したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。

【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1

623『小角 宝梦は火種となる』:2015/11/10(火) 03:19:23
>>617(エイノー)

フライス:
「・・・・・・・・・・・・・・失礼。
 何故、現状でその発言となるか、ようやく理解した」


                 ────ゴ !!

突如、フライスから部屋に吹き付ける強風。
男の背にした、青空の見える壁の穴から吹き込んだのだろうか。
風は部屋の全員を叩き、目を閉ざすほどの勢いだ。

「私が順番を間違えていた。
 『示威活動』もせず『降伏』させたつもりでいた。
 改めて、宣言しておこう」

「おまえたちは、すでに『敗北』している。
 小角の身柄を引き渡すなら、これ以上の攻撃はしない。
 そうでなければ、一人ずつ『抹殺』する」

「嘘だと思うなら、試してもいい。
 我々はこの場において、小角以外に価値を見出していない」

フライスの背後に、いつのまにかスタンドが発現している。
──『鉄格子』で編まれた人型のスタンドだ。

(まだ行動は起こしていない)

>>619>>620(紫)
なおも、自らの信じる『赤い夢』を語る紫。

『アルコールランプ』を発現し、床で割ると、
そのガラス片を拾い上げ──

                          グッ シャァア!
                                        ドスドス!

その手を、スヴァルトの靴底が踏みつけ、
ガラス片ごと踏みにじった。

扉と紫の位置は、さして離れていない。
とはいえ、接近に気付かぬほどではない・・・・
今のは、明らかに『人のスピード』ではなかった。
 
                ドンドン!ドコドン!ドコドン!

間近で鳴り響く、太鼓の音色。
男の腰を囲むように、『4つ』の太鼓が浮かび、独りでに奏でられている。
これが、スヴァルトのヴィジョンなのか──?

「オレの『ジニ』が遠隔操作だと・・・・
 そこでくたばってる『愛川』と同じだと思ったか?
 そんな『ジニ』で生き残れるほど、『ヨハネスブルグ』は甘くねえ。
 ましてや『ヤング・ダイヤモンド』は──」

「──オレの『本分』は、この距離だ」

「フライス、一人ずつ潰そうぜ。
 地獄ならこいつらの寝言につきあう奴もいるだろ。
 ──オレはごめんだ。じきに他の連中も来る」

                                 「そうだな」

>>621-622(小角)
「・・・・そうかもしれないな」

フライスは、あっさりと会話を打ち切った。


>【ルンクスの病院近くの拠点は、病院の内部とつながっている】

ルルル・・・・
                     ──『NO』

ルンクスの拠点について、調査を進めていく小角。
だが、ルンクスの所在地は、依然として闇の中だ・・・・

そして、突如として吹き荒れる、暴虐の『嵐』。

>>618(高遠)
フライスからの強風。スヴァルトの蹴り。
同時に、そして両方の間にいた高遠は、どちらにも対処できない。
油断した──いや、対処の仕様がないというべきだ。

『ヨハネスブルグ』に挟まれるという事態そのものが、
完全に『詰んで』しまっている・・・・!


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板