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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3879チバQ:2013/06/16(日) 19:21:40
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/shizu_area/shizu_governor2013/list/201306/CK2013061502000244.html
ウナギ政策に目を光らす
2013年6月15日

◆業者ら「農業より手薄」「景気回復が肝」
(コラージュ)


 選挙戦最終日を迎えた静岡県知事選。ラストスパートにはスタミナが欠かせない。スタミナ食の代名詞・うな丼がニホンウナギの絶滅危惧種指定で、今夏の土用の丑(うし)(七月二十二日、八月三日)は値上がりしそう。静岡を代表する水産物ウナギの将来を、各候補はどう守るのか−。

 「本当は値上げしたいが、ここで踏ん張って客が戻るのを待つ」

 浜松市内の老舗店で、店主(70)が言う。昨年はウナギが一匹五百円ほど上がり、うな重の値段も四百円上げた。今年も楽ではないが「これ以上、高くすれば客離れが加速する」。

 浜名湖の養鰻(ようまん)業者は「国会議員の選挙に比べて、盛り上がらないね」と話す。国会には「養鰻振興議員の会」(森山裕会長)なる“ウナギ族議員”がいる。県選出の議員もいる。「水産庁に声を届けてくれるし、国会でも、いろいろ言ってくれる」。ポスター貼りにも熱が入る。

 知事選では、防災や原発といった大きなテーマに隠れ、ウナギの将来は、めったに語られない。各候補、陣営は、どう考えているのか。

 広瀬一郎さんの陣営は「まず民間がどこまで努力するか。その上で、県との歯車をかみ合わせる必要がある」(自民党県連幹部)。

 ニホンウナギだけでなく、アフリカ、インドネシアなど世界には十九種いる。県連幹部は浜松の業者が日本人の口にあう種を探っている例を挙げ、民間の取り組みを見極めた上で、県の施策を打ち出すべきだと説明する。

 島津幸広さんは、愛知県内の業界関係者による下りウナギ、シラス(稚魚)の保護が「参考になる」とみる。ニホンウナギのシラスは中国や韓国、台湾でも捕れ、近隣各国との連携は欠かせない。東アジアの財産でもあり「県政としてより、国が主導して国境を越えた保護対策に乗り出す時期にきている」と指摘する。

 県は本年度、養殖のタネとなるシラスウナギが、外洋から浜名湖などへ、どのように遡上(そじょう)しているか探る調査を始めた。川勝平太さんは五月の定例記者会見で「(調査を踏まえ)現在十二月〜翌年四月に設定されている採捕時期を最適化していく」と、資源保護の観点から漁期の変更や短縮も視野に入れる。

 シラス漁三十年の漁師(55)は「このままじゃ若い漁師が食えず辞めていく。農業に比べ、漁業は対策が手薄に感じる」と、県や国の政策に目を光らす。市内のウナギ店主は「浜松の製造業が復活すれば、接待需要が増す。景気対策で何を言ってるかで選ぶよ」。

(勝間田秀樹)


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