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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3852チバQ:2013/06/09(日) 19:18:28
>>3538
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/feature/kanazawa1358945081651_02/news/20130123-OYT8T01316.htm
能美市の課題

(上)施設整備 特例債に限界



昨年5月から市役所本庁舎となった旧辰口町役場


 2005年2月、根上、寺井、辰口の3町が合併して能美市が誕生した。平成の大合併で発足した同市はこの8年間、合併時に取りまとめた「新市建設計画」に沿って街づくりを進めてきた。財源は合併特例債。7割が地方交付税で措置されるのがメリットだ。

 市の特例債発行可能額は184億円。そのうち12年3月末時点の発行額は65億4700万円。これまでに道路関係の整備に15億円、保育園の統廃合に12億円、中心街活性化に10億円などを充てた。市財政課は「使ってきた額は、旧町のバランスに配慮している」と説明する。

 12年5月から辰口町役場を市役所本庁舎として統合。当初、各町役場の庁舎を生かした分庁方式でスタートしたように、各町のバランスに気を配る姿勢は健在だ。

 特例債の発行可能額に対する発行額の割合は12年度9月補正予算時点で54・4%にとどまっている。特例債を発行できるのは、当初合併から10年の間だったが、5年間延長されたこともあり、市では、新市建設計画の実施期間を延長して、特例債の発行可能額とほぼ同額を利用し、防災センターの整備や保育園の統合推進、JR寺井駅周辺整備などの事業に充てる予定だ。

 ただ、将来的には老朽化する時期が一気に来る。同課は「各町が手がけた道路、橋、各種施設などが老朽化したとき、修繕、建て替えなどの費用はどれだけ必要になるのか」と頭を悩ませる。



 国勢調査によると、石川県の人口は00年をピークに減少を続けているが、能美市は右肩上がりで5万人の大台も視野に入ってきた。

 同市の不動産業者によると、新しい宅地が手頃な値段で分譲されるとかなりの引き合いがあり、白山や小松、金沢などから移ってくる例もあるという。鉄道の駅はJR寺井駅のみ、大型商業施設も見当たらないが、車を利用すれば、加賀産業道路や国道8号などを使ってスムーズに移動できる点が評価されているようだ。

 同市は福祉サービスの充実もセールスポイントに挙げる。子供の医療費助成は、県内他市町の多くは、中学校卒業までだが、同市は18歳年度末まで自己負担なしだ。

 ただ、市関係者からは「他からは充実していると見えても、住んでいれば当たり前になる。新しいものを提供し続けないと、満足してもらえないのではないかと思うが、財源には限りがある」との声もある。

平成の大合併 地方自治体の行財政基盤を強化するため、国は1999年に「市町村の合併の特例に関する法律」を改正、合併特例債の発行などさまざまな特典を用意し、合併を促した。市町村数は同年3月末には3232だったが、今月1日現在、1719に減った。

(2013年1月24日 読売新聞)


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