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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1
631
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/11(水) 22:52:03
>>623
「痛っ」「…………」
……無言で、『アルコールランプ』の解除を行う。
破片が手に刺されば痛いし、体の中に入ってしまっては色々面倒だ。
(……別に『貴方のスタンドは遠隔操作型だ!』なんて言ってないんですがね、こっちは。
自己顕示欲。あるいは深い敵意。――――ああ、本当に邪魔だなぁ、この人は!)
しかし、まぁ。
……仕方のない状況では、あるか。
下では青田が『アーント』と邂逅しているようだ。その邂逅がどう転ぶかもわからない。
(――――『今日』ですか。彼らが私の『死』なのでしょうか)
いつ死んだって悔いはすまい。そう考えて生きてきた。
今日か、明日か、何十年も後か。それだけの違いだ。
だが、『死』の影に何が無いとも限らない。
視線をスヴァルトに踏まれた右手に落とす。靴で隠された『クエスチョンマーク』。
靴で見えなくなったからって、その刺青が消えてなくなるわけじゃない。最後まで『諦めない』。さぁ、歩を進めよう。
視線をフライスへ。スヴァルトは、意に介さなくていい。ひとまず喋ることができればそれでいい。
「少しだけ疑問なんですが――――貴方たちは、『イル・ソン・パティ』に何を聞きたいんですか?」
「『イル・ソン・パティ』は確かに強力なスタンドです。
が、貴方たちほどの組織力があれば大抵の情報は仕入れられるし、ましてや仲間割れの危機を甘受してまで確保するものとは思えない。
とすると、その『リスク』を鑑みてなおも確保したいほどの『目的』があるのでは?
なにか、多少のリスクは承知の上で解き明かしたい『謎』があるのでは?」
「交渉がどうというよりは、単純に引っかかるのです。
あるいはそれは、冥途の土産にも余るほどの重大事項だと言うのなら、それはそれで納得します。
もちろん、そんな大仰なものはどこにもなくて、ただその調査能力が欲しいというだけのことでも納得はしましょう」
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