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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 15:36:55

統一地方選スレから東海・北陸所謂中部地方のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
掛川ネタはこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1187487997/l40

3806チバQ:2013/05/24(金) 22:45:00
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20130523-OYT8T01548.htm
知事選 各陣営臨戦態勢に

 知事選は30日の告示まで1週間を切った。これまでに立候補を表明したのは現職の川勝平太氏(64)、いずれも新人で自民党県連が擁立した広瀬一郎氏(57)、共産党の島津幸広氏(56)で、3人による選挙戦になる公算が強まっている。各陣営は、組織力や知名度などの“弱点”の克服に向け、臨戦態勢を敷いている。

 3人の中で最も早く立候補を表明した広瀬氏。4月23日から主要駅などでの朝立ちを続けるほか、県内各地で決起集会を開催するなど、知名度向上に懸命だ。陣営幹部のタブレット端末には、広瀬氏の日程がずらりと並ぶ。

 組織力は他陣営を上回るが、懸念は自民党県連が党本部に要請している推薦の可否だ。22日に続き、23日も広瀬氏を応援する業界団体の関係者などが党本部で野田総務会長らに推薦を要望した。24日には別のメンバーが要請するほか、広瀬氏自身が石破幹事長と面会し、推薦を求める方針だ。23日に要請した一人によると、野田氏は「幹事長らに伝え、(要請に)応えられるように頑張りたい」と話したという。

 党派を超えた勝手連の集合体で後援会活動を展開する川勝氏の陣営。23日朝、静岡市内で開かれた選対会議には、連合静岡や県議会の民主系会派の所属県議らが集まり、街頭活動などの調整を進めた。

 勝手連の受け皿となる「ふじのくに県民の会」への登録数は、22日現在で2662団体を数えるが、告示日が近づくにつれ、「勝手連だけでは戦えない」との認識が強まっている。掲示板へのポスター貼り、街頭演説の日程調整など、組織は欠かせないからだ。

 川勝氏は、特定の党派からの支援を避けたい意向だが、民主党県連のある幹部は「結局、自分たちと連合がやるしかない」とぼやく。

 今月14日に立候補を表明した島津氏は、街頭演説やミニ集会を約15回実施し、出遅れを挽回するのに躍起だ。25、26日には浜松、静岡市で演説会を行う予定で、共産党県委員会は「総力を結集して戦う」と意気込んでいる。

(2013年5月24日 読売新聞)

3807チバQ:2013/05/24(金) 23:10:37
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20130524ddlk23010234000c.html
県議会:知事与党会派の稲本県議が離脱 /愛知
毎日新聞 2013年05月24日 地方版

 県議会の知事与党会派・減税日本一愛知の稲本和仁県議(54)=名古屋市中川区=が23日、会派離脱届を会派に提出し、認められた。減税日本一愛知は大村秀章知事が率いる日本一愛知の会と、名古屋市の河村たかし市長が代表を務める減税日本の統一会派で、稲本氏は2011年の県議選では日本一愛知の会公認で当選している。

 稲本氏は毎日新聞の取材に対し「河村氏の政策には当初から反対だったが、選挙前は減税と統一会派を組むとは知らなかった。大村知事に不満があるわけではない」と会派離脱の理由を説明した。今後について「(名古屋市議時代に所属していた)自民に戻りたい考えもあるが、状況が整っていない。当面は無所属で活動する」と話している。【駒木智一】

3808チバQ:2013/05/24(金) 23:57:25
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130522ddlk22010155000c.html
知事選2013:攻防の構図/上 狙いは脱政党・労組色 練り上げた選挙戦略、「勝手連」じっくり醸成 /静岡
毎日新聞 2013年05月22日 地方版

 「これから勝手連を広げる。たくさんの方に参加してほしい」

 知事選に向け、現職の川勝平太氏(64)が定例記者会見で正式に出馬表明した4月22日夜。静岡市葵区の繁華街では、川勝氏の支持者でつくる政治団体「ふじのくに!!県民の会」の女性会員の声が大きく響き渡った。

 09年知事選で推薦した民主の県議や連合静岡の吉岡秀規会長も駆け付けたが遠巻きに見守るだけ。政党や労組カラーを薄めようと努める姿を印象づけた。

 川勝陣営の狙いは脱政党色にある。前回選では自民、公明の推薦候補に競り勝ったが、自身を擁立した民主は政権運営の失敗により、昨年12月の衆院選で惨敗。逆風を受けたかつての与党の名を使うのは避けたいが、労組などの組織票は取り込んでおきたい−−。衆院選後から練り上げてきた戦略が、市民団体、民主県議らを参加させた「勝手連」の同会を前面に押し出すことだった。会長にも、女優で知名度の高い「ねむの木学園」(掛川市)理事長、宮城まり子氏を迎えた。

 さらに出馬表明のタイミングは慎重を期した。4月上旬ごろから、同会に参加する市民有志のほか、県内有力企業の経営者が次々と出馬を要請。しかし、明言は避け続け、自民党県連が多摩大教授(当時)の広瀬一郎氏(57)の擁立を決めて1週間以上後、満を持しての立候補表明となった。

 ある自民系県議は、高い支持率を誇る第2次安倍内閣の追い風が知事選では今ひとつ感じられないことに、「市民に推されたという知事の『演出』は大成功だったのでは」と皮肉交じりに話す。

 しかし陣営が頼りにする経済界は、同会と一枚岩とは言えない。

 実際、スズキの鈴木修会長兼社長ら経済界有志が今月に入り自民党本部で川勝氏の続投を石破茂幹事長らに直訴することを事前に知っていたのは、同会でも一部の関係者に限られていたという。

 ただ、川勝陣営には、「政権交代は国政だけ」として反自民で結集する市民団体・労組と、「失政がなく代わる理由がない」と支持する経済界が、思惑の違いを抱えながら両輪のように回転することを期待するムードもある。「特定政党や団体に推薦依頼は出さない。私の姿勢はオールサイド」。川勝氏が繰り返すフレーズは、選挙戦が近づくとともに意味を持ち始めている。【樋口淳也、平塚雄太】

  ◇ ◇ ◇

 川勝氏、広瀬氏、共産党公認の県副委員長、島津幸広氏(56)の3人が立候補を表明した知事選は30日の告示まで10日を切った。各陣営の攻防の構図を追った。

3809チバQ:2013/05/24(金) 23:58:17
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130523ddlk22010193000c.html
知事選2013:攻防の構図/中 宙に浮く党本部の推薦 広瀬氏支援の自民議員にいらだち 知名度不足は組織力で /静岡
毎日新聞 2013年05月23日 地方版

 政権交代後、初の自民党県連大会が開かれた今月13日、会場となった静岡市葵区のホテル広間は国会議員や県議ら党員約450人で埋め尽くされ、人いきれで蒸す熱気に包まれた。「力強い戦いで必ず勝利に」。知事選で推薦する元多摩大教授、広瀬一郎氏(57)が壇上で紹介されると、県連会長に選出された塩谷立衆院議員が声を張り上げ、党員も「県政もねじれ解消」とボルテージを上げた。

 県議会で最大会派の自民は、再選を目指す現職、川勝平太氏(64)のトップダウンの姿勢にことあるごとに激しく反発。マニフェストの達成度も「赤点で進級できない」と、辛辣(しんらつ)に批判し引退を促した。

 対抗馬として浮上したのが「若くてさわやか。ビジネスマンとしての実績も申し分ない」(県連幹部)という広瀬氏。県立高校出身で大手広告会社「電通」のOBだ。党勢も、昨年の衆院選は県内8小選挙区で前回の全敗から6議席へと復調。国会議員や県議が街頭演説で支持者を集め、広瀬氏の「顔見せ」でフル回転する。「静岡の力。広瀬イチロー」と大きく書かれたポスターも4月下旬には一斉に貼り出された。

 「組織を挙げて戦い抜く」。県連幹部はお家芸といえる組織固めに徹すると宣言。安倍政権による環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の交渉参加にも広瀬氏はあえて反対を表明し、県内約14万7000人の正組合員数を抱えるJAグループから推薦を得て、はずみを付けようと懸命だ。

 ただ、広瀬氏の知名度の低さは否めない。「タクシーに乗る度に運転手に広瀬氏の名刺を配るが、反応は今ひとつだな」とベテラン自民県議は嘆く。

 そして最大の懸案事項である党本部の推薦は、県連が上申してから半月以上、宙に浮いたまま。県内経済界から今月中旬、川勝氏続投を要望された党本部は、参院選への悪影響を避けようと、高い知名度を誇る現職との対立を懸念しているとされる。複数の自民系県議は「中央はこのまま見捨てるつもりなのか? 異常な事態だ」と憤慨する。

 現状打開策が見えない中で、戦略には変化の兆しも見えてきた。川勝氏を支援する勝手連の政治団体を意識したかのように、広瀬氏の同級生らによる「応援団」が突然設立された。県連の中沢公彦政調会長は、報道陣に応援団の名簿を見せながら強調した。「普通の市民で自主的に支援したいという人がこれだけいます」【樋口淳也、平塚雄太】

3810チバQ:2013/05/24(金) 23:59:10
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130524ddlk22010177000c.html
知事選2013:攻防の構図/下 参院選見据え思惑交錯 公明「20万票」自主投票 維新の会は火消しで多忙 /静岡
毎日新聞 2013年05月24日 地方版

 今月13日夕、静岡市駿河区の公明党県本部会議室。出馬表明から1カ月たって推薦依頼に訪れた自民県連推薦の新人、広瀬一郎氏(57)は「スポーツマンシップ教育を進めたい」と、公明の県議ら6人を前に身ぶり手ぶりで熱弁を振るった。

 だが、出席したある議員は「県民生活をどう向上させるか具体策がなかった。彼に懸けたいという気持ちになれなかった」と語る。

 約20万票という公明票は「確実に読める組織票」とされる。国政で連立を組む自民の関係者をはじめ各陣営が注視する中、県本部は18日の幹事会で知事選の対応を協議。「広瀬氏の政策はよく分からない」と推薦に慎重な声が上がる一方、「国政選は自民と協力した。知事選も筋を通すべきだ」とする意見もあった。現職の川勝平太氏(64)についても、子育て政策を評価する声やJR沼津駅高架化の発言で混乱を招いたと批判があり賛否両論。出席議員の多数決で自主投票を決めた。

 「県連が担ぎ出した候補を自民本部が推薦しないなら、我々はノータッチだ」。日本維新の会県総支部代表の鈴木望・衆院議員はさらに冷ややかだ。公明より一足早く推薦を打診されたが、ボールは向こうにあるとの立場だ。

 最近は足元も落ち着かない。昨年の衆院選は県内比例票が自民に次ぐ約40万票で、地方でもキャスチングボートを握るとみられたが、橋下徹共同代表の従軍慰安婦発言で状況は一変。政党支持率が急落する一方で7月には独自候補者を擁立した参院選が迫り、鈴木代表は「知事選どころではない」とこぼす。

 2011年の統一選で県議会の議席を失った共産党は党外の候補者を模索した末、告示半月前にようやく「身内」の県副委員長、島津幸広氏(56)を擁立した。山村糸子・県委員長は「国政選挙も並行で進んでいる」と参院選の票の掘り起こしを示唆する。島津氏の批判の矛先も、第2次安倍内閣の経済政策や憲法改正問題などが目立つ。「党の力が小さい」と島津氏は認めつつ、「2大政党や第三極に注目が集まっていたが、我々の主張も有権者に届くようになってきた」と語気を強めた。

    ◇

 告示まで1週間を切り、各陣営は臨戦態勢に入った。しかし、参院選を見据えた思惑はぶつかり合い、三つどもえの構図はより混迷を深めている。【樋口淳也、山本佳孝、平塚雄太】

3811チバQ:2013/05/26(日) 12:36:38
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20130526ddlk21010092000c.html
選挙:美濃加茂市長選 自民党県連が森弓子氏を推薦 /岐阜
毎日新聞 2013年05月26日 地方版

 前市長の辞職に伴う美濃加茂市長選(26日告示、6月2日投開票)で、自民党県連は25日、出馬を表明している無所属で新人の市副議長、森弓子氏(58)の推薦を決めた。同日の県連常任総務会で決定した。

 同市長選には、無所属で新人の元市議、藤井浩人氏(28)も立候補を表明しており、森氏と一騎打ちになる見通し。【加藤沙波】

3812チバQ:2013/05/27(月) 21:07:07
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20130527/201305271056_20110.shtml
最年少か 初の女性市長か 美濃加茂市長選
2013年05月27日10:56
 26日告示された美濃加茂市長選は、いずれも無所属新人の藤井浩人氏(28)と、森弓子氏(58)の元市議2人による争いとなった。同市ではソニー子会社の工場撤退による産業の空洞化などの課題を抱えており、産業再生に向けて大事な選挙となる。一方で、当選すると、藤井氏は全国最年少市長、森氏は県内初の女性市長の誕生となるため、注目を集めている。「美濃加茂市再生」へ新たな活力を呼び込むニューリーダー誕生へ市民の期待は大きい。

 市長選の実施は4月19日、突然決まった。前市長の渡辺直由氏(67)が健康上の理由で辞職を表明。告示まで1カ月余りしかない短期決戦となる中、慌ただしく両候補が出馬を表明した。

 先に名乗りを上げた藤井氏は2010年、26歳で学習塾講師から市議にトップ当選。今回、若手商工業者らを支持母体に、「自分はまだ若いが、20年、30年先まで責任を取れる世代。美濃加茂市を背負っていく」とまちづくりの先頭に立つことを決意した。出陣式でも若さを前面に支持を訴えた。

 森氏は出馬が本決まりになったのは告示の10日前。自民党同市支部内での調整が難航し出遅れたが、14年6カ月の市議の実績を踏まえ、自民県連の推薦(27日付)も得た。「女性の元気がまちの元気につながる。美濃加茂市の母になれるよう頑張る」と、子育て支援などで女性の活躍を引き出す考えをアピールした。

 ソニー子会社の工場閉鎖による跡地利用や失業者対策についても、藤井氏は「この危機を変革のチャンスと認識し、跡地への企業誘致に力を注ぐ」と強調。森氏は「失業者支援ではハローワークや商工会議所と連携を深め、雇用創出に努めたい」と、ともに閉塞(へいそく)感の打破に意欲をみせる。

 同市では、昨年末に日本ライン下りの休止も発表され、産業・観光面でのマイナスイメージが影を落とす。市民は産業再生の訴えに注目する。市内の男性(37)は「ソニーなど大手が撤退し、中蜂屋工業団地への企業誘致の問題も含め、若者の力を引き出すためには雇用の安定が先決。両候補には新しい発想や視点で企業誘致や新産業の育成にも取り組んでほしい」と期待を込めた。

3813チバQ:2013/05/27(月) 21:13:42
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130527ddq001010003000c.html
選挙:愛知・西尾市長選 榊原氏が再選
毎日新聞 2013年05月27日 中部朝刊

 愛知県西尾市長選は26日投開票され、現職の榊原康正氏(73)が、元一色町長の都築譲氏(62)▽元市議会議長の黒柳和義氏(65)▽僧侶の結城道哉氏(56)を破り、再選した。投票率は71・10%。(2面に確定得票数)

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榊原康正(さかきばら・やすまさ) 73 無現<2>

 [元]県議[歴]市議▽民主党県議団長▽織布会社社長▽市野球協会長▽慶大

3814チバQ:2013/05/27(月) 21:15:04
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20130527ddlk23010162000c.html
選挙:西尾市長選/西尾市議選 市長選、榊原氏が激戦制す 幅広い支持を集め /愛知
毎日新聞 2013年05月27日 地方版

 任期満了(7月4日)に伴う西尾市長選は26日投開票され、無所属で現職の榊原康正氏(73)が、いずれも無所属新人で元一色町長の都築譲氏(62)▽市議長の黒柳和義氏(65)▽僧侶の結城道哉氏(56)の3人を破り、再選を果たした。投票率は71・10%(前回無投票)だった。

 同市桜木町の榊原氏の事務所では、当選確実の一報が入ると大きな歓声が起きた。榊原氏は笑顔で事務所に姿を見せ、支援らとがっちりと握手を交わし、再選を喜び合った。榊原氏は前回は無投票当選で、今回が初の市長選だったが、1期目の実績を強調して現職の強みを生かし、保守票に加え、労組票など幅広い支持を集めた。

 榊原氏は当選を決めた後、支援者らを前に「市民が暮らして良かったと言える幸せ実現の街を作り上げていきたい。みなさんと一緒に新しい街づくりを全員野球で取り組んでいきたい」などと述べ、表情を引き締めた。事務所には、近隣の首長らも姿を見せ、再選を祝福した。

 ◇市議選、新議員決まる
 任期満了(2日)に伴う西尾市議選(定数30)は26日投開票され、新議員が決まった。投票率は71・10%(前回69・31%)だった。【丸林康樹、清藤天、石山絵歩】

==============

 ◇市長選開票結果
当 34173 榊原康正 73 無現

  29826 都築譲  62 無新

  20992 黒柳和義 65 無新

   5354 結城道哉 56 無新

 =選管最終発表

==============

 ◇西尾市長略歴
榊原康正(さかきばら・やすまさ) 73 無現(2)

 [元]県議[歴]市議▽民主党県議団長▽三州織物工業組合理事長▽織布会社社長▽慶大

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3815チバQ:2013/05/28(火) 19:17:03
http://mainichi.jp/select/news/20130528dde041010007000c.html
選挙:静岡県知事選 30日告示、「浜岡再稼働」県民投票は… 中央政界、蚊帳の外
毎日新聞 2013年05月28日 東京夕刊

 ◇[自]新人「支持」止まり/[民]現職の「裏方に」
 任期満了に伴う静岡県知事選が30日告示される。東海地震の想定震源域に立地する中部電力浜岡原発(同県御前崎市)を巡り、再選を目指す無所属現職の川勝平太氏(64)は再稼働の是非を県民投票で判断する意向を示している。一方、自民党県連が擁立した無所属新人で元多摩大教授の広瀬一郎氏(57)は県民投票に否定的だ。選挙結果は再稼働の行方を左右するが、中央政界は「蚊帳の外」に立たされている。【樋口淳也】

 静岡市駿河区の広瀬氏の事務所。フロアの壁は先週末、業界団体などから寄せられた200枚以上の推薦状や、自民党国会議員からの「祈必勝」の為書(ためが)きで埋め尽くされていた。だが、事務所中央にある神棚下のスペースだけは、ぽっかりと空いたままだ。支援する県議は「安倍晋三総裁の為書きのために空けてある。党本部の推薦が何としても欲しい」。

 「参院選の前哨戦」と意気込む自民党県連幹部らは、東京・永田町の党本部に推薦を求めて日参してきたが、告示直前の27日に出た結論は、推薦より一段低い「支持」に。地元では、敗れた場合の参院選への影響を考慮したとの見方がもっぱらだ。19日のさいたま市長選では、自公推薦候補が敗れ、26日の千葉市長選は自民の「不戦敗」。安倍内閣の高支持率は地方選に必ずしも直結していないのが現状だ。

 前回知事選は、自民党が下野した09年衆院選の直前に行われ、民主から推薦を受けた川勝氏が、自公推薦候補を破った。一方、県議会の過半数は自民会派が占め、両者はしばしば対立。昨年9月に川勝氏は、市民団体の直接請求で提出された浜岡原発再稼働の是非を問う県民投票条例案に賛成意見をつけて議会に提出したが、自民会派などの反対で否決されたのが象徴的だ。

 政権与党が主導するはずの国策に、県民投票という直接民主主義の手法を駆使しようとする川勝氏。自民には見過ごせない存在だけに、広瀬氏の陣営の一人は「安倍内閣の支持率は高いはず。党は総力を挙げて、支援すべきではないのか」と憤る。公明は「現職とそれなりの関係を構築している」と自主投票を決め、20万票とされる固い公明票も当てにできない。

 一方の川勝氏。全県でのポスター張りなどは「支持する民主党員や労組員が担う見通し」(民主県連幹部)だが、前回と一転して「政党・団体に推薦依頼はしない」と繰り返し、政党色を打ち消そうとしている。「2030年代の原発ゼロ」を掲げる民主も、支持率低迷を自覚し「裏方に徹する方針だ」(同幹部)。

 知事選には他に、共産公認で新人の島津幸広氏(56)が立候補を表明し、浜岡原発の廃炉などを訴える。三つどもえの構図に、日本維新の会やみんなの党などの第三極は絡めないまま告示日を迎える。投開票は6月16日。

 ◇立候補予定者
川勝平太(64)(1)無現

広瀬一郎(57)   無新=[自]

島津幸広(56)   共新

3816チバQ:2013/05/28(火) 19:34:32
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20130528ddlk22010111000c.html
選挙:知事選 自民党本部、広瀬氏「推薦」見送り「支持」 陣営関係者、歓迎と戸惑いの声 /静岡
毎日新聞 2013年05月28日 地方版

 来月16日の知事選に出馬を表明している自民党県連推薦の広瀬一郎氏(57)について、同党本部は27日、県連が要請していた党推薦を見送り、支援の程度が弱い「支持」にとどめると決めた。本部の支援方針が出たことで県連は歓迎ムードだが、陣営関係者からは「党本部はシビアだ」とため息交じりの声も聞かれた。

 広瀬氏は今月7日に党本部の推薦を求め上申。半月以上判断が示されず、県連幹部や支援者らが連日のように石破茂幹事長や河村建夫選対委員長を訪ねる事態となっていた。

 石破幹事長は24日、面談した塩谷立県連会長や広瀬氏に対し、25、26日に行う世論調査で広瀬氏がどれだけ浸透しているか見極め、推薦できるか判断すると伝えたとされる。

 党本部は県内経済界の一部が現職の川勝平太氏(64)の続投を支持していることや世論調査の結果を踏まえて慎重に判断。参院選への影響を考慮し、推薦は避けたとみられる。

 県連の中沢公彦政調会長は「ようやく支持をいただけた。本部から弁士が入ることも予想される。心強い武器が入った」と喜び今後の中央の支援に期待を寄せた。

 一方、広瀬氏の支援者の一人は「それだけ厳しいと判断されたということか」と選挙戦への懸念を口にした。支援態勢としては「格落ち」となり、あるベテラン県議は「常識的には推薦しか考えられないと思っていたが、やむを得ない」と戸惑いの表情を浮かべた。【樋口淳也】

3817チバQ:2013/05/28(火) 19:39:41
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20130528/CK2013052802000041.html
「日本一愛知」どこへ行く 政党活動も低調
2013年5月28日

 大村秀章知事を支える会派を稲本和仁県議が離脱したのは、二年後の県議選で生き残るためである。本人は明言しないが、二年前の前回選のように知事が率いる地域政党「日本一愛知の会」公認で出るのではなく、古巣の自民党の看板で戦いたいのだろうと周辺はみている。

 日本一愛知の会の県議の一人は、裏切られたと怒ってもよさそうなのに、不思議と「仕方がない」と淡々。選挙の時の看板をコロコロ変える政治家を有権者がどう思うかはともかく、その「計算」は分からなくもないといった口ぶりである。

 大村知事は二〇一一年二月の知事・名古屋市長ダブル選で、河村たかし市長とタッグを組んで圧勝した。勢いに乗って二カ月後の県議選に、つくったばかりの日本一愛知の会の公認候補二十四人を擁立した。知事の集票力を恐れ、自民など他党の候補も雪崩を打つように推薦を求めた。

 が、公認候補の当選が五人にとどまり、推薦した他党候補の当選も思いのほか少なかったため、知事はこの二年余り、議会対策で苦労の連続。推薦を受けた自民党議員の中には今や、何事もなかったかのようなすずしい顔をして、知事と距離を置く人がいる。

 日本一愛知の会の政党としての活動も、活発とは言い難い。

 活動方針を決める年次大会のたぐいは、開かれたことがない。大村知事は二十七日の会見で「県議とは定期的に意見交換、懇談会をやっている」と語ったが、ある所属県議は、河村たかし市長率いる減税日本を「離党者続出でたたかれているけど、合宿をしたり国政に挑戦したりと政党らしい」とうらやむ。

 さらには、日本一愛知の会の議員は、他党に籍を残すことも許されるため、自民党員として昨年秋の党総裁選で安倍晋三・現首相に一票を投じたり、参院選に向けて自民候補のポスター張りにいそしむ県議もいる。「大村知事の政策を実現することが党是」と唱えても「自民とどこが違うのか」と、地元有権者は疑問に思うことだろう。

 知事は同じ会見で、二年後の県議選に公認や推薦候補を擁立する可能性を問われ「そういうことは十分にある」と語った。仮に擁立したとして二年前の選挙のような熱気は再現されるのだろうか。

 ある所属県議に党の行く末をたずねると、「さあ…」と遠くを見つめた。

 (内田康)

3818名無しさん:2013/05/29(水) 01:33:17
市長選だな。両陣営見てきました。
若さの圧倒の印象。公約も活動も陣営も全てが一致団結してる。
今の美濃加茂市にはこういった若い力が必要だよな。
日曜日は若き候補者のために投票に行こう!

3819チバQ:2013/05/29(水) 21:09:29
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20130528-OYT8T01513.htm
知事選あす告示  「浜岡」巡り激戦必至  

 知事選が30日に告示され、6月16日の投開票に向け、17日間の選挙戦に入る。立候補を表明しているのは、現職で再選を目指す川勝平太氏(64)、新人で自民党が支持する広瀬一郎氏(57)、新人で共産党県副委員長の島津幸広氏(56)。中部電力浜岡原子力発電所(御前崎市)の再稼働を巡る住民投票の是非などを主な争点に、川勝県政の継続か刷新かを問う激しい選挙戦が予想される。

 川勝氏は政党や業界団体から推薦を受けないが、知名度が高い現職の強みを生かし、街頭演説を中心に支持を広げる考えだ。個人・団体の勝手連が支援するが、実質的には民主党や連合静岡が票固めを進める。30日は午前9時半から、静岡市葵区の葵スクエアで第一声を上げる。

 広瀬氏は自民党県連が全面的に支援し、組織力で知名度不足を補う。当選後から政党と距離を置く川勝氏について、「民主が担ぎ上げた知事」と主張し、自民対民主の政党対決に持ち込みたい考えだ。30日は午前9時から、静岡市駿河区の森下公園で出陣式を行う。

 島津氏は浜岡原発の廃炉や環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加の撤回を主張。7月の参院選立候補予定者と一体となり、街頭演説やミニ集会をこまめに開催し、出遅れの挽回を図る。30日は午前9時から、静岡市葵区の党静岡地区委員会で出陣式を行う。

(2013年5月29日 読売新聞)

3820チバQ:2013/05/29(水) 21:14:03
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20130529ddlk22010080000c.html
選挙:県議補選・焼津市選挙区 諸田氏が出馬へ 維新に公認申請中 /静岡
毎日新聞 2013年05月29日 地方版

 知事選と同じ6月16日投開票の県議補選焼津市選挙区(改選数1)に28日、会社社長の新人、諸田洋之氏(46)が出馬を表明した。同選挙区への出馬表明は初めて。現在日本維新の会に公認を申請中だという。

 諸田氏は焼津市出身。記者会見では津波対策や浜岡原発廃炉、県議の定数削減などを重点政策に挙げた。諸田氏は昨年12月の衆院選で、維新公認で静岡2区に出馬したが、落選した。【平塚雄太】

3821チバQ:2013/05/29(水) 21:14:36
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130529ddlk22010076000c.html
知事選2013:あす告示 選挙戦へ準備大詰め 勝手連や組織戦、支持固め急ぐ /静岡
毎日新聞 2013年05月29日 地方版

 任期満了に伴う知事選の30日の告示が近づいてきた。これまでに立候補を表明したのは、現職の川勝平太氏(64)と、自民党が支持する元多摩大教授の広瀬一郎氏(57)、共産党公認の県副委員長、島津幸広氏(56)の新人2人を加えた計3人。6月16日の投開票まで17日間の選挙戦が幕を開ける前に、各陣営の動きもいよいよ本格化してきた。【樋口淳也、平塚雄太】

 川勝氏は特定の政党や団体の支援を受けず、勝手連による後援会を組織した。経済界や市民の有志、民主党県議らがメンバーとなり準備を進める。28日は静岡市駿河区の連合静岡事務所に約30人が集まり、告示後のスケジュールを確認した。

 川勝氏はこれまで経済界の会合や、市民主催の講演会に精力的に顔を出してきた。26日も支持基盤が弱いとされる東部各地で街頭演説や講演会を行った。

 一方、広瀬氏は自民党県連の組織力で知名度向上を図る。「自信がある」という体力を生かし、県内の全選挙区にいる衆院議員のバックアップを受け各地を積極的に回る。

 28日は広瀬氏本人が県東部を回る一方、静岡市内で街宣車が回り、中心街での演説は同党の県議、市議が「広瀬一郎」と連呼した。夜には富士宮市で決起大会を開き、選挙戦に向けて気勢を上げた。

 島津氏は先週末の25日に浜松市、26日に静岡市であった党演説会で講演し、支持固めに余念がない。28日も党内の会議で選挙に向けた態勢を確認した。島津氏は28日、取材に対し「短期間だが、浜岡原発廃炉や福祉の問題など多くの県民に直接訴えていきたい」と話した。告示後は県内各地を回り、支持拡大を目指すという。

 ◇維新は自主投票
 日本維新の会県総支部は28日、知事選は自主投票で臨む方針を明らかにした。

 自民党県連が推薦する新人、広瀬一郎氏(57)から維新に推薦依頼があったが、自民党本部が27日、推薦より支援程度が弱い支持にとどめると決定した。県総支部幹事長の柏木健県議は「維新として支援することはない。後は個人で共感できる人が支援する」と述べた。【平塚雄太】

3822チバQ:2013/06/01(土) 15:42:44
http://mainichi.jp/area/mie/news/20130601ddlk24010090000c.html
選挙:尾鷲市長選/尾鷲市議選 あす告示 市長選、現新の一騎打ちか /三重
毎日新聞 2013年06月01日 地方版

 任期満了に伴う尾鷲市長選と市議選(定数13)は2日告示される。市長の任期は7月25日、市議は5月30日のため、それぞれの任期満了日が90日以内の場合に認められる公選法の「90日特例」が適用され、同日選となる。

 市長選にはいずれも無所属で、再選を目指す岩田昭人氏(62)と、新人で前市議の大川真清氏(37)が出馬を表明しており、一騎打ちとなりそうだ。岩田氏はこれまでの実績を強調し、大川氏は尾鷲の「再興」を訴える。

 2人は避難対策を中心とした防災対策の推進や、医療体制の充実を掲げる。一方、紀勢自動車道の延伸などに伴い増加する観光客などの受け入れ態勢を巡り、尾鷲南インターチェンジ付近で計画されている「道の駅」構想について、岩田氏が推進、大川氏は見直すとしている。

 定数3減となった市議選には16人が出馬する見込み。

 投票は9日に行われ、即日開票される。選挙人名簿登録者数(3月2日現在)は1万7302人(男7984人、女9318人)。【谷口拓未】

〔三重版〕

3823チバQ:2013/06/01(土) 21:28:21
藤井氏は、〜渡辺直由前市長の支持団体を巻き込み

http://senkyo.mainichi.jp/news/20130601ddlk21010128000c.html
選挙:美濃加茂市長選/美濃加茂市議補選 あす投票 市長選、激戦繰り広げ 2氏最後の訴え /岐阜
毎日新聞 2013年06月01日 地方版

 前市長の辞職に伴う美濃加茂市長選は2日、投開票される。いずれも無所属新人の前市議、藤井浩人氏(28)と前市議会副議長、森弓子氏(58)=自民推薦=が市を二分する激しい戦いを繰り広げている。

 藤井氏は、当選すれば全国最年少の現職市長となる若さを武器に選挙戦を展開。渡辺直由前市長の支持団体を巻き込み、こまめに個人演説会を開き、支持を訴える。若い世代を中心に高齢者や主婦らにも浸透してきた。

 森氏は、これまで行ってきた多彩な活動を生かし、PTA組織や地域団体などに幅広く支持を訴える。当選すれば、東海3県で2人目の女性市長の誕生とあって、支持団体も女性を中心に活発な運動を繰り広げている。

 藤井氏の辞職に伴う市議補選(改選数1)も同日投開票され、元職と新人が激しい戦いを繰り広げている。

 投票は2日午前7時から午後8時まで、市内11カ所の投票所で行われ、午後8時50分から同市太田町の市中央体育館「プラザちゅうたい」で開票、午後11時すぎには大勢が判明する見込み。25日現在の選挙人名簿登録者数は4万381人(男1万9942人、女2万439人)。【小林哲夫】

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 ◇美濃加茂市長選立候補者(届け出順)
藤井浩人(ふじい・ひろと) 28 無新

 [元]市議▽林英臣政経塾関西7期生▽龍馬プロジェクト東海ブロック長[歴]学習塾経営▽名工大

森弓子(もり・ゆみこ) 58 無新

 [元]市副議長▽保護司▽NPO法人理事▽牧野太鼓代表[歴]市連合PTA会長▽多治見北高=[自]

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 ◇美濃加茂市議補選立候補者(改選数1−2、届け出順)
岸一夫  69 縫製業 (2)無元

牧田秀憲 46 自営業    無新

3824チバQ:2013/06/01(土) 21:33:56
05年
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/1955
1955 :とはずがたり:2005/08/23(火) 02:27:15
<東海>岐阜県加茂郡

合併という選択をしる!
▽NPO役員の柘植宏一氏(51)…合併反対・反川合市政
▽酒造会社役員の渡辺直由氏(60)…栄一元衆院議員息
▽衣料品販売業の三宅稔氏(64)…市民の目線で合併する。土日も市役所の窓口を開ける方針

選挙:美濃加茂市長選/美濃加茂市議補選 「合併」争点に熱い舌戦 /岐阜
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050822-00000051-mailo-l21

 ◇市議補選に3人
 任期満了(9月10日)に伴う美濃加茂市長選(定数1)と同市議補選(改選数2)が21日告示され、市長選には無所属新人3人、市議補選にはいずれも無所属の新人2人と元職1人が立候補を届け出、ともに選挙戦となった。両選挙とも28日投開票される
 市長選に立候補したのは▽NPO役員の柘植宏一氏(51)▽酒造会社役員の渡辺直由氏(60)▽衣料品販売業の三宅稔氏(64)の3人。昨年11月の市民意向調査で白紙となった加茂郡7町村との合併などが争点。
 出陣式で柘植氏は「合併問題では、これまで反対してきたスタンスは変わらない。美濃加茂の構造改革、役所を変えて市民との連携の形を変えていくのが最大最終の目標。役所が変われば前向きに市民と協働できる。(他候補が言う)川合市政の継承は役所政治をつなげるということで何も変わらない」と訴えた。
 渡辺氏は「父(栄一・元衆議院議員)が申していたように、私自身も『信なくば立たず』の言葉を肝に銘じて市長選を立派に戦っていきたい。最後の28日までご支援よろしくお願いします。皆さんの心の結集が一番大事だと思っている。その先頭に立つべく私は頑張っていく所存です」と訴えた。
 また三宅氏は「合併問題は昨年の意向調査で決まった『認めない』ということを真摯(しんし)に受け止めながら、市民の目線で合併するのが私の信条。これからの美濃加茂のために合併はどうあるべきか語り合っていきたい。土日も窓口を開ける方針で、行政は市民にサービスするということが大事だ」と訴えた。
 同市は30日公示の衆院選の岐阜4区に含まれ、同区を地盤とする衆院選立候補予定者らが各陣営の出陣式に顔を出して激励のあいさつをした。
 20日現在の選挙人名簿登録者数は3万7816人(男1万8556人、女1万9260人)。[宮田正和、佐野裕]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇美濃加茂市長選、3氏立候補(届け出順)
柘植宏一(つげひろいち) 51 無新
 NPO副理事長▽美濃加茂国際交流協会理事▽コミュニティ政策学会員[歴]市議▽早大
渡辺直由(わたなべなおよし) 60 無新
 酒造会社役員[歴]太田小PTA会長▽美濃加茂商工会議所副会頭▽県教育委員長▽慶大
三宅稔(みやけみのる) 64 無新
 衣料品販売業▽市サッカー協会長[歴]市連合PTA会長▽美濃加茂商工会議所商工部長▽加茂高
………………………………………………………………………………………………………
 ◇美濃加茂市議補選立候補者(改選数2―3、届け出順)
前田孝  63 農業    無新
佐合廣和 54 食品販売業 無新
岸一夫  61 縫製業   無元(1)

8月22日朝刊
(毎日新聞) - 8月22日16時51分更新

3825チバQ:2013/06/02(日) 23:40:17
http://mainichi.jp/select/news/20130603k0000m010056000c.html
選挙:美濃加茂市長に28歳藤井浩人氏 全国最年少
毎日新聞 2013年06月02日 22時35分(最終更新 06月02日 23時07分)

 岐阜県美濃加茂市長選は2日投開票され、新人の前市議、藤井浩人氏(28)が、新人の前市議会副議長、森弓子氏(58)=自民推薦=を破り初当選した。現職では、北海道夕張市の鈴木直道市長(32)を抜き、全国最年少の市長が誕生した。投票率は52.86%。

http://mainichi.jp/select/news/20130603k0000m040055000c.html
最年少市長:28歳藤井さん アジアへの旅が原点
毎日新聞 2013年06月02日 22時32分(最終更新 06月02日 23時37分)


母親から花束を受け取り当選を喜ぶ藤井浩人さん(右)=岐阜県美濃加茂市で2013年6月2日午後10時41分、加藤沙波撮影
拡大写真 2日投開票された岐阜県美濃加茂市長選で、無所属新人の前市議、藤井浩人さん(28)が初当選し、北海道夕張市の鈴木直道市長(32)を抜いて現職では全国最年少の市長が誕生した。支持者からもみくちゃにされた藤井さんは壇上で何度も万歳。選挙戦でかすれた声を絞り出し、「市民のみなさんの選択肢を重く受け止め、美濃加茂を誇れる街にしていく」と誓った。

 政治家を志したきっかけは大学院生の時に1人で2〜3カ月歩き回った東南アジア諸国だった。住民にパワーがあり若者たちが政治や夢を語る姿を見て「豊かな日本で自分は何をしているんだろう」と衝撃を受けた。

 大学院を中退し、美濃加茂市内で学習塾を経営していたが、2010年の市議選に26歳で立候補しトップ当選。1期目の任期途中で、渡辺直由前市長がぼうこうがんの療養で辞職し市長不在になり、真っ先に立候補を表明した。

 自転車で市街地を走るなど、若さを武器に選挙戦を展開した。支えてくれたのは20代の若い仲間たち。若過ぎるとの批判に「年齢は関係ない。意欲と政策が重要」と企業誘致などによる地域経済の活性化を訴えた。前市長の後援会の支援も取り付け、支持を広げた。

 選挙戦終盤の5月31日に開いた決起集会には渡辺前市長が登壇。「20年、30年後の美濃加茂市のために若い力に期待したい」と最年少市長の誕生を後押しした。【小林哲夫】

3826チバQ:2013/06/02(日) 23:47:28
http://www.asahi.com/politics/update/0602/NGY201306020009.html
わいせつ事件で控訴中の三重・尾鷲前市長、市議選立候補[PR]

 愛知県青少年保護育成条例違反(わいせつ行為の禁止)の罪に問われ、懲役6カ月執行猶予3年の判決を受けて控訴中の三重県尾鷲市の奥田尚佳・前市長(45)が2日に告示された同市議選に立候補した。

 奥田前市長は5月23日に記者会見を開き、「問題が山積する尾鷲を変えるため、まずは市議会を変える」と語り、議会改革などの公約を掲げた。2月に一審判決を受けて控訴中の事件については、「私は無実だ。法廷で徹底的に争う」と話した。

 市選挙管理委員会によると、奥田前市長は公民権が停止されていないため、立候補できるという。

3828チバQ:2013/06/03(月) 20:22:54
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20130602/201306022209_20163.shtml
美濃加茂市長に藤井氏 28歳、現職全国最年少
2013年06月03日09:29

美濃加茂市長選で、市長として全国最年少での初当選を決め、花束を手に喜ぶ藤井浩人氏=美濃加茂市山手町
 前市長の辞職に伴う美濃加茂市長選は2日投票、即日開票され、無所属新人で元市議の藤井浩人氏(28)=同市蜂屋町=が、無所属新人で元市議の森弓子氏(58)=同市牧野=を破り、初当選を果たした。藤井氏は全国最年少の現職市長となる。


 同市長選は前回は無投票で、8年ぶりの選挙戦となった。藤井氏は地元商工業者青年部などの支援を受け、「市民が主役となって、しっかりと住み続けられる美濃加茂市をつくる」として、雇用の創出や現場の力を大切にする市政を訴え、若い発想に期待する有権者の支持を集めた。


 森氏は自民の推薦を受けて、市議14年6カ月の実績をアピール。「子育てしやすい日本一のまち、女性の元気さを生かすまちづくりを進める」と訴えたが、及ばなかった。


 県内では、2011年9月の関市長選で当時39歳で尾関健治氏が、今年4月の各務原市長選では同41歳で浅野健司氏が初当選しており、青年市長の誕生が続いている。


 当日有権者数は3万9600人(男1万9488人、女2万112人)。投票率は52.86%で、過去最低を更新した。


 市議の辞職に伴い、同時に行われた市議補選(欠員1)は、無所属新人のクリーニング業牧田秀憲氏(46)=本郷町=が、元職の縫製業岸一夫氏(69)=蜂屋町=を破って初当選した。




◎美濃加茂市長選開票結果(選管最終)


当 11,394 藤井浩人 無新①
    9,138 森弓子 無新




 【藤井浩人(ふじい・ひろと)氏の略歴】名古屋工大工学部を卒業後、学習塾講師・経営を経て、2010年、美濃加茂市議選でトップ当選した。龍馬プロジェクト東海ブロック長。同市蜂屋町、28歳。当1。

3829チバQ:2013/06/03(月) 20:23:19
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20130603-OYT1T00576.htm
援護射撃・強烈批判・学会出席…静岡知事選3氏

 静岡県知事選告示後、初の日曜日となった2日、3候補は、地元やゆかりのある地域などを駆け巡り、選挙カーや街頭から政策を唱えながら有権者に支持を訴えた。

 この日は選挙戦から一時離脱し、都内で開かれた学会に出席した候補もいた。

 ◆広瀬氏

 新人の広瀬一郎氏(57)(無所属=自民支持)は、実家がある焼津市や学生時代を過ごした藤枝市のJR藤枝駅などを中心に街頭演説した。県出身者の強みを生かし、地元やゆかりのある地域で、名前の浸透と票固めに重点を置いた戦略だ。

 この日は、牧野京夫・参院議員や井林辰憲・衆院議員(静岡2区)らも付き添い、広瀬氏の演説前に政権与党の実績を強調するなど“援護射撃”。JR藤枝駅前では、石川嘉延・前知事(72)も聴衆の一人として顔を出し、広瀬氏のイメージカラー・赤色の布を振って応援した。

 広瀬氏は「民主党政権の『コンクリートから人へ』という耳障りのいい言葉で、国土、県土が荒廃した」と批判。「国土強靱(きょうじん)化」を掲げる自民党とのパイプを強調し、変革を訴えた。

 ◆島津氏

 新人の島津幸広氏(56)(共産)は、地元・浜松市の遠州鉄道・美薗中央公園駅から街頭演説をスタート。同市内のスーパーやホームセンターなど約15か所をくまなく回った。

 買い物客でにぎわう同市北区のスーパー前では、安倍政権の経済政策「アベノミクス」を強烈に批判。「急激な円安で食料品や日用品が値上げされ、家計を圧迫している。中小企業への助成を増やし、県民の所得を増やす」と声を張り上げた。

 島津陣営は立候補の出遅れを挽回するため、「毎日10〜15か所の遊説」(山村糸子・共産党県委員長)を目標としている。

 2日も島津氏の休憩中には県議補選(7日告示、16日投開票)への立候補予定者が演説し、途切れなく党の主張を訴えた。

 ◆川勝氏

 現職の川勝平太氏(64)(無所属)は、東京大学で開かれた社会経済史学会に出席した。

 経済史が専門の川勝氏は選挙運動の疲れを見せることなく、文明史的な観点から日本史の時代区分について「首都機能の所在地で時代を区分するのは、日本以外にない。現代日本は、ポスト東京時代の前夜にいる」と主張した。

 学会後、記者から声をかけられると、「いつも自然体です」と笑って見せた。

 学会を終えた川勝氏は静岡県内に戻り、夕方からはJR三島駅前で、街頭演説。榛葉賀津也・民主党参院議員や小池政就・みんなの党衆院議員のほか、上田清司・埼玉県知事も応援に駆けつけた。

 上田知事は「学者としてモノを言っているのではない。具体的に経済を動かしている」と、川勝氏の実績をたたえた。

(2013年6月3日16時58分 読売新聞)

3830チバQ:2013/06/03(月) 20:25:08
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130603ddlk23010107000c.html
選挙:半田市長選 告示 現職に元市議挑む /愛知
毎日新聞 2013年06月03日 地方版

 任期満了(23日)に伴う半田市長選は2日告示され、再選を目指す現職の榊原純夫氏(64)と、新人で元市議の伊藤彰氏(64)のいずれも無所属の2人が立候補を届け出た。9日に投開票される。

 期日前投票は3〜8日午前8時半から午後8時まで、市役所で行われる。1日現在の選挙人名簿登録者数は9万3439人(男4万6401人、女4万7038人)。【新井敦】

 ◆候補者の第一声(届け出順)

 ◇子孫に負担少なく−−榊原純夫 64 無現(1)
 榊原氏は、同市天王町の神社で、出陣式を行った。財政の改善や安く安全な水道の供給など1期目の実績を強調し、「半田を良くしたいという気持ちで市政に取り組んできた。子や孫の世代に負担を少なくしていくことが課せられた命題だ」などと支持を求めた。南海トラフ巨大地震については「被害を一人でも少なくしたい。防災・減災対策の充実に努めたい」と訴え、公約としては、教育・子育て環境の整備や高齢者対策などを挙げた。

 ◇未来を市民主導で−−伊藤彰 64 無新
 伊藤氏は、同市広小路町の名鉄知多半田駅前で街頭演説した。市が現在地で計画している市役所の建て替えについて「庁舎は安全な高台へというのが公約の1丁目1番地だ。今の場所では市民の命を守ることができない」と主張した。公約としては、医療・福祉・介護の充実、子育て支援策の推進、歴史や産業遺産を生かした観光発信などを掲げ、「行政主導型では半田の未来はない。都市計画を見直し、市民主導の市政を目指す」と訴えた。

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榊原純夫(さかきばら・すみお) 64 無現(1)

 [元]市副市長▽県都市職員共済組合理事長▽愛知水と緑の公社理事[歴]市市民経済部長▽京都府大

伊藤彰(いとう・あきら) 64 無新

 [元]市議▽電気工事店経営[歴]電気設備会社社長▽平地二区長▽半田工高

3831チバQ:2013/06/03(月) 20:25:51
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130603ddq041010014000c.html
選挙:岐阜・美濃加茂市長選 市長に28歳・藤井さん 若さ武器「誇れる街に」
毎日新聞 2013年06月03日 中部朝刊

 2日投開票された岐阜県美濃加茂市長選で、無所属新人の前市議、藤井浩人さん(28)が初当選し、北海道夕張市の鈴木直道市長(32)を抜いて現職では全国最年少の市長が誕生した。支持者からもみくちゃにされた藤井さんは壇上で何度も万歳。選挙戦でかすれた声を絞り出し、「市民のみなさんの選択肢を重く受け止め、美濃加茂を誇れる街にしていく」と誓った。

 政治家を志したきっかけは大学院生の時に1人で2〜3カ月歩き回った東南アジア諸国だった。住民にパワーがあり若者たちが政治や夢を語る姿を見て「豊かな日本で自分は何をしているんだろう」と衝撃を受けた。

 大学院を中退し、美濃加茂市内で学習塾を経営していたが、2010年市議選に26歳で立候補しトップ当選。1期目の途中で、渡辺直由前市長がぼうこうがんの療養で辞職し市長不在になり、真っ先に立候補を表明した。

 自転車で市街地を走るなど、若さを武器に選挙戦を展開した。支えてくれたのは20代の若い仲間たち。若過ぎるとの批判に「年齢は関係ない。意欲と政策が重要」と企業誘致などによる地域経済の活性化を訴えた。前市長の後援会の支援も取り付け、支持を広げた。

 選挙戦終盤の5月31日に開いた決起集会には渡辺前市長が登壇。「20年、30年後の美濃加茂市のために若い力に期待したい」と最年少市長の誕生を後押しした。【小林哲夫】

3832チバQ:2013/06/03(月) 20:26:28
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130603ddlk24010186000c.html
選挙:尾鷲市長選/尾鷲市議選 市長選、現職と新人立候補−−告示 /三重
毎日新聞 2013年06月03日 地方版

 任期満了に伴う尾鷲市長選と市議選(定数13)は2日告示された。9日に投開票される。

 市長選には、いずれも無所属で、現職で再選を目指す岩田昭人氏(63)と、新人で前市議の大川真清氏(37)が立候補を届け出た。2人はそれぞれ第一声を上げ、有権者に支持を訴えた。防災対策の推進や、医療体制の充実、産業振興策などを主要な争点に、激しい選挙戦を繰り広げるとみられる。

 市議選には16人が立候補を届け出た。定数は前回から3減の13。内訳は前職11、元職2、新人3。

 2日現在の選挙人名簿登録者数は1万7245人(男7956人、女9289人)。

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 ◇立候補者(届け出順)
岩田昭人(いわた・あきひと) 63 無現(1)

 東紀州地域振興公社副理事長[歴]紀南県民局企画調整部地域活性化特命監▽信州大

大川真清(おおかわ・まさきよ) 37 無新

 獣医師[歴]桑名保健所員▽県四日市食肉衛生検査所員▽市議▽日大

〔伊賀版〕

3833チバQ:2013/06/03(月) 20:29:37
http://www.asahi.com/politics/update/0603/NGY201306020046.html
28歳市長誕生支えた若手市議 「変えたい思いは一緒」
藤井浩人氏(右)の個人演説会で応援演説する兼井大・福井県大野市議=5月30日、岐阜県美濃加茂市

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 【増田勇介】岐阜県美濃加茂市長選が2日投開票され、28歳の前市議藤井浩人氏が前市副議長森弓子氏(58)=自民推薦=を破って初当選した。投票率は52・86%(前回無投票、前々回65・01%)で過去最低。藤井氏は、北海道夕張市の鈴木直道市長(32)を抜き、現職として全国最年少の市長となる。東海地方では最近、政党支援に頼らない若手の市長が相次いで誕生している。

 「保守王国」と呼ばれる岐阜県。自民党推薦を受けた森氏を、現在16人の市議会のうち最大会派「新生会」が中心になって支えた。一方、藤井氏の支援者には、勝手連的に集まった市外の30代の若手市議の姿が目立った。

 「競争の時代、横並び意識ではいけません。若すぎるくらいでないと」。藤井氏の応援演説で力説したのは福井県大野市の兼井大(まさる)市議(39)だ。別の選挙応援で藤井氏と知り合った。泊まり込みで手伝い、早朝は幹線道路であいさつ、選挙カーに乗り、ビラも配った。

 美濃加茂市の選挙を手伝っても、兼井氏の選挙には直接プラスにならない。だが、「(首長は)柔軟性や発想力が求められる」と考え、若い市長誕生の手伝いをしているという。敗れたが、兼井氏も2006年の福井県大野市長選に立候補した。「経験があるから、(候補者が)やってほしいことが分かる」

3834チバQ:2013/06/03(月) 20:31:06
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20130603-OYT8T00022.htm
企業誘致訴え初当選 藤井氏、若さ前面に

美濃加茂市長選


支持者と握手し、初当選を喜ぶ藤井氏(右から2人目)=2日午後10時19分  新たな市政のかじ取りは、現職で全国最年少の首長に委ねられた。2日に投開票された美濃加茂市長選で初当選した新人の前市議・藤井浩人氏(28)(無所属)は、同市太田町の事務所近くの会場で、大勢の支持者の拍手と歓声の中、「みんなで参加する市政で、美濃加茂市を変えよう」と声を張り上げ、喜びを分かち合った。

 藤井氏は選挙戦で、若さを前面にアピール。「未来への挑戦」を掲げ、ソニー子会社の工場閉鎖問題では「変革の時と考え、製造業だけでなく、対象をあらゆる分野の企業に広げて誘致を考えたい」と訴えた。また、まちづくりでは、「自然や里山を生かして特色ある農産物を開発し、観光と結びつける」と強調した。

 子育て世代や若手経営者らを中心に支持を広げ、先月31日の総決起大会には渡辺直由前市長も駆けつけ、「若い藤井さんのもとで新しい美濃加茂市をつくってほしい」と呼びかけた。

(2013年6月3日 読売新聞)

3835チバQ:2013/06/03(月) 20:33:03
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20130603/CK2013060302000057.html
美濃加茂市長に藤井さん 全国最年少、支援者と喜び爆発
2013年6月3日

美濃加茂市長選で当選が決まり喜ぶ藤井浩人さん(後列中央)=美濃加茂市山手町で


 二日に投開票された美濃加茂市長選は、ともに無所属新人の藤井浩人さん(28)が森弓子さん(58)=自民推薦=を破って元市議対決を制し、全国最年少市長となった。当日有権者数は三万九千六百人。

 午後十時十五分すぎ、選挙事務所に近い山手町の紳士服店駐車場に設営された祝勝会場に「日本一若い市長誕生」の横断幕が掲げられた。藤井さんは満面の笑みで登場し、緑のシャツを着た支援者たちと何度も抱き合って、喜びを爆発させた。

 藤井さんは「全国で一番若い、動ける市長として、誇れる美濃加茂市にしていきたい」と決意を述べ、最後に「よっしゃー」と叫ぶと、大きな拍手と歓声が起こった。

 祝勝会に駆けつけた県市長会長の古川雅典・多治見市長は「理想や夢を実現するのが市長の役目。県内の全市長が力を合わせて支えていく」と激励した。


◆落選の森さん「申し訳ない」
 「力が及ばず、本当に申し訳ない」。午後十時すぎ、森弓子さんは選挙事務所に姿を現し、無念さをにじませながら頭を下げた。「元気印として、明日からも元気なまちづくりの力になりたい」と声を振り絞るように語った。

◆「草の根」人脈生きる
 <解説>藤井さんは演説で「現場で頑張っている市民の声を聞き、発展への力を引き出したい」と、まちづくりへの基本理念を強調。政策面では、ソニー子会社工場撤退や日本ライン下り休止を受けた地域経済の再生を最優先課題とした。

 市長選出馬のため一期目途中で辞職した市議時代、市内のごみ拾いや東日本大震災の被災者支援、街おこしなどの市民活動に積極的に参加。若手商工業者の支持に加え、草の根で培った人脈が選挙でも生きた。決起集会には渡辺直由前市長も応援に駆けつけた。

 県内初の女性市長を目指した森さんは、市議や子育て経験を強調。自民党の推薦を受け、市議会最大会派の支援で追い上げたが、出遅れが響いた。

 二人の政策の方向性に大きな差はなく「若さと女性」の対決に注目が集まった。藤井さんの市長としての手腕は未知数で、議会対策も課題。疲弊する地域経済と市財政の制約の中、どう独自色を打ち出すか。

(酒井健)

3836チバQ:2013/06/03(月) 23:50:06
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/feature/shizuoka1369663942092_02/news/20130527-OYT8T01458.htm
13知事選 戦いの構図 一覧

(上)カギ握る組織固め



浜松市で行われた広瀬氏を支援する会合。各種団体の関係者が詰めかけ、広瀬氏の演説に耳を傾けた(23日、浜松市内のホテルで)  三島市出身の広瀬は、いつにも増して冗舌だった。

 25日夜、同市民文化会館で行われた総決起集会。「故郷に来て、興奮のあまり話しすぎました」。真っ黒に日焼けした広瀬から、白い歯がこぼれた。集会が終わると駆け足で会場から飛び出し、慣れた様子で握手を始めた。

 「スポーツマンシップ」「マーケティング」。ビジネスの最前線を駆け抜けた広瀬の言葉は異色にも映る。「広瀬だけで勝てるほど甘くはない。自民対民主の構図に持ち込む」。自民党県連幹部は力を込める。

 川勝と県議会最大会派・自民が対立する構図を「県政のねじれ」と叫び、衆院小選挙区ごとに選対を置いた徹底的な組織戦を仕掛ける――。県連が描くシナリオだ。「これだけの組織戦で負けたら、本質を見直さなければならない」(県連幹部)。そんな悲壮感すら漂う。

 22日午後、東京・永田町の自民党本部。県連会長の塩谷立と政調会長の中沢公彦が、約170に上る各種団体の推薦状を手に、幹事長の石破茂と向き合った。

 推薦にこだわる理由は、川勝を支援するスズキ会長兼社長の鈴木修らが13日、石破を訪ねたことにある。広瀬に推薦を出さないようクギを刺したことは明白だった。塩谷は言う。「推薦がないと、経済界が推薦見送りを要請したことを(党本部が)受けたような格好にならざるを得ない」。党本部の支援は取り付けたが、結論は持ち越された。推薦の可否は近日中に決まる。

 「ふわふわしていて、勝手連の実態がつかめない」。川勝陣営の幹部は、いらだちを隠さなかった。

 21日夜、静岡市駿河区の連合静岡本部。民主党県議や連合静岡幹部らが緊急招集された。徹底的な組織戦を展開する自民への危機感から、会合は4時間以上に及んだ。いずれの党派にも偏らない「ノーサイド」を掲げる川勝は、各種団体に推薦依頼を出さない「美学」を貫く。

 一党一派を超えた勝手連が、こぞって川勝を応援する――。実務を取り仕切る民主県連や連合静岡などが描く戦略は一貫する。鈴木のほか、はごろもフーズ会長の後藤康雄ら経済界の重鎮も川勝を支援する。

 ただ、連合静岡会長の吉岡秀規は複雑な心境を打ち明ける。「連合には推薦依頼を出してくれると思った。こうした選挙のやり方は前例がない」

 川勝は勝手連の会合で、身ぶり手ぶりを交えて熱く語るが、数十人規模の会合もある。ある県議は「戦略的にどう動くかという組み立てができていない」とみており、別の県議は「選挙は熱伝導だ。初動の盛り上がりで、ほかの陣営に負けたら困る」と支持の広がりを危惧する。

 陣営幹部が今、最も意識しているのは、目に見える票を積み上げることだ。(敬称略)

(2013年5月27日 読売新聞)

3837チバQ:2013/06/03(月) 23:50:32
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/feature/shizuoka1369663942092_02/news/20130527-OYT8T01475.htm
13知事選 戦いの構図 一覧

(中)中部票の行方焦点

スズキ協力協同組合の総会であいさつした川勝知事(右)を見送る鈴木修・スズキ会長兼社長(15日夜、浜松市中区のホテルで) 23日夜、浜松市中区のホテル。「私は信念の男ですから」。各種団体の関係者に広瀬一郎への支援を訴えていた自民党衆院議員の城内実が、突然話題を切り替え、こう続けた。

 「いろいろな所から圧力がかかると心配している人がいるかもしれませんが、(私は)一度決めたことを変えないことでは、多分、日本で一番定評がある」

 郵政民営化に反対し、2005年の衆院選では無所属で立候補し落選。スズキ会長兼社長の鈴木修から支援を受け、09年に返り咲き、自民に復党した。恩義のある鈴木はこの4年間、川勝平太を支えてきた。「川勝を支援する鈴木に、城内は頭が上がらないのではないか」。周囲の懸念を見透かしたかのように、城内は自らこの話題に触れ、会場の笑いを誘った。

 「西高東低だ」。自民県連幹部の一人は、自嘲気味にこう話す。鈴木がにらみを利かせる西部地区は、川勝の活動が活発という意味だ。

 実際に川勝は、浜松まつりで凧(たこ)を揚げ、河合楽器製作所やヤマハなどの大手企業を訪問し、スズキ協力協同組合の総会に顔を出すなど活動に余念がない。

 ただ、東部選出の民主県議はこう嘆く。「県東部で自民は零細事業者にまで支援を呼びかけている。(川勝陣営は)経済界が本格的に動き始めていない」

 川勝は西部に力を入れ、三島市出身の広瀬は東部に地の利がある。「草刈り場」となるのは中部――。そんな構図すら浮かび上がってくる。

 川勝陣営の動きが東部で鈍いのは、経済界だけが理由ではない。複数の県議は、JR沼津駅周辺の鉄道高架化問題を理由の一つに挙げる。

 川勝は「知事任期中の強制収用はしない」と明言し、事業は事実上の中断状態が続く。昨年10月の沼津市長選では、事業推進を掲げた栗原裕康が反対派が支援する新人を退け、再選を果たした。陣営幹部は「鉄道高架化問題は、川勝の失敗」と言い切る。

 25日に川勝支援を表明したみんなの党衆院議員の小池政就。夏の参院選を見据え、県総支部では広瀬の推薦を決めた日本維新の会。自主投票を決め、地域ごとに濃淡が出そうな公明党。告示日(30日)が迫り、各党の動きも活発化している。

 民主県連幹事長の阿部卓也は27日、静岡市葵区で記者会見し、こう強調した。

 「全県で川勝支持層に緩み、詰め切れていない部分がある。常任幹事会では、貯金を切り崩すのではなく、攻めの選挙を展開できるよう確認した」(敬称略)

◇…立候補が予想される顔ぶれ…◇

川勝 平太64 無現《1》知事

広瀬 一郎57 無新 (元)多摩大教授

島津 幸広56 共新 党県副委員長

白抜き数字は当選回数。党派は無=無所属、共=共産。

(2013年5月28日 読売新聞)

3838チバQ:2013/06/03(月) 23:50:52
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/feature/shizuoka1369663942092_02/news/20130528-OYT8T01373.htm
13知事選 戦いの構図 一覧


(下)参院選見据える各党



県知事選、参院選に向けて手を取り合う島津氏(左)と森氏(右)ら(26日、静岡市清水区で) 「ふじのくに県民の会と共催の会合なので、喜んではせ参じました」

 14日夜、熱海市の市指定有形文化財「起雲閣」。民主党県議の橋本一実が開いた県政報告会で、現職の川勝平太(64)は約150人を前に熱弁を振るった。

 会場後方には、スマートフォン(高機能携帯電話)をいじりながら、川勝を見つめる同党参院議員の榛葉賀津也(46)の姿があった。川勝の講演後に榛葉の国政報告も予定され、榛葉は前列に座っていても不思議ではなかった。ただ、当選後から政党と距離を置いてきた川勝側の意向を尊重し、榛葉の国政報告と2部制に分けた。

 「政治家抜きでやりたいということだ」。20日、静岡市葵区で開かれた同党県連の役員会。告示日(30日)の出陣式について川勝側の意向が報告されると、役員の1人がすかさずかみついた。「これだけ知事選で動いているのに、調子が良すぎないか」

 川勝を初当選に導いた中核は紛れもなく民主だった。今回も陣営を支えるのは民主の国会議員秘書や県議だが、静岡市の出陣式でマイクを握るのは、県議会民主系会派会長の野沢義雄らわずかという。

 7月に参院選で3選を目指す榛葉。十数人規模の集会にもこまめに顔を出し、熱海市の離島・初島から県西端の湖西市までくまなく回る。川勝と連動したい本音をこらえる榛葉は、「川勝は民主の知事ではない。我々も勝手連の一人として応援する」と言い切る。



 県内各地で続く新人広瀬一郎(57)の決起集会。「7月には私の選挙もありますので」。自民党参院議員の牧野京夫(54)も応援弁士としてあいさつするが、自らのアピールは控えめだ。「右を向いても左を向いても知事選のことばかり。参院選は話題にしづらい」。牧野の周辺は、こんなジレンマを抱える。

 自民は参院静岡選挙区(改選定数2)への2人目擁立を見送ったが、今年4月のミニ統一選、知事選と続き、「選挙疲れ」を懸念する声もある。「知事選が終わった後、もぬけの殻のような状態になるのが一番怖い」



 「(安倍政権の経済政策)アベノミクスが破綻することは目に見える。私も(国政に)駆け上がる決意だ」

 26日午後、静岡市清水区の清水文化会館マリナート。共産党新人の島津幸広(56)に負けじと、参院選に立候補を予定している森大介(44)が力を込めた。

 森は島津と選挙カーで各地を回り、知事選と一体となった戦略を描く。島津は言う。「政治に国も県もない。知事選と参院選と連動させ、2人で県民一人ひとりに直接働きかける」(敬称略)

(この連載は鯨岡学、滝沢孝祐、南祐太朗が担当しました)

(2013年5月29日 読売新聞)

3839チバQ:2013/06/03(月) 23:51:13
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20130601-OYT8T01048.htm
知事選 3候補の空港活性化策に違い

 読売新聞が知事選(6月16日投開票)に立候補した3人に実施したアンケートでは、静岡空港の活性化やJR沼津駅周辺の鉄道高架化事業に関する見解に違いが見られた。

 2009年に開港した静岡空港には、現在、国内線4路線、国際線4路線が就航する。県は4月、旅客ターミナルビルを県有化し、滑走路などと一体的な運営を目指す方針を発表している。

 静岡空港の活性化を巡っては、自民党が支持する新人の広瀬一郎氏(57)は「日本航空との失われた信頼関係を取り戻し、新たな路線開拓を図る」、共産党新人の島津幸広氏(56)は「県税投入をやめ、需要開拓は関連業界の創意工夫に任せる」、現職の川勝平太氏(64)は「新幹線新駅設置を視野に入れたまちづくりを市町と進める」とした。

 6月末には、県の第4次地震被害想定と防災・減災のための具体的な行動計画が公表される。南海トラフ巨大地震の発生も懸念されるなかで、強化すべき防災対策については、広瀬氏は「生活インフラの老朽化対策や整備を最優先する」、島津氏は「身近に避難できる施設の充実は大前提」、川勝氏は「全県にわたる防潮堤整備を強力に進め、空港に(基幹的)広域防災拠点を整備する」と掲げた。

 JR沼津駅周辺の鉄道高架化事業に関しては、広瀬氏は「結論を先延ばしすることなく、決断が知事に課せられた責務」との立場。島津氏は「新たな財政負担となる高架化の必要はない」とし、川勝氏は「必要」との立場だが、「知恵を出し切っておらず、話し合いを続けたい」と主張した。

 こうした県政に直結する問題とは別に、国政で議論されている憲法改正について、広瀬氏は「改正すべきだ」、島津氏は「改正反対」、川勝氏は「安易に改正すべきでない」とそれぞれ主張した。雇用の確保や安定策についても、3候補とも持論に基づく政策などを回答した。

(2013年6月2日 読売新聞)

3840チバQ:2013/06/03(月) 23:52:06
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20130602/CK2013060202000080.html
知事選 TPP賛否、絡む思惑
2013年6月2日

◆「県知事に権限?」疑問も
 政府が交渉参加を表明している環太平洋連携協定(TPP)。静岡県知事選(十六日投開票)でも、関係団体や経済人らは高い関心を示している。各候補のTPPへの賛否は分かれており、利害によって支持も真っ二つ。ただ、支持には温度差が見られ、「そもそも県知事にどこまで権限があるのか」との疑問が背景にありそうだ。

 「TPP交渉参加に絶対反対の立場で話をしていただいた。文面も取り交わした。県政との連携が深まり、国政とのパイプもでき、農政への力になる」

 自民党県連が擁立した広瀬一郎さん(57)=無所属新人=を推薦する県農業協同組合中央会(JA静岡中央会)の政治団体、県農政対策協議会の夏目善宇(よしいえ)委員長は話す。JAの主張は、食品表示や残留農薬の基準が現在よりも緩くなる恐れがあるなど「TPPは多くの問題が懸念されている」。

 広瀬さんは「経済優先のTPPには反対」としている。医療保険制度の扱いを心配する県医師会の政治団体、県医師連盟も「TPPは国民皆保険を揺るがすもの」(鈴木勝彦委員長)と、広瀬さんを推薦する。

 ただこれら組織内では「自主投票を決めている。自民の安倍総裁(首相)はむしろTPP推進」(県内JA幹部)との声もある。

 「TPPに反対する理由はない。鎖国思想に陥らないことだ」とする川勝平太さん(64)=無所属現職=を支持する経済界は、TPPに基本的に賛成の立場だ。浜松信用金庫の御室健一郎理事長は「グローバルに展開する浜松地域の企業には市場拡大の好機。国際競争に勝つために、製品やサービスの付加価値を高めることが、産業発展や地域活性化にもつながる」と強調。県政には「今後、TPP参加を前提にした産業振興策を講じてもらいたい」と期待する。

 一方、川勝さんに出馬を促した経済人の一人、ソフトウエア開発会社アルモニコス(浜松市)の秋山雅弘社長は「TPPは福袋のようなもの。全体では何となくお得感があるが、日本には要らない物や毒も入っている」とやや引いた見方だ。

 「TPPは国策。知事選の候補者が賛成、反対を言っても公約になり得ないので争点にならない」と話し、「自由貿易は推進すべきだが、多国間交渉では米国の価値観を押しつけられる危険がある。一対一の交渉を重ねた方が国益を守りやすい」と、川勝さん支持派でもトーンは異なる。

 また「交渉参加の即時撤回」を掲げる島津幸広さん(56)=共産新人。党県委員会の渡辺浩美書記長は「広瀬さんを推薦した農対協や医師連盟のみなさんと懇談すると、TPPをめぐっては意気投合することが多い」と手応えを語り、「自民党は前のめりで突き進んでおり、公約違反。国の形を変え、日本を米国に売り渡す行為だ」と政府を批判し、独自色を打ち出す。

3841チバQ:2013/06/03(月) 23:53:25
http://www.at-s.com/news/detail/681485067.html
県知事選 静岡空港、争点ならず
(2013/6/3 7:31)

 静岡空港は4日、開港4周年を迎える。かつて建設事業の是非や利活用をめぐり、知事選の一大争点になってきたが、完全運用開始後初の今回選(16日投開票)では3候補とも空港問題は前面に出さず、争点化される気配がない。開港以来の搭乗者は5月に200万人に達したものの、県の需要予測を大幅に下回る状況が続く。
 空港は1980年代に構想が持ち上がり、石川嘉延知事の在職中(1993〜2009年)に事業が具体化されて完成に至った。この間の知事選は毎回、空港建設に賛成か反対かが争点になった。
 97年は建設反対派が対抗馬を擁立、着工後の01年も建設中止が焦点になり、05年は建設の是非を問う県民投票の実施をめぐり論戦が交わされた。前回の09年も立ち木問題で辞職した石川氏の後任を選ぶ選挙で、空港問題が注目された。
 こうした経緯をよそに、今回選は各候補とも約1900億円の税金を投入した空港に関しては「造ったものは利用する」という立場で、利活用策に大差はない。
 県は開港後5年の需要予測を142万人(国内線108万人、国際線34万人)と設定。総合計画で13年度の年間搭乗者数の目標を70万人としたが、達成は難しい状況だ。
 09〜12年度の利用状況をみると、国内線の搭乗者数は開港以来毎年度減少。比重が高まっている国際線は、東日本大震災や竹島、尖閣諸島問題の影響を受けて搭乗者数が大きく変動している。
 空港による一定の経済波及効果はあるが、経営は赤字が続き、11年度は約5億円の税金を投入した。経営の抜本改革を目指す県は旅客ターミナルビルの増改築に向けて13年度中に富士山静岡空港株式会社からビルを取得する方針を示している。

3842チバQ:2013/06/05(水) 22:55:07
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130605ddlk23010094000c.html
選挙:清須市長選 市議の渡辺氏出馬へ /愛知
毎日新聞 2013年06月05日 地方版

 任期満了(8月6日)に伴う清須市長選(7月14日告示、21日投開票)で、市議の渡辺秀人氏(54)が4日、無所属で立候補することを表明した。

 渡辺氏は、市役所本庁舎の増築について「30億〜40億円をかけて計画しているが、市民のことを全く考えていない。もっと市民生活に目を向けた予算の使い方をすべきだ」などと話した。

 同市長選では、3選を目指し、現職の加藤静治氏(71)が出馬の意向を明らかにしている。【渡辺隆文】

3843チバQ:2013/06/06(木) 23:43:46
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130606/szk13060602040004-n1.htm
県議補選は7日告示 駿河区など5選挙区 静岡
2013.6.6 02:03
 知事選と同時に行われる静岡市駿河区など5選挙区の県議補選は7日、告示される。

 県議補選が行われる選挙区は、静岡市駿河区のほか浜松市中区、同市東区、磐田市、焼津市の5選挙区でいずれも欠員1。

 今のところ立候補を予定しているのは静岡市駿河区が自民党の新人1人、焼津市が自民党と日本維新の会の新人各1人、磐田市が自民党新人が1人、浜松市中区がいずれも新人で自民党、共産党、無所属が各1人、同市東区が無所属の新人2人の計9人となっている。

 投票は知事選と同じ16日に行われ、即日開票される。

3844チバQ:2013/06/07(金) 00:36:37
http://mainichi.jp/area/aichi/news/m20130604ddlk23010083000c.html
松山県議:維新入り /愛知
毎日新聞 2013年06月04日 地方版

 日本維新の会県支部は3日、民主党を離党した松山登県議(62)=名古屋市中村区選出=の入党を発表した。維新の県議は同氏が初めて。松山氏は4月、名古屋市長選で民主党県連が前自民市議の支持を打ち出したことへの不満を理由として離党届を提出、当時から維新入りを希望していた。また、大治町議の広田幸治氏(30)の入党も発表した。維新の現職の地方議員は計4人となった。【駒木智一】

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3845チバQ:2013/06/07(金) 22:17:55
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/feature/shizuoka1370359455039_02/news/20130605-OYT8T00086.htm
2013年 知事選 県政課題 一覧

医療の人材確保

看護師復職策の充実を


採血の講習を受ける受講者ら(5月31日、静岡市駿河区で)  「針を刺す角度に気をつけて」「焦らなくていいですよ」――。5月31日、静岡市駿河区の県看護協会で、看護師資格を持ちながら、出産や育児で退職した「潜在看護師」を対象とした復職に向けた講習会が行われた。

 20〜60歳代の約20人が参加。受講者たちが慣れない手つきで注射器を持つと、講師を務めた協会職員が「まず、相手の氏名を確認してね」と優しくほほ笑みながら声をかけた。同会の岡村暁美所長は「自信がない人は多いが、みんな経験者。感覚を取り戻してもらうことが大事なんです」と話す。

 県地域医療課によると、高度な専門分野から訪問看護まで、看護師が担う業務は多様化している。需要が増える一方で、厚生労働省の2010年のまとめでは、県内で就業する看護師は人口10万人あたり688・1人で、全国平均(744・6人)を大きく下回り、47都道府県中39位にとどまる。

 潜在看護師を職場復帰させるなどして、必要な看護師を確保しようと、県は06年から同会に委託して講習会を開催。13年度の当初予算に関連事業費約1億200万円を計上している。

 同会の講習会は、12年度までに延べ1147人が受講し、771人が復職した。出産をきっかけに退職し、10年ぶりの復職を目指す藤枝市内瀬戸の主婦萩原知子さん(41)は「実践的な講習を受けられるし、就職相談にも乗ってもらえる」と満足そう。

 焼津市石津の主婦伊東麻理さん(38)も「受講することで、復職に向けた心の準備ができるし、安心感もある」と話す。

 ただ、受講者の就業率は約7割。残りの3割は復職していない。岡村所長は「子どもを預ける保育所を見つけられなかったり、自宅付近の病院に勤務できなかったりと、育児との両立がかなわず復職できないケースが多い」と指摘。そのうえで、「看護師を確保するには、保育環境を整えるなど離職防止策が必要」と訴える。

 さらに、夜勤ができる看護師が求められている一方で、復職を果たしても短時間の勤務を選ぶ人や、夜勤を避ける人が多いという現実もある。

 岡村所長は「夜勤を担う看護師への給与改善が必要。公的な病院がまず動かなければ解決しない問題だ。県が率先して制度の充実に取り組んでほしい」としている。

(2013年6月4日 読売新聞)

3846チバQ:2013/06/07(金) 22:18:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/feature/shizuoka1370359455039_02/news/20130605-OYT8T00088.htm
2013年 知事選 県政課題 一覧


静岡空港

新規国際線開拓視野に


国際線と国内線の出発が重なる正午前後は、2つしかない出発口に旅客が集中し、混雑する(4日、静岡空港で)  「インバウンド(訪日外国人客)は少しずつ回復しているが、アウトバウンド(日本人の海外渡航客)は弱く、搭乗率は10%くらい落ちている」

 ソウル線を運航するアシアナ航空静岡支店の李相圭(イサンギュ)支店長は4日、静岡空港で開かれた開港4周年の記念式典で、日本人の利用客が伸びていない現状を口にした。

 アシアナと大韓航空を合わせたソウル線の搭乗率(4月)は48・3%。2011年3月に起きた東日本大震災の影響が少なかった10年度の搭乗率が72・7%だったことを考えると、苦境が続いている。

 県は総合計画で、13年度の搭乗者数の目標を70万人としているが、12年度の搭乗者数は44万7000人にとどまる。大震災で搭乗者数が大きく落ち込んだ11年度よりは8・5%増えたものの、目標とは大きくかけ離れている。厳しい現状にもかかわらず、川勝知事は4日、報道陣に「70万人の目標は、引き下げないで頑張る」と力を込めた。



 フジドリームエアラインズの小松、熊本線が撤退するなど、苦戦を強いられる国内線と比べ、国際線は比較的順調に推移している。12年3月に週3便で就航した台北線の12年度の搭乗率は64・4%を記録、今夏のダイヤでは週4便に増便された。

 ただ、開港時から就航するソウル線や上海線の搭乗者数は、日中・日韓の政治情勢などにも大きく左右される。上海線は利用者数の低迷で、週4便から週2便に減便されたままだ。

 こうした状況を踏まえ、県は東南アジア地域への新規路線の開拓を目指す。特に期待が大きいのがタイだ。国土交通省の国際航空旅客動態調査(2010年度)によると、静岡県からタイへの出国者数は2万9748人。この数は、静岡空港に台北線が就航する前の台湾への出国者数(2万1210人)よりも多い。タイ側でも海外旅行ブームが起きているという。

 県文化・観光部の服部真樹理事は「既存路線の利用促進に力を入れつつも、新規路線の開拓は重要だ」と話す。



 県は将来的な国際線の増便を見据え、先手を打つ。現在の旅客ターミナルビルは出入国審査の窓口数が限られるなど手狭なため、「富士山静岡空港株式会社」が所有するビルを県有化し、増改築することを決めた。今年度中にビルを取得するため、6月補正予算案にはビルの資産価値を評価するための委託費などを計上する方針だ。

 ただ、開港時からの事情を知る空港関係者は「県が必要以上の投資をしないか不安だ。増改築で飲食店を増やすと、現在のテナントは採算が取れずに撤退しかねない」と懸念する。

 県は今年度中にビルの増改築に関する基本計画を策定する予定だ。将来の発展可能性を視野に入れつつも、現実を踏まえ、どのような絵を描くかが問われている。

(2013年6月5日 読売新聞)

3847チバQ:2013/06/07(金) 22:18:32
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/feature/shizuoka1370359455039_02/news/20130606-OYT8T01224.htm
2013年 知事選 県政課題 一覧
インフラ老朽化

厳しい財政優先順位は


伊豆急行線路脇ののり面。コンクリートで崩落を防ぐ工事が進む(伊東市玖須美元和田で)  下田方面から伊東に向かう途中、伊東市玖須美元和田のトンネルをくぐると、右手に網目状のコンクリートで固められたのり面が目に飛び込んできた。

 伊豆急行(本社・伊東市)の線路だ。総延長45・7キロのうち、トンネルは31か所(計17・84キロ)。大半が斜面のそばを走るため、崩落対策などで、県内の他の私鉄よりも費用がかさむという。

 2012年度のがけ崩れ防止の費用は2億円に上った。同市玖須美元和田のトンネル付近ののり面は、10〜12年度に国や県の助成金を活用し、3分の1にあたる70メートルの補強工事は完了。残り140メートルは19年度まで続く見通しだ。

 30年以上経過した鉄道の橋やトンネルは多く、老朽化対策は待ったなしだが、財務体質が脆弱な地方鉄道にとって新規の大規模投資に踏み切るのは厳しいのが現状だ。

 県は、県内の私鉄7社に13年度中に計5億1500万円を助成する。伊豆急行の担当者は「限られた設備投資の中、短期間で補強は難しい」と漏らす。大井川鉄道(本社・島田市)の担当者も「改修した方がいい場所はたくさんあるが、資金が足りない。安全対策に手は抜けないので、補助に頼るしかない」とする。



 県管理の道路や橋梁も老朽化が進む。県道路整備課によると、県内の橋梁は約3100か所。うち設置後50年以上経過した橋梁は約700か所あり、全体の2割を超える。20年後には全体の約7割(約2300か所)を占めるという。

 県は08年度、日常点検を重視し、大規模投資を避ける「橋梁中長期管理計画」を策定したが、今年度当初予算のうち道路事業費は412億円で、うち27%にあたる112億円が維持・補修費だ。維持・補修費の割合は10年前と比べてほぼ倍増し、今後も増加の見込みという。

 県道路企画課は「高度経済成長期に完成した施設の修繕が集中している。財政を圧迫するが、命にかかわる部分の削減はできない」としている。

 一方で、県の借金は2兆円を超え、県民一人当たりの借金は単純計算で87万円。厳しい財政事情を抱える。

 静岡大の日詰一幸教授(行政学)は「インフラ(社会基盤)の老朽化対策も重要だが、介護、医療費などの扶助費も急増する。財源は限られているので、優先順位を付け、中長期的なバランスのとれた配分をするべきだ」と指摘する。

(2013年6月6日 読売新聞)

3848チバQ:2013/06/08(土) 22:05:27
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20130607-OYT8T01210.htm
百条委で池田町長証言 「競争原理で工費抑制」

. 池田町の防災行政無線工事を巡り、勝山隆之町長が請負業者選定の再検討を担当課に指示した問題で、同町議会の調査特別委員会(百条委員会)は7日、勝山町長を証人として喚問した。勝山町長は「先進的技術を持つ米国系企業が公募に参加することで、競争原理が働き工事費用が抑えられると思った」と釈明した。

 勝山町長は昨年12月、防災無線デジタル化工事の業者公募に応じた3社の中から町審査会が国内企業を選定したのに、米国系企業の提案が優れているとして担当課に決定変更を検討するよう指示した。また、発注内容の告示日(昨年11月21日)の2日前に、在日米大使館から紹介を受けた米国系企業に審査基準などを文書で知らせていた。

 7日の百条委で、勝山町長は、防災無線とは別に行う予定の町内消防団の無線のデジタル化も同時に発注した場合、米国系企業の提案が経費面などで優れていたと説明。時期は明確にしなかったが、都内への出張の際、この企業の担当者と面会したことも明らかにした。「米国系企業からの接待などはなかったのか」との質問には、「金銭のやり取りなど、やましいことは一切ない」と否定した。

 百条委は今後、米国系企業の担当者や、改めて勝山町長の証人喚問も検討する。勝山町長は「町民益を考えた行動だったが、事前に文書を送ったのはルール違反で申し訳ない」と話した。

(2013年6月8日 読売新聞)

3849チバQ:2013/06/09(日) 09:33:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20130608-OYT8T01204.htm
川勝氏、無党派層に浸透…知事選

 読売新聞が知事選(6月16日投開票)を対象に実施した世論調査に、これまでの取材を加味した情勢分析では、現職の川勝平太氏(64)(無所属)がリードし、新人の広瀬一郎氏(57)(無所属=自民支持)が追いかける展開となっている。新人の島津幸広氏(56)(共産)は支持に広がりが見られない。態度を決めていない有権者は2割弱だった。

◇戦いぶり

 広瀬氏は、自民支持層の3割強を固めたものの、自主投票を決めた公明支持層からの支持は限定的だ。職業別では、農林水産業従事者の支持が比較的高い。

 島津氏は共産支持層以外への浸透がみられない。

 川勝氏は、民主支持層の9割強を固めたほか、無党派層からも7割の支持を受けた。東部、中部、西部いずれの地区でも、3候補の中で最も高い支持を得ている。

◇関心度、投票行動

 「大いに関心がある」は33%、「多少は関心がある」は49%で、計82%が関心を示しており、新人4人が立候補した前回選(2009年)の調査と、ほぼ同じ水準だった。

 年代別では、「大いに関心がある」と「多少は関心がある」を合わせた「関心がある」層は、30歳代以上で7割を超えた。20歳代でも6割強が関心を示している。

 投票に行くかどうかでは、「必ず行く(期日前投票を含む)」「なるべく行くつもり」などと、投票する意向を示した回答は9割を超え、前回選と同水準だった。

◇浜岡原発の県民投票

 争点の一つになっている中部電力浜岡原子力発電所(御前崎市)の再稼働の是非を問う県民投票の実施に関しては、「実施すべきだ」(63%)との回答が「必要ない」(30%)を大幅に上回った。地域別や年代別でも、傾向に大きな差は見られなかった。

 浜岡原発の安全が確認された場合、再稼働に賛成か反対かを尋ねたところ、「賛成」(46%)と「反対」(47%)の回答が拮抗(きっこう)した。再稼働に「賛成」とした回答者の5割強は県民投票を「実施すべきだ」とした。

◇支持政党

 支持率が最も高かったのは自民で35%、民主7%、公明3%、共産2%と続いた。日本維新の会とみんなの党は1%だった。

      ◇

 調査は6〜8日、静岡県を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した1295世帯の中から735人の有権者の回答を得た。回答率57%。

(2013年6月9日 読売新聞)

3850チバQ:2013/06/09(日) 09:41:01
http://www.at-s.com/news/detail/696028047.html
川勝氏優勢、追う広瀬氏 島津氏伸びず 知事選情勢
(2013/6/9 7:54)

 静岡新聞社は6日から8日までの3日間、任期満了に伴う知事選(16日投開票)の電話世論調査を実施し、総局や支局の取材結果を踏まえて情勢を探った。再選を目指す無所属現職の川勝平太氏(64)が優勢で、無所属新人で元多摩大教授の広瀬一郎氏(57)=自民支持=が追う展開となっている。共産新人で党県委員会副委員長の島津幸広氏(56)は支持拡大を急ぐ。
 投票する人を「まだ決めていない」と答えた人は29・0%。年代別でみると、投票先を決めていない人は20代が52・6%、30代が52・2%とそれぞれ高く、若年層の投票動向などにより、情勢が変化する可能性がある。

調査方法
 6〜8の3日間、県内の有権者を対象に、コンピューターで無作為に発生させた電話番号を使った電話世論調査法「RDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)」で実施した。結果は県内の性別、年代別構成など有権者の縮図を反映するよう計算処理した。今回実際に有権者がいる世帯にかかったのは1388件で、このうち1159件から回答を得た。

3851チバQ:2013/06/09(日) 18:33:45
4984 チバQ 2013/06/08(土) 21:43:29
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130608ddlk22010276000c.html
選挙:5県議補選が告示 2選挙区は無投票当選 /静岡
毎日新聞 2013年06月08日 地方版

 県議補選が7日告示され、静岡市駿河区と磐田市の2選挙区で、いずれも自民新人の佐地茂人氏(42)と野崎正蔵氏(49)がそれぞれ無投票で当選した。

 同補選ではこのほか、いずれも改選数1の浜松市中区で3人、同市東区で2人、焼津市で2人が届け出て、選挙戦に突入した。知事選と同日の16日に投開票される。【樋口淳也】

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 ◇浜松市中区立候補者(改選数1−3、届け出順)
杉本好重 51 自新

 社福法人職員[歴]会社員▽参院議員秘書▽駒大

山崎真之輔 31 無新

 [元]市議▽NPO法人理事[歴]衆院議員秘書▽名大

平賀高成 59 共新

 政党役員[歴]静岡大電子工学研究所員▽静岡大工短大

 ◇浜松市東区立候補者(改選数1−2、届け出順)
鈴木滋芳 58 無新

 [元]市議[歴]市消防団副団長▽市議会総務委員長▽日大

大石哲司 60 無新

 [元]市職員▽農業[歴]市危機管理課長▽明大

 ◇焼津市立候補者(改選数1−2、届け出順)
加藤与志男 66 自新

 [元]市議▽不動産管理業[歴]物流商社員▽京都外大

諸田洋之 46 維新

 IT関連商社社長▽団体理事[歴]建設会社員▽法大院

 ◇静岡市駿河区当選者(改選数1)
佐地茂人 42 自新(1)

 [元]市議[歴]参院議員秘書▽旧静岡市議▽上武大

 ◇磐田市当選者(改選数1)
野崎正蔵 49 自新(1)

 建築業[歴]県青年団連絡協議会長▽市議▽袋井商高中退

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3852チバQ:2013/06/09(日) 19:18:28
>>3538
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/feature/kanazawa1358945081651_02/news/20130123-OYT8T01316.htm
能美市の課題

(上)施設整備 特例債に限界



昨年5月から市役所本庁舎となった旧辰口町役場


 2005年2月、根上、寺井、辰口の3町が合併して能美市が誕生した。平成の大合併で発足した同市はこの8年間、合併時に取りまとめた「新市建設計画」に沿って街づくりを進めてきた。財源は合併特例債。7割が地方交付税で措置されるのがメリットだ。

 市の特例債発行可能額は184億円。そのうち12年3月末時点の発行額は65億4700万円。これまでに道路関係の整備に15億円、保育園の統廃合に12億円、中心街活性化に10億円などを充てた。市財政課は「使ってきた額は、旧町のバランスに配慮している」と説明する。

 12年5月から辰口町役場を市役所本庁舎として統合。当初、各町役場の庁舎を生かした分庁方式でスタートしたように、各町のバランスに気を配る姿勢は健在だ。

 特例債の発行可能額に対する発行額の割合は12年度9月補正予算時点で54・4%にとどまっている。特例債を発行できるのは、当初合併から10年の間だったが、5年間延長されたこともあり、市では、新市建設計画の実施期間を延長して、特例債の発行可能額とほぼ同額を利用し、防災センターの整備や保育園の統合推進、JR寺井駅周辺整備などの事業に充てる予定だ。

 ただ、将来的には老朽化する時期が一気に来る。同課は「各町が手がけた道路、橋、各種施設などが老朽化したとき、修繕、建て替えなどの費用はどれだけ必要になるのか」と頭を悩ませる。



 国勢調査によると、石川県の人口は00年をピークに減少を続けているが、能美市は右肩上がりで5万人の大台も視野に入ってきた。

 同市の不動産業者によると、新しい宅地が手頃な値段で分譲されるとかなりの引き合いがあり、白山や小松、金沢などから移ってくる例もあるという。鉄道の駅はJR寺井駅のみ、大型商業施設も見当たらないが、車を利用すれば、加賀産業道路や国道8号などを使ってスムーズに移動できる点が評価されているようだ。

 同市は福祉サービスの充実もセールスポイントに挙げる。子供の医療費助成は、県内他市町の多くは、中学校卒業までだが、同市は18歳年度末まで自己負担なしだ。

 ただ、市関係者からは「他からは充実していると見えても、住んでいれば当たり前になる。新しいものを提供し続けないと、満足してもらえないのではないかと思うが、財源には限りがある」との声もある。

平成の大合併 地方自治体の行財政基盤を強化するため、国は1999年に「市町村の合併の特例に関する法律」を改正、合併特例債の発行などさまざまな特典を用意し、合併を促した。市町村数は同年3月末には3232だったが、今月1日現在、1719に減った。

(2013年1月24日 読売新聞)

3853チバQ:2013/06/09(日) 19:18:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/feature/kanazawa1358945081651_02/news/20130124-OYT8T01395.htm
能美市の課題

(中)九谷焼 後継不足で苦境

 企業誘致に頭を悩ませる自治体が多い中、能美市は合併以降も好調だ。

 2011年10月にセラミック大手の日本ガイシ(名古屋市)が操業を開始。12年8月には日用品・化粧品卸大手のPaltac(大阪市)が能美工業団地に進出を表明したほか、同年12月末には工業用ガス販売のウエキコーポレーション(東京都)が岩内工業団地の土地を取得した。



九谷焼再生の核として整備、充実を目指す九谷陶芸村 合併以降、市が企業立地助成金を交付した企業数は、11年度までに22社、交付総額は25億4940万円になる。これら企業の設備投資総額は1609億円、進出時の新規雇用者数は490人だ。

 ただ、10年と5年の国勢調査で比較すると、市内在住の15歳以上の就業者数は増加しているにもかかわらず、市内で就業している人の割合はわずかに減少。市に住みながら、金沢や小松、加賀、白山など周辺市で働く人が増えた。企業誘致が必ずしも人口増に見合う働き場所を市内に確保できているわけではないようだ。



 好調な企業誘致と対照的に伝統産業の九谷焼業界は苦境にある。

 販売額は、1990年の165億円をピークに、2010年は48億7000万円に減少。従事者も83年の3132人から10年には871人にまで減っている。ここ20年ほどの間に絵付け職人、窯元、問屋と九谷焼に携わる各業種で後継者不足問題が浮上。九谷焼卸問屋の経営者によると、かつては長男がいない場合、養子を迎えて継がせたところが多かったが、今では長男がいても跡を継がせるか悩む人たちが増えているという。

 こうした状況を背景に、九谷焼産業の復興策を検討してきた市の「産地再生戦略会議」は昨年12月、再生戦略を市長に答申した。答申では、〈1〉九谷焼振興協議会の設立〈2〉後継者育成につながる補助制度導入を目指した産地再生ファンドの創設〈3〉九谷陶芸村の整備充実――などを挙げた。

 再生戦略初年度となる13年は、ファンド創設費などを市が負担するかどうか、市長が決めることになる。ただ、「なぜ九谷焼だけ手厚いのか」と疑問の声があるのも事実だ。

(2013年1月25日 読売新聞)

3854チバQ:2013/06/09(日) 19:19:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/feature/kanazawa1358945081651_02/news/20130126-OYT8T00074.htm
能美市の課題

(下)「地域の宝」 交流もっと



大学で月2回開かれている青空市。地元農家らが販売する新鮮な野菜が留学生らに人気だ(24日、北陸先端科学技術大学院大で) 能美市の人口移動を年代別に見ると、特徴的なことがある。15〜19歳の時期に大きく流出し、25〜29歳のいわゆる就職期に大幅な流入がみられるのだ。県全体では、25〜29歳は大幅に流出超過している世代だ。この独特の移動を生みだしている大きな要因が、学部生がおらず、大学院生が研究に打ち込むという全国でも数少ない形の北陸先端科学技術大学院大の存在だ。



 1990年10月に辰口町(現能美市)旭台の丘陵地に開学した大学で、891人の学生のうち、257人は中国やベトナム、インドなどからの留学生だ。ただ、同大の卒業生が市内で就職する例は数えるほど。市商工会の協力で、就職を希望する学生の市内企業見学会を開いているが、「北陸3県出身者が1割ほどしかいないし、大学院卒業生を毎年受け入れられる企業は少ない」(同大キャリア支援課)。



 市民からは「何か難しい研究をしているらしいが、よくわからない」との声も聞かれ、学校側は市民との距離を近づけることに取り組んでいる。

 市と大学は2006年3月に連携協定を締結、幅広い分野での協力を確認した。留学生が中学校に赴き、各国の文化や習慣を調べる学習の一環として、出身国の文化や宗教を紹介する授業を行うほか、大学のある大口・旭台地区で開催される山菜採りや餅つき、芸能大会などにも参加している。

 草の根レベルの交流だけではない。同大知識科学研究科の小坂満隆教授は、市の九谷焼産地再生戦略会議の会長を務めた。小坂教授は「九谷焼はさまざまな業界の利害が絡むので、中立的な立場の大学の人間が会長を務めないとまとまらないと思ったのでは」と振り返る。

 また、同研究科の白肌邦生准教授は、専門の知識科学を地域の課題解決に役立てる場として、「ミニ移動大学」と名付けたフィールドワークを市内の5地区で実施したり、「九谷陶芸村まつり」改善のコンサルティングに携わったりしている。

 小坂教授は「大都市圏では大学院と関わるのは大企業に偏りがち。地方にある大学院大だからこそ、地域にメリットのある研究もできる。『外の人の目がないと地域の宝に気づかなかった』と言われることも多く、手応えもある」と話している。

(この連載は奥中一彦が担当しました)

(2013年1月26日 読売新聞)

3855チバQ:2013/06/09(日) 20:48:45
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130609-00000009-pseven-life
前金沢市長 在職時に市内の目障りなラブホ買い取って緑地に
NEWS ポストセブン 6月9日(日)7時6分配信

【書評】『金沢の気骨 文化でまちづくり』山出保/北國新聞社/1680円

【評者】嵐山光三郎(作家)

 著者の山出保氏は五期二〇年にわたって金沢市長を務めた。超がつくほどの反骨ガンコ市長で、国と対決して「補助金なんていらない」といったへそ曲りだ。公用車に乗らず、もっぱらタクシーで移動し、運転手と気さくに話をする。フランスの十八団体がやってきた国際会議には着物姿であらわれてカッコいいのなんの。型破りで純情で、全国市長会長を二期つとめた。着物姿で横丁を歩く姿が粋である。

 兼六園や武家屋敷で知られる歴史都市に金沢21世紀美術館を作って、ルーブル美術館と合同企画展をやった。毎年、金沢JAZZ STREETを開催し、神社の境内で演奏会をする。市内にあったラブホテルが目ざわりなので、買いとって緑地にした。そのため「植木屋の回し者」と批判された。

 金沢市を流れる犀川沿いにW坂というジグザグの坂があり、井上靖氏が旧制四高生だったときに柔道の稽古で登って「つらくて涙が出た」(小説『北の海』)という。そのW坂の下に雑居ビルがあって景観をさまたげるので、市でビルを買いとって壊してしまった。

 乱暴でしょ。だけど、いまどきこれほどの辣腕をふるう市長がどこにいますか。茶屋街の養成事業を助成する。料理職人塾、工芸工房を開設する。伝統工芸の金沢和傘の職人が一人だけになってしまうと、自ら「弟子入りしたい」といい出した。きわめつけは旧町名復活で、住所表示から消えてしまった11の旧町名を復活した。旧町名が復活すると、朝市がたち、清掃活動が活発になり、住人の連携が強まった。反対する人がいても信念はまげない。

 企画が斬新で、発想が豊か、実行力がある。市役所で最初の仕事は生活保護のケースワーカーだったから、貧乏人の味方である。こんな市長は見たことない。威張らず、気どらず、細部へ目が光る。昔なつかしい「私欲のない日本人」の気骨がある。わかりやすい文章で、具体的な話があり、町おこしをしようとする人への貴重なテキストになります。

※週刊ポスト2013年6月14日号
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3856名無しさん:2013/06/09(日) 22:45:46
伊豆新聞(伊東版) 2013年6月3日(月) 3面
'13知事選 私の一票(1) 伊豆地区市町 有権者の声 6月16日 投開票
ttp://izu-np.co.jp/feature/news/20130603iz0003000113000c.html

本県の今後、4年間のかじ取りを託す知事選挙(6月16日投開票)は、現職と新人2人の3氏が立候補し、舌戦を繰り広げている。「近くて遠い県政」といわれるが、知事の影響力は高まっている。伊豆の有権者は新知事に何を望み、何を期待しているのか。率直な意見を聞いた。

【雇用創出、若者流出に歯止めを - 熱海市・会社員(47歳)】
働く場が少なく、過疎化が深刻な伊豆は、若年層の雇用創出が地域活性化の鍵だと思う。基幹産業である観光の育成に力を入れ、若者の流出に歯止めをかけてほしい。県政は"西高東低"の印象がぬぐえない。首都圏に近い地の利がある伊豆に重きを置いてもよいのでは。国政、市政に比べ伝わってくる情報が希薄な部分があるので改善してほしい。

【就職難解決策打ち出して - 伊東市・主婦(76歳)】
今は増税や年金減額、物価上昇で高齢者に厳しい時代。若者にとっても教育問題や雇用の問題がある。伊東市では特に就職問題が深刻になっていると感じる。これらの解決策を打ち出せる若い力を望みたい。強い信念とリーダーシップで、県を盛り上げる政策を期待したい。より県民に身近で分かりやすい政治をしてほしい。

【観光活性化に理解ある人選ぶ - 伊豆市・団体職員(39歳)】
仕事(修善寺虹の郷職員)上、観光活性化を一番望む。富士山の世界文化遺産登録や伊豆縦貫道・東駿河湾環状道路が沼津インターチェンジから函南まで伸びるなど、伊豆にとっては良い潮目を迎えている。伊豆半島ジオパークも順調に進んでおり、県行政の強力な後押しを期待している。少しでも伊豆に目を向け、伊豆の観光活性化に理解ある候補を選びたい。

【道路網整備し団体バス誘客を - 南伊豆町・団体役員(63歳)】
南伊豆は首都圏から近くて遠い観光地になっているため、伊豆縦貫自動車道の早期完成と同時に南伊豆〜下田間のアクセス道の整備を期待する。団体バスの誘客にもつながる。富士山の世界文化遺産登録、伊豆半島ジオパークの世界登録に向け、伊豆の魅力を国内外へ情報発信し、伊豆ディストネーション・キャンペーンの復活を望む。石廊崎再生のため、県の支援を期待する。

3857名無しさん:2013/06/09(日) 22:47:58
伊豆新聞(伊東版) 2013年6月4日(火) 3面
'13知事選 私の一票(2) 伊豆地区市町 有権者の声 6月16日 投開票
ttp://izu-np.co.jp/feature/news/20130604iz0003000119000c.html

【団地再生計画見直し急務 - 熱海市・無職(69歳)】
県営団地で暮らしているが、高齢化が著しく進んでいる。県が示している団地再生計画は思い切った発想の転換で見直し、若い世代があふれる団地になるような施策を進めることが急務だと思う。今回の選挙では、候補者の政策を比較し、誠実さと実行力があるかを判断材料にする。思い切った計画の見直しをし、施策の転換ができる人を選びたい。

【地方を意識した活性化策望む - 伊東市・自営業(33歳)】
世間ではアベノミクスで経済が好転しているらしいが、地方までその勢いが届いているとは思えない。県には地方へ目を向けて活性化を図ってほしい。富士山の世界文化遺産登録や伊豆半島ジオパークなど観光振興に活用できそうな環境も多数ある。静岡中心部のにぎわいも大切だが、地方のそういった光る部分も意識した政策を進めてくれることを望む。

【現場から行動起こす気概必要 - 三島市・宿泊業(47歳)】
景気が上向いているという風潮が流れているが、政治に見返りを求める以前に国や地方の行政を巻き込んで現場からアクションを起こす意識や気概が必要だと思う。富士山の世界文化遺産登録で国内外の人の流れも変わってくると思うが、鉄道や道路に限らずそうした変化に対応し、地域から仕掛けを発信していく姿勢が必要になってくるのではないか。

【行動力と観光振興策に期待 - 河津町・会社員(36歳)】
行動力のある知事を選びたい。観光産業に携わっているが、伊豆は今大変厳しい状況にあると思う。観光客に大勢来てもらえるような観光振興策を期待している。景気がようやく上向いてきたと言われているが、私たちには実感がほとんどない。消費税も上がる。安心して暮らしていけるよう、景気をさらに良くするための政治を求めている。

3858名無しさん:2013/06/09(日) 22:50:09
伊豆新聞(伊東版) 2013年6月5日(水) 3面
'13知事選 私の一票(3) 伊豆地区市町 有権者の声 6月16日 投開票
ttp://izu-np.co.jp/feature/news/20130605iz0003000183000c.html

【道路網の整備早期実現目指せ - 伊東市・ペンション経営(58歳)】
伊豆縦貫道をはじめとする道路網の整備をお願いしたい。今の時期は愛知から多くの学校が修学旅行に訪れるが、(旅行に組み合わせる)東京からのアクセスが悪く、難色を示されることもある。東名や新東名から直接天城付近まで来られるようにしてくれれば、夏季の渋滞解消にもつながる。災害対策も兼ね早期実現を目指してほしい。

【共働き世代に配慮した保育を - 三島市・家事手伝い(31歳)】
家が自営業で仕事を手伝っているが、家族経営的な自営業者にもっと手厚い行政サポートがあるとうれしい。共働きの姉がいるが、夫婦で仕事を持っているので、時間的に保育園に通う子どもの迎えが大変そう。自分も時折手伝っているが、預かってもらえる時間をもっと長くしてもらうとか、今後は共働き世代にも配慮した優しい保育サービスにも期待したい。

【商店街活性化 観光振興に期待 - 東伊豆町・主婦(42歳)】
稲取では旅館を出た観光客が電車で出発するまでに2、3時間あるが、駅周辺の商店街はシャッターを閉めた店ばかりで、足を向けるところがない。観光振興と商店街の活性化を期待する。収入が伸びずに子どもを大学に行かせるのに苦労している家庭は少なくない。無駄な出費を減らし、教育にもっと予算を割いてほしい。

【自然環境の魅力PRする施策を - 熱海市・生花店経営(66歳)】
静岡県は自然が豊かで、世界文化遺産に"内定"した富士山をはじめ特有なものがある。花に携わる仕事をしている者として、自然環境や景観を大切にし、その魅力をアピールするような施策を進めてほしい。小売店としてはまだまだ豊かさを実感できない。不況からいつ脱却できるのかと考えてしまう。地方の消費を活発にするような政策も必要だと思う。

3859名無しさん:2013/06/09(日) 22:52:19
伊豆新聞(伊東版) 2013年6月6日(木) 3面
'13知事選 私の一票(4) 伊豆地区市町 有権者の声 6月16日 投開票
ttp://izu-np.co.jp/feature/news/20130606iz0003000126000c.html

【中西部と格差ない政策進めて - 西伊豆町・主婦(67歳)】
地方では旅館や民宿の廃業が続き、若い人の働く場所はとんどん減っている。過疎地の雇用創出に現実的なプランを持ち、しがらみなど関係なくスピード感を持って実行できる候補者に期待したい。県民として県中西部と格差なく恩恵を感じられるような政策を進め、子どもたちが暮らしやすく、希望を持てるような環境を整備してほしい。

【長い目で見た観光打開策を - 沼津市戸田・無職(71歳)】
伊豆半島は、観光面でかなり落ち込んでいる。しかし観光対策しても商売ありきで、長続きする効果が得られない。富士山の世界文化遺産登録内定も含め、その場しのぎの政策ではなく、今の子どもたちが大人になった時に良かったと思えるような、長い目で見た観光業の打開策を打ち出してほしい。

【予防接種負担額差をなくして - 熱海市・自営業(48歳)】
子宮頸(けい)がんなど、予防接種をするための自己負担割合の市町格差が大きい。健康被害から人を守るための制度に不公平があるのは問題ではないか。できるだけ公平となるよう、負担額の差をなくす政策に力を入れてほしい。子どもの学力低下が著しいのが気になる。責任は家庭(親)にもあると思うが小・中学校の教育力を高める施策に期待したい。

【起業支援制度や雇用生む対策を - 伊東市・無職(79歳)】
少子高齢化が進むと、社会はこれ以上伸びようがなく衰退する一方。伊豆には仕事がないため、起業を支援する制度や、雇用を生む施設を造るなど対策を整え、若い人が地元で働ける場をつくってほしい。観光客の誘致、アクセスの改善などで、コンパクトに観光資源が詰まった伊豆の活用も考えてほしい。国政は国政、地方は地方として、県のことを第一に考える知事に任せたい。

3860名無しさん:2013/06/09(日) 22:54:30
伊豆新聞(伊東版) 2013年6月7日(金) 3面
'13知事選 私の一票(5) 伊豆地区市町 有権者の声 6月16日投開票
ttp://izu-np.co.jp/feature/news/20130607iz0003000116000c.html

【障害者自立支援事業の充実図れ - 函南町・ボランティア団体代表(65歳)】
函南町には、障害者の自立支援施設がない。また、老人ホームなど高齢者の養護施設も少なく、待機者は3年待ちと聞く。福祉面で、県政には障害者自立支援事業の充実、高齢者養護施設の増設をお願いしたい。高齢者施設については増設だけでなく、利用料の減額や補助などの対策も必要と感じている。年金でまかなえる程度の施設があればうれしい。

【柔軟な考えで超党派の県政に - 下田市・理容業(51歳)】
知事にはリーダーとしての資質が求められる。リーダーシップを取れるのは「智信仁勇厳」をバランス良く備えた人。都市部だけでなく末端まで目が届くような人であってほしい。デメリットをメリットにする柔軟な考えも必要。東日本大震災のときに政党の争いばかり目に付き、政治に関してがっかりしている。県政はできれば超党派でやってほしい。

【子どもが夢を持てる社会に - 熱海市・学習塾経営(24歳)】
現在、子どもたちを取り巻く環境は複雑化している。補助金や手当を出すだけの支援ではなく、子どもたちの心に寄り添う支援に目を向けてほしいと切に願う。育ってきた環境に左右されず大人たちの背中を見て子どもたちが夢を持ち、子どもたち自身の努力で、その夢をかなえるための道を見つけられる社会になるよう、力に注いでほしい。

【子育て世代に優しい環境必要 - 伊東市・主婦(36歳)】
「しずおか子育て優待カード」など子育てを応援する制度があっても、知らない妊婦や母親が多く、必要な人に必要な情報が届いていない。県のサービスをもっと見えるようにしてほしい。不妊治療の支援など、これから働きながら結婚し、子どもを育てていく若い世代に優しい環境を。加えて伊豆半島では、多くの業種に影響する観光の振興に期待したい。

3861名無しさん:2013/06/09(日) 22:56:48
伊豆新聞(伊東版) 2013年6月8日(土) 3面
'13知事選 私の一票(6)・完 伊豆地区市町 有権者の声 6月16日 投開票
ttp://izu-np.co.jp/feature/news/20130608iz0003000116000c.html

【福祉現場見て充実目指して - 伊東市・NPO職員(50歳)】
福祉のもっと充実した県を目指してほしい。現在は障害者や高齢者など、施設に通っている人もいれば在宅の人もいる。特に伊東は在宅者も多く、実際に現場を見ながら考えてくれればと思う。知事ら県幹部は沼津・三島あたりまで来ることはあっても、伊豆まで足を延ばすことは少ない。普段から顔が見えないため、声が届いてないような気がする。

【具体的戦略示し観光振興図れ - 松崎町・会社員(32歳)】
アベノミクス効果で都市圏の景気は回復傾向にあるかもしれないが、地方に波及するまでにはまだ時間がかかる。将来に向けた具体的な戦略を示し、自治体と連携したプロモーションで観光振興を図ってほしい。県政を身近に感じることができないのでどうしても知事選への関心は薄いが、郷土の地域資源を掘り起こし、全国に発信できる候補者を選びたい。

【県水の受水費再度見直して - 熱海市・団体職員(31歳)】
景気対策、特に観光客の誘致に力を入れてほしい。市内の入湯税課税者数(宿泊者数)は、東日本大震災発生前の水準に戻ってきたものの、年々少なくなっている。また、熱海では県営駿豆水道(県水)の受水費を年間約9億円支払っていると聞く。水道料金が上がると、旅館・ホテルなどの経営が厳しくなる。いま一度、受水量の見直しもしてほしい。

【子どもたちの心 豊かに育つ施策 - 伊豆の国市・バレエ指導者(44歳)】
「損か得か」など、目先の利益ではなく物事を決めてほしい。海外に10年ほど暮らしたが、日本は世界から見れば、まだまだ経済的には豊かな国。教育にもっと力を入れ、子どもたちが「善か悪か」をきちんと判断できるよう、心が豊かに育つ施策を進めてほしい。このままだと、子どもたちが、生きにくい社会になっていく気がする。

3862名無しさん:2013/06/11(火) 00:09:03
http://www.at-s.com/news/detail/696028396.html
「西高東低」の投票率 東部選管、汚名返上に躍起
(2013/6/10 15:00)

投票率向上に向けた啓発キャンペーン。キャラクターも登場し、大型ショッピングセンターで投票を呼び掛けた=9日午前、清水町

 16日投開票の知事選に向け、県内各地で投票率アップを目指す動きが活発になっている。関係者が気をもむ投票率。中でも県東部地区は各種選挙で「県内最低投票率」が定位置化しているだけに、汚名返上に躍起になっている。

◇下位を独占
 市区町別の知事選投票率を見ると、前回は熱海市(51・08%)、伊東市(52・19%)、沼津市(54・38%)とワースト3を東部で独占した。県全体の61・06%を10ポイント近く下回った。前回を含めて過去3回の傾向は同様。昨年末の衆院選小選挙区の投票率でも最も高い7区(浜松市北区、浜北区、湖西市など)65・39%に対し、6区(沼津市、熱海市、下田市など)は最低の59・17%。市区町別で沼津市が55・66%で最下位だった。
 県選管は「県政のかじ取り役を決める選挙。期日前投票の呼び掛けなど今ある手段を最大限使ってほしい」と各選管に求める。

◇動機付け鍵
 長期的視点に立った取り組みも始まった。20歳に的を絞った啓発活動に臨むのは沼津市と熱海市。知事選が初の選挙となる20歳にメッセージカードやチラシを送って、「投票に行って自分の声を届けましょう」と呼び掛けている。両市選管はともに「動機付けが鍵。最初の選挙で投票に行くことで今後の継続が望める」と期待する。
 富士市選管は生徒会や児童会で実際の資機材を使った模擬選挙の実施などを勧めている。「政治への関心を若い時から高めることが投票につながる」と力を込めた。

◇構造的問題
 前山亮吉県立大教授は「県内の投票率は西高東低の傾向が見られる」と分析する。背景として「東部は経済が不調で、西部のような業界が集票マシンとなった組織選挙による投票率向上が期待できない」と構造的な問題を要因の一つに挙げる。
 県東部は自民党が小選挙区で勝てない状況が続き、「自民党票が求心力を失い、一定程度の有権者の棄権が恒常化している」とも。その上で「選挙があるなしにかかわらず日ごろの訴えが大切。選挙は身近なものとして関心をつなぎ止める試みが必要」と指摘した。

3863名無しさん:2013/06/11(火) 00:12:29
http://www.asahi.com/politics/update/0610/NGY201306100001.html
2013年6月10日11時2分

尾鷲前市長、市議選で最下位当選「正しいものは正しい」
三重県尾鷲市議当選証書付与式の後、報道陣に心境を語る奥田尚佳・前尾鷲市長=10日午前10時22分、三重県尾鷲市の市庁舎


 9日投開票があった三重県尾鷲市議選(定数13)で、愛知県青少年保護育成条例違反(わいせつ行為の禁止)の罪に問われ懲役6カ月執行猶予3年の判決を受けて控訴中の前市長・奥田尚佳氏(45)が最下位で当選した。

 市長就任前に市議だったことで今回3選となった奥田氏だが、得票は494票で、次点と8票差。厳しい選挙戦を振り返り、「正しいものはどこまでも正しい。分かっている人は分かってくれた。私を信じてくれた人に感謝する」と話した。

 公認会計士の資格を持つ奥田氏は2008年3月の同市長選で初当選したが、税理士を兼業したとして09年3月に税理士法違反の罪で罰金50万円の略式命令を受け、市議会の不信任決議で失職。同年7月の出直し市長選で落選した。

3864チバQ:2013/06/11(火) 23:57:06
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130611ddlk24010064000c.html
選挙:尾鷲市長選/尾鷲市議選 市長選、岩田氏が再選 大川氏「戦略不足だった」 /三重
毎日新聞 2013年06月11日 地方版


当選が決まり支持者たちと乾杯する岩田昭人氏=三重県尾鷲市中村町で2013年6月9日撮影 任期満了に伴う尾鷲市長選と市議選(定数13)は9日投開票された。市長選では現職の岩田昭人氏(63)が、新人の前市議、大川真清氏(37)を破り、再選を果たした。当選の一報が伝わると、事務所に詰めかけた支援者の前で岩田氏は「皆さんと厳しい選挙戦を戦えたことを誇りに思う。一緒になって元気なまち作りをする」と述べた。市長選の投票率は77・92%だった。

 岩田氏は選挙戦で、1期4年の実績を強調するとともに、市政運営の継続と発展を訴えた。防災対策の推進や高齢者の健康増進事業、積極的な地元の情報発信による地域振興などを掲げ、勝利した。

 2期目に向け、岩田氏は「市政の継続を選択してもらった。道の駅の計画を進め、海や山、食を身近に感じてもらえる尾鷲らしい観光施策にも取り組む」と話した。しかし、大接戦となったことから、硬い表情を崩さず「対立候補の得票は私への批判票。重く受け止めたい」と神妙に語った。

 尾鷲の「再考と再興」を掲げ、わずかに及ばなかった大川氏は「戦略不足で浸透しきれなかった」と肩を落とした。

 ◇市議選でも13人決まる
 一方、市長選と同日選となり、16人が立候補した市議選では、前職8、元職2、新人3人が当選した。女子高生にわいせつな行為をしたとして今年2月、名古屋地裁から愛知県青少年保護育成条例違反の罪で有罪判決を受け、控訴中の元市長、奥田尚佳氏(45)も次点と8票差で当選した。市議選の投票率は77・91%だった。【谷口拓未】

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 6648 岩田昭人 63 無現

  6245 大川真清 37 無新

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 ◇尾鷲市長略歴
岩田昭人(いわた・あきひと) 63 無現(2)

 東紀州地域振興公社副理事長[歴]紀南県民局企画調整部地域活性化特命監▽信州大

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 ◇尾鷲市議選開票結果(定数13−16)
当 1835 村田幸隆  64 無元(7)

当 1481 小川公明  56 公新(1)

当 1129 榎本隆吉  63 無新(1)

当 1004 浜中佳芳子 54 無前(3)

当  939 南靖久   57 無前(9)

当  794 高村泰徳  59 無前(8)

当  787 中平隆夫  49 無新(1)

当  697 内山鉄芳  73 無前(7)

当  689 真井紀夫  73 無前(9)

当  681 三鬼和昭  62 無前(6)

当  623 三鬼孝之  69 無前(8)

当  619 田中勲   70 無前(3)

当  494 奥田尚佳  45 無元(3)

   486 端無徹也  40 無前

   391 三林輝匡  41 無前

   334 中垣克朗  72 無前

 =選管最終発表

〔三重版〕

.

3865チバQ:2013/06/12(水) 00:05:52
http://www.at-s.com/news/detail/696028722.html
影薄い静岡県議補選 知事選と同日投開票
(2013/6/11 14:03)

 16日投開票の県議補選は浜松市中、東区と焼津市の3選挙区で、いずれも1議席をめぐり新人がしのぎを削っている。各陣営は同日投開票の知事選に相乗りした運動を展開するなど懸命に支持拡大を図るが、知事選や参院選の影に隠れ、有権者の関心はいまひとつ。争点も見えにくい。

◇浜松市中区
 自民、共産の公認と無所属の3新人が出馬した浜松市中区。知事選と重なる構図に、陣営は知事選候補との共闘態勢を鮮明にする。
 自民杉本好重候補(51)=公明県本部浜松総支部推薦=は、自民支持の知事選候補広瀬一郎氏(57)の集会や遊説に顔を出して票固めを急ぐ。9日は広瀬氏の演説会に出席。選対幹部は「2人は自民候補として一蓮托生(いちれんたくしょう)」と断言する。
 無所属で連合静岡推薦の山崎真之輔候補(31)は現職知事の川勝平太氏(64)を支援する。同日、西区の街頭演説で勝手連の1人としてマイクを握った。わざわざ選挙区外に駆け付けたのは「現職知事とのセットは有権者に強い印象を与える」(陣営)ためだ。
 共産の平賀高成候補(59)も同日、党公認の知事選候補島津幸広氏(56)とJR浜松駅前で合流し、「中部電力浜岡原発を廃炉に」などと声をそろえた。

◇浜松市東区
 無所属新人の一騎打ちとなった東区は、鈴木滋芳候補(58)が川勝氏支持を掲げ、運動の相乗効果を狙って選挙戦を展開している。これに対し、大石哲司候補(60)は取材に「知事選の色をつけず“完全無所属”として戦う」と述べ、対照的な姿勢で臨んでいる。
 両陣営ともに期日前投票を呼び掛けているが、反応は鈍い。9日に区役所を訪れて投票した女性(65)は「県議補選をやっているとは知らなかったので白票を投じた。知らない人に投票できない」と話した。

◇焼津市
 政党公認の新顔が対決する焼津市選挙区では、自民の加藤与志男候補(66)が「知事選はイチロー、補選はカトー」と広瀬氏とセットで売り込む。
 一方、日本維新の会の諸田洋之候補(46)は同党が広瀬氏の推薦を見送り、自主投票としたことを受けて「中立」とし、幅広い層からの得票を目指す。

3866チバQ:2013/06/12(水) 00:08:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20130610-OYT8T01180.htm
知事選ラストスパート、候補者ルポ

. 知事選は16日の投開票まで1週間を切り、最終盤に突入した。選挙期間中最後の日曜日だった9日、県内各地を駆け回り、声をからして有権者に支持を訴える3候補を追った。

■ 広瀬一郎氏 

 「イチロー、イチロー」。午後5時半過ぎ、JR磐田駅。応援演説を終えた自民党の高市政調会長が音頭を取り、聴衆にイチローコールを要求すると、一気にボルテージが上がった。

 自らの左胸を2回たたき、両手の親指を突き上げて応えた広瀬氏。「みんなの気持ちは分かっている。一緒に戦おう」というサッカーでおなじみのポーズだという。告示後、熱弁を振るった後に行うようになった。

 連日の街頭演説で声はかれ気味だが、疲れは見せない。この日は富士市からスタート。静岡、掛川、磐田市などを巡り、午後7時には浜松市東区での決起大会に臨んだ。壇上から階段を駆け足で降り、サッカーネタをちりばめながら、新エネルギー政策も訴えた。再び会場を包んだイチローコールに親指を突き立てた。

 「話を聞いてうっとりした」と満足げに会場を後にした高齢の女性や、別の女性からは著書にサインを求められる場面も。

 「意気込みは最初から変わっていません。勝つつもりですから」。最後は闘争心をむき出しにした。

(鯨岡学)

■ 島津幸広氏

 「世界一危険な浜岡原発の再稼働は絶対に許しません」。午前8時、川勝氏とのバッティングを避けて20分早めた湖西市の新居関所前での街頭演説。どの場所でも必ず中部電力浜岡原子力発電所(御前崎市)の話題から始める。日曜日の早朝で人はまばらだったが、「選挙カーの上から見ると、家の窓から耳を傾ける顔が見えてくる」と手応えを感じている。

 街頭演説は1日約15か所で行う。声がかすれないよう、演説後はうがいとのど飴を欠かさない。声の出し方も工夫し、「絶叫すればいいというものでもない」。演説が終わると、すぐに駆け寄り、相手よりも目の位置を下げて握手をする。昔から変わらないスタイルだ。

 同11時半頃の昼食は、弁当屋で買ったすしパックに、差し入れのジャガイモ煮とトマトサラダ。15分程度でたいらげ、仮眠を取って午後の演説に向かった。

 ぶれない主張に、市民の見る目が変わってきたと感じている。「正論を言えば、必ず主張は多数のものになる」。こう信じて、最後まで声を振り絞る。(南祐太朗)

■ 川勝平太氏 

 午前8時40分、先に新居関所を訪れた島津氏から50メートル程離れた空き地で演説をスタート。応援弁士の三上元・湖西市長は、100人を前に「戦後の知事で、川勝さんは最も印象に残る」とエールを送り、川勝氏は演説後、自ら「平太ガンバレ」と声を張り上げた。

 普段は他候補を擁立した政党を支持しているという70歳代男性は会場で、「失政もないし、知事を代える必要はない」と話した。

 この日、川勝氏は「ウグイス嬢」を務めた女性らと、浜松市西区のうどん店で昼食。熱いおしぼりで汗を拭うと、冷やし天ぷらうどんを食べた。川勝氏は取材に「伊豆でイチローくん(広瀬候補)と出くわして、『イチロー頑張れ』と叫んだよ」と笑顔を見せた。

 移動中も仮眠を取らず、茶畑の女性に手を振ったり、信号待ちで車が止まると、隣の車の運転手に話しかけたりしていた。

 午後3時過ぎ。島田市での街頭演説には、嘉田由紀子・滋賀県知事も応援に駆けつけ、「浜岡原発に近い静岡で、県民投票の道筋をつけてほしい」と語った。(滝沢孝祐)

(2013年6月11日 読売新聞)

3867とはずがたり:2013/06/13(木) 19:03:23

ダメなやつだなぁ・・。

酒気帯び運転:岩本町長がまた 元プロ野球選手 愛知
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20130613k0000e040203000c.html
2013年6月13日(木)14:16

 愛知県警津島署は13日、中日ドラゴンズなどで活躍した元プロ野球選手で、同県大治町の岩本好広町長(53)を道交法違反(酒気帯び運転)容疑で検挙した。

 容疑は13日午前7時35分ごろ、同町花常の町道で、酒気帯び状態で乗用車を運転したとしている。同署員が交通安全キャンペーンのビラを配ろうと、自宅から車を運転して役場に出勤してきた岩本町長に停止を求めた。窓を開けると、酒のにおいがし、検査の結果、呼気1リットル中から0・25ミリグラム以上のアルコールが検出された。容疑を認めているという。

 岩本町長は町議時代の2008年7月、酒気帯び運転で物損事故を起こしたとして、同容疑で書類送検されている。

 町によると、岩本町長は同日午前、町議会総務教育常任委員会に出席するなど公務を予定通りにこなしたという。岩本町長が検挙されたことについて、町企画課の職員は取材に対し「交通違反をしたと聞いたが、それ以上の詳しい内容はわからない」と困惑していた。

 岩本町長は阪急ブレーブスや中日ドラゴンズで内野手として活躍し、1990年に引退した。93年まで中日の1軍走塁コーチを務めた。町議2期を経て、10年の町長選で初当選。当時、みんなの党単独推薦の市町村長選で全国初めての当選者だった。【三上剛輝】

3868チバQ:2013/06/14(金) 00:05:19

http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20130613/CK2013061302000011.html
川辺の佐藤町長、広報誌で「当選感謝」 公選法違反の可能性
2013年6月13日

 四月の町長選で無投票当選した川辺町の佐藤光宏町長(56)が、町広報誌六月号に「無投票にて四選の栄に浴させていただました。誠にありがとうございました」とするあいさつ文を載せた。

 公選法が禁じている「選挙期日後のあいさつ行為」に当たる可能性があり、佐藤町長は「就任あいさつとして四期目の抱負や政策を伝えるつもりだったが、軽率だった」と釈明している。

 県選管によると、公選法は選挙期日後に、当落について選挙人にあいさつする目的で新聞や雑誌、文書図画を配布することを禁じている。違反すると三十万円以下の罰金。担当者は「発行前に町から相談があれば、法解釈を伝えた」と説明する。

 町広報誌は毎月約三千五百部発行し、町内に全戸配布している。佐藤町長は「今後は法令を順守し、町民の誤解を招かないようにしたい」と話している。

3869チバQ:2013/06/15(土) 01:49:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130606-00000008-mailo-l22
課題と選択:2013知事選/1 浜岡再稼働、言及なく /静岡
毎日新聞 6月6日(木)11時15分配信

 ◆数字は語る 住民投票条例署名数16万5127人
 ◇「厳しい」が暗黙の了解、だが…
 「何も言わなかったね。投票の基準にしようと思ってるんだけど」。今月初め、中部電力浜岡原発が立地する御前崎市であった知事選候補者の街頭演説で、特定の支援候補はいないという市内の元漁師の男性(72)は、原発に触れない訴えに違和感を持った。
 2011年5月に政府要請で運転を停止した浜岡原発。街頭に一緒に立った陣営の一人は「地元でも『原発は怖いので再稼働は厳しい』と暗黙の了解がある。あえて話さなくても消化不良ではない」と話す。しかし、男性には聞きたいことが山ほどある。「停止状態はいつまで続くのか、再稼働への姿勢は、県民投票は……」
 中部電は、津波対策工事や原子力規制委員会の新規制基準が義務付けたフィルター付きベント(排気)装置の設置などを15年3月末に完了させるとして、急ピッチで作業を進めている。
 同社の水野明久社長は4日の記者会見で「早い時期に申請できるよう検討を進めたい」と述べ、工事完了前も含めた再稼働申請の可能性を示唆した。原子力規制委が新基準に適合していると認めれば、新知事は任期中に再稼働への判断を求められる可能性がある。
 再稼働の是非や、判断のための住民投票を実施するかの3候補の主張は三者三様。住民投票については争点の一つとなっている。
 「16万5127人の思いをどう受け止めるのか」。住民投票実現へ向け活動する市民団体「ネットワーク県民投票」の久保田誠司事務局長は、3候補の訴えを注視する。数字は、昨年9月に住民投票条例案を直接請求した際、有効とされた署名人数だ。
 久保田事務局長は、「候補はどんな意見でも自らしっかり説明し、対話してほしい」と注文を付ける。別のメンバーは「重要な問題なのに、どの候補も具体的言及がほとんどなく選挙戦はぱっとしない」と不満げだ。
 県原子力安全対策課によると、知事には浜岡原発の再稼働可否を判断する法的権限はない。しかし、09年の駿河湾を震源とした地震で運転が止まった浜岡5号機は、川勝平太現知事が再稼働を認めたことで1年半ほど後に運転を再開した。立地県トップの判断は重く、今後4年間を託せる候補は誰なのか、県民は厳しい視線を注いでいる。【樋口淳也】=つづく
   ◇   ◇
 知事選は16日の投開票まで10日間を残すのみとなった。次の知事が直面する県政課題の現状を追った。
6月6日朝刊

3870チバQ:2013/06/15(土) 01:49:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130608-00000064-mailo-l22
課題と選択:2013知事選/2 のしかかる膨大な費用 /静岡
毎日新聞 6月8日(土)11時46分配信

 ◆数字は語る 津波対策必要な県内沿岸 総延長280キロ/505キロ
 ◇基金設置や給与削減検討
 遠州灘に面し、浜名湖河口を挟んで浜松市と向き合う湖西市新居町。地区内で自主防災会長を務める杉浦常雄さん(66)は「防潮堤に打ち寄せた波が東西に流れたらどうなるのか」と声を落とす。
 「防潮堤」は、目と鼻の先にある浜松市側に海抜13メートル程度の高さで建設が進む県事業。昨年6月、同市で創業した住宅メーカー「一条工務店」(東京都江東区)グループが300億円の寄付を表明したのをきっかけに、県は他地域に先駆けて同市沿岸約17・5キロに整備することを決め、4月に着工した。
 スズキも浜松市に5億円の寄付を表明。県内有力企業が拠点を置き、寄付金も順調に集まる同市は津波対策で先行する。杉浦さんは「他の自治体の対策はいつになるのか」と取り残されたように感じる。
 県が南海トラフ巨大地震も踏まえて改定中の「第4次地震被害想定」の中間報告(2月公表)で、湖西市は最大15メートルの津波が到来するとされた。
 県は最悪のケースの場合、防潮堤などのハード面に加え、避難訓練の実施や情報伝達の迅速化など事前の準備で減災できるとしているが、杉浦さんの住む地区は海岸からわずか約100〜500メートルで約250世帯900人が住む。65歳以上の高齢者が約25%を占め、「もう逃げることができない」と諦めの声も上がる。
 県によると、県内の海岸総延長約505キロのうち津波対策が必要なのは約280キロ。従来はほとんどの沿岸で防潮堤などを整備済みとしていた。しかし、2月公表の中間報告では、湖西市をはじめ、大部分の市町で従来想定を超える津波高が示された。今月末にまとまる第4次被害想定を受け、大幅な追加対策も予想される。
 ただ、財政状況は厳しい。県は追加対策も見越して民間から広く寄付を募る防災基金を設置したが、現在集まっているのは一条工務店分を除けば約1000万円ほどだ。
 川勝平太知事は先月、県庁で開かれた地震津波対策有識者会議で「職員給与の一部を県民の生命財産を守ることに使うことも含めて検討せざるを得ない」と、職員給与削減の可能性にも言及した。
 防災先進県として周到に対策を進めてきたと言われていた静岡県。東日本大震災後にクローズアップされた津波対策への膨大な費用が新たに重くのしかかっている。【山本佳孝】=つづく
6月8日朝刊

3871チバQ:2013/06/15(土) 01:49:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130611-00000016-mailo-l22
課題と選択:2013知事選/3 沼津駅高架事業、推進派市長再選 /静岡
毎日新聞 6月11日(火)11時8分配信

 ◆数字は語る 沼津駅高架事業費用787億円
 ◇今年度にも「推奨案」 拠点都市の将来左右
 「コウカのあるマチへいよいよ発進。」。沼津市役所前の立体駐車場に掲げられた水色の垂れ幕は、沼津駅付近の線路高架事業を国が認可した2006年から掲げられる。ある市の職員は「認可から時間がたち過ぎ、垂れ幕も色あせそうだ」と嘆く。
 沼津市を東西に走る駅付近の線路は中心市街地を分断していると長らく指摘されてきた。計5・3キロの線路を高架線にしようと30年ほど前から議論が始まり、県事業としてスタート。費用約787億円の2割余の184億円を市が負担する。
 だが、事業の前提となる隣接貨物駅の移転が暗礁に乗り上げている。「費用がかかる高架化は不必要」などと反対する住民もいて、移転先敷地の買収が7割までしか進んでいないからだ。一時は強制収用の姿勢さえ見せた市を住民が提訴する事態にもなり、事業は頓挫した。
 県は「市民との対話が不十分で不信を抱かせた」として、賛否双方の住民が参加して意見集約するPI(パブリックインボルブメント)を11年から始めた。住民参加の勉強会を頻繁に開催し、専門家などの第三者から助言も受けて検討を重ねているが、議論が集約する見通しは現段階では立っていない。
 停滞したままの事業を尻目に、県東部の拠点都市を自負する沼津市の衰退は止まっていない。00年を挟んで丸井などの大型商業施設が相次いで撤退し、今年1月には駅前のランドマークだった西武沼津店も閉店。市経済界には、貨物駅移転を伴わない駅橋上化による南北通路整備を主張する声も出始めた。
 ただ、高架事業が争点となった昨年10月の市長選は推進派の栗原裕康現市長が再選され、市は「高架化はまちづくりに不可欠」との立場を崩していない。
 市を二分する課題に対し、知事選で自民が支持する新人の広瀬一郎氏(57)は「決断してみせる」とリーダーシップに自信を見せ、共産党の新人、島津幸広氏(56)は「事業は中止し、自由通路を開設すべきだ」と主張。現職の川勝平太氏(64)は「強制収用はしないが推進」の立場を取る。
 PIでは、高架以外の選択肢も含めて検討されており、今年度中にも「推奨案」として意見がとりまとめられる予定。しかし、最終判断は知事の意向が大きい。知事選の結果は沼津市の将来設計に大きな影響を与えそうだ。【西嶋正信】=つづく
6月11日朝刊

3872チバQ:2013/06/15(土) 01:50:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130612-00000014-mailo-l22
課題と選択:2013知事選/4 静岡空港、利用者増の見通し不透明 /静岡
毎日新聞 6月12日(水)10時55分配信

 ◆数字は語る 静岡空港赤字(11年度)16億9746万円
 ◇増改築に期待するが
 今月4日、開港4周年を迎えた静岡空港の記念式典は、祝福ムードよりも関係者の危機感が色濃く表れた。
 「安定した路線を目指していたが、さまざまなことがあり大変厳しい状況だ」。各航空会社のあいさつで、ソウル便を運行するアシアナ航空の李相圭・静岡支店長は嘆いた。
 東日本大震災から立ち直りを見せていた国際線に昨秋、尖閣諸島や竹島を巡る問題が水を差した。昨年10月、搭乗率は上海便が35・1%、ソウル便も51・5%と落ち込んだ。
 今年5月は上海便30・9%、ソウル便47・4%とさらに悪化し、ソウル便で競合する同社と大韓航空は11日、JR静岡駅で共同PRを行うなど「異例のタッグ」を組まざるを得なかった。
 静岡空港は総額約1900億円を投じて2009年に開港した。しかし、もともと新幹線や高速道路で東京、大阪にアクセスしやすく、空路は「ドル箱路線」に乏しかった。
 03年に県が年間138万人と予測した利用者数は、開港後1年間は約63万5000人と半数に満たず、その後も10年度は約56万人、11〜12年度は40万人台と低迷している。県税投入で赤字を埋め続け、民間基準で試算した11年度収支は約16億9746万円の赤字。
 県空港経営課は「課題は比較的好調な国際路線のさらなる誘致と、国内ビジネス客の取り込み」と話す。県は有識者会議の答申を受け、当初予算で3000万円を盛り込み、空港ビルの取得と増改築の方針を打ち出した。ビル運営への関与を強め、国際路線客の受け入れ態勢を整える一方、「物足りない」とされた飲食店や待合場所を拡充、ビジネス客も取り込むのが狙いだ。
 現在の施設は手狭で入国審査窓口は1カ所しかなく、国際便到着後は長い列ができる。到着から空港を出るまで1時間半かかった例もあり、ビル内はコンビニエンスストアなど数店舗しかない。同課は「施設を活用しきれていない。テナント充実で、お金を落としてもらう流れができる」と増改築に期待する。
 ただ、増改築が利用者増につながるかは不透明だ。国土交通省によると、羽田や福岡など主要な国管理26空港でも12年度は24空港が赤字。増改築すべきか、実施するならどんな内容なのか。「低空飛行」の経営を安定軌道に乗せられるか、次の知事にも厳しい課題が突き付けられている。【平塚雄太】=つづく
6月12日朝刊

3873チバQ:2013/06/15(土) 01:50:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130613-00000008-mailo-l22
課題と選択:2013知事選/5止 高齢化率過去最高、在宅のニーズ増え /静岡
毎日新聞 6月13日(木)10時55分配信

 ◆数字は語る 人口10万人当たりの医師数47都道府県中40位
 ◇増加への特効薬なく
 「質の高い医療を提供し、研修制度も充実しています」。県の「ふじのくに地域医療支援センター」が8日、浜松市で医大生向けに開いた合同説明会で、出展した県内約30病院の職員らが、アピールに必死になっていた。
 説明会を訪れていた「中東遠総合医療センター」(掛川市)の名倉英一院長は「研修医確保は人材確保に加え、病院の質の向上につながる」と強調する。
 センターは掛川市総合病院と袋井市民病院が統合して先月1日に開院したばかり。両病院は医師不足が患者離れにつながったことで経営難に苦しみ、全国で初めて自治体病院同士が統合した。医師確保が順調に進むのか全国から注目を集め、院長にもプレッシャーはかかる。
 県内の医師不足は深刻だ。2010年の10万人当たりの医療施設従事医師数が182・8人と、全国平均の219人には到底及ばず、全都道府県で40位と低迷している。
 「医科系大学の誘致が必要」。県内の医学部は浜松医大のみで、前回知事選で、川勝平太知事が医師不足解消のため医大誘致を掲げたが、医師不足の顕著な東部を念頭に、県が複数の大学と折衝している段階にとどまる。
 そもそも、国は医学部の定員は増やしても新設には慎重で、1979年の琉球大医学部設置以来認めていない。静岡よりさらに医師不足に悩む首都圏や東北の自治体も新設を国に求めているが、容認される見通しは立たず、もともと問題解決のハードルは高い。
 また、医学部に進学する県内高校出身者数(12年度)は全国平均よりも92人下回る171人と、医学部志向の学生も少ない。県の担当課は「県内に医科大が一つしかなく、進学先として身近に感じることができない要因」と頭を悩ます。
 若手医師を呼び込むため、県は07年度から県内の医療機関勤務を条件に月20万円を最大6年貸与する制度を開始。大学卒業後に貸与期間の1・5倍の期間、県内に勤務すれば返還を免除する。09年度からは定員を全国トップクラスの100人規模に拡充した。
 また、研修医が複数の病院をローテーションし、専門医の資格取得を目指す独自プログラムも実施し、医師確保に力を入れる。
 だが、医師養成は6年間の大学教育とその後の研修期間で10年はかかり、増加の特効薬はない。先月県が公表した県内高齢化率は24・9%と過去最高となった。在宅医療のニーズは増え、医師確保を求める声はさらに強まることになる。【山本佳孝】=おわり
6月13日朝刊

3874チバQ:2013/06/15(土) 02:49:23
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20130611048268.html
安中市議を再び出席停止に
五泉市議会
 五泉市議会は11日、6月定例会初日の本会議で、安中聡市議(35)が新聞折り込みチラシで配布した「政治活動報告書」に不適切な記述をし、議会の謝罪要求に応じなかったとして、同日から5日間の出席停止とする懲罰動議を賛成多数で可決した。

 安中市議が出席停止処分を受けるのは昨年の9月定例会に続き2回目。

 安中市議は4月下旬、市内に配布したチラシの中で市議会の会派構成が変わったことを指摘し、「4月にこのような動きがあるのも、ひとえに政務活動費のためであります」などと記した。

 これに対し11日の議会運営委員会は、「事実と異なる記事を掲載し、市民に誤った情報を流した」などと問題視。市議7人が動議を出し、懲罰特別委員会(町田俊夫委員長)を設置した。安中市議は弁明の場で「見解の相違であり、問題ないと考えている」と語ったが、出席停止5日間が決まった。

【政治・行政】 2013/06/11 21:05

3875チバQ:2013/06/15(土) 02:51:00
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20130614/CK2013061402000052.html
町長摘発 大治町に衝撃 酒気帯び運転容疑
2013年6月14日

記者会見で苦渋の表情を見せる大治町の岩本好広町長=同町役場で


 三年前に大治町のかじ取りを任された岩本好広町長(53)が十三日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで摘発された。支持していた町民からは落胆の声が漏れ、町議会は「責任は重い」と厳しい目を注ぐ。町役場で開かれた記者会見では、頭を丸刈りにして謝罪した岩本町長に、報道陣から酒気帯び運転に至るまでの経緯や、責任の取り方について質問が相次いだ。

◆岩本町長会見要旨
 【進退について】

 一人で考えることではないと思っている。支援者や支援組織と相談しながら決めたい。楽な方法はあると思うが、今はその時ではない。今は議会中なので、混乱を招くといけない。(議会から辞職勧告が出れば)議会側の対応は分からないが、出た時に考えたい。支援者からは「ここまで一生懸命やってもう少し頑張れないか」や「立場上軽率だった」という話はあった。

 【前夜からの状況】

 夕食を終えて、午後九時までに野球を見ながら焼酎を水割りでグラスで三、四杯飲んだ。そのまま寝てしまって、十三日午前零時前に目が覚めた。翌日は議会の委員会があるので、早く寝たいと思い薄めの焼酎を三杯飲んだ。いつもより量が多かったということはない。翌朝、家を出た時に外に警察がいたことも承知だったが、十分睡眠を取ったつもりで、飲酒運転という自覚はなかったので、そのまま車に乗り役場に向かった。

 【普段の飲酒】

 毎晩は飲んでいない。眠れるように寝酒で飲み、そのまま寝てしまうこともある。議会中は外には出ず自宅で飲む。普段は午前零時ごろに飲むことはないが、翌日が委員会だったので睡眠を取るために飲んだ。特別なこと。土曜日とか次の日の公務が昼からだと、飲むことはある。

 【謝罪の言葉】

 町民、関係各位のみなさん、世間さまに大変申し訳なく思っている。深く反省している。軽率と言えば、軽率だった。反省も兼ねて髪を切った。

 【議会への対応】

 十三日午前は議会の委員会があったが、話はしていない。全議員そろったところで話をしたい。議長の時間が取れなかったので、議長と副議長には職員を通して報告した。

 【十三日の行動】

 アルコールが検出されたということで、私としては自覚がなかったので、医師に相談しようと病院に行った。薬を飲んだり、体調不良だったり、排せつがうまくいかないときに起こり得ると言われた。薬は朝晩必ず飲んでいる。

岩本町長の酒気帯び運転が発覚したとみられる道路。奥は大治町役場=同町で


◆いい町長と思ったのに 町民落胆
 岩本町長が町議時代に続き、再び道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで摘発されたことに十三日、町民からは失望の声や責任を追及する意見が相次いだ。

 「町のため熱心に動いてくれる」「元気がいい」。元ドラ戦士の町長は知名度の高さと明るいキャラクターでファンもいただけに、今回の不祥事に注がれる目は厳しい。

 パートの女性(45)は「町を盛り上げてくれる、いい町長だと思っていたのに」と落胆。主婦(37)は「酒を飲んだら運転しないのは当たり前。何らかの責任を取らなければいけない」と、きっぱり。

 ある男性(53)は「今回が初めてのことではない。町民に示しがつかないので、潔く辞めてもいいのでは」と突き放した。

3876チバQ:2013/06/15(土) 02:51:33
◆自分で運転「まさか」 近隣の市町村長も驚き
 岩本町長が道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで摘発されたことを受け、近隣の市町村長らは「酒を飲んだら運転してはいけない。あってはならないこと」などと感想を語った。岩本町長とは会合などで接する機会があり「酒臭いことがたびたびあった」と心配する声も聞かれた。

 前日十二日に愛西市佐織公民館で開かれた会合で、岩本町長と顔を合わせた日永貴章市長は「(当日は岩本町長と)話をしなかった」と振り返り、「酒を飲んだら運転しないのは常識。あってはならないこと」と語った。

 支持者たちや各種団体との会合で飲酒する機会の多い首長。「朝になったからと、安心できるわけでない。健康管理に注意したい」(村上浩司あま市長)との声も。

 別の首長は「岩本町長に会うと、酒臭かったり顔が赤かったりすることがたびたびあった。まさか自分で車を運転するとは」と驚いた様子だった。

 (藤嶋崇、添田隆典、鈴木啓太、福本英司)

◆岩本好広町長の歩み
2003年4月   大治町議選で初当選

  07年4月   町議選で再選

  08年7月   酒気帯び運転で事故

  09年6月   町議会が議員辞職勧告決議案を可決

  10年5月   大治町長選で初当選

    12月   「飲酒運転の根絶」を掲げる町交通安全条例改正

  13年6月12日  愛知県町村会理事会で副会長に選出

       13日午前7時半すぎ 酒気帯び運転で摘発

          午後5時  頭を丸めて記者会見

3877名無しさん:2013/06/15(土) 10:56:38
http://mainichi.jp/select/news/20130615k0000e040158000c.html
市庁舎高台移転:撤回後も議論続く「観光の町」静岡・下田
毎日新聞 2013年06月15日 10時24分(最終更新 06月15日 10時45分)


下田市庁舎の移転候補地だった同市敷根の高台(手前中央)。現庁舎(奥)は下田港から1キロほどしか離れていない=静岡県下田市で2013年5月12日、本社ヘリから矢頭智剛撮
拡大写真 東日本大震災後、静岡県下田市では前市長が市庁舎の高台移転を決めたが、現市長は「市街地が衰退する」などの声を受けて撤回し、移転賛成、反対両派の「陳情合戦」が起きている。防災とまちづくりの両立を巡り、住民合意の難しさが浮き彫りになっている。

 市庁舎は築50年以上経過し、海岸から約1キロ、海抜約2.5メートルに建つ。楠山俊介市長は5月、高台近くの市民から「巨大地震を考えると庁舎は危険」と移転を求める嘆願書を受け取り「少し時間を頂きたい」と言葉を濁した。

 移転話は昨年3月、国が公表した南海トラフ巨大地震の最大津波高の想定をきっかけに進んだ。「25.3メートル」という衝撃的な数字に、前市長が海抜53メートルの高台への移転を決めた。しかし、国が2カ月後に公表した新たな想定では地区単位の数字が出て、庁舎付近の浸水深(しんすいしん)は「5.5メートル」に。これで風向きが変わり、市街地から「庁舎を中心に市街地の活性化が必要」「高層化して津波避難ビルに」などの声が上がった。

 下田市は就業人口の8割以上が観光業中心の第3次産業。「庁舎移転で津波のイメージが定着したら海水浴客が離れる」との意見がくすぶっていた。楠山市長は商工会議所などの陳情を受けて今年3月、「総合的な判断をした」と移転を白紙撤回した。

 被災地の岩手県釜石市で復興ディレクターを務める遠藤新・工学院大学准教授(都市計画学)は「市庁舎はあくまで部分(の話)。どういう街を目指すのか、という全体像が大事だ。まちづくりや防災をトータルプランで考え、市民で話し合ってほしい」と話している。【扇沢秀明】

3878チバQ:2013/06/16(日) 19:08:48
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130616/crm13061618300009-n1.htm
電話で町長脅迫の疑い 退去恨み?母子再逮捕
2013.6.16 18:29
 岐阜県池田町の岡崎和夫町長(65)に対し「命をもらうと伝えろ」と脅迫の電話をかけたなどとして、県警捜査1課などは16日、脅迫容疑で同町の無職少年(16)と母親(52)=いずれも窃盗容疑などで逮捕=を再逮捕した。

 町関係者によると、母親は夫とともに昭和54年8月に町営住宅に入居したが、家賃滞納により昨年9月に退去させられた。同課によると、母子は「強制退去が許せなかった」との趣旨の供述をしているという。共に容疑を認めている。

 再逮捕容疑は4月13日午後8時35分ごろ、岐阜県大垣市の公衆電話ボックスから池田町役場に電話し、町職員に「岡崎和夫は警護付きですか。必ず命はもらうと伝えてください」と脅した疑い。

 同課などは5日、町消防団倉庫から携帯無線機1台(9万円相当)を盗んだとして逮捕。無線機で脅迫計画に関するやりとりをしていたという。

3879チバQ:2013/06/16(日) 19:21:40
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/shizu_area/shizu_governor2013/list/201306/CK2013061502000244.html
ウナギ政策に目を光らす
2013年6月15日

◆業者ら「農業より手薄」「景気回復が肝」
(コラージュ)


 選挙戦最終日を迎えた静岡県知事選。ラストスパートにはスタミナが欠かせない。スタミナ食の代名詞・うな丼がニホンウナギの絶滅危惧種指定で、今夏の土用の丑(うし)(七月二十二日、八月三日)は値上がりしそう。静岡を代表する水産物ウナギの将来を、各候補はどう守るのか−。

 「本当は値上げしたいが、ここで踏ん張って客が戻るのを待つ」

 浜松市内の老舗店で、店主(70)が言う。昨年はウナギが一匹五百円ほど上がり、うな重の値段も四百円上げた。今年も楽ではないが「これ以上、高くすれば客離れが加速する」。

 浜名湖の養鰻(ようまん)業者は「国会議員の選挙に比べて、盛り上がらないね」と話す。国会には「養鰻振興議員の会」(森山裕会長)なる“ウナギ族議員”がいる。県選出の議員もいる。「水産庁に声を届けてくれるし、国会でも、いろいろ言ってくれる」。ポスター貼りにも熱が入る。

 知事選では、防災や原発といった大きなテーマに隠れ、ウナギの将来は、めったに語られない。各候補、陣営は、どう考えているのか。

 広瀬一郎さんの陣営は「まず民間がどこまで努力するか。その上で、県との歯車をかみ合わせる必要がある」(自民党県連幹部)。

 ニホンウナギだけでなく、アフリカ、インドネシアなど世界には十九種いる。県連幹部は浜松の業者が日本人の口にあう種を探っている例を挙げ、民間の取り組みを見極めた上で、県の施策を打ち出すべきだと説明する。

 島津幸広さんは、愛知県内の業界関係者による下りウナギ、シラス(稚魚)の保護が「参考になる」とみる。ニホンウナギのシラスは中国や韓国、台湾でも捕れ、近隣各国との連携は欠かせない。東アジアの財産でもあり「県政としてより、国が主導して国境を越えた保護対策に乗り出す時期にきている」と指摘する。

 県は本年度、養殖のタネとなるシラスウナギが、外洋から浜名湖などへ、どのように遡上(そじょう)しているか探る調査を始めた。川勝平太さんは五月の定例記者会見で「(調査を踏まえ)現在十二月〜翌年四月に設定されている採捕時期を最適化していく」と、資源保護の観点から漁期の変更や短縮も視野に入れる。

 シラス漁三十年の漁師(55)は「このままじゃ若い漁師が食えず辞めていく。農業に比べ、漁業は対策が手薄に感じる」と、県や国の政策に目を光らす。市内のウナギ店主は「浜松の製造業が復活すれば、接待需要が増す。景気対策で何を言ってるかで選ぶよ」。

(勝間田秀樹)

3880居酒屋へ逃ワズ集りなう ◆S3/.7DxKSg:2013/06/17(月) 01:37:19
トリプルスコアww
とはずがたり惨敗w

3881チバQ:2013/06/18(火) 00:32:54
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20130617-OYT8T00003.htm
川勝氏、大差で再選



当選が確実になり、支援者と万歳をする川勝さん(中央)(16日午後8時15分過ぎ、静岡市葵区黒金町のホテルアソシア静岡で)  知事選は16日、投開票が行われ、現職の川勝平太さん(64)が、広瀬一郎さん(57)と島津幸広さん(56)の2新人を大差で破り、再選を果たした。川勝さんは党派色を出さない代わりに、個人・団体が勝手連として支援する選挙戦を展開。4年前の前回選挙で推薦した民主党や連合静岡のほか、経済界有志の支援を取り付け、対抗馬を擁立した政党の支持層にも浸透した。県民の信任を得た川勝さんは、南海トラフ巨大地震の発生を想定した地震・津波対策、事実上の凍結を指示したJR沼津駅周辺の高架化問題などに取り組むことになる。

 川勝陣営が集まった静岡市葵区のホテルアソシア静岡では午後8時、大型スクリーンに映し出されたテレビ画面に「当選確実」のテロップが流れると、詰めかけた約100人の支援者が一斉に立ち上がり、拍手や歓声を送った。

 川勝さんは、午後8時10分頃、妻・貴美さんとともに「平太、平太」のかけ声がこだまする会場に入った。川勝さんは、2期目の抱負について「誰もが同じようにかけがえがなく、それぞれの人を大切にする地域づくりをしたい。子育てや教育には特段の力を注ぐ」と述べた。

 川勝さんを支援した後藤康雄・はごろもフーズ会長は「女性のパワーに圧倒された選挙戦だった。防災や減災、雇用確保など、やらなければいけないことはたくさんある。仕事を成し遂げ、すばらしい静岡県にしてほしい」とエールを送った。

 また、静岡のホテルの会場と西部、東部の事務所をインターネット回線でつなぎ、スクリーンに映った画面越しに、鈴木修・スズキ会長兼社長が「知事さんが再選された最大の原因は、やっぱり実績です」と祝福した。

 会場には、民主党の細野幹事長や蒲島郁夫・熊本県知事も駆け付けた。細野幹事長は取材に対し、「県民の勝利。県民の一部として(民主党も)貢献できた」と語った。

 今回の選挙は1期4年の県政運営に対する評価が問われた選挙だった。川勝さんは南海トラフ巨大地震を想定した地震・津波対策の推進や1クラス35人学級の実現、子供の医療費助成拡充などの実績を強調した。

 連合静岡など川勝さんに立候補を要請した団体から、政治経験が無い少人数の市民グループまで、党派を超えた個人・団体の勝手連が集合して選挙戦を展開した。勝手連の受け皿となる「ふじのくに県民の会」への登録数は1万を超えた。

 各種団体に推薦依頼を出さなかった川勝さんの意向をくんだ方法だったが、陣営には「新しいタイプの活動だが、今回だけのスタイルにしたい」との不安もあった。掲示板へのポスター貼りや街頭演説の日程調整には組織の力が必要で、告示日が近づくにつれ、「勝手連だけでは戦えない」との声も上がった。

 その不安を吹き飛ばしたのは、川勝さんの抜群の知名度だった。街頭演説には主婦らが詰めかけ、演説を終えた川勝さんに握手を求めて列を作った。「党派の党派による党派のための県政はいらない」とのフレーズを繰り返し、一党一派に属さない姿勢を強調した。

 みんなの党の小池政就衆院議員が支援を表明し、自民党や公明党支持層にも浸透するなど、選挙戦を終始優位に進めた。終盤に入り、陣営は有権者に「勝利ムード」が流れて投票率が低下することに危機感を抱き、川勝さんも街頭で投票を呼びかけた。

(2013年6月17日 読売新聞)

3882チバQ:2013/06/18(火) 00:50:44
http://mainichi.jp/select/news/20130618k0000m010075000c.html
静岡知事再選:自民支援の新人、惨敗 参院選へ引き締め
毎日新聞 2013年06月17日 21時30分

 16日投開票の静岡県知事選で自民党が支援する新人が現職にトリプルスコアで敗れた。地方選では安倍内閣と同党に対する高支持率が結果に結びつかないケースが相次いでおり、また一つ重なった形だ。党執行部は参院選に向けて改めて引き締めを図る考えだ。

 自民党の石破茂幹事長は17日、国会内で記者団に「いくら内閣や党支持率が高くても、準備不足だとこのような結果に終わる」と述べ不満をにじませた。4月以降、さいたま、青森、名古屋市長選など、地方選で推薦候補が敗北するケースが目立つ。石破氏は「支持率を過信してはならない。こうした点を参院選までに改めて徹底する」と引き締め強化を明言した。

 一方、政党支持率が伸び悩む民主党では「参院選の追い風にできる」との期待も出ている。選挙期間中は地元選出の細野豪志幹事長がてこ入れするなど支援を展開。海江田万里代表は17日の記者会見で「民主党推薦ではなかったが、民主党の国会議員、自治体議員が応援した。心からの祝意を送りたい」と「勝利」を強調した。ただ前回知事選で同党の推薦を受けた現職の川勝平太氏は今回、推薦を受けず「脱政党」で臨んでおり、同党が追い風とできるかどうかは微妙だ。【念佛明奈、光田宗義】

3883チバQ:2013/06/18(火) 01:16:59
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130617ddlk22010187000c.html
知事選2013:川勝氏、大差で再選 民主系、裏方に徹し ねじれ議会対応が焦点 /静岡
毎日新聞 2013年06月17日 地方版

 16日投開票された知事選は、現職の川勝平太氏(64)が大差で再選され、浜岡原発再稼働への対応のほか、第4次地震被害想定を踏まえた防災対策、医療や教育など多くの課題を抱えた2期目の県政がスタートする。今回の選挙戦で「脱政党」を掲げた川勝氏だが、実際は民主系県議や連合静岡が全面支援しており、敗れた新人、広瀬一郎氏(57)を擁した「自民改革会議」が過半数を握る県議会への対応が焦点となりそうだ。【山本佳孝、荒木涼子、平塚雄太】

 「新しい自立した地域を作りたい。皆様、本当にありがとうございました」。午後8時に開票が各市区町で始まった直後、JR静岡駅前のホテル広間に当選確実の知らせが伝わると、川勝氏は早々と万歳三唱し、再選の喜びをかみしめた。

 再選出馬が確実視されながら、川勝氏は今年に入ってからも態度を明らかにせず、対抗馬の広瀬氏が出馬表明した後の4月中旬になって正式に立候補することを表明した。

 「再選されれば県民投票を実施する」と、自ら浜岡原発を巡る対応を争点化する一方、「今は再稼働する状況ではない」と深入りを避け続けた。

 前回選で推薦を受けた民主は昨年の衆院選惨敗で党勢は回復していない。安倍内閣の人気を追い風に「自民・民主」対決を演出しようとする広瀬氏陣営の狙いをかわそうと、民主系県議や連合静岡は勝手連組織の裏方に徹して票固めを続けた。川勝氏も街頭で「県政は党利党略であってはならない」と「脱政党」を訴え無党派層にも一定の支持を広げた。

 一方、大差で敗れた広瀬氏は静岡市駿河区の事務所で「力が足りず申し訳ない。実力差があるのは最初から理解した上での立候補だった」と頭を下げた。

 広瀬氏陣営は告示直前まで自民党本部に推薦を求め、県連幹部が日参。しかし、参院選前のつまずきを恐れる党本部は支援の度合いが弱い「支持」にとどめ、陣営には一時失望が広がった。選挙戦では「県民投票に疑義がある」と川勝氏とは姿勢の違いを見せ、サッカーワールドカップ招致に関わった経験などから「スポーツマンシップ教育」など独自の政策を掲げた。

 しかし、現職との関係を考慮した公明は自主投票を決定。国政選では自民支持の経済界も一枚岩ではなく、組織が思うようにフル回転しなかった。

 共産の島津幸広氏(56)は出馬が告示半月前と3候補中で最も出遅れた。「浜岡原発は廃炉」「弱者重視の福祉政策」などと強調したが、及ばなかった。

 島津氏は同市葵区の党関係事務所で「自分の立候補で原発が争点の一つになった。川勝知事にはぜひ県民の声を受け止めてほしい」と話した。

3884チバQ:2013/06/18(火) 01:17:12

 ◇自民、知名度不足に泣く 民主「個人人気」の声も
 今回の知事選は、県議会で過半数を占める自民改革会議が、「独善的すぎる」とかねて確執のあった川勝氏の対抗馬として広瀬氏を擁立して挑む構図だった。だが立候補表明から2カ月余の短期間で浸透を図れず、知名度不足に泣いた。自民党本部に懇願して支持を取り付け、石破茂幹事長ら党三役、谷垣禎一法相ら閣僚4人も応援に入っての敗北だけに、県連幹部の責任問題にまで発展する可能性もある。

 一方の民主県連は「夏の参院選に弾みがつく」と川勝氏の再選を「自前候補の勝利」として歓迎するが、「知事自身に人気があった」と冷静に捉える向きもある。実際、今回は川勝氏の支援に回った経済界有志らも「この4年間を評価した。国政と知事選は別で、参院選は自民を応援する」と明言する。

 「脱原発」など国政問題への対応を強調した共産党は、早くから島津氏の立候補が参院選を見据えたものだと示唆してきた。島津氏は街頭演説で安倍内閣の経済政策などを批判し、参院選に向けて党勢拡大を図った。

 第三極の日本維新の会、みんなの党と公明は、いずれも自主投票とした。公明は参院選で選挙協力する自民と、県政運営で関係を維持する川勝氏とのバランスを取った形だ。当初は広瀬氏支援の意向を示した維新も、橋下徹共同代表の従軍慰安婦発言を受け「知事選どころではない。参院選に集中する」と実質静観を決め込んだ。【平塚雄太】

 ◇投票率は49・49%、11・57ポイント前回下回る−−関心今ひとつ
 知事選の投票率は49・49%で、2009年の知事選(61・06%)を下回った。前回は16年ぶりの知事交代となり、新人4人が出馬。政権交代の期待が高まる衆院選を夏に控え、自民対民主の前哨戦となって投票率が跳ね上がった。今回は候補者が1人少なく、公認候補を擁立した共産以外の主要政党も推薦を見送ったため、有権者の関心は今ひとつだったようだ。

. 戦後最高の投票率は51年の88・17%で、70年代に入ると低下傾向となり、78年は54・32%、80年代も50%台が続いた。石川嘉延前知事が初当選した93年には過去最低の35・14%を記録。この後、前知事が手堅い組織に支えられて優勢となる選挙が続き、投票率は40%台の低い水準が多かった。01年は参院選と同日選だったため、62・15%に上がっている。 今回の投票率は90年代水準に戻ったと言えそうで、おおむね雨や曇りとなった県内の天候も投票率低下に影響したとみられる。【平塚雄太】

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 ◇新知事略歴
 川勝平太(かわかつ・へいた) 64 無現(2)

 [元]静岡文化芸術大学長[歴]早大教授▽国際日本文化研究センター教授▽教育再生会議委員▽早大院

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 ◇浜岡原発県民投票と知事選を巡る主な経緯
2011年5月 浜岡原発4、5号機が政府要請を受け停止、全機の運転が止まる

2012年5月 浜岡原発の再稼働を巡る県民投票を目指す市民団体が、署名募集を開始

     7月 市民団体が17万人超の署名を各市町選管に提出。その後16万5127人分の有効が確認され条例案が知事に直接請求される

     8月 県が条例案に「不備がある」と指摘

     9月 川勝知事が賛成意見を付け県議会に条例案を提出

    10月 県が指摘した不備を主な理由に、県議会で条例案が否決される。一部県議が提出した修正案も否決

2013年4月 広瀬氏、川勝氏が知事選に出馬表明。川勝氏は県民投票に前向きな姿勢を示したが、広瀬氏は慎重な意見

     5月 静岡市の公開討論会後に争点を問われた川勝氏が「原発住民投票とTPP対応ぐらい」と述べ、改めて県民投票への意欲を記者団に示す

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3885チバQ:2013/06/18(火) 01:21:17
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20130617/CK2013061702000115.html
県議補選 3選挙区当選者
2013年6月17日


 静岡県議補選は十六日、県内三選挙区(いずれも被選挙数一)で投開票され、浜松市中区は無所属新人で元民主党市議の山崎真之輔氏(31)、同東区は無所属新人の大石哲司氏(60)、焼津市は自民党新人の加藤与志男氏(66)が当選した。投票率はいずれも知事選をわずかに下回った。

 自民は公認候補を立てた二選挙区で一勝一敗。三人の激戦となった浜松市中区では、知事選の川勝平太氏と連携した山崎氏が、自民党新人をかわした。

◆川勝支援 2候補明暗
 県議補選の浜松市の二選挙区は、川勝平太さんの支援を受けた二候補が明暗を分けた。

 「本当に僅差の危ない戦いだったが、最高の結果を得られた」。同市中区選挙区で初当選した無所属新人の山崎真之輔さん(31)は、同区の選挙事務所で喜びと安堵(あんど)の入り交じった表情を見せた。

 二期六年務めた浜松市議を辞職して出馬。「真っ白な形で選挙戦に」と民主党を離党し、「超党派」を掲げた。選挙戦では一日に二十回ほど街頭に立ち、議員経験などを強調。川勝さんに応援演説してもらうなど、人気を誇る現職知事とのつながりもアピールした。スズキの鈴木修会長兼社長から支援を受け、連合静岡も推薦。浜松市議会の会派の創造浜松と市民クラブも全面的に支援し、激戦を制した。

 「川勝知事と連携し、すぐに地域の問題に全力で行動していく」と力強く宣言。無所属のまま民主党ふじのくに県議団に入る意向を示した。

 一方、自民党新人の杉本好重(よしえ)さん(51)は「ご支援いただいたのに私の力不足でした」と敗戦の弁を述べ、目にうっすらと涙をにじませた。

 選挙戦では自民党の県議や市議の支援に加え、推薦した公明党浜松総支部も全面的に後押し、一時は優勢ともみられたが、川勝さんとのつながりや若さをアピールした山崎さんに、一歩及ばなかった。

 また東区選挙区で敗れた無所属新人の鈴木滋芳さん(58)は、川勝さんの応援も受けたが、及ばず。「私の力が足りなかったせい。遅くまで集まってもらった多くの方には申し訳ない」と力なく語り、「川勝知事と一緒に仕事をしたかったという気持ちはあるが…」と肩を落とした。

3886チバQ:2013/06/18(火) 01:22:56
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013061702000141.html
地方で勝てぬ自民 静岡県知事選 支援候補大敗
2013年6月17日 朝刊

 十六日投開票された静岡県知事選で、自民党が支援した新人候補が、無所属現職の川勝平太氏にほぼ三倍の得票差をつけられて大敗した。ミニ統一地方選が始まった四月以降、自民党は地方の首長選で敗北が続いているが、知事選を落としたのは初めて。安倍内閣や自民党の支持率はまだ高値を維持しているが、地方選の結果に結び付いていない。

 自民党の石破茂幹事長は同日夜、静岡県知事選について「内閣や自民党支持率が高くても準備不足だと敗北する。支持率を過信してはいけない」と語った。

 知事選で自民党本部が推薦ではなく支持にとどめたのは、今春以降の地方選で取りこぼしが多く、静岡も敗色濃厚だったからだ。四月以降、自民党が推薦や支持をした市長選で四分の一が負けた。名古屋市やさいたま市といった政令市長選の敗北はその象徴だ。

 静岡県では昨年の衆院選で、自民党は八つの小選挙区で六勝二敗だった。本来なら自民の方が底力がある。

 だが、ここでも大差で敗れた。これまでは内閣、自民党支持率が高く、平均株価が上昇基調にありながら自民党が推す候補が苦杯を喫する度に「中央での好景気が地方に浸透していない」と分析されてきた。

 この日の知事選結果は、五月以降、日経平均株価が乱高下を繰り返し、内閣支持率が緩やかな下降線を描き始めた最近の情勢も反映したともいえる。

 株価は五月二十二日に一万五六二七円二六銭(終値)をつけた後は急落。共同通信の世論調査で七割台を保ち続けた安倍政権の内閣支持率は、今月上旬には68・0%に低下。一月以来の六割台になった。

 安倍政権は経済政策の「三本目の矢」に当たる成長戦略を十四日に閣議決定したが、市場の評価はいまひとつ。こうした経済面のもろさも知事選に影響を与えたとみられる。

 安倍政権にとっては、地方選挙の不安材料は他にもあった。

 地方選の動向を研究する東北大大学院情報科学研究科の河村和徳准教授は原発推進、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加決定などが関係自治体に反発を広げていると指摘。「そうした不満が原因で自民党が敗れたケースもある」と分析する。

 実際、中部電力浜岡原発の再稼働が焦点になった静岡県知事選では、再稼働の是非を問う住民投票実施に消極的な自民の支援候補が敗れた。(城島建治、中根政人)

3887チバQ:2013/06/18(火) 01:23:54
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130617ddm001010061000c.html
選挙:静岡県知事選 川勝氏大差で再選 浜岡再稼働、県民投票を公約
毎日新聞 2013年06月17日 東京朝刊

 任期満了に伴う静岡県知事選が16日投開票され、中部電力浜岡原発(同県御前崎市)の再稼働の是非について、県民投票で判断する方針を掲げた無所属現職の川勝平太氏(64)が、自民が支持する新人候補ら2人を破り再選した。中部電は東海地震など南海トラフを震源とする巨大地震に備え安全対策を2015年春までに終える方針だが、再稼働には今後、県民投票という高いハードルが立ちはだかる。当日有権者数は302万6955人、投票率は49・49%(前回61・06%)。

 川勝氏は県民投票の実施時期を明らかにしていないが、実現すれば米軍基地の整理・縮小と日米地位協定見直しの賛否を問う沖縄県民投票(1996年)以来で、原発再稼働の是非を問うのは全国初。

 浜岡原発は東日本大震災後の11年5月以降、政府要請で停止している。選挙戦で川勝氏は再稼働の前提として(1)徹底的な安全性の検証(2)使用済み核燃料の処理方法確立(3)県民投票の実施−−を挙げた。前回は民主などの推薦を受けたが、今回は「脱政党」で臨み、一部経済界など自民支持層も取り込み優位に選挙戦を展開。民主と連合静岡が水面下で組織票を固めた。再選を決めた川勝氏は再稼働について「最終的にどうするかは主権者である住民に聞くべきだ」と約束した。

 自民党県連は川勝氏の対抗馬として、県民投票に否定的な元多摩大教授の広瀬一郎氏(57)を擁立。しかし、参院選への影響を考慮して党本部は推薦せずに支持にとどめ、自民の組織は空回りした。公明も推薦を見送った。高支持率が続く安倍晋三内閣だが、5月のさいたま市長選では与党推薦候補が敗北し、千葉市長選は不戦敗。「地方での地力はまだ回復していない」(自民党幹部)と懸念する声も広がり、参院選での与党戦略に微妙な影響を与えそうだ。

 共産新人の島津幸広氏(56)は県民投票に触れず、浜岡原発の廃炉を主張したが及ばなかった。【樋口淳也】

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 ◇静岡県知事選確定得票数
当 1,080,609 川勝平太<2>無現

    345,617 広瀬一郎 無新=[自]

     61,980 島津幸広 共新

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川勝平太(かわかつ・へいた) 64 無現<2>

 [元]静岡文化芸大学長[歴]早大教授▽国際日本文化研究センター教授▽早大院

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3888チバQ:2013/06/18(火) 19:33:59

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20130617-OYT8T01270.htm
川勝氏、自民と修復に意欲

 知事選から一夜明けた17日、再選を果たした川勝平太知事(64)は静岡市内で報道陣の取材に応じ、「ふじのくにづくりに共感するなら自民も民主も一緒にやれるという期待を持っている。これから(自民と関係)修復を図りたい」と述べ、円滑な県政運営で施策を推進させる方針を示した。一方、新人候補を擁立し、大敗した自民党県連は、鈴木洋佑幹事長ら幹部が党本部を訪れ、結果を報告するなど“おわび行脚”を始めた。

 知事は、今後の県政運営について「積極的に(相手と)関わることで、誤解が生じないようにしたい。できる限り説得に努め、納得づくめで政策を前に進めたい」と強調した。

 知事は初当選後、いずれの党派にも偏らない「ノーサイド」を宣言した。しかし、県議会で単独過半数を占める自民会派から「調整不足」との声が絶えず、昨年3月には副知事の選任議案否決という異例の事態を招いた。

 県議会との関係については、「(4年前の)選挙が自民対民主で尾をひいていた。責任の一端は私にもあり、これからは積極的に関与、いわゆる根回しをしたい」と語った。

 ただ、「無党派層には政治家、政治に対する失望がある」と強調し、「政党政治の党利にはうんざりしている。政党は原点に返らないといけない」との批判も忘れなかった。

 選挙戦を支えた民主系会派の岡本護県議は、「知事自身の今日までの活動が県民に大きく評価された」とし、徹底した現場主義を貫いたことが県民の共感につながったと分析した。

 ただ、「我々もそうだが、知事自身もおごってはいけないのが一番の課題」と強調した。

 一方、得票数が2009年の前回選で擁立した候補の半分にも満たず、惨敗した自民党県連。中沢公彦政調会長は、告示約2か月前から新人候補の活動に本腰を入れた点を挙げ、「知名度不足を補うには(選挙までの期間が)短すぎた。川勝県政の何が問題で、議会がこれまでどう向き合ってきたかを説明し、静岡のあり方を明示していく時間が足りなかった」と述べた。

 共産党の山村糸子・県委員長も擁立した新人候補の出遅れを敗因に挙げ、「本来持っている組織票、従来持っている地力、基礎的なところが十分固めきれなかった」と分析した。

 知事の勝因については、「政治家色を出さず、知事という仕事に徹しているイメージが県民から好感を持たれたのではないか」と語った。

(2013年6月18日 読売新聞)

3889チバQ:2013/06/18(火) 20:05:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130618-00000176-yom-soci
娘の公金横領、告訴やめて…町議が町長に依頼
読売新聞 6月18日(火)7時43分配信

 岐阜県養老町の皆川雅子町議(72)(4期)が、自分の娘で、公金を着服したとして解雇された元嘱託職員(45)を告訴しないよう大橋孝町長に頼んでいたことが17日、町議会の報告書でわかった。

 報告書はさらに、2010年に娘の採用を町幹部に働きかけたとも指摘。事件発覚後の今年3月、町議会は議員辞職を勧告したが、皆川町議は「体調不良」を理由に本会議を欠席している。

 養老町は同月、元嘱託職員が勤務していた町斎場の施設使用料約100万円を着服したとして、解雇するとともに業務上横領容疑で告訴した。着服総額は約1000万円とみられる。施設使用料の明細書に不審点があるのを別の職員が見つけ、発覚した。

 皆川町議は議長経験もあるベテラン。町が元嘱託職員の告訴準備を進めていた今年2月4日、町長室で大橋町長に対し、「突然告訴と言われても困る。穏便にお願いしたい」と求めたとしている。大橋町長は拒否したという。
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3890チバQ:2013/06/18(火) 20:06:17
http://mainichi.jp/select/news/20130618ddm005010152000c.html
自民党:地方選で不振続く 静岡県知事選でも大敗 幹事長が引き締め
毎日新聞 2013年06月18日 東京朝刊

 16日投開票の静岡県知事選で自民党が支援する新人が現職にトリプルスコアで敗れた。地方選では安倍内閣と同党に対する高支持率が結果に結びつかないケースが相次いでおり、また一つ重なった形だ。党執行部は参院選に向けて改めて引き締めを図る考えだ。

 自民党の石破茂幹事長は17日、国会内で記者団に「いくら内閣や党支持率が高くても、準備不足だとこのような結果に終わる」と述べ不満をにじませた。4月以降、さいたま、青森、名古屋市長選など、地方選で推薦候補が敗北するケースが目立つ。石破氏は「支持率を過信してはならない。こうした点を参院選までに改めて徹底する」と引き締め強化を明言した。

 一方、政党支持率が伸び悩む民主党では「参院選の追い風にできる」との期待も出ている。選挙期間中は地元選出の細野豪志幹事長がてこ入れするなど支援を展開。海江田万里代表は17日の記者会見で「民主党推薦ではなかったが、民主党の国会議員、自治体議員が応援した。心からの祝意を送りたい」と「勝利」を強調した。ただ前回知事選で同党の推薦を受けた現職の川勝平太氏は今回、推薦を受けず「脱政党」で臨んでおり、同党が追い風とできるかどうかは微妙だ。【念佛明奈、光田宗義】

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3891チバQ:2013/06/18(火) 20:21:47
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130618ddlk22010124000c.html
選挙:県議補選 3新人当選 浜松市中区、504票差の接戦 /静岡
毎日新聞 2013年06月18日 地方版

 県議補選は16日、浜松市の中区、東区と焼津市の3選挙区で投開票が行われ、未明に当選者が決まった。

 3選挙区のうち、浜松市中区では、無所属新人で元市議の山崎真之輔氏(31)が自民新人の社会福祉法人職員、杉本好重氏(51)をわずか504票差で破る大接戦となった。

 東区は無所属の大石哲司氏(60)、焼津市では自民の加藤与志男氏(66)がそれぞれ新人同士の戦いを制し、当選を決めた。【樋口淳也】

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 ◇浜松市中区開票結果(改選数1)
当 36911 山崎真之輔 31 無新

  36407 杉本好重 51 自新

  12587 平賀高成 59 共新

 =選管最終発表

 ◇浜松市東区開票結果(改選数1)
当 23587 大石哲司 60 無新

  20156 鈴木滋芳 58 無新

 =選管最終発表

 ◇焼津市開票結果(改選数1)
当 33237 加藤与志男 66 自新

  22031 諸田洋之 46 維新

 =選管最終発表

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 ◇浜松市中区当選者(改選数1)
山崎真之輔 31 無新(1)

 [元]市議▽NPO法人理事[歴]衆院議員秘書▽名大

 ◇浜松市東区当選者(改選数1)
大石哲司 60 無新(1)

 [元]市職員▽農業[歴]市危機管理課長▽明大

 ◇焼津市当選者(改選数1)
加藤与志男 66 自新(1)

 [元]市議▽不動産管理業[歴]物流商社員▽京都外大

3892チバQ:2013/06/18(火) 21:29:02
http://www.asahi.com/area/mie/articles/MTW1306182500002.html
前津市長、市議提訴
 【後藤一也】根拠のないことを議会で発言され、精神的な損害を受けたとして、津市の松田直久・前市長(59)が、同市の川口和雄市議(64)=無会派=に対し、330万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求める訴えを津地裁に起こした。

3893チバQ:2013/06/20(木) 00:19:11
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130619/szk13061902240001-n1.htm
当選証書授与 同姓同名県議「大石Bでもいい」 静岡
2013.6.19 02:24
 知事選と同時に行われた焼津市など5選挙区(いずれも欠員1)の県議補選に当選した新人県議が18日、県庁で当選証書を受け取った。

 新しく議員となったのは、佐地茂人氏=静岡市駿河区選挙区▽加藤与志男氏=焼津市選挙区▽野崎正蔵氏=磐田市選挙区▽山崎真之輔氏=浜松市中区選挙区▽大石哲司氏=同市東区選挙区−の5人。

 牧之原市・榛原郡南部選出の大石哲司県議と同姓同名の大石氏は「地元の人に、会うなり『違う』といわれたことがある。もう1人の大石氏に会いたかったようだ。私は『大石B』でもいいです」と笑顔で話した。

 県議補選の結果を受けて同日、自民改革会議は佐地、加藤、野崎の3氏が、民主党・ふじのくに県議団も山崎氏がそれぞれ入会した旨の所属議員異動届を中谷多加二議長宛てに提出。大石氏は無所属となった。

 県議会(定数69)各会派の構成は次の通り。

 自民改革会議39人▽民主党・ふじのくに県議団20人▽公明党県議団5人▽富士の会2人▽無所属3人。

3894チバQ:2013/06/20(木) 00:57:43
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130618/szk13061814500004-n1.htm
【静岡知事選】
「108万票の衝撃」(上) 個性評価で最多得票
2013.6.18 14:49

投開票から一夜明け、選挙結果を伝える紙面に笑顔の川勝平太知事=17日
 16日投開票の知事選で再選を果たした無所属で現職の川勝平太氏(64)は、静岡県知事選史上最多の108万票超を獲得。無所属新人で元多摩大教授の広瀬一郎氏(57)、共産党公認の新人で県副委員長、島津幸広氏(56)に大差をつけ、党派を超えて圧倒的な支持を集めた。大勝の要因と2期目の課題を探った。

 ■「勝手連国民の会に」

 「来年の富士山の日(2月23日)までに、『ふじのくに!!県民の会』を発展させ『国民の会』にする。日本の自然のシンボル・富士山をモデルに新しい日本をつくる」。当選から一夜明けた17日、川勝氏は知事選で支持母体となった勝手連を「国民の会」とし、日本維新の会の党綱領「維新八策」を意識し、「国の指針の柱を維新八策じゃないが八カ条くらいにする」と述べ、全国的な政治団体にする意向をぶち上げた。

 川勝氏が自らの勝手連にここまでの自信を持ったのは、同会の登録団体数が「東中西各地区の選挙事務所が3776団体ずつ集めた。広瀬氏の40倍」(川勝氏)にまで達したからだ。

 県立大国際関係学部(比較政治学)の前山亮吉教授は「首長選では個性が重視される全国的な流れがある。川勝氏は東京都の猪瀬直樹氏、神奈川県の黒岩祐治氏など、政党選挙を超えて主に個人の資質が評価されて当選した知事選の流れに乗った」と分析する。

 一夜明けて会見した広瀬陣営も「衆院選や参院選などはこれまで通り、自民の存在を信頼している。しかし、知事選など首長選はそうではなくなってきたのかなという思いはある」と話した。

 この「個性重視」の流れに、川勝氏の持ち前のキャラクターが見事に合致した。「4年間で作り上げた川勝さんのイメージに太刀打ちできないと感じた」(広瀬陣営)「政治家色を出さず、知事職に徹してるイメージが好感を持たれたのでは。地元出身でないのに静岡の知事という空気づくりに成功していた」(島津陣営)と、両陣営とも川勝氏の「イメージ作り」のうまさには脱帽した。街頭演説の際に、有権者でない高校生から写真撮影を頼まれ、気軽に応じる気さくな人柄も無党派層への浸透につながった。

 ■政策論議は避けた?

 一方で、中部電力浜岡原子力発電所(御前崎市)の再稼働問題については、廃炉を主に訴えてきた島津陣営の山村糸子県委員長が「川勝氏は選挙戦に入ってからは、浜岡の廃炉や再稼働に反対すると言わなくなった」と不満をもらすように「政治家としてうまく計算しながら選挙を戦う“クレバーさ”」(前山教授)も兼ね備えていた。

 今後の県政運営については、当選確実が知らされた直後に「『根回しの川勝』といわれるぐらい、どなたにも配慮したい。和を持ってやっていきたい」と述べるなど、県議会多数派の自民との関係改善を強く意識した。選挙戦で訴えた雇用・経済対策や子育て支援、さらには財政再建まで、県政の諸課題の解決には議会との意思疎通が不可欠だ。

3895チバQ:2013/06/20(木) 00:58:49
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130619/szk13061914500007-n1.htm
【静岡知事選】
「108万票の衝撃」(下)団結なく、“素直さ”もなく…
2013.6.19 14:48 (1/3ページ)

川勝氏の当確が報道され、支援者に深々と頭を下げる広瀬一郎氏=16日午後8時15分ごろ、静岡市駿河区の選挙事務所
 「私はビジネスも大学での教育も両方やってきましたから」。4月11日、都内で出馬会見をした際、川勝平太氏(64)との能力の差について自信を示した広瀬一郎氏(57)。自民党本部や県連の全面的な支援を受けたが、結果は川勝氏の得票数の3分の1という惨敗に終わった。

 広瀬氏や塩谷立県連会長は敗因について、出馬表明から投票日まで2カ月と「時間が短すぎた」ことを真っ先に挙げた。また、塩谷氏は「前回選挙と比べ、いかに県連が一枚岩だったか」と県連が一致協力して選挙戦を盛り上げたことも強調した。

 しかし、実際は自民県連内から「川勝さんに相乗りすべきだった」という声も出ていた。さらに、「谷垣(禎一法相)さんが来たのも投票日前日。遅すぎるんだよなあ」「小泉進次郎(青年局長)さんが来てくれていれば…」など、自民党本部の支援にも不満の声が聞かれるなど、自民全体が一枚岩だったといえる状況ではなかった。

 ■「失敗だったかなあ」

 候補者として広瀬氏を選んだこと自体に疑問を持つ声すらも、県連内からは漏れてくる。

 「演説の言葉が乱暴すぎる。何度も注意したんだけど変わらなかった。賢いと思っていたんだけど…。擁立したのは失敗だったかなあ」。広瀬氏の陣営幹部は選挙戦終盤、負けを確信した様子でぶちまけた。

 こうした広瀬氏の性格は、川勝氏が前回選挙の時に、「白髪を染めた方が若く見えて有利だ」と擁立した民主関係者から言われて素直に従ったのと比べて、きわめて対照的だ。

 広瀬氏は街頭演説で、藤枝東高出身をたびたび強調。さらに、サッカーイベントを成功させた危機管理能力やマネジメント能力も強く訴えてきた。出馬会見時には「私の親友の岡田(武史元日本代表監督)にメールして腹を決めた」と述べるなど、サッカー界との深いつながりもアピールしてきた。しかし、結局、街頭演説にサッカー界の著名人が応援に来ることはなかった。

 ■組織選挙と相いれず

 一方、塩谷氏が「もう少し広瀬氏がこうしたいということを打ち出してもよかったのかな」と振り返るなど、自民伝統の組織選挙と個性の強い広瀬氏が相いれない部分もあった。「自民が官僚や政治家以外を担いだのは初めて」(県立大国際関係学部の前山亮吉教授)だったのもマイナスになったとみられる。

 県連の中沢公彦政調会長は、惨敗による責任論を「知事選総括の中で議論すべきだが、参院選直前で人事で停滞すべきではない」と一(いっ)蹴(しゅう)。塩谷氏も「影響はないようにしたい。国と地方は違うから」と述べるなど、巻き返しに自信を見せている。

 知事選の結果を引きずらずに国政での追い風を味方につけられるかは、県連内部で団結できるかがカギとなりそうだ。





 この企画は大坪玲央、田中万紀、広池慶一、村嶋和樹が担当しました。

3896チバQ:2013/06/20(木) 21:47:31

http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/national/20130620-OYT1T00068.htm?from=ylist
HPで選挙支援お礼、県選管が共産に削除指示

 16日に投開票された静岡県知事選と県議補選浜松市中区選挙区で、公認候補を擁立し、いずれも落選した共産党県委員会のホームページ(HP)に「ご支援ありがとうございました」との文言が掲載されていたことが19日、わかった。

 公職選挙法では選挙後、当落に関して有権者にあいさつする目的で文書を頒布することは禁止されており、HPに掲載された文言も文書とみなされる。

 HPの文言は、17日に掲載された。お礼のほか、得票数と候補者名、選挙戦の成果や、参院選への協力を求める内容だった。

 県選挙管理委員会は19日、「公選法違反の可能性がある」として共産党県委員会に削除を指示。同委員会は該当部分を削除した。

 同委員会は、読売新聞の取材に対し、担当者の認識不足だったと説明。「大変申し訳ない。今後このような事態が起きないようにしたい」と述べた。

(2013年6月20日17時59分 読売新聞)

3897チバQ:2013/06/20(木) 21:52:42
http://www.asahi.com/area/aichi/articles/MTW1306202400005.html
2013年6月20日
岩本・大治町長辞職へ、再出馬の意向
岩本・大治町長


 道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで検挙された愛知県大治町の岩本好広町長(53)が20日、辞職する意向を固め、同町議会の下方繁孝議長に申し入れた。岩本町長は周囲に、出直し町長選に再出馬する意向を示しているという。


 21日午後に記者会見を開いて表明する。議長が町選挙管理委員会に町長の辞職を通告してから50日以内に町長選が行われる。

 岩本町長は13日朝、町内の交差点で酒気帯び運転の疑いで愛知県警津島署に検挙された。町役場に出勤する途中、交通事故防止のビラを配っていた署員が車を運転する町長から酒の臭いがしたため呼気検査をし、アルコールを検知した。

 岩本町長は町議時代の2008年7月にも、酒気帯び運転の事故を起こしていた。検挙を受けて岩本町長は13日午後に記者会見を開いたが、自らの進退については「支援者と相談して決める」と明言しなかった。

 岩本町長は中日ドラゴンズの元選手。03年の町議選で初当選し、10年5月の町長選にみんなの党推薦で立候補して当選した。(相原亮、古澤孝樹)


●「早く辞めて欲しかった」「再出馬するべきではない」

 愛知県大治町の岩本町長が20日朝、辞職の意向を表明した。町議時代も含めた2度の酒気帯び運転に対して高まる批判を受け、決断したものとみられる。周囲には町長選へ再出馬する意欲を示しており、改めて町長の資質が問われることになりそうだ。

 岩本町長は20日朝、下方繁孝議長らと町役場内で会談し、「21日に辞表を出す」と申し入れた。下方議長によると、議長らがその場で「辞任する日をはっきりさせてほしい」と迫ったところ、岩本町長は「7月2日に辞職する」と答えたという。

 岩本町長の検挙を受けて、議会側は開会中の6月定例議会で町長に対する辞職勧告決議案や不信任決議案の提出を検討していた。町議会では、21日の本会議前に岩本町長から辞職願が出された場合は決議案の提案を取りやめる方針。岩本町長は21日午後1時から町役場内で記者会見を開き、辞職について自ら説明するという。

 岩本町長は2008年7月にも、酒気帯び運転による事故を起こしていた。今月13日に酒気帯び容疑で検挙されたが、同日開いた記者会見では自らの進退について明言しなかった。このため、町民からは「2回目ということを反省していない」「上の者がやってはいけないこと」との批判の声が上がり、町議からは「今回は辞めてもらわないといけない」と辞職を求める声が強まっていた。

 この日の岩本町長の辞職表明を受けて、町内の60代の女性は「二度あることは三度ある。町のトップがこんなことをして、町民として恥ずかしく、早く辞めて欲しかったので良かった」と話した。

 また、岩本町長が町長選への意欲を示していることについて、ある町議は「辞職は当然。反省しているのなら、出直し町長選には絶対に出るべきではない」と語った。

 減税政策などを通じて岩本町長と交流のある河村たかし名古屋市長は20日、「責任を感じたんでしょう。飲酒運転で子供をなくした人もいる。政治の責任者がそれやってまっては身もふたもない」と話した。

 大村秀章知事は「政治家の進退は自ら決めるもの。飲酒運転については県全体で撲滅に向けて取り組んできたので、今回のことを非常に重大なことと受け止めている」とコメントした。

3898チバQ:2013/06/22(土) 00:32:09
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130618ddlk22010084000c.html
知事選2013:検証/上 自慢の組織が空回り 自民、対抗馬ありきの県連 /静岡
毎日新聞 2013年06月18日 地方版

 「想像をはるかに超える得票差。党組織のあり方も考えなくては」。17日に開かれた記者会見で、新人の広瀬一郎氏(57)を擁立した自民県連の中沢公彦政調会長は厳しい表情で総括した。安倍晋三内閣の高支持率を生かし切れず、「自民・民主対決」の構図を巧みにかわし続けた現職、川勝平太氏(64)にトリプルスコアの差を付けられたからだ。

 浜松市の静岡文化芸術大学学長を務め、西部地域に豊富な人脈を持つ川勝氏。一方で東部は広瀬氏の出身地でもあり、県連幹部は「かなり肉薄できる」と予想していた。

 しかし、結果は全市町で川勝氏に敗れ、最も得票率が高い御前崎市でも広瀬氏は34%で、川勝氏の63%に程遠い。2009年知事選で川勝氏の対抗馬だった坂本由紀子氏は同市で52%、伊豆地域では5割強から6割の票を獲得していたが、広瀬氏は2〜3割にとどまり、「県内の自民票の相当部分が川勝氏に流れた」との見方は強い。

 敗北は現職の厚い壁の他に、地域や職域に根を張ったはずの組織が空回りしたのも一因だ。「川勝氏のマニフェスト達成度は赤点」と対抗馬ありきで知事選に臨む県連に、普段は自民支持の県内経済界有力者らも「失政がないのに、代える必要はない」と反発した。

 「国政と知事、知事と県議会のねじれを解消する」。選挙戦中、広瀬氏は盛んに自民系知事の誕生を訴え、塩谷立・県連会長も「一枚岩で戦えた」と振り返る。しかし、政治経験が乏しく、街頭演説などでも「スポーツマンシップ教育」など独自の政策を掲げる広瀬氏に対し、「主張が分かりにくい」との声が組織内でも続出。県連幹部は「もっと生活に密着したテーマを話さないと」と焦りを募らせていた。結局、3候補で立候補に最も早く名乗りを上げながら、自民支持層の票掘り起こしには結びつかなかった。

 党本部から三役、閣僚らの応援を受けての敗北だが、中沢政調会長は「参院選や議会運営も控え、内部的な人事で停滞することがあってはならない」として幹部交代はないと明言した。7月の参院選では自民優勢が指摘されているものの、県議会最大会派を抱える自民として、今後4年間、再選知事とどう向き合うかが試されている。【平塚雄太】

3899チバQ:2013/06/22(土) 00:33:02
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20130619ddlk22010130000c.html
知事選2013:検証/下 脱政党の「大勝」に複雑 民主、参院選の追い風期待薄 /静岡
毎日新聞 2013年06月19日 地方版

 再選が決まった翌日の17日、川勝平太氏(64)は県議会の民主党・ふじのくに県議団の前で「選挙で文字通り縁の下の力持ちをされて、ありがとうございました」と深々と頭を下げた。ただ、街頭演説や記者会見とは違う低い声で淡々とした口調だった。

 「推薦候補ではなかったが、民主の議員が応援した」。同じ日の記者会見で、民主党の海江田万里代表は知事選を「我が勝利」と強調。しかし、地元選出の細野豪志幹事長は選挙戦から「民主」のフレーズを意図的に避け続けていた。再選祝いの席では「相手候補もかなり選挙戦をやったが、負けなかったと言える」と、記者団の質問に党の顔としてはやや歯切れが悪かった。

 全面的に支援したとはいえ、民主関係者の間では、108万超という川勝氏の史上最多得票の相当部分が、個人票との見方で一致している。

 選対本部長代行を務めた岡本護県議(同県議団)も手放しでは喜べない一人だ。「首長選と国政選は違う。知事選で支援してくれた人たちも、国政は自民応援という人が多い」と、参院選に向けて追い風となり得るのか懸念する。

 選挙戦で「脱政党」を掲げ、民主の国会議員や県議を前面に出さないスタイルを貫いた川勝氏には、民主県連内にも「実質的な応援をもらって、民主の看板を隠し続けるのか」と不満がくすぶり続けた。ポスター張りや演説会開催などの実務は、川勝氏個人の人気だけでは難しく、最後は組織による動員が必要だからだ。

 それでも、圧倒的な得票で知事の椅子に再び座る川勝氏との距離は遠のいている。川勝氏は再選後、「根回しするようにしたい」と、1期目で対立が目立った県議会最大会派「自民改革会議」に配慮する姿勢を示し、参院選でも「私の立場はオールサイド。政党の人には応援に行かない」と、中立姿勢を明確にした。

 参院選で3選を目指す榛葉賀津也・民主県連会長は言う。「知事選の流れは大事にしたいが、気持ちを引き締めたい」。7月4日の公示が固まった参院選に向けて、民主も仕切り直しを迫られている。【平塚雄太】

3900チバQ:2013/06/23(日) 18:10:57
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20130623ddlk21010067000c.html
選挙:県議補選・羽島市選挙区 自民、2度目の公募 /岐阜
毎日新聞 2013年06月23日 地方版

 自民党県連は、大野泰正県議(54)の参院選出馬に伴い実施される予定の県議羽島市選挙区補選(定数1)について、23〜25日に2度目の公募を行う。5月下旬に公募し、男女6人から応募があったが、候補者が決まらなかったため。

 応募条件は、自民党員か党員になれる人。書類審査や面接審査で選考し、今月中の決定を目指す。【加藤沙波】

3901チバQ:2013/06/23(日) 18:28:53
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130622ddh041010007000c.html
2013参院選:首長選不振…自民「本当に大丈夫?」 気をもむ各県連幹部 内閣支持率高いけど…
毎日新聞 2013年06月22日 中部夕刊

 各地の首長選で自民党が支援した候補の不振が続き、来月4日公示予定の参院選を控えた東海3県の党県連幹部が気をもんでいる。「参院選への影響はない」と強調しつつ、「安倍内閣の支持率が高くても本当の強さではない」「地方選で負けているようでは安心できない」と警戒している。【加藤沙波、田中功一、高橋昌紀】

 「負けたが、(参院選は)大丈夫か?」。今月2日の岐阜県美濃加茂市長選で自民推薦候補が敗れると、地元選出の野田聖子党総務会長や古屋圭司国家公安委員長のもとに、党選対から問い合わせが相次いだ。

 参院選で同党は岐阜選挙区(改選数1)に新人を擁立する。党県連幹事長の猫田孝県議は「美濃加茂市長選では地元支部が推薦を決めたので、県連が追認しただけ。当選した藤井浩人氏はもともと保守系の市議で、争う相手でない」と分析し、「心配する必要は全くない」と参院選への影響を打ち消す。

 自民の推薦候補は、1月の三重県松阪市長選と4月の名古屋市長選でも現職に敗れた。党三重県連幹事長の水谷隆県議は「市長選では旧来の自民支持層だけでなく、幅広い有権者への訴えが必要だった。参院選では攻めの選挙をしなければ」と指摘する。同党は三重選挙区(改選数1)に新人を擁立するが、懸念材料は不振続きの地方選より「失政や党幹部の失言だ」という。

 党愛知県連幹事長の三浦孝司県議は「大勝した(昨年の)衆院選でも追い風は吹いていなかった。民主の失敗で結果的に勝っただけ。選挙は甘くない」と冷静だ。愛知選挙区は改選数3だが、党公認候補を1人に絞っており、「堅実に真摯(しんし)におごらずに」と引き締める。

3902チバQ:2013/06/24(月) 20:54:45
http://www2.knb.ne.jp/news/20130624_36976.htm
2013 年 06 月 24 日 18:32 現在
2期目の高橋市政の課題

 23日告示された高岡市長選挙は、現職の高橋正樹市長が無投票で再選が決まりました。

 北陸新幹線の開業を市政運営の大きな期待材料とする一方で、高齢化への対策は待ったなしです。

 2期目の高橋市政の課題について、梅本記者のリポートです。

 「高橋市長にとって、次の任期中にやってくる北陸新幹線の開業。開業がゴールではなく、その効果を高岡に落としこむ方法を探り続けることが課題になります」

 1日に4000人が乗り降りするとみられる北陸新幹線の新高岡駅。

 高岡市は、新高岡駅と現高岡駅、そして高岡の原点とされる金屋町を結んで、訪れた人たちに歴史都市高岡の魅力をアピールしようとしています。

 高橋市長「高岡のまちの賑わい、人々の思いといったものは、やはり、現在の中心市街地、高岡駅周辺にあるので」「ここに賑わいの高まりを一度作っていくと」

 名づけて「あるきさくる高岡」。750円のクーポン券を購入すると、まちなかを巡るバスが乗り放題、資料館など3つの観光施設の観覧が無料になります。

 新幹線開業に向けて、新駅と現駅関連の整備に投じられた税金は、高橋市政になってからこれまでに200億円。

 しかし、新幹線を生かした戦略が見えないという意見もあります。

 高橋市長「声を出して何をアピールするかということを私たちもそうだし、市民も掘り起こしていただくことが必要だと思う」「自慢できるものは実は素材としてはたくさんある」

 人口17万人余りの高岡市は、65歳以上の人口が5万1066人、10人のうち3人が高齢者です。

 うち1人暮らしは2548人。この4年間で265人増えました。

 一方で、暮らしの身近な安全を守る自主防災組織率は74.8パーセントと15市町村の中で2番目の低さです。

 組織率が上がらない背景に町内会の高齢化が進んで、「組織を作っても活動できない」「いまさら組織は不要」といった考えが広まっているようだと、市は分析しています。

 高齢化に対応したまちづくりがさけて通れません。

 高橋市長「エリアごとにですね、地域でお世話する介護のサービス受けられるような 施設を、計画的に配置して いきたい」「何か困ったことがあったらいつでもそこへ行って サービスが受けられる、そういう状態をつくる」

 富山市に次ぐ県内2番目の都市が、新幹線の開業を控えるなど、市政運営に大きな転機が訪れようとしている中、そのトップは今回、無投票で再選されました。

 高橋市長「たくさんの人々のご意見ききながら、私自身が咀嚼して高岡の全体を構想するなかでそして着手点をあやまらない、そのことを心がけて」「声なき声とでもいうのか、が、おそらくみなさんお持ちでなかろうかということをむしろ戒めるべきであろうと」

 高岡の町が開けて400年という節目の年に市長に就任し、次の任期中には新幹線開業を迎えるなど、自身の市長就任について、「ラッキーで恵まれた環境にある」と話す高橋市長。

 この恵まれたタイミングを活かせるかどうかはこれから4年間の手腕にかかっています。

 高橋市長の新しい任期は、7月12日から4年間です。

3903チバQ:2013/06/29(土) 08:23:34
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130628ddlk21010071000c.html

選挙:県議補選・羽島市選挙区 自民県連、公認候補擁立を断念 /岐阜

毎日新聞 2013年06月28日 地方版


 自民党県連は27日、大野泰正氏(54)の辞職に伴う県議会羽島市選挙区補選(定数1)で、公認候補の擁立を断念した。同補選は自主投票になる見通し。

 同県連はこれまで、2度にわたり公募を実施。男女計6人の応募があり面接審査などを行ったが、候補者を絞り込めなかった。【加藤沙波】

3904チバQ:2013/06/30(日) 16:31:40
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20130629ddlk17010648000c.html

県議会:会派「県政石川」、米沢県議離脱へ 参院選で自民支援 /石川

毎日新聞 2013年06月29日 地方版


 民主党系の県議会会派「県政石川議員会」の米沢賢司議員は28日、7月の参院選で自民党の立候補予定者を支援するため、会派を離脱する意向を明らかにした。米沢県議は同日、県議会事務局に新たな会派の結成届けを提出しており、県政石川側が今後、議会事務局に届け出を行えば、会派離脱が認められる。

 この日、米沢議員は参院選で会派が支援する民主の現職、一川保夫氏ではなく自民の新人、山田修路氏の支援を決めたことを他の会派所属議員に説明。県政石川の石坂修一会長は、「県政と国政の立場は違っても構わない。今後も一緒に活動したい」と、離脱を思いとどまるよう求めた。一方、報道陣の取材に米沢県議は「気持ちは固まっている」と離脱の意向を表明した。【丹下友紀子】

3905チバQ:2013/06/30(日) 22:28:22
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/politics/43549.html
議長不信任騒ぎで福井市議会混乱 人事めぐる会派間対立から

(2013年6月26日午前7時05分)
. 福井県の福井市議会は定例会最終日となった25日、特別委員会の委員長人事をめぐる会派間の対立から、議長の不信任決議案の提出が取りざたされる騒動となった。結局提出はされなかったが、約2時間にわたり本会議が中断する混乱を招いた。

 本会議休憩中に産業活性化対策特別委の委員長を決める際、第2会派の一真会の委員から投票の提案があり、辞職願を提出した前委員長の谷口健次委員(志政会)が選ばれた。委員長人事は通例によって事前に会派間で割り振りを調整していた。最大会派の志政会など3会派はこれに反したと反発、再開後の本会議を欠席した。

 人事議案の採決に必要な定足数が満たせなくなるため、見谷喜代三議長(一真会)が再度休憩を宣言。志政会などは「議長の所属会派が約束事を破った」として不信任決議案の提出をいったん決めたが、一真会との協議の末に取りやめた。終了後、見谷議長は取材に対し「会派間で意見の相違があった。再開時間が遅れ申し訳なかった」と述べた。

 定例会の初日には、主要会派が異例の正副議長続投で合意したが、今度は委員長人事で対立が再燃した形。ポストをめぐって議会運営がたびたび混乱する現状に、ベテラン議員は「いつまでたっても福井市議会は笑われてしまう」と自嘲(じちょう)気味に話していた。


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