したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/25(土) 14:40:47
統一地方選スレから中国・四国のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

926チバQ:2010/12/01(水) 23:56:02
http://www.asahi.com/politics/update/1201/OSK201012010014.html
職員ボーナス削減「可決」なのに議員分は「否決」 丸亀2010年12月1日9時32分
. 市長や市職員のボーナスなどの引き下げに賛成する一方で、議員自らのボーナス削減案は否決――。こんなことが30日に開会した香川県丸亀市の12月定例市議会であった。

 市はボーナスについて、一般職は1人平均7万7999円、市長は17万4780円をそれぞれ削減することなどを盛り込んだ給与条例改正案を提案。これに対し、倉本清一議員(市民クラブ)が「不景気の下、議員が減額しないで市民の理解は得られない」として、議員1人平均8万5687円を減額する修正案を提出した。しかし、賛成6人、反対21人で修正案は否決され、市の原案が可決した。

 倉本議員は「市民の常識が通じない。多数派の横暴だ」としている。一方、反対に回った議員たちは「議会の定数を減らすなど財政改革に協力している」「ボーナスは生活給だ」などと説明したが、「来年の統一地方選で選挙があったら反対できなかっただろう」という議員もいた。

 この日は議員定数を2013年から3人減の27人にする条例改正案や、総額17億7500万円の一般会計補正予算案など30議案が提案された。会期は17日まで。
.

927チバQ:2010/12/02(木) 21:59:14
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20101202ddlk34040512000c.html
公職選挙法違反:有権者に洗剤セット 竹原市議を容疑で逮捕−−県警 /広島
 投票取りまとめなどの見返りに洗剤セットを有権者に手渡したとして、県警捜査2課などは1日、竹原市下野町、同市議、宗政信之容疑者(69)を公職選挙法違反(事後買収)容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は、11月16〜21日、同市議選(同14日投開票)で票の取りまとめなど選挙運動をした報酬として、有権者約20人に対し、洗剤セット1箱(二千数百円相当)をそれぞれ手渡した、とされる。

 同市議会事務局によると、宗政容疑者は98年に市議初当選。3期11年務め、副議長などを歴任した。09年12月の同市長選出馬(落選)に伴い自動失職。先月の市議選で当選し、返り咲きを果たしていた。市議会事務局は「選挙が終わったばかりで議会人事も固まっておらず、今後の対応が定まっていない」としている。【中里顕、北浦静香】

928チバQ:2010/12/02(木) 22:04:43
>>120
09年3月の補選
届出順 党派 候補者名 得票
1 自民党 松野利夫 10,357
2 民主党 河北洋子 11,110 当選

http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20101202ddlk35010520000c.html
選挙:県議選・柳井市選挙区 松野氏、無所属出馬へ /山口
 元柳井市議の松野利夫氏(54)が1日、来春の県議選柳井市区(定数1)に無所属で出馬することを表明した。松野氏は自民党柳井支部長だったが、10月の大畠支部との合同党員投票で、星出拓也氏(30)に敗れ、党県連は星出氏を公認した。松野氏は11月2日付で支部長を辞任している。

 松野氏は、県が柳井市などに対する水道料への補助を10年度で打ち切ることを表明した問題などを挙げ、市の閉塞(へいそく)感などを打破したいと語った。

 同選挙区には、民主党現職の河北洋子氏(53)が党公認を得ており、三つどもえの争いとなる公算が大きくなった。【小中真樹雄】

929山口新聞男:2010/12/02(木) 23:56:26
松野が3500票くらい食ってくれれば、河北奇跡の再選もありえるんだが
そこまで上手くはいかないかな

930チバQ:2010/12/03(金) 22:27:50
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001012030003
解散を求める会、政争終止符申し入れ
2010年12月03日


9192人の署名を前に黒田充議長(奥左)に申し入れをする高橋幸男会長(同右)=斐川町議会議長室

◆斐川町議長は歓迎◆


 「斐川町議会の解散を求める会」の高橋幸男会長は2日、黒田充議長に対し解散請求(リコール)運動の終結を伝えた上で、政争に終止符を打つよう申し入れた。黒田議長も運動の中止を歓迎し、町内融和に努めることを約束した。


 高橋会長ら会の代表7人が議長室に黒田議長と平野節子副議長を訪ねた。テーブルの上には9192人分の署名簿が積み上げられた。


 高橋会長は「町民の議会に対する強い憤りの表れだ」と署名運動を振り返り、「議会が最後の最後に民意を尊重したので、町民に納得しない部分はあるが(矛を)収めたい。それよりも合併に向け、良いまちづくりのためにエネルギーを使いたい。議会も町民に求められるような議会になってほしい」と要望した。


 黒田議長は「合併が決まった以上、議会も町民も一丸となって良い合併に向けてエネルギーを費やすべきだ。十年来の政争でお互いに言い分はあろうが、わだかまりを捨てて前向きにやっていきたい」と応じた。


 高橋会長らは勝部勝明町長にも町民の合併に対する不安解消に努めることなどを要望し、町選挙管理委員会の片山量三委員長にリコール運動の中止を正式に報告した。(岡田和彦)

931山口新聞男:2010/12/05(日) 04:22:00
民主・無所属の現職は安定しているので、自民独占のハードルはかなり高そう
むしろ共産が浮上して複数落選の方がありえる
----
選挙:県議選 岸参院議員元秘書、吉田氏が出馬表明
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20101204ddlk35010386000c.html
 岸信夫参院議員の元秘書、吉田充宏氏(32)が3日、県庁で記者会見し、来春の県議選山口市区(定数6)に
立候補することを表明した。
 吉田氏は「民主党政権になってから地域の閉鎖感が強まった。子育て世代を支える仕組みを作っていきたい」
と述べた。1日付で秘書を辞職し、自民党山口支部に公認申請したという。同市区には自民党の現職4人、民主
党の同1人、無所属の同1人に加え、共産新人1人が立候補の準備を進めている。

932チバQ:2010/12/08(水) 22:28:02
>>892
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20101208ddlk38010573000c.html
選挙:松山市長選 自民党県連、野志氏応援で横田県議除名 /愛媛
 自民党県連は7日、松山市長選で県連推薦候補だった帽子敏信氏でなく、当選した野志克仁氏=民主支部支持など=を応援したとして、横田弘之県議(松山市・上浮穴郡選出)を除名処分とした。同日開いた県連党紀委員会で決めた。除名により、県議会の自民党会派は30人になった。

 毎日新聞の取材に、自民県連の清家俊蔵幹事長は「野志氏の事務所開きに出席しており、相手候補の応援にあたる」と説明。一方、横田県議は「事務所開きには参加したが、除名処分にあたるほどの行為ではなく、理不尽な決定」と強く反発している。当面は無所属で議員活動を続けるという。【中村敦茂】

933チバQ:2010/12/13(月) 00:06:18
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20101212-OHT1T00043.htm
原田大二郎に2012年夏の山口県知事選出馬プラン


山口県知事選出馬プランを熱く語った原田大二郎 今夏の参院選山口選挙区に民主党公認で出馬し、落選した俳優の原田大二郎(66)が、出身地の山口県知事選に出馬するプランを持っていることが11日、分かった。4選を果たしている現職の二井関成知事(67)の任期満了なら、同知事選は2012年の夏に行われる。スポーツ報知の取材に応じた原田は「知事選に出ようと思っている。ふるさとの役に立つ政治家になりたい」と熱く語った。

 政治への志は、少しも衰えていなかった。「ふるさとの役に立つ政治家になりたいんだよね。それには国会議員になるよりも、県知事になることだと思う」。原田が2歳のころから住み、18歳までの青春を過ごした山口県で、知事選に出馬する意思があることを明かした。

 新人として出馬した今年7月の参院選山口選挙区(改選数1)では、獲得票数25万6562票で、自民党の岸信夫氏に約16万4000票差を付けられ惨敗。落選の弁では「本気で山口を変えていきたい。自分の中ではこれが始まり。今後? 議員を目指します」と再び国政を目指すことを明言。住まいも同県光市に移して活動する中、再来年の2012年に任期満了となる山口県知事選にターゲットを変更した。

 5月からの選挙活動でくまなく回った県内で、心を痛めた。高齢化が進む農業従事者に後継者がおらず、瀬戸内の工業地帯も元気がない。若者たちが郷土に誇りを持たないムードを感じ、「何をやってもダメだと疲れている」と危機感を抱いたという。

 落選も糧にする。「あのままもし当選してても、どこまで使い物になったか。5月を境に政治目線でモノを見るようになった。寝ても起きても政治活動だよね」と日々勉強と強調。「デフレからの脱却が一番の課題。問題点は見えてきている」。落選後、志を同じくする元首長や地元企業家、同窓生などの人脈で県政についてのミニ集会を地道に重ねている。

 もっとも民主党の推薦が現段階であるわけではなく、正式な出馬表明に至るまでには超えるべきハードルも多い。また、自民党の地盤が強固な「保守王国」山口県では、県議会の現勢力も自民27人に対し、民主7人と圧倒的に弱い状況だ。

 だが、原田は「本気、本気です。この志を県民のみなさんが分かってくだされば(票を)入れてくれると思う」。時折涙をにじませながら、「たくさんの志高い政治家と話せたことが、この5月からのオレの収穫。どの党にも、ふるさとを何とかしたいと思ってる人たちはいる。キャッチフレーズは『山口県をあきらめない』。“ふるさ党”ですよ」と悲壮な覚悟を示した。

 ◆原田 大二郎(はらだ・だいじろう)本名同じ。1944年4月5日、神奈川県横浜市生まれ。66歳。2歳から山口県で暮らす。67年に明治大学法学部卒業後、劇団文学座に入座。70年、映画「裸の十九才」でデビュー。テレビドラマや舞台を中心に活動し、「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」などでバラエティータレントとしても活躍。今年7月の参院選で山口県選挙区に民主党公認、国民新党推薦で立候補したが、落選。現在は山口県光市在住。明治大学特別招聘教授も務めている。

 ◆どんどん露出を 俳優業解禁 〇…落選直後は俳優業封印の意向を明かしていた原田だが、12日から俳優業に復帰することが分かった。テレビ朝日系サスペンスドラマ「土曜ワイド劇場」の人気シリーズで女優・沢口靖子(45)主演「西村京太郎サスペンス 鉄道捜査官パート12」(来春放送予定)のロケに入る。「やらない方がいいと思ってたけど、民主党本部は『どんどんテレビ出てください』だって」と“勘違い”に苦笑い。殺される役で「地味なスタートですけど。俳優でも温泉巡りでも何でもやりますよ」と芸能活動も並行して行うという。

934山口新聞男:2010/12/14(火) 01:48:59
>>933
決めるなら早いほうがいい、最低でも1年の活動期間が必要だ
次回知事選は新人同士になる可能性が高いので、民主も旗幟をはっきりさせやすい

935チバQ:2010/12/18(土) 00:05:13
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000001012150001
2011 知事選 (上)対抗馬封じ 
2010年12月15日




 ●「早く」迫る


 「そんな早(はよ)う早うと言われても……」。徳島市の市長応接室で、原秀樹市長は目の前の来客にせがまれ、戸惑っていた。


 市長会をリードして、知事を推薦してくれないか――。迫ったのは、里見光一郎・副知事だった。参院選が終わった7月下旬から、他の会合で顔を合わせた時も含め、2度3度と原市長に推薦を求めた。「前回と同じ10月でいいじゃないか」と渋ったが、里見副知事からは「もっと早くしてほしい」と頼まれた。


 原市長は態度を決めかねていた。「他にどんな候補がでるかわからない。すぐに推薦するわけにはいかない」


 市と県との間には新町西地区の再開発という火種がくすぶり、すんなり承諾できない事情もあった。総事業費約186億円をかけて音楽・芸術ホールやマンションを建設しようとする再開発計画は2年前、県が同意せずストップした。対立する飯泉嘉門知事と原市長の言い争いは、ニュースでも放映された。


 県内第2の市、阿南市も火種はあった。市が来年度から建設を始めるごみ処理場。市の再三の要請にも、予定地の県有地の売却をめぐり、県との交渉がなかなか進まない。
 9月8日の阿南市議会。「市長は飯泉知事を推薦する意思はあるのか」。答弁に立った岩浅嘉仁市長は「県市協調でいく」と推薦に前向きな姿勢を示した。その3週間後の県議会で、「速やかに売却を完了させる」と県土整備部長が答弁した。


 岩浅市長は「市にとってはぎりぎりのタイミングだった」、知事側は「通常の行政手続き」という。市議会には知事選に対する市長の態度と土地の売却問題がからんでいると、疑心暗鬼になる議員は少なくなかった。市議会で市長に推薦の意向を詰め寄った市議は「県がノーと言えば、市が進めたい事業も立ちゆかなくなる。市は足元を見られている」。


 ●全市町村長、一致


 この2人を含む市長8人がそろった10月5日の市長会。来春の知事選に向け、県内全16町村長は飯泉知事に推薦状を提出済みで、県内首長で態度を保留しているのは8市長だけになっていた。


 定例の会議後、別室に移って30分ほど話し、全員による推薦を決めた。それを聞いた市長会の事務局長は驚いた。8月に、各市長の意見がほとんどまとまらず、推薦を見送っていたからだ。


 岩浅市長は「売却問題と推薦は無関係」という。原市長は「もう他にいない。あらゆることは、県と市で一緒にやっていくしかない」。


 すべての市町村長の推薦が出そろい飯泉後援会の幹部は言う。「『飯泉へ』という大きな流れをつくることで、対抗馬を立てにくい状況をつくりたいという狙いはあった」


 推薦要請は首長だけにどまらない。7月にJA農政協議会が早々と立候補要請をすると、先を競うように推薦や要請が相次いだ。知事の立候補表明までに集まったのは約70。4年前の選挙の倍だ。


 ある団体の関係者は「立候補要請をしてほしい」と知事側から頼まれて驚いた。「後援会に持って行くと言ったら、直接知事に手渡してほしいって言われて、こんなのは初めて」


 ●労組も軟化


 組合員約3700人の県職員連合労働組合は前回知事選で飯泉知事を推薦した。だが、当選した8カ月後に給与カット。「裏切られた」と見る組合員もいる。今年10月の定期大会で森本佳広・執行委員長は「給与カットが続く以上、すんなりとは推薦できません」とあいさつした。


 ところが、11月17日の労使交渉。現在のカット率8%(課長補佐級以下)を3%以内にしなければ、ストライキも辞さないと腹に決めて臨んだが、知事側の回答は、それを下回る2・5%。「おっ」。予想以上の回答に組合側からは声が漏れた。


 給与カットを断行されたショックは着実に薄れている。


   ◇  ◇  


 飯泉知事が立候補を表明した11月議会は14日閉会した。19日には政治資金パーティーも予定し、知事選に向けた動きは加速しそうだ。過去2度の選挙は自民党や公明党からの推薦を受けて当選した飯泉知事は、3期目を目指し政党に対して推薦を依頼せず「自然体でいく」と宣言。だが、その裏にはしたたかな戦略があった。表明までの着々と築かれたレールを追う。

936チバQ:2010/12/18(土) 00:05:44
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000361012160001
2011 知事選(中) 相乗り
2010年12月16日





民主系会派「新風・民主クラブ」から推薦を受け、会派の議員と握手を交わす飯泉知事(中央)=県庁

 「晴れ舞台」の本会議で質問を終えた自民系県議は、傍聴に訪れた支持者たちと、議会棟の玄関で握手を交わす。隣に立って見送るのは飯泉嘉門知事。時には記念撮影にも応じる。開会中の県議会では恒例の風景だ。


 自民系県議にとって「わが知事」という思いがある。2003年、非自民が推薦した大田正知事(当時)を不信任決議で失職に追い込んだ後、出直し知事選で大田氏の対抗馬として担ぎ出し、初当選させる原動力となった。2期目の選挙で飯泉知事は民主や社民にも推薦を要請。だが、支えたのは自民と公明だった。


●「推薦依頼せず」


 そんな知事が11月26日の立候補表明後、報道陣に語った。自民も含め「今回は政党に推薦をお願いしない」。


 その約1カ月前の10月中旬、議長室で自民系3会派の幹部が数度集まった。3会派あわせて出馬要請をしてほしいとの、知事側からの働きかけがあった。40人の県議のうち、3会派の議員を合わせると約7割にあたる27人となる。最後の話し合いで出馬要請は決まり、飯泉後援会の会長が同席して礼を述べた。


 議員の中には、前回知事選と同じように「立候補を表明してから推薦すればいい」という意見もあれば、「民主系会派に先を越されるかも知れない」と懸念する声もあった。知事選と県議選の投開票日が同じであるため、「自分の選挙のためには、知事の与党だとアピールする方がいい」という声もあったという。


 「国会では野党でも、県議会では与党。飯泉知事を支えるのは我々だ」と藤田豊県議会議長。「市町村長と県議会。政党に推薦を依頼しなくても、この二つを味方につけることが最大のカギだった」と知事側の関係者は言う。


●知事選に触れず


 立候補表明から9日後の12月5日。徳島市の建設センターで、飯泉知事と後藤田正純・自民党県連会長は隣り合って座っていた。県と県連との意見交換は約1時間におよんだが、知事選の話題を持ち出す者は誰もいなかった。県連の幹部は「党には推薦を求めてこないという予想はしていた。野党として仕方がない」と漏らす。


 後藤田会長は、朝日新聞の取材に対し「3会派が立候補要請したことで、知事がこっちを向いているということは世間に伝わる。それで十分だ」と語った。


●参院選が節目


 一方の民主。11月23日、徳島市内のホテルの会場は、人であふれた。民主党県連主催の政治資金パーティー。壇上に上がった飯泉知事は熱っぽくマイクを握った。「政権与党として、徳島の提言をしっかりとつないでいただいている」と民主との協力関係をアピール。飯泉後援会の幹部は「参院選で流れが変わった」と明かす。


 6月24日の参院選の公示日の朝。知事側は、政権政党である民主公認候補の出陣式に出席する人員を手配していた。しかし、陣営からの出席要請はなかった。この時、飯泉後援会のある幹部は「知事選で対抗馬を出す気があるのかもしれない」と感じた。


 ところが、民主候補が敗れ、今後の対応を話し合う8月10日の幹事会後、高井美穂・県連代表(当時)は記者会見で知事選について問われ、淡々と語った。「2回目の当選以降、知事も中立化というか、べったり自民党ということもなくなりましたよね」


 民主の支持母体である連合徳島の小松義明会長も「参院選が節目だった」と振り返る。「逃げ切った」と思った選挙を落としたショックは大きく、「次の知事選に民主党から出すことは難しい」とその時、実感した。


 知事側は県議会の民主系会派「新風・民主クラブ」にも推薦を依頼。11月議会が閉会する今月14日、「私たちの思いは知事の思い」と黒川征一会長は推薦の意向を伝えた。


 「こう、手を組みませんか」という飯泉知事の提案で、会派の6人は知事を囲んでカメラに笑顔を向けた。

937チバQ:2010/12/18(土) 00:06:15
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000001012170002
2011 知事選(下) 政治手法
2010年12月17日





すだちくんの着ぐるみを脱いで、周囲を驚かせた飯泉知事=徳島市徳島町城内

 「知事だ!」「知事だ!」


 6月、サッカーW杯南アフリカ大会で日本が決勝トーナメント進出を勝利で決めた直後、大型スクリーンで観戦していた徳島市内の会場が再び、沸いた。試合中、約300人の観客に何度も愛嬌(あいきょう)を振りまいていた県のマスコットキャラクター、すだちくんの中から、汗だくの飯泉嘉門知事が出てきたからだ。日本の勝利に興奮した若者に胴上げされたり、記念撮影を求められたりした。サプライズの発案は知事本人だった。


●高い支持率


 多くの県民と触れあうことに積極的なのは就任当初から。各地で参加者と意見交換する「しゃべり場」や「円卓会議」は、初当選した2003年にスタートした。ラフティングで激流を下ったり、とくしまマラソンで走ったり。公務のない休日は「盆と正月ぐらい」という。


 「最初はあまり知られていなかったから、顔を売るため。でも直接県民から聞いた声を生かすという政治手法を確立させていったのでしょう」と初当選から知事を支えた県の元幹部は言う。


 朝日新聞の世論調査では、07年に飯泉知事の支持率は70%で全国4位、今年6月の調査でも69%と高水準を保つ。


 立候補表明を間近に控えた11月のある日、推薦状を受け取った団体を前に、初当選した前々回の選挙の思い出を話した。個人あてに届くメールの中に『社長が飯泉にというので、私は入れ(投票し)ません』といったものがいくつもあったと冗談を交えて紹介し、「社長が右っていえば、みんな左に行っちゃう時代」「組織じゃない。一人一人との真剣勝負なんですよ」と持論を明かした。


●政権交代に即応


 今回、政党への推薦を求めない理由を「わだかまりなく多くの人に支援をしてもらいたい」と報道陣に話した飯泉知事。次は新しい選挙スタイルでやりたい。後援会の幹部に漏らすようになったのは、政権交代からまもなくだった。


 民主党が陳情や要望を党に一元化したルールは全国各地に衝撃を与えた。「自民系」知事は、反発して陳情を一切やめたり、党を無視して強行に陳情したりする中、飯泉知事はあっさりとルールに沿って徳島市内にある民主党県連へ出向いた。


 県の提言書は、高速道路の無料化や子ども手当など、民主党のマニフェストをまず掲げ、その実現に沿って、県の要望内容を並べる念の入れよう。


 政権交代前は、自民政権の首相補佐官として県の要望を受けていた山口俊一・自民党衆院議員=比例四国=は資料に目を通し、「これはないだろう」とあきれた。


●変わる県内政界


 県内の政界模様も4年間で様変わりした。07年の参院選で自民現職が敗れ、09年の衆院選でさらに2人の自民現職が席を失った。知事を支えたベテラン議員らだった。


 4年前の知事選で、野党だった民主には推薦を要請し、断られた。民主は今や与党。「もし今回、推薦を断られたら前回とは比べものにならないくらいダメージが大きい」と知事側の関係者は言う。


 徳島県と同じく、来春に知事選を控えているのは全部で13都道県。前回は自公推薦で初当選した鳥取県の平井伸治知事は、再選への立候補を表明した11月時点で、政党に推薦を求めないという意向を明かした。佐賀県知事は9月、県議会ではなく記者会見で立候補表明をした。特定会派の質問に対する表明をしないことで、自民、民主双方へ配慮したと見られている。大分県の現職知事も、過去2回は自民や公明から推薦を受けたが、今回は政党に推薦を求めない方針という。


 今月19日の飯泉知事の政治資金パーティーには、県関係の国会議員すべてに招待状を送った。幹部は言う。「特定の政党の色には染まりたくない。しかし、どの政党からも離れるわけにはいかない」


(この連載は三輪さち子が担当しました)

938チバQ:2010/12/22(水) 23:56:47
>>837>>879
選挙:県議選 長谷川氏出馬へ 倉吉市選挙区、激戦に /鳥取
 長谷川稔・前倉吉市長(63)は21日、来年4月の県議選で倉吉市選挙区(定数3)から出馬する意向を明らかにした。毎日新聞の取材に答えた。同選挙区では現職の3人が出馬表明。元県議の長谷川氏の参戦で激しい選挙戦になりそうだ。

 長谷川氏は「新政権は混迷している。社会保障など地方主権のあり方を県議会、県政として国に向けて強く要望していきたい」と述べた。市長からの転身については「県政は国政、市政より市民の関心が低い。市長の経験を踏まえ、県政の関心を高めていきたい」と説明した。

 長谷川氏は95年4月から県議を2期務め、02年4月から市長。2期目の09年11月、新斎場建設の民意を問うて出直し選を行い再選。任期満了の09年4月に退任した。【遠藤浩二】

939チバQ:2010/12/27(月) 22:41:39
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001012270001
鞁嶋・東出雲町長が死去
2010年12月27日

 東出雲町長の鞁嶋弘明(かわしま・ひろあき)さん=1期目=が26日、胸部大動脈瘤(りゅう)破裂のため松江市内の病院で亡くなった。68歳だった。通夜と葬儀の日取りは未定。


 鞁嶋町長は隠岐の島町出身。松江北高校長や東出雲町教育長などを経て、2007年8月の町長選で初当選した。松江市との来年8月の合併に向けても尽力していた。


 公職選挙法により、町選挙管理委員会が町から通知を受けた日から50日以内に町長選が実施される。


 松江市の松浦正敬市長は「合併の成就に向け、力を合わせ取り組んでいた矢先のことで非常に残念です。ご冥福をお祈りします」とのコメントを発表した。(大久保直樹)

940チバQ:2010/12/28(火) 22:41:50
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201012290018.html
広島市長選、見えぬ構図 '10/12/29

--------------------------------------------------------------------------------

 来年4月7日の任期満了に伴う広島市長選をめぐる情勢に進展がみえない。4選を目指すとの見方が強い秋葉忠利市長(68)は態度を明らかにしていない。「打倒秋葉」を掲げる自民党系市議は候補擁立に奔走するが、めどが立たぬままの越年が濃厚だ。広島五輪構想への賛否も交錯する中、大半の政党が秋葉市長との「間合い」をつかみかねている。

 「最後には岸田さん自身が出る方法もあるのではないか」

 今月中旬、自民党広島県連の岸田文雄会長(衆院広島1区)の事務所に同党の中堅、若手市議が集まった。市長選への対応を話し合う中でそんな発言が市議から飛び出した。市長選まであと4カ月。候補を探しあぐねる党へのいら立ちがにじんだ。

 岸田氏は発言を受け流し、市議と連携し候補を探すことを確認した。会合に出た市議は「平和偏重の行政や五輪騒動の市政には経済界や市民の不満が募っており、勝負になる。今こそ党が本気で動く時だ」と注文する。

 秋葉市長が初当選した1999年以降の市長選で、自民党の推薦候補は落選を続ける。過去3回の選挙戦に共通するのが、自民党系の一部市議が別の候補を支援し、分裂選挙となった構図だ。いずれの市長選も推薦、一部支援の両候補の得票合計は、秋葉市長の得票を上回っていた。県連幹部は「一枚岩になれないのが最大の敗因」と言い切る。

 複数の自民党系市議によると、これまで地元民放関係者や前衆院議員に打診したが、断られた。市内の大学教授や経済人にも接触しているが、好感触は得られていない。あるベテラン市議は「現職は抜群の知名度がある。ただでさえ手ごわいのに、前回次点の候補まで出るとなれば大抵は尻込みする」と言う。

 前回、自民党推薦の元参院議員を上回る票を得た元市議の大原邦夫氏(61)は10月に立候補を表明した。ミニ集会や街頭演説を繰り返し、五輪構想など秋葉市政への批判のボルテージを上げる。大原氏は「市民の批判の声が多く届けられている」と手応えを語る。

 一方、民主党は菅政権の迷走もあり、全国の地方選で苦戦を強いられている。19日に南区での幹事会終了後、党県連の三谷光男代表(衆院広島5区)は独自候補を擁立するかどうか1月に判断するとした。ただ、市議選候補の擁立に苦心する現状に、市議会では「そんな力はあるのか」との声が漏れる。

 民主党の最大支持組織である連合傘下の労組幹部は「最近は強引な市政運営が目立つ」と述べ、秋葉市長への不満も示す。連合の対応について「応援を表明した前回と同じようにはいかないだろう」と話す一方で、明確な方針を打ち出せているわけではない。

 各政党の対応も定まっていない。公明党県本部は「候補者が出そろってから対応を判断したい」。共産党県委員会は「候補者を擁立するかどうかを含め、連携する市民団体と協議中」と説明する。

 社民党県連合は「候補者の状況がはっきりしておらず、判断する段階ではない」。みんなの党県広域第1支部は「県議選や市議選に全力を注ぐ。推薦も含め市長選の対応は考えていない」とする。

 広島市長選には、横浜市の執筆家荒木実氏(67)も立候補を表明している。

941チバQ:2010/12/30(木) 10:22:39
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20101228-OYT8T00969.htm
市長と議会かみあわず
鳥取市庁舎耐用年数など巡り


鳥取市が新築・統合に向けた検討を進めている市役所本庁舎(鳥取市尚徳町で)  鳥取市庁舎整備問題を巡り、論戦が展開された市議会が28日、終了した。「新築・統合」に向けて検討を進めている市側に対し、議員側は庁舎の耐用年数や財源などをただしたが、竹内功市長は「市議会の特別委員会が9月に出した最終報告を尊重した」と強調、議論はかみ合わなかった。2回に分け、市長の答弁からポイントを整理する。(高田寛、但見易史)

 【耐用年数】

 65年が通常、基準となっている耐用年数であり、使用の期間ということ

 市役所本庁舎は1964年の建築で、65年とすれば今から約20年後の2029年に耐用年数がくる。市議会特別委と有識者の検討委員会が「耐震改修しても約20年後には新築の検討が必要になる」と判断したのはこのためだ。

 ただ、その65年の根拠はあいまいなまま。市が根拠として挙げる財団法人・建築保全センターと日本建築学会の冊子には「65年」という数字が出てくる。が、両団体の関係者は取材に「コスト計算に設定した期間。65年たったら使えなくなるという意味ではない」「大きな修繕をしないでも使える期間が65年」としている。

 【県庁との違い】

 県庁と市役所の庁舎は違うんですよ。理解して議論していただきたい。

 県庁本庁舎(62年建築)は耐震改修中で、来年の完了後の目標使用年数は50年。「改修後約20年で耐用年数がくる」市役所本庁舎より約30年長い。双方のコンクリート強度に大きな違いはないというデータも明らかになったが、なぜ約30年の差が出るのかは「建物が違う」と答えるにとどまった。

 竹内市長は「県の50年はあくまで目標」とも述べたが、県営繕課は「50年もつよう維持管理していく。可能と判断している」とし、ニュアンスが異なっている。

 【市民への情報公開】

 情報発信は積極的に行ってきた

 「新築・統合の方向性を出すまでの議論が市民に知られていない」と追及する議員に、市長は市の広報紙や市議会だよりに経過を載せ、有識者による検討委員会や市議会特別委の報告内容もホームページで見られると強調した。

 市民4000人に対するアンケートを新築を前提に行ったことについても、耐震強度や両委員会の報告内容などの説明資料を添えたとし「情報が不足している中でのアンケートとは思っていない」と述べた。

(2010年12月29日 読売新聞)

942チバQ:2010/12/30(木) 10:23:02
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20101229-OYT8T00669.htm
建て替え「議会側の結論」
鳥取市庁舎整備論点整理(下)
 【市長選マニフェスト】

 マニフェストでは防災体制の強化に触れており(市庁舎も)その中に包含される。何も触れなかったというのは言い過ぎではないか

 「4月の市長選で、市庁舎整備問題をなぜマニフェストに明記しなかったのか」という質問への竹内功市長の答弁だ。しかし、選挙時の法定ビラには「耐震対策の実施を進めるなど防災体制の充実強化を図り、災害に強い安全安心なくらしを実現します」とあるだけで、市庁舎という文字はない。議員から「市民にはわからない」という声が上がった。

 【事業の財源】

 後の世代に大きな負担を残すのは避けなければならない

 耐震改修より費用がかかる新築を選んだ理由の一つに、市長は、起債で賄った費用の7割が交付税として自治体に戻る合併特例債が使え、その適用期限が合併後10年までに限られていることを挙げた。

 さらに、耐震改修した直後に建て替えが決まった東京都豊島区役所を市議会特別委が視察し「新築・統合」の最終報告を出したことを引き合いに「二重投資を避け、将来負担を残さない議論がされたことを忘れていただきたくない」とクギを刺した。

 【利便性】

 分散による不便さは、統合により解消する

 部署が7か所に分かれていることに対し「選挙管理委員会や下水道庁舎がどこにあるのかわからないという声がある」「市民や職員が別の場所を行き来しなければならず、経費や時間的な面からも非効率」とデメリットを説明。1か所で用件を済ませられるワンストップサービスを目指すべきだとした。

 「(新庁舎を建設すれば)フリースペースやサロン的な場所などいろいろな機能が考えられる。市民サービスを充実させ、多くの人に使ってもらえる市役所にしたい」との考えも示した。

 【市議会の責任】

 市議会特別委の最終報告を基本に、新築・統合で検討を進めていく流れを尊重したい

 耐震改修の再検討を迫る議員に、市長が繰り返し主張したのが「市議会が自ら出した結論」という点だ。「議論した結論を市民に投げかけ、合意形成に至る段階だ」と強調した。

 市議会特別委は昨年3月以降、15回の審議や視察を行ってきた。市民への情報提供不足や耐用年数の試算根拠をただした質問者には、メンバーだった議員もいる。市長らの切り返しに、追及の歯切れが悪くなる場面もあった。

市民アンケート来月21日にも公表 市は、15歳以上の市民4000人に新庁舎の建設候補地などを尋ねたアンケートの結果を1月21日をメドに公表する。来庁者に交通手段などを聞いた調査結果も同月中にまとまる。市はこれらを踏まえ、市民への説明会を同月下旬以降、18中学校区別に開き、2月上旬には市民会館で意見交換会も開催する。同月中に市の基本方針案を示して議会に諮り、3月末までに建設地も含めて最終決定する。

(2010年12月30日 読売新聞)

943チバQ:2010/12/31(金) 03:29:35
http://www.nnn.co.jp/news/101230/20101230002.html
揺れる米子市議会 公会堂存廃問題機に対立
2010年12月30日

 米子市議会(29人)が市公会堂の存廃問題をきっかけに、内部で対立を深めている。拮抗状態が続いている議会勢力の構図が背景にあり、水面下で他会派の取り込みに火花を散らしたり、時には批判合戦が表面化。勢力図にとらわれ過ぎた議会運営に「市民不在」との声も上がっている。

 「議員の数合わせに固執した印象です」。12月定例会を傍聴した同市橋本の主婦(63)はため息を漏らした。

 市議会経済教育委員会は継続審査としたが、本会議で採択となった公会堂の存続・早期改修を求める市民の陳情。1議員の動向で結果が変わる情勢のため、本会議直前まで「継続審査派」と「採択派」の各議員は協力を得ようと躍起だった。

 主婦はあきらめ顔で嘆く。「会派の方針だろうか、自身の考えと異なる判断をした議員もいる。市民目線に欠ける議論は市政にとってマイナスでは」

最大会派の連敗
 先月、2会派の7人が統合して「よなご会議」が結成された。「市民目線の市政運営を推進するための大同団結だ」。小林重喜会長は会見でそう力を込めた。

 市立図書館・美術館増改築の関連予算をめぐり、公会堂の存廃が決まるまで執行を保留する付帯決議に賛成した議員で構成。民主、自民両党の議員が混在する。

 公明党(4人)を抜き、自民系会派「蒼生会」(9人)に次ぐ勢力となったことが、議会に微妙な変化をもたらしている。1〜2人の判断で議案の可否がひっくり返る議席差となったため、一人会派がキャスチングボートを握る格好だ。

 一人会派は県内4市議会で最も多い6人で、議会事務局によると過去最多。勢力図で優位に立ってきた蒼生会は付帯決議に加え、陳情の採決でも一人会派の協力をほとんど得られず”連敗”を強いられている。

 渡辺照夫議長は「議会内は議案の可決や否決を気にしてばかりで、公会堂をどう残すかという議論が欠けている」と憂慮する。

 付帯決議をめぐっては、反対した議員がブログで「違法」と批判すると、賛成した議員は「適正な手続き。議会の冒とく」と反論し、双方で複数回にわたって協議、ブログの訂正・削除や謝罪を求める事態に発展した。

共にアイデアを
 議会が対決姿勢を鮮明化していることについて、角博明副市長は「各議員が公会堂をどう考えるか、市政に関心を持ってもらえる」と歓迎し、傍聴者の中には議論が活発化すると期待の声も上がる。

 半面、ある市幹部は「根回しが難しくなった」と顔を曇らせ、今後は公会堂に絡む予算案も議会がすんなり応じる状況ではないとの見方だ。

 野坂康夫市長が存続を表明した公会堂。議会からは「改修・利用促進の具体策がない」などと批判が相次ぎ、野坂市長の政治判断にも賛否が割れている。

 しかし、地方政治の仕組みは本来、首長と議会の二元代表制で成り立つ。市議会はその機能を発揮するべき局面に差し掛かっている。中心市街地のシンボルに新たな付加価値を生み出すよう市と一緒に知恵を絞るべきだ。

944山口新聞男:2011/01/03(月) 14:24:26
秋葉広島市長は、今回は厳しいかもなあ

945山口新聞男:2011/01/03(月) 14:56:48
統一地方選の準備着々県議選は8選挙区で無投票か
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20110101-OYT8T00088.htm
 今年の県内の選挙は、1月に下関市議選があり、4月の統一地方選では県議選や周南市長選、宇部市議選、和木、
平生町議選が行われる。また、毎回、原発建設の是非が争点となる上関町長選も予定されている。
 ◇首長選
 周南市長選は現職・島津幸男氏(65)が再選を目指して立候補表明しているほかは、今のところ目立った動きはない。
前回、対立候補を推した地元経済界は今回は候補擁立への活発な動きは見せていない。一方で、無投票への抵抗感も
一部にあり、構図は不透明だ。
 1982年に原発計画が表面化して以来9回目となる上関町長選は、すべて推進派が勝利してきた。現職・柏原重海氏
(61)は現在2期目。国の電源三法交付金などを財源にした町づくりに意欲を見せ、3期目に挑む可能性が高い。根強い
阻止行動を続ける反対派も候補を擁立するとみられる。
 ◇県議選
 全15選挙区すべてで投票となった前回から一転しそうだ。現時点で選挙戦となりそうなのは、下関市、宇部市、山口市、
防府市、周南市、柳井市、岩国市・玖珂郡の7選挙区にとどまる。残りの8選挙区は無投票の公算が大きくなっている。
 現有6議席から倍増を目指す民主は昨年11月上旬までに7選挙区で現職5人と新人3人の公認を発表したが、その後
は擁立への目立った動きがない。県政与党の自民は現職27人全員と元議員2人、新人1人の計30人、公明は現職4人
と新人1人を公認。下関市区に2人を擁立予定で、同一選挙区で初の複数候補を立てる。共産も現職2人、新人2人を公
認。社民唯一の現職も出馬準備を進める。
 ◇市町議選
 下関市議選は定数が4減の34で、45人前後が立候補を予定。宇部市議選、和木町議選も定数が4減となる。

946山口新聞男:2011/01/03(月) 14:57:59
4月の県議選に注目 逆風民主は候補擁立難航
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2011/0101/3.html
 山口県内は今年、統一地方選に合わせ、4月10日に県議選、同24日に周南市長選、宇部市議選、和木町議選、
平生町議選が行われる。このほか、1月30日には下関市議選、秋には原発建設計画をめぐり賛成派と反対派が舌
戦を繰り広げてきた上関町長選(10月4日任期満了)があり、注目される。
 統一選で県内最大の目玉は県議選(定数49、欠員2)。民主党を中心とする政権交代後初めての県議選で、自民
党27議席、民主党6(連合との会派は7)議席と、自民が単独過半数を握る議会の勢力図がどのように変化するの
か注目される。
 民主党は政権交代の流れを県議会にも導きたいところだが、公認候補の擁立が難航している。
 民主党県連は地方組織の強化を目指し昨年7月31日の幹事会で、現職がいない空白区の解消と議席3以上で現
職がいる岩国市・玖珂郡区、周南市、山口市、下関市の4選挙区で複数の候補を擁立する方針を固めた。しかし、こ
れまでに発表した公認候補は現職5人、新人3人の計8人にとどまっている。複数候補の擁立は周南市だけ。
 西嶋裕作幹事長は2010年10月6日の第1次公認発表の際、擁立の難しさから「現状6議席の倍増」を新たな目
標として示した。しかし、11月10日の第2次公認発表の席では、その新たな目標について「状況は難しい」とさらに厳
しい見通しを吐露。019年に参院選や地方議員の公認候補を公募した際に県議への応募がなかったことを明かした。
 自民党は県連が10年10月8日に第1次公認として現職27人全員の公認を決定し、11月15日には第2次公認で
元職2人、新人1人を追加公認。これまでに計30人の公認候補を決めた。
 自民にとって最大の課題は09年の補選で民主に敗れた柳井市選挙区(定数1)の議席奪還。2次公認で新人の擁
立を決定したが、元党柳井支部長も10年12月に無所属での立候補を表明し、保守分裂の様相。
 また、山口市選挙区(定数6)では現職4人に加え、岸信夫参院議員の元秘書が10年12月3日に立候補を表明、
山口支部に公認を申請しており山口市区でも保守分裂の可能性がある。
 ほかの政党では、公明党は現職4人に加え、下関市選挙区に2人目の候補となる新人1人を新たに擁立し、現状よ
り1議席多い5議席を目指す。
 共産党は現職、新人2人ずつ計4人の公認候補を発表し、1議席多い4議席を狙う。周南、防府両市区でも候補擁
立を進めている。
 社民党は新たな候補を擁立せず、現有1議席の堅持を図る。

947松田阿智子:2011/01/04(火) 12:53:12
広島市長、不出馬だそうです。五輪の影響が大きいとか。

948チバQ:2011/01/04(火) 20:16:33
広島西空港問題とオリンピックぶちあげといいて不出馬というのは無責任では?

>>940
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201101040161.html
秋葉市長、4月で退任表明<動画あり> '11/1/4

--------------------------------------------------------------------------------


 広島市の秋葉忠利市長(68)は4日、仕事始め式で「(任期満了の)4月7日で市長としてのピリオドを打つ」と述べ、3期目の今期限りで退任する意向を表明した。招致を検討している2020年夏季五輪などをめぐる言動から4選を目指すとの見方が強かったが、突然の退任表明となった。

 午前10時から市役所講堂であった仕事始め式で秋葉市長は、広島五輪構想や核兵器廃絶の実現への意欲を示した後、最後に「3期の間に市民から託されたたすきを、新たなエネルギーと創造力の持ち主に引き継いでもらいたい」と話し、4月の統一選で実施される市長選に立候補しない意向を示した。式には職員約250人が出席していた。

 秋葉市長は東京都出身。米タフツ大准教授や広島修道大教授を経て1990年に衆院議員に転身。3期目に社民党を離党し、99年の市長選に立候補し、初当選した。03、07年の市長選も自民党推薦の候補らを破った。昨年8月には、核兵器廃絶に向けて都市の連帯を訴える平和市長会議の取り組みなどが評価され、「アジアのノーベル賞」といわれるマグサイサイ賞を受けた。

 3期目の09年10月には、20年夏季五輪の招致検討を表明。当初は昨年末までを期限としていた招致の決断時期を「市民の幅広い理解を得たい」と延期していた。4月の任期満了を区切りに退くことで五輪招致をめぐる情勢は不透明となった。

 秋葉市長の退任で4月10日投開票の広島市長選をめぐる情勢も一気に混迷してきた。これまでに、元市議の大原邦夫氏(61)と、横浜市の執筆家荒木実氏(67)が立候補を表明。ほかにも自民党広島県連などが擁立の動きをみせている。

949チバQ:2011/01/04(火) 20:38:13
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20110101000084
県内市町の情勢を探る/’11統一地方選
2011/01/01 09:26

 今年は4年に一度の「統一地方選」の年。香川県内では4月1日告示の県議選を皮切りに、2市1町の首長選、4市4町の議員選が予定されている。また、統一選に先立ち、多度津町長・町議選が2月1日告示・6日投票で実施されるほか、今年中に任期満了を迎える琴平町、東かがわ市でも議員選が行われる。いずれも選挙期間は5〜9日間の短期決戦。すでに臨戦態勢を整え、後援会組織の会合やあいさつ回りなど活発な動きを見せている陣営もある。地域の将来を託す首長選、県・市議選の現状を報告する。(文中敬称略・情勢は12月31日現在)
【→参照記事】

県議 議席数削減後初の選挙 高松、さぬき、三豊激戦に
 定数が45から41に減って初の選挙。議席数が削減された高松、さぬき、三豊の3選挙区はいずれも激しい選挙戦が予想される。現在のところ、県内13選挙区で立候補の準備を進めているのは現職、新人合わせて52人程度。13選挙区のうち、7選挙区では現職のほかに動きがなく無投票の可能性も出ている。木村嘉己(自民・高松)、組橋啓輔(自民・三豊)、増田稔(自民・三豊)、都村尚志(自民・仲多度1区)、篠原正憲(社民連合・三豊)、大西邦美(民主・高松)の6人は今期限りの勇退を予定している。(各選挙区名下の数字は定数)

 【高 松】(15)
 定数が前回の17から2削減。欠員1に加え、現職2人が勇退する見込みで、現職14人に新人8人を合わせた22人程度が15議席を争う激戦区になるとみられる。

 新人では、民主が公募で選抜した高松市議の山本悟史、行政書士の藤川武人を擁立。保守系では高松市議の高木英一、元代議士秘書の平岡英士が立候補を予定。前回も名乗りを上げた元職の小河雄磨、元国分寺町議の三好健一は無所属で出馬の見込み。このほか、政治団体役員の宮本洋子、20代の永井豪も出馬の準備を進めている。

 現職は党公認か推薦で出馬する見通し。政党別では自民公認が綾田福雄、松本康範、鎌田守恭、平木享、宮本欣貞、大山一郎の6人。民主は村上豊、宮本裕美、公明は都築信行、広瀬良隆、共産は樫昭二、白川容子をそれぞれ公認。社民は竹本敏信、三野康祐を推薦している。

 【丸 亀】(4)
 自民公認の山本直樹、山田正芳、香川芳文の3人と社民公認の梶正治が出馬の見込み。現在のところ、ほかに動きはみられない。

 【坂 出】(3)
 尾崎道広、西川昭吾、有福哲二の現職3人が自民公認で出馬を予定。前回立候補した元市議の山条真嗣も準備を進めている。

 【善通寺】(2)
 自民現職の辻村修、社民現職の高田良徳が出馬を予定。ほかに目立った動きは出ていない。

 【観音寺】(3)
 自民現職の篠原公七、高城宗幸、佐伯明浩の3人と元職の石川豊の計4人による争いか。

 【さぬき】(2)
 定数が1減となり、自民公認の白井昌幸、名和基延、十河直の現職3人が2議席を争う見通し。

 【東かがわ】(2)
 自民の花崎光弘、社民の砂川保の現職2人以外に表立った出馬の動きはみられない。

 【三 豊】(3)
 定数が4から3に減ったうえ、現職3人が勇退。自民現職の斉藤勝範のほか、元市議の大平敏弘=みんなの党公認=、元民放社員の山下昭史、元市職員の森裕行=社民公認=、元豊中町長の藤田繁の新人4人が出馬の準備を進める。前回の無投票から一転、激しい選挙戦となる見込み。

 【木 田】(1)
 昨秋の補選で当選した松原哲也以外に出馬の動きはみられない。

 【小 豆】(2)
 自民現職の黒島啓、谷久浩一が出馬を予定。ほかに目立った動きは出ていない。

 【綾 歌】(1)
 自民現職の水本勝規が出馬するほかに表立った動きはみられない。

 【仲多度1区】(2)
 自民現職の五所野尾恭一が出馬を予定。ほかに現職都村の勇退表明を受け、琴平町から新人を擁立する動き。

 【仲多度2区】(1)
 自民現職の新田耕造以外に目立った動きはみられない。

950チバQ:2011/01/04(火) 20:38:34
首長
高松 現職が出馬表明 ほかに動きなし 
 現職の大西秀人が昨年の12月議会で再選出馬を表明した。前回同様、無所属で立ち、マニフェストに賛同する政党や団体への支持拡大に努める見通し。市議会主要会派は、共産を除いて1期目の市政運営に高評価を与えている。現時点でほかに目立った動きはない。

東かがわ 再選目指す現職 選挙戦の可能性
 現職の藤井秀城が昨年9月の定例議会で「夢と希望を持てる市を実現したい」と述べ、再選を目指しての立候補を表明した。
 現段階では、ほかに立候補表明者はいないが、水面下で対立候補擁立の動きがあり、選挙戦となる可能性もある。

多度津 現職は引退表明 町議が立候補へ
 出馬の意向を示していた現職の小国宏が、12月議会で健康面を理由に今期限りでの引退を表明。無所属新人で、現町議の丸尾幸雄だけが立候補を予定している。
 現段階で対立候補を擁立する動きは見られず、無投票となる可能性が高い。

直島 現職引退表明も4選出馬に含み
 現職の浜田孝夫は昨年の12月議会で、3期目の今期での引退意向を表明した。ただ、「町職員から手が挙がることを期待するが、自分の思いと違う人が出馬するなら再考する」とも述べ、4選出馬に含みを持たせた。

市議 定数減、高松など厳しい戦い
●高松(定数40)
 今回から定数が11減の40となり、合併6町ごとの小選挙区も撤廃される。全市統一選挙区に現職、新人を合わせて50人以上が立候補する激戦となりそう。自民系最大会派の同志会が過半数を確保できるか、国政与党の民主が勢力を拡大できるかなどに注目が集まる。

●さぬき(定数22)
 定数は26から22に削減。現職は2人が引退の意思を固めている模様で、ほかに数人が進退を明らかにしていない。
 一方、新人は民主などが新たに擁立するなど、数人が準備を進めており、最終的には20人台後半での争いとなりそうだ。

●坂出(定数22)
 定数は24(欠員2)から22に削減。現段階で現職3人が世代交代などを理由に引退を固めている。新人は全体で6人程度が出馬に向けて準備を進めているほか、水面下での動きもあり、少数激戦になりそうだ。

●善通寺(定数16)
 定数は18から16に削減。現職は1人が勇退の意向を示し、ほかの17人は出馬の構えを見せているが、まだ目立った動きは見られない。新人は、5人前後が立候補に向けた動きを加速させているもよう。最終的には20人強の出馬が予想され、激しい争いとなりそうだ。

●東かがわ(定数18)
 議員死去に伴い、統一選の市長選に合わせて補欠選挙(欠員1)が行われる予定。現段階で民主新人1人が出馬準備を進めている。

 11月には、任期満了に伴う通常選挙もあり、定数は20から18に削減。まだ目立った動きは見られない。

951チバQ:2011/01/05(水) 23:09:06
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110105-OYT1T00626.htm
政調費でカレンダー、顔写真に愛・希望の文字
 山口県議会の柳居俊学副議長(60)(自民)が、政務調査費で作製した自分の顔写真入りカレンダーを選挙区内の世帯に配布していたことがわかった。


 2009年度は約74万円を充てて約1万部を配っていた。柳居議員は不適切な処理と認め、カレンダー作製費に充てた過去5年分の政調費を県に返還する方針。

 カレンダーは月めくりで、柳居議員の顔写真と「愛」「希望」などの信条が印刷されている。柳居議員の選挙区である同県周防大島町のほぼ全世帯に配布されていた。

 09年度の政調費の収支報告書によると、柳居議員は「政策資料」の名目で、73万9200円を支出。08年度の報告書にも同様の支出があった。

 読売新聞の取材に対し、柳居議員は「政策資料」がカレンダーだったことを認め、「10年以上前から毎年政策ビラのつもりで配っていた」と説明。県議会事務局に残っている05〜09年度分の収支報告書を調べ、カレンダー作製に充てた政調費を全額県に返還するという。「町民や県民に申し訳ない。速やかに返還したい」と話している。

(2011年1月5日14時14分 読売新聞)

952チバQ:2011/01/05(水) 23:41:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110105-00000582-san-spo
「広島五輪」さたやみの可能性も 秋葉市長の不出馬で
産経新聞 1月5日(水)19時13分配信

 日本オリンピック委員会(JOC)が意欲を示す2020年夏季五輪招致の雲行きが怪しくなってきた。招致に前向きな広島市の秋葉忠利市長が4月の市長選への不出馬を表明。JOCの竹田恒和会長は5日、「次の市長にも前向きに検討していただきたい」と期待を込めたが、推進派が出馬する見通しは立たず、広島招致がさたやみになる可能性もある。

 総事業費約4500億円を見積もる開催基本計画には、市議会から批判の声が相次いでいる。市長選の有力候補の1人も「地元経済が厳しく、ほかにも課題がある」と招致に否定的。JOCの市原則之専務理事は「地球規模のイベントだけに、権力を持った人じゃなければできない」と“推進力”の低下を懸念する。

 また、18年冬季五輪の招致には韓国・平昌が立候補。7月の国際オリンピック委員会(IOC)総会で平昌が開催地に決まった場合、日本が20年五輪に手を挙げない可能性もある。「最終的に決めるのは夏。状況をよく見極めたい」と竹田会長のトーンは低かった。(森田景史)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110105-00000025-san-l34
秋葉市長、突然の不出馬 市民ら驚き、戸惑い 広島
産経新聞 1月5日(水)7時56分配信

 ■「功績に敬意」「課題ほうり出し」

 広島市の秋葉忠利市長(68)が、4月の市長選に出馬しない意向を明らかにした4日、関係者は、突然の不出馬表明に次々と驚きの声を上げた。秋葉市長の核廃絶への取り組みを評価する声がある一方、五輪招致などの諸課題のゆくえを不安視する声もあがった。

 午前10時に始まった恒例の年頭のあいさつ。集まった職員を前に、秋葉市長は「市民から託されたたすきを新たな情熱の持ち主に引き継いでもらいたい」と話した。職員は「まったく何も聞いていなかった。とにかく驚いた」と口をそろえた。

 湯崎英彦知事は、「今朝、電話で不出馬を伝えられて、大変驚いている」としたうえで、3期12年の取り組みについて「特に平和関係の活動を通じて、広島市の対外的な地位を上げた功績には敬意を表したい」と評価した。

 広島平和文化センターのスティーブン・リーパー理事長も「世界的な核兵器廃絶運動のリーダーの1人だっただけに大きな打撃だ」と惜しんだ。

 また、広島商工会議所の深山英樹会頭は、今後の経済界と市との協力関係について、「旧市民球場の跡地利用など諸課題について、今後も市と連携を密に図りたい」とコメントした。

 その一方で、市民からは戸惑いの声や厳しい批判もあがった。タクシー運転手の男性(62)は「五輪招致や広島西飛行場市営化などの課題をほうり出したままやめるのか」と、語気を強めた。

953チバQ:2011/01/06(木) 00:05:27
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201101040193.html
市長選へ向け「号砲」 退任表明で各政党 '11/1/5

--------------------------------------------------------------------------------

 4期目を目指すとみられていた広島市の秋葉忠利市長(68)の突然の退任表明は、約3カ月後に迫った市長選への事実上の「号砲」となった。これまで秋葉市長の動向をにらみ、停滞気味だった各政党組織の擁立作業。「選挙に強い」とされる現職の退任表明で様相は一変した。

 4日、中区であった広島商工会議所の新年互礼会。4時間前、仕事始め式で退任を明らかにした秋葉市長が乾杯の音頭を取った。「一昨年は湯崎英彦知事、昨年は深山英樹広島商工会議所会頭、今年は広島の新しい市長が誕生する年です」

 会場ではあいさつの列が途切れない秋葉市長を横目に、各政党関係者がざわつく。

 「対応が難しくなった」。民主党国会議員の一人は顔を曇らせた。広島県連は独自候補擁立の可否を1月中に判断するとしてきた。ただ、それは秋葉市長の立候補が前提。党勢が陰りをみせる中、政権与党としての「主戦論」はほとんどない。「前回通り現職の実質支援に持ち込む」(県連幹部)との選択肢は消えた。

 民主党県連は近く市内の県議や市議を集めた緊急の会合を開く。

 「これで一本化して候補者を立てなければおかしい」。同じ会場で自民党関係者は口々につぶやいた。秋葉市長が初当選した1999年以降の3回の市長選で、推薦候補が落選を続ける自民党。共通するのは、自民党系市議の分裂選挙となる構図だ。県連は緊急幹事会を招集する準備を始めた。

 ただ、市議会で6分裂する自民党系会派が「一枚岩」となるかは不透明だ。秋葉市長と協調路線を取る藤田博之議長は「五輪招致に意欲をみせていたので4期目も当然と思っていた」と驚く。市長と対立する平野博昭元議長は「現職引退で意中の人を口説きやすくなった」と歓迎した。

 共産党県委員会、みんなの党県広域第1支部も独自候補の擁立を模索する。公明党県本部、社民党県連合は様子を見守る構えだ。

 秋葉市長の退任で、117万都市の新リーダーが12年ぶりに誕生する。湯崎知事は市長の功績に敬意を示した上で「市との間にたくさんある懸案を、市の協力を得ながら粛々と進めたい」と述べた。中国経済連合会の福田督会長は「国際平和都市を世界にアピールした功績は大きい」と秋葉市長をねぎらった。

 「都市の活力回復に全力を」。広島商工会議所の深山会頭や広島経済同友会の高木一之代表幹事は、そろって次期市長に強いリーダーシップを求めた。(広島市長選取材班)

954チバQ:2011/01/07(金) 00:12:47
http://www.pjnews.net/news/828/20110105_2
PJ: 長迫 厚樹秋葉・広島市長の引退表明の理由は「対立候補が分裂しない」から
2011年01月06日 08:06 JST
【PJニュース 2011年1月6日】先日1月4日、広島市の仕事始めのあいさつで、秋葉忠利・広島市長は突然、今季限りで退任し、4期目となるはずの今年4月の広島市長選には立候補しないと表明した。

表向きの理由は「高齢と多選批判のため」「若い人に市政を託したい」と言っている。
また、同じ4日には引退理由を述べた動画を動画投稿サイト「YouTube」に投稿した。反面、引退表明に関するインタビューや記者会見は一切受け付けないと、相変わらず意地を張っている。

ところで4選出馬を断念した本当の理由は簡単で、対立候補が分裂せず、当選する見込みがないためである。

過去3回の広島市長選では、対立する自民党系の候補が必ず分裂していた。そして秋葉市長は決まって対立候補が2人以上立つことが決まってから出馬表明をして来た。そして選挙の度に秋葉市長は「漁夫の利」を得て当選して来た。

しかし、今回は自民党広島県連が独自候補を選定できなかった。現時点で対立する有力候補は、前回の市長選で、次点で落選した元広島市議の大原邦夫氏、ただ一人である。そのため勝ち目がないと見て引退を表明したのである。

では、自民党系の候補が広島市長選の度に乱立するのは何故だろうか。原因は自民党の広島市議団が以前から分裂・抗争を繰り返しているためである。

広島市議会の自民党系会派は一人会派も含めて6つに分裂している。そのうち、2つが秋葉市長支持派で、残り4つが反市長派である。このため、広島市長選挙の度に、自民党系候補が2名立つという事態が続いた。前回の市長選挙でも自民党広島県連は当時、参議院議員だった柏村武昭氏を辞職させた上で推薦候補として立てたが、これに反発した一部自民党系市議は大原氏を応援した。

このような、市民生活と公共の利益不在の政争のため、秋葉市長が当選し続けた。その結果、「平和外交優先、市民生活後回し」の広島市政が続くことになった。

広島市政再建のためには、まずは既存の政党が自ら襟を正すことである。【了】

955チバQ:2011/01/07(金) 23:35:11
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110107ddlk34010496000c.html
混迷’11広島市長選:新市長選び「想定外」で一変 /広島
 ◇「立候補前提」の対応再考
 任期満了(4月7日)まで3カ月となった広島市長選。主要政党や団体は、秋葉忠利市長(68)の4選立候補を前提に対応してきた。12年ぶりに新しい市政トップが誕生する選挙戦は、現職不出馬という想定外の事態で、情勢は一変した。【樋口岳大、矢追健介、寺岡俊】

 連合広島は6日夕方、中区のホテルで旗開きをした。伊丹幸男会長は「広島市長は平和都市の顔として、国内外の注目を集める。市民全体から支持される市長の誕生を期待する」とあいさつした。

 この日午前、連合広島は政治センター幹事会を開いたが、市長選を巡っては具体的な協議に至らなかった。過去2回は、核兵器廃絶への取り組みなどを評価し、秋葉市長を実質支援した経緯があり、情勢待ちとなった。

 自民党推薦候補を3回連続で退けた秋葉市長は、「選挙に強い」とされてきた。秋葉市長の選挙戦術は、政党や団体の推薦を受けず、無党派層への幅広い浸透を狙う。07年の前回選では22万票余りを集め、次点に10万票の大差を付けた。

 民主党は国政与党として臨む初の市長選だが、政権交代までの勢いはない。県連の秋葉市長へのスタンスは市長選ごとに変わった。初当選時は対抗馬を支援し、次は自主投票。前回は、連合広島と歩調を合わせて実質支援に回った。6日夜、国会議員や市議らが集まって市長選を巡って意見交換した。元々、1月中を期限に独自候補擁立の是非などを判断する構えだったが、三谷光男代表は会合前、「状況は変わった。期限を設けず協議しなければいけない」と語った。

 自民党県連は過去の市長選で、市議が分裂する構図を繰り返した。秋葉市長が初当選した99年は、元市議会議長と元市助役に支援が割れた。03年も元市助役と広島カープ元監督に、07年は元参院議員と元市議に分裂した。その影響などで現在も保守系市議は6会派に分かれ、秋葉市長に近い市議もいる。議長として協調路線を取ってきた藤田博之市議は「当然、出ると思っていた」。ある県議は「経済界を中心に、保守系市長を望む声が強まっている」と見る。

 公明党や共産党、社民党なども対応を検討している。

 経済界は前回、日本商工会議所の政治団体、日本商工連盟広島地区が、元参院議員を推薦した。ヒロシマ五輪構想を巡り、基本計画案公表(昨年9月28日)後に大田哲哉・広島商工会議所会頭(当時)が「一度も説明を受けたことがない」と語るなど、秋葉市政と蜜月だったとは言い難い。「広島を世界にアピールしたことや新球場建設は功績」(福田督・中国電力会長)と評価はあるが、商議所会員の老舗商店主は「まちづくりや地元経済への貢献はなかった」と酷評する。新市長選びの動向を注視する。

956チバQ:2011/01/07(金) 23:46:31
http://mytown.asahi.com/areanews/hiroshima/OSK201101040146.html
広島市長の勇退表明「寝耳に水」 波紋、役所に政界に
2011年1月5日


広島商工会議所の新年互礼会に参加した秋葉忠利市長(左)。右は湯崎英彦知事=広島市中区


 秋葉忠利・広島市長(68)が、今期限りでの勇退を表明した4日、仕事始めの街には衝撃が広がった。親しい関係者にも、直前まで連絡はなかったという。次の広島市政のかじ取りは誰が担うのか。3期目の任期満了に伴う春の市長選を控え、水面下での動きが活発化しそうだ。

 「市長としてのピリオドを打ち、市民のみなさんから託されたたすきを、新たなエネルギーと創造力の持ち主に引き継いでもらいたい」

 秋葉氏は4日朝、市の幹部職員を前に、事務始め式のあいさつでこう述べた。式後、理由を問う報道陣の問いかけには答えず、午後にあった広島商工会議所の新年互礼会でも取材に応じなかった。

 市幹部にも「寝耳に水」だった。佐伯克彦市民局長は「突然でびっくりした」。ある課長級職員も「五輪構想を強力に推進していたので、当然4期目もやるつもりだと思っていた」と驚いていた。

 ここ数年、市長と協調姿勢をとってきた藤田博之・市議会議長には3日、本人から電話があったという。「平和運動に貢献してきた人なので残念だ」と藤田議長。一方、市議会で五輪招致に反対してきたひろしま政和クラブの山田春男幹事長は「招致の声を上げながら、途中で投げ出すのは無責任だ」と批判した。

 市民の反応は様々。南区の飲食店勤務、香川和枝さん(39)は「顔が見えるというか、何となく親近感のある市長だった。続けてほしかった」。同区の自営業、荒谷真知子さん(59)は「秋葉さんの平和問題の取り組みは、年月がたった後に『よくやった』と感じるのでは」と評価した。一方、西区の大学2年中本翔大(しょうた)さん(21)は「五輪をやると言いながら、まだ実現の道筋もないまま辞めるのは疑問だ」と首をかしげた。

 田上富久・長崎市長は取材に「1日も早く核兵器を廃絶しようという非常に強い信念を持った人。当然立候補されると思っていたので、驚いている」と話した。

 湯崎英彦知事は報道陣に、秋葉氏から4日朝、「次期市長選に出ないことを決めた」と電話があったと明かした。「平和関係の活動で広島市の対外的な地位を上げた」と功績をたたえ、「県と市の発展は両輪。新市長にも発展に尽くして頂きたい」と述べた。
.

957チバQ:2011/01/07(金) 23:46:55
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000001101060003
衝撃 4選不出馬 秋葉広島市長(中)
2011年01月06日


国連本部で核廃絶を訴えた秋葉忠利・広島市長=昨年5月7日、米ニューヨーク、加戸写す

 「広島市民、そして平和市長会議に所属する世界の4千人近い市長を代表して一言述べさせて頂くのは私にとって名誉であり、特権でもあります」。


 昨年5月7日、米ニューヨークの国連本部であった核不拡散条約(NPT)再検討会議のNGOセッション。秋葉忠利・広島市長(68)は流暢(りゅう・ちょう)な英語で演説を始めた。


 秋葉氏が会長を務める平和市長会議は2003年、核廃絶を20年までに達成するとの目標を掲げた。秋葉氏は演説で、20年は、「平均年齢75歳超の被爆者が生きられる自然の限界」と強調。「力を合わせれば、核廃絶はできます。Yes,we can!(絶対できます)」とオバマ米大統領の有名なフレーズで締めくくり、聴衆の外交官らから拍手を浴びた。


 「核廃絶のための国際的機運を図る上でかなりの成果があったと思う」


 秋葉氏は帰国後、会見で胸を張った。


 秋葉氏の功績として特筆されるのは、平和市長会議を飛躍的に大きな組織に変えたことだ。もともと「世界平和連帯都市市長会議」という名だったのを、「英訳した時にわかりにくい」として、自らの発案で01年に現名称(英名Mayors for Peace)に変更。得意の英語を駆使して海外の市長たちには加盟を直接働きかけた。


 この結果、99年の秋葉氏の初当選時に464だった加盟都市は、現在4467。坪井直(すなお)・県被団協理事長(85)は「平和市長会議をNGOとして成長させ、平和の発信地としてのヒロシマの筋道を付けた」とたたえる。


 ただ、平和活動を中心に、3期12年間で計45回(355日間)も海外に出かけた秋葉氏に対しては、内政軽視との批判がくすぶる。秋葉氏が「機内で執筆する」として頻繁にファーストクラスを利用したことも、拍車をかけた。


 市議会は昨年3月、ロシア、アルゼンチンへの出張費予算約1500万円を「財政状況を考えれば不要」と削除。秋葉氏が再議権を発動して復活する騒動も起きた。


 ■「開発軽視」財界に不満


 「びっくり半分、歓迎半分」。勇退を表明した秋葉氏も顔を見せた4日の広島商工会議所の新年互礼会の席で、ある財界人は漏らした。


 平和行政を重視した秋葉市政が半面、独自の景気対策や開発プロジェクトで広島を成長させようとする「都市経営」を軽視していた、との不満は経済界に根強い。別の企業経営者は「必要なインフラを整えて街の魅力を高めなければ、会社も人もほかの街に行ってしまう。平和だけでは食べていけない」と話す。


 広島の停滞の象徴とみられているのが、広島市中区東千田町の旧広島大本部跡地だ。4・7ヘクタールの用地の大半は草むらのまま。被爆建物の旧理学部1号館も荒廃が進む。


 95年の同大学の移転後、「都心に残る貴重な未利用地」だったはずが、再開発は遅々として進まなかった。


 市は06年、地元大学関係者らの提案をもとに、国際的に活躍する人材を育成する大学院や医療機関などを中心とした「知の拠点」として整備する方針を決定。ただ、08年に、開発を引き受けた不動産会社が経営破綻(は・たん)し、計画は事実上白紙に。市側は構想を見直した上で、土地を売却する期限を12年度まで延ばしたが、先行きは不透明だ。


 「就任当時の重要な課題はほとんど片付けることができた」。秋葉氏は、4日に動画サイト「ユーチューブ」に投稿した映像でこう述べ、JR広島駅周辺や旧広島市民球場跡地といった市内の大規模開発にもめどを付けた、と強調した。広大本部跡地については触れなかった。


 ただ秋葉氏は昨年、親しい医療関係者らとの懇親会で、「(広大移転で)学生街や古本屋がなくなって街がつまらなくなった」と言われた時、こう漏らしたという。


 「市長を辞めたら、古本屋のおやじになりたいと思ってるんです」(加戸靖史、諏訪和仁)

.

958チバQ:2011/01/07(金) 23:47:17
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000001101070002
衝撃 4選不出馬 秋葉広島市長(下)
2011年01月07日


広島商工会議所の新年互礼会で、藤田博之・広島市議会議長(右)らに囲まれる秋葉忠利市長=4日、広島市中区

 「広島市は、新春早々激震が走りました」。6日午後、同市中区であった連合広島の「新春旗開き・賀詞交歓会」。来賓の藤田博之・市議会議長のあいさつが、会場の約400人に響いた。


 秋葉忠利市長の突然の退任表明から2日。連合広島はこの日午前、市内で労組幹部らを集めた会議を開き、市長選の対応を協議した。「市民に受け入れられる人、財政問題や目の前の課題に対応してくれる人を選びたい」。会議は非公開だったが、出席者によると、連合広島の伊丹幸男会長はそう呼びかけたという。


 連合広島は前回選挙で、政党・組織の推薦を求めない秋葉氏を、一部の単組などを除いて勝手連的に支援した。政策制度要求への対応や核廃絶への取り組みなどで連携してきたのが支援の理由だった。


 だが4年が過ぎ、「『経済対策が不十分だ』『平和だけでは、暮らしはどうにもならん』といった不満の声が組織内でくすぶっていた」と、ある労組幹部は指摘する。


 会議では、組織内に「市長選対策委員会」を設けることが了承された。だが具体的な候補者名や意見などはほとんど出なかったという。「他党の動きなどの様子見、というのが暗黙の了解だ」。関係者はそう説明する。


 前回、連合広島と歩調を合わせ、やはり勝手連的に秋葉氏を支援した民主党県連も同日夜、広島市に関係する議員らが、市長選の対応を話し合う緊急の会合を開いた。


 中央での政権交代から1年4カ月。内閣支持率は低迷し、苦境が続く。定数55の広島市議会でも、党公認の議員は2人しかいない。そこにまさかの退任劇が重なった。


 県連幹部は「独自候補を出すかどうかも含めて白紙の状態。政権与党としてしかるべき答えを出す」と語った。


 対する自民党はどうか。「分裂する会派をいかに一本化できるか。外より内の結束にかかっている」。県連関係者は苦しい胸中を明かす。


 県議、広島市議ともに圧倒的な勢力を持ちながら、社民党衆院議員から転じた秋葉氏が初当選した1999年以降、前回までの3回の市長選で、党の推薦候補はすべて落選する憂き目にあった。


 広島市議会で自民系会派に所属するのは計6会派31人。ただ、秋葉氏と協調路線を取る藤田議長所属の「市民市政クラブ」など2会派(計10人)と、反市長色が濃い最大会派「自民党新政クラブ」など4会派(計21人)は、事実上の分裂状態にある。


 反市長派の市議は「40〜50歳代で、選挙経験のないフレッシュな人材を探している」としたうえで、「秋葉氏の不出馬で『反秋葉層』の票は狙えなくなった。政党を超えて団結しなければ当選は難しい」と分析する。


 一方、「若くて資金力があり、政党色がない候補が出てくれれば一番いいのだが」と語るのはある自民系の県議。イメージしているのは中央官僚出身で、民間経営者としての経験があり、英語も堪能な湯崎英彦知事(45)の姿のようだ。


 自民党に近い広島市の財界関係者は「秋葉市長が次期選挙に出馬していたら、どの政党も対抗馬は出せなかっただろう」とみる。


 「『広島の街を何とかしよう』という思いを持ち、リーダーシップが取れる人材はなかなか見つからない。まだみんな、他人任せだ」


 前回に続き、無所属での立候補を表明している中小企業経営支援団体代表で元広島市議の大原邦夫氏は「政党や団体の推薦を広く受け入れたい」と話す。前回は自民市議や労組関係者の一部が支援したが、これまで政党などからの働きかけはないという。


 前回秋葉氏を自主的に支援した共産党県委員会は「近く対応を協議する」、社民党県連合は「対応は白紙」とする。みんなの党県広域第一支部は「独自候補も含めて模索中」、公明党県本部は「しばらくは状況を見極めたい」と具体的な動きは見えてこない。同市長選には、ほかに元不動産業の荒木実氏、市民団体代表の呉羽山人氏が立候補を表明している。(水田道雄、村形勘樹、山下奈緒子)

959チバQ:2011/01/08(土) 00:07:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20110107-OYT8T00046.htm
ポスト秋葉 動き急
 秋葉忠利・広島市長(68)が4選不出馬を表明したのを受け、市長選(3月27日告示)に向けた県内の政党、支援組織の動きが慌ただしさを増してきた。6日は、これまで選挙で秋葉市長を支援してきた連合広島が対策委員会の設置を決定。民主、自民両党の県連も、候補者擁立を含めた対応を急ぐ考えだ。

 連合広島はこの日、伊丹幸男会長らが協議し「2011年広島市長選挙対策委員会」の設置を決めた。伊丹会長ら幹部8人で構成、市議会の民主党系会派や同党県連と連携し、対応を話し合うという。伊丹会長は取材に対し「できるだけ早い時期に決めたい。26日に開く(連合広島の)執行委員会がひとまずの区切りになる」と話した。

 伊丹会長は同日夕、市内で開いた新年の交歓会で労組関係者ら約400人を前にあいさつ。「(市長は)単なる政令市のリーダーではなく、平和都市・広島の顔。積極的に関連の方々と話をさせていただきたい」と述べた。県外出張中の秋葉市長に代わって出席した豊田麻子副市長が、市長のあいさつ文を代読したが、市長選不出馬についての言及はなかった。

 民主党県連(代表=三谷光男衆院議員)は同日夜、広島市に選挙区を持つ党所属の国会議員と市議ら7人が、秋葉市長の不出馬表明後初めて集まり、市長選への対応を協議した。

 会議は非公開で行われ、終了後に三谷代表が報道陣に説明し、市長選の立候補者について協議する作業部会(仮称)を設置したことを明らかにした。近く開かれる予定の常任幹事会の承認を経て、正式に発足する。

 部会長には、三谷代表が就任し、同市議、同市を地盤とする国会議員、県議計11人で構成。今後、少なくとも週1回のペースで会合を持つという。

 三谷代表は「現職の突然の不出馬表明で、候補者選びは白紙に戻った。党独自の推薦候補には、こだわらない。民主党という枠にとらわれず、経済界を含めて広く意見を聞き、態度を決めたい」とした。その上で「市長としてふさわしいのはどういう人物で、誰を応援すべきかをゼロから話し合っていきたい」と述べた。

 一方、自民党県連の宇田伸幹事長は「統一地方選まで時間も少ないので、月内には会合を持ち、県連として候補者を出すか出さないかを含め、方向性を確認したい」としている。

(2011年1月7日 読売新聞)

960山口新聞男:2011/01/08(土) 02:35:22
県議選は、下松市と山陽小野田市は立ててほしいところ、それ以外は難しいだろうな
あと衆院3、4区はもちろんだが、12年知事選や13年参院選への対応も早く決めておくべきではないか
----
 民主党国会議員2氏が年頭会見
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2011/0107/3p.html
 民主党山口県連の代表を務める藤谷光信参院議員と副代表の高邑勉衆院議員は6日、県庁で年頭会見を開き、
4月に行われる統一地方選への意気込みなどを語った。藤谷氏は擁立が難航し現時点で8人にとどまっている県議
選の公認候補について、新たに数人の擁立を進めていることを明かした。
 藤谷氏は新たな公認候補について、「公表はできないが、新しい候補の人選は進めている。もうちょっと多くなるよう、
1月中には決める」と説明した。
 外交や安全保障、政治とカネなどの問題をめぐり民主党に対する逆風の中で準備が進む統一地方選について、「ま
ず候補者が気を引き締めて県民の付託に応えていけるように最大限の努力をするのが第一。県連としては、支持者
と今まで以上に候補者を支える最大の努力をする」と述べた。
 高邑氏は「民主党政権にとっても試練の1年となるが、日本にとっても決断の1年になる」と強調。
 統一地方選挙については、「大変厳しい情勢ではあるが、党としても最大限支援し候補者全員の当選を目がけて応
援する」と述べた上で、公認候補に対し、「政策で票を取り信頼を得ていくという原点に立ち返った選挙戦を展開しない
限り勝利はない」との厳しい見解を示した。

 選挙:県議選 民主県連「複数選挙区で擁立作業」−−4月 /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20110107ddlk35010351000c.html
 民主党県連の藤谷光信代表らが6日、山口市の県庁で年頭記者会見を開き、4月の県議選に向け、複数選挙区で
新たな候補擁立作業を進めていることを明らかにした。
 藤谷代表は「目標の12人まではならないかもしれないが、(現状の)8人からはちょっと多くなるよう、1月中には決
めたい」と述べた。西嶋裕作幹事長は「1人区や無風区が中心となる」と話した。
 また、藤谷代表は年内解散・総選挙について、「菅首相にその考えはない」と否定しつつ、現在、候補が未定の山口
3、4区について「人選は確実にやっている。公表する段階にないが、そういうこと(早期解散の可能性)も考えながら
進めていきたい」と述べた。

961チバQ:2011/01/09(日) 11:24:12
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110108ddlk34010473000c.html
混迷’11広島市長選:民主県連「独自候補こだわらず」 /広島
 秋葉忠利・広島市長(68)の4選不出馬表明を受けて、民主党県連は6日夜、県連事務所(中区)に国会議員や市議らが集まり、市長選への対応を巡って協議した。会合後、三谷光男代表は「独自候補にはこだわらない」と述べ、支持母体の連合広島や経済界などの意見も広く聞いて候補者選考に当たる考えを示した。今後も週1回程度の作業部会を開くが、選考の期限は設けないという。

 この日の協議は非公開で、市内に選挙区を持つ国会議員や県議、市議計8人が集まった。三谷代表によると、「推薦候補を積極的に捜す姿勢は持たないといけない」「談合のような相乗りをすることはないように」などの意見が出たという。

 これまで、独自候補擁立の是非を1月中に判断するとしてきたが、白紙に戻った形。三谷代表は「間口は閉ざさない」として、市議会の自民党系会派などの動向も視野に入れながら、選考作業を進める考えを述べた。【寺岡俊】

962名無しさん:2011/01/11(火) 22:18:05
広島民主は、議会選の候補者もよう立てきらんのに市長選まで手は回らんわなあ
県議選では、現職に刺客候補が出るかとかいう有様だし

963チバQ:2011/01/12(水) 22:18:54
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110108ddlk34010471000c.html
混迷’11広島市長選:「2020核廃絶」道半ば /広島
 ◇「平和市長会議」拡大、ヒロシマの存在感高まる
 4選不出馬を表明した秋葉忠利・広島市長(68)は、NGO(非政府組織)「平和市長会議」を拡大し、ヒロシマの存在感を高めた。「2020年までの核兵器廃絶」を掲げた国際キャンペーンは道半ば。次期市長への確かなバトンタッチが求められる。【寺岡俊】

 キャンペーンに共鳴し、昨年末にチャリティーコンサートを開いた県内の中高生が7日夕、秋葉市長を訪ね、収益の7万2020円を平和市長会議に寄付した。秋葉市長は「未来は若い人たちのもの。力を発揮できるよう環境を整える必要がある」と語り、記念写真に収まった。同席した広島平和文化センターのスティーブン・リーパー理事長は「『2020ビジョン』は、誰が市長になっても継続するもの」と語った。

 世界4467都市(1月1日現在)が加盟する平和市長会議は、故荒木武・元市長が82年に創設した。秋葉市長就任(99年)直前の加盟都市は461。飛躍的に増えたのは、03年に行動指針「2020ビジョン」を打ち出してからだ。「共有できる具体的な目標ができたのが大きかった」(事務局)。05年には1000都市を突破し、オバマ米大統領のプラハ演説(09年4月)で核廃絶の機運も高まり、昨年1年だけで1006都市が新たに加わった。

 核兵器廃絶をめざすヒロシマの会共同代表、森滝春子さん(71)は「秋葉市長の堪能な英語力も国際的な広まりの要因」と言う。中国・北京での国際会議でスピーチを聴いたとき、秋葉市長は原爆被害を伝える画像を示しながら、英語で核廃絶を訴えた。講演後、聴講者が行列して握手を求めたのが印象的という。秋葉市長は精力的に海外に出向き、12年間の在任中に国外出張は355日にも上る。インターネットの普及で、世界への呼びかけが容易になったことも追い風だった。

 平和市長会議に参加する神奈川県藤沢市で昨年11月、核廃絶をテーマにした会議があり、同県内の34自治体が顔をそろえた。海老根靖典市長は「発信力のある秋葉市長の参加があったから(全自治体参加が)実現した」と振り返る。海老根市長は昨年5月、米ニューヨークであった核拡散防止条約(NPT)再検討会議に合わせて渡米し、秋葉市長の行動力に触れた。「退任は残念だが、新しい広島市長とも連携したい」と語る。

 昨年の平和記念式典には過去最多の74カ国が参列し、元首級要人の広島訪問も相次ぐが、核を巡る国際政治の現実は厳しい。昨年のNPT会議では、核兵器廃絶の道筋「ヒロシマ・ナガサキ議定書」の採択を呼びかけたが、提案国すらなかった。09年の平和宣言で「オバマジョリティー」と秋波を送ったオバマ米政権は昨年、臨界前核実験を実施して被爆者を失望させた。

 新市長は平和市長会議の会長も引き継ぐ。岡本三夫・広島修道大名誉教授(77)は「秋葉市長は米国での経験が長く、国際感覚がある。次の市長には、豊かな海外経験や人脈といった補佐役が必要ではないか」と指摘する。

964チバQ:2011/01/12(水) 22:19:16
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110112ddlk34010364000c.html
混迷’11広島市長選:広島西飛行場、市営化存続に異論 /広島
 ◇トップ交代 情勢、さらに流動化
 秋葉忠利広島市長(68)の退任表明は、県営広島西飛行場(西区)の市営化存続の方針発表から、わずか8日後のことだった。市が描く東京便復活の見通しが立たないまま再出発に踏み切った形だが、市政トップの交代は情勢をさらに流動化させている。【寺岡俊、樋口岳大、矢追健介】

 湯崎英彦知事は11日の定例会見で、西飛行場問題について言及した。仮に次期市長が市営化方針を変更する場合には「選挙直後、早々にやっていただかないと」と語った。

 飛行場を横断する形で建設される広島南道路は12年秋着工予定。県が当初、市側に打診したヘリポート化に戻る場合には、11年度初めに調査設計を始めないと日程的に厳しい。湯崎知事は「(市側の)意思決定はされていると思う」と語ったが、広島市議会には「新しい市長が判断し直すべきだ」という声もくすぶる。

 県から市に飛行場を引き継ぐためには、県が設置条例を廃止し、市側は設置条例を設ける必要がある。市側は秋葉市長の判断を受けて、県と足並みをそろえて2月議会で条例を整え、国土交通省への手続きをする段取りを描いていた。

 秋葉市長は退任理由を説明した動画サイト「ユーチューブ」の映像で、「新市長はうまく操縦するだけで西飛行場は必ずや活性化する」と断言する。しかし、平木典道市議(公明党)は「市から説明を受けていない。本当に今年度中にやらなければいけないことなのか」と慎重な構え。平野博昭市議(自民新政クラブ)は「滑走路改修費などに多額を出す余裕があるなら、もっと市民生活に直結したことに使うべきだ」と存続に異を唱える。設置条例の成立には不確定要素が漂う。

 飛行場の地元にも困惑は広がる。南観音学区連合町内会の橋川徹会長(69)は「決断した本人がすぐにやめるのは無責任ではないか。結論の先延ばしもできたのでは」と厳しい。

 西飛行場にジェット機が就航していた当時、騒音問題などで廃港を求める住民もいた。地元に溝が生じた苦い経験がある。橋川会長は「誰もが地域活性化を望んでいる。広島市はどうしたいのか。地元は翻弄(ほんろう)されている」と憤慨する。

 経済界にも西飛行場存続要望があるが、市とは「同床異夢」の側面がある。広島経済同友会の関係者は「西飛行場は中四国地方の中心として、コミューター専用として残すべきだ。東京便など大型路線は広島空港で住み分けはできる」と語る。

 都市機能の要となる飛行場をどう活用するか。その行方は視界不良のままだ。

965チバQ:2011/01/12(水) 22:59:09
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/110112/lcl1101120916000-n1.htm
都道府県会議長で最高齢82歳、在職も最長…山口の島田氏が引退
2011.1.12 09:15
 山口県議会の島田明議長(82)が11日、今年4月の統一選で行われる県議選に出馬しない意向を表明した。県議7期目で、平成11年から議長。全国都道府県議会議長会によると、現役の都道府県議会議長としては最高齢で、在任期間も最長。

 島田氏は昭和43年から同県防府市議を4期務め、58年に県議に初当選。全国都道府県議会議長会長も務めた。島田氏は県庁で会見し、「年齢のこともあり今がちょうど良い引き際だと思った」と述べた。

966山口新聞男:2011/01/14(金) 01:32:34
>>965
伊藤央は真性保守、他に共産が擁立を検討とか
----
島田議長勇退 長男・教明氏出馬へ
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2011/0112/3.html
 島田明県議会議長(82)は11日、今期限りでの引退を表明した会見で、4月の県議選で長男の教明氏(55)
が取りざたされている後継者について、「万が一、息子がやると言うならやる。本人に決めてもらいたい」と述べ、
あくまでも教明氏の意志しだいとの考えを強調した。教明氏は山口新聞の取材に対し、立候補に前向きな考えを
示した。近く会見を開き正式に表明する。

 島田議長は4月の県議選へ向け、すでに防府市選挙区(定数4)で自民党の公認をただ1人得ている。教明氏
が立候補する場合の党公認については、「自民党は強い党でなければならない。初めから公認(を得るの)では
なく、勝ってきて公認ならよい。だから、力いっぱい頑張ってくれと、ただそれだけだ」と述べ、無所属での出馬と
なる可能性を示唆した。 

 教明氏は昨年5月の防府市長選に無所属で出馬し、一騎打ちで現職の松浦正人市長に敗れている。

 県議選防府市選挙区をめぐっては、公明党公認で3選を目指す石丸典子(52)、無所属で再選を目指す渋谷
正(63)の現職2氏のほか、無所属でマツダ労組が擁立し連合山口の推薦を受ける井上剛(48)、昨年12月に
防府市議を辞職した伊藤央(41)の新人2氏も出馬へ向け準備を進めている。ほかにも出馬の動きがあり、4議
席をめぐり激戦となりそう。

967チバQ:2011/01/18(火) 22:34:05
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110118/hrs11011801570003-n1.htm
広島市長選、秋葉氏不出馬で混戦必至 現市議、立候補の意向固める
2011.1.18 01:56
 広島市の秋葉忠利氏(68)が次の市長選(3月27日告示)に立候補しないことを表明し、同市長選に向けた各政党の動きが活発化しているなか、新たに佐伯区選出の市議、桑田恭子氏(49)=2期目、ひろしま未来クラブ=が市長選に転じる意向を固めた。このほかにも、立候補の検討を進めている予定者もおり、市長選は混戦になる見通しが強くなった。

 立候補の意向を固めた桑田氏は、市議選への準備をしていたが、事務所によると「市民のための行財政改革を進めるために、市議では限界がある」と話しているという。桑田氏は現時点で政党の推薦は求めておらず、21日に記者会見して立候補の意思を正式表明する予定。

 このほか、市議選から市長選への転進を検討している新人もおり、取材に対して「各党の動きなどを注視しながら、最終判断したい」と話している。秋葉氏の4選不出馬表明を受け、選挙の構図が大幅に変わったことで、市長選は混戦模様となる可能性が高まってきた。

 一方、自民党県連は擁立する候補者を2月上旬までに決める予定。民主党県連は独自候補に固執せず対応を決める方針。共産党県委員会は市民団体「革新市政をつくる会」を通じ、候補者擁立も視野に検討を進めている。

 これまでに、前回選で次点だった元市議、大原邦夫氏(61)▽不動産管理業の荒木実氏(67)▽市民団体代表の呉羽山人氏(60)が立候補を表明している。

968チバQ:2011/01/20(木) 22:36:22
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110120ddlk34010594000c.html
選挙:広島市長選 社民党県連、候補擁立せず /広島
 社民党県連は18日開いた常任幹事会で、4月の統一地方選である広島市長選に独自候補を擁立しない方針を決めた。同県連は過去3回の市長選で、秋葉忠利市長を実質支援していた。次期市長選は秋葉市長の4選出馬を前提に検討していたが、退任表明を受けて協議した結果、「独自候補擁立は困難」との結論に達したという。金子哲夫代表は「平和問題などで良い市長を選ぶのが大前提。連合広島と歩調を合わせていきたい。来週中にも、連合広島と協議したい」と話した。【寺岡俊】

http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110117ddlk34010297000c.html
混迷・広島市長選:桑田市議、出馬の意向「議員では限界ある」−−4人目 /広島
 広島市議の桑田恭子氏(49)=佐伯区=が、任期満了(4月7日)に伴う広島市長選に無所属で立候補する意向を固めたことが、16日分かった。毎日新聞の取材に対し、桑田氏は「議員では限界がある。行財政改革を徹底し、市民のための施策の財源を確保したい」などと語った。21日に記者会見を開き、正式に表明する。

 秋葉忠利市長(68)が4選不出馬を表明し、桑田氏は「市政を変える好機」と判断したと言う。現時点では政党の推薦は求めておらず、地域活動で培った人脈を生かして支持を広げる。

 桑田氏は03年の市議選に無所属で立候補、初当選し、現在2期目。市議会ではひろしま未来クラブに所属。11年度当初予算審議をする次期市議会までは市議を続ける。

 市長選には、前回次点だった元市議の大原邦夫氏(61)▽不動産管理業の荒木実氏(67)▽市民団体代表、呉羽山人氏(60)の無所属3新人が立候補を表明。主要政党も候補者擁立に向けて検討を進めている。【寺岡俊】

969名無しさん:2011/01/22(土) 18:58:23
http://mainichi.jp/area/tokushima/news/20110122ddlk36040601000c.html
小松島市議:酔って瓶投げ逮捕、起訴猶予 本人辞職 /徳島
 阿南市内の飲食店で酔って店主に焼酎瓶を投げつけたなどとして阿南署に逮捕された高木幸次・小松島市議(59)=同市坂野町=について、徳島地検は21日までに「被害者と示談が成立し、反省している」として不起訴処分(起訴猶予)にした。高木市議は21日の市議会全員協議会で、同日付けで辞職したことを報告し、謝罪した。

 全員協議会では、「品位を欠いた行動で被害者、市民らにご迷惑をかけ、申し訳ありません」と頭を下げた。

 この後、報道陣の取材に応じ、当初逮捕容疑を否認した点を「記憶があいまいだった」などと説明。4月の統一地方選で行われる市議選への立候補については「今は市民への謝罪だけ。選挙は考えられない」と述べるにとどめた。【井上卓也、山本健太】

970山口新聞男:2011/01/25(火) 22:43:49
肩書・経歴の右は筆者補完、当選回数は合併後の初選挙から、つまり1のみ
----
選挙:下関市議選 立候補者 /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/archive/news/2011/01/24/20110124ddlk35010177000c.html
 ◇下関市議選立候補者(定数34−44・届け出順)
田辺よし子 62 無現(1)NPO理事[歴]予備校事務局長 ← 民主党籍保有
本池妙子  53 無新   市民団体事務局長▽新聞社社員 ← 新左翼(日共左派)
前田晋太郎 34 自新   [元]衆院秘書 ← 元安倍晋三秘書
磯部亜紀子 30 自新   保健師▽看護師[歴]NPO職員 ← 母は元県議
福田幸博  63 自現(1)自動車販売会社長▽NPO理事
板谷正   45 自新   建築会社長▽高校PTA会長
浦岡昌博  58 公現(1)党副総支部長[歴]TOTO社員
浜岡歳生  57 無新   損保代理店役員[歴]旧豊浦町長 ← 07年県議選立候補、元郵便局
林透    54 自現(1)運動用品販売会社長[歴]旧豊浦町議
鵜原明人  66 自現(1)[元]ブリヂストン社員
桧垣徳雄  46 共現(1)党県委員[歴]林兼産業社員
田中義一  42 自現(1)中等教育学校PTA会長
吉田真次  26 無新   [元]大阪府議秘書 ← 叔父が元市議
山下隆夫  56 社現(1)JR西社員▽党県連副代表
門出真治  60 自現(1)不動産賃貸業▽少年野球協会長 ← サンデン交通支援らしい
大田幸夫  65 共現(1)党地区常任委員[歴]JR西社員
平岡泰彦  66 自現(1)NPO理事[歴]市納税課長
鈴尾進   61 無新   不動産鑑定士[歴]旧市議
松田英二  49 無新   写真店経営▽下関市商工会総代 ← 旧菊川町議員の後継
藤村博美  53 公新   党県女性局次長 ← 定年引退議員の後継
井上隆純  68 自現(1)寺院住職[歴]旧豊浦町議
村中克好  60 無新   [元]文具専門店社長▽商工振興会長 ← 新下関地区議員の後継
中村勝彦  58 公現(1)党副総支部長[歴]住宅改修業
香川昌則  47 無元(1)学習塾代表[歴]県職員 ← 09年市長選立候補
桑原博   64 無現(1)印刷会社役員▽市体操協会会長
江原満寿男 60 共現(1)農業▽党地区委員[歴]旧豊北町議
林真一郎  60 自現(1)不動産会社長▽党支部幹事長
長秀龍   58 公現(1)党総支部長▽市立大後援会顧問
菅原明   57 無現(1)神戸製鋼社員・労組顧問
松村正剛  57 無現(1)損保会社員[歴]小学校PTA副会長
小熊坂孝司 62 無新   菓子製造業▽下関ふく連盟副会長 ← 09年補選立候補
亀田博   74 無現(1)社会福祉法人理事[歴]旧市長
倉田健治郎 32 無現(1)[元]参院秘書 ←09年補選当選、元林芳正秘書
中谷紀由  65 無現(1)商工団体顧問[歴]建設会社役員 ← 09年補選当選
明石弘史  57 共現(1)党県委員[歴]旧豊浦町議
関谷博   51 自現(1)専修学校職員▽県子ども連合会長
異儀田博己 69 無現(1)建築士[歴]旧市部長▽旧豊浦町議
末永昇   60 公現(1)党総支部幹事長▽高校同窓会長
近藤栄次郎 66 共現(1)党地区副委員長[歴]三菱重工社員
西本健治郎 34 無現(1)[元]県議秘書[歴]建築資材会社員 ← 元西本輝男県議秘書
戸沢昭夫  52 無元   建設会社社長[歴]旧豊浦町議
安岡克昌  46 自現(1)[元]参院秘書▽中学校PTA会長 ← 元林芳正秘書
木本暢一  53 自現(1)飲食会社役員[歴]旧豊田町議
小松田誠  50 無新   派遣社員[歴]宇部市議 ← 08年北九州市議選立候補、06年山口市議選立候補

==============

 氏名▽年齢▽党派▽現元新▽当選回数▽肩書([歴]以下は主な経歴)

971チバQ:2011/01/26(水) 22:29:14
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110126ddlk34040508000c.html
公選法違反:支持者に洗剤 三次市長を容疑で書類送検−−県警 /広島
 後援会役員らに長期間、洗剤などを贈っていたとして、県警捜査2課などは25日、村井政也・三次市長(66)を公職選挙法違反容疑で広島地検に書類送検した。

 捜査関係者によると、村井市長は後援会役員ら多い時には約70人に対し、中元や歳暮時期に「粗品」として洗剤(3000〜4000円相当)などを贈っていたとされる。

 疑惑が浮上した昨年11月、村井市長は会見で「贈り物は社会通念上の付き合いで、公選法違反の認識はなかった」と釈明。市議に初当選した79年以前からの慣例で、08年4月の市長就任後も続けていたと説明した。【中里顕】

972山口新聞男:2011/01/28(金) 23:34:10
結局、自民も候補者を立てられないのである。現職が多いから見えにくいけど。
----
4月県議選 下関市区は無投票も
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2011/0127/3.html
 自民党の県議会議員、重宗紀彦氏(70)=山口市区=と石?ア幸亮氏(68)=下関市区=は26日、4月の県議選に出
馬しないことを明らかにした。重宗氏は同日、自民党県連会長に公認辞退を提出。石?ア氏は山口新聞の取材に対し不出
馬の意向を示した。両氏の不出馬により、自民党公認候補は現職24人、元職2人、新人1人の計?恊lとなる。

 重宗氏は取材に対し、健康上の理由で出馬を断念したと説明。後継者は指名せず、選挙区内の自民党現職を支援する
考えを示した。

 山口市議を1983年から4期16年務めたあと、99年の県議選で初当選。現在3期目で地域商工委員長を務めている。

 28年にわたる議員生活を振り返り、「国政がしっかりしなければ地方は良くならない。一県民として見守りたい」と述べた。

 県議選山口市区(定数6)には、自民現職の藤生通陽氏(63)、松永卓氏(62)、末貞伴治郎氏(54)、民主現職の西嶋
裕作氏(59)、無所属現職の合志栄一氏(61)、共産新人の吉田達彦氏(53)、無所属新人の吉田充宏氏(32)の計7人
が立候補を予定している。

 一方、石?ア氏は今月中旬に不出馬を決めたことを明らかにし、「県議を長年やって体力的に無理ができなくなってきた」
と説明。後継候補を立てる予定はないという。今後については「理事長を務める高校と知的障害者施設の仕事に集中した
い」と話している。

 1979年に県議に初当選。8期32年で議会副議長などを歴任し、現在は党県連会長代理を務めている。近く県庁で不出
馬を正式発表する。

 県議選下関市区(定数10)には自民現職の伊藤博氏(69)、吉田和幸氏(66)、塩満久雄氏(64)、林哲也(64)、有福
精一郎氏(61)、同元職の友田有氏(53)、民主現職の加藤寿彦氏(63)、公明現職の先城憲尚氏(55)、同新人の曽田
聡氏(48)、共産新人の木佐木大助氏(55)が立候補を予定している。石?ア氏の不出馬で無投票となる可能性も出てきた。

973山口新聞男:2011/01/28(金) 23:37:11
>>972
おっと、字が崩れてるな
下関市区で辞退したのは石崎幸亮
「崎」のつくりが「大」と「可」じゃなくて「立」と「可」がくっついてるやつ

974山口新聞男:2011/01/28(金) 23:44:28
山口市も下関市も、今のままでは自民系候補が全員当選できそうにないので、
その辺の調整も入ったのかもしれない

975山口新聞男:2011/01/30(日) 10:42:47
なんで防府はこんなに出るんだ、まわりは無投票区もあるのに
----
’11統一地方選:県議選に出馬表明 防府市区に神田氏、長門市区に金崎氏 /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20110129ddlk35010373000c.html
 ◇防府市区に神田氏
 防府市の松浦正人市長の後援会長で会社社長、神田義満氏(67)は27日、県議選防府市区(定数4)で立候補する
意向を表明した。同選挙区には既に、現職2人と新人4人が出馬の意向を示しており、激戦となる見通し。

 ◇長門市区に金崎氏
 長門市議の金崎修三氏(61)は28日、県議選長門市区(定数1)に無所属での出馬を表明した。合併前から通算6期
20年務め、03年2月から2年間議長を務めた。同選挙区では、3期目の大西倉雄氏(60)=自民=が出馬の意向を示
している。

976山口新聞男:2011/01/31(月) 03:38:50
民主党は反原発ではないので、上関原発は争点にはならないだろう
----
’11統一地方選:県議選・熊毛郡区 成川氏、民主公認で出馬表明 /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20110130ddlk35010240000c.html
 県議選熊毛郡区(定数1)に29日、民主党の平岡秀夫衆院議員(山口2区)の元秘書、成川正之氏(47)が
同党公認で出馬することを表明した。

 出馬の動機について「疲弊した地域を変えていくことで、政権交代の恩返しをしたい」と述べ、上関原発計画
については、「地域主権の立場から、町の方針を尊重しながら不安を持つ人々の声も行政に伝えたい」とした。

 成川氏は田布施町出身。00年から務めていた平岡氏の公設秘書を24日付で辞職。同選挙区には、現職の
吉井利行氏(62)が自民党公認で出馬を決めており、一騎打ちの公算が大きくなった。

977チバQ:2011/02/01(火) 22:16:49
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110201ddlk34010417000c.html
混迷・広島市長選:自民市議「一枚岩で臨む」再確認 /広島
 ◇松井氏「幅広い支援態勢を」
 広島市長選(4月10日投開票)を巡り、自民党県連が厚生労働省の官僚で中央労働委員会事務局長、松井一実氏(58)の擁立で最終調整に入ったことを受け、同党の若手・中堅市議は31日の会合で、「(市議会で分裂している6会派が)一枚岩で臨む」と再確認した。松井氏は毎日新聞の取材に対し、同党の打診に前向きに回答し、「立候補する場合は無所属で、多くの支援が得られる態勢を整えてほしい」などと求めたことを明らかにした。

 会合には市議十数人人が出席。3日に上京して松井氏と面談し、一致結束して臨む方針を伝えることを確認した。ベテラン市議の大勢は若手・中堅の動きを尊重する構え。面談の結果を踏まえて、県連幹事会や選挙対策委員会などに諮り、擁立を正式に決める。

 一方、松井氏は取材に対し「長年、労働行政に携わり、労働環境の改善は、地方主体でないとできないという思いがある」などと語った。民主党政権の官僚であることなどを理由に、政党の枠組みにとらわれない支援を求める意向も述べ、市議の会合では「政党色を出さない『支持』『支援』でも良いのでは」などの意見が出たという。

 自民党の動向に対し、候補者擁立を検討している民主党県連の三谷光男代表は31日、事務所を通じて「現時点で答えられることは何もない」とコメントした。同党を支援し、市長選での対応で連携する連合広島は「民主党の動きを最優先に考えたい」としている。

 市長選には、市民団体代表、呉羽山人氏(60)▽元市議、大原邦夫氏(61)▽市議、桑田恭子氏(49)▽建築コンサルタント、田中正之氏(51)の無所属4新人が立候補を表明。共産は候補者擁立を検討しており、みんなの党は推薦候補を立てる構え。公明、社民、国民新は独自候補は擁立しない方針。【寺岡俊】

978山口新聞男:2011/02/01(火) 23:58:41
安倍系が大量得票を収める一方で林系(と思われる候補)が複数落ちた。共産は定数減の影響が大きく、
地盤の近い2現職が共倒れた。
旧郡部は全体的に候補者を絞り込み確実に議席を確保したが、乱立気味だった旧豊浦町でも5人当選で、
改選前より1増やした。共産も郡部候補は確実に票を伸ばしていた。
大量得票者が複数出たことと、投票率が予想以上に下がったことで当選ラインの上昇はほとんどなかった。
----
下関新市議34人決まる
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2011/0201/2.html
 定数34に対して44人が立候補した下関市議選は30日、投開票され、31日未明に新議員の顔ぶれが決
まった。市選管によると、投票率は記録が残る1947年以降で最低の51.70%(前回比9.39ポイント減)。
新人9人、元職2人が当選し、現職の当選者は立候補した30人のうち23人だった。

 地域別の当選者は旧下関市25人(現職18人、元職1人、新人6人)、菊川町1人(新人)、豊田1人(現職)、
豊浦5人(現職3人、元職1人、新人1人)、豊北2人(現職1人、新人1人)となった。激戦が予想された豊浦町
では立候補者6人のうち5人が当選。旧市内を中心に新人の躍進が目立ち、現職が苦戦を強いられた。

 党派別では自民11人、公明5人、共産3人、社民1人、無所属14人。公明、社民は現議席と同数を確保し、
共産は5人から3人に減らした。民主は立候補者がいなかった。

 当日有権者数は23万2519人(男10万5936、女12万6583)。地域別の投票率は旧市49.04%(前
回比8.98ポイント減)、菊川町63.84%(同10.61ポイント減)、豊田町68.15%(同10.64ポイント減)、
豊浦町63.98%(同10.22ポイント減)、豊北町67.10%(同12.90ポイント減)といずれも前回を10ポイ
ント前後下回った。

979山口新聞男:2011/02/02(水) 00:13:52
何で坂本龍馬なのか、高杉晋作じゃあかんかったのか>坂本龍馬をモチーフにした啓発看板を作成
----
選挙:下関市議選 投票率51.70%、前回下回る 政治離れ?争点見えず /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20110201ddlk35010466000c.html
 任期満了に伴う下関市議選(定数34)が30日投開票され、1月31日未明にかけて新議員が決まった。
当日有権者数は23万2519人。一方、今回は「争点が見えにくい選挙」とされ、当日の悪天候も影響して
投票率は前回(61・09%)を大きく下回る51・70%で、有権者の政治離れを表す結果となった。【松田栄
二郎】

 当選者の内訳は▽現職23人▽元職2人▽新人9人で、会派別では▽自民11人▽公明5人▽共産3人
▽社民1人▽無所属14人。

 今回、市選管は全国的な投票率の低迷を食い止めるため、坂本龍馬をモチーフにした啓発看板を作成
するなどPRを強化。期日前投票の浸透も後押しし、24〜29日の期日前投票は2万951人で、前回(1万
4497人)の約1・44倍になるなど、投票は順調かと見られた。

 しかし、市庁舎整備や埋め立て地『あるかぽーと』開発などが争点化した前回とは異なり、当選者の中に
は選挙活動で手ごたえのなさを感じた者も少なくない。ある現職は「市内を回っても市民の反応が見えな
い」と表情を曇らせた。また、別の現職は過去にないほど歩き回って支持を呼びかけたといい、「相当な危
機感で選挙に臨んだ」と振り返る。その一方で「全体的に盛り上がりに欠けるのは、自分の政策をしっかり
と訴えない候補者の問題」と切り捨てる現職もいた。

 中尾友昭市長も31日の記者会見で、投票率の低迷について「JR下関駅前開発やあるかぽーと開発な
ど市が抱える課題はたくさんある。議会と連携したり、市報を通じて、そうした課題を市民に情報発信する
努力をしたい」と話した。

980山口新聞男:2011/02/02(水) 00:15:31
>>979続き
(←は筆者補足)

 ◆市議選確定得票

 ◇下関市(定数34−44)
当 4,851 前田晋太郎 34 自新 ← 元安倍晋三秘書
当 4,452 香川昌則  47 無元 ← 09年市長選立候補
当 3,690 吉田真次  26 無新 ← 郡部(豊北)
当 3,639 安岡克昌  46 自現 ← 元林芳正秘書
当 3,590 中村勝彦  58 公現
当 3,535 末永昇   60 公現
当 3,475 長秀龍   58 公現
当 3,412 西本健治郎 34 無現
当 3,398 浦岡昌博  58 公現
当 3,226 藤村博美  53 公新
当 3,152 松田英二  49 無新 ← 郡部(菊川)
当 3,143 関谷博   51 自現
当 3,105 鵜原明人  66 自現
当 3,059 木本暢一  53 自現 ← 郡部(豊田)
当 2,970 亀田博   74 無現 ← 元市長
当 2,912 戸沢昭夫  52 無元 ← 郡部(豊浦)
当 2,909 江原満寿男 60 共現 ← 郡部(豊北)
当 2,885 小熊坂孝司 62 無新 ← 09年補選立候補
当 2,836 菅原明   57 無現 ← 神戸製鋼労組
当 2,817 村中克好  60 無新
当 2,709 浜岡歳生  57 無新 ← 元旧豊浦町長
当 2,684 林透    54 自現 ← 郡部(豊浦)
当 2,677 田辺よし子 62 無現 ← 民主党籍保有
当 2,562 磯部亜紀子 30 自新 ← 母は元県議
当 2,551 平岡泰彦  66 自現
当 2,521 林真一郎  60 自現
当 2,517 松村正剛  57 無現
当 2,482 異儀田博己 69 無現 ← 郡部(豊浦)
当 2,447 明石弘史  57 共現 ← 郡部(豊浦)
当 2,443 山下隆夫  56 社現 ← JR西日本
当 2,428 田中義一  42 自現
当 2,342 福田幸博  63 自現
当 2,276 本池妙子  53 無新 ← 日共左派
当 2,267 近藤栄次郎 66 共現
  2,232 門出真治  60 自現
  2,209 倉田健治郎 32 無現 ← 09年補選当選、元林芳正秘書
  2,208 桧垣徳雄  46 共現
  1,940 大田幸夫  65 共現
  1,778 板谷正   45 自新
  1,604 中谷紀由  65 無現 ← 09年補選当選
  1,596 井上隆純  68 自現 ← 郡部(豊浦)
  1,452 桑原博   64 無現
  1,374 鈴尾進   61 無新
    400 小松田誠  50 無新

981チバQ:2011/02/02(水) 01:10:14
http://mytown.asahi.com/areanews/hiroshima/OSK201101300074.html
自民、厚労官僚の松井氏擁立で最終調整 広島市長選
2011年1月31日

 4月10日投開票の広島市長選で、自民党県連が、厚生労働省中央労働委員会事務局長の松井一実氏(58)を擁立する方向で最終調整していることが30日分かった。松井氏は朝日新聞の取材に対し、「やってもいいというニュアンスは伝えた」と出馬に意欲を示した。ただ立候補する場合は無所属で、民主党を含めた幅広い支援が得られる枠組みを「条件」としたという。

 松井氏は広島市出身。市立基町高、京大法学部を卒業後、1976年に労働省(当時)に入省。厚生労働省官房総務課長、同審議官労働基準担当、同大臣官房総括審議官国際担当などをへて、2008年7月から現職。

 松井氏は先週、出馬の打診を受け、長く労働行政に携わった経験から「労働環境の改善は、地方が主体でやらないといけないと思っている。それを実行できるからやってもいい」などと前向きに回答したとした。その上で支援の枠組みについて条件をつけたことを認め、「向こうに(返事を)投げたわけだから話を整えてくれるだろう。話がきたら答えを出さないといけない」と話した。

 自民党県連は「党の枠組みを超えて幅広い支持が得られる候補」を前提に、候補者選びを進めてきた。今後、市議らの意向を確認し、幹事会などの手続きを経て擁立を決定したい考えだ。

 一方、「原則として相乗りはしない」としてきた民主党県連代表の三谷光男・衆院議員は「引き続き人選を進めている」とし、自民との連携について「何も聞いていないので今は答えられない」とした。連合広島の伊丹幸男会長は「民主の動きを最優先に考えたい」とした。

 同市長選にはこれまで、元広島市議の大原邦夫氏(61)、市民団体代表の呉羽山人氏(60)、市議の桑田恭子氏(49)、建築事務所代表の田中正之氏(51)が立候補を表明している。(山下奈緒子、水田道雄)

982チバQ:2011/02/03(木) 23:35:01
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000001102030003
県議会・那賀選挙区維持へ
2011年02月03日

 県議選の那賀選挙区(定数1)が公職選挙法で必要とされる人口を下回ったことが、1月に公表された国勢調査(速報値)で分かった。県議会は2日、各会派の会長・幹事長会を開き、県条例を改正することで、同選挙区を維持することを確認した。


 速報値は、那賀選挙区は人口は9322人。公選法では、選挙区の人口を、「議員1人あたりの人口」(県の人口を県議の総数=徳島は41=で割った数値)で割った数値(配当基数)が0・5以下の選挙区は、隣接する郡や市と合区しなければならないと定めている。那賀選挙区の配当基数は0・486で、このままでは、隣接区と合区しなければならない。人口が26万7355人と最も多い徳島選挙区(定数11)と比べると県議1人あたりの人口は、2・6倍もの開きがあった。


 この日の会長・幹事長会では、議員定数を定める条例を改正することで、那賀選挙区を特例選挙区とすることを各会派が了承。会合後、藤田豊・県議会議長は「削減すると地域の住民の声が届かなくなる」と、存続させる理由を説明した。2月定例議会で改正案を議員提案する。


 また、2月定例議会を16日に開会することも決めた。代表質問は22日、一般質問は23、24両日、閉会は3月11日の予定。


(関謙次)

983チバQ:2011/02/04(金) 22:35:30
http://www.nnn.co.jp/news/110203/20110203003.html
「借金」財政危惧の声 どうなる鳥取市庁舎問題
2011年02月03日

 鳥取市が市庁舎の「新築・統合」の方向に大きくかじを切った根拠が市の有識者検討委員会と市議会の特別委員会の結論だ。だが、両委員会が結論を出したのは昨年秋。竹内功市長は5日に基本方針素案を打ち出すことにしているが、それまでの期間はわずか半年足らず。市民からは「論議が十分ではない」という声が相次ぐ。


5日に市庁舎整備の基本方針を明らかにする竹内市長と現庁舎。将来に悔いを残さないためにも十分な議論が求められる(コラージュ)

迫る合併特例債期限
 市が結論を急ぐのは、市庁舎整備の財源に想定している合併特例債の期限が迫っているからだ。合併特例債は市町村合併後10年間に限り借り入れが可能で、同市の場合はタイムリミットは2014年度。発行手続きを考えると来年5月までに国に申請することが必要で、市は14年度までに建設工事を終了させるスケジュールで動く。

 合併特例債は借金のうちの多くを国が地方交付税の形で負担してくれる「有利な措置」(同市)で、市の持ち出しはその分少なくなる。だが、市民からは「合併特例債といえども借金。市の財政は本当に大丈夫か」と危惧する声が上がる。

 同市では▽河原工業団地整備約60億円▽可燃物処理施設約63億円―といった大型事業も控え、期限内に活用する合併特例債は約220億円に上る。一方で交付税は15年度から6年で44億9千万円程度減少し、国の財政状況の悪化や制度変更による交付税の削減、税収入減や少子高齢化など、心配は尽きないのが現状だ。

 市は人件費や公債費などの縮減に努め、06年のピーク時に比べ14年度には31億2千万円、20年度には55億3千万円減少するとした財政計画を立てている。大型事業については将来負担が減るよう、財源に基金や一般財源も活用する。

 田中洋介行財政改革課長は「借金をしても義務的経費は年々減少する財政計画を立てている。借金をして困るような事業はしない」と話す。庁舎建設による行財政改革効果を見込み、さらに建設先送りが市民負担の増大をもたらすとの見通しから「『20年後に考えればよい』では無責任」とする。

位置条例が焦点
 こうして新築・統合路線を推し進める市側だが、障害になりそうな問題も明らかになってきた。市庁舎の位置を明示する条例制定の問題だ。

 地方自治法は本庁舎を移転する場合、庁舎の位置を条例で定めるよう義務付けている。市総務課によると、現在は本庁舎の位置を定めた条例はないが、「現位置は条例で定めたとみなす」という規定があるためで、移転の際にはやはり条例制定が必要になる。

 制定には議会で3分の2の同意が必要で、定数36の同市議会では24人の同意が求められる。しかし、議会の中には新築・統合に批判的な会派・結(9人)と耐震改修を求める共産党(3人)があり、可決は微妙な情勢だ。

 市庁舎の駅周辺での新築・統合で大きく傾き、財政措置を考慮して結論を急ぐ市に対し、市民からは批判も聞かれる市庁舎整備問題。5日に竹内市長が示す基本方針素案に注目が集まるが、一方では市側がより丁寧に市民、議員に説明することが求められている。

984チバQ:2011/02/05(土) 10:50:27
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000001102050002
民・自動き活発化 県議選、候補そろう
2011年02月05日

 4月の統一選に向け、2大政党の民主、自民の動きが活発化している。与党として初めて臨む民主は、知名度のある仙谷由人・党代表代行が立候補予定者の事務所開きをはしご。政権奪回を狙う自民は、菅政権の迷走ぶりを突く構えだ。県議選での公認・推薦の顔ぶれも出そろい、両党のせめぎ合いが始まった。


(三輪さち子)


◆民主 仙谷氏 陣営駆ける


 1月23日。徳島市内であった民主公認の県議の事務所開きに仙谷氏の姿があった。県議は仙谷氏の秘書を4年間務め、前回初当選した。「私と一緒に勉強したことが無駄じゃなかった。着実に成長している」


 この日だけで仙谷氏がまわった事務所は計5カ所。だが、党や政権に対する批判も出た。ある事務所では、最初は支持者たちと和やかにテーブルを囲んでいたが、しだいに党への批判や不満が噴出。「『子ども手当は大丈夫ですよ』と若い奥さんに言った直後にテレビのニュースを見たら、民主党は見直すと言っていた。もうどうしたらいいのか困ってしまう」、「民主党を批判していた与謝野(馨経済財政相)さんの入閣は理解できない」――。


 「応援はするが、民主党のポスターは張りたくない」と断りの電話が複数あり、困惑する事務所もある。


 県連は2010年の参院選徳島選挙区の敗北後、「手足となる地方議員を増やすことが必要」(高井美穂衆院議員)と「県議会、2桁議席獲得」の目標を打ち出した。しかし公認・推薦は9人にとどまり、民主系の現職1人を加えても10人。自民系現職が独占するいわゆる民主の「空白区」は四つも残る。「どうしても国政の風向きが地方に連動する」と橋本幸子・県連幹事長。この参院選徳島選挙区で候補者を公募した09年10月には、過去最高の35人の申し込みがあった。この時の勢いとは対照的だ。


 1月、国会議員や秘書、県連スタッフらが候補に選挙のノウハウを教えるサポートセンターを初結成し、てこ入れを図る。仙谷氏は2月も再び地元に戻る予定だ。


◆自民 1区奪取に「好機」


 一方の自民党県連は1月29日、公認、推薦28人を決めた。民主と対決する選挙区は少なくとも五つ。会合を終えた竹内資浩・県連会長代行は、その一つ、徳島選挙区を挙げて「仙谷さんへの風当たり(の悪さ)を聞く。こんなこと、今まで全くなかったからね。チャンス到来」と語った。


 ここは、仙谷氏の牙城(がじょう)の衆院選の徳島1区(徳島市、佐那河内村)と同じ範囲。党県連にとっては、1996年に小選挙区になってから議席を独占されているこの1区の議席奪取は悲願だ。そのためにも後藤田正純県連会長は「1区内の議員を一人でも多く増やしたい」と語り、徳島選挙区では前回と同じ5人を公認した。前回は1人が落選したが、今回は全員当選を目指す。4月にはてこ入れに谷垣禎一総裁が来県する予定だ。


 だが、各陣営では足並みはそろわない。公認予定者の新顔は、昨年から協力を呼びかけていた会社社長のもとに、現職が来たことを知った。「みんなで票を分け合って当選しようなんてことにはならない」。公認は取ったが危機感が募る。


 選挙戦が見込まれる選挙区のうち、民主、自民の公認、推薦候補の対決の場は今のところ、徳島、小松島・勝浦、阿南、名西、海部の5選挙区。両党とも追加公認の可能性はある。民主は無所属の候補を支援する動きもある。

985山口新聞男:2011/02/05(土) 22:57:06
神田氏については>>975
----
神田義満氏、灰岡香奈氏がそれぞれ県議選出馬へ
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2011/0203/4p.html

■神田義満氏 防府市区
 防府市の松浦正人市長の後援会長で、会社社長の神田義満氏(67)が2日、4月の県議選防府市区(定数4)
への立候補を表明した。市役所で会見し、県政と市政をつなぐパイプ役の必要性などを挙げ「私が県議会に行っ
て松浦市長を側面から応援したい」と抱負を語った。

 神田氏は、市長が掲げる単独市政や行政改革の方針を着実に進めるため、「賛同してくれる人を県議選に出
したかった」と説明。人選を進めたが難航し、最終的に自身が出馬することを決めた。無所属で臨む。

 まちのにぎわい創出、中小企業の活性化、高齢者が住みよく環境にも優しいまちづくりなどに取り組むとし「社
会経験を県政で生かしていきたい」と述べた。市長からは「頑張れよ」と激励を受けたという。

 神田氏は防府高校を卒業後、家業の理容業を継ぎ、市内外に理美容店を7店経営。市長の後援会長は200
7年から。同市宮市町。

 防府市区では神田氏のほか、現職2人と新人4人が出馬の準備を進めている。


■灰岡香奈氏 岩国市・玖珂郡区
 和木町議の灰岡香奈氏(27)が2日、岩国市役所で記者会見し、4月の県議選岩国市・玖珂郡区(定数5)に
無所属での立候補を表明した。同区の立候補表明は9人目で女性は2人目。

 灰岡氏は「女性が住みやすい世の中をつくるためには県政への女性参画は欠かせない。クリーンでしがらみ
のない立場で新しい風を県政に送りたいと立候補を決意した」とし「私たちの世代は政治にあまり関わっていない
ように感じるが、若者と同じ価値観を持っている私が地方議会の中で声をあげていくことで、若者の視点が地方
議会の中に入るのではないか」と、立候補の動機を述べた。

 米軍再編の艦載機岩国移駐問題は「基本的には協力すべきものだが、安心して暮らせる環境づくりが重要」と
し、愛宕山用地の防衛省への売却は「米軍住宅ありきでは賛成できない」とした。

 灰岡香奈氏は広島修道大卒。2009年8月の和木町議補選で初当選。和木町和木。

986チバQ:2011/02/06(日) 08:51:52
>>983
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20110205-OYT8T00703.htm
「駅周辺に新築」発表

鳥取市庁舎 初の移転 本格始動


「鳥取駅周辺」への庁舎新築を打ち出した鳥取市。候補地は、手前のバスターミナル周辺と、奥の旧市立病院跡地に絞られた  鳥取市の庁舎整備問題で、竹内功市長は5日、2014年度中に庁舎をJR鳥取駅周辺に新築し、分散している7庁舎のうち6庁舎を統合する基本方針の素案を明らかにした。さらに建設地を絞り込み、3月末までの方針決定を目指す。1889年(明治22年)の市制施行以来、120年以上にわたって現在地にあった本庁舎は、初移転に向けた動きが本格化する。

 市役所で開かれた有識者と市民代表でつくる検討委員会の中で報告した。昨年、新築・統合の方向性を打ち出した別の検討委と市議会特別委員会の報告を受け、鳥取駅北口のバスターミナル付近、南口の旧市立病院跡地、現本庁舎敷地の3か所を候補に検討していた。

 竹内市長は、駅周辺が交流の拠点で鉄道やバスの利便性が高いことや、6割以上が統合を選び立地は鳥取駅周辺とした市民アンケートの結果も踏まえて決めたと説明。中心市街地の活性化に向け、駅前の目抜き通りを広場とし、周辺商業施設の建て替えや大幅改装を行う民間の再開発計画との相乗効果が期待できることも理由に挙げた。

 新庁舎には、さざんか会館を除く6庁舎の機能を集約。同会館内にある中央保健センターは、空いた駅南庁舎に移す。

 市が公表済みの7庁舎すべてを統合した場合の試算では、バスターミナル付近なら12階建てで建設費100億2490万円、市立病院跡地の場合は6階建てで97億2170万円。バスターミナル付近の大半は県有地だが、県立鳥取西高が立つ市有地との等価交換を県に打診しているという。

 今後は12日に開くフォーラムや市議会特別委での議論を踏まえて基本方針案をまとめ、2月定例会までに市議会に提示。3月末までに建設地を最終決定する。庁舎の移転には議会の3分の2以上の同意に基づく条例制定が必要だが、議会に諮る時期について、竹内市長は「未定」とした。

 素案に対し、検討委の委員からは「移転で影響を受ける現本庁舎の周辺の商業者らに十分説明する必要がある」との意見が出た。

 市が3月末までの結論を急ぐのは、11年度から5か年の第9次総合計画に新庁舎建設を盛り込むため。一方で、市の意見集約の手法や財源問題に対する疑問から、市民や市議会の一部からは「現本庁舎の耐震改修を含め、時間をかけて議論すべきだ」との意見も出ている。

 竹内市長は取材に対し、「耐震化は緊急を要する課題で、有利な財源を活用できる時期の関係もある。基本方針で方向付けをしたうえで、改めて意見を聞いていきたい」と話した。

(2011年2月6日 読売新聞)

987チバQ:2011/02/06(日) 09:05:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20110201-OYT8T01061.htm
鳥取市激戦 定12に16人




2011統一地方選
 統一地方選で行われる県議選(定数35)の告示(4月1日)まで2か月を切り、9選挙区に出馬する顔ぶれが、ほぼ固まった。鳥取市、米子市、東伯郡の各選挙区で1ずつ削減された定数に対し、これまでに2007年の前回と同数の46人が立候補を表明。ベテランの勇退に各政党の思惑も絡み、前哨戦は激しさを増している。予想の顔ぶれを東、中、西部ごとに紹介する。(敬称略)

 鳥取市

 1減の定数12に対し、前回を2人上回る16人(現職11、新人5)が立候補を表明し、県内有数の激戦区となっている。党派別では民主1、自民7、公明2、共産、社民各1、無所属4。

 政権与党として党勢拡大が急務の民主は、無所属の1人を推薦。ベテランが勇退する自民は前回より1人少ない7人を公認予定だ。公明は県議選で初めて同一選挙区に2人を擁立。社民も八頭郡の現職死亡で失った議席奪還を目指す。

 民主の山田は、部落解放同盟や地元小学校区に支持基盤を持つ。推薦を受けるのは新人の坂野。昨夏の参院選に民主公認で挑んだ坂野真理(33)の夫で、高校の同窓会なども通じて支持を広げる。2人とも連合鳥取の推薦を得た。

 現職1人が死亡し、旧気高郡の初田勲(71)が引退する自民は、残る7議席を死守する構えだ。

 10選を目指す旧八頭郡選出の山口と旧岩美郡の野田、旧気高郡の鉄永はミニ集会などを通じて地元の支持固めを図る。藤縄は湖山西地区を中心に子育て世代にも浸透を進める。前田は農林業や建設業などに幅広く支援を求める。浜崎は福祉、スポーツ関係の支持獲得に注力。福本は運輸業界などに支援を呼びかける。

 公明は、銀杏が前回、全選挙区を通じて最多得票した余勢を駆って新人の浜辺も擁立し、中小企業支援や福祉の充実を唱える。

 共産は、市谷が集会を重ねて有権者との対話に努めている。社民は県連副幹事長の米村を立て、雇用確保や護憲を訴える。

 無所属の尾崎は、女性の地位向上などを主張して市民グループと連携。昨年4月の鳥取市長選に民主、社民の推薦と共産の支持を得て出馬した砂場は、今回は「草の根」選挙を展開する。前回17票差で涙をのんだ谷村は、地元の美保南地区を中心に支持獲得を急ぐ。

 岩美郡

 前回、無投票で7選を果たした自民現職の前田宏(77)が引退。無所属新人2人による8年ぶりの選挙戦となりそうだ。

 前岩美町議の足立と、元町議の広谷。いずれも前田との交渉の結果、地盤を直接引き継ぐことはできなかった。農業振興に力点を置く点も共通しており、第1次産業関連の票を激しく奪い合う展開となる。

 八頭郡

 社民党県連代表を務めていた米井悟が任期中に死去。自民党県連幹事長の山根英明(78)は引退を表明し、2議席を40歳〜57歳の新人4人が争う。

 自民は福田を公認、大河原を推薦し、2議席独占を狙う。福田は石破・党政調会長の秘書を約15年務めた経験をアピール。山根の後援会の推薦も受けた。大河原は地元の智頭町を地盤に、農林業振興による雇用の創出などを訴える。

 元智頭町議の国岡は前回に続き2度目の挑戦。前回は自民の推薦を得たが、今回は福祉向上を柱に幅広い層への浸透を図る。前八頭町議の高橋はJA勤務が長く、第1次産業の後継者育成を掲げ、中学・高校の同級生らを中心に「草の根」で戦う。

 予想の顔ぶれ 

◆鳥取市選挙区(定数12)
山口享 76 自現〈9〉 党県会長
鉄永幸紀63 自現〈5〉 (元)県会議長
野田修 68 自現〈3〉 学校法人役員
山田幸夫58 民現〈2〉 党県副代表
藤縄喜和59 自現〈2〉 (元)鳥取市議
前田八寿彦67 自現〈2〉 団体役員
銀杏泰利55 公現〈2〉 党県代表
尾崎薫 57 無現〈2〉 女性団体代表
浜崎晋一56 自現〈1〉 市陸協会長
福本竜平40 自現〈1〉 会社役員
市谷知子42 共現〈1〉 党中央委員
浜辺義孝53 公新  党県局次長
米村正一48 社新  党県副幹事長
坂野経三郎27 無新  (元)自衛官
砂場隆浩47 無新  (元)新聞記者
谷村悠介32 無新  (元)建設会社員

◆岩美郡選挙区(定数1)
足立義明57 無新  (元)岩美町議
広谷直樹58 無新  (元)岩美町議

◆八頭郡選挙区(定数2)
福田俊史40 自新  (元)衆議員秘書
大河原昭洋45 無新  (元)会社員
国岡 智志40 無新  (元)智頭町議
高橋信一郎57 無新  (元)八頭町議

(2011年2月2日 読売新聞)

988チバQ:2011/02/06(日) 09:06:25
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20110202-OYT8T00962.htm
倉吉市 3現職に前市長
 現職3人に加え、県議への返り咲きを狙う元市長が出馬を表明し、それぞれ固い支持層を持つ4人が3議席を争う少数激戦の構図となった。

 前回まで無所属で戦った興治は今回、民主公認で出馬。連合鳥取の推薦も得て、政権与党を前面に打ち出し3選を目指す。

 8選を狙う村田は、昨夏の参院選で自民候補の支援を怠ったとして党県連から党員資格停止の処分を受け、無所属で出馬。福祉関係や建設業を中心に支持固めを急ぐ。唯一の自民公認となる伊藤は、農林漁業が地盤。過去2回、トップ当選を果たした組織力で浸透を図る。

 前倉吉市長の長谷川は、昨年12月に無所属での立候補を表明した。県議2期を経て、2002年から昨年まで市長を務めた知名度を生かし、支持拡大を進めている。

■東伯郡

 現職4人に対し、定数は1減の3。さらに民主推薦の無所属新人が加わり、注目の激戦区となった。自民系3人と民主系2人の対決という構図でもあるが、同門同士の票の奪い合いも激烈を極めそうだ。

 民主公認の伊藤は、県連幹事長として負けられない戦い。地元の琴浦町の支持固めとともに、連合鳥取の推薦を得て労組票の取り込みを進める。民主の推薦を受けるのは平田。旧大栄、北栄町議を通算3期務めた経歴をアピールし、農業票が多く保守色の強い選挙区で〈共倒れ〉の懸念を払拭しての党勢拡大を狙う。

 自民公認の横山は、教頭を務めた県立高の同窓会やスポーツ関係者を中心に、地元の琴浦町で支持固めを急ぐ。北栄町が地盤で過去2回は自民公認で立候補した石村は、まだ出馬を正式表明していない。今後、後援会役員らと相談して決めるとしている。

 自民系のベテラン藤井は、昨夏の参院選で自民候補の支援を怠ったとして党員資格停止の処分を受け、無所属で臨む。経営する医療法人などの組織力を背景に、前回同様のトップ当選を狙う。

■予想の顔ぶれ 

◆倉吉市選挙区(定数3)

村田実 73 無現〈7〉 (元)県会議長
興治英夫53 民現〈2〉 党県幹事
伊藤美都夫72 自現〈2〉 (元)漁協組合長
長谷川稔63 無元〈2〉 (元)倉吉市長

◆東伯郡選挙区(定数3)
藤井省三69 無現〈8〉 医療法人役員
伊藤保 58 民現〈3〉 党県幹事長
横山隆義66 自現〈3〉 鳥取陸協会長
石村祐輔66 無現〈3〉 (元)県参事監
平田秀一56 無新  (元)北栄町議

 【注】氏名の並びは当選回数順。同じ場合は衆議院の勢力、五十音の順で表記。氏名以下、年齢、所属党派、新旧、当選回数(○数字)、肩書。(元)は過去の役職。党派は民=民主、自=自民、無=無所属。

(2011年2月3日 読売新聞)

989チバQ:2011/02/06(日) 09:07:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20110203-OYT8T01020.htm
米子市2人勇退混沌




境港市と西伯・日野郡は無投票か
米子市


 1減の定数8に対し、これまでに現職6、新人3の計9人が立候補を表明。党派別では民主3、自民3、公明、共産各1、無所属1。ベテランの勇退と新人の登場で従来の地盤が塗り替わり、情勢は混沌(こんとん)としている。

 勇退するのは民主の鍵谷純三(63)、無所属で民主系会派「絆(きずな)」の松田一三(74)。民主は湯原俊二(48)も2009年に衆院議員に転身しており、顔ぶれが様変わりした。鍵谷と松田の地盤の旧市街地、湯原の弓浜部は“草刈り場”になりそうだ。

 民主は、現職の浜田、新人の池田、森の3人を公認し、政権与党として議席増を狙う。いずれも連合鳥取の推薦を得た。

 過去2回は無所属で戦った浜田は、労組への浸透を図る。地元小学校区で地域活動に取り組んできた池田は、全市的な知名度アップに注力。元市職員の森は湯原の後継と目され、地元農村部を中心に組織作りを進めている。

 自民は広江、斉木、稲田の現職3人が議席を死守する構えだ。

 一時は後継者を探して態度決定が昨年末にずれ込んだ広江は、経営する医療法人関連の人脈や後援会組織がフル回転。農家の支持が厚い斉木は、地盤の市南部から新人2人が出るため、弓浜部での支持獲得も進める。稲田は市遺族会や中小企業に浸透している。

 公明現職の沢は、昨年11月の鳥取市議選へ応援に入った後、支持者へのあいさつ回りを急ピッチで進めている。共産現職の錦織は、環太平洋経済連携協定(TPP)反対などを唱え、支持拡大を図る。

 無所属の内田は民主公認で2006年に市議選で初当選し、その後離党。若手経営者らの支援組織作りを急ぐ。

境港市

 三つどもえの激戦となった前回から一転、現職2人で無投票の公算だ。

 前回無所属で初当選した森岡は、今回は民主公認で立ち、両親の古里の島根県・隠岐島出身者や地場企業など従来の支持基盤を固める。自民現職の安田は、校区や町単位の支部の集まりをこまめに開き、厚い保守層の引き締めを進めている。

西伯郡

 民主1、自民2の現職3人は前回、前々回と同じ顔ぶれで、3回連続の無投票となりそうだ。

 福間は出身のJR西労組の推薦を受け、地元の南部町を中心に浸透。上村と小谷はともに旧名和町(現大山町)出身だが、小谷は農家や郡の東部、上村は企業や郡の西部で自民支持層をつかんでいる。

日野郡

 民主が一時、水面下で候補擁立に動いたが、自民現職の内田が盤石。1人区となった前回に続き、無投票となる可能性が高い。

予想の顔ぶれ 

◆米子市選挙区(定数8)
広江弌 78 自現〈7〉 党県会長代行
斉木正一63 自現〈3〉 行政書士
浜田妙子65 民現〈2〉 党県副代表
稲田寿久65 自現〈2〉 企画会社役員
沢紀男 55 公現〈1〉 党県幹事
錦織陽子58 共現〈1〉 党県委員
池田博子39 民新  NPO監事
森雅幹 51 民新  (元)米子市議
内田隆嗣32 無新  (元)米子市議

◆境港市選挙区(定数2)
安田優子65 自現〈2〉 行政書士
森岡俊夫51 民現〈1〉 海事代理士

◆西伯郡選挙区(定数3)
福間裕隆69 民現〈4〉 党県幹事
小谷茂 66 自現〈4〉 県会議長
上村忠史66 自現〈3〉 会社役員

◆日野郡選挙区(定数1)
内田博長64 自現〈2〉 県監査委員

 【注】氏名の並びは当選回数順。同じ場合は衆議院の勢力、五十音の順で表記。氏名以下、年齢、所属党派、新旧、当選回数(○数字)、肩書。(元)は過去の役職。党派は民=民主、自=自民、公=公明、共=共産、無=無所属。

(2011年2月4日 読売新聞)

990名無しさん:2011/02/09(水) 11:07:47
http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000001102090003
逆風民主、候補者擁立進まず
2011年02月09日

2カ月後に迫る4月の統一地方選で、民主党県連の候補者擁立が難航している。8日現在、公認候補は県議選と市議・町議選を合わせて計13人にとどまる。国政で劇的な政権交代を果たしてから約1年半。一転しての「逆風」は昨年の参院選の敗北後も収まらず、県内でも苦戦を強いられている。(佐藤常敬)


 「民主党にとっては正念場の一年。覚悟を持って全力で取り組んでいく」。6日、高松市内で開かれた民主党県連の定期大会で、県連代表の玉木雄一郎衆院議員(香川2区)は厳しい表情を崩さなかった。
 集まった党員・サポーターらは約300人。出席者によると、非公開で行われた執行部とのやり取りでは、「小沢さんの『政治とカネ』の問題は党にとってマイナス」「地域主権を掲げながら、県議選候補を高松市選挙区以外で出せないのは問題ではないか」といった不満の声が出たという。
 連合香川の小川俊会長は終了後、「国政の状況を考えたら仕方ない面もあるが、逆風の矢面に立つのは地方議員。このままだと厳しい」とこぼした。


 昨年10月、県内入りした岡田克也幹事長は「香川は3人の国会議員がいて国政レベルでは自民党と互角の状態だ。統一選では候補者をたくさん立ててほしい」と県連に求めた。党本部からは「全選挙区の候補者擁立」「3人区以上では複数人の擁立」など具体的な指示が全国に飛んだ。


 香川では昨夏の参院選で民主などが推薦の候補が自民候補に敗れた。県連は危機感を強め、地方組織の強化を課題に挙げてきた。だが実際は、県議選(定数41)では8日現在、県内13選挙区のうち自民が全選挙区に31人の候補者を立てているのに対し、民主の公認候補は高松市選挙区で現有3議席に1人上乗せした4人。協力関係にある社民党県連合が候補者の擁立予定がない選挙区でも候補者選びが難航している。


 市議・町議選の公認候補も、自民が高松市、坂出市、善通寺市に計51人を立てる予定だが、民主は3市1町の計9人。県連執行部は意欲がある人たちに水面下で立候補を求めてきたが、「逆風の中では戦えない」と言われたこともあるという。
 県連関係者は「もっと人材を掘り起こさなければならなかった。出さないことには勝てない。このままだと(党勢は)脆弱(ぜい・じゃく)なままだ」と悲観する。


 党本部は全国の統一選で行われる県議選で、議席のない「空白区」の解消に計約1300人を擁立する計画だったが750人で打ち切る見通しだ。いまの民主政権への厳しい評価が数字に表れる。
 「国政選挙で民主に投票した人の中には自民党籍を持つ人も多い。民主の国会議員は保守系支持者の離反をおそれて、地方選で自民との対決をあえて避けたのではないか」。ある自治体の首長からはこんな声すらもれる。


1月、前県連代表の小川淳也衆院議員(香川1区)は、「なぜ、民主党政権は失望につながったのか」と題するチラシを全国紙折り込みなどで配布した。菅政権の現状を「バントヒットはこつこつと積み重ねているのですが、一方で投手の暴投、四番バッターが打席に入らない」などと嘆いてみせた。


 「地域に根を張るということは簡単にはいかない。実績を重ね、逆風にも耐える基礎体力を高めていくしかない」。玉木代表は取材にこう述べた。

991チバQ:2011/02/09(水) 23:16:08
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110208ddlk34010538000c.html
混迷・広島市長選:市民グループ、豊田副市長に立候補を要請 /広島
 任期満了に伴う広島市長選(4月10日投開票)を巡り、男女共同参画に取り組む市民グループのメンバーが7日、豊田麻子副市長(44)に対し、立候補を要請した。

 市内の大学教授、川瀬啓子さん(70)らが同日、153人分の署名を添えて要請した。川瀬さんによると、市民グループが4日に会合を開き、産学官の連携を進めるなどしてきた豊田氏の擁立を目指すことで合意し、賛同者を募った。豊田氏は「真摯(しんし)に受け止め、検討したい」などと答えたという。

 豊田氏は総務官僚などを経て、08年7月に広島市で初めての女性副市長に就任した。

 広島市長選には、市民団体代表、呉羽山人氏(60)▽元市議、大原邦夫氏(61)▽市議、桑田恭子氏(49)▽建築コンサルタント、田中正之氏(51)の無所属4新人が立候補を表明している。【寺岡俊】

992チバQ:2011/02/10(木) 00:23:16
>>987
>昨年4月の鳥取市長選に民主、社民の推薦と共産の支持を得て出馬した砂場は、今回は「草の根」選挙を展開する。
下みたいに民主全面支援だったのに・・・無所属で立候補
民主の公認(推薦)は票を減らすだけって状態ですね

>>637
砂場陣営も、党鳥取県連代表の川上義博参院議員が鳩山由紀夫首相の遊説を画策。負けた場合の影響を考え実現しなかったが、3月下旬に赤松広隆農相や民主党の高嶋良充筆頭副幹事長、新党大地の鈴木宗男代表が鳥取入り。民主、自民両党とも「国政選挙並み」(自民党市議)の熱の入れようだ。
>>643
赤松広隆農相や高嶋良充筆頭副幹事長ら党幹部が応援に駆け付けた。砂場氏は、党公認で参院選に出馬する坂野真理氏(32)と一緒に遊説や個人演説会をこなしている

993チバQ:2011/02/10(木) 21:16:06
おい、山口新聞のタコ坊主、お前の情報は間違いだらけだぞ
顔を洗って出直せや、ガセネタ野郎

994無料ヌキ動画:2011/02/11(金) 01:44:30
/ywqsiZq, www.nukido.net, 無料ヌキ動画, http://www.nukido.net/

995山口新聞男:2011/02/11(金) 12:27:32
>>993
今後正確な情報を提供できるように心がけます

997チバQ:2011/02/14(月) 21:36:24
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110214/lcl11021416510003-n1.htm
広島市長選に副市長出馬へ 総務省出身の豊田氏
2011.2.14 16:50
 任期満了に伴う4月の広島市長選で、総務省出身の同市副市長豊田麻子氏(44)は14日、市役所内で記者団に「市長選に出馬するため(副市長を)退職した。市民団体の要請を受け決意した」と述べ、無所属で出馬する意向を表明した。

 民主党広島県連が水面下で出馬を打診したほか、市民団体や一部市議が出馬を要請していた。豊田氏は同日付で副市長を退職。19日に広島市で出馬の記者会見を開く。

 市長選にはほかに、自民党広島県連が出馬要請した元厚生労働省官僚の松井一実氏(58)ら無所属新人5人も立候補する予定。

998チバQ:2011/02/17(木) 00:27:22
http://mytown.asahi.com/areanews/hiroshima/OSK201102150150.html
広島市議会、09年度決算不認定 不適正会計調査に批判
2011年2月16日

 広島市議会は15日開会の2月定例会で、市の不適正会計処理の問題を受け、一般会計や事業、企業会計など2009年度決算すべてを賛成少数で不認定とした。議会事務局によると、本会議で市の決算が不認定となったのは戦後初めてという。

 市の不適正会計問題では、09年度の購入費(消耗品費)4187万円のうち、約2千万円が架空や虚偽の取引だったことが判明。市は02〜09年度の不適正会計の総額を計8億5874万円と報告したが、実際に調べたのは04、06、09年度だけで、議会から推計に基づく調査方法に批判の声が上がっていた。

 この日の本会議では、決算特別委員会の若林新三委員長が、先月の特別委で不認定となったことを報告。その後、5会派が討論を行い、3会派がすべての決算に反対し、残り2会派も一部の決算に反対した。すべての決算に反対したひろしま政和クラブの山田春男議員は「監査の独立性を確保するため、監査委員の議員の選考を検討すべきだ」と訴えた。

 議会事務局によると、不認定の結果は会議録に記される。市長の政治的、道義的責任が問われる例はあるが、予算執行には影響しない。(山下奈緒子)

■隠蔽体質では

 〈地方自治に詳しい専修大の小林弘和教授(行政学)の話〉 本来なら全年度調べるべきだ。うみを出し切り、新しいやり方を模索せねばならないが、市の対応には不信感が募る。隠蔽(いんぺい)体質が残っているのではないか。議会が声を上げたことは、法的な拘束力こそないが、道義的な意義がある。自治は市民が主役。市民も巻き込み、本質的な問題点を解決するため、議員は選挙で訴えるなど、声を上げ続けることが大切だ。

999チバQ:2011/02/17(木) 00:45:43
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110216ddlk34010654000c.html
混迷’11広島市長選:みんなの党県支部の出馬予定者辞退 /広島
 任期満了に伴う広島市長選(4月10日投開票)で、みんなの党県広域第1支部は15日、候補者に予定していた会社経営者の擁立を断念したことを明らかにした。市内の中小企業経営の男性を擁立する方向で最終調整に入っていたが、この男性が14日夕、「一身上の都合」を理由に辞退したため。

 同支部は1月下旬、男性を推薦候補として擁立する方針を決定。党本部へ申請し、渡辺喜美代表の面接も済ませていた。今後の市長選への対応について、武内正支部長は「新たに擁立する候補者を探すのは厳しいだろう」と話した。【寺岡俊】

1000チバQ:2011/02/20(日) 12:32:50
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110219-OYT1T00046.htm
削減巡り議会と対立、防府市長が地域政党設立




 山口県防府市の松浦正人市長が、名称を「とことん防府」とする地域政党を17日に設立した。

 関係者によると、地方分権を進める目的で松浦市長が代表に就任。同日、県選管に届け出た。いまのところ、政策や構成員などは検討中で、4月の県議選立候補者から推薦願が出れば推薦し、地方分権や行財政改革を促していくという。

 松浦市長は、防府市議会の定数削減を巡って議会と対立。削減の是非を問う住民投票を発議することを明らかにしている。

(2011年2月19日11時11分 読売新聞)

1001チバQ:2011/02/20(日) 13:49:48
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001102190001
益田の福原市長、骨髄提供手術へ
2011年02月19日

◆来月、育児休暇も取得◆


 益田市の福原慎太郎市長(37)は18日、骨髄移植が必要な患者のために、骨髄提供手術に応じる意向を明らかにした。日時は調整中という。


 記者会見した福原市長によると、2年前に骨髄移植推進財団にドナー(提供者)登録した。白血球の型が合う移植希望患者が見つかったため、提供手術の準備を始めた。医師らから、手術では4日間程度の入院を告げられているという。福原市長は「人の命を助けるために、進んで協力したい」と話した。


 また、福原市長は今月3日に長男が生まれたことから、3月中旬ごろから育児休暇をとる、と発表した。公務を早めに切り上げ、夫婦で子育てに取り組むという。休暇は1カ月間、計40時間前後の休みを見込んでいる。福原市長は「公務優先だが、スケジュールを調整しながら、おむつを替えたり、お風呂に入れたりして、妻をできるだけフォローしたい」と述べた。(広川始)

1002チバQ:2011/02/20(日) 21:50:34
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110220ddlk34010315000c.html
選択’11広島市長選:民主、豊田氏を支援 公明は告示までに方針 /広島
 任期満了に伴う広島市長選(4月10日投開票)を巡って19日、民主、公明両党が相次いで会合を開き、対応を協議した。

 民主党県連は南区で常任幹事会を開き、元副市長の豊田麻子氏(44)の支援を決めた。

 三谷光男・県連代表は1月中旬ごろから、水面下で豊田氏と接触。今月14日に豊田氏が出馬を表明、15日に県選出の国会議員5人が都内で面談し、豊田氏は応援を求めた。豊田氏は幅広い支持を得るため、特定の政党や団体への公認や推薦を求めない考えだが、三谷代表は「私たちが(次期市長に)ふさわしいと思った候補が勝つことが第一」として支援を決めた。民主党と協調する連合広島は、豊田氏を応援する方針を決めている。

 公明党県本部は、東区で幹事会を開いた。立候補者が掲げる政策などの評価や推薦依頼の有無も加味し、3月27日の告示日までに態度を固めるとした。斉藤鉄夫代表は、秋葉市長の12年間を「平和行政については、世界への発信と平和市長会議加盟都市の大幅増を率直に評価する。ただ、経済の基盤作りと地域活性化、県との連携は今一歩だった」と総評し、次期市長には「平和行政の更なる推進と経済活性化を、両輪として頑張ってもらいたい」と求めた。【寺岡俊、矢追健介】

1003チバQ:2011/02/21(月) 22:50:13
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20110220-OYT8T00725.htm
広島市長選 ポスト秋葉争点かすむ

6人表明 五輪招致「違い」見えず 民主VS自民 他にも動き
 4月10日投開票の広島市長選では、6人が立候補を表明した。3期12年務めた秋葉忠利市長(68)が今期限りの引退を表明し、2020年夏季五輪招致など明確な争点が見えにくくなっている。6人は無所属で出馬する意向だが、各政党の思惑も絡む。3月27日の告示まで約1か月と迫り、〈ポスト秋葉〉をめぐる前哨戦が熱を帯びてきた。(矢沢寛茂、南部さやか)

 元厚生労働省中央労働委員会事務局長の松井一実氏(58)は今月10日、立候補を表明した。「市政の基本方針を問いたい」と個別課題には触れず、「広島が元気になるきっかけはある」と経済の活性化を挙げた。自民党県連から出馬要請を受けて正式表明後は、県議や市議の支援者らを訪問するなどして、支持の幅を広げる。

 元副市長の豊田麻子氏(44)は19日に正式表明。初の女性副市長として2年半市政を支えた。会見では五輪招致や広島西飛行場の市営化問題に態度を示さず、対話と行動による市政運営や、専門の情報通信技術の活用策などを強調した。1月から出馬を打診していた民主党県連は支援を決め、連合広島と同調する。

 元市議の大原邦夫氏(61)は前回(2007年)に続く挑戦。立候補表明した昨年10月以降、市全域に立ち浸透を図る。当初、五輪招致反対など秋葉市政への批判を前面に出したが、最近では過去最多となった保育園の待機児童の解消など、生活支援策や都市基盤整備などを挙げる。

 市議の桑田恭子氏(49)は2期8年で取り組んだ市職員の人件費カットや市議定数(55人)削減などを掲げて1月に出馬表明。後援会を中心に、地元の佐伯区などで支持を固めながら、国民新党を支援する全国郵便局長会(全特)からの協力を受けて市内全域での知名度アップを目指す。

 昨年8月にいち早く立候補を表明した市民団体代表の呉羽山人氏(60)は、雇用創出による経済対策を訴える。1月に出馬を表明した建築コンサルタント業の田中正之氏(51)は医療産業を核とした政策などを主張する。

 自民、民主両党の立候補予定者支援の態勢が固まり、対決の構図が鮮明になりつつあるが、他党の動きも見逃せない。

 公明党県本部代表の斉藤鉄夫・衆院議員は「中央の政党色をそのまま市長選に当てはめるのは好ましくない」としながらも、「ビジョン(構想)や実行力などから独自に判断する」と支持候補を模索する。

 市議会で秋葉市政と協調してきた共産党県委員会は独自候補擁立の方向で最終調整に入った。社民党県連は豊田氏支持を近く固めると見られる。一方、みんなの党県広域第1支部は候補擁立を断念、市議選での議席獲得に集中する。

(2011年2月21日 読売新聞)

1004チバQ:2011/02/22(火) 12:18:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20110221-OYT8T01105.htm
声帯失った県議 代読質問

「障害持つ人のエールに」


喉を押さえて声を出し、最後のあいさつを述べる鍵谷議員  県議会で21日、喉頭(こうとう)がんで声帯を失い、今期限りの勇退を決めた鍵谷純三議員(63)(6期)が、会派「絆(きずな)」会長として最後の代表質問に立った。発声が難しいため、会派の同僚議員に代読してもらう形で喉頭がんの一因とされるたばこの害の啓発徹底などを訴えた。(野口英彦)

 「十分に発声できない。代読に配慮いただき感謝する」。鍵谷氏は壇上で、喉を手で押さえ、食道を経由させた呼気で喉を振るわせた声で切り出すと、5項目の質問を伊藤保議員ら同僚2人に委ねた。

 その中で「たばこの害が非喫煙者に及ぶことがあってはならない。若い世代の非喫煙対策に注力を」とただし、平井知事から「若者の禁煙治療費を県が助成することも検討したい」との答弁を引き出した。

 たばこを毎日40本吸うヘビースモーカーだった。昨年4月にがんが見つかり、声帯と共に切除。復帰後の議会ではほとんど発言できなかったが、最後の議会を前に、同僚議員から「障害のある人も政治参加できることを示そう」と登壇を促された。県議会で質問代読の例はこれまでなかったが、他会派も快諾した。

 米子東高野球部の投手として1965年、同高監督としても77年、センバツに出場した鍵谷氏。質問の最後には、再び自らの声で「いつまでも県民目線で、失敗を恐れずに頑張って」と執行部を激励し、深々と一礼して<最後のマウンド>を後にした。

 本会議終了後、鍵谷氏は「緊張で足が震えた。甲子園のマウンドから初球を投げ込んだ時の気持ちを思い出した」と振り返り、「声を失った人や障害を持つ人へのエールになれば」と願った。

 小谷茂議長は「最後まで県民を思う気持ちに感銘を受けた。障害者の社会参加が一層進むことを期待したい」と話した。

 質問代読は、神奈川県鎌倉市議会で障害のある議員の当選を機に2001年から行われている。一方、岐阜県中津川市議会では、代読が認められなかった元議員が「表現の自由の侵害にあたる」として、代読に反対した当時の市議や市を相手に損害賠償を求めて06年に提訴。岐阜地裁は昨年9月、「参政権を侵害した」などとして市に10万円の支払いを命じている。

(2011年2月22日 読売新聞)

1005チバQ:2011/02/23(水) 01:09:26
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20110222-OYT1T00333.htm?from=navr
民主、島根知事選は3連続不戦敗に




民主党


知事選の候補者擁立断念を発表する小室寿明衆院議員(右)と角智子県連幹事長(松江市大正町で) 4月10日投開票の島根県知事選で、民主党県連が独自候補の擁立を断念し、自主投票を決定した21日、県連代表の小室寿明・衆院議員は「我々の力が及ばなかった。理解を求めたい」と語った。

 知事選で3回連続の<不戦敗>。政権与党でありながら、今回も県内の有権者に選択肢の一つを示すことができなかった。

 同日夜、松江市大正町の県連内で10人が出席した幹事会で正式に決めた。

 幹事会後、県連事務所の会議室で角智子県連幹事長とともに報道陣の取材に応じた小室代表は「立候補したいという人もいたが、政策を共有でき、勝つことができる候補がいなかった」と述べた。「擁立断念した理由は、党の支持率低下か県連の力不足か」との記者の問いに「両方」と答え、「県議選での公認、推薦候補者12人の全員当選で、島根を変えたい」とした。

 県連は昨年7月の参院選後、支持母体の連合島根とともに知事選の候補者を探し、「複数人と接触」(小室代表)したものの、いずれも不調だった。連合島根は年末までに人選を県連に一任していた。

 民主党本部は他党との候補者擁立の「相乗り」を禁止しており、石井一・党選挙対策委員長は先月、「候補者擁立は地元に任せている」としていた。

 一方、現職の溝口善兵衛氏(65)を推薦する自民党県連の幹部は、民主党の候補擁立断念について「選挙戦に影響しない。組織の緩みに注意するだけ」と気を引き締めた。共産党県委員会の中林隆委員長は「民主党は候補者を出して主張を示すべきだった」とした。(近藤修史、大橋裕和)

(2011年2月22日14時15分 読売新聞)

1006チバQ:2011/02/25(金) 00:06:53
http://www.nnn.co.jp/news/110224/20110224007.html
立候補表明 平井氏のみ 知事選告示まで1カ月
2011年02月24日

 統一地方選の先陣を切る鳥取県知事選(3月24日告示、4月10日投票)告示まで24日で残り1カ月となる。いまのところ立候補表明したのは現職の平井伸治氏(49)=1期=のみ。共産党が市民団体と連携して候補擁立を模索しているが、他に具体的な動きはない。このため平井氏と市民団体が担ぐ新人との一騎打ちの構図が予想されるが、現状は平井氏の独走状態だ。


2月定例議会で答弁する現職の平井氏。対抗馬は現れるのか=22日、県議会議場

 平井氏は取材に対し、対抗馬が現れない状況下での戦いを「シャドーボクシングのような状態」と表現。本来、告示1カ月前は2月定例議会中に当たり、多忙を極めて選挙活動の時間が取れない”現職のジレンマ”を感じる時期だが、相手がいない平井氏は、業務に全力を傾注しているようにも映る。

 しかし、平井氏の後援会は2月上旬に鳥取市内に事務所を構え、3月には県西部、中部にも開設予定。選挙に向けた準備を着々と整えている。平井氏も「選挙は民主主義の大きなイベント。県民の声を集約する機会にしたい」としており、もとより無投票再選への期待は皆無のようだ。

 平井氏は4年前の知事選で23万票を超える得票で初当選。昨年11月の定例会見で再選出馬の意思を表明し、自民、公明両党の推薦を得た前回選とは異なり、政党の支援を受けない「県民党的立場」で選挙戦に臨む考えを示している。

 ただ、各政党と距離を置くとはいえ、自民党県連から出馬要請を受け、公明党県本部も支援を約束、民主党県連も対立候補を出さない姿勢を明確にしており、事実上、県内政党は共産を除いた”オール与党”状態。連合鳥取など有力団体も推薦を決めたほか、県内の各業界団体からの推薦状も届きつつある。

 これに対し共産党が”唯一の野党”の立場から平井県政に「ノー」を突きつけており、対抗馬擁立を明言。党県本部の小村勝洋委員長は平井県政について「大企業や外需頼みで県内の中小企業に目を向けていない」などと批判する。

 ただ、告示まで1カ月に迫っても、具体的な立候補者名が発表されない。小村委員長は取材に対して「調整中」と歯切れが悪く、人選が難航しているとみられる。前回選と同様に関係市民団体と構成する「明るい民主県政をつくる会」で対抗馬を立てる方針という。

 共産党には苦い記憶がある。2003年の知事選では党の独自候補を立てず、片山善博前知事が無投票再選。同時に行われた県議選では現職2人が落選し、県議会の保有議席がゼロになったことだ。

 小村委員長は「二つの選挙で県政をめぐる訴えをすることで、県民にトータルで理解してもらいやすくなる。戦いやすくなる面はある」と、知事選に候補者を出して生まれる相乗効果を否定しない。

 今回も鳥取市と米子市の現有2議席の死守を目指す同党。市民団体での擁立が難航した場合は党公認候補を立てるとしており、選挙戦になる可能性は高いと言えそうだ。

1007チバQ:2011/02/25(金) 23:06:56
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000001102240001
次代へ-2011広島市長選(上)-
2011年02月24日


自民党県連大会終了後、岸田文雄・県連会長(中央)らと勝利に向けて気勢を上げる松井一実氏(右)=20日、広島市のホテル

■組織の影 見え隠れ


 広島市長選(4月10日投開票)の顔ぶれが、ほぼ固まった。過去の選挙で最も候補者が多かったのは、1991年2月の7人。今回は既に、新顔8人が名乗りを上げる混戦ぶりだ。3月27日の告示まで1カ月余り。4選不出馬を表明した秋葉忠利市長(68)の12年に及ぶ施政の後、誰が「次代」を担うのか。市長選の構図を、上下2回で紹介する。(水田道雄、加戸靖史、山下奈緒子)


◇混戦打開 まずは知名度


 「生き生きした市政を取り戻すために、広島に帰って参りました」。20日、自民党県連が市内で開いた第50回定期大会後の懇親会。壇上には春の県議選や市議選に、党公認や推薦で立候補予定の約40人が並ぶ。最後に紹介されたのは、厚労省中央労働委員会前事務局長の松井一実氏(58)。中央に立ち、ごく短く来場者にあいさつした。


 衆院の県内7小選挙区ごとに分かれたテーブルを回り、刷り上がったばかりの名刺を配る。一方で報道陣には「立候補要請を受けた自民党の恩義は忘れないが、どの党だからでなく、政策の中身で議論したい」と強調した。


 党内対立を繰り返し、秋葉市長の最初の選挙から3回連続で、支援する候補が敗れた同県連。秋葉市長の新年早々の不出馬表明を受け、「今度こそ」(県連幹部)の思いで人選を進めてきた。1月中旬、市議会自民系6会派所属で5期以下の議員14人が集まり、候補者の一本化を確認。県連会長の岸田文雄・衆院議員に選定を一任した。


 県選出の別の国会議員から松井氏に出馬の打診があったのは1月26日。松井氏が示した条件は「民主党や連合広島など主要政党・団体の幅広い支援」だった。岸田会長も「党の枠組みにはこだわらない」姿勢をみせたが、他党と接触する様子はなかった。周囲からは「自民色がつきすぎたのでは」との声もあがる。


 10日の出馬会見で松井氏は「対話、ビジョン、実行」を施政方針に掲げた。だが、五輪招致や県営広島西飛行場の市営化など、具体的な課題への考えはまだ示していない。


 今後、県議や市議のあいさつ回りに帯同して知名度アップを図る考えだ。県連幹部は言う。「小中高校と広島で育った松井さんが『広島を元気にしたい』と訴えるのは、説得力があるんじゃないか」


  ■ ■ ■


 元市議の大原邦夫氏(61)は、次点だった前回市長選に続いての挑戦となる。前回は、自民が推薦した柏村武昭・元参院議員との間で、自民系市議の支持が割れた。


 今回は、以前のように市議らの支援はないというが、週末の街頭演説を中心に、市内全域で支持を訴えるつもりだ。当初、五輪招致に反対するなど現職批判を強めたが、賛否を明確にしない予定者もおり、「争点にならないのでは」と懸念を示す。


 その分、財政再建策で独自色を発揮する意向だ。市民と市職員が市の全事業の無駄を仕分けできる仕組みづくりや、総人件費の20%カットを掲げる。また、「市民の取り組みを支えるのが平和行政だ」として、秋葉市長がすすめた平和市長会議のような海外でのアピールより、市内に拠点を置いた地道な平和活動を進めたいとしている。


  ■ ■ ■


 「地に足の着いた行政、市民本位の市政を実現したい」。20日に同市佐伯区であった後援会の事務所開き。市議の桑田恭子氏(49)は、集まった支持者ら約100人を前に語気を強めた。


 2003年に初当選し、現在2期目。支持者からは「もう1期」の声もあったが、「議員でできることには限界がある」と立候補を決意した。市長の退職手当廃止など、人件費削減を軸に、徹底した行財政改革を訴える。五輪招致や広島西飛行場の市営化には反対の立場だ。


 出身地域の自治会関係者らがボランティアで選挙運動を担う予定。政党の支援は受けないため、地元・佐伯区以外でどのように浸透を図るかが課題だ。事務所開きには国民新党の亀井静香代表やみんなの党の地元支部長らから祝電が寄せられた。陣営は、国民新党の支持母体である郵便局長会の支援にも期待する。


 市長選にはほかに、市民団体代表の呉羽山人氏(60)、建築事務所代表の田中正之氏(51)、前副市長の豊田麻子氏(44)が立候補を表明、共産党県委員会は大西理(おさむ)・党県常任委員(45)を擁立する方針。

1008チバQ:2011/02/25(金) 23:07:21
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000001102250001
次代へ-2011広島市長選(下)-
2011年02月25日


連合広島の伊丹幸男会長と握手する豊田麻子氏(右)=23日、広島市南区

■政党色消す「市民党」


 19日に広島市内であった民主党県連の常任幹事会。国政で逆風が続く中、前副市長の豊田麻子氏(44)の支援を正式に決めた県連代表の三谷光男・衆院議員は報道陣の問いかけに何度も「自発的な応援」の言葉を繰り返した。
 「できる限りの支援はするが、勝つために出しゃばってはいけないこともある」(山下奈緒子、村形勘樹、水田道雄)


■事実上の民・自対決へ


 秋葉忠利市長(68)の4選不出馬表明を受け、県連は「原則、他党との相乗り禁止」の方針で候補者選びを始めた。1月中旬には三谷代表が豊田氏と面会。豊田氏は今月23日にあった連合広島の執行委員会でのあいさつで、出馬の打診だったことを明かし、「特定の政党の公認ではなく、市民の応援や支持があってこその市長だと思い、(その時点では)断った」と話した。


 そして2月7日、前日に市民約40人で立ち上げたという市民団体が153筆の署名を添えて出馬を要請。3日後の10日には、沖宗正明市議も立候補を促した。沖宗氏自身は無所属だが、秋葉市長と協調路線をとる藤田博之議長らが所属する自民系会派の幹事長。様々な臆測が流れた。


 豊田氏は2008年7月、秋葉市長によって広島市では初の女性副市長に起用された。今月19日の立候補表明の会見では、2020年夏季五輪招致問題に「中立な立場」を強調。「議論した上で最終的に決めていければ」と述べるにとどまった。


 支援者の中には、秋葉市長を支援する「みこし連」のメンバーも含まれる。しかし豊田氏は「改革する部分もあり、トータルとして豊田カラーを出していきたい」と、“独自路線”を強調する。


 民主党県連に続き、連合広島も、豊田氏の支援を決めた。「市民党」を打ち出す豊田氏陣営に対し、ある自民党県連幹部は悔しげにつぶやいた。「我々が望んでいたやり方。先を越された」


 社民党県連合は1月に独自候補の擁立を断念し、今月21日の三役会で豊田氏支援を決めた。金子哲夫代表は支援にとどめた理由について、連合広島に歩調を合わせたことや、「豊田氏は推薦を受けず、幅広い支援を望んでいる」ことを挙げた。


 共産党県委員会は22日、市内であった同党を中心とする「平和・くらし・緑をまもる革新市政をつくる会」の総会で、昨夏の参院選広島選挙区に同党から出馬した党県常任委員の大西理(おさむ)氏(45)を公認候補として擁立する方針を決めた。現時点で公認候補の擁立を決めたのは同党だけだ。


 村上昭二委員長は「市民の暮らし、福祉最優先の市政をつくる上では候補者を立てて戦うことが必要」と強調。22日の総会では豊田氏の名前も挙がったが、「民主が推す以上、国政の関係から影響が出る」と話は立ち消えに。村上委員長は「(大西氏は)衆院選や参院選の候補者経験もあり、政策にも詳しい。立派に戦える候補だ」と語った。


 民主と自民の対決構図が鮮明になる中、公明党県本部は19日に市内で選対会議を開き、市長選の対応を代表ら4役に一任することを決めた。県本部幹事長の田川寿一県議は「具体的な政策や将来へのビジョンから独自に判断したい」と話す。独自候補の擁立を模索していたみんなの党県広域第一支部は18日に擁立断念と自主投票を発表した。


 昨年8月に立候補表明した市民団体代表の呉羽山人氏(60)は「介護職員の待遇改善を」、今年1月に立候補表明した建築事務所代表の田中正之氏(51)は「医療やIT産業などの育成に力を入れたい」と訴える。また、今月23日に立候補表明した建設コンサルタント会社員の前島修氏(37)は、五輪の実現に全力を挙げる考えを示した。


 市長選にはほかに、元広島市議の大原邦夫氏(61)、市議の桑田恭子氏(49)、厚生労働省中央労働委員会前事務局長の松井一実氏(58)が立候補を表明している。

1009チバQ:2011/02/26(土) 10:14:15
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20110226/news20110226266.html
現職大半 街宣カー自粛 次期新居浜市議選
 4月24日投票の新居浜市議選(定数26)で、立候補予定の現職の大半が、選挙運動期間中の街宣カー使用を自粛することが25日までに分かった。賛同者は罰則規定のない紳士協定を交わし、その旨を有権者に周知するという。立候補予定者説明会が開かれる28日に新人候補にも説明する。
  発案した市議の一人は「名前を叫ぶだけの旧態依然とした運動は騒音や渋滞などで市民に迷惑。自粛は公費節減にもなる」と力説するが、「選挙運動が不透明になる」と反発する市議もいる。
 関係者によると、4月10日投票の県議選新居浜市区でも、同様の自粛が広がりそうだという。
 公選法は、選挙運動で連呼行為を禁じているが、走行中の街宣カーからは認められている。ただ政策の演説は禁止されており、候補者名だけを繰り返す車が市内を何十台も走り回り、同市選挙管理委員会には、選挙のたびに「街宣カーがうるさい」との苦情が複数寄せられているという。

1010チバQ:2011/02/26(土) 18:26:40
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110226ddlk34010455000c.html
選択’11広島市長選:告示まで1カ月、激しい前哨戦 政党事情も絡み /広島
 任期満了に伴う広島市長選(4月10日投開票)は、新人8人(公認1、無所属7)が立候補を予定し、構図がほぼ固まった。3期12年務めた秋葉忠利市長(68)の「たすき」を受け取るのは誰か。主要政党の事情も絡み、激しい前哨戦を展開している。3月27日の告示まで1カ月。市民の選択の日が近づいている。【寺岡俊】

 自民党県連から出馬を要請された前厚生労働省中央労働委員会事務局長、松井一実氏(58)は企業誘致による経済活性化を唱える一方、五輪招致など個別課題には触れない。「市民の議論を尊重する市政を目指す」と掲げる。東区出身だが、知名度向上が鍵。自民党は推薦は出していないが、市議らは「結束」を強調して支援する。

 前副市長の豊田麻子氏(44)は、女性団体や秋葉市長の支援者らの出馬要請を受けた。政党推薦は求めないが、民主、社民両党が支援し、連合広島も協調する。専門の情報技術分野を中心に、初の女性副市長として秋葉市政を支えた幹部の一人。しかし、五輪招致には「20年にはこだわらない」と述べるなど独自色もうかがえる。

 前回は次点だった元市議、大原邦夫氏(61)は再挑戦。前回は民主、自民の一部が支援に回ったが、今回は草の根選挙に徹する。五輪招致には反対。技術革新に結びつく研究者の育成や待機児童解消、広島市に国連のアジア本部を置くことなどを目指すとしている。

 市議2期目の桑田恭子氏(49)は市職員の人件費削減、市長退職金ゼロ、議員定数を55から40程度への削減も掲げる。五輪招致は反対、広島西飛行場の市営化にも否定的だ。地盤の佐伯区を中心としたネットワークに加え、郵便局長会の協力も仰ぐ。

 唯一、政党が公認する共産党の大西理氏(45)は28日に正式な出馬会見を開く。共産は過去2回の市長選で独自候補を立てなかった。今回、市民団体を通じた擁立作業が難航。党単独に切り替えた。大西氏は核兵器廃絶や子どもの医療費無料化などを訴える構えだ。

 昨年8月に立候補を表明した市民団体代表、呉羽山人氏(60)は「真の地域主権を確立したい」と意気込む。建築コンサルタント、田中正之氏(51)は、医療やIT産業の育成などに力を入れる考えと訴える。建設コンサルタント会社員、前島修氏(37)は瀬戸内海の魅力を引き出した広島経済の再生などを訴える。(写真は立候補・擁立表明順)

1011チバQ:2011/02/27(日) 20:26:56
http://www.sanyo.oni.co.jp/senkyo/11_chihou/news/2011/02/27/20110227105329.html
告示まで1ヵ月 熱帯びる前哨戦

岡山市議選の立候補予定者の後援会事務所開き。告示日まで約1カ月に迫り、前哨戦が熱を帯びてきた=26日

 政令指定都市に移行後、初の改選となる岡山市議選(定数52)は4月1日の告示日まで約1カ月に迫った。今回から選挙区が四つの区ごとに細分化されるため、各立候補予定者は有権者への周知に懸命。分区で組織や団体が分断されることで生じる票の目減りを埋めようと、他区の候補予定者と互いの支援者を紹介し合う「バーター」協力の動きもあり、前哨戦は熱を帯びてきた。

 岡山市議選は前回、合併特例の建部選挙区(定数1)を除き、市内全域が定数52の一つの選挙区だった。それが今回からは区ごとに分割。選挙運動期間も7日間から9日間と2日延び、県議選との同日選となる。

 今のところ、北区(定数21)は30人、中区(同11)は14人、東区(同7)は8人、南区(同13)は14人の計66人(現職42人、元職1人、新人23人)が立候補の意向を示している。

地図も添付

 これまでも市関係の選挙区が二つに分かれていた県議選と違い、同市議選が分区となるのは初めて。

 中区で出馬予定の保守系現職は、後援会の入会申込書に選挙区の地図を添付している。分かりやすいように区内の六つの中学校区を色分けして示し、それぞれ住所の大字
おおあざ
まで記載した。

 後援会の入会はがきにQ&A方式による区割りの説明を載せたり、後援会事務所開きで選挙区の地名一覧を配る陣営も。各陣営は「後援会員に支援の輪を広げてもらうためには、まずは選挙区のエリアを知ってもらわないと始まらない」と口をそろえる。

陣営に危機感

 狭いエリアで少ない議席を争う“局地戦”の構図。これまで党や労組などに支えられて広く薄く票を集める組織戦を重視してきた陣営の危機感は強い。

 労組出身のある無所属現職は、出身労組の組合員の8割以上がほかの選挙区に居住。今回は上部団体の連合岡山の仲介で、ほかの複数の労組からも支援を受けるが、「労組によって選挙への姿勢は濃淡がある。手探りの状態」と話す。

 政党の公認を受けている北区の現職は、同じ会派の南区、中区の候補予定者から北区居住者の後援会名簿をもらい、代わりに両区居住者の名簿を提供。バーター協力によって「限られた時間で効率よく支援者を掘り起こしたい」と言う。

地域密着を徹底

 これまでも地域代表の色合いが濃かった保守系候補は、従来以上に地域密着を徹底させている。

 中区から出馬予定の現職は区内に二つの後援会事務所を開設。北区の現職は今回初めて老人クラブ、消防団、婦人部といった部門別選対を組んだ。「地域をがっちり固めることが最優先」と陣営幹部は力を込める。

 区割りの影響で、戦術の見直しを迫られる各陣営。一方で分区に対する有権者の反応はさまざまだ。

 南区の会社員男性(49)は「これまで応援してきた候補者が北区になり、投票できないのは残念」。中区兼基の主婦大西逸子さん(71)は「これまでより候補が大幅に減るので顔が見えやすいし、選びやすくなる」と歓迎する。

1012チバQ:2011/02/27(日) 20:37:19
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20110225ddlk35010303000c.html
’11統一選やまぐち:県議選・15区の構図/上 /山口
 統一地方選の県議選は告示(4月1日)まで1カ月余りに迫った。4年前の前回は定数削減と選挙区再編があり、全選挙区で選挙戦となった。しかし今回情勢は一変。現在のところ、15選挙区のうち7選挙区は立候補予定者が定数と同数にとどまり、無投票の可能性が出ている。民主にとって政権与党として初めて臨む統一地方選だが、県議選への公認候補は9人で定数(49)の2割に満たない。選挙区ごとの構図を紹介する。

 ◇民主ちぐはぐ、保守は乱立
 ◆岩国市・玖珂郡区

 定数5に9人が挑む乱戦。空母艦載機の岩国基地移転をめぐり、鮮明だった対立軸は政権交代であいまいになった。そのうえ、反対運動を支えた民主現職の吉敷晶彦氏と共産現職の久米慶典氏が出馬を辞退、異例の状況で選挙戦に突入する。

 民主は、党の方針で複数候補擁立を目指し、新人の元市議、野口氏を公認。しかし、吉敷氏は共倒れになると主張、1期で身を引いた。吉敷氏は前回、藤谷光信氏の参院選転出で急きょ、公募に応じた民間出身。ちぐはぐな対応で組織の脆弱(ぜいじゃく)さを露呈するなか、野口氏は民主への大逆風をまともに受け、参院議員の藤谷氏と衆院議員の平岡秀夫氏の個人票、連合山口の組織票に頼る。

 自民は衆院2区での大票田で議席を回復し、次期総選挙に弾みを付けたいと、旧郡区が地盤の現職・山手、畑原の両氏に、旧市区の元職・橋本氏の3人に公認を絞った。旧市区と旧郡区が統合された前回、4議席を狙って橋本氏と旧市区から新人を擁立し、共倒れしたからだ。しかし、旧由宇町長で無所属現職の槙本氏に加え、元市議の新人、阿部氏が無所属で出馬表明。保守票の争奪は過熱気味だ。

 共産は、病気で出馬回避した久米氏に代わり、新人の松田氏を擁立。現政権への失望層の取り込みを狙い、艦載機移転と愛宕山事業跡地での米軍家族住宅建設に一層、強く反対姿勢を打ち出す。

 台風の目は無所属新人の井原氏で、女性票の獲得を狙う。夫の勝介氏は艦載機移転に反対し辞職した前市長。後援会事務局長を務め、自身の市長選(12年1月)出馬を前提にした前哨戦の様相だ。

 和木町議の灰岡氏は、井原氏と女性票争奪で競合しそうだ。

 ◇民主現職に挑む2新人
 ◆柳井市区

 民主現職に自民と無所属の新人が挑む三つどもえになりそう。

 民主の河北氏は09年の補選で自民・松野氏に約750票差で勝利。今回は民主への逆風の中での戦い。元日から街頭に立ち、少子化や高齢者の住宅対策などへの取り組みを訴える。

 自民新人の星出氏は、党員投票で松野氏と公認推薦を争い1票差で勝利。党職員の経歴から、元派閥領袖議員が来援するなど知名度アップを図る。地域経済の活性化には議席奪還をと強調する。

 元自民党柳井支部長の松野氏は、前回補選の雪辱を期したが、党員投票で苦杯。離党し無所属で出馬する。県漁協支店の運営委員長を務め、漁業関係団体の推薦を受ける。市の閉塞(へいそく)感打破を訴える。

 ◇民主新人と自民現職激突
 ◆熊毛郡区

 民主新人と自民現職の一騎打ちの様相。

 民主新人の成川氏は衆院議員の平岡秀夫氏の秘書を辞め、1月末に出馬表明、後援者集めに奔走する。地域主権を唱え、上関原発は町の方針を尊重する立場。前回敗れた候補が成川氏の支援に回る。

 自民現職の吉井氏は8選を目指す。経験を生かし、活力ある古里づくりを強調。地区ごとで小集会やあいさつ回りに工夫を凝らす。今回の戦いを政権奪還の前哨戦と位置づけ、精力的に訴え歩いている。

 ◇自民6選阻止へ対立候補模索
 ◆大島郡区

 6選を目指す自民現職の柳居氏は、旧4町の後援会支部を拠点に態勢固めを図る。前回、20年ぶりに対立候補を出し選挙戦に持ち込んだ住民グループが無投票を避けるため、候補の擁立を目指して検討を重ねている。

1013チバQ:2011/02/27(日) 20:37:39
 ◇現職以外動かず、民主も気配なし
 ◆下松市区

 前回の混戦模様とは打って変わり、出馬を表明しているのは現職の2人のみ。

 民主は1月になってから他地区で新人を擁立したことや党への逆風を受け、いまだに下松では擁立の見通しはない。自民現職の守田氏は前回より支持層を広げ、無所属現職の国井氏も井川成正市長や一部市議から引き続き支持を得るなど、両者とも選挙戦に備え、あいさつ回りやミニ集会などを開き、準備を進めている。

 ◇現職は民主・自民、第3の動きなし
 ◆光市区

 前回、共に40代で当選した民主の秋野氏と自民の河野氏の2人以外に立候補の動きはない。一時は取りざたされた第3の候補者擁立の動きは鈍くなった。

 秋野氏はこまめに支持者回りをし、引き続き支持を集めている。河野氏は父親からの地盤を引き継ぐとともに、若年層への支持集めにも力を入れている。

==============

 ◇岩国市・玖珂郡(定数5)
野口進   45 [元]岩国市議  民新
畑原基成  56 党県役員     自現
山手卓男  66 会社役員     自現
橋本尚理  53 映画会社顧問   自元
松田一志  53 民商事務局長   共新
槙本利光  64 [元]旧由宇町長 無現
阿部秀樹  52 [元]岩国市議  無新
井原寿加子 55 [元]銀行員   無新
灰岡香奈  27 和木町議     無新

 ◇柳井市(定数1)
河北洋子 53 党県幹事     民現
星出拓也 30 [元]党本部職員 自新
松野利夫 54 [元]柳井市議  無新

 ◇熊毛郡(定数1)
成川正之 47 [元]衆議員秘書 民新
吉井利行 62 党県副会長    自現

 ◇大島郡(定数1)
柳居俊学 61 [元]旧東和町長 自現

 ◇下松市(定数2)
守田宗治 59 党県総務会長 自現
国井益雄 61 [元]市職員 無現

 ◇光市(定数2)
秋野哲範 50 会社役員 民現
河野亨  48 会社役員 自現

==============

 敬称略。立候補予定者の名簿順は、衆院の勢力に基づく。同政党内では、現、元、新の五十音順。

〔山口版〕

1014チバQ:2011/02/27(日) 20:37:59
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/archive/news/2011/02/26/20110226ddlk35010302000c.html
’11統一選やまぐち:県議選・15区の構図/中 /山口
 ◆防府市区

 ◇2現職5新人の激戦
 議長在任6期目の自民・島田明氏と、マツダ出身の木村康夫氏が引退を表明。4議席に2現職と5新人が挑む激戦が予想される。

 現職2人のうち、前回トップ当選だった公明の石丸氏は、党の支持母体・創価学会を中心に支援の拡大を狙う。無所属の渋谷氏は、観光振興などを公約に再選を期す。

 2人の無所属新人について、昨年5月の市長選の「第2ラウンド」として見る向きも。市長選で敗れた島田教明氏は、父の地盤を引き継ぎ、多くの市議の応援を受け政界へ再挑戦。一方、松浦正人市長を後援会長として支えた神田氏は、市長の全面的な支援の下で浸透を図る。

 島田氏を含め、伊藤、原田3氏は自民党に公認申請したが見送られ、新人の5人全員が無所属で出馬の見込み。マツダ労組が新たに擁立する井上氏は、連合山口の推薦、関連会社の後押しを受けて支持を固める。元市議の伊藤氏は、こまめに街頭に立ち、地方経済の立て直しなどを訴える。同じく元市議の原田氏は、市議定数問題などで表面化している「対立政治」の構図を変えると主張する。

 ◆周南市区

 ◇議席増もくろむ民主
 定数5に現職5人と新人1人が立候補を表明。市議に出馬を目指す動きもあるが、少数激戦となる見通し。

 前回で初議席を得た民主は2人を擁立し、議席増を狙う。再選を目指す今倉氏は若さを前面に出し、若者が安心して暮らせる環境づくりの必要性などをアピール。新人の戸倉氏は2度の国政選挙の経験を生かし、幅広い層への浸透を図る。党を支援する連合周南地協は企業別組合単位で組織を等分し、両氏をサポートしている。

 自民は現職3人で3議席の死守を目指す。4期目を狙う河村氏は地元の新南陽地区を中心に組織固め。国道2号拡幅などの実績を強調する。過去2回トップ当選の藤井氏は看護師の経験を生かし、医療・福祉や子育て支援などの充実を訴える。再選を狙う友広氏は周南コンビナートを核にした地域経済の活性化などをアピールする。

 公明の上岡氏はドクターヘリ導入などの実績を強調。支援者を精力的に回り、3回目の当選を目指す。

 ◆山口市区

 ◇3議席堅持狙う自民
 3期務める自民の重宗紀彦氏が引退表明し、7人が6議席を争う。民主は県都での複数擁立を目指したが、めどは立っていない。自民現職は3人となり、自民参院議員秘書だった新人も無所属で名乗りを上げた。共産は前回150票差で敗れた新人が初の議席獲得を目指す。昨年1月に阿東町が編入され、市域は県下で最も広くなった。

 現職の西嶋氏は、民主県連幹事長の知名度を生かし、出身の県職労の足元を固める。

 自民現職3人のうちの1人で、福祉関連の役員を務める末貞氏は街頭演説を重ね、高齢者支援を訴える。元秋穂町長の藤生氏は、市南部を中心に支援者回りを続け、地域振興を強調。県連幹事長の松永氏は、ミニ集会などで当選6回の実績と自民の「実現力」をアピールする。

 共産新人の吉田氏は、450カ所での街頭演説をこなし「暮らし最優先」を主眼に置く。

 無所属現職の合志氏は、元山口市長の知名度で前回はトップ当選。新年会などで支援者を固める。同新人の吉田氏は、昨年末に後援会事務所を開設。若さを前面に、現職の支持者に食い込みを図る。

 ◆萩市・阿武郡区

 ◇一転無風状態、2現職地盤固め
 前回は現職3人が定数2を争い激戦となったが、今回は一転無風状態になった。

 自民現職の新谷氏は、18支部の世話人会が20カ所で対話集会を開催中。市漁業共励会や県猟友会、県農協農政会議の推薦も受ける。

 同現職の田中氏は昨年9月から県政報告会を市内15カ所で開催し延べ約1800人を集めた。25日には市内18カ所の世話人会で事務所開きをして態勢を固めた。

1015チバQ:2011/02/27(日) 20:38:41
 ◇防府市(定数4)
石丸典子 52 党県女性局長  公現
渋谷正  63 薬剤師     無現
伊藤央  41 [元]防府市議 無新
井上剛  48 マツダ社員   無新
神田義満 67 美容会社社長  無新
島田教明 55 保育園長    無新
原田洋介 39 [元]防府市議 無新

 ◇周南市(定数5)
今倉一勝  35 [元]車販売社員 民現
戸倉多香子 51 党県副代表    民新
河村敏夫  71 幼稚園理事    自現
友広巌   54 会社顧問     自現
藤井律子  57 福祉法人理事   自現
上岡康彦  50 党周南支部長   公現

 ◇山口市(定数6)
西嶋裕作  59 党県幹事長    民現
末貞伴治郎 54 党県委員長    自現
藤生通陽  63 [元]旧秋穂町長 自現
松永卓   63 党県幹事長    自現
吉田達彦  53 党県役員     共新
合志栄一  61 [元]旧市長   無現
吉田充宏  32 [元]参議員秘書 無新

 ◇萩市・阿武郡(定数2)
新谷和彦 67 砕石会社社長 自現
田中文夫 62 党萩支部長  自現

==============

 敬称略。立候補予定者の名簿順は、衆院の勢力に基づく。同政党内では、現、元、新の五十音順。

〔山口版〕

1016チバQ:2011/02/27(日) 20:39:09
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/archive/news/2011/02/27/20110227ddlk35010222000c.html
’11統一選やまぐち:県議選・15区の構図/下 /山口
 ◆下関市区

 ◇無投票気配も臨戦態勢
 自民の石崎幸亮氏(68)が今季限りでの引退を表明。後継を立てないため、現在は定数10に対して現職7人、新人2人、元職1人の計10人が立候補の動きを見せている。無投票もささやかれるが、各陣営とも臨戦態勢を崩さない。

 民主の加藤氏は連合傘下の組合を回るなど支持を呼びかける。

 自民は6人(現職5人、元職1人)を公認。有福氏は旧郡部をこまめに回り、伊藤、塩満の両氏は大票田の旧市内で実績をアピール。林氏は旧菊川町長時代の人脈を生かし、また吉田氏も地元の支援者を回るなど支援組織固めを進める。県議を辞して09年の下関市長選で出馬、落選した友田氏も福祉関係の組織固めで復活を狙う。

 一方、公明は前々回、前回とトップ当選を続けた先城氏のほか、新人の曽田氏を擁立。一つの選挙区に複数を擁立するのは初めてだが、1月の市議選で公認5人全員が上位当選するなど勢いづいており、「今後の試金石となる選挙」と党関係者は意気込む。

 一方、共産は水野純次氏(64)の後継に新人の木佐木氏を擁立。市議選で2議席を失ったが「革新期待層」の取り込みを狙う。

 ◆宇部市区

 ◇「久保田票」の行方が鍵
 定数6に7人が立候補を予定する。前回トップ当選後、宇部市長に転身した久保田后子氏の票の行方が左右しそうだ。

 民主は、衆院選に2回挑戦した新人三浦氏を公認。政権の支持率低下に悩むが、宇部市内での辻立ちと支持者へのあいさつ回りをこなす。

 自民現職の岡村氏は、後援会組織の強化とともに無党派層の取り込みも狙う。同現職の二木氏は企業回りを活発化させ、支持基盤を固める。

 公明現職の小泉氏は支持母体の創価学会を手堅く固める。共産現職の藤本氏は二井県政への批判票や出身地・旧楠町での支持拡大を狙う。7選を目指す社民の佐々木氏は、労組や支援者固めで、県内唯一の社民議席の維持を図る。

 無所属新人の穐村氏は、若さを前面に出し浮動票の取り込みを狙う。

 ◆山陽小野田市区

 ◇無投票を回避、一転少数激戦
 民主は一時、新人の擁立を模索したが、断念。自民と無所属の現職2人の無投票当選がささやかれていた中、25日に市議が名乗りを上げたことで一転、少数激戦となりそうだ。

 自民の竹本氏は旧小野田市が地盤。後援会組織の充実を図り票を固める。無所属の新藤氏は白井博文市長を支持する市民団体の支援を受け、厚狭地区での浸透を図る。新人の福田氏は市議2期の実績をアピールし、個人票の確実な獲得を目指す。

 ◆長門市区

 ◇無所属新人が自民現職に挑む
 前回は選挙区を二分する激戦となり、大西氏がかろうじて逃げ切った。今回も1月下旬に無所属新人が出馬を表明、選挙戦となりそうだ。

 自民現職の大西氏は、党県政調会長の要職を務める。昨年4〜7月に旧長門市内12カ所で県政報告会を開き、各自治体をこまめに回る。

 無所属新人の金崎氏は、合併前を含め通算6期(20年)市議を続け、旧市議長も務めた。「水産と観光の復活」を掲げ、幅広く支持拡大を目指す。

 ◆美祢市区

 ◇対抗馬動きなく、支持固める現職
 現職以外、立候補の動きはない。

 前回、約1万票を獲得して当選した森中氏が6選を目指す。災害からの復旧と中山間地域の振興を中心に訴えて市内全域を回り、支持固めを図る。

1017チバQ:2011/02/27(日) 20:39:55
==============

 ◇下関市(定数10)
加藤寿彦  63 党県副代表    民現
有福精一郎 61 印刷会社顧問   自現
伊藤博   69 会社顧問     自現
塩満久雄  64 福祉法人理事   自現
林哲也   64 [元]旧菊川町長 自現
吉田和幸  66 鉄工所会長    自現
友田有   53 福祉法人理事   自元
先城憲尚  55 党県幹事長    公現
曽田聡   48 党県局長     公新
木佐木大助 56 党県委員     共新

 ◇宇部市(定数6)
三浦昇   40 党県副代表    民新
岡村精二  57 学校理事長    自現
二木健治  55 党県役員     自現
小泉利治  59 党県副代表    公現
藤本一規  46 党県委員     共現
佐々木明美 64 党県代表     社現
穐村将人  32 行政書士     無新

 ◇山陽小野田市(定数2)
竹本貞夫  73 農業   自現
新藤精二  75 [元]中学校長  無現
福田勝政  66 市議       無新

 ◇長門市(定数1)
大西倉雄  61 党県政調会長   自現
金崎修三  61 長門市議     無新

 ◇美祢市(定数1)
森中克彦  70 建設会社会長   自現

==============

 敬称略。立候補予定者の名簿順は、衆院の勢力に基づく。同政党内では、現、元、新の五十音順。

〔山口版〕

1018チバQ:2011/02/27(日) 20:40:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20110224-OYT8T00981.htm
知事選2011 <上>政党事情  民主連続の 「不戦敗」
統一選の議員選に向けて気勢を上げる民主党県連関係者。大会前の幹事会で知事選自主投票が決まった。(2月13日、徳島市内で)  「議員選に力点を置きたいので、知事選は自主投票でよろしいでしょうか」

 「異議なし」

 民主党県連が今月13日に徳島市内のホテルで開いた幹事会。4月の知事選への独自候補擁立を断念し、自主投票することを約30人の幹事全員が同意した。4年前の知事選に続く<不戦敗>。元々自民党などが担ぎ上げた現職の飯泉嘉門(50)に対し、政権与党として対立候補の擁立は「悲願」だった。

 幹事会終了後、県連代表に就任したばかりの参院議員・中谷智司は、報道陣に囲まれて淡々と述べた。「我々は今の知事より、もっと良い候補者がいれば立てるべきだと思ってやってきた。期待していただいた皆さんに申し訳ない」

 この直後、県連は地方版公約の発表大会を開いたが、知事選については、集まった党員らに一切説明せず、あっけなく幕を下ろした。

          ◇

 県連は前々回(2003年)の知事選で、県議会で多数を占める自民系会派からの不信任決議で失職した前知事の大田正を、共産、社民などとともに推薦。自民、公明が擁立した飯泉に惜敗し、飯泉を“宿敵”と見なした。

 しかし、前回(07年)の知事選は、力量不足を理由に独自候補擁立を断念。政権交代後、飯泉は民主党の政権公約に沿った政策を進めるなどの配慮が目立ってきたが、県連はあくまで「保守系知事」ととらえ、政権与党として初めて迎える今回の知事選で、独自候補を探した。

 県内のある現職市長は、以前から飯泉に批判的で、支持者ら周辺から知事選への出馬を持ちかけられていた。中谷が自ら訪ねて出馬を求めたが、民主党の参院選大敗、その後の政権運営の迷走ぶりなどを指摘されて断られ、最後の当てが外れた。

          ◇

 県連は、独自候補の具体名が挙がらないまま、一貫して「白紙」と表明していたが、昨年12月、飯泉の後援会幹部から要請を受けた県議会の民主系会派「新風・民主クラブ」が、独自に飯泉を推薦した。中谷が会派のメンバーから「もう時間がないんだ」と通告されたのは、わずか3日前。大騒ぎとなった。

 「もっと県連と歩調を合わせてもらわんと。民主党の公認・推薦をもらった議員なのに」「議論するべきだった」。県連関係者は同会派の行動を口々に批判したが、県議たちとの足並みの乱れは、県連の求心力の低さを改めて露呈した。

 県連は、官房長官まで務めた仙谷由人の“鶴の一声”に長年依存し、「仙谷党」とも呼ばれる。政権交代後、仙谷は政府や党本部の運営に多忙で、県連のかじ取り役は不在だ。他党のある県議は、迷走して支持率が下がり続ける菅政権を引き合いに出して皮肉った。「県連と県議が連携できないなんて。国政も県政も、与党の器ではない」(敬称略)

          ◇

 統一地方選で行われる知事選(3月24日告示、4月10日投開票)まで1か月。現職、新人が立候補を表明し、前回と同じ顔ぶれの選挙戦になりそうだ。県内の政界地図、各党の党勢は、政権交代や民主党政権の迷走に大きく影響され、刻々と変わっている。知事選を前にして見えてきた県政の主導権争いと、その背景を追う。

(2011年2月25日 読売新聞)

1019チバQ:2011/02/27(日) 20:41:03
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20110225-OYT8T00968.htm
自民冷めた現職支援

自民党県議を代表して、藤田議長や各会派の会長幹事長が出馬を要請した(昨年10月19日、県庁で)  「新たな挑戦に全身全霊をかけると誓い、出馬を表明させていただきます」

 4月の知事選について、現職の飯泉嘉門(50)は昨年11月26日、県議会本会議で自民党系会派から立候補を求められ、3選を目指して出馬を表明した。

 「議会から求められて出るのが、一番美しい」。飯泉にとっては望み通りの表明スタイル。決意を述べる語気は自然と強まり、同党の県議たちは拍手を送りながらも、胸中は複雑だった。

     ◇

 この1か月前、すでに飯泉の手元には各業界団体から50以上の推薦状があった。後援会幹部が各団体に、「○○(団体名)さんからは、もう推薦をいただきましたが、どうされますか」などと、次々声をかけて集めていた。

 同じ頃、副知事の里見光一郎は自民党系会派にもひそかに推薦を求めた。「そこまでせんでええで」「最初に推した我々がしないのはおかしい」。会派の県議たちの意見は分かれ、判断を先延ばしにしている間にも、飯泉への各団体からの推薦は増えていった。

 「団体の推薦がこんなに集まっているのに、議会で中核を担う我々が静観しているのは、無責任じゃないか」。同会派は10月19日、出馬要請することを決め、議長の藤田豊ら自民党系会派の会長、幹事長約10人がそろって飯泉に面会し、出馬を求めた。「強いリーダーシップと行動力を発揮している。引き続き県政を担ってほしい」。

 飯泉はにこやかに「心強い。心から感謝を申し上げたい」と答えた。

     ◇

 飯泉が初当選した前々回(2003年)の知事選。当時、県民環境部長の飯泉を担ぎ上げたのは、自民党の県議たちだった。大阪府出身の中央官僚で、資金も徳島での血縁もない飯泉。同党の県議らは総力を挙げて支援し、8000票差で激戦に勝った。県議たちは「我々が生んだ知事」と感じた。

 ところが飯泉は、前回知事選(07年)で、党派を越えて県民に広く支持を求める「県民党」の姿勢を強調。自公のほか、民主、社民にも推薦を求めた。2009年の政権交代後は、与党・民主党の方針にも理解を示し、同党県連に自ら陳情に出向いた。さらに、知事選に向けて、「党派に偏らず、『自然体』で臨む」と宣言。政党には推薦を依頼しない方針を表明した。

 「民主党議員と同じ扱いか」

 自民党のベテラン議員たちは、飯泉の言う<新しい形>の政治姿勢に戸惑った。首長が政党色に染まらない手法は、全国で広がっているとはいえ、不満を募らせ、心の中で反発した。「はしごをかけてやったのに、上から物を投げつけられたような感じ。飯泉は味方がいないから、そういう戦い方しかできないんだ」。

 自民党県連は、今回の知事選に向けて、大学教授ら飯泉以外の擁立を水面化で模索した。しかし、飯泉県政の支持率は高いとみて、あきらめた。会長代行の竹内資浩は残念そうに話す。「私の支持者にも『飯泉はよくやる』との意見が多く、今回は勝てる対抗馬がいない。次の知事選をどうするか、考え始めたい」(敬称略)

(2011年2月26日 読売新聞)

1020チバQ:2011/02/27(日) 20:41:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20110226-OYT8T00777.htm
「野党の意義」共産擁立

知事選に対抗馬を擁立し、県政転換を訴える共産党(18日、徳島市立文化センターで)=画像は一部修正しています) 「4年前にも立候補したが、県民の暮らしは、ますます大変になってきた。黙っていていいのか」

 共産党県常任委員の山本千代子(62)は1月21日、県庁での出馬表明会見で力を込めた。

 2007年の前回知事選で、現職の飯泉嘉門(50)が27万6920票を得たのに対して、山本は8万5696票。大差をつけられたが、共産党の基礎票が二、三万票とされるだけに、同党候補としては「近年では最多」の票を集めた。当時、県民の飯泉への支持は厚かったが、批判がくすぶっていることを証明した。党県委員長の上村秀明は「批判票が重要。県政に携わるなら、軽視できない問題だ」と振り返る。

     ◇

 党県委員会は、飯泉が出馬表明した昨年11月、知事選の対応を協議し始めた。すでに飯泉が多くの業界団体から推薦を集め、支持を固めているのを見て、03年の前々回知事選で大田正・前知事を推薦した時のように県を二分した戦いには持ち込めないと考えた。

 「それでも、不戦敗では飯泉県政に、もろ手をあげて賛成することになる。唯一の野党といえる共産党ののぼりを立て、候補を擁立することが、飯泉に対して最も明確な『ノー』のメッセージだ」

 上村は今年1月初旬、衆院選や知事選の経験が抱負で、弁が立つ飯泉と互角に論戦でき、知名度も高い山本に出馬を頼み込んだ。山本は前回落選後、「これで勇退できるわ」とほのめかしていただけに、断られる可能性もあった。

 「知事選は山本さんしかおらんわ」

 「少し考えさせて」

 山本は「前回出ていたこともあって、正直悩みました」と打ち明けた。ただ、県委員会内に戦える人材がいないことも理解していた。「私しかいないかも」。2週間後、決意した。

    ◇

 山本は今月18日、徳島市立文化センターに党書記局長の市田忠義を迎え、演説会を開いた。支持者ら約800人を前に、「県政転換に全力を尽くす」と誓い、県議選の候補者たちと一緒に支持を広げるよう呼びかけた。上村は言う。「党の存在意義を懸け、選挙を通じて一歩でも二歩でも政治を変えたい。それが候補者を立てる目的だ」

□■□

 公明党県本部では、県議団(2人)が1月下旬、飯泉の独自推薦を決めた。飯泉が政党推薦を求めないため、前回知事選での党推薦と同じにはできなかった。県議団幹事長の大西章英は「県本部で推薦して飯泉が誕生した経緯があり、失政もなかった。支持するのが妥当だ」と語る。

 一方、社民党県連は前回知事選では、飯泉陣営から推薦依頼を受けたが、自主投票。今回はまだ態度を保留している。ただ、飯泉、山本という前回と同じ顔ぶれの戦いになりそうで、民主党県連が自主投票を決めたこともあって今回も自主投票にする方針。(敬称略)

 (この連載は上田真央が担当しました)

(2011年2月27日 読売新聞)

1021チバQ:2011/03/01(火) 23:02:46
http://www.nnn.co.jp/news/110301/20110301011.html
どうなる政党勢力図 鳥取県議選告示まで1カ月
2011年03月01日

 鳥取県議選(4月1日告示、同10日投票)の告示まで、あと1カ月となった。定数35に対して現職29人、新人15人、元職1人の計45人が出馬を予定。現時点で07年の前回選挙よりも現職は3人少なく、新人は2人多い。一定の新旧交代は進むとみられるが、2009年に民主党政権が発足して以来初めての改選となるため、政党間での勢力図の変化も気になるところだ。

 立候補予定者を党派で分けると、現職は自民が16人と最多。次いで民主6人、公明と共産2人ずつ。無所属は3人だ。一方で新人・元職は自民1人、民主2人、公明1人、社民1人、無所属11人となっている。

 内閣支持率の低落という逆風を受けつつ、党勢拡大の最重要課題を課せられた民主と、依然として県議会最大勢力を誇り、組織力で上回る自民だが、両党の関係者から共通して漏れるのは「県議選に政党政治はなじまない」と、意外にも消極的な声。事実、これまでと同様に、前哨戦は政党間の議論が希薄なまま推移している。

 ただ、民主は07年に5人だった公認候補者を、今回は8人に増やす。空白区だった境港市や倉吉市に加え、米子市でも無所属当選組が民主入りし、党勢は前回より拡大。新人は2人を公認、2人を推薦する。党県連の伊藤保幹事長は「国民生活の視点で、国会だけでなく地元でも取り組みを進めるためには、一人でも多くの同志を必要」と話す。

 山陰道や倉吉関金道路の整備の進捗など、政権交代後に進展しつつある懸案の課題もあるのだが、民主党政権に対する有権者の反応について、伊藤幹事長は「厳しい」と漏らす。特に新人は、政党色を出しづらいというジレンマも抱えているようだ。

 一方の自民は07年より4人少ない17人を公認した。10年の参院選で民主候補を応援したとして党県連の1年間の党員資格停止となった現職が2人、推薦を受ける新人が1人いることから、党県連の山根英明幹事長は「全体の数にほぼ変化はない」との見方だ。

 だが、今回は勇退する現職4人に対し、後継者を立てられたのは八頭郡のみ。一度は公認が下りた現職が、健康不安を理由に引退を決めるなど不測の事態も重なったためだが、複数の候補者がいる選挙区では、再選を目指す現職への配慮もうかがえる。

 市町村合併に伴う市町村議の減少や、地域の世話役の高齢化で、組織が以前ほど機能しなくなっていることも”現状維持”の考え方に導く要因の一つのようだ。山根幹事長は「政策を訴える場としてインターネットを活用するなど、時代に合わせてやり方も変えていく必要がある」としている。

 これに対し、今回、党勢拡大の姿勢を鮮明にしたのは公明だ。鳥取市で現職と新人の2人の候補者を出すのは結党以来初。米子市でも現職1人が立つ。

 共産は鳥取市と米子市の2議席を死守する構え。前回は東伯郡で3人目の候補者を出したが、今回は新人擁立を見送った。

 社民は、鳥取市で公認候補を擁立した。現職の死去に伴い失われた県内の議席回復を目指している。

1022チバQ:2011/03/01(火) 23:17:39
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20110301/news20110301308.html
66人立候補予定 告示まで1カ月 県議選
 統一地方選の前半、県議選(定数47)の告示が1カ月後の4月1日に迫った。愛媛新聞社の集計では13選挙区に66人が出馬を予定。4月10日の投開票に向け立候補予定者らは各地でつばぜり合いを繰り広げるが、県民の選挙ムードはいまひとつだ。
 焦点は2009年の政権交代による地方選への影響。新たな構成となる議会が中村時広知事とどのような関係を構築していくかも注目点だ。
 民主党は10人(推薦含む)を擁立し現有3議席からの上積みで存在感を増したい考えだが、支持率が低迷する菅政権からの逆風を懸念する。
 最大会派の自民党は公認・推薦32人を決定し、早期の解散・総選挙の前哨戦とも位置付け。社民党は推薦を含む3議席維持が最重要課題。公明党は松山市・上浮穴郡区で1増の3議席を目指す。共産党は現職1人に加え新居浜市区、今治市・越智郡区で新人を立てて臨む。

1023チバQ:2011/03/06(日) 02:45:02
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20110302ddlk31010573000c.html
’11統一地方選:県議選 予想される顔ぶれ/上 /鳥取
 ◇鳥取、倉吉市は激戦 境港市など、無投票の公算大
 県議選(4月1日告示、10日投開票)は幕開けまで1カ月を切った。鳥取市、米子市、東伯郡で定数が1ずつ減って定数は38から35になった。現職29人、元職1人、新人15人の45人が立候補を表明。政党別では、民主8▽自民17▽公明3▽共産2▽社民1▽無所属14。女性は6人(現職5人)。境港市、西伯郡、日野郡は無投票の公算が大きく、鳥取市と倉吉市などで激戦が予想されている。【遠藤浩二】

 ■鳥取市(定数12)

 初田勲氏(71)の引退や現職の死去により現職は11人、新人は5人が出馬表明。激戦となりそう。政党別は民主1▽自民7▽公明2▽共産1▽社民1▽無所属4。

 民主は公認2人を擁立する予定だったが、前回同様、山田氏1人になる見通し。

 自民公認は前回より1減の7。9期目で前回2位の1万105票を獲得した党県連会長の山口氏、議長経験のある5期目の鉄永氏のベテラン2氏のほか、福祉やスポーツの団体に支持を広げる浜崎氏、湖山西地区を地盤とする藤縄氏、元県土木整備部長の前田氏、私立学校に基盤がある野田氏、運輸会社役員の福本氏が出馬する。

 公明は、県議選では初めて一選挙区に2人を擁立。1万2696票で前回トップだった銀杏氏と新人の浜辺氏が2議席を狙う。

 共産は、前回3位の9549票を獲得した党県副委員長の市谷氏が2期目を目指す。

 社民は米村氏が、八頭郡の現職の死去により失った議席の奪回を図る。

 無所属は、現職1人、新人3人。現職は、大学や高校での講師を務め女性の地位向上を訴える尾崎氏。新人は、元自衛官で妻が昨夏の参院選に出馬した民主推薦の坂野氏▽昨春の鳥取市長選に出馬した元朝日新聞記者の砂場氏▽前回選は17票差で涙を飲んだ谷村氏が議席獲得を目指す。

 ■岩美郡(定数1)

 現職、前田宏氏(77)の引退で8年ぶりに選挙戦の見通し。無所属新人の元岩美町議2人が争う。足立氏は町議を6期途中まで、広谷氏は4期務めた。両氏とも岩美中出身で、地盤も農業関係を軸としており、し烈な争いが予想される。

 ■八頭郡(定数2)

 山根英明氏(78)が引退し、現職1人が死去。自民新人1人と無所属新人3人が争う。自民の福田氏は、山根氏の地盤を引き継いだ石破茂衆院議員の元秘書。無所属は、智頭町を地盤とする大河原氏(自民推薦)▽JA全農とっとりに長く勤めた前八頭町議の高橋氏▽2度目の県議選挑戦となる元智頭町議の国岡氏が出馬する予定。

==============

 ■県議選立候補予定者

 《鳥取市》(定数12−16)

山口享   76 党県会長    自現(9)

鉄永幸紀  63 会社社長    自現(5)

野田修   68 学校理事長   自現(3)

尾崎薫   58 [元]大学講師 無現(2)

銀杏泰利  55 党県代表    公現(2)

藤縄喜和  59 家庭教師    自現(2)

前田八寿彦 67 [元]県部長  自現(2)

山田幸夫  58 党県副代表   民現(2)

市谷知子  43 党県副委長   共現(1)

浜崎晋一  56 市陸協会長   自現(1)

福本竜平  40 会社役員    自現(1)

坂野経三郎 27 [元]自衛官  無新

砂場隆浩  47 [元]新聞記者 無新

谷村悠介  32 [元]会社員  無新

浜辺義孝  53 党県局次長   公新

米村正一  48 中電社員    社新

 《岩美郡》(定数1−2)

足立義明  57 農協理事    無新

広谷直樹  58 会社社長    無新

 《八頭郡》(定数2−4)

大河原昭洋 46 [元]会社員  無新

国岡智志  40 [元]智頭町議 無新

高橋信一郎 57 [元]八頭町議 無新

福田俊史  40 [元]衆議秘書 自新

 ( )囲み数字は当選回数。党派は民=民主▽自=自民▽公=公明▽共=共産▽社=社民▽無=無所属

1024チバQ:2011/03/06(日) 02:46:03
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20110303ddlk31010505000c.html
’11統一地方選:県議選 予想される顔ぶれ/下 /鳥取
 ◇倉吉前市長が参戦 米子市、東伯郡も定数1上回る
 県中西部の県議選(4月1日告示、10日投開票)は、倉吉市、米子市、東伯郡の3選挙区でそれぞれ定数を1上回って選挙戦になりそう。境港市、西伯郡、日野郡は無投票の公算が大きい。【遠藤浩二】

 ■倉吉市(定数3)

 現職3人と元県議で前倉吉市長の長谷川氏が出馬を表明。し烈な選挙戦が予想される。前回無所属で出馬した興治氏は民主公認に。自民は、7530票で前回トップだった伊藤氏。7期目のベテラン村田氏は、参院選で自民候補を支援しなかったとして党員資格が停止されており無所属で出馬する。

 ■米子市(定数8)

 定数は1減。現職の鍵谷純三氏(63)、松田一三氏(74)が引退し、湯原俊二氏(48)が衆院に転じたため現職は6人。新人3人と9人の争い。政党別は民主と自民が3▽公明1▽共産1▽無所属1。

 民主は公認を1増やした。現職で党県連副代表の浜田氏は、前回の無所属から公認に転じる。元米子市議の森氏、障害者支援団体役員の池田氏の2新人が議席獲得を狙う。

 自民は、7期目のベテラン広江氏、副議長を務める斉木氏、相沢英之・元衆院議員の秘書を長く務めた稲田氏が3議席の堅守を目指す。

 公明は前回1万1264票でトップ当選した現職沢氏、共産は錦織氏がそれぞれ再選を狙う。無所属新人の前米子市議、内田氏は初当選を目指す。

 ■境港市(定数2)

 民主は森岡氏、自民は安田氏の現職2人が出馬表明。前回選は三つどもえの激戦だったが、無投票の公算が大きい。

 ■東伯郡(定数3)

 定数は1減。現職の石村祐輔氏(65)が引退表明し、現職3人に新人1人が挑む。

 民主は党県連幹事長の伊藤氏、自民はスポーツ団体の支持を固める横山氏が出馬する。1万742票を獲得し前回トップ当選の8期目のベテラン藤井氏は、参院選の対応で党員資格停止中のため無所属で出馬する。

 前北栄町議の無所属、平田氏は民主の推薦を得て議席獲得を目指す。

 ■西伯郡(定数3)

 民主の福間氏、自民の小谷氏と上村氏の3現職が出馬表明。前回、前々回に続いて同じ顔ぶれで無投票になりそう。

 ■日野郡(定数1)

 自民現職の内田氏以外に立候補の動きはない。

==============

 ■県議選立候補予定者

 《倉吉市》(定数3−4)

村田実   73 団体理事長   無現(7)

伊藤美都夫 73 党県副会長   自現(2)

興治英夫  54 党県役員    民現(2)

長谷川稔  64 [元]倉吉市長 無元(2)

 《米子市》(定数8−9)

広江弌  78 党県役員     自現(7)

斉木正一 63 行政書士     自現(3)

稲田寿久 65 [元]衆議秘書  自現(2)

浜田妙子 65 党県副代表    民現(2)

沢紀男  55 党県幹事     公現(1)

錦織陽子 58 党県委員     共現(1)

池田博子 39 NPO監事    民新

内田隆嗣 32 [元]米子市議  無新

森雅幹  51 [元]米子市議  民新

 《境港市》(定数2−2)

安田優子 65 行政書士     自現(2)

森岡俊夫 51 海事代理士    民現(1)

 《東伯郡》(定数3−4)

藤井省三 70 団体理事長    無現(8)

伊藤保  58 党県幹事長    民現(3)

横山隆義 66 ジム代表     自現(3)

平田秀一 56 [元]北栄町議  無新

 《西伯郡》(定数3−3)

小谷茂  66 県議長      自現(4)

福間裕隆 69 党県役員     民現(4)

上村忠史 66 会社役員     自現(3)

 《日野郡》(定数1−1)

内田博長 64 農業       自現(2)

 ( )囲み数字は当選回数。党派は民=民主▽自=自民▽公=公明▽共=共産▽社=社民▽無=無所属

1025チバQ:2011/03/06(日) 02:48:11
http://www.nnn.co.jp/news/110305/20110305013.html
県議選の構図固まる 定数35に対し45人が立候補
2011年03月05日

 鳥取県議選(4月1日告示、同10日投票)の構図が4日までにほぼ固まった。定数35に対し現職29人、新人16人の計45人が立候補を予定。定数4超の鳥取市や新人4人がしのぎを削る八頭郡など大激戦の様相を呈する東部、元職の参戦で情勢が混迷する倉吉市など少数激戦の中部、3選挙区で無投票の公算が大きくなるなど比較的静かな西部と、それぞれに状況を異にする各選挙区の立候補者の顔ぶれを紹介する。

   (文中敬称略)

 【鳥取市】

 定数12に対し4人超の16人が立候補する県内屈指の激戦区。

 民主は現職の山田を公認、新人の坂野を推薦。2人とも連合鳥取の支援を受けた。

 自民は初田勲(71)が勇退、現有7議席を死守する構え。旧河原町や旧用瀬町などに地盤を持つ山口、旧青谷町中心に戦う鉄永、旧国府町を地盤とする野田、湖山を中心に活動の幅を広げる藤縄、元県幹部で業界団体にも支持を求める前田、醇風校区など市内中心部を牙城とする浜崎、賀露地区にも進出の動きのある福本の7人。

 公明は現職の銀杏に加え、新人の浜辺を擁立。初の2議席獲得を目指す。共産は現職の市谷が再選を期す。新人の米村は県内で唯一社民が擁立する候補。

 現職の尾崎は市民グループなどの支援を受ける。新人の砂場は市長選で得た知名度が浮沈の鍵。新人の谷村は駅南などを回る。

 【八頭郡】

 新人4人の争い。

 自民の山根英明(78)が勇退し、後継となる福田はあいさつ回りで知名度アップに懸命。元八頭町議の高橋は草の根活動で食い込みを図る。前回、自民推薦を得た元智頭町議の国岡は無所属で立候補。大河原は自民推薦を受け、保守系町議らの支援を受ける。

 【岩美郡】

 現職の前田宏(77)が勇退を決め8年ぶりの選挙戦に。元町議の足立と広谷の新人同士の一騎打ち。足立は自民推薦を申請中。

 【倉吉市】

 現職3人、元職1人の戦い。自民現職の伊藤は農業者などに支持を広げる。民主公認となった興治は労組票の上積みに期待。村田は自民党員資格停止の影響を食い止めたいところ。前市長で元職の長谷川は9年ぶりの県議会復帰を目指す。

 【東伯郡】

 現職3人に新人1人が挑む。定数1減の影響もあり自民の石村祐輔(66)が勇退する。

 民主現職の伊藤は労組関係を固める。元北栄町議で新人の平田は民主推薦を受けた。

 自民党員資格停止中の藤井は、系列町議を中心に強固な組織がフル回転。自民現職の横山はスポーツ団体や教職員関係を固める。

 【米子市】

 現職6人、新人3人の9人が出馬を予定。勇退者は松田一三(74)と鍵谷純三(63)のベテラン2人。

 民主は3人を公認。前回無所属の浜田が公認を得て労組票を上積み。元市議の森は地盤の箕蚊屋校区を中心に歩く。池田は団体や国会議員の支援を期待。

 自民現職は3人。広江は地盤の住吉校区などを回り系列市議も後押し。斉木は市南部のほか、弓浜部の農家にも食い込む。稲田は福生・福米校区などをあいさつに回る。

 前回初当選の公明現職の沢、共産現職の錦織は再選を目指す。元市議の内田は若手経営者などに食い込む。

 【境港市】

 自民の安田と民主の森岡の現職2人が立候補を予定。無投票の公算が大きい。

 【西伯郡】

 民主の福間、自民で議長の小谷、上村の現職3人以外に動きはなく、3期連続の無投票再選の可能性が高い。

 【日野郡】

 自民現職の内田のみが立候補を予定する。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板