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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1018チバQ:2011/02/27(日) 20:40:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20110224-OYT8T00981.htm
知事選2011 <上>政党事情  民主連続の 「不戦敗」
統一選の議員選に向けて気勢を上げる民主党県連関係者。大会前の幹事会で知事選自主投票が決まった。(2月13日、徳島市内で)  「議員選に力点を置きたいので、知事選は自主投票でよろしいでしょうか」

 「異議なし」

 民主党県連が今月13日に徳島市内のホテルで開いた幹事会。4月の知事選への独自候補擁立を断念し、自主投票することを約30人の幹事全員が同意した。4年前の知事選に続く<不戦敗>。元々自民党などが担ぎ上げた現職の飯泉嘉門(50)に対し、政権与党として対立候補の擁立は「悲願」だった。

 幹事会終了後、県連代表に就任したばかりの参院議員・中谷智司は、報道陣に囲まれて淡々と述べた。「我々は今の知事より、もっと良い候補者がいれば立てるべきだと思ってやってきた。期待していただいた皆さんに申し訳ない」

 この直後、県連は地方版公約の発表大会を開いたが、知事選については、集まった党員らに一切説明せず、あっけなく幕を下ろした。

          ◇

 県連は前々回(2003年)の知事選で、県議会で多数を占める自民系会派からの不信任決議で失職した前知事の大田正を、共産、社民などとともに推薦。自民、公明が擁立した飯泉に惜敗し、飯泉を“宿敵”と見なした。

 しかし、前回(07年)の知事選は、力量不足を理由に独自候補擁立を断念。政権交代後、飯泉は民主党の政権公約に沿った政策を進めるなどの配慮が目立ってきたが、県連はあくまで「保守系知事」ととらえ、政権与党として初めて迎える今回の知事選で、独自候補を探した。

 県内のある現職市長は、以前から飯泉に批判的で、支持者ら周辺から知事選への出馬を持ちかけられていた。中谷が自ら訪ねて出馬を求めたが、民主党の参院選大敗、その後の政権運営の迷走ぶりなどを指摘されて断られ、最後の当てが外れた。

          ◇

 県連は、独自候補の具体名が挙がらないまま、一貫して「白紙」と表明していたが、昨年12月、飯泉の後援会幹部から要請を受けた県議会の民主系会派「新風・民主クラブ」が、独自に飯泉を推薦した。中谷が会派のメンバーから「もう時間がないんだ」と通告されたのは、わずか3日前。大騒ぎとなった。

 「もっと県連と歩調を合わせてもらわんと。民主党の公認・推薦をもらった議員なのに」「議論するべきだった」。県連関係者は同会派の行動を口々に批判したが、県議たちとの足並みの乱れは、県連の求心力の低さを改めて露呈した。

 県連は、官房長官まで務めた仙谷由人の“鶴の一声”に長年依存し、「仙谷党」とも呼ばれる。政権交代後、仙谷は政府や党本部の運営に多忙で、県連のかじ取り役は不在だ。他党のある県議は、迷走して支持率が下がり続ける菅政権を引き合いに出して皮肉った。「県連と県議が連携できないなんて。国政も県政も、与党の器ではない」(敬称略)

          ◇

 統一地方選で行われる知事選(3月24日告示、4月10日投開票)まで1か月。現職、新人が立候補を表明し、前回と同じ顔ぶれの選挙戦になりそうだ。県内の政界地図、各党の党勢は、政権交代や民主党政権の迷走に大きく影響され、刻々と変わっている。知事選を前にして見えてきた県政の主導権争いと、その背景を追う。

(2011年2月25日 読売新聞)


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