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【ミ】『ヨハネスブルグの明星』 その1
602
:
『小角 宝梦は火種となる』
:2015/11/09(月) 02:12:24
>>598
(青田)
床に広がった『モナ・リザ』は、絵の一部のように見える。
無論、レオナルド・ダ・ヴィンチの作ではない、
贋作か模写なのだろうが・・・・じつに精巧だ。
青田は床に転がったスマートフォンを拾い上げようとする。
『モナ・リザ』の手から落ちたものだ。
画面にヒビが入ってしまったが、まだ使用できそうだ──と。
バッ !
拍手の方向は、背後──
そこに、黒人の女性が一人、立っている。
細身で華奢だが、何より特徴的なのはその肌。
一面に『赤土』をまぶしてある・・・・
顔だけではなく、露出する腕や肩にもだ。
パチ パチ
「……驚きました。
あなたの『ジニ』で、ルンクスの『嫁』の一人を倒すなんて。
青田さん……でしたね。すごいです。あの……感動しました」
「強い者が弱い者を倒すのは当たり前です。
でも、知性があれば、それを覆せる。
……私、そういうのに……弱いんです」
「途中で手を出さなくて……あの、本当に、よかったです」
「あ……私は、アーントと言います。
『ヨハネスブルグ』からやってきました……初めまして」
どこかもじもじと説明すると、青田の方に歩いてくる。
スタンドは発現していない。武器も持っていない。
こざっぱりした服装は、アフリカでなく日本で購入したもののようだ。
>>590
(紫)
『アームチェア』を操作し、穴から会議室に戻る紫。
続いてフライスが、部屋に入った。
室内は・・・・相当の荒れ模様だ。
壁の穴は増え、エイノーも戻ってきている。
小角はエイノーの陰に隠れるように、『イル・ソン』を展開中。
部屋の中央で回る高遠が、防戦を続けていただろうことは見ればわかる。
そして──床に倒れたまま動かない、愛川。
その胸には、背中まで貫通した穴が開いている・・・・
このまま放置すれば、確実に『死ぬ』大怪我だ。
>>600
(高遠)
愛川の『液蜘蛛』は、最後の最後で『間に合った』。
少なくとも今、猛獣に襲われることはない。
つかのまの休息が取れるのも、そのおかげだ。
とはいえ──高遠自身は警戒を解かない。
怪我のこともあるが、まだ『終わってはいない』からだ。
その時、紫が壁の穴から戻ってきた。
「……失敬。『ゲスト』がいたので、連れて戻って参りましたが……」
連れてきた相手は、灰色の髪の黒人。
見覚えがある・・・・『ヤング・ダイヤモンド』の一人、フライスだ。
>>601
(小角)
床に倒れたまま、血まみれで動かない愛川。
一刻も早い搬送が必要なのは間違いない。
だが、今、小角がすべきことは救急車を呼ぶことではない・・・・・
そう考え、『調査』を継続する。
>【ルンクスの病院に近い拠点は、病院周辺の西側に存在する】
ルルル・・・・
『YES』
その時、紫が来訪者を連れ、戻ってきた。
灰色の髪の黒人・・・・
見覚えがあるなら、フライスの名を覚えているはずだ。
「──今の『質問』に、意味があるか?」
開口一番、男が発した言葉はそれだった。
小角の質問が聞こえていたらしい・・・・
いたって真顔で尋ねてくる。
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