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仙台・宮城・陸奥

1とはずがたり:2008/06/05(木) 12:05:28
地区別スレ,遂に仙台も登場。陸奥とは勿論多賀城を首府とする明治以前の陸奥だ♪
本来はにぬけんが立てるべきだが何時迄俟っても立てやがらないので俺がたつヽ(`Д´)ノ

1794荷主研究者:2013/07/15(月) 10:28:36

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/06/20130626t12018.htm
2013年06月26日水曜日 河北新報
固定費圧縮、ホテルよりも割安 仙台の貸し会議室、盛況

20日にオープンしたTKP仙台勾当台カンファレンスセンター

 仙台市内で企業の貸し会議室需要が高まっている。社内会議にとどまらず採用試験や顧客向けセミナーなど、利用目的は多彩だ。固定費圧縮のため余分なスペースを持たないという最近の企業事情に加え、ホテルに比べて割安な利用料金が人気の理由とみられる。

 市内に複数の拠点を持つ貸し会議室大手ティーケーピー(TKP、東京)によると、現在の各会議室の稼働率は6〜7割。東日本大震災前の3〜4割程度から大きく改善した。

 需要増を背景に、同社は今月20日、市内6カ所目となる拠点として、仙台市役所近くのビルに100人以上が収容できる二つの会議スペースを確保した。8月下旬には同じビル内に6室を設ける。

 人気の理由の一つは、ホテル宴会場に比べて3割程度安く設定された利用料金にある。同社の及川弘志仙台支店長は「これまではホテルか公共施設しか選択肢がなかったが、貸し会議室が中間的な存在として浸透してきた」と話す。

 六つの貸し会議室を運営する「トラストシティカンファレンス・仙台」(青葉区)も、6月は5割台の稼働率を維持している。

 利用客の半分以上は、中心部に立地するオフィス企業。カンファレンスの鈴木信幸マネージャーは「最近は会議スペースを持たない企業も少なくない」と指摘する。

 会議スペースを各社が確保すれば、それだけ賃貸料は跳ね上がる。無用の支出を抑え、必要な時に最適の物件を借りたいという企業ニーズが、業界の成長を支えている。

 利用者の使い勝手を考慮したサービス向上も進む。市内に七つの貸し会議室を持つ土屋不動産(仙台市)は、午後9時すぎまでの夜間営業で、稼働率のさらなる底上げに努める。

 同社の担当者は「企業はもちろん、個人の勉強会開催の申し込みも増えている」と話している。

1795荷主研究者:2013/07/15(月) 11:36:57

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/06/20130628t15010.htm
2013年06月28日金曜日 河北新報
「河北ライブラリー」が完成 本社で利用開始式

利用開始式で、端末を操作して電子画面上に再現された河北新報創刊号を閲覧する一力社長

 1897(明治30)年の創刊から約100年間の河北新報紙面をパソコンで検索・閲覧できる「河北ライブラリー」が完成し、利用開始式が27日、仙台市青葉区の河北新報社1階読者相談コーナーであった。

 開始式で、一力雅彦社長は「新聞とは記録の宝庫だとあらためて誇りに思う。多くの人に利活用してもらい、大きく育ててほしい」とあいさつ。読者相談コーナーに設けたライブラリー用の端末を操作し、1897年1月17日の創刊号紙面を電子画面上で閲覧した。

 河北ライブラリーは、創刊号から2000年12月31日までに発行した河北新報紙面57万6309ページ分を、電子データで収録。読みたい記事が載った紙面を、日付やキーワードで検索できる。

 記事のみならず、記事下の広告スペースを含めて画面上で再現したことも特徴。紙面全体を通して創刊以来の東北の歩みを伝えるデータベースとなっている。

 一般の人がライブラリーを利用できるのは、河北新報社の読者相談コーナーにあるパソコン。無料で検索・閲覧でき、紙面の印刷は有料となる。ライブラリーの収録紙面を収めたブルーレイディスク(全34枚)は図書館や研究機関への販売を進めていく。

 河北新報社での一般利用は、平日午前9時半から午後5時半まで。連絡先は読者相談室022(211)1447。

1796荷主研究者:2013/07/15(月) 11:38:42

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/06/20130629t12026.htm
2013年06月29日土曜日 河北新報
大規模会議、震災前水準に 仙台12年度経済効果133億円

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20130629e2.jpg

 仙台観光コンベンション協会は、仙台市内で2012年度に行われた大規模会議の開催状況をまとめた。総件数は前年度を311件上回る692件となり、東日本大震災前の水準をほぼ回復した。初めて経済効果の試算にも取り組み、総額を約133億円とはじいた。

 過去5年間の大規模会議数の推移はグラフの通り。12年度実績では、経済効果が比較的大きい国際大会並みの国際規模が前年度からほぼ倍増の91件で過去最多となる一方、全国規模は162件と前年度より73件増えたが、震災前の水準には達していない。

 東北規模、宮城県内規模はそれぞれ200件(102件増)、239件(90件増)だった。

 協会は「震災で中止された会議が12年度にずれ込んだほか、復興支援で仙台開催になった例もあった。国際会議を官民で誘致したのが奏功した」と分析する。

 規模別の経済波及効果は「国際」が約40億円、「全国」が約71億円、「東北」が約21億円、「宮城県内」が約1億円。いずれも参加人数や開催日数を基に算出した。

 1件当たりの最高額は、12年5月に開催された化学系のIACIS国際会議(約1000人参加)の約7億900万円だった。

 仙台市は15年までに、青葉区の仙台国際センター隣に展示機能を中心とするコンベンション施設を建設する計画。協会は「施設の完成を見据え、地元が主催する国際会議や医学系の大型学会などの誘致に取り組みたい」としている。

1797荷主研究者:2013/07/15(月) 11:55:27
>>1782
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130702t11023.htm
2013年07月02日火曜日 河北新報
宮城野原の広域防災拠点構想 医療センター17年に移転

 宮城県が主導する宮城野原公園総合運動場(仙台市宮城野区)一帯の広域防災拠点構想で、国立病院機構仙台医療センターは1日、現在地に隣接する同運動場に移転新築し、2017年1月をめどに開院する方向で計画を進めていることを明らかにした。

 想定される移転先は、自転車競技場などがある運動場内の北側5ヘクタール。県は移転を前提に、自転車競技場の廃止、解体に向けた関連予算案を開会中の県議会6月定例会に提出している。可決されれば、移転用地の確保に向け前進する。

 医療センターによると、移転後の具体的な病院機能を検討しており、11月をめどに結論をまとめる。順調に進めば運動場内の移転先で建物の完成を見込む。医療機材などの移動を済ませ、17年1月の開院を目指す。

 医療センターは「県内唯一の基幹災害拠点病院として救急機能の強化が必要と考えている。構想に参画することで災害時医療の拠点性が高まる」と話している。

 センターは12年6月、敷地内で建て替える計画を一度は決定。ことし1月、県などと広域防災拠点構想の本格協議を始めて以降は、移転する方向で検討を進めている。

 医療センターは31の診療科を持ち、病床数は698。県が導入を検討しているドクターヘリの運航拠点となる基地病院の有力候補の一つに挙がっている。

 広域防災拠点構想は運動場と仙台医療センター、運動場に隣接する仙台貨物ターミナル駅を一体整備し、災害時に救助活動や医療の提供、帰宅困難者対応などを担う。県震災復興計画(2011〜20年度)と連動した大型プロジェクトで、村井嘉浩知事が重点施策の一つに位置付けている。

1798荷主研究者:2013/07/15(月) 12:02:23
>>1752
やはりハイブリッド式を導入するんだねぇ♪次の課題はダイヤがどうなるかだな。

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130703t13016.htm
2013年07月03日水曜日 河北新報
ハイブリッド列車で復興加速 JR東、導入へ 仙石線

他地域で運行されている同じタイプのディーゼルハイブリッド車両

 JR東日本は2日、東日本大震災で被災した仙石線に、新型のディーゼルハイブリッド車両を導入すると発表した。仙石線が全線復旧する2015年、東北線と乗り入れするダイヤで運行を開始する。

 新型車両はディーゼル発電機と蓄電池でモーター走行し、ブレーキ時には回生エネルギーで充電する。仙石線が直流、東北線が交流とそれぞれ電化方式が異なるため、JRは架線を使わずに走行できる車両の採用を検討していた。

 JRによると、既存ディーゼル車に比べて消費燃料を約1割、窒素酸化物や粒子状物質の排出を約6割それぞれ低減できるほか、停車時の騒音も抑えられる。2両編成(定員約260人)を8組新しく造る計画で、投資額は未定。

 仙石線の高城町駅と東北線松島駅(ともに宮城県松島町)付近に接続線(約300メートル)を整備。津波被害で不通となっている高城町−陸前小野駅間の運行再開に合わせて、東北線乗り入れを始める予定になっている。

 ディーゼルハイブリッド車が宮城県内を走るのは初めて。仙台−石巻駅間で直行運転が始まれば、所要時間は被災前の約70分から10分程度短縮される見通し。

 JR東日本の冨田哲郎社長は東京で記者会見し、「新車両の導入で復興が加速し、地元に元気をもたらすことができればありがたい」と述べた。

1801荷主研究者:2013/07/21(日) 11:15:22
>>1635
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130707t11018.htm
2013年07月07日日曜日 河北新報
泉中央以北へ鉄道を 黒川郡3町村議員有志が連絡協議会

 宮城県富谷町、大和町、大衡村の黒川郡内3町村議会の議員有志が6日、仙台市地下鉄南北線の泉中央駅から北方面への延長や新たな鉄軌道の新設実現を目指す連絡協議会を設立した。

 泉中央駅から大衡村までの延長を目標に、調査活動に取り組み、機運醸成も図る。会長に選出された高橋正俊富谷町議は「相次ぐ企業進出と人口増で、住民から鉄道による交通アクセス向上を望む声が出ている。議会の垣根を越えて実現させたい」と語った。

 協議会は富谷町議会の20人中10人、大和町議全18人、大衡村議全14人で構成。隣接する大郷町議会は参加していない。

 11月にも設立総会を開く予定で、今後、県や仙台市のほか、トヨタ自動車東日本(大衡村)、東京エレクトロン宮城(大和町)など誘致企業とも連携を図りたい考えだ。

1802荷主研究者:2013/07/21(日) 11:17:16

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2013/07/10 建設新聞
仙台市の復興公営住宅整備 東西線六丁の目駅と卸町駅周辺 買取方式で約200戸を計画へ

 震災関連の復興公営住宅建設を進めている仙台市は、六丁の目駅周辺と卸町駅周辺地区に合わせて200戸の復興公営住宅の整備を計画している。事業手法として買い取り方式を想定しており、このうち六丁の目駅周辺地区については土地所有者の仙台印刷工業団地協同組合と事業の基本協定締結が完了したことから、同組合では住宅の基本・実施設計をアサヒ建築設計事務所に委託している。

 六丁の目駅周辺と卸町駅周辺は、仮設で生活する被災者の多くが震災前若林区に多く在住していた。そうした被災者の多くが、若林区の地下鉄東西線駅周辺への災害公営住宅整備を希望していたことから、同市では災害公営住宅の整備計画を進めている。

 六丁の目駅周辺地区は、若林区六丁の西町301の4ほか地内の約3、000平方㍍に、災害公営住宅を整備するもの。今後、11月から12月の設計完了を待って同市では同組合と建物の買い取り予約締結を行い、2014年早々の着工、15年4月の入居開始を目指す。

 また、卸町駅周辺地区については、事業者の協同組合仙台卸商センターと、対象用地である若林区卸町3丁目1の1ほか地内の3、500平方㍍について近く基本協定を締結。その後、同センターが基本・実施設計を委託し、同市と建物の買い取り予約契約を締結した後に建物の建設工事に着手、15年4月の入居開始を見込んでいる。

 仙台市の復興公営住宅は、市の直接建設と民間からの買い取りの計33地区と防災集団移転に対応した地区を合わせて約3、000戸の整備を計画している。

 このうち、昨年度から市の直接建設で宮城野区の田子西に176戸、若林区の荒井東に197戸、太白区の鹿野に70戸と民有地に定期借地権を設定し事業者が住宅を建設後に市が買い取る若林区の若林西地区で152戸が着工したほか、市営住宅の一部を災害公営住宅として整備した青葉区の北六番丁住宅の12戸はすでに入居を開始している。今年度についても青葉区の上原地区が着工している。

 また、今年3月に公募買取事業で選定された太白区のあすと長町26街区などについては、事業候補者が現在、基本設計の作成を進めている。今後は、基本設計の完了後に同市が設計内容の確認手続きを行った後に実施設計に着手し、実施設計完了後の今年中に同市との間で土地・建物の買い取り予約の締結を行い「事業候補者」を「事業者」として正式に選定。各事業者が建物を建設し、完成後に市が買い取りを行い15年4月からの入居開始を目指すスケジュールだ。

2013/07/10付一面に掲載。

1803荷主研究者:2013/07/21(日) 11:18:04

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130710t12029.htm
2013年07月10日水曜日 河北新報
多賀城駅前再開発ビルに蔦屋書店  図書館委託と別に検討

 書籍販売やCD・DVDレンタルのTSUTAYA(ツタヤ)を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が、宮城県多賀城市のJR仙石線多賀城駅北の再開発ビルに「蔦屋書店」を出店することが9日、分かった。

 関係者によると、蔦屋書店は2015年夏の完成を予定する再開発ビルに入る。「代官山蔦屋書店」(東京)をモデルとした生活スタイル提案型で、街の拠点づくりを目指し、同じビルに移転する市立図書館の業務委託とは切り離して検討するとしている。

 市は中心市街地整備事業の一環で、多賀城駅前に「東北随一の文化交流拠点」の整備を目指しており、CCCと包括連携協定を結び、企画提案を受けるという。菊地健次郎市長らが11日、東京と多賀城市で記者会見を開き、公表する。

1804荷主研究者:2013/07/21(日) 11:20:43

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130712t11028.htm
2013年07月12日金曜日 河北新報
多賀城市新図書館 ツタヤが企画・設計 レストランなど併設

新しい多賀城市立図書館のイメージ(CCC提供)

 宮城県多賀城市は11日、JR仙石線多賀城駅前に移転する市立図書館の企画・設計を、レンタル大手TSUTAYA(ツタヤ)を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC、東京)に委託すると発表した。官民連携で、市中心部の文化交流拠点づくりを目指す。

 図書館は2015年夏完成予定の駅北再開発ビルに入る予定。CCCは地上3階程度(延べ床面積約6600平方メートル)を見込むビル全体のほか、周辺環境も含めてデザインや設計を一体的に担当する。

 ビルにはレストランやカフェ、CCCが運営する「蔦屋書店」も併設される。図書館の運営をCCCに委託するかどうかは、市教委が検討を進め、年内に決める方針だ。

 同社が公立図書館の企画を手掛けるのは、12年4月開館の佐賀県武雄市図書館に次いで2例目。多賀城市では「家族で一日中楽しめる施設」をコンセプトにするという。

 市とCCCは、民間の資金やノウハウを活用して公共施設を整備する官民パートナーシップ(PPP)の枠組みで事業に取り組む。両者は同日、連携協定を結んだ。

 多賀城市のホテルでCCC幹部と記者会見した菊地健次郎市長は「民の力を借り、東北随一の文化交流拠点を実現させたい」と話した。駅北再開発の総事業費については、当初見込んだ約40億円より増える見通しを示した。

1806とはずがたり:2013/08/01(木) 17:53:26
>>1770
亀レス失敬ですm(_ _)m
収益性を重要視するJR東ですので,仙台市内の車両基地を郊外移転させて跡地開発で収益が上がると成ればやるでしょうね。
何処が良いかはちょいと解りませんが常磐線沿い等沿海部には造りにくいですね。利府辺りでしょうかねぇ。

利府⇔常磐線,仙山線⇔仙台空港,小牛田⇔福島等仙台スルーで運行区間決めて平行ダイヤ組めば便利に成りそうなんですけどねー。

1807とはずがたり:2013/08/01(木) 17:54:34

http://link.maps.goo.ne.jp/map.php?MAP=E141.38.12.667N39.0.52.827&ZM=9

災害公営住宅 陸前高田で120戸着工
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku_K201308010A0EA0XX00001_220056.html
河北新報2013年8月1日(木)06:10

 岩手県陸前高田市下和野地区で31日、同市で初の災害公営住宅が着工した。東日本大震災級の津波に対応した造りで、2014年9月に完成する予定。
 海抜12メートルまでかさ上げした約1万平方メートルの敷地に6、7階の4棟を建設し、計120戸が整備される。
 震災時、下和野地区では今回かさ上げした土地の高さまで浸水したため、1階は非住居とし、小規模店舗が入居して生活の利便性を確保する。南側の棟の最上階には100人以上を収容できる集会所を設けて災害時の避難所とするほか、3日分の電気を供給できる補助電源装置も備える。
 各棟は回廊で結ばれ、広場も設けて居住者同士の交流を図れるようにする。
 現地で行われた安全祈願祭で、戸羽太市長は「最優先課題は被災者の住宅再建で、公営住宅は重要な柱の一つ。被災地域の象徴となる施設にしてほしい」と語った。
 独立行政法人都市再生機構が設計、発注し、完成後に市が買い取る。14年6月に入居者を募集、入居は10月の予定。建設費は27億7000万円。
 同市内では、市が下和野地区の120戸を含め300戸、岩手県が700戸の災害公営住宅を建設することにしている。

1808荷主研究者:2013/08/03(土) 10:34:52
>>1800
今のところ開業時1日8万人の利用者を見込んでいるけど、個人的な感覚では5万人程度ぢゃないかと思う。別に根拠はないけど。まぁでも南北線1本の片肺状態から脱するというのは意義があると思う。東日本大震災によって >>1802 のように沿線で復興公営住宅が建設されており、人口増加が期待できるのも若干の追い風かもしれない。

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130718t12025.htm
2013年07月18日木曜日 河北新報
仙台市地下鉄東西線13.9キロ貫通 沿線開発の加速課題

トンネルを除幕するスイッチを押し、貫通を祝う関係者

 2015年開業予定の仙台市地下鉄東西線が17日、本格着工から7年を経て、「動物公園」−「荒井駅」の13.9キロが全線貫通した。土木工事にほぼめどがつき、間近に迫った開業に向けて沿線開発の加速が今後の課題となる。

 青葉区の「一番町駅」地下1階であった貫通式には、市や工事関係者約200人が出席。スイッチを押して地下3階を走るトンネルを除幕し、鏡開きで貫通を祝った。

 南北線と十字の交通軸を形成することになる東西線は、震災後の百万都市発展のけん引役とされる。佐藤正昭市議会議長は「東西線は南北線と一体となり、バス、JRと結びついて交通体系の骨格となる」とあいさつで強調した。

 期待の一方で、開業後の採算性に対する市民の不安はいまだに根強い。市は昨年、東西線の1日当たりの利用者予測を開業許可時(03年)より33%少ない8万人に下方修正。沿線開発は思うように進まず、実際の乗客はさらに減る懸念もある。

 市は6月、沿線のにぎわい創出を目指し「東西線フル活用プラン」を発表。今月16日には官民連携組織「市民応援部」を発足させるなど、てこ入れに躍起だ。奥山恵美子市長は「応援部の発足式では東西線に抱く夢を多く聞いた。沿線まちづくりをしっかり進めたい」と語った。

1809荷主研究者:2013/08/03(土) 10:41:05

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130719t12028.htm
2013年07月19日金曜日 河北新報
宮城・大衡村の分譲団地完売 若い世帯・誘致企業社員に人気

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20130719005jd.jpg

分譲された宅地で続々と住宅新築が進むときわ台

 宮城県住宅供給公社が分譲した大衡村の住宅団地「ときわ台」(92区画)が完売した。2016年度内の目標より大幅に早い。手の届きやすい価格が若い世帯に受けたほか、トヨタ自動車グループなど近くの第2仙台北部中核工業団地に立地する誘致企業社員の購入が目立った。

 公社によると購入者の年齢別内訳は、31〜35歳が27人で最も多い。次いで26〜30歳20人、20〜25歳9人の順で、35歳以下が全体の6割を占めた。トヨタ自動車東日本など工業団地の誘致企業の社員は14人に上った。

 村内や大和町など黒川郡内からの転居が48人と全体の半数を超えた。大崎市や仙台市泉区からも多く、東日本大震災で被災した沿岸部からの移住も3人いるという。

 団地は公園や道路などを含め総面積約9.2ヘクタール。宅地は1区画200平方メートル台が多く、分譲は10年10月に始まった。価格は3.3平方メートル当たり一律7万4000円だった。

 公社は早期完売の理由を「土地、建物合わせても2000万円程度と、若い人が現実的に購入を考えられる価格で、周辺の分譲地より割安だったため」と分析。大衡村が住宅新築に最大130万円を助成する制度を導入したことも後押しとなったとみている。

 周辺では住宅の供給不足を指摘する声も出ている。トヨタ紡織東北宮城工場(大衡村)の幹部は「工場近くに家を買いたい社員は多いが、紹介できずにいる」と言う。

 村は11年7月、役場に近い中心部の約40ヘクタールを、住宅地や商業地として大規模開発する計画を立案している。ただ実現時期は決まっておらず、跡部昌洋村長は「それまでは村として小規模開発を多く進め、ニーズに応えたい」と話している。

1810荷主研究者:2013/08/03(土) 10:45:12

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130720t12011.htm
2013年07月20日土曜日 河北新報
ヨークベニマル、26日開店 仙台・あすと長町に2店目

26日に開店するヨークベニマル太子堂店

 ヨークベニマルは26日、仙台市太白区あすと長町に「太子堂店」を開店する。同社としては185店目で、宮城県内では47店目。700メートルほど北側に2009年から「あすと長町店」を展開しているが、周辺の人口増をにらんで新設を決めた。

 出店場所はJR東北本線太子堂駅前。約1万500平方メートルの敷地に、売り場面積約2600平方メートルの建物を新築した。220台分の駐車場も備える。地場産食材コーナーを拡充するほか、駅の乗降客をターゲットに牛タン、笹かまぼこといった土産物も取りそろえる。若者、高齢者向けの総菜メニューも充実させる。

 年間売上高の見込みは22億円。従業員約90人を地元採用する。

 無休。営業時間は午前9時半〜午後11時。26〜28日はオープニングセールとして午前9時に開店する。

1811荷主研究者:2013/08/03(土) 11:52:16
>>1556 >>1640
でかいなぁ…

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130726t11035.htm
2013年07月26日金曜日 河北新報
かさ上げ実物大モデル設置 仙台市・沿岸道路事業

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20130726013jd.jpg
かさ上げ道路の高さや幅をイメージできる実物大モデル

 仙台市は25日、津波多重防御策の柱となる県道塩釜亘理線かさ上げ事業で、完成後をイメージできるよう実物大モデルを、若林区荒浜一本杉南の建設予定地に設置した。

 モデルは、鋼管とネットを組み合わせ、高さ6メートル、幅30メートルの道路の断面を表した。特別養護老人ホーム「潮音荘」跡地付近にある。

 延長約10キロのかさ上げ道路は片側1車線で幅7〜9メートル。のり面を含めると幅は30〜40メートルになる。主に従来の県道や市道の東側に盛り土して造る。年度内に着工、2018年度の完成を目指す。

1812荷主研究者:2013/08/03(土) 12:28:13
>>1323 >>795
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130726t12009.htm
2013年07月26日金曜日 河北新報
新青葉通ビル完成 首都圏災害時、拠点に NTT東

ビル1階にオープンした情報発信ギャラリー

 NTT東日本は25日、仙台市青葉区一番町で建設した仙台青葉通ビル新棟(地上14階地下1階)の完成披露会を開いた。約1500人が働くコールセンターなどが入る。1階には、市民がイベントに活用できる「情報発信ギャラリー」を設けた。

 青葉通ビル南側にあった駐車場跡地を活用した。延べ床面積は約2万9600平方メートル。5棟ある既存棟から3年かけて通信設備を移設する。既存棟の活用策は未定。

 市内に分散しているグループのコールセンターを集約する。既に一部が入居して業務を始めており、年末には勤務者が約1500人になる。将来は2000人体制を見込んでいる。

 災害時の対応拠点になることを想定し、制震構造を採用した。首都圏で災害が発生した場合は、NTT東日本管内の通信設備を監視する役割も担う。

 披露会には約60人が出席した。五十嵐克彦宮城支店長は「防災には万全を期しており、緊急時には首都圏をバックアップしたい」と話した。

1813荷主研究者:2013/08/03(土) 12:29:46

http://sankei.jp.msn.com/region/news/130721/myg13072102140000-n1.htm
2013.7.21 02:13 産経新聞
仙台−水戸間結ぶ高速バス路線、23日から運行

 東日本大震災で一部区間の不通が続いているJR常磐線に代わり、仙台市と水戸市を直接結ぶ新しい高速バス路線が23日から運行を開始する。

 震災前にJR常磐線の特急が走っていた仙台市と水戸市は、震災後に特急が運休してから両市を結ぶ公共交通機関がなくなった。

 新しい高速バス路線は、茨城県内の沿線自治体などの要望に応え、茨城交通(本社・水戸市)がJR仙台駅と水戸駅南口間で1日2往復運行する。上りの仙台駅前発は午前7時10分と午後4時45分で、下りの水戸駅南口発は午前6時と午後3時20分。所要時間は約5時間で日帰りもできる。

 東北道−磐越道−常磐道の高速道と一般道を走るルートで、茨城県内の日立駅中央口、東海駅東口、茨城交通勝田営業所、勝田駅西口に停車する。運賃は仙台駅前−水戸駅南口が4800円、全席予約制(空席がある場合はその場で利用可)。

1814荷主研究者:2013/08/14(水) 22:32:29

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130730t12034.htm
2013年07月30日火曜日 河北新報
「仙台塩釜港」運営主体18年度設立へ 宮城県方針

 宮城県は29日、仙台塩釜、石巻、松島3港を統合して昨年10月に誕生した国際拠点港湾「仙台塩釜港」の運営を担う一部事務組合を、仙台や石巻など関係8市町と共に2018年度に設立することを目指す方針を示した。

 関係自治体でつくる仙台塩釜港管理・運営協議会の会合が県庁であり、県が考え方を提示した。現在、仙台塩釜港は県が運営している。統合で港の範囲が拡大し、地域と一体で運営する新たな体制が必要と判断した。

 県と8市町は本年度、名古屋港など一部事務組合が運営する全国6港を参考に、各自治体の財政負担や職員派遣といった課題を整理する。各市町の合意が得られれば、組合設立に向けた法定協議会を15年度に設立する。

 県は、組合設立の時期について「協議の進行状況に応じ、柔軟に対応したい」と説明。東日本大震災からの復旧・復興事業に取り組む市町の負担も考慮し、18年度とする目標に必ずしもこだわらない考えを示した。

 仙台塩釜港の関係自治体や地元の経済団体などでつくる利用促進連絡会議も県庁で開かれた。県は利用増大を図る対策として、仙台湾を周遊する観光航路の研究に取り組む意向を表明した。

1815荷主研究者:2013/08/14(水) 22:38:36
>>1738
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/07/20130730t12003.htm
2013年07月30日火曜日 河北新報
イケア仙台、長町で着工 14年秋のオープンを目指す

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20130729024jd.jpg
イケア仙台の完成イメージ図

 スウェーデン家具大手イケアグループの日本法人「イケア・ジャパン」(千葉県船橋市)は29日、仙台市太白区あすと長町に出店する東北初の大型店「イケア仙台」(仮称)の起工式を行った。建物は鉄骨地上3階、地下1階で、売り場面積は約1万6700平方メートル。2014年秋のオープンを目指す。

 イケア仙台は、JR東北線長町駅東口前の1万8300平方メートルの敷地に建設される。家具や雑貨を中心に約7500点をそろえる。約460席のレストラン、約700台収容の駐車場も備える予定で、約250人の雇用を見込む。

 起工式には約50人が出席。イケア・ジャパンのミカエル・パルムクイスト社長は「素晴らしいお客さまを迎える日を楽しみにしている」とあいさつした後、関係者とくわ入れし、工事の安全を願った。

 イケア・ジャパンによると、泉区に11年9月開店した「仙台ミニショップ」は14年春ごろに閉店し、従業員はイケア仙台に引き継ぐ方針。

1816荷主研究者:2013/08/14(水) 22:56:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130801t11030.htm
2013年08月01日木曜日 河北新報
山元町で新市街地整備が着工 集団移転用など34ヘクタール

くわ入れを行う斎藤町長(左端)ら

 東日本大震災の被災者の集団移転先などとして宮城県山元町が同町浅生原に整備する新市街地の着工式が31日、現地であった。工事は2015年3月の完了を目指す。

 県や町、工事関係者ら約200人が出席。くわ入れなどで工事の安全を祈った。斎藤俊夫町長は「新しい町の発展をけん引する拠点。魅力的な市街地形成を目指す」とあいさつした。

 新市街地はJR常磐線の内陸移設に伴い新設する新山下駅周辺につくる。今回は34.7ヘクタールを造成し、災害公営住宅296戸、集団移転用の分譲地269戸分を整備する計画。町の土地利用計画では山下二小の移転先や保育所、商業施設などの用地も見込む。

 町は設計・施工を一括発注し工期短縮を図ることにし、フジタを中心とする3社の特定建設工事共同企業体が落札した。契約金額は129億4650万円。

 町はこのほか、新坂元駅、宮城病院の各周辺地区にも市街地を整備する計画。新坂元駅周辺地区では7日に着工式を行う。

1817荷主研究者:2013/08/14(水) 22:57:18

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130801t12018.htm
2013年08月01日木曜日 河北新報
仙台−バンコク12月就航 タイ国際航空、週3往復検討

 タイ国際航空が今冬、仙台空港とバンコクを結ぶ国際定期便を就航させる方針を固めたことが31日、分かった。12月上旬から3月下旬までの冬季限定で、週3往復を運航する方向で調整を進めている。第1便は12月4日となる見通しで、来週中に正式発表する。

 同社幹部が近く、仙台市役所などを訪ね、市幹部らに就航の意向を伝える。仙台市は経済成長が著しいタイとの交流拡大を目指し、定期直航便の就航を働き掛けてきた。

 タイでは、富裕層を中心に温泉やスキーなど冬場の日本観光の人気が高い。円安傾向もあり、一定の搭乗率を確保できると判断したとみられる。同社の日本国内の就航先は7都市目。

 機材は札幌線や福岡線と同じ約300人乗りのエアバスA330−300型機を使用する。

 仙台−バンコク線は2000年12月にチャーター便が初めて就航。07年には9往復、12年は6往復が運航された。

 市は06年8月、タイ政府観光庁(TAT)と相互協力協定を締結するなど、タイからの誘客に力を入れてきた。東日本大震災の影響で激減した入り込み客回復に向け、7月には官民による「仙台−タイ交流促進協議会」を結成、定期便実現を目指していた。

 仙台空港発着の国際定期便は現在、6月に就航したハワイ・ホノルル線(週3往復)など週16往復。

1818荷主研究者:2013/08/17(土) 08:41:43

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2013/08/06 建設新聞
大和ハウス 空間創造社で実施案
分譲・プレミストあすと長町の新築 RC11F約1.5万㎡・総戸数は121戸

 大和ハウス工業仙台支社(仙台市泉区泉中央3丁目8の1 岡田恵吾支社長)は、仙台市太白区あすと長町に分譲マンション「プレミストあすと長町」(仮称)の建設を計画しており、空間創造社で実施設計の作成を進めている。着工は10月中旬、完成は2015年3月末をそれぞれ予定している。

 建設場所は、仙台市太白区で施行中のあすと長町土地区画整理エリア内10街区2画地地内で、敷地面積は4275.89㎡。JR・地下鉄長町駅からほど近く、建設中の仙台市立病院をはじめとした公共インフラや各種大型商業施設も生活圏内にある好立地だ。

 施設規模は、RC11F延べ1万4870.32㎡で、ファミリータイプの分譲住宅121戸を設けるもの。

2013/08/06付一面に掲載。

1819荷主研究者:2013/08/17(土) 08:43:27

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130808t13025.htm
2013年08月08日木曜日 河北新報
仙台−ソウル線週7から4往復へ減便 アシアナ航空・9月から

 アシアナ航空は7日、週7往復で運航する国際定期便仙台−ソウル線を9月17日から週4往復に減便すると発表した。同社仙台支店は「旅客の需要が十分に見込めなくなった」と説明している。

 減便後は毎週月、水、金、日曜の運航になる。同社は2011年9月、東日本大震災で被災した仙台空港の全面復旧に合わせ、週3往復で定期便を再開した。昨年5月に震災前と同水準となる週7往復に増便した。

 搭乗率は当初、70〜80%台で推移していたが、昨年10月以降は50%台に落ち込み、ことし4〜5月は40%台の低水準が続いていた。

 県空港臨空地域課は「原発事故による風評被害や日韓関係(の悪化)などが影響しているのではないか。早期の週7往復再開に向けて働きかけを強めたい」と話している。

1820荷主研究者:2013/08/17(土) 08:43:55

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130808t11030.htm
2013年08月08日木曜日 河北新報
山元町が新市街地着工 集団移転宅地など9ヘクタール

坂元地区に整備する新市街地のイメージ図。中央奥は新坂元駅、中央手前は町役場坂元支所

 東日本大震災の被災者の集団移転先などとして宮城県山元町が同町坂元に整備する新市街地の着工式が7日、現地であった。工事の完了目標は2015年3月で、7月末に着手した同町浅生原の山下地区と同時期となる。

 県や町、工事関係者ら約80人が出席し、工事の安全を祈った。斎藤俊夫町長は「期限内に工事が完了するよう関係者との連携を密にしていく」と述べた。

 坂元地区の新市街地はJR常磐線の内陸移設に伴い新設する新坂元駅周辺の9.1ヘクタール。津波対策のため、地盤を2メートルほどかさ上げする。国道6号を挟んで東側の駅前に商業施設や調整池を、西側には集団移転の宅地62戸分と災害公営住宅53戸のほか町役場坂元支所建設に向けた用地などを整備する計画だ。

 町は工期短縮のため設計・施工を一括発注し、鴻池組と上の組の特定建設工事共同企業体が落札した。契約金額は38億7124万円。

 坂元地区の新市街地整備をめぐっては昨年、町が周辺に計画した災害公営住宅22戸分の宅地造成費が高額だとして、町議会が2度にわたって否決した経緯がある。ようやく着工できたことに、斎藤町長は「山下地区と違った感慨がある」と話した。

1821荷主研究者:2013/08/17(土) 08:45:34

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130810t12009.htm
2013年08月10日土曜日 河北新報
ハイボール専門店が仙台にオープン サントリー東北初進出

専用のサーバーで作った高品質のハイボールが楽しめる「ハイボールバー 杜の都1923」

 サントリー酒類(東京)がプロデュースしたハイボール専門店「HIGHBALL BAR 杜の都1923」が、仙台市青葉区国分町2丁目にオープンした。全国10店目で東北エリアは初進出。地元食材とともに、ハイボールの多様な味わいを提供する。

 約85平方メートルの店内に41席を用意した。炭酸の爽快感と冷たさを楽しめるよう、専用サーバーを設置した。定番の角瓶ハイボール(450円)など各種飲料をそろえたほか、笹かまぼこや牛タンを使ったフードメニューも充実させた。 営業時間は午後6時〜午前3時。日曜、祝日は定休。運営は飲食業イーケーシー(東京)が担う。店舗の連絡先は022(721)5161。

1822荷主研究者:2013/08/17(土) 08:46:11

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130810t12010.htm
2013年08月10日土曜日 河北新報
仙台オフィスビル、空き室率7月13.0%

 オフィスビル仲介の三鬼商事仙台支店のまとめによると、仙台市内のオフィスビルの7月の平均空き室率は前月比0.10ポイント低下の13.0%だった。改善は2カ月連続。

 調査した5地区のうち4地区で改善した。仙台駅前周辺は既存オフィスの拡張や他地域からの移転があり、0.54ポイント改善の12.56%だった。

 県庁・市役所周辺は0.31ポイント改善の10.47%、仙台駅東周辺は0.19ポイント改善の19.08%となった。ともに解約が少なく、中小規模の入居があった。泉区など周辺オフィス地区も0.73ポイント下がって9.90%となった。

 悪化したのは青葉区一番町周辺で、0.59ポイント上昇の12.40%。移転に伴う大型解約が響いた。

 三鬼商事仙台支店は「業種を問わず拡張の動きが出つつある。秋以降、来年の事業計画を見据えた動きが出てくるか注目したい」と話している。

 調査対象は延べ床面積990平方メートル以上のオフィスビル356棟。

1823荷主研究者:2013/08/17(土) 09:13:49

http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/snd-doboku/ohirasendai.html
2013年8月1日 (一)大衡仙台線 小野工区の供用を開始しました。

(一)大衡仙台線 小野工区

 平成7年度から整備を進めてきました一般県道大衡仙台線の小野工区のうち、未供用となっていた1.3km区間について、平成25年7月31日(水曜)午後4時に供用を開始しました。

 本路線は、大衡村の国道4号を起点とし、仙台市内の泉パークタウンを経由して、仙台市青葉区の国道48号に至る約24kmの幹線道路で、本県の物流を支え、また、国道4号のバイパス的役割も果たす重要な路線です。

 今回の供用により、大和町と仙台市内を結ぶ南北軸が強化され、地域間の交流促進、経済活動の活性化が期待されます。

事業概要
○事業延長    L=1.6km
○今回供用区間  L=1.3km   ※供用済区間 L=0.3km 
○道路幅員    W=6.5(11.0)m
○事業期間    平成7年度から平成25年度まで

1825荷主研究者:2013/08/25(日) 11:36:03
>>1824
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130817t12009.htm
2013年08月17日土曜日 河北新報
仙台三越が泉区のタピオに小型店 10月オープン

「エムアイプラザ 三越タピオ店」の店内イメージ

 仙台三越(仙台市)は10月10日、仙台市泉区の商業施設「泉パークタウンタピオ」南館1階に、常設小型店「エムアイプラザ 三越タピオ店」をオープンする。ギフト中心だった従来のサテライト店とは違う多彩な商品構成で、仙台三越への来店が多いパークタウン周辺住民のニーズに応えるのが狙い。

 営業面積は約550平方メートルで、既存の三越石巻(約200平方メートル)、三越大河原(約400平方メートル)を上回る。品ぞろえも婦人服や雑貨、食品をはじめ、百貨店ならではの高品質の商品を提供する予定。営業時間は午前10時〜午後8時。

 仙台三越はタピオ店を皮切りに、今後5年間で宮城県内を中心に常設小型店計8店の出店を計画。新店舗の全てに三越伊勢丹グループにちなんだ「エムアイプラザ」の名称を使う。

 阿部浩章取締役営業統括部長は「一年を通して季節感を楽しめる店を目指したい」と話している。

1829荷主研究者:2013/08/25(日) 12:38:43

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130819t11016.htm
2013年08月19日月曜日 河北新報
利府町の文化複合施設計画 図書館、16年度先行開館

文化複合施設の建設が計画される新椎の木前

 宮城県利府町の文化複合施設の基本構想・基本計画がまとまった。収容力のある文化ホールと図書館を軸に、公民館、生涯学習センターなどを併設し、町民の文化、芸術活動や交流を後押しする。町は図書館の整備を先行し、2016年度の開館を目指す。

 構想・計画によると、予定地は県道仙台松島線沿いにある森郷地区新椎の木前の農地1.8ヘクタール。既存の図書館や公民館、郷土資料館がある十符(とふ)の里プラザや、JR東北線利府駅から約500メートルの距離にある。

 同プラザの文化ホールは収容人数が300と狭小で、規模の拡大が課題となっていた。

 新たな文化ホールは、800〜1000席の大ホールと、300席程度の小ホールから成る。音響効果を重視するほか、ギャラリーも備え、町民が質の高い芸術に触れる機会をつくる。

 同プラザからの移転を想定する図書館は、現在の蔵書4万7000冊から約7万5000冊に増やし、郷土資料館の設備や資料も拡充する。

 建物は2階建てで、延べ床面積は7000〜9000平方メートル。駐車場は500台分程度を確保する。事業費は40億〜50億円と算出し、地方債による対応を念頭に置いている。民間の資本やノウハウの活用も検討する。

 町は、施設の整備計画策定費1100万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を9月議会に提出する方針。

 町企画課は「東日本大震災による事業の遅れを取り戻し、使い勝手の良い施設を造りたい」と説明している。施設全体の運用開始は19年ごろの見込み。

 町文化複合施設整備検討委員会(委員12人)が昨年9月から構想・計画を検討してきた。

1830荷主研究者:2013/08/25(日) 13:00:59

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130821t15016.htm
2013年08月21日水曜日 河北新報
石巻・新蛇田に仙石線新駅 15年設置へ 集団移転で人口増

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20130820036jd.jpg

 宮城県石巻市は、東日本大震災の防災集団移転促進事業で新市街地が形成され人口増加が見込まれる新蛇田地区に、JR仙石線の新駅設置を目指す方針を決めた。「請願駅」としてJR東日本と正式な協議に入り、2015年の全線復旧に合わせた実現を目標とする。

 市が想定する新駅の位置は陸前赤井−蛇田間で、土地区画整理事業で整備する「新蛇田南」(27ヘクタール)の南側。三陸自動車道を挟んだ北側でも集団移転用地の造成が進んでいる。

 新蛇田地区は将来、数千人の居住が見込まれ、周辺を含めた住民の生活環境を向上させるため、市は新駅が必要と判断した。

 駅舎の設計や建設、システム改修などに要する数億円の費用は、市が全額負担する見通し。市は年内の合意を目指し、JRと実務的な協議を進めている。

 陸前赤井−蛇田間の新駅設置は、震災前から地元自治体などが要望していたが、具体化していなかった。大規模な集団移転先の整備で新たな需要が期待できることから、市とJRが水面下で折衝していた。

1831荷主研究者:2013/08/25(日) 13:01:33

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130821t12025.htm
2013年08月21日水曜日 河北新報
JR東、常磐線の用地取得事務所開設 宮城・山元に2ヵ所目

玄関に新事務所の看板を掛ける竹内所長(左)と斎藤町長

 JR東日本は20日、東日本大震災で被災し内陸移設する宮城県山元町の常磐線12.1キロの用地取得を進める「常磐復興用地事務所」を開設した。用地取得の現地拠点は町内2カ所目。

 新事務所は町役場北側の町有地に建設し、プレハブ2階の約280平方メートル。職員4人が常駐し、主に町北部の地権者との交渉を担当する。2014年春予定の着工後は現地工事事務所となり、職員15人程度が常駐する見込み。

 現地であった開所式にはJRや町の関係者約20人が出席。JR東日本東北工事事務所の竹内研一所長と斎藤俊夫町長が玄関に看板を設置した。斎藤町長は「常磐線の復旧は沿線自治体の切なる願い」と期待を寄せた。

 JRは今秋、町役場西側の町民プール跡地に工事関係者の宿舎を開設する予定。竹内所長は「来春の着工に向けてスムーズに進めていきたい」と話した。

1832荷主研究者:2013/08/25(日) 13:26:57

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130823t11028.htm
2013年08月23日金曜日 河北新報
集団移転1289戸分整備 当初計画比106戸減 東松島

 宮城県東松島市は22日、東日本大震災の防災集団移転促進事業で造成する移転先の整備戸数が、最終的な住民の意向調査などに基づき1289戸分で確定したと明らかにした。当初の調査を踏まえた計画に比べ、個別移転や現地再建の被災者が増えたため106戸減少した。

 市は7地区に移転先を整備し、住民が自由に選択できる方式を採用。昨年、個別面談などで意向を調査した。

 整備戸数の内訳は一戸建てが719戸、災害公営住宅が570戸。当初計画と比較し、一戸建ては98戸、災害公営住宅は8戸減った。

 地区別では野蒜北部丘陵が448戸、東矢本駅北が580戸、矢本西が127戸、牛網が77戸、月浜が23戸、大浜が14戸、室浜が20戸。野蒜北部丘陵は114戸減少した。牛網には当初計画になかった災害公営住宅が27戸追加整備される。

 各地区の造成工事は3月までに始まった。野蒜北部丘陵、東矢本駅北両地区を除く5地区は2014年6月に一戸建ての移転希望者に土地を引き渡し、住宅建設に取り掛かる予定。

 市復興都市計画課の小林典明課長は「整備戸数が固まったことで移転に弾みがつく。約束の期日までに土地を用意し、スムーズな住宅再建ができるよう事業を進めていきたい」と話した。

1833荷主研究者:2013/08/25(日) 13:27:17

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130823t11027.htm
2013年08月23日金曜日 河北新報
名取・閖上再建、やっと始動 市、県に事業計画書を提出

 東日本大震災で被災した宮城県名取市閖上地区の復興計画をめぐり市は22日、土地区画整理事業の事業計画書を県に提出した。住民の合意形成が難航し大幅に遅れていた復興計画だが、震災から2年5カ月過ぎてようやく実質的手続きに入った。現地再建に対しては住民の間に今も不満がくすぶるが、市は住民説明会を開いて理解を求めている。

 今後の主なスケジュールは表の通り。土地区画整理事業は概要の縦覧・意見書提出期間を経て10月に認可を得る方針。2014年4月にかさ上げに着手し、16年4月の居住開始を目指す。

 閖上の復興計画は変遷をたどってきた。当初は70ヘクタールを海抜5メートルまでかさ上げする計画だったが、ことし2月に45ヘクタールに縮小。7月には32ヘクタールに再縮小した。当初5500人とした計画人口は2400人に下方修正した。

 個別面談の結果、閖上に戻る住民数が想定を下回り、かさ上げに求められる国の人口要件(1ヘクタール当たり40人以上)を満たせなくなったため「苦肉の策」として事業規模を圧縮した。

 集団移転事業を併用するが、移転先はかさ上げ区域内。事業地より内陸には災害公営住宅を約100戸整備するのみで、津波を不安視する住民からは拡充整備を望む声が上がる。居住区域東端に中高層の災害公営住宅を建てる計画にも「津波よけに人を住まわせるのか」との反発が根強い。

 市は計画の詳細についてはさらなる修正も検討するとしているが、限られた時間の中での見直しは容易ではない。事業を推進しながら住民の意向をどうくみ入れていくのか、今後も難しい対応を迫られそうだ。

1834荷主研究者:2013/08/25(日) 13:41:47
>>1736
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130824t15020.htm
2013年08月24日土曜日 河北新報
遊びと学びと笑顔を 「仙台水族館」12月着工

イルカのショーなどを行うエリアの完成イメージ図(仙台水族館開発提供)

 2015年春の開業を目指し仙台市宮城野区の仙台港背後地に整備する「仙台水族館」(仮称)について、三井物産や地元企業などでつくる特定目的会社「仙台水族館開発」は23日、事業計画概要を発表した。イルカなど海生動物のショーを楽しめるエリアは東北最大級となる約1000席の観客席を設ける。ことし12月上旬に着工する。

 施設は鉄骨2階で、延べ床面積約9800平方メートル。約100基の水槽を設置し、親潮と黒潮がぶつかる三陸沖の豊かな海や、東北の美しい川辺を再現する予定。ペンギンやアシカなどと触れ合える「癒やし体験ゾーン」も整備。教育施設としての機能を重視し、食育や環境保護について考えを深めるコーナーも用意する。近隣の小学校への出張訪問授業なども企画する。

 東日本大震災の発生時、立地する高砂中央公園整備地に津波が到達した事情を踏まえ、避難ビルの機能を備えることも検討。非常食の備蓄や来場者の避難行動計画づくりも進める。

 特定目的会社は三井物産のほか、横浜・八景島シーパラダイスを経営する横浜八景島と、カメイなど地元企業4社で構成する。市は、進出予定地を固定資産税減免など優遇を受けられる復興特区として申請し、国の認定を受けた。

 仙台水族館開発の西村孔裕社長は「単なるアミューズメント施設ではなく、東北の復興を象徴するような活力あふれる水族館を目指したい」と述べた。

1835荷主研究者:2013/08/25(日) 13:42:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130824t12009.htm
2013年08月24日土曜日 河北新報
TKP「ガーデンシティ仙台」 貸し会議室 増床1.7倍

 貸し会議室大手ティーケーピー(TKP、東京)は今月、仙台市青葉区のアエルに開設している「ガーデンシティ仙台」を約1.7倍に拡大した。仙台市内に6カ所ある拠点がいずれも6〜7割の高稼働率を維持していることから、今後の需要の盛り上がりに増床で対応する。

 アエル30階に新たに計360人を収容できる二つのホールと、会議用の2室を用意する。会合だけではなく、展示会やパーティーでの利用も想定する。今月1日に営業を始めた。

 アエル21階にあったガーデンシティ仙台は計600人収容の2ホールと、二つの会議室で構成していた。増床に伴い、TKPの市内の拠点では最大規模になる。

 同社は仙台での攻勢を強めており、6月に仙台市役所近くのビルに新拠点を開設したばかり。及川弘志仙台支店長は「新スペースは眺めも良い。ホテルに流れていたパーティー需要の取り込みを図る」と話した。

1836荷主研究者:2013/08/25(日) 13:43:58

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130824t12013.htm
2013年08月24日土曜日 河北新報
量産波及効果に期待 トヨタ東日本、宮城産HV生産開始

カローラHVの後部座席付近にバッテリーを取り付ける従業員=トヨタ東日本宮城大衡工場

 トヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)で製造が本格化したカローラのハイブリッド車(HV)は、宮城県内から送り出される初のHV車両となる。低燃費車種は今後も市場拡大が見込まれるだけに、自動車産業集積地として宮城の拠点性が高まるのは確実。関係者は量産による波及効果に期待を膨らませた。

 23日にトヨタ東日本であったラインオフ式典後、車両開発に携わったトヨタ自動車の中村寛主査は「東北が日本のHV市場を活性化させるだろう」と話した。

 東北では、トヨタ東日本岩手工場(岩手県金ケ崎町)が2011年末から小型HV「アクア」を手掛けている。カローラとアクアは共通部品が多いこともあり、部品メーカーにとっては量産効果がアップする。

 車載バッテリーを供給するプライムアースEVエナジー宮城工場(宮城県大和町)は、アクア人気もあって2年前からフル生産が続く。年内いっぱいは高稼働が続くと見られ、高木省三工場長は「東北で製造する車種分の全量を担いたい」と意気込む。

 地元企業も生産車種の多様化を歓迎する。エンジン周辺部品の表面処理を担うケディカ(仙台市)は現在、北上市の拠点で増産対応に追われる。同社の小原良一工場長は「車種の追加で、受注量が安定する」と話す。

 ガソリン1リットル約33キロという高い燃費性能に、販売現場も鼻息が荒い。

 トヨタカローラ宮城(仙台市)は「伊達ブリッド」のキャッチコピーで売り込む考えといい、同社の寺島晃営業企画室長は「宮城産を前面に出し、幅広い年齢層にアピールしたい」と語った。

1837荷主研究者:2013/09/01(日) 13:59:06

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130827t12023.htm
2013年08月27日火曜日 河北新報
大郷町で宅地開発 一戸建て用150区画 16年完成予定

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起工式の神事で工事の安全を祈る早坂社主

 不動産業の大和リーアルティ(仙台市)は26日、宮城県大郷町で一戸建て用地約150区画を分譲する大規模な宅地開発に着手した。2016年の完成を予定している。町によると、民間による大型の宅地開発は同町で初めて。

 町東側の味明地区の丘陵地に造成し、名称は「大郷・ヒルズ未明(仮称)」。松島町との境に位置し、三陸自動車道松島大郷インターチェンジ(IC)やJR東北線愛宕駅に近い。

 総面積は約9ヘクタールで、宅地は1区画70坪(231平方メートル)前後が中心。価格は1坪(3.3平方メートル)当たり7万円程度を見込む。共同住宅用も2区画を計画している。

 東日本大震災で自宅を失った沿岸部住民や、自動車産業集積が進む仙台圏北部の工業団地の誘致企業社員を主な顧客層と想定する。交通アクセスの良さを生かし「仙台の通勤圏」としてもアピールしたい考え。

 現地で26日、起工式があった。早坂了悦社主は「求めやすい価格で宅地を提供し、震災復興と大郷の人口増加に貢献したい。土地にはまだ余裕があり、ニーズに応じて追加の分譲も可能だ」と語った。

1838荷主研究者:2013/09/01(日) 14:02:17

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130828t15014.htm
2013年08月28日水曜日 河北新報
食品買い物スムーズに 仙台三越改装、一部オープン

刷新した地下売り場は、多くの買い物客でにぎわった

 仙台三越(仙台市青葉区)は27日、改装中の地下1階食品フロアの一部を先行オープンした。10月下旬までにリニューアルを終える計画で、前年比15%増に当たる年間115億円の食品売り上げを目指す。再オープンを記念して31日までセールを展開する。

 先行営業したのは、定禅寺通り館にある生鮮ゾーン「フレッシュマーケット」。買い物客が歩きやすいようフロアレイアウトを見直すなどした。来店した宮城野区の女性(42)は「品ぞろえが充実し、照明も明るくなった」と歓迎した。

 仙台三越は本館、定禅寺通り館の地下フロア(計約3000平方メートル)で今年6月から改装工事を進めている。9月下旬に定禅寺通り館の精肉ゾーン、10月に仙台銘菓などを扱う本館「フードガーデン」を刷新する。総事業費は約10億円。

 仙台三越の渡辺憲一社長は「今後もお客さまの期待に応えられる食品フロアを目指していきたい」と話した。

1839荷主研究者:2013/09/01(日) 14:05:28

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130829t11032.htm
2013年08月29日木曜日 河北新報
宮城県人口10年ぶり増 復興従事者ら転入 3月末現在

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 総務省が28日発表した住民基本台帳に基づく2013年3月末現在の人口動態調査で、宮城県人口(日本人)は前年同期比2183人(0.09%)増の230万4889人となり、10年ぶりに増加に転じた。東日本大震災の復興事業の従事者らが、仙台市などに転入したことが要因とみられる。

 年間の人口動態をみると、自然増減は、出生1万8710人、死亡2万2043人で3333人減少した。転入転出などによる社会増減は、5516人の増だった。

 東北で人口が増えたのは宮城県だけで、人口増加率0.09%は全国で4番目に高かった。

 県人口の推移はグラフの通り。03年の235万132人をピークに減少が続き、震災を経て12年には230万2706人に落ち込んだ。13年も震災前の10年との比較では2万4455人(1.1%)減っている。

 国勢調査を基準にした県推計人口を毎月公表している県によると、県人口は12年6月から前年同期比で増加に転じた。目立つのは、復興従事者や避難住民らが多い仙台市の人口増。7月1日時点の推計人口は震災前の11年3月1日より約2万人増えた。

 県は「仙台市や周辺自治体の増加が県全体を押し上げている。一方、石巻市など被害が大きい地域は人口減が続いている」と分析する。

 調査は、今回から外国人も対象に加えた。県内の外国人は1万3803人で、県の総人口は231万8692人。

1840荷主研究者:2013/09/01(日) 14:05:58

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130830t12022.htm
2013年08月30日金曜日 河北新報
ドゥクラッセ、東北に初店舗 仙台・きょうオープン

「ドゥクラッセ」の仙台店

 40〜50代の女性向け衣料の通信販売会社「ドゥクラッセ」(東京都)が30日、仙台市青葉区のさくら野百貨店仙台店2階に直営の仙台店をオープンさせる。東北初進出で国内では11店目となる。

 売り場面積は約160平方メートル。店内を「散歩」「ランチ」「夜のお出かけ」の三つのゾーンに分けて、女性用衣料やアクセサリーを販売する。40〜50代向けの紳士服も扱う。

 ドゥクラッセは、上質な素材と体形をきれいに見せる工夫を凝らしたデザインで人気を集める。さくら野の同じフロアにはことし6月、グループ会社の靴屋「フィットフィット」も出店した。

 営業時間は午前10時〜午後7時半。連絡先はドゥクラッセ仙台店022(714)6071。

1841荷主研究者:2013/09/29(日) 22:47:39

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/09/20130905t12013.htm
2013年09月05日木曜日 河北新報
食品プラ容器大手、コバヤシ宮城進出 大和に生産拠点

 食品用プラスチック容器製造大手のコバヤシ(東京)は、宮城県大和町の工業団地「大和リサーチパーク」に進出する方針を固めた。10日に県、大和町と立地協定を結ぶ。同社が東北に生産拠点を置くのは、弘前市の弘前工場に次いで2カ所目になる。

 コバヤシは1952年の創立。納豆や豆腐などの容器や食品トレーといったプラスチック容器のほか、リンゴなど果物の搬送用資材や、玩具用原料の液状プラスチックを製造する。納豆容器の国内シェアは6割に上る。

 新工場の生産品目や規模などは検討中。同社が県産業技術総合センター(仙台市泉区)などと共同開発した環境対応素材を使った製品の開発や量産化も視野に入れている。

 リサーチパークの西地区(約9ヘクタール)のうち、2014年4月に分譲を開始する区画2.8ヘクタールを取得する予定。半導体製造装置製造の東京エレクトロン宮城に隣接し、交通の利便性が高いことなどから立地を決めた。従業員20〜30人は地元で採用する見込み。

 同社の工場は弘前、茨城、東京、静岡など全国7カ所にある。資本金8000万円で従業員は約500人。13年3月期の売上高は233億5200万円。

1842荷主研究者:2013/09/29(日) 22:48:42

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/09/20130905t52007.htm
2013年09月05日木曜日 河北新報
山形から仙台へ 買い物客の流出進む山形市

 衣服や電化製品など複数の店舗で品質や値段を比較して購入する買い回り品を求め、山形県から仙台市へ買い物に行く割合(買い物流出率)が高まっていることが、山形県の2012年度買い物動向調査で分かった。山形市と最上町の流出率が大きく、山形市では10人に1人が仙台市で買う品物もあり、両地域の頻繁な往来を示している。

 山形県から仙台市への買い物流出率(全品目)は12年度が1.2%で、前回調査した09年度から0.1ポイント拡大した。このうち買い回り品は2.9%で、0.4ポイント伸びた。

 品目別では「靴・バッグ」が8.4%で最大。「時計・メガネ・アクセサリー」7.8%、「婦人・子ども服」6.6%と続いた。目的では「レジャー・娯楽」が11.1%、「外食」は3.9%だった。

 市町村別の買い回り品流出率は、山形市が5.2%、最上町が5.1%で際立った。朝日町が4.7%で続き、米沢市3.7%、大石田町と大蔵村が3.6%となった。

 山形市の内訳は「靴・バッグ」が14.2%、「時計・メガネ・アクセサリー」が12.6%、「婦人・子ども服」が12.2%でいずれも高かった。「レジャー・娯楽」は13.7%、「外食」も7.4%に上った。

 県商工労働観光部は「2007年以降、仙台市や名取市に、アウトレットモールなど大規模商業施設が複数開店したことが、県外流出を加速させている」と分析する。

 調査は3年ごとに実施する。今回は12年8月24日〜10月24日、県内の1万世帯にアンケートし、9257世帯(92.6%)から有効回答を得た。

1844荷主研究者:2013/09/29(日) 23:35:53
>>1603
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320130905bfal.html
2013年09月05日 日刊工業新聞
ドコモ、仙台で家庭用エネ管理システム運用−電力の自給自足率90%に

 NTTドコモは年内に仙台市田子西地区のスマートハウスに家庭用エネルギー管理システム(HEMS)を設置し、電力の自給自足率を従来の71%から80―90%まで向上させる。10月から田子西地区のスマートハウスに住民が入居し、本格始動する。

 ドコモはスマートハウス向けに太陽光発電やリチウムイオン蓄電池、家庭用燃料電池、電気自動車(EV)の蓄電池に対応したHEMSを展開。クラウドを活用した効率的な運用で電力の自給自足率を高める。

 NTTドコモは横浜市で日産自動車などと太陽光発電やEVの蓄電池を組み合わせた実証実験を行ってきた。このスマートハウスには実際に人が住んでおらず、EVに放電機能もなかった。同社はシミュレーション形式で実証実験を行い、電力の自給自足率は71%程度だった。

 仙台市のスマートハウスでは従来の設備のほか日産のグローバルデータセンターとドコモのHEMSクラウドを連携させる。

1845荷主研究者:2013/10/06(日) 12:40:36

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/09/20130917t11020.htm
2013年09月17日火曜日 河北新報
高砂中央公園、入り口隣に水族館 仙台市計画中間案まとめる

 仙台市は、宮城野区の仙台港背後地に整備する高砂中央公園の基本計画中間案をまとめた。メーンの入り口(エントランス広場)に隣接して民間企業が建設する中核施設の「仙台水族館」(仮称)と、多目的広場を配置。南側は野球場などのスポーツゾーンとする。来年度の着工を目指す。

 「新たな交流の核となる復興の杜」を基本コンセプトに据えた。公園全域が法人税減免などの優遇が受けられる復興特区に指定されており、物販や飲食業者の進出を促す。公園の北〜西側は最大幅30メートルの樹林帯にして「杜の都」のイメージを演出する。

 スポーツゾーンには観客席を備えた野球場を2カ所、テニスコートを8面整備する。西側の樹林帯と一体化するように9ホールのパークゴルフ場とジョギングコースを設ける。

 多目的広場は芝生敷きで約1.5ヘクタール。バーベキューが楽しめる炊事施設を設置する。

 市は今月24日〜10月23日、中間案についてのパブリックコメント(意見公募)を実施。11月に基本計画をとりまとめる。

 全体の整備完了には着工から5年程度かかる見込み。水族館は2015年春の開業を予定しており、市は来館者が利用するエントランス広場や駐車場(約800台収容)の工事から着手する。

1846荷主研究者:2013/10/16(水) 23:38:39

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/09/20130924t11013.htm
2013年09月24日火曜日 河北新報
仙台市公営事業、回復基調 復興需要で人口増要因

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20130924m1666.jpg

 仙台市は、2012年度の公営事業の決算と実績をまとめた。東日本大震災による事業休止や復旧費計上で収支が悪化した11年度と比べ、復興需要に伴う人口増などによって収支が改善、回復基調となった。地下鉄、水道は黒字を維持し、ガス、病院は黒字に転換。下水道は2年連続で赤字だったものの、純損失は大幅に減った。

 地下鉄の乗客は11年度より約440万人(8.1%)増え、6年ぶりに5800万人台を確保した。乗車料収入は8.0%増の約107億400万円だった。一般会計からの補助金は約38億300万円で、総収益に占める割合は11年度比2.0ポイント減の24.5%。15年度開業の東西線建設に約451億5500万円を支出。資材不足の影響で約434億1000万円を繰り越した。企業債残高の増加傾向は変わらず、1342億円に上る。

 下水道は南蒲生浄化センター(宮城野区)の災害復旧費や、他の被災施設の固定資産除去損が減り、総費用が26.0%減った。使用量は震災前水準に戻り、純損失は11年度の約56億4000万円から約9億9700万円へと大幅に圧縮された。

 ガスの販売量も震災前水準に持ち直し、総収益は11年度比11.5%増の約389億8300万円。液化天然ガス(LNG)の原料価格は1キロ当たり約93円と13.1%値上がりしたものの、復旧費用や固定資産除去損が減少したため、約5億6600万円の純利益を計上した。

 病院は診療報酬の改定や患者数の増加で、総収益が11年度比8.4%増の約130億6200万円。14年の開院を目指す新病院建設に伴い、流動負債額は60.1%増の約22億2600万円に上った。建設資材不足により約1億2000万円を繰り越した。

1847荷主研究者:2013/10/16(水) 23:46:37
>>1762
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/09/20130925t15037.htm
2013年09月25日水曜日 河北新報
貸し自転車「ダテバイク」上昇気流 仙台駅東口に駐輪場新設

JR仙台駅の東口駅前広場に設置されたダテバイクの専用駐輪場

 仙台市のコミュニティーサイクル事業「DATE BIKE」(ダテバイク)の専用駐輪場が今月、JR仙台駅東口地区に相次いで整備された。エリアを広げたことで利便性が高まり、苦戦していた回転率(1台の1日当たりの利用回数)はほぼ倍増した。市の委託を受け運営しているNTTドコモは「自転車に乗るには最適な季節。さらに利用してもらえるようPRしたい」と意気込む。

 3月に運用が始まったダテバイクは、自転車に通信機能を搭載して利用時間と料金(1時間100円、延長30分ごと100円など)を管理する。県庁など仙台駅西側の14カ所に専用駐輪場を整備し、計100台を配置した。クレジットカード払いの煩わしさなどから運用開始当初の回転率は1回と低迷していた。

 ドコモは利用者増加策の切り札として、プロ野球東北楽天の本拠地日本製紙クリネックススタジアム宮城(Kスタ宮城)など駅東地区への専用駐輪場開設を検討した。

 楽天野球団と協議し、3塁側ゲート横に30台収容のスペースを確保した。今月13日に開設し、観戦客にはダテバイクの料金を200円割り引くなどのキャンペーンを始めた。

 ドコモによると、13日以降の回転率は運用開始以来、初めて2回を突破。利用者は8月末現在の約4000人から約5300人(18日現在)に拡大した。同社は「駅西側の各駐輪場からKスタに向かった人が多く、Kスタ駐輪場の新設が大きな要因」と解説する。

 初のリーグ制覇に向け、好調が続く東北楽天の観客動員が増えたことも追い風になった。

 21日には、東口駅前広場内の専用駐輪場(23台収容)を開業。駅東地区の起点を増やし、さらに利便性を高めた。

 ドコモは「駅東口地区はスポーツ観戦や買い物だけではなく、ビジネスの需要もある。今後の状況次第で、さらに駐輪場を増やしたい」と利用エリア拡大に力を入れる。

1848荷主研究者:2013/10/16(水) 23:48:35

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/09/20130926t11031.htm
2013年09月26日木曜日 河北新報
仙台市地下鉄東西線「仮称駅名のまま」76% 意見募集結果

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20130926_m1-0001.jpg

 仙台市は25日、2015年開業を目指す地下鉄東西線の駅名について、一般から意見募集した結果を公表した。大半の駅で、「仮称駅名のままでいい」という意見が大勢を占めた。有識者らでつくる検討委員会による審議を経て市は11月下旬に正式名称を決める方針だ。

 応募があった1万1584件のうち、「仮称がよい」が8853件(76%)に上った。駅別では、「六丁の目」(93%)や「西公園」(86%)、「一番町」(82%)などで仮称駅名を支持する意見が多かった。

 一部は仮称駅名以外の応募も目立った。このうち「動物公園」は仮称名以外が43%で、地名の「八木山」を加える案などが挙がった。仮称名以外が39%だった「連坊」では、駅に隣接する仙台一高の校名を取り入れる意見などがあった。

 仮称「新寺」は「宮城野通」「新寺小路」「仙台駅東口」などの案が寄せられた。「国際センター」は「仙台城跡」「青葉城下」のほか、周辺施設の市博物館や近くを流れる広瀬川を組み合わせる案が集まった。

 「薬師堂」を「聖和学園前」や「陸奥国分寺」、津波被災地に近い「荒井」を「復興」「希望」とする意見もあった。

 検討委員会は今後、募集結果を参考に駅名の具体案を審議する。市は委員会の提言を踏まえて正式決定する方針だ。

 募集は仙台駅を除く12駅が対象で、7月末〜8月末に郵送や電子メールで受け付けた。応募者は1180人で、仙台市民が89%を占めた。

1849荷主研究者:2013/10/16(水) 23:49:04

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/09/20130926t12018.htm
2013年09月26日木曜日 河北新報
食と農の連携推進 機構東北支部、来月2日設立

 全国の農業法人や食に関する企業などでつくる一般社団法人日本食農連携機構は10月、全国2番目の支部として東北支部を設立する。会員同士が連携して取り組む新商品開発などを通し、農業者や商工業者の売り上げと利益の向上を目指す。

 設立記念式典を10月2日、仙台市青葉区の江陽グランドホテルで開く。機構側が支部活動計画を説明し、佐々木康雄東北農政局長が記念講演する。支部長には納豆・みそ製造業で農業法人の川口納豆(宮城県栗原市)の門伝英慈社長が就任する予定。

 支部は3カ月に1度の割合でセミナーや講演会を開催。食と農に関する有識者らを講師に、最先端の農業経営や消費者ニーズの動向の情報を提供する。会員相互の情報交換やネットワークづくりに役立てる。

 ゼミ形式の勉強会も開き、経営課題や新商品開発について意見交換する。食と農が連携したビジネスモデルの構築を目指し、コンサルティングも行う予定。活動を通じて東日本大震災で被災した1次、2次、3次の各産業同士のさらなる連携を促す。

 会員は事業者会員と個人会員があり、農業者、食産業のメーカー、流通、小売業などの関係者の参加を想定する。

 食農連携機構は09年設立。地方支部は10年の熊本支部(現九州支部)に次いで2カ所目となる。

 門伝社長は「会員同士が継続的に切磋琢磨(せっさたくま)し、もうかる農業、食関連産業をバックアップする組織にしたい」と話す。

1850荷主研究者:2013/10/16(水) 23:49:34

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2013/09/27 建設新聞
仙台市太白区 ワールドアイシティ
あすと長町復興公営住宅・163戸の新築
PC13F約1万1300㎡ ピーエス三菱JVで12月着工

 ワールドアイシティ(仙台市青葉区一番町2丁目4の1 曽原実代表取締役)は仙台市太白区あすと長町に東日本大震災で家を失った被災者向けに「仙台市あすと長町(26街区)復興公営住宅」(仮称)の新築を計画しており、ピーエス三菱・奥田建設JVの施工で今年12月の着工を目指している。

 同復興公営住宅は仙台市が復興公営住宅を建設する民間事業者を公募し、完成後に市が土地と建物を買い取る方式で整備する。昨年12月に公募を開始し、今年3月に地下鉄東西線沿線の若林区六丁の目中町や大和町5丁目など16物件、1349戸(1物件、32戸が取り止め)を選定済みで、いずれも2014年度末の完成を目指し準備が進んでいる。

 今回、ワールドアイシティが計画している復興公営住宅は、同じくあすと長町で植木組(戸数96戸、設計は構創企画ABE)が計画中の住宅に続くもの。

 施設規模はPC(プレキャストコンクリート造)13F延べ1万1295.93㎡で、整備戸数は163戸。建設用地はヨークタウンあすと長町の東側に位置する仙台市太白区あすと長町4丁目3の11地内で、敷地面積は3304.68㎡。着工は12月1日、完成は15年3月15日を予定している。基本・実施設計は山下設計が担当した。

 なお、仙台市の買い取り方式による復興公営住宅は13年度で仙台印刷工業団地協同組合が所有する若林区六丁の目西町の用地約3000㎡と、協同組合仙台卸商センターの卸町3丁目の用地約3500㎡に、合わせて200戸の住宅を追加整備する方針を固めている。

2013/09/27付一面に掲載

1851荷主研究者:2013/10/20(日) 11:48:44

http://www.jcpress.co.jp/wp01/?p=10618
2013/09/21 日刊建設新聞
来年度から付加車線工 白石市の国道4号 建設技術研で設計(仙台河川国道)

 国交省仙台河川事務所は、白石市内の国道4号で「白石地区付加車線整備事業」を進めている。大型車の交通量が多い同地の渋滞緩和のために、約3km区間で付加車線を整備するもの。すでに建設技術研究所が詳細設計業務を進めており、来年度から工事着手する予定だ。

 同事務所の計画では、福島県との県境に近い白石市越河地内の国道4号上り車線に、幅員3.25mの付加車線を整備することにしている。

 施工場所は、国道4号がJR東北本線と並走する越河駅付近の約3km区間。現道は、片側幅員が3.25mの2車線で、幅員2.5mの歩道が片側に設けられている。改良工では幅員3.25mの付加車線を設けるほか、4カ所に道路を横断する形で箱型函渠を追加設置する。26年度中に工事着手する見通しだ。

 すでに道路の詳細設計を建設技術研究所(東北支社・仙台市青葉区)に委託し、業務を進めている。来年2月25日までにまとめる予定だ。

 詳細設計の業務内容を見ると、道路設計が延長3360m、平面交差点設計が5カ所、箱型函渠が4カ所。

 既存函渠の規格は、▽3.6m×4.2m▽3.5m×1.6m▽3.8m×4.2m▽2m×2m──の4種。

 事業区間は、大型車の交通量が多く、重要な物流機能を担っている場所だ。長い登り坂が続き、大型車両の速度低下が起きるほか、並行する東北自動車道の通行止め時(冬季)に渋滞が発生するため、交通難所となっている。

 今年度は、詳細設計と用地買収の事業費として、計1億2000万円を確保。来年度からは、用地が確保できた場所から工事を進める予定だ。予備設計は近代設計(東北支社・仙台市若林区)がまとめた。

1852荷主研究者:2013/10/20(日) 11:49:08

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2013/09/30 建設新聞
太白区鹿野3丁目・野村不動産仙台支店 分譲「プラウド鹿野三丁目」の新築計画
RC15F1.8万㎡、192戸 創建設計で実施案

 野村不動産仙台支店(仙台市青葉区一番町2丁目5の1 篠雅治支店長)は、仙台市太白区鹿野に分譲マンション「プラウド鹿野三丁目」(仮称)の建設を計画しており、創建設計で実施案の作成を進めている。

 建設場所は、仙台市太白区鹿野三丁目105の1ほか地内の敷地面積7808.02㎡で、ザ・モール仙台長町やララガーデン長町などの大型商業施設、地下鉄・長町南駅から徒歩圏内にある住環境に優れた立地。

 建設する施設は、RC15F延べ1万8308.14㎡で、ファミリータイプの分譲住宅192戸を設ける大型のマンション開発計画となる。

 着工は、来年3月初め、完成は2016年3月末をそれぞれ予定している。

2013/09/30付一面に掲載

1853荷主研究者:2013/10/20(日) 12:07:24

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131001t12016.htm
2013年10月01日火曜日 河北新報
仙台空港鉄道 8月の利用客、30.4万人で最多に

 仙台空港アクセス鉄道の8月の利用客は前年同月比27.8%増の30万4965人となり、2007年の開業以来最多となったことが30日、宮城県のまとめで分かった。仙台空港の国内線が過去最多の1日61往復となり、空港利用者が増えた。

 仙台空港鉄道(名取市)が運営する名取−仙台空港間の3駅の乗降客数を集計した。駅別の内訳は、仙台空港が15万3258人(前年同月比29.4%増)で最多。杜せきのしたが11万4103人(18.2%増)、美田園が3万7604人(58.9%増)で続いた。

 杜せきのした駅近くのイオンモール名取特設会場(名取市)で木下大サーカス仙台公演が開かれていることも増加を後押ししたとみられる。

 仙台空港の利用者も、8月は30万8737人(速報値)となった。月間利用者の30万人突破は07年11月以来。

 県空港臨空地域課の担当者は「鉄道、空港とも利用が好調で喜ばしい。秋の行楽シーズンに向け、さらなる利用促進策を講じたい」と話した。

1854荷主研究者:2013/10/20(日) 12:08:50

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2013/10/02 建設新聞
宮城野区燕沢東・近江不動産 仙台市燕沢東復興公営住宅新築の施工者決まる
仁田工務店JV・RC7F4162㎡、15年3月完成へ

 近江不動産(仙台市宮城野区燕沢東2丁目1の23 近江清志代表取締役)は、仙台市宮城野区に仙台市の公募買取方式による被災者向け災害公営住宅「仙台市燕沢東復興公営住宅」(仮称)の新築を計画しており、仁田工務店・仙建工業・広瀬組JVの施工を決めた。

 建設用地は、仙台市宮城野区燕沢東2丁目86番ほか地内の4829.99㎡で、JR東仙台駅まで徒歩圏の立地となっている。

 計画によると、RC7F延べ4162.27㎡の災害公営住宅を建設。内部には62戸を設け一部は車いすに対応した仕様とする。

 着工は12月1日、完成は2015年3月15日を予定している。

 基本・実施設計はアサヒ建築設計事務所が担当した。

 同復興公営住宅は仙台市が復興公営住宅を建設する民間事業者を公募し、完成後に市が土地と建物を買い取る方式で整備する。

2013/10/02付一面に掲載

1855荷主研究者:2013/10/20(日) 13:31:23

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131012t12015.htm
2013年10月12日土曜日 河北新報
グリー、仙台に新拠点 顧客対応、12月始動70人雇用

 ソーシャルゲーム大手のグリー(東京)が、顧客対応の拠点となる「カスタマーセンター」を仙台市内に開設することが11日、分かった。グリーの同種拠点は全国4カ所目。12月の業務開始を予定し、パート70人を採用する。

 仙台市青葉区中央1丁目の東京建物仙台ビルに入居する。ゲーム代の決済方法など、電子メールで受け付けた問い合わせに対応する。将来的な人員拡充も検討する。

 グリーは現在、東京と北海道、沖縄にサービスセンターを置いている。首都圏に比べて人件費が安く、若年層の労働者が豊富な点を考慮して仙台への立地を決めた。拠点開設に当たっては、市の立地助成金を活用する。

 2004年設立のグリーは、「探検ドリランド」などのヒットで急成長した。最近は業績低迷を理由に、希望退職募集や大阪の開発拠点閉鎖といったリストラ策に取り組む方針を明らかにしている。

 グリー広報室は「選択と集中の一環。仙台のセンターを改善モデルとし、顧客対応の効率化を図りたい」と話している。

1858荷主研究者:2013/10/27(日) 13:40:34

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131019t15034.htm
2013年10月19日土曜日 河北新報
光学検査機に独自技術 仙台のベンチャー、特殊結晶を製造

改良型の光学検査機。中央の可動式の台にサンプルを乗せ、左側の光源から光を当て、右側にあるセンサーで測定する

 光学素子開発製造のフォトニックラティス(仙台市)は、電子製品の研究、開発現場などで活用される光学検査装置(エリプソメータ)のシェア拡大に力を入れている。独自製造する「フォトニック結晶」を使い、ナノレベルの膜の厚さを計測する性能を持たせた。21日には改良機を発売し、一層の普及を目指す。

 エリプソメータは、サンプルからの反射光を光学センサーで計測し、表面の膜の厚さを測る仕組み。スマートフォン(多機能携帯電話)の市場拡大に伴い、メーカーや研究機関からの需要増が期待されている。

 同社は昨年、小型装置「LiBRA(リブラ)」の商品化に成功。一般的な回転式偏光フィルターの替わりに、フォトニック結晶をフィルターに並べた独自の電荷結合素子(CCD)センサーを採用した。

 新型センサーは、数十万の偏光情報を一気に得られる利点がある。装置そのものの小型化や、製造コスト削減も可能になり、これまで10台近い引き合いがあった。

 新たに市場投入する改良型には可動式のサンプル台を導入し、測定がより効率的にできるよう工夫した。幅2ミリ、長さ1センチの領域を1回で検査し、20マイクロメートル(マイクロは100万分の1)四方単位でデータ採取できる。

 改良型は1台約400万円で、年間10台の販売を目指す。同社の岸田勝人社長は「フォトニック結晶の独自技術は、高速で、詳細な分析が求められる工業分野に貢献できるだろう」と話した。

 [フォトニック結晶]光の屈折率が異なるガラス素材などを、基板上に一定のパターンで重ね合わせた人工結晶。光学素子に使われ、物質表面の複雑な偏光データを検出できる。川上彰二郎東北大名誉教授が量産技術を開発し、事業化のためのベンチャー企業として02年にフォトニックラティスを設立した。

1859荷主研究者:2013/10/27(日) 13:41:05

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131020t13008.htm
2013年10月20日日曜日 河北新報
東北初、適格消費者団体の母体 NPO法人 仙台で発足

 悪徳商法の被害者に代わり、事業者に不当行為の差し止め訴訟を起こせる「適格消費者団体」を創設しようと、母体となるNPO法人「消費者市民ネットとうほく」(仙台市)が19日、設立された。一定の実績を積み、2016年度に国からの適格団体認定を目指す。適格消費者団体は全国で11団体あるが、東北は空白域となっている。

 仙台市で同日あった会合で、理事の鈴木裕美弁護士は「適格団体は全国で消費者被害防止に寄与している。東北全体のカバーを目指したい」と述べた。

 ネットとうほくは消費生活相談員や弁護士、司法書士、東北6県の生協連などの会員で構成。被害の調査や相談会の実施、不当行為事例の集約や是正申し入れなどを行う。

 適格団体の認定には、原則2年以上の活動や100人以上の正会員などの要件を満たすことが必要。適格団体になると、不当な契約や表示、訪問・通信販売などで不当行為をした事業者に、停止や予防を求める訴えを起こすことができる。

 理事長の吉岡和弘弁護士は「消費者が公正な企業を選べるような社会を目指し、認定に向けて頑張ろう」と呼び掛けた。

 ネットとうほくは会員を募っている。個人正会員の年会費は1口5000円。事務局の当面の連絡先は宮城県生協連022(276)5162。

1860荷主研究者:2013/11/01(金) 00:07:11
>>1044
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131021t11036.htm
2013年10月21日月曜日 河北新報
JR仙台駅前再整備着工へ 市、バス停集約化など図る

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20131021001jd.jpg

 仙台市はJR仙台駅前広場の再整備事業に着手する。2015年度の地下鉄東西線開業に備え、バス停集約化やエレベーター増設を進める。東西自由通路の拡幅工事が始まるなど駅構内の大規模な改修も進む「東北の玄関口」の利便性やアクセス機能を向上させる。

 今月下旬から東口の整備に取り掛かる。高速バスの乗降スペースを現在の4台分から6台分に広げ、周辺に散らばっていた停留所を東口に集める。観光と送迎用のバス乗降場所も西口から移し、9台が停留できるようにする。

 14年度は西口ロータリーに、タクシーの乗降場所と分離する形で自家用車専用の乗降場所を新設する。地下鉄と新幹線改札口がある駅3階を初めて結ぶエレベーターも完成させる。

 西口にある路線バスのバスプールは15年度以降、停留スペースを増やす。南町通側に用地を確保し、20カ所以上に分散している停留所を集約する。総事業費は約30億円で、完成は15年度以降の見通し。

 西口の駅前広場は1981年、東北新幹線の開業に合わせて整備された。バスプールが飽和状態となり、バス停が分散。ロータリー内の渋滞が絶えないなど問題が山積していた。市は11年12月、駅前広場の再整備方針を策定し、JR東日本と協議を重ねてきた。

1861荷主研究者:2013/11/01(金) 00:08:47
>>1848
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131022t13030.htm
2013年10月22日火曜日 河北新報
仙台市地下鉄 東西線駅名、11駅の原案決まる

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20131022034jf.jpg

 2015年開業を目指す仙台市地下鉄東西線の駅名検討委員会(委員長・宮原育子宮城大教授)は21日、仙台駅を除く審議対象12駅のうち11駅の原案を決めた。市が付けた仮称「一番町」を「青葉通一番町」に、「新寺」を「宮城野通」にするなど4駅を仮称から変更した。検討委は来月、12駅の最終案を市に提言する。

 一般公募や地元から寄せられた提案を踏まえ、委員が駅ごとに審議。仮称「動物公園」と「一番町」は「具体的な場所が伝わりにくい」との理由で、それぞれ「八木山」「青葉通」を加えた。

 「新寺」を「宮城野通」としたのは「JR仙台駅東口地区を象徴する通りの名称がふさわしい」と判断したため。「卸町」は近隣の大和町の町内会の要望などを考慮し「やまと卸町」にした。

 「国際センター」については「仙台城跡など歴史を感じられる名称にすべきだ」「仮称のままでいい」などと意見が分かれて決まらなかった。

 仮称通りの7駅のうち「青葉山」「川内」には東北大、「連坊」には仙台一高に関連した名称を求める意見が一般公募で寄せられたが、「特定の団体名はそぐわない」などとして、受け入れられなかった。

1862荷主研究者:2013/11/01(金) 00:17:38
>>827 >>856 >>1264
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131025t13027.htm
2013年10月25日金曜日 河北新報
仙台・宮城野橋下り線完成 31日、上下1車線で開通

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20131025022jd.jpg

 「X(エックス)橋」の愛称で親しまれ、仙台市とJR東日本が架け替え工事を進めているJR仙台駅北側の「宮城野橋」下り線が完成し、31日午後に利用が始まる。上り線が2016年度に整備されるまで、下り線が片側1車線の上下線として代用される。

 市中心部と駅東口地区を結ぶ宮城野橋は、1961年完成で老朽化が目立ち、片側1車線のため慢性的な渋滞を引き起こしていた。07年に上下線ともに3車線化する工事が始まった。70億円の総事業費を見込む。

 開通する下り線の全長393メートルのうち、JR東が線路をまたぐ135メートルを、市が両端の258メートルを施工。幅4.5メートルの歩道も設けられた。

 架け替え前の宮城野橋は、たもとの道路の両端が二股に分かれていたため、「X橋」の愛称で呼ばれた。

 架け替えは当初、駅前通と立体交差する計画だったが、予測交通量が減ったことから、市は09年に駅前通と直接つなぐ工事に変更した。

1863荷主研究者:2013/11/10(日) 14:49:35

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131026t13024.htm
2013年10月26日土曜日 河北新報
石巻線15年春全面再開 女川駅内陸に150メートル移設

石巻線復旧に関する確認書締結式に出席した(右から)西野支社長、須田町長、JR東日本東北工事事務所の竹内研一所長

 東日本大震災で被災し、休止している宮城県女川町のJR石巻線浦宿−女川間について、JR東日本は25日、2015年春に再開する方針を明らかにした。町が中心商業エリアの再生を宣言する「まちびらき」に合わせた。同区間の再開で石巻線は全面復旧する。

 商業エリアの中心となる女川駅は約150メートル内陸側に移設され、同区間の営業距離は約2.4キロと約200メートル短くなる。

 町は土地造成や駅舎建設、周辺インフラと交通広場の整備を実施し、JR東は線路や信号、プラットホームを整備する。

 女川駅は5〜6メートルかさ上げした土地に建設する。鉄骨一部木造3階で、震災前に駅に隣接していた町営温泉施設「女川温泉ゆぽっぽ」も入る。駅舎部分はJRに有償で貸与する。建設費は約7億2000万円の見込み。

 JR東と町は同日、町役場で復旧工事に関する確認書を交わした。記者会見したJR東日本仙台支社の西野史尚支社長は「被災区間の復旧は乗客の安全確保が大前提。町の土地造成計画が明らかになり、まちびらきに合わせて運転再開できると見込んだ」と話した。

 須田善明町長は「再開時期を明言してもらい、ありがたい。前提となる造成工事は町が責任を持って進める。駅と温泉が一体となった施設を整備し、多くの人が集える場にしたい」と述べた。

1865荷主研究者:2013/11/10(日) 15:22:58

http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20131024ddlk04020032000c.html
2013年10月24日 毎日新聞 地方版
仙台市:中心部の一等地ビル跡、駐車場に 復興景気でも続くオフィス余り/宮城

仙台三越前の超一等地はコインパーキングになっている=仙台市青葉区で

 東日本大震災による損傷で解体された仙台市中心部のビジネスホテル跡地(青葉区本町2)でビル再建が見送られ、先月から平地の駐車場として利用が始まった。「復興景気真っただ中の仙台の一等地でなぜ」と疑問もわくが、背景には震災前からの「負の遺産」があった。【山越峰一郎】

 仙台三越と勾当台公園の向かい、定禅寺通と東二番丁通の二つの大通りが交差する場所で、震災時まで「ホテルコムズ仙台」が営業していた。震災で骨組みなどが損傷し、ホテルは営業を停止。土地・ビルを所有する三井生命は築30年を超え修復に多額の費用がかかり、元々ホテルとは2016年までの定期借家契約だったこともあり修復を断念、12年10月に解体を始めた。跡地は64台収容のコインパーキングにした。三井生命は「当面は駐車場として利用する。いずれビルを建てるのか、現時点では決まっていない」(広報グループ)とする。

 復興需要で好調な仙台経済だが、こうした一等地でもビル再建が進まない原因にオフィス市況の不振がある。オフィス仲介の三鬼商事仙台支店によると、先月末時点の空室率は12・57%で、7・90%の東京など全国主要7都市で一番高い。実際、仙台では今年完成予定の新築オフィスビルはない。

 原因は震災前からのオフィス余りだ。同支店の三浦聖一支店長は「空室率の高さは、好景気時に計画されたビルが完成した07〜10年のオフィス供給量が00年代前半の10倍以上の12万坪(約40万平方メートル)超と非常に多かったため。これが(08年9月の)リーマン・ショックによる需要減で埋まらなくなった」と解説する。06年に8・47%だった空室率は、10年には19・41%に急上昇した。

 震災後はむしろ、支社の規模を拡大する企業が現れるなど需要は増え、「空室率は徐々に減っている」(三浦支店長)。08年に撤退したワシントンホテルが12月に仙台駅西口に再進出を予定し、住宅では県内の新設着工戸数が今年に入っても前年比2割超の増加となっている。復興需要が一時的な「カンフル剤」に終わらず、仙台経済の底上げにつながれば、再び街中でオフィスビルの新築風景が見られる日が来るかもしれない。

1866荷主研究者:2013/11/10(日) 15:32:45
仙石線の移設・復旧工事の様子を中心にお伝え
ミヤイ師団日記
http://ameblo.jp/rokkouorosi/

http://ishinomaki.kahoku.co.jp/news/2013/09/20130907t13014.htm
2013.09.07 石巻かほく
不通の仙石線陸前大塚−陸前小野間 移設工事進む 15年開通目指す

鳴瀬・吉田川付近から野蒜丘陵に向かう仙石線高架橋の建設現場を望む。トラックが走っている道路が元のルート=東松島市野蒜

 東日本大震災の津波で駅舎や線路が破壊されるなど甚大な被害を受け不通となっている、JR仙石線陸前大塚−陸前小野間(6.4キロ)の移設復旧工事が現在、盛んに行われている。本年度は、高架橋などアプローチ区間の工事を実施。2014年度には駅舎、軌道、信号、電気工事などに着手し、15年中の完成、開通を目指す。

 JR東日本東北工事事務所によると、移設工事を行っているのは、旧東名、野蒜駅から見て500〜600メートル内陸側に移った地域。新区間は約3.5キロで、新しい東名、野蒜両駅が設置される。

 現在、鳴瀬川、吉田川に架かる橋と東松島市が野蒜地区に造成する市街地エリアを結ぶ高架橋(長さ430メートル、高さ17メートル)の設置工事などを行っている。

 陸前大塚側の高架橋(385メートル)工事は9月中に始まり、ともに来年7月末に完工予定。

 旧野蒜市街地より約20メートル高くなる新市街地エリアでの工事は、市と調整し、来春には着工する計画。軌道工事と合わせ電柱や信号機の設置工事などを順次始める。

 野蒜駅については、従来同様に駅舎を建築するほか、線路も駅構内で行き違いができるよう複線にする。東名駅は無人駅で待合室を設置する方向で検討を進めており、詳細については今後詰める。

 仙石線全線開通に当たってはこのほか、高城町駅と東北線松島駅(ともに松島町)付近に約300メートルの接続線を整備し、高城町−陸前小野間の運行再開に合わせ、東北線乗り入れを始める。

 車両は、新造のディーゼルハイブリッド車両(2両編成)を導入することが決まっている。ルート移設や駅舎建設などを含め、高城町−陸前小野間の復旧費は全体で約100億円を見込んでいる。

 東北工事事務所の北郷高則復興推進担当課長は「早くつなげてほしいとの要望が強いので、一日も早い開通を目指し、安全第一に工事を進めていきたい」と話す。

 阿部秀保東松島市長は「一日でも早く開通してほしい。石巻圏内の通勤通学の利便性が向上する。東北線への乗り入れで野蒜−仙台間が30分を切ることにより、仙台圏への通勤も一層容易になる」と期待する。

1867荷主研究者:2013/11/10(日) 15:38:00
>>7 >>846 >>935 >>1364
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131029t12012.htm
2013年10月29日火曜日 河北新報
商業施設名「シリウス」に 仙台・一番町再開発ビル

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20131028035jd.jpg
シリウスの完成予想図。正面となるサンモール側からの外観

 仙台市青葉区一番町のサンモール一番町商店街の角地に建設中の再開発ビルで、1〜3階を占める商業施設の名称が「シリウス・一番町」に決まった。オープン予定は来年3月。仙台初進出の女性向け服飾店や医療機関など約20のテナントが入居する。

 商業施設は延べ床面積1500平方メートル。1、2階は商業店が入り、3階は医療フロアになる。テナント構成の詳細は来年初めにも発表される。

 ビルは22階建てで、2015年開業予定の仙台市地下鉄東西線「青葉通一番町駅」(仮称)に直結する。4階以上は分譲マンションになる。

 シリウスを運営する仙台一番町駅ビルの山下晴也社長は「構想から15年かかったが、シリウスの名の通り、地域活性化の拠点として光り輝きたい」と話した。

1868荷主研究者:2013/11/10(日) 15:38:30

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131029t11028.htm
2013年10月29日火曜日 河北新報
下増田地区で集団移転地起工 名取市、初の復興事業

起工式でくわ入れする佐々木市長(中央)ら

 東日本大震災で被災した宮城県名取市下増田地区の集団移転事業で、移転先団地の造成工事の起工式が28日、現地で行われた。162世帯分を造成し、2014年度内の居住開始を目指す。閖上地区の復興計画が大幅に遅れている同市で初めて、復興事業のつち音が響く。

 下増田地区は516ヘクタールが災害危険区域に指定され、北釜、広浦、杉ケ袋北、杉ケ袋南の4地域が移転対象となった。仙台空港アクセス線美田園駅北側の水田地帯約6.5ヘクタールに移転先団地を造成する。周辺は津波の浸水域だが、低い場所でも地盤が浸水高より10センチ程度高くなるよう盛り土する。

 14年6月に造成工事を終え、宅地70区画、災害公営住宅92戸(集合50戸、一戸建て42戸)を整備する。集団移転事業の総事業費は約63億円。4地域の移転対象は計193世帯で、うち約110世帯が集団移転を決めている。

 地盤改良の工法判断に時間がかかったほか、地区協議会との調整が長引いた影響で、起工式は予定より約2カ月半遅れた。くわ入れした佐々木一十郎市長は「造成を名取市復興の第一歩ととらえ、一日も早く安全で安心できる快適な住宅地を提供したい」と述べた。

 北釜地区防災集団移転協議会の高橋学会長(62)は「ここまで長かった。住民もやっと前向きな気持ちになれる」と安堵(あんど)の表情を見せた。被災宅地と一体の「介在農地」の買い取りなどを求めて引き続き関係機関と協議を続ける方針だ。

1869荷主研究者:2013/11/10(日) 15:50:50

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/10/20131031t13027.htm
2013年10月31日木曜日 河北新報
山元・新市街地、宅地面積一部縮小 希望世帯減で変更

 宮城県山元町が東日本大震災の被災世帯向けに整備する新市街地の土地利用計画で、宅地面積を一部縮小することが30日、分かった。9月実施の意向調査で移転希望が減ったため。3地区で計20.9ヘクタールだった面積は1.4ヘクタール少ない19.5ヘクタールとする。

 新山下駅周辺地区を予定より1.3ヘクタール減の13.6ヘクタールに、新坂元駅周辺地区を0.2ヘクタール減の3.1ヘクタールに縮小する。宮城病院周辺地区は、宅地の区割り変更などで0.1ヘクタール増の2.8ヘクタールとなる。

 町は昨年9月の意向調査を踏まえ、同11月の都市計画決定で整備戸数を計851戸としていたが、ことしの調査での希望は計758戸にとどまり93戸減少した。地区別は新山下駅周辺が64戸減の534戸、新坂元駅周辺が24戸減の106戸、宮城病院周辺地区が5戸減の118戸だった。

 宮城病院周辺地区の北東エリアに古墳公園を整備する方針も決めた。新坂元駅周辺地区では土地利用計画とは別に、坂元川を挟んで北側の0.8ヘクタールに災害公営住宅14戸も建設する。

 変更案は11月14、15日の住民説明会と、同19日からの縦覧を経て、来年1月に決定となる見通し。

 新山下駅周辺、新坂元駅周辺の両地区については30日までに、町が復興庁に申請していた復興特区が認定された。両駅前の商業エリアに進出する小売業者、サービス業者に対し法人税や事業税などを免除する。町は大型商業施設や飲食店などの集積を見込む。

1870荷主研究者:2013/11/17(日) 11:26:37

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/11/20131101t11033.htm
2013年11月01日金曜日 河北新報
集団移転、5地区造成に着手 仙台市で関係者ら起工式

神事を行い、工事の安全を祈った

 仙台市が津波被災地で進める防災集団移転促進事業で、「田子西隣接」(宮城野区)など市が宅地を造成する5地区合同の起工式が31日、若林区のサンピア仙台で行われた。2014年度中の完成を目指し、今月中旬から工事が本格化する。

 起工式には約70人が出席。奥山恵美子市長が「一日も早く新居で暮らせるよう、全力を尽くしてきた。移転先の地域は新たな住民を温かく受け入れてほしい」と述べた。

 着工するのは田子西隣接のほか、宮城野区の「上岡田」「南福室」と若林区の「六郷」「七郷」。いずれも1〜2.6メートルの盛り土をし、計371区画を整備する。

 若林区藤塚の自宅が流され、六郷に移住する東海林義一さん(71)は「藤塚の住民のうち、六郷に移転するのは半分ほど。震災前の住民の結び付きが続くよう対策を考えたい」と話した。

 市が宅地を造成する移転先7地区のうち、宮城野区の蒲生雑子袋(ざっこふくろ)は工事が終わり、若林区の石場は14年6月に完成する予定。

 市は、区画整理事業を活用した6地区を加えた13地区で計784区画を集団移転先として用意。9月末までに4地区で80区画を引き渡した。

1871荷主研究者:2013/11/17(日) 11:31:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/11/20131101t12011.htm
2013年11月01日金曜日 河北新報
トヨタ東日本の管理部門を宮城大衡に集約 来年1月

 トヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)が来年1月、同社の東富士総合センター(静岡県裾野市)に分散している管理部門を宮城大衡工場に集約することが31日、分かった。約200人規模の異動が伴う予定で、宮城大衡工場は2000人超の体制となる。

 同社によると、集約は人事、経理部門が対象。異動は来年1月1日付を見込む。昨年7月の関東自動車工業、セントラル自動車、トヨタ自動車東北の3社統合に伴う大規模な組織見直しは、今回でほぼ完了する。

 総合センターはもともと関自工の本社機能を持っていた。隣接する東富士工場とともに、引き続き車体の開発、車両製造を担うという。

1872荷主研究者:2013/11/17(日) 13:33:08

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2013/11/06 建設新聞
三菱地所レジデンス 15年3月完成 仙台市梅田町復興公営住宅の新築
66戸整備、清水・阿部JVの施工

 三菱地所レジデンス仙台営業所(仙台市青葉区国分町3丁目6の1 宮田尚所長)は、仙台市青葉区に仙台市の公募型買取方式による被災者向け災害公営住宅「仙台市梅田町復興公営住宅」(仮称)の新築を計画している。施工は清水建設・阿部建設JV。

 建設用地は、仙台市青葉区梅田町404の1地内の2129.23㎡で、JR東照宮駅まで徒歩8分に位置し、近隣には北六番丁小学校や宮城教育大学附属小・中学校がある。計画によると、RC10F延べ4735.14㎡の共同住宅を建設。内部には2K〜4DKまでの各タイプを設けた66戸を整備、一部は車いすに対応した仕様とする。

 着工は12月下旬、完成は2015年3月末を予定している。基本・実施設計は創建設計が担当した。

 同復興公営住宅は仙台市が復興公営住宅を建設する民間事業者を公募し、完成後に市が土地と建物を買い取る方式で整備する。

2013/11/06付一面に掲載。

1873荷主研究者:2013/11/17(日) 13:33:43

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2013/11/07 建設新聞
植木組 仙台市あすと長町 復興公営住宅の新築・15年3月完成へ
14F6138㎡ 植木・萩野JVで近く着工

 植木組(新潟県柏崎市新橋2の8 植木義明代表取締役)は、仙台市太白区に仙台市あすと長町(70−2街区)復興公営住宅(仮称)の新築を計画しており、植木組・萩野工務店JVの施工で近く着工する。

 同社は、昨年度末に仙台市が選定した復興公営住宅を建設する公募買取事業者の1社。同復興公営住宅は完成後に市が土地と建物を買い取る。

 建設用地は、仙台市太白区あすと長町土地区画整理事業内70−2街区6画地および6−1画地の1826.24㎡で、仙台市営地下鉄南北線長町駅とJR長町駅から600m、徒歩8分に位置し、近隣にはヨークタウンあすと長町やザ・モール仙台長町などが立地する住環境に優れた場所。施設規模は、RC14F延べ6138.60㎡で、2Kから4DKタイプまでの住宅を96戸設ける。一部は車いす仕様の住宅とする。

 完成は15年3月末を予定。基本・実施設計は構創企画ABE・植木組JVが担当した。

2013/11/07付一面に掲載。

1874荷主研究者:2013/11/17(日) 13:34:43

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/11/20131109t13022.htm
2013年11月09日土曜日 河北新報
松島水族館15年春、閉館 跡地に海の学習施設

松島の観光スポットとして親しまれているマリンピア松島水族館

 宮城県松島町のマリンピア松島水族館(西條直彦社長)が2015年春をめどに閉館することが8日、分かった。西條社長が同日、同館内に新設した「かき小屋」のオープニングセレモニーで明らかにした。運営母体の仙台急行(仙台市)は、水族館の跡地に海をテーマにした社会教育施設を建設する。

 松島水族館は、15年春に仙台市宮城野区で開業予定の「仙台水族館」(仮称)と業務委託契約を結び、44人の職員のうち飼育担当の約20人と飼育魚類を移す。閉館は、仙台水族館のオープンに合わせたスケジュールとなる。

 松島水族館の建物は解体し、跡地に新しい施設を建設する。構想によると、新施設は松島湾の海の生き物や海藻類などを展示し、体験学習などができる社会教育施設としての性格を持たせる。新鮮な海の幸を味わえるレストランなども備える。残った職員が中心に業務に当たるという。

 同水族館は1927年に開館。第2次世界大戦の影響で一時閉鎖したが、50年に再開した。69年、仙台急行が経営を引き継いだ。

 マンボウの長期飼育で世界記録を更新した84年には年間入場者が83万人に達した。施設の老朽化などで仙台港後背地に移転予定だったが、10年に断念した。

 西條社長は「長い間、水族館として親しまれたこの地で、再び海の魅力を伝えたい。漁業と観光などを結びつける6次化産業を目指す」と語る。

1875荷主研究者:2013/11/17(日) 13:35:12

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/11/20131109t11028.htm
2013年11月09日土曜日 河北新報
イクスカで行くすか 仙台IC乗車券名称決定

 仙台市は8日、2014年度から市地下鉄などに導入されるIC乗車券の名前を「イクスカ」に決定したと発表した。年内にもロゴデザインの選定作業に入る。

 イクスカは、「行く」と仙台弁の語尾に付く「〜すか」を組み合わせた。小旅行、遠足を意味する英語の「excursion(イクスカーション)」も掛けている。8〜9月に市民から寄せられた名称案2198通のうち、富谷町の会社員佐々木美香さんら6人が名付け親となった。

 最終選考にはこのほか、伊達政宗から命名した「ダテカ」や、仙台七夕まつりで使われるササの葉にちなんだ「ササピ」、仙台の別名「杜の都」から取った「モリカ」などが残った。

 市交通局、都市整備局、宮城交通の担当者が協議して、最終的にイクスカを選出。「仙台市民になじみ深い方言が使われていて、定着しやすいのではないか」「言葉の響きが、利用促進につながりそうだ」などと推す声が多かったという。

 IC乗車券は14年度に地下鉄南北線、15年度に東西線と市バス、宮城交通の路線バスで利用を始める予定。15年度以降、JR東日本のSuica(スイカ)との相互利用が検討されている。

 ロゴデザインはコンペ方式で選考する。市IC乗車券推進室の加藤信明室長は「発音しやすく、親しめる名前になった。デザインも名前にふさわしい親しみやすいものにしたい」と話している。

1876荷主研究者:2013/11/17(日) 14:26:42
キターーー「仙台東道路」!!!
まぁ、検討着手という段階だが。構想では(都)元寺小路福室線の上に高架構造で建設することになっているようだが、些かオーバースペック感があるので元寺小路福室線の主要交差点(R4との箱堤交差点、宮城の萩大通との銀杏町交差点など)を立体化するだけでも充分機能しそう。仙台西道路との有機的な連絡も課題だなぁ。
それにしても東日本大震災からの復興で、仙台都市圏の道路網整備は本当に拍車がかかった。 >>552 で指摘した【仙台都市圏環状自動車専用道路の次なる課題】の内、仙台東道路以外の事業は全て既に完成済みか着工済み。しかし仙台東道路まで検討を着手するとは想定外であった…。
(都)元寺小路福室線と仙台東道路は↓を参照。
ttp://tohazugatali.iza-yoi.net/SENDAI/sendai-kotsu07.html#7-2

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/11/20131109t12024.htm
2013年11月09日土曜日 河北新報
宮城県、「仙台東道路」検討へ 沿岸部と中心部結ぶ

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20131109002jd.jpg

 宮城県は、仙台東部道路と仙台市中心部を結ぶ新たな自動車専用道路となる「仙台東道路」構想の検討に着手する。国や仙台市、東日本高速道路に呼び掛け、年内に建設の必要性を探る検討組織を設立する。東日本大震災後、東北の沿岸部では高規格道路の整備が加速しており、新道路を軸に仙台市中心部に至る道路交通網の在り方を探る。

 県の構想によると、仙台東道路は総延長約7キロ。仙台市中心部と、仙台東部道路仙台東−仙台港インターチェンジ(IC)間を結ぶ。東北自動車道仙台宮城ICと市中心部をつなぐ自動車専用道路「仙台西道路」(総延長約5キロ)と同様の機能を想定する。

 県が呼び掛け人となって設立するのは「仙台東部地区道路ネットワーク検討会(仮称)」。震災後の交通環境の変化を踏まえ、市東部の道路交通網の充実策を議論する。仙台東道路が必要と判断されれば、事業主体の検討など構想を具体化させていく。

 被災各県の沿岸部では、三陸自動車道が宮城県内の全区間で事業化されたほか、常磐自動車道相馬−山元IC間が2014年度に開通する予定。沿岸市町から仙台都市圏への交通需要はさらに高まるとみられる。

 県は、宮城野原公園総合運動場(宮城野区)の一帯に整備を計画する広域防災拠点の機能強化も視野に入れる。構想が実現すれば、大規模災害時、防災拠点へのアクセスが向上し、被災地への物資や人員の輸送も円滑になることが期待される。

 仙台東道路の建設構想は1990年代前半にも浮上した。旧建設省(現在の国土交通省)が94年、地域高規格道路の計画路線に指定したが、事業化には至っていない。巨額の建設費などがネックになり事業主体が定まらず、仙台北部道路や仙台東部道路の建設が優先された経緯がある。

1877荷主研究者:2013/12/01(日) 00:04:35

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/11/20131110t11022.htm
2013年11月10日日曜日 河北新報
宮城の未利用県有地、売却加速 市町が災害公営住宅に活用

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20131110010jd.jpg
仙台市の災害公営住宅が建設される県通町分庁舎跡地=仙台市青葉区通町1丁目

 利用されなくなった宮城県有地の売却が進んでいる。東日本大震災の被災世帯向けに整備される災害公営住宅の用地として、建築主体の市町からの引き合いが増えているためだ。2012年度の売却総額は計12億8183万円と過去5年間で最多。本年度実績も11年度を上回っている。県は「未利用県有地が被災者の住宅再建を後押しする結果になっている」と説明する。

 県によると、12年度は前年度より8件多い24件の売却が成立。総額は11年度の約3.7倍となった。総額のうち73%(9億3532万円)を、災害公営住宅用地として仙台市や多賀城市、石巻市に供給した分が占める。

 仙台市は、青葉区通町1丁目の県通町分庁舎跡地(6億3418万円)など2物件を購入。通町では10月、142戸分の集合住宅型を着工した。市復興公営住宅室の担当者は「市中心部は特に物件がなく、県有地は渡りに船だった」と言う。

 多賀城市は宮城職業能力開発促進センター宿舎跡地(4180万円)を取得。石巻市も泉町待機宿舎跡地(3610万円)を買い受けた。

 同様の傾向は本年度も続き、亘理町が亘理高の実習田(8280万円)を購入した。被災した河川の改修や農業用排水機場整備のため、県農業高の移転跡地の一部(2364万円)を国が取得するなど復興関連需要もあり、10月までの売却総額は5億4890万円に上る。

 県は、利用のめどが立たなくなった県有地については、市町村や国に取得意思の有無を確認している。取得する行政機関がなければ一般競争入札で売却する。

 現在、売却が決まっているのは24物件。うち塩釜市の塩釜署独身寮跡地(1580万円)など5件は1日から入札申し込みを受け付けている。29日まで。

 県財産利用推進室の担当者は「財源確保のため未利用財産を活用する県有地の売却だが、結果として震災復興の側面支援につながっている」と話している。

1878荷主研究者:2013/12/01(日) 00:16:32

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2013/11/11 建設新聞
積水ハウス 施工は加賀田組JVに
仙台市復興公営住宅2棟の新築計画 小田原に58戸、あすと長町に68戸

 積水ハウス仙台支店(仙台市青葉区一番町4丁目6の1 佐藤満長支店長)と積水ハウス仙台シャーメゾン支店(仙台市青葉区本町2丁目16の10 五十嵐重人支店長)は、それぞれ仙台市の公募買取方式による被災者向け災害公営住宅の新築を計画しており、加賀田組・八興開発JVの施工を決めた。

 仙台支店が建設する仙台市小田原復興公営住宅(仮称)は、同社が分譲している「コモンシティ小田原青葉のまち」のモデルハウス跡地に位置する仙台市青葉区小田原4丁目115の1地内の3033.14㎡で、JR仙台駅から徒歩18分の距離にある住環境に優れた立地となっている。施設は、RC5F延べ3561.4㎡の共同住宅を建設する。内部には2K〜4DKまでの各タイプを設けた58戸を整備、一部は車いすに対応した仕様とする。

 仙台シャーメゾン支店が新築する仙台市あすと長町(54街区)復興公営住宅(仮称)は、仙台市太白区諏訪町479の2〜4地内の2819.85㎡で、仙台市太白区あすと長町土地区画整理事業内の南側。JR太子堂駅から徒歩9分に位置し、近隣にはヨークベニマルやカワチ薬品などが立地するなど生活環境に恵まれたところ。計画によると、RC7F延べ4264.27㎡の共同住宅を建設する。内部には2K〜4DKまで各種タイプを設けた68戸を配置する考えで、一部を車いす仕様とするほかペットとの入居も可能としている。

 今後、両施設とも2014年2月初めに着工し、完成は小田原住宅が15年2月末、あすと長町が15年3月末を見込んでいる。

 なお、基本・実施設計は両施設とも昭和設計が担当した。

2013/11/11付一面に掲載

1879荷主研究者:2013/12/01(日) 00:17:19

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/11/20131112t71022.htm
2013年11月12日火曜日 河北新報
常磐線復旧の拠点開設 JR東、宮城・山元に復興工事区

開設した常磐復興工事区の現地事務所に看板を掲げる(左から)加藤新地町長、斎藤山元町長、竹内所長

 JR東日本は11日、東日本大震災で被災したJR常磐線の駒ケ嶺(福島県新地町)−浜吉田(宮城県亘理町)間14.6キロの復旧工事に当たる「常磐復興工事区」の現地事務所を宮城県山元町に開設した。JRが復興事業で工事区を設けるのは初めて。

 事務所は、山元町役場北側にあるプレハブの常磐復興用地事務所に併設した。社員11人が着工予定の2014年春に向け、工事発注の手続きなどに当たる。着工後は増員する予定。

 開所式にはJRや山元、新地両町の関係者が出席。斎藤俊夫山元町長、加藤憲郎新地町長、JR東日本東北工事事務所の竹内研一所長らが入り口に工事区の名称が入った看板を掲げた。

 竹内所長は「現場に軸足を置いて効率的に工事に当たる態勢ができた」と語った。斎藤町長は「震災から2年8カ月の日に、復興の機動力が発揮できる拠点ができてうれしい」と述べた。

 同区間は内陸に約1キロ移設し、2017年春に駒ケ嶺から1駅南の相馬(相馬市)までを含む22.6キロの再開を計画。JR東日本によると、移設ルートに掛かる両町の地権者計約340人のうち、新地町は9割、山元町は6割程度の同意を得ているという。

1880荷主研究者:2013/12/01(日) 00:18:04
>>1876
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/11/20131112t11035.htm
2013年11月12日火曜日 河北新報
仙台東道路検討を表明 村井知事「防災上、有意義」

 村井嘉浩知事は11日の定例記者会見で、仙台東部道路と仙台市中心部を結ぶ「仙台東道路」建設構想について、国や仙台市と連携して検討を始める方針を正式に表明した。広域防災拠点の整備を計画している宮城野原公園総合運動場(宮城野区)一帯近くにルートが想定されることに触れ、「防災上、大変有意義な道路になる」との認識を示した。

 県の構想によると、仙台東道路は総延長7キロほどの自動車専用道路。村井知事はこの時期の検討着手について、「防災拠点はアクセスも考えて整備しなければならない。道路整備と一体的に考える方が県民のメリットになる」と説明した。

 国が2014年度、コメの生産調整(減反)に参加した農業者に配る補助金を大幅に減額する一方、コメの大幅な生産抑制を検討していることに関して、「相当混乱することになるのではないか。慎重に検討してほしい」と注文を付けた。

 国は、減反参加農家に配っている作付面積10アール当たり1万5000円の補助金を5000円に減らす方向で検討中。一方、13年産米の豊作を受け、都道府県に割り当てる生産数量目標を20万トン以上削減する公算が大きい。

1881荷主研究者:2013/12/01(日) 00:18:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/11/20131113t12016.htm
2013年11月13日水曜日 河北新報
起業家育成施設を仙台に 都内の社団法人整備・14年秋開所

 国際的にビジネス支援活動を展開する一般社団法人インパクト・ジャパン(東京)が、滞在型の起業家育成施設を仙台市若林区に開設することが分かった。宿泊機能のほか、加工食品や工業製品の開発に活用する厨房(ちゅうぼう)や工房を設け、全国トップクラスの環境を整える。開所は来年秋の予定。東北の起業家育成の拠点として、産業創出の活性化を図る。

 施設は若林区卸町の民有地を借りて建設する。延べ床面積約1000平方メートルの2階建てで、長期滞在を想定し、居室や利用者の交流スペースを設ける。

 東北の農水産物で加工食品を開発できる厨房や、思い付いたアイデアをすぐ具体化できるよう3Dプリンターなどの機器を備えた工房を置く。

 インパクト・ジャパンは、前駐日米大使のジョン・ルース氏が名誉会長を務める。世界的な起業家支援機関と連携し、著名な起業家や経営者らによるセミナー、資金支援なども行う見込み。建設費は、東日本大震災の復興支援を目的とした「カタールフレンド基金」から助成を受ける。

 インパクト・ジャパンは被災地の復興支援策の一環として施設整備を検討してきた。政令市で企業の開業率日本一を目標とする仙台市が、建設用地の選定に協力した。

 18日には、計画を紹介したり、起業家らが事業を発表したりするキックオフイベントを若林区の「能−BOX」で開く。

1882荷主研究者:2013/12/01(日) 00:20:02

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/11/20131113t15023.htm
2013年11月13日水曜日 河北新報
尚絅学院中・高が新校舎 月内着工、15年5月完成予定

15年5月に完成予定の新校舎(左)と体育館(右)

 学校法人尚絅学院(宮城県名取市)は今月下旬、建設から55年が経過した仙台市青葉区広瀬町の中学、高校の校舎を全面的に建て替える工事に着手する。新校舎は2015年5月、グラウンドを含む施設全体は16年中の整備完了を目指す。

 市道を挟んで西側にあるグラウンドに新校舎を建て、完成後に市道東側の現校舎を解体する。跡地に体育館とグラウンドを整備する。

 新校舎は鉄筋一部5階で、延べ床面積約1万1150平方メートル。1階は中学、2〜4階に高校の教室を学年ごとに配置する。広瀬川に面した眺望の良い南側に教室を設け、北側には生物や化学など理科系科目の実験室、美術室や音楽室などの専門教室を置く。

 学年間の交流が活発になるよう、食堂やフリースペースなどをできるだけ広く確保。外観は周辺の住宅街や自然豊かな環境に配慮し、白やグレーを基本とする。尚絅学院は「学内だけではなく、地域住民にも親しみを持ってもらえる学校を目指したい」と説明する。

 尚絅学院は1892年創立。女子校だった中学、高校を2008年に共学化した。

1883荷主研究者:2013/12/01(日) 00:20:43
>>1875
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/11/20131115t12039.htm
2013年11月15日金曜日 河北新報
IC乗車券「イクスカ」でいいすか? 仙台市のPR戦略重要

 仙台市地下鉄などで2014年度に導入予定のIC乗車券の愛称が「イクスカ」に決まった。仙台市民は、このユニークな語感を持つ呼び名をどのように受け止めているのか。街の声を聞くと、印象は人それぞれ。愛されるかどうかは、今後のプロモーションが左右しそうだ。

 「温かい響きで親しみやすい」と話すのは、宮城野区の東北生文大高1年の小泉慶浩さん(15)。「『〜すか』というくだけた感じがいい。楽しい雰囲気が伝わってくる」と評価する。

 青葉区の主婦高木玲子さん(36)も好意的だ。「仙台弁を知らない人にとっては新鮮な響きではないか。方言を広げようという姿勢は好感が持てる」と語る。

 手厳しい意見もある。「仙台の人はあまり使わない言い方だ」と主張するのは、生まれも育ちも仙台という青葉区の無職天野君江さん(70)。「どうせなら、『〜だべ』など、もっと誰もが知っている方言を組み込んでほしかった」

 宮城野区の会社員常陸綾子さん(23)は「洗練されていない印象を受けた」と率直に言う。「JR西日本の『イコカ』みたいにみんなが普段から使っている言葉なら、なじみやすいと思うけど…」と話す。

 イクスカは8〜9月に市が公募した案の中から選ばれた。最終選考に残った5作品の中では、伊達政宗にちなんだ「ダテカ」が161通で最も多かった。イクスカは6通。ほかは杜の都からとった「モリカ」109通、仙台弁由来の「ノルッチャ」22通、仙台七夕まつりのササから着想を得た「ササピ」1通だった。

 青葉区の会社員遠藤弘昭さん(52)は「『だて』はマンネリ感がある。候補の中では、イクスカはまだましな方かな」と寸評した。

 専門家にも聞いた。東北大方言研究センターの小林隆教授は「語尾に『〜すか』を付けると疑問、質問の意味になる。イクスカを正確に訳すと『行くのですか?』。前向きに外出を促すメッセージを込めるなら『行ぐべ』となる」と解説する。

 宮城大事業構想学部の高力美由紀准教授(マーケティング論)は「ネーミングをめぐっては、必ず賛否が分かれる。市は利用者に『使いたい、持ちたい』と思わせる乗車券のデザインやPR戦略に力を割くべきだ」と助言している。

<イクスカ>「行く」と仙台弁の語尾に付く「〜すか」を組み合わせた。小旅行、遠足を意味する英語の「excursion(イクスカーション)」も掛けた。IC乗車券は2014年度に地下鉄南北線、15年度に東西線と市バス、宮城交通の路線バスで利用を始める予定。15年度以降、JR東日本のSuica(スイカ)との相互利用が検討されている。

1884荷主研究者:2013/12/01(日) 00:25:07

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2013/11/15 建設新聞
宮城野区榴ヶ岡・セントラル総合開発
分譲・クレアホームズ榴ヶ岡公園の新築 14F4581㎡、半田建築研究所で実施案

 セントラル総合開発仙台営業所(仙台市青葉区本町2丁目2の3 本多宗夫所長)は、仙台市宮城野区に分譲マンション「クレアホームズ榴ヶ岡公園」(仮称)の新築を計画しており、半田建築研究所で実施案の作成を進めている。

 建設場所は仙台市宮城野区榴ヶ岡21の3ほか(仙台駅東第2土地区画整理14の4街区2、3画地)地内の敷地面積1005㎡。JR仙石線の榴ヶ岡駅から徒歩圏となる交通至便性と、市民の憩いの場である榴岡公園の西側近隣地に位置する居住環境の高さが注目される好立地。

 施設規模は、RC14F延べ4581.73㎡、総戸数は52戸を見込み、来年2月初めの着工、15年9月末の完成をそれぞれ予定している。

2013/11/15付一面に掲載

1885荷主研究者:2013/12/01(日) 01:06:14

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/11/20131118t13024.htm
2013年11月18日月曜日 河北新報
多賀城駅舎お披露目 立体交差、完了式典 飲食店など整備

新駅舎の完成を祝い、創作太鼓の演奏が披露された

 JR仙石線多賀城駅周辺の線路の高架化に伴い、建て替えられていた多賀城駅の新駅舎が完成し、17日に使用が始まった。現地では、連続立体交差事業の完了を記念する式典が行われた。

 新しい駅舎は、旧駅舎西側の高架下にできた。バリアフリーに配慮し、上下線にそれぞれ、エレベーターとエスカレーターが設置されている。

 駅舎に隣接する施設には、飲食店や市観光協会が運営する観光案内所、895台分の駐輪場などが整備された。

 式典には県や市、JR東日本仙台支社の関係者ら約70人が出席。菊地健次郎市長は「復興のシンボルとして、多賀城駅を核とする中心市街地の活性化に取り組む」とあいさつした。

 新駅舎の完成を祝い、市内の多賀城太鼓保存会が演奏を披露したほか、駅前広場で「たがじょう市民市」が開かれた。

 連続立体交差事業は、県が主体となって2004年度に始まり、上り線が09年11月、下り線が12年4月に切り替わった。延長1.8キロ、事業費128億円。14年度中に旧駅舎の解体と側道の整備を終える。

1886荷主研究者:2013/12/01(日) 01:06:51

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2013/11/18 建設新聞
みやぎ生協 仙台市錦町
婦人会館跡地約1900㎡を取得 有効活用を検討・1〜2年内の具体化めざす

 みやぎ生活協同組合(仙台市泉区八乙女4丁目)は仙台市青葉区錦町にある宮城県婦人会館跡地約1900㎡の用地を取得し現在、有効活用について検討を進めている。

 婦人会館跡地は仙台市青葉区錦町1丁目7の2地内のNHK仙台放送局やKKR仙台の近隣に位置する敷地1917.54㎡。2010年の閉館後に県有財産の売り払い物件となっていたが、今年8月の一般競争でみやぎ生活協同組合が落札していた。

 今後の活用方法について、事務所や店舗などの具体的な方向性は未定としているが、組合員の利益となるような利活用を検討した後、1〜2年内の事業化を目指す考え。

2013/11/18付一面に掲載。

1887荷主研究者:2013/12/08(日) 20:46:23
>>1830
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/11/20131122t15041.htm
2013年11月22日金曜日 河北新報
仙石線「蛇田新駅」設置へ 石巻市とJR基本合意

 宮城県石巻市が要望していたJR仙石線の「蛇田新駅(仮称)」設置について、市とJR東日本が基本的に合意した。両者は駅舎基本設計の協定を締結。21日のJR仙台支社長定例記者会見で、支社の相沢義博企画部長は「設置する方向で進めている」と述べた。

 新駅は陸前赤井−蛇田間に整備する計画。市は駅舎の基本設計をJR東に委託する協定を結んだほか、駅前広場の実施設計も業者に発注し、事業を本格化させている。

 数億円と見込まれる駅舎の設計や建設などの費用は、市が全額負担する。来年度は実施設計や設置などの協定手続きを進める見通し。

 東日本大震災で被災した仙石線は2015年の全線復旧を目指している。新駅の開業時期は両者で協議している。

 市は新駅近くに集団移転用の団地を整備する。約6000人の居住を想定していることから、住民生活の利便性を向上させるため「請願駅」として新駅設置をJR東に働き掛けていた。

 相沢部長は会見で「手続きはまだ残っているが、一定程度進んでいるという理解で結構だと思う」と語った。

1889荷主研究者:2013/12/08(日) 21:37:21
>>686
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/11/20131126t15032.htm
2013年11月26日火曜日 河北新報
家具の街に変電所、景観にマッチ 商店街の象徴に 仙台

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シックな外観が特徴の本町変電所。正面のガラスで覆われた建物が地域のイベントなどに貸し出される

 仙台市青葉区の「本町・家具の街」で建設が進められてきた東北電力の仙台本町変電所が完成した。当初「街の景観が損なわれる」と立地に反対していた地元商店主らと東北電力が何度も話し合いを重ね、変電所とは思えない親しみある外観に仕上がった。敷地内の一部は12月6日から地域に開放される。

 仙台市内35カ所目となる同変電所(出力6万キロボルトアンペア)は敷地面積約1500平方メートル。地上9メートル、地下12メートルの半地下式。変電所本体は6月から稼働し、外観部分の一部工事が残っていた。

 建物は景観に配慮したのが最大の特徴。変電所本体の建物は正面を明るい鏡張りにし、壁面の一部に木の風合いを感じさせる素材を用いた。

 敷地内に植栽やベンチを配置し、歩行者の出入りを自由にしたほか、広瀬通の歩道と家具の街を結ぶ歩行者用の抜け道も設けた。むき出しになったトランス(変圧器)を鉄条網で囲った一般的な変電所と違い、「街角広場」(地元商店主)の雰囲気が漂っている。

 本体建物の正面には広さ80平方メートル程度の小さな建物を併設した。通常は東北電力が会議などで使用するが、地域振興を目的とした場合などに限り地元の人たちのイベントや会合に貸し出す。

 東北電力宮城支店は「変電所の施設を一般に貸し出すのは初めての事例だろう。(立地に)地元の理解を得るため最大限配慮した」と説明する。

 同変電所は2011年12月の着工までにも曲折があった。当初案では高さ約20メートルの建物を造り、テロ対策のため周囲をコンクリート壁で覆う予定だったが、地元から「家具の街にふさわしくない」と反発され、半地下式に変更している。

 本町商店街振興組合の大村正理事長は「ここまでいろいろあったが、いい形に収まった。施設に愛称をつけて、文化を育む家具の街の象徴にしたい」と語った。12月6日には、同組合などが敷地内に植えたカツラの木にイルミネーションを施す点灯式を行う。

1890荷主研究者:2013/12/08(日) 21:39:39

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/11/20131127t12046.htm
2013年11月27日水曜日 河北新報
仙台・鶴ケ谷SCの中核店舗 営業再開、にぎわい復活

ファミーナ(右側の建物)が営業を再開した鶴ケ谷ショッピングセンター

 仙台市宮城野区の鶴ケ谷ショッピングセンターで、中核店舗の総合衣料品店が東日本大震災で損壊したビルを建て直し、約2年8カ月ぶりに営業を再開した。早期営業を願う地域住民の要望に応え、予定を大幅に繰り上げた。住民や近隣の商店主は「にぎわいが戻った」と歓迎している。

 営業を再開したのは、宮城県内で5店舗を展開する総合衣料品販売ファミーナの鶴ケ谷店。ビル(敷地面積約4500平方メートル)は鉄筋コンクリート一部3階で、2階の店舗フロアが13日にオープンした。1階にはドラッグストアが入居する予定。

 旧ビル(一部6階)は1974年の建設。当初はスーパーが営業し、97年にファミーナがビルを取得した。以前から老朽化が目立つ建物で、2011年の震災で大きく亀裂が入ったり、窓ガラスが割れたりし、ビルは全壊と判定された。

 店側は昨年ビルを解体し、来年4月の営業再開を予定していた。これに対し、鶴ケ谷地区の住民や商店主でつくる「つるがや元気会」が10月、早期の営業再開を求めて店側に申し入れを行った。

 元気会会長の菅原敏之さん(68)は「震災による閉店で、ショッピングセンターは人通りが減った。鶴ケ谷地区は人口減と高齢化で活性化が大きな課題になっており、集客力のあるファミーナの早期復活は地域全体の願いだった」と語る。

 店側は予定を4カ月半前倒しし、暫定フロアで営業を再開した。初日の13日は開店の午前9時に地元の女性客ら約300人が店を取り囲むように列をつくり、店幹部や女性従業員らが客の握手攻めにあったという。

 震災前から鶴ケ谷店長を務める阿部伸也さん(47)は「店を開いてくれてありがとう、また会えてよかったと声を掛けてもらった。とてもありがたかった」と店舗復旧の喜びをかみしめている。

1892荷主研究者:2013/12/22(日) 12:57:13

http://www.kahoku.co.jp/news/2013/11/20131128t12016.htm
2013年11月28日木曜日 河北新報
井ヶ田、秋保に観光施設 14年7月オープン 仙台

農業振興を目指して整備する物産館などのイメージ図

 仙台市の井ケ田製茶とお茶の井ケ田は2014年7月、太白区秋保地区に地元農家と共同で観光施設「秋保ヴィレッジ」をオープンする。秋保温泉の観光客などに地元産の野菜、加工食品を販売し、地域の農業振興を目指す。将来的に農家レストランを増設するなど、6次産業化の拠点として事業を拡大する。

 秋保地区の温泉街近くの土地約4ヘクタールに、直売所を併設した物産館「アグリエの森」(延べ床面積約1600平方メートル)を建設する。農産物などの販売コーナーのほか、地元食材を使った食事を提供するフードコートが入る。

 事業費は約9億円を見込む。井ケ田製茶、お茶の井ケ田、秋保地区の農家7人が出資する新会社が事業主体となる。

 敷地内には名取川の景観を楽しむ展望デッキを整備し、観光客に楽しんでもらう。ハーブやサラダ用野菜を栽培する農園、ガーデニングコーナーの整備も進める。

 16年内を目標に、農家レストランの開設も計画する。地元産品を使った菓子などの製造拠点の立地も検討するという。

 井ケ田製茶の今野克二社長は「温泉街と同時に、中山間地の秋保地区の農業支援が最大の目的。農家と一緒に6次産業化を進めたい」と話す。

 出資農家の一人で、野菜などの有機栽培に取り組む佐藤茂さん(62)は「農産物の販路拡大と秋保の観光活性化につなげたい」と意気込んでいる。


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