのが我ら『名探偵』なのです」
だから常に問い続けよう。
無意味な問いなどどこにもない。
問い続けることに意味がある。問いを重ねることに意味がある。
「私はもう、この件に関わりました。――――そのもっと前に、『小角宝梦』も。
だから本当のことを言えば、もう遅いんですよ、『Mr.フライス』。
私か、彼女か、他の誰かが、貴方たちを追いつめてしまうでしょうから」
紫斜六は――――そういう、『赤い夢』を見ている。
612
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/11/10(火) 00:40:13
>>608
よどみない回答と、回答の中身に目を曇らせる。
ダイヤモンドナイン
代表 筆頭なだけある。
貪欲に喰らおうとするか。
まるで、初めて目にしたであろう『炎』を前に
コレは使えるものなのかと考えているかのように……
その『炎』……小角『イル・ソン・パティ』が自分たちの手を焼くものと判断されれば
想像したくはないところだが、『そう』なるだろう。
が、今ここで、有用。そう判断したのであれば……。
「『結論』は……出たの?」
不滅の背筋を、顔を冷や汗が伝う。
613
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/11/10(火) 00:53:48
>>608
(GM)
ルルル・・・・
──『NO』。
「なっ……! なぜそこまで……!?
……そ、そちらにも調べる能力者がいるというのか!」
(そ、それに何だ……この余裕。
あのスヴァルトですら、液蜘蛛には焦っていた!
こ、こいつは今、3人に囲まれているんだぞ……!?)
ジリリ
小角は『フクロウ』のように丸い目で、フライスを見る。
ごく僅かな情報から、ここまで導き出したというのか――?
・・・・底知れぬ男だ。
あるいは組織力か。
「……え、選んだ意味?」
「意味……い、言われてみれば…………何だろう?
い、イルソン君のことが、少し、嫌になって、それで……
そうだ……わ、わたしが推理に回るべきだと思ったんだ。
イルソン君じゃなくて、わたしが、少しでも自分でやるんだ。って……」
「……た、単に、それだけだ。
深い意味なんて、考える間もなかったからな……」
このテーマであっても、結局指針を決めるのはこの『盤』だ。
しかし、『小角の推理の成否』を問うという意識がある。
これ以前のテーマは、『答えの材料を掴む』ためのもの。
つまり――推理を、『イル・ソン・パティ』に任せていた。
・・・・それではいけない。
小角は自分のスタンドへのわずかな忌避感から、自立に近づこうとした。
それはほとんど無我夢中で、小角自身、深い思考の先にいたったわけでもない。
(あっ、な、なにをペースを握られているんだ。調査を続けなくては……!)
気圧されたか。
答えるべきだったのか――?
「……し、『質問を続ける』」
例によって質問内容は『自分の推理の成否』だ。
推理とは、【ルンクスの病院に近い拠点は、地下に存在する】ということ。
地上の建物から侵入出来ないということは――つまり、そういうことだろう。
フライスの動向には気を配る。
意味があるかは、分からないが――
614
:
<ガオンッ>
:<ガオンッ>
<ガオンッ>
615
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/10(火) 01:33:33
>>609
(青田)
「……………………」
アーントが、悲しそうに目を伏せる。
明らかな落胆が、その表情に感じられた。
「……そうですね。
『花嫁』を仕留めてくれたお礼に、それだけは答えましょう。
どちらも『NO』──それ以上の情報は出せません」
「足止めは無駄ですよ。
上にはもうフライスが来ています。スヴァルトも」
「…………青田さん。
スヴァルトやルンクスを信用しないのは当然ですが、
フライス……いえ、私のことだけは……
無理を承知ですが……その、『信用』してもらえません……か?」
このやりとりは、レコーダーによって、
仲間たちに送り届けられるはずだ。
>>610
(エイノー)
「まさか」
フロイスの目が、部屋の扉を射る。
「すぐにも来る」
ガチャリ
予言めいた言葉の直後、新たな黒人が姿を現した。
アフロヘアに精悍な顔立ち。
弓のようにしなやかで、細身の長身。
その顔は、これ以上ないほどの『怒り』に彩られている。
「──これは『当然の判断』だぞ、フライス」
「ルンクスに小角は渡せねェ。
他の誰にもだ。なら、殺すか、オレが管理するしない。
『ヨハネス』を第一に考えるおまえなら、結論は同じはずだ」
「それとも──欲しくなったのか?おまえ自身が?」
開いた扉を肩で押さえたまま、男が凄む。
間違いない・・・・この声、この動作。
『猛獣』を送り込んだ男──スヴァルトだ。
>>611
(紫)
「意思で願いが叶うなら、敗残者はこの世にいない。
意思と知恵、そして力が必要となる・・・・それが『現実』」
「『向かう意思』ならば、我々の方が強い。
海を渡り、この町までやってきた我々には、
『対応者』より強い『意思』がある・・・・生き延びる為の『覚悟』がある」
「今、追い詰められているのはどちらか。
これは火を見るより明らかに思うが、
君の目には、『違う景色』が見えるのか?」
フロイスは淡々の応じる。
そこに現れた、アフロヘアの男。
その声、口調──スヴァルトだ。
壁と扉、二方向を『ヨハネスブルグ』に抑えられた形となる。
>>612
(高遠)
「これから決めることになる」
フライスの返答。
そこに、扉を開けて入ってくるスヴァルト。
高遠は、前後を『ヨハネスブルグ』に挟まれる。
>>613
(小角)
フライス:
「これは、私の持つ情報からの推測に過ぎないが」
「おまえの『ジニ』における『テーマ』とは、
調べるジャンルを絞り込む為のもの。
自らに『制限』をかけることで、能力を維持している」
「だが、『自分の推理』という『テーマ』は、全てを内包する。
おまえが推理し、想像するならば、何でも調べられる。
これ以上に枠の大きな『テーマ』は存在しない」
「つまり、今の『テーマ』を替えることはもう出来ない。
『一週間』だったな・・・・
『今』、調査を終えなければ、能力は使えないということだ」
「無論、私の推理は間違っているかもしれない。
そう思うなら、試してみるのもいい」
>【ルンクスの病院に近い拠点は、地下に存在する】
ルルル・・・・
──『YES』
616
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/10(火) 01:50:40
>>611
(紫、追記)
靴と靴下を脱ぎ、包帯を作り始めるが、
当然ながら時間がかかる・・・・
『医者』としての知識からも、
『これでは遅すぎる』と思われる。
617
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/11/10(火) 01:54:08
>>614
「新たな来客も含めてお聞きしよう、『闘るのかね』?
生憎な事にもうすぐ愛川君を収容しに救急車がくる。
『望む回答のサービス聴講』は受け付けられない。
彼女の搬送に協力しこの場の休戦を受けるなら
あえて便宜を図るも吝かではないが『どうするね』?」
スヴァルトに含むところは大いにあるが
「あえてルンクスのみを切る」判断をするなら
被害の拡大を抑える意味で休戦する意味はある。
フライスの判断も大いに気になる。
まだ『2正面決戦』不可避というなら『考え』も『手』も
なくはないのだ。
紫と愛川に近付き、悪いが愛川のスマートフォンを
無断拝借し紫にも携帯通信機器の貸借を願う。
もちろんヤング・ダイヤモンドの2人の『動向』には
細心の注意を払いつつ。
618
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/11/10(火) 02:10:22
>>615
そうか……。
可能性として、保留として置くということも有るだろうが
どちらかに触れた場合闘いはさけられないだろう、
2者との距離を図りつつ、踊りを続け曲を鳴らす。
テンポを遅く、落ち着かせる方向で。(うるさいと言われればソレまでだが)
『護り屋』として、防衛構想だけはなんとかしておかねばならない。
『フライス』……こちらは未知数。しかし話ができなくはないように見える
『スヴァルト』……こちらはかなりお怒りだ。動くとしたらこちらが先だろう。
時間を稼ぐ、あるいは襲ってくる可能性の高さからスヴァルト側をやるべきか。
まぁ挟まれている状況でどちら側をやるもこうも無いんだが。
619
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/10(火) 02:20:37
>>615-616
「ええ、貴方たちの覚悟もまた尊いのでしょう。
世の中は、意志だけで動くほど簡単なものではないのでしょう」
「――――――『普通なら』ね」
手当ては……このままでは間に合わない、か。
では新たに道具を『獲得』。手にするのは、『緑の実験箱』の中身の一つ『アルコールランプ』だ。
これを地面に叩きつけて砕き(愛川に破片が飛ばないように注意する)、ガラス片で自分の服を引き裂くとする。
これなら片手が使えなくても『包帯』を作れるはずだ。
「幸いなことに、貴方は『夢遊病者』ではないようです。
誇りなさい。同時に、嘆きなさい。貴方には『赤い夢』は見れない。
それは私にとっても、あまりにも残念なことですが」
『赤い夢』の住民には、中々会えない。
一生会うことは無いのかもしれない。会っても気づかないだけなのかもしれない。
『小角宝梦』は、『赤い夢』を見れるかもしれないと思う。あるいは、もう見ているのかもしれない。
「ただ一つ言うのであれば、真実を覆い隠す力より、それを暴く力の方がずっと強いということです。
闇は光にかき消される。残酷なぐらいに、その強弱はハッキリしすぎている」
「貴方はいつか『切り裂きジャック』の正体が判明すると思いますか?
私はすると考えています。実際、着実にその考察は進んでいる。
そして、貴方たちは残念ながら『切り裂きジャック』ほど深い『闇』を持っていない。そういう話ですよ、これは」
620
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/10(火) 02:22:48
>>619
なお、エイノー氏に乞われれば「携帯はポケットに入っているので勝手に取って下さい」と答えよう。
紫の携帯電話は、ガラケーだが。
621
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/11/10(火) 02:31:56
>>615
(GM)
「! 地下か……!」
なるほど、意外な場所だ。
下水道か、それとも地下施設でもあるのか?
・・・・なんにせよ。
「わ……私にも想像のつかないことというのがある。
イルソン君が判断するのは、『今』だからな……
それがある以上……今よりもまだ、上位のテーマはある。」
小角がどう転んでも思考できないこともある。小角は神ではない。
例えば知らないものや、より詳しく言えば知らない言語。
思考をテーマにした以上、そうした『思考できないもの』は省かれる。
「……『調査を続ける』」
つまり、テーマ『全て』は、より上位だ。
小角宝梦をふくむ全人類の知は、そちらにこそ宿る。
――質問を重ねよう。
と。
「……き、きみは……!!」
ジリ ・・・・
スヴァルトの乱入。
紫の応急手当の進みなど、気になる事はあるが――
(ま、まずい……何か企んでいそうなフライスとは違う!
スヴァルトは明らかに、最優先で……わたしたち、みんなを殺す気だ。)
二大・ヤングダイヤモンドを警戒する。
質問の内容は『自分の推理は正しいかどうか』だ。
推理とは【ルンクスの病院近くの拠点は、病院の内部と?がっている】だ。
半分ほど勘だが――病院からの距離。そして病院には地下が存在すること。
わざわざ病院の近くを選んだのなら、その施設を利用するのではないか……?
もし違うなら、入り口はマンホールなり何なりだろう。
いずれにせよ、潜んでいる範囲が分かった以上、調べようはあるはず。
地下の工事を行えるとは思えないし、嫁のスタンドにまで気を回せば可能性は無限。
622
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/11/10(火) 02:37:51
>>621
>【ルンクスの病院近くの拠点は、病院の内部と?がっている】
?の部分は『つながる』です。
623
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/10(火) 03:19:23
>>617
(エイノー)
フライス:
「・・・・・・・・・・・・・・失礼。
何故、現状でその発言となるか、ようやく理解した」
────ゴ !!
突如、フライスから部屋に吹き付ける強風。
男の背にした、青空の見える壁の穴から吹き込んだのだろうか。
風は部屋の全員を叩き、目を閉ざすほどの勢いだ。
「私が順番を間違えていた。
『示威活動』もせず『降伏』させたつもりでいた。
改めて、宣言しておこう」
「おまえたちは、すでに『敗北』している。
小角の身柄を引き渡すなら、これ以上の攻撃はしない。
そうでなければ、一人ずつ『抹殺』する」
「嘘だと思うなら、試してもいい。
我々はこの場において、小角以外に価値を見出していない」
フライスの背後に、いつのまにかスタンドが発現している。
──『鉄格子』で編まれた人型のスタンドだ。
(まだ行動は起こしていない)
>>619
>>620
(紫)
なおも、自らの信じる『赤い夢』を語る紫。
『アルコールランプ』を発現し、床で割ると、
そのガラス片を拾い上げ──
グッ シャァア!
ドスドス!
その手を、スヴァルトの靴底が踏みつけ、
ガラス片ごと踏みにじった。
扉と紫の位置は、さして離れていない。
とはいえ、接近に気付かぬほどではない・・・・
今のは、明らかに『人のスピード』ではなかった。
ドンドン!ドコドン!ドコドン!
間近で鳴り響く、太鼓の音色。
男の腰を囲むように、『4つ』の太鼓が浮かび、独りでに奏でられている。
これが、スヴァルトのヴィジョンなのか──?
「オレの『ジニ』が遠隔操作だと・・・・
そこでくたばってる『愛川』と同じだと思ったか?
そんな『ジニ』で生き残れるほど、『ヨハネスブルグ』は甘くねえ。
ましてや『ヤング・ダイヤモンド』は──」
「──オレの『本分』は、この距離だ」
「フライス、一人ずつ潰そうぜ。
地獄ならこいつらの寝言につきあう奴もいるだろ。
──オレはごめんだ。じきに他の連中も来る」
「そうだな」
>>621-622
(小角)
「・・・・そうかもしれないな」
フライスは、あっさりと会話を打ち切った。
>【ルンクスの病院近くの拠点は、病院の内部とつながっている】
ルルル・・・・
──『NO』
ルンクスの拠点について、調査を進めていく小角。
だが、ルンクスの所在地は、依然として闇の中だ・・・・
そして、突如として吹き荒れる、暴虐の『嵐』。
>>618
(高遠)
フライスからの強風。スヴァルトの蹴り。
同時に、そして両方の間にいた高遠は、どちらにも対処できない。
油断した──いや、対処の仕様がないというべきだ。
『ヨハネスブルグ』に挟まれるという事態そのものが、
完全に『詰んで』しまっている・・・・!
624
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/11/10(火) 19:18:23
>>623
「青田君、そういう次第なのでアーント嬢との会話は
『その前提』で」
この場にいない青田に警告し、紫の手を踏むスヴァルトの脚を
『発熱』の右手で掴み上げそのまま上方に『送風』の左手を沿え
ゼロ距離『闘乾熱風(マーシャル・ドライアー)』。
この場合フライスは高遠達に任せる事になる。
勿論スヴァルトは『捕まらない』可能性も高い。
だがそれはすぐに理解可能なのでその場合直ちに『F・O・Q』左手で
紫と愛川を抱え高遠の行動を阻害しない形で小角に合流する方針
(紫が『独自行動』のあてがあるなら愛川のみ抱えて)小角の側に
合流する。
隙間も増えたし溜めの余裕もない、そして『熱は上方に向かう』、
スヴァルトを焼く展開になっても先刻の『オーバーキル』状態に
室内が陥るのは回避できるだろう。
625
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/11/10(火) 23:04:49
>>615
「……」
無言、アーントを見定めるようにしながら少し考え、
「……俺の仲間、いや、この町の命を奪わないよう努力してくれるならば」
「信頼してもいい」「努力してくれていると俺が思ってる間は」
青田にとって、彼らが敵である理由の大きな一つは、殺戮者であるためだ。
家族が殺されるかもしれない。友が殺されるかもしれない。
朝なんとなく挨拶を交わした誰かが、夕には肉片になっているかもしれない。
それが怖い。
逆意。殺戮者でさえなければ、俺から敵視する理由は薄い。
今回のように、あちらから襲って来れば違うが。
626
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/11(水) 00:04:14
>>625
(青田)
(レコーダーの『アンテナ』を『送信』していない為、
現時点で、エイノーの声は聞こえていない)
アーントの言葉は、
『ヤング・ダイヤモンド』への裏切りとも取れる。
果たして、このやり取りを送ってしまってよいものか。
「……私たちは、『黄金町の制圧』を命じられています。
ですが、どう『制圧』するのか……
何をもって『制圧』とするかは、聞かされていないんです」
「ですから……
『ヤング・ダイヤモンド』はそれぞれが考え得る、
『制圧』を実行している状態です」
「中には、『ダイヤモンド・ナイン』そのものを
『制圧』することを目論む者もいます。
正面衝突は『本国』に禁じられていますが、ここは極東の地。
互いを牽制することで、危うい均衡が保たれています」
「今、『小角 宝梦』はそのさ中にいます。
ルンクスは小角を含めた黄金町の『ジニ使い』が、
自分を調べるだろうと予測していました。
その為に姿を消し、『嫁』を用意した。
強力すぎる……『イル・ソン・パティ』の確保を、
『自分を攻撃した』という理由で正当化する為に……です」
「その『嫁』の一人はあなたが倒しましたが、
スヴァルトが残っています。
彼は排斥主義者です。従わなければ、容赦なく命を奪う。
小角が従うまで死体を増やすでしょう」
「フライスを説得できなければ、確実にそうなります。
彼は……『ヤング・ダイヤモンド』で最強の『ジニ使い』です」
627
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/11(水) 00:11:27
>>625-626
(青田)
夢中になって話したことに気付いたのか、
アーントは顔を両手で隠す。
『オカ』の赤土に隠されているが、赤面しているのかもしれない。
「私は……『武力』による制圧は、
長期的に見て問題があると思っています」
「日本と『ヨハネスブルグ』では、命の価値がまるで違う。
互いにそれを認識しなければ、対立は終わりません」
「この町の命を奪わない……
『敵』でない限りは、そのつもりです。
特に戦う力を持たない者に対しては。」
「……フライスにも、そうあって欲しい。
冷徹な独裁者にしたくないんです……」
アーントが、青田を見つめる。
これで主張は全てらしい。
後は、青田が彼女を信じるか信じないか。
或いは、利用するかしないか──だ。
628
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/11/11(水) 12:43:51
>>623
(GM)
>>624
(エイノー)
ルルル・・・・
──『NO』
小角としても、フライスと会話を続けている場合ではない。
つまり、もっと、調査を――
(……い、入り口はあるはずだ! 拠点からそう遠くない位置に!
そうでなくとも、きょ、拠点の範囲は絞れているんだ……
しかし、考えなくては……よりウィルくんたちがたどり着きやすく――)
────ゴ !!
「――うわっ!?」
突然の、凄まじい風。
さらには、スヴァルトの蹴り。
「な」
「何だと……」
・・・・状況はどんどん悪化している。
(まずい。このままでは……愛川さんが……
い、いやそれだけじゃあない。みんなだ、みんな死ぬ。)
(こいつらを倒す……そ、そんなこと、できるのか?
わたしは戦力外、ほかのみんなは大けがだ。向こうは二人とも無傷……まだ、あと何人来るかもわからない……)
ではどうすればいいか。それはフライスが言っている。
小角を――『イル・ソン・パティ』を差し出せばいい。
「……! よ、よせっ、エイノー先生!
とっ、とてもじゃあないが勝てるとは思えない! よすんだ!!」
エイノーの攻撃行動は、無理やり引っつかんででも止める。
ここまで来て死なれてたまるか。
それどころか、もし愛川や紫まで攻撃でもされたら、最悪以上だ。
・・・・状況はヨハネス側に完全に傾いている。
「…………い、今敗けているのは……事実として認めるしかない。
われわれにできるのは……ど、どれだけ被害を小さくするか……それだけだろう。」
(……つまり、わ、わたしが……やつらの軍門に、下るしか! …………それしか、もう、ない……みんなが生き残るには……)
(いやだ! みんなが死ぬのもいやだ! 絶対に! でも、どうすればいい……!?)
「…………ど、どうしても……どうしてもわたしの身柄がいるのか……? ほ、他になにか、み、見逃してくれる方法は……?」
話しかける相手はフライスだ。
スヴァルトには何を言っても無駄だろう。
……小角には、自分から身を進んで差し出せるほどの勇気はない。
勇者ならばそうするのだろうか?
だが、小角は探偵だ。探偵を目指す意志だ。
(我が身を優先するのは……愚かだろうか? 情けないだろうか?
それでも……こ、こいつらの軍門に下るのは、死ぬのは、い、いやだ……!)
だから『交渉』を持ちかける。
勇者ではないからこそ、『悪』に交渉を持ちかける。
どう考えても交渉の余地は無いように思えるが……大人しく身を捧げるよりは、意味がある。
629
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/11/11(水) 21:21:22
>>623
風圧を歯噛みしながら受ける。
コレは……『戦う』という方法では完全に『詰み』だ。
……しかしそれで護衛を諦めるわけにはいかない、
いつかの本体を操ってた『アイツ』の時のように……
あがけるだけ、あがきたい
というか、あがくしか道が無い。なんてことだ。
……せめて愛川を拾い上げ、パートナーチェンジの『不滅』化をさせたい。
あちらの怪我はこちらよりはるかに重篤だ。
「ふ、『フライス』……」
言う。せめて何かこいつらを引き下がらせる方法をと、探りながら。
そうだ、レコーダー。何か今言っていたはずだ。
「アナタ達、一枚岩じゃない……のよね。
それで彼女を手中に収めるのは『誰が』しようっての……?」
630
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/11/11(水) 21:50:49
>>626-627
驚いたような表情で動きを止める。
これは。先ほどのそれは兎も角、これは俺に話していいこととは思い難い。
そう思いながらも、内容の理解に徹してしまったためか、解除が遅れた。
――レコーダーへの聴覚情報送信を停止する。
(借り1、それもかなり大きい)
「……それは、言ってしまってよかったのか?
もし君が今の情報を流したことをその……フライスという人が知ったらどうすると思う?」
現時点、すでに別口で動いている存在が居る事は認識している。屋外の虐殺者がフライスもしくはスヴァルトだった場合、
この近く、もしくは『イル・ソン・パティ』を行っている場所の近くに居れば、この会話は筒抜けとなる。
もし俺の不信が原因でアーントが危機に陥るような事はあって欲しくは無い。
今はまだ、信用している相手なのだから。
631
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/11(水) 22:52:03
>>623
「痛っ」「…………」
……無言で、『アルコールランプ』の解除を行う。
破片が手に刺されば痛いし、体の中に入ってしまっては色々面倒だ。
(……別に『貴方のスタンドは遠隔操作型だ!』なんて言ってないんですがね、こっちは。
自己顕示欲。あるいは深い敵意。――――ああ、本当に邪魔だなぁ、この人は!)
しかし、まぁ。
……仕方のない状況では、あるか。
下では青田が『アーント』と邂逅しているようだ。その邂逅がどう転ぶかもわからない。
(――――『今日』ですか。彼らが私の『死』なのでしょうか)
いつ死んだって悔いはすまい。そう考えて生きてきた。
今日か、明日か、何十年も後か。それだけの違いだ。
だが、『死』の影に何が無いとも限らない。
視線をスヴァルトに踏まれた右手に落とす。靴で隠された『クエスチョンマーク』。
靴で見えなくなったからって、その刺青が消えてなくなるわけじゃない。最後まで『諦めない』。さぁ、歩を進めよう。
視線をフライスへ。スヴァルトは、意に介さなくていい。ひとまず喋ることができればそれでいい。
「少しだけ疑問なんですが――――貴方たちは、『イル・ソン・パティ』に何を聞きたいんですか?」
「『イル・ソン・パティ』は確かに強力なスタンドです。
が、貴方たちほどの組織力があれば大抵の情報は仕入れられるし、ましてや仲間割れの危機を甘受してまで確保するものとは思えない。
とすると、その『リスク』を鑑みてなおも確保したいほどの『目的』があるのでは?
なにか、多少のリスクは承知の上で解き明かしたい『謎』があるのでは?」
「交渉がどうというよりは、単純に引っかかるのです。
あるいはそれは、冥途の土産にも余るほどの重大事項だと言うのなら、それはそれで納得します。
もちろん、そんな大仰なものはどこにもなくて、ただその調査能力が欲しいというだけのことでも納得はしましょう」
632
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/11(水) 23:40:04
>全員
レコーダーの青田の声は、全員に聞こえた。
だが、しっかりと聞こえたのは青田の声だけで、
その相手の声は、風の音に掻き消され、よく聞き取れなかった。
様子から察するに、フライス、スヴァルトとも
青田の声しか聞こえなかったようだ。
即ち、「青田がアーントと会話している」という情報だけが手に入り、
通信は途切れた。
>>624
(エイノー)
かすかに聞こえるアーントの声に気付き、青田に告げる。
ほどなく、レコーダーは沈黙した。
エイノーの警告が効いたのかもしれない。
ドギュ! シュバ!
『フィストフル』が接近し、スヴァルトの足を狙う。
だが、スヴァルトはいち早く足を引き、これを回避する。
そのスピードは、『フィストフル』にも等しい──
そしてゼロ距離からの『闘乾熱風』を想定していたエイノーは、
己がスタンド自身に異常を覚えた。
両肩の『カートリッジ』が破壊されている──いつのまにか。
ガ バ ッ !
プロフェッサー
「まだやり足りないってか・・・・『教授』?」
「待て、スヴァルト」
声音を落とすスヴァルトを制するフライス。
その間に、『フィストフル』は紫と愛川の二人を抱き、
小角のもとに合流させた。
愛川の状態は明らかによくないが・・・・
そこに高遠が近づいてくる。
>>629
(高遠)
高遠の脳裏を過る、『殺し屋』の怪物。
──この二人の圧力は、それに匹敵するものだ。
今、下手に動けば、間違いなく誰かが犠牲になる・・・・
エイノーが合流させた愛川の傍に寄り、
彼女の手を取る。
『踊り手』が代わり、愛川が意識のないまま立ち上がると同時に、
高遠はその場に崩れ落ちた。
折れた足に加え、体中が筋肉痛だ。まともに歩くことも出来ない・・・・
フライス:
「──それだ」
高遠の言葉に、フライスが興味を示した。
「誰もが小角を欲しがるが故、彼女の存在は『火種』になる。
それに・・・・問題は他にもある」
>>630
(青田)
急ぎ、『聴覚』の送信を止めたが、
ここまでの情報は流れてしまった。
果たして、このことが吉と出るか凶と出るか。
アーント:
「信頼を得る為には、まず与えよ、です」
にっこりと微笑む。
見る限りは、裏があるようには感じられない。
「それにフライスは、私を理解しています。
彼は、私の幼馴染ですから」
彼女が出すフライスという名前に、
ことさらに特別な雰囲気があるのは、これが理由らしい。
「『ヤング・ダイヤモンド』は組織ではありません。
互いに鎬を削る、ライバル同士。
スヴァルやルンクスの暴虐が許されるように、
私がこの町の住人と交流し、情報を出すことも許されます」
「仮に許されなくても──私は、誰にも負けません」
633
:
<ガオンッ>
:<ガオンッ>
<ガオンッ>
634
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/12(木) 00:10:16
>>628
(小角)
状況が状況だ。
ひとまず調査の手を止め、小角はフライスに問う。
『イル・ソン・パティ』の質問猶予は『1分』。
多少会話をしても、『テーマ』は持続できるはずだ。
エイノーを止めようとする小角だが、
悲しいかな、スタンドを止める手立てが小角にはない。
『フィストフル』の攻撃は空振りし、
愛川と紫を合流させることには成功したが、
スヴァルトとの間に緊張が高まる──
間違いない。
この状況を突破できるのは──『武力』以外の『力』だ。
スヴァルト:
「ハッハ! 『金の鶏』を逃がす馬鹿がどこにいる」
フライス:
「『待て』と言っている──スヴァルト」
「『金の鶏』は『卵』を産んでこそだ。
解決すべきの問題は複数ある・・・・『火種』にもなる。
抵抗があれば殺すべきだが、無駄に手札を減らすのは愚かだ」
「・・・・・・・・さて」
フライスの目が、小角を見つめる。
少女の瞳を覗くような、その知性を確かめるような眼差しだ。
「おまえを解放するという選択肢は『ない』。
野に置くには危険な『ジニ』。ルンクスとの敵対。
私自身も、その能力には興味を惹かれている」
「おまえは野に転がった『宝石』だ。
ただし価値がありすぎる──その為、争いを呼ぶ。
『ヤング・ダイヤモンド』の調和を乱すくらいならば、
ここで始末すべきだ──後腐れもない」
「だが・・・・私はまだ、迷っている」
「どちらでもない解決策が存在し、
おまえ達がそれを提案するなら、何かしらの『譲歩』は約束しよう」
交渉の余地は──『あった』。
フライスは結論をまだ決めていない。
もし決めていたならば、こうして話も出来ていないはずだ──
>>631
(紫)
さらに深く破片が食い込む前に、ランプを解除する紫。
そこに『フィストフル』が突っ込み、
スヴァルトには避けられるも、愛川と紫を小角のもとに合流させた。
──これで、この『野蛮人』に余計な邪魔をされずに済む。
愛川は高遠が『踊り子』にした。
その様子から、怪我の進行は止まっているようだ。
救急車が来るまでの時間は稼げるだろう。
手の甲の『?』を確かめ、そして窓際のフライスと対峙する。
男が自分にとっての『死』そのものだとしても、
それを受容するかどうかは、話が別だ。
紫の質問は、フライスにとっても意外だったようだ。
紫の言葉に乗るように、フライスは口元を緊張させ──そして緩めた。
「・・・・・・・・・私には、ある。
内容については言えないが、
『イル・ソン・パティ』を必要とする『謎』を抱えている」
「他は・・・・単純な『優位』の為だろう。
『ジニ』の戦いにおいて、情報戦は死活を分ける。
何より、『ヨハネスブルグ』には、こういった能力が極端に少ない」
635
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2015/11/12(木) 00:45:38
>>632
「ぎ ……ぅ……!」
不滅化から解除された己に帰ってくる痛み、
パートナーチェンジを行う時点で覚悟はしていたつもりだったが、
『骨折』はやはりヤバイ。
倒れこむことになるだろうが、位置的に背中から倒れられれば
顔を、体を動かしてフライスの方へ目を向けられるだろうか。
(『ティーヌ』さん、その子を、少しでも安全な場所へ……!)
戦闘の意志は無いがかと言って解除はできない。
愛川を伴い攻撃をしないことを示すとともに
筋肉への負担を減らしたいため無理の無い遅めのテンポで、
フライススヴァルトからできるだけ遠ざけるようにする。
治療ができないならせめて悪化を食い止める。生き延びる算段は有るはずだ。
「『火種』と……『問題』、どんな……?」
こういうときは余計なことをいわないのが大切だ。
……相槌をうって、相手の会話を引き出したい。
636
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/11/12(木) 00:50:09
>>632
>>633
「淑女の手を踏むのは良くないよスヴァルト氏。
『それだけの事』だよ。もっとも貴君が『それ以上』を
望むならまた改めて『対応』するがね」
上着を脱ぎつつ『クレモンティーヌ』と踊る愛川に近付き
『F・O・Q』でシャツを破き代用包帯を作りそのまま
愛川の止血処置をさせる。
「我々も『協力できる事はないか』と問うたつもりだがね
フライス氏。貴方が『何を欲しているのか』まで察せと?」
とりあえず『条件』を絞り込むくらいの問いはできるだろう、
『親切に回答するか』はまた別にして。
637
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/11/12(木) 01:08:27
>>632
成程、とそう思う。ヤング・ダイヤモンドは内ゲバに走っているというのは事実だろう。
でなければ対ルンクスを考えている俺にここまで情報を出すとは思えない。
そして、言われていないことだが恐らく、内部には派閥と呼べる集団も存在する。
フライスを頭とした集団がそれだ。アーントはその一員と言える。フライスを信頼してほしいと言ったのはそれだろう。
「それなら良いが……」
聞かれても問題ない、という言葉にそう呟く。
(加えてそうだな、このヤング・ダイヤモンドも決して最上層ではなく、より上の立場の人物が存在するらしい。
語り部か、『ダイヤモンド・ナイン』という何らかの集団か。
それからそうだな、『本国』というのはヨハネスブルグの事で間違いないだろう。
ヨハネスブルグからの留学生、という形で来たしな)
しかしこう、誰にも負けない、はそうだな。
――多分ヤング・ダイヤモンドの全員がそう思ってるんじゃなかろうか。
特に根拠は無いが、そんな気がする。
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