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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1
562
:
紫 斜六『アームチェア・トラベラーズ』
:2015/11/03(火) 23:57:02
>>561
重ねて回答感謝。
>>552
壁に群がる『チンパンジー』。
その姿を見た時、紫が真っ先に考えたことは、自らに迫る危機のことでも、部屋に戻れない絶望でもなかった。
(――――なぜ、攻め込まない?)
『チンパンジー』……あれだけの数の、『チンパンジー』だぞ?
それを突入させるだけで、十二分の脅威になる。たかだか数頭の『サイ』や『カバ』よりずっとだ。
窓を突き破って雪崩れ込めばいいじゃないか。それで小角宝梦を浚えばいい。……なぜそうしない?
そら、たった今壁に穴が開いたぞ。……なぜ、会議室に入らない?
(……きっとそこにからくりがある。スヴァルトの能力のからくりが)
(例えば愛川ちゃんと同じように、発現時に出した命令を上書きできない?
彼らにできるのは『命令に従うこと(この場合は監視)』と、『自衛』だけなのか?)
(操作できる動物の数には限りがある?
今はサイとカバにキャパシティを割いていて、チンパンジーは待機しかできない?)
(それとも、今までは単に様子見していただけなのか?)
(……いずれにせよ、今は戻れない、か)
思考を巡らせながら……『真上』に飛行。
『チンパンジー』に近寄らないように気をつけつつ、『教授棟の上』へと移動する。
このまま、真っ直ぐ突っ切って青田と合流しよう。
「皆さんッ! 壁一面に『チンパンジー』がいますッ! お気をつけてッ!」
途中、『会議室』の中に仲間に情報を伝える。
胸は痛むが、必要経費だ。血を吐いたって構わない。
そして上に飛びながら、ジャケットを脱いで手に持つ。
警戒は……『上空』を中心とした『空中』に向けておく。『鳥』が襲ってくる可能性があるからだ。
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