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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3845チバQ:2013/06/07(金) 22:17:55
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/feature/shizuoka1370359455039_02/news/20130605-OYT8T00086.htm
2013年 知事選 県政課題 一覧

医療の人材確保

看護師復職策の充実を


採血の講習を受ける受講者ら(5月31日、静岡市駿河区で)  「針を刺す角度に気をつけて」「焦らなくていいですよ」――。5月31日、静岡市駿河区の県看護協会で、看護師資格を持ちながら、出産や育児で退職した「潜在看護師」を対象とした復職に向けた講習会が行われた。

 20〜60歳代の約20人が参加。受講者たちが慣れない手つきで注射器を持つと、講師を務めた協会職員が「まず、相手の氏名を確認してね」と優しくほほ笑みながら声をかけた。同会の岡村暁美所長は「自信がない人は多いが、みんな経験者。感覚を取り戻してもらうことが大事なんです」と話す。

 県地域医療課によると、高度な専門分野から訪問看護まで、看護師が担う業務は多様化している。需要が増える一方で、厚生労働省の2010年のまとめでは、県内で就業する看護師は人口10万人あたり688・1人で、全国平均(744・6人)を大きく下回り、47都道府県中39位にとどまる。

 潜在看護師を職場復帰させるなどして、必要な看護師を確保しようと、県は06年から同会に委託して講習会を開催。13年度の当初予算に関連事業費約1億200万円を計上している。

 同会の講習会は、12年度までに延べ1147人が受講し、771人が復職した。出産をきっかけに退職し、10年ぶりの復職を目指す藤枝市内瀬戸の主婦萩原知子さん(41)は「実践的な講習を受けられるし、就職相談にも乗ってもらえる」と満足そう。

 焼津市石津の主婦伊東麻理さん(38)も「受講することで、復職に向けた心の準備ができるし、安心感もある」と話す。

 ただ、受講者の就業率は約7割。残りの3割は復職していない。岡村所長は「子どもを預ける保育所を見つけられなかったり、自宅付近の病院に勤務できなかったりと、育児との両立がかなわず復職できないケースが多い」と指摘。そのうえで、「看護師を確保するには、保育環境を整えるなど離職防止策が必要」と訴える。

 さらに、夜勤ができる看護師が求められている一方で、復職を果たしても短時間の勤務を選ぶ人や、夜勤を避ける人が多いという現実もある。

 岡村所長は「夜勤を担う看護師への給与改善が必要。公的な病院がまず動かなければ解決しない問題だ。県が率先して制度の充実に取り組んでほしい」としている。

(2013年6月4日 読売新聞)


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