[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。
【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1
615
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/10(火) 01:33:33
>>609
(青田)
「……………………」
アーントが、悲しそうに目を伏せる。
明らかな落胆が、その表情に感じられた。
「……そうですね。
『花嫁』を仕留めてくれたお礼に、それだけは答えましょう。
どちらも『NO』──それ以上の情報は出せません」
「足止めは無駄ですよ。
上にはもうフライスが来ています。スヴァルトも」
「…………青田さん。
スヴァルトやルンクスを信用しないのは当然ですが、
フライス……いえ、私のことだけは……
無理を承知ですが……その、『信用』してもらえません……か?」
このやりとりは、レコーダーによって、
仲間たちに送り届けられるはずだ。
>>610
(エイノー)
「まさか」
フロイスの目が、部屋の扉を射る。
「すぐにも来る」
ガチャリ
予言めいた言葉の直後、新たな黒人が姿を現した。
アフロヘアに精悍な顔立ち。
弓のようにしなやかで、細身の長身。
その顔は、これ以上ないほどの『怒り』に彩られている。
「──これは『当然の判断』だぞ、フライス」
「ルンクスに小角は渡せねェ。
他の誰にもだ。なら、殺すか、オレが管理するしない。
『ヨハネス』を第一に考えるおまえなら、結論は同じはずだ」
「それとも──欲しくなったのか?おまえ自身が?」
開いた扉を肩で押さえたまま、男が凄む。
間違いない・・・・この声、この動作。
『猛獣』を送り込んだ男──スヴァルトだ。
>>611
(紫)
「意思で願いが叶うなら、敗残者はこの世にいない。
意思と知恵、そして力が必要となる・・・・それが『現実』」
「『向かう意思』ならば、我々の方が強い。
海を渡り、この町までやってきた我々には、
『対応者』より強い『意思』がある・・・・生き延びる為の『覚悟』がある」
「今、追い詰められているのはどちらか。
これは火を見るより明らかに思うが、
君の目には、『違う景色』が見えるのか?」
フロイスは淡々の応じる。
そこに現れた、アフロヘアの男。
その声、口調──スヴァルトだ。
壁と扉、二方向を『ヨハネスブルグ』に抑えられた形となる。
>>612
(高遠)
「これから決めることになる」
フライスの返答。
そこに、扉を開けて入ってくるスヴァルト。
高遠は、前後を『ヨハネスブルグ』に挟まれる。
>>613
(小角)
フライス:
「これは、私の持つ情報からの推測に過ぎないが」
「おまえの『ジニ』における『テーマ』とは、
調べるジャンルを絞り込む為のもの。
自らに『制限』をかけることで、能力を維持している」
「だが、『自分の推理』という『テーマ』は、全てを内包する。
おまえが推理し、想像するならば、何でも調べられる。
これ以上に枠の大きな『テーマ』は存在しない」
「つまり、今の『テーマ』を替えることはもう出来ない。
『一週間』だったな・・・・
『今』、調査を終えなければ、能力は使えないということだ」
「無論、私の推理は間違っているかもしれない。
そう思うなら、試してみるのもいい」
>【ルンクスの病院に近い拠点は、地下に存在する】
ルルル・・・・
──『YES』
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板