したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1とはずがたり:2008/11/01(土) 06:18:51
地方路線の廃止問題,要らない空港,ハブ空港整備,航空会社再編等話題豊富な空のスレ。
公共交通綜合スレとなってた鉄道スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/から満を持して独立します。

飛行機製造に関しては引き続き重工スレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/l40

2910チバQ:2011/04/13(水) 20:40:35
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110413/bsd1104131916042-n1.htm
関空拠点の全日空系LCC、福岡、新千歳、韓国・仁川路線を来年開設
2011.4.13 19:15

 全日本空輸と香港の投資ファンドなどが出資して設立した日本初の本格的な格安航空会社(LCC)「A&Fアビエーション」(東京都港区)は13日、来年3月に関西国際空港と福岡、新千歳、同5月に韓国・仁川とを結ぶ路線の開設を決めた。同日、国土交通省に対し、航空法に基づく航空運送事業の経営に関する許可申請を行った。

 A&Fは3路線について、「いずれも関空からの利用客が多い。特に福岡線は鉄道や高速バスなど既存の交通機関からのシフトも期待できる」としている。

 A&Fは主な事業区域を「日本・アジア」と設定。需要動向を踏まえて、新規路線の開設も検討する。

 使用機材は「A320−200」型機(180席)に統一し、駐機時間を短くすることでコストを削減。国内大手航空会社の正規運賃の半額程度の料金設定を目指す。

 一方、関空会社の福島伸一社長は同日、「関空の事業価値向上につながる計画だ。LCC関連施設などで、A&Fと綿密に連携し、事業の成功に向けて準備を進める」とのコメントを出した。

2911チバQ:2011/04/13(水) 21:15:10
関空←→福岡が4往復で客集めるには新幹線よりかなり安くないと厳しいのでは?
羽田伊丹が勝負出来てるのは本数がある(利用者にダイヤ選択権がある)からなわけで
(いまはJALANA各一便ずつ)

2912チバQ:2011/04/13(水) 23:58:53
http://haneda.keizai.biz/headline/781/
スカイマーク、深夜の羽田〜中部便運休へ−需要伸びず4カ月で撤退

 スカイマーク(大田区羽田空港1)は今年2月に就航した羽田空港と中部国際空港(セントレア)を結ぶ路線を5月31日で運休する。

 同路線は同社が2月の中部国際空港新規乗り入れで開設した3路線の一つ。首都圏と名古屋圏を結ぶ定期航空路線としては29年ぶりの復活であることや、22時台〜24時台の深夜の運航スケジュールが話題となり、新幹線と競合しうる利用者の選択肢として一定の期待があった。

 同社は就航当時、機材の回航便の有効活用の側面もあるが国内航空サービスの新しい試みとしてプロモーションなどを積極的に進めていきたいとし、中部国際空港側では深夜に到着する旅客を対象に駐車料金の割引などを実施していた。しかながら需要は予想よりも伸びず、最初の1カ月の平均搭乗率は10%以下に終わっている。同社は6月以降の路線計画を進める中で、同路線から撤退し、機材をより需要の高い路線に投入することを決めたもの。


http://airportnews.jp/headline/685/
スカイマークが「成田LCC計画」−国内9都市へ、片道980円も

 スカイマーク(東京都大田区)は今年11月より成田国際空港から新千歳・旭川・福岡・那覇に順次就航し、当初は席数限定で片道980円の「バーゲン運賃」も提供する。

 同社の西久保慎一社長が4月12日に都内で開催した事業計画説明会で表明した。成田発着路線には将来的に函館・出雲・高松・徳島・石垣線も追加する予定で、通常運賃は羽田発着便と比較しておよそ2,000円安く設定する。「バーゲン運賃」以外にも、片道3,800円から利用できる割引運賃などを設定し「LCC(格安航空会社)」としての航空サービスを積極展開。発着空港が都心からは遠いが安い運賃で気軽に利用できる欧米のLCCスタイルで、新たな顧客を開拓していきたとしている。

 同社は2014年をめどに長距離国際線に進出することを表明しており、すでにエアバスA380型機の導入も決めている。それに先立ち成田をはじめとした国内路線網の拡充を図り、3年後の国際線事業の展開につなげていきたい考え。

2913チバQ:2011/04/17(日) 22:35:21
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110416t52043.htm
「仙台」に代わる東北の空の玄関口 山形空港、存在感発揮

大きな荷物を抱えて続々と搭乗手続きをする利用客=東根市の山形空港







 東日本大震災で暫定運用が続く仙台空港に代わり、山形空港(東根市)が「東北の空の玄関口」の代役として存在感を発揮している。震災前は新幹線や仙台空港との競争で苦戦を強いられていたが、状況は一変。山形県は「太平洋側に偏らず、社会基盤整備を行うことが重要」(吉村美栄子知事)とアピールしている。
 震災前の山形空港は、小型機が東京と大阪へ計4往復するだけだった。
 だが、震災翌日から自衛隊の輸送機やヘリコプター、民間の臨時旅客便が殺到。物資輸送が一段落した今も旅客便の増発が続き、18日から3日間は東京・大阪・名古屋・札幌の4路線15往復が運航する。
 1日当たり通常400席だった旅客便の座席総数は現在、9倍以上の3700席。それでも多くの便で8〜9割の搭乗率を維持している。平均すると30分に1便が発着し、普段ののんびりムードはみられない。
 山形空港は仙台市から車で1時間程度と近い割に地震の被害もほとんどなかった。震災翌日には運用を再開。山形県は山形空港を経由して仙台市などに向かう公共交通網の経路図をインターネットで紹介している。
 仙台空港は13日に暫定復旧し、東京と大阪に1日6往復の運航が始まった。ただ、国内線だけで8路線40往復が飛び交った本来の姿に戻るには、半年程度かかるという。
 山形県交通政策課の竹内重貴課長は「山形空港が仙台空港を補完している現状はしばらく続くだろう」と話している。(山形聡子)


2011年04月16日土曜日

2914とはずがたり:2011/04/18(月) 14:48:31

エア・ドゥが山形空港に初就航へ
http://yamagata-np.jp/news/201104/14/kj_2011041400605.php
2011年04月14日 21:17

 北海道国際航空(エア・ドゥ)と全日空は14日、臨時便として山形空港発着の札幌(新千歳)便1往復を今月18〜20日に共同運航すると発表した。エア・ドゥが山形空港に参入するのは初めて。エア・ドゥの航空機と乗務員で運航し、全日空は山形空港での搭乗手続きと手荷物の運搬などを担当する。

 運行ダイヤは山形発が午後2時(新千歳着午後3時5分)、新千歳発は午後0時半(山形着同1時半)。県交通政策課などによると、使用する航空機は126人乗りの小型機だという。

 東日本大震災に伴う津波で甚大な被害を受けた仙台空港は13日に東京、大阪の両便に限り運航を始めたが、北海道便の再開めどは立っていない。運航主体となるエア・ドゥは仙台空港の機能を補い、東北地方の交通利便性を確保する目的で山形空港発着の臨時便を設けた。21日以降も継続するかどうかは鉄道などの復旧状況を踏まえて判断するとしている。

2915チバQ:2011/04/19(火) 22:25:56
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110419/mcb1104190504020-n1.htm
【中国産業データ&リポート】最新業界動向 3大航空
2011.4.19 05:00

 ■元高メリット 今後も期待

 中国政府は2002年、国有企業改革の一環として乱立していた航空各社を整理・統合し、中国航空集団公司(中航集団)、中国東方航空集団公司(東航集団)、中国南方航空集団公司(南航集団)の3大グループに再編した。

 中国の航空旅客数は昨年11月、前年同月比6.1%の伸びに減速した。上海万博終了の反動が表面化し、それまでの2桁成長から、ピークアウト感が強まった。だが、今後はポジティブな展開が予想される。

 これは、(1)上海万博の反動による旅客減がほぼ一巡(2)航空機の不足傾向で運賃が強含み(3)元高進行による債務の圧縮期待−などの要因があるからだ。10年の旅客数伸び率、前年比15.8%には届かないまでも夏場に向けて回復ペースはさらに速まるものとみられる。

 10年12月期業績に好影響を及ぼした元高のメリットは、今後も期待できる見通し。各社は機材の購入・リースの際、ほぼ例外なく米ドル建て融資を受けており、実質的に借入残高は減り金利負担も軽くなる。

 中核3社の中で経営安定性に優れるのが国際航空。旅客数の伸びは一貫して業界水準を超え国際線に強く、欧米の景気回復メリットも受けやすい。

 経営規模が最も大きいのは、南方航空だ。国際航空運送協会(IATA)によると、旅客輸送量ランキングで世界4位に躍進し、アジアの航空会社で唯一トップ5に入った。南方航空は元高の恩恵を受けやすい。他2社に比べ外貨建て借金が多く、元の上昇ペース加速の効果は最も高い。

 東方航空は、他2社に比べ収益回復ペースがやや鈍る可能性がある。10年1月に買収した上海航空は収益を大きく押し上げたが10年は効果がはげ落ちる。(亜州IR)

2916チバQ:2011/04/19(火) 22:27:09
http://www.asahi.com/business/update/0418/OSK201104180111.html
関空―成田便、日航が全便運休 5月、震災で旅行客減る
2011年4月19日0時58分
 日本航空が関西空港と成田空港を結ぶ週7便の定期路線を5月は全便運休する。東日本大震災による旅行需要の減少を受けた措置で、日航が18日に発表した。6月以降は「需要の回復を見て判断する」(日航)といい、便が復活するかは不透明だ。

 関空からの直行便が少ない欧米の都市に成田から出国する旅行者を見込んで、日航などが2009年3月に約12年ぶりに設置した経緯がある。最近は日航しか飛ばしていなかったが、これも約2年で一時姿を消すことになった。未曽有の震災の影響とはいえ、関西国際空港会社のショックは大きく、広報担当は「海外への旅行振興に力を入れていくしかない」としている。

 日航によると、就航しない期間は関空発が5月2日〜6月1日、成田発が5月1〜31日。本来は需要の多い黄金週間を含む期間だが、震災以降は国際線の需要そのものが低迷、国際線の減便と合わせて関空―成田便も減便措置を講じる。

 日航は予約客に対し「ご迷惑をおかけするが、ご理解たまわりたい」としている。成田と伊丹(大阪)を結ぶ路線は日航や全日本空輸が毎日飛ばしている。(清井聡)

2917チバQ:2011/04/19(火) 22:27:48
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20110418-OYT8T01000.htm
FDA、搭乗率50%達成

10年度10路線 平均静岡発着便18万9227人
 フジドリームエアラインズ(FDA)は、静岡、松本、名古屋(小牧)の3空港を拠点とする全10路線の2010年度の輸送実績を発表した。10路線の利用者は計29万7742人で、平均搭乗率は50・1%。静岡空港の開港直後の09年7月に同空港を拠点に運航を始め、静岡と小松、熊本、鹿児島間の3路線だけだった同年度の平均搭乗率より0・9ポイント増とわずかだがアップした。同社は「最低限の目標だった50%は達成した」としている。

 10年度に静岡空港を発着した同社の札幌、小松、松本、福岡、熊本、鹿児島の6路線を利用したのは18万9227人で、搭乗率は50・4%。利用者数は同社の全路線の63・6%に当たり、静岡空港の国内線の約6割、国内・国際線の3割強を占めた。

 同社の全路線で、10年度の平均搭乗率が最高だったのは、松本経由となった冬季ダイヤの期間(10年10月31日〜11年3月26日)を除く静岡―札幌線の75・9%。利用者は2万6180人だった。

 全路線中、利用者が最も多かったのは、冬季ダイヤの1日2往復から、3月27日で同3往復に戻った静岡―福岡線の8万664人。同社の静岡空港発着6路線を利用した人の42・6%を占め、同社の静岡路線の中核となっている。ただ、搭乗率は53・9%と今ひとつ。どう上向かせるかが課題だ。

 今年3月26日限りで運休となった静岡―小松線の搭乗率は34・0%。09年度より10・9ポイントもダウンし、FDAの経営にとって重荷となっていたことをうかがわせた。

 一方、静岡空港から撤退した日本航空(JAL)から10年10月31日に引き継いだ名古屋―福岡線の搭乗率は42・7%だったが、利用は上向いており、今年3月の搭乗率は50・5%と、月別で初めて50%を超えた。また、松本―札幌線の搭乗率は71・7%で、同社の全路線中2番目に高かった。

 同社によると、今年2月頃から利用が上向いていたが、東日本大震災後は予約のキャンセルが相次いでいる。同社の広報担当者は11年度の取り組みについて、「中核市場である静岡の路線をどれだけ育てられるかが我が社の命運を決する。全社員が勝負の年ととらえている」と強調した。

(2011年4月19日 読売新聞)

2918とはずがたり:2011/04/20(水) 13:25:06

熊本空港の国内線旅客、2年続き300万人割れ
2011年04月20日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20110420002.shtml

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/air/20110420002_DAT_20110419214924001.jpg

 熊本空港の2010年度の国内線旅客数(速報値ベース)は約276万3千人となり、09年度から0・9%減少し、2年連続で300万人を割り込んだことが19日、県交通政策課のまとめで分かった。

 国内線旅客数は06年度、過去最多の312万1千人に達した。しかし、その後減少を続け、09年度の300万人割れは5年ぶりだった。

 10年度は、スカイマークが東京線に就航した10月以降は前年度比2〜6%増で推移。しかし、東日本大震災の発生によって3月は同82・7%まで落ち込み、全体も引き下げた。

 主要路線では、東京線はスカイマークの参入で1日16便から19便に増え、旅客数は前年度比2・2%増の186万2千人となった。搭乗率は66・3%。

 大阪線は、日航が10月から1便減便する一方、天草エアラインは12月から1便運航し、前年度比8・6%減の55万1千人。搭乗率は61・5%。7月以降は前年度を下回り、特に3月は九州新幹線鹿児島ルート全線開業や震災の影響などもあり、前年度比70・8%に落ち込んだ。

 天草エアによる天草線は前年度比17・5%減の1万3千人で、搭乗率は54・1%。

 熊本空港の国内線は、ほかに静岡、名古屋、神戸、沖縄。

 県交通政策課は「震災の発生が響いたが、3月を除けば09年度を上回るペースだった。今後は被災地の復興や景気の動向を見守りたい」としている。(福井一基)

2919荷主研究者:2011/04/23(土) 14:39:57

http://www.sankeibiz.jp/business/news/110406/bsd1104061811017-n1.htm
2011.4.6 18:09 Fuji Sankei Business i.
優良会社サウスウエストの機体に相次ぎひび割れ 米航空業界に衝撃

米サウスウエスト航空機の天井部分に開いた穴(右上)=1日(ロイター)

 【ニューヨーク=松浦肇】米格安航空大手サウスウエスト航空の航空機に相次いで亀裂やヒビ割れが発見され、米航空業界に衝撃が走っている。戦略的な航路選定や効率的な運行管理などで知られるサウスウエストは航空ビジネスのお手本となる優良会社なのだが、機体の安全という企業ブランドの基盤が揺らいだ格好だ。米連邦航空局(FAA)は、サウスウエスト以外にも問題のあった機体を保有する航空会社すべてに機体の再検査を実施させる方針で、航空行政のあり方そのものが問われる可能性も出てきた。

 問題の発端となったのは、今月1日、米アリゾナ州フェニックスからカリフォルニア州サクラメントを航路とする米ボーイング737−300型で、飛行中に天井に大穴が空いて緊急着陸した。サウスウエストは事故を起こした同じ機種を79機保有しており、4日までにうち70機を再点検した結果、追加的に3機にヒビ割れなどの異常を発見した。このため、サウスウエストは先週末からの3日間で600以上の便をキャンセルし、2700便が遅延となったという。

 航空ビジネスは最も経営が難しい業種の一つとされる。原価となる燃料の値動きは激しく、20年間もある航空機リース契約を結ぶためには大量の資金が必要で、世界経済はもちろん、テロのあおりも受けやすい。

 一方、サウスウエストは着地時間を短くして機体をフルに活用する無駄の少ないオペレーションで有名で、米国のビジネス・スクールなどではトヨタ自動車と並ぶ「模範的な経営」として称賛されてきた。

 だが、機体の「回転率アップ」が機体の老朽化加速に一役買った可能性もある。米FAAは機体チェックの厳格化に動き出す可能性もあり、コスト削減に励む米航空業界にとっては向かい風が続きそうだ。

2920荷主研究者:2011/04/24(日) 14:53:58

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201104150033.html
'11/4/15 中国新聞
宇部空港利用者は微増

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/air/Tn20110415003301.jpg

 山口県が14日発表した山口宇部空港(宇部市)の2010年度の東京線の利用者は、09年度比0・9%増の77万6050人だった。2月末時点では09年度同期比約3%増と、持ち直しの傾向が強まっていた。しかし、東日本大震災の影響でブレーキがかかり、微増にとどまった。

 3月はビジネス、観光の両面で人が移動が活発になり、8月に次ぐ利用者数を記録する年が多い。ところが11年3月は10年3月比22・1%減の5万3376人と落ち込んだ。10年度の月別でも最少となった。

 09年度は不況が響き、2社運航体制となった02年度以降で最低だった。10年度はビジネス客を中心に需要が回復。月別の前年比は8月(8万7197人)8・6%増▽6月(5万8850人)5・8%増▽10月(7万1386人)4・8%増―などと、12カ月のうち9カ月が増加だった。

2921チバQ:2011/04/24(日) 18:01:12
http://www.cnn.co.jp/usa/30002542.html
竜巻が国際空港を直撃、旅客機損壊 セントルイス
2011.04.24 Sun posted at: 16:36 JST
(CNN) 米中部ミズーリ州の各地を22日夜に襲った暴風雨被害で、セントルイス市にあるランバート・セントルイス国際空港が推定で風速約50〜74メートルの勢力を持つ竜巻の直撃を受けていたことが23日分かった。

米国家気象局によると、空港を襲った竜巻の規模は「EF分類」で2もしくは3。同分類では5が最大。竜巻は、空港近くにあるブリッジトン市では推定でEF4と観測された。

竜巻襲来で同空港の主要ターミナルビルのコンコースCの一部天井が吹き飛ばされ、窓ガラスの約半数が割れるなどの甚大な被害が出た。空港の運営責任者によると、大手アメリカン航空の旅客機が大きく損壊し、他4機も軽度の損傷を被った。

離陸直前だったアメリカン航空機から急きょ避難した乗客は、機体後部に大きな金属物が命中し、くっついているのを目撃したと証言した。動画サイト「ユーチューブ」には強風に機体があおられるサウスウエスト航空機の画像が掲載された。空港内では車両も吹き飛ばされていた。

空港の報道担当者によると、飛び散った残がいが当たった5人が軽傷を負って病院に搬送され、10人以上が空港内で切り傷などの手当てを受けた。竜巻は同州の9地域を襲ったが、死亡者や重体患者の報告はない。

竜巻被害で同空港は当初、無期限閉鎖が宣言されたが、23日夜には一部の便の着陸が可能となった。電源復旧、安全検査や残がい処理の作業を急いでおり、24日には通常業務の7割程度が回復、出発便も処理出来る見通し。ただ、被害の全面修復には数カ月掛かる可能性もある。この間、各航空会社は他空港の利用を迫られる。

米国家気象局によると、今回の竜巻発生はセントルイス西方にあるジェファーソンシティーを襲った雷雨によるもので、ミシシッピ川に沿ってセントルイス方面へ進んだ。

ミズーリ州のニクソン知事は、竜巻で州内の民家750棟が被害を受け、うち100棟以下が居住出来ない状態になったと述べた。竜巻が空港や人口密集地帯の市町村を夜間に襲ったにもかかわらず犠牲者が出なかったのは驚嘆すべきことだとも語った。地域電力会社によると、現地時間の23日午後4時ごろまでに停電被害を受けた住民は約2万6000人だった。

2922チバQ:2011/04/24(日) 18:02:51
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110423/biz11042318000014-n1.htm
震災自粛・原発風評、日航に大逆風 危機脱出の秘策は?
2011.4.23 18:00 (1/3ページ)

 破綻から1年2カ月で3月末に会社更生手続きを終え、再生に向け離陸した日本航空が、東日本大震災と福島第1原発事故の大逆風にさらされている。不採算路線の縮小と整理解雇にまで踏み込んだ人員削減で業績は上昇気流に乗ったかにみえたが、「震災自粛」と「原発風評」で旅客数が落ち込んでおり、再生シナリオの修正を余儀なくされる恐れも出てきた。


訪日外国人が激減


 「国際線、国内線ともに旅行キャンセルの動きが出ている。今後の状況は楽観視できない」

 3月28日に東京・品川の本社で開かれた更生手続き終了の記者会見。本来なら再生をアピールする晴れの場だが、大西賢社長に笑顔はなかった。

 同11日の震災から27日までの旅客数は、路線縮小の影響を除いたベースで国内線が前年同期比28%減、国際線も25%減に急降下。その後、下げ止まったというが、ゴールデンウイークの予約は、国内線が26%減、国際線は33%減で、路線縮小の影響を除いても10%前後の落ち込みとなった。

 自粛ムードによる旅行控え以上に深刻なのが、訪日外国人の激減だ。3月の訪日外国人は前年同月比50%減の約35万2800人と半分になった。政府が4月17日に福島第1原発事故の評価を最悪の「レベル7」に引き上げ、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故と同じレベルとなったことで、「国際線の旅客は当分回復しない」(証券アナリスト)との悲観的な見方が台頭。日航は破綻後も国際線を重視する戦略を維持してきただけに痛手だ。

 中東情勢の緊迫化が続き、原油価格も高騰しており、燃料費のコスト上昇も重くのしかかる。


東電で手いっぱい


 環境激変を受け、民主党の一部には、日航への支援期間を3年程度延長すべきだとの声も上がり始めた。だが、「復旧・復興に加え、原発事故の収束や東電の損害賠償への対応などはるかに優先順位が高い問題が山積している」(政府関係者)と、日航にまで手が回らないのが実情だ。

 日航は3月28日までに、日本政策投資銀行などの取引銀行団から約2550億円の新規融資を取り付け、手元資金と合わせて更生債権など3950億円を一括返済した。一方で、企業再生支援機構から3500億円の公的資金を受けており、支援が終了する25年1月までに再上場を果たし、回収への道筋をつける必要がある。

 「最悪ケースを想定したシミュレーションも行っているが、現状の経営数値はそれを上回っている」(日航幹部)

 周囲の厳しい見方とは裏腹に、日航は強気の姿勢を崩さない。稲盛和夫会長は3月28日の会見で、資本強化のために募っていた500億円規模の増資が、127億円にとどまったことを明らかにしたが、「資金的に十分足りる。さらなる増資を行う予定はない」と明言した。

 更生計画に盛り込んだ24年3月期の連結営業利益目標である757億円についても、「いけると思っている」(大西社長)と、自信を示す。


コスト意識が浸透


 その根拠となっているのが、経営体質の改善だ。就任直後に稲盛会長から「八百屋も経営できない」とこき下ろされた日航だが、会長の肝煎りで導入された航空便ごとの収支を把握できる部門別会計システムの運用も始まり、「コスト意識が浸透してきた」(日航幹部)という。

 震災翌日の3月12日から1カ月で、東北の各空港に計840便の臨時便を飛ばして、運休が続いた東北新幹線の旅客を取り込み、平均利用率80%超を達成。臨時便はライバルの全日本空輸の倍以上で、臨機応変の対応を発揮してみせた。

 「震災で旅客が落ち込んだ路線の航空機を東北に回したり、東北の鉄道が復旧すると今度は小型機に切り替えたりするといった判断が、これまでにない速さで行われた」と、日航関係者は胸を張る。

 日航はこれまで経営が悪化するたびに、原油高騰や旅客減少といった「外部環境の激変」を言い訳にして、抜本的な経営改革に手をつけず、破綻に追い込まれた。今度こそ本当に変わり、大震災と原発事故という日本を襲った未曽有の危機を乗り越えられるのか。真価を試されるのはこれからだ。(高山豊司)

2923チバQ:2011/04/25(月) 21:40:43
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011042501000916.html
成田のGW旅客は半減見通し 震災影響か
 成田国際空港会社は25日、ゴールデンウイーク期間中(4月28日〜5月8日)の出入国者数が、前年同期比48%減の計約38万2千人になるとの推計を発表した。同期間としては、新型肺炎(SARS)の影響で約47万7千人にとどまった03年を大幅に下回り、過去10年で最低になる見通し。

 同社は、東日本大震災や原発事故で観光客が減少したほか、日航など航空会社の減便も影響したと分析している。

 同社によると、出国のピークは4月29日で約2万6千人が、帰国のピークは5月5日で約2万5千人がそれぞれ出入国する見込み。行き先別ではグアムやハワイなどのリゾート地や欧州の人気が比較的高いが、全体的に各方面とも低調という。

 担当者は「曜日の並びが良く、長い休暇は取りやすいはず。自粛ムードが響いたのではないか」と話している。

2011/04/25 19:07 【共同通信】

2925チバQ:2011/04/27(水) 12:05:05
http://www.chosunonline.com/news/20110427000038
金浦−北京路線が7月就航

 今夏から仁川国際空港だけでなく、ソウル都心に近い金浦国際空港からも中国・北京に行けるようになる。

 国土海洋部(省に相当)は26日、7月から金浦国際空港−北京首都国際空港路線を運航することで中国・民用航空局と合意したと発表した。両国国籍の航空機(各2社まで就航可能)がそれぞれ毎日2往復する。

 仁川−北京路線は現在、韓国の航空会社としては大韓航空が週18便、アシアナ航空が週24便運航している。両社が7便ずつ運航を減らし、計14便を金浦−北京路線に投じる計画だ。

郭彰烈(クァク・チャンリョル)記者

http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2011042734678
「北京−ソウル−東京」つなぐシャトル路線が急浮上


APRIL 27, 2011 08:48
韓国と中国、日本の3国の首都をつなぐ「ベスト(北京〜ソウル〜東京)」ラインが完成した。国土海洋部(国土部)は26日、7月から韓国と中国が毎日4便、金浦(キンポ)〜北京路線を運航する内容の了解覚書(MOU)を締結したことを明らかにした。09年1月、韓国と中国が金浦〜北京路線の開設に合意して27ヵ月が経過した。これで、金浦〜北京の空の道が開かれ、韓中日の首都が「1日生活圏」で統合されることになった。


●韓中日の首都が「1日生活圏」


金浦〜北京路線の運行で、中国と貿易をする企業は、時間とコストを大きく削減することが期待される。中国からの観光客の誘致にも肯定的な効果を及ぼすものとみえる。国土部によると、仁川(インチョン)空港ではなく金浦空港を利用すれば、北京までの時間は50〜60分、料金は5000ウォンから5万6000ウォン削減することができる。


特に、金浦〜北京路線の開設は、北東アジア3国の首都をつなぐ「ベスト・ライン」の完成という点で意味がある。金浦〜北京路線は、03年に開設された金浦〜東京(羽田)路線と同様、首都の市内空港を利用するシャトル路線だ。北東アジア3国の首都間で、「1日生活圏」が可能になったのだ。


仁川国際空港を除く国内空港を運営している韓国空港公社は、今回の路線開設で、金浦空港に年間46万人の追加需要が見込めると予想した。空港公社の関係者は、「旅客利用料や航空機着陸料のほかに、免税店の売上増加にともなうテナント料の増加などで、収益が増えると予想される」と見通した。


●仁川空港は「ハブ」の地位を憂慮


金浦〜北京路線の開設は、新規開設ではなく転換を意味する。既存の仁川〜北京路線から一部を金浦〜北京路線に移すということだ。国土部は、「中国側が、北京空港のスロット(離着陸可能な時間帯)不足と仁川〜北京の供給過剰を理由に、金浦〜北京路線に積極的でなかった」と説明した。このため韓国政府は、仁川〜北京で就航中の大韓航空(週18便)とアシアナ航空(週24便)の輸送権の一部を金浦〜北京に移すことで、中国側の合意を引き出した。


このため、一部では、韓国政府が仁川空港の成長を阻止しようとする中国政府の計算にまるめ込まれたという指摘が出ている。大韓航空のある関係者は、「仁川〜北京の需要が金浦に分散すれば、仁川空港を通じて他国に出発するハブ空港としての地位が弱まる。これは、北京空港の力を育てようとする中国の計算によるものだ」と主張した。


しかし、国土部は、このような主張に反論した。国土部側は、「仁川〜北京路線での乗り換え率は9%にすぎない。仁川〜北京運航の便数のうち一部だけ金浦にまわすので、仁川空港への影響は少ないだろう」と明らかにした。昨年の仁川空港の乗り換え率は、ロサンゼルス(LA)36%、ロンドン34%、ニューヨーク32%、マニラ29%の順だった。


●有難くない航空会社


航空業界は、大韓航空が「仁川空港ハブ弱体化」を主張する裏には、北京路線でアシアナ航空に押される恐れがあるためだと見ている。仁川〜北京路線で、アシアナは週24便、大韓航空は週18便運航している。このうち、両社が7便ずつ金浦に分散させる場合、アシアナは残る17便で1日2便以上の運航が可能だが、大韓航空は11便だけ残り、1日2便の運航ができない。選択の幅が狭くなり、競争力が落ちる結果になるという指摘だ。


仁川空港公社も、有難くないという表情だ。利用客が減り、それだけ収益も減少するためだ。空港公社側は、「仁川〜北京路線の利用客は、最近3年間116万〜143万人の水準であり、金浦〜北京路線が開設されれば、20%ほどが金浦空港に移動すると予想される」と述べた。

2926チバQ:2011/04/28(木) 00:19:53
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/04/27/kiji/K201104270007107コンチネンタル航空 沖縄―グアム便9月開設へ
 米コンチネンタル航空は27日、今年9月から沖縄―グアムの定期線を開設すると発表した。沖縄からグアムを経由して米本国やハワイへのアクセスが可能になる。

 同社によると、ボーイング737―700型(124人乗り)と737―800型(155人乗り)の2種の機体を使い、週4便運航。第1便は9月28日にグアムを出発する。

 同社は「沖縄から海外に行く需要が高く、ハワイとの交流も多いため、採算が取れると判断した」としている。同社は国内9都市でグアム便を運航している。
[ 2011年4月27日 20:47
40.html

2927チバQ:2011/04/28(木) 01:30:23
http://www.j-cast.com/2011/04/27094430.html
GW旅客予約に回復傾向 格安プランを大量追加
2011/4/27 20:14

東日本大震災後の自粛ムードの影響が心配されていたが、ゴールデンウィークに向け、航空や鉄道各社の旅客予約状況は回復傾向にある。

そんな中、旅行会社各社はGWの駆け込み需要の取り込みに必死だ。

JAL「4月中旬から回復傾向」
JTBは2011年4月18日、震災の影響で旅行の自粛や延期が相次いだ結果、GW期間中の旅行者数が前年比27.6%減の1609万人まで落ち込むという見通しを発表した。鉄道や航空各社が発表したGW期間中の予約状況を見ると、確かに落ち込んでいるが、GWに近づくに連れて回復傾向にあるという。

JR6社が4月15日に発表したGW期間中の新幹線・在来線特急の予約状況では、指定の約657万席のうち予約されているのは前年比19%減の132万席だった。うち、東海道新幹線では約342万席のうち前年比25%減の約69万席。しかし、26日には約111万席まで増えた。

JALが4月22日発表したGW期間中の予約状況によると、国内線の予約数は前年比76.2%の82万474人、国際線は75.8%の20万8486人だった。国内線では経営再建のため不採算路線の提供座席数を前年比約25%削減した中、予約率がわずか1.8%減にとどまっている。JALによれば、「震災の影響により予約の入りが例年よりも遅かったものの、4月中旬より回復傾向が見られた」という。

ANAも「東日本大震災の影響は依然として残るものの、震災直後の春休み期間と比較して確実に需要は回復傾向」という。国内線の予約数は前年比90.4%の98万2619人、国際線は日並びの良さや各種需要喚起策の効果もあって108.8%の16万2267人となった。

また、新規航空各社の予約数は、全社で前年を上回った。スカイマークは65.7%増、北海道国際航空は5.1%増、スターフライヤーは2.9%増、スカイネットアジア航空は2.3%増だった。

(続く)

2928チバQ:2011/04/28(木) 01:31:03
義援金付きツアーも
旅行会社各社は、GW格安プランの売り出しに積極的だ。JTBやHISでは格安旅行プランをGW直前に大量追加し、楽天トラベルでは4月22日〜5月9日まで、「怒濤のファイナルセール」として直前の大幅割引を実施している。

被災地方面への呼び込みも強くなっており、旅行代金の一部が被災地に寄付される「義援金付きツアー」を販売する旅行会社も多い。回復してきたJALの国内線予約では沖縄、北海道方面に次いで、東北、北陸方面の予約率が高い。

観光庁は2011年4月12日、震災以後、全国のホテルや旅館の宿泊予約のキャンセルが少なくとも約56万人と発表した。4、5月のツアー旅行予約については前年比20〜45%減を見込んだ。そして、「経済萎縮させないために観光振興が必要」などと各都道府県や観光業界に呼びかけた。

さらに4月21日には、官民合同による「国内旅行振興キャンペーン」を実施すると発表。「がんばろう!日本」を合い言葉に、国内旅行の振興を図るという。

2929名無しさん:2011/04/28(木) 01:31:35
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110427/bsd1104272230017-n1.htm
3回の日曜の片道運賃1万円に スカイマーク2011.4.27 22:30
 スカイマークは27日、新千歳−旭川(北海道)線を除く路線を対象に、いずれも日曜の6月19日と6月26日、7月3日に片道運賃を1万円にするキャンペーンを発表した。観光などの需要喚起が狙いで、羽田−那覇線ならば普通運賃のほぼ半額で利用できる。既に1万円を超える運賃で購入した顧客に対しては、差額を返金する。

2930チバQ:2011/04/28(木) 20:49:12
>>2424>>2727
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011042801000638.html
中華航空、関空初のNY線就航 週3便
2011年4月28日 13時52分

 ニューヨーク便就航の記念式典で、中華航空の機長(左)に花束を贈る関西国際空港会社の福島伸一社長=28日午後、関西空港


 関西空港と米ニューヨーク(NY)を結ぶ中華航空(台湾)の定期便(週3便)が28日就航した。関空と米東海岸を結ぶ路線は開港以来初めてで、関係者は「北米のビジネス拠点と関西を直結できる」と期待を寄せている。

 同路線は、中華航空がすでに運航している台北―NY線の経由地を米アンカレジから関空に移したため実現した。

 関空の米国本土便は、ピークの1998年にはデトロイトなど6都市へ週63便あったが、東海岸へはなかった。米中枢同時テロ後の減便もあり、28日のNY線就航前は、サンフランシスコとシアトルへ計週14便のみ。

 28日に開かれた記念式典では、中華航空の張家祝会長が「日本の明るい将来を信じている。(就航という)実際の行動で日本を応援する」とあいさつ。関西国際空港会社の福島伸一社長が「ニューヨーク直行便は開港以来の悲願だった。全力でサポートしたい」と力を込めた。

(共同)

2931チバQ:2011/05/04(水) 09:44:53
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110503_2
羽田便、8日で終了 日航「定期路線化は難しい」

--------------------------------------------------------------------------------
 
 日本航空は、東日本大震災を受けて臨時に運航している花巻―羽田(東京)便について、8日で終了することを決めた。4月29日に東北新幹線が全線再開したことで、首都圏との代替交通手段としての役割を終えたと判断。26年ぶりの羽田便運航を契機に、本県と首都圏をつなぐ空路の復活を期待していた地元関係者からは落胆の声も聞かれる。

 東北新幹線の運休を受け、日航は3月16日から今月8日まで花巻―羽田間の臨時便を1日2〜3往復運航。県によると4月17日までの利用率は92%で、予約段階ではほぼ満席だったという。

 しかし、東北新幹線の仙台―一ノ関間が復旧し全線運行を再開。大型連休が終わる8日で羽田便を打ち切ることが決まった。

 羽田便の航空機は150人乗り。競合する新幹線の輸送力には遠く及ばず、日航は「事業規模を縮小している現段階での臨時便継続や定期路線化は難しい」としている。

 羽田便は東北新幹線延伸に伴い1985年に運休。花巻空港整備・利用促進協議会(会長・宮沢啓祐花巻商工会議所会頭)など地元団体が路線復活を目指し、国や日航に要望活動を続けてきた経緯がある。

 宮沢会長は「震災発生後に社長に直接会って運航継続をお願いしていた。期待していただけに大変残念。今後も粘り強く要請を続けたい」と話す。

 県空港課の波々伯部(ほほかべ)信彦総括課長は「新幹線と競合する以上、路線復活へのハードルは高い。地域で一部を負担するかなど議論を深める必要がある」と話す。




(2011/05/03

2932チバQ:2011/05/04(水) 21:27:07
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110504/bsk1105040500000-n1.htm
カンボジアに37年ぶり着陸 エールフランス、定期便復活 (1/2ページ)2011.5.4 05:00
.
37年間の空白を経て、プノンペン国際空港に着陸したエールフランス機。カンボジアにとって「歴史的な復活」となった=3月31日(フィリップ・ヘイマン氏撮影)【拡大】

. エールフランス航空が、37年ぶりにカンボジア・プノンペンとパリとの定期旅客便を復活させ、第1便が3月31日、プノンペンの国際空港に降り立った。フランスはカンボジアの旧宗主国だが、1975年4月にポル・ポト派政権の樹立で就航を中止して以来、航路が途絶えていた。

 定期便は、週往復3便。往路は月・水・金の午後7時半にパリを出発して、翌日の午前11時50分にタイ・バンコクに到着、プノンペンには午後2時半に到着する。復路は火・木・土の午後8時5分にプノンペンを出てバンコクを経由し、翌日の午前6時5分にパリに着く。

 ◆投資に追い風

 同航空の持ち株会社エールフランスKLMのピエール・アンリ・グルジョン代表執行役は「欧州の航空会社のなかで、最初にプノンペンへの定期便を復活させたことを誇りに思う」と述べ、「この就航が、フランスとカンボジア両国の文化とビジネスのつながりを深めるだろう」と期待を示した。

 また、グルジョン氏はパリ−プノンペン間の定期便について「観光地としてのカンボジアが定着するまで少し時間がかかるかもしれないが、1年以内には採算がとれるようになる」と語った。

 さらに、ユネスコの世界遺産に指定されているアンコール遺跡群のある北西部の都市・シエムレアプへの就航や、バンコクを経由しないパリ−プノンペン直行便の就航なども近い将来に実現させたいと意気込む。

 一方、カンボジア側もエールフランスの就航を「カンボジアの国際社会、国際経済への本格的な復帰の象徴」ととらえて歓迎している。ソク・アン副首相は「エールフランス便の就航は、外国の投資家たちが、わが国をより信頼できる投資先として認めたことを示すものだ」と述べた。

◆観光業に弾み

 観光業界からも期待の声が上がっている。今年1〜2月の観光統計によると、欧州からの観光客で最も多かったのはフランス。2カ月間で約2万5000人が訪れ、昨年同期より約3000人増えた。カンボジア旅行会社協会のアン・キム・エン会長は「エールフランスの定期便就航でさらに弾みがつくだろう」とみている。

 第1便到着に先立ち、プノンペン・ポスト紙のインタビューに答えたクリスチャン・コナン在カンボジア仏大使は「順調な経済成長を遂げているカンボジアは、もはや『ポスト・コンフリクト(紛争後)国家』ではない」と断言した。

 コナン大使は「2010年の就任以来、カンボジア経済のダイナミズムに驚いている。他の後発発展途上国よりも、この国はずっと早く発展を遂げている。やがて東南アジア地域で重要な位置を占めるだろう」と語った。

 同紙によると、カンボジアからフランスへの輸出額は昨年1〜8月で約7030万ユーロ(約84億円)と前年同期比で約4割増に膨らんだ。

 また、コナン大使は「フランスの民間企業がカンボジアの農業、なかでも米作に強い関心を寄せており、観光ホテル業や、鉄道、航空など交通産業とともに今後の投資の中心となっていくだろう」との見方を示した。

 エールフランスの就航を機に、カンボジアとフランスの文化・経済交流は上昇軌道に乗りそうだ。(カンボジア情報誌「ニョニュム」編集長 木村文)

2933荷主研究者:2011/05/07(土) 18:01:31

http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20110429/CK2011042902000177.html
2011年4月29日 中日新聞
富山空港利用者 2年連続100万人割れ

10年度県まとめ 札幌便座席減が影響

 二〇一〇年度の富山空港の利用者が九十三万七千百二十二人と〇九年度の九十三万七千百八十七人からわずかに減り、二年連続で百万人を下回ったことが二十八日、県のまとめで分かった。同空港は約百三十九万人が利用したピークの〇四年度以降、利用減が続く。

  (相馬敬)

 国内線は、定期便の利用者が前年度比1%減の八十三万四千九百六十一人。乗り継ぎ割引制度の充実と羽田空港の国際定期便就航で東京便の利用が増加したが、札幌便の機体が〇九年十一月から百四十四席減の百二十六席に変更されたのが響いた。東京便は東日本大震災の影響で三月の利用が減った。チャーター便は十便、千三百二十八人と前年度からほぼ横ばいだった。

 国際線は、定期便の利用者が前年度比12・5%増の七万三千六百九十六人。昨年末でウラジオストク便が運休したものの、新型インフルエンザの流行で利用が減った〇八年度から全体的に持ち直しを見せ、上海万博の開催と中国人観光客のビザ発給要件の緩和も好影響を及ぼした。チャーター便は前年度から微減となる二百七便で、二万七千百三十七人。

 県総合交通政策室は利用増に向けて「震災でPRも自粛状態だが、効果が出る時期を見極めた上で利用促進を図りたい」としている。

2934名無しさん:2011/05/10(火) 22:07:17
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110510-OYT1T00960.htm?from=y10
あわや!着陸寸前、滑走路に離陸態勢の旅客機

. 10日正午ごろ、福岡市の福岡空港で、宮崎発の日本エアコミューター3626便(ボンバルディアDHC8―402型機、乗員乗客計79人)が管制官の許可を受けて着陸しようとしたところ、那覇行きの全日空487便(ボーイング767―300型機、乗員乗客計129人)が離陸許可を受けて滑走路に進入するトラブルがあった。

 離陸機に気づいたエアコミューター機が着陸をやり直し、乗客らにもけがはなかったが、国土交通省は、事故につながる恐れのある「重大インシデント」と判断。運輸安全委員会は同日、事故調査官3人を同空港に派遣した。

 国交省管制課によると、両便に離陸、着陸許可を出したのは、同空港の40歳代の男性管制官。着陸許可を受けて同空港の北西約5・6キロに近づいていたエアコミューター機の操縦士が、全日空機に離陸許可が出されるのを無線で聞き、「(自分は)着陸許可を受けてますね」と確認したところ、管制官から着陸のやり直しを意味する「ゴー・アラウンド」を指示された。

(2011年5月10日20時57分 読売新聞)

2935名無しさん:2011/05/11(水) 00:43:55
これ使ってみ?マジいいから!
http://pcmax.jp/rm94361

2936ミュウ:2011/05/11(水) 17:18:31
アバクロ http://www.abakuro.jp
アバクロ http://www.abercrombie.ne.jp
エドハーディー http://www.edhardyshop.jp
ミュウミュウ http://www.miumiu.ne.jp
モンクレール http://www.moncler.ne.jp
モンクレール http://www.monclerstore.jp
モンクレール http://www.monclershop.jp
モンクレール http://www.monclersales.jp
ティファニー http://www.tiffanyshop.jp
トリーバーチ http://www.toryburch.ne.jp
トリーバーチ http://www.toryburchshop.jp
ugg http://www.Agushop.com
クリスチャンルブタン http://www.crocsshop.jp

2937チバQ:2011/05/11(水) 20:47:25
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/20110510000406
東京線搭乗者、12・0%減/GWの高松空港
2011/05/11 09:29
 高松空港に乗り入れる航空2社は10日、ゴールデンウイーク(GW)期間中(4月28日〜5月8日)の利用実績をまとめた。東京線の搭乗者数は2社合計で3万2448人で、前年同期比12・0%の減少。東日本大震災の影響で、首都圏への観光利用が低調だったことが響いた。

 各社の搭乗者数は、全日空が1万9791人で、主力機の大型化で予約がとりやすい状況となったため同4・5%増加。座席数を前年から2割強減らした日本航空は同29・6%減の1万2657人。搭乗率は全日空47・6%、日本航空58・5%だった。

 両社とも連休前半の東京着便の利用が低調で、「帰省客の利用は伸びたが、東京への観光客が目減りした」とみている。一方、沖縄線の搭乗者は4725人で同9・6%増えた。

http://mainichi.jp/area/nagano/news/20110510ddlk20040198000c.html
GW:FDAの福岡線、搭乗率81.2%に−−松本空港発着便 /長野
 フジドリームエアラインズ(FDA)は9日、4月28日〜5月8日の利用状況を発表した。松本空港発着便は福岡線の搭乗率が81・2%に達し、8路線で最高だった。

 同社によると、期間中の福岡線利用者は1357人。札幌線利用者も1222人で搭乗率は73・1%と2番目に高かった。両路線とも松本発は4月29、30両日に、松本着は5月3〜5日にほぼ満席の状態だった。

 10年6月就航のため前年との比較はできないが、同社広報は「4月当初はキャンセルが相次いだが、連休が近づくころには盛り返し好調だった。自粛ムードが薄れたことが大きかったのではないか」と話した。【古川修司】

http://sankei.jp.msn.com/region/news/110510/szk11051002010001-n1.htm
静岡空港 GWの国際線利用者減
2011.5.10 02:01
 県は9日、ゴールデンウイーク(4月28日〜今月8日)の静岡空港の国際線利用状況を発表した。それによると就航する航空3社の搭乗率はいずれも昨年のゴールデンウイーク(同〜5月5日)を下回った。県は東日本大震災の影響で海外旅行の自粛が響いたものとみている。

 路線別の利用状況をみると、アシアナ航空のソウル線は搭乗者数が1939人で搭乗率は60・0%だった。大韓航空の同じくソウル線の搭乗者数は1182人で、搭乗率は56・7%。中国東方航空の上海線は搭乗者数が516人で、搭乗率は40・9%となった。

 昨年のゴールデンウイークの3社の搭乗率は、アシアナ航空が66・3%、大韓航空は64・8%、中国東方航空は47・9%で、すべて前年を下回る結果となった。

2938チバQ:2011/05/11(水) 23:01:37
http://www.asahi.com/business/update/0511/TKY201105110384.html
成田空港、民営化後初の赤字の見通し 12年3月期2011年5月11日20時19分

 成田国際空港会社(NAA)が11日発表した2011年3月期連結決算は増収増益だった。ただ、12年3月期は東日本大震災の影響で、04年4月の民営化後初めて純損益が赤字に転落する見通しになった。

 11年3月期は、売上高が前期比4.5%増の1878億円、純利益は同64.4%増の99億円。施設使用料の内容を見直したことで収入が増え、飲食物販部門も好調だった。

 12年3月期は、旅客数で約2割、航空機の発着回数で約1割の減少を見込む。売上高は14.0%減の1616億円、純損益は32億円の赤字になる見通しだ。森中小三郎社長は「年度(12年3月期)末におおむね震災前のレベルに回復するという想定だが、確信はない」としている。

2939チバQ:2011/05/12(木) 19:36:04
>>2836
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2011/05/12/0200000000AJP20110512003300882.HTML
エアプサン、6月に釜山〜東京路線の定期便就航へ
2011/05/12 19:01 KST文字拡大 文字縮小印刷
【ソウル12日聯合ニュース】格安航空会社(LCC)のエアプサンは12日、釜山〜東京を結ぶ定期便(毎日1回往復)を6月23日から運航すると明らかにした。

 就航を記念し、6月23日〜7月20日の搭乗券を5月末まで購入する顧客990人には9万9000〜14万9000ウォン(約7400〜1万1000円)の特別料金で提供する。

2940チバQ:2011/05/12(木) 19:36:39
http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011051201000793.html
スカイネットが新ブランドで飛躍 「ソラシド エア」導入
 スカイネットアジア航空(SNA、宮崎市)は12日、新たなブランド「ソラシド エア」を7月1日から導入し、ロゴも一新すると発表した。航空機の塗装も白とピスタチオグリーンのデザインに順次、切り替える。

 新ブランドは「空から笑顔の種をまく」との思いから、「空」と種を意味する英語の「seed(シード)」を組み合わせて創作し、さらなる飛躍への期待を込めた。

 羽田空港内で記者会見した伊東正孝社長は「九州の地元客にはご愛顧いただいているが、これを機会に知名度が低い首都圏でも認知してほしい」と新ブランド導入の狙いを説明。社名と「SNA」の名称は残すが、将来は変更する可能性もあるという。

2011/05/12 18:38 【共同通信】

2941チバQ:2011/05/12(木) 19:43:00
エアプサン、6月23日から成田/釜山線新規就航−旅行会社経由の販売重視
[掲載日:2011/04/19]
 韓国のローコストキャリア(LCC)のエアプサン(BX)は6月23日に成田/釜山線を開設し、デイリー運航を開始する。当初は4月28日の就航予定だったが、東日本大震災の影響で就航日を延期した。現在国土交通省に認可申請中だ。新規就航にともない、新たに東京支店を開設し営業を強化していく。同支店の原野卓郎氏によると、販売は旅行会社経由を主とする考えで、すでに旅行会社各社に対し営業を開始し、ツアーの造成をはたらきかけているという。

 成田/釜山線では造船会社が多い釜山や近隣諸都市の工場へのビジネス需要の取り込みをはかる。また、レジャー需要に対して、原野氏は「関東圏では釜山の認知が低く、旅行会社の商品にも似たようなコースが多い」と課題をあげる。今後は韓国観光公社とも協力し、世界遺産の安東や古都慶州といった周辺諸都市や、釜山近郊にある島をからめたコースを旅行会社に提案し、周辺地域の魅力の掘り起こしをはかる。

 原野氏によると、福岡/釜山線や大阪/釜山線のロードファクターは80%を超えており、成田線も88%をめざす。ただし、現在東日本大震災の影響によるインバウンド需要の減退もあり、まずはロードファクター60%、1ヶ月3500席の販売をめざす考えだ。航空券の発売は5月中旬を予定。料金は現在調整中だ。機材はエアバスA321-200型機で、エコノミークラス195席。詳細なスケジュールは下記の通り。

▽BX成田/釜山線(6月23日〜)
BX111 NRT 13時55分発/PUS 16時15分着(デイリー)
BX112 PUS 10時55分発/NRT 12時55分着(デイリー)

http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=48604&cid=2

2942チバQ:2011/05/17(火) 20:18:05
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110517-OYT1T00835.htm
成田―韓国に初の格安航空…往復9900円も
 韓国の格安航空会社(LCC)「エアプサン」は、6月23日から成田―釜山線を新規就航させると発表した。


 成田空港と韓国を結ぶ初のLCCとなる。同社は就航記念特別価格として往復9900円の航空券を今月31日まで、同社ホームページで販売している。

 毎日1往復運航し、195席全てがエコノミークラス。料金は季節や曜日などによって変わるが、平日最安値は、既存の航空会社より6割以上安い往復1万5000円前後に設定した。

 往路は午後1時55分成田発・同4時15分釜山着、復路は午前10時55分釜山発・午後0時55分成田着。

(2011年5月17日19時06分 読売新聞)

2943チバQ:2011/05/17(火) 20:25:42
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110517/plc11051714430016-n1.htm
関空・伊丹統合法案が成立 来春めど運営新社、国内初ケース
2011.5.17 14:42 (1/2ページ)

 関西国際空港と大阪(伊丹)空港の経営を統合して新運営会社を設立する法案が17日の衆院本会議で賛成多数により可決、成立した。両空港の運営権は民間へ売却する計画で黒字が出ている伊丹空港と一体的に運用することにより、約1兆3千億円に上る関空の有利子負債を早期解消し、首都圏空港と並ぶ国際拠点空港として再生するのが目的だ。

 国土交通省は平成24年4月を目標に政府の全額出資で新しい運営会社となる「新関西国際空港会社」を設立し、同年夏から業務を始めたい考えで、複数の空港統合は国内で初のケースとなる。

 運営権は期間を30年以上に設定し、27年度までに売却する。両空港の所有権は新関空会社に残る。同省は負債総額とほぼ同額で売却できるとみているが、東日本大震災の影響で航空需要が落ち込む中、経済情勢によっては時期がずれ込む可能性もあり、売却自体の実現を疑問視する声もある。

 同法などによると、新関空会社は、両空港の滑走路や伊丹空港の土地、関空のターミナルビルを資産に持ち、資産に見合う約4千億円の有利子負債も引き継ぐと想定している。関空の土地と残りの有利子負債などは、別に指定する土地保有会社が管理し、新関空会社から土地代を受け取るかたちで負債を減らしていく。

 伊丹空港については、地元自治体の要望を受けて同法に「適切かつ有効な活用」を図ると明記したが、具体策は新関空会社などの経営判断に委ねる。

 関西・大阪(伊丹)空港の統合 行政刷新会議による平成21年の事業仕分けで関空の経営改善が求められたのを受け、国土交通省の成長戦略会議が統合を打ち出した。昨年9月から地元自治体などとの意見交換会を重ねてきた。関空は伊丹空港の騒音問題を契機に、大阪府泉佐野市沖を埋め立てて平成6年に開港。2本の滑走路で完全24時間化されているが、建設費がかさんで負債が膨らんだ。





【用語解説】関西・大阪(伊丹)空港の統合

 行政刷新会議による平成21年の事業仕分けで関空の経営改善が求められたのを受け、国土交通省の成長戦略会議が統合を打ち出した。昨年9月から地元自治体などとの意見交換会を重ねてきた。関空は伊丹空港の騒音問題を契機に、大阪府泉佐野市沖を埋め立てて平成6年に開港。2本の滑走路で完全24時間化されているが、建設費がかさんで負債が膨らんだ。

2944チバQ:2011/05/17(火) 20:30:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110517-00000009-mai-bus_all
<FDA>東北便、就航期間「1年限定で」 国交省が要請
毎日新聞 5月17日(火)2時30分配信

 愛知県営名古屋空港を拠点に地域航空会社「フジドリームエアラインズ」(FDA、静岡市)が就航させる東北地方向けの新規定期便について、国土交通省が就航期間を1年程度に限定するよう同社や県などの関係機関に要請していることが16日分かった。中部国際空港への一元化を進める中部経済連合会などは要請を容認する考え。しかしFDAは運航を続ける方針で、愛知県もFDAの判断を尊重するという。要請には強制力がないため、当事者に決定は委ねられることになり、空港一元化をめぐる新たな火種となりそうだ。

 中部空港発の青森、花巻(岩手県)両空港行きの日本航空の定期便は10年10月までに撤退した。中経連、愛知県などから就航を依頼された全日空は今月13日から臨時のチャーター便を運航中。一方、FDAは、名古屋空港から両空港への運航を今月21日以降に始めると11日発表した。

 国交省航空局によると要請は「空港一元化を進める地元の共通認識に沿ったもの」(航空事業課)。名古屋空港からの運航は東日本大震災の復興のための「特例措置」(航空局幹部)で、本来は中部空港からの運航が望ましいとの判断がある。

 国交省の判断について中部国際空港幹部は「一元化のためにも当然」。全日空幹部は「チャーター便を成功させ、中部空港からの定期便就航を実現させたい」と話す。

 これに対しFDAは「期限はない。震災復興が終わっても運航は継続する」(企画部)。愛知県は「路線を確保することが最優先。どちらの空港でも構わない」(航空対策課)としており、FDAの方針を尊重する構えだ。【高橋昌紀、加藤潔】

2945チバQ:2011/05/17(火) 20:31:41
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110516/biz11051621330032-n1.htm
関空、4月の外国人客61%減 過去最大の下落幅
2011.5.16 21:32
 関西国際空港会社が16日に発表した4月の運営概況(速報値)によると、国際線の外国人旅客数は前年同月比61%減の14万4120人と大幅に落ち込んだ。4月としては平成7年(13万3016人)に次いで2番目に低い水準となり、下落幅としては平成6年9月の開港以来最大となった。

 東日本大震災や東京電力福島第1原子力発電所の事故により、海外の一部で日本への渡航自粛勧告が出たため、外国人旅行客が大きく減った。

 国際線と国内線とを合わせた旅客数全体でも25%減の86万1607人で、4月としては最も低い水準。国際線全体は26%減の63万9136人、国内線全体は日本航空の減便の影響も重なって21%減の22万2471人だった。一方、発着回数は国際線が給油や乗務員交代など一時的な離着陸増により4%増の6216回、国内線は5%減の2318回となった。

2946チバQ:2011/05/20(金) 21:54:36
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110519/biz11051920130049-n1.htm
7月開設の関空−ホノルル線「搭乗率8割超めざす」ハワイアン航空社長
2011.5.19 20:12

ハワイアン航空の客室乗務員に囲まれるマーク・ダンカリー社長(左から2人目)=19日、大阪市中央区のスイスホテル南海大阪(松村信仁撮影)
 7月13日に関西国際空港−ホノルル線を開設する米ハワイアン航空のマーク・ダンカリー社長は19日、大阪市内で会見し、同路線について「開設後3カ月程度で搭乗率80〜85%を目指したい」との目標を明らかにした。同路線は日本航空、米デルタ航空がそれぞれ毎日1往復ずつ運航する激戦区だが、ハワイの食材を使った機内食などサービス拡充で差異化を図る。

 同社の羽田国際空港−ホノルル便は東日本大震災後、搭乗率が60%前後に低下している。ダンガリー社長は「中長期的な輸送需要の見通しは(震災前と)変わらない」と述べ、今後は客足が回復するとの認識を示した。

2948チバQ:2011/05/20(金) 22:18:01
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/242403
SNA欠航前年比2倍 機材のトラブル過半数
2011年5月17日 01:11 カテゴリー:九州 > 宮崎
 スカイネットアジア航空(SNA、宮崎市)の今年1−4月の欠航便数が147便に上り、前年同期の2倍を超えた。計器の不具合など機材のトラブルが過半数で、利用者からは安全面への不安や「たびたび欠航すると仕事で使えない」などの不満も聞かれる。欠航が相次ぐ背景には大手航空会社との“体力差”もあるようだ。

 同社は九州と東京、沖縄を結ぶ9路線で1日27往復を運航。月別の欠航は1月36便(前年30便)▽2月34便(同15便)▽3月28便(同15便)▽4月49便(同10便)−で、いずれも前年を上回った。原因は大きく二つに分類され、天候不良や落雷、鳥が機体に衝突する「バードストライク」などの外因が65便、機材の不具合など内因が82便。

 同社によると、1月は霧島連山・新燃岳(しんもえだけ)の降灰の影響が大きく、36便のうち30便が外因で、残る6便は不具合3件が原因だった。しかし、4月は不具合6件で49便が欠航した。

 4月の欠航数について同社は「たまたま一時期に集中した」と説明。1件の不具合で22便が欠航した事例には、所有機が10機と少ないため、大手に比べて別の機体でカバーする運航調整が付きにくい事情がある。整備体制も異なり、部品の取り寄せや海外での修理に時間を要することもあった。

 所有機はすべて中古機だが、同社は「経年を踏まえた整備で、常に高品質の部品に更新している」として不具合との因果関係を否定。「コードシェア(共同運航)する全日本空輸(ANA)と同じ基準で安全監査している」と徹底管理を強調する。新造機を購入し、約230機を所有するANAの就航率は99・0%(昨年10月−今年2月)。これに対しSNAは98・4%(同)で大差はない。

 同社は「お客さまにご迷惑をかけないよう、さらに徹底整備に努める」としており、新ブランド「ソラシド エア」がスタートする7月以降、新造機6機を順次導入していく。

=2011/05/17付 西日本新聞朝刊=

2949チバQ:2011/05/21(土) 10:02:41
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001105200001
長崎空港、前年比1.6倍
2011年05月20日

 ◆1〜3月の3社計


 長崎空港から関西方面の路線はSKYのほか、日本航空(JAL)と全日空(ANA)が長崎―伊丹線を就航させている。


 今年1〜3月の3社合計の利用者数は、14万7千人にのぼった。前年同期と比較すると約1.6倍の大幅増だ=グラフ。提供できる座席数では大手2社を下回るSKYが、格安運賃を強みに利用者数で逆転し、関西路線をリードしている。


 ただ、東日本大震災後、長崎空港の利用者は急減した。空港を運営する長崎空港ビルディングによると、3月1〜10日の国内線利用者数は前年比104.9%だったが、震災後の同11〜31日は同81.8%に減少。特に羽田線は3割近く落ち込んだ。


 ある大手航空会社の担当者は「5月に入ってビジネス客は戻ってきたが、観光客はまだで、ダメージは大きい。夏の観光客の動向が気がかりだ」と漏らす。一方、SKYは「震災直後はキャンセルもあったが、5月の連休は7〜9割の搭乗率があった。震災の影響は一段落している」と分析している。(安倍龍太郎)

2950チバQ:2011/05/22(日) 12:57:38
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110522_8
復興を支える翼に 花巻−名古屋定期便

 約1年ぶりに復活した花巻―名古屋線の第1便が飛び立つ愛知県の県営名古屋空港には21日、関心の高さを示すように約30人の報道陣が記念セレモニーの取材に訪れた。

 同空港の地元住民も花巻線の就航を歓迎。豊山町の「とよやま まちおこしの会」は郷土料理のどじょう寿司(ずし)を振る舞った。メンバーの岡島みさきさん(62)は「名古屋空港は地元の宝。この機会に東北の人と友好を深めたい」と笑顔を広げた。

 セレモニーで同県の大村秀章知事は「東北地方には自動車関連の工場があり、経済的な人のつながりがたくさんある。この便がさらに大きく育ってほしい」と期待。テープカットで就航を祝った。

 乗客は夏を思わせる暑さの中、ブラジル・エンブラエル社製の飛行機まで歩いた。全員が席に着くと、客室乗務員が「東日本大震災からの復興を全社を挙げて支援していきます」とあいさつ。午後1時20分、赤の機体が鮮やかな第1便は花巻に向けて離陸した。

 通路を挟んで左右に2席ずつ並んだ定員76人の機内はほぼ満員。レザーシートは余裕ある大きさで、近距離のフライトなら問題はなさそうだ。

 窓の外には雪が残る日本アルプスの山々がくっきりと見える。機内サービスの静岡茶を味わっている間に、飛行機は新潟市、山形市の上空を通過して、雲で覆われた花巻空港の上空に到達した。

 直前に着陸した飛行機との間隔を調整するため、約10分上空を旋回してから着陸。滑走路では消防車が放水で第1便の到着を歓迎していた。東日本大震災の復興、経済交流、東北の観光など、乗客のいろいろな思いが詰まった花巻―名古屋線の第1便。両地域を結ぶ翼がその思いを運び続ける。

中部空港上回るアクセス


 県営名古屋(小牧)空港は名古屋市中心部の北、約15キロに位置する。名古屋駅との間にバスが運行されており、所要時間は約20分。運賃は片道700円。アクセスは中部国際空港(鉄道で最速28分)を上回る。

 定期便はフジドリームエアラインズ(FDA)が福岡線(1日5往復)と熊本線(1日2往復)を運航。花巻線の就航で国内3路線の運航となる。

 同空港は日本航空の子会社、ジェイエアが今年3月までに国内9路線の運航を撤退。FDAが一部の路線を引き継ぎ、運航が続けられている。花巻線は発着が中部国際から県営名古屋に移る形で復活した。

(2011/05/22)

2951チバQ:2011/05/22(日) 14:24:26
http://mytown.asahi.com/areanews/chiba/TKY201105200613.html
成田・団結小屋撤去へ「手続き進める」 判決に空港社長
2011年5月21日


現地闘争本部(丸囲み)などがあることで、「へ」の字に曲がっているB滑走路の誘導路=千葉県成田市


ツタなどの絡まる団結小屋(右)は、成田新法で使用禁止を告げる看板が掲げられていた。前を通る旧市道の封鎖に反対し、デモ行進が行われた=昨年6月、千葉県成田市天神峰


 成田空港の用地内にある反対派の団結小屋「天神峰現地闘争本部」の撤去と土地の明け渡しを求めた控訴審で、強制撤去が可能な仮執行宣言を含め成田国際空港会社(NAA)の主張をほぼ全面的に認めた20日の東京高裁判決。NAAは「手続きを進めていきたい」と社長コメントを発表、成田闘争の象徴とされる団結小屋は撤去に向けて動き出した。

 三里塚・芝山連合空港反対同盟北原派は即日、最高裁に上告。執行停止を申し立てた。団結小屋に近接する農地などの明け渡しをめぐる訴訟も別途続いており、徹底抗戦する構えは崩していない。

 闘争本部は、鉄骨造りにトタン張りの3階建て。元反対派幹部の自宅の庭を借り、1966年に建設した最初の団結小屋とされる。

 反対派は一審、二審で敷地を無償で使用する権利を設定する契約を結び、88年には有償とする契約が成立していたと主張。しかし、千葉地裁と同様、高裁判決でも認められなかった。

 控訴審では、NAAも仮執行を求め、付帯控訴していた。地裁では「相当ではない」と退けたが、高裁は空港建設事業が妨げられているなどとして「必要性は認められる」とした。

■用地買収は道半ば

 現地闘争本部は、空港の安全確保のため成田新法に基づいて90年に旧運輸省が封鎖、2010年にはNAAの新誘導路建設に伴い本部前を通る市道も廃止されて近づくこともできない。それでも闘争を象徴する「心のよりどころ」(反対同盟)であるとして一審、二審でも、仮執行宣言の阻止に重点を置いて訴訟を続けてきただけに反対運動に打撃を与えそうだ。

 この日、反対同盟の北原鉱治事務局長(89)ら約150人が正午から東京・日比谷公園周辺でデモ行進。高裁にも駆け付け、判決が言い渡されると、「でたらめだ」などと怒声が飛び交った。北原事務局長は「NAAの偏った話しか聞かず、こちらの主張が通用しなかった」と話した。

 一方、NAAは闘争本部撤去に向け、国交省や県警などと協議に入る方針だ。B滑走路の誘導路の一部が「へ」の字に曲がる一因となっており、「真っすぐにするのが悲願。1978年の開港日と重なり、二重の喜び」と語る幹部もいる。

 とはいえ、誘導路を真っすぐにするには、闘争本部に近接する反対派農家の農地の明け渡しをめぐり千葉地裁で係争中の訴訟に勝訴する必要がある。

 闘争本部の訴訟は今回の判決までに提訴から6年10カ月、弁論回数は25回にのぼった。NAAが抱える用地買収をめぐる裁判は、この訴訟も含めて主立ったものだけで10件あり、長期化しているものが多い。空港の計画用地全体のうち約99%を取得しているとはいえ、用地買収は依然として道半ばといえそうだ。

     ◇

 〈仮執行宣言〉 裁判に勝った当事者の権利を保護するため、控訴や上告により判決が確定しなくても「権利を実行できる」と裁判所が判決で宣言すること。民事訴訟法で定められ、権利をすぐに実現する必要性や、敗訴側が仮執行で受ける損害などをもとに宣言が必要かどうか判断する。敗訴側は執行停止の申し立てができるが、裁判所が退ければ、裁判所の執行官により判決が認めた内容が強制的に実行される。その後に判決が変更された場合は、金銭などにより原状回復がはかられる。

2952チバQ:2011/05/22(日) 14:25:02
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20110520-OYT8T01235.htm
「団結小屋」仮執行認定…空港会社、早期着手の意向

反対派「不当」、即日上告


B滑走路の誘導路(右)沿いに立つ団結小屋 「成田闘争」の象徴とされる団結小屋「天神峰現地闘争本部」を巡り、20日の東京高裁判決は、三里塚芝山連合空港反対同盟北原派に対して建物撤去と土地明け渡しを命じた1審・千葉地裁判決を支持し、1審では認めなかった建物の強制撤去が可能になる仮執行も認めた。原告の成田国際空港会社は「判決に基づき、執行手続きを進めたい」とし、早期に強制撤去に着手したい意向。一方、反対派は「不当判決」と反発し、即日上告するとともに執行停止を申し立て、「空港反対を貫く」と強調した。


 高裁判決は「明け渡しがされないことで、空港供用に支障が生じている」として、判決確定前でも強制撤去が可能になる仮執行を認めた。また、反対同盟が求めていた証人尋問も却下した。B滑走路(2500メートル)西側の誘導路は2002年に供用開始されたが、団結小屋を避けて「へ」の字型に曲がっている。

 小屋を撤去しても、周辺には2か所の未買収地があり、ただちに直線化工事に取りかかることはできない。ただ、空港会社は小屋周辺の別の土地を取得し、「へ」の字カーブを緩やかにする改良工事を実施。カーブ手前で一時待機する運用制限が今年3月に撤廃されていることなどから、「2014年度までに年間発着回数を30万回に増やす計画に大きな支障はない」(同社広報)という。

 反対同盟の北原鉱治事務局長は判決後、報道陣に「裁判官は現地を見ず、空港側の偏った話しか聞いていない」と口調を強め、「小屋は全闘士の熱情がこもっている。空港絶対反対を貫く」と話した。

(2011年5月21日 読売新聞)

2953チバQ:2011/05/22(日) 14:26:50
>>1899>>2844
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20110521101.htm
小松空港経由で全て輸入 ゴディバのチョコ
カーゴルクス航空が運航する国際貨物便=小松空港
 ベルギーの高級チョコレート「ゴディバ」の販売を手掛けるゴディバジャパン(東京)は、日本に輸入する商品を全量、小松空港経由とする方針を固めた。主要路線の海路に比べて輸送時間が大幅に短縮され、より鮮度の高い商品を提供できるため。2、3年後をめどに、全量空輸への切り替えを目指す。石川県が働き掛けてきた経緯があり、実現すれば小松空港の国際貨物取扱量増加に弾みがつく。
 ゴ社は現在、商品の輸入については主に海路を使用している。航空便が船便に比べて割高であることが要因で、航空便を利用した輸入は全体量の約2割にとどまっている。

 ただ、船便が日本到着まで約2カ月かかるのに対し、航空便は2日程度。時間的な利点が大きい航空便の活用策を探っていた。

 現在、ゴディバの商品は輸送手段を問わず、いったん埼玉県の倉庫に集められ、加工や箱詰め作業などを行った上で、各店舗に発送されている。この工程をベルギーで事前に済ませ、小松空港から直接店舗に発送することで、倉庫の維持費などを削減、空輸によるコスト高を補う。

 20日には実験的な第1陣がカーゴルクス便で小松空港に到着した。ゴ社は同様の輸送方式を段階的に導入し、2、3年後には全量を小松空港経由としたい考えだ。

 ゴ社の商品は、空輸については全て小松空港を利用しているが、今年の輸入予定量は約160トン。海路を含めた全体では約780トンを予定しており、全量が小松空港から輸入されることになれば同空港の貨物取扱量が大きく伸びることになる。

 県はゴ社に対し、これまでも小松空港の一層の活用を要請してきており、谷本正憲知事も今月11日、駐日ベルギー大使との懇談で、ゴディバの小松空港経由の輸入量の増加を求めていた。

2954チバQ:2011/05/22(日) 14:28:39
http://mytown.asahi.com/areanews/tokushima/OSK201105190153.html
徳島空港臨空用地、値下げ・リースも 県が購入条件緩和
2011年5月20日

 徳島空港(徳島県松茂町)の臨空用地が売れ残っている問題で、県は19日、売却先の業種や価格などを見直した新たな購入条件を発表した。リース制度も導入する。同日から始まった第2期分譲と合わせ、計11区画(2.34ヘクタール)に適用する。

 県運輸政策課によると、店舗や事務所、流通センターとして使用する場合は、一部を除いて業種の限定をなくすほか、区画によっては分割購入や、複数区画のセット購入も可能になった。売却価格は一般の商業地に合わせ、第1期分譲時より1割下げた。同課の担当者は「(業者側の)意見を採り入れ、条件を見直した」と話す。

 県が空港ターミナルビル周辺の10.5ヘクタールに造成した臨空用地は2年前から分譲を始めたが、まだ1区画しか売れていない。造成のための借入金残高は44億円、利息も年間3千万円を超えている。

 新たな購入条件は「徳島空港臨空用地」のホームページで7月19日まで閲覧できる。申込期間は同月20日から8月2日まで。問い合わせは同課(088・621・2668)へ。

2956チバQ:2011/05/23(月) 22:41:58
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-177358-storytopic-4.html
海南航空、那覇―北京線開設 7月にも定期便2011年5月22日
 中国の航空会社、海南航空が那覇と北京を結ぶ定期便を7月中にも就航する見通しであることが、21日までに分かった。23日以降に海南航空の担当者が県内調査に入る予定。那覇空港での手荷物管理、航空機整備などのハンドリング(地上支援業務)や事務所設置に向けた契約について、関係者と意見交換する。同航空による沖縄調査は初めて。
 県は「同航空側が6月中に就航を国土交通省に申請すれば7月か8月には就航可能だ」とし、観光客数が減少傾向にある中、中国市場の開拓につながる新規路線開設に期待を寄せている。
 日本と中国を結ぶ定期路線は乗り入れ枠に余裕があり、手続き上は中国の航空会社が事業計画を国交省に申請、認可後に就航できる。
 就航予定日の45日前には申請が必要。同省は「通常現場レベルで内容を確認、精査した上で申請するため、認可されないケースはほとんどない」という。同省や県などによると、海南航空は当初、6月ごろの就航を目指していた。しかし東日本大震災の影響で、日本国内が渡航自粛地域となり、日程が不透明となっていた。自粛が解かれたことで「やっと調査に入れるようになった」(県)という。(外間崇)

2957チバQ:2011/05/24(火) 22:11:31
http://news24.jp/articles/2011/05/24/06183286.html
日本初の格安航空、ブランド名は「ピーチ」
< 2011年5月24日 20:24 >ブックマーク
 「全日空」と香港の投資グループなどが出資する日本初の格安航空会社(=LCC)の「Peach Aviation(ピーチ・アビエーション)」は24日、同社のブランド名を「Peach(ピーチ)」にすると発表した。

 ブランド名はアジア発祥の果物である桃のかわいらしさや楽しさをイメージし、機体もピンク色。制服のデザインは、従来の航空会社のイメージを覆すカジュアルな装いとなっている。

 LCC専用ターミナルができる関西国際空港を拠点に、来年3月には新千歳空港や福岡空港、来年5月には韓国・仁川空港を結ぶ予定で、運賃は大手航空会社の半額程度を目指している。

2958チバQ:2011/05/24(火) 22:13:33
>>2909-2910とか
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110524-OYT1T00735.htm
ブランド名は「ピーチ」…関空拠点の格安航空
「peach」のロゴを発表する井上社長(右から2人目)ら=関口寛人撮影 全日本空輸などが出資し、関西国際空港を拠点とする日本初の本格的な格安航空会社(LCC)「A&F・アビエーション」は24日、ブランド名を「Peach(ピーチ)」にすると発表した。

 社名もピーチ・アビエーションに変更し、ピンクを基調とする機体のデザインなども披露した。本社も東京都港区から大阪府田尻町に移す。

 関空会社も同日、LCC専用ターミナルビルの概要を公表した。2期島に設ける新ターミナルは平屋建てで、延べ床面積は約3万平方メートルとなり、2012年度下期の完成を目指す。

 大阪市内で同日、記者会見したピーチ社の井上慎一社長は、ブランド名について、「斬新で、かわいらしさとクールさや楽しさを表した」と説明した。一方、関空会社の福島伸一社長は、「レストランやショップなどを充実させたい」と述べた。

(2011年5月24日15時33分 読売新聞)

2959チバQ:2011/05/24(火) 22:15:17
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110524/biz11052408390031-n1.htm
ANA系格安航空、関空に本社移転 国内・アジア便など半額で
2011.5.24 08:37
 全日本空輸(全日空)と香港の投資ファンドなどが出資して設立し、来年3月の就航を目指す日本初の本格的な格安航空会社(LCC)、「A&Fアビエーション」(東京都港区)の井上慎一社長は23日、大阪市中央区の大阪府庁に橋下徹知事を表敬訪問し、本社を24日付で関西国際空港内に移転することを明らかにした。パイロットや客室乗務員ら、関西を中心に約150人の新規採用を検討している。

 橋下知事は「雇用を増やし、法人税も大阪で納めていただけるということで、うれしい限り。関西広域連合も期待している。大阪府としても、できる限り応援したい」と話した。

 同社は24日に記者会見を開き、新社名とロゴマークを発表する予定。

 同社によると、主な事業地域は日本・アジアで、来年3月に関空と福岡、新千歳、同5月に韓国・仁川とを結ぶ路線への就航を予定しており、新規路線の開設も検討する。

 使用航空機は、エアバスA320−200型(180席)10機になる見込み。国内大手航空会社の正規運賃の半額程度の料金設定を目指し、就航から5年後に年間600万人の利用者を見込んでいる。

2960チバQ:2011/05/25(水) 19:41:16
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110525-OYT1T00845.htm
中国の格安航空、高松―上海間3000円から

 中国の格安航空会社「春秋航空」(上海市)は25日、高松―上海間の定期チャーター便を、7月15日から週2往復運航すると発表した。


 同社は3月末から週4往復で就航させる予定だったが、東日本大震災や福島第一原子力発電所の事故を受けて延期していた。

 発表によると、火、金曜日の各1往復。運航開始から1か月間は、全座席の1割にあたる18席を片道3000円(空港利用税、燃油サーチャージ別)にする。2か月目以降の最低運賃は片道4000円。予約は6月上旬からインターネットで受け付ける。

(2011年5月25日18時40分 読売新聞)

2961チバQ:2011/05/25(水) 19:43:08
http://www.chosunonline.com/news/20110525000008
金浦空港、韓中日シャトル路線の中心に(上)
7月には北京便も就航、台湾からもラブコール
金浦空港 | 仁川空港

 20日午後6時ごろ、金浦空港の国際線ターミナルでは、荷物を預けるために順番待ちをする搭乗客たちがチェックインカウンターの前で5メートル以上にわたり列を作っていた。一方、入国ゲートからはスーツにネクタイ姿の男性たちが次々と出てきた。一見すると、観光客よりもビジネスマンの方が多そうだ。


 午後6時40分ごろ入国ゲートから出てきたキム・ジンホさん(美容器具販売会社経営)=54=は「東京の取引先との間でトラブルが発生し、1泊2日の日程で急きょ東京に行ってきた。きょうもこれからソウル・江南地区で重要な打ち合わせがあるが、地下鉄9号線を利用すれば、約束の7時半までには江南駅近くの待ち合わせ場所に到着できるはずだ」と話し、大急ぎで地下鉄の駅に向かった。


 2001年に仁川国際空港がオープンすると同時に、国際空港としては事実上その役割を終え、衰退の一途をたどるかと思われた金浦空港だが、最近ビジネスマンが多く利用する国際空港として再び活気を取り戻している。2003年の羽田便就航を皮切りに、05年には上海・虹橋便、08年関西便、10年名古屋便など、近距離の国際線が次々と就航したのがその理由で、7月には北京便も就航予定だ(1日8便)。この結果、韓国・中国・日本の3カ国を1日で移動できるシャトル路線が文字通り完成することになる。


 最近は台湾も台北近郊の松山空港と金浦空港を結ぶ定期便の就航を希望するなど、今なおラブコールを受け続けている。


■首都圏の第2空港として復活


 国際線の短距離路線が就航したのに伴い利用客が増加した結果、金浦空港は「首都圏の第2空港」として新たな地位を確立した。現在、金浦空港を発着する国際線は4路線、1日48便の航空機が運航している。羽田便が就航した直後の04年には、国際線利用客数は年間61万4741人だったが、昨年は315万人に増えた。今のところ利用客の上限とされる430万人には届かないが、非常に速いペースで増え続けている。


 一方の国内線も、04年の韓国高速鉄道(KTX)開通により、便数も利用客数も急激に減少したが、06年に済州航空をはじめとする格安航空社が運航を開始したことをきっかけに、徐々に回復の兆しをみせている。国内線利用客数は07年に1214万人と激減したものの、再び上昇に転じ、昨年は1440万人まで回復した。

2962チバQ:2011/05/25(水) 19:43:36
http://www.chosunonline.com/news/20110525000009
金浦空港、韓中日シャトル路線の中心に(下)
7月には北京便も就航、台湾からもラブコール
 首都圏の空の便は現在、長距離国際線や乗り継ぎ客中心の仁川空港と、国内線や短距離国際線中心の金浦空港に完全に色分けされている。専門家は「世界的に見て、人口1000万人以上の大都市では、大型の国際空港と中小型の空港が共存するマルチポート(空港)システムを採用するケースが多い」と語る。


 東京では成田空港と羽田空港、ロンドンではヒースロー空港とガトウィック空港、パリではシャルル・ドゴール空港とオルリー空港が併存しているのがその例だ。同じように仁川空港は長距離路線や乗り継ぎ客の誘致に力を入れる一方で、金浦空港は短距離直行便に路線を集中させれば、互いに「ウィン−ウィン」の関係を築くことができるというわけだ。


■都心から30分・1ドルのビジネス空港


 金浦空港は世界的にも珍しい「1ドル(約82円)空港」だ。ソウル・江南地区の新ノンヒョン駅から地下鉄9号線を利用すれば片道1200ウォン(約90円)、国会議事堂などがある汝矣島からは1000ウォン(約75円)で行ける。また、所要時間もソウル市内からわずか30分だ。ソウル駅から空港鉄道を利用すれば20分、新ノンヒョン駅からは9号線の急行を利用すれば30分ほどで、光化門からも40分あれば十分だ。このように都心からのアクセスが非常に便利なのは大きな魅力だ。


 そのため「金浦−羽田便」は「仁川−成田便」に比べチケット代金が12万ウォン(約8990円)ほど高いが、搭乗率は逆に上回っている。金浦から各地に向かう便の搭乗率は、羽田が87.9%、虹橋73.7%、関空80.5%だが、仁川からは成田82.4%、虹橋66.2%、関空79.0%で、いずれも金浦発の便が仁川を上回っている。


 一方で都心からアクセスに便利な金浦空港に、短距離国際線の利用客が集中した場合、仁川空港のハブ化戦略に支障が生じるとの見方もある。とりわけ7月に就航予定の金浦−北京便は、従来の仁川−北京便の一部を縮小して就航するため、このような批判にも説得力がある。仁川−北京便利用客の10%は第3国に向かう乗り継ぎ客だが、金浦では乗り継ぎ客の誘致は不可能だからだ。これについて韓国航空公社は「金浦−北京便は1日8便しかないため、仁川空港のハブ化戦略に深刻な影響を及ぼす可能性は低い」「常に利用客の立場から考え、金浦空港をさらに活性化させていきたい」とコメントしている。

2963チバQ:2011/05/25(水) 19:44:29
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20110524-OYT8T01327.htm
空港利用者 6年で3分の2

不況、路線見直し影響

 新潟空港の利用者減少が続いている。県によると、昨年度の利用者数は92万652人で、前年度比3・4%(3万2851人)の減。4年連続の前年度割れとなった。過去最多だった2004年度の145万人と比べると、6年で3分の2以下にまで落ち込んでいる。

 内訳は、国内線が同3・5%減の72万6454人、国際線は同3・1%減の19万4198人だった。

 過去最多だった2004年度は、中越地震で羽田臨時便が2か月以上運航するという特殊事情があった。これを除いても、1999年度から2006年度まで、8年連続120万人以上と、かつて利用状況は安定していたが、07年度に119万人に減ると、毎年減少を続け、昨年度は95年度の水準にまで落ち込んだ。

 県空港課は、この原因として、〈1〉不況や新型インフルエンザなど、様々な外的要因〈2〉日本航空など航空会社の路線の見直し――を挙げる。さらに、尖閣諸島問題や北朝鮮情勢、ロシアが中古車の輸入関税を大幅に引き上げてロシア人バイヤーの利用が大幅に減ったことなども、響いたという。

 その結果、この4年間で、神戸、佐渡、名古屋(小牧)便が廃止・休止。昨年は、沖縄便が6〜9月を欠航する季節運航となったり、大阪便が1日10便から8便に、ウラジオストク、ハバロフスク両便がいずれも週2便から1便に減便されたりした。

 今年度は既に、東日本大震災の影響でロシアの2便、グアム便が運休。週4便に増便されるはずだった上海便は、増便分の運休を6月末から10月末までに延長するなどで、利用者はさらに減少する可能性もある。

 一方で、大阪便が7月から1日1便増え、ロシア便以外の国際線が昨年度、前年度実績を上回ったことなどから、県空港課は「需要はあり、いかに掘り起こすかだ」として、航空会社や旅行会社への働きかけを強めている。

(2011年5月25日 読売新聞)

2964チバQ:2011/05/27(金) 21:42:33
http://www.asahi.com/business/update/0527/TKY201105270442.html
日航、8年ぶり国際線新設 12年に成田―米ボストン線2011年5月27日20時48分


 日本航空は27日、成田―米ボストン線を来年4月22日に就航させると発表した。アメリカン航空との共同事業。来年5月末までは週4便で、その後は毎日運航する。日航が成田発着の国際線を新たに設けるのは8年ぶりとなる。

 日本とボストンを結ぶ初の直行便で、ビジネス需要が見込めると判断した。米ボーイング社製の最新鋭機「787」を使うため従来機より燃費が向上し、採算がとれる見通しになった。

2965チバQ:2011/05/27(金) 21:44:18
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110527/trd11052718010019-n1.htm
【開港1年・茨城空港】
(上)戦闘機マニアも 来場86万人、8割見学者 売店もデッキもにぎやか
2011.5.27 18:00 (1/3ページ)

航空機などを見る見学者でにぎわうターミナルビル送迎デッキ=茨城県小美玉市の茨城空港
 土曜日正午すぎの茨城空港(茨城県小美玉市)。次々と航空機が到着、駐機場に3機が並ぶ。

 ターミナルビル2階の送迎デッキは望遠レンズ付きカメラを構える中年男性、小さな子供を連れた夫婦、高齢者グループと、多様な年代の来場者でにぎわう。

 ガラス面の左側に目をやると曇った鏡みたいになって見えにくい。ガラスに特殊フィルムが入っており、航空自衛隊百里基地の中心施設がある北側が見えないようになっている。

 3機が並ぶのはわずかな時間。午後1時ごろから順次、滑走路へ向かう。アシアナ航空(韓国)、春秋航空(中国)のエアバスA320型機、スカイマークのボーイング737−800型機。ジェット機としては小型だが、デッキから間近に見るとやはり大きい。

 札幌へ向かう次男(37)を見送った常陸太田市の60代夫婦は「札幌便ができて便利になった。地方空港は乗客がいないと便数が減ってしまうから心配」と話す。

 だが、デッキに集まっていたのは搭乗客の見送りばかりではない。水戸市の女性会社員(56)は「半年前、平日に来たときは閑散としていたのに。にぎやかになってよかった」。家族で来た同市の男性会社員(43)も「無用なハコものという話もあったが、造って正解」と盛況ぶりをわがことのように喜んだ。

 県空港対策課によると、開港から2月末までの来場者は約86万5700人。平均で平日1500人、土日4千人を超え、8割が搭乗客以外の来場者。平日は自衛隊機の訓練を見学する戦闘機マニアの姿も目立つ。


地元の人気商品並ぶ


 ターミナルビルは延べ床面積約7800平方メートルのコンパクトな設計。2階は飲食店と売店2店が出店し、県のPRコーナーがある。

 亀印製菓(水戸市)が運営する亀じるし茨城空港店の責任者、大野善則さん(42)は「周りの心配の声もあったが、とにかくやってみなければ分からないと思った」と振り返る。

 開港時は出発、到着が1日各1便。乗客がいないのに売店に客が来るのか。だが、開港してみると、「搭乗客よりも見学者の方が多い。バスツアーも寄ってくれる」(大野さん)。

 同店1番人気は断トツで「茨城空港どら焼」。大野さんは「ここでしか買えない。茨城空港に行ってきたというお土産は今、自慢できるんです」と解説する。

 小美玉、鉾田、行方の3市商工会が出店する「スカイアリーナ」では3市の特産品を使った商品が並ぶ。冷やし焼き芋や焼き芋プリン、野菜を使ったシンフォニーケーキ…。

2966チバQ:2011/05/27(金) 21:44:42
 開港直後の4月から同店に立つ南利恵さん(38)は「地元のリピーターも数多く来てくれる」と話す。当初は商品の表示板も手書き。不安と試行錯誤のスタートだったが、ゴールデンウイークは店内の客が動けないほどの混雑だった。

 「一度は空港を見てみよう」「休日、気軽に楽しむ場所」。就航便も少なく、厳しい運営が予想されたが、週末を中心に大勢の県民が足を運んでいる。

 茨城空港は11日で開港から1年を迎えた。

2967チバQ:2011/05/27(金) 21:45:57
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110527/trd11052718010020-n1.htm
【開港1年・茨城空港】
(下)中国へ格安で スーパーコンパクト、低コスト、安全支える地上業務
2011.5.27 18:00 (1/3ページ)

クリックして拡大する

駐機場の隅に並ぶグランドハンドリング業務の特殊車両=茨城県小美玉市の茨城空港
 「コンパクト過ぎてスーパーかと思った」。千葉県富里市の主婦(45)は中国へ留学する娘を見送るため初めて茨城空港(茨城県小美玉市)を訪れた。自宅に近い成田空港を見慣れているため茨城空港の小ささに驚いたという。

 「春秋航空の格安チケットが取れた。ツアーなら(成田でも)割安だけど、旅行以外で利用できるかも」

 茨城空港の売りは格安航空会社(LCC)に対応したコンパクトさ。ボーディングブリッジ(搭乗橋)がなく、乗客はパッセンジャーステップ車で搭乗機に乗り降りする。

 設備の設置、維持管理に費用を削減できるが、その仕組みを支えているのはグランドハンドリング(地上支援業務)を担当する職員だ。

 ステップ車は極端に重心が高い。横転しないよう運転には細心の注意が払われる。

 羽田タートルサービス(東京都大田区)の間宮和弘さん(45)は「ブレーキ踏んでその場に止まれるような速度で慎重に飛行機に近づく。胃が痛くなるほど安全には気を使います」と話す。


鮮魚店経営らの転身


 間宮さんは開港に伴い、県内で新規採用された。鮮魚店経営という全く畑違いの職種からの転職。同社訓練教官、古森匡さん(39)らが基本から指導した。古森さんは「他社を含め過去の事故事例集を教科書に、事故原因や心理面などを討論するなど検証していきます」と説明する。

 グランドハンドリングでは多様な特殊車両があり、車種ごとに社内資格取得が必要となる。間宮さんは客室清掃の業務につき、その合間に1、2カ月かけて各車両の資格を取得した。

 「幸い、訓練時間はたくさんあった」と同社百里空港事業所の水口武司所長。就航便が少ない開港当初、駐機場を訓練に使える時間があった。「頻繁に航空機が出入りする他空港ではこうはいかない」

 一方、職員の技能継続も重要な課題だ。茨城空港では出発機が自走して滑走路へ向かう。「ジェット機が自走で出発するのは国内ではここだけでは」と水口所長。

 一般的に飛行機は自力で後退せず、トーイングカーという車両が棒状のトーバーを使って航空機の前輪を押して後退させる「プッシュバック」で方向転換させる。だが、茨城空港では半径15〜16メートルの黄色い点線の円に沿って機体が自走して方向転換。ターミナルに対し直角に機体が並ぶ他の空港では、飛行機はこのような器用なまねはできない。

 ただ、茨城空港もトーイングカーは備えており、一度に多くの機体が並ぶ場合や大きめの機体が利用する場合、プッシュバック作業は必要だ。昨年12月、県立那珂湊高が韓国への修学旅行で200人近くが利用し、アシアナ航空(韓国)が通常のエアバスA320型機(141席)より大型のボーイング767型機(250席)を運航させ、トーイングカーが活躍した。

 水口所長は「1年間乗務していないと社内資格を取り消すので、たまに動かす機会がないと」と苦笑い。羽田空港で研修させ、大型機にも対応できるよう態勢を整える。

 同事業所90人のスタッフのうち半数を超える52人が県内の新規採用。グランドハンドリングや保安・警備業務などで空港の裏側を支えている

2968チバQ:2011/05/28(土) 10:06:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20110527-OYT8T01187.htm
広島市 廃港受け入れ 広島西飛行場

ヘリポート県と共同整備 負担割合決まらず


広島西飛行場のヘリポート化について話し合う湯崎知事(左)と松井市長(広島市役所で)  広島市の松井一実市長は27日、市役所で湯崎知事と会談し、広島西飛行場(広島市西区)を廃港にしてヘリポート化する県の方針を受け入れると表明した。さらに、ヘリポートの整備・運用を県と市共同で進めることで合意。しかし、跡地利用や整備費用の負担割合などの協議は進展せず、新たな課題として残った。(矢沢寛茂、野中明子)

 松井市長は「背景や理由について私なりに理解し、総合的に勘案した」と理由を説明。受け入れの条件に「広島空港への機能集約と交通アクセスの改善、飛行場の跡地利用で連携を強化したい」と申し入れた。湯崎知事は「ありがたい。ヘリポートも市と共同で整備、運用したい」と提案、松井市長も同意した。

 担当職員による事前協議は会談直前まで続き、県有地が7割を占める49・5ヘクタールの跡地利用などを議論。県側が、6月議会に提案するとしているヘリポートの整備計画案を示さず、跡地利用の検討に着手できずに終わった。

 県幹部は「設計会社も決まっていないのに、提示できない」と説明。市幹部は「どこがヘリポートになるのか、どこまで県有地にかかるのかわからないまま、跡地利用は考えられない。現状で費用分担を話し合うのは無理」とした。

 会談終了後、湯崎知事は「共同運用ということで、費用は大体折半するということになるのでは」と楽観的だったのに対し、松井市長は「よく詰めて判断したい。跡地利用を市で考えることになったが、知事が安心した分だけ、私の肩の荷が重くなった」と述べた。

 松井市長の決定に、飛行場の存続を求めてきた広島商工会議所の深山英樹会頭は「やむを得ない。補助金がないと存続は難しいとは思っていた」と語った。災害時などに飛行機による救護活動を手伝う県赤十字飛行奉仕団の杉本健一委員長(61)は、「東日本大震災を受け、防災拠点となる地方空港の必要性を再認識した。市内の病院に近く、患者の搬送などのためにも残すべきだった」と残念がった。

 <広島西飛行場>1961年に広島空港として開港。93年に現在の広島空港の運用が始まり、小型機専用の飛行場として県に移管された。利用低迷で昨年10月末に定期便がなくなった。当時の秋葉忠利市長は同年末、県の廃港方針に対して市営で存続させる考えを表明したが、今年3月、関連条例案が市議会で否決された。

(2011年5月28日 読売新聞)

2969チバQ:2011/05/28(土) 10:59:42
http://www.asahi.com/areanews/shizuoka/TKY201105010295.html?ref=reca
静岡―熊本線、週4便に縮小 FDAが7月
2011年5月2日

 フジドリームエアラインズ(FDA)は、8月からの運休を検討している静岡―熊本線の運航について、7月1日から31日までは、現行の週7便から週4便にすると発表した。現在は毎日1往復しているが、7月からは日、月、水、金曜の各1往復となる。

 同路線についてFDAは1月末、想定よりも自動車関連のビジネス需要が少なく、熊本からの観光客も増えないとして、8月1日からの運休を検討すると発表。九州新幹線・鹿児島ルート(博多―鹿児島中央)の全線開通の影響を見極めてから判断するとしていた。

 FDAは「熊本線は、今年に入っても搭乗率が30%台と低迷しており、飛ばすほど赤字が広がる路線。企業体力からすると毎月4千万円の赤字は厳しい」。8月以降の運休については「5月下旬までに発表する」としている。

2970チバQ:2011/05/28(土) 11:17:58
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001105280004
エア・ドゥ「新路線検討」
2011年05月28日

 北海道国際航空(エア・ドゥ)は27日、2013年度に追加配分されるのが濃厚な羽田空港の発着枠の使い道として、同空港と道内を結ぶ新路線を開設する方向で検討している、と明らかにした。


 11年3月期の決算発表の席で、丸山泰司常務が表明した。新路線の就航先は明言しなかったが、「羽田と北海道で検討していくことになる」と述べた。


 同社は現在、10機態勢だが、14年度末までの機体更新に合わせて2機増やし、この分を新路線にあてる方針。小型機の後継機は燃費がよく、いまより燃料使用量を8〜11%減らせるという。


 一方、11年3月期単体決算の売上高は前期比9・3%増の382億1900万円で、純利益は同82・5%増の10億8600万円だった。増収増益は3年連続。


 東日本大震災の影響による減収が4億円ほどあったが、09年11月に開設した福島、小松、富山の各路線の収益が初めて通年で反映されたことが効いた。

2971チバQ:2011/05/29(日) 19:29:46
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201105270003.html
広島空港利用客が4年連続減
 広島県は26日、2010年度の広島空港(三原市)の旅客数を発表した。271万4851人で09年度比3・7%減。4年連続ダウンとなり、1993年10月の開港初年度を除くと過去2番目の少なさ。長引く景気低迷に東日本大震災の影響も加わり、国内線の減少が続いている。

 広島空港の国内定期路線は、東京、成田、札幌、仙台、沖縄の計5路線ある。チャーター便を含む旅客数は09年度比5・4%減の238万7691人。ビジネス利用が多い主力の東京線が4・8%減と伸び悩んだ。

 国際定期路線はソウル、大連・北京、大連・天津、上海、台北、グアムの計6路線。チャーター便を含む旅客数は10・3%増の32万7160人と大幅にアップした。上海線は、上海万博の影響もあって38・2%増と全体を押し上げた。

2972チバQ:2011/05/30(月) 22:32:36
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110530/biz11053018080020-n1.htm
「空飛ぶモスバーガー」登場 JAL国際線の機内食に
2011.5.30 17:57

モスバーガーの機内食「エアモスバーガー」のイメージ(商品完成後)
 モスフードサービスは30日、ハンバーガー専門店「モスバーガー」の機内食限定商品「AIR MOS BURGER(エアモスバーガー)」を6月1日から、日本航空(JAL)の主要国際線に提供すると発表した。8月末までの期間限定だが、モスバーガーが航空機の機内食に採用されるのは初めてだという。

 「AIR MOS BURGER(エアモスバーガー)」は、1973年の発売以来の定番商品「テリヤキバーガー」をベースに開発。国内では合いびき肉を使用しているが、機内食は100%ビーフを使用。自席でバンズ(パン)にパティ(ハンバーグ)、国産レタスを組み合わせ、テリヤキソースとマヨネーズをかけて仕上げるため、できたて感覚で食べられるのが特徴だ。

 提供する路線は成田発でニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルス、ロンドン、フランクフルトの各都市に到着する1日計5便で、全エコノミークラスが対象。搭乗時間中の2度目の食事として提供し、総数は約8万食になる見込み。

 モスバーガーは台湾の185店などアジアを中心に計244店を出店している。今後、アジアと平行して欧米への出店を加速させる計画で、今回、国際線での食事の提供を通じ、海外での知名度アップを目指す。

2973チバQ:2011/05/30(月) 22:33:31
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110530-00000000-economist-int
<WORLD WATCH>ロシア モスクワ、空の主導権争い 2空港に合併案浮上
週刊エコノミスト 5月30日(月)18時1分配信

 ◇田中洋之(たなか・ひろゆき=毎日新聞モスクワ支局)

 モスクワにある3空港のうち、2つの合併案が浮上し、「空の玄関口」をめぐる競争が激化する様相を見せている。

 プーチン首相は3月末、モスクワ北部にあるシェレメチェボ空港と、西部のブヌコボ空港を合併させる構想を打ち出した。シェレメチェボ空港はロシア政府が100%、ブヌコボ空港はモスクワ市が75%の株式を保有している。関係者によると、モスクワ市が保有するブヌコボ空港株を政府が取得する形で統合する案が出ている。

 背景には、モスクワ南部にあるドモジェドボ空港の「台頭」がある。ドモジェドボ空港は以前は国内線専用だったが、ソ連崩壊後に民営化され、近代的な旅客ターミナルを新設するなど、サービス向上に取り組んだ。日本航空はじめ欧米の主要エアラインが発着拠点をシェレメチェボ空港から移すようになり、ドモジェドボ空港はモスクワ最大の空港に成長した。

 一方、「旧ソ連的」な施設や職員の対応で評判が悪かったシェレメチェボ空港も、新ターミナルを建設するなど対抗している。しかし、2010年の実績では、ドモジェドボ空港の利用客数は2220万人で、シェレメチェボ空港の1930万人、ブヌコボ空港の940万人を引き離している。ロシア政府は合併により、「失地回復」を図りたい思惑がある。

 ロシアは14年のソチ冬季五輪、18年のサッカー・ワールドカップなど国際イベントが目白押し。モスクワの空港需要は20年に1億人と、今の2倍に増えることが予測され、各空港は滑走路やターミナルの拡充などインフラ整備が求められている。このため、専門家からは「モスクワの空港は競争より、役割分担など協調路線を模索すべきだ」との指摘も出ている。

2974チバQ:2011/05/31(火) 21:11:48
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20110531/CK2011053102000105.html
松本空港利用率58・1% 福岡線の知名度向上課題
2011年5月31日


 県営松本空港の2010年度の利用率は58・1%で、09年度より3・4ポイント増加した。松本市で30日に開いた「信州まつもと空港地元利用促進協議会」の定期総会で報告された。

 利用者数は8万207人で、09年度より2万2631人増加。路線別の利用率では、札幌線が71・2%(09年度比2・6ポイント増)と人気の高さを示したが、福岡線は48・7%(同12・4ポイント減)と大きく落ち込んだ。冬季ダイヤ限定で運航した静岡線は47・4%だった。

 同空港からは昨年5月末で日本航空が撤退し、6月から「フジドリームエアラインズ」(FDA、静岡市)が引き継いだ。日航は札幌、福岡線とも隔日運航だったが、FDAは毎日運航しており、それが利用者数の増加につながったと、松本市観光温泉課は分析。福岡線の落ち込みは、福岡発が午前7時40分という使いづらさが原因とみている。

 総会では、本年度から福岡発を午前10時15分に変更したことから、福岡線の利用率向上などを事業計画に盛り込んだ。市観光温泉課の担当者は「福岡線の存在を知らない人も多いので、PR活動を重ねて知名度を上げたい」と話した。 (佐野公彦)

2975チバQ:2011/06/01(水) 18:35:40
http://www.asahi.com/travel/news/TKY201106010438.html
大韓航空の総2階建てA380、成田―仁川線に17日就航
2011年6月1日17時33分

 大韓航空は1日、総2階建て大型機、エアバスA380を成田―ソウル(仁川)間で17日から就航させると発表した。成田空港へはA380の乗り入れが相次いでおり、アジア系の航空会社では大韓航空がシンガポール航空に続き2社めとなる。

 座席はファーストクラスが12席、ビジネスクラスが94席、エコノミークラスが301席。総座席数は407で、同社によると他の航空会社のA380と比べて最も少ない席数で「快適なゆとりの空間を実現した」としている。

 A380は航空会社によってさまざまな機内環境づくりが工夫されている。大韓航空の場合は2階席はすべてビジネスクラスとした。このほか、免税品の展示スペースやバーラウンジなどを設け、目的地までの時間を楽しめるつくりとなったという。同社は10機のA380を購入しており、今後納入される機体は欧米路線にも就航させる方針。

 運航スケジュールは、成田発午後1時、仁川着が同3時25分。折り返し便は仁川発午前9時10分で成田着が11時半。これまでB777で運航していた便の機材を変更する形となっている。(アサヒ・コム編集部)

2976チバQ:2011/06/01(水) 23:12:55
創業路線は鹿児島が残るのみですね

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110601-OYS1T00629.htm
FDA静岡―熊本線、7月31日限りで撤退へ

 フジドリームエアラインズ(FDA)は31日、現在静岡空港で1日1往復している静岡―熊本線から、7月31日限りで撤退すると発表した。今年3月の静岡―小松(石川県)線に続く撤退で、同社が静岡空港で就航するのは札幌、福岡、鹿児島の3路線となる。一方、名古屋空港の発着路線は8月から4路線に増やす予定で、名古屋重視の姿勢が一層鮮明になった。

 FDAの静岡―熊本線は、同社が静岡空港に就航した2009年7月からの路線で、自動車関連のビジネス客を見込んでスタートした。しかし、今年4月までの平均搭乗率は43・8%と低迷。特に昨年9月〜今年4月は30%台に落ち込み、同社が目標とする65%には遠く及ばない状況が続いていた。

 さらに、この路線は収益の見込める個人客が同社の路線で一番少なく、「4月の赤字は3700万円程度だった」(FDA広報担当者)という。撤退を前に、7月1日からは週4往復に減便する。

 一方、FDAは名古屋発着の路線を増やす。5月21日から名古屋―花巻(岩手県)線を週2、3日往復させているほか、7月2日からは名古屋―青森線を月9往復の不定期で運航させ、8月1日からは1日1往復に増便する。営業部門の一部や整備、運航部門なども静岡市の本社から名古屋に移すという。

 川勝知事は31日、「着実に利用者も増加してきていたので、撤退は非常に残念。県としては、防災面での協定も含め、今後も熊本県との交流拡大に努めたい」とコメントした。

(2011年6月1日 読売新聞)

2977チバQ:2011/06/01(水) 23:13:33
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110601-OYS1T00629.htm
韓国格安航空が成田へ 日中韓の路線網充実
2011/6/1 12:10 div/dl/dd/div.JSID_key_html
$.JSID_actGadgetReload_scrap
../../.cmn-article_title/span.JSID_key_fonthlm ../../.cmn-section/.cmn-small_headline/h5.JSID_key_fonthlm ../../h4.JSID_key_fonthlm ../../.cmn-section/.cmn-article_title/span.JSID_key_fonthlm ../../.cmn-article_title/span.JSID_key_fonthln ../../.cmn-section/.cmn-small_headline/h5.JSID_key_fonthln ../../h4.JSID_key_fonthln ../../.cmn-section/.cmn-article_title/span.JSID_key_fonthln ../../.cmn-article_title/span.JSID_key_fonttxt ../../.cmn-section/.cmn-small_headline/h5.JSID_key_fonttxt ../../h4.JSID_key_fonttxt ../../.cmn-section/.cmn-article_title/span.JSID_key_fonttxt ../../.cmn-section/.knc-article_wrapper/div.JSID_key_fonttxt ../../div.JSID_key_fonttxt ../../.cmn-section/div.JSID_key_fonttxt ../../.cmn-indent/ul.JSID_key_fonttxt ###印刷
 日中韓3カ国の首都や主要都市を結ぶ空のネットワークが拡充する。6月から成田空港に初めて韓国の格安航空会社(LCC)が乗り入れることが決まり、中韓の間では7月にソウル都市部に近い金浦空港と北京空港を結ぶ新路線が就航する。3カ国間の空の便の利便性向上はビジネスや観光での行き来を増やし、北東アジア/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EAE2E3E3E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXの経済的な結び付きを一段と強めそうだ。




 日韓の航空路線では、韓国のLCCは大阪や福岡などには既に就航しているが、最も需要の大きい東京便はなかった。今年2月に成田空港への運航枠をLCC2社が取得。6月23日から韓国第2の都市である釜山との路線をエアプサンが1日1便(1往復)運航する。

 エアプサンは同路線の通常時の運賃を最低2万4900円に設定。既存の航空会社の正規割引運賃より3〜5割安く、従来よりも手ごろに利用できるようになる。さらにイースター航空も7月1日から仁川空港―成田路線を就航する。

 一方、金浦―北京便の開設は中韓両政府が2009年1月の原則合意後に進めていた具体的な調整が4月末に決着。7月から大韓航空や中国国際航空など両国の航空4社が、それぞれ1日1便(1往復)就航する。

 国内線主体の金浦空港は、国際線の仁川空港よりもソウル都心部に近い。このため従来より都心部からの移動が「往復で1時間程度短縮できる」(韓国国土海洋省)といい、発着時間次第では相互に日帰りでの往来もしやすくなる。

 金浦からは東京・羽田空港との路線が1日12便(12往復)運航。羽田―北京便も09年10月から就航している。金浦―北京便就航によって3カ国の首都間で利便性の高い航空路線網が整う。

 10年に日中韓の各2国間を往来した人数は合計で1515万人となった。日本政府観光局によると、4月の訪日外国人数は29万5800人で前年同月比62.5%減と過去最大の落ち込みとなった。東日本大震災の影響で韓国や中国からの来日減少も目立ったが、経済成長の拡大が続く中国を中心に日中韓3カ国間の航空需要は中長期的に増加が見込まれている。(ソウル=島谷英明)

2979チバQ:2011/06/01(水) 23:15:47
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001106010002
FDA 運航拠点、名古屋へ
2011年06月01日

 静岡空港の熊本線の運休を検討していたフジドリームエアラインズ(FDA、本社・静岡市)は31日、7月末で熊本線からの撤退を表明した。さらに本社は静岡に残しながらも、コスト削減のため、運航拠点を愛知県営名古屋空港(同県豊山町)に集約していく方針も明らかにした。


 ■「経営」は静岡維持


 同社は、熊本線からの撤退理由について、平均搭乗率が採算ラインの65%を下回る43・8%▽昨年12月〜今年4月の各月の搭乗率が30%台▽4月は3700万円前後の赤字だった、などを挙げた。


 愛知県の大村秀章知事や国土交通省から今年4月、震災の復興支援のため、東北への定期便を開設するよう要請があり、新路線開設のため、赤字が深刻だった熊本線から撤退しなければならなくなったとも説明した。この撤退で、同社の静岡空港からの発着便は4路線6往復から、札幌、福岡、鹿児島の3路線5往復に減る。同社は3月に小松(石川県)便を撤退したばかり。


 一方、同社は、夏ダイヤ(8月1日〜10月29日)で名古屋空港から青森、花巻の両空港へ毎日1往復の定期便を開設。名古屋空港の発着便は2路線7往復から4路線9往復に増え、路線数も静岡空港を上回る。


 同社企画部は「名古屋では空港利用料の減免を受けられ、コスト削減が図れるので、運航拠点としていく」とする一方、「FDAは静岡で生まれた会社で、今後も静岡が経営拠点であることにかわりない。他の路線も変更の予定はない」と説明した。


 川勝平太知事は「熊本線の運休は非常に残念」とコメントした。

2980チバQ:2011/06/01(水) 23:16:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110601-00000013-mailo-l22
静岡空港:FDA、8月から熊本便「撤退」 3年目かじ取り厳しく /静岡
毎日新聞 6月1日(水)10時43分配信

 静岡空港に就航する「フジドリームエアラインズ」(FDA、静岡市)は31日、熊本県の熊本空港を結ぶ定期便(1日1往復)を8月1日から運休すると発表し、事実上の撤退を決めた。今月4日で開港2周年を迎える静岡空港は、国内路線の減少が続くうえ、好調だった韓国・ソウル便などの国際線も東日本大震災の影響で減便を余儀なくされており、3年目を迎える空港はさらに厳しいかじ取りが強いられる。【仲田力行、平林由梨】
 ■「名古屋に集約」
 FDAによると、熊本便は09年7月から今年4月までの平均搭乗率は約44%と、当初見込んでいた採算ラインの65%を大きく下回り、4月は3700万円の赤字となった。5月は51%まで回復したが、「路線維持は体力的に厳しい。利益率の高い個人客が少なく、運航する8路線で一番収支が悪い」と撤退を決めた。
 5月に熊本県を訪れ熊本便のPRをしてきた川勝平太知事は、書面で「搭乗率向上の取り組みを重ねて利用者も増加したが、運休は非常に残念だ」とのコメントを発表した。
 開港後にピーク時3社7路線となった国内線は日本航空が昨年3月に撤退。FDAが日本航空の路線を引き継いだが、羽田(東京)と名古屋の両都市の空港に旅客を奪われ、3月に小松空港(石川県)便から撤退したばかり。8月からは同社と全日空の2社5路線となる。
 FDAは「運航機能の拠点を名古屋に集約する方向で検討している。静岡空港は発展するには時間がかかる」と静岡空港の影の薄さを指摘する。
 ■海外客も減少
 一方、空港の活気を支えていた国際線も震災の影響による暗雲が垂れこめる。
 県によると、開港2年目となる10年度の国際線平均搭乗率は、観光客を中心に約70%と堅調だった。特にソウル便を運航する大韓航空とアシアナ航空の2社は、今年1月に搭乗率80%を超えていた。
 だが震災後の3月の搭乗率は前月を20ポイント以上下回った。大韓航空は1日1往復だったソウル便の減便を始め、6月からは週3往復とする方針だ。大韓航空静岡支店の金森慶多支店長は「福島の原発事故が収束しない中で、日本が積極的に誘致しないと状況は変わらない」と話す。
 上海便を運航する中国東方航空も含め、3社3路線とも搭乗率は5割を切った。
 ■県民に期待
 県は昨年度の合計搭乗者数約55万人に対し、2年後の13年度の搭乗者数の目標を70万人と設定する。国際線の回復は見込めず、「県民のみなさんに利用をよびかけるしかない」(県文化・観光部)のが現状だ。
 FDAが熊本便の撤退を表明した31日午後、小雨が交じる静岡空港の展望デッキには親子連れなど約20人が、発着する機体に見入っていた。閑散としたデッキに面した食堂の女性店員は、FDAが熊本便撤退を決めたと知ると、「1便減るだけでも客の数はぐっと少なくなる。うちとしてもとても残念」と漏らした。
 また、夫婦で飛行機の発着をよく見に来るという掛川市の無職、山崎公夫(まさお)さん(68)は「震災からの復興が進めば活気が戻るかもしれないが、このままだと無駄な空港だと言われかねない」と浮かない表情だった。

2981チバQ:2011/06/02(木) 22:31:06
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001106020002
HAC 丘珠全面移行
2011年06月02日
式典で発表されたHACの新たなロゴマークを背に立つ西村公利社長(左)と高橋はるみ知事(右)=札幌市東区

■業績回復狙い再出発


 北海道エアシステム(HAC)が1日、札幌丘珠空港(札幌市東区)に拠点を全面的に移し、新たなスタートを切った。日本航空(JAL)の経営破綻(はたん)でJALグループから切り離され、4月に道が筆頭株主となった「新生HAC」。拠点集約で業績回復を狙うが、経営基盤が脆弱(ぜいじゃく)なだけに自立した「道民の翼」となるには課題も多い。


   ◇


 「これだけの支援を頂いた。期待に応えられるように安全運航を最優先に、安定経営に努めたい」


 丘珠空港での式典で、西村公利社長は居並ぶ株主らを前にこう語った。出席した高橋はるみ知事は「道民から愛される航空会社として発展することを祈念する」とエールを送った。


 道は道民の翼を残すべきだとして、過半数を握っていたJALの持ち株の一部を買い取った。ほかの道内自治体や経済界も賛同し、「地元出資比率」約85%の道民の翼として4月以降も生き残ることになった。


 再生への第一歩となるのが、新千歳空港と丘珠空港という二つの拠点の丘珠への集約だった。


 丘珠は、昨年6月末で全日本空輸(ANA)系の路線がすべて新千歳空港発着に移行し、HACの独占状態だ。搭乗率アップが期待でき、整備などのコスト削減も見込める。本社機能も新千歳から丘珠に移した。


 丘珠の地元・札幌市も後押しする。ANAからの機体格納庫取得費に1億円を道とともに補助し、携帯電話で運航状況を確認できるモバイルサイトを開いた。さらに地下鉄栄町駅近くにバスのロータリーをつくり、空港との乗り継ぎ機能を強化する方針だ。


 HACは09年度まで5年連続の赤字で、10年度は6期ぶりに黒字転換する見通し。いま策定中で6月に公表する11〜14年度の事業計画には、11年度は初期投資に伴う費用がかさむため赤字になるが、来年度以降は再び黒字になると盛り込む方針だ。


 西村社長はこの日報道陣に「11年度は計画上は赤字が見込まれるが、黒字は届かないハードルではない」と、強気の姿勢を示した。


■機体確保など課題も


 ただ、「安定飛行」までには課題が山積する。


 営業活動はこれまで「JAL任せ」(幹部)だった。「札幌都市圏のビジネス需要のすそ野を広げたい。営業担当を1人配属する」(渡邊直樹常務)というが、効果は不透明だ。


 JALのホームページからの予約も9月から完全にできなくなり、自前の予約・発券システムを使う。携帯電話での予約も可能にするが、周知不足での「客離れ」が懸念される。


 予備機がないのも不安材料だ。いまは保有の3機をフル稼働させており、機体トラブルがあると欠航便が相次ぐ。4月20日には新千歳―女満別便でエンジンに不具合が見つかり、1カ月で計22便が欠航。5月も機体故障で7便が飛べなかった。このためHACは4機目を導入する方針だが、時期は5年以内としている。


 4機目の導入に合わせ、道外への就航も検討する方針だ。過去に企画された三沢空港(青森県)へのチャーター便が盛況だったためだ。


 ただ、「自治体からの出資で『公共的な使命』の比重が増しており、バランスをとる必要がある」(幹部)との声もあり、利益追求を優先できない可能性がある。


(神元敦司、古賀大己)

2982チバQ:2011/06/03(金) 20:53:52
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20110603rky00m020002000c.html
中国航空各社:夏場へ沖縄路線増
 中国から沖縄に就航する航空各社は夏場に向けて、沖縄定期路線の新規開設や増便のほか、東日本大震災で再開を延期していた路線を就航させる。7月以降、上海と香港、初の定期便就航となる北京を含めると、現行の週9往復から週15往復へと拡大される。一方、県は、7月から沖縄を訪れる中国人向けに有効期限内なら何度でも利用できる数次ビザ(査証)が発給されるのに合わせ、誘客キャンペーンを展開する。航空便の増加やビザ緩和の追い風で、夏場の中国人観光客の増加が見込まれる。

 中国航空各社は大震災に伴う原発事故の影響が沖縄にはないことから、増便や就航を決めた。

 上海−沖縄線を就航する中国東方航空は週2往復を8月から週4往復に増便。香港−沖縄線を運航する香港ドラゴン航空は3月から運航を休止していたが、7月から週2往復を再開する。香港エクスプレスは機材を大型化し、約160人乗りの航空機を約280人乗りに変更。海南航空は7月28日から初の北京−沖縄線の定期便就航が決定しており、週2往復を運航する。

 一方、県のキャンペーンは「沖縄から始まる日本の旅 3年間日本自由旅行」を標語に6〜8月まで実施する。中国旅行展でのPRや知事のトップセールスなど、中国人観光客の誘致拡大を目指す。

 県の下地芳郎観光政策統括監は「目標数の設定は難しいが、年間10万人の中国人観光客の来沖が一つの目安となる。官民一体となって取り組んでいきたい」と話した。(梅田正覚)

(琉球新報)

2983チバQ:2011/06/03(金) 20:54:48
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001106030003
飛行機の街堪能 まるごとマップ
2011年06月03日


所沢市が発行した小冊子型のミニマップ。飛行機に関する情報が満載だ

◇所沢市発行、航空関係の名所紹介


 所沢市は市内の航空関係にまつわる見どころを満載した小冊子「見所沢山所沢マップ」を発行した。市内の日本大学芸術学部生がイラストなどを担当、西武鉄道所沢駅や航空記念公園周辺のゆかりの史跡や名所をわかりやすく紹介している。航空発祥の街として知られる同市だが、飛行機に絞った「まるごとマップ」を出すのは初めてという。


◇日大芸術学部生がイラスト担当


 市によると、制作は所沢航空発祥100周年記念事業実行委員会。市広報課が取材で協力、装丁やイラストは原花菜子さん(日大4年)が手がけた。市のイメージマスコット「トコろん」と広報キャラクターの「ひばりちゃん」が案内する形をとり、地図や写真、説明文を掲載。読み進めながら散歩すれば、所沢の航空の歴史が学べる構成だ。


 YS11型機が展示された航空記念公園といった人気スポットをはじめ、旧日本陸軍の飛行機格納庫跡や少年飛行兵の像、日本で初の航空事故犠牲者とされる兵士たちの塔、1911(明治44)年の所沢飛行場開設に伴って造られた「飛行機新道」に架かる橋など、興味深い歴史史跡なども多く紹介している。


 また、視察に来た仏軍人が好んだことから、その名を冠したという「フォール・カツレツ」や、航空機や飛行船の名前からとったという銘菓類など「食」の情報も盛り込まれている。


 A5判30ページで5千部を印刷。市内の小中学校や公民館などに配布したほか、8月予定の航空関連イベントで来場者に配る予定。市企画総務課は「好評なら増刷も検討したい」と話している。

2984チバQ:2011/06/03(金) 23:13:19
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110603-00000001-toyo-bus_all
夏の“節電”休暇に狙い ANA、JALの魂胆
東洋経済オンライン 6月3日(金)13時19分配信

「国際線は、座席供給量を増やしていることもあるが、前年を上回りそうな状況だ」(全日本空輸〈ANA〉の伊東信一郎社長)

 航空業界で今、“異変”が起きている。同時多発テロや新型インフルエンザの流行など、イベントリスクが起きるたびに大幅な赤字や経営危機に陥ってきたが、今回の東日本大震災では意外にリカバリーが早そうなのだ。

 冒頭のANA。国際線が震災直後に前年比2割減まで落ち込んだが、「5月に前年並み、6月には100%超えが確実になってきた」と福澤一郎IR推進室長は語る。ビジネス客の戻りが早く、昨秋の羽田空港国際線拡張などで供給量が2割増となったことも前年越えの大きな要因だ。

 国際線より需要が弱い国内線でも5月に1割減、今夏には5%減程度までの改善を見込む。会社側の2011年度業績予想は非開示だが、「社内では全利益段階での黒字と配当維持を前提にしている」(ANA関係者)という。大リストラ中の日本航空(JAL)や、原発問題に直面した外資系航空会社の運休・減便の影響もあり、ANAへ旅客が流入したことも否めない。

 実際、JALのゴールデンウイーク(GW)中の旅客数は、国際線が前年比31%減、国内線が同25%減とさんざんだった。ところが社内関係者によると、そのJALでさえも震災の起きた3月に100億円近い営業利益をたたき出し、足元の5月も単月黒字は確実な状況という。11年度の営業利益は前期比半減以下になるものの、700億円程度を維持しそうだ。

 現在のJALは座席供給量を国際、国内線ともに25%前後減らしており、見掛けの旅客数減ほど実態の収益は悪くならない。GWの搭乗率は国際、国内線とも、JALがANAを数%ずつ上回った。

 今後のカギは、最大の稼ぎ時となる夏休みをどう乗り切るかだ。ただ皮肉にも、今年は節電の影響で多くの企業が夏季休暇を長期化、分散化させるため、業界にとって追い風となる。「観光庁は、夏休みの長期滞在型国内旅行商品をPRする予定。従来の国内旅行は3泊4日が精々だったが、今年は7泊8日等の遠距離商品が大々的に宣伝されそうだ」と、関係者は早くもそろばんをはじいている。

(野村明弘 =週刊東洋経済2011年5月21日号)
※記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

2985チバQ:2011/06/04(土) 19:11:02
>>2974
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110604-00000168-mailo-l20
信州・取材前線:FDA松本空港就航、2年目の課題(その1) /長野
毎日新聞 6月4日(土)13時53分配信

 ◇採算ラインに届かぬ搭乗率、存続へ「九州」に重点 交通整備も不十分
 県営松本空港に就航して1日で1周年を迎えたFDA(フジドリームエアラインズ、本社・静岡市)。信州の山々をイメージした明るい緑色の機体は県民の目にも定着してきたが、札幌、福岡、静岡(10年11月〜11年3月限定)の3路線の搭乗率は平均56・2%で採算ラインの65%に届いていない。「県民の翼」として定期便を存続させるには搭乗率47・7%と低調な福岡線の認知度アップや、空港とJR松本駅を結ぶ交通整備などの県や地元と一体となった利用者へのサービス向上や、地方都市からの誘客強化が2年目の課題になる。【大島英吾】
 ◇「65%」へ強気
 「地方と地方をつなぎ、新しいビジネスモデルを作ることが我々の理想だ」
 1年前の就航パーティーでこう語った鈴木与平社長。1日の1周年式典では「今は赤字だが、掲げた理想の灯を消したくない。今後も皆さんにかわいがってもらえるよう努力したい」と力を込めた。
 FDAの航空事業開始は09年。同社の全国計8路線の平均搭乗率が49・3%(10年6月〜11年3月)と低迷する中、松本空港3路線は同時期で55・5%と比較的高い。鈴木社長は「県内で存在が知られてきた。目標の65%までいける実感はある」と強気だ。
 ただ、札幌線が68・2%(10年6月〜11年5月末)と好調なのに対し、福岡線は47・7%と低い。鈴木社長は「まだ福岡、九州での知名度が低い」と認める。
 商工会議所や観光協会などでつくる信州まつもと空港地元利用促進協議会も、福岡周辺地域でのPRなど「九州戦略」に重点を置く。
 5月30日の総会で、協議会長の菅谷昭・松本市長は「今後は地元のみならず、就航先の利用促進も必要だ。さらなる底上げを図りたい」。FDA利用者に観光施設の料金を割り引く特典を設ける他、福岡でのPRイベントを実施するという。
 好材料もある。3月に九州新幹線が全線開通し、九州全体のアクセスが良くなるなど追い風に。2度のダイヤ改正で当初、早朝だった福岡の出発時刻は午前10時15分に変更し、利便性が向上。今年の大型連休期間(4月28日〜5月8日)の福岡線は搭乗率81・2%で8路線で最高だった。
 鈴木社長は「福岡から信州に90分で行けるという認識が広まれば、もっと利用は増えるはずだ」と見込む。
 ◇就航率向上へ
 FDAが重視するのが、欠航せずに実際に飛んだ割合を示す「就航率」だ。山に囲まれた松本空港は標高657メートルと日本一高い空港。パイロットの蓬莱正樹乗員部長は「地表250メートル付近に雲が多く、気象条件は厳しい」と話す。
 国土交通省は2日、松本空港での着陸の可否を判断する基準高度を従来の約326メートルから128メートルに引き下げた。これによって雲の下に出て滑走路を視認できるケースが増え、欠航の減少が見込めるという。
 松本空港3路線の就航率は97・9%(10年6月〜11年5月)。日本航空が就航した時代の96・4%(06〜09年)を上回るが、蓬莱部長は「就航率100%を目指し『飛行機は欠航しやすい』というイメージを変えたい。就航率が上がれば、旅行代理店がツアーを売り出しやすくなるなど搭乗率の向上にもつながる」と期待する。
 課題は他にもある。空港と市街地を結ぶ交通整備も不十分だ。現在、JR松本駅近くから1日6便の路線バスが運行するが、福岡便との乗り継ぎは良くない。FDAは駅と空港を往復する直行バスなどを県に求めるが、実現に至っていない。また、空港周辺の中信地域以外からの県内利用者を増やすことも必要だ。松本市は今年度、機体に市のマスコットの絵を掲示するなどFDA支援事業を展開するが、菅谷市長は「地元ができることは限界がある。県営というからには県も積極的に利用を推進してほしい」と訴える。

6月4日朝刊

2986チバQ:2011/06/04(土) 19:11:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110604-00000172-mailo-l20
信州・取材前線:FDA松本空港就航、2年目の課題(その2止) /長野
毎日新聞 6月4日(土)13時53分配信

 ◇災害支援に活用も 輸送拠点としての役割、大震災で見直し
 FDAが県営松本空港で定期便を維持するためには、経営全体の戦略や空港の活用方法も大いに影響する。
 FDAは今年度、名古屋空港に本社機能の一部を移転。内山拓郎副社長が常駐する。松本空港の3路線をはじめ、現在は赤字経営。大都市で収益が見込める名古屋を、本社を置く静岡に次ぐ第二の拠点とすることで、地方空港を結ぶ営業を安定させたい考えだ。
 また、東日本大震災の復興支援もあり、5月には名古屋−花巻の新路線を運航開始。7月には名古屋−青森も始める。FDAは現在5機を所有。手広く展開して多くの便数を運航すれば、1機当たりの維持費を下げられるという狙いもある。
 大震災以降、松本空港の活用も見直された。阿部守一知事と菅谷昭・松本市長は「防災や災害支援、輸送の拠点として空港の求められる役割は大きい」と口をそろえる。
 しかし、現在の県の地域防災計画では県防災ヘリコプターや、県警ヘリによる救助や物資運送などの活用にとどまり、空港全体の震災時の明確な運用方法は示されていない。
 地元の空港利用促進協議会は1日1便の札幌、福岡線の増便も望む。空港が発展するためには災害時も含めた土台づくりが必要だ。
 1日、阿部知事は「松本空港は県民の財産。県として発展させつつ、守っていくことが責任だ」と約束した。

6月4日朝刊

2987荷主研究者:2011/06/05(日) 21:54:35

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201105130195.html
'11/5/13 中国新聞
空港リムジン代替便を案内

 広島県は、広島空港(三原市)と広島都市圏を結ぶアクセス対策として、リムジンバスの欠便時に代替ルートとなるJR山陽線のダイヤ情報を、街頭の専用モニターで表示するサービスを始める。渋滞により欠便が相次ぐことが予想される8月の運用開始を目指す。

 専用モニターは10カ所程度を想定。リムジンバスの運行状況を知らせている広島バスセンター(広島市中区)など停留所4カ所の既設モニターに加え、JRの主要駅や宮島(廿日市市)といった観光地など6カ所程度に新設する。

 新たな情報提供サービスでは、リムジンバスの運休時、JR山陽線白市駅(東広島市)と空港への連絡バスを使う代替ルートのダイヤや所要時間、料金などをリアルタイムで表示。空港利用客のスムーズな誘導につなげる考えだ。県はお盆休みまでに既設モニターで運用を始め、本年度内にモニターの新設を終える予定。総事業費は1億円。

2988荷主研究者:2011/06/05(日) 22:19:05

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110514-OYT1T00481.htm
2011年5月14日14時32分 読売新聞
パイロット養成ピンチ…航空大、卒業メド立たず

仙台空港に隣接する航空大学校の仙台分校(赤線内)=読売機から

 パイロットを養成する航空大学校の仙台分校が、東日本大震災で被災し、訓練生約50人の卒業のメドが立っていない。

 2年課程の最終訓練を行う同分校では、校舎のほか、練習機10機のうち7機が津波にのまれた。今後の訓練計画が立てられないとして、7月に予定された同大の入試も中止された。国内航空会社のパイロットの4割以上は、同大卒業生が占めている。国土交通省は「この状態が長引けば、パイロット不足にもつながりかねない」としており、航空業界に影響が出そうだ。

 仙台空港では3月11日午後2時45分頃、仙台分校の練習機が訓練生の操縦で最終着陸態勢に入っていた。大きな揺れが起きたのはその直後。管制官から「ただちに着陸中止」と命じられて急上昇。上空にいた他の練習機2機と待機を続けたが、仙台空港は津波で着陸不能になり、それぞれ新潟、福島の各空港に着陸した。

 津波で仙台空港内にある校舎は冠水。訓練用のシミュレーターなど電子機器類が壊れ、駐機中だった練習機7機も流されるなどして使用不能となった。震災当時、仙台分校には5月卒業予定の訓練生17人を含む計35人が在籍。4月には宮崎本校から16人が進級したが、現在、全員が自宅待機している。

 同大は今月末以降、被災を免れた3機を使い、同分校在籍の訓練生計51人のうち15人の訓練を宮崎市の本校で一部再開する。ただ、最終課程で必要な双発機用のシミュレーターなど教習機器が本校にはないなど問題は多い。練習機は1機数億円。「予算の問題に加え、失った専門機器は、車を買うようにすぐには調達できない」(同大)といい、震災前と同様の訓練が出来るようになるには数年はかかるとみられる。同大では、この状態で新たな訓練生を募っても、入学時期が大幅に遅れたり、訓練期間が2年を超える可能性もあることから、例年7月に行う1次入試の中止を決定。新入生の募集についても見通しが立たない状態が続いている。

2989チバQ:2011/06/06(月) 21:58:07
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000201106030001
【乱気流の「運航」 静岡空港2年】


(上) 国内線の撤退相次ぐ
2011年06月03日


7月末で撤退するFDAの熊本便=静岡空港




 「7月末で静岡空港の熊本線から撤退します」


 地元の航空会社フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市清水区)が発表したのは、開港2年を迎える今月4日のわずか4日前のことだった。3月末、搭乗率(提供座席数に対する搭乗者数の割合)が30%台だとして、1日1往復の小松線から撤退したばかり。


 熊本線(1日1往復)は搭乗率が43・8%と、同社にとって最も採算の合わない赤字路線になっていた。


 同社の静岡空港の発着便は現在4路線6往復。それが8月から3路線5往復に減り、県営名古屋空港を発着する4路線9往復に路線、便数とも超される。


 「本社機能は静岡に残すが、運航の拠点は名古屋に集約していく。静岡空港が発展するにはまだ時間がかかる。銀行は待ってくれない」。苦渋の決断だった。


 同空港での2010年度の搭乗者数は約55万5千人。初年の09年度(6月からの約10カ月)の約52万8千人から約2万8千人増えたが、搭乗率は66%から62%に減った。採算ラインの目安とされる65%を割り込んだ。


 特に、国内線の10年度の搭乗者数約31万6千人は、初年度より約3万5千人も減った。初年度末には日本航空が札幌、福岡線から撤退した。FDAも小松線の撤退、熊本線の撤退表明と、不振が際立つ。


 逆に国際線は搭乗者数を伸ばした。10年度の約23万9千人は、初年度を約6万3千人上回った。搭乗率も67%から70%に上がった。


 ところが、東日本大震災と福島第一原発の事故で一転した。


 空港関係者は「国内線は自粛。国際線は放射能汚染のイメージで、国外脱出が満席でも、入国は空っぽになった」と肩を落とす。今年4月の国内線と国際線を合わせた搭乗率は、過去最低の45%に落ち込んだ。


 県空港利用政策課は「搭乗率を夏の繁忙期までに通常ベースに戻したい」とし、1人5千円補助のキャンペーンを1カ月前倒すなど、立て直しに必死だ。


 しかし、不振なのは震災だけのせいではない。元々の需要予測から過大だった。


 県は1995年度、国内線だけで年間178万人の需要を予測。国際線の需要予測は立てていなかった。それを03年度に国内線106万人、国際線32万人の計138万人に下方修正した。だが、実績はその半分にも届かなかった。


 県は今年2月、初めて空港利用者の目標を掲げた。


 「13年度に70万人」。需要予測の半分だ。それでも「目標達成への道のりは遠い」(県幹部)という。


 静岡空港に発着便のある航空会社の社員は「静岡の人は恵まれている。成田、羽田、中部国際空港と選択肢がたくさんある。どうすれば静岡空港を使ってもらえるのか」と悩む。


 県民は新幹線を利用しての東京、名古屋からのフライトに不自由を感じていない。逆に「富士山」を観光コースから外さない中国、韓国からの乗客には、「シズオカ」空港の知名度はまだまだだという。


  ◇


 静岡空港は4日で、開港2年を迎える。搭乗者の低迷や、相次ぐ国内線の撤退、震災の影響など、「乱気流」の中にいる同空港の現状を取材した。

2990チバQ:2011/06/06(月) 21:58:41
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000201106040001
【乱気流の「運航」 静岡空港2年】


(中) 膨らむ県民負担 赤字脱却なお霧中
2011年06月04日




「赤字なら、この空港が必要とは思いません」


 北海道出張のため、静岡空港のターミナルビル3階で搭乗を待っていた静岡市清水区の会社員太田雄一郎さん(30)は即答した。利用は初めて。開港後も北海道出張はあったが、羽田空港を使ってきた。「便数が少なくて、時間に制約がある出張には使えない」


 母親に離着陸便を見せに来た裾野市の小林克房さん(62)は「県民一人ひとりが年1回乗れば、赤字はなくせる。せっかく建てた空港を有効活用しないともったいない」。これまで観光で福岡便を1度利用した。


 空港の費用負担に県民の理解は得られているのか。


 県は、開港2年目の2010年度の空港の管理運営の収支を4・5億円の赤字(2月予算ベース)と見込む。初年度の09年度も約4・4億円の赤字だった。人口約379万人で割り、1人当たりの負担は116円(09年度)と発表した。


 県によると、10年度の空港の収入は2・5億円。このうち、航空会社が発着実績に応じて支払う着陸料(停留料を含む)が1・9億円を占める。計算上では、発着回数増や値上げで着陸料を3倍にしなければ、年4億円余の赤字からは抜け出せない状態だ。


 だが、空港は路線撤退にあえぐ。運航拠点を県営名古屋空港(愛知県豊山町)に移す航空会社「フジドリームエアラインズ」(FDA、静岡市)は、その理由に着陸料が3分の1になることを挙げた。空港間の競争の中で、着陸料を値上げすれば航空会社は去っていく。


 一方の支出は7億円。半分の3・3億円は、空港を管理する「富士山静岡空港会社」(牧之原市、25人)への警備委託料など。空港内に置く県空港管理事務所(県事務所、17人)の人件費1・6億円が続く。


 空港会社は県の依頼で地元企業などが共同出資し、設立された。空港ターミナルビルは、県から年利1%で約27億円を借り、建設した。この借金は18年度末に一括返済しなければならない。同社の預金額は約17億円(3月末)だ。


 同社は開港2年目で、約0・5億円の初黒字に転じた。収入の半分にあたる7・9億円が家賃収入。航空会社5社や県事務所、国の出先などからだ。県からの警備などへの受託料約3・3億円、直営の免税店やガソリンスタンドなどの売り上げ約2・6億円が続く。


 だが、人件費や業務の再委託、仕入れなどでほぼ同額の経費が出るという。


 空港会社は「空港はもうからない。地域貢献だ」と言い切る。


 仮に、県がコスト削減に取り組めば、空港会社の収入減につながる。空港会社から借金を返してもらわなければならない県も困る構図だ。赤字脱却の道筋は見えない。


 県が発表した「県民1人当たりの負担は116円」という数字。しかし、県民負担は運営費のほかにも巨額の空港整備費用がある。


 2009年度末までに、滑走路や駐車場、アクセス道路などの整備で1846億円がかかった。赤ん坊からお年寄りまで県民1人当たりで、4・8万円を負担している計算だ。


 県は今年度も航空機の駐機場の増設に5・5億円、空港利用促進に約3・7億円の支出を見込む。


 県民負担は今後も膨らんでいく。

2991チバQ:2011/06/06(月) 21:58:58
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000201106060002
【乱気流の「運航」 静岡空港2年】


(下) 地域発展 熱い期待
2011年06月05日


開港2周年を祝い、就航地の観光大使に県産品を渡す川勝平太知事=静岡空港


上空から見た静岡空港。滑走路の真下を東海道新幹線が横切っている=5月13日、本社ヘリから、後藤遼太撮影

 静岡空港(島田市、牧之原市)で4日、2009年6月4日の開港から2周年を祝う式典が開かれた。


 川勝平太知事や県議、地元の牧之原市、島田市、吉田町の各首長、航空会社や空港関係者が出席。お祝いに駆け付けた定期便の就航先の札幌、福岡、熊本、鹿児島、沖縄の各「観光大使」や、搭乗客に県産のお茶などの記念品を手渡すなどして静岡をPRした。


 「ここは茶所。『ティーガーデンシティ』として10年後には一変します」


 式典冒頭のあいさつで川勝知事は熱弁をふるった。


 JR東海道新幹線の富士山空港駅▽御前崎市と新東名高速道路を結ぶ約30キロの連絡道路▽富士山を背景に、離着陸便を撮影できる展望台▽ビジネスジェットの受け入れなどに使える3機分の駐機場▽国際線の搭乗橋――。これらを空港や周辺に整備し、「空、新幹線、道路がここで一体になります」「この地域の発展を通して日本の復興、日本の夢をつくりあげてまいりたい」と構想を掲げた。


 観光、国際交流、ビジネス、防災。知事や地元が空港に寄せる期待は大きい。


 牧之原市の西原茂樹市長も「震災や原発事故などによく耐えて頑張っている。この空港がもっと伸びていくようにしていく」とし、就航先の中国・上海市の閘北(ザーベイ)区へ「牧之原茶」を輸出する構想を描く。


 昨年8月の「ふじのくに3776友好訪中団」で同空港から同区を訪問。今年4月には上海国際茶文化観光祭への参加要請を受けたが、震災で断念している。「牧之原茶などの県内産は、安全だと先陣を切って中国に伝え、早期に交流を再開したい」という。


 島田市の桜井勝郎市長は「空港が利用されるよう取り組む。大きな投資をしているので県民の批判を受けないよう努める」とした。


 同市によると、開港後、お茶の郷博物館(同市金谷)や大井川にかかる蓬莱橋(ほうらいばし)など、空港周辺施設への来場者は増えた。パスポートを受け取る市民に市内の加盟店で使える金券2千円分を交付する利活用促進策では、開港1年目の申請件数は前年の1・5倍に増えたという。


 ただ、これらの取り組みで、乗客や航空会社を静岡空港につなぎ留められるかどうかは未知数だ。


 式典で、県はこの2年間の搭乗者が約113万8千人だったと発表。2年目は約50万4千人。1年目の約63万4千人より、約13万人も減った。


 式典後の記者会見で川勝知事は、小松線に続いて熊本線の撤退を表明した地元の航空会社「フジドリームエアラインズ」(FDA、静岡市)について、「早く黒字体質に変えていただき、ここと決めた所で、歯を食いしばってでもやる姿勢を示していただければ。我々も応援のしがいがある」と恨み節を漏らした。


 その一方で、県民にも呼び掛けた。


 「地域に根ざした飛行機会社を支えていく。そのためには、皆様が利活用していただくということに尽きます」
(この連載は上沢博之、竹田和敏、冨森揚介が担当しました)

2992チバQ:2011/06/07(火) 23:03:48
http://www.malaysia-navi.jp/news/110607060116.html
マレーシア航空、ワンワールドに加盟へ
2011/06/07 20:00 JST配信
【シンガポール】 マレーシア航空(MAS)が、航空連合のワンワールドに加盟する方針を明らかにした。利用客数の増加や接続性の向上、マレーシアへの乗り入れ航空会社の増加を図る。
MASのアズミル・ザフルディン社長兼最高経営責任者(CEO)は、ワンワールド加盟により、クアラルンプール(KL)から世界100都市以上との接続が可能となると指摘。加えて、世界の航空会社がKLに乗り入れることに繋がると期待を示した。
MASのワンワールド加盟発表を受け、カンタス航空のアラン・ジョイス社長はKLへの乗り入れに関心を示したという。同社長は、シンガポールは重要なハブであるが、MASとの共同運航などによりKLに乗り入れることも可能との考えを示したという。
空港運営会社のマレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)のバシル・アハマド社長は、金融危機の際にKL新国際空港(KLIA)から撤退したカンタス航空とブリティッシュ・エアウェイズなどが近い将来、KLへの乗り入れを再開することを期待すると述べた。
現在ワンワールド加盟航空会社でKLIAを利用しているのはキャセイ・パシフィックと日本航空、ロイヤル・ヨルダン航空の3社となっている。
MASのワンワールド加盟は、東南アジアの航空会社としては初めて。シンガポール航空とタイ航空は最大の航空連合、スター・アライアンスに加盟している。

(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、6月7日、ベルナマ通信、6月6日)

2993チバQ:2011/06/09(木) 19:57:41
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20110608-OYT8T01068.htm
「羽田―能登便」搭乗率保証の適用除外 県・全日空合意


 谷本知事は8日の記者会見で、羽田―能登便で全日空と交わしている搭乗率保証制度について、今期に限り適用を除外することで同社側と合意したことを明らかにした。東日本大震災の影響で搭乗率が大幅に落ち込んだため、県が同社に保証金の支払い免除を申し入れていた。

 能登空港(輪島市)は2003年7月に開港し、羽田―能登便のみ1日に4便飛んでいる。開港時、県は一定量の乗客を担保するため、全日空と年間(7月7日〜翌年7月6日)の搭乗率が目標を下回れば、県と地元自治体が全日空に「保証金」を支払う約束をした。

 今期は、66%を超えれば全日空が県に「販売促進協力金」を、逆に58%を割ると県が全日空に保証金を、1%当たり約700万円支払うことになっている。過去7年間の搭乗率は79・5%〜62・2%の間で推移しており、県側が保証金を支払ったことはない。

 しかし、震災後は観光客が激減し、4月の搭乗率は前年同月比11・1ポイント減の37・5%にとどまった。この結果、今期の搭乗率は55・5%(5月末現在)と低迷しており、開港8年目で初めて保証金を支払う可能性が高まっていた。

 谷本知事は記者会見で、「今回は大災害による影響で不可抗力。県だけの努力では改善が望めない状況を、全日空側に理解していただけた」と述べた。

 国土交通省によると、離島便などで県側が航空会社の赤字を補填(ほてん)する例はあるが、能登空港と同様の制度を結んでいる空港はないという。また、静岡―福岡線から撤退した日本航空と静岡県は、運航支援金約1億5300万円の支払いを巡って東京地裁で係争中だ。

(2011年6月9日 読売新聞)

2994チバQ:2011/06/10(金) 19:34:04
>>2798
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20110610rky00m040002000c.html
スカイマーク:那覇−宮古線を就航延期 沖縄関係路線、増便計画も見直し
 スカイマーク(東京)の西久保慎一社長は9日、県庁で会見し、9月から予定していた那覇−宮古線の就航を延期すると発表した。

 スカイマークによると、沖縄関係路線の新規就航や増便に伴い、那覇空港3階にあるカウンターを増設し、6月から運用を開始する予定だったが、那覇空港ビルディング(NABCO)側が、着工直前に手狭を理由にカウンター使用を3カ月間だけに限定する賃貸契約を申し伝えてきたという。その後、空港1階へのカウンター設置を提案し、受け入れないと工事を差し止めると伝達されたという。

 このため、スカイマークは3階カウンターの着工を見送ることを決定。那覇−宮古線延期のほか、7月〜9月まで運航を予定していた那覇−名古屋(中部)線の増便計画を8月までに短縮し、週6往復の予定も週5往復に減便。8月から増便予定だった那覇−神戸線深夜便を取りやめる。

 西久保社長は「NABCOのスタンスに疑問を持っており、1階カウンター設置などの提案は受け入れられない。他の航空会社と同様に公平なカウンターの配分を要求する」と話した。

 一方、NABCOの担当者は「カウンターの1階移設案や使用期限は以前から説明しており、直前ではない。2〜3年後に予定する空港ターミナル増設までの暫定的な案であって、複数の対案を提示して調整している。NABCOとしては、沖縄の観光振興に向けて協力する姿勢を貫きたい」と話した。NABCOは10日に会見し、状況を説明する。

(琉球新報)

2995チバQ:2011/06/10(金) 19:39:02
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-06-10_19014/
スカイマーク、那覇―宮古9月就航延期
経済 2011年6月10日 10時34分

(9時間4分前に更新)

 スカイマーク(東京、西久保愼一社長)は9日、9月から就航を予定していた那覇―宮古のほか、那覇―神戸、名古屋の増便や運航を延期することを明らかにした。同社は、搭乗手続き業務などをするカウンターの増設が着工直前になって、那覇空港ビルディング(NABCO)から計画変更を求められ、新規路線の旅客の受け入れに対応できないためとしている。同日、県庁で会見した西久保社長は「現段階では就航のめどは立っていないが、中止ではなく延期」と強調した。

 運航を見送ったのは、9月の那覇―宮古の150往復(9月のみで算出)、7〜8月の那覇―神戸の深夜便43往復86便。7月の那覇―名古屋は週6往復から5往復に減便、就航期間も1カ月短縮する。

 同社の新カウンターの増設計画に対し、NABCOは「保安上の問題」を理由に、6月から3カ月間しか認められないと回答したという。西久保社長は「NABCOは公共の利益を考えてほしい。調整能力を発揮してもらいたい」と述べた。

 これに対し、NABCOは「公共的使命があるので対応する準備はある」とし、別の場所での増設を提案。10日に記者会見を開き、これまでの経緯や今後の対応について説明する予定。

2996チバQ:2011/06/11(土) 13:12:47
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-178116-storytopic-4.html
那覇空港、来年ビル増築 NABCOが全体構想発表2011年6月11日

 那覇空港ビルディング(NABCO)は10日、2016年度までに国内線ビルと国際線ビルを連結する旅客ターミナルビルの全体整備構想を発表した。先行的な取り組みとして、12年度に国内線ビルの北側に新たなビルを増築するほか、国際線の新規就航や増便に対応する緊急措置として、現国際線ビルの出発・到着ロビーなどの拡張工事に着手した。国内線ビル増築は約20億円、拡張工事は約3千万円を投じる計画。
 全体整備構想によると、現国際線ビルを取り壊して建設する新国際線ビルは地上4階建て、延べ床面積2万3800平方メートルで、13年度末に使用開始を予定。事業費は約80億円。
 国内線・国際線ビルの連結施設は地上4階建て、延べ床面積3万9500平方メートルで、16年度末に運用開始を予定し、事業費は約150億円。ターミナル施設全体の総事業費は約250億円を見込む。
 1999年に建設された現国内線ビルは、2010年に導入された航空会社の参入自由化を想定しておらず、新たな航空会社の参入が難しい状況だという。
 12年度に増築する新ビルは地上3階建てで、延べ床面積は既存施設の改修部分を含め約7千平方メートル。同年度末の使用開始を目指す。
 従来、航空会社が自前で整備していたカウンター内のベルトコンベアーをNABCOが提供するなど、新規参入航空会社の初期投資を抑え、格安航空会社を呼び込む狙いがある。
 一方、施設が狭く、利便性の悪さが指摘される現国際線ビルは、今夏の海外線の新規就航や増便計画を受け、出発・到着ロビーや検査場を現行の約3倍の規模となる約760平方メートルに拡張。7月末から使用を開始する。
 NABCOの島田章一郎常務は、スカイマークが現国内線ビルでのカウンター増設を求め、那覇―宮古線の9月就航の延期を発表したことについて「将来的に新ビルに入っていただきたい。NABCOとしては、就航延期はまだ決まっていないと認識している。スカイマークも他社と一緒に協力し、譲歩をお願いしたい」と話した。

2997荷主研究者:2011/06/11(土) 18:13:42

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20110525101.htm
2011年5月25日03時14分 北國新聞
小松―成田、7月以降も2便継続 乗り継ぎ利便向上、利用増 7月以降も1日2便が継続される成田便

 全日空(東京)とアイベックスエアラインズ(同)は24日までに、共同運航する小松 ―成田便について7月以降も現行の1日2便で運航を継続することを決めた。昨年7月、1年間の期間限定で試験的に増便したが、欧米便との乗り継ぎが容易になったことで利用者が増加、今後も一定程度の需要が見込めると判断した。

 成田便は現在、小松発が午前8時半と午後3時10分、成田発が午前10時5分と午後5時55分のダイヤで運航している。

 増便は昨年3月の成田空港発着枠拡大を受けた1年間の実験的な措置として開始され、全日空などは、運航の継続に関して搭乗率や利用状況を見極めた上で決定する方針を示していた。

 石川県によると、増便後の搭乗率は49・9%(4月末現在)。搭乗率は1便だった2009年度の57・1%から低下したが、利用者数は5割程度増加した。夕方発の北米便や早朝着の欧州便などとの乗り継ぎが可能となり、関西、中部国際空港の利用者などが増えたとみられる。

 ただ、東日本大震災の影響で約3週間欠航し、運航再開後も利用者が落ち込んでいる。全日空とアイベックスエアラインズは3月末から、午後成田発便の出発時間を約1時間半繰り上げ、欧米便との乗り継ぎ時間を短縮するなど利便性の向上を図っている。

2998荷主研究者:2011/06/11(土) 18:54:22

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/244213
2011年5月27日 00:38 西日本新聞
大分空港 利用者が4年連続減

 大分空港の利用者が2010年度、前年度比4・1%減の148万3834人となり、4年連続で減少したことが県の調査で分かった。スカイネットアジア航空(SNA)就航で減少への歯止めが期待されたが、東日本大震災で旅行を控える動きが広がったことが主な要因とみられる。

 空港利用者は、1997年度の208万7321人がピーク。リーマン・ショックの影響も受け、07年度の182万5815人から4年連続で前年度を下回っている。

 10年度は、10月末のSNA就航で、日本航空と全日空を合わせた3社の大分−羽田便が11往復から13往復に増便。11、12月には、大分−羽田便の利用者が前年同月に比べると微増したが、10月に1往復減便した大分−伊丹の利用者が約2割落ち込んだ。

 このため、国内線全体では、航空機の小型化が進んだ影響もあり、10年度の利用者が前年比4・4%減の145万4289人。11月から11年2月まで前年同月比1・7−5・4%の減少で推移していたが、東日本大震災が発生した3月には27・3%減と落ち込んだ。

 国際線全体では10年度の利用者が14・6%増の2万9545人。このうち大分−ソウル便が21・1%増の2万8244人。景気が上向いた韓国からの観光客が増加したが、大震災が起きた11年3月は16・4%減。大震災の影響で需要が落ち込み、4月から8月28日まで運休が決まった。

 県は「大震災の影響や原発問題が落ち着くまで厳しい状況が続くだろう。大分県の魅力向上や関東圏での知名度アップの取り組みを地道に続けるしかない」としている。

=2011/05/27付 西日本新聞朝刊=

2999荷主研究者:2011/06/11(土) 19:10:05

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201105270003.html
'11/5/27 中国新聞
広島空港利用客が4年連続減

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/air/Tn20110527000301.jpg

 広島県は26日、2010年度の広島空港(三原市)の旅客数を発表した。271万4851人で09年度比3・7%減。4年連続ダウンとなり、1993年10月の開港初年度を除くと過去2番目の少なさ。長引く景気低迷に東日本大震災の影響も加わり、国内線の減少が続いている。

 広島空港の国内定期路線は、東京、成田、札幌、仙台、沖縄の計5路線ある。チャーター便を含む旅客数は09年度比5・4%減の238万7691人。ビジネス利用が多い主力の東京線が4・8%減と伸び悩んだ。

 国際定期路線はソウル、大連・北京、大連・天津、上海、台北、グアムの計6路線。チャーター便を含む旅客数は10・3%増の32万7160人と大幅にアップした。上海線は、上海万博の影響もあって38・2%増と全体を押し上げた。

3000荷主研究者:2011/06/11(土) 19:11:39

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201105280029.html
'11/5/28 中国新聞
広島都市圏結ぶ空港バス減便

 広島空港(三原市)と広島都市圏を結ぶ主要アクセスであるリムジンバスが6月1日から減便されることが27日、分かった。現行の1日161便は当面、15%減の137便となる。共同運行する5社は「東日本大震災による利用低迷を受けた措置」としている。

 広島電鉄など5社が共同運行するリムジンバスは、広島空港と広島バスセンター(広島市中区)、JR広島駅新幹線口(南区)を結ぶ。広島県空港振興課によると、今年3月のバス利用客は前年同月比22・3%減、4月も18・3%減となった。

 このため5社は、利用が回復するまでの暫定措置として減便を決定。中国運輸局にダイヤ変更を届けた。1便当たりの定員43人を上回る乗客がいる場合、臨時便で対応する。

 リムジンバスは広島空港が開港した1993年に運行を開始。1日当たりの便数は最大176便だったが、利用低迷でこれまでに2回減便した。幹事社の広島電鉄は「影響が少ない範囲で減らした。利用が戻れば増便を検討する」としている。

3001荷主研究者:2011/06/11(土) 19:22:53

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/economy/20110501000084
2011/05/01 09:46 四国新聞
利用客、依然低調137万人/10年度高松空港

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/air/img_news110501.jpg
高松空港の利用状況

 高松空港の定期路線の2010年度利用客数が前年度比0・7%増の137万8838人となり、過去10年で2番目に少なかったことが香川県の集計で分かった。利用客数は瀬戸内国際芸術祭の効果などで好調に推移していたが、東日本大震災に伴う年度末の落ち込みが響き、過去10年で最低だった09年度並みの水準にとどまった。

 まとめによると、利用客数は国内線(3路線)が前年度比0・7%増の134万5870人、国際線(ソウル線)が同0・8%増の3万2968人。合計では前年度を1万1614人上回ったが、過去10年では2番目に低かった。

 国内線のうち、東京線は同0・2%減の121万2429人。芸術祭が開かれた4カ月間の実績が、前年同期を約2万3500人上回ったほか、昨年10月末には1日2往復増便され、利用客数は2月末まで前年同期比2・8%増で推移した。

 しかし、震災の影響で3月が前年同月比約3万3千人減となり、最終的に前年度をやや下回った。搭乗率は日本航空が機材を小型化したため同3・1ポイント増の64・4%だった。

 那覇線は前年度比14・7%増の12万5755人。沖縄総体が開催された夏場を中心に、昨年5月以降全ての月で前年度を上回った。日本航空が昨年10月末で休止した鹿児島線は同39・7%減の7686人だった。

 ソウル線の搭乗率は同0・1ポイント増の66・4%。前半は新型インフルエンザや景気後退の影響で落ち込んでいた需要が回復したが、後半は昨年11月の延坪島砲撃事件や震災が下押しした。

 チャーター便は前年度より18便多い57便が運航し、同41・4%増の7938人だった。

 4月以降の利用状況について、香川県交通政策課は「震災の影響は徐々に薄れているが、大型連休の予約状況は低調。東日本方面への需要が完全に戻るにはかなりの時間を要するだろう」と予測している。

3002荷主研究者:2011/06/11(土) 19:26:49
>>2998
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2011_130386919917.html
2011年04月27日 10:52 大分合同新聞
乗客数が最低更新 大分空港

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/air/2011_1303869197.jpg

 2010年度の大分空港の利用者数(国内線、国際線合計)は148万3834人で、前年度(154万7690人)より4・1%減った。東京(羽田)線にスカイネットアジア航空(SNA)が新規就航したこともあり、減少幅は08―09年度(9・2%減)に比べて改善したものの、東日本大震災の影響で東京線利用者の長期低迷も懸念され、11年度はさらに厳しくなるとの見方も出ている。

 利用者数は県に統計が残る1990年度以降で最低。航空各社が使用する機材の小型化を進めたほか、大阪線を減便したため座席数が減り、搭乗率(座席数に対する利用者数の割合)は上昇した。路線別では▽東京線 64・5%(前年度59・2%)▽大阪線 63・8%(50・1%)▽名古屋線 51・8%(48・9%)。

 唯一の国際路線のソウル便は韓国内の景気が上向いたことを受け、利用者は前年度比約5千人増の約2万8千人だった。

 震災が発生した3月の搭乗率は東京線が前年同月比76・6%(8万1千人)など各路線とも落ち込んだ。昨年10月に就航したSNAも3月の搭乗率は50・4%で2月(55・7%)を下回った。ソウル線は今月1日から運休しており、再開は5月29日以降の予定。

 震災の余震と東京電力福島第1原発事故の影響が続く中、今後の航空需要について航空各社は「ゴールデンウイークも厳しい」(SNA広報)「回復にはもう少し時間がかかる」(日本航空、全日空両大分支店)と厳しい見方で一致した。

 県は2月に首都圏で誘客キャンペーンを打つなど、春の観光シーズンに向けて知名度アップを狙っていたが、「震災で観光に対する消費者のマインドが冷えている。回復期に向けて地道にPRを続けるしかない」(大塚久司総合交通対策課長)としている。

3003荷主研究者:2011/06/11(土) 19:56:00

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20110526/CK2011052602000110.html
2011年5月26日 中日新聞
名古屋空港の旅客数8.4%減る 2010年度、日航9路線廃止響く

 県航空対策課は25日、2010年度の県営名古屋空港の利用状況を発表した。昨年10月〜今年3月下旬、日本航空が国内9路線の定期便を順次廃止した影響で、旅客数は09年度より3万6892人(8・4%)減って40万2853人だった。県営化の年で6路線だった05年度の30万6000人に次ぐ少なさだった。

 平均搭乗率は、昨年10月末に運航を開始したFDA(フジドリームエアラインズ、静岡市)の福岡線(1日5便)が知名度不足で低調だったことも響き、前年度比5・4ポイント減の52・4%に落ち込み、採算ラインとされる60〜65%には届かなかった。

 10年度運航の9路線のうち、旅客数が伸びたのは熊本線(104・9%増)のみ。日航時代に前年度より1日1便増え、同3便となっていた上、今年3月27日からFDAが運航を引き継いで落ち込みを防いだため。

 11年度は運航路線が激減し、震災復興対応で今月就航した花巻線や7月就航の青森線を含めても、FDAのみの4路線と半分以下になる。このため旅客数は「年間20万人程度に半減するのでは」(同課)と予測され、県側は利用促進と新規路線の誘致を積極的に進めていく方針だ。

 (平井剛)

3004チバQ:2011/06/11(土) 20:10:10
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110611/dst11061109000009-n1.htm
機長、機器の設定変更を失念…想定外の表示…気をとられ高度低下か プロペラ機トラブル
2011.6.11 08:56
 北海道・奥尻空港付近で4日、北海道エアシステム(HAC)運航の小型プロペラ航空機が地上約30メートルにまで異常接近したトラブルで、機体の高度などを指示する機器の設定変更を機長が失念し、想定と違う指示が出たのに気を取られて高度低下を招いた可能性が高いことが11日、分かった。運輸安全委員会は同日、札幌市のHAC本社に調査官を派遣し調査を開始。国土交通省東京航空局も同社に文書で厳重注意した。

 11日未明に国交省で会見したHAC幹部によると、機長は地上約200メートルまで高度を下げた後、悪天候のため着陸をやり直そうと再度上昇を試みたが、機体の姿勢や高度を指示する「フライトディレクター」の設定高度を1200メートルに変更するのを忘れ、230メートルまで上昇した際に「高度維持」の表示が出た。

 機長は会社側の聴取に「(想定外の表示で)計器の不具合だと思った」などと説明。動揺して操縦桿(かん)を引く力が甘くなるなどした可能性もあり、機首が下がって高度が急激に低下、対地接近警報装置が作動したとみられる。

 また、国交省へ最初にトラブル報告をした際に異常接近の事実を伝えなかったことについてHAC幹部は「ほぼ(事実を)把握していたが詳しい確認を優先させてしまった。認識が甘かった」などと謝罪した。


http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&amp;k=2011061100244
報告遅れでHACに厳重注意=プロペラ機地上接近で国交省
 北海道の奥尻空港付近で北海道エアシステム(HAC)のプロペラ機が地表約30メートルまで異常接近したトラブルで、国土交通省東京航空局は11日、報告が遅れた上、トラブル後も安全性の確認が不十分なまま同機の使用を続けたとして、HACに対し文書で厳重注意する行政指導をした。
 同局は近く札幌市のHAC本社に2日間程度の日程で立ち入り検査に入る。
 同局によると、トラブルは4日に発生した。機長は「対地接近警報が鳴り回避操作をした」と同社の運航部長に報告したが、地表への異常接近については述べなかった。
 同社は7日、最接近高度を把握したが、国交省への報告は10日未明だった。同社は報告の遅れについて「データの解析に時間がかかった」としている。
 また、同機は回避操作でエンジンや機体に損傷が生じた可能性があったが、HACは4日から9日にかけ計34便の運航に使用した。(2011/06/11-18:40)

--------------------------------------------------------------------------------

3005チバQ:2011/06/11(土) 20:12:22
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011061001001037.html
成田にビジネス機専用ターミナル 駐機スポットも増設
2011年6月10日 20時55分

 国土交通省は10日、海外の大企業トップらが利用するビジネスジェット機の受け入れを拡大するため、本年度中に成田空港に専用ターミナルを完成させると発表した。現在15あるビジネス機の駐機スポットも今年11月から18に増やす。空港関係者や有識者らでつくる推進委員会の中間報告に盛り込んだ。

 ビジネス機誘致は国際競争力の強化や経済成長につながると期待されているが、国内では専用施設が少なく利便性の改善が課題となっている。

 日本航空が経営再建の一環で返還したターミナルの建物を成田空港会社が改修し、税関や入国管理などの手続きも行えるようにする。

 今秋ごろからは、ビジネス機の利用者向けに発着枠や駐機場の空き状況を確認できるホームページを開設する。

 推進委は今後、中部空港や地方空港へのビジネス機の乗り入れ推進などを議論する。

(共同)

3006荷主研究者:2011/06/11(土) 22:00:48

http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20110602/CK2011060202000126.html
2011年6月2日 中日新聞
松本空港、最低降下高度引き下げ 「欠航しない空港」に

 県営松本空港(松本市)は2日、航空機が着陸できるかを最終判断する「最低降下高度」を、326メートルから128メートルに引き下げる。悪天候による欠航や目的地変更の減少が見込まれ、フジドリームエアラインズ(FDA)定期便の就航率向上が期待される。

 松本空港は、滑走路付近に設けた無線標識を頼りにパイロットが機体の位置を調整する「VOR」方式を採用しており、視界を遮る雲や降雪が着陸可否に直結する。周囲を山に囲まれ、高度250メートル付近に雲がかかりやすい地形のため326メートルの高度では着陸を判断できずに欠航となることがあり、開港当初からの課題だった。

 国土交通省は2006年、滑走路への進入方式を定めた全国一律の基準を改正、各空港の実情に沿った基準を設定できるよう見直しを進めている。松本空港は昨年、VOR機器を更新したことを機に降下高度の再設定を認められた。

 FDAによると、定期便の年間就航率は97・9%で、日本航空時代の96・4%(06〜09年)を上回っている。同社は今回の改善で「欠航しない空港」との認識をさらに広め、ビジネス用途などの乗客増に結び付けたい考えだ。 (杉浦正至)

3007荷主研究者:2011/06/11(土) 22:01:24

http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20110605/CK2011060502000110.html
2011年6月5日 中日新聞
松本空港、利用率上昇いつ FDA就航1周年

FDAが就航して1周年。利用率向上が依然として課題だ=県営松本空港で

 フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)が、撤退した日本航空の2路線を引き継いで県営松本空港に就航してから1年が経過した。定期便ゼロの危機からは脱したものの、東日本大震災の影響による観光需要の落ち込みも加わって利用率は低迷し、楽観が許されない状況が依然続いている。

 「夏場は涼しい信州へぜひお越しいただきたい」

 「FDAを利用し、博多祇園山笠に来てください」

 福岡県庁で2日に行われた阿部守一知事と小川洋知事の懇談は、相互に訪問を促すやりとりで始まった。

 長野県はFDA就航1周年に合わせ、阿部知事らによるトップセールスを福岡市内で展開。福岡線の利用率は30〜50%台と低迷が続くため「一人でも多く利用を」と売り込みに精を出した。

 しかし、福岡市内の旅行会社幹部は「長野県は小規模な宿泊施設が多く、パック旅行商品を売り出しにくい」と観光客受け入れのインフラが弱いと指摘する。「九州では長野県が観光地としてあまり認知されていない」(県観光部)こともあり、利用増への道は険しい。

 一方、札幌線の利用率は昨年8月に87・4%を記録するなど堅調だが、多くは県内発の利用で、北海道からの集客を増やせるかが鍵を握る。

 JTB北海道(札幌市)は「北海道は京都や沖縄に人気が集中する。長野県は温泉やスキーなどの観光資源が道内と重複しており、観光地としての人気はそう高くない」と明かす。

 県は利用促進策として、松本空港を利用するツアーを販売した旅行会社への助成金や、搭乗客を対象に抽選で名産品などが当たるサービスを展開しているが、ほとんど知られていないのが実情。県幹部は「周知が不足しているかもしれない」と認める。

 好材料に乏しい中で、関係者は2日から実施された「最低降下高度」の見直しに期待を寄せる。航空機を着陸させるかどうかを最終判断する高度が326メートルから128メートルに引き下げられ、欠航が減るとみられるからだ。

 安定運航はスケジュールに追われるビジネス客や行楽地を巡る観光客に好感を与え、国際チャーター便の誘致にも有利となる。

 県が2008年から2年間設置した「信州まつもと空港活性化研究会」のメンバーで、航空アナリストの杉浦一機さんは「松本空港の場合、地域一丸で盛り上げようという機運が乏しいように感じる」と厳しい見方。

 そしてこう提言する。「立地条件の不利はどうしようもないこと。長年の懸案となっている運用時間の延長などを行い、少しでも使い勝手の良い空港に改善していく努力が必要だ」

 (小松田健一、出来田敬司、妹尾聡太)

◇県営松本空港をめぐる主な動き

1965年7月 開港
 66年8月 松本−大阪間で観光臨時便運航
   10月 松本−大阪間で不定期便運航
 82年3月 大阪便が定期便化(1日1便)
 94年7月 滑走路拡張でジェット化。大阪、福岡、札幌線が運航。定期便は計6路線の時期も
2000年10月 利用低迷で活性化検討委員会設置
 04年7月 愛称を「信州まつもと空港」に
 05年3月 初の国際チャーター便(香港)が乗り入れ
 07年4月 利用者300万人突破
 10年6月 FDAが日本航空の札幌、福岡線を引き継いで就航。大阪線は廃止。冬ダイヤ(10年10月末〜今年3月)では静岡線を運航

3008チバQ:2011/06/15(水) 22:51:13
http://airportnews.jp/headline/720/
日本・ベトナム、航空協議合意で羽田路線枠−成田路線は自由化へ

 国土交通省は6月10日、日本とベトナムによる航空自由化「オープンスカイ」の実現を目指す協議が合意し、羽田空港の発着枠などの設定を認めたと発表した。

 今回の合意により深夜早朝時間帯における羽田空港とベトナムを結ぶ路線の枠組み、2012年夏季の成田路線の増便、2013年夏季に予定される成田空港の発着枠27万回化のタイミングでの成田空港関連路線の両国間輸送の自由化、すでに自由化されている首都圏空港以外の空港からの輸送における「以遠権」の自由化などが認められた。

 羽田空港からの新路線については現在使用されていない他路線の発着枠を有効活用するかたちで実現する。「以遠権」の自由化では、相手国で旅客・貨物を載せ自国を経由して第三国へ輸送する路線設定などが可能になる。

 日本とベトナムの間には、双方の航空会社3社合計で週に67便を運航する(2011年夏季スケジュール)。旅客の輸送実績は89万人(2010年)。

http://airportnews.jp/headline/705/
日本・香港、一部航空自由化に合意−2013年夏以降の成田路線
国土交通省は5月20日、日本と香港の航空当局による航空協議で、2地域間の航空自由化が一部合意したと発表した。

 同協議は首都圏空港を含めた航空自由化「オープンスカイ」の実現を目指す交渉の一環。今回の合意により、2013年夏季に予定されている成田国際空港の発着枠27万回化を機に、同空港関連路線による日本〜香港間の輸送の自由化が実現する。同年夏季以前における増便の一部前倒し実施の可能性についても認めた。これにより成田空港と香港間の航空便を原則航空会社が自由に設定できるようになる。

 日本と香港の間には、双方の航空会社8社が週に232便を運航する(2011年夏季スケジュール、旅客便と貨物便の合計)。旅客の輸送実績は333万人(2010年)。

3009チバQ:2011/06/15(水) 22:53:56
http://www.asahi.com/national/update/0615/TKY201106140682.html
国交省天下り先、解散へ 操縦士養成、航空各社から会費2011年6月15日3時4分

 旅客機のパイロット養成に関わる国土交通省所管の公益法人が、近く解散することが分かった。日本航空など航空5社からの会費で運営され、国交省OBの役員が多額の報酬を得ていた。航空業界の競争が激化する中、「天下りを養うためだけの法人」(大手航空会社関係者)を支えきれなくなった。

 この法人は航空機操縦士養成振興協会(航操振、東京都中央区)。1986年に設立され、常勤役員は国交省航空局OBの専務理事1人だけだ。ほぼすべての事業は、パイロットを養成する航空大学校に関係するもので、訓練用の小型機を無償提供。09年度には5億9千万円の会費のうち、事業費約5億5千万円を訓練機のリース代や整備費、専務理事の報酬(1500万円)に支出し、残りは職員の給与や退職金、事務所の賃料に充てていた。

 航空大は宮崎の本校のほか、仙台、帯広の両分校がある。航操振は地方事務所(現在は廃止)を宮崎本校と仙台分校に置くなど、航空大と一体で運営されてきた。航空会社側からは「民間で言えばトンネル法人だ」との指摘もあった。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板