したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3840チバQ:2013/06/03(月) 23:52:06
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20130602/CK2013060202000080.html
知事選 TPP賛否、絡む思惑
2013年6月2日

◆「県知事に権限?」疑問も
 政府が交渉参加を表明している環太平洋連携協定(TPP)。静岡県知事選(十六日投開票)でも、関係団体や経済人らは高い関心を示している。各候補のTPPへの賛否は分かれており、利害によって支持も真っ二つ。ただ、支持には温度差が見られ、「そもそも県知事にどこまで権限があるのか」との疑問が背景にありそうだ。

 「TPP交渉参加に絶対反対の立場で話をしていただいた。文面も取り交わした。県政との連携が深まり、国政とのパイプもでき、農政への力になる」

 自民党県連が擁立した広瀬一郎さん(57)=無所属新人=を推薦する県農業協同組合中央会(JA静岡中央会)の政治団体、県農政対策協議会の夏目善宇(よしいえ)委員長は話す。JAの主張は、食品表示や残留農薬の基準が現在よりも緩くなる恐れがあるなど「TPPは多くの問題が懸念されている」。

 広瀬さんは「経済優先のTPPには反対」としている。医療保険制度の扱いを心配する県医師会の政治団体、県医師連盟も「TPPは国民皆保険を揺るがすもの」(鈴木勝彦委員長)と、広瀬さんを推薦する。

 ただこれら組織内では「自主投票を決めている。自民の安倍総裁(首相)はむしろTPP推進」(県内JA幹部)との声もある。

 「TPPに反対する理由はない。鎖国思想に陥らないことだ」とする川勝平太さん(64)=無所属現職=を支持する経済界は、TPPに基本的に賛成の立場だ。浜松信用金庫の御室健一郎理事長は「グローバルに展開する浜松地域の企業には市場拡大の好機。国際競争に勝つために、製品やサービスの付加価値を高めることが、産業発展や地域活性化にもつながる」と強調。県政には「今後、TPP参加を前提にした産業振興策を講じてもらいたい」と期待する。

 一方、川勝さんに出馬を促した経済人の一人、ソフトウエア開発会社アルモニコス(浜松市)の秋山雅弘社長は「TPPは福袋のようなもの。全体では何となくお得感があるが、日本には要らない物や毒も入っている」とやや引いた見方だ。

 「TPPは国策。知事選の候補者が賛成、反対を言っても公約になり得ないので争点にならない」と話し、「自由貿易は推進すべきだが、多国間交渉では米国の価値観を押しつけられる危険がある。一対一の交渉を重ねた方が国益を守りやすい」と、川勝さん支持派でもトーンは異なる。

 また「交渉参加の即時撤回」を掲げる島津幸広さん(56)=共産新人。党県委員会の渡辺浩美書記長は「広瀬さんを推薦した農対協や医師連盟のみなさんと懇談すると、TPPをめぐっては意気投合することが多い」と手応えを語り、「自民党は前のめりで突き進んでおり、公約違反。国の形を変え、日本を米国に売り渡す行為だ」と政府を批判し、独自色を打ち出す。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板