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仙台・宮城・陸奥
1829
:
荷主研究者
:2013/08/25(日) 12:38:43
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/20130819t11016.htm
2013年08月19日月曜日 河北新報
利府町の文化複合施設計画 図書館、16年度先行開館
文化複合施設の建設が計画される新椎の木前
宮城県利府町の文化複合施設の基本構想・基本計画がまとまった。収容力のある文化ホールと図書館を軸に、公民館、生涯学習センターなどを併設し、町民の文化、芸術活動や交流を後押しする。町は図書館の整備を先行し、2016年度の開館を目指す。
構想・計画によると、予定地は県道仙台松島線沿いにある森郷地区新椎の木前の農地1.8ヘクタール。既存の図書館や公民館、郷土資料館がある十符(とふ)の里プラザや、JR東北線利府駅から約500メートルの距離にある。
同プラザの文化ホールは収容人数が300と狭小で、規模の拡大が課題となっていた。
新たな文化ホールは、800〜1000席の大ホールと、300席程度の小ホールから成る。音響効果を重視するほか、ギャラリーも備え、町民が質の高い芸術に触れる機会をつくる。
同プラザからの移転を想定する図書館は、現在の蔵書4万7000冊から約7万5000冊に増やし、郷土資料館の設備や資料も拡充する。
建物は2階建てで、延べ床面積は7000〜9000平方メートル。駐車場は500台分程度を確保する。事業費は40億〜50億円と算出し、地方債による対応を念頭に置いている。民間の資本やノウハウの活用も検討する。
町は、施設の整備計画策定費1100万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を9月議会に提出する方針。
町企画課は「東日本大震災による事業の遅れを取り戻し、使い勝手の良い施設を造りたい」と説明している。施設全体の運用開始は19年ごろの見込み。
町文化複合施設整備検討委員会(委員12人)が昨年9月から構想・計画を検討してきた。
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