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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

1とはずがたり:2008/11/01(土) 06:18:51
地方路線の廃止問題,要らない空港,ハブ空港整備,航空会社再編等話題豊富な空のスレ。
公共交通綜合スレとなってた鉄道スレhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/から満を持して独立します。

飛行機製造に関しては引き続き重工スレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/l40

3010チバQ:2011/06/17(金) 22:41:05
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110617/biz11061709450010-n1.htm
空港選べる航空券、狙う年750万人 スターフライヤー、福岡−羽田参入
2011.6.17 09:41

スターフライヤーが開催した体験搭乗会に参加した家族連れ。シートは全て革張りだ=15日午後(小路克明撮影)
 北九州空港を本拠地とするスターフライヤーが7月1日、年間利用者750万人という国内屈指のドル箱路線の福岡−羽田線に参入する。片道の最安値が1万1300円という低価格のほか、座席間隔を広げた快適性、北九州、福岡のどちらの空港でも利用できる「マルチエアポートチケット」などを武器に利用客獲得を目指す。

 「やっと福岡空港に着陸することができました」。福岡空港で15日に開いた体験搭乗会の席上、同社の米原慎一社長は感慨深げにあいさつした。

 スター社の福岡−羽田線は1日5往復。正規運賃(片道)は3万2770円と、同じ路線の全日空・日本航空の3万6870円、スカイマーク1万9800円の間に設定した。

 さらにスター社は搭乗28日前までの予約による最安値は1万1300円。前日予約でも1万8千円とし、スカイマークの同種料金1万5800円(7月1日〜同14日の最安値)に迫る。

 使用機体はエアバスのA320型機。他社では170人乗りとしている機体だが、150人乗りとして座席の間隔を広げた。ビジネス客を重視し、重厚感漂う革張りの座席には、携帯電話やパソコン用の電源も設置した。

 スター社は、平成18年に24時間空港である北九州空港を拠点に就航。深夜・早朝便が好調な北九州−羽田線(1日12往復)の搭乗率は70%前後となっている。サービス産業生産性協議会の日本版顧客満足度指数で航空業界1位にも輝いた。

 ただ、北九州−羽田の年間利用者は、全航空会社を合計しても約100万人で、福岡−羽田への参入は業績伸展の面からも悲願だった。

 米原社長は「福岡−羽田線の750万人のうち25〜30%は、利用する航空会社を決めていない浮動層。利用時間に応じて北九州・福岡どちらの空港でも乗り降りできるチケットなど、他社にないサービスでこの浮動層を取り込み、70%を超える搭乗率を目指している」とそろばんをはじく。

 さらに「基幹路線参入による収益力向上で、株式公開やネットワーク拡大を進める」という。スター社では福岡−羽田線の増便をにらむとともに、来年7月開設の北九州−釜山線に続く国際定期路線や、南九州の空港発着の路線なども検討している。

3011チバQ:2011/06/17(金) 23:00:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110617-00000072-jij-soci
大韓航空のA380が就航=「空飛ぶホテル」1日1往復―成田
時事通信 6月17日(金)15時27分配信

 大韓航空が運航するエアバスA380型機の初便が17日、成田空港に降り立った。旅客機としては世界最大で「空飛ぶホテル」とも呼ばれる同型機。空港では、初めての到着機に消防車で放水して就航を歓迎した。
 同社のA380型機は仁川(ソウル)―成田を1日1往復する。座席数は同型機としては世界最少の407席で、客室内のゆったりした空間が特長という。成田発着便の同型機就航はシンガポール航空、ルフトハンザ航空、エールフランス航空に次いで4例目だが、現在も就航中の航空会社は大韓航空以外ではルフトハンザだけだ。

3012杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2011/06/18(土) 22:55:09
上海経由で香港へ行ってみたいけど、さすがに日帰りは無理か・・・・・(爆

「飛行機体操」に「機内販売」…茨城−上海片道5000円、ウワサの「春秋航空」機内では?!
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110618/trd11061807000003-n1.htm?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter
2011.6.18 07:00

 昨年、茨城空港(茨城県小美玉市)に就航した中国の格安航空会社(LCC)、春秋航空は最安値で片道4000円の格安チケットが大きな話題となった。茨城空港が開港1周年を迎えた3月11日に発生した東日本大震災は、増便を計画するなど好調だった春秋航空の戦略にも大きな影響を与えている。茨城−上海の片道5000円の格安チケットで上海に向かった。 (水戸支局 西川博明)

 今月1日の茨城空港。スカイマークの札幌便が1日2往復に増便され、記念セレモニーが開かれているターミナルビルの一角で、春秋航空の搭乗受付カウンターもにぎわいをみせていた。
 「でも、震災前に比べたら、お客さまはまだまだ少ないですよ…」。片道5000円のチケットを手に入れ、行列に並んでいた記者の問いかけに、搭乗案内した女性スタッフが漏らした。
 同社茨城支社によると、東日本大震災前の茨城−上海便は搭乗率9割前後と好調に推移。震災後は一時6割台に落ち込んだ。福島第1原発事故の影響で、特に中国人団体旅行客が減ったことが大きな理由という。
 だが、この日の機内は若干の空席が目立つ程度。中国語が飛び交い、活気に満ちていた。乗客180人乗りエアバスA320型機の機内での約3時間、いろいろな“驚き”を感じた。

 まず、席に座ろうとすると、中国人3人組が声をかけてきた。「友人と一緒に座りたい。席を替えてほしい」。急な申し出に若干、戸惑ったが、断る理由もなく、「どうぞ」と譲った。
 座席シートは中央の通路を挟み、左右にそれぞれ3人掛け。LCCのエコノミー席は当然「狭い」と、あまり期待していなかったが…。通路側の席に座ってみると、それほど気にならない。
 機内で乗客らがフライトを楽しむ光景はさまざまだ。隣の乗客とおしゃべりを楽しむ人、携帯音楽プレーヤーで音楽を聴く人、機内に持ち込んだ洋菓子を食べる人…。印象に残ったのは、前の座席を枕代わりに頭をくっつけて眠る人が多いことだ。

 LCCには無料の飲料、機内食や映画、音楽を楽しむエンタテイメントはない。そのため、逆に春秋名物となったものもある。
 まず、有料で機内食や飲料、お土産を売る「機内販売」だ。客室乗務員が日本の新幹線のようにワゴンを押して販売する。試しに「食事と飲料を」と思い、片言の中国語で「多(ドゥオ)少(シャオ)銭(チエン)(いくらですか)」と聞き、支払おうとしたが、「日(リー)元(ユェン)不(ブー)能(ノン)使(シー)用(ヨン)(日本円は使えませんよ)」。現金の一部をあらかじめ中国元に両替しておく必要があることをこの時点で初めて知った。
 また、噂の「飛行機体操」を実体験。上海到着まで残り数十分となり、客室乗務員らが「一(イー)、二(アル)、三(サン)、四(スー)…」というかけ声で、手や腕を回し始めた。エコノミー席での疲れをとってもらう狙いがあるという。乗客らも一斉に体操を始めた。
 一方、震災の影響も色濃く感じた。隣に座っていた神奈川県在住の中国人女性は、電車やバスを乗り継ぎ、茨城空港経由で初めて出身地の福建省へ向かうという。「安いので、何回でも帰省できそう」とうれしそうに話す一方、「(原発事故で)家族が帰ってこいとうるさい。でも、中国へ帰る航空チケットが高くなり、今まで帰れなかった」と話した。原発事故発生後、中国人が一斉に日本脱出を図っている状況が続いている。

3013チバQ:2011/06/19(日) 17:41:39
http://www.j-cast.com/2011/06/19098331.html
航空各社が続々国際線値下げ 夏の海外旅行6月中の予約がお得
2011/6/19 13:30

夏休みを前に、航空各社が続々と国際線の値下げを打ち出している。背景には、東日本大震災の影響で激減した海外からの旅行者数を、日本発の乗客で埋め合わせたいという狙いもあるようだ。

引き下げが相次いでいるのが、「PEX」と呼ばれる、各社が出している正規割引運賃。震災前に夏場の運賃をすでに申請していたが、震災後、さらに安い料金を設定している。

外国人観光客の激減が運賃に反映

6月中に予約するとお得な運賃が続々と発表されている 例えば全日空(ANA)は2011年5月26日、土曜日に目的地に滞在する際に適用され、6月の期間限定で販売される運賃「エコ割サマースペシャル」を発表。平日に出発した場合、最も安い場合で東京-ロサンゼルスで往復5万6400円、東京-シンガポールで2万9400円に設定した。通常のPEX運賃と比べると、ロサンゼルス線で2万5000円〜5万8000円、シンガポール線も1万6000円〜3万4000円割安になっている。

日本航空も、これに追随する形で、同様の条件の運賃「JALエコノミースペシャル」を設定。東京-ホノルルで往復3万2000円、シンガポールやクアラルンプール線は往復2万6000円という具合だ。

国際線の運賃は政府による認可制で、この運賃の申請が行われたとみられるのが5月の大型連休前後。運賃設定の背景には、震災後の外国人観光客の激減がある。日本政府観光局が5月19日に発表した訪日外国人に数は、前年同月比62.5%減の29万5800人。地域別に見ると、東アジアの落ち込みが特に激しく、香港が87.6%、シンガポールが82.6%、台湾が67.4%、韓国が66.4%と「壊滅状態」に近い。

JAL広報部では

「震災直後の需要低迷を受け、早期に夏場の消費行動の持ち直しを狙った」
と話す。震災で落ち込んだ分の需要を、急いで値下げしてすることで埋め合わせようという狙いのようだ。

4月が底で6月から需要が上向き
ただし、これと前後する形で、韓国や台湾の当局が日本観光に対する安全宣言を出すなどして、状況は変わりつつある。例えばJALは5月18日の会見で、「4月がボトム(底打ち)」だとして、これまで減便していた国際線路線の大半を6月24日から復便していくことを発表している。

また、今年の夏は、節電で工場の稼働が止まる分だけ休暇が長くなって旅行に行きやすくなる上、節電ムードから逃れるための「疎開」が進むとの見方もあり、さらに需要が回復する可能性もある。

ただし、6月分の値下げは「震災直後の応急措置」という面もあるようで、需要が回復した分、7月以降は値上げに転じる可能性もある。

航空各社は

「あらゆる面でマーケットの動向を見ながら、需要喚起を行っていきたい」(ANA広報室)
「JALの取り組みが日本経済活性化の一助になればと考えている。特にハワイ線は現地無料体験プログラムなどをメニューとした『わくわくアロハ計画』キャンペーンを実施し、夏の家族旅行計画を誘発したい」(JAL広報部)
と話している。

3014チバQ:2011/06/19(日) 19:32:56
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/299827.html
「HAC路線網見直しを」 道銀頭取、機材への負荷を問題視(06/18 10:11)
 北海道エアシステム(HAC)機の異常降下問題で、同社に出資している北海道銀行の堰八(せきはち)義博頭取は17日、「安全対策を最優先に態勢を再構築してほしい。現行の整備体制や路線網の見直しも必要になるだろう」と述べた。採算性の低い路線の休止を含む事業計画の大幅変更を求めていく考えを明らかにした。

 道銀はHACへの4・7%出資に加え、非常勤取締役を派遣している。国土交通省への報告遅れなどで厳重注意を受けたことには「現場と本社との間での連絡体制や危機対応が不十分だった」との認識を示した。

 事業計画については「現在のダイヤで(機材や乗員に)負荷がかかっているのではないか」と指摘。「安全を優先する上で運航路線網も見直す点がある」と、路線縮小の可能性にも言及した。

<北海道新聞6月18日朝刊掲載>

3016チバQ:2011/06/20(月) 18:35:52
 それでも韓国の航空会社が参入する背景には「長期的には利用者の増加が見込める成田空港の発着枠を確保するため」(ツーリズム・マーケティング研究所=東京・中央)との見方がある。昨年は訪日観光客が約5割増加した。

 航空業界には、配分された発着枠を80%以上使用しない場合には翌年の枠の優先権が与えられない「U/Lルール」という決まりがある。国土交通省は4月、震災で渡航者が激減したためU/Lルールの運用を10月下旬まで停止することを決めた。そのため、韓国の航空会社は就航後に観光客が激減した場合に減便や欠航をしても翌年の発着枠を失う可能性は低く、それが就航に動く判断につながったとの見方もある。

(商品部 中村亮)


国際航空券の店頭価格(単位千円) ▽東京発
(成田発着の往復、大人、エコノミークラス、
単位千円、約1カ月後の出発便、4〜30日FIX) 6月中旬 4月中旬
ロサンゼルス 44〜134.4 29.8〜68
ニューヨーク 50〜151.4 35〜70
ロンドン 62〜190 48〜57.4
パリ 50〜190 48〜60
ホノルル 52.8〜121 55〜60
シドニー 30.2〜112 42〜68
ソウル 30.2〜57 17.3〜30.8
上海 33〜99 25.8〜45.4
北京 27〜99 21.8〜36.5
香港 28.5〜72 21.4〜29.2
バンコク 22〜109 27.7〜33.8
マニラ 31〜94 27.7〜33.8

3017チバQ:2011/06/20(月) 22:50:04
http://www.asahi.com/business/update/0619/TKY201106190407.html
羽田、国際線ターミナル増設へ 受け入れ能力を倍増2011年6月20日5時1分
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 国土交通省は、昨秋に開業した羽田空港の新国際線ターミナルを拡張する。2013年度に国際線の年間発着枠が9万回に増えることに備え、新棟を建設。搭乗ゲートなどの受け入れ能力を倍増させる方向だ。

 今週にも大畠章宏国交相が正式発表する。新棟は現在の国際線ターミナルの北側に建設し、既存棟とL字形につなげる計画。民間資金を活用するPFI事業で進め、早ければ今年度中の着工をめざす。固定搭乗ゲート(現在10カ所)をほぼ倍増させ、総工費は1千億円規模に上る見込みだ。
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3018チバQ:2011/06/21(火) 19:41:24
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20110621ddlk23020250000c.html
あいち・リポート:中部空港VS県営空港 岩手・花巻路線で旅客争奪戦 /愛知

花巻行きチャーター便を利用するため搭乗ゲートを通る乗客ら=中部国際空港で2011年5月13日撮影 ◇ビジネス需要狙い
 旅客数低迷に悩む中部国際空港(川上博社長)が、旅客争奪戦に直面している。その原因は県営名古屋空港を拠点とする地域航空会社「フジドリームエアラインズ」(FDA、静岡市)。FDAは5月中旬、中部空港が路線開設を希望する岩手県・花巻空港へ定期便を就航させた。東北には東海地方の企業が多数進出しており、中部空港にとっては有望なビジネス需要を取りこぼしかねない事態だ。

 「東北にはセントラル自動車、関東自動車の関連工場があり、経済的な人のつながりがある」。5月21日に名古屋空港で開かれた、FDAの初便を見送る記念式典で、大村秀章知事は声を弾ませた。居並ぶのは春日井市などの地元首長や議会、経済界の代表ら。「この便がさらに大きく育ってほしい」。意気揚々と大村知事は紅白のテープにハサミを入れた。

 10年5月の日本航空撤退以来、県にとっては花巻路線の再開が宿願だった。大村知事は、この日の祝辞を自ら作成した。「それだけFDAへの強い期待が込められている」と県幹部は解説する。受け入れる側の岩手県でも事情は同じで、「搭乗率上昇のために協力は惜しまない」(岩手県空港課)と話す。

 日航の中部−花巻便は09年度に約10万人の利用があったが、搭乗率は48・5%と低迷。その原因を、需要に合致しない機材(150席級)を投入したためとみる関係者は多い。

 FDAは80席級に小型化し、運航効率のアップを狙う。採算ラインは搭乗率65%だ。

 これに対し、中部空港が期待を寄せるのが全日空による定期便就航だ。全日空は5月13〜23日に小型機による中部発のチャーター計8便を運航。同社としては初めて、花巻空港に乗り入れた。全日空名古屋支店によると、搭乗率は69%(計1408人)。「目標はほぼ達成できた」(総務部)として、定期路線化に向けた社内協議を続ける方針だ。

 ただ、課題も多い。花巻空港には全日空の施設がないため、定期化には新たな人員配置や設備投資が必要となる。また、運航効率の高い小型機の国内需要は増しており、機材配備は容易ではない。FDAとの競合も予想され、収益を圧迫しかねない。

 中部空港は11年3月期連結決算で、3期ぶりの最終黒字(10億円)に転じた。だが、設備投資58%減などのコスト削減や、免税店の売り上げなどの商業事業が奏功したためで、肝心の航空事業の売上高は減少。旅客数と発着回数の減少にも歯止めがかからなかった。そのため、新規路線の開拓は喫緊の課題となっている。

 FDAの路線について、国土交通省は「東日本大震災の復興に対応するための一時的措置で、1年限定」との要請をしている。しかし、FDAは運航を継続させる方針で、夏には名古屋−青森便の就航も予定している。これに対し、中部空港の川上博社長は「名古屋空港とは役割分担をしていくが、花巻と青森は別の議論だ。できるだけ早く、全日空に定期便を就航してもらいたい」と全面的に受けて立つ構えをみせている。【高橋昌紀】

3019チバQ:2011/06/21(火) 19:44:55
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110621/bsd1106210502003-n1.htm
首都圏にも「空の自由化」 海外LCC続々参入で顧客争奪戦激化 (1/4ページ)
2011.6.21 05:00


 2国間の航空規制を取り除く航空自由化(オープンスカイ)の動きが本格化してきた。国土交通省は先月から今月にかけ香港とベトナムの航空当局とオープンスカイ協定の対象に成田空港を加えることで合意した。これにより海外格安航空会社(LCC)の参入が相次ぎ、航空会社間の競争が激化するのは必至。迎え撃つ全日本空輸と日本航空は欧米航空大手との共同事業に乗り出すなどの戦略に打って出た。空港会社の誘致合戦も熱を帯びそうで、生き残りをかけた顧客争奪戦が激しさを増しそうだ。

 23日にエア・プサン、続いて7月1日にはイースター航空と韓国のLCC2社が相次いで成田空港に乗り入れる。エア・プサンは成田−釜山線で往復1万9900円から、イースターは成田−仁川線で往復約1万5000円からという安さだ。昨年12月に国交省が韓国の当局とオープンスカイの対象に成田を加えることで合意したことに伴う動きだ。

 成田がオープンスカイの対象になるのは年間発着回数が現在の22万回から27万回に引き上げられる2013年夏でアジア諸国のLCCをはじめとしてさらなる新規参入が見込まれ、運賃値下げ競争が激化することは必至。

 国交省は世界的な自由化の潮流を受け、07年8月に韓国と協定を結んだのを手始めに、10年3月までにタイ、香港、ベトナム、マレーシア、シンガポールなどと締結。ただ、この段階の協定は首都圏空港は対象外で、十分とはいえなかった。

 空港間の誘致合戦も激化

 しかし昨年10月、首都圏空港の発着枠拡大に伴い、国交省は本格的なオープンスカイの推進に舵を切った。首都圏空港を含む第1号として日米間で協定を締結。その後、韓国、香港、ベトナムなどとも成田を対象に加えることで合意した。

 オープンスカイの拡大で2国間の路線、便数、運賃などを民間会社が自由に決められ、経営の効率化が進むと見込まれる一方で、国内の航空会社は激しい競争にさらされる。アジアを中心にLCCがなだれ込んでくるためだ。実際、これまでに韓国のチェジュ航空、マレーシアのエアアジアXが日本に乗り入れている。

 「“親方日の丸”体質でぬるま湯に漬かっていた」(業界関係者)日本の航空関連業界は生き残ることができるのか。

 海外との連携カギ

 鍵を握るのが、もう一つの自由化である海外との連携だ。全日空は今月1日、独ルフトハンザ・ドイツ航空との日欧間での共同事業について、国交省から独占禁止法の適用除外(ATI)の認可を受けた。10月以降をめどに共通運賃や共同販売に乗り出し、来年4月からはダイヤ調整にも踏み切る。

 両社は航空連合「スターアライアンス」のメンバー。全日空はすでに別のメンバーである米大手のユナイテッド航空、コンチネンタル航空との共同事業について日米両国政府からATIの認可を得て、4月からアジアと米国を結ぶ太平洋路線について共同事業を始めている。

3020チバQ:2011/06/21(火) 19:45:26
 「日欧アジアの三極体制ができる。アジアはわれわれが任された」。全日空の担当者は、欧米からの利用客をアジア各地に運ぶネットワークという武器を得たことに自信を示した。

 対する日航も、4月から航空連合「ワンワールド」にともに加盟する米アメリカン航空と共同事業に乗り出したほか、欧州の航空会社との間でも共同事業を模索する。相手先は英大手ブリティッシュエアウェイズが有力視されている。

国内勢も対抗姿勢

 LCCを設立して対抗する動きも出ている。全日空が出資する「ピーチアビエーション」は国内初のLCCとして関空を拠点に、12年5月に韓国(仁川空港)便の就航を計画している。

 オープンスカイに伴う競争は空港にも及ぶ。航空会社が空港を選べることから、空港間での航空会社の誘致合戦も激化。成田や羽田などはシンガポールのチャンギ空港や韓国の仁川空港などアジアの国際ハブ空港と“覇権”を争うことになる。特に成田の年間発着枠は30万回まで増加する予定だ。関空や中部空港から成田にシフトする可能性は高いだけに、競争力の強化が求められる。激しい国際競争にさらされる航空会社、空港会社ともこれまで以上に経営体力をつけないと生き残りは難しくなりそうだ。(中村智隆)

3021チバQ:2011/06/21(火) 22:50:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110620-00000005-fsi-bus_all
競争力強化へ利便性向上 羽田・成田空港で国際線ターミナル増強
フジサンケイ ビジネスアイ 6月21日(火)8時15分配信

 国土交通省が首都圏空港の能力増強に乗り出す。2013年度をめどに、昨秋に国際定期便の運用を再開した羽田空港の新国際線旅客ターミナルを拡張する。また成田空港では今年度中に企業や個人が商談などのために使うビジネスジェット機の専用ターミナルを完成させる。

 羽田空港では13年度に国際線の年間発着枠が現在の6万回から9万回に増える。これに合わせ、現在の国際線ターミナルの北側に新棟を建設し、混雑緩和を図る。新棟の整備は民間資金を活用する「PFI方式」で進め、現在のターミナルとL字型につなげることを検討。搭乗口は現在の10カ所から20カ所程度に倍増させる。総工費は1000億円超に上る見込み。発着枠拡大に間に合わせるため、今年度の着工を目指すとみられる。

 羽田空港は昨年10月、32年ぶりに国際定期便の運航を再開。これに伴い、発着枠6万回、年間利用者700万人に対応する国際線ターミナルを新設した。ただ昨年5月の国交省の成長戦略会議で発着枠を9万回まで増やす方針が示され、当初から拡張が不可欠とみられていた。

 一方、成田空港ではビジネス機の受け入れ拡大を進める。専用のターミナルを設置するほか、現在15ある駐機場も11月から18に増やす。日本航空が返還したターミナルの建物を成田空港会社が改修し、税関や入国管理などの手続きも行えるようにする。

 また今秋ごろからは、ビジネス機の利用者向けに発着枠や駐機場の空き状況を確認できるホームページも開設する。

 ビジネス機誘致は国際競争力の強化や経済成長につながると期待されているが、国内では専用施設が少なく利便性の改善が課題となっていた。

3022チバQ:2011/06/21(火) 22:50:37
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110615/bsd1106151939013-n1.htm
ボーイング787、7月5日に羽田−伊丹を往復 関空、岡山、広島も2011.6.15 19:35

全日空が導入する最新鋭中型機ボーイング787(全日空提供)【拡大】
 全日本空輸は15日、世界で最初に導入する米ボーイングの最新鋭中型旅客機787について、日本国内でのテスト機の飛行スケジュールを発表した。テスト機は7月3日に米国から羽田空港に到着後、5日に羽田−伊丹間を往復。羽田から6日には関西空港、7日に岡山と広島の両空港との間を往復する。9日には米シアトルに向けて戻る。

 787が日本に飛来するのは、給油作業や整備訓練など、各空港で就航に向けた検証を行うのが目的。検証の後、全日空は8〜9月に1号機を受け取り、約1カ月後に国内線で運航を開始する。

 787は燃費効率を従来機に比べて約20%高めたのが最大の特長。燃料費の高騰が続き、燃費の悪い大型機から中小型機へのシフトが進む中で大きな期待を集めている。当初は2008年の導入を予定していたが、トラブルなどで納入が大幅に遅れていた。今回の検証で、引き渡しに向けた準備は最終段階に入る。

3023チバQ:2011/06/21(火) 22:51:16
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110616/bsd1106160502003-n1.htm
航空3社、新型機「B787」「A380」導入で顧客争奪戦 (1/2ページ)2011.6.16 05:00
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全日空が導入する最新鋭中型機ボーイング787(全日空提供)【拡大】
 新型旅客機の導入をめぐり、国内航空各社の戦略が新たな局面に入っている。全日本空輸は9月にも、米ボーイングが開発中の最新鋭中型旅客機787を世界で初めて導入し、国内線から運航を開始する。日本航空は11月にも同機を国際線で就航させる計画だ。一方、スカイマークは仏エアバスの大型機「A380」を2014年度に導入し、国際線への参入を目指す。三者三様の顧客争奪戦が幕を開ける。

 全日空、来月テスト

 全日空は15日、就航に向けた給油作業や整備訓練などの検証プログラムのために日本に到着する787のテスト機の国内での飛行スケジュールを発表した。テスト機は7月3日に米シアトルから羽田空港に到着。その後、伊丹空港(5日)、関西国際空港(6日)、岡山、広島の両空港(7日)の4空港と羽田をそれぞれ往復する。

 同機は、機体に炭素繊維がベースの複合材を採用するなど燃費効率を従来比約20%高めた。航続距離が長く、中型機ながら国内線だけでなく国際線でも使える。全日空は1号機を8〜9月に受け取り、1カ月かけて飛行訓練などを行ったうえで国内線で運航を開始する予定だ。

 検証プログラムでは実際の運航を想定。中でも岡山や広島は新幹線との競合が激しく、最初はこれらの空港と羽田間で飛ばす可能性が高い。今年度中には国際線就航も目指す考えだ。同社は「従来の中型機では飛べなかった新しい路線も商機」と、国内線、国際線双方で活用し、全方位で顧客を囲い込む。

日航、国際線に投入

 これに対し、10〜12月に同機を受領する日航は、最初から国際線での就航を想定する。すでに12年4月から8年ぶりの新規路線開設となる成田−ボストン間での採用を表明。ただ、「機材を受領して1〜2カ月後には、日本からある程度の距離があり、需要もある国際線の路線で就航させる」(同社)方針で、早ければ年内にも別路線で就航する可能性もある。

 同社は経営再建を目指し、不採算路線からの撤退や機材小型化などの効率化を進めてきた。中型ながら航続距離の長い機材は「収益性を高められる」と期待。“ドル箱”の国際路線に絞って採用を進め、収益力アップを図る。

 スカイは大型機勝負

 一方、“空飛ぶホテル”と呼ばれる世界最大のA380を購入するのはスカイマーク。14年度に、成田とロンドン、ニューヨーク、フランクフルトを結ぶ3路線を開設し国際線に参入する計画だ。大半の路線で大手の半額の運賃を目指すが、「運営方法で採算はとれる」と自信満々。景気悪化や燃料費の高騰などで、効率の悪い大型機から中小型機にシフトする動きが世界的に加速するなか、国内2強とは一線を画す強気の戦略だ。

 どこに軍配が上がるか、格安航空会社の台頭で世界の空をめぐる競争が激化するなか、日本の空でも熱い競争が繰り広げられそうだ。(中村智隆)

3024チバQ:2011/06/22(水) 17:50:37
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110621/mcb1106210503014-n1.htm
高速鉄道におびえる空の便 奪われる旅客、サービス向上必至 (1/2ページ)
2011.6.21 05:00


高速鉄道時代の到来を受け、生き残りをかけた航空各社の競争が熾烈化している【拡大】
 中国では、高速鉄道が開通した途端に同じ路線の航空便が(客数減で)運航停止を迫られる例が相次いでいる。北京−上海間を約5時間で結ぶ京滬(けいこ)高速鉄道(全長約1318キロ)の6月末の開通が近づき、航空便への影響が話題になっている。

 ◆北京−上海に宿敵

 本紙(中国証券報)の調査によると、同鉄道の開通に際し、多くの人が「緊急でない限り鉄道を利用する」と答えている。その理由として、鉄道の運行時間の正確性に対して航空便の遅延・キャンセル率が高いこと、移動時間に大差がないうえに高速鉄道の方が安価であることが挙げられる。

 電子機器類の使用制限がなくビジネス客向きであることや、運行面の安全性の高さ、駅までの利便性なども、鉄道を選ぶ理由になっているようだ。

 中国民航大学航空運輸経済研究所の李暁津所長によると、航空便に対する高速鉄道の影響は主に旅客の分散による航空便の旅客数の減少と、国内航空便の価格低下が挙げられる。

 北京交通大学が実施した調査によれば、(京滬鉄道の沿線各地の移動に)航空便を利用している人のうち、「現在の運行条件で航空便と高速鉄道の価格が変わらない場合、高速鉄道を選ぶ」と答えた人の比率は70%に達した。

 中国政府の鉄道中長期計画によると、高速鉄道網は2012年には全国的に普及し、経済的に発達し人口の高い都市はほぼすべてカバーされる。

 分析によると、これにより60%の航空便が影響を受け、華南、西南、東南各地域の短距離路線を中心とする中国東方航空と中国南方航空への影響が最も顕著だという。

 しかし、高速鉄道網整備の影響はマイナス面に限らない。

 清華大学工業工程学部の蔡臨寧主任は「高速鉄道が十分に整備されれば、航空産業の発展基盤になる」という。

 ◆変化適応し好機に

 現在の航空輸送は直行便が中心で、旅客は北京、上海、広州の3大都市空港に集中し、乗継客は少ないが、高速鉄道が整備されれば乗継客の大幅増が期待できる。

 蔡主任は「高速鉄道の時代はすでに到来している。航空会社に必要なのは、業務を調整して旅客の移動方式の変化に対応するかを考えることだ」と強調する。

 たとえば晋京列車(北京−山西)が開通した09年、中国東方航空の山西省太原−北京便の搭乗率はそれまでの85%から49%に下落。これに対して同社はターミナルでの待ち時間を10分間に短縮し、電話でチェックイン予約を受け付け、50分かかっていた搭乗までの時間を20分に短縮するなどの対策を実施した。

 国家発展改革委員会総合輸送研究所の汪鳴副所長は「高速鉄道の登場で、航空各社の競争力強化とサービス向上が進むだろう。1〜2年先ではなく、5〜10年の長いスパンで影響を見極める必要がある。いずれにせよ消費者には良いことだ」と語った。(中国証券報=中国新聞社)

3025チバQ:2011/06/22(水) 17:51:50
http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY201106220257.html
北京新空港、年内に着工 2017年の開港目指す
2011年6月22日14時14分
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 北京市大興区に建設予定の首都第2空港(北京新空港)の完成時期に注目が集まる中、メディアの間では2015年説、2016年説、2040年説とさまざまな憶測が飛び交っていた。中国聯合航空(CUA)の姚維輝総支配人は20日、年内にも着工し2017年10月の竣工・開港を目指すことが中国民間航空局の新空港建設指揮部内部の計画で明らかになった、と語った。中国紙「新京報」が伝えた。

 姚氏によると、首都第2空港には今のところ、民間航空が使用する滑走路8本と軍が使用する滑走路1本の計9本が建設される計画で、完成後南苑空港は閉鎖されるという。

 首都第2空港は今年初めに大興区での建設が確定した。狙いはまさに首都空港の負担を軽減することにある。あるデータでは、首都空港の利用者は今年、延べ8千万人を超えるとみられる。空港関係者によると、首都第2空港の第1期工事では延べ4千万人の旅客量を想定しているという。

 「第2空港が完成するまでは、南苑空港の拡張により、首都空港の負担を少しずつ軽減することが可能」と姚氏。中国聯合航空は南苑空港の拡張プロジェクトに3億元(約37億5千万円)の出資を決めている。完成すれば、南苑空港は延べ600万人の年間旅客量に対応することができ、エプロン改造後は航空機約25機の停留が可能になるという。

 首都第2空港が完成すれば、中国聯合航空は第2空港へ移転する計画。また中国南方航空集団(CZ)も首都第二空港に欧州エアバス社A380、A330などの次世代大型旅客機を投入し、向こう十年で航空機200機を北京に投ずる計画だ。

3026チバQ:2011/06/22(水) 17:52:19
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20110622ddlk15020018000c.html
新潟−佐渡空路:来月にも再開へ 新日本航空が一日4往復で /新潟
 08年9月から運航が休止されていた新潟−佐渡間の空路が7月下旬にも再開される見通しとなった。新たに就航するのは新日本航空(本社・鹿児島県)の乗員・乗客10人乗り飛行機。一日4往復(冬季は3往復)の予定で、新潟空港と佐渡空港を約25分間で結ぶ。

 両空港間には旭伸航空が就航していたが、08年9月に撤退した。新日本航空は現在、国土交通省に事業計画案を申請中。許可が出れば、早ければ7月下旬から就航する見込み。

 運賃は片道大人6500円、子ども4900円に設定される見込み。新潟−佐渡間を結ぶ佐渡汽船のジェットフォイルの片道運賃6220円並み。旭伸航空の片道大人7350円より2割近く安くなる。佐渡市は同市民に対して就航から2〜3カ月間をめどに補助し、4500円とする考えだ。【磯野保】

3027チバQ:2011/06/22(水) 17:52:59
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201106220198.html
国際線争奪さらに激化 羽田新ターミナル拡張決定
2011年6月22日11時49分

 羽田空港の新国際線ターミナルの拡張が21日、正式に決まった。約1千億円を投じて設備を整え、アジアや欧米の長距離路線を充実させようとしている。とても便利になるが、周辺空港には脅威そのものだ。

■昼間の欧米便可能に

 国土交通省やターミナル会社によると、拡張するビルは2013年度の完成をめざす。固定の搭乗ゲートは今の10カ所から18カ所になり、出発ロビーも増える。客室数280程度のホテルもつくる。

 羽田は昨年10月、32年ぶりに国際定期便の運航を再開した。年間発着枠は6万回で、年700万人の利用が見込まれている。国交省は、昼間の飛行を加えることで、羽田の年間発着枠を13年度に計9万回まで引き上げる方針だ。都心に近い利便性を生かし、空港の国際競争力を高めるためだ。

 増枠後、羽田の国際線利用者は年1250万人になるとみている。施設が手狭になるため、ビルの増築を検討してきた。震災の影響で、4月の出国旅客数は前月比で3割強減ったが、国交省は、将来的な需要は高いと期待する。

 現在、羽田の国際線は昼間が韓国や中国などアジアの短距離路線に限られ、欧米線は早朝深夜しか飛べない。13年度以降は、昼間もアジアの長距離や欧米の路線を飛ばすことができる。大畠章宏国交相は21日の会見で「東京への離着陸の希望が寄せられている。中国からの要求が多い。ターミナル拡張だけでは十分でない」と述べ、羽田の滑走路増設などにも踏み込む姿勢を示した。

■成田はLCCに活路

 ただ、こうした方針は、周辺空港には死活問題だ。成田空港は格安航空会社(LCC)の専用ターミナル新設を検討し、羽田との差別化を打ち出すのに懸命だ。韓国系のLCC2社が近く、新規就航することも決まっている。アジアからの若者や観光客を取り込もうとしている。

 地方空港の場合は、差別化戦略も容易でない。茨城空港は、唯一の国際定期便のソウル便が東日本大震災後、運休したままだ。茨城県の担当者は「(羽田に客足を取られる)悪影響は避けられない。うちの発着料金は羽田の半分程度。役割分担できればいい」。

 静岡空港には3社が国際定期便で乗り入れているが、こちらも影響は避けられない。

 航空アナリストの杉浦一機氏は「羽田が国際線を強化すれば、中部空港や関西空港に乗り入れている航空会社の動向にも影響が生じる。ただ、羽田も国際線の乗り換えの利便性では成田に及ばず、欧米航空会社による長距離路線を増やすには乗り継ぎの利便性を高める必要がある」と指摘する。(湯地正裕)

3028チバQ:2011/06/22(水) 17:53:55
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2011062202000034.html
翼広げる羽田国際 ターミナル拡張 ホテルも
2011年6月22日 朝刊

昨年10月に開業した羽田空港の新国際線旅客ターミナル=本社ヘリ「おおづる」から


 国土交通省は二十一日、昨年十月に開業した羽田空港新国際線旅客ターミナルを拡張する計画の詳細を発表した。同空港国際線の発着回数が今後増えるのに伴う措置で、増築部分は二〇一四年三月末の供用開始を予定している。

 羽田空港は昨年十月、三十二年ぶりに国際定期便発着を再開した。国交省はその際、年六万回の発着枠を割り当てたが、一三年度中に三万回増やし、計九万回とする計画。震災前の試算では、発着枠の増加によりターミナルの利用者数は年間約七百万人から千二百五十万人になる見通しで、現在のターミナル規模では対応できないとして開業前から増築の検討を進めてきた。

 計画では、現在のターミナルビルの北側にT字形にビルを増築する。搭乗ゲートは現在の十カ所から十八カ所に増やし、検査場や手荷物の受け取り場なども増設。また、深夜早朝便の利用者も多いことからホテルを新設する。ターミナルの増床面積は約六万四千五百平方メートルで、既設部分と合わせると約二十二万平方メートルになる。

 大畠章宏国交相は二十一日の会見で「世界では非常に大きな飛行場が増えている。(羽田は)この拡張だけではまだ十分ではないが、まずは現在ある機能を十二分に生かしていきたい」と述べた。

 訪日外国人旅行者数は東日本大震災後、福島第一原発事故の影響などから、五月も対前年比で半減するなど大幅な減少が続いている。外国航空会社を中心に日本路線の運航便数を減らしており、拡張に見合う訪日旅行者数の回復が当面の課題になりそうだ。

3029チバQ:2011/06/22(水) 17:54:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20110621-OYT8T01150.htm
相次ぎ成田参入 韓国格安航空

流れた需要  回復に期待


23日から成田空港に新規就航するエアプサン機(エアプサン提供) 成田空港に韓国の格安航空会社(LCC)2社が相次いで就航する。23日にエアプサンが成田―釜山線を、7月1日にはイースター航空が成田―仁川(インチョン)線を開設する。昨年10月に羽田空港が再国際化、21日には国際線ターミナルの拡張も発表され、成田空港の地位低下が懸念される中、LCC参入で新たな需要を取り込むことができるのか注目される。(河合良昭)

■「安く気軽に」 成田と韓国を結ぶ路線は日米韓の2社ずつ計6社が就航しているが、LCCは初めて。エアプサン、イースター航空とも毎日1往復の予定。料金は季節や曜日などによって変わるが、エアプサン線の平日最安値は、既存の航空会社よりも4、5割安い往復1万9900円に設定。就航記念料金は往復9900円で完売した。イースター航空も就航記念料金として成田―仁川往復1万円で販売している。

 一般に海外のLCCを利用する場合、LCCのホームページで航空券を予約し、ホテルも自ら予約することが多い。これに対し、エアプサン、イースター航空とも旅行会社を通じたツアーを実現。エアプサン便を使って2泊3日で2万円からのツアーを企画しているJTBの担当者は「往復航空券、ホテル、空港からホテルまでの送迎があり、初めてLCCを利用する人にも使いやすくした」と話す。

■対抗策 東京入管成田空港支局が発表した昨年12月17日〜今年1月4日の年末年始の出入国者数は、成田が前年同期より約15万人減(11%減)なのに対して、羽田は逆に約15万人増えており、「成田の減少分が羽田に移った」(同支局)。

 成田の年間発着枠が現行の22万回から2014年度までに30万回に拡大されることを生かし、新たな需要開拓の手だての一つとして、成田国際空港会社(NAA)が期待するのがLCCの誘致だ。

 成田にはこれまでオーストラリアの1社が就航しているが、国土交通省はLCCの参入促進を掲げ、NAAも森中小三郎社長が先頭になって韓国をはじめアジアのLCCを呼び込もうとしている。

 東京工大の花岡伸也准教授(航空政策)は羽田に利用客が流れた理由について「アジアなどの短距離路線は空港までの交通手段の利便性の影響を受けやすい」と、都心へのアクセスという点で成田の分の悪さを挙げる。一方、「首都圏の需要はまだあり、LCCの安い運賃であれば対抗できる。羽田に流れた需要を戻すことが出来るのではないか」と話している。

(2011年6月22日 読売新聞)

3030チバQ:2011/06/23(木) 21:00:01
http://www.asiax.biz/news/2011/06/23-094409.php
格安航空エアアジアX、大阪など5都市就航を計画
マレーシア2011年06月23日 09:44

〈クアラルンプール〉
運輸省は長距離格安航空のエアアジアXに対して、新たな5つの路線の就航認可を与えることを決定した模様だ。


情報筋が明らかにしたところによると、新たに就航する予定の都市は▽イスタンブール▽北京▽上海▽大阪▽ジェッダ――の5都市。今年の8月以降の就航を予定しているという。これらの都市とマレーシアを結ぶ便は現在、マレーシア航空(MAS)やシンガポール航空(SIA)、カンタス航空が運航している。


情報筋によると、政府は観光収入増加のために新路線への就航の承認に前向きだという。エアアジアXはシドニー線の就航も検討しているが、当局からの承認はまだ得ていない。エアアジアXは年内に新規株式公開(IPO)を予定しており、9億〜10億リンギ(約238億〜264億円)の調達を見込んでいる。


■コタキナバル空港の使用ターミナル変更か■
コン・チョーハ運輸相は、政府がエアアジアに対してコタキナバル国際空港(KKIA)の第1ターミナルにオペレーションを移すよう要請を出したことを明らかにした。現在エアアジアは第2ターミナルで営業を行っている。第1ターミナルはエアロブリッジなど最新の設備が整っており、利用客の利便性も考慮すれば第1ターミナルでの営業が好ましいという。


エアアジアのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は第1ターミナルへの移転で運営コストが増すとして第2ターミナルでの営業を続けたいとの意向を示していた。

3031チバQ:2011/06/23(木) 21:02:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110623-00000149-mailo-l27
済州航空:韓国のLCC、済州島向け“離陸” 関空発着3路線目 /大阪
毎日新聞 6月23日(木)12時39分配信

 韓国・済州(チェジュ)島を拠点にする済州航空が22日、関西国際空港−済州線を開設した。同社の関西空港発着路線は仁川(インチョン)、金浦(キンポ)に次いで3路線目。国土交通省や府、駐大阪韓国総領事館の関係者らが出席して祝賀行事が行われた。
 済州航空は済州島の地元自治体や経済界が2005年に設立した格安航空会社(LCC)。関西空港からは09年3月にソウル(仁川)線に初就航。同年11月からは金浦線も開設した。済州線は当面、水、金、日曜日の週3回の運航。機材は全席エコノミークラス仕様(189席)のボーイング737−800を使用する。
 この日、午後5時20分の出発に先立ち、搭乗ゲートではテープカットや花束贈呈などの行事があり、にぎやかに初便の出発を見送った。同社の厳富永(オムブヨン)営業本部長は「観光客の利便性が高まり、大阪在住の済州出身者の故郷訪問も便利になる」とあいさつ。金碩基(キムソッキ)総領事は「東日本大震災の影響で観光客が減っているが、この便を利用して多くの人に済州島を訪問してもらいたい」と期待を述べた。
 関西空港はLCCの誘致に力を入れており、済州航空の済州線の開設でLCC乗り入れは5社9路線となる。【山田泰正】

6月23日朝刊

http://www.chosunonline.com/news/20110623000064
エアプサン、釜山−東京路線を正式就航

 格安航空会社エアプサンの釜山−東京路線が本格的な運航に入る。 23日午前、釜山市内の金海空港国際線玄関で、「エアプサン釜山−東京路線就航式」が行われた。


 この就航式では、エアプサンの金秀天(キム・スチョン)代表取締役、高潤煥(コ・ユンファン)釜山市行政副市長、玄伎煥(ヒョン・ギファン)国会議員、申正沢(シン・ジョンテク)釜山商工会議所会長、尹永斗(ユン・ヨンドゥ)アシアナ航空社長、チョ・チュンスン釜山航空庁長ら来賓が、初飛行の乗務員らにお祝いの花束を贈呈後、記念撮影をした。

3032チバQ:2011/06/23(木) 21:10:28
>>2317-2318更新
2317 :チバQ:2010/09/15(水) 08:10:07
メモメモ

ワンワールド
日本:日本航空
韓国:-
中華:キャセイパシフィック
東南:-
オセアニ:カンタス
US:アメリカン
EU:ブリティッシュ・フィン・イベリア
南米:ラン

スターアライアンス
日本:ANA
韓国:アシアナ
中華:中国国際
東南:シンガポール・タイ・エアインディア
オセアニ:ニュージーランド
US:ユナイテッド・コンチネンタル(→合併へ)・USエア・エアカナダ
EU:ルフトハンザ・スカンジナビア
南米:TAM (ワンワールドのLANに買収)


2318 :チバQ:2010/09/15(水) 08:10:32
スカイチーム
日本:-
韓国:大韓航空
中華:中国南方航空・中国東方航空・チャイナエア
東南:ベトナム航空・ガルーダインドネシア
オセアニ:-
US:デルタ
EU:エールフランス・KLM・アリタリア・アエロフロート
南米:アエロメヒコ

主な無所属
日本:-
韓国:-
中華:エバー航空
東南:エミレーツ
オセアニ:
US:
EU:
南米:

3033チバQ:2011/06/24(金) 12:40:58
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20110624ddlk12020089000c.html
成田空港:LCC時代の幕開け 韓国エアプサン就航、来月にイースター航空も /千葉
 成田空港への韓国の格安航空会社(LCC)の参入が相次いでいる。23日にエアプサンが、釜山線毎日1往復の運航を開始したほか、7月1日にはイースター航空が、仁川(ソウル郊外)線の就航を予定している。初めて成田へ就航したLCC、オーストラリアのジェットスター航空とあわせ、関西・羽田両空港に先行されていた成田のLCC時代の幕が開いた形だ。【西浦久雄】

 ◇格安航空会社2社目
 エアプサンは07年、韓国大手航空会社のアシアナ航空や地元有力企業などが共同出資し設立された。釜山空港を拠点に、韓国の国内線で運航実績を伸ばした後、10年春に福岡、関空に就航した。イースター航空も07年設立で、群山空港(全羅北道)を拠点とし、成長が著しい。今年5月、新千歳−仁川線で日本との定期便を開設したばかりだ。

 成田から釜山、仁川へは複数の航空会社がすでに定期便を運航。既存各社にとって利用者が多い安定した収入源となっているため、LCC就航は脅威だ。ジェットスターは、成田就航開始時から親会社のカンタス航空と共同運航便で空席率の上昇を抑えてきたが、エアプサンは単独運航で、低価格戦略による乗客確保に強気な姿勢。イースター航空とともに、おおむね既存各社の半額程度の運賃設定をしている。記念式典でエアプサンのキム・スチョン社長は「第1便の空席はたった2席。今後も高い搭乗率を維持できる」と路線の成功に自信を示した。

 一方、受け入れ側の片岡久志・成田空港長は「震災の影響を吹き飛ばしてくれると大きな期待をしている」とあいさつ。成田国際空港会社の森中小三郎社長は「間違いなくLCCの時代が来る」と就航を歓迎した。

 当面、LCCは現在のターミナルビルを使用するが、同空港では、専用施設の整備検討を進めている。

3034チバQ:2011/06/24(金) 12:45:45
http://www.asahi.com/business/news/reuters/RTR201106230092.html
ボーイングの大型旅客機を個人が発注、購入者めぐり憶測
2011年6月23日18時5分

 [ルブルジェ(フランス) 22日 ロイター] パリ郊外で開催されているパリ国際航空ショーでは、1機の値段が3億ドル(約240億円)以上する米ボーイングの最新大型旅客機「747─8インターコンチネンタル(IC)」に、複数の個人から注文が入っているという。

 ボーイングのウェブサイトに掲載された情報では、同機の受注33件のうち8件が「ビジネスジェット/VIP客」向けとなっている。同社は購入者から要請があればその身元は明らかにしないが、超高額かつ超大型の「747─8IC」を一体誰が購入したのか、世界では憶測が広がっている。

 パリ国際航空ショーに出席したアーリーバードキャピタルのマネージングディレクター兼航空宇宙担当アナリスト、アレックス・ハミルトン氏は「VIP筋は明らかにオイルマネーだ」と語った。

 座席数467席の「747─8IC」の値段は3億1750万ドル。ドイツのルフトハンザ航空がすでに20機を発注しており、来年早々に世界で初めて就航する予定となっている。

 しかし、最初の顧客は中東の国家首脳ではないかとの憶測もある。

 ボーイングのライバル会社エアバスの超大型旅客機「A380」では2007年、サウジアラビアのアルワリード王子が最初の個人顧客だったことが明らかになっている。

 ボーイングで「747─8」の責任者を務めるバイスプレジデントのエリザベス・ランド氏は、ロイターの取材に対し、インターコンチネンタル機の匿名の購入者は米国人ではないとし、通常は国家首脳が顧客層だと明らかにした。

 同氏によると、「747」のような大型機を個人で購入するVIP顧客は、ベッドルームの据え付けなど大幅なカスタマイズを要求することが多く、中には搭乗専門のエレベーターを付けられるよう依頼を受けたこともあるという。

 そうした改造の多くはボーイング以外が手掛けるが、「カスタマイズ旅客機」を飛ばすには同社の承認を受けなくてはならない。

3035荷主研究者:2011/06/25(土) 23:56:33

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201106090012.html
'11/6/9 中国新聞
貨物便の就航09年度からゼロ

 1994年度から14年間連続で岡山空港(岡山市北区)に就航していた貨物専用国際チャーター便が、2009年度から1度も降り立っていないことが分かった。岡山県議会の一部から「貨物も重視した空港の目的から外れている」との厳しい声が出ている。

 貨物専用国際チャーター便は94年度から08年度までの間、ワイン「ボージョレ・ヌーボー」の解禁期に合わせ、フランスやオランダから岡山空港に直接就航していた。航空企画推進課によると、ボージョレ・ヌーボーの解禁期の緩和に加え、チャーター便より割安な定期便や船舶での輸送が主流となり、09年度から実績はない。

 08年度以前の5年間の貨物専用国際チャーター便は、毎年度1、2便で推移。取扱量は定期便を含めた国内外全体の貨物量の3・2%〜1・2%にとどまっている。

 一方、県議会の一部は「滑走路を3千メートル化して旅客だけでなく貨物も遠距離に飛ばせるようになった。貨物専用チャーター便を復活してほしい」と県に要望している。

【写真説明】貨物専用便が見られなくなった岡山空港

3036チバQ:2011/06/26(日) 21:24:51
http://www.sakigake.jp/p/special/11/tsubasanitakusu/article_01.jsp
秋田空港開港30周年 翼に託す活路
[国内線]
細る関西とのパイプ 利用促進、大きな課題に
記事ツール 先週末、大阪・伊丹空港発の日本航空機(50人乗り)から乗客34人が、秋田空港に降り立った。

 「随分小さい飛行機でしたね」。3泊4日で森吉山や八幡平を回るという神戸市の女性(79)の空の旅の感想だ。この女性と同じツアー客以外は、出張帰りとみられる県民らが主な乗客だった。


秋田空港に到着した日本航空の伊丹便。昨秋から50人乗りの小型機に代わり、観光客の取り込みに影響が出ている 機体が50人乗りになったのは昨年10月末。日航は経営再建に向けて運航コストの削減を図ろうと、150人乗りの中型機からサイズダウンした。1日2往復から3往復に増やしたが、1日当たりの座席数は半減した。

 昨年の伊丹便の利用者は12万8千人で東京・羽田便の6分の1だが、観光振興を図る上で関西は首都圏に次ぐ市場。県建設交通政策課は「便が増えた分、ビジネス客の利便性は増したが、団体の観光客を呼び込みづらくなった」と話す。

 機材の小型化は、県内から関西に向かう団体客にも影響を与えている。「特に困っているのが高校の修学旅行客の輸送。団体用の席がなくなり、羽田経由でなければ関西に行けなくなった。時間もロスしてしまう」(トップツアー秋田支店・照井仁一支店長)。

 県は日航に対し、機材の変更を要望しているが、同社は「全国的に大型機、中型機を退役させ、小型化を進めている」(広報部)と、逆に実情に理解を求める。

 関西方面への路線は利用客の減少を受け、ここ数年で撤退も相次いだ。2009年に日航の関西国際空港便とアイベックスの伊丹便が廃止。今年1月には大館能代空港の全日本空輸の伊丹便もなくなっており、利用促進が大きな課題だ。

[あのころ]2000年に夜間駐機実現

 開港後、路線数が最も多かったのは1997年。現在就航中の東京、大阪、名古屋、札幌の4都市に加え、函館、福岡、沖縄の計7都市に乗り入れていた。当時の利用者は135万人と昨年より26万人余り多かった。97年は秋田新幹線こまちが開業、秋田自動車道が東北自動車道と直結。翌98年には大館能代空港が開港した。本県の高速交通体系整備が大きく前進した時期でもあった。

 2000年には県や経済界の悲願だった夜間駐機が実現した。東京からの全日空最終便が午後8時発となり、翌朝、秋田から第1便として出発。午前9時には羽田に到着し、空路の利便性が高まった。

 当時の県建設交通政策課長だった秋元昌貴さん(68)=秋田市、県体育協会副会長=は全日空との交渉に奔走。「秋田支店長らと何度も何度も話し合いを重ねた。夜間駐機は今でこそ当たり前だが、秋田空港の大きな節目の一つだった」と振り返る。

[展望]小型化は避けられず

 関西方面の便に比べ、全日空と日航が1日7往復させている東京便はビジネス需要が高く、安定した搭乗率を維持している。ただ、その東京便ですら昨年、一部の便が小型化された。県内のある旅行代理店は「航空会社は運航コストを下げて収益を上げることに躍起。小型化の流れは今後も続くだろう」と指摘する。かつては500人乗りのジャンボ機が就航した航空業界も様変わりした。

 国内4路線は遠出のための「県民の足」であるとともに、就航先からの観光客呼び込みに欠かせない。東京便以外は路線維持に向け、着陸料引き下げなどの優遇策にとどまらない需要喚起策が求められる。

(2011/06/24 付)

3037チバQ:2011/06/26(日) 21:25:16
http://www.sakigake.jp/p/special/11/tsubasanitakusu/article_02.jsp
秋田空港開港30周年 翼に託す活路
[国際線]
震災で路線存続危機 世界への扉、PR強化を
記事ツール 「利用客が戻らず、土俵際まで追い詰められている」。今月9日、菅沼和也県観光課長は「秋田空港利用促進協議会」の総会で、東日本大震災後に利用客が激減したソウル便の窮状を訴えた。5月の搭乗率は2年ぶりに50%を割り込み、路線維持が危ぶまれている。

 3月の震災後、東北でソウル便を再開できたのは秋田空港だけ。青森、仙台、福島の3空港は依然、運休が続く。5月に運航を再開した秋田空港は、唯一ソウル便が飛ぶ空港として、利用増が期待されたが、外国人客は前年同期比7割減の504人(同月)止まり。海外からは本県も被災地も同じ東北と受け止められ、福島第1原発の事故の影響で海外客が渡航を控えたとみられる。


運航を再開したソウル便で秋田空港に到着し、県職員らに出迎えられる乗客=5月2日 ソウル便には1、2月まで、追い風が吹いていた。昨年の年間搭乗率は就航以来最高の72・4%。仙北市などで撮影を行った韓国ドラマ「アイリス」が2009年秋に放送され、ロケ地には韓国人観光客が押し寄せた。

 しかし震災と原発事故で状況は一変。佐竹敬久知事は早ければ7月に韓国、8月に台湾を訪れる。秋田をはじめ東北の安全、安心を訴え、誘客につなげたい考えだ。

 ソウル便が乗り入れる仁川空港は、世界60カ国を結ぶアジア最大級のハブ空港。海外と本県の接点を保つ潜在的なメリットは観光、経済、人的交流の面で大きい。県観光課は「これまで以上に経済団体を含めて民間を巻き込んだ利用促進策に取り組まなければならない」としている。

[あのころ]10年かけ就航を実現

 国際定期便の誘致活動が本格化したのは1991年。秋田・ソウル定期便開設期成同盟会の会長として誘致に貢献した佐渡谷栄悦さん=故人=の妻寿美子さん(63)=秋田市=は「(夫は)『秋田の魅力を世界に発信したい』といつも話していた」と語る。定期便が海外に本県の存在を周知するきっかけになることを期待していた。

 当時、地方空港は国際線誘致に向けた実績づくりのため、競って海外チャーター便を飛ばした。元県交通政策課長の赤石誠さん(70)は「県内経済がしぼむ中、海外から観光客を呼び込んで、てこ入れするために秋田空港の国際化は必要と考えていた」と振り返る。

 本県より遅く誘致に乗り出した富山県には93年、青森には95年に路線が開設された。本県は誘致に10年かかり2001年に就航が実現した。韓国人観光客向けのチャーター便を飛ばし、韓国人側の需要があることを航空会社にアピールしたことが大きかった。

[展望]官民挙げて利用喚起

 韓国から大勢の観光客が本県を訪れ、観光地に経済的恩恵があった“アイリス効果”は、韓国との空路なしには生まれなかった。

 原発事故で外国人利用客が激減する危機を迎えている今こそ、官民挙げて定期便開設に取り組んだ初心に戻って、経済界、行政が利用促進に努める時だ。

 国際線を失う痛手は大きい。震災の影響とは別に、国内は人口減や景気低迷などの問題を抱えている。一方、アジアは経済成長が著しく、その伸びにどう関与できるかは本県のみならず日本の大きな課題。本県とアジアなどを行き来できるソウル便の大切さを見直したい。

(2011/06/25 付)

3038チバQ:2011/06/26(日) 21:25:41
http://www.sakigake.jp/p/special/11/tsubasanitakusu/article_03.jsp
秋田空港開港30周年 翼に託す活路
[貨物]
10年間で取扱量半減 震災直後は中継地担う
記事ツール 秋田空港から北に7キロの台地にある「七曲臨空港工業団地」(秋田市河辺戸島)。県が開港翌年の1982年から用地買収を進め、85年に分譲を始めた。工場用地は50ヘクタール、事業費75億円を投じた一大プロジェクトだった。

 「豊かなハイテク 未来へつなぐ」。団地に通じる道路沿いの看板に特徴が表れている。空港に近い立地を生かし、軽くて小さい航空輸送向きの工業製品を作る企業を中心に誘致するのが県の青写真だった。

 団地で操業しているのは13社。だが、用地面積に対する分譲率は4割で、県産業集積課は「開港後に高速道路の整備が進み、トラック輸送の利便性が高まったこともあり、空港に近い団地の優位性が薄れてしまった」と話す。


全日空機に積み込まれるコンテナ貨物=秋田空港 航空機を利用した貨物輸送も減っている。県によると、2010年の秋田空港の取扱貨物量は2044トンで00年の半分以下だ。

 90年に団地に進出した住宅・自動車部品製造「ユーティーケー工業」の松田健資・取締役工場長は「当初は航空機を毎日のように使った。今は月に1回あるかないかで、出荷品の約98%は陸送だ」と話す。

 空輸は輸送時間を短縮できるのがメリットだが、従業員の技術力の向上で、生産スピードが上がり、陸送でも納期に間に合うようになったという。何よりも運賃が空輸より格段に安いことが大きな理由だ。

 各企業がコスト削減をより進めていることや、航空機の小型化で積み込める量が少なくなったことも航空貨物利用減の背景にある。ただ、東日本大震災直後の3月は貨物量が急増した。被災地の空港や道路網がまひする中、被災地に物資を届ける中継地としての役割を担った。

[あのころ]効果実証へ企業誘致

 七曲臨空港工業団地は、空港周辺への企業進出が加速すると見込んでスタートした事業だった。整備計画に携わった元県出納長の狩野豊太郎さん(88)=秋田市=は「雄和に空港ができた以上、効果を示す必要があった。働く場を確保するため、とにかく企業を呼ばなきゃいかんという一心だった」と振り返る。

 開港時は花やイチゴ、シイタケなどの農産物を東京などに空輸する「フライト農業」への期待も大きかった。大澤一義さん(70)=潟上市、秋田生花社長=は当時、バラ栽培を手掛ける農家だった。「北国の花を鮮度の高いまま大都会に送ることができると夢が膨らんだ。花は軽いので優位性があると思った」

 だが、陸送に比べ高い運賃がネックで「なかなか採算ベースに乗らなかった」と大澤さんは語る。

[展望]利活用の模索今後も

 遠方との人やモノの行き来を活発にして、産業振興や雇用創出につなげる―。かつて「交通過疎」と言われた本県に、秋田空港が果たした役割は大きい。

 ただ、開港時の県のもくろみとは落差も生じている。コスト競争などで製造業の海外シフトが進んだこともあり、企業誘致は思うようにいかなかった。開港当時に期待した首都圏からの企業誘致は今、より人件費が安いアジアなどを含めた世界との戦いにもなっている。

 七曲臨空港工業団地では伐期を迎えた秋田杉の活用を目指し、秋田製材協同組合の大型製材工場の建設が今夏始まるなど新たな動きも出てきた。本県と国内の主要都市、韓国を結ぶ空路を本県の活路につなげる取り組みはこれからも続く。

(2011/06/26 付)

3039チバQ:2011/06/26(日) 22:16:51
>>2929
これで沖縄に行こうとしましたが・・・台風なので中止しました。
でも普通運賃だから直前キャンセルでもキャンセル料1000円ってのはイイですね

3040チバQ:2011/06/27(月) 22:30:38
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110627/biz11062719390030-n1.htm
格安航空「ピーチ」、客室乗務員90人採用へ 経験は問わず
2011.6.27 19:35
 全日本空輸などが出資し、関西国際空港を本拠とするLCC(格安航空会社)「ピーチ・アビエーション」は27日、客室乗務員として契約社員約90人を採用すると発表した。10月までに専門学校や短大、大学を卒業するか、高校卒業後3年以上の就労経験のある人が対象で、客室乗務員としての経験は問わない。28日からホームページで募集を開始する。

 入社は10月以降を予定。2〜3カ月間の訓練後、契約社員として関空を拠点に勤務する。契約期間は1年間で、2回まで契約を更新できる。

 同社によると、来年3月に関空と福岡、新千歳、5月に韓国・仁川とを結ぶ路線への就航を予定。国内大手航空会社の正規運賃の半額程度の料金設定を目指し、就航から5年後に年間600万人の利用者を見込んでいる。

3041チバQ:2011/06/27(月) 22:31:07
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110627/bsd1106271925009-n1.htm
2010年度の国内線利用者 震災響き4年連続減少2011.6.27 19:24
 国土交通省が27日発表した2010年度の航空輸送統計速報によると、国内線の定期便の利用者は前年度比2・0%減の約8220万人で、4年連続の減少となった。国際線の利用者(日本の航空会社のみ)も11%減の1371万人となり、3年連続のマイナス。ともに3月の震災発生で旅客数が減少、マイナスを余儀なくされた。

 国内線で利用者数がもっとも多かった路線は882万6293人が利用した羽田−新千歳。2位は737万4415人が利用した羽田−福岡で、以下、羽田−大阪、羽田−那覇、羽田−鹿児島と上位5路線は昨年と同じだった。

 上位10路線のうち、9位に入った福岡−那覇が唯一の羽田便以外の路線で、前年の11位から順位を上げた。

 一方、国内の貨物輸送は2%減の約94万トン、国際貨物は1%減の約125万トンだった。

3042チバQ:2011/06/27(月) 22:33:39
http://www.mlit.go.jp/common/000148442.pdf
2010年度の航空輸送統計速報

3043チバQ:2011/06/27(月) 22:35:33
http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY201106270235.html
高速鉄道の打撃控え 航空6社が天津・上海快速便2011年6月27日14時12分

 京滬高速鉄道の開通による天津航空産業への打撃に対応するため、天津浜海国際空港、中国東方航空などの航空関連企業6社は26日から、天津と上海をスピーディに結ぶ新路線「津滬空中快線」を共同で運行する。中新網が伝えた。

 同路線の利用者向けに専用のチェックインカウンター、セキュリティチェックゲート、待合いエリア、搭乗口、荷物受け取りエリア、専用の機体が用意され、「特別で早くて質の高いサービス」が全面的にうち出されている。出発地から目的地までの所要時間はこれまでより約1時間短縮されるほか、同路線内であれば便の変更も可能だ。また一日の間に同路線を往復する旅客は、空港の駐車場代が無料になるというサービスもある。

 天津浜海国際空港の閻欣総経理(社長)によると、天津から上海までの飛行距離は1100キロメートル、飛行時間は約90分。新路線は6社が共同運営し、毎週133便が就航する計画だ。今年1−5月に北京−上海路線の旅客輸送量はのべ65万8千人で、旅客取扱数の21.6%を占めたという。

 閻総経理によると、速い、公共的、低価格、高品質を特徴とする新路線の登場で、同空港は京滬高速鉄道との競争で先手を取ったといえる。同路線の製品が充実するのに伴い、同空港は今後、広州市、成都市、重慶市などの都市との快速路線も就航する予定で、実現すれば同航空が各地への窓口となる大型ターミナル空港に発展するのを支える保障となる。

3044チバQ:2011/06/27(月) 22:36:12
http://www2.explore.ne.jp/news/articles/16953.html?r=sh
北京―上海のエアシャトル便、7月以降は価格下落 〔2011年06月27日掲載〕



 北京青年網によると、昨年は公共だった北京―上海のエアシャトル便「京滬快線」が今年は京滬高速鉄道の開通により、7月2日以降のチケット価格が下落し、平均65%OFFの400元程度(諸税別)で販売されていると伝えている。
 京滬快線は現在毎日往復94便が運行され、30分に1本の割合で、中国国際航空、東方航空、上海航空、南方航空、海南航空、中国聨合航空など6社で同時運行されている。
 業界関係者によれば、京滬高速鉄道が京滬快線に致命的な打撃を与えると判断するのは時期尚早で、市場には多くの変動要素が存在すとし、民間航空各社、鉄道側とも状況の推移を見守っているとしている。
 航空会社関係者によると京滬高鉄の開通は800km以下の航空路線には影響が多いが、800〜1200kmの区間では鉄道に流れる乗客は20%程度、1200kmを超える区間の場合は影響は大きくないとしていて、半年程度は京滬高鉄に流れる客は増えるかも知れないが、それ以後は京滬高鉄開通以前の水準に戻るであろうとしている。

3045チバQ:2011/06/27(月) 22:38:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110627-00000009-cnippou-kr
拡張工事を推進中の仁川空港、北東アジアのハブ空港になれるか?
中央日報日本語版 6月27日(月)11時6分配信

2017年に仁川(インチョン)空港に航空機86機を駐機できるエプロンを持つ2つ目の旅客ターミナルができる。旅客と貨物処理量を増やし北東アジアのハブ空港としての位置づけを固めるためだ。仁川国際空港公社は26日、「コンペを通じ第2ターミナル設計当選作を選定した。2013年から新ターミナルを含む3段階拡張工事を始める」と発表した。当選作には9つのグローバルコンソーシアムが提出した作品のうち、第1ターミナルの設計に参加したヒリム建設コンソーシアムの作品が選ばれた。

第2ターミナルは現在の飛行機のような第1ターミナル(49万平方メートル)の北側に35万平方メートル規模で建設され、年間1800万人の旅客を処理できる。建物全面をガラス張りとすることで自然採光ができ、太陽光発電施設を備えエネルギーを自ら生産できるようにしたのが特徴だ。また、第2ターミナルには第1ターミナルと独立した進入路が作られる。新空港高速道路から永宗(ヨンジョン)大橋を渡った後、第1ターミナルに行くには免税店や物流業者の倉庫が集まる貨物ターミナル側を通らなければならない。しかし第2ターミナルは永宗大橋を渡った後すぐに北側海岸沿い建設される6〜8車線の道路を通じ進入することになる。

2017年までも3段階工事が終われば仁川空港の年間旅客と貨物処理能力はそれぞれ6200万人と580万トンに増える。仁川国際空港公社のイ・ドンジュ経営企画室長は、「3段階拡張工事が終われば仁川空港はサービス面でも規模面で名実ともに北東アジアのハブ空港に浮上するだろう」と話した。

しかし3段階工事は嶺南(ヨンナム)圏新空港建設と財源調達問題などから、2009年に開始し2015年に完工するという当初計画よりずれ込んでいる。また、3段階工事に必要な財源も政府の支援はなく、公社が収益金により自ら調達しなければならない。これに対し北東アジアのハブ空港をめぐり競争している中国・香港・シンガポールなどは素早い動きを見せている。中国の北京空港(年間旅客処理能力1億4000万人)と上海浦東空港(8000万人)の拡張工事はほとんど仕上げ段階に来ている。また、香港チェクラプコク空港(8700万人)とシンガポール・チャンギ空港(9000万人)の拡張工事も2015年には完了する。

◆ハブ空港=車輪の中心(ハブ)からスポークが出るように空港を中心に航空路線がたくさん連結されるところを指す。こうした空港は旅客の移動と物流の中心地となる。

3046チバQ:2011/06/27(月) 22:39:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110627-00000024-mailo-l12
羽田空港:再国際化 木更津・君津、騒音懸念強まる 海上ルート徹底せず /千葉
毎日新聞 6月27日(月)10時53分配信

 昨秋の羽田空港の再国際化後の着陸便のルート変更や増加で、千葉市周辺の航空機による騒音発生回数が増えているが、以前から騒音問題のある木更津・君津両市周辺でも騒音への懸念が強まっている。両市上空の着陸便数は1〜2割増で、国は13年度までに、さらに十数%増やす方針を打ち出しているからだ。騒音軽減のための新海上ルートも、不慣れな管制官への配慮で、利用率は低いまま。国際競争力の拡充と、航空安全のバランスを維持するなかで生じたしわ寄せを受けたかたちの住民からは「ずっと我慢してきた。これ以上騒音回数が増えてはたまらない」との声も上がり始めている。【黒川晋史】
 冬場を中心にした北風時の着陸便は、従来、県北部や南部からのルートが、両市上空で集約する航路がとられていた。羽田拡張後は、騒音軽減のため、ルートを天候によって分ける措置がとられ、見通しの良い好天時に限り、富津沖の海上を通るルートを使い、陸上の騒音を軽減するはずだった。
 ところが、木更津市などによると、海上ルートは実際にはほとんど使われず、着陸便数だけが1時間最大29便から約35便に増加。発着枠増で、13年中には40便にまで増える可能性さえある。
 羽田の再国際化以降、飛行高度を約300〜600メートル上げるなど騒音被害に配慮した結果、人間が感じる1日の総合的な騒音の程度を示す「W値(うるささ指数)」は、木更津、君津両市に設置された観測ポイントで大きな変動は抑えられたという。
 ◇住民「テレビ聞こえない」
 しかし、国の環境基準値「70」に近い60台で推移しているポイントも多く、木更津市畑沢地区では、供用開始直後に一時、70に達した。同地区のアルバイトの男性(71)は「音の大きさは、屋外で立ち話をしていると声が聞こえなくなるほど。窓を閉めて家の中にいても、テレビの音が聞こえなくなる。みんな騒音にいらつきながらも『仕方ない』とずっと我慢してきた」と憤りを隠さない。別の60代の無職女性も「今年は節電もあるし、これからの季節は窓を開けることも多いのに」と不安そうだ。
 両市は2月、県内の関係自治体と、海上ルート運用の徹底など騒音低減策をするよう国土交通省に申し入れたところ、国交省は最近「海上ルートの運用が徹底しないのは、管制官の慣熟が十分でなかったため」と説明した。
 木更津市生活環境課の時松和弘副主幹は「騒音問題は以前からあり、問われれば『うるさい』と答える人も少なくない。とにかく、騒音発生源の方で対策を取ってもらわなければならない」と話している。

6月27日朝刊

3047チバQ:2011/06/27(月) 22:40:16
http://www.chosunonline.com/news/20110627000009
韓国−東南アジア主要3カ国間の航空路線拡大
 ベトナム、タイ、カンボジアの東南アジア主要3カ国と韓国を行き来する空の便が増え、料金も10%から20%ほど安くなりそうだ。この3カ国には韓国から多くの観光客が訪れている。


 韓国とタイの政府は、今なお増え続けている両国間の航空需要に対応するため、就航する航空会社数の制限を撤廃することで合意した。これは国土海洋部(省に相当)が26日発表した。これまでは両国がそれぞれ最大4社を指定して運航することになっており、現在、韓国では大韓航空、アシアナ航空、済州航空、ジンエアーが、タイからはタイ航空、オリエントタイ、ビジネスエアが就航している。


 韓国政府は今月初め、ベトナム路線に就航する航空会社の数を2社に制限する規制を撤廃しており、早ければ7月半ばにはカンボジア路線でも同じように規制を撤廃する方針だ。国土海洋部国際航空課のイム・ヒョンチョル課長は「カンボジア路線の全面開放についても、実務面での合意はすでに終了しており、現在は覚書の締結など行政面での手続きだけが残っている」と述べた。


 イースター航空やティーウェイ航空など韓国の格安航空各社は、今後運航制限が撤廃されるベトナム路線やタイ路線への就航を前向きに検討しているという。


 仁川−タイ(バンコク)路線の場合、大手航空社の航空料金は燃料サーチャージや税金を除いて7日滞在の往復チケットが50万ウォン(約3万7300円)前後だが、格安航空各社は40万ウォン(約2万9800円)前後に設定することが可能だという。


趙享来(チョ・ヒョンレ)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

3048チバQ:2011/06/27(月) 22:41:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20110626-OYT8T00685.htm
秋田空港開港30年

利用者減 歯止めかからず


開港30周年を祝い、くす玉を割る佐竹知事(左から3人目)ら(26日、秋田空港で)  秋田空港が26日、開港30周年を迎えた。開港以来、人的交流や物流面で県内経済を下支えしてきたが、近年は高速道路、新幹線の利便性向上で、利用者の減少に歯止めがかからない。国内線は廃線が相次ぎ、明るい兆しの出ていたソウル線も東日本大震災の影響で苦境に立たされている。秋田の空の玄関は、岐路に立たされている。

 「鉄道や高速道路が進歩し、空港の役割は変わりつつある。生き残りをかけて、秋田空港の近代化と活性化に今後とも力を入れるので、県民の皆さんにも大いに利用してほしい」

 26日、空港内で開かれた開港30周年記念式典。佐竹知事は、県民に一層利用するよう呼びかけた。背景にあるのは、利用者低迷に対する危機感だ。

 秋田空港は1981年に開港し、羽田、千歳(北海道)、伊丹(大阪)の3路線でスタートした。その後も小牧(名古屋)、函館(北海道)、福岡、那覇が順次加わり、国内線は97年に最多の7路線となった。

 路線拡大に伴い、利用者数も増加したが、96年の年間143万人をピークに減少に転じ、昨年はピーク時の76%にあたる108万人まで落ち込んだ。県民の交通環境が激変したためだ。

 97年に秋田新幹線が開通し、鉄道との競争が激化。98年には大館能代空港が開港して、県内で利用客を奪い合う構図になった。県内外を結ぶ高速道路の整備も進んだ。そこに長引く経済低迷、人口の減少が重なった。2001年までに函館、那覇、福岡が撤退し、今年2月には日本航空が小牧線を運休した。現在は4路線にとどまっている。

 唯一の国際線も厳しい状況だ。大韓航空が01年就航したソウル線は09年度、韓国の人気ドラマ「アイリス」のロケ地効果で、搭乗率は過去最高の69・4%に達したが、震災で一変。3月の搭乗率は54・9%まで落ち、4月2日以降は一時運休となった。5月には運航が再開されたが、原発事故の影響懸念から韓国人客は戻らず、5月の搭乗率は46・2%とふるわない。

 7月下旬には、秋田市中心部と空港を結ぶ道路が開通するが、現状への不安の声は尽きない。

 県秋田空港管理事務所は「現状を打開する戦略が描けない。アイリスのような起爆剤が欲しいのだが」と話す。

(2011年6月27日 読売新聞)

3050チバQ:2011/06/30(木) 20:04:46
>>2978>>2994-2996
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-06-30_19887/
SKY宮古―那覇9月15日就航へ 
経済 2011年6月30日 09時41分
 スカイマーク(東京)が、宮古―那覇の航空路線を9月15日に就航する見通しであることが分かった。9月1日の就航予定だったが、那覇空港で搭乗手続きや手荷物預かりなどの業務カウンターが拡充できないことを理由に就航を見送っていた。

 同社は現状の手狭なカウンターでは利用客の受け入れが困難として就航を延期。那覇空港ビルディング(NABCO)と対応策を協議していた。

 国内線ターミナル1階のミーティングルームを改修してカウンターを拡充する方針で、改修に向けNABCOと調整を進める。今回のカウンター拡充は、搭乗手続きや荷物の受け渡しなどの機能を備えた新ビルが完成する来年度末までの暫定措置。

3052チバQ:2011/07/01(金) 23:35:39
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110701/amr11070112320009-n1.htm
米国内線NY→ロス「無賃搭乗」 24歳男、航空会社のチェック通り抜け
2011.7.1 12:30
 ナイジェリア国籍の男(24)がニューヨークのケネディ国際空港で、無効の身分証や他人の搭乗券を使って保安検査や航空会社のチェックを通り抜け、ロサンゼルスまで搭乗していたことが6月30日、米メディアの報道で分かった。男は29日に「無賃搭乗」の容疑で逮捕された。テロとは無関係とされるが、2001年の米中枢同時テロ以来、乗客から苦情が出るほど強化されたはずの保安検査のずさんさが露呈した。

 男は、ケネディ空港で期限切れの学生証と他の便の他人の搭乗券を使い、気付かれずに24日のヴァージン・アメリカ機に搭乗。離陸後に乗員が容疑者の名が乗客名簿にないことに気付いた。連邦捜査局(FBI)がロサンゼルスで事情を聴いたが、拘束はしなかった。同容疑者は29日、再び他人名義の搭乗券でロサンゼルス発アトランタ行きのデルタ航空機に搭乗しようとしたところを逮捕された。(共同)

3053チバQ:2011/07/01(金) 23:36:53
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110701/biz11070110460017-n1.htm
日航、格安航空参入へ 豪社と新会社設け全日空系に対抗
2011.7.1 10:45
 日本航空が、オーストラリアの格安航空会社(LCC)ジェットスター航空などと合弁でLCCを立ち上げる方向で調整していることが1日、分かった。複数の商社にも出資を打診し、近く最終判断するとみられる。国内では全日本空輸系のLCCが来春からの運航を予定しており、日航はジェットスターのノウハウを活用して対抗する。

 合弁会社の出資比率など詳細は今後詰める。国内線の運航から始め、将来的には国際線にも拡大する方向で検討している。拠点空港としては、成田空港や関西国際空港、中部国際空港が挙がっている。

 日航は経営破綻(はたん)後、不採算路線からの撤退や機材の小型化などのリストラ策を進め、2011年3月期の営業利益は過去最高の1884億円を達成した。しかし東日本大震災による利用客数減少で、業績の悪化は避けられない。

 社内ではLCC設立に慎重論も根強く、大西賢社長は「現時点では研究段階」と述べるにとどめる。しかし全日空系で国内初のLCC「ピーチアビエーション」が来年3月に国内線、5月には国際線の運航を始めるなど、競争激化は避けられず、参入の方針に動いたとみられる。


http://www.asahi.com/business/update/0701/TKY201107010166.html
日本航空、格安航空に参入へ ジェットスターと共同で2011年7月1日11時0分


 日本航空が格安航空会社(LCC)の事業に参入することが1日、わかった。豪カンタス航空グループのLCCである豪ジェットスター航空が日本に設立する会社に出資する。2012年の運航開始を目指す。

 日航とジェットスターは07年から豪州便で共同運航をしている。日航は近くジェットスターが日本につくる新会社に3割程度出資し、共同で事業を進める。商社にも出資を打診している。就航路線は未定だが、ジェットスターは国内線への参入を希望している。

 LCCは機体を効率よく使ったり、サービスを抑えたりして運賃を従来の半額程度にする。全日本空輸は香港の投資会社などと共同出資で会社をつくり、来春から関西空港を拠点に国内線などの運航を始める。外資系LCCも日本の空港に相次いで乗り入れている。

3054チバQ:2011/07/01(金) 23:37:56
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/251325
スターフライヤー・福岡―羽田就航
2011年7月1日 13:32 カテゴリー:社会 九州 > 福岡

スターフライヤーが福岡−羽田線に就航し、初便に乗り込む乗客=1日午前6時46分、福岡空港 北九州市に本社を置く新規航空会社スターフライヤーは1日、福岡−羽田線に新たに参入、1日5往復の運航を始めた。

 福岡空港では午前7時すぎ、乗客102人を乗せた第一便のエアバスA320(144人乗り)が離陸。スター社は革張りシートなどの「上質さ」が売り物で、搭乗口であった記念式典で米原慎一社長は「他社と違うサービスを肌で感じてほしい」と述べた。

 福岡−羽田線には、全日空(1日18往復)、日本航空(同18往復)、スカイマーク(同10往復)の3社が就航。スター社は運賃を大手2社と格安運賃のスカイ社の中間に設定。年間約40万人の利用を目標とし、基幹路線での収益確保を目指す。スター社の就航は北九州−羽田線(1日12往復)、関西−羽田線(同4往復)に次ぎ3路線目。また宮崎−羽田線など9路線に就航するスカイネットアジア航空(宮崎市)は1日、新ブランド「ソラシド エア」として運航を始めた。

=2011/07/01付 西日本新聞夕刊=

3055荷主研究者:2011/07/03(日) 12:47:02

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201106150009.html
'11/6/15 中国新聞
宇部空港へ山口駅発路線バス

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/air/Tn20110615000901.jpg

 山口市は13日、市中心部のJR山口駅と山口宇部空港(宇部市)との間で8月中旬から来年3月末まで運行する路線バスの運行計画を明らかにした。7月31日に開通する地域高規格道路の山口宇部線を経由するコースで1日6往復。中国ジェイアールバス(広島市南区)と防長交通(周南市)が共同運行する。

 渡辺純忠市長が13日開会の市議会定例会の本会議で説明した。市交通政策課などによると、定員45人で同空港の東京線の発着時刻に合わせて運行。山口市内の停留所は山口駅、山口県庁、湯田温泉、維新公園前など10カ所に設けられる。

 同市内の朝田インターチェンジで山口宇部線に出入り。片道約1時間、料金は山口駅―同空港間で片道1500円という。

 同空港と山口市内の間のバスは現在、新幹線が停車するJR新山口駅との間で運行している。しかし市中心部との間にはなかった。

3056チバQ:2011/07/03(日) 19:54:48
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20110702-OYT8T00931.htm
成田空港北に複合施設

活性化へ 市がビジョン公表
 成田市は、成田空港A滑走路(4000メートル)北側に商業施設やイベント会場などの複合施設をつくり、にぎわいの拠点とすることなどを柱とした「成田国際空港周辺土地利用ビジョン」を公表した。羽田空港の再国際化で空港同士の競争が激しさを増す中、2014年度に年間発着枠を30万回に拡大する成田空港と周辺地域の活性化のため、将来像を明確に打ち出す狙いだ。

 同ビジョンは同市と県、成田国際空港会社(NAA)、それに有識者らで作る「空港立地を活かした周辺地域調査研究委員会」が策定。空港と市の中心市街地が離れた都市構造のもとで、空港の経済波及効果を十分に生かすには、その見直しが必要だと指摘した。

 その上で、両者の中間地点にあるA滑走路北側の国道295号沿いに、複合施設の案を提示。イベント会場や国際交流施設、アウトレットモールのほか、観光案内所や物産品販売所などを集め、空港と市街地を結ぶ拠点としてにぎわいを作り出すことが必要だとしている。

(2011年7月3日 読売新聞)

3057チバQ:2011/07/03(日) 19:55:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110702-00000182-mailo-l28
伊丹空港:長距離増便・復活で共闘 市「国に働きかけ」要請へ /兵庫
毎日新聞 7月2日(土)14時25分配信

 ◇北海道、沖縄の自治体に
 伊丹市は、大阪(伊丹)空港の国内の長距離便増便・復活に向け、北海道と沖縄県の空港周辺の自治体に、足並みをそろえて国への要望を伝えるよう、協力を求めていくことを決めた。来年7月に関西国際空港と伊丹空港が経営統合する前に、伊丹空港の有効活用を再度訴える。【生野由佳】
 伊丹空港は騒音対策などを理由に05年4月以降、大型機の就航制限や長距離路線の就航抑制を求められている。北海道便の場合、かつては旭川、函館、釧路など6路線があったが、現在は新千歳線のみに。沖縄便も那覇線を経由して石垣島などに就航していたが、現在は那覇線のみに減った。
 減便路線は、関西空港に利用促進などの名目で移管されたものの、思うように乗降数が伸びず、路線を廃止したり、臨時便に切り替えている現状がある。
 同市によると、空港まで1時間圏内に住む人は、伊丹空港が関西空港周辺の倍以上という。伊丹市の担当者は「伊丹の長距離便増便は、北海道、沖縄と関西の双方の活性化につながるはずだ」と期待する。
 一方で、騒音対策は「今まで通り、数値を測って監視は続けるが、以前と比べ、新しい航空機は低騒音機へと移行している現状もある」と説明する。
 伊丹市は7月中にも、北海道の空港周辺の自治体に対し、ともに路線回復に向けて国に働きかけるよう、依頼文などを出す予定だ。
〔阪神版〕

7月2日朝刊

3058チバQ:2011/07/03(日) 19:58:39
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110622/mca1106220502006-n1.htm
羽田・成田増強、一体的運営で競争力 「アジアのハブ」ソフトも課題 (1/2ページ)2011.6.22 05:00
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羽田の国際線ターミナル再拡張のイメージ【拡大】
 羽田、成田空港を合わせた“首都圏空港”が、アジアのハブ空港を目指して競争力を強化する。国土交通省は21日、昨秋に国際定期便の運用を再開した羽田空港の新国際線旅客ターミナルを、2014年3月末までに拡張すると発表した。同年度末に国際線の発着枠が現在の6万回から9万回に増えることに対応するため。利用可能な旅客数は、現在の年間700万人(昼間帯)から1250万人に拡大することになる。

 一方、成田空港も発着枠が現在の年間22万回から、14年度中に段階的に30万回まで増える予定。成田の第1、第2ターミナル合わせた利用可能旅客数は約4200万人。「将来的にはさらなるターミナル拡充も必要」(成田空港、幹部)との声もある。

 首都圏空港で見れば、香港やシンガポール、仁川空港(韓国)など“強豪”ひしめくアジアの空港市場で、存在感を強めるのは確実で、国際ハブ空港をめぐる競争も今後激化することになりそうだ。

 国交省では、首都圏空港の国際線発着枠の拡大に合わせ、諸外国とのオープンスカイ協議のなかで、成田や羽田空港を積極的に対象空港に位置づける方針を示している。大畠章宏国土交通相は21日の閣議後会見で「成田と羽田を一体的に運営し、世界に開かれた空港にしていきたい」と意欲を見せた。

 ただし、「発着枠や利用人員などインフラの規模だけ拡大しても、仁川空港などに勝つのは難しい」(アナリスト)との指摘もある。アジアの他の空港に比べ、成田や羽田空港は航空機の着陸料が数倍も高いといわれている。インフラに応じた航空機が来なければ、投資は無駄になりかねない。

 成田や羽田空港は建設費用負担が大きいことが高い着陸料の一因だが、他方でアジアの他の空港は運営に事実上国費が投じられているところもあり、競争条件は均一とはいえない部分もある。

 東日本大震災に見舞われ、財政が逼迫(ひっぱく)する日本において、空港の運営に充てる国費はなく、着陸料の値下げ合戦は、各空港会社の経営手腕に負うところが大きい。

 専門家からは「ターミナルビルの商業施設を拡充し、非空港収入を拡大すべきだ」「成田と羽田を一体経営し、経費を削減する」などの意見が聞かれるが、現状では決め手がないようだ。ハード面を生かすソフトが求められている。(高山豊司)


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3059チバQ:2011/07/04(月) 19:34:10
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110703-OYT1T00787.htm
格安航空会社 「空」にアジアの活力取り込め(7月4日付・読売社説)
 低料金を売り物にしたアジアの格安航空会社に日本の「空」が、改革を迫られている。

 昨年の中国、マレーシア勢の乗り入れに続き、今年は韓国2社が路線を拡大した。7月中旬にさらに1社が新規就航する。アジア勢が日本市場の獲得を狙っていると言えよう。

 格安航空は世界的な潮流だ。欧米では旅客数の3〜4割を占め、アジアでも急成長している。

 単一の小型機を使い、整備時間や地上での滞在時間を短縮するなど、運航費用を徹底的に削減した分、運賃を下げる。

 中国の格安航空が打ち出した「上海―茨城4000円」などの超低価格が話題となった。

 「格安」とはいえ、運航面で大手同様の安全基準が義務付けられる点も支持されているようだ。

 料金よりサービスを重視し、高コスト・高運賃が一般的な日本では冷ややかに見る向きもある。しかし、消費者の選択肢を広げる格安航空は、日本の航空業界を活性化する可能性を持つ。

 全日本空輸などが出資する国内初の格安航空「ピーチ」が来春の就航に向けて準備を進め、日本航空も豪航空会社と共同で参入することを検討している。ようやく日本でもアジア勢に対抗する動きが出てきたことを歓迎したい。

 「ピーチ」は、斬新な機体デザインやカジュアルな乗務員の制服など、従来の航空会社のイメージを一新する戦略を打ち出した。

 関西空港を拠点に、来年3月から札幌と福岡、5月に韓国・仁川に就航する。運賃を大手の半額程度に抑え、若者層などを狙う。

 原発事故の影響で外国人観光客は急減しているが、成長が続くアジアの航空需要は大きい。

 その活力を取り込むことが、日本経済の再生に弾みをつけよう。格安航空の育成や受け入れ態勢の整備は、震災後の成長戦略の練り直しにとって重要課題である。

 欧米では、格安事業に参入した航空大手が経営に口を出し過ぎて失敗したケースもある。ピーチは安全運航を確保したうえで、全日空色を薄め、料金や路線で顧客を取り込む工夫が必要だ。

 格安航空の事業拡大には、航空行政の後押しが欠かせない。発着枠拡大のほか、空港の施設使用料や着陸料、航空機燃料税などを低く抑える支援策を求めたい。

 関空は着陸料の優遇などで成果を上げ、専用ターミナルも新設する。アジアの拠点空港は、格安航空の招致を競い合っている。日本も後れをとってはなるまい。

(2011年7月4日01時16分 読売新聞)

3060チバQ:2011/07/04(月) 21:56:10
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110704/biz11070416580015-n1.htm
全日空、「B787」初の定期便は羽田−岡山か羽田−広島
2011.7.4 16:49

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報道陣に公開された「ボーイング787」のコックピット=4日午後、東京都大田区の羽田空港ANA新格納庫(桐原正道撮影)
 全日本空輸が世界で初めて導入する米ボーイングの新型中型旅客機787が4日、報道陣に公開された。会見で、全日空の伊東信一郎社長は787の最初の定期便について、羽田空港から岡山、または広島の各空港を結ぶ便を予定していることを明らかにした。国際線への導入については「ヨーロッパかアメリカの東海岸にしたい」と述べた。

 787には、三菱重工業や東レなど日本企業の技術が数多く採用された。ボーイング民間航空機部門のジム・オルボー最高経営責任者(CEO)は「この航空機は日本で生まれたと言ってもいい」と称賛した。

 また、全日空への導入が当初予定から3年以上遅れたことについて、伊東社長は「待ったかいがある。良い風が吹きつつある」と期待感を示した。しかし、遅延に関する補償などについては「内容は明らかにできない」と述べるにとどめた。

3061チバQ:2011/07/05(火) 20:48:27
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201107050026.html
関西3空港巡り、橋下知事が反発 政務官へ「神戸は別」
2011年7月5日

 市村浩一郎・国土交通政務官が4日、大阪府庁で橋下徹知事と会談し、関西、大阪(伊丹)、神戸の3空港の今後のあり方を協議する検討会を国土交通省内で立ち上げたと伝えた。これに対し橋下知事は、国主導で関西、伊丹両空港の経営統合が進んでいることを踏まえ「伊丹は中長期的に廃港という結論。神戸は切り離して考えてきた。全部ひっくり返すのか」と反発した。

 国交省によると、検討会は兵庫6区(兵庫県伊丹市など)選出の市村氏が大畠章宏国交相に要請して6月に立ち上げた。市村氏は「大阪が『副首都』になるには、関西全体の航空需要を高めることが必要。伊丹や神戸を生かす方法を考えたい」と理解を求めた。しかし、橋下氏の怒りは収まらず、関空のアクセス改善や発着料引き下げなどを検討するよう主張した。

3062チバQ:2011/07/05(火) 20:48:58
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001107050004
仁川便が最多、多様に 新千歳国際線
2011年07月05日


増便記念のセレモニーが行われた=新千歳空港

■大韓航空 1日2往復・ダイヤ便利
■LCC2社 週2往復・格安運賃ウリ


 新千歳空港と韓国・仁川空港を結ぶ路線が増強された。大韓航空が今週から週10往復を「1日2往復」態勢にした。同路線には格安航空会社(LCC)の韓国・イースター航空も週2往復を運航しており、新千歳発着の国際線では、台湾・台北線を抜いて、路線別便数で最多となった。さらにLCC2番手で大韓航空の子会社・ジンエアーも15日に週2往復を就航させる。


 大韓航空が増便したのは新千歳を午前9時15分に出発する便。昨年9月に就航し、これまで月・水・金曜の週3便だったが、4日から毎日運航される。出発、帰国日ともに国外でフル活用できるダイヤ設定となっており、日本人向けだ。さらに今週からは乗り継ぎ改善のために到着を40分遅らせて、午後9時10分に新千歳に着く。ほかに午後2時5分発・午後0時55分着の便も、毎日1往復ある。


 4日に新千歳空港であった増便記念の式典で、同社常務のクォン・ビョンチャン日本地域本部長は「韓国での滞在時間が増えるだけでなく、仁川経由で同日乗り継ぎできる都市が(昨夏の22都市から)60都市近くまで増えた」とPRした。


   ◇


 新千歳発着の国際線で、昨年の旅客数を路線別にみると、中華航空とエバー航空がともに1日1往復を運航する台北線が1位で27万4千人、次が韓国・仁川線の24万3千人。今年は便数で最多となった仁川線が乗客数でもトップに躍り出ることは確実だ。


 大韓航空のほか、イースター航空も13日から8月27日まで、現行の木、日曜の2往復に、水、土曜の2往復を加えて週4往復に増便する。東日本大震災の影響で、新千歳国際線の乗客数が上半期は昨年比で6割を切るとみられる中、5月の就航以来、7割近い搭乗率を保持しているという。15日に就航するジンエアーは月、金曜の2往復。今夏の仁川線はLCCの運航のない火曜日を除き、ほぼ「1日3往復」が実現する。


 運賃は、出発日の10日前まで適用される最低運賃(往復)が、イースターは2万8千円からで、ジンエアーは2万9900円から。大韓航空は4万2千円から(いずれも別途燃油サーチャージが必要)。機内サービスを始めとする「フルサービス」で午前・午後発の路線を用意する大韓航空に、運賃で勝負するLCCの2社――。3社乗り入れと増便によって、道民の選択肢は多様になった。


 千歳市の会社員(51)は6月24〜28日、私用で韓国に出かけた。土曜の25日から3泊4日の予定だったが、大韓航空の午前発の設定が土曜にはないことがわかり、日程を前倒しして24日夕に新千歳を出て同日夜に羽田発の日本航空便に。運賃は6万円だった。


 仁川線が増強された今後は「ケース・バイ・ケースで、LCCを含めて使い分けていく」と話している。


(小西淳一)

3063チバQ:2011/07/05(火) 23:34:39
http://www.asahi.com/business/update/0705/OSK201107050097.html
「東アジア中心に国際線拡大」 全日空系格安航空社長2011年7月5日22時41分

 関西空港を拠点に来春就航する格安航空会社(LCC)、ピーチ・アビエーションの井上慎一社長は5日、大阪市内で朝日新聞の取材に応じ、国際線の展開について、「片道4時間程度(の範囲)を基準に検討していく」と述べた。中国や韓国、台湾など東アジアの主要都市を中心に路線拡大をめざすほか、サイパンなども候補になるという。

 全日本空輸系のピーチ社は、来年3月に関空から新千歳、福岡、5月からソウル(仁川)線に就航予定。運賃の安さを売り物に、日本初の本格的LCCをめざす。井上社長は運賃について「コストを全日空の半額程度に下げ、これまでの常識を覆す運賃を示したい」と改めて強調。正式な運賃は10〜11月をメドに公表する予定という。(稲田清英)
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3064チバQ:2011/07/07(木) 19:04:16
>>2855-2856
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110707/bsk1107070505000-n1.htm
中国LCC、日本に子会社 春秋航空が計画 競争激化は必至2011.7.7 05:00
 中国で唯一の民間格安航空会社(LCC)、春秋航空は、北東アジア市場での基盤を確保するため日本に子会社を設立する計画だ。中国紙の上海デーリー(電子版)が報じた。

 同紙によれば、春秋航空の広報担当、張磊氏は5日「日本に子会社を設立するのは当社の重要な課題だ。実現すれば日本に航空機を駐機させ、日本国内および日本から北東アジア諸国への運航が可能になる」と話した。

 春秋航空の日本担当マーケティングディレクター、孫振誠氏によると、日本では外資による航空会社への出資が3分の1に制限されているため、日本の提携相手を探す必要に迫られる公算が大きいという。子会社設立の申請後、日中当局から認可を得るには最大2年かかる見通しだとしている。

 同紙はその上で、春秋航空は日本の航空会社との厳しい競争に直面するとの見方を示した。全日本空輸は香港の投資会社ファースト・イースタン・インベストメントグループとの共同出資でLCC、ピーチ・アビエーションを設立。また日本航空は、豪カンタス航空傘下のLCC、ジェットスター航空と提携し、LCC市場への参入を検討している。

 春秋航空の孫氏は、日本のライバルより安価なチケットを販売することで競争に勝ち抜く狙いだと語った。

 同社は高松−上海間の定期チャーター便の就航を15日に控えており、その後年内に中国本土と九州を結ぶ新路線も開始するという。孫氏は「多くの日本の航空運営者がわれわれと新路線に関して協議を行っている。年内に九州、その後北海道で新路線を就航させる」と述べた。(ブルームバーグ Akira Matsui)

3065チバQ:2011/07/08(金) 23:09:42
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000001107080001
岡山空港、戦々恐々
2011年07月08日


■3000円上海便、高松就航へ


 高松空港に15日、中国の格安航空会社の上海便が就航する。最安運賃はなんと、3千円。毎日1往復の上海便を持つ岡山空港は、強力なライバルの出現に戦々恐々だ。


 高松―上海便を運航するのは、中国の春秋航空。週4往復の予定だったが、東日本大震災を受けて週2往復に縮小された。


 高松空港のホームページによると、座席は180席で、運賃は3千円から3万1千円まで15段階。


 9月末まで18席を3千円で販売し、これが埋まれば価格は4千円となる。その後は5千円、6千円、7千円、8千円、1万円と、それぞれの席が埋まり次第、値段が上がる仕組み。当日の飛び込み利用はノーマル運賃の7万6千円。


 春秋航空によると、数週間前なら数千円から1万円前後の席を取りやすいという。10月から最低運賃を4千円にするといい、「岡山南部の客も取り込みたい。岡山の企業からも問い合わせがある」と説明する。


 一方、岡山空港の上海便は中国東方航空の運航で、正規料金は10万3200円〜11万7200円。岡山空港ではソウル便に次いで利用者が多く、昨年度の利用者は6万9839人、搭乗率は63・6%。


 岡山空港の国際線ロビーで、手荷物検査の順番を待っていた岡山市の女性(29)は「えー、3千円ですか。上海へは高松から行きたいですね」。岡山市の男性(57)も「機内サービスなどいらないので、運賃は安いほどありがたい」と好意的な反応。


 大手旅行会社の担当者は「安さ重視の個人客は高松に流れるのでは」。上海に営業拠点がある岡山市内の商社の従業員も「経費節減で高松空港を使う可能性はある」。香川経済研究所(高松市)は当初の週4往復の想定だと、日本人客のうち4割が、香川以外の四国3県と岡山からの客になると予測している。


 岡山県航空企画推進課の担当者は「どれくらい乗客が流れるのか予測はつかない。搭乗率が落ち込むようだと、利用促進のキャンペーンを検討したい」と話している。(吉村治彦)

3066チバQ:2011/07/08(金) 23:17:35
>>2940とか
http://www.asahi.com/travel/news/SEB201107070039.html
新ブランドで一新 スカイネットアジア航空2011年7月8日0時42分
 スカイネットアジア航空(宮崎市)の新ブランド「ソラシドエア」が今月から、スタートした。機体や空港カウンターのデザイン、客室乗務員や地上職の制服も改め、イメージ一新を図る。

 新ブランドは、空とシード(種)を組みあわせた造語で、「空から笑顔の種をまく」との思いを込めた。テーマカラーは、九州の豊かな大地を表す明るい黄緑。1日の搭乗客らには、花の種が配られた。

 ブランド刷新に合わせ、新造機ボーイング737―800型機も導入する。特徴は、主翼の先端を高さ2メートルほど垂直に立てた「ウイングレット」。空気の渦の発生を防いで空気抵抗を減らし、燃費が向上するという。就航は15日の予定。来年度末までに計6機の導入を計画している。(谷川季実子)

3067チバQ:2011/07/10(日) 09:15:46
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004256398.shtml
利用者40万人を達成 但馬空港 


40万人目の空港利用者となり、記念のくす玉を割る関美智子さん=但馬空港
 但馬空港(コウノトリ但馬空港、豊岡市岩井)の利用者が9日、40万人に到達し、同空港ロビーで記念式典があった。利用者増に取り組む但馬の市町関係者らも出席し、節目の日を祝った。


 同空港は1994年5月18日開港。日本航空の子会社、日本エアコミューターが大阪(伊丹)空港までの定期便を運航している。長年にわたって羽田空港への直行便を誘致する活動を続ける中、昨年度は大阪を経由した東京乗り継ぎ便の利用実績が過去最高だった。

 40万人目の利用者は、東京都杉並区の派遣社員関美智子さん(44)。いとこの結婚式が開かれる城崎温泉を訪れるため、初めて同空港に降り立った。空港関係者から往復航空券や但馬牛などが贈られ、「予想以上に快適で便利。おめでた続きでうれしい」と笑顔を見せた。

(初鹿野俊)

(2011/07/10 08:25

3068荷主研究者:2011/07/10(日) 21:53:22

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110702/crm11070212010008-n1.htm
2011.7.2 12:00 産経新聞
火炎瓶、鉄パイプ…成田闘争は過去の遺産 歴史館が開館

反対住民や支援グループが実際の闘争で使用したヘルメットや鉄パイプ、火炎瓶=6月30日、千葉県芝山町の「空と大地の歴史館」

 成田国際空港(千葉県成田市)の建設に反対し、約30年間に渡って緊張状態が続いた成田闘争。戦後、最も混迷を極めた国家事業では、警備に当たる機動隊と反対派の間で流血の事態が繰り返された。傷つき色あせたヘルメット、持ち手に布が巻かれた鉄パイプ。割れずに残り、口の先に布が詰められた火炎瓶…。6月下旬に開館した「成田空港 空と大地の歴史館」で、闘争の歴史が当時の資料とともに展示されている。地元に大きな傷跡を残した昭和の1ページはすでに、“過去”となっている。(川畑仁志)

力による対抗を選択した住民ら

 「酒屋からビール瓶を取ってきて、火を付けて投げるタイプから、割れた衝撃の化学反応で発火させるタイプまでどんどん作った」

 成田闘争で反対運動の中心メンバーだった石毛博道さん(62)は、こう語る。

 「砦(とりで)を築いて、火炎瓶を投げつけた。現場に行くまでは怖くて仕方なかったけれど、機動隊と向き合うと自然と体が動いていった。機動隊の放水はすごい勢いで、バリケードから引きはがされるほど。落っこちると機動隊員が駆け寄ってきた」

 政府は昭和41年、飽和状態だった羽田空港(東京都大田区)に代わる国際空港建設のため、複数の候補地から成田市三里塚地区を選んだ。反対する住民らはすぐさま「三里塚芝山連合空港反対同盟」を結成、新左翼・過激派各セクトの支援を得て、力による対抗を選択した。

 歴史館は、反対派との対立から地域との共生を目指すまでになった経緯を検証し、伝えるため、成田国際空港会社(NAA)が地域の協力を得て空港そばにある航空科学博物館(千葉県芝山町)の敷地内に建設、6月23日にオープンした。空港建設を推進したNAAが運動を伝承するのは異例ともいえる。

半鐘として用いられたドラム缶

 5万点を超える資料の中から厳選された365点の展示品には、元反対派から提供を受けた資料もある。納屋にしまわれていたものや土の中に埋まっていたものもある。“過去の遺産”は戦闘の激しさをうかがわせる。

 館内は、開港以前の地域の様子「どんなところへ」や警察と反対派の対立「流血の日々」、問題収束のきっかけとなった「シンポジウムと円卓会議」など時系列に9コーナーに分かれている。

 「空港粉砕」−。白いペンキで荒々しく書かれ、木組みの台につるされたドラム缶が「流血の日々」コーナーにある。当時、緊急事態の際に半鐘として用いられたもののレプリカだ。

 空港建設作業の警備やバリケードを撤去するため訪れた機動隊を見つけると、住民はドラム缶を木の棒でたたいた。集落の要所に用意されたドラム缶を打つ音が響くと、ヘルメットをかぶった住民が駆け付けたという。

 ドラム缶の向かいには、ヘルメットがずらりと並ぶ。住民がかぶったのは「空港絶対反対」などと書かれた白いヘルメット。後頭部には集落の名前なども書かれている。支援セクトはそれぞれのセクト名やマークを記したヘルメットを用いたという。文字が消えかかり、塗装のはがれたものもある。

 石毛さんは反対運動の中で5度逮捕され、ずぶぬれのまま警察署に連行されたこともある。「絶対に空港は作らせない」という強い信念が機動隊との衝突に拍車をかけ、ついには双方に死者を出し、報復戦を繰り返すようになった。

3069荷主研究者:2011/07/10(日) 21:54:13
>>3068 続き

元機動隊員「燃えた車が突っ込んできた」

 一方で、警備にあたった機動隊員はどのような思いだったのか。

 「『荒れる現場』の経験もない21、22歳のころ。暗くなったころに燃えた車が突っ込んできた。火の海になって左右を見渡す余裕もなかった。ただ、怖かった」

 元機動隊員の警察幹部は開港当日の昭和53年5月20日、空港周辺のフェンス沿いにあるゲート付近で警備中、ゲリラの襲撃にあった。

 この警察幹部は「火炎瓶が飛んでくると、パッと周囲が明るくなって、ヘルメット姿のゲリラがいっぱいいることに気付く。守れと指示されれば守るだけだが、盾を構えて必死だった」と振り返る。

 ゲリラを鎮圧し、夜が明けた21日午前、警察幹部は空に機体を見つけた。ロサンゼルス発アンカレジ経由の一番機だった。「『やっと飛行機が飛んだ』とほっとしたことを覚えている」と当時に思いを馳(は)せた。

 警察幹部はその後、何度も空港警備に就いたが、徐々に反対派との衝突は減り、「おとなしくなってきた」と感じたという。

次第に下火となっていった闘争

 実際、開港後も反対派は“廃港”を訴えながら成田闘争を継続。バルーンを空中に浮かばせて飛行機の往来を阻害したり、ゲリラなどの活動を展開してきた。

 しかし、反対派の住民が国側との話し合いを模索し始め、支援セクトと方針をめぐって決別。武力による闘争は次第に下火となっていった。

 平成に入り、石毛さんらは国側との話し合いを本格的に始め、解決に貢献してきた。反対派と国などの公開シンポジウムや住民を交えた円卓会議も開催され、現在は「共生」の道を歩んでいる。

 「一言で片づけることはできないが、今となっては苦しかったがよく耐えた。全員が命がけの時代だった」。石毛さんはこう振り返った。

3070荷主研究者:2011/07/10(日) 22:22:52

http://kumanichi.com/news/local/main/20110702001.shtml
2011年07月02日 熊本日日新聞
熊本空港、貨物取扱量2割減 機材小型化などで

胴体部分に貨物が積み込まれるボーイング767。機材の小型化は、熊本発の貨物輸送に影響を与えている=益城町の阿蘇くまもと空港

 県交通政策課は1日までに、熊本空港(阿蘇くまもと空港)の2010年度(10年4月〜11年3月)航空貨物取り扱い実績(速報値)をまとめた。取扱量は前年度比6千トン(20・8%)減の2万2900トンで、2年連続3万トンを割り込んだ。

 同課によると、10年度は年度当初から毎月、前年度実績を下回った。昨年7月以降は前年同月比70%台に低迷。今年2月に同80・1%と一時回復の兆しが見えたものの、東日本大震災が発生した3月には70・2%と最低となった。

 同空港の航空貨物取扱量は、半導体など県内誘致企業による工業製品の出荷増や、鮮度を必要とする農水産物の取引増加などで07年度に過去最高の3万1900トンを記録。しかし、リーマンショックに伴う世界同時不況で08年度から減少に転じ、10年度はピーク時の約3割減、10年前の水準に落ち込んだ。

 交通政策課は、コスト削減のための機材の小型化によって貨物輸送能力が低下する一方、10年度は養殖魚108万匹が死んだ赤潮被害や猛暑で、県内農水産物の取扱量が大幅に減ったことなどが影響したとみている。(福井一基)

3071チバQ:2011/07/12(火) 22:41:24
http://www.cnn.co.jp/business/30003349.html
空の旅で1000万マイルの新記録、ユナイテッドのトップ得意客
2011.07.12 Tue posted at: 13:00 JST

(CNN) 米ユナイテッド航空で世界各地を飛び続けること約6000回。シカゴ在住の自動車業界コンサルタント、トム・スタカーさんが9日、飛行距離1000万マイル(約1610万キロ)を達成した。

ユナイテッド航空は新記録達成を記念して、シカゴ市内のオヘア国際空港で式典を開催。史上初の「チタン・ユナイテッド・マイレージプラス」カードを贈呈し、ボーイング747ー400型機に同氏の名を付けるなど、盛大に祝った。

同氏は1982年以降、出張も含めて絶え間なく空の旅を続けてきた。妻との「新婚旅行」は過去15年間で60回ほど行ったという。「パリのルーブル美術館でもピラミッド、サファリ砂漠でも、とにかく世界を見るのが大好き」「機内ではとてもリラックスした気分になれるので、1〜2週間乗らないとそわそわしてくる」と話す。

最も多い行き先はオーストラリア。その往復だけで400万マイルは超えそうだ。ハワイも80回ほど訪れている。

一番の得意客だけに、同航空からは至れり尽くせりの待遇を受けている。もちろん常にファーストクラスで、乗り継ぎには案内係が付き添う。空港のファーストクラス用ラウンジには、好物のブラウニーが用意されているという。気に入っているのはシカゴとロサンゼルス、あまり好きでないのはニューヨーク・ラガーディアのラウンジだ。100万マイル達成の節目ごとに、ワインのギフトカードや特等席でのスポーツ観戦などぜいたくな賞品が贈られる。

すべての機種を熟知しているから、新人乗務員に座席の操作方法を教えることもある。ファーストクラスの乗客のマナーについて問われ、「最近の人はわがままだし、狭い機内ではそれが増幅される」と指摘。座席を倒したところ、後ろの乗客が新聞を広げて頭に突きつけてきたこともあると振り返り、「立派な大人が機内では小学生のようになってしまう」と話した。

3072チバQ:2011/07/12(火) 22:42:45
http://www.sankei-kansai.com/2011/07/12/20110712-055162.php
格安航空の支援検討 着陸料割り引き 関空促進協
 関西の財界や自治体でつくる関西国際空港全体構想促進協議会(会長・森詳介(しょうすけ)関西経済連合会会長)は11日の定期総会で、関空を拠点とする格安航空会社(LCC)への新たな支援などを盛り込んだ平成23年度の事業計画を決定した。全日本空輸などが出資する日本初の本格的なLCC「ピーチ・アビエーション」の関空定着を促す考えだ。

 ピーチ社は、来年3月から就航を予定しており、関空をハブ(拠点)空港として、東アジアへの海外路線進出も計画している。同協議会は「航空会社の定着に必要な支援策の検討を進める」とした。

 同協議会では、24年度下期に完成予定のLCC専用ターミナルビルの利用料引き下げや、国内線着陸料などでの支援を検討する見通し。ピーチが就航する来年3月までの制度スタートを目指している。

 ただ、LCC以外の航空会社との公平性や財源の問題もあり、慎重に検討する方針だ。

 このほか事業計画では、国際線の新規就航や増便を行う航空会社に対し、着陸料を20%割り引く現行の奨励金制度を、来年3月まで継続することも決定。また、関空と大阪空港の経営統合後の補給金継続などを国に要望することも決議した。

(2011年7月12日 08:31

3073チバQ:2011/07/12(火) 22:43:37
>>3061
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004263106.shtml
西3空港活用検討会 真意読めず自治体困惑 


関西3空港の活性化策について兵庫県の井戸知事に意見を聴く市村国交政務官=11日午前、兵庫県庁(撮影・田中靖浩)
 市村浩一郎国土交通政務官(衆院兵庫6区)が立ち上げた「関西3空港の活用検討会」が関係自治体に波紋を広げている。経営統合が決まった関西、大阪(伊丹)両空港に神戸空港を加えて関西経済の活性化策を探るとの趣旨に、兵庫県や神戸市は理解を示すが、関空の経営建て直しを優先する国交省や大阪府は警戒を強める。菅政権の先行きが見通せない中での「政治主導」に、真意をいぶかしむ声も出ている。


 市村氏は11日、兵庫県庁で井戸敏三知事と検討会について1時間余り会談。終了後、「2空港の経営統合は最優先だが、関西経済活性化を神戸を外して考える必要はない」と、3空港全体で議論する考えを示し、今後、関西各府県の知事らに検討会参加を呼び掛ける意向も明らかにした。

 井戸知事は、関空の着陸料軽減▽伊丹で低騒音小型ジェット旅客機の運航拡大▽神戸の運用時間延長や発着枠拡大▽関空‐神戸を結ぶ海底トンネル整備‐などを要望。検討会にも「求められれば出席し、意見を述べたい」と前向きだった。

 4日に市村氏と会談した大阪府の橋下徹知事が「(2空港統合の)結論を尊重してほしい」と不快感をあらわにしたのとは対照的だ。

 市村氏は昨年9月の政務官就任以来、関西3空港について「航空自由化が進む中、従来の枠組みにとらわれず議論すべき」と繰り返してきた。

 今年5月、関西、伊丹の経営統合法が成立し、運営権の民間売却方針が決まった後も「制約が多い今の枠組みでは買い手がつかない」と危機感を強めていた。6月上旬、大畠章宏国交相の了解を得て検討会を設置。座長として伊丹、神戸の規制緩和などにも踏み込む姿勢をちらつかせる。

 だが国交省内では、政務官主導の検討会について「位置付けがよく分からない」(航空局関係者)との声が漏れる。

 関空・伊丹統合法では、地元の要望を反映させる「協議会」設置を定めているが、検討会はこれとは別組織。航空局幹部らをメンバーとすることは決まっているが、会合は一度も開かれず、検討内容や進め方も議論されていない。同省内には「政治主導でやっているので、詳細は詰め切れていない」と、冷めた空気も漂っている。

 焦点の神戸空港を運営する神戸市の幹部は「思いは同じだが、この時期になぜ…」と戸惑いを隠さない。関空・伊丹統合案が浮上して以降、“蚊帳の外”に置かれてきただけに「従来通り神戸空港の規制緩和と機能充実を国に求めていくだけ」と静観する構えだ。

(高見雄樹、藤原 学、黒田勝俊)

3074チバQ:2011/07/13(水) 18:32:35
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011071390135751.html
羽田空港 海も魅力 船着き場 16日オープン
2011年7月13日 13時57分

整備工事が進む羽田空港船着場(下)。中央は国際線ターミナル=東京都大田区で、本社ヘリ「あさづる」から(藤原進一撮影)


 羽田空港の国際線旅客ターミナル近くに、同空港初の旅客船用の船着き場が整備され、十六日にオープンする。設置した日本空港ビルデング(東京都大田区)によると、東京・日本橋や横浜港から遊覧船で一時間〜一時間半程度。定期船の運航は未定だが、飛行機の乗り継ぎ客らが合間に空港周辺を遊覧できるプランの検討など、新たな観光名所として売り込む。震災時に、陸路の代替輸送拠点としても活用する考えだ。(石川修巳)

 「羽田空港船着場」は国際線ターミナル南側の多摩川左岸で、長さ約百七十メートルの桟橋の一部。以前は航空燃料を補給するタンカー用だったが、国内線ターミナルなどを運営する日本空港ビルが譲り受け、旅客船が発着できるよう改修した。十メートル程度の船なら、同時に二隻が接岸できる。

 今秋には待合室(延べ床面積約八十平方メートル)が完成する。釣り客らがすぐに調理できるように、ミニ厨房(ちゅうぼう)も設ける。整備工事費は約二億円。

 日本空港ビルは「これで、羽田に陸海空すべてがそろった」とPR。海上から飛行機の離着陸を楽しむなど海に面した空港の「地の利」を生かし、遊覧船や団体旅行のチャーター船、屋形船などの利用を見込む。

 東京屋形船連合会の新倉健司理事は「大変興味がある。都心と羽田との移動は屋形船で観光しながら、という企画も考えられるようになる」。水上バスを運航する東京都観光汽船も「観光振興のポテンシャルは高いとみており、水深などの情報を確認している」と話す。

 ただ、潮の干満や風の影響など「船の発着が難しい場所」との指摘もあり、発着可能な船の大きさや運航ルートなどを慎重に検討している。

 三月の東日本大震災では、鉄道やモノレールの運休などで約一万二千人がターミナルで一夜を明かした。日本空港ビルは「陸上交通がまひした場合の代替ルートとしても活用できる」としている。

(東京新聞)

3075チバQ:2011/07/14(木) 20:47:18
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110714/bsd1107140500000-n1.htm
スカイネットはブランド一新 新規航空会社、拡大戦略でLCCに対抗 (1/2ページ)
2011.7.14 05:00

 割安な料金を売りに2000年前後に参入した新規航空会社が、拡大戦略に打って出る。新ブランド「ソラシドエア」を7月にスタートさせたスカイネットアジア航空(SNA、宮崎市)は路線拡大や運賃値下げを視野に入れ、スカイマークは国際線参入を目指す。航空自由化が進む中、海外の本格的な格安航空会社(LCC)の参入が相次いでおり、攻めの姿勢で利用客の囲い込みを図る構えだ。

 SNAは13日、米ボーイングの新型の小型機737−800を公開した。白地に黄緑色をあしらった機体には、銀色のロゴが大きく躍り、ひときわ目を引くデザインだ。15日に羽田−宮崎線で就航させる。

 最大の特長は主翼の先端を垂直に立てて空気抵抗を減らす「ウイングレット」で、燃費を約2割改善できる。整備コストも約15%低減でき、席数は従来機より24席多い174席。佐竹俊哉企画部長は「リース料は高くなるが、コストダウンや収入増でカバーできる」と話す。

 同社は今後2年で同型機を6機導入し、将来的には現在保有する11機の737−400をすべて新型機に置き換える方針だ。さらに2013年に予定される羽田空港の発着枠の再配分をにらみ、羽田と福岡、沖縄などで新路線を設定することも検討。「今後は競争環境が変わる」(佐竹企画部長)として、運賃の値下げも視野に入れる。

 一方、東京を拠点とするスカイマークは「空飛ぶホテル」と呼ばれる仏エアバスのA380を14年度に導入。成田とニューヨークなどを結ぶ3路線を開設する計画だ。大半の路線で大手の半額の運賃を目指すという。

 また、スターフライヤー(北九州市)は7月から国内屈指のドル箱路線、羽田−福岡線に片道で最安1万程度という低価格で参入した。

 04年にSNAが産業再生機構の支援を受けるなど、新規航空会社は「コスト構造が中途半端で就航当初は苦戦した」(業界関係者)が、徹底的なコスト削減で海外LCCに対抗する。

3076チバQ:2011/07/15(金) 20:56:10
http://www.malaysia-navi.jp/news/110715051812.html
エアアジアと全日空が合弁か=英字紙 格安航空会社を設立?
2011/07/15 20:17 JST配信
【ペタリンジャヤ】 格安航空大手のエアアジアが全日空空輸(ANA)と合弁を組み、格安航空会社を設立する見込みだ。情報筋の話として英字紙「ザ・スター」が伝えた。
新たに設立される格安航空会社の名称は「エアアジア・ジャパン」となる見込みで、近く正式発表が行われるという。日本にハブを置く格安航空会社となり、アジア太平洋地域や国内市場を中心に運航するとみられる。
エアアジアはベトナムやインドネシア、タイ、フィリピンで合弁事業を展開している。先ごろエアバス社から合計300機を調達すると報じられた。日本へは長距離子会社のエアアジアXが羽田に乗り入れているが、大阪などへの乗り入れを計画しているとされる。
ANAは先ごろ、香港の投資会社などと共同で関西国際空港を拠点とする格安航空会社「ピーチ・アビエーション」の設立を発表している。
成田空港は格安航空会社専用のターミナルを開設する方針を明らかにしている。

(ザ・スター、7月15日)

3077チバQ:2011/07/15(金) 20:57:00
http://haneda.keizai.biz/headline/834/
羽田〜マカオ路線枠は見送り−航空交渉は成田発着枠拡大軸に合意

 国土交通省は7月15日、日本とマカオ(中華人民共和国澳門特別行政区)による航空協議が合意し、2地域間の路線枠を成田空港を軸に拡充すると発表。羽田空港の発着枠の設定は見送った。

 同協議は両地域の航空自由化「オープンスカイ」の実現を目指すもの。合意により、2012年夏季の成田路線の現行週3便から7便への増便、さらに2013年夏季に予定される成田空港の発着枠27万回化のタイミングでの同空港関連路線における両国間輸送の自由化が実現する。また、すでに自由化されている首都圏空港以外の空港からの輸送における「以遠権」の自由化も認めた。

 同省航空局によると羽田空港発着の新路線枠について合意がなかったのは、現時点でマカオ側からの要望が特になかったためだという。日本とマカオを結ぶ航空需要は近年、拡大が続いており、2007年に9000人だった輸送実績(旅客数)は2010年には6万8000人に急増。より柔軟な旅程の実現に向けて旅行業界にも羽田発着路線の開設を望む声もあるが、当局は当面の航空座席の需給バランスを羽田空港以外の路線で対応する考えだ。両地域間には現在、エア・マカオが週8便を運航する(一部減便あり)。

3079名無しさん:2011/07/17(日) 22:43:47
中国国際航空、北京―那覇参入表明
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-07-16_20591

 【北京で榮門琴音】中国国際航空(北京)は15日、北京―那覇の定期航空路線開設に向け、手続きを進めていることを明らかにした。中国民用航空局に路線開設を申請しており、同局と日本の国土交通省に許可され次第週2便で運航する予定。就航時期について、同社ビジネス委員会の時増奇副主任は「今月末にも運航を始めたい」と述べた。実現すれば、今月28日から週2便で参入する海南航空(同)に次いで2社目の就航となり、提供座席数の増加で中国からの誘客に弾みがつきそうだ。

 同日、中国からの誘客拡大を目指し、活動を展開する仲井真弘多知事ら「トップセールス」訪問団に時氏が表明した。時氏は「許可が下りるものと考えて開設の準備を進めている」と述べ、「海南航空と同等の支援をしてほしい」と要望。仲井真知事は協力する姿勢を示した。

 同社は中国最大手で、日本国内への就航は東京、大阪、名古屋などに次ぎ7カ所目。時氏は「数次ビザの発給も(就航する)理由の一つ。需要は大きいので新路線に期待している」と話した。

 一行は同日午前、海南航空を訪問した。出迎えた同社の候偉CMOは北京―那覇の予約状況が好調で、第1便はすでに満席と説明。増便や他地域からの就航も検討する意向を示した。

 同社の日本路線就航は沖縄が初めて。仲井真知事は「那覇空港ターミナルビルの整備や着陸料の軽減など役に立てるよう努力して実現したい」と述べた。

 一方で、候CMOは「沖縄と言っても北京の一般の人にはイメージが全くない」と指摘。「県の北京での宣伝がまだ足りない。旅行会社や航空会社などへの宣伝に急いで取り組んでほしい」と強調した。

 仲井真知事らは、そのほか中国民用航空局と国家旅遊局を訪れ、誘客拡大への協力を求めた。一行は17日に帰国し、仲井真知事は別日程で天津の産業施設や港湾を視察後、18日に帰国する予定。

3080チバQ:2011/07/17(日) 22:59:45
>>3078
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110717-00000005-ryu-oki
那覇―宮古線が片道2800円に スカイマーク異例の再値下げ
琉球新報 7月17日(日)10時5分配信

 スカイマーク(東京都、西久保慎一社長)は16日、9月15日から新規就航する那覇―宮古線の運賃に関し、14日に発表した最安値の3800円を引き下げて2800円に設定した。日本トランスオーシャン航空(JTA、那覇市、佐藤学社長)が15日、那覇―宮古線の最安値運賃を同価格の3800円に引き下げたことへの対抗策で、発表から2日目で運賃を見直す異例の対応となった。人気テレビ番組の影響などで、観光客が増えている宮古島市への旅客獲得競争がさらに激化しそうだ。
 スカイマークの那覇―宮古線は1日5往復。大人普通運賃は当初発表の9800円を据え置き、新たな最安値運賃は9月17〜30日の期間、21日前までにインターネット上で予約が必要な「WEB割21」で適用される。さらに、9月15〜30日の期間、5日前までに予約が必要な「前割5」を5800円から4800円、搭乗日前日までに予約が必要な「前割1」も7800円から6800円に値下げする。
 JTAは15日、前日のスカイマークの運賃発表を受け、45日前までの予約が必要な「スーパー先得」をこれまでの半額程度の3800円に設定すると発表していた。

3081チバQ:2011/07/17(日) 23:01:06
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-07-17_20660/
JTA、SKY 那覇−宮古低価格競争
経済 2011年7月17日 09時42分

(13時間19分前に更新)

 日本トランスオーシャン航空(JTA、佐藤学社長)は15日、9月15日から30日の那覇―宮古路線の新運賃を発表した。最も安い運賃は45日前までの予約(スーパー先得)で片道3800円と、従来の7200円〜1万1000円から大幅に値下げする。9月15日から宮古路線に参入するスカイマークの運賃に対抗する構え。一方、スカイマークは16日、15日に発表した運賃から1000円引き下げた新運賃を発表。最安値で2800円と、低価格競争を仕掛けている。

 JTAが新たに設定した割引料金では、7日前まで予約の「特便割引7」、1日前まで予約の「特便割引1」で、それぞれ5800円と8000円とする。そのほかの予約運賃も大幅に割引して設定、宮古島在住者を対象にした「離島割引」も1万円(現行1万1950円)に下げる。

 JTAと琉球エアーコミューターは7月19日から10月31日までの期間限定で、那覇―宮古線利用につくマイルを2倍にする。県内在住者が対象で、大人普通運賃で同路線を利用した際の177マイルに加え、ボーナスマイルとして177マイルをプレゼントする。キャンペーン専用ページからの登録が必要。8月5〜17日は対象外となる。

 スカイマークは9月17〜30日搭乗分で21日前までの予約「WEB割21」が2800円。同15〜30日搭乗分では5日前までの予約「前割5」が4800円、1日前の「前割1」は6800円。

3082チバQ:2011/07/18(月) 18:21:07
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110718/bsk1107180504002-n1.htm
豪カンタス 赤字増大、CEO「改革する」 他社と提携、国際線巻き返し (1/2ページ)2011.7.18 05:00
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シドニー空港のターミナルビル。カンタス航空は赤字国際線の見直しを迫られている(ブルームバーグ)【拡大】

 オーストラリアの航空最大手カンタス航空は減益が続く国際線での巻き返しを狙い、路線を縮小し、競合他社との提携に乗り出すとみられている。

 ◆南ア、南米路線廃止

 豪航空コンサルティング会社ストラテジック・アビエーション・ソリューションズのニール・ハンスフォード会長は、カンタス航空が南アフリカと南米路線の運航を廃止し、ロンドンとロサンゼルス便のサービス向上に焦点を当てる可能性があると予想。ハワイ便は傘下の格安航空会社(LCC)ジェットスターに移管する可能性があるとの見解を示した。

 シンガポール航空やアラブ首長国連邦(UAE)ドバイのエミレーツ航空が最新型の航空機や空港までの無料送迎サービスなどでビジネスクラスの顧客を引きつける一方、カンタス航空はシェア縮小に追い込まれている。オーストラリア政府統計によれば同社の国内線市場シェアは過去10年ほど約3分の2で推移しているが、4月のオーストラリア発着便シェアは19%と、2001年の35%から大幅に下落した。

 カンタス航空は先月、国際線部門で同月末までの1年間に2億豪ドル(約168億円)の損失を計上し、今年はさらに赤字が膨らむとの見通しを発表。同社のジョイス最高経営責任者(CEO)は経営方針を「容赦なく見直す」と決意を表明した。

 豪証券会社IGマーケッツ(メルボルン)の機関投資家ディーラー、クリス・ウェストン氏は「カンタス航空の国際線部門は数十年にわたって攻勢に出ておらず、他社に次々と追い抜かれてきた」と指摘した。

◆アジア市場に商機

 ジョイスCEOはオーストラリア放送協会の10日のテレビ番組で「国際線を改革する。必要に応じてサービスを削減することも考えている」と表明。法人客を取り戻すため国際路線網の収益をビジネスクラスとファーストクラス部門に振り向けるとともに、他社との提携によるサービス拡充、アジア市場での事業拡大を3本柱とすると語った。同社の長距離路線の黒字化戦略の詳細は来月24日の決算報告で発表される見通しだ。

 航空業界コンサルティング会社、アジア太平洋航空センター(CAPA)のデレク・サデュビン最高業務執行責任者(COO)は、マレーシア航空など他社との提携により、カンタス航空は最小限の投資で路線を拡大できると指摘。「カンタス航空は提携先を探さなければならない。アジア市場はジョイスCEOが多大な関心を寄せている地域であり、カンタスにとって大きなビジネスチャンスだ」と話した。(ブルームバーグ Robert Fenner)

3083チバQ:2011/07/18(月) 18:22:13
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110718/bsk1107180504000-n1.htm
エールフランスKLMが低価格戦略 欧州最強「ゴミお持ち帰り」 (1/2ページ)2011.7.18 05:00

 欧州航空最大手エールフランスKLMは近く乗客に対し、飛行機を降りる際に座席を自分で掃除してゴミを持ち帰るよう求める見通しだ。英イージー・ジェットやアイルランドのライアンエアなど格安航空会社(LCC)に顧客を奪われつつある地方空港で巻き返しを狙い、低コスト戦略を急ぐ。

 ◆「格安」対抗策出遅れ

 イージー・ジェットがフランスとの新路線を開設し、スペインのLCCブエリング・エアラインズが南仏トゥールーズ発着便の運航を開始するなど、フランスの航空市場は競争が激化している。エールフランスのグルジョン最高経営責任者(CEO)はLCCに対する競争力を高めるため、地上スタッフによる清掃業務を中止して航空機の稼働時間を延長したい考えだ。

 しかしフランス全国客室乗務員労働組合(SNPNC)のファティハ・アグーヌ代表によると組合が機内清掃業務を拒否したため、同社は乗客に機内清掃をさせる案を検討しているという。

 グルジョンCEOの格安運航計画について、欧州LCC最大手ライアンエアのオライリーCEOは「見込みはない。旗艦航空会社が業界史上、低価格戦略で成功した例はない」と述べ、まったく懸念していないと話した。

 LLCへの対抗策では欧州各国を代表するフラッグキャリア(旗艦航空会社)がすでに先陣を切っている。英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は1998年にLCCゴーフライを設立。しかし2001年には国際ベンチャーキャピタル会社(VC)スリーアイ・グループに売却し、02年にはイージー・ジェットが買収した。また独ルフトハンザは地方路線のシェアを維持しようとLCCジャーマンウイングスを設立したが、09年にスペインのイベリア航空が買収、ブエリングと合併している。

 ◆労使交渉難航で暗礁

 モルガン・スタンレーのアナリスト、ペニー・ブッチャー氏(ロンドン在勤)は「同業者の多くは何年も前に格安航空の脅威に対処してきた。エールフランスが出遅れたのはひとえに労使交渉のせいだ」と話す。

 エールフランスの国内・国際線のシェアはイージー・ジェットが初めてフランスに上陸した02年以降、39%から34%(09年)にまで縮小。イージージェットは同時期にシェアを4倍以上伸ばし、7.6%に拡大した。

 グルジョンCEOの計画には乗客による清掃案のほか、エアバスの単通路機「A320」をパリからマルセイユ、ニース、トゥールーズへ配置換えし、北アフリカや東欧、北欧などを含む多数の路線を新設する案も盛り込まれている。

 同計画では従業員は各空港に配置され、労働時間が増える公算。コストを削減するとともに燃料補充や清掃、点検にかかる着陸から離陸までの時間を25〜30分に短縮し、航空機の1日当たりの飛行時間を現在の8〜9時間から約12時間に延長するという。

 フランス最大の操縦士の労働組合、全国航空パイロット組合(SNPL)は組合員による投票で計画を承認したものの、SNPNCでは休暇期間の短縮や時給の引き下げが争点となり、協議が決裂した。

 モルガンのブッチャー氏は「大手航空会社の低価格戦略は労組との協議でことごとく暗礁に乗り上げた。エールフランスは労組と合意を形成できない限り、LCCに匹敵する高い生産性を実現することはできない」との考えを示している。(ブルームバーグ Laurence Frost)

3084チバQ:2011/07/18(月) 18:40:23
>>3076
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110716-OYT1T00017.htm?from=navr
全日空、成田発着の格安航空…中韓路線へ展開

. 全日本空輸が、マレーシアを拠点とするアジア最大手の格安航空会社(LCC)「エアアジア」と共同で、LCCの新会社の設立に向けて調整に入ったことが15日、分かった。


 成田空港を発着し、首都圏の航空需要の掘り起こしを目指す。

 新会社は、成田の発着枠が増える2012年度以降に国内線に就航した後、エアアジアの路線が少ない中国や韓国など東アジア地域で国際線を展開する方向だ。

 全日空は、香港の投資会社などと共同でLCC「ピーチ・アビエーション」を設立し、関西国際空港を拠点に2012年3月の就航を目指している。全日空が新たに成田を拠点にするLCCを設立するのは、日本航空が豪カンタス航空傘下のLCC「ジェットスター」と、成田が拠点のLCC「ジェットスター・ジャパン(仮称)」の設立を進めているのに対抗するためだ。

(2011年7月16日03時03分 読売新聞)

http://www.asahi.com/business/update/0715/TKY201107150673.html
全日空、成田拠点の格安航空設立へ 海外大手と共同出資
 全日本空輸が、アジア最大手の格安航空会社(LCC)のエアアジア(本社・マレーシア)と共同出資の新会社を設立する方向で調整していることが15日、わかった。全日空は関西空港を拠点とするLCCを立ち上げており、新会社は成田空港を拠点にする。

 エアアジアが近く日本に地域会社を設立し、全日空が資本参加するとみられる。エアアジアは2001年の設立で、昨年12月には羽田空港とマレーシア・クアラルンプールを結ぶ路線に就航した。

 LCCは機体を効率的に使い、サービスも抑えることで料金をこれまでの半分程度に設定している。値段の安さが魅力で、世界でシェアを伸ばしている。

3085名無しさん:2011/07/20(水) 20:02:42
http://mainichi.jp/select/today/news/20110721k0000m020071000c.html
日本航空:稲盛会長 撤退路線の復活に否定的な見解
2011年7月20日 19時37分 更新:7月20日 19時45分


日本航空の稲盛和夫会長=西本勝撮影 日本航空の稲盛和夫会長は20日、東京都内で講演し、経営再建の一環で撤退や減便を実施した不採算路線について「(経営)成績が良くなると、この便も飛ばしてくれといった要求は出てくるだろうが、経営者が慢心してはならない」と述べ、路線復活に否定的な考えを示した。

 稲盛会長は、不採算路線に関して「今までは政府や行政から言われると、せねばならないということでやってきた」と指摘。その上で「権力にノーと言う勇気がないと真の経営者ではない」として、安易な路線開設はしない姿勢を強調した。

 日航は路線撤退などの経費削減効果で、2011年3月期連結決算の営業利益が1884億円となり、業績は急回復。目標としている12年度中の株式再上場に対しては「いかなる試練があろうとも果たす。老骨にむちを打ち努力する」と、あらためて早期の上場に意欲を示した。

3088チバQ:2011/07/21(木) 20:22:56
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110721t15005.htm
仙台空港ターミナルビル 復旧着々と

壁のパネルなどが全面的に張り替えられた1階部分=仙台空港ターミナルビル


 東日本大震災で津波被害を受けた仙台空港ターミナルビルが20日、国内定期便と国際臨時便の25日の運航再開を前に、報道機関に公開された。
 高さ約3メートルまで水に漬かった1階東側の国際線到着ロビーは、壁のパネルやガラスを全面的に交換。荷物受取所や税関検査場もベルトコンベヤーなどを新装した。
 電源が復旧せず閉鎖していた2階の国内線出発ロビーでは、この日、航空各社の従業員がチェックインカウンターを確認するなど、最後の調整を行った。3階レストランは9月に再開する予定。
 25日は国内定期便の第1便となるアイベックスエアラインズの福岡行きが運航。国際線はユナイテッド航空(コンチネンタル航空)のグアム線が1番機として出発する。


2011年07月21日木曜日

3089チバQ:2011/07/22(金) 22:42:00
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201107220133.html
「4度目の正直」成都線就航 広島空港(三原市)で22日、中国・上海を経由する成都線が就航した。運航する中国東方航空は、東日本大震災の影響などで就航を3度延期。当初の予定から約4カ月遅れとなった。

 成都線は、現行の上海線(1日1往復)を延伸する。22日はダイヤ通り午前9時20分に広島空港を出発した。上海に午前10時(現地時間)、成都には午後2時20分(同)に到着。

 中国東方航空は当初、3月27日の就航を予定していたが、東日本大震災の影響で7月1日に延期した。その後、乗員計画の調整で11日に変更し、さらに中国国内の関係官署との調整のため先延ばししていた。

3090名無しさん:2011/07/23(土) 16:46:34
http://www.47news.jp/CN/201107/CN2011072301000470.html

羽田―米国線、相次ぎ運休 震災の需要減と原油高で


 20日、米テキサス州ダラスの空港に待機するアメリカン航空機(ロイター=共同)
 【ニューヨーク共同】米大手のアメリカン航空は、東日本大震災による需要減と原油高による燃料費の高騰で、羽田空港―米ニューヨーク線の運航を9月初めから休止することを23日までに明らかにした。同線は需要低迷を理由に震災後に運休し、7月3日に再開したばかり。わずか2カ月での運休となり、再開は2012年半ばの見通し。

 デルタ航空も羽田―米デトロイト線について8月末〜12年4月の運休を決めており、米大手主力路線の相次ぐ運休は、震災後、落ち込んでいる日本の観光業界に打撃を与えそうだ。

2011/07/23 16:11 【共同通信

3091チバQ:2011/07/24(日) 19:02:45
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20110724/CK2011072402000047.html
進む 成田空港SC化 09年売上高701億 魅力の経済効果
2011年7月24日

新店舗のオープンが相次ぐ成田空港の一般エリア=成田空港で


 成田空港のショッピングセンター(SC)化が進んでいる。一般エリアのリニューアルで既存店舗が新装され、若者を中心に人気を集める有名店も登場。空港の長所を生かし、大手SCや百貨店を上回る経済効果を生み出している。 (武田雄介)

 成田空港の一般エリアは店舗のリニューアルラッシュで、七〜八月は第二ターミナルだけで二十二店がオープンする。

 東京・代官山に一店しかなかったかばん店「B印(じるし)YOSHIDA」。今月十六日、第一ターミナルに二号店を開店した。女優の宮崎あおいさんが出演するCMで知られるアパレル店「アースミュージック&エコロジー」も八月に進出。都心に路面店を持つ有名店や大型SCの人気店が続々と名乗りを上げている。

 これまで空港内の商業施設といえば土産店、書店、薬局、飲食店が“四種の神器”だった。旅先で渡す土産を探し、機上で読む本を買い、食事をして出発を待つ。フライト前の旅客のニーズはこれで十分満たされてきた。

 なぜ成田はSC化したのか。状況は二〇〇四年に「ユニクロ」が初出店したころから変わり始めた。成田国際空港会社(NAA)リテール事業部の牧山耕己さん(41)は「空港は旅客以外にも多くの人が集まることに着目した」と説明する。

 正午すぎの第二ターミナル。七月にオープンした空港初出店の「靴下屋」では、スーツケースを引く旅客に交じり、航空会社の制服を着た若い女性たちの姿が目立つ。

 店長の浅倉由佳さん(27)は「買い物客の三割は空港従業員。家族や友人の見送りに来たついでに立ち寄る人も多い」と話す。空港限定商品も導入し、「旅客以外にも買い物を楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 NAAも成田空港情報誌「スマートブック」の最新号で今回のリニューアルを取り上げ、「成田空港で遊ぼう!」と強力にプッシュ。成田をSCのように活用して買い物や食事を楽しむプランを紹介し、「休日の目的地にいかが?」と提案する。

 数年前から成田のSC化を思い描いていたという牧山さん。だが「当時は成田の魅力を伝えきれず、営業先に出店を提案しても反応は鈍かった」と振り返る。

 その魅力は一日平均約六万人の旅客、四万人超の空港従業員を誇る“集客力”だ。「普通のSCは客を呼ぶ努力が必要。でも成田には常に数万人がいる。これはすごい強み」と指摘する。

 抜群の集客力に支えられ、店舗運営などの売上高は七百一億円(〇九年、免税店など含む)。ららぽーとTOKYO−BAY(船橋市)や三井アウトレットパーク幕張(千葉市)など有名SCを上回り国内最大級だ。

 牧山さんは「誰でも立ち寄れる一般エリアを魅力的な場所にして成田空港を盛り上げていきたい」と話している。

3092とはずがたり:2011/07/25(月) 19:16:19

38空港もあるのか。

沿岸部の38空港、津波対策検討開始 国交省
http://www.asahi.com/national/update/0725/TKY201107250334.html

 東日本大震災での仙台空港の津波被害を受け、国土交通省は沿岸部にある空港の津波対策の検討を始めた。沿岸部の低地に空港は38カ所あるが、これまでは津波被害の想定すらなかった。有識者の意見などを踏まえ、地震発生から津波到達までの間の避難方法・設備両面の安全確保策を8月にもとりまとめる予定だ。

 国交省によると、空港は震度4以上の揺れを観測すると閉鎖し、滑走路の状態などを点検したうえで再開する。だが、津波警報が出ると空港職員は建物内に退避する決まりで、この間、滑走路上の旅客機は身動きが取れなくなる。

 実際、仙台空港でも地震後、職員はターミナルなどに避難。約1時間後には津波に襲われた。仙台空港に隣接する海上保安庁仙台航空基地では、小型機など4機が津波にのまれた。海保は視察・救助に飛び立つため、独自に滑走路の状態をチェックしていたが、度重なる余震で作業が中断。ヘリ1機を離陸させるのがやっとだったという。

3093チバQ:2011/07/27(水) 19:03:28
>>3092
ざっくり100ある空港のうち、ざっくり50は離島の空港ですから、そんなもんかなあと思います。

離島以外だと、北九州 羽田 関西 中部 長崎 仙台 大分 新潟 山口宇部 出雲 とかですかね
ぱっと思い付いたとこ書いただけでも10か。やっぱり多いかも

3094チバQ:2011/07/27(水) 21:12:15
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-179763-storytopic-4.html
那覇空港、国際線混雑が激化 保安検査機増を要請2011年7月27日

搭乗手続きをする外国人旅行者などで混雑する那覇空港国際線旅客ターミナルビル=7月
 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)の安里繁信会長は26日、那覇空港ビルディング(NABCO、那覇市)の花城順孝社長らを訪ね、那覇空港国際線旅客ターミナルビルの保安検査機を8月末までに増設するよう要請した。
 現在、国際線ビルには受託手荷物検査機器、ハイジャック防止用のエックス線検査機器、機内持ち込み手荷物検査機器各1台ずつを航空会社が設置しているが、外国人観光客の増加に伴い混雑するケースが増え、利用者から苦情が出ている。
 7月から中国人観光客への数次査証(ビザ)発給が始まり、28日から那覇―北京線が新たに就航するなど、外国人観光客の増加が見込まれ、一層の混雑が懸念されている。安里会長は「国際線ビルはピーク時には旅客同士で取っ組み合いが起こるほど混雑する。せっかく沖縄に来ても帰国時の印象が悪ければ、官民一体の外国観光客誘致キャンペーンの意味がない」と話した。
 NABCOは2013年度の新国際線ターミナルビル使用開始までの期間、暫定措置として現国際線ビルを増床して検査機器用のスペースを確保したが、導入に至っていない。
 要請に対しNABCO側は、従来から保安検査機の設置や管理・運営は航空会社が行ってきたと説明。その上で、設置費用はNABCOが負担することも検討するとした。受託手荷物検査機器はスペース上、導入は不可能としたが、航空会社との協議次第では、残る2台は2カ月程度で導入可能とした。

3095チバQ:2011/07/27(水) 21:14:01
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-07-26_21034/
那覇―宮古値下げ競争激化 経営圧迫の懸念


JTAとSKYの主な価格競争

[画像を拡大]
経済 2011年7月26日 17時30分

(27時間45分前に更新)

 日本トランスオーシャン航空(JTA)とスカイマーク(SKY)の価格競争が激化している。那覇―宮古線に9月15日から参入するSKYが今月14日、低価格の新運賃を打ち出したことをきっかけに、JTAが対抗。両社が再三運賃を引き下げる異例の展開となっている。低価格になれば利用者の利便性は高まるものの、航空会社の経営を圧迫しかねない。航空関係者は「生活路線で過度な価格競争が続けば経営の体力消耗を招き、路線維持にも影響しかねない」と指摘している。(榮門琴音)

 「WEB割21」3800円―。今月14日、SKYが9月15〜30日までの「超割安」運賃を発表。その翌日、JTAが「スーパー先得」3800円で並ぶと、SKYはさらに2800円に引き下げた。

 普通運賃は14日発表の9800円を見直し、21日には7800円に。SKYの西久保愼一社長は「狙っているのは生活需要。運賃が安くなれば需要も必ず上がる」とみる。

 対抗するJTAは25日までに、9月30日までの各種割引運賃を三度引き下げた。大人普通運賃は1万7500円だが、各種割引運賃は3800〜7800円と1万円を切った。JTAの東川平靖取締役は「異常な水準」と話す。

■生活需要中心

 宮古線はJTA9往復と全日本空輸(ANA)5往復で毎日運航している。SKY5往復の参入で、シェアはANAを抜いて2位に。航空3社の供給は1・6倍に拡大する。

 JTAとANAの宮古線の2010年度平均搭乗率は67%。生活需要が中心の路線で供給が増え、価格競争が激化する状況を、東川平氏は「体力が奪われていく」と表現する。限られたパイを奪い合う構図になるとの見方だ。シェア並みの利用者を取り込めず搭乗率が落ちると、減便や機材縮小の検討を余儀なくされる恐れもあるという。

■地元は追い風

 宮古島の利用者や旅行客のメリットは大きい。両社の各種割引運賃での利用は満席に近い状況。宮古島観光協会の根間春仁事務局長は低価格を歓迎しつつ、「サービスの質は維持してほしい」と要望。低価格を追い風に下期の目玉商品を検討する。

 価格競争は、八重山にも波及している。低価格の宮古線に観光客が流れ、観光需要の空洞化を懸念する石垣市はJTAとANAに那覇―石垣線の運賃引き下げを要請した。東川平氏は「離島路線を安定的に運航する使命がある。旅客だけでなく、貨物も運んでいるので運航維持は産業発展にも影響する」と強調。コスト削減を進めながら、新たな需要を取り込む方策を検討している。

3096チバQ:2011/07/27(水) 21:48:19
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001107260001
東北復興に弾み 仙台空港国内定期便再開
2011年07月26日

 仙台空港の国内定期便が25日、震災から約4カ月ぶりに全面再開した。国際便も臨時便が再開し、定期便は10月に再開する見通しだ。空港は旅行客らでにぎわった。


 第1便の福岡便をはじめ、北海道便や沖縄便など8都市に向けて41往復が就航した。北海道へ登山に向かった仙台市泉区の小野寺節子さん(66)は「夏の再開は無理と思っていたが、震災前の予定が実現できた」と喜んでいた。


 25日の再開を前に空港で式典が開かれ、村井嘉浩知事は「東北復興に弾みをつける」とあいさつした。空港と仙台駅を結ぶ仙台空港アクセス鉄道は、9月に全線復旧する見通しだ。


 25日に国内定期便が全面復旧した仙台空港だが、排水機能が低下して大雨で冠水しやすくなる課題も抱えている。国は副滑走路を廃止して調整池にする案を打ち出したが、地元利用者との調整は難航している。


 国土交通省東北地方整備局によると、標高1・7メートルの仙台空港では、東日本大震災前から大雨の際に水がたまりやすかった。空港内に雨水が流れ込む調整池を設け、滑走路や誘導路の冠水を防いでいた。


 ところが、震災で地盤が10〜20センチ沈下。調整池が浅くなり、水も外部に流れにくくなった。台風2号が近づいた5月30日、過去に空港が閉鎖された時より少ない雨量で一部が冠水した。整備局は「現状では大雨や高潮で閉鎖に追い込まれかねない」と指摘する。


 このため国は、3千メートルの主滑走路と1200メートルの副滑走路がある仙台空港で、副滑走路を廃止して調整池にする検討を始めた。


 だが、副滑走路を使う中小の民間航空会社や個人利用者が猛反発。副滑走路に近い事務所や格納庫を事業者が自費で空港ビル側に移すという内容もあり、東邦航空東北支社は「まったく受け入れられない。まず排水施設を復旧させて考えるべきだ」と訴える。


 多くの中小事業者は津波で飛行機を失い、ダメージも大きい。震災後、拠点をいわて花巻空港に移した北日本航空は「できれば仙台空港で再開したいが、今後の津波対策や空港のあり方がはっきりしない中では戻るに戻れない」という。


 自治体の反発もある。仙台空港は空港ビル側が名取市で、副滑走路側が岩沼市。副滑走路の事業者が空港ビル側に移ると、岩沼市の税収は減る。市は「非常に困る。より良い案がないかどうか検討したい」(政策企画課)という。


 整備局は関係者が集まる検討委員会を設け、12日の第1回会議で冠水対策の必要性は確認した。ただ、岩沼市は欠席し、国が目標とする10月中旬までに対策がまとまるかどうか不透明だ。(西村宏治)

3097チバQ:2011/07/28(木) 20:51:47
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/308367.html
「回避間に合わず」保護の学生 航大機墜落(07/28 18:23)

 【芽室】航空大学校帯広分校の訓練機事故で、見つかった同校の学生川口勇さん(23)は「事故現場から約1時間歩いてきた」と話しており、顔などにやけどを負っているが、しっかりした口調だった。川口さんは、新得署員に対し、自分が訓練機を操縦していたとした上で「雲の中で視界がなくなり、雲が晴れたときに、山が見えた。田中(賢二郎)教官が、回避動作をしたけれども、間に合わず、激突した」と話しているという。

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110728k0000e040060000c.html
事故:航空大学校の訓練機遭難…負傷者1人発見、4人乗り

救難信号が発せられた地点

消息を絶った小型機の同型機=航空大学校のホームページから 国土交通省によると、28日午前9時半ごろ、飛行訓練のため北海道帯広市の帯広空港を離陸した航空大学校帯広分校の小型機が救難信号を出したのを海上保安庁が受信。小型機はその後消息を絶った。道警によると、信号が発せられたのは空港から西北西約20キロの芽室(めむろ)町付近。現場付近ではやけどをした男性1人も発見。「川口勇」と名乗っており、「機体が山の方でぶつかった」と話している。

 航空大学校(宮崎市)などによると、消息を絶ったのは小型機ビーチクラフトA36ボナンザ(定員4人)。搭乗者は、機長の田中賢二郎教官(44)、森園隆二教官(45)、訓練生の川口勇さん(23)、同、藤井一朗さん(23)−−の4人。田中教官は、飛行時間約4800時間、森園教官は同9000時間以上のベテラン。訓練生は4月から帯広で訓練していた。

 午前9時11分に同空港を離陸、同15分に「(同空港西側の)訓練空域に入域した」という連絡があった。同半ごろ、同機からの救難信号を東京都内の海上保安庁が受信。航空大学校などから同機に無線で呼びかけているが応答がないという。同機は同10時56分に戻る予定で、飛行4時間半分の燃料を積んでいた。

 航空大学校はパイロットを養成する独立行政法人。今回の訓練空域は「HK2−7」と「HK2−8」と呼ばれる地域で日高山脈東側。札幌管区気象台によると、信号が出たころの帯広空港は風が弱く曇り。付近に積乱雲はなく、天気は良好だったという。

 同機は墜落時などに自動的に救難信号が発信されるタイプの機器を積んでいた。最初の発信以後、位置情報の受信は確認されていない。

 遭難を受け、現地では飛行訓練を中止。上空から捜索機1機、地上では車で捜索を続けている。

 同分校では02年に小型機が墜落し2人が死傷する事故があった。【鈴木勝一、三沢邦彦、百武信幸】

3098チバQ:2011/07/28(木) 22:41:20
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110728/mcb1107280504019-n1.htm
中国東方航空、客足戻り「恩恵」 高速鉄道事故で空路選択 (1/2ページ)2011.7.28 05:00
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中国東方航空の旅客機。高速鉄道の事故を受け、空路に人気が戻っている(ブルームバーグ)【拡大】

 中国浙江省温州市で発生した高速鉄道事故を受け、中国の航空大手、中国東方航空が、空路への客足回復の恩恵を受けるとの見方がアナリストから出ている。

 東方航空は、中国で最も交通量が多い航空路線である北京−上海間で毎日約50便を運航、便数でトップを走る。同社によると、同区間の航空運賃は今月1日から26日までで、約10%値上がりしたという。

 一方、開業したばかりのライバル、北京と上海を結ぶ高速鉄道は、電力トラブルで魅力が低下。浙江省を走る高速鉄道でも、23日に追突事故が発生し多数の死者が出た。

 クレディ・スイス・グループのアナリスト、イングリッド・ウェイ氏とサム・リー氏は26日付メモで、「進んで高速鉄道に乗ろうとする人がしばらくの間、減るだろう」とした上で、「東方航空は客足の回復と航空運賃の値上げを通して、最も恩恵を受けるはずだ。中国国際航空がそれに続くだろう」と指摘した。

 一方で、同アナリストらは、時価総額で中国航空最大手の中国国際航空と東方航空の両社の輸送能力の約10%が、北京・上海高速鉄道のルートと重なると分析。長期的に見ると、高速鉄道は運行やサービスが改善されるにつれ、今後も航空会社にとって脅威となり続けると予想した。

 東方航空のIR(投資家向け広報)担当オフィサー、ニー・ウェイ氏は電話で、今月24日時点の北京−上海間の片道航空運賃(税金と燃油サーチャージ抜き)が平均905元(約1万1000円)と、同月1日の825元から増加していることを明らかにした。それでも、6月平均の1000元を約10%下回っているという。

 北京・上海高速鉄道のエコノミークラスの最低乗車価格は555元。中国日報によると、同高速鉄道の20本余りの列車に25日、電力供給トラブルなどで遅延が発生。6月30日の開業以来、少なくとも4回目の運転中断となった。(ブルームバーグ Jasmine Wang)

3099チバQ:2011/07/28(木) 23:28:05
http://www.at-s.com/news/detail/100048428.html
FDA、新路線や増便検討 新たに1機導入で(7/28 08:09)

 フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)の内山拓郎副社長は27日、愛知県営名古屋空港で開いた事業説明会で、新たに航空機1機を導入し、新規路線の開拓や既存路線の増便を検討していることを明らかにした。
 新航空機は名古屋空港を拠点に活用する計画だが、導入時期は未定。FDAは現在5機を運用している。
 5月以降に開設した名古屋−花巻(岩手県)線と名古屋−青森線は、東日本大震災の復興に関わる利用者が増え、搭乗率がそれぞれ70%と80%程度に達したという。内山副社長は「新機材の導入後、増便を考えたい」と述べた。
 その他の路線も好調で、全9路線の7月の搭乗率は60%を上回る見込み。採算ラインとしている65%に年間搭乗率を引き上げ、2、3年以内に事業を黒字化したい考えだ。

3100チバQ:2011/07/29(金) 21:14:38
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110729/dst11072914380013-n1.htm
日航機墜落事故で「解説書」公表 運輸安全委、遺族の要望受け異例の措置
2011.7.29 14:38
 520人が死亡した日航ジャンボ機墜落事故(昭和60年)をめぐり、運輸安全委員会は29日、事故原因の調査報告書を平易に説明し直した「解説書」を公開した。遺族からの要望に応えたもので、いったん発表された報告書を国が新たに解説する取り組みは初めて。

 事故2年後に航空事故調査委員会(現・運輸安全委)が公表した報告書では、機体後部の圧力隔壁が壊れて尾翼などが損傷、操縦不能に陥った−などと事故原因を推定。ただ、当時機内では隔壁破壊に伴う気圧の急激な低下を感じなかったとする生存者の証言があり疑問が絶えず、報告書が専門的過ぎて分かりにくいとの意見も根強かった。

 事故25年に当たる昨年8月、一部遺族が前原誠司国土交通相(当時)に面会しこうした現状を説明。これを受けて国は遺族との懇談会を設置し、難解な報告書の内容を分かりやすくした解説書作成を進めていた。

 解説書では、プールの水を抜いても排水口から離れていれば水の流れは弱いことを例に挙げ、隔壁が壊れても巨大なジャンボ機の機体で急減圧による猛烈な風が吹くわけではないことなどを丁寧に説明。遺族から寄せられた個々の疑問についても、改めて個別に回答している。

3101チバQ:2011/07/31(日) 11:15:17
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110731/bsd1107310701001-n1.htm
【底流】“格安の空”大乱戦 二兎追う日本勢、返り討ちの不安 (1/3ページ)2011.7.31 07:00
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LCCの設立を発表する全日空の伊東信一郎社長(左)とエアアジアのトニー・フェルナンデス・グループCEO【拡大】

 日本の空が格安航空会社(LCC)の大乱戦となってきた。東日本大震災や福島第1原発事故の影響で訪日旅客の落ち込みが懸念されるなか、ここにきて海外勢が相次いで就航。全日本空輸は8月中に2社目となるLCCを立ち上げ、日本航空も参入の検討を進めている。出遅れた国内勢は、ローコスト運営のノウハウに乏しいうえ、本体との旅客の奪い合いをどう防ぐなど課題は多く、返り討ちの懸念が拭えない。

ANA2社目の賭け

 「新たな価値、旅のスタイルを作り出し、新規需要を創出する」

 全日空の伊東信一郎社長は、7月21日に開かれた2社目のLCC「エアアジア・ジャパン」設立会見で、旅客獲得に自信を示した。 新会社は、マレーシアに拠点を置くアジア最大のLCC、エアアジアとの合弁。来年8月から成田空港を発着する国内線、国際線を運航する計画だ。運賃は大手の半額から3分の1程度を目指し、会見に同席したエアアジアのトニー・フェルナンデスCEO(最高経営責任者)は、「一番安い料金に設定したい」と力を込めた。

 全日空は2月に香港の投資ファンドと関西国際空港を拠点とするLCCを設立。社名を桃をモチーフにした「ピーチ・アビエーション」に決め、来春の就航に向け準備を急いでいる。

 経営再建途上で、これまでLCCに慎重だった日本航空も、オーストラリアのジェットスターとの合弁による参入を検討中だ。拠点は成田が最有力で、大手の半額程度の運賃で、来年にもまず国内線から就航させる方向。合意の時期について、「11月以降では遅い」(同社首脳)と、近く最終判断したい考えだ。

海外勢9社で21路線

 日本勢の背中を押しているのが、相次ぐ海外勢の進出だ。7月15日には2路線が同時就航。韓国のジンエアーは新千歳−ソウル路線で国内に初お目見えしてほか、中国の春秋航空は、昨年の茨城−上海に続き、高松−上海路線を開設した。同1日には韓国のイースター航空も成田−ソウル路線を新設しており、海外LCCの進出は9社で計21路線に上る。

 拡張された成田では、27年までに発着枠が現在の年22万回から30万回に増える予定で、日本を代表する玄関口にも続々と押し寄せ、路線はまだまだ増える。

 震災と原発事故の影響で、今年1〜6月の訪日外国人は、前年同期比32・6%減と、上期としては過去最大の落ち込みとなった。減少幅は徐々に縮小しているとはいえ、「原発事故が収束しておらず、安全・安心への懸念が残っており、本格回復はいつになるかわからない」(日本政府観光客)という状況だ。

 春秋航空では茨城−上海路線を3月末まで運休したほか、高松−上海路線の就航も当初の3月下旬から大きく遅れるなどの影響を受けた。だが、「各社とも搭乗率は8割前後」(業界関係者)と好調だ。

 海外LCCの場合、初めて飛行機に乗るという利用者が大半とされ、「料金さえ安ければ、日本に行ってみたいという旅行者はいっぱいいる」(LCC関係者)と強気を崩さない。

JALはなお慎重

 迎え撃つ日本勢はどう対抗するのか。就航準備を進めるピーチ・アビエーションは、「全日空の運航スタイルから経費を削っていくのではなく、ゼロから積み上げている」(関係者)と、ローコストの追求に余念がない。

 一方、全日空が矢継ぎ早に2社目のエアアジア・ジャパンを立ち上げたのは、関空拠点のピーチでは、「今後の主戦場」(伊東社長)と位置づける成田の発着枠拡大に乗り遅れる懸念があったためだ。

 こちらは、合弁相手のエアアジアのブランドや機体、運航ノウハウを活用。既存LCCと組むことで、手っ取り早く旅客を取り込む戦略だ。

 LCC2社と本体との顧客奪い合いの懸念にも、「競争激化は覚悟の上だ」と、開き直る。国内の旅客需要は頭打ちのじり貧。生き残りには、新規顧客の開拓が不可欠で、“二兎”を追わざるを得ない。

 ただ、食事どころか水も有料で、客室乗務員が売り子に変身するなど、ローコストを徹底する海外勢に対し、“付け焼き刃”ではとても太刀打ちできない。海外勢がすでにガッチリとつかんでいる、海外旅行が初めてという顧客層に食い込むのも容易ではない。

 ANAに続こうとする日航の社内では、いまだにLCC参入に慎重な意見が根強いという。(中村智隆)

3102チバQ:2011/08/04(木) 23:29:36
http://www.asahi.com/business/update/0804/OSK201108040083.html
エアアジアが関空―クアラルンプール就航へ 羽田に続き
 アジア最大手の格安航空会社(LCC)、エアアジア(本社・マレーシア)は4日、関西空港―クアラルンプール便を新規就航すると発表した。昨年12月から羽田―クアラルンプール路線を運航しているグループ会社のエアアジアXが国内2路線目として就航する。

 10日にエアアジアXのアズラン・オスマンラニ最高経営責任者(CEO)が大阪市内で会見し、就航時期や価格について発表する。関係者によると、就航は年内を目指しているという。

 エアアジア・グループは01年の設立で、アジアの安価な人件費をベースに機体の単一化やサービスの合理化による安い運賃で急成長している。

3103チバQ:2011/08/04(木) 23:36:03
>>2233>>2350>>2399>>2640

http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2014426.article.html
佐賀空港に上海への格安定期便、就航決定
 中国・上海の春秋航空は3日、年内に週3便を佐賀空港に就航させる方針を決めた。格安運賃で集客するLCC(ローコストキャリア)で、上海を訪問中の古川康知事が同社の王正華会長と会談し、合意した。佐賀空港は1998年の開港以来、定期路線の国際線就航は初めて。中国最大の経済都市上海と佐賀が1時間半で結ばれる。

 

 県によると、佐賀−上海線は週3往復運航するプログラムチャーター便で、座席の約半数はツアー客、残りは個人客が利用する。春秋航空の日本国内での就航は茨城、高松(香川県)に続く3カ所目で、この2路線と同じ中型ジェット機エアバスA320(180人乗り)を佐賀路線でも使用する。

 

 春秋航空は昨年7月、首都圏からの利用を想定して茨城空港に就航、日本市場への参入を果たした。今年7月からは関西圏をターゲットに高松空港への運航を始めており、これに続く九州の拠点空港を探していた。

 

 佐賀空港のほか、熊本や北九州空港などが誘致に動いていたが、春秋航空は九州の人気観光地である福岡や長崎に近い佐賀空港を「ロケーションがいい」と評価していた。

 

 同社が日本路線で使用しているエアバスA320は、ANAが佐賀−羽田線でも使っており、滑走路2千メートルの佐賀空港でも就航に支障はない。ただ、国内線ターミナルしかないため、県は春秋航空の就航に合わせ、出入国管理や検疫、税関などの体制を備えた国際線用施設を現空港内に整備する。

 

 昨年9月から交渉を進めてきた古川知事は「佐賀と上海の方々が互いに行き来できるように、一日も早い路線開設に向け、準備を進めたい」とコメントを出した。

 

 LCCは機内サービスなどを簡素化し、有料にすることで運賃を値下げしている。春秋航空は高松−上海線で、客席の一部に片道3千円(燃油サーチャージなど別)の格安料金を設定している。

3104チバQ:2011/08/04(木) 23:37:06
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110804/bsd1108040503002-n1.htm
日航再浮上、コスト削減で黒字確保 赤字転落の全日空と明暗2011.8.4 05:00
 日本航空が3日発表した2011年4〜6月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が171億円と黒字を確保した。東日本大震災の影響で旅客需要は激減したが、徹底したコスト削減などが奏功。需要減が直撃し営業赤字に転落した全日本空輸と明暗を分けた。ただ足元では円高や燃油高の懸念もあり、両社にとって厳しい経営環境が続く。

 「震災という危機的状況の中で、ダメージを最小限に抑えた」。同日会見した日航の稲盛和夫会長は、こう胸を張った。同社は震災発生直後の3〜7月、羽田空港などと被災地を結ぶ臨時便を計2723便飛ばした。毎週需給を見極め、きめ細かく対応したことで、全国的な需要減を抑えられたという。

 加えて、不採算路線からの撤退などの合理化策も貢献した。昨年4〜6月期に達成した約180億円の営業利益から若干の減益だが、「この状況なら、(通期目標の)営業利益757億円を上回るだろう」(稲盛会長)と自信をみせる。

 旅客需要は海外発の観光目的を除き回復傾向にある。ただ、「円高がビジネス目的を中心に需要減少を招く」(全日空の金沢栄次財務部長)といった懸念も出てきている。全日空も通期は700億円の営業黒字を見込むが、対応を誤れば目標達成は危うく、両社の経営には慎重なかじ取りが求められる。(中村智隆)



 ■日航と全日空の2011年4〜6月期連結決算

  社名    売上高      営業損益   最終損益

日本航空  2549 ( − ) 171(−) 127(−)

全日本空輸 3050(▲0.6) ▲81(−) ▲84(−)

 ※単位:億円。カッコ内は前年同期比増減率%、−は比較できず、▲はマイナス、赤字。

3105チバQ:2011/08/04(木) 23:39:11
http://www.asahi.com/national/update/0803/TKY201108030335.html
日航の再生機構、労組に威嚇的発言 都労委が救済命令
 東京都労働委員会は3日、日本航空の管財人だった企業再生支援機構が同社の二つの労働組合に対し不当労働行為をしたとして、日航に救済措置を命じた。

 労組は、日本航空乗員組合と日本航空キャビンクルーユニオン。命令書によると、2労組が整理解雇の撤回を求めるストライキ権確立のための投票を実施していた昨年11月中旬、機構の担当者が労組側に「スト権が確立された場合、予定している出資をしない」などと発言した。

 都労委は、発言が労組に威嚇的効果を与え、労組運営に影響を及ぼしたと認定。同機構の支援で会社更生手続きを終えた日航に対し、同様の行為を繰り返さない旨を記載した文書の掲示などを命じた。この決定について、日航は「主張が理解されず残念」、機構は「命令の詳細を把握しておらず、コメントできない」としている。

3106チバQ:2011/08/04(木) 23:44:46
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/309703.html
HAC旅客、7月3割減 2カ月連続前年割れ 2機運航が影響(08/04 06:25)
 道は3日の道議会新幹線・総合交通体系対策特別委員会で、北海道エアシステム(HAC)の7月の旅客実績が前年同期比30・5%減の1万2650人と2カ月連続の前年割れとなったことを報告した。道は「6月4日に奥尻空港で異常降下した重大インシデントによる一部運休が影響した」としている。

 HACは、異常降下した機体がエンジン修理のため使用できず、6月9日から7月末まで2機体制で運航。6月の旅客実績は同4・5%減の1万3175人で12カ月ぶりに前年割れしていた。4〜7月の累計旅客実績は同4・4%減の5万1620人。

<北海道新聞8月4日朝刊掲載>

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/309308.html
HAC 週末2往復減 10月から 丘珠−女満別など(08/02 10:41)
 北海道エアシステム(HAC)は1日、10月の定期便ダイヤを発表した。同社機が6月に奥尻空港(檜山管内奥尻町)で異常降下した重大インシデントを受け、操縦士の人繰りに余裕を持たせるため、週末の運航を9月に比べ2往復減らす。

 同社は、異常降下について7月29日に国へ再提出した改善報告で、操縦士の技量管理強化を決定。このため従来より訓練が長びけば、人繰りに影響する懸念が浮上していた。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/309026.html
HACきょう平常化 3機体制に(08/01 08:25)
 北海道エアシステム(HAC)は1日、奥尻空港(檜山管内奥尻町)で異常降下し、エンジン交換のために使用できなくなっていた機体の運航を再開する。これにより、現行の2機による運航から、通常の3機体制に戻る。

 同社は6月中旬以降、2機で1日20便を運航していたが、1日からは1日28便の通常運航となる。

 運航を再開する機体は、サーブ社製プロペラ機の340B。6月4日に奥尻空港で異常降下し、緊急回避で急上昇した際、エンジンに制限を超える負荷がかかった。このため、エンジンを交換することになったが、調達に時間がかかり、運航再開が遅れていた。

3107チバQ:2011/08/05(金) 22:58:57
http://kumanichi.com/news/local/main/20110805002.shtml
中国の春秋航空、佐賀就航へ 熊本誘致は困難に 2011年08月05日

 蒲島郁夫知事が熊本空港への誘致を目指していた中国最大の格安航空会社(LCC)の春秋航空(上海市)は4日までに、佐賀県との間で、年内に佐賀空港と上海浦東空港を結ぶ路線を開設することで合意した。当面は週3往復の定期チャーター便を運航し、定期路線への移行を目指す。

 同社は日本国内で茨城、高松両空港に就航しており、九州への乗り入れは初めて。佐賀県との合意で、熊本空港への誘致は困難な情勢となった。

 佐賀県によると、古川康知事が3日、上海市を訪れ、同社の王正華会長と会談。定期航空路線の開設を目指して2011年の早い時期に定期チャーター便を就航させることで一致し、文書を取り交わした。同県空港・交通課は「修学旅行の誘致など利用促進策が認められた。北部九州一円からの利用が望め、経済効果は大きい」と期待している。

 一方、熊本県交通政策課は「佐賀県に先行されたのは残念。春秋航空以外にも複数の航空会社に働き掛けており、引き続き熊本空港への国際路線誘致に取り組みたい」としている。

 蒲島知事は昨年10月、上海市に王会長を訪ねてトップセールス。熊本空港の3千メートル滑走路や、九州の中央に位置する地理的優位性を訴えていた。(福井一基)

3108チバQ:2011/08/06(土) 08:44:33
>>2951-2952
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2011080600083
「団結小屋」を強制撤去=「への字」解消へ加速−成田空港
 千葉県成田市天神峰の成田空港用地内にある空港反対派の団結小屋「天神峰現地闘争本部」の取り壊しが6日早朝、始まった。同日中に撤去が完了する見通し。
 成田国際空港会社(NAA)が三里塚芝山連合空港反対同盟を相手に、建物撤去と土地の明け渡しを求めた訴訟で、東京高裁は5月、一審に続きNAA勝訴の判決を言い渡すとともに、判決確定前に強制撤去する仮執行を認めていた。
 天神峰団結小屋は、B滑走路の西側誘導路を「へ」の字に曲げて建設せざるを得なかった大きな理由の一つ。NAAは強制撤去で、への字解消に向けた動きを加速させたい考えだ。(2011/08/06-07:10)

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3109荷主研究者:2011/08/08(月) 00:34:40

http://www.at-s.com/news/detail/100047201.html
2011年7/23 08:09 静岡新聞
FDA就航2年 安定経営へ正念場

 フジドリームエアラインズ(FDA、静岡市、鈴木与平社長)が23日、就航2年を迎える。静岡空港の「屋台骨」として路線を順調に拡大していたが、今年に入って小松便など静岡空港発着路線の運休が相次ぎ、運航機能を名古屋空港(愛知県)へ事実上、集約しつつある。安定的な経営体質へ、3年目の今年が正念場となる。

 同社がまとめた今年6月までの搭乗率は静岡発着便で小松40・2%(3月末で運休)、熊本43・6%、鹿児島53・3%だった。

 日本航空が撤退した後の路線を継承した札幌が68・4%、福岡51・9%。松本が47・5%(2010年10?11年3月)。熊本は7月末での運休を決めている。

 一方、名古屋空港を拠点とする事業は拡大し、昨年10月末の福岡線就航後、熊本、花巻、青森に相次いで就航し4路線に。今年8月には3路線となる静岡空港を超える。

 ただ、名古屋発着を含めほとんどの路線が当初の目標に掲げた搭乗率65%には届かず、経営状況は依然厳しい。

 県は「路線ごとの地域特性を分析し、閑散期や入り込み客増加への対策をFDAと一緒に考えてきたい」(空港利用政策課)と話している。


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