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映画感想スレ(4)

1真ナルト信者:2019/01/12(土) 03:43:41 ID:???
洋邦実写アニメまとめて語りましょう

296レト:2021/01/11(月) 15:49:56 ID:bJP5OGZ.
トランプが「ジョーカー」を気に入ったと発言していたのは皮肉でしたね。
本人の性格的にトーマスのモデルが誰か全くわかってないのでしょう。
そもそもトランプという名前自体がギャグですが。

297もにゃら:2021/01/11(月) 19:42:03 ID:YdKCUmmM
○セーラームーン前編

衛さんの声でまず、あれ? と思いましたがやっぱり声優さんが違ってた

というかうさぎ以外全員?!
ちびうさは元のかた?

298修都:2021/01/11(月) 21:16:20 ID:YxXOvaNU
セーラームーンは、うさぎ以外総取っ替えですよ
劇場版はCrystalシリーズですから
Crystalシリーズはセーラームーンをリブートした作品ですが最初のやつから声優は皆かわってます

299ギア:2021/01/12(火) 13:42:09 ID:2HsEyAuQ
・私をくいとめて
自分の中に「相談役人格」を用意してしまった三十路女子のラブストーリー?
会社風景や休日のおひとり様の過ごし方など、日本の日常的な描写と、テンションの高い独り言が見事に調和して溶け込んでるあたりが素敵。

橋本愛演じる親友との再会が、前半とは異なるイタリアの雰囲気や主人公の帰国後の感情の起伏によって物語上でも起伏を作ってるのもいいですね。

数年ぶりの親友との再会がリアルだったのも、あまちゃんコンビの久々の再会によるものと思えば微笑ましくてなおよし。


・銀魂
完結編の方がクオリティが高かったのは否めないけど、セミファイナルを観てからもっかい行こかなって感じでした。

とりあえずドーズの挿入歌はズルい、問答無用で涙腺にくる…

空知先生の劇場版声優デビューも格の違いを見せるクオリティで流石の一言でした笑

300地方民:2021/01/13(水) 11:58:37 ID:h0rKg246
PVで見たけど空知先生の声優初挑戦ってほんとにあのゴリラがウホウホ言ってるだけ?

301シャアダム:2021/01/17(日) 16:21:45 ID:kBWFqkqM
◆リンカーンを殺した男(2013年アメリカ)TVドラマ映画・ナショナルジオグラフィックチャンネル

ストーリーはジョン・ウィルクス・ブース がリンカーン大統領を暗殺して捕まるまでを描いた、一般の映画というより有名な俳優やスタッフを使った歴史ドキュメント的なものでした。
あとから調べて、TVドラマ映画だと知りました。内容はかなり忠実にリンカーン暗殺事件を再現してるとのことでした。

感想:ゲスティバーク演説(人民の人民による人民のための政治・・)や奴隷解放で有名なリンカーンって南北戦争でブースも含めて何度も殺されかけてたんですね。で、戦争もほぼ終わって北軍が勝ちを決めた直後にワシントンフォード劇場で暗殺された、うん、大変勉強になりました。
映画を観てるというより、歴史のお勉強をしてる気分でした。演出的にはサスペンス映画仕立てで、ブースの逃亡劇はドキドキして観てました。
ただ、途中に入る「トムハンクス」の解説が現実に引き戻されて、映画としては残念、これはドキュメント映画なんだなあって感じました。(途中の解説をナレーションだけにすればいいのに、トムハンクスを観たいわけじゃない、まあ番組の主旨だからがないけどw)。主な犯人はブース・ヘロルド(暗殺に直接かかわってない逃がし役)・パウエル・アシェロッド(暗殺せずに逃げた)なんですが、少しでも手助けしたものも全員死刑ってのは少し可哀想な気もしました。
昔の知り合いとか友情のためや同じ出身の知り合いというだけで、殺人犯を庇ってはいけないってことですね。アメリカ全土の敵になったブースさん、最後はどうしようもなくなって哀れでしたね。

戦争で南部の大統領として戦ったデイビス大統領は許されたのに、やっぱり正々堂々戦ったものと違って、暗殺は卑劣な行為って事ですね。

ドキュメントものとして観れば、大変勉強になって、知らなかった真実がわかって、面白かったです。そんな作品でした。

302シャアダム:2021/01/18(月) 23:45:52 ID:kBWFqkqM
◆ルイスと不思議の時計(原題:The House with a Clock in Its Walls=壁の中に時計がある家)2018年アメリカ

両親が事故で死んで、伯父のジョナサンの家に引き取られることになった主人公ルイスは、伯父が魔術師で家が幽霊屋敷だといわれてることを知る。
伯父に魔法を習い始めるルイスは、友達を作りたいがために「禁断の魔術」を使ってしまう。というホラーファンタジー映画でした。

感想:最初はギャグが寒いなって思ったけど、段々それも慣れて、結構楽しかった映画でした。(都合よすぎて突っ込みどころも多くて、まあ、児童小説が原作だからしょうがないかって思う所もあったけどね)。
つまり、子供が楽しめる映画でした。ギャグが出てくるモンスターがどことなく憎めなくて、ちょっぴりおどろおどろしくて、ウンコ・ゲロ系で子供好きだもんねw
この不気味な家の元のご主人は「戦争」で人間に絶望したんだね。学園生活のいざこざが結構面白くて、本編よりそっち(薄っぺらな嘘の友情)の方が胸に響いたかな。

ファミリーで楽しめるちょっと変わった魔法使いの映画でした。エンドクレジットもアニメ(イラストが動く)が楽しくて最後まで観てました。

303シャアダム:2021/01/20(水) 02:38:29 ID:kBWFqkqM
◆ものすごくうるさくて、ありえないほど近い (原題:Extremely Loud & Incredibly Close)2011年アメリカ

同時多発テロでワールドトレードセンター崩落により父を失ったアスペルガー症候群の主人公「オスカー」はその一年後、父の遺品の壺の中からブラックと書かれた封筒と謎の鍵を見つける。
彼は亡き父が残した「探し続けろ」という信念のもとに、何の鍵かニューヨーク中の「ブラック」さんを訪ね回ることにする。そして向かいの祖母の家に住み着いた言葉を喋れない謎の老人と仲良くなり、共に二人で何の鍵かを探すことになる。
オスカーはこの鍵の探索の中で言った何を掴むのだろうか?というヒューマンドラマ映画でした。

オスカーは引きこもりの一歩手前で、外を歩くことが怖い。しかし、周りから変と言われるが、知識があり頭が良く疑問があると拘って解き明かすまで諦めないといった、つねに日常で戦ってる少年だった。父親の最後の留守電を聞いて、最後の電話に怖くて出られなかったトラウマもあり、その場に仕事でいなかった母親を家族を大事にしてないんじゃないかと憎んでいる。
優しくて楽しかった父親の事をもっと知りたくて(もしかしたらどこかで生きているのかと思っているのかも)、謎の鍵に合う金庫を探すのだが、外は怖くてタンバリンを叩いて勇気を振り絞っている。そんな探索の旅が中盤は延々と続く。
その中で、次第に人とのコミュニケーションを覚え、勇気を出し、不器用ながらもアスペルガーを克服していく様はグッと魅入ってしまった。そして謎の老人との会話も意味深でほっこりしたり、喧嘩でギスギスしたり、実に興味深かったです。

ただ、父親役が「トムハンクス」だったので、まーたお前か(笑)って最初はガックンってなりました(今週はトムハンクスに憑りつかれたかなw)。

うん実に良い映画だった。一人の少年が母親の隠れた愛やニューヨーク中のブラックさん達とのふれ愛で成長する姿を見事に描いた映画だと思いました。同時に、同時多発テロ許すまじっても思いましたね。

でも自分だったら、これだけ苦労したら、金庫の中身は観たいぞよw 実にアスペルガーの少年の演技が素晴らしい映画でもありました。

304もにゃら:2021/01/23(土) 20:55:41 ID:j8Dr8S3M
○三角窓の外側は夜

ホラー映画と思ったらBL映画だった
なお、原作?のマンガ(期間限定で無料公開されてた)は本当にガッツリBLだった

なお、黒幕は残ってるし利用されただけという部分も多いが何人も呪い殺した悲劇のヒロイン?に最後に呪いが襲ってきたりと続かせるのかなー

305シャアダム:2021/01/25(月) 19:42:02 ID:kBWFqkqM
◆アメイジング・ジャーニー 神の小屋より(原題:The Shack=掘っ立て小屋)2017年アメリカ

ストーリーは主人公の父親マックは家族旅行中に娘ミッシーを誘拐され行方不明のまま時が過ぎ冬の季節が来る(多分旅行に出かけたのは夏かな)。
娘を助けられなかったことを悔やみ悩むマック。そして自分の軽率な所為でミッシーは誘拐されたと責任を感じるもう一人の娘ケイトもふさぎ込んでいた。
そんなある日、ポストに「あの小屋まで来い」との手紙がポストに入っていた。その小屋とはミッシーの服が置いてあった、犯人がいたと思われる小屋。
彼は単身その小屋へ乗り込むが、そこで3人の人物と出会い不思議」な体験をするというファンタジー?ミステリー?とにかく不思議でアメージングなクリスチャンな物語の映画でした。
(以下ネタバレ注意)
最初は、父親が行方不明の娘を探す、または犯人を見つけて対決するサスペンスものだと思ってワクワクが止まらなかったです(いや少し嘘、だって題名がファンタジーっぽいもん、なんとなく内容があれ系かなってわかるわw)
ズバリ書くと、キリスト教色が濃いというか、キリスト教そのものな宗教映画でしたw説教臭い映画で敬虔なクリスチャン以外の大概の人は途中で呆れるかも知れません。でも「クリスマスキャロル」っぽい教訓めいたちょっと感動のファンタジー寓話は嫌いじゃないので、そういうのを期待して最後まで観ました。
で、やっぱり「キリスト教」&「聖書」の教えガチガチで、宗教色を隠すこともなく、キリスト教はいいよ〜神(パパ)を信じれば幸せになるよ〜神(パパ)はみんなを愛していつでも見守ってるよ〜って勧誘されてる気分になるドストレートな宗教映画だったw

が、しかし、キリスト教に入りたくないが、結構興味深い事をいうなあって、考えさせられる部分もたくさんあって、同意できないながらも宗教とはこういうものか、確かにそういう考え方もあるよな〜ってずっと自分だったらどうか?って考えながら観てました。
神が「誘拐殺人犯を許せ」って言われるシーンがあるんだけど、そこが観ていて一番精神に来ました。俺だったら神の命令であっても許せないなあ。諦観とは違う相手を赦せは難易度マックス。しかし、全世界に人々が「やられたらやり返せ(ハムラビ法典)」とは違って、この映画の神の言ってるような人になれば戦争の無い争いの無い平和な世界になるだろうなあっては思いました。
あと、神は万能だけどミッシーは助けてもらえなかったとか、所々に矛盾(ほころび)を感じましたね。神は信じる者だけに救いを与えるって事らしいが、その救いも悲しい事は防げないが、その後のアフタケアの救いらしい。う〜んつまり人間同士のいざこざには介入できないが、その後の心の回復は信じれば与えられるって事らしいね。

THE宗教映画ではあるが、色々と考えさせられるし、優しい心になれる優しい世界の映画、そして時には厳しい選択を迫られたり、罪と罰の関係についても考えさせられる、神の世界の映像が綺麗な映画でした。
マックの父親との再会シーンはちょっと感動させられました。評価が難しいでも何か考えさせられる映画だと思います。

306シャアダム:2021/01/28(木) 22:42:03 ID:kBWFqkqM
◆何者(2016年日本)

5人の男女就活生が、一つの部屋に集まって情報交換しながら就活を協力してやっていくことになる。主人公の拓人は元演劇部。その時の仲の良い友達「銀次」は大学を辞めて自分の劇団を作るがそれを冷やかな目で見て批判する主人公。
そして、周りはどんどん就職内定が決まるのに、就活が長く分析が得意で冷静な主人公だけ決まらない。なにか原因があるのか・・劇団を立ち上げた「銀次」を横目に5人の就活生の生き様が交差する物語でした。

感想:心に刺さる映画でした。流石原作が直木三十五賞受賞作、凄く面白かったです。今の就活ってWEB入試とかあるんですね。就活の事が良く分かる映画でもありました。
某アカデミー賞の「パラサイト」より面白かったですね。やっぱり、日本映画って事もあって気持ちが分かり易かったのもあるんでしょうね。こんな日本映画があるなんて日本映画界もまだまだ捨てたものではないと思いました(もともと捨てる気はないけどねw)。
主人公の裏側の陰険な性格にはぞっとしました。ネタばれなので書きませんが、「題名」意味が分かりましたわ。

分からないように批判して、みんなに、瑞月さんにも、とっくにバレていたんですね。ラスト近くの演劇はツイッターなんですね。そして観客はそれを読んでるフォロワーですか。
ラスト改心した主人公が会社に受かる姿が見えますね。音楽が流れてなんか清々しい感動が最後にありました。
いやあ有名アニメばっかり放映しないで、こういう映画を地上波でゴールデンで流して欲しいですね。でも分析能力も使いかたなんですよねw
あと、「銀次」さんの生き方も素晴らしい。時々きつい事をいう大学院の先輩も厳しいが頼もしかったですね。結構有名人気俳優ばっかり出てるのもビックリ。
いい映画でした。そして良い原作でした。

307シャアダム:2021/01/30(土) 19:56:45 ID:kBWFqkqM
◆アーティスト(2011年アメリカフランス合作) アカデミー作品賞受賞作

へーこんなアカデミー作品賞があったんだって気持ちで観始めましたね。
ストーリーはサイレント映画のスターである主人公「ジョージ」が、映画館前のインタビューを受ける所で一人の女性ファン「ペピー」と出会う。彼女をその後オーディションを受けて「ジョージ」の映画のダンスシーンで共演する事になる。
その後ジョージのアドバイスで女優の道を駆けあがっていく。一方ジョージはそのプライドから流行り出したトーキー映画を馬鹿にしてサイレント映画に拘り失敗して落ちぶれていく。そして自棄になり・・。だが、彼を密かに思う女性がいたというメロドラマ風のサイレント映画でした。

なんていうか、面白かったんですが、物語の内容に対して少々長くて途中ちょっとダレたかなあ(自分はね)。自分だったらもう少し短めに作るかなあって思いました(素人考えw)。
でもいい映画でした。特に最後のどん底からの一転、華やかで楽しいタップダンスシーンは逆転劇のカタルシス満点でした。サイレントからトーキ―への変換期には、こういうサイレントスターの葛藤や悩みがあったんだろうなあって感じました。そして、もしかすると、ヒロインの一発逆転のアイデアである「ミュージカルのの誕生」まで描いたんでしょうかね(その辺は映画の歴史に詳しくないんで)w

あと、捨てられた子犬のようにクビにされた運転手がいつまでも立ち去らない、あまつさえクビにされた後も飲んだくれて倒れた主人公を介抱するシーンがなんでここまでするん?って印象的でした。クビにされる前の主人公に良くされていて恩や愛着を感じていたんでしょうね。あと義理堅いのもあったのでしょう、そして○○●の指示で見守っていたのかもしれませんね。
ある日急に笑い声や物音がし始めたのは、何かのファンタジーかなって思ったけど、あれはトーキー時代の到来に主人公が何か異変を感じたんでしょうね。ちょっとビックリしましたけど。

それから犬、演技や芸が上手くて主人公のサイレント映画に共演してたけど、長生きだなあw姿カッコも変わらなくてまあその辺はご愛敬w
この「UGGY」ってていう犬(役者)は何かの賞を取ったそうですね。それから「つけぼくろ」以下出てくる映画の題名も意味深で洒落ていて良かったです。ラストが「愛のきらめき」ってのもあらすじを表していて洒落ていました。

途中ちょっとダレた感じはしましたが、悲しくも楽しい良い映画だと思いました。あのタップダンスシーンは何回も見たいシーンですね。

308シャアダム:2021/02/07(日) 04:34:05 ID:kBWFqkqM
◆ターミネーター ニュー・フェイト(原題 Terminator: Dark Fate=暗き運命)2019年アメリカ

ストーリーはターミネーター2で「サラ・コナー」達がスカイネットの反乱を阻止した世界の続き。しかし、この時代に送り込まれたターミネーターは他にもいて、息子ジョンを殺されてしまう。
その後、サラはとある謎の人物からの情報を得て次々と未来から送りこまれ来るターミネーターを倒して回る日々を送っていた、全米の指名手配犯となりながら。
そんなある日、将来、人間側の指導者となってリージョン(反乱コンピュータ)と戦う事になるメキシコの女性ダニーを抹殺しにターミネーターが現れた。彼女を助けるために、新たなる戦士グレース(女性)も未来からやってくる。そしてサラコナーも察知して駆けつけてくる。
そして、謎の情報提供者も加わって、新型ターミネーターと戦う事になる。SFアクション映画。

感想:初代「ターミネーター」のリメイクのような始まり方に、またかよ!と思いつつも懐かしくてニヤリともしました。どっちが味方なのかな〜って思っていましたが、時代は強い女性なのか?プリキュアなのか?今回は女性のみのチームで戦う事に、弟も活躍すると思いきや、早々のご退場に、アメリカでも女性のみの萌えチームが流行ってるのかなあってかんぐってしまいましたわw
でも、まさかのシュワちゃんが加わって、今度はターミネーター2のリメイクかよ!って懐かしくもニヤリとしました(二回目w)。前二作と違うのは、新型ターミネーターが「骨格部分」と「金属液体部分」の二体に分かれて戦えること。そして、未来から送られてきた戦士が強化人間で、ターミネーターと互角に戦えることですね。
その女性戦士が某「ユニバーサルソルジャー」で女ドルフラングレンの様でまたニヤリとしました。もう「ランボー」もだせよってサラ・コナーがランボーだったわw途中までの怒涛の展開は見事、小難しい理屈や設定など気にしないで、何も考えないで面白く観れる90年代アクション映画!って感じ。ただ、ラスト前の暗闇の戦闘はなにをやってるか良く見えなかったのでつまらなかったなあ。
何故最近の映画は、暗闇を本当に暗闇にしてしまうのか?
しかし、ラストの総力戦は実に面白かった4(サラ・グレース・カール・ダニー)対2(分身したターミネーター二体)で実にバランスが取れていて、スピーディーで迫力もありラストにふさわしい納得のいく戦いでした(興奮したなあ)。
正統続編だけあって、前作を見ていれば何も考えないで楽しめる単純だが面白い娯楽映画だと思います。

309シャアダム:2021/02/07(日) 20:02:21 ID:kBWFqkqM
◆テネット(原題:Tenet=主義・主張など)2020年米英

ストーリーは武器商人セイタ―が未来からもたらされた(9つ集めて組み立てれば完成する)時間逆行兵器を使って人類を抹殺しようとする計画を阻止するため、主人公(名前が無いんだよなあ)を中心に「テネット」という集団が活躍する理解するのが糞難しいSFスパイアクション映画でした。

普通に時間が進む世界と時間が逆行する世界が同時に存在できる(主人公は時間を遡ってるのに周りは普通に時間が進んでいたり)ってのがややこしくて、気が疲れて目が疲れて単純にアクションシーンが楽しめなくて観るのが辛かったです。理解も追い付かず何となくしか楽しめませんでした。
それで何回も大事そうなシーンを見直して(2時間半の映画だが、6時間位観てたわw)自分なりの理解を深める、勉強のような映画ですねwそれでも完全に理解することは出来なくて諦めました(他にもやる事があるので時間がねえ・・)。
そういう意味ではパズルを解くような面白さはありました。

まず序盤、どこまでがテストで、どこからが不意の事故なのか分からなかった。結局アルゴリズムの一部はロシアに取られてしまった?いやこれも「テネット」の計画の内だったのかも。
その後、未来人とアクセスしてるらしいセイタ―と接触するために「アルゴリズム」(その時はプルトニウムだと勘違いしてた)強奪するシーンは面白かったです。それからオスロ空港の侵入シーンもハラハラして面白かったですね。
訳が分からなくなったのは、時間逆行してる人と戦うシーンからwなんで時々格闘が巻き戻しになるの?とか乗ってる自動車も逆行世界で何でちゃんと動くの?とか頭の中がごちゃごちゃに。
特に難しいのが、奥さんを人質を取って「アルゴリズム」を主人公から奪おうとする戦い。大雑把には理解できたけどねー。

キャサリン(キャット)の怪我の治し方も複雑。まず、時間逆行マシーンで傷を治して、オスロのマシーンで時間順行に戻したのか。オスロで戦ったのは自分自身、海に飛び込んだのも自分自身かよw
ラストの大戦争も迫力はあったけど訳が分からん。相棒ニールがあらかじめ時間逆行倒れていて(死んでいた?)、蘇って鍵を開けたのか。そして、彼はもう一度扉の内で倒れるために時間逆行するのかw
最初に出会ったニールは何年も時間逆行して、現在の「テネット」のマシーンで順行にしたのかな。いやあとにかく難しい映画でした。でもそれなりに面白かったです。

あと、アニメ「グレートプリテンダー」を連想させるシーンもありました(影響受けたのかな?)。

とにかく、何度も見てじっくりノートにでも書いて理解したいパズルのような映画でした。みんなも挑戦して、貴重な休日をこの映画でつぶして欲しい(嘘)w頭の体操になるでよ。

310シャアダム:2021/02/09(火) 20:25:25 ID:kBWFqkqM
◆スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け(2019年アメリカ)

ウェイファインダー(星域地図)を手に入れ皇帝パルパティーン(クローン体)と邂逅した「カイロ・レン」は、最後のジェダイで主人公の「レイ」を殺すことで「ファイナルオーダー」(スターデストロイヤーの艦隊)と呼ばれる大艦隊を手に入れることを約束する。
一方、スパイからパルパティーン(皇帝と略します)がいい来てる事を知ったレイたちは、皇帝のいる星へいくためにもう一つの「ウエイファインダー」(二つ作られた)を探すために、フィンやポーやBB-8とともにファルコン号で探索の旅に出る。
ハンソロとレイアの息子でダークサイドに落ちた「カイロ・レン」も彼らを察知して、後を追うのであった。宇宙の平和を掛けた闘いがまた始まった、SFアクション映画。

感想:まあまあ面白かった。都合よすぎる所もあるが、それはスターウォーズだからね、宇宙の円卓の騎士物語、剣と魔法のファンタジーだからね、こんあ壮大な物語、偶然や幸運や奇跡が無けりゃ絶対悪の方が勝っちゃうからね、そしてこれは正義が勝つという伝説で寓話で演劇でもある、という事でそこはあまり気にならなかったかな。
ただ、スターデストロイヤーの上での戦闘は、デストロイヤーが動かなかったからいいものの(他の戦艦の誘導で動けなかったのかな)、少しでも動いたら上にいる人は吹っ飛ばされて空中の放り出されていたよねw

でも、前半から息つかせぬ怒濤の展開で、久々に子供に戻ってワクワクしたわ。複雑で捻くれてなく分かり易いストーリーで、SFなギミックやコミカルでカッコいいな会話、華麗でスピーディーなアクションやCGに全振りで何も考えずに楽しめるのも良かった。
ウェイファインダーをレンにこわされたとき、どうやって皇帝の元まで行くんだって思ったが、そこも上手くクリアする中々に素晴らしいストーリーはちょっと感動ものでした。
ただ、カイロレンとレイの闘いは、とどめを刺さなかったレンに対し、レイは母親の死を知って呆然としているレンを非情にも倒してしまうのは、え?英雄がこんな勝ち方をしてもいいの?
?って思ったが、まああの人の血を引いてるから、時には冷酷な部分でてくるのだろうと納得させましたwそして、レンの戦闘機を奪っていくレイ(これが伏線だったとは憎い)。

ラストは二人で協力して皇帝を倒して、皇帝の能力やダークフォースを半分づつ受け取って、封じ込めるのかと思いきや、ドラゴンボールでしたw
傷を治したフォースの能力を使って、今度は命を捧げて復活させたんだね(詳しくは映画を見よう)。しかしスターデストロイヤーの無能な事よ。星は破壊できるけど、その砲塔が弱点でかつ宇宙に出るまではナビ無しでは動けないとは(それで勝てたんだけどねw)。
凄く面白かったとは言えないけど、最後までまあまあ楽しめた作品でした。ラストの「私の名はレイ・・・」は懐古で少し感動した。某「シャイニングフォース」のラストみたいな感動はありました。

あと、誰と誰がくっつくのかと思ったら、ローリコン将軍が黒人女とイチャイチャしそうだな。ポーさんは振られたけどこれから何度もアタックしそうwそれにしても、巷のヒーロー物みたいにイケメンイケジョはいなくて、フツメン(人種も中国系、黒人、白人、ラテン系、ドイツ系、宇宙人も多種多様で)構成は意図してやったものか?やったものか?こういう所も素晴らしい配役だと思った。
敵主人公のカイロレンもイケメンではないしオタク顔だしw、レイやフィンやポーも普通にそこら辺にいる感じな所もいい。元黒人将軍もルークもレイアもかなり年取ってるしね。

家族みんなで楽しめて、宇宙人やメカを眺めてるだけでも楽しい、壮大なスペースオペラ映画でした。また続き(エピソード10)を作って欲しいですね。

311シャアダム:2021/02/11(木) 17:55:52 ID:kBWFqkqM
◆ソニック・ザ・ムービー(原題:Sonic the Hedgehog=ハリネズミのソニック)2020年アメリカ

ストーリーはその強い能力を狙う者たちから住んでいた星を追われ、地球のグリーンヒルズという片田舎へとリングワープしていた宇宙人「ソニック」は、寂しさ故に悪戯をして大停電を引き起こしてしまう。
その停電の原因調査のため政府から派遣されてきた変人の天才ロボトニック博士に見つかって、実験材料にされそうになるところを、街の保安官「トム」の助けられ、失くしたワープリングを探しにサンフランシスコへ一緒に旅をすることになる。
ロボトニックは自慢のロボットメカをつかったりして、「ソニック」を捕まえようとする、少年少女向けの冒険アクションコメディ映画。

スーパーマリオと同じくらい有名なTVゲーム「ソニックTHEヘッジホッグ」(セガ)が原作。内容は子供向けだが、はっきりってそれなりに楽しく最後まで面白かった。偏に悪人役の「ジムキャリー」が楽しかった、面白かった、コミカルな悪人の演技が上手かった。彼のお陰で楽しめたといって過言ではない(自分はね)w
ソニックのグルグルスピードアクションもそれなりに凄かった。無限のパワ―(髪の一本で)&どこでもワープできる能力&スピンアタック&超スピードゆえに時がゆっくり動く世界で自由に動ける(クイックシルバーと同じ)「Xmen」や「アベンジャーズ」に加わっても十分活躍できるのではなかろうかw
もう少し、色んなロボットが出てきて色んな活躍を見せて欲しかったかなあ。これで終わるのはもったいないから、ナックルズとテイルズも出してぜひ第二弾を作ってもらいたい。
最後、ロボトニックがキノコの星で(これマリオに対するギャグかも)エッグマンになって行くところやテイルズが出てきたので、続編を作るのではって思わせてくれる。

312シャアダム:2021/02/12(金) 15:03:28 ID:kBWFqkqM
◆バッドボーイズ フォーライフ(命がけ)2020年アメリカ

ストーリーは主人公マイクとマーカスのちょい悪のバッドボーイズコンビも高齢になり、マーカスには孫が出来て余生はのんびり平和にと引退を考えていて、マイクは燃え尽きて死ぬまで刑事をやるつもりでいた。
そんなとき、メキシコの刑務所を脱走した「魔女」と呼ばれるイザベルが「麻薬王」の夫を捕らえて死刑にした刑事や検事や判事たちに、獄中で産んだ息子を使って復讐を開始する。その復讐の最初のターゲットとなった主人公マイクは凶弾に倒れて重傷を負う。
マイクを撃った犯人を捕まえるために特別科学捜査チーム「AMMO]が動き出す。何とか怪我から復活したマイクは上司の命令も聞かずに、単独で犯人捜査を始める。ポリスアクション&コメディバディ映画。

なんかワチャワチャしていて、結構楽しい映画でした。ラストはちょっとグダッたのは惜しいけど、全体として観れば、アクションも面白いし、敵も強くてシリアスなシーンではハラハラドキドキで、コンビ(バディ)の掛け合いシーンでは、メリハリが効いていて、飽きずに楽しくていつの間にか最後まで観てたって感じ。
惜しむらくはラストの闘いかなあ。昔の因縁とか息子との対決とかのシリアス案件とコンビの掛け合いコメディが上手く混ざってなくて、モヤっとグダってしまった感じ。
ストーリーを奥深いものにしようとして、爽快感がぶっ飛び感が無くなって、後味がすっきりしなくなったのがなあ。
魔女の呪いとか潜入捜査とか隠し子とかそういう鬱的な案件はもっと上手く取り入れて欲しかった。あと、息子の罪をどうにかさせたい親心は分かるけど、彼に殺された警部の悲しみはどこ行った?なかったもの(過去の物)になっていて、可哀想すぎるだろw

まあ、なんにせよ、途中までは凄く楽しくて、バッドボーイズおかえり!って感じで良かった映画でした。
[AMMO]のメンバー個性的で、楽しさに輪をかけてくれた。たくさんの人を殺した息子が活躍するのはなんか許せないけど、それでもなんらかの続編を作って欲しいかな。

313シャアダム:2021/02/13(土) 23:26:41 ID:kBWFqkqM
◆ビッグ・ウェンズデー(1978年アメリカ)

舞台はカリフォルニアの海辺の町で1962年から1974年 までのマット、ジャック、リロイの3人のサーファーを中心に描いた群像青春サーフイン映画。
バカ騒ぎ・結婚・離婚・喧嘩・恋・冒険・挑戦・友情・入隊拒否・死別・堕落など様々な出来事を盛り込んでありました。最後はもちろんビッグウエイブに挑むサーフィンで締めですねw

まず、主人公の3人ですが、凄く見覚えがあるなあって思っていたら、ゲリービジーは名脇役として「沈黙の戦艦」「ハートブルー」「リーサルウェポン」「ラスベガスをやっつけろ」に出てるし、ウイリアムカットは「キャリー」「アメリカンヒーロー」ですね。主人公のジャンマイケルビンセントは「メカニック」「太陽が燃え尽きる日」「史上最大のスーパー・チャンピオン」「エアーウルフ」で有名ですね。
さて感想ですが、あくまでも最初一回目の感想ですが、それぞれの出来事が軽くて、友人の死もあまり感情移入が出来ませんでした。ただただ、飲んだくれてナンパしてイケないことをしてどんちゃん騒ぎで青春を謳歌してるなあって印象しかありませんでした。急にシリアスで感傷的なシーンを持ってこられてもあまり感動できませんでした。
でも何回も見ていい所を見つけていく映画かなって感じですね。サーフィンシーンは見事、すごく見ごたえがありました。15フィート(約4.5メートル)ってそんなに大きな波なのかなあっては思いましたが、自分はサーフィンを経験したことが無いので、実際近くで見ると凄いのでしょうね。台風でも来たような荒れ狂う波(これ別撮影だろ、荒れすぎで危険すぎw)に3人が乗りこんでいく雄姿は素直にいい友情だなあ、かっこいいなあって思いました。
そして、数々のサーフィンテクニックに魅入りました。3人乗りでサーフインする所も凄い。髭を生やしたオカッパの別の海から来たサーファーもとても上手でお互いを誉め合って認め合ってるシーンはなんか羨ましいなあ、自分もそういう競って認め合える親友が欲しいなあって思いましたわw

あと、一番笑ったシーンはベトナム戦争のための入隊拒否をするシーンですか。主人公は足が不自由な振り、リロイはマゾでキチガイな振り、その他にも「ホモセクシャル」で入隊を免れようとしたけど、逆効果だったりw真面目なジャックは素直に入隊してベトナム戦争に行ったために、恋人と別れることに(ここは悲しかった)。そして戦死するものも。
パーティシーンでの乱闘騒ぎは、家を壊される持ち主のお母さんが可哀想だったですね(あれほど騒がないでって注意したのにね)。ベアーさんの気持ちがイマイチわからなかったけど、壊れた友情を強引に仲直りさせるシーンは良かった。時代に取り残された男(昔にしがみつく)の悲哀を表現したかったのでしょうか(妻にも捨てられて)、でも最後のサーフボード作品(思い)を主人公に託し、そのサーフボードは主に人公のファンに渡るって所はよかった(受け継がれていく魂ってやつ)。
いつか、もう一度最初っから観たいと思います。それで見方が変わったらまた感想を書きたいと思います。それにしても、飲んだくれのいい加減で戦争にはいきたくないが、平和を振りかざす奴も嫌いな自分勝手な主人公は最低でサーフィンが上手でイケメンという事以外取り柄が無くてあまり好きにはなれなかったですね。
深く考えないで感覚的に生きる、難しい事は流れに身を任す、こういうやつが周りに好かれて、いい仕事にも就けて一番に結婚して家族を得るのは意外と真実かもしれません(何事も考えすぎで奥手になるのはいけないって事)w

人によって受け取り方や感じ方が変わるだろう、サーフィン映画としては名作と言われてる映画でした。映画好きなら一度は観てほしいかな。あと、某「金曜ロードショー」の海に建つ小屋のショットはこの映画から来てたのか。

314シャアダム:2021/02/15(月) 22:11:27 ID:kBWFqkqM
◆機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)2018年日本アニメ

ジオンの「コロニー落とし」を予言した「奇跡の子供たち」と呼ばれる3人の子供たちが、成長して新たなる人類の脅威に立ち向かうモビルスーツガンダムに関わるストーリーのSFメカアニメ。
とある連邦の戦艦を撃破した「フェネクス」と呼ばれる3番目のユニコーンガンダムを捕らえるため、連邦軍とルオ商会はチームを組む。そこへネオジオンの残党のゾルタン(シャアのなりそこないと言われる強化人間)の戦艦も密命を受けて「フェネクス」を捕らえようとして、サイド6内で衝突しい大惨事になってしまう。
ゾルタンは最後の手段として超巨大モビルアーマー「ネオジオングⅡ」を戦場に出す。「奇跡の子供たち」の中で唯一本物のNTであったリタの呼びかけにより「人類の脅威」となる「ネオジオングⅡ」を倒すため主人公ヨナは「ガンダム・ナラティブ(NT)」で戦いを挑む。

ガンダムはどこへ向かってるのだろう?ってのが最初の感想ですね。神が出てきてその上の界王神が出てきてその上の・・スーパーサイヤ人が出てきてその上のサイヤ人2が出てきて、その上の・・まるで「ドラゴンボール」を観てるみたいです。ウルトラセブンで言ったらより強い兵器を開発し続けなければならない「血吐し続ける悲しいマラソン」ですねw
ここまで、強力なハッタリをきかせないともうガンダム映画は見向きもされないのでしょうか?自分が見たいガンダムはそうじゃないんだよなあ。でもこういうガンダムも一作品として観れば面白かったです。ただ、この後「Vガンダム」に続くんでしょw余程うまく、人には扱いきれない「サイコフレーム」技術を「バナージ」や「ミネバ」らがどこかへ隠ぺいしたんでしょうね。
「Vガンダム」時代は再び戦闘が泥臭くなって、自分はこの位がいいかなって思いますね。

でも、それなりに面白かったです。戦闘はメカ描写が凄く、動きも凄く、ストーリーも一本のSF映画として面白かったです。
○○は未来を予知して、二人にNT能力を分け与え、自ら犠牲になりフェネクスと一体化して脱走。来る「ネオジオング」の脅威に3人で立ち居向かわないと敵わないことも予知していて、一人はルオ商会に一人は軍人に導いたのでしょうね。
まるで、魔王を倒すための「3種(人)の神器」みたいな感じですね。

ラストはあの人の援護もあって、それも予知していたのかな。たたき上げの軍人っぽいイアゴ少佐がいい存在感を醸し出してました。主人公はいい機体でNT要素があるだけで、射撃や戦闘の腕は彼より下ってのも良かった。

なんやかんやいいましたが、面白い作品だったとは思います。

315シャアダム:2021/02/17(水) 18:51:11 ID:kBWFqkqM
◆IT THE END それが見えたら終わり(原題:It Chapter Two)2019年アメリカ

ストーリーは27年少年少女だった「ルーザーズ」のメンバーはデリーの街に潜む謎の生命体「IT」を退けた。大人になってデリーの街を出てそれぞれの生活をしていた「ルーザーズ」のメンバーに、一人デリーの街に残って「IT」の動向を監視していた「マイク」から「IT」が再び活動を開始したので倒すために街へ戻ってきてくれというメールーが届く。
街での戦いの事をスッカリ忘れていたメンバーだが、そのメールのよって過去の闘いの恐怖の記憶が少しづつ蘇ってくる。そしてその恐怖に負けて、メンバーの一人「スタンリー」は自殺してしまう。マイクの元に集ったメンバーは、「IT」を倒すための儀式の準備を始める。というホラー映画でした。

原作はホラー小説の大御所「スティーブンキング」。1990年製作映画「IT」の「大人編」を2時間49分の映画に膨らませた感じ。前作を思い出すまでキャラが誰が誰か分からなくて、戸惑ったので前作を見た直後に観た方が良いと思う。
全体的にはまあまあ面白かったのだが、大人の厨二病映画って感じでストーリー的にはイマイチだったかな。子供が根拠のない儀式をして厨二病的な展開をするのは微笑ましいけど、大人だと「こいつら何やってんの?何を根拠に思い出の品を探して記憶を取り戻して輪になって儀式をすれば倒せるとか思ってるんだろうか?」感があって、違和感ありまくりでした。
まあ、藁にもすがりたくなる気持ちもあり、相手に幻覚を見せられて追い詰められてる事もあり、こういう行動になるのもしょうがないかw相手が謎の生物だから、普通の武器(薬品とか火炎とか爆弾とか銃とか)じゃ倒せないのかなあ、精神的な儀式じゃないと。それとも、精神的な儀式で本体を呼び寄せて、普通の武器で倒そうとしたのかなあ。

でも、映像が暗くて見にくい部分もあったけど、ホラー演出もお金が掛かっていて凄かったし、丁寧な演出で分かり易く、厨二的部分もあるけどしっかりとしたストーリーでキッチリとした映画であはありました。
恐いというよりグロい映画でしたね。最後はまたITが復活してバッドエンドになっちゃうんかってドキドキして観てましたが(ここが一番ハラハラしたわw)爽やかなENDでそこは良かったです。あの手紙は「スタンリー」の奥さんからなのですね。
人物把握が難しかったけど、後はお手軽に楽しめるホラーエンターテイメントな映画でした。自分は1990年のほうの「IT」の方が好きですけどね、「ペニーワイズ」が今回の映画は矮小でイマイチで演出がちょっと諄いかな。

316シャアダム:2021/02/18(木) 23:27:44 ID:kBWFqkqM
◆チャーリーズ・エンジェル 2019年アメリカ

「チャーリーズエンジェル・フルスロットル(2003)」の続編。世界中にチャーリー探偵事務所が幾つも建ち上がり、世界を駆け巡るエンジェル達の時代。
ヨーロッパのドイツ・ハンブルグのIT企業で兵器に転用できる「エネルギー装置・カリスト」が発明される。人体に害がある欠陥があるものの上司はそれを無視して、売り出そうとする。
それを何とかして欲しいと、チャーリー探偵社に内部告発してきた開発者で、この映画のヒロインの一人である「エレーナ」は凄腕の暗殺者「ホダック」に狙われる、彼女をギリギリで救った二人のエンジェル「サビーナ」「ジェーン」は代わりに上司を殺されてしまう。
彼女ら3人は盗まれた「カリスト」を奪還するべく、また上司の仇を討つべく、協力して悪の組織に立ち向かう、ちょっとコメディ交じりのアクション映画。

最初は、やっぱり女性だなって男性に比べてスローテンポで女性の力じゃ無理だろうって男をなぎ倒すアクションに期待が持てなかったのだが、お色気やチャーミングなコメディで、別の意味で楽しく最後まで観れました。戦いが女の武器のお色気ムンムンで観てるだけで楽しく、別の意味で飽きさせなく、ストーリーも二転三転して、意外と面白かった。
それにしても、「Xmen」のプロフェッサーXの人のニヤニヤ笑いが不気味で、こいつ全然良い人に見えない、けどみんなに慕われてんなー頼りになる切れ者なんだなーって思って観てましたわw一方、今回のヒロインたちの上司レベッカは途中からクソ怪しくて、見事脚本にヤラレタ―って感じですね。
自分としては今回のヒロインたちが今までのチャーリーズエンジェルの中で一番好きですねwと思ってたら、最後のエンジェル訓練学校で前作までのエンジェル達が、教官として次々に出てきて、うわー懐かしい、年取ったなあの嵐でしたwいあや、ぜひ、「007」みたいに全世界で活躍するエンジェル達の「続編」を作って欲しいですね。

ただ、彼女らの活躍によって騒ぎが起こるたびに、警察は何をしてるの?ヒロインたちはなぜ「指名手配犯」にならないの?とか疑問に思いました、まあ半分お色気コメディだから、その辺は気にしないで観るのがいいでしょうね。

役者も豪華でセットにもお金がかかってそうな、時を忘れて気軽に観れて、ファミリーで楽しめるエンターテイメントな映画だと思いました。

317シャアダム:2021/02/21(日) 05:17:09 ID:kBWFqkqM
◆アナベル 死霊博物館(原題:Annabelle Comes Home=アナベルが家に来た)2019年アメリカ

厄災を引き起こす(悪霊たちを呼び寄せる)アナベル人形を自宅のコレクションルームに持ち帰り厳重に保管したウォーレン夫妻。
そんなある日、夫妻の家に遊びに来たダニエラは、自分の所為で死んだ父親の霊に会いたいが為に、霊の存在に半信半疑だったものの、そのコレクションルームに無断で入って、色々と霊との交信を試みるうちに、アナベル人形の封印を開放してしまう。
そして夫妻の娘ジュディ・彼女のお守り役のメアリー、アナベル人形を開放してしまったダニエラの3人の、夫妻の家での恐怖の一夜が始まる、「死霊館シリーズ」のホラー映画。

まあまあ怖かったかな。でもちょっと子供向けな感じで、グロイシーンはなく、悪霊の攻撃もやや優しめで、人死にとかもなく、驚かすのが主な目的なお化け屋敷みたいな感じの映画でした(人形の顔は気持ち悪く怖いけどな〜)。だから、かなり恐いけどディズニーの「ホーンテッドマンション」的なファミリー向けな映画かもしれないかな(トラウマ級な怖さはある)。
でもスプラッタな映画でも残酷で見てられない映画ではなかった。子供たちだけで解決できる事件だったしね。いや、あれをするだけで沢山の悪霊が一気に大人しくなるとは、ちょっと都合がいいかなっても思う。アナベル人形は他の悪霊に活性エネルギーを与える能力だけなのかもね〜。

それにしても「死霊館」シリーズって10本近く作られていて、これからも続編が作られそうな大御所的なシリーズだとは、初めて知りました。最初っからシリーズ全部観たくなりました。
武士の悪霊が日本的な会話をしたときは、ちょっと笑ってしまいました(夫妻は日本まで鎧兜を取りに行ったのかなw)。まあ、幽霊より生きてる人間の方が怖いほうなので、よほど怖い悪霊映画じゃないとビビらないんですけど、今回最も怖かったのは、ドアベルの音とドアをドンドン叩く悪霊のシーンですか、何が出てくるのか分からない怖さがありましたね。ピザ配達人も幽霊かと思いましたわw
一つ文句をつけるなら、画面が暗すぎて何をやってるのか分からなくて、面白さが半減したことですね。最近の映画は、本当に真っ暗にするので何とかして欲しいです(部屋を暗くして観る人向けなのかも)。

ということで、まあまあ面白くて怖いけど、多分ファミリーで観てもギリ楽しめる恐怖映画だと思います。

318シャアダム:2021/02/23(火) 19:18:51 ID:kBWFqkqM
◆アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年アメリカ

サノスによって全宇宙の人口(生き物ね)の半分が消滅させれて5年後、アントマンの提案で「タイムマシン」で6つのストーンを盗んで、消えた半分の人たち(生物)を取り戻そうするSFヒーローアクション映画(3時間もあるぜ)。

まずこの映画を見るにあたって、久々のアベンジャーズで前作までの話を思い出すのと、登場人物把握に結構時間がかかって、この映画を見終えるまで半日は掛かったw
アントマンって誰?ブラックウィドーやミスマーベルやスカーレットウィッチってどっちがどっちだっけ?この黒人誰?(ヴァルキリーでしたw)。このやせっぽちの黒人誰?(ウォーマシン)、このキリッとした黒人誰?(ファルコン)、こんな感じで調べながら観たので時間がかかったわw
あと、ブラックパンサーの部下の黒人も誰だか分からなかったわwあとアイアンマンの奥さんもね。

さて感想だが、やっぱ時を置いて観るといいね。放映当時はもうこういうSFヒーローアクションにはウンザリで満腹で、またかよ!的な感想になったんだろうが、今見ると、それなりに楽しいし良くこのグチャグチャした設定をまとめたなあって感心もする。やっぱ久々に触れるって何事にも大事だな。
途中までは「バックトゥザフューチャー(BTF)」で、BIFをディスりながらもリスペクトするBTFが好きな自分には複雑な展開だった。タイムマシン(タイムホールといった方が良いかな)に乗り込むヒーローたちの雄姿は「ライトスタッフ」のパロディかなって思えて笑った。
ラストの一時間は現在にタイムワープしてきた「サノス軍団」との決戦で、これには単純に少年ヒーロー漫画を読んでるみたいに、燃える展開で熱かった!次々消えた仲間が復活して駆けつけてくる、最近見た「スターウォーズ」みたいでした。ていゆうか、サノスの乗ってた戦艦が「スターデストロイヤー」みたいでしたね。
ミスマーベルってあんまりピンとこないんだが、体を弾丸のように特攻できるのかよw

あと、「ドクターストレンジ」の存在、これも最近見た「ガンダムNT」のリタのようで、たくさんの未来から「サノス」を倒して皆も無事な未来をつかみ取るために、わざとサノスに石を渡したんだね。すべて彼の手のひらの上って事かよwまあそういう部分も面白かったなあ。
○○と○○は死んじゃって○○はよぼよぼになったけど、また次の映画でなんとか復活しそうな感じじゃないのかな、それとももう完全に出ないのかな?最初っからまた見たくなった(全20作ぐらいあるけどな)。

久々に観たらアベンジャーズ・アッセンブルって叫びたくなるくらい面白かったね。飽きそうになったら時を置くのが一番ってのを勉強しました。
ごちゃごちゃしてるけど、結構よくできていて面白かった完結編映画でした。「スーパーマン」の方のヒーローチームはどうなってるんだろう、調べなきゃw

319シャアダム:2021/02/24(水) 19:24:19 ID:kBWFqkqM
◆ボヘミアン・ラプソディ 2018年米英

アカデミーで主演男優賞、編集賞、録音賞、音響編集賞の最多4冠を獲得した映画。
空港のバイトをしていた主人公のフレディマーキュリーが1970年に「クイーン」としてバンド活動を初めてから1985年のライブエイドで「ボヘミアンラプソディ他」を歌うまでの波乱万丈な人生を描いたドキュメント音楽映画。
何度も見れば、また感想も変わってくる映画だとはおもいますが、これが第一印象の感想かな。

フレディがゲイってのは知ってたが、親しい女性との付き合いもあったのは知らなかった、まあこの映画を見るにゲイ成分の方が多いけどね。男性を性的対象として好きになる気持ちは分からないので、やっぱちょっと男性同士の性的行為は気持ち悪かったなあ。男性同士の嫉妬も。
と最初に本音を書かせてもらいました。あと、ストーリーも凄く感動するって程ではなかったかな。バンド映画ではメンバー同士の生き方によるすれ違いで抜けたり解散したり、くびにしたり仲直りしたりは欠かせないからね。その辺は予想済みの普通な感じかなあ。

でも、音楽とそれを盛り上げる映像が良かった、それだけでゲイだの堕落だの唐突ないやなアクシデントだのありきたりなバンドストーリーだのは全部吹っ飛んだ、最後のライブに全部良さが詰まっていた、そんな映画だったなあ。エイズと分かってから、エイズ患者のファンと掛け声ひとつで通じ合うシーンはグッと来た。音楽は言葉以上に人と人を繋ぐ言語だって感じ。
エイズで命の時間が余りない中でのライブエイドで歌った曲のどれもが、フレディの死を前にした覚悟が感じられて、もの悲しくも命を燃やして観客に感動を与えるシーンにずっと魅入りました。もちろんこの感想を書く前に「ボヘミアンラプソディ」を聞きました、いい歌だなあ(知ってたけど)。

偉大な男性アーティストにはゲイが多い変人が多いって聞くけど(偉大な女性でレズってのはあまり聞かないかなあ)、普通じゃない感覚てのはそういう部分で育てられるのであろうか?って考えちゃうよなあ。

最後に厳格なゾロアスター教の父を和解したのも良かった。ただ、なぜ彼がゲイに走ったのかは、どれも唐突過ぎて良く分からなかったなあ(ポールが急にキスしたのがきっかけ?その前のトイレシーンのひげオヤジでムラムラきてたみたいだが)女性の恋人がいたのにねえ。英国でエイズが流行しだしたシーンは「トレインスポッティング」を思い出すなあ。
まあ、堕落した生活を送る主人公に何らかの罰が下りそうなのは何となく予感できたが。あとは、バンドメンバー(家族)と仲直りするシーンは良かった、口の悪い女性みたいなメンバーと喧嘩するシーンはハラハラしたがw

とにかく、音楽はいい、ラストのライブまで持って行くシーンもいい、スターの見たくないシーンもあったが、やっぱ音楽がいい、ラストで命を燃やし歌うフレディが素晴らしい、そんな人生としては男に走り家庭も作れず寂しい気がするが、歌手として大成功した男の人生を描いた映画でした。
何度も見ればまた感想も変わってくるえいがだとおもいます。だからこれは第一印象の感想ですね。

320シャアダム:2021/02/25(木) 20:47:54 ID:kBWFqkqM
◆運び屋(原題: The Mule=頑固者)2018年アメリカ

主人公アールストーンは経営する農園を借金で差し押されて、ないがしろにしてきた妻(離婚)や家族に疎まれ、孤独な老人である。
そんなある日、孫娘の結婚前のパーティに突然顔を出し、分かれた家族と喧嘩になって追い出される。が、その帰りに、しょ気ていたところを出席者の若い男にメキシコの麻薬マフィアの運び屋の仕事を誘われる(麻薬を運んでるとは知らずに)。
そして運び屋で稼いだお金で、娘の結婚式の費用や差し押さえられてた農園の買い戻しや、元軍人達が集まる施設の改修などにあてて、みんなに感謝され、生きがいや喜びを得ることになる。ある日、運んでいたものが気になって中身を見てコカインだと気付くが、それでも運び屋をやめることはしなかった。
一方、麻薬捜査官たちは、組織の裏切り者から得た情報で、大量に麻薬を運ぶ主人公の車を探していた。主人公の老人アールの生き様を描いたクライム映画でした。

いやあ、すごい。老齢になってもこんな面白い映画を作り、見事主役をを演じる「クリントイーストウッド」という監督で俳優に、それだけで称賛を送りたい。派手なアクションは無いが、ストーリーが目を見話せない位面白い。そして病気の妻との和解のシーンで泣いた。よぼよぼ老人なのにイーストウッドの存在感が見事だ。
今の所、彼にしかこの感動は作れないだろうなあってかんじですね。おじいちゃんなのに犯罪に染まっていく、そして稼いだお金は、他人のために使い、感謝される喜びを得る。犯罪者にも後悔の内容に生きろと諭したり、マフィヤのボスともフランクに話したり、もう怖いものなしの元軍人の老人。何時でも死ぬ覚悟が出来てるって感じ。
アクションの面白さで魅せるのではなく、自由気ままに人生を楽しむ姿、セカンドライフを思いっきり楽しむ姿、うまく警察を交わしたり捜査官と仲良くなったり、ヒヤヒヤさせる演出で魅せるおもしろさ。

ただ、この大量のコカインで多くの人が苦しんでると思うと、観てるこっちは主人公の人生を応援したくなるけど、どこかで罰をしっぺ返しをうけるだろうなあ、受けなければならないだろうなって思って、複雑な心境だ。
悪いマフィアたちだけ痛い目見て、主人公は軽い罪ですんで欲しいなあって思ったりもするが、コカインを運んでるのを知っていて、甘い汁を吸ってる主人公も許せない気持ちもある、実に複雑だ(運んでる中身を知らない、最初の2,3回ぐらいでやめときゃいいのにって思う)。そういう部分で人間の弱さを上手く描いてるなあっても思った。

いやあ、架空の話だが前に観たドキュメント映画よりストーリーや演出はおもしろかったなあ。これからも、こういう大人の寓話ともとれる、熟練の味のある映画をどんどん作って欲しい。
妻との別れのシーンは泣くよ、ほんとに。人生は後悔の連続だね。だから時間を無駄にせず、精いっぱい生きたいと思う、そんなことを思い起こさせる映画でもあった。

ちなみに、育てていた花は「デイリリィ」。咲いても一日しか持たない苦労の多い花だそうだ。そんなんで儲けられるの?っては思ったw

321もにゃら:2021/03/08(月) 11:06:17 ID:ACCdtBSU
○エヴァンゲリオン最終章

チェンソーマンを連想した
バカでワガママで幼稚で優しい子どもだったデンジくんがいつのまにか大人になってた感じ

みんな大人になって、いろんなしがらみから抜け出せた

そして最後にカップル大量発生

改行









トウジ×ヒカリ これはアホでも分かるが

ケンスケ×アスカ
カヲル×レイ
シンジ×マリ

は想定外

いや、カヲル×レイはイメージだったけど

322名無し:2021/03/08(月) 23:54:50 ID:RpcwQl0k
エヴァ観てきました
とりあえず感想としては、約25年越しの監督の呪縛がようやく解けたんやなって…
もう後は自由にやるがいいさ!

323唯野:2021/03/21(日) 14:20:28 ID:Pv8Yrg8s
シン・エヴァ見てきました。

庵野監督にありがとう
エヴァにさようなら
そして全てのエヴァファンに
おめでとう



細かい疑問・考察・感想を書こうと思えばたくさん書けるが、なぜかそういう気が出ない。
とにかく、細かいことは置いといて、一つの時代が終わった。昭和が終わった時にも平成が終わった時にも感じなかった、一つの時代の幕が閉じた。そんな感じです。
おそらくこれは四半世紀に渡ってテレビ版、旧劇場版、新劇場版と見てきた人間の感想だと思う。
なお隣の席に10歳ぐらいの子供がいたが、彼にはどんなふうに映ったのか(親がいたので親の方がエヴァファンでついてきたのかも)
ちなみに、ちゃんと水分を節制して、直前にトイレに行って絞り切っていたはずなのに、後半はけっこうな尿意との戦いでした。いつの間にこんな膀胱が小さくなったんだ……

324シャアダム:2021/03/26(金) 18:54:14 ID:kBWFqkqM
◆血煙の石川五ェ門(2017年・日本アニメ)前編・後編

ルパン3世を殺しに日本へやって来たホークは、ヤクザの用心棒の賭博船で盗みを働いてたルパン一味と出会う前に、ヤクザの用心棒として働いてた五エ門と戦う事になる。その事件に巻き込まれヤクザの親分は死亡する。
そしてヤクザの親分の仇とホークを追った二度目の対決の際、石川五ェ門はホークに敗れてしまう。失意の五ェ門はホークに勝つために壮絶な修行を開始、それを見守るルパン。
そんなルパンと五ェ門に、サイボーグの様な殺し屋ホークや逆恨みのヤクザ一家、そして銭形警部までもが迫ってくる。

いあやあ、最後の最後まで面白かった。久々に「ルパン三世」という作品に見入ったね〜。ハードボイルドやね〜、信念と信念を持ったキャラ達がぶれずに切った張ったしてぶつかり合う、ルパンと言えば「ギャグやコメディ」に走りがちだが、このアニメは最後までシリアス。
ヤクザの四天王も含めて全員がカッコいいなあ。ホークも巨体デブだがカッコいい。14歳の揺れ動く感情のキャラが悩んだりするアニメもいいけど、信念のためなら、生き方のためなら死んでもいいって自分というものを確立してるキャラ同士の闘いが凄くカッコよく面白かった。

初代ルパンのたまにコミカルだがどこか醒めていて殺伐とした雰囲気好きなんだよね。絵柄だけ見ると、小池健監督のアニメ映画「レッドライン」(声・木村拓哉主演の)だね。音楽や雰囲気は「無限の住人」に引き継がれてるような気がする(音響監督・清水洋史)。

いやあ、面白かった、ドジでなく抜かりない銭形警部も最後までカッコ良かった(命より自分の信念を貫いたね)。不二子ちゃんもキュートでエロくていい感じ!。あと、グレンキースってどんなお酒か調べたよ(お酒用語が良く分からなかったけど)w

こういう映画をジブリ映画ばかりでなく地上波で流して欲しいよなあ。ただし、ラストの闘いはめっちゃグロいけど(子供や心臓の弱い人は観ない方が良いかも)w

325シャアダム:2021/03/27(土) 22:05:05 ID:kBWFqkqM
シュガーラッシュ オンライン(原題:Ralph Breaks the Internet=ラルフはインターネットを壊す)2018年アメリカ

ある日、ラルフとヴァネロペの悪戯で、シュガーラッシュ(ゲーム名)の筐体のハンドルが壊れてしまう。代わりのハンドル(シュガーラッシュのゲーム会社はもう潰れてない)が無いと「シュガーラッシュ」は廃棄に。インターネットでその代わりのハンドルを探すとネットオークションで一件だけ出品されていて、二人はそのオークションでやり方を知らないで27001ドル(訳270万円)という高額で落札してしまう。そのお金を期限までに払わないと、無効になるので、インターネットでお金を稼ぐことにする。
しかしその金稼ぎのバイトが、インターネット界を揺るがす大事件になっていく。アクションコメディ友情アニメ作品

いやあ、面白かった(2回目w)。これも最後まで飽きないで十分楽しめる作品だったなあ。原題から分かるように、今度の舞台はゲームセンター内ではなく、インターネット世界。ゲームセンターの主人がWi-Fi装置を手に入れたことにより、前作の主人公達が、インターネットの世界(オークション、有名サイト、投稿サイト、オンラインゲーム、検索サイト、闇サイトなど)で活躍・・いやトラブルを起こして観てるものを笑わせてくれる。子供向けだと思って観てたのだが、大人も十分に楽しめて、会話が奥が深い、友情の恥ずかしい所にも手が届いて、ディズニーや投稿サイトを多少ディスってるところも笑える、よくできたシナリオだなあと感心。
もちろん、あのソニックがちゃんと喋って、春麗、リュウ、ザンギエフもちゃんと出る(ベガも喋って欲しかったが)。それだけじゃなく、スターウォーズキャラや、ディズニープリンセスたちも出てきて、もしかしたらホラー映画「IT」のピエロも出てきてた?「ラララランド」のパロディも?「ヒカキン」のパロディもあったね(他にもいろいろ)。まさにエンターテイメントで飽きさせない構成でした。そしてヴァネロペが糞かわいい。表情も仕草も。トラブルメーカーでわがままなんだが許しちゃうぐらい可愛かったねw
それから、今度の主役はヴァネロペではなく、ラルフでした。彼のヴァネロペとずっと一緒に居たいというストーカー気質を逆手にとって、上手くストーリーの肝に仕上げてるのが素晴らしい。あと、友情や別れ・旅立ち・そして変化する友情。このアニメを観そうな年齢の子供じゃなくもう少し上の少年・青年や大人に言い聞かせてるんじゃ?て思えるほど奥が深いテーマだったと思ったなあ。

インターネットを風刺しつつも、うまく電子の住人の世界に取り入れ、視覚的に感覚的に理解させてくれるそういう意味でも佳作アニメではなかろうか。自分にとってディズニーアニメの中でも多分「傑作ランク」に位置するアニメだと思う。

326もにゃら:2021/03/28(日) 01:11:52 ID:j8Dr8S3M
○騙し絵の牙

なかなか面白かったです。
100年以上の歴史を持つ大手出版社、薫風社の社長が亡くなり、後継者争いが勃発

ちょうどそのころ薫風社に入った早見は自身が編集長を務める雑誌トリニティのリニューアルをやろうとして…

騙し合いバトルの名の通りなかなかの騙し相でした

327シャアダム:2021/03/29(月) 02:42:31 ID:kBWFqkqM
◆GODZILLA 怪獣惑星(2017年 日本アニメ)
 GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年 日本アニメ)

全3部作の第一章と第二章。地球は怪獣の脅威に襲われて始めて、「ビルサルド星人」と「エクシフ星人」が宇宙人が助っ人に現れる。
だが、宇宙人の科学力をもってしても、ゴジラには敵わず、人類は巨大宇宙船で地球を脱出する。
移住する新たな星が見つからず、地球へ戻ってきた宇宙船は、主人公のアイディアの元に、再びゴジラを倒すことを決心する。
宇宙船では22年しかたってないが、地球ではすでに二万年がたっていて、すっかり様子が変わった地球に降りた主人公達は、新たな狂暴な生物たちに襲われながらも、ゴジラを倒すための罠を仕掛ける(第一章)。

二万年の間に全長300メートルに成長したゴジラになすすべもなく全滅させられる主人公達。だが、人型の人語を理解する「フツワ」族に救われる。彼らに教えてもらい、かつて,対ゴジラのために「ビルサルド星人」によって作られた「メカゴジラ」を構成する「ナノメタル」が二万年の間も動いていて作った機械都市の事を知る。
「ビルサルド人」は大量の「ナノメタル」があれば巨大ゴジラを倒せると提言。巨大ゴジラを倒すために「ナノメタル」を使って新たな兵器を作り出す。
一方「エクシフ星人」はそんな「ビルサルド星人」とナノメタルに対して彼らも「怪獣になろうとしてるのでは?」と不信感を抱く。そんな主人公達を見守る「フツワ」族。そして巨大ゴジラとの大決戦が始まる(第二章)。

まあまあ、面白かった。お金もかかってそうで、CGアニメとしても高品質って感じ。ただ、トーンに大きな変化もなく、似たようなシーンや戦闘が続くので、流石に一二章合わせて3時間以上みるのは目も気も疲れた。でも、ジュラシックパークのような冒険や未知の惑星に降り立つワクワク感があってそれなりに飽きずに面白かった。
話は意外と単純で先の展開が読めてしまうのがアレだが、戦闘に迫力があり、二種類の星人の気質の違いも面白く、戦闘以外でも楽しむ要素がある。ただ、死に直面してる場面で、ラブコメ(かわいい原住民に嫉妬するヒロイン)みたいなことはやめて欲しいなあw
ゴジラが本当にゴリラみたいに体格が良くて、どうやって倒すの?って思うほど絶望感はあった。まあ、ATフィールドみたなゴジラバリアーを波長を合わせて無効化して、電磁波を暴走させる槍を打ち込み、ゴジラの内部を電子レンジ見たいにして倒すと理解してるが、間違ってたらゴメン。

まだこのあと第三章があるんで、地球がどうなるのかは分からないが、予想では、まだ倒してない「ゴジラ」(何体もいる)のほかに「キングギドラ」や「モスラ」が出てきそうw「メカゴジラ」も復活して欲しい所。
あと、主人公の行動で気になったのは第二章のラスト。みんな命がけで戦ってるのに、ゴジラを倒す手段がそれしかないのに、機械の部品になるのは嫌だとか覚悟が足りないのでは?味方を攻撃して制御を止めるより、どうせ死ぬし仲間を救うために、あの場合「自己犠牲精神」で特攻するべきなのでは?結果「ナノメタル」の暴走が地球を襲うのを止めたとしても。
なんか、機械化するのを嫌がったヒロインを救うために、味方を攻撃してゴジラを倒すチャンスを逃したって、って行動が正解なのかモヤモヤする所だ。もう一人の異星人は、それでいいと慰めてくれそうだが。

328シャアダム:2021/03/29(月) 19:43:51 ID:kBWFqkqM
◆GODZILLA 星を喰うもの(2018年 日本アニメ)

エクシフ星人たちが本性を表して、エクシフ神の信者となった者や宇宙船のクルーを生贄にして高次元の宇宙から「ギドラ」を呼び出す。
ギドラはゴジラを襲い、それだけでなく地球のすべての者に終焉を迎えさせようとする。ギドラ襲撃の元凶がエクシフ星人のメトフィエスだと理解した主人公達はそれぞれに彼の企みを阻止しようと動くが・・というSFファンタジー怪獣アニメの最終章。

まあまあ、面白かったが、見終わった後の虚無感が半端ないなあwこの映画の作者の一人に虚淵玄って名前を見つけて、ああ、この人らしい映画だなあって思いましたわ。
まさにそこに希望も未来も救いもないような虚ろな映画でした。厳密にいえば、かすかな希望、受け入れるべき未来、苦しみと共にある救い、そして運命はある程度決まってる抗う事が難しい運命は決定されてる絶望感がありました。
メカゴジラシティで主人公が自己犠牲を拒んだ時点で、もう人類はもう元の繁栄や快適な生活は流され事態を見守り祈るしかない状況、そこへ「ギドラ」というゴジラを倒せる存在が提示され、人間だったら頼りたくなるよなあ。あわよくば「毒を以て毒を制す」って感じで、たとえ「ギドラ」さらなる厄災だとしても、ゴジラとの共倒れを祈りたくなるよなあw
結局、人類を助けに来た二つの異星人はどちらもホントの意味で味方ではなかったという皮肉が良くできてると思った。
最後まで、面白い映画であったが、人類は絶滅してしまう(原住民との子供は残せたとは思うのだが、それはすでに元の人類ではない)悲しき未来しかなかった感じが見終わった後に虚しい。古き害となる感情を持つ人類はその害となる文明と共に自決したってのも虚しい。

E = mc2の理論(または核エネルギー)が発見された時点で人類は滅びいの道を歩み始めた(アニメではゴジラを産み、ギドラで終る運命)って事にならないように気を付けようってメッセージの映画でもありました。

あと、パニック状態の中、一人超冷静な現実的なマーティン教授が某「バックアロウ」ってアニメのシュウビを思い出させて、終始彼が真面目にしゃべるたびにクスクス笑っていた(銀さんのイメージが強すぎて)。

とにかく、最後が虚しさが残る映画だが、上手くゴジラの設定を使って、オリジナル感も上手く出している、まあまあ面白かった映画でもありました。

329シャアダム:2021/03/31(水) 02:18:04 ID:kBWFqkqM
◆シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2019年 日本アニメ)

メビウスという脳波誘導装置を開発し封印した酒井純ーは逃亡中に事故死して、その兵器の鍵となる娘の進藤亜衣が「ドミナテック」という企業の刺客に狙われる。凄腕スナイパー「シティハンター」と呼ばれる冴羽獠は彼女のボディーガードの依頼を受けて、「ドミナテック」や武器商人と戦う事になる、もっこりコメディ&アクション映画。

うん、まあこんなもんだろう、可もなく不可もなく、昔のアニメなので、時々設定の古臭さや現代事情との不適合や不具合さが見え隠れするが、なるべくそれを感じさせないように頑張ってるなあ、声優さんも昔の若い声を出して頑張ってるなあって印象の映画でした。決して面白くなくはないのだが、昔は気にならなかったのだが、今の世情に合わない部分が気になって。
だって街中で、ミサイルは飛ぶは、爆弾は爆発するは、テロリストはいるは、でも住民は日常茶飯時なのか、そんなに大ごとにならないわ、警察もそんなに騒がないし、不思議などこの日本?って感じなんだもん(昔は気にならなかったよw)。あれだ、どんなに銃撃戦や殺人が行われても平常運転な「ジョンウィック」の世界だと思おう、「あぶない刑事」(これも古いか)の世界だと思おうw

なんやかんや書いたけど、アニメとしては普通以上のハイクオリティ、昔からのファンは「キャッツアイ」も出てきて、TVのOP曲ED曲もバンバンかかって、当時の声優も頑張ってる、懐かしさだけでも最後まで観れるんじゃないかな。ストーリーはまあ先の展開が読めるぐらいな定番な展開過ぎるのが,意外な面白さが無くて残念だがね。
ただ、心配なのが、昔のシティハンターを知らない若い子たちが、これをどう受け止めてくれるかだね。「エロ盗撮」や「痴漢」や「もっこり」をするヒーローを許容してくれることを願ってますw

最後に、「キャッツアイ」三姉妹はもうちょっと助けてやれよ、強いんだからよ〜。

330シャアダム:2021/03/31(水) 21:02:19 ID:kBWFqkqM
◆甲鉄城のカバネリ 海門決戦(2019年 日本アニメ)

TVアニメの続きで、主人公がカバネリ(人とカバネの中間、カバネとはウィルスでゾンビ状態になった人間)となった故郷の顕金駅へ戻る途中で、北陸・飛騨山脈に立ちふさがるカバネが占拠している海門城攻略に加わった主人公一行の甲鉄城(動く城・蒸気で動く列車)。
攻略のための巨大な砲塔(鳴神)を積んだ列車の到着を待っていた。一方主人公は、カバネたちの行動が何者かに統率されてることを見抜き、海門城に調べに偵察に出ようとするが、意見を否定され、自我を失うトラブルもあり、カバネのスパイと危険視されて拘束されてしまう。
そして鳴神が思ったより早く到着したことにより、予定を早めて海門城攻略作戦が始まる。サバイバルホラーアクションアニメ。

70分と尺が短いながら、いろんな要素がぎゅっと詰まった続編映画でした。といってもストーリーは海門城を攻略するだけの単純明快な話で、意外性やどんでん返しなどの驚きはなかったかな。
絵が綺麗で、戦闘シーンもかっこよくぬるぬる動くし、ラストの踊りも(ヨサコイなのかな?ヨサコイが流行ってた頃かなあ)ぬるぬる動いて、アニメーションがハイクオリティだなあって思いました。列車が武装して戦闘する所は「スノーピアサー」みたいだなあって思ってたら影響受けてるみたいですね。
あと、「鬼滅の刃」と「進劇の巨」っぽさもありました。とにかく、戦闘シーンがカッコ良く、演出も凄くて見入ってしまう作品でした。人によってはそこが肝心って思うでしょうが、ラブコメ・恋愛はオマケかな(自分は)w
あとは、ちっちゃなヒロインがちょっとエロポーズで可愛く頑張ってる所が見どころ。主役の生駒(いや主役はヒロインの無名だな)は熱血で叫んでばっかりで、終始ゾンビになりかけで、ちょっとムサイしウザイっす(まあ、肝心な所ではキビキビと動いて頼りになるけど)。
それから、雲母さんは不死身ですか?2回も刺されて高い所から落ちたのに、城の崩壊に巻き込まれずに、主君まで救って平気で喋ってるところが、重要な演出シーンとはいえちょっと納得できなかったかなあ。あれ、主君も生きてそう(核みたいなのを壊されても一時はしなないのかな?)
それから、怪しげな英語を使う発明家の鈴木鍛左衛門が懐かしくて涙でましたw「クルクルスー」は菖蒲にデレデレで勝手にやってろって感じ、どうでも良かったですね。

まあ、懐かしさ半分って感じの映画でした。ちゃんと動くアニメとしてはよくできてるとは思うので、カバネリファンの人は見るべきだと思います。
昨今、女子向け腐女子向けアニメばっかりのノイタミナで続編2期をやるべきだと思ったアニメでした。

331シャアダム:2021/04/01(木) 20:40:12 ID:kBWFqkqM
◆SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年/日本)

アムラーが流行った頃の20年前(1998年頃)の高校生時に仲良しグループ6人組のリーダーだった「芹香」が癌で余命くばくもない事を知った主人公「奈美」は、彼女の願い(もう一度昔の友達に会いたい)をかなえるために、仲良しだった6人組を探すことになる。
探しだしたかつての仲間たちは、それぞれの人生でそれぞれの悩みを抱えていてお見舞いにいくどころじゃない友もいて、また探偵を雇ってもまったく消息もつかめない者もいた。20年前の青春時代と現在が交差しながら進んでいくミュージカル風な人間ドラマ。韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」のリメイク作品。

最初は倒れた主人公を誰も助けず無視して通り過ぎたり、あまつさえ背中にじゃまだとぶつかっていく女子高生たちに、そして自分の事しか考えてない様なバカ騒ぎするコギャルたち、癌患者の描写(お金持ちで信じられないくらい豪華な病室)も軽くてバカにしてると誤解されそうな感じで、軽薄で上っ面な映画だなあって思いましたが、観て行くうちに男にはなかなか分からない彼女らの友情や生き様が見えてきて、笑えて、しんみりして、楽しくなって、そして感動できるいい映画だと思いました。
まあ、音楽やキャラ設定の派手さのお陰もあるんでしょうか、最後まで面白く楽しく見れる、陽キャな映画でした。最後のダンスシーンは曲の良さのお陰もあって(ずるい)楽しく感動しましたわ。まあ、癌患者が陽キャで超お金持ちだからできるハッピーエンドですけどね。

音楽の使いかたですけど「そばかす」は剣客アニメではなくこの映画の使い方(青春映画的な)の方が正しいと思いましたw「僕らの失敗」の使いかたには苦笑しましたけどね(おい、そんなところで使うのかよ!)。なんかこの間見た映画「シティハンター」と一緒な音楽の使い方な感じ。「強い気持ち・強い愛」はあらためて名曲だなあって思いました。安室奈美恵の曲も上手く使われていて、いままで余り聞かなかったのですが、自分のフェイヴァリットソング集に加えました。パフィーも元気が出ていいね!みんな1990年代か。
昭和初期やバブル時代を懐かしむ映画はありましたが、平成前期を懐かしむ映画はこれが初めてかな?当時のコギャルや世情を良く再現してるなあって感心しました。
あと、出演者も1990年代に黄金期を迎えた俳優を良く集めたなあって感じ(篠原涼子・ともさかりえ・小池栄子・リリーフランキーなど)。三浦春馬や渡辺直美も出てます。
そして高校時代の女優達も、大人になったら篠原涼子たちになるだろうなあって感じのを良くチョイスしたなあって思いました。
そして、担任の先生は若い頃と年取った頃が同一人物なんで、上手く老けさせたなあ、奈々も若い頃と大人の時が同一人物なんで、最後のダンスシーンは合成かよw

それから、田舎から出てきた主人公がだんだんコギャルになって行く過程がおもしろいですね、そして健気で可愛い!主人公の家族も震災に遭ったのに楽しい(たくましい)、エヴァンゲリオンオタクの引きこもり兄い(シンジ君)には爆笑しいましたわ「エヴァの時代が来る!」ってw勝手に失恋シーンのDJ上げ太郎の恋人って最初仲良しメンバーの子かと思いましたが違うみたいですね。同じアムラー化粧で違いがすぐに分からんのよ、仲良しメンバーの子も二名ほど区別が難しかった。
そういやゆるキャン△の大垣役の人も出てましたね、アムラー眉も細くて全然分からなかったがw

まあ、癌を扱った映画にしては楽しい軽快な映画で、そこのところはどうなの?っては思いますが、それを除けば、元気が出て気分も楽しく軽快になり、そして時には悲しく感動も出来るダンス・ミュージカルありのおとぎ話のような映画でした。当時の女子高生の生態も垣間見える映画でもあって新鮮でした。ラストのダンスシーンだけ切り取って保存しときたいですね(カバネリもタンスシーンでおわったけw)。
いい映画だと思います。

332ギア:2021/05/05(水) 22:29:31 ID:2HsEyAuQ
久々ながら

●シン・エヴァ
宿題でもなんでも終わらせることに意義があるんだねって感じでした。
いや、皮肉でも何でもなく最後走り抜けたのを見届けられて良かったと思います。

色々シュール過ぎたマダオとの闘いや独白はちょっとアレですが、
シンジ君やみんなが大人になって明日へと進んでいけた結末も含めて良かったんじゃないかな。
観客も含め全てのチルドレンからエヴァの呪縛を解きたかったかのようなエンディングでした。


●K CIA 南山の部長たち
実在の大統領暗殺事件をモチーフに描いた半分フィクション映画。
韓国映画のサスペンスって独特な映え方がありますね。

祖国への気持ちと、主君である大統領とリタイアした先輩(どちらもクーデター時代の同志)の板挟みからの愛憎から暗殺事件に発展する過程が、程よいテンボで推移していく作品でした。
テーマの割に登場人物を絞りつつ、短い期間を濃く映してくれたので、わかりやすかったですし、
暗殺を仄めかす場面が色々シュールでそういうコミカル?さも好みでした。

印象的だったのは、かつての同志だった主人公と先輩が、クーデターに参加した時の理由を『相手が誘ってきたから』と言って譲らないシーン。

ラブコメで言えば、両片思いのカップルをくっつける手口を思い出させる供述ですがw
結局情報局の新旧部長として辣腕をふるってきた彼らも表舞台に出てきたきっかけは、誰かの思惑に利用されたのが一因だったのを暗示してます。
そして、そういう利用されるってのは彼らの死まで手を変え人を変え続いてきてたんでしょうね。


●ザ・スイッチ
面白かったけど、ハッピーデスデイからの期待を超えては来なかったかな。
小道具が前よりチープじゃなくなってても、あのチープさが残ってるのはちょっと逆効果か。

まぁ良い意味で楽しいB級でした。

●キャスト・アウェイ
何気に観たことなかった作品。
ツッコミどころはありますが、すごく良かったです。
これ以上「ボールはともだち」を有言実行した作品も他にないでしょうが、ウィルソンとの別れはシュールながらも感動的でしたw
無人島で1人だからこそ、必要以上の独り言もなく主人公の真意は観客の想像次第ではありますが、
最後開けなかった荷物がウィルソン同様彼の心の支えになってたのが良かったです。

てっきりルーム(監禁された女性と監禁中に生まれた子供の外界への脱出と社会への適応を描いた作品)のように、4年間もの時を経ての帰国後に社会へ適応できるかと恐れてもいたんですが、
婚約者関連以外は案外希望がもてるラストで安心しましたw

●最強のふたり
グリーンブックと同系統ながら、キャラが立ち過ぎてる部分もありちょい好みは分かれるかな。

333ギア:2021/06/02(水) 01:45:28 ID:gH7819F.
●透明人間
中盤までが特に良かったです
妹との会食シーンとか普通に怖かったw
インビジブルも怖かったですが、あちらは薬の副作用でイカれていく描写やキャラが目を引くのに対し、
旦那のサイコぶりと透明人間目線をカットしてるとこから真っ当に怖がらせてもらいました。

ラストの良い意味で嫌な後味で終わったのも含めなかなか良かったです。


●ゴーン・ガール
何気に観れてなく、初視聴
展開が巧みですね。
裏があるのは匂わせつつ、丁々発止の空中戦により諸々当初の予定通りではない収まり方するあたりもそうですが、
策謀を巡らせる嫁さんが普通に強盗に合うあたりも良かったです。
先の展開も混迷するのに加えて、自分の術中に嵌めたターゲットしか手玉に取れないあたりが、
彼女の等身大のヤバさを強調してるようで。

パンピーが風評に踊らされ過ぎなのは多少気になりますが、、、噂だけで断定しちゃうのが小市民のサガか。


●るろうに剣心 thefinal
良かったです!
原作に思い入れがあるファンからするとどうしても映画にまとめるための取捨選択に気に入らないとこもあるかもですが、
映画としてはなかなか綺麗に纏まってたんじゃないでしょうか。

敵の中ボスクラスも前作までより迫力があり、
縁も原作の雰囲気も残しつつ実写版用に昇華できてました。
アオシ様の活躍が減ったのは中の人の問題だろうけど、
おかげで操が予想以上の活躍を見せてくれたも寧ろ嬉しい改変でしたw

●ファーザー
認知症が進む老人の主観を通した数週間?の物語。
痴呆が進行する老人の目線で見せられる世界はマジで摩訶不思議なSF世界のよう…。
誰もがそうなる可能性があること考えるとほんと色んな意味で怖くなる作品でしたが、お見事でした。


●ジェントルメン
紳士なのは表層の言動だけというえらく限定的な紳士であるイギリスのワル達の抗争劇。
こちらも目線がユニークなのがこの作品を1番面白くしてるポイントかな。
ロンドンの麻薬王の右腕である主人公に強請に来た私立探偵の目線で、
これまでの抗争が回想と妄想交えて紐解かれていくも、最後に笑うのは……とオチまで含めて秀逸でした。
イギリスって銃の所持が禁止されてる国なんですね。
だからこそか恐喝や人死にのバラエティーさが半端ないところもコメディ感があり尚良しでしたw


●クリエラ
101匹わんちゃんの敵役といえば、話の筋は忘れた人も微かに外見は思い出せるくらいには印象の強力なキャラですが、
彼女の前日談はなかなかセンセーショナルに描かれると映えますね。

最近流行りのダークヒーローとはまた違ったワルの復讐劇って感じですが、
話の展開にファッションの妖しい美しさとなかなか良かったです。

また、彼女なら相棒(バディ)である犬達が天寿を全うしたら、
その毛皮を纏うくらいは普通にやりそうで、
そういうのも敵役の前日談として今後の想像を膨らませてくれて楽しいですね。

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335みる子:2021/06/08(火) 22:52:20 ID:OQbmh54E
アーミーオブザデッド Netflixにて
これだけで作品1本観たな感のあるOPはさすがザック・スナイダー! の一言。ウォッチメンでの手腕は衰えてはいなかった。
しかし本編の方は何処かで見た要素のパッチワーク(ゾンビ系なのでしょうがないけど)で、何より冗長に過ぎる作り。この無駄な長さも監督らしいっちゃらしいけど。

ザック監督といえばジャスティスリーグ・スナイダーカットがじきに一般発売になりますね。一応観るつもりですがあまり期待はしていない…
DCユニバース沈没は色々な事情があったにせよ、ザック監督はかなり大きな要因だったんじゃないかとは正直思ってます。

・劇場版FGOキャメロット 前編 Abemaにて
全体的に作画が… これで劇場版なの?? とは思いつつもその分、後編は凄い作画だったのでここは不問にしたいところ。
さてアグラヴェイン卿は参謀だったり鎖とか使ったりと、あまり三騎士感はないんですがどうなんだろ… ルーラーとか?
クライマックスのステラvs聖槍は見応えありました。改めてロンゴミニアド ヤバい。異聞帯の王はこのレベルの絶望感なんだろうなー というタイムパラドクス感想。
ゲームシステム的にもアーチャーはランサーに弱いわけだから、文字通り命を懸けて一矢報いたアーラシュの大金星と言う他ないですよね。

・劇場版FGOキャメロット後編
ようやく映画館が再開したので観に行ってきました。戦闘作画が凄かった… それだけで観に行く価値があった。
特に最序盤のマシュvsランスロット。これだよ、観たかったマシュの勇姿は! まさにキャプテン・カルデア! カルデアの尻! モーション逆輸入してほしい!
本筋もかなりうろ覚えだったのでロンゴミニアドの本来の役割とか「知らなかった、そんなの…」てなりながら観れたのでよかったです。
こうして見ると第六特異点は本当に異聞帯に近い環境だったのかもしれないですね… もうじき始まる2部6章の空想樹も聖槍を模してそうで不気味。

中間管理職アグラヴェインことアッくん麾下の狂化戦団は何処か見覚えが… あと三蔵ちゃんがデカァァいッ 説明不要!!
モーさん(カッコいい)に必要だったのは母親的な愛情だったのかもなー とか思いました。天竺イベはノーカンで。母上役が婦長なので。
ガウェイン卿は個人的に未だになんか許せない感があるんですが、今作の回想パート結構エグくて… ちょっと気持ちは薄れたかもしれない。既に罰は受けていた身というか。

欠点としてはやはりFGO未プレイ勢には厳しい作りなのと、場面転換しても似たような暗い画面で鎧武者がやり合ってるので誰が誰やら分かりにくいのがもったいなかったかも。
しかしそれ以上にアーサー王伝説の幻想的な描写とか全開のファラオとか見所も多くて上映時間100分弱でも確かな満足でした。
特にあのポージングは私でもグッときたくらいなので、原作古参ファンの方からしたら感動もひとしおではないでしょうか。ベディヴィエール・エヴァーガーデンちゃんお疲れさまでした。

336シャアダム:2021/06/19(土) 07:37:16 ID:kBWFqkqM
◆鷹 Le Battant(ルバタン=戦士)1983年仏

アランドロン主演のクライムサスペンス映画。仲間と組んで宝石強盗をした主人公ジャックは、一人警察につかまり8年後仮出所する。
その間も盗まれた400万ドルの宝石が見つからず、出所してきたジャックから宝石のありかを聞き出そうと、マフィアだけでなく悪徳刑事や昔の悪友親友まで、彼を付け狙う。
その所為で、マフィアに彼の恋人や友人が殺され、マフィアに一人復讐のため戦いを挑む。

今の常識だと、警察の追及から逃れることは無理だろうって思われるが、そこは1983年、今より緩い時代だから、外国に逃亡してしまえばオッケーって所を目をつぶれば、初老のアランドロンがリーソンみたいに一人拳銃でた闘いを挑むアクションもありハードボイルドな雰囲気抜群で面白かったです。
派手なアトラクションみたいなアクションはないので、かえって落ち着いた気分で渋い雰囲気を味わえて、昔にトリップして新鮮な感じを味わえました。また、ヒロインが可愛い上、全裸を惜しみなく披露してくれるので、ムラムラしましたわwアランドロンは年をとってもハンサムでセクシーなのでお得ですねえ(羨ましい)。
また、最後の最後まで宝石がどこに隠してあるのか、誰が持ってるのか分からないので、その辺の推理も楽しかったです。
これが、韓国や中国映画なら、騙し騙され最後は美女が裏切って全てをかっさらいそうですが、この映画(フランス映画)の場合はどうなるかもドキドキして観れました。誰が本当の味方か裏切り者かって二転三転するのもいですね。
400万フランって今の価値にしてお幾ら円何でしょうか?調べても資料が無くて、10億位かなあって思って観てました(部下がどんどん死んでも手に入れる価値があるらしいから)。

またホテルのオーナーのジノ(主人公に銃とか金とか貸してくれる)が「ジョンウィック」の支配人に似てたので、もしかしたら「ジョンウィック」の元ネタ?とか勘ぐっちゃいましたw

今風の派手なアクションは無いけど、渋いアクションの1983年度版「ジョンウィック」みたいで面白い映画でした。

337シャアダム:2021/06/20(日) 18:31:24 ID:kBWFqkqM
◆バンブルビー(2019年・アメリカ)

バンブルビーとはマルハナバチの事。舞台は1987年アメリカ西部(金門橋付近かな)。サイバトロン星での戦いで地球に一時退却してきた「オートボット反乱軍」のB127(後のバンブルビー)は記憶をなくし言語も発する事が出来ず、黄色いビートルに擬態して修理工場に紛れていた所をヒロインのチャーリーに拾われ、修理され心を通わし次第に機能を回復していく。
一方バンブルビーを追って地球にやって来たディセプティコン軍はバンブルビーを捕まえ逃げたオートボット軍の行方の情報を聞き出そうとする。そして、オートボット軍が地球に拠点を作ろうとしてる事を知ると、地球ごと灰にするために母星から援軍を呼ぼうとする。それを阻止しようと頑張るヒロインたちの姿を描いたSFロボットアクション映画。

所々都合が良く突っ込みたくなる所もあったけど、本編「トランスフォーマー」シリーズより面白かったわw本編は途中のシリーズからだらけ気味やや退屈でだったからなあ。こっちのほうが難しく考えることなくスッキリ纏まっていて納得がいく上、ヒロインとの友情や日常が楽しかったわ(「ソニック」もそんな感じだったなあ)。やっぱり、軍団対軍団の大戦争になると大雑把大味になって細かい所がお座なりになるからなあ。
あと、舞台が1980年代って所も人々の生活がゆるくて、少々のトラブル(家や車を壊したり,街中で一般人が軍隊の邪魔をしたり、卵やトイレットペーパーで悪戯をしたり)も今なら炎上しそうな行動も、昔だから許せる感じで気楽に楽しめました。アフロにカセットテープにテイクオンミーにレトロゲームにカラテキッド(忍者も流行ってなかった?)、うん実に1980年代って感じ。カマロが若者の行かすテイストなのも良かったw
まあ、地球の部品やラジオと規格が一緒な所や少女でも宇宙ロボットを修理できる所は突っ込みたくなったがね。あと、一件落着してからのエピローグが長いのが好きじゃ無いのと、地球に避難してきた「オートボット軍」がたった10台しかない所はワロタけど。

何度も書くけど、本編より楽しめて、かつ子供に優しい映画だと思いました。

338もにゃら:2021/06/21(月) 06:40:04 ID:j8Dr8S3M
○映画大好きポンポさん

彼女も友達も居らずひたすら映画漬けの日々を送ってきた映画キチのジーン君が天才プロデューサーのポンポさんに見いだされ、映画監督になる話
いやあ、実に素晴らしい
個人的に『鬱屈した青春を送ってきた陰キャの妄想力こそがクリエイターの才能論』はどうかと思ったが、学生時代に陽キャだったアラン君などが最後に大活躍してたり、アラン君の上司も活躍したりとよかよか


○さよなら私のクラマー

人気漫画の映画版、テレビアニメもやってる
テレビアニメの前日譚に辺り、本来ならテレビアニメの前に公開されるはずがコロナで逆になってしまった
テレビアニメは評価がさんざんだが(作画がダメ、アニオリが邪魔しかしてない、エピソードいれかえで矛盾が発生など)こちらはなかなか良かった
ただ主人公が子分にやってた特訓シーンなどはカットされてた
まあ、イジメ紛いの特訓だったから仕方ないか

339みる子:2021/06/29(火) 17:33:10 ID:OQbmh54E
・ジャスティスリーグ スナイダーカット
結論から言ってしまうと無印ジャスティスリーグで充分だと思いました。
スナイダー版というより無編集版に近い感じ。特にサイボーグ関連の補足が多かったですね。ほぼ全部カットされちゃったのは可哀想ではある。
映像面では全体的にスローを多用しすぎてて、ハイスピード撮影が活きるはずのフラッシュの活躍の印象が薄まっちゃったのは惜しい。
ただクライマックスのフラッシュ疾走のシーン自体はめちゃくちゃ凄かったです! 彼の単独映画もアクアマンみたいな作品であること願うばかりです。

・モータルコンバット
とりあえずアバンだけでお金が取れるレベルの情け容赦ないアクションが観られる素敵。真田広之vsジョー・タスリムだぜ?
そのぶん主人公?のコールが微妙でしたが。でも奥さん凄い綺麗だったのでカチグミだけど。軍人ヒロインも美人でしたね。
アクション以外は基本だるくて野暮ったい感じでしたが、とにかく真田広之asスコーピオンとタスリムasサブゼロがカッコ良かったからそれでイイのだ。
そしてライデンの目は常に光っていた…。

・閃光のハサウェイ 第1部
面白かったです。面白すぎて劇場で原作小説付き円盤まで買ってしまった。映像美、緻密な台本、無慈悲な市街戦… 凄まじかったです。
UCがダメとは言わないけど、アレを正史として扱ってしまえるほど富野監督の宇宙世紀は甘くはないんだな、と再認識いたしました。

340シャアダム:2021/07/01(木) 01:23:18 ID:kBWFqkqM
◆巴里のアメリカ人(原題:An American In Paris)1951年アメリカ

パリに絵の勉強に来た主人公で陽気な画家ジェリーは、ある日ミロ(女性)と出会って、強引な申し出に負けて、パトロン(支援者・後援者)になってもらう。
その後、ミロとの打ち合わせ中に見かけたヒロインのリズに一目ぼれをして、彼女を強引にデートに誘う。リズは主人公の強引さ(情熱)に負けてデートすることになるが、リズには昔の恩から付き合ってる恋人アダム(歌手・スター)がいた。
そして、アダムから求婚されアメリカに移住することが決まって、主人公に心が傾いていたリズには決断の時が迫る。という、歌あり踊りありピアノ演奏ありのミュージカル風ラブストーリー。

なんというか、ストーリーに関しては分かり易く単純なんだが、それ故にジェリーとリズとアダムとミロの四角関係の恋の行方に集中して見れて面白かったですね。主人公がリズに振られて気晴らしにミロをデートに誘った時は、なんて軽い酷い野郎だと思いましたが。ミロはパトロンを打ち切った方が良いんじゃね(惚れた弱みっていう奴だろうが)w
また、気取らないまた二枚目スターのステイタスに頼らない踊りが歌が見ていてウキウキ楽しくて、こういう「二枚目スターのミュージカル映画(ラ・ラ・ランドとか特に!)」はあまり好きではないのですが、この映画は最後まで嫌味も感じずに楽しく観れましたね(自分も踊れるなら踊りたくなりました)。凄いなー主人公の「ジーンケリー」さん、凄く練習したのか、もともとの才能なのか、ヒロインも踊りや体のしなやかさが凄く、出っ歯がチャーミングに思えるほど、ぱっと笑った時の笑顔が可愛かったですね。
そして、ラスト20分くらいある、落書きの絵の中から始まるミュージカルが圧巻で感動しました(ちょっと長いかなっては感じたけどw)。出て来る人の衣装や背景が「絵画」なのがまた凄いし、主人公とヒロインが次々に衣装を変え場面を変えて踊るのも楽しくてッずっと目が離せなかったです。
この頃のパリは芸術の街だったんですね(今は知らないが)。街にあふれる芸術感、画家があちこちの街角で絵を描き・音楽を奏で、劇場も盛り上がってました、フレンチカンカンもしっかり出てましたね。
ところで、3万フランで主人公の絵を買ったミロですが、当時の3万フラン(今はユーロだから)っていくらだろうって計算してみたら、10万円ぐらいですか。まだ駆け出しの主人公の絵にしては高く売れた方なんですかね。

ミロの扱いが酷すぎる主人公になんか罰があれっては思いましたが、それ以外は楽しく面白くハッピーになれる映画でした。まあ、今風のCGアクションやら戦いもスリルも無いから、若い人には受けないでしょうかね。いや、美術学校のパーティで、二階から次々に飛び降りる女性を下でお姫様抱っこで受け止めるシーンはスリルがありすぎたけどw

341シャアダム:2021/07/01(木) 01:37:12 ID:kBWFqkqM
追記:パリのアメリカ人で、アダムがとった行動は、恋人としてか親兄弟としてかって事で、親兄弟としてが勝って、可愛い妹・娘に対してああいう行動をとったって事でしょうかね。
気持ちは分かるなあ。

342deku:2021/07/02(金) 22:13:03 ID:tzDXeikU
・ゴジラVSコング
前情報一切無しで見にいったので中盤からワクワクが止まらなかった
いや、冒頭からの背鰭アタックでもう夢中にはなっていたけど
怪獣プロレス満載でホント面白かった
ノリが完全に少年漫画の2作目って感じなのも良い
主人公はコングなので途中からコングの方にも感情移入してどっちも応援しちゃったよ
決着も描ききって後腐れもなく爽やかに終わった

・シドニアの騎士 あいつむぐほし
音響の体に響いている感じがいい
BLAME以来の重力子放射線射出装置やっぱり格好いい
ウチクダケーからの海苔夫が決めきれないのは笑う

343シャアダム:2021/07/04(日) 07:31:05 ID:kBWFqkqM
◆嘆きのテレーズ(原題:Thérèse Raquin(テレーズ・ラカン))1953年フランス

またもやフランス映画であるw舞台はフランスのリヨン、病弱の夫のために、恩をかさに看護のため無理矢理結婚させられた主人公のヒロインのテレーズは、病弱の夫の世話や姑の小言や嫌がらせに疲れて、街角や恋愛映画で見られる恋人たちに憧れている毎日。
そんなテレーズの前にロランという乱暴だが男気のあるトラック運転手が現れ、惹かれ合い、恋に落ちてしまう。そして、今の生活を捨てて一緒に駆け落ちしようと提案される。病弱な夫カミーユもテレーズが不倫していることを知り、仲を戻そうと一緒にパリ旅行に行く事になる。
しかしロランがその旅行中にテレーズに会いに来て、夫カミーユと喧嘩の末カミーユは列車から突き落とされて殺されてしまう。その殺人を隠そうとテレーズがあれこれと頑張るが、列車の彼らの不審な行動を見ていた水兵リトンが現れ、口止め料として50万フラン(160万えんぐらい?)を強請られる、果たしてテレーズはどう行動するのか、といった恋愛&サスペンス映画でした。

最初、なんだ情熱の国フランスの恋愛物かと思って、期待して見なかったけど、殺人事件が起こるとは思わなかったので、結構最後までドキドキして見られる面白い映画でした。最初のシーンでカミーユのマザコン、夫として終わってる感じ、姑の我が子の可愛がり様をみて、テレーズを含めた3人の関係が上手く描かれていて、演出が上手いなあって思いました。あと、役名がカミーユとかラカンとかロランとか「ガンダム(製作者も観てるのでは?w)」かよって思いましたわw
トラック運転手ラカンとカミーユが仕事場で揉めて密輸でもしているのではって疑われるシーンは、「禍つヴァールハイト」1話みたいだなあって思いました。それから、不倫を知って、夫カミーユが「愛さなくてもいい愛してるふりだけしてくれ、俺はもうすぐ死ぬ、それまでいい」って頼んだ時は、夫カミーユも自覚はあるんだなあ、可哀想な人だなあって思いましたね(病弱の結婚生活って劣等感やら色々あるよなあ、生きるって大変なんだよなあ)。トラックの運転手も強引で(フランスでは普通なのかな)ちょっと急ぎすぎで、カミーユには自分から不倫してることをばらしたり、列車に乗り込んだり、いつか事件なるよなあって予感はする危うい人でしたね。
テレーズも普通の情熱的な恋に憧れ、常に我慢していた、そして姑のラカン夫人も、テレーズの気持ちは無視&馬鹿にする、息子のカミーユのことばかり優先して、出て来るキャラ全員がみんな何かに不満があって欠点があって、アニメの正義の味方や勇者みたいな完全な人間なんかいない、不完全な人間同士が協力したりいがみ合って生活してる感がリアルで、面白かったですね。だからこそ魔が差して殺人事件が起こっても納得の展開でしたね。

これに加え、後半でてくる最初探偵役の正義の味方になるのかと思った水兵さんがまた強請りタカリで悪人w悪人対悪人って感じの構造が面白かったです。でも、根っからの悪人ではなく、戦争の所為(日本人と戦ってたらしい)で、こんな性格や生活をして生きるためには仕方がない部分もあって、みんな悪い事をしているけど、仕方がないし憎めなかったですね。
みんな人生の荒波に揉まれて、生きる術を獲得して、したたかに、うまく立ち回っていくもんだよ、ってこの映画から感じ取りました。
でも、仕方がない事とはいえ、悪いことをしたらごまかさずちゃんと罪を償わなきゃって製作者の意思もビンビンに感じました。

ラストシーンは「ジョジョ」3部のホルホース&ボインゴのシーンかよって思いました(ジョジョの作者も見てたりして)。

人によってはよくあるサスペンスで大したことないと思う人もいるとは思いますが、自分はこの映画から色んなものを感じ取りました。色々とメッセージが込められた映画だと自分は思います。人生はままならないもの、塞翁が馬でもあり、だからこそ辛くけど面白くもあるって感じかな。

344シャアダム:2021/07/07(水) 22:31:30 ID:kBWFqkqM
◆パリのスキャンダル(原題:A SCANDAL IN PARIS/THIEVES' HOLIDAY=パリのスキャンダル/泥棒の休日)1946年アメリカ

間違えて昔観たDVDをまた借りてしまった。でも2回目も面白かったわ。5000万フラン(1フラン1400円らしいので700億ぐらい?)でピラミッドがたつかなw
主人公はジョージサンダース(キリっとした二枚目でロシア人)で相棒がエイキム・タミロフでこれまたロシア人、ロシア人コンビだったのねん。
エイキムの方が明るく誠実そうな顔をしてるのに、悪魔の様な顔でドラゴンとか言われた時には、なんか酷い差別映画だなあって思って苦笑いw

古い映画だが意外と複雑な人間関係を上手くすっきり描かれていて、自分は中々の佳作だと思うのだが、いかがだろうか?
まるで、最近の群像犯罪アニメ「オッドタクシー」にも負けない面白さだと思う。

ヴィドックという実在の犯罪者を主役に描いた映画だが、ヴィドックが犯罪者なのに調子よく運よく警察署長まで上り詰めてくところは、主人公補正やり過ぎで、犯罪の相棒や元署長の扱いが可哀想で、彼らの気持ちも十分に分かってやるせねえ。
主人公はもっとひどい罰を受けるべきだとは思ったw

あと、前にも書いたが可愛いヒロインがクラリスに、悪女が不二子に見えて、カリオストロを思い出すなあ、この映画。主人公も泥棒でルパン顔だしwあと、幼女がおしゃまで生意気な所が可愛いねw

345もにゃら:2021/07/10(土) 22:18:41 ID:j8Dr8S3M
○東京リベンジャーズ

マガジンで人気のヤンキーマンガ原作
アニメ化で単行本売上が3倍になってポスト鬼滅とか呼ぶ人も居るヤツの実写化


時間間違えて冒頭30分見て無い…

底辺フリーターのタケミチが、学生時代の彼女が反社の抗争に巻き込まれて死亡したというニュースを見た後、学生時代にタイムリープ
彼女の死を回避するべく奮闘する

まあまあだった無いかなー

346みる子:2021/07/11(日) 00:46:33 ID:OQbmh54E
・ゴジラvsコング
愚かな人間のシーンがまだ若干多いかなとも思いましたが、洋上の前哨戦からド迫力で良かった。1番頑張ったの空母(甲板)だけど。
モーコンでは浅野“ライデン”忠信の両目が常に光ってましたが、こっちはオグリッシュが常に白目をむいていた。いったい何者なんだオグリッシュ…!
そうはならんやろ展開の連続だったりKOM勢は正直いらなかったりしましたが、バトルだけはガチだったので良かったです。
非常に観やすい作品ではありました。もしまだシリーズ続くのであったら、もう一度ギャレス兄貴に監督してみてほしいなー。

・トゥモローウォー
クリス・プラット主演のAmazonオリジナルのやつ。序盤の引き込みには魅力は感じましたが全体的に駄シーンが長い印象でした。
なかなか旅立たねーしクリーチャーは散々隠し立てした割に見た目も戦闘力も大したことねーし、こんなアホ生物に人類滅ぼされるの?感が凄い。
駄目なところに目を瞑れば大まかな粗筋自体は結構良かったです。あくまでそこだけ。とにかくガバガバなので… これAmazonが買い取らなかったら興収相当ヤバかったのでは。

・ブラックウィドウ ネタバレほぼ無し雑感
誰でも知っている(よね…?)曲をOPに持ってくるの強すぎる。時代性もピッタリ。MGSファントムペイン感あふれる重苦しいノリに始まり、
MCU最大のブレイクスルー作だと私が勝手に思ってる『ウィンター・ソルジャー』を意識したような殺傷能力の高い早回し殺陣とBGM、
両親役に名優2名召喚しての謎ファミリーコント。死ぬほどカッコイイ今回のヴィラン・タスクマスター! これはもう約束された勝利の作品ですわ…

昨今話題に上りやすいポリコレ要素も感じなくはないけどブラパンやマー・ベルほどではなかったかなー。WW1作目くらいの塩梅。
妹ウィドウはかわいいってよりはヤンチャな弟みたいで良かったです。そういう意味ではかわいい。母ちゃんは超美人でした。
今回は知られざる戦い、言わば回想編なので新たなMCU時間軸を描く作品が待ち遠しいですねー。ドラマシリーズも良いけど、やはり劇場映画の迫力には変えがたいものがある。

347修都:2021/07/11(日) 19:32:48 ID:tD/azwag
ゴジラvsコング
人間側のストーリは突っ込みどころ満載すぎましたが、怪獣バトルは最高でしたね。
面白かった!
というか、いつか出るんだろうなと思っていたあいつが出てきた時には興奮しましたね。
次回作があったら嬉しいけど、まだ出てないライバル怪獣ってなんだろう。

348ギア:2021/07/25(日) 16:32:42 ID:3dzxyJTk
・キャラクター
サイコな人殺しの怪演は目を引きましたが全体としてはアッサリしてるというか、
スペシャルドラマでありそうって感じは否めないのが個人的な印象でした。
話の大枠は良かったんですが…


・ブラックウィドウ
エンドゲームでの彼女の顛末を失念してたんですが、
シビルウォーとインフィニティウォーの間の物語とは上手いとこ突きますね。
コミカルな小ネタも楽しく、彼女のもう一つの家族がハッピーエンドだったのは救いがあって良かったです。

ところでエピローグで妹さんが見せられた写真って何者?


・ゴジラvsコング
うーん、怪獣バトルは前のキングオブモンスターズの方が良かったしドラマ部分に至っては……

まぁでもラストのメカはロマンが溢れてて素敵でしたw

349唯野:2021/07/26(月) 21:52:16 ID:GSyED2ck
●ゴジラvsコング
映像技術の粋を凝らした怪獣プロレスアクションは素晴らしい出来栄え!
それに対して5分に1回のペースでツッコミどころのあるチープなストーリー!
このアクション全振り具合は「トランスフォーマー」シリーズを彷彿とさせますね。

予告で一切触れられなかった、いわばシークレット、サプライズとしてメカゴジラが出てきたんですが、これがまるっきり私のメカゴジラ観とは真逆の解釈で、そこが大きな不満でした。
巨大猿であるコングが非常に俊敏に動き回るのは素晴らしいんですが、ゴジラもそれに対応するかのようにぎゅんぎゅん動き回り、さらに放射熱線をホイホイ吐きまくるというのは前作・前前作のゴジラのイメージからかなり外れています。(放射熱線に溜めが全然無いのもX)
それに加えてメカゴジラまで俊敏な格闘戦を行うので、3体の戦闘スタイルの差別化が乏しい三つ巴になっていたのが大きな不満点です。そういう意味で怪獣プロレスとしての出来はKOMに比べてやや劣ると言わざるを得ません。

髑髏島で窮屈そうに暮らしていたコングが広大な地下世界(やたら明るいけど光源は何?とかもう突っ込みません、キリが無いので)を駆け回る様とかは非常に良かったです

350唯野:2021/07/26(月) 21:54:33 ID:GSyED2ck
●ブラックウィドウ
マーベル・シネマティック・ユニバースシリーズの最新作で、タイトル通り、アベンジャーズの一員で凄腕の女スパイ、ブラックウィドウを主人公とした作品。内容としては外伝・補完的で、時系列としてはソコヴィア協定違反で逃げ回っている頃。
ブラックウィドウがかつて所属し、訓練されていた旧ソ連の秘密機関「レッドルーム」との対決を描く。

ブラックウィドウはホークアイと並んで、「人類の限界まで鍛えているけどそれ以上ではない」というキャラなので、SFというよりはスパイ・アクションものに近い雰囲気です。
主人公も女性、仲間も女性、敵も女性が大半なのですが、キャットファイト的なサービスシーンはほとんど無く、極めてガチなアクションシーンが連続します。雰囲気的には「キャプテンアメリカ/ウインターソルジャー」が近いですね。フリスビー投げる敵も出てくることですし。
アラフォー男性としてはオヤジいじりギャグがちょっと辛いものがあったかも。共感性羞恥が発動しやすい人は要注意。
はっきり言って主人公よりも母ブラックウィドウの方が実質的な活躍度は上だったでしょうか。なにせ銃弾一発で巨大空中要塞墜落させてるんだもの……。
「ローグワン」の事例が代表的ですが、いったん完結したメインストーリーの外伝として過去の出来事を描く作品は、新規の登場人物が全員死んでもおかしくないという緊張感があるわけですが、今回は誰も死ななかったので安心するやら拍子抜けするやら。きっとウィドウたちもレッド・ガーディアンも、エンドゲームではカメラに映らないところで戦っていたのでしょう。
敵役のキモい爺が妙に顔を近づけて話しかけてくると思ったらフェロモンが武器だったという、妙に迂遠な展開はどう解釈したものか……。

個人的に、MCUに期待するのは未来兵器や超科学兵器が飛び交うスペクタクルで、今回そういう要素が薄かったのはマイナスポイント。あと、影で動くはずの敵組織がアホみたいに派手な市街戦・カーチェイスをやるのがちょっと冷めてしまいましたね。

なおスタッフロール後に、おそらく「ホークアイ」に続く前フリがあるので、注意です

351もにゃら:2021/07/28(水) 22:07:50 ID:j8Dr8S3M
○ゴジラ対コング

最後に出てきたメカゴジラが実質メカキングギドラだった件(制御システムがキングギドラベース)

352もにゃら:2021/08/14(土) 01:50:28 ID:j8Dr8S3M
○ドント・ブリーズ2

ホラー映画の続編…だけど怖くねーぞ
つうか完全にホラーじゃなくなってる

娘を失ってイカれちゃった爺さんが前作の恐怖役だったんですが、火事で焼け出された少女を自分の娘にしちゃったせいでちょっと束縛が強いだけの普通のお爺ちゃんになってた

いや、束縛はちょっとじゃないけど

で、実の父とその仲間達が娘を奪い返しに来たんだけど、その実父が麻薬組織の人間で実母も麻薬の製造担当
心臓を悪くしてて移植用臓器が目当てで娘を探してたというクズ

育ての親と実の親は激闘の上で相討ち

そして少女は一人出ていき孤児院に
孤児院の子供達に名乗ったのは本名ではなく育ての親が付けてくれた名前だった…

前作の怪物役だった爺さんの終局を描くのは良いがホラーを期待してと人は肩透かしだったろうな

353ギア:2021/08/16(月) 02:50:08 ID:dgMK.pi6
・ヒロアカ劇場版 ワールドヒーローズミッション
単体で観たら纏まってて面白かったけど、原作者だからできる超展開がなかったこともあり前作のプラスウルトラは成らずかな。

アクションシーンの作画もゲストキャラ達もなかなか良かったんですが、そっちに尺取られてるので
デクというよりA組みんなが好きな自分からすると少し残念な気も…。


・イン ザ ハイツ
ニューヨークの移民街の人達の生活を描く群像劇。
悲哀や抵抗を描きつつ、今を生きることに前向きになろうって結論と『隣の芝は青い』を脱却できた主人公が良かったです。
新天地を目指したくなる気持ちも分かるけど、
今の生活も両親が新天地を目指して築いた故だもんね…


・サイコゴアマン
悪のエイリアンの命令権がサイコな8歳児に握られてしまって……というSFスプラッター

雰囲気は良い感じに終わってますが、冷静に考えるまでもなく主人公家族以外が漏れなく不幸になってる救いのなさ……最低でしたが、
笑いを噛み殺せなかったので僕の負けでしたw


・フリーガイ
現実ではモブ的な立ち位置な少年がゲーム世界で大活躍ってのは今も昔もよくありますが、
こちらはゲーム世界の四十路モブキャラが大活躍⁉︎

構成が色々綺麗に纏まってるし、アクションもギャグもありと王道で良かったです。

354シャアダム:2021/08/26(木) 17:16:07 ID:0hpZ/cmg
◆鬼滅の刃 無限列車編(2020年・日本)

鬼(吸血鬼みたいな化け物)が出るという「無限」という名の列車に乗り込んだ炭治郎一行はそこで煉獄杏寿郎という柱(鬼殺隊を支える最上級隊士)の一人と協力して出てきた鬼を倒した。
と思ったら実は幻覚(夢)を見せられていて、いつの間にか鬼の魘夢(下弦の壱)の術中に堕ち、深い眠りへと誘われていた。そこで、目覚めない理想の夢(死んだ家族が生きていて平和な暮らしを営む夢とか)を見せられる主人公達。
だが、魘夢 (えんむ) は箱の中で眠っていた禰豆子の存在に気付いていなかった。その禰豆子が味方の異変に気付いて動き出し、そこから主人公達の反撃が始まる。鬼(人を食らったり生き血を糧とする元人間の化け物)と鬼殺隊(鬼を退治する組織)の激闘を描いた超常剣戟アクションの人気ジャンプ漫画原作の劇場用アニメ。

テレビアニメはあまり意外性もなく引き延ばしとか在ってダラダラ展開もあって、イマイチ退屈だったけど無限列車編は中身が詰まっていて、敵との駆け引きとか逆転に次ぐ逆転ストーリーで目が離せなく大変面白かったし、感動もした。原作もこの辺から面白くなるのかなあ?秋のアニメ二期が楽しみになった。

ただ、イノシシ顔のお前、汽車に乗って、他の客に不審者で危ない人(鬼)って思われないのが不思議過ぎる(普通大騒ぎだろあれ)wあと隠密行動じゃなくてもいいかもしれないが、お前ら服とか格好とか目立ちすぎて鬼殺隊ってバレバレで鬼が色々警戒するだろwまあ、少年漫画なのでその辺はスルーだけど。
あと、ラストの感動の場面で「黄色い少年(名前を憶えていない)」って笑ってしまっただろうがwそれと、日本映画(アニメ)の嫌いな所だが、ラストのお涙頂戴シーンやら余韻シーンが長すぎるかなあ。自分はもうちょっとすっきりまとめて欲しいかなあ。

この映画のいい所は、ナルトとかの他のジャンプアニメ劇場版と違って、ちゃんと意味のある一進一退のバトル(見せ場を作って顔見せファン向けバトルじゃなく)が続くという事が一番よかったわ。おかげで後半バトルばかりだったが、飽きずに最後まで観れた。そして煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)VS猗窩座(あかざ)の激闘も良かった。
原作ラストの戦いって、こういう剣戟バトルの連続なんだよなあ、この作画なら期待できるかなあ。とにかく、原作はかじっただけだがそれでも面白かった(なぜ大人気なのか理解できた)ので、これから作る続編アニメも最後まで原作の良さを失わない出来だといいなって思った。

355シャアダム:2021/08/27(金) 19:57:46 ID:0hpZ/cmg
◆映画 トムとジェリー(2021年アメリカ)

ご存知トム(ねこ)とジェリー(ねずみ)がニューヨークに来て、老舗のホテルの有名人の結婚式を巡ってドタバタ追いかけっこするギャグコメディアクション映画。
今回は、彼らの他に同じくニューヨークに出てきて仕事で成功しようと頑張るヒロイン「ケイラ」の物語が中心で、周りで騒ぎを起こすのがトムとジェリーって感じ。
嘘をついてホテルのスタッフに就職したケイラは結婚式の準備の他にネズミ退治(ジェリーね)を任せられ、トムの力を借りるが失敗ばかり。果たして上手くやって行けるのだろうかってストーリーでした。

まあ、原作がギャグアニメなんで、真面目でシリアスなケイラのサクセスストーリーと合わない所でツッコミを入れたくなるシーンもあったが、まあ、ギャグアニメで子供向けなんで細かい事は気にしないで観ました。
で、感想は初代「トムとジェリー」のリスペクトが凄くて、初代ファンには納得のいくアニメの動きでドタバタギャグは微笑ましく楽しく面白かったです。
トムやジェリーなど動物はみんなアニメですが(ブル・・スパイクさんもいるw)、基本人間その他は実写なんで、最初は違和感がありましたが、すぐに慣れました。逆によく細かい所まで実写と合成してるなあって感心しました。
あと、ヒロインのケイラが時に少女の様で時にちょっとセクシーで明るい美人で可愛くて好みで、そこも評価上げですねw周りを固める俳優さんたちの演技も面白くてグッド!

ただ、アニメと違って、壊れたものは次のシーンでは何事も無かったように元通りにならず、ちゃんと被害として残るので、トムとジェリーのドタバタ追いかけっ子に壊されまくりの豪華ホテルが可哀想になってきますね、被害総額は億を超えてるかもw
あと、ケイラやトム・ジェリやらの所為で結婚式で大損害を追ったのに、簡単に結婚式のやり直しに応じてくれたオーナーのシーンはいくら何でもリアリティが無さすぎると思ったけど、トムジェリのギャグコメディ世界じゃ普通かって思い直しましたw

ギャグが車に轢かれたり、高所から落ちたり、重いものを落とされたりして、ちょっと残酷で(ギャグなんだから昔はこれくらい普通だと思っていたけど)今の子供には衝撃的かもしれなけど、気分転換や骨休みや友達や家族や子供たちがワイワイみるのにはピッタリな映画だとおもいました。
どんな危険な困難というかギャグシーンでもすぐ復活する「不死身のトム」のキャラクターグッズが欲しくなりましたわw

356シャアダム:2021/08/28(土) 02:55:29 ID:0hpZ/cmg
◆ガンズ・アキンボ(2019年イギリス・ニュージーランド合作で「アキンボ」とは両手を腰に当てて肘を張った態度の事をいうらしい)

ゲームの様な殺し合いをネット配信する「スキズム」という番組のコメント荒らし(汚い言葉で出演者や視聴者をなじったりして気晴らししたり快感を得るサイコな行為をする奴)をやっていた自堕落な生活のうだつの上がらない主人公「マイルズ」は「スキズム」主催者でサイコ野郎のリクターの怒りを買って連れ去られて、両腕に50発づつ打てる銃をボルトで取りつけられ、殺し合いに強制的に出場させられる。
相手は殺し合いに勝利して快進撃してるでこれまたサイコ娘のニックス。彼女に勝たないと死ぬしかないマイルスの災難を描いたゲーム感覚な銃アクションドタバタコメディも混じった映画。

主人公はハリーポッターの人で、内容はトンカチもってドラックでパワーアップとかマリオをディスったようなパロディや全編にわたって「ジョンウィッグ」のようなガンアクションをパロッた(その他にもパロディがいろいろありそう)、ゲーム感覚で人殺しをする又は人殺しを観戦するディストピアな雰囲気も漂う、かなりふざけた内容だったが、ネット社会の怖さ、殺人ゲームに対する風刺、ネットの心無い荒らしに対する制裁など、皮肉や警告や風刺を含んでいるようにも感じた。
まあ、流行のネット対戦の戦争・殺人ゲームが好きな人には単純に受けるだろうなあっては思った。あちこちで、対戦殺人ゲームをディスって言って、そういった輩もそういう演出に気付くかなって思ったけど、ただお祭り演出にしか感じなくて楽しいだけかもしれないなあ(ま、、映画の感じ方、楽しみ方は人それぞれだから、殺人ゲーム楽しい〜この映画最高〜っていう人がいても構わないけどね)。

まあ、殺人ゲームが好きな人もちょっと物申したいって人も、色んな意味で楽しめる映画だと思った(あとクソ荒らし野郎に罰をって思ってる人も少しはこの映画でスッキリするんじゃね)。

ただラストの締めでオタクが一回生き残ったぐらいで、良く分からない正義のヒーロー「ガンズアキンボ」になってるのがが、凄くつまらなかったかな。こんな需要のなさそうなとってつけたヒーローが「アベンジャーズ」とかに加わったら苦笑いするわw
でもアクションパロディとしての続編なら観てみたいとは思った。

357シャアダム:2021/08/28(土) 17:32:28 ID:0hpZ/cmg
◆ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(原題:Bill & Ted Face the Music)2020年アメリカ

「ビルとテッド」シリーズの第3作。未来の偉大なリーダーに頼まれ、世界を一つにする名曲を作って演奏して、77分後の世界の時空崩壊を防いでくれと頼まれたテッドとビルは作曲する時間がないので電話ボックス型のタイムマシンを使って未来の自分達からその名曲を教えてもらおうとするが、悲惨な未来をみてその名曲はなかなか手に入りそうもない。
一方彼らの娘たちはもう一つのタイムマシンを使って、過去の偉大な音楽家を集めて父親たちのサポートをする。その後、未来のリーダーは主人公の二人がこの世からいなくなれば世界は救われると判断して、暗殺ロボットを過去に送る、果たしてドジな二人は世界を音楽で救う事が出来るのかというドタバタSFファンタジーコメディ映画。

いやあ、無茶苦茶でツッコミどころ満載な内容だったが、面白くて久々に声を発して笑いましたwまあ、ギャグでコメディでファンタジーだモネ、都合が良くて何でもありでパラドックスも当然、この映画の場合、全て笑いに変えられるのでそういう部分も全然気にならなかった。人が死んでもギャグで蘇っちゃうしね、優しいストーリーで優しい世界だわ〜。
そして音楽が素晴らしい。ラスト数分間の音楽が世界を救う!って言うと最近のSFアニメとか女性二人組の火星でのアニメやらを思い出すが、こっちの方が難しい事も考えなくていいし、素直に音楽の良さが分かるし、ダラダラ退屈なシーンもないし、自分は好きだなあ。

そして、まさかの主演がキアヌリーヴスだとは思わんかった、この馬鹿馬鹿しさに有名アクション俳優の若い頃が観れるとなれば、一作目二作目(1989年頃の作品)も見たくなったわ。

いやあ、楽しかった。バンドのメンバーがアームストロングにジミーヘンドリックスにモーツアルトに原始人に死神wだもんなあw名前を聞いただけでどんな音楽が聴けるのかワクワク、そしてラストの演奏が期待通りで素晴らしかっらわ(自分はね)。
あんまり評価や感想を見ないこの作品、ギャグ映画としては自分は素晴らしいと思うから、馬鹿馬鹿しく楽しい映画が好きな人かつ音楽好きな人はどうぞ。EDの映像と音楽もロックで素晴らしかった。

358もにゃら:2021/08/29(日) 22:35:13 ID:j8Dr8S3M
○オールド

旅行に来た一家がその他の数家族とともにプライベートビーチに案内される

だがそのビーチは1日で50年分老化するという恐るべきビーチだった…
脱出しようとすると老化速度の急激な変化で気絶してしまうために脱出不能。









カーラという幼女が可哀想だった
3歳位だったけどティーンエイジャーに成長
同じくティーンエイジャーに育ったショタのトレントとおセッセして妊娠
みるみるうちにお腹が大きくなって出産
でも生まれた赤ちゃんはすぐに死亡
ショックを受けたカーラは崖を上って脱出しようとしてやっぱり失神、転落死
11歳カーラちゃんが一番可愛かった…
設定的には6歳と3歳くらいがおセッセしたわけだがいいんだろうか
成長にともなって精神もなんか成熟してたけどさ

カーラママも気の毒だった
娘の死と自慢の美貌が老化で失われた事にショック受けてさ…
洞窟内で暴れて骨折してはその骨折箇所がおかしな向きで治ってしまって、それを繰り返した挙げ句化け物みたいな姿になって死んでしまった…


そして主人公姉弟以外は全員持病の発作やら老衰やらで死亡

喧嘩ばかりしてて離婚を考えていた両親が仲直りできたことだけが唯一の救いか


生き延びた姉弟は両親と恋人?と50年を失った訳だが…

幸あれ

359シャアダム:2021/08/30(月) 19:35:59 ID:0hpZ/cmg
◆スカイラインー逆襲ー(原題:Skylin3s)2020年イギリス・スペイン・リトアニア合作

今度も戦争だ!

スカイライン3部作の最終章。前作で人類の反撃で侵略エイリアンを撃退してから5年後、パイロット達(脳だけ収穫され奴隷サイボーグにされた人々)は体を内部から腐食するウィルス感染症に苦しんでいた。一方エイリアン「ハーベスター」と人間の合いの子であり、地球を救った英雄であるローズは、ラドフォード将軍に誘われ(強制的にだが)、パイロットたち(サイボーグの事ね)が再び人類の敵にならないようために、遥か彼方の惑星コバルトへ特殊な敵宇宙船のエンジンに使用されていたエネルギー体を、選ばれたエリートメンバーと一緒に取りに行く事になる。
そのエネルギー体があれば、パイロットたちは狂って目が青になって再び人類を襲わなくなるという。パイロットを汚染する感染症のワクチン開発と平和を維持するためのエネルギー体奪還作戦、果たして地球にへいわはもどるのであろうか。という内容のSFアクション映画でした。

なんかおかしいなあって思ったら、前作観てないやwローズとか反攻作戦とか全然知らないし、自分が観たのは、ホテルでパーティをしていたヤンチャな奴らが、青い光を見て次々にエイリアンに襲われていく第一作の記憶しかねえwでも、前作までのあらすじもちゃんとあって、だいたいの話位の流れは分かった(助かった〜)w
それから、前二作は製作がアメリカだったのに、今回はイギリスら合作で?ってなった。スケールダウンしたまでは言いたくないが、今度はロンドンを救えみたいな局地戦になってる。まあ一作目はホテル内がメインのホラー仕立てだったけどなー。制作サイドでなにがあったんだろうか(前作が不調だったとか?)。

ようやく内容なんだが、なんかストーリーも演出も雑。一作目は低予算の良質のB級映画だったのだが、今作はまあまあ予算を使ってそうなんだが、悪い意味でB級って感じ。途中の戦闘も似たような岩場で良く見えない同じような戦闘シーンばっかり。ストーリーも何かが爆発した後を見ただけで、将軍の悪だくみを全て見事に解明する主人公。また星が爆破されたのに主人公補正で無傷でかつ将軍の宇宙船に上手くたどり着く都合のよさ。展開もちょっと退屈で辛かったかなあ。
そうですねえ、例えるならエイリアンの住む星の探査は「エイリアン」襲ってくる敵を銃で撃退は「エイリアン2」、エイリアンの血が混じってる主人公が敵エイリアンボスによって、暗黒面に引き込まれそうになる所は「スターウォーズ」w、ラストの宇宙船内での戦いは再び「エイリアン2」かなあ。それに、ブランカだかバルログみたいな浮浪者みたいな黒人(やけに張り切っていてワロタ)が狂ったパイロット達と戦うのは、「アベンジャーズ」辺りのヒーロー物を思い起こさせるかなあ。あと、敵エイリアンは造形も人間を狩る所も「プレデター」ぽかったなあ。多分パロディとしての狙いもあるのだろうなあ。

少々退屈でストーリーも雑だったが、それなりにお金はかかってそうだし、味方同士の格闘シーンはかっこよかったし、エイリアンやアンドロイドや宇宙船の造形とかはその手のファンには一見の価値はあると思う映画だ(他に褒めるところが・・・、御免な〜)。

360シャアダム:2021/09/16(木) 05:14:17 ID:0hpZ/cmg
◆SHORT PEACE(2013年日本アニメ)

オープニングを含めると5本のアニメ作品が楽しめるオムニバス映画。内容はというと、
①「九十九」
昔の日本(富士山の近く)、深い森のとある祠に立ち寄った旅の途中の職人(結構ガタイのいい男性)が「付喪神(道具のお化け)」の不思議な体験(試練?)に会う。
②「火要鎮」
昔の日本、望まぬ結婚をさせられそうになり、嫌気がさして、魔が差して大火事を起こしてしまう。そこへ幼い時に結婚の口約束をしたとみられる火消しの幼馴染が助けにやってくる。
③「」
昔の日本、宇宙から飛来した「鬼」が村中の女性を襲う(食べるのか?身ごもらせるためか?)。最後の一人となった女性が白い熊に助けを求めると、その白熊「GAMBO」は鬼退治に向かってくれた。
④「武器よさらば」
未来の日本(富士山があったから)、未来装備の爆弾処理班が多分新宿と思われる都市で、都市の地下にあるミサイル基地を守る無人ロボットに襲われて激戦を繰り広げる。

感想:オープニングは作者は美幼女好きやなあ〜と思わせるロリ度w不思議の国のアリスを思わせる。
九十九は大人向けの日本昔話を見てるかの様、風刺や教訓も含まれていて、後味も良く、絵も綺麗で一本の作品として楽しめた。昔観た「モノノ怪」のリスペクトかと思った(または蟲師)w
火要鎮はストーリーは胸糞ものだったので、これは映像美を楽しむアニメだと割り切った方が良いかなあ。江戸の風景や火の表現や火災時の火消しの行動とかが細かに描かれていた、ストーリーは苦労を知らない箱入り娘なら自分の行動がどれだけ迷惑をかけるか考えられなくて、魔がさすこともあるんじゃね?胸糞だけどw
GAMBOはとにかく、宇宙人鬼VS謎の白熊の格闘シーンが見どころ。首をへし折られても立ち上がり、ベアハッグをする所とか、「バキ」もびっくりだぜ。なぜそこまで少女のために立ち上がったのか?って疑問はあるが。エイリアンのような鬼の住処(宇宙船?)が爆発する所は鬼の宇宙船の燃料にでも引火したのかな。SFコメディアクション怪物映画「エボリューション」を思い出したw
武器よさらばは、無人ロボットと爆弾処理班の行きも詰まる闘いが見どころ、4本の作品の中では、一番面白かった。アニメ「プラネタリアン」を思い出した。無人メカと戦うのって、最近では「86」だっけ?出だしは映画「ハーモニー」っぽかった。
まあ、オチは古臭さを感じたが、古き良きコメディ風なオチって事で。

全体的に古き良きアニメのコンセプトを最新CGで表現したって感じはあるが、どの作品も一見の価値ありって感じで観て良かったと思った。
同じようなオムニバス作品「メモリーズ」や「ジーニアスパーティ」は観たことがるが、内容も薄っすらとしか思い出せないので、もう一度見たくなった。

361シャアダム:2021/09/16(木) 23:26:36 ID:0hpZ/cmg
◆プロメア(2019年日本アニメ)

世界各地で人間が炎を操るミュータント「バーニッシュ」に突然変異(多分ストレスやイライラの所為)し、周りを大炎上させる災害「世界大炎上」が起こって30年。人口は半分になり、舞台である共和国プロメポリスではバーニッシュ対策の消防隊「バーニングレスキュー」が結成され日々バーニッシュが起こす火事消化活動をしていた。
主人公ガロはその新米隊員で、ある日、テロを行うバーニッシュ集団のボス「リオ」と対決し捕縛に成功する。が、「リオ」はバーニッシュが共和国プロメポリス司令官クレイの指揮する研究所で人体実験されている実態を知るためにわざと捕まったのだった。司令官クレイは、バーニッシュの能力を使って(犠牲にして)、もうすぐ住めなくなる地球を脱出し移民するための宇宙船のワープエンジンの燃料にしていたのだった。
その事を知った主人公ガロとバーニッシュのボス「リオ」はこの先どう行動するのか、という人類の未来をかけた壮大なSFアクションアニメでした。

感想:まず、最初の30分ぐらいまでは、噂通り「炎炎の消防隊」に似てるなあって印象。あと「まかせろ!」って言いながら火事の中を要救助者を助ける所はセガサターンのゲーム「バーニングレンジャー」じゃねーか?って少し笑いました(意識してるのかなあ)。原色鮮やかで良く動くけどアバウトでサイケデリックな作画、無茶な変形たロボットがばんばん出て来るところ、ノリと勢いと掛け声で火事を解決する所はああ、「グレンラガン」とかのバリバリのトリガー作品だなあって、今となっては少し懐かしい作風でもある。
その後は地球を救う,人類を救うという壮大な話になって、「炎炎」とは少し違う話だなあって印象でした。まあ、発火現象を起こした人間を何かの燃料にするって所は似てましたが。
それから、司令官クレイの声優さんが最初声量なくて下手くそかなあって思ってましたが、ああこれ「堺雅人」だってわかってから、いつもの演技だって笑いました。

それにしても、人類を滅ぼしかねない〇〇〇の炎系○○○の仕業だったとわねえ、糞迷惑な話だなあw後半は勢いとノリの戦闘に次ぐ戦闘で、少々飽きたかなあ(もっと戦闘シーンは切れが良く濃縮して欲しい派です)。都合のよい結末もなんだかなあ、日本昔話や童話などのみんな幸せに暮らしたとさ級のめでたしめでたし的な都合のよさがイマイチだったかなあ。氷の下の研究所が「マジンガーZ」みたいだったのは笑ったけどね。

なんやかんや書いたけど、トリガーらしい凄く勢いとパワーを感じるアニメでした。トリガーアニメが好きな人向けかなア。

362シャアダム:2021/09/17(金) 23:46:35 ID:0hpZ/cmg
◆ぼくらの7日間戦争(2019年日本アニメ)

父の仕事の関係で東京へ引っ越す事になったヒロイン千代野綾は、せめて誕生日は地元の北海道の街で過ごしたいという願いを聞いて、彼女が好きな主人公鈴原守は誕生日までの一週間、家出しようと彼女を誘う。そして何となく集まった6人の友人(まだ知り合いかな)は親に内緒で立ち入り禁止の廃坑施設で秘密の家出キャンプすることになる。
しかしその廃坑には、不法滞在のタイ人の子供マレットが先に住んでいて、はぐれた親の行方を捜していた。マレットを確保しようとする入国管理員もやって来て彼らは見つかって、家出キャンプがばれてしまう。それを聞き付けた報道陣もやって来て全国に「子供だけの立てこもり事件」として有名になってしまう。ヒロインの父は何とか娘を報道陣たちに気付かれずに、娘を無理やり連れ戻そうとして、主人公達と戦争状態にいなってしまう。
果たして、この大騒動はどうなってしまうのか?そして彼らはどう行動するのか?という、少し荒唐無稽な青春&冒険映画。

感想:最初のうちは、親に反抗して家出の理由は薄いわ、よくあるドタバタコメディ調のアクションで、あんまり面白くないなあって惰性で観てました。不法入国の子供が出てきても、そんなに面白いとは思わなかったですねw南ア化、ただの我がまま反攻キャンプじゃドラマとして薄いから、事件性をより持たせようとして、まだドラマチックな感動物にしようとして、不法入国の子供を出したみたいで、わざとらしい気がしてこの映画に感情移入しづらかったですね。
「ホームアローン」みたいに大人が子供の仕掛けにアタフタして逃げ帰る所も、よくある感じで退屈でした(絵は綺麗だし良く動くんだけどね)。あと、廃坑施設なのにまだ普通に稼働するのも不思議でした。子供が上手く動かすのも不思議。また、少し間違うと死人や大怪我人がでる主人公達の撃退法も、シャレにならないなあ、下手したらこいつら本当に人生終るぞって感じで、主人公達に全然シンパシーを感じませんでした。

でも、後半、主人公達の恥ずかしい部分や恥ずかしい過去が全国に知られて、彼らが落ち込むところから、結構面白くなりましたね。その辺からは、彼らが本音を吐いて、本当の友達になる所とかは、大変感情移入も出来たし、感動しましたわ。そして、ラストで宮沢りえの演じるキャラが出てきてTMネットワークの「セブンデイズウォー」が掛かったときは、ちょっと涙出ましたね。
あと、廃坑施設の描写がリアル(実際は観たことが無いけど)に感じました。

前半はそんなにアクションシーンそんなに面白くもなく、ちょっと退屈で、何やってるんだこいつら、それ悪質な犯罪だぞ的な映画でしたけど、どこか捨てがたい魅力を持つ、若者の暴走や冒険や感情の爆発を初々しく描いた映画でもありました。最後まで観ればなかなか見所のある映画でした。しかし、主人公は頑張ってみんなを立ち直らせたのに、まさかのレズ告白で、主人公トホホで複雑だろうなあってちょっとワロタw

363シャアダム:2021/09/19(日) 02:12:28 ID:0hpZ/cmg
◆ビルとテッドの地獄旅行(原題:Bill & Ted's Bogus Journey=ビルとテッドのでたらめ旅行)

ビルとテッドのお陰で未来は音楽(ロック)一色に染まってしまう。そんな現実を変えようとテロリストの未来人デ・ノモロスは彼らが音楽で世間を変える前の時代(つまり現在)に殺人ロボット(レプリカント)を送ってビルとテッドを殺して未来を変えようとする。
主人公達は殺され、彼らの恋人も殺されそうになるのを止めるため、地獄や天国やあちこちに行ってなんとかしようとする、SFドタバタコメディ冒険&ちょっとだけ音楽映画。

この前観た3作目でも殺人ロボットを送っていたから、またかい!って突っ込んでしまったw相変わらずのドタバタぶりで3作目と何にも変わらないノリでした。
3作目で出ていた死神もしっかり活躍するし、発明家の宇宙人も出て来る。未来の授業では、過去の有名な音楽家をタイムマシンで連れてきたりする(おいおい歴史が変わっちまうんでない?)W
あと、たまに主人公二人が見せるエアギターなどの変なノリノリポーズがちょっとむかつくけどイエーイ!って感じでこれまたよい。
どれもこれも、3作目がとても面白かったから、ひいき目で観ちゃうところも多いけど、1991年代のちょっとチープな特撮がかえって笑いを誘う、楽しい映画でした。スターウォーズやターミネーターのパロディもあって、当時受けただろうなあって感じた。もしかしたら「バックトゥザフューチャー」のパロディが大元なのかもしれないかな。

荒唐無稽で死人もボードゲームで蘇り、がけから落ちても綺麗な死体のままなど突っ込みたくなるが、この二作目も、笑えて楽しい映画でした。ますます一作目が観たいのだが、レンタルされてなかったとほほ。

364シャアダム:2021/09/19(日) 17:24:07 ID:0hpZ/cmg
◆HUMAN LOST 人間失格 (2019年・日本アニメ)

昭和111年、日本は様々な医療技術のおかけで、大けがを負っても死なないし、人間の平均寿命が120歳を超える無病長寿大国となっていた。一日19時間も働く弊害なのか、青空など望むべくもない、酷い大気汚染でガスマスクをしなければならない世界でもあった。
120歳まで生きた人を祝うための合格式(祝うだけじゃなく何か裏にありそうな感じ)を3か月後に控えた頃、中央に生かされて働かされてる奴隷と感じたり、死なない体に違和感を感じたり、色々な不満を持つアウトサイドの貧しい人々がインサイドの裕福層に対して大規模な爆発暴走テロを行う。
テロの途中、謎のテロ仕掛け人の渡した薬により、ロスト化(治療用ナノマシンの暴走により化け物に)した主人公「大庭葉蔵」と友人「竹一」は互いに争い、大庭葉蔵の方はさらに覚醒して3人目のアプリカント(何らかの能力を持って、ロスト体から人間へ戻った稀有な人類)となる。
第一のアプリカントは「堀木正雄」で彼の能力はロスト体を操る。第二のアプリカントは政府の広告塔である「柊美子」で他人(ロスト体も)の心に干渉する。そして主人公の能力は、デビルマンの様に変身して、他のロスト体を葬る能力だ。彼らと政府の思惑がぶつかり、人類の未来をかけて戦う事になるドロドロとしたSFアクション映画。

原作太宰治の「人間失格」を大胆にアレンジして近未来に舞台を置き換えた閉鎖感たっぷりのSFなので、登場人物も名前が一緒で台詞も「恥の多い生涯を送って来ました」と言って自殺する所から始まります。しかし死ぬのではなく「デビルマンの様なダークヒーロー」に変身するための過程らしいですW

さて感想ですが、月刊「アフタヌーン」のコミカライズ漫画がダイジェスト感たっぷりで、用語や世界観や演出が「月に吠えらんねえ」ぐらい意味不で理解できなかっただったので、アニメ本編もつまらないだろうと、いままで見送ってましたが、悪くは無かったです、結構動くしSFとしても面白いディストピアたっぷりの世界観で、最初のバイクの暴走シーンはアニメ映画「アキラ」の様でした。
ん?これってアキラリスペクトかなって思う部分も結構あったなあ(事故で超能力に目覚める所とかディストピア感とか)。人を選びそうな内容なので、お勧めするほど面白いとは言えませんが、良く動くしストーリーも悪くなかったので、近未来SF好きならそれなりに楽しめると思います。
ただラストバトルは迫力満点で魅入ってたけれど、観終わった後で、お前、そんなに都合よく空飛ぶ能力なかっただろうって、勢いで能力以上の事をする主人公に少し疑問もありましたかな(まあ少年向けアニメではよくあるオーバースキル演出だが)。

あと、健康基準とか運命曲線とかってあの108人のシステムに組み込まれた老人たちとコンピューターが計算で出してるのでしょうかね?なんだかあいまい、ファジーすぎてなんだかな〜って思いました。

ストーリーとしては単にロスト体を倒すダークヒーロー物になってない所は良かったです。そして、ヒロインがああなってしまった所も、他のアニメにはあまりない悲しみの要素でした。

設定が変わっていて、初見者には専門用語が理解できなく、癖はあるけど、ちゃんと一劇場用作品として楽しめるので、暗めの近未来SFアニメが好きな人はどうぞ。

365シャアダム:2021/09/20(月) 05:17:13 ID:0hpZ/cmg
◆聲の形 (2016年・日本アニメ)

主人公将也のクラスに耳が聞こえない障害を持つヒロイン硝子が転校してくる。将也たちは硝子を虐め、ついに転校させてしまう。先生に問い詰められ虐めを認める将也だが、一緒に虐めた仲間をチクって、仲間から総スカンを喰らったうえ、今度は将也が虐められ、それは中学に入っても続く。すっかり自分はダメ人間だと思うようになった将也は高校3年の時、自殺しようとする。しかし自殺前日、転校したヒロイン(もちろん現在高校3年生)の元へ謝りに行き成り行きで「友達になって欲しい」と言ってしまい、自殺を思いとどまり、友達になろうと彼女の元に何度も通うようになる。が、そこには色んなトラブルや障害が待ち受けていたという主人公とヒロインの交流を中心にした青春群像アニメ。


正直言うと、丁寧で最高の演出で最高の作画で有名な京都アニメーション制作の作品なので、優等生過ぎて自分に合わないだろうなあ(途中でいい話過ぎて退屈で眠くなりそう)って思ってたのと、出だしがあまり好きではない「リゼロ」の主人公の様な顔で、障碍者苛めが酷すぎたので、この主人公死ねばいいのにって思ってしまうほど好きになれなくて、とても感動できそうにないなあって思って観てました。
しかし、中学の苛めを体験してから、高校編に入ってから、主人公がイジメていたヒロインに謝って仲直りして、反省して色々と立ち直る話なんだってわかってから、一気に面白くなったって感じですか。ヒロインの障害に立ち向かい一生懸命生きてる感じや障害を背負ってるのに面に出さずに陽気に振舞う健気さがグッとくるしカワイイかったですねえ。あと、マリアがいつも無邪気でニコニコしてロリ可愛かったですねw

主人公も、人生諦め気味で刺々しさもなくなって、いじめられて他人の痛みを知って、物腰が柔らかくなり、他人対して優しさや思いやりを持てるようになって、好きに離れないいけど(小学生の苛めが酷すぎたから)、まあ許せるキャラになりましたかね。主人公の怪我は、落ちた所が浅い池みたいな所だったからあの程度で済んだのかな。ただ、島田たち(小学校のいじめっ子仲間)が助けたってどういう事だろうなあ、偶然通りががったのかなあ?植野が主人公の跡をアパートまで付けてきて、島田達に救いの電話をしたのかな。そこが納得いかなかったけど。
植野は最後まで好きになれなかったなあ。相手は障碍者だぞ、お前が耳が聞こえなくなったら普通に生活できるのかい?っていってやりたくなる女の子で美人でも絶対友達になりたくないタイプですねw川井さんも主人公が言ったように、自分の保全だけを考えてる外面だけ優等生ですねw
また、真柴も良く事情を知らないでその場だけで判断してしまうタイプみたいですね。永束は、明るくて裏表がなさそうで、とてもいい奴なんだけど、一度助けられたぐらいで全信頼を置いちゃう騙されやすそうなタイプ。佐原さんは優しくて思いやりがあって活発そうだけど、優柔不断でなあなあで終わらせようとするタイプですか。ヒロインの母も主人公の母もヒロインの妹ちゃんもちゃんとキャラ付けがしてあって、設定や演出が上手いなあって思いました。

それぞれに良い面もあれば悪い面もある、キャラの性格付けがほんと良くできてるなあって感心しましたわ。

そしてストーリーも良かった。ヒロインが耳が聞こえない上手くしゃべれないってのを、仲間みんなでフォローしてまた仲間同士でぶつかってフォローし合って、主人公も主人公らしい活躍や失態をみせて、高校編に入ってから、とても面白かったし感動もさせてくれましたわ。

これって、あの火災事件が起こる前の作品なんですね(見た後に知りました)。この作品に関わた故スタッフたちの事を思うと、なんかやりきれない思いが沸き上がってきますね。なんか悲しいなあ。

自分は、あんまり、これは観とかなきゃとかこれは観るべきとかの押し付けを書くのが嫌いですので、障害を乗り越えて頑張る姿を描いた、優しくてすばらしい作品ですので、良かったらどうぞ って所ですか。

366もにゃら:2021/09/20(月) 22:00:53 ID:j8Dr8S3M
○食人雪男

50年くらい前のB級映画感のあるタイトルですが2020年の映画です

中身は極めて低予算なC級映画w

万病に効くという薬草を求めて山に入った研究チームがそこを守る雪男に襲われて殺される話

雪男の着ぐるみ感が凄いw
話の内容もすっごいショボいし誉めるところが一切無い

やべー映画でした


○人肉村

20世紀末のアメリカで車で移動中の四人組が山中でエンストして立ち往生、そこを近くに住む食人一家が襲ってきて…
という内容

登場人物が割りとバカな行動ばかりとるし、どうにもいまいち

さっきの食人雪男もそうだけどB級C級ホラーはつまらなさすぎる

367ギア:2021/09/22(水) 18:19:43 ID:dgMK.pi6
●ザ・スーサイド・スクアッド"極“悪党、集結
素晴らしい出来でした。
無茶苦茶でイカれたキャラだらけなのに、ドキドキワクワク感動まで詰め込まれた大満足の一品に仕立て上げられてるのが流石としかいえない

ただ続編があるとすると、良くも悪くも今回生き残ったキャラも序盤に死にそうな気配なので、もうシリーズ化はしなくていいかやw


●ドライブ・マイ・カー
こちらもテイストは真逆ながらスゴイ満足感のある作品でした。
静かな話運びなのに展開自体は飽きさせないもので、一瞬で終わった3時間で、各地の景色や美味そうな煙草など印象的な映像もお見事でした。

多国籍な言語が飛び交う劇中劇と抑揚がなくどこか芝居がかった男女の会話など、最初は違和感があったんですが、
後半からは全く気にならなくなってむしろ心地よかったのが引き込まれた証か。
色々伏線もあり、想像を観客に残す部分もあり何回観ても楽しめそうな作品でした。


●シャン・チー テンリングス
うーん、アクションは良かったんですが、なんだかなー
見た目の問題もあるのかな。
三十路の役者が二十台中盤くらいの境遇のキャラを演じるってそんな珍しいことでもないはずなのに、
役者が老け顔だからか『もうちょい見た目若いキャラの方がいいのに』って感情が最後まで抜けなかったな。
ヒロインや妹さんも同じく…


●スイング・ステイツ
途中少し退屈な部分もありましたが、ラストにひっくり返してくれるので、トータルでは大満足でしたw
激戦州である田舎町に支持層を増やそうと町長選挙の応援に乗り出す選挙屋さん、因縁の敵対政党の選挙屋まで乗り込んできていよいよ大統領選の代理戦争の様相となり……

風刺が効いていて良かったです。

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369もにゃら:2021/10/03(日) 10:32:21 ID:j8Dr8S3M
○008ノータイムトゥダイ

パロマさんがエロカッコ良かったです
ボンドの後任の新008が黒人女性なあたりポリコレでした

370もにゃら:2021/10/07(木) 00:09:12 ID:j8Dr8S3M
007やないか!

371シャアダム:2021/10/15(金) 12:59:00 ID:0hpZ/cmg
◆ニンジャバットマン(英国タイトル「Batman Ninja」)2018年日本アニメ

ゴリラグロッド(悪人)の研究実験に巻き込まれて、時空を超えて日本の戦国時代に飛ばされたバットマンメンバーと悪人達。
悪人達(ジョーカーなど)はその日本で城を作り戦国大名に変わって勢力争いをしていた。二年遅れて戦国時代にやって来たバットマンは仲間やキャットウーマンと合流して正しき日本の歴史に戻すべく、悪人達を現在に戻そうと奮戦するという、奇想天外なストーリーのアクションアニメ映画。

まず言いたいことは「コブラじゃねーか!」でしたwコブラの異次元レースを思い出すねえ。戦車の様に動く城、遅れてこの時代にやって来てすでに悪人達は自分の軍隊を所持してる所、たった一人でワイヤーアクションや近代武器で戦う所など、まさにコブラですね。まあ、最初の戦いは上手くいかなくて近代兵器は壊されて、ラストは仲間たちと昔の武器で戦うんですけどね。
次に言いたいことは「作画が凄すぎる」ですね。細かい所まで良く描かれていて、実にお金かかってそう。絵柄もバットマンやらジョーカーやら、オリジナリティがあるんだけど、しっかり彼らだと分かる所も素晴らしい。ただ人によってはこのキャラの濃さはしつこいかもしれないねw
それから、この細かい作画で良く動くなあ映画版「ナルト」ぐらい動く。ラスト30分の戦いは5台の城ロボット戦から、5台合体ロボから、ジョーカーとのチャンバラから、忍術&肉弾戦から、圧巻でした。これも人によってはいつまでも終わらないい戦いがしつこいって思うだろうけどね。

これ、ジブリ映画やコナンばっかり流してる民放のロードショーでも放映すべきレベル」だよって思いました(もうやったかもしれないが、何回もね)。

あと、バットマンの仲間ってたくさんいるんだね。レッドフードってのがずっと縦長の天蓋の虚無僧スタイルで何者こいつ?イキリ野郎だなってちょっとワロタ、あと忍者「赤影」ですよねあいつらw「ハーレイクイーン」って最初の実写バットマン映画の時は出てこなかったけど、最近は有名キャラになったなあ。あと、ゴリラ野郎やデスストロークやペインって悪人も初めて観たなあ。まるで、獣みたいなのが頭いいって、Xmenだなw

まあとにかく、闘いが少ししつこかったけど、素晴らしい作画と、外国漫画の借り物なのにここまで面白くした日本アニメ制作者に乾杯!って言った所ですね。

372シャアダム:2021/10/15(金) 18:28:21 ID:0hpZ/cmg
◆えいがのおそ松さん(2019年日本アニメ)

おそ松さんたちは同窓会で未だにニートだとバレて、嫌な思いをした次の日の朝、目覚めると高校3年生卒業間近の世界に迷いこんでいた。
高校生の自分らの姿を見たりしてバカ騒ぎをするが、この世界が現実にしては少しおかしい事に気付く。元の世界へ戻るために、あれこれ奮闘するギャグ&コメディ&ちょっと感動のアニメ。

女性向け声優ファン向けアニメとか、女子向けのキャラアニメとか、はちゃめちゃギャグのおそ松さんだと馬鹿にすることなかれ、ストレスフリーで難しい事を考えずに観れる上、基本ストーリーもしっかりあって、ギャグばかりでなくて、結構面白かったわ。
ただ、考察する所もあるが、真面目に考察すべきなのか悩むアニメである(特に高橋さん関係)。思い出も妄想世界で撮った写真が現実で飾ってあるとか、急に女の子になった猫がいったい何者なのかとか、考察したい奴はしろ、ただおもしろギャグ映画だとして楽しむやつは楽しめって感じかなあ。
自分も、考察したいが、どう考えてもスッキリする答えが見つからないしよくわからんのよのう(おそ松さんのくせに生意気だぞ、のび太w)。

まあ、ギャクやコメディは面白かったし、作画も良かったし、細かい所までギャグが描き込まれていたし、それだけでも観る価値はあったと思う。ただ、少しギャグがしつこくて、最初はしつこくても良かったが、後半お腹いっぱいだからもう先に行けって思ったりしたかなあ(ギャグアニメ映画にしては長いかな)。
あと、ラストはちょっとだけど、感動するところもあったかな(おそ松さんにくせに(略))w結構高橋さんのキャラは好きな方かも。

それと、エンディングまでちゃんと観た方が良いですね。高橋さんとおそ松さんたちの高校時代の青春っぷりがしっかり描かれていて、なんか良かった。

とにかく、おそ松さんと言って敬遠する事なかれ、結構しっかり面白いアニメでしたよ。

373シャアダム:2021/10/16(土) 07:21:37 ID:0hpZ/cmg
◆ 峰不二子の嘘(2019年 日本アニメ)

借りたDVDでは前編と後編に分かれていたが、いっき見しました。
ストーリーは悪徳会社のお金を息子のために5億ドル横領したランディは会社が雇った殺し屋ビンカムに狙われる。ビンカムには相手を意のままに操る謎の超能力があった。
ランディは息子をメイドの峰不二子に託して、殺し屋たちを巻き込んで自爆する。それを知った息子のジーンは、ルパン三世に5億ドルで仇を討ってくれと依頼する。というコメディやギャグ無しのハードボイルドタッチにルパン達を描いたサスペンスアクションアニメ映画。

今回、殺し屋を製造する組織が浮かんできて、その組織のボスがあの「マモー」じゃないかとワクワクしました。
不二子が男顔負けの格闘や戦闘を見せるのが見どころですね。うん、おちゃらけルパンではなく初代ルパンのハードボイルドで渋いストーリーが戻って来て、嬉しいし面白かった。キャラデザインも原作に近くて、これぞ求めていたルパンって感じで好きだなあ。次元が小粋な兄ちゃんって感じでこれまたカッコいい。
肝心の不二子は、色仕掛けを使うのはいいけど、ちょっとやり方が強引であざといかな。子供との逃避行は映画「グロリア」っぽかったけど、どっちかというと「メイドラゴン」のルコアと翔太君を思い出したwもっとエッチな格好で闘ってくれたらよかったのに、少し無難な格好なのは残念(とは言ってもエロい服なのは間違いないが)w

前作、血煙の五右衛門と死闘を演じたホークが出てきた時はニヤリとしたねえ、こいつ実はアンドロイドかマモーみたいな複製人間なのでは?

これって続編が無いのかと思ったけど、どうやら「ルパン三世 THE FIRST」って映画があるらしい。

最近のTVシリーズでは物足りなかったルパンがここにありました。

374もにゃら:2021/10/17(日) 00:41:48 ID:j8Dr8S3M
○デューン 砂の惑星

これ、なんか有名シリーズの続編とかでしょうか
ろくな説明もないまま独自用語が出てくるんですが
しかも前後編の前編っぽい
敵対貴族とのドンパチが始まった辺りで唐突に終わった

ええと、人類が宇宙に進出して銀河帝国的な国家をつくって、主人公は名門貴族の跡取り
香料と呼ばれるレア物質の取れる惑星管理をしていたが、かつてその惑星の管理をしていた別の名門と抗争が始まって…

ヒロインぽい人の出番はほぼ無くて母ちゃんがヒロインポジションw

後編も気になるが人気無さそう

○ミナマタ

あの水俣病について取材したアメリカ人写真家の話
彼の撮った写真が!

375シャアダム:2021/10/17(日) 03:11:54 ID:0hpZ/cmg
◆この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説(2019年 日本アニメ)

とあるきっかけで、めぐみん(おバカな魔法使い)の故郷の「紅魔の里」へ旅することになった主人公カズマ(異世界転生者)とその一行。ただの観光旅行になるはずがなく、紅魔の里の隠し秘宝を狙う魔王軍の幹部シルビア(男かな?女かな?)と激戦を繰り広げることになる。
ドタバタコメディアクションファンタジー異世界転生アニメの劇場版。

紅魔って降魔かと思ったら、目が赤い魔法使いの一族だから「紅魔」なのか。そして紅伝説って紅魔一族がどうやって生まれたのかっておバカなエピソード(笑えない話だがホント笑えた)も添えて、彼らの奇矯な行動とかも含めた題名なのかwラストのカズマの機転は、また生き返れる事前提なんだな(ある意味、スバルの死に戻り戦法)。
途中に入る「このすば!」のキャッチフレーズも健在で、そのおかげもあって全体的にギャグの切れが良くて、ギャグが合わなくてもしつこくてもそのキャッチフレーズでリセットされるから、このシステム言いね!って感じ。最後まで新鮮な気持ちで笑える作品だった。
拗ねて、カズマ(クズマ・カスマって言われてたなあ)がわざとシルビアにつかまって、オッパイで挟まれるシーンも面白かった。
いやあ、TVシリーズ3期も作って欲しくなったなあ。

ラストの魔法カード?のやりとりって、良く分からなかったが、結局他の魔法に使うポイントをカズマは「エクスプロ―ジョン」に全振りしたって事かな。
あと、一発撃つのに村全員+カズマパーティの魔力を大量に使用するレールガン(物干し竿)狙撃は「エヴァンゲリオン」のパロかな。実にセリフもテンポもギャグも楽しい作品でした。なろう系異世界ファンタジーで自分が気に入った好きな数少ない作品の一つですね。

カズマの本命は「めぐみん」なのかな。

376シャアダム:2021/10/17(日) 08:18:53 ID:0hpZ/cmg
◆ルパン三世 THE FIRST (2019年 日本アニメ)

ルパン三世初のフルCGアニメ。第二次世界大戦時のフランス、「エクリプス」と呼ばれる財宝のありかを記した「ブレッソンダイアリー(ブレッソン博士の日記)」を狙って、ナチスドイツがブレッソンとその息子夫婦を殺害するが、衝突事故の騒ぎにより本を開けるための鍵しか手に入れることができなかった。
それから10数年後の1960年代フランス、「ブレッソンダイアリー」が回顧展で披露され、ルパンは盗もうとするが、レティシアという警官に扮装した同業者に邪魔をされ、その上、不二子に持って行かれてしまう。そしてその日記はゲラルト率いる謎の組織の手に渡り、鍵で本を開けようとするが、開けるためにはもう一つの鍵が必要だと分かる、そしてそのもう一つの鍵はルパン三世が持っていた。
ルパンは日記をを求めて謎組織のアジトに潜入して、レティシアと再会する。そして10数年前のナチスの襲撃で唯一生き残ったブレッソンの孫娘レティシアとの冒険と、謎の組織「アーネンエルベ」との謎のお宝「エクリプス争奪戦」が始まる。

フルCGだったが違和感なく普通に楽しめました(結構細かい所まで雰囲気を掴んでるCG作画には驚きました)。次元なんか普通のアニメよりカッコいいかもwただストーリーがねえ、最初はワクワクして見ていたんだが、輸送機からパラシュート無しで飛び降りるシーンは面白かったんだが、飛行機から落ちてもギャグで不死身とか、エクリプスのある遺跡の仕掛けを勢いとノリで突破したり、所々ファンタジー度やギャグ度が高めで、緻密な作戦で華麗に戦って行くルパンを期待してるのに、ギャグで済ませたりする、ルパン三世の悪い部分が目立って、時々がっくりさせられたかなあ。
「ルパンって基本ギャグやコメディが多めじゃん」「都合のいい秘密兵器もいつもの事って笑ってすませる」っていう人は気にならないんだろうけどね。あと、悪い博士がルパンと協力したから大学入学は無理って理屈でいくなら、ルパンと協力した銭形たちは博士ら悪者たちが生きてる限り、密告されて職を失いそうですね。
評価としては、面白くなくはなかったけど、所々戦いをギャグで不死身だったりして残念って所ですか。

ラストはカリオストロのオマージュでしたねwあと、エクリプスの遺跡は「インディジョーズ」ですか。それから久しぶりに「昭和一桁」って銭形に対する台詞を聞きましたw久しぶりと言えば「第三帝国復活」とか「ヒトラー」「ナチス」が敵として出てきた所もですか。舞台が1960年代後半なら、レティシア(1945年時赤ちゃんだった)は二十歳過ぎてるのか。BGMや音楽もカリオストロ風でした。

377シャアダム:2021/10/17(日) 16:19:32 ID:0hpZ/cmg
◆この世界のさらにいくつもの片隅に(2019年 日本アニメ)

2016年公開の「この世界の片隅に」に40分の新作映像を加えたもの。主に遊女の白木リンの生い立ちや主人公すずとの交流がより詳しく描かれている(他にも新たなシーンが幾つもの追加)。

ストーリーは前にも書いたが、いきなり呉に嫁ぐことになった主人公のスズを中心に、戦時中の周りの人々の日常が面白可笑しく、また悲しく切なく、そしてたくましく描かれてゆく。人によっては反戦映画ともとれるし、貧しくもたくましく生きる人々の人情映画ともとれるかな。


さて感想、始まって5分でほっこりして癒されたし、すずののほほんな感じでなんかもう涙が出てきた。詳しい感想は「この世界の片隅に」で書いたからここには書かないが、これで三度目観る作品だが、三度目でも飽きなかったし、いい作品だなあって思った。先の事をもう知ってるから、あの悪夢の時間(約二時間後)迫るにつれて、観たくないなあって想いで胸が詰まりそうになった。
それから、遊女となったリンちゃんのエピソードの切なかったが、風邪を引いてる遊女が「夜までに風邪を治さなきゃ」っていうセリフがきつかったなあ(何も持たない人が生きるって辛いし働くって大変なんだよなあ)。あと、前にも書いたが、戦時中で貧乏で節約している姿をみて、今の人たち(自分も含めて)っていかに恵まれていて贅沢だなあ、食べ物も食べたい時食べれるし、飲みたい時飲める(まずしい国ではともかく今の日本はね)、楽しい事も簡単にできるし、大体の人は着る服も住む家も困らないし、もっと感謝して生きねばって思う。

次にリンちゃんの事だが、周作(すずの夫)がすずと結婚する前に、遊郭から連れ出そうとしていたんだね、そして子供の頃屋根裏から出てきてスイカの皮を食べていたあの子だったんだね。屋根裏に行く前は、どこかの家に買われて、そこの子供に虐められて逃げて来たんだねって事が分かった(実は原作漫画を読んでいて知っていたが、漫画アクションだっけw)。

所々新作映像が追加されてるが、蛇足や全体のバランスを損なうような事は無かったのも、まあ一安心。前作と今作どちらか選べってんなら、欲張りな自分はこの約3時間の長尺版かなw

とにかく何回観ても何回も泣ける素晴らしい作品なので、定期的に地上波でやってほしいかなあ。とにかく、のんびりマイペースでおおらかなすずちゃん可愛い映画でもある。

378もにゃら:2021/10/20(水) 20:34:44 ID:j8Dr8S3M
○燃えよ剣

司馬遼太郎の超有名小説の映画版。原作は未読

いやあ良かったね

でも斎藤一や永倉新八の出番はめっさ少なかったw
でも山崎丞の出番はかなり多かった。ただ見るからに大阪商人って感じのキャラで薬屋に扮して長州のスパイ行為をやっててほへーとなった


○マクロスデルタ

テレビ版見てないけど劇場版だけ…
なんか歌が広域バフ魔法みたいになってて驚いた
パイロットの能力から兵器性能まで上げられるようになってた

それはともかく…
敵は統合政府のテクノロジー制限政策の大元である要人レディMの抹殺を目論むヘイムダルなる組織
禁止兵器の使用ができていれば故郷や仲間は死なずに済んだという思いから行動する

マクシミリアンやエキセドルなども出てきてファンサービスもあった

なかなか面白かった
でもヒロインの死で終わるのはどうよ


なお、マクロスFの予告動画15分ほども同時上映
これ、テレビ版じゃなく劇場版の続きでアルトは行方不明でシェリルは昏睡状態
だがついにアルトの行方の手がかりゲット!
さてさて

379シャアダム:2021/10/24(日) 07:15:34 ID:0hpZ/cmg
◆ショウほど素敵な商売はない(原題:There's No Business Like Show Business=ショウビジネスの様なビジネスは他に無い)1954年アメリカ

5人家族の「ドナヒュー」家のショウビジネス人生を描いた恋ありシリアスドラマありの歌って踊ってのミュージカル映画。

ヒロインの一人に有名な「マリリンモンロー」が出てるがあくまで主役はドナヒュー一家って所がなんか良い。特に歌って踊れるお母さん役のエセルマーマンと次男の問題児役のドナルドオコナーがマリリンモンローより存在感があってこの映画を引っ張ってる感じでそこも好きだな。
そして父親も歌って踊れて時に厳しくちゃんと物語を締めてくれるし、娘も明るくキュートな踊りで現代っ子な感じで、長男は真面目だが暗くてそれでもいたら頼もしい感じで、一家全員がそれぞれ個性在り、連帯感ありで、エロくて歌えるがあまり踊れないモンローは脇役って感じな所もなんか好きだな。

ラ・ラ・ランドはつまらなくて、ミュージカル映画は苦手だったが、これは最初っから楽しくて、話も二枚目俳優や美女に頼らない、上手なダンスやショウが中心で差後まで楽しく見られる映画だった。最後にちょっとホロリとする家族の絆的なシーンがあったのもよかった。そのシーンのお陰で感化されて、「ショウほど素敵な商売はない」って思ってしまったなあ。
いやあ、観客を納得させて且つ幸せな気分に導いてくれる、うまい構成と見せ方だなあ。マリリンモンローの登場シーンも大げさな演出もなく、さりげなくて良かったかな。

とにかく、歌と踊り、歌と踊りが楽しい(重要な所なので二回書きました)映画で、嫌な事があって気分がムシャクシャ鬱屈してる人もこの映画で気分転換、人生前向きになれるかもしれませんね(頭を空っぽにして観よう)。

380泳H:2021/10/24(日) 11:57:28 ID:qmf6Xix.
ララランドはつまらなくてってシャアダムさんに見る目が無いからという可能性もありますよ
感想で説明されてもw

381シャアダム:2021/10/26(火) 23:18:05 ID:0hpZ/cmg
仕方がない人ですね、ファンの方ですかね。
行き場のない気持ちで文句を言いたいのは分かるけど、
鬱陶しいだけですよ。
唐突に自分の感情だけを書かれてもね。ちゃんと観た映画の感想を書こうよ。

あと、日本語下手なのかな、一部意味が分からないですw
短気なあの常連ならすぐ反論が来そうですね。相手にしませんが。

382泳H:2021/10/26(火) 23:38:52 ID:qmf6Xix.
鬱陶しいのはシャアダムさんもそうですよ
意味が分からないのは一部だけなんですかねw
どうしてご自分ばかり反感を買うレスばかりもらうのか、考えることも学ぶこともできないんでしょうね

383シャアダム:2021/10/26(火) 23:58:32 ID:0hpZ/cmg
しつこい人キター、捨てハンで永遠と反論や文句野郎。
忌々しき事態、関わらないい方がいい。もう一種の荒らし。
鬱屈した感じ、あの常連と同じ匂い。
とんでもないルール違反に映画と関係ない人格批判。多分、すぐ反論(何分後かな)w

384もにゃら:2021/10/27(水) 00:25:12 ID:j8Dr8S3M
○キューブ

有名映画の日本版リメイク
各所で酷評されてますが、うん面白くなかった

オリジナル映画公開時点ではこういう内容はレアだったんでしょうが2000年代のデスゲブームでマンガ、ラノベ、ドラマが多数作られているわけで、いまさらのリメイクはよほどの付加価値が無いとダメだと思うんですよね

で付加価値があったとはとても言えない
ってかあからさまに怪しい人間を誰も追及せず案の定そいつが運営側の人間だったりと酷かった

385シャアダム:2021/10/27(水) 22:11:31 ID:0hpZ/cmg
◆眼下の敵(原題:The Enemy Below)1957年アメリカ・西ドイツ

実体験をもとにした小説を映画化。南太平洋で偶然出会った駆逐艦とUボート(潜水艦)の一対一の息詰まる戦いを描いた約90分の戦争映画。

感想:駆逐艦とUボート、どちらが有利かなあって考えると、爆雷で弾数の多い駆逐艦の方が有利かなあって思うが、狙って確実性のある魚雷の方が有利かもしれんって思うと、有利な状況に持ち込んだ方が勝ちって事になるかなあ。
浮上したら駆逐艦の砲台の餌食だが、相打ち覚悟なら一発でも魚雷をぶち込めば、引き分けかなあ。そういった妄想が楽しい映画でした。

そして双方の艦長の描写や考え方、部下への接し方とかも比べながら楽しめる映画でした。ヒトラーを敬愛する部下にウンザリしたり、恐怖でおかしくなった部下をなだめるドイツの艦長(クルトユルゲンス「地上最大の作戦」「007」に出演)に対して、最初は馬鹿にされてた駆逐艦の艦長(ロバートミッチャム「史上最大の作戦」「ケープフィアー」に出演)も最初の敵の攻撃(艦尾魚雷)を上手く誘って避けて、部下の信頼を得たり、負傷した部下をきつい事を言って励ましたり、なかなかの好人物でしたね。
そして、ラストで二人が邂逅するシーンで予想通りの行動をして、ニヤリ(詳しくは観てください)。ただね、ドイツ艦長の恩情を利用して、だまし討ちにするアメリカ艦長は卑怯だなあっては思いました。自分がドイツ艦長だったら一発殴りますね(助けてもらったんだが、お前らのだまし討ちの所為だろ!ってw)。

まあ、最後に「破壊の中に希望を見つけた」っていう老兵士のセリフと艦長同士の会話「もう助けないぞ」「いやまた助けるね」(うろ覚え)の会話にまたまたニヤリとしました。

専門用語が分からなかったので、潜水艦と駆逐艦の位置把握が大雑把にしか分からなかったのが、残念でしたけど、そこは雰囲気だけで楽しめる内容でした。

とにかく、(本当に戦争したらアカンけど妄想の中で)戦争ロマンを楽しめる映画でした。女性が一切出てこない映画は久しぶりですね。でも面白かったです。

386泳H:2021/10/28(木) 11:11:53 ID:qmf6Xix.
やっぱりなw
全部自分の事で言い返してきてる
子供かw
分からなくていいよ

387泳H:2021/10/28(木) 12:49:21 ID:oW8jnqUo
分かんないでやってるの返せよほんと多いんだから。

388シャアダム:2021/10/28(木) 13:53:50 ID:0hpZ/cmg
◆モンスター上司(原題: Horrible Bosses=最悪の上司達)2011年アメリカ

上司の苛めやセクハラに限界が来たニックとカートとデイルの友達3人組は殺し屋を雇って上司達(3人は別々の会社に勤めていいる)を殺そうとするが・・果たしてうまくいくのかというブラックコメディ映画。

最初の印象は「ハングオーバー」っぽい決してシリアス展開にならない馬鹿馬鹿しく荒唐無稽だけどそれなりに面白く楽しめるコメディだなあって感じかな。だって、最初に殺し屋だと思って雇った人は○便○郎だったし、次に雇った殺し屋は○撮○郎だったので、もうこいつらドジっ子体質で、そのドジが転じてラッキーな展開になるコメディって感じましたわw
でもまさか、上司の一人が〇人を簡単にやってしまう短気な過激派だとは思わなかったので、そこは何か謎があるのかってビックリワクワクしましたね。
そういえば、序盤の紹介でちゃんと伏線が張ってあったなあって、ストーリーにちょっとだけ感心しました。

ただね、カートさんすぐホイホイと女(他人の奥さんとも)とやっちゃうところは、性犯罪者予備軍っぽくて、コカイン上司を悪く言えないぞとは思いましたw

あとギャグが面白くて、「トヨタ」ギャグで笑ってしまいました。あとは、殺し屋に渡した5000ドルもったいなかったね〜、そのおかげできっかけはつかめたんだけど。それと、生の人間の車のナビゲーションシステムってホントにあるのかなあ。

人によっては糞展開のくだらないドタバタギャグ映画って思う人もいると思うけど、自分は笑えて充分楽しめましたわw

最後に、この映画、コリンファレルや「アメリカンビューティ」のケビンスペイシーやドナルドサザーランドも出ていて、そこにビックリしましたわ。
それと、「モンスター上司2」って続編もあるようで、これはまた借りに行かなきゃって思いました。

389シャアダム:2021/10/30(土) 21:36:03 ID:0hpZ/cmg
◆モンスター上司2(原題: Horrible Bosses 2=最悪の社長)2014年アメリカ

今度は誘拐だ!画期的?な商品(シャワー器の中にシャンプーが入っていて、浴びるだけで髪が洗える)を発明した3人(デール・ニック・カート)は会社を立ち上げたのだが、取引相手のハンソン社長に騙されて、50万ドルの借金を負って倒産寸前。
社長の息子を誘拐して、50万ドルを要求しようと計画するが、トラブルだらけで果たしてどうなってしまうのか‥という犯罪ブラックコメディ映画。

前作は上司をとっちめる映画だったが、今回は悪徳会社の社長を何とかしようとする映画だから、「モンスター上司」ではないと思うが、まあいいかw一応前作の殺人上司も刑務所の中から、彼らに罵声・罵りというアドバイスをもらったり、セックス依存症の歯医者の女性上司(だんだん「はるな愛」に見えて来た)も最後まで変態プレイのエロ担当でしつこく絡んでくるからなあw
もちろん、役に立たないアドバイスをくれるが結構役に立つ「マザーファッカー」も大活躍。それなりに楽しめました。

ただ、楽しめたんだが、前作よりは面白くなかったし、ストーリーも前作以上に破綻していて(コメディだからま、いいか)、誘拐という罪を犯したのになんでこの結果に収まるんだってイマイチ納得できなかったかなあ(ギャグコメディ映画だとしても、もう少し考えて欲しかった)。人質になった刑事を助けたからって、そうなるかなあ。
それから、エロや変態プレイ部分で笑わせるシーンが多くて、前作より素直に笑えなかったし、少し油濃いコメディが多かったですね。あと、慎重に静かにクールに誘拐をやらないといけないのに、必ず、内輪もめなどで騒がしくなるのも、しつこ過ぎかなあ。

プレデターも1は面白かったけど2はイマイチとか言ってたけど、この映画もそんな感じですね(自虐ギャグともとれる)。

まあ、それでも面白くなくはないので、前作が面白かった人は、今作も楽しめるかも知れません。自分はもう一つでした。

390もにゃら:2021/10/31(日) 00:50:20 ID:j8Dr8S3M
○アイの歌声を聞かせて

最新のAIを搭載したアンドロイドの詩音ちゃんの話
実証実験として高校に通うことになったけどロボットだとばれないのが第一目標なのに開発者の娘である里美に
『里美は幸せ? 幸せじゃないな私が幸せにしてあげる』
と話しかけて歌い出すw
だがログや各種記録は改竄され、普通の学園生活を送っていることになっていて…

まあまあ面白かった
詩音の声はアクション派女優の土屋太鳳さん
ちょっとぎこちなさは感じたがポンコツロボコなので嵌まっているとも言える

詩音ちゃんがいきなり歌い出したり踊り出したりとミュージカル調だがそっちも意外と違和感無かった

真面目に考えるとAIが自己判断で周囲の防犯カメラやらをハッキングしてデータを改竄とかやばすぎるけどねw

391レト:2021/11/05(金) 22:03:02 ID:bJP5OGZ.
●DUNE/デューン 砂の惑星
SF小説の古典的名作にして過去の映画化は失敗に終わっている幻の作品の再映画化。
スターウォーズなど数多のスペースオペラに影響を与えた原作だけあってフォロワー作品との関連性を感じるシーンがチラホラあり、
画面の幅を活かしきったダイナミックな映像は映画館における映像体験の醍醐味を再認識させてくれる。
ストーリーにおいてはオーソドックスな異種族の権力闘争を扱いながらそれ以上に大自然の力強さが際立つ。
特に砂虫が前編である本作では使い捨ての中ボス扱いではなく最後まで脅威として描かれるのが印象的。
このように重要な対立構図でさえも大きく凌駕してしまう自然への畏怖が「ナウシカ」などに影響を与えたのだろう。


ただ一方で原作が古典であるがゆえの問題点もいくつか。
メインプロットの貴種流離譚は今となっては王道を通り越して前時代的といえるもので主人公にはやや共感しにくい。
また、古典SFへのオマージュともとれる間延びした演出も冗長でさえあり長尺の本作においてはやはり欠点といえる。
特に本作は原作の前半部しか扱っていないがゆえにストーリーの進みがなおさら遅いと感じてしまう。

ストーリー展開の遅さへの不満は後編で解消されていることに期待しよう。
主演のティモシー・シャラメは文句なしのハマり役であるし、ジェシカ役のレベッカ・ファーガソンの物憂げながら力強い演技も話を締める。
ダンカン役のジェイソン・モモアもベタな役だけど単純にカッコよかった。

392唯野:2021/11/05(金) 22:05:31 ID:Kwt7lrIw
デューンは原作でも中盤までスローペースで終盤急に駆け足になる…

393永見:2021/11/06(土) 11:49:04 ID:oW8jnqUo
それじゃあかえるわあ
ひらがなのやろうで見つかったら頼むな

394泳H:2021/11/06(土) 14:24:53 ID:qmf6Xix.
>>393
この人>>387でしたか 日本語不自由か

>>392
それはご自分で読んでそう言ってるのか評判を鵜呑みにしてるだけなのか

395永渋:2021/11/07(日) 11:34:59 ID:oW8jnqUo

信者から貰ったぶんで帰るわ、それでは。


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