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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/25(土) 14:40:47
統一地方選スレから中国・四国のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

1930チバQ:2013/04/09(火) 23:10:16
>>1700>>1771>>1900>>1920
>松浦氏は、退任する五藤康之市長の支援を受け、連合広島の推薦も得た
市長後継の副市長vs自民県議の保守分裂
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201304080009.html
'13/4/8
2新人が立候補 三原市長選

 任期満了に伴う三原市長選が7日、告示された。いずれも無所属新人の前副市長松浦邦夫氏(61)と元広島県議天満祥典氏(66)の2人が立候補した。選挙戦は8年ぶり。14日に投開票される。

 めどが立っていないJR三原駅前の商業施設跡地の活用策や、市庁舎建て替え問題が争点。合併して8年が過ぎた市の活性化策にも注目が集まる。

 松浦氏は、退任する五藤康之市長の支援を受け、連合広島の推薦も得た。トップセールスでの企業誘致や観光PRを強調。市民主体の地域おこし組織づくりなどを主張している。

 天満氏は、駅前への庁舎移転に反対する市民団体や出身の如水館高同窓生の支援を受ける。駅前は民間開発を促すとし、観光振興や事業仕分けによる行財政改革などを訴える。

1931チバQ:2013/04/09(火) 23:16:16
>>1899>>1916-1919>>1929
自民県議vs市長後継・自民市議vs社民県議

山本陣営:県議会自民党議員会の尾崎道広会長
横田陣営:新井市長が
梶陣営 :米田晴彦県議らが


http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20130407-OYT8T00631.htm
丸亀市長選 新人3氏立つ・・・市議選は28人

 丸亀市長選、市議選(定数27)が7日告示され、市長選には前県議の山本直樹氏(65)、前市議の横田隼人氏(53)、前県議の梶正治氏(60)(いずれも無所属)の新人3人が立候補した。今後のまちづくりや行政改革のあり方が争点になりそうだ。今回から定数が3削減された市議選には現職20人、新人8人の計28人が名乗りを上げた。14日に投開票される。

 山本候補は、同市新浜町の事務所前で出陣式に臨み、「愛してやまない丸亀市を日本一住み良いまちにしたい」と第一声を上げた。

 医療費無料化の対象児の拡充など医療・福祉の充実や、南海トラフ巨大地震に備えた耐震化の推進など防災対策に取り組む意欲を強調。「中心市街地の定住人口を増やし、衰退する商店街の活性化にも結びつけたい」と訴えた。

 横田候補は、同市飯野町の選挙事務所に隣接する広場でマイクを握り、「必ず強い丸亀市を作ってみせる」と誓った。

 「小学校卒業までの医療費無料化を実現し、年収の低い世代でも安心して子どもを産み、育てられる環境を作る」と主張。雇用拡大の必要性も唱え「多くの人が集まり、雇用も生まれる水族館を市に誘致する」と述べた。

 梶候補は、同市土器町の事務所で出陣式を行い、「市民のための政治で、新しい丸亀市を作る」と支持を求めた。

 市が進める保育所の統廃合にふれ「統廃合すれば安上がりだから市民は納得するというが、その市民に廃止される保育所の保護者や地域の人は入っているのか」と批判。「市民と力を合わせ、安心して暮らせる丸亀市に」と力を込めた。

 1人オーバーとなった市議選候補の党派別内訳は、公明党2人、共産党2人、社民党2人、無所属22人。

 両選挙の期日前投票は8日から13日までの午前8時30分〜午後8時、丸亀市役所と栗熊コミュニティセンター、飯山市民総合センターで行われる。

 6日現在の有権者数は9万333人。

(2013年4月8日 読売新聞)

1932チバQ:2013/04/11(木) 21:28:46
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20130411000157
3陣営 激しい火花/丸亀市長選・中盤の動き
2013/04/11 09:38

政策を訴えて有権者に支持を呼び掛ける市長選立候補者=香川県丸亀市内
 丸亀市長選・市議選は10日、折り返し点を迎え、いよいよ後半戦に突入する。無所属新人による三つどもえの戦いとなった市長選は、元県議会議長の山本直樹(65)、元市議会議長の横田隼人(53)、元県議の梶正治(60)の3候補がデッドヒートを展開。各陣営は選挙カーで市内を奔走したほか、街頭演説や個人演説会を精力的に行い、それぞれの政策をアピール。少子高齢化対策や行財政改革など今後のまちの在り方をめぐり激しく火花を散らしている。

 山本陣営
 午前7時から同市天満町の県道交差点で「朝立ち」を行ったあと、本島に渡り、島内を選挙カーで遊説。午後からは企業や団体へのあいさつ回りや街頭演説をこなした。

 夕方は垂水、川西、郡家の3地区で個人演説会を行い、16歳未満の子どもの医療費無料化や教育、震災対策の充実などの政策を説明。県議6期で築いた国や県との人間関係と市民との対話を強調し、「丸亀市を変えたい。市民が中心の市政をつくりたい」と訴え、支持を求めた。12日は午後7時から、市民会館で総決起大会を予定している。

 横田陣営
 午前は本島や広島など島しょ部で遊説を実施。午後は選挙カーに乗り込み、市北西部のスーパーなどで街頭演説を行った。

 夕方には城西、城南両コミュニティセンターで個人演説会を開催。新井市政の行財政改革を評価した上で「今後、福祉や教育などで、改革の成果を市民に還元したい」と強調。さらに、一番に水族館の誘致に取り組み、街の活性化の起爆剤としたいなどと訴え、一層の支持を呼び掛けた。

 12日は市綾歌総合文化会館アイレックス、13日は市民会館で、午後7時から決起大会を行う予定。

 梶 陣営
 綾歌、飯山町内を中心に選挙カーを走らせるとともに、企業や福祉施設、自治会などへのあいさつ回りを実施。「草の根運動」で政策の浸透を図った。

 夕方には市綾歌総合文化会館アイレックスで個人演説会を行い「今の市政は仕組みが悪く、住民が困っていても助けにならない。市民の声を尊重し、市政に反映させたい」と決意を表明。行財政改革の内容の見直しなどに取り組むと力を込め、有権者の支持を訴えた。

 11日は午後6時40分から市民会館で決起集会、12日は2カ所で個人演説会を行う予定。

1933チバQ:2013/04/13(土) 09:47:35
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20130413/news20130413702.html
八幡浜市長選14日告示
2013年04月13日(土)
 任期満了に伴う愛媛県の八幡浜市長選挙が14日、告示される。現職で再選を目指す大城一郎氏(48)=若山=と、新人で前衆院議員の高橋英行氏(41)=裁判所通=がいずれも無所属での出馬を表明しており、一騎打ちとなる公算が大きい。
 2005年3月に旧八幡浜市と保内町の1市1町が合併してから3回目の市長選。
 大城氏は、自民系の県議や市議らの支援で支持固め。建設業界団体などの推薦も受けた。港再開発で整備した道の駅「八幡浜みなっと」を起爆剤とした地域振興などを公約に掲げる。
 高橋氏は、民主党を離党して3月に出馬表明。衆院議員の経験を生かした市政の「リニューアル」を訴え、各地区や企業のあいさつ回りに力を入れる。連合愛媛の推薦を取り付けた。
 立候補の届け出は14日午前8時半〜午後5時、市役所で受け付ける。投票は21日午前7時〜午後8時(一部は繰り上げ)に19カ所で実施し、同9時から市役所で開票する。
  ◇
 愛媛新聞社は21日投開票の八幡浜市長選の開票結果などを有料携帯サイト「愛媛新聞モバイル」で速報します。

1934名無しさん:2013/04/13(土) 10:19:01
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20130411ddlk32010622000c.html
焦点の行方:松江市ダブル選/上 島根原発の是非、急浮上 /島根
毎日新聞 2013年04月11日 地方版

 ◇高齢進む地域、どう守る
 任期満了に伴う松江市長選、同市議選は14日、告示される。市長選には3選を目指す現職の松浦正敬氏(65)と新人の川上大氏(54)=いずれも無所属=が早々に名乗りを上げ、共産党も4月に入って新人、石飛育久氏(34)の擁立を決めた。市町村合併で誕生した松江市は、全国の県庁所在地で唯一となる原発を抱え、合併に伴う地域間格差、急速に進む少子高齢化などさまざまな課題に直面する。県都の今を追った。(この連載は宮川佐知子が担当します)

 2日、松江市内で石飛氏が市長選への出馬を表明した。前々回、前回は自主投票だった共産党にとって9年ぶりの独自候補となる。石飛氏は記者会見の大半の時間、中国電力島根原発(同市鹿島町片句)に言及。「福島第1原発事故から学ばなければならない。原発のない松江をつくる」と“原発反対”を訴えた。

 石飛氏は2009年、10年の衆院、参院選にいずれも共産公認で立候補したが落選。有権者にとって目新しさは欠けるが、同党県委員会は候補者の擁立にこだわった。上代善雄副委員長は「福島で原発の安全神話が崩れた。党として脱原発を力強く訴えていきたい」と強調する。

 告示まで2週間をきって浮上した反原発の動き。原発に対する意見を表明する機会の少なかった“原発維持”の立候補予定者2人の言動にも変化の兆しがみえる。

 松浦氏は、後援会が各世帯に配った資料で島根原発の安全対策を重要施策に掲げた。それまで積極的に語ることのなかった原発問題だが、3月末の決起集会では正面から取り上げた。「日本の発展を考えると、単純に原発をやめるということは難しい。国に原発の安全性を最大限に追求し、世界最高の基準を求めていく」と語った。

 一方、前回選で約1万2500票差まで松浦氏に詰め寄った川上氏。2月中旬に出馬を正式表明したが、島根原発については「市民の安心安全を確保することが最大の責任。しかるべき時が来たら判断をする」との発言にとどめた。

 4日に鹿島町で開いた集会では「今の科学的な情勢を考えると、脱原発とか卒原発というのは無責任」と踏み込む一方、「7月に新規制が出てから、島根原発をどうするか、皆さんと相談したい」と述べた。

   ◇

 今年1月26日、島根原発の重大事故を想定した大規模な訓練があった。原発から5キロ圏内の松江市島根町の大芦地区からは住民18人が参加。30キロ圏外の避難所にバスで移動した。

 約280世帯が暮らす同地区の自治会長、寺本敏夫さん(66)は「流れはよく分かった」と話したが、「運転できない人が全員乗れるだけの車を本当に確保できるのだろうか」と心配した。

 市は3月に発表した地域防災計画で、島根原発に深刻な異常が発生した際、鹿島町や島根町の一部など5キロ圏内を即時避難区域に設定した。

 寺本さんは各集落の区長と協力し、いざという時に手助けがいる一人暮らしのお年寄りの把握に努める。だが「昔と比べると地域のつながりが薄くなった。個人情報を調べることも難しく、すべての要援護者を知ることはできない」と明かす。

 2月末現在、鹿島町で65歳以上の占める割合は32・1%。島根町では36・5%と高齢化が進む。1月の訓練を視察した元松江市消防長の林繁幸さん(62)は「100%の避難を実現させるには、行政側が住民に計画を十分に浸透させる必要がある。この訓練では実効性に疑問を持った人も多いのではないか」と指摘する。

   ◇

 未曽有の被害をもたらした福島事故の後、初めて迎える松江市長選。05年の新市誕生後、島根原発の是非が大きな議論を巻き起こすことはなかった。だが今、市民の意見は分かれ、市議選では積極的に争点化を狙う立候補予定者もいる。

 鹿島町内の約90業者でつくる「鹿島町産業振興協同組合」の青山正夫理事長は「作業員向けの民宿や弁当屋、地元の商工業者は将来に深刻な不安を抱いている。国はきちんとした方針を示し、一刻も早く原発を稼働させてほしい」と話す。これに対し、松江市中心部のある店主(63)は「原発があってもいいと思っていた。でも福島事故で考えは変わった。電力会社に命を預けていいのか。本当に不安だ」と打ち明ける。

 一方、今回から定数が2減の34となる市議選。計42人が立候補を予定しており、激戦は避けられない。新たに挑戦する1人は、原発反対を主に訴える予定といい、「原発のない社会を望む市民の声を市政に届けたい」と語る。



1935名無しさん:2013/04/13(土) 10:19:55
=============

 ◆松江市長選の歴代当選者

05年4月 当 61116 松浦正敬 無新
        39129 川島光雅 無新

09年4月 当 58741 松浦正敬 無現
        46166 川上大  無新

 *05年の新市以降、敬称略

1936名無しさん:2013/04/13(土) 10:21:49
焦点の行方:松江市ダブル選/下 合併の功罪、どう評価 /島根
毎日新聞 2013年04月12日 地方版

 ◇3氏持論ぶつけあい
 松江市殿町の県民会館で9日夜、市長選に立候補を予定している3人が演壇に座った。松江青年会議所が企画した政策発表会。会場には市民ら約170人が集まった。

 「1期を全速力で走ります。全力疾走でやると、そんなに長くはできないと思う」。前回に続く出馬を見込む新人、川上大氏(54)の言葉の矛先は、隣に座る現職、松浦正敬氏(65)に向けられた。

 川上氏は現職の「多選」批判を主張の軸にする。2000年に旧松江市長に就任した松浦氏は、旧市長を2期、新市長を2期務めており、もう1期務めれば通算任期は16年10カ月に及ぶ。

 09年の前回選では、自民、民主、公明3党など約100団体から推薦を受けた松浦氏に対し、川上氏は草の根選挙を展開。両者の得票差は1万2500票余りで、川上氏が周囲の予想を上回る善戦をみせた。

 この夜、松浦氏はライバルの批判に対し、過去の「実績」で反論した。「原発についての知識、経験は私が一番持っていると思う」「議会や周辺町村との調整など大変な思いで合併にこぎ着けた」。選挙戦に向けては自民、公明、連合島根など前回同様、多くの団体から推薦を得て盤石の態勢を整える。

 ヒートアップする2人だが、両者の主張の違いはそれほど目立たない。島根原発(松江市)にはいずれも容認の姿勢で、政策面も似通ったものが多い。松浦氏が実績の一つに掲げるコンピューターのプログラミング言語「Ruby(ルビー)」について、川上氏は今後の活用をうたう。川上氏自身、自民党国会議員とのつながりを集会で強調するなど保守色が強い。

   ◇

 松江市は近年、市域を大きく拡大した。「平成の大合併」で05年、旧松江市と周辺にある旧八束郡の7町村が新設合併。11年には東出雲町を編入合併し、人口は20万人に達した。

 市中心部から遠くなった旧町村では、一部で衰退がみえる。出雲空港に隣接する松江市宍道町。旧町時代の1966年、JR宍道駅近くに「昭和商店街」が誕生した。町中心部として飲食店などが軒を重ねていた。

 05年の合併後、町役場の代わりに市の支所が設置されたが、職員の数は町時代と比べて3分の1以下。送別会や忘年会などがなくなり、10軒ほどあった飲食店は半減した。今、商店街を歩く人の姿は日中ほとんどなく、かつてのにぎわいはない。

 かつては飲食店を目当てに近隣の斐川町(現出雲市)から訪れる客も大勢いたという。同商店街会長、佐藤幸男さん(68)は「行政関係が一番のお客だった。若い世代は商店街を盛り上げようと必死だが、遠のいた客足を戻すのは難しい」と言う。

 一方、高齢化は急速に進んでいる。国勢調査によると、松江市の人口に占める65歳以上の割合は05年には22・3%だったが、10年は24・8%に増加。特に旧八束郡の7町村で高齢化が顕著という。

 新市移行後、市は旧町村の活性化のため、地域のイベントなどに使える「まちづくり予算」を設けた。12年度は旧8町村に計5300万円を配分した。また、公民館と支所機能を併せ持つ複合施設の建設計画も宍道町と八雲町で進めている。

   ◇

 国が主導した地方自治体の合併は、公共施設の効率的な運営や行財政のスリム化などを目的に進められた。だが、少子高齢化が全国屈指のスピードで進む県内では、地域コミュニティーの存続自体に影響を与えている。

 市町村合併は果たして成功だったのか。9日の政策発表会でも立候補予定者の意見はぶつかった。

 「それぞれの町村は地域に誇りを持っている。合併した時に苦労はあった」と語った松浦氏。後援会のリーフレットでは五つの実績の最初に合併を示し、「20万人の特例市となり、地域主権時代をリードしていく基盤は整った」と訴える。

 それに対し、川上氏は「4年たっても街は元気になっていない」と現市政を厳しく批判。今回の選挙では「変える」をキーワードに、まちづくりや現場主義、行政改革を3柱に掲げ、若者の市政参加や民間出身として柔軟な姿勢を強調する。

 一方、もう1人の立候補予定者、共産新人の石飛育久氏(34)。島根原発の反対に主張の中心を置き、水道料金の値下げや中小企業のサポートといった生活に密着した施策の充実を掲げる。

 終了後、それぞれの主張を聞き比べた40代の女性は語った。「3人の声を直接聞くことができてよかった。でも『何でもやります』という表向きの話が多かったし、本当に実現できるのかという政策もあった。発言をよく見極めたい」。14日の告示まであと2日。焦点についての判断が、地域の将来を決める。

1937名無しさん:2013/04/13(土) 10:22:08
http://www.asahi.com/area/shimane/articles/MTW1304103300002.html
20万都市の足元で 松江市長選―上
◆原発/住民避難 計画手探り/移動手順は■ヨウ素どこで配る◆


 公民館など松江市内の5カ所に、観光用の大型バス計10台が停車していた。


 集まった住民は神妙な表情で、ほとんどが手ぶら。市職員に促され、黙り込んだまま次々と乗り込んだ。


 行き先は松江市から約70キロ離れた大田市。約2時間後に到着した。


 今年1月26日、松江市が島根原発の事故を想定して実施した原子力防災訓練。


 東日本大震災をきっかけに、県が昨年11月に策定した広域避難計画に基づき、5キロ圏付近の住民約250人、市全域の公民館区の代表ら計309人が、初めて30キロ圏外へ「避難」した。


◆車相乗りかバスで◆


 人口20万6千人の松江市は、原発が立地する全国唯一の県庁所在地だ。


 全域が県の原子力防災重点区域30キロ圏に含まれ、すぐに避難が必要な5キロ圏には約1万1千人が住む。


 原発から約10キロの雑賀地区。状況によって、国が屋内退避か避難かを判断する区域とされている。


 代表で避難訓練に参加した安川智登(とも・のり)さん(77)は「すぐ逃げるよりも中途半端。いざという時、市全体がどうなっているのか、情報がわかるんだろうか」と不安がる。


 地区の町内会で自主防災組織を立ち上げた竹内武夫さん(74)も危機感を募らせる。


 町内会は75歳以上が50人と3割を占め、一人暮らしが9人。災害時の声かけ役やサポート役を決め、区内の要所に担架10個を備えている。


 災害時に、地区の住民で乗り合わせることができる車の台数も数えた。だが、県の指定する避難先は約170キロも離れた益田市。


 「まとまって避難できるバスが必要。台数は確保できるのか」


 県や松江市が想定する避難手段は、自家用車の乗り合わせかバスが原則だ。


 松江市の調査によると、市内の路線バスは、9業者が保有する189台9503人分(2011年8月現在)。安来市や出雲市などを含めた県東部全体では約500台で、調達は県が担当するという。


 県はバスでの避難者は3割程度とみており、今後、県旅客自動車協会などと調整を進めるという。


◆策定の時期は未定◆


 安川さんが気になっていることが、ほかにもある。


 訓練中にも見かけた「安定ヨウ素剤」だ。甲状腺被曝(ひ・ばく)を防ぐため服用する。実際、どこで入手できるのか――。


 ヨウ素剤は松江市内では、市役所や市立病院、10キロ圏の学校など計31カ所に計7万3300人分を保管する。


 市は、学校やバス避難の一時集合場所でヨウ素剤を配ることにしているが、自家用車で避難する市民への対応は定まっていない。


 地域ごとの一時集合場所は。集合場所での受け付け方法は。避難バスに同乗する市職員の手配は――。市は11年5月から、独自の広域避難計画の策定を進めている。


 時期は「なるべく早く」としているが未定。「司令塔」となる市役所機能の移転先については、議論の俎上(そ・じょう)にさえ上がっていない。


 小川真・防災安全部長は「事故が絶対起きないとは言えない、というのが福島の教訓。市でできることを精いっぱいやっていく」。


 福島第一原発事故では、松江市全域にあたる30キロ圏で避難指示や自主避難要請が出された。


 もし松江で原発事故が起きたら――。住民の安全を守るために、いま何を優先するかが問われている。


    ◆


 11年8月に人口20万人を超えた松江市。特例市になって初めての市長選が14日に告示、21日投開票される。市長選を前に、市の「足元」を見つめ、課題を探った。(斉藤智子)

1938名無しさん:2013/04/13(土) 10:22:49
http://www.asahi.com/area/shimane/articles/MTW1304113300001.html
20万都市の足元で 松江市長選―中
市街地での買い物を終え、自宅近くの終点でコミュニティーバスを降りた安達京子さん=松江市枕木町


◆財政/交付金頼み 脱却急げ/原発マネーで「生活の足」◆


 「今日は郵便局で降ります」


 「はい、気をつけて」


 車同士がすれ違えない細い山あいの道。8人乗りのジャンボタクシーが走る。乗客の多くは70〜80代だ。


 「どこで乗り降りされるか大体覚えました」と運転手の栂並(とが・なみ)久之さん(58)。


 松江市の本庄・持田地区と市街地を1日3往復するコミュニティーバス。1便あたり平均3・01人が利用し、月曜の朝は混み合う。


 同市枕木町の安達京子さん(77)は週2回利用する「常連客」。約15キロ離れた市街地まで45分ほど。普段は買い物がほとんどだが、3月は病院通いで、ほぼ毎日乗った。


 自宅近くは路線バスが通らない。「運転できないので、ものすごく助かる」。乗り降りに融通が利くし、運転手とのやりとりも楽しい。


 昨年8月から、70歳以上の市民はバス運賃が半額になったため、片道100円なのも家計に優しい。


◆税収1割増の計算◆


 そんな生活の足を支えるのは「原発マネー」だ。


 市内ではコミュニティーバスが13地区で走る。うち7地区の運行委託費5700万円の財源は、国が原発立地自治体に交付する「電源立地地域対策交付金」。高齢者のバス割引事業(7400万円)の約6割も賄っている。


 市の一般会計歳入額は999億円(2011年度)。市税収入268億円に対し、交付金は28億円で、いわば、原発マネーで税収が1割増しになっている状況だ。


 交付金の使いみちは、幼稚園や保育所、消防職員らの人件費が突出している。08年度には約4割を占めた。


 さすがに必要経費を原発マネーで補うあり方を市が見直し、徐々に減少。「市民が交付金を受けていることを実感できる」(錦織裕司・政策部次長)という防災対策や高齢者支援などの事業に振り向けているが、それでも11年度は25%を超えた。


◆あと2年で「台風」◆


 今後、市の財政は厳しさを増す。「台風が赤道付近で発生したのが分かっているのに、中国地方まで近づいてから騒いでも遅い」。山内政司・市財政課長は危機感を、そう例えた。


 今は合併特例の「恩恵」が大きい。合併前の9市町村それぞれで算定した地方交付税の合計額が国から交付されるからだ。


 その額は55億円に上る。これが15年度から減り始め、22年度にはゼロになってしまう。「交付税が減り始めるまでに、地域の住民と十分話し合って備える」(山内課長)というが、「台風」が来るまで、あと2年しかない。


 昨年10月に市がまとめた5年間(12〜16年度)の中期財政見通しでは、今年度から前倒しで歳出削減を図る。施設の統廃合で光熱費を減らしたり、団体や事業への補助金をやめたりすることなどで、13年度は3%減が目標だ。

 

 山内課長は「限られた中で特色ある事業を進めるには、事業を総ざらいし、何かをやめる必要がある」と言い切る。今後も27億円前後が見込まれる原発マネーについても、「上手に使う必要がある」と認める。


 「台風」が直撃する前に、何をカットし、何を進めるか。取捨選択できる「経営」手腕が求められる。(斉藤智子)

1939名無しさん:2013/04/13(土) 10:23:15
http://www.asahi.com/area/shimane/articles/MTW1304123300002.html
20万都市の足元で 松江市長選―下
宴会場で開いていたライブショーもロビーへ。毎晩、宿泊客らがどじょうすくい踊りを体験する=松江市玉湯町の「白石家」

◆観光/女性客 松江城素通り/出雲大社に集中■問われる戦略◆


 「縁結び」


 「パワースポット」


 「美肌」


 玉造温泉に泊まり、出雲大社、八重垣神社などのスポットを巡る――。そんな若い女性観光客が、「神話の国」で増えている。


 松江市の玉造温泉で1716年創業の旅館「白石家」。昨年3月、七つあった宴会場のうち三つをつぶし、約120畳のダイニングレストランに改装した。


 「温泉旅館で、ワイングラスを片手に和会席」が売り。「部屋食だと、においが気になる」という個人客の声に応えた。


 好きな柄や色を選べる浴衣レンタルは、有料プランから無料に。ケータイや財布を入れられる巾着や、髪飾りも貸し出す。


 かつては会社の慰安旅行や出雲大社参拝などの団体客でにぎわった玉造温泉街。


 老舗旅館が立て続けにつぶれたのをきっかけに、2007年からターゲットを女性の個人客へ。泉質の美肌効果や、「願い石」がある玉作湯神社などの名所を売り出すPR戦略が大当たりした。


 「マイカー以外で来る20〜30代の若い女性が多い」と「白石家」若女将(おかみ)の内藤優子さん(43)。「10年前は男性客が7割。今は女性が6割」という。春や夏休みは個人客が7、8割を占める。


◆スポット間に格差◆


 だが、「格差」も生じている。


 県は今年1、2月の週末に計5日間、出雲大社、松江城、八重垣神社の3カ所で、県外からの女性観光客計737人に聞き取り調査をした。


 回答者の7割が20〜30代で、旅の目的は「出雲大社」が5割近くと断トツ。「松江城」は2%足らずだった。


 出雲大社と八重垣神社で回答した人のうち、松江城付近も訪ねた(予定含む)のも、それぞれ約33%、約26%にとどまった。


 市観光文化課の寺本恵子課長は「せっかく若い人に来てもらっても、松江の城下町を歩かずに帰ってしまうのであれば、もったいない」と残念がる。


 古事記完成から1300年を記念し、「神話博」が開かれた昨年。


 市内でも、黄泉比良坂(よもつ・ひ・ら・さか)(前年比208・85%)、八重垣神社(119・76%)など、出雲神話ゆかりの地で観光客数が増えた。


◆リピーター化課題◆


 一方、松江城(93・23%)や堀川遊覧(89・5%)は前年を下回り、神話ブームにあやかれなかった格好だ。


 「松江城周辺は新しい客層に対応し切れていない」


 松江ニューアーバンホテル(西茶町)を経営する浅利観光の植田祐市専務(49)は、そう打ち明ける。


 もっと街中を歩いてもらおうと、「お香作り体験」「老舗料亭の夕食つき」など40以上のプランを用意。館内でも、日本料理店などと協力して再現した、アゴだしの郷土料理を出している。


 「食や土産にもっと磨きをかけないと。松江城の天守閣にまで登ってもらえる仕掛けを考えないといけない」


 県全体の観光客数は年約2750万人(11年)と、ここ10年ほどほぼ横ばいだ。


 だが、3月末に中国横断自動車道尾道松江線が開通し、アクセス面で追い風も吹いている。「白石家」の入浴付きランチバイキング(2980円)には、開通後まもなく、広島県福山市から日帰り客が訪れた。


 島根に来た観光客に、できるだけ多くの観光地に足を運んでもらうには。そして、リピーターになってもらうには――。「国際文化観光都市」をうたう松江市の戦略が問われる。(斉藤智子)

1940名無しさん:2013/04/13(土) 10:23:41
http://www.asahi.com/area/shimane/articles/MTW1304133300003.html
市長選 3氏争いか◆松江市ダブル選あす告示◆


 松江市長選、市議選(定数34)が14日告示される。市長選では現在、3選をめざす松浦正敬氏(65)=自民、公明推薦=、学習塾経営の川上大氏(54)、共産党県常任委員の石飛育久氏(34)が立候補を表明。21日に投開票される。


 合併で人口20万人の特例市になって初の選挙。厳しさを増す財政、島根原発の是非と、課題は山積みだ。


 松浦氏は連合島根や市職員ユニオンなどの推薦を得ている。合併などこれまでの実績を強調し、島根原発の安全性向上、産業振興などを訴える。第一声は午前9時15分から、東朝日町29の事務所前で。


 前回09年に続いての挑戦となる川上氏はミニ集会やフェイスブックを活用。市政の刷新を訴え、教育特区の実現などを主張している。第一声は出陣式に続き、午前9時半から比津町31の19の事務所で。


 石飛氏は立候補表明が今月に入ってからと出遅れたが、積極的に街頭演説を展開。原発ゼロや国民健康保険料の引き下げなどを主張している。第一声は午前9時半から、学園2の34の6のみしまや学園店前で。


 市議選は現職29人、元職1人、新顔12人の計42人が立候補準備を進めている。


 3月2日現在の有権者数は、16万7066人。(斉藤智子)

1941名無しさん:2013/04/13(土) 10:24:18
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20130410-OYT8T01471.htm
合併2町止まらぬ過疎化〜伊予市ダブル選を前に〜



過疎化が進む佐礼谷地区。伊予市街から車で30分かかる(伊予市中山町佐礼谷で)



自治会のブログを開く井川さん(伊予市中山町佐礼谷で) 伊予市長選、市議選が14日投開票される。旧伊予市、中山、双海両町が合併して8年。市街地には大型複合施設が建てられているが、旧2町の人口は10年前と比べて2割減り、過疎が止まらない。(梅本寛之)

 「この年でブログやツイッターを始めるのは、つらい」。伊予市中山町の佐礼谷地区の自治会長、井川一郎さん(64)が、パソコン画面を見ながらつぶやいた。

 地区を紹介する自治会のブログ「住民自治されだに」が、今年2月10日に更新されたきりになっている。子どもたちが芸を披露する地域の祭りの写真をたっぷり載せた「最新記事」は、もう2か月前のものだ。

 ブログは、合併後の旧町域のサポート役として配置されていた同市中山地域事務所の市職員が、まちおこしのために書き込んできた。しかし、5年間の任期が切れ、今月付で他の部署に異動になった。

 地区の人口650人の半数近くが65歳以上で、「限界集落」の一歩手前だ。農業の後継者が見つからない家もある。地区では、ブログの更新でさえ、ハードルが高いのだ。

 同事務所の職員は今年度から、3人減って8人となり、地区を専従でサポートできる担当者はいなくなった。2008年に自治会が設立されて以降、活動費の2分の1にあたる年間30万〜40万円を市が補助してきたが、来年度以降は続けられるかは不明だという。

 花壇の整備、地域の祭り……。そうした地域の活動はようやく軌道に乗ってきたところだ。井川さんは「いつかは自立しなければいけないのはわかっている。でも今、市の支援がなくなれば、腰折れしてしまう。この苦しさを、わかってもらえないものか……」と不安を漏らした。



 市は、合併により、7割を国が負担する特例債を使い、大型事業を進めている。

 今月、市の中心部に、児童館やボランティアセンターなどの複合施設「総合保健福祉センター」が開館した。多様なサービスが集約されて、便利になった。

 ただ、旧2町の住民らにとっては、「取り残された感が否めない」(井川さん)という。佐礼谷地区は市の中心部から13キロ。市街地の発展の恩恵を受けにくい。

 旧町域には2011年まで、市営や市の補助を受けた民間バスが運行していたが、コスト削減などのため予約制の乗合いタクシーに替わった。旧町内は無料で行けるが、伊予市街や松山市内には直通で行けなくなった。井川さんは「足の悪い高齢者には負担。行政との距離がだんだん遠くなっていく気がする」と話す。

 それでも、伊予市街地に足を運び、佐礼谷地区の特産物を自ら売り込む住民もいる。

 松浦千枝子さん(65)は伊予市米湊の長屋のテナントを借り、カフェ「佐礼もん茶屋」を営む。佐礼谷産のトマトを使ったピザやパスタを出し、店頭で紫イモのまんじゅうやよもぎもちを販売する。開店して4年目。松山市内から常連客も訪れるようになった。

 松浦さんはいう。「支援がなくなって厳しいが、行政任せにするより、自らいいところを売り込んでいきたい」

 進む過疎にあらがうように、踏ん張る地域住民。市域をくまなく見渡す丁寧さが、新しいトップに求められている。

◆旧中山 5年で住人13%減

 旧伊予市と、山間部の中山町、瀬戸内海に面した双海町が2005年4月に合併し、現在の伊予市が誕生した。

 旧2町の疲弊は、データが物語っている。

 総面積194平方キロ・メートルのうち、7割にあたる137平方キロ・メートルを中山、双海両町が占める。

 一方、人口は、旧伊予市が10年時点で3万69人と合併時に比べて1%減にとどまるが、旧中山町は13%減、旧双海町は11%減の計7948人と、減少幅が顕著だ。

(2013年4月11日 読売新聞)

1942名無しさん:2013/04/13(土) 10:25:54
古い記事
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/feature/matuyama1359554200885_02/news/20130130-OYT8T01432.htm
海のまちの未来〜今治市長、市議選を前に〜
<上>港も活用 人集う仕組みを

◆市街地再生



建て替えが決まった今治港の港湾ビル。今治市は港周辺の再開発に着手する 古き良き時代の港のにぎわいが、1970年代のヒット映画「トラック野郎」シリーズに描かれている。

 主人公のトラックを載せた大型フェリーが、今治港に到着した。積み荷を満載したトラックは何台も上陸していく。「帰りはミカンを積む」と威勢よく語る運転手……。

 高度経済成長期に瀬戸内海の拠点港へと躍進し、1日に100便以上のフェリーや高速船が発着していた頃だ。港から市の中心に伸びる今治商店街には、市民、観光客、島の住民らが行き来し、近くには百貨店が2店あった。

 今、その活気はない。

 港を出入りするのは近隣の島々を結ぶ高速船など36便だけ。本州や九州をつなぐ航路はもうない。1999年の「しまなみ海道」開通もきっかけとなり、海上輸送の需要は激減した。

 「昔は平日でもにぎわっていた。今は休日でもお客さんが来ない日がある」。親の代から商店街で洋品店を営んでいる男性(80)はつぶやく。300店近く並んでいた商店街は6割が閉店し、シャッターがあちこちでさびついている。

 百貨店は2店とも消えた。4年前に閉店した「今治大丸」の跡には、約5000平方メートルの更地が広がっている。今治商店街組合によると、大丸の撤退で商店街の客足が7割減となったという。

 港のにぎわいがなくなるとともに、街の拠点も消え、さらに衰退が加速する――。そんな〈悪循環〉から抜け出るため、市は、今治港周辺の再開発に乗り出す。

 その一つとして、完成からまもなく半世紀のターミナル「今治港湾ビル」を、FMラジオ局や土産物店などを備えた「みなと交流センター」(仮称)に建て替える計画だ。「船に乗る必要がない時でも、足を運びたくなる場所作り」が目的という。

 2008年に50億円の予算を計上。財政難で30億円に縮小し、15年初め頃の完成を目指している。周辺には、600メートルの遊歩道や公園も整備する。

 市街地再生課の森聖二・課長補佐は「港と中心市街地が近いという地の利を最大限に生かす。『物流の拠点』から、たくさんの人が集える『交流の拠点』に変えていきたい」と話す。

 今治大丸の跡地は、今治商工会議所が中心となって利用策を考えており、今年3月には最終案を打ち出す。市は建物の解体費用など6000万円を補助した。

 建物解体や今後の活用などを担うために設立された会社「どんどび」の渡辺政勝専務(63)は「街の中心に位置するので、それにふさわしい、品格とにぎわいのある空間にしていきたい」と意気込む。

 ただ、ハード整備だけでは、立ち行かない。

 活性化を模索する商工会議所や市などが、実験的に昨年10月、今治港と市役所を結ぶ広小路で「軽トラ市」を開いた。軽トラック約50台を並べて店舗にし、地元の野菜や果物などを売って、1万人以上が訪れた。

 今、市内の書店では、戦後から1970年代頃までの今治を写したモノクロの写真集が人気だという。活気あふれる様が、市民の憧憬を呼び起こすのだろう。

 活性化を「夢」だけに終わらせず、実現するには、市民の力を取り込んだ「行動」も必要だ。

(2013年1月31日 読売新聞)

1943名無しさん:2013/04/13(土) 10:26:15
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/feature/matuyama1359554200885_02/news/20130131-OYT8T01692.htm
海のまちの未来〜今治市長、市議選を前に〜
<下>島に資源 鍵は発信力

◆観光振興



しまなみ海道を背に自転車を走らせる県外からのサイクリストたち。観光客の誘致は今治市再生の鍵となる(今治市の大三島で) 

 真っ青な瀬戸内海を望む今治市の大三島。海岸べりの観光道を、2台の自転車がさっそうと駆けた。

 広島県三原市から、しまなみ海道を渡って来た男性2人。「島々が橋でつながっているからサイクリングにはとてもいい。しかも瀬戸内海の自然は最高。うまくPRすれば、もっと人気が出るのに」と話した。

 観光振興は今治市の重要課題の一つ。中でも島しょ部には、国宝や重文がある大山祇神社(大三島町)や、多くの博物館、美術館が点在しており、重要な観光拠点だ。「伯方の塩」で知られる伯方塩業大三島工場(同)には年間10万人が訪れている。

 ただ、市を訪れる観光客は年間約250万人でほぼ横ばいだ。

 停滞状況を示すように、市の人口減少は県内市町で最も多く、島でも急速に進んでいる。12市町村が合併した05年の「平成の大合併」から約8年間で、島しょ部(旧6町村)では約2万5000人から3600人以上減った。

 観光客が増えない理由として、市は、しまなみ海道を利用して島や市街地に立ち寄った後、道後温泉など知名度の高い観光地に流れてしまう「通過型」が多いことにあるとみている。

 森貞亜・市観光課係長は「個性豊かな島しょ部の観光資源をどう発信するかが大きな課題」と話す。

 「島に足を運んでもらうきっかけに」と、市は昨年夏、市内13の観光や歴史施設をめぐるスタンプラリーを開いた。達成者には、ゆるキャラ「バリィさん」の限定ファイルを贈った。しかし反応は振るわず、用意した1000枚のファイルのうち3分の2が残った。

 来年春には、愛媛、広島両県が共催する「瀬戸内しま博覧会」(仮称)が開かれる予定。今治地方観光協会の越智祐司事務局長は「しま博は、サイクリングの『聖地』としての今治をPRする好機会」ととらえる。

 島の魅力を高めそうな、明るい「芽」もある。

 市は昨年4月、大三島など島しょ部で活動する「地域おこし協力隊」を発足させ、東京、埼玉、千葉などから来た12人が任命された。隊員は地域でのイベント、特産品づくりなどの活動をしている。市は2度目の募集に向けて1月12、13日、東京や大阪で説明会を開き、17人が関心を示している。

 東京から大三島に来た隊員の主婦、衛藤史代さん(42)は、定住を決めた。夫の智康さん(43)とともにコーヒー豆専門店を開業しようと、準備を進めている。「自然の美しさと、奥深い歴史にあふれた島。島民の一人として、島の魅力づくりに参加したい」と史代さんはいう。

 島の持つ資源を生かし、発信力を高める。地道な努力が、最も有効な観光振興策になるのかもしれない。

(2013年2月1日 読売新聞)

1944名無しさん:2013/04/13(土) 10:27:25
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20130410-OYT8T01284.htm
[四万十市長選の課題・上]高齢者 津波避難難しく



車を使って行われた避難訓練。渋滞はなかったが、「坂道では混雑した」との声も(昨年9月2日、四万十市下田で)  雨にぬれた坂道を車列がゆっくりと進む。昨年9月2日の県内一斉避難訓練で、四万十市下田の水戸地区の住民は車での移動を試みた。目的地は海抜33メートルのオートキャンプ場。整備された避難路は傾斜がきつく、歩いたことのある68歳の女性は「年寄りには山登りと同じ」と顔をしかめる。

 404人(3月1日現在)が暮らし、地区の高齢化率は45%。想定される最大22メートルの津波が押し寄せ、四万十川を遡上(そじょう)した場合、お年寄りは徒歩で逃げ切れるのか――。不安を抱える住民の発案で、約70台の車で訓練は行われた。

 高齢者ら災害弱者に車は有効とはいえ、東日本大震災では多くの人が車の中で命を落とした。国の中央防災会議専門調査会は、実情に応じて車の利用を認める一方、「原則徒歩」との方針を打ち出した。水戸地区は例外にあたるのか、市の対応が注目されている。

■  □

 「〈5分間〉が大きく立ちはだかる」。市地震防災課の担当者は打ち明ける。市は沿岸部について、避難完了の目標時間を10分間としていた。だが、岩手、宮城両県では、避難開始まで5分以上かかったという人が多いという。

 さらに、震災で被災者の歩行スピードは時速2・65キロ。1キロ約22分で、高齢者はそれ以上を要する。「家のすぐ裏に高台がない限り、10分間というのは非常に厳しい」との見方を示す。

 そこで、市は41か所で避難路を整備し、2013年度は50か所で計画している。逃げ込む場所を分散することで、時間を少しでも短縮するのが狙いだ。それならと市民からは車の利用を望む思いが強まる。

□  ■

 四万十市と同様に昨年8月、釧路川沿岸で車による避難訓練を行った北海道釧路市。約20台の車が高台の廃校舎に向かったところ、誘導員を配置したにもかかわらず、入り口付近で渋滞が起きた。

 市全体でシミュレーションした結果、渋滞を避けるには市の人口18万人の約1割が限界と推計。市防災危機管理課は「車が不可欠な高齢者や障害者に限定するなど、厳密に運用しなければならない」と指摘する。

 四万十市水戸地区でも訓練後、参加者から「坂道で車の速度が落ちて混雑した」「交差点でなかなか右折できなかった」など、渋滞が起こりうる状況だったことを伝える声があった。

 市地震防災課は「通行制限区域の指定など運用ルールを作り、実証実験を行って安全か確認しなければ、判断できない」とする。高齢化が進む中、災害弱者をどう守るのか市の苦悩は続く。



 四万十市長選が14日、告示される。市が直面している課題を2回に分けて報告する。

(2013年4月11日 読売新聞)

1945名無しさん:2013/04/13(土) 10:27:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20130411-OYT8T01372.htm
[四万十市長選の課題・下]脱・川頼み観光戦略岐路



観光客でにぎわう四万十市佐田の沈下橋。四万十川頼みの観光戦略は岐路に立たされている(今年1月4日撮影、市提供) 四万十川で最長を誇る四万十市佐田の沈下橋。今年の元日、291・6メートルの橋の上は記念写真を撮る観光客の列ができた。

 昨年10〜12月に同市が舞台のテレビドラマが民放で放映され、年末年始に観光協会を訪れた人は例年の3倍以上の500人超。ロケ地を巡る人々で、市内は活況を呈した。

 「あの時も同じやったんやけどねえ」。近くに住む男性は30年前を思い出していた。1983年にNHK特集で同川が〈最後の清流〉と紹介され、観光客が押し寄せた。「全国的な観光名所に仲間入りした」と、地元はわいた。

 だが、ブームは3年ほどでかげりが見え始めた。バブルで海外旅行客が増えたこともあり、90年代に入るとほぼ終息。「今度もいつまで持つか……」。男性はつぶやく。

■  □

 旧中村市を95〜2009年に訪れた観光客数は66万〜84万人。10年は130万人とほぼ倍になり、統計が残る1995年以降では最多を記録した。大河ドラマ「龍馬伝」が放映され、県内で観光キャンペーン「土佐・龍馬であい博」が繰り広げられたことが大きい。

 観光関係者もテレビの効果を認める。その上で「足を運んでくれた人を、もう一度呼び戻すものがない」と口をそろえる。ドキュメンタリーでも、時代劇・現代劇でも、四万十川に代わる目玉がないからだ。

 幡多地域の6市町村が7〜12月に行う観光キャンペーン「“楽しまんと!”はた博」でも、イベントには川遊びが目立つ。「貴重な資源を使わない手はない」との意見が根強い一方、「いつまでも四万十川だけでは限界だ」との声もある。

 民宿の女性経営者(63)は訴える。「『遊覧船やカヌーを体験した後、何もすることがない』という声をよく聞く。あえて“脱四万十川”で戦略を練らないと、リピーターの獲得につながらない」

□  ■

 瀬戸内海に浮かぶ12の島を含む14会場で開かれている「瀬戸内国際芸術祭」。過疎と高齢化が進む島が現代アートの拠点に変貌し、2010年の前回は93万人が訪れ、経済効果は111億円に上った。香川県にぎわい推進課は「資源に頼らなくても、アイデア次第で客は呼び込める」とする。

 “脱四万十川”は住民レベルで始まりつつある。小京都・中村を築いた土佐一條氏、坂本龍馬の才能を見抜いたとされる樋口真吉、思想家の幸徳秋水……。ゆかりの地をまとめた地図が作られ、イベントも開催されている。

 民の動きを、官がどう後押しするか。市の観光の浮沈はそこにかかっている。

(松田俊輔が担当しました)

(2013年4月12日 読売新聞)

1946名無しさん:2013/04/13(土) 10:29:41
http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=301015&nwIW=1&nwVt=knd
現新の一騎打ち濃厚 四万十市長選告示まで1週間
2013年04月07日08時03分
 任期満了に伴う四万十市長選は14日の告示(21日投開票)まで1週間。これまでに立候補を表明しているのは、いずれも無所属で、再選を目指す現職の田中全氏(60)=中村桜町=と、新人で元同市副市長の中平正宏氏(56)=西土佐薮ケ市=の2人(現新順)。現職と新人の一騎打ちの構図が濃厚になっている。

1947チバQ:2013/04/13(土) 16:40:11
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20130413ddlk31010596000c.html
選挙:米子市長選/米子市議補選 あす告示 投票率低下が課題 /鳥取
毎日新聞 2013年04月13日 地方版

 任期満了に伴う米子市長選、市議補選(改選数2)は14日、告示される。一般の関心は低く、投票率が課題。投開票は21日。3月2日現在の選挙人名簿登録者数は12万658人(男5万6445人、女6万4213人)。

 市長選は2005年3月の合併以来3回目。3選を目指す現職、野坂康夫氏(67)=無所属=と市政刷新を訴える新人の佐々木康子氏(75)=共産公認=が出馬する構えで、一騎打ちになる公算。選挙戦になれば3回連続。

 市議補選には元職と新人の計4人が出馬を表明しており、選挙戦になる見通し。

 淀江町との合併以前は市長選と市議選が同時に行われ、投票率はいずれも60%を超えていたが、合併後は2選挙を分離実施。市長選は過去2回とも3候補が戦ったものの、投票率は1回目44・89%、2回目58・59%と60%割れが続いている。

 市選管は8日、市役所と淀江支所に従来より早く啓発看板を設置するなど投票率アップに懸命だ。【小松原弘人】

1948チバQ:2013/04/13(土) 16:41:58
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20130411ddlk31010599000c.html
検証・野坂市政:2013米子市長選/上 原子力防災 市の対策に遅れ、地域任せ /鳥取
毎日新聞 2013年04月11日 地方版

 「立派な建物だぁ」「温泉も近いし、いいねぇ」

 3月下旬。湯梨浜町はわい長瀬のハワイアロハホールに到着した小型バスから、10人近い中高年の男女がぞろぞろと降りてきては、感想を語り合っていた。一見、バスツアーのようだが、巡っていたのは観光地ではなく、原発事故が起きた際に避難先となる公共施設。中国電力島根原発(松江市)から30キロ圏内の緊急防護措置区域(UPZ)に全域が入る米子市富益町の住民が自主的に訪れた。

 呼び掛けたのは、富益公民館の館長で、今春まで同町川上地区の自治会長だった遠藤教通(のりみち)さん(76)。2年前の東日本大震災や大雪被害を教訓に見直した地域防災計画に基づき、市が先月、広域住民避難計画を定めたことを受けて、「1回行ったことがあるのと、無いのとでは全然違うだろう」と避難先の現地視察を企画した。

 市の避難計画で対象となるのは、UPZ圏内の富益町など米子市の一部地域の住民約3万7000人。国道431号が使用できない事態を想定し設定された三つの避難ルートをを使って、原発に近い地域の住民から順に県東部と中部の避難所に4日以内に避難させる。避難所への移動は、一時集結所の小学校や公民館に集まり自治会単位でバスで移動する場合のほか、自家用車で自宅から直接向かう場合を想定。現段階では、一時集結所に何台のバスが用意されるかなど、細かい部分はほとんど白紙の状態だ。今冬に実施された避難訓練には同町からも約130人が参加したが、「ペットはどうする?」「避難する時の手荷物に制限はあるのか」などの声が上がったという。

 特に未知数なのが自家用車の利用の影響だ。市防災安全課は、1月の合同訓練の際に自家用車避難のシミュレーションとして、公用車40台を境港市役所から米子南高校(同市長砂町)までの約20キロを1列に走らせたところ、市街地に入ると車両間で差が開き、先頭と最後尾の車両で約17分の差が出たという。実際には倍以上の距離を、避難地域の車の約7割に当たる約1万台が移動すると考えると、道路は大渋滞すると見込まれる。

 多くの課題が残るが、原子力災害に対する市民の危機感は薄い。2月21日〜3月6日に募集した地域防災計画へのパブリックコメントに寄せられた意見は0件。同課は「県に準ずる計画だったから、あまり意見が来なかったのでは」とみる。

 ただ、地域で防災活動を行う任意の組織「自主防災組織」の世帯加入率(昨年4月1日現在)も米子市は26・20%。鳥取市(97・38%)や倉吉市(63・79%)に比べ、災害への備えの遅れが目立つ。「鳥取市の鳥取大火のような過去に死者が多数出るような災害が起こったことがなく、防災組織を結成する機運が高まりにくかった」と市担当者は説明するが、東日本大震災の以前から結成を自治会に呼び掛けていた鳥取市などと比べると、市の対策の遅れは否めない。

 いち早く市の防災計画に反応した富益町でも、自主防災組織は11の自治会のうち、今月組織される一つを含めても4自治会にあるだけ。遠藤さんによると、10年大みそかから11年年始の大雪で数日間停電が続き、住民の災害への意識は強まったが、「それまで防災と言えば火事だけ。その消火も消防署に任せておけばいい」状況だった。すでにある三つの自主防災組織も全て11年以降の結成という。

 市は5月以降、地域防災計画の内容を理解してもらうため、出前説明会の形で直接各地域に出かけて説明する。市防災安全課危機管理室の大塚亮室長は「UPZ地域での自主防災組織の組織率100%を目指し、計画も適宜見直したい」とするが、期限は未定で、計画の見直しは年1回にとどまる。

 今後、遠藤さんらも自治会ごとの避難マニュアル策定に着手する。「住民も市の報告を聞いて『そうか』というだけではいかん。結局、住民が防災に熱心か、組織がうまくいっているかどうかで大きく変わってしまうのが地域防災だ。(避難計画は市より)こっちの方が先に行くんじゃないかな」

  ◇   ◇

 任期満了に伴う米子市長選は14日告示、21日に投開票される。商都・米子の現状と課題を整理し、過去2期の野坂康夫市政を検証する。【加藤結花】

1949チバQ:2013/04/13(土) 16:50:23
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20130412ddlk31010431000c.html
検証・野坂市政:2013米子市長選/中 商店街再生 市民に「おんぶに抱っこ」 /鳥取
毎日新聞 2013年04月12日 地方版

 人口約15万人の商都、米子市の商店街の風景がここ数年で変化しつつある。JR米子駅に近い法勝寺町商店街(約120メートル)が老朽化したアーケードを2010年に撤去したのを皮切りに、隣接する元町通り商店街(約250メートル)も追随。笑い通り商店街(約70メートル)も今年度中に撤去工事を始める予定で、中心市街地にある6商店街のうち、半分からアーケードが無くなる。商店街のシンボルだったアーケードの撤去をきっかけに、新たな街づくりの芽が育ち始めている。

 法勝寺町商店街は、アーケードの撤去と同時に、買い物客が行き交う道路の整備を実施した。「商店街の公園化」をキーワードに、約5・6メートル幅の道路の両端に芝生を植栽し、足元を照らすフットライトや木製ベンチを設置。隣接する元町通り商店街も撤去と同時に、同じような整備を実施し、法勝寺町商店街と同じ鉢植えを置くなど統一感をもたせた。

 「開放的」「明るくなった」と利用者から好評だった法勝寺町商店街の例があったこともあり、アーケードの撤去工事中から元町通り商店街の空き店舗や空き地には13件の問い合わせがあったという。順調に進んでいるように見えるアーケードの撤去だが、商店主らにとって積極的な選択ではなかった。法勝寺町商店街で仏具店を営む石賀治彦さん(48)は「水が口まで迫った状況で、やるしかなかったことを先進的な街づくりのように取り上げられただけ」と苦笑する。

 石賀さんによると、同商店街のアーケードは1972年に完成。最近は看板灯などが落下することもあるほど、老朽化が進んだ状態だった。また、商店街も不景気や高齢化などで弱体化。空き店舗率は中心市街地で最も高い55%を超えていたという。約10年前に商店街の振興組合も解散していたため、アーケード維持にかかる年100万円の電気代や年50万〜100万円の維持管理費の負担すら厳しくなっていた。

 アーケード修繕に必要な費用まで捻出することは難しかったため、国の補助金申請を検討。石賀さんら3人の商店主がまちづくり会社を設立し、事業費の約4000万円は経産省の補助金などを充てた。当初はアーケードの撤去だけを想定していたが、中心市街地のにぎわいの回復などを目的とした「戦略的中心市街地商業等活性化補助金」だったため、道路の整備などもセットで取り組むことに。他県の商店街を視察し、勉強会も何度も開催。買い物客や住民が歩いて楽しい商店街を目指して、荷物を運搬するトラックや自転車がスピードを出せないように芝を植栽し道路をS字状にするなど工夫した。

 しかし、商店街の置かれた状況は厳しい。同市中心市街地活性化協議会のタウンマネジャー、杉谷第士郎さんによると、直線距離で約1キロ離れたJR米子駅と米子高島屋の間には6商店街があるが、約600の店舗のうち3割が空き店舗。残り7割も後継者がいる店舗はうち2割に過ぎない。つまり、営業中の店舗の6割弱は新しい商品を入荷せず常連だけを相手に商売したり、シャッターを下ろしたままだったりしているため、買い物客には全体の2割程度が営業しているようにしか見えない。このまま中心市街地全体が沈まないように活性化策が必要だが、「自分の商店街だけで精いっぱいというのが正直なところ。中心市街地活性化の大きな絵を描くのは米子市の仕事だ」と石賀さんは指摘する。

 市は、中心市街地を巡り体感してもらうモニターツアーの開催や、ブログなどネットを通じて魅力を発信してくれるブロガーの募集などの事業を進めているが、来年度以降、山陰歴史館や湊山公園などハコモノ改修事業が控えており、本格的な活性化対策まで手が回らない状況だ。

 市中心市街地活性化推進室の内田恵三室長は「米子の人は行政におんぶに抱っこじゃないからね」と話すが、市民のやる気に「おんぶに抱っこ」しているのは市の方ではないだろうか。石賀さんも「行政がやると、こんな芝生やS字のような道路はできていない。奇麗に舗装して終わり」と胸を張る一方で、「地域一帯の活性化には行政の支援が必要。やる気のある若手の市職員も多い。商店街をサポートしてほしい」と市の支援に期待する。

 街の顔である中心市街地の活性化は全国共通の課題だ。せっかく米子で顔を出し始めた新しい芽も、行政の支援が得られない状況では花を咲かせる前に枯れてしまうかもしれない。【加藤結花】

1950チバQ:2013/04/13(土) 16:52:10
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20130413ddlk31010582000c.html
検証・野坂市政:2013米子市長選/下 財政再建 「選択と集中」まだ道半ば /鳥取
毎日新聞 2013年04月13日 地方版

 「最悪の事態は脱したが、今後も税収が減っていくことが予想され、厳しい状況は続く。行革に終わりはない」

 米子市行政経営課の八幡泰治係長は、市の財政状況をこう説明する。「最悪の事態」とは、企業の倒産に当たる財政再建団体への転落を指す。同市は2005年度の時点で、財政健全化の努力なしでは09年度中に約45億円の累積赤字が出るという危機的状態に立っていた。

 そのため、野坂康夫市長は、03年の旧市での初当選以来、行財政改革を最優先課題の一つと位置づけ、「米子市行財政改革大綱・実施計画」(05〜09年度)と「2次大綱・計画」(10〜14年度)を策定。これらに基づき、学校給食の運営業務や保育所の調理業務、ごみ分別収集業務などを積極的に民間に委託したほか、新規採用の抑制などで100人超の市職員の削減や、職員給与のカットなどの改革を次々と実施した。その結果、02年度には約820億円あった市債残高を10年間で約170億円減らした一方で、06年度には約2億円まで減っていた市の貯金である財政調整基金は12年度末で約14億円まで回復させた。

 民間委託と合わせて特に力を入れたのが、市税の滞納対策。「自主財源に充当できる貴重な財源」(辻佳枝財政課長)として、市長を本部長とする「市税等滞納整理対策本部」を05年6月に設置。職員が減らされるなか、徴収部門には従来の倍近い人員を配置して体制を強化した。悪質な滞納者には、預貯金や不動産などを積極的に差し押さえる方針を打ち出し、11年度は鳥取市(517件)や倉吉市(264件)を上回る780件の差し押さえを実施。市税の徴収率を約3%上昇させ、04年度には約17億円あった市税滞納額を約10億円に減らした。

 苦しい財政状況を「選択と集中」で乗り切った米子市。辻財政課長は「自治体が守るべき市民の生命や財産に関わる必要な事業を選択してきた」とするが、その「選択と集中」から抜け落ちた部分も多い。職員削減で人口1000人当たりの職員数(特別職を除く)は4・87人と、県内4市(鳥取6・43、倉吉7・09、境港6・19)で断トツのワースト1。家庭ごみの処理など行政サービスの有料化や廃止も増えた。

 また、現在の財政状況は多少改善したとはいえ、11年度決算でも貯金である財政調整基金の残高が4市で最少。逆に、実質的な借金の割合を示す実質公債費比率は一番高い。野坂市長は「ゆとりある財政運営ができる時期を言及することは難しい」としており、今後も市民に痛みが伴う行財政改革を続けざるを得ないのが現状だ。【加藤結花】

1951チバQ:2013/04/13(土) 16:53:12
http://www.asahi.com/area/tottori/articles/MTW1304113200001.html
2013年4月11日
風紋 @米子市長選【上】
「全員ボランティアですよ」と語る松井克英・永江地区自治連合会長=米子市永江


◆高齢者 頑張りどこまで


 松井克英さん(70) 永江地区 自治会がスーパー運営


 私たちが住む永江地区にスーパーマーケットが無くなって13年。近所で食料品や日用雑貨などの買い物が出来なくなったことがどんなに不便だったか。


 車ならさっと行ける坂道も、車がない年寄りにはつらい。しかし、人の動きがなく、高齢化が進む場所にスーパーが来てくれるわけがない。それなら、自治会でお店をと、県の支援事業を知り、450万円の補助金を資金に、かつてはパン屋だった倉庫を改修して今年2月17日、広さ30平方メートルほどの「支え愛の店ながえ」をオープンさせた。


 とはいえ、簡単にこぎつけたわけではない。県の補助金は分割で最初にもらえたのは8割分。残りは、1枚500円の買い物券を10枚つづりにし、1枚サービスを付けて5千円で自治会員に買ってもらって補った。


 仕入れ先探しも苦労した。小さな店は問屋になかなか相手にしてもらえない。農家や福祉作業所など理解を示してくれるところを回ってなんとか確保した。


 でも、本当に大変なのは店の切り盛りだ。補助金は立ち上げまでで、あとはなし。3月は日曜日を除く26日、店を開けて総売り上げは116万6千円、1日平均で約4万4800円。しかし、仕入れ代などを除くと残るのは約1割。ここから、月7万円の家賃と光熱費や水道代など店の維持費を賄わなければ、元手のない私たちはお手上げ。かつかつの状態でやっている。


 開店時間は午前9時半〜午後5時半で、店番は1回4時間の2交代制。住民から募った60人で、週に1度の割合で詰めてもらっている。男衆は仕入れと配送にも回る。平均年齢は70歳前後。全員が無償だ。将来、どこまで頑張れるか。


 それでも、この店ができ、住民が集まるコミュニケーションの場になった。買い物難民の解消よりも、住民が交流し、どこに誰がいるか日常の情報が集まる意義は高齢化時代に大きいと感じている。


 そんな我々に市はどんな支援をしてくれたのか。東日本大震災以降、危機意識が高まり、自治会内に自主防災組織づくりを、などと行政からの注文の書類は毎日のように届く。しかし、自治会の防災訓練をするにしても、市からの支給金は1万円のみ。住民をサポートする体制をしっかり築いてほしい。(聞き手・佐々木宏)


   □   □    


 「生活充実都市・米子」をうたう米子市。市民は実感できているだろうか。14日に告示される市長選を前に、暮らしの現場で街づくりや子育てに取り組む人たちに聞いた。


 ○永江地区 


 米子市中心部から南東5キロの台地に1970年代、分譲の一戸建てや公営住宅が混在する永江団地が開発された。人口は86年の4479人をピークに減少し、昨年5月1日現在で3049人。高齢化率は3・5%から24・2%へ跳ね上がり、米子市平均(23・7%)を上回る。永江地区自治連合会は九つの自治会で構成。

1952チバQ:2013/04/13(土) 16:54:23
http://www.asahi.com/area/tottori/articles/MTW1304123200001.html
2013年4月12日
風紋 @米子市長選【中】
子どもたちに話しかける藤澤幸恵さん=米子市新開6丁目
◆改善不十分 子育て現場 藤澤幸恵さん(40)NPO法人立ち上げ支援活動


 保育園に預けたくても定員オーバーで入れない。小学校に開設された学童保育「なかよし学級」も預かってもらう時間が限られ、時間までに迎えに行けない。お母さんの就労支援、子育ての相談窓口の施設が米子には足りないし、利用者の目線に立ったサービスも行き届いていない。


 そこで私たち地域のママさんグループで子育ての応援をしようと、NPO法人を立ち上げ、2011年4月から、幼稚園跡を借りて、子どもたちを預かっている。


 1〜4歳児を預かる無認可保育は15人、生後6カ月からの幼児の一時預かりの託児所も開設している。小学1〜3年生の学童保育は今年度から定員を20人増やして40人にした。これに加え、4年生以上や中学生も受け入れている。


 親子で自由に遊べる部屋の開放や、お母さんたちの手作り雑貨の店など、友達の家に遊びに行く感覚で、子どもたちだけでなくお母さん同士もつながりがもてる。そんな場に、と頑張っている。


 託児所や園児、児童の世話は雇用した保育士にお任せしているが、親との面談、子育てイベントの情報発信、小学校へのお迎えなど運営全般は、私を含めて子育て真っ最中のお母さんたち9人が担当。みんなボランティアだ。


 施設の家賃は年間150万円。施設を維持し、中身も充実させるとなると、学童保育の利用料は小学校の「なかよし学級」より割高にはなるが、利益なんてひとつもない。子育ての先進地では、土地も建物も行政が用意するからどうぞ、という自治体もあると聞く。


 法改正で学童保育の補助対象が小学1〜3年から全学年に拡大するそうだが、うちでは、それに先駆けて全学年を受け入れてきた。


 そもそも、各小学校の「なかよし学級」は、大規模校も小規模校も定員は一律40人。当然、大規模校は希望者があふれる。私たちの施設では、夏休みなど長期休暇の時は1日100人にもなる。長期休暇中の受け入れ時間も、保護者側からの要望にこたえ、今年度から午前8時〜午後7時に拡大した。


 こうした現状を市にはもっと理解してほしい。民間と行政が一緒になって子育て支援に取り組みたいと願っている。(聞き手・佐々木宏)


 ○子育て情報ステーションCHUCHU○


 環境対策や子育て支援をしていた二つのママさんサークルが、2009年4月にNPO法人「えがおサポートLeaf&CHUCHU」を結成し、運営。米子市内の学童保育の民間施設は今年度、一つ増えて8カ所。市によると、小学1〜3年の児童272人を民間で預かっているという。 …

1953チバQ:2013/04/13(土) 16:55:07
http://www.asahi.com/area/tottori/articles/MTW1304133200001.html
2013年4月13日
風紋 @米子市長選【下】
宇田川正樹さん=米子市角盤町1丁目

◆地域活性 方向見えぬ


 宇田川正樹さん(48) コンテンツビジネス拠点を整備


 元はシステム開発会社の営業部長をやっていたが、昨年、県西部の若手経営者らが設立した山陰コンテンツビジネスパーク協議会に参加した。協議会では、米子市中心市街地にある角盤町の空きビルを改装し、漫画やアニメ、映像などのコンテンツビジネスの発信拠点を整備した。今は、協議会の事務局長のほか、ビルの運営会社「アルファオフィス」の代表も務める。


 鉄筋5階建てのビルには、「新世紀エヴァンゲリオン」などで知られるアニメ制作会社「ガイナックス」(東京)のアンテナショップや、高級フィギュアを手掛ける玩具メーカー「スター」(東京)などが入居。地元出身の若手漫画家たちの制作工房もある。


 オープンから半年。5階の地元アイドルの育成カフェは、30席の客席がいっぱいになることも。週末になるとガイナックスの店舗には、県外からの客もあり、工房に参加する若手作家の一人は、古事記を題材にした漫画を近々、発表する。


 これまでの地方の活性化というと田舎の資源である食とか自然を前面に出したものばかり。主なターゲットも中高年層で、そこを突き詰めていっても若い人たちは地方に魅力を感じなくなる一方。地方から都会への流出という構造は変わらない。コンテンツビジネスを定着させることが若者の県外流出に歯止めをかけるのではないか。そこにかけてみたかった。


 境港市は、水木しげるロードで年間300万人前後の交流人口を生み出している。観光は宿泊や飲食などの消費が町を潤す。一方で、自分たちは定住人口を増やそうという考えだ。そのためには雇用の場が必要。コンテンツビジネスをその受け皿としたい。


 コンテンツビジネスは大規模な設備投資が不要で、作り手の能力や内容次第で勝負できる。そういう意味で地方でもやっていける。


 JR米子駅前と米子商工会議所、角盤町1丁目を結んだ三角形の内側を米子では中心市街地という。ここをコンテンツ制作や教育施設の集積地として成長させ、定住人口を増やしていきたい。


 自分たちに明確な展望があるので、行政主導には懐疑的。求めていないというのが正直な気持ちだ。ただ、外側から見ていても、米子市は、「自分たちはどうなりたいのか」というビジョンを示せていないように感じる。方向性を示す強いメッセージが時に必要だろうが、いま一つ見えない。(聞き手・佐藤常敬)


 ○山陰コンテンツビジネスパーク協議会○


 漫画やアニメ、映像作品などコンテンツビジネスの育成を通して地域活性化を目指そうと、2012年4月に発足した一般社団法人。県西部のデザイン会社、インターネット関連企業、広告会社など30社の経営者らが参加。拠点となるアルファビル整備のほか、作り手育成の一環として「デジタルハリウッドSTUDIO米子」の誘致をした。

1954チバQ:2013/04/14(日) 10:48:38
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20130413ddlk38040597000c.html
宇和島市贈収賄:契約少なくとも132件 石橋市長「制度上問題ない」 /愛媛
毎日新聞 2013年04月13日 地方版

 宇和島市発注の修繕事業に絡んだ贈収賄事件で、市が06〜12年度、贈賄容疑で逮捕された中井利樹容疑者(41)==堺市北区新堀町2丁=が役員を務める清掃施設工事会社「アールテック西日本」と関連会社「アールテック」との間で、少なくとも132件の契約を結んでいたことが12日、分かった。うち4件(計4214万円)が随意契約だった。

 宇和島市生活環境課津島町クリーンセンター主任技能員、魚崎松生容疑者(34)=同市津島町近家=が収賄容疑で逮捕されたことを受け、石橋寛久市長が市役所で記者会見し、明らかにした。「市民に心配迷惑をかけ、申し訳ない」と謝罪し、随意契約について見直しを表明する一方、「制度に則っており妥当」との認識を示した。

 市によると、132件のうち130万円以上の高額契約は6件。最初の2件は公募型指名競争入札でア社が落札したが、残り4件は1806万円の修繕工事を含めア社との1社随意契約だった。随契に切り替えたことに市側は「ア社はセンターの設計段階から知っていて、効率的、経済的に施工できる」と妥当性を強調。魚崎容疑者の工事発注の企画立案関与も「法令に照らし、問題ない」とした。

 また、市側はセンターから印鑑3本とキャッシュカード2枚が見つかり、県警に押収されていたことも明らかにした。捜査が入った今年1月22日に魚崎容疑者が同僚に預けたもので、カードは魚崎容疑者の友人名義といい、市側は「市職員ではない」と説明した。【渕脇直樹】

 ◇2容疑者を送検
 県警捜査2課と宇和島署は12日、魚崎容疑者を収賄容疑で、中井容疑者を贈賄容疑でそれぞれ松山地検に送検した。容疑は11年6月30日、魚崎容疑者は焼却炉の灰をコンベヤーで運び出す設備の修繕事業など2件の契約で同社を推薦した見返りとして、中井容疑者から口座に現金百数十万円の振り込みを受けたとされる。

 県警捜査2課によると、10〜12日に捜査員約40人を動員して県内外約20カ所を家宅捜索し、ファイルやノートなど約550点を押収した。【大東祐紀】

1955チバQ:2013/04/14(日) 11:28:49
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20130411ddlk38010555000c.html
「ミカンと魚のまち」の明日:八幡浜市長選を前に/上 イノシシ被害深刻化 /愛媛
毎日新聞 2013年04月11日 地方版

 ◇耕作放棄地増が拍車 広域対策まったなし
 任期満了に伴う八幡浜市長選は14日告示、21日投開票される。現職と新人による一騎打ちの公算が大きく、人口減少が続く市の活性化を誰に託すのか、有権者は選択を迫られる。とりわけ基幹産業のミカンと漁業の浮沈は市の将来を左右し、直面する後継者難や価格低迷、獣害への対策は急務だ。「ミカンと魚のまち」の現状と課題を2回に分けて報告する。【渕脇直樹】

 「浜岡さん、入っとるよ」。6日午後3時ごろ、八幡浜市向灘のミカン生産者、浜岡錦也さん(47)の携帯電話に仲間から連絡が入った。ミカン山の権現山に仕掛けていたおりに、体重30キロのオスのイノシシがかかったのだ。しかし、驚きはなかった。今年に入って既に13頭目。「この勢いだと1年間で30頭は確実」。浜岡さんはため息をつく。

 イノシシが現れ始めたのは15年前。石垣を崩され、収穫前の実を食われる。被害額はここ数年、年間100万〜200万円。仲間数人とおりを十数基仕掛けているが、浜岡さんは「捕まえても捕まえても、湧くように現れる。泣きたくなる」と嘆く。

 市農林課によると、市内に出没するイノシシは年々増加。被害は08年度の1・5ヘクタール、250万円から、11年度には6・7ヘクタール、1350万円に拡大した。同課は「実際の被害は2倍は確実」とみており、被害は大島でも報告されている。

 増加の要因について同課は「出荷に適さず、畑に投棄された実が餌になり、生存率が上がったのでは」と推測。担い手不足による放棄地が生息地となり、悪循環に拍車をかけているとみられる。

 各農家は電気柵や鉄筋柵を張り巡らせて侵入を防いでいるが、範囲が限られ、維持の手間がかかることもあって抜本的な解決には至っていない。

 市は10年11月、駆除を第一の目的にJAなどと鳥獣被害防止対策協議会を設立。狩猟免許の取得に必要な講習会受講費などの助成を始めた。駆除1頭に5000円の助成をしていることもあり、11年度の捕獲は932頭に達した。今年度は1200頭を見込む。

 さらに樹皮や新芽を食べるニホンジカによる被害も懸念され、既に宇和島市や鬼北町では農作物への被害が出ているという。八幡浜市は先手を打つべく今年度から駆除の助成対象に加えた。

 ミカン価格はここ数年、比較的良好に推移しているが、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に参入した場合、県内のかんきつ類への影響額は33億円と試算されている。新規就農が頭打ちになるなど、ミカン生産者の明日はバラ色とは言えない。

 市は「後継者確保への取り組みも進めているが、獣害については自己防衛が原則」との立場だが、浜岡さんは「自己防衛にも限度がある。保内と八幡浜間を移動するイノシシを封じ込める大規模な柵を設置するなど、広域的な対策が必要だ」と指摘している。

1956チバQ:2013/04/14(日) 11:29:57
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20130412ddlk38010570000c.html
「ミカンと魚のまち」の明日:八幡浜市長選を前に/下 市水産物地方卸売市場、運用開始 /愛媛
毎日新聞 2013年04月12日 地方版

 ◇苦難続く零細漁師「買いたたかれるだけ」
 八幡浜港に面した八幡浜市沖新田で7日、新たな魚市場「市水産物地方卸売市場」の運用が始まった。鉄骨2階建て延べ1万平方メートル、総事業費16億9300万円。「四国では高知県宿毛市に次ぐ2番目の高度衛生管理型」が売りだ。

 壁のない開放型だった旧市場を閉鎖型に改め、カラスやネズミなどを遮断。せり場と出荷場も分離した。入場者には靴の消毒を課し、くわえ煙草もご法度。初日の取扱額は2069万円と順調な滑り出しとなった。

 同市は瀬戸内海と宇和海の豊かな漁場に恵まれ、古くから漁業のまちとして栄えてきた。しかし、同市場での取扱量は80年の4万7751トン、金額では85年の146億8405万円をピークに減少を続け、11年度は1万12トン、42億4527万円に落ち込んだ。魚離れによる魚価の低迷や燃料費の高騰が、漁業者の経営を圧迫。市水産港湾課は「魚の資源そのものは横ばいだが、大型船が減るなど漁獲努力量が減っている」と説明する。

 市は10年度に「水産振興基本計画」を策定。市場の建て替えはその具体策の一つで、年間取扱高40億円以上の維持とその後のU字反転を目標に掲げる。市場では併設の海産物直売所「どーや市場」も同時にリニューアルされ、来年度には水産加工施設も完成する。漁業関係者からは「八幡浜産魚のブランドイメージアップにつながる」(仲村進一・八幡浜漁協参事)と、ハード面の整備に期待が高まる。

 一方、冷めた見方もある。漁業歴45年の上野正男さん(65)=同市向灘=は「我々零細漁師の経営が楽になるとは思えず、全く期待していない」と言い切る。上野さんはトロール船長をしていたが、船会社の撤退で9年前に1人乗り小型底引き網漁に転じた。だが、一日の燃料費は2万〜3万円。不漁で未明まで操業すれば、さらに消費する。その上、網やエンジン修理費、氷代……。採算は合わず、「あと5年で廃業する」という。後継者もなく、漁師の家系は3代で途切れるが、「やむをえない」と寂しくつぶやく。

 「もうかる産地づくりを目指して」。市水産振興基本計画はそううたう。だが、上野さんは反論する。「八幡浜の小型底引き網漁師は私を含む4人全員、後継者はおらん。おってもさせん。現在の取引制度では漁師は買いたたかれ、もうかるどころが日々の生活すらおぼつかない。流通の仕組みを含めた抜本的な見直しなしに、漁業の未来はない」【渕脇直樹】

1957チバQ:2013/04/14(日) 11:30:31
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/feature/matuyama1365778147350_02/news/20130412-OYT8T01642.htm
港町の課題 八幡浜市長選を前に

<上>防災意識の向上急務 津波、地滑り、原発事故備え

 八幡浜湾に面した八幡浜市の白浜地区で今年1月、県の津波避難訓練が行われた。参加者は、地区の住民の1割に満たない330人だった。

 「少ない。もっと危機意識を高めなくてはいけん」。地区の自主防災会副会長を務める山本泰民さん(72)が、つぶやいた。山本さんが焦るのは訳がある。1960年、日本にも被害が及んだチリ地震による津波を経験した。宇和海南部で漁をしていた時、近くの僚船が隠れるほどの大波が押し寄せた。

 訓練では、参加者は海岸べりに迫った急斜面を上り、一時避難場所へと急いだ。市が津波避難ビルに指定した近くの介護老人保健施設には、お年寄りや保育所の幼児らが逃げ込んだ。

 山本さんは、東日本大震災以降、地区民の防災意識を高める活動に力を注いでいる。地区の危険箇所を示した津波ハザードマップ作成もその一つ。地区民と一緒に津波の想定区域を青く塗り、一時避難場所も示した。参加者を驚かせたのは、地滑り危険箇所の多さだった。地震だけでなく雨でも避難ルートを遮るからだ。

 それでも山本さんは、防災意識を向上させるには、まだまだ課題が多いと感じている。「昼間の条件のいいときに訓練するだけでは不十分だ。夜間にもやる必要がある」という。

□……□

 白浜地区の会社員、礒崎妙さん(33)は、2012年9月に防災士の資格を得た。勤務先の製紙会社の社長の勧めで10年秋、女性消防団に入団したのがきっかけだ。

 「もっと女性が参加してほしい。避難所運営では、大きな力になるから」と礒崎さんはいう。

 避難所暮らしは精神的な負担が大きい。被災して気落ちしている上に、特に女性は授乳やトイレなどでストレスがかかる。「女性や体の弱い人たちの助けになるためにも、女性が積極的に防災に関わるべき」という。手話を習い始めたのは、そんな考えからだ。

 市によると、市内にある自主防災会は、17地区の98組織。市は114人の防災士の配置を目指しており、県とともに11年度から資格取得のための補助金を出し、現在は女性6人を含む65人が取得した。だが、助成は今年度が最後となる。

 白浜地区の防災士は6人。山本さんは「最低でもあと4人はほしい。原発事故が現実となったのだから」という。

 もし、伊方原発で事故が起きれば、市外に長期間、避難しなければならない。市の広域避難計画は、県が行っている市町間の調整を待って策定されるため、発表はまだだ。

 山本さんは消防団員らに防災士となるよう勧めているが、消防団員もなり手不足で、なかなか進まないという。「会社員が増えてきたからには、企業消防団を組織してはどうか。防災を進めるには、行政にも新たな発想が必要だ」。山本さんはいう。

◇想定津波高11メートル

 南海トラフの巨大地震で想定されている八幡浜市での津波の高さは最大11メートル。地震発生から56分後には、潮位が1メートル変わると見込まれている。

 ところが、市内で海抜10メートルより低い場所に住む人は、約2万7000人もいる。市の人口の7割に当たる。近くに高台がなくても逃げられるよう、市は、公共施設や商業ビルなど19か所を「津波避難ビル」に指定。さらに増やしていく計画だ。

(2013年4月13日 読売新聞)

1958チバQ:2013/04/14(日) 11:31:00
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/feature/matuyama1365778147350_02/news/20130413-OYT8T01120.htm
港町の課題 八幡浜市長選を前に
<下>深刻な漁業従事者減 地元加工販路開拓図る



ハモを商品化した松浦社長(左)。未利用魚の加工で水産業の活路を探る(八幡浜市北浜で) 小骨の多さから、敬遠されがちだったハモの利用に、水揚げ港のある八幡浜市の水産加工会社が、商機を見いだした。2009年設立の「オーシャンドリーム」(松浦康夫社長)で、小骨を細かく刻む機械を導入し、揚げて食べるハモカツやかば焼きに加工し、学校給食にも採用される。

 市の魚市場へのハモの水揚げ量は年間415トンで全国でもトップクラスだ。夏場の京阪神の市場では1キロ5000円ほどで取引され、料亭などで重宝される。ただ、「旬」を過ぎると、売れ行きはとどこおりがちになる。松浦社長はこの消費傾向を逆手に取ろうと、従来のかまぼこ類や珍味ではなく、ニーズに応じた加工品を目指したのだ。

 マンションの多い都市部では、魚の調理は手間暇と臭いから避けられがちで、鮮魚の売れ行きは低迷する。

 同市の魚市場の水揚げ量は1980年に約4万8000トン、取扱額は85年に147億円に達し、鳥取県境港市と肩を並べた。しかし、2011年には水揚げ量で約1万トン、取扱額も42億4500万円と激減した。

 松浦社長は指摘する。「水揚げされた魚を売らなければ、漁師が減り、やがて加工する我々も困る」

 消費と比例するように、漁師と漁船が減る。

 好漁場の宇和海に面した八幡浜港は、沖合底引き網漁(中型トロール漁)を行う船団や、大型の巻き網船団の基地で、魚市場には年間200種が水揚げされる。

 しかし85年に18隻が操業した中トロ船は現在では2隻となり、巻き網船団も多くが廃業した。

 20年前には約800人いた漁業従事者も221人(10年国勢調査)に減った。平均年齢は55・8歳で、漁業関係者は後継者育成を喫緊の課題に指摘する。

 市は食の安全という価値を加えた高度衛生管理型の魚市場を建設した。さらに今年度、魚市場から仕入れた魚の加工品を試作する施設を設ける。地元で加工することで、都市部の市場に左右される価格決定の主導権を、引き寄せるのが狙いの一つだ。

 さらに、料亭などの専門業者から、販路を家庭向けにも広げ、水産業に携わる人が魚の魅力を伝える「シーフードマイスター」の資格取得も後押しした。

 基幹産業を再生しようとする動きを、強く、大きな潮流にできるか。かじ取り役の手腕を、苦境にあえぎ続けた港町が注視している。

(2013年4月14日 読売新聞)

1959チバQ:2013/04/15(月) 18:55:13
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20130415/news20130415740.html
伊予市長に武智氏初当選 泉氏に157票差
2013年04月15日(月)
 任期満了に伴う愛媛県の伊予市長、市議会議員の両選挙は14日、投開票された。市長選は市政変革を掲げた前市議の無所属新人武智邦典氏(56)=宮下=が1万1457票を獲得し、前同市区選出県議の同泉圭一氏(50)=米湊=を157票差で破り、初当選した。投票率は72.92%。
 両選挙とも05年の旧伊予市、中山町、双海町合併以来3回目。市長選は前回09年が無投票で選挙戦は8年ぶり。
 通算4期14年間、市長を務める中村佑氏(77)が引退。武智氏は地元の南伊予5地区の推薦を受け、中村市政に距離を置く市議らが後押しした。市民目線の行政を進めるとし、市政懇談会による合併後のゆがみ解消や商店街のにぎわいづくりなどを訴えた。中村市長らの支援を受けた泉氏に、地道なあいさつ回りや街頭演説で対抗した。
 市議選(定数20=現行比1減)は男性22人が立候補し、現職16人、新人4人が当選。投票率は72.92%。市長、県議補選との同日選ながら、09年の前回を0.41ポイント下回った。

1960チバQ:2013/04/15(月) 18:57:05
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20130415000119
丸亀市長選 梶氏初当選/「優しい政治」に支持
2013/04/15 09:41

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 終盤まで三つどもえの接戦となった丸亀市長選は、梶正治氏(60)が初当選を果たした。社民党県議時代からの支持層に加え、「人に優しい政治への改革」を訴えることで、新井市政の行財政改革に批判的な保守層の支持も取り込んだことが勝因といえる。
【→参照記事】

 梶氏は3候補の中でいち早く昨年2月に出馬を表明。社民党を離党し、無所属の「市民派」として市内全域をくまなく歩き、草の根運動を展開した。一方で従来の労組中心の組織選挙も健在で選挙戦術や運動量は2人の保守候補を上回った。行革推進を支持する有権者の票が山本、横田両氏に分散したことや投票率の低さも梶氏に有利に働いた。

 今回、争点となった行財政改革について梶氏は、新井市長が進めてきた、職員数の削減や各種団体への補助金の削減を「行き過ぎた行革が市民生活の活力を低下させた」と批判し、見直す考えを示している。

 公約では「建物から人へ」と投資の転換をうたうが、南海トラフの巨大地震発生が懸念される中、市役所や市民会館などの耐震化は待ったなしの状態。改修が必要になる公共施設も今後10年で今の3倍に増える。

 学校施設の耐震化などで市財政は借金が膨らみ、楽観できる状況ではない。市民の安全を守る「建物」への投資が避けられない中で、財政規律を保ちつつ、総花的な公約を実現することは容易ではない。

 また、人口減少を食い止めるには雇用の確保も重要だが、どのようにして産業を育て、地域の活性化につなげるのか。自身が主張する「将来に不安のない明確なビジョン」を早期に示すことが求められる。(西讃支社・古田忠弘)

1961チバQ:2013/04/15(月) 23:22:31
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2013041511595365/
電子投票で記述式認めるミス 新見市W選、票は有効
 14日投開票された新見市長・市議選で、投票管理者の市職員が有権者の男性1人に、条例で定められた電子投票ではなく記述式の投票を認めていたことが分かった。市が同日明らかにした。市選管は票を有効とした。

 市選管事務局によると、午前7時ごろ、投票所である福本ふれあいセンター(同市菅生)を最初に訪れた男性が「投票箱があるなら手書きで投票したい」と強く主張。50代の男性職員がトラブルを避けようと投票用紙を渡し、投票を認めたという。

 条例では市長・市議選の場合、不在者投票などを除き電子投票を義務付けているが、投票所には本人確認ができない場合の仮投票などに備え、投票箱を設置している。

 市選管は、公職選挙法が定めた無効の事項に該当せず有効と判断したという。西村武夫委員長は「事務執行のミスで誠に申し訳ない。今後は適正な投票を徹底する」としている。

 同市の電子投票は、旧市を含め今回が4回目。

1962名無しさん:2013/04/15(月) 23:46:49
731: 2013/04/14 22:53:23 UIanu2y6 [sage]
愛媛県議補選 (伊予市)
自民推薦候補が圧勝

1963チバQ:2013/04/16(火) 20:26:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130416-00000227-mailo-l33
選挙:新見市長選/新見市議選/備前市長選/真庭市議選/美咲町議選 投開票 新たな顔ぶれ決まる /岡山
毎日新聞 4月16日(火)15時31分配信

 ◇2市長・3市町議選
 任期満了に伴う新見、備前両市長選と、新見市、真庭市、美咲町の議員選が14日投開票され、新しい市長と議員の顔ぶれが決まった。現職と新人が一騎打ちとなった新見市長選では現職が3選。新人同士が激しく争った備前市長選は、前備前商工会議所会頭が初当選を決めた。
 ◇吉村氏が初当選「一体で元気な市に」−−備前市長選
 新人2人が立候補した備前市長選は、前備前商工会議所会頭の吉村武司さん(66)=無所属、自民、民主、公明推薦=が前市議の沖田護さん(61)=無所属=を破り、初当選した。当日有権者数は3万1371人(男1万4785人、女1万6586人)。投票率は57・76%(前回67・69%)だった。
 同市西片上の吉村さんの事務所に当選の一報が入ると、支持者から拍手が起こった。企業誘致などを訴えてきた吉村さんは「皆さんのおかげ。市民から知恵を拝借しながら命がけで市政に取り組む」と礼を述べ、「合併して良かったと思えるよう『オール備前』で一体となって、若者が創業できるような元気な市にしたい」と抱負を語った。
 沖田さんは民間企業勤務や市議の経験を強調し、教育や雇用の充実などを訴えたが、及ばなかった。【前本麻有】
 ◇石垣氏、大差で3選「人口流出に歯止めを」−−新見市長選
 新見市長選は、現職の石垣正夫さん(72)が新人でNPO法人理事長の山口康史さん(49)に、4000票以上の差をつけて3選を果たした。当日有権者数は2万7409人(男1万2874人、女1万4535人)。投票率は80・46%(前回84・64%)。
 新見市高尾の石垣さんの事務所には、支援者が続々と詰めかけた。午後8時すぎに当選が伝えられると、石垣さんは大きな拍手で迎えられ花束を受け取り、「皆さんが支えてくれた」と明るい表情で話した。
 また、市の重要課題として経済対策を挙げ、産業振興などを訴えた石垣さんは「奨励金を出して企業を誘致したい。雇用対策に力を入れ、人口流出にも歯止めをかけたい」と述べ、「医療や福祉、子育ての問題にも取り組む」と決意表明した。
 山口さんは若者の雇用確保による過疎化対策などを主張してきたが、及ばなかった。
 ◇新議員18人そろう
 同市議選(定数18)は、20人で議席を争い、現職12人、新人6人が当選を決めた。当日有権者数は2万7409人(男1万2874人、女1万4535人)。投票率は80・46%(前回84・64%)。【石井尚、五十嵐朋子】
 ◇記名式の投票を誤って受け付け 新見市「今回は有効」
 電子投票で14日投開票された新見市長・市議の両選挙で、同市選管は、投票所の管理者だった50代の市職員が誤って記名式の投票を受け付けたと発表した。同市の条例は、投票は電子投票以外は認められないと決めていた。男性の投票は、公職選挙法では無効とは定められていないため、今回は有効とした。
 同市選管によると、14日午前7時ごろ、投票所の福本ふれあいセンター(同市菅生)で、最初に投票に訪れた男性が、投票箱や電子投票端末が空の状態であることを確認する際、「記名投票ができないなら、確認したことを署名しない」などと言って、記名投票を求めた。管理者が、選挙人名簿に名前が載っていない人のために用意されていた仮投票用紙に記入させてしまったという。
 市選管は「誠に遺憾。今後ミスがないようにしていきたい」と話した。【石井尚】
 ◇新議員決まる−−真庭市議選
 定数2減となった真庭市議選(定数24)は14日深夜、立候補した26人のうち、現職22人、新人2人の新議員が決まった。党派別は民主1人、公明2人、共産1人、無所属20人となった。当日有権者数は4万806人(男1万9228人、女2万1578人)。投票率は72・41%(前回80・37%)だった。【石井尚】
 ◇美咲町議選も
 17人が立候補した美咲町議選(定数16)は14日、投票が行われた。即日開票の結果、現職11人、新人5人が当選した。党派別では公明1人、無所属15人。当日有権者は1万3218人(男6203人、女7015人)。投票率は76・69%(前回84・47%)。【小園長治】

1964チバQ:2013/04/16(火) 20:27:05
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 ◆開票結果
 ◇備前市=選管最終発表
当 9378 吉村武司 66 無新
  8467 沖田護  61 無新
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 ◇備前市
吉村武司(よしむら・たけし) 66 無新(1)
 自動車教習所会長▽市観光協会長[歴]岡山JC会員▽市連合PTA会長▽商議所会頭▽関大=[自][民][公]
………………………………………………………………………………………………………
 ◆開票結果
 ◇新見市=選管最終発表
当 13019 石垣正夫 72 無現
   8874 山口康史 49 無新
………………………………………………………………………………………………………
 ◇新見市
石垣正夫(いしがき・まさお) 72 無現(3)
 市長▽全国市長会副会長▽県農業共済組合連会長理事[歴]市職員▽県市長会長▽新見農高=[自][公]
………………………………………………………………………………………………………
 ◆開票結果
 ◇新見市(定数18−20)=選管最終発表
当 1554 池田一二三 59 無現
当 1528 石田実   57 無新
当 1424 榎日出男  65 無現
当 1237 藤沢正則  59 無現
当 1206 林光和   64 無現
当 1169 塩飽満路  68 無現
当 1155 岩田秀之  53 公新
当 1149 津島大孝  63 無現
当 1140 坂東義生  59 無新
当 1104 宮本英基  43 無新
当 1050 難波孝一  66 無現
当 1022 羽場純三  63 無現
当 1022 仲田康豊  61 無現
当  982 小河俊文  50 無新
当  967 山本昌次  60 無新
当  963 面田照雄  64 無現
当  936 橋本亨子  55 共現
当  836 杉本美智子 46 無現
   743 小郷昌一  66 無現
   715 堀江裕   35 維新

1965チバQ:2013/04/16(火) 20:27:22
 ◇真庭市(定数24−26)=選管最終発表
当 1590 森田一文 74 無現
当 1566 岩本壮八 58 公現
当 1396 長尾修  63 無現
当 1388 妹尾智之 52 公現
当 1333 岡崎陽輔 54 共現
当 1330 草地秀育 58 無現
当 1286 柿本健治 64 民現
当 1218 初本勝  70 無現
当 1213 緒形尚  50 無新
当 1209 竹原茂三 63 無現
当 1196 古南源二 60 無現
当 1176 池田文治 62 無現
当 1142 妹尾昇  74 無現
当 1142 小田康文 47 無現
当 1142 福島一則 63 無現
当 1118 中元唯資 61 無現
当 1085 築沢敏夫 64 無現
当  986 中尾哲雄 65 無新
当  964 河部辰夫 73 無現
当  958 福井荘助 63 無現
当  945 宮田精一 64 無現
当  910 原秀樹  60 無現
当  857 氏平篤正 60 無現
当  831 入沢広成 59 無現
   741 井藤文仁 54 無現
   551 加藤大悟 63 無元
 ◇美咲町(定数16−17)=選管最終発表
当 955 形井円   64 無新
当 855 金谷高子  60 公現
当 764 岩野正則  59 無現
当 757 松島啓   49 無現
当 686 左居喜次  57 無新
当 618 三船勝之  72 無現
当 610 片山剛   61 無新
当 578 山本宏治  59 無現
当 552 江原耕司  68 無現
当 511 小林達夫  34 無新
当 481 貝阿弥幸善 66 無現
当 473 林田実   51 無現
当 471 岡田寿   63 無現
当 468 延原正憲  61 無新
当 436 松田英二  55 無現
当 425 下山和由  72 無現
  417 藤井智江  61 共新
4月16日朝刊

1966チバQ:2013/04/16(火) 20:28:12
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20130415-OYT8T01199.htm
三原市長  天満さん初当選



当選から一夜明け、抱負を語る天満さん(三原市役所で) 三原市長選挙は14日、投開票され、前県議の天満祥典さん(66)(無所属)が、前副市長の松浦邦夫さん(61)(同)に5227票の差をつけて初当選を果たした。市議選も同時に行われ、28人の新しい顔ぶれが決まった。8年ぶりの同日選だったが、投票率は66・46%と、市長選は前々回(72・23%)より5・77ポイントダウン、市議選は前回(64・66%)を1・80ポイント上回った。当日有権者数は8万799人。(田中昭二)

◇市長選確定得票(候2)

当28,975 天満 祥典 無新

 23,748 松浦 邦夫 無新

 天満さんは15日、市役所で当選証書を受け取り、記者会見に臨んだ。「観光地の仏通寺に食べ物や土産物の店を作りたい。市の事業仕分けをして、シンクタンクを作る。合併して良かったと思われるよう、久井や大和など各支所長は地元から公募したい」と述べた。

 また、人事について「副市長の1人は国や県から来てもらい、部長級は自分が面接して配置したい」と方針を述べた。市庁舎は耐震診断結果をチェックし、建て替えが必要なら同市宮浦の浄水場跡地も候補にしたいとの考えを示した。24日に初登庁する予定。

 選挙戦では、市庁舎を移転させるはずだった旧帝人用地の利用法などについて五藤康之市長の市政運営を厳しく批判。副市長として五藤市長を支えた松浦さんを退けた。

 一方の松浦さんは、五藤市長の後継指名を受け、溝手顕正参院議員、連合広島などの支援を受けたが、立候補表明が昨年11月と出遅れ、知名度不足も響いた。14日夜には事務所で「私の不徳の致すところで、申し訳ありません」と頭を下げた。五藤市長も「私の力及ばずだった。市政運営に対する市民の一つの答えではないか」と敗因を語った。

 天満さんは立命館大理工学部卒。2003年4月から県議を務めた。

 市議選の当選者の内訳は、現職18人、新人10人で、女性は4人全員が当選した。政党別は公明3人、共産1人、無所属24人だった。

[記者手帳]

 潮目が変わった、ということなのだろう。三原市の新しいリーダーに天満祥典さんが決まった。26年前、民社王国と言われていた旧三原市で、溝手顕正さん(現・自民党参院幹事長)が初当選して以来の大きな節目となったと言えるだろう。溝手さんの流れをくむ松浦邦夫さんを破ったからだ。

 激戦から一夜明けた15日早朝、市役所のそばで、ばったり天満さんと出くわした。「午前4時から早起きの会に出席した。寝てないんですよ」と笑う。このバイタリティーと庶民性が天満さんの持ち味だろう。合併後8年、五藤康之市政に対する批判票の受け皿になったとも言えそうだ。

 一方、市議選では28人のうち新人が10人を占めた。30〜40歳代の若手4人が当選し、ベテランの現職3人が落選、こちらも大きな変化の時を迎えた。

 天満さんは、18年にわたって市議や県議を務め、地方政治に精通しているが、市政運営は初めてだ。選挙期間中、天満さんは「ガラス張り市政」を強調した。市議会の顔ぶれも大きく変わり、今まで以上に丁寧な議会対応、市民説明が求められる。ガラスの向こうから、大勢の市民が見ていることを忘れてはならない。(田中昭二)

(2013年4月16日 読売新聞)

1967チバQ:2013/04/16(火) 20:28:39
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201304150048.html
'13/4/15
三原市長に天満氏が初当選


 三原市長、市議選は14日、投開票された。8年ぶりの選挙戦となった市長選は、無所属新人の元県議天満祥典氏(66)が、無所属新人の前副市長松浦邦夫氏(61)を破って初当選した。

 天満氏は、昨夏から本格的に活動を始め、後援会組織を生かして地域を回った。「変革」を強調し、行財政改革や観光振興、中山間地域活性化などを訴えた。争点の市庁舎問題はJR三原駅前跡地での建設反対を打ち出し、跡地活用はホテルなどの民間開発を促す考えを示した。

 松浦氏は五藤康之市長の支援を受け、行政経験や実績などを強調。支持を呼び掛けたが、及ばなかった。

 市議選は、定数4減の28に対し、現職21人、新人15人の計36人が激しく争った。当選者の内訳は現職18人、新人10人。党派別は公明3人、共産1人、無所属24人となった。

 当日有権者数は8万799人。投票率は市長選が66・46%で、選挙戦になった前々回の72・23%を5・77ポイント下回った。市議選も66・46%で、前回の64・66%を1・80ポイント上回った。

【写真説明】三原市長選で初当選し、支持者と万歳をして喜ぶ天満さん(中)。左は妻敏子さん=14日午後10時45分、三原市小坂町の事務所(撮影・安部慶彦)

1968チバQ:2013/04/16(火) 20:29:35
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20130415-OYT8T01032.htm
丸亀市長に梶さん初当選・・・新市議27人も決まる



初当選を決め、妻の由美さん(左)らとバンザイする梶さん(中央)(14日午後10時38分、丸亀市土器町の事務所で)  丸亀市長選、市議選(定数27)は14日投開票され、無所属の新人3人が争った市長選は、前県議の梶正治さん(60)が、前県議の山本直樹さん(65)、前市議の横田隼人さん(53)を破り、初当選を果たした。行革のあり方が主な争点となったが、投票率は56・55%(前回65・86%)にとどまり、旧市を含めて過去最低だった。当日有権者数は8万8894人。

 同市土器町の事務所で14日深夜、支持者らとバンザイを繰り返した梶さんは「公約に着実に取り組み、市民の笑顔が続くように頑張りたい」と語った。

 社民党県議だった梶さんは昨年2月、いち早く立候補を表明。新井哲二市長の行革路線や、保育所の統廃合・民営化を「行き過ぎ」と批判し、「対話を増やし、市民目線の政治を実現する」と訴えた。連合香川の支持を受けたほか、現市政に批判的な保守層にも浸透した。

 梶さんは丸亀市出身。県職員、衆院議員秘書を経て、3度目の挑戦だった1999年の県議選で初当選。4期連続で務めていた。

 山本さんは、県議として築いた国、県とのパイプをアピールしたが、具体的な政策を浸透させられなかった。横田さんは、新井市長の後継として行革の継続を訴え、民間水族館の誘致を主張したが、支持基盤を広げられなかった。

 今回から定数が3減り、28人で争った市議選は、現職20人、新人7人が当選。党派別では公明2人、共産2人、社民2人、無所属21人。投票率は56・54%(前回65・84%)だった。

◇「子育て世代の負担軽減」

 当選から一夜明けた15日、梶正治さんは、同市土器町の事務所で記者会見し、「まずは医療費無料化の対象年齢引き上げなど、子育て世代の負担軽減に取り組む」と決意を語った。

 早朝、JR丸亀駅前で市民に「公約を守って」と声をかけられ、改めて責任の重さを感じたという。争点となった行革について「一律カットではなく、現行のプランを見直し、精査する」とし、廃止が決まっている原田保育所に関し「できれば元に戻したい」と、存続を議会に働きかける意向を示した。

 「情報公開を進め、市民の声を聞くため、市長室を庁舎1階に移したい」とも述べた。

 投票率が低調だったことについては「政治への期待が薄くなっている。若い人の考えをきちんと聞くことで、信頼を取り戻したい」と話した。

(2013年4月16日 読売新聞)

1969チバQ:2013/04/16(火) 20:30:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130416-00000279-mailo-l37
選挙:丸亀市長選/丸亀市議選 市長選、梶氏が初当選 新市議27人も決まる /香川
毎日新聞 4月16日(火)16時7分配信

 任期満了に伴う丸亀市長選と同市議選(定数27)は14日投開票された。市長選では、NPO法人理事長の梶正治氏(60)=無新=が、元自民党県連副会長の山本直樹氏(65)=同=と運送会社役員の横田隼人氏(53)=同=を破り、初当選した。【広沢まゆみ】
 梶氏は初当選が決まると、同市土器町東7にある事務所で詰めかけた支援者らと共に万歳や乾杯するなどして祝った。選挙戦を振り返り「市長室を1階に置くなど、市民の相談に応じる、頼れる市役所になるという訴えが差になった」と勝因を分析した。
 また、15日には、事務所で取材に応じ、「これから仕事していかないとという緊張感がある」と表情を引き締めた。まず取り組む施策として、市長室の1階移設や中学卒業時までの医療費無料化、統廃合が決まった市立原田保育所(同市原田町)の統廃合見直しなどを挙げた。
 一方、市議選でも新市議27人が誕生。内訳は現職20人、新人7人で、党派別では、公明、共産、社民各2人と無所属21人だった。
 当日有権者数は8万8894人(男4万2476人、女4万6418人)で、投票率は市長選が56・55%(前回65・86%)、市議選が56・54%(同65・84%)といずれも新市発足後の過去3回で最低だった。
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 ■解説
 ◇財源の提示早急に
 合併前の旧市時代を含め10年間、市のトップを務め、行政改革を進めた新井哲二市長が引退表明し、新市政の方向性を決める選挙戦だった。「行革による市民サービスカットが地域衰退を招いた」と新井市政に批判的だった梶氏の初当選という結果に終わった。
 行革について、「良いところは残し、悪いところは直す」との姿勢だった山本氏や「新井路線」の継続を主張した横田氏に約3000票差を付けた梶氏の当選は、8年間で約142億円の効果があったとされる行革に市民が「疲れ」、ストップをかけたと言える。
 合併した旧綾歌町や旧飯山町では「地域が疲弊した」とみる向きがあったほか、行革の一環である保育所統廃合問題では保護者から「合理化の対極にあってほしい」との声が上がった。梶氏が行革の影響を懸念する市民の票を取り込んだ形だ。
 だが、行革を緩めた場合に必要となる財源について、梶氏が選挙中に詳しく語ったとは言えない。市債残高は合併後最多の約494億円(13年度末見込み)に上るほか、市本庁舎の耐震化なども今後必要で、財政に余裕はない。行革を見直した場合に必要な財源について、市債で賄うのか、他のサービスを削るのか、市民へ一刻も早く具体的に示し、理解を得る努力が必要だ。【広沢まゆみ】
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 ◇開票結果=選管最終発表
当 18636 梶正治  60 無新
  15460 山本直樹 65 無新
  15077 横田隼人 53 無新
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梶正治(かじ・まさはる) 60 無新(1)
 NPO法人理事長▽行政書士[歴]県職員▽衆院議員秘書▽県議▽神戸大
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1970チバQ:2013/04/16(火) 20:30:56
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 ◆開票結果
 ◇丸亀市(定数27−28)=選管最終発表
当 3020 内田俊英  57 公現
当 2937 大前誠治  51 無現
当 2799 福部正人  52 公現
当 2763 加藤正員  58 無現
当 2597 真鍋順穂  64 無新
当 2272 松永恭二  53 無現
当 2267 片山圭之  71 無現
当 2141 横川重行  57 無現
当 1936 三宅真弓  62 無現
当 1932 中谷真裕美 46 共現
当 1812 神田泰孝  33 無新
当 1768 松浦正武  63 社現
当 1763 山本直久  56 無現
当 1668 岡田剛   36 無新
当 1629 多田光広  60 無現
当 1618 藤田伸二  58 社現
当 1547 三谷節三  75 無現
当 1546 高木新仁  67 無現
当 1457 国方功夫  62 無現
当 1375 小野健一  65 無現
当 1310 尾崎淳一郎 61 共現
当 1255 小橋清信  67 無現
当 1222 三木真理  63 無現
当 1010 佐野大輔  30 無新
当  932 水本徹雄  61 無新
当  903 吉田正和  66 無新
当  872 川田匡文  58 無新
   769 杉本純一郎 53 無新
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 ◆喜びの当選者
 ◇丸亀市(定数27)
内田俊英  57 公現(3)党県政策局長[歴]坂出市職員
大前誠治  51 無現(3)[元]市副議長▽自民党支部幹事長
福部正人  52 公現(2)鉄鋼会社役員▽党支部長
加藤正員  58 無現(2)教育民生委員長[歴]団体事務局長
真鍋順穂  64 無新(1)農業[歴]旧飯山町収入役
松永恭二  53 無現(3)[元]セシール社員[歴]南中PTA会長
片山圭之  71 無現(2)旧丸亀市長▽NPO法人代表
横川重行  57 無現(3)農業▽連合香川議員懇副会長
三宅真弓  62 無現(3)衣料品販売会社役員
中谷真裕美 46 共現(3)[元]中学講師[歴]旧飯山町議
神田泰孝  33 無新(1)看護師▽県看護連盟幹事
松浦正武  63 社現(3)農事組合法人六郷代表▽農業委員
山本直久  56 無現(3)飲食店経営[歴]城乾小PTA会長
岡田剛   36 無新(1)部落解放同盟県執行委員
多田光広  60 無現(3)川西営農組合長[歴]建設会社役員
藤田伸二  58 社現(2)[元]市職労委員長[歴]地区労議長
三谷節三  75 無現(3)旧飯山町収入役[歴]旧飯山町議
高木新仁  67 無現(3)[元]市議長[歴]旧綾歌町議長
国方功夫  62 無現(2)設計会社役員[歴]市副議長
小野健一  65 無現(3)[元]市副議長▽宅建取引業
尾崎淳一郎 61 共現(3)県立香川丸亀養護学校PTA会長
小橋清信  67 無現(3)郡家町辻自治会長[歴]市職員
三木真理  63 無現(3)[元]市副議長[歴]会社員▽市監査委員
佐野大輔  30 無新(1)自動車販売店経営▽保険代理業
水本徹雄  61 無新(1)建設会社役員▽クレーン運転士
吉田正和  66 無新(1)綾歌町身障者協会長[歴]旧綾歌町議
川田匡文  58 無新(1)[元]会社役員▽自民党支部事務局長
4月16日朝刊

1971チバQ:2013/04/16(火) 20:32:35
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20130416ddlk38010668000c.html
選挙:県議補選・伊予市選挙区 大西氏、初当選 /愛媛
毎日新聞 2013年04月16日 地方版

 伊予市長選に出馬した前職の辞職に伴う県議同市選挙区補選(定数1)は14日投開票され、自民新人の前同市議、大西誠氏(47)が無所属新人の元会社員、水口輝雄氏(66)を破り、初当選した。当日有権者数は3万1635人、投票率は72・90%だった。

 大西氏は同日夜、同市灘町の事務所で集まった50人以上の支持者らに祝福され、笑顔で万歳。「伊予市の中心市街地ではJR、私鉄の交通の便などをPRし、活性化、企業誘致を進めたい。双海、中山地域では観光振興や住みやすい街づくりに取り組む」と抱負を語った。【中村敦茂】

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 ◆開票結果

 ◇県議伊予市補選(定数1−2)=選管最終発表
当 17965 大西誠  47 自新

   3981 水口輝雄 66 無新

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大西誠 47 自新(1)

 運輸会社役員[歴]伊予市議▽筑波大

1972チバQ:2013/04/16(火) 20:48:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20130416-OYT8T00098.htm
伊予市長に武智さん

. 伊予市長選は14日に投開票され、新人の前市議・武智邦典さん(56)(無所属)が、新人で前県議・泉圭一さん(50)(同)に157票差で競り勝ち、初当選を決めた。当日有権者数は3万1624人で、投票率は72・92%だった。

 武智さんの祝勝会場となった伊予市のウェルピア伊予では14日夜、武智さんが支持者とともに万歳を繰り返して喜んだ。

 武智さんは「謙虚に結果を受け止め、新しい伊予市をつくりたい」と接戦を振り返り、中山、双海両地域と旧伊予市街地が、積極的に交流する街づくりに臨む抱負を語った。

 選挙戦では合併後の過疎化が争点となり、武智さんは「タウンミーティングによる行政と市民の対話の推進」を掲げ、「企業誘致による地域経済活性化」を訴えた泉氏を退けた。

 武智さんは伊予市出身で、新田高校を卒業。2005年から市議を2期8年務めた。

 今回から定数が1減となった市議選も14日に投開票され、新議員20人が決まった。投票率は市長選と同じ72・92%。当選者の内訳は現職16人、新人4人。党派別では公明2人、社民1人、無所属17人だった。

(2013年4月16日 読売新聞)

1973チバQ:2013/04/16(火) 20:48:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130416-00000281-mailo-l38
選挙:伊予市長選/伊予市議選 市長選、武智氏初当選 新市議20人決まる /愛媛
毎日新聞 4月16日(火)16時17分配信

 任期満了に伴う伊予市長選、同市議選は14日投開票され、市長選は前市議の武智邦典氏(56)=無所属=が前県議の泉圭一氏(50)=同=を退け、初当選した。市議選も20人の新議員が決まった。
 市長選は現職の中村佑氏(77)が引退し、新人2人が激しく争った。武智氏は「伊予市刷新」を掲げ、市民との対話重視やウェルピア伊予活用による福祉充実などをアピール。中村市政への批判票を取り込み、組織力に勝る泉氏を逆転した。泉氏は県議を10年間務めた実績を訴え、中村市政の継承や雇用確保などを主張。後援会組織に加えて中村氏らの支援を受けたが、157票差に泣いた。
 当日有権者数は3万1624人。投票率は市長選、市議選とも72・92%(前回市長選無投票、前回市議選73・31%)だった。【伝田賢史】
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 ◆開票結果
 ◇伊予市長選=選管最終発表
当 11457 武智邦典 56 無新
  11300 泉圭一  50 無新
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武智邦典(たけち・くにのり) 56 無新(1)
 瀬戸内ライン工業役員[歴]伊予市副議長
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 ◆開票結果
 ◇伊予市議選(定数20−22)=選管最終発表
当 1393 日野健   74 無現
当 1294 日野猛仁  46 無現
当 1290 田中弘   61 無現
当 1282 正岡千博  63 無現
当 1243 三好正   63 無新
当 1196 水田恒二  63 社現
当 1148 谷本勝俊  61 無現
当 1111 大野鎮司  40 公新
当 1069 田中裕昭  63 無現
当 1063 佐川秋夫  65 無現
当 1042 門田裕一  51 公現
当 1033 久保栄   63 無現
当 1027 北橋豊作  63 無現
当  997 若松孝行  65 無現
当  977 平岡一夫  57 無現
当  967 武智実   63 無現
当  948 平岡清樹  46 無新
当  864 高田浩司  52 無新
当  823 西岡孝知  74 無現
当  749 岡田博助  65 無現
   573 向井正次郎 65 無新
   487 高井洋一  66 共現
4月16日朝刊

1974チバQ:2013/04/16(火) 22:37:37
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20130415-OYT8T01275.htm
米子市長選 現新一騎打ち

 米子市長選と市議補選(欠員2)が14日、告示された。2005年3月の合併以来3度目となる市長選には、共産党新人で元市議の佐々木康子氏(75)と、現職で3選を目指す無所属の野坂康夫氏(67)(自民推薦)の2人が立候補し、一騎打ちになった。行財政改革や保育所の民営化問題などが争点になっており、14日は両候補ともに事務所前で第一声を上げた後、精力的に街頭演説をした。15日も選挙カーで市内を回り、支持を呼び掛けた。両選挙とも投開票は21日。

 春らしい薄い水色ジャケット姿の佐々木候補は米子市両三柳の事務所前で14日午前9時に、市議補選に立候補した党公認候補と一緒に出発式を行った。

 福祉保健総合センター「ふれあいの里」の高齢者向け風呂が有料化されたことなどを例に挙げ、「福祉が切り捨てられ、8年前に比べて市民の負担は10億円も増えている」と強調。「消費増税や原発、TPP交渉参加に反対し、市民の懐を温めて暮らしを守る市政を実現したい」と力を込めた。

 野坂候補は同市久米町の事務所前で第一声を上げた。出陣式には県西部の首長らが激励に駆けつけた。在職中に最も取り組んだという行財政改革について「現状では危機的な状況は脱したと思っている」と強調。「ただ、厳しい状況に変わりない。今後も健全な行財政運営をやらねばならない」と熱弁を振るった。

 保育所の待機児童問題などの課題を挙げ、「まだやらなければならないことが残っている。米子の発展のために、働かせてほしい」と訴えた。

◇市議補選は4人

 また、市議補選には元議員2人、新人2人の計4人が立候補した。党派別は共産1人、無所属3人。

 両選挙ともに期日前投票が15日から始まり、20日まで午前8時半〜午後8時、市役所4階と淀江支所で受け付ける。有権者数(13日現在)は12万705人。

(2013年4月16日 読売新聞)

http://www.nnn.co.jp/news/130416/20130416007.html
現職と新人の一騎打ち 米子市長選告示
2013年04月16日

 中海・宍道湖圏域のかじ取り役を決める鳥取県の米子、島根県の松江両市長選が14日、告示された。米子市長選は現職と新人の一騎打ちとなり、松江市長選は現職に新人2人が挑む。また、米子市議補選(欠員2)と松江市議選(定数34)も同日、告示された。いずれも投開票は21日。

 任期満了に伴う米子市長選は、共産新人で元米子市議の佐々木康子氏(75)と3選を目指す無所属現職の野坂康夫氏(67)=自民推薦=が立候補した。市政の継続か刷新かを問う選挙で、米子の針路をめぐり論戦を展開する。

 財政健全化に向けた行財政改革を進める野坂市政への評価が最大の争点となる。

 野坂氏は校区単位の後援会が選挙母体で、自民系市議や若手経済界を軸に支持を広げる。佐々木氏は選挙母体の党組織に加え、革新系市民団体のメンバーらが支援、現職批判票の獲得を狙う。

 いずれも午前9時から選挙事務所前で出陣式を開き、第一声を上げた。佐々木氏は「高齢者が生き生きと過ごせる米子市に」、野坂氏は「市民生活向上のために働かせてほしい」と主張した。

 13日現在の選挙人名簿登録者数は12万705人(男5万6489人、女6万4216人)。

◇米子市長選立候補者
(届け出順)
佐々木康子(ささきやすこ) 75 政党役員 共新
野坂(のざか) 康夫(やすお) 67 米子市長 無現

1975チバQ:2013/04/16(火) 22:39:26
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130416ddlk32010535000c.html
選挙:松江市長選/松江市議選 告示 市長選、三つどもえ論戦に 市議選42人出馬 /島根
毎日新聞 2013年04月16日 地方版

 任期満了に伴う松江市長選と同市議選が14日、告示された。市長選には共産新人の石飛育久氏(34)、無所属現職で3選を目指す松浦正敬氏(65)=自民、公明推薦、無所属新人で学習塾経営の川上大氏(54)の3人が立候補。旧市時代を含め4期務めた松浦氏の任期の長さの是非や、全国の県庁所在地で唯一立地する原発(中国電力島根原発)への対応などが主な争点となる。一方、定数が2減の34となった市議選には、現職29人、元職1人、新人12人の計42人が出馬。いずれも選挙戦となり、14日には各候補が第一声などで主張を訴えた。両選挙とも21日に投開票される。【宮川佐知子、曽根田和久、金志尚】

 石飛氏は、学園2のスーパー前で約100人(陣営発表)に向かって第一声。応援演説の尾村利成県議は「(福島第1)原発事故で15万を超す人が古里に帰れない。(現市政は)原発を容認し、再稼働を認めようとしている」と批判した。

 松浦氏は、東朝日町の事務所で出陣式。集まった約600人(陣営発表)に対し、市長としての実績や経験を強調。溝口善兵衛知事もマイクを持ち「風格のあるまちづくりに頑張っている。今後も松江市で活躍してほしい」とエールを送った。

 川上氏は、比津町の事務所前で第一声。約100人(同)に現職の在任期間が長い問題などを訴えた。「大ちゃん、勝手に応援・志・隊」の今岡克己・代表世話人が「交代の朝が来た。心を一つにして新しい町を作っていこう」と呼びかけた。

 一方、市議選に立候補した42人の政党別内訳は、自民1人、公明4人、共産3人、無所属34人。

 期日前投票は、20日までの午前8時半(一部は午前9時)から午後8時まで、市役所本庁2階集会室などで。投票は21日午前7時から午後8時まで(一部は午後7時まで)、市内98カ所の投票所で。午後9時から学園南1のくにびきメッセで即日開票される。

 13日現在の有権者数は16万7176人(男7万8794人、女8万8382人)。

1976チバQ:2013/04/16(火) 22:39:40
 ◆松江市長選立候補者の第一声(届け出順)

 ◇安全安心へ脱原発−−石飛育久氏(34)=共新
 市長の最大の仕事は市民の命と安全を守ること。子や孫が安心して住み続けられる松江を作るため立候補した。松江から原発を無くし、暮らしと子育て日本一の松江を作ろう
 原発の危険性は誰も否定できなくなった。事故が起これば、住みたくても誰も住めなくなる。そういう事を松江で起こしたくない。市民の安全を守るなら、廃炉が現実的で責任ある対応だ。自然エネルギーに切り替えれば仕事も増える。市役所内に「脱原発自然エネルギー課」を作り、原発で働く皆さんの雇用も守る。

 TPP(環太平洋パートナーシップ協定)は農業だけの問題ではなく、地域経済など暮らしに直結している。憲法の問題でも9条を守ってほしい、平和な日本を引き続き作ってほしいという声が高まっている。市民の目線で、市民が主人公の新しい松江を作っていきたい。

 ◇自然、代替エネ促進−−松浦正敬氏(65)=無現(2)
 人があってこそ街の活力が生まれる。定住対策では700人以上の新規雇用を確保し、子育て支援では出生率がV字回復してきている。市債残高を減らし、行財政改革にも取り組んできた。

 原発はできるだけ依存率を低下させ、自然・代替エネルギーで補っていく。その間は世界最高の安全基準を松江に適用し、原発の安全性を確保していく。

 尾道松江線がつながり、山陽へと大動脈ができた。中海、宍道湖、大山圏域の連携を作ってきたが、今後も行政と経済界が一緒にチャンスをものにしたい。

 住みやすさ日本一を目指し、これからも子育て支援に一生懸命取り組みたい。市立病院の中にがんセンターを設け、早期発見、早期治療により、安心して住んでもらいたい。

 経験、知識、皆様との太いパイプを総動員し、命をかけてまちづくりを頑張りたい。

 ◇救急医療の充実を−−川上大氏(54)=無新
 ポイントは行政改革。松江市の医療で最も大切なことは、救急医療の充実ではないかと言ってきた。それができないのは、市役所の体質に問題がある。現職は公約でがんセンターを充実すると言ったが、一人一人の大事な命を守るためにはまず、救急医療をやらないといけない。

 4年前、私が訴えたことを現職が取り入れ、私も一市民に戻って市政を見守ると言った。行政マンを卒業して政治家に生まれ変わると(現職は)言ったができなかった。

 市立病院の跡地は、民間出身の私として放っておく感覚が分からない。利子を考えたらものすごい財産の損失。私が市長になったら、跡地の問題をすぐに解決させる。

 現職は13年間も市長をやってきた。今度やったら17年。長いと思いませんか。私は松江市の未来、松江市民のために立ち上がった。

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石飛育久(いしとび・いくひさ) 34 共新

 党県常任委員[歴]会社員▽病院職員▽県議秘書▽東京情報ビジネス専門学校

松浦正敬(まつうら・まさたか) 65 無現(2)

 市長▽県市長会長[歴]宮崎市助役▽旧自治省大臣官房審議官▽全国市長会副会長▽東大=[自][公]

川上大(かわかみ・だい) 54 無新

 大塾代表取締役▽学校法人大多和学園常務理事[歴]住友金属工業社員▽東大

1977チバQ:2013/04/16(火) 22:41:26
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20130416-OYT8T00102.htm
八幡浜市長選 現新一騎打ち

 八幡浜市長選が14日告示され、再選を目指す現職の大城一郎氏(48)と、前衆院議員で新人の高橋英行氏(41)が、ともに無所属で立候補した。歯止めのかからない過疎と高齢化、街の再生などが争点となる。2005年の合併後、選挙戦となるのは前回に続く。

 大城氏は後援会幹部らと神社で必勝を祈願した後、午前9時から市役所前で出陣式を行い、衆院議員や県議らも参加した。大城氏は「にぎやかだった昔のような街に、再生し、復興したい。市立八幡浜総合病院の改築が始まり、高規格道路の名坂道路が開通し、港には道の駅『八幡浜みなっと』が完成した。高規格道路をさらに延伸させ、商業都市の再生や医師の確保などを手がけ、自慢できる街にしよう」と訴えた。

 高橋氏も神社で必勝を祈願し、衆院議員だった祖父の像に立候補を報告。新町ドームで、前衆院議員や県議らと出陣式に臨んだ。高橋氏は「人口が減り、街が衰退していくのを黙って見ていられない。温浴施設の整備や、シャッターの下りた商店街の復活、農林水産業の振興、2次救急医療が完全にできる医療体制づくりを行う。子どもたちが希望を持って元気に育ち、希望の持てる八幡浜にしていく」と力を込めた。

 投票は21日午前7時〜午後8時、市内19か所(一部で繰り上げ)で行われ、同9時から市役所5階大会議室で開票される。13日現在の有権者数は3万1603人。

(2013年4月16日 読売新聞)


http://www.ehime-np.co.jp/rensai/yawatahamashichosen/ren569201304157949.html
八幡浜市長選告示 各候補第一声 2013年04月15日(月)

【右】大城一郎候補
【左】高橋英行候補  14日告示の八幡浜市長選挙は、ともに無所属で、再選を目指す現職大城一郎氏(48)と前衆院議員の新人高橋英行氏(41)が激突する構図となった。立候補届け出の後、市内中心部で出陣式に臨んだ両氏は、支持者を前に、衰退傾向にある地域再生への意気込みなどを強調。7日間の選挙戦が幕を開けた。

【大城一郎候補 にぎわい取り戻す】
 大城候補は北浜1丁目の市役所前で第一声を上げ「皆さんの支持や声援をもらいながら、この4年間一生懸命駆け抜けてきた。2期目のスタートラインに立たせてほしい」と支援を求めた。
 港再開発事業で整備した道の駅や、3月に開通した名坂道路、改築中の市立八幡浜総合病院に触れ、「今年は八幡浜が生まれ変わる年になる。華やかでにぎやかだったまちを取り戻したい」と決意を述べた。
 県内でも珍しい40代対決に「若い政治家同士の市長選で、大変厳しい戦い。初心を忘れることなく、子どもたちの未来のために働かせていただく」と訴えた。出陣式には、地元選出の国会議員や県議らも駆け付け、応援演説で後押しした。(小田良輔)

【高橋英行候補 希望持てるまちに】
 高橋候補は新町2丁目の新町ドームで出陣式。「八幡浜は変わらなければならない。市民全員でリニューアルし、希望の持てるまちをつくりましょう」と気勢を上げた。
 部長制度廃止など市役所改革のほか、かんきつと魚を中心とした農林水産業の活性化や2次救急医療体制拡充に努力するとし「子どもが希望を持って育つまちを目指す」と宣言。「移動市長室を設け、足を運んで市に対する要望を聞いていく」と述べ、会社員や衆院議員の経験で培った度胸やふるさとへの情熱をアピールした。
 地元県議らも登壇し、支持拡大を要望。高橋氏は有権者と握手をしながら「勝たなければ八幡浜に未来はありません」と訴え、街宣車に乗り込んだ。(藤中潤)

1978チバQ:2013/04/16(火) 22:44:52
http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=301326&nwIW=1&nwVt=knd
四万十市長選が告示 田中、中平氏が出馬
2013年04月15日07時38分
 任期満了に伴う四万十市長選が14日告示され、届け出順に、いずれも無所属で、再選を目指す現職の田中全氏(60)=民主党県連・共産党県委員会・社民党県連合推薦、中村桜町=と、新人で元同市副市長の中平正宏氏(56)=自民党県連・公明党県本部推薦、西土佐薮ケ市=の2人が立候補。21日の投票日に向け、7日間の選挙戦に入った。

http://senkyo.mainichi.jp/news/20130416ddlk39010690000c.html
選挙:四万十市長選 告示 候補者の第一声 /高知
毎日新聞 2013年04月16日 地方版

 任期満了に伴う四万十市長選が14日告示され、再選を目指す田中全氏(60)と新人で元副市長の中平正宏氏(56)の2人が立候補。無所属の現職と新人の一騎打ちとなった。南海トラフ地震や津波対策、市民病院経営改革、雇用や財政問題などが争点となりそうだ。

 投票は21日午前7時から午後6時(一部繰り上げ)まで、市内77カ所であり、同8時から市立中央公民館で即日開票される。

 13日現在の有権者は2万9405人(男1万3699人、女1万5706人)。=候補者は届け出順。【真明薫】

 ◇今一度、市政を任せて−−田中全氏(60)=無現
 田中氏は、同市四万十市駅前町の選挙事務所前で出陣式を行い、支持者約400人(陣営発表)が集まった。民主党の武内則男・参院議員や間嶋祐一・連合高知会長らが出席。田中氏は「この4年間で市政は大きく変わった」と1期目の実績を強調し「市民病院を必ず守る」「町をにぎやかにする『おまち中村』の復活」「文化センターの建て替え」などの公約を述べ「これらの実現のために今一度、市政を任せてほしい」と訴えた。【真明薫】

 ◇経済力で社会保障充実−−中平正宏氏(56)=無新
 中平氏は同市右山の物産館「サンリバー四万十」で出陣式。自民党の山本有二衆院議員や支持者ら約350人(陣営発表)が集まった。中平氏は「強い経済をつくり、財政基盤を固めることで社会保障を充実させる。経済活性化で、幡多地域の中心となる四万十市をつくる」と強調。農林水産業の振興▽若者の雇用確保▽新産業創出▽地域ごとの防災・減災対策▽高速道路延伸▽中学までの医療費無料化−−などの公約を掲げ、支持を訴えた。【最上和喜】

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田中全(たなか・ぜん) 60 無現(1)

 市長[歴]農林中央金庫職員▽協同リース大阪支店副支店長▽一橋大=[民][共][社]

中平正宏(なかひら・まさひろ) 56 無新

 農業[歴]西土佐村議長▽同村長▽四万十市副市長▽四万十川西部漁協理事▽中村高=[自][公]

1979名無し:2013/04/16(火) 23:50:18
なかっち 動画
http://www.youtube.com/watch?v=z2qK2lhk9O0s



みんなで選ぶニコ生重大事件 2012
http://vote1.fc2.com/browse/16615334/2/
2012年 ニコ生MVP
http://blog.with2.net/vote/?m=va&id=103374&bm=
2012年ニコ生事件簿ベスト10
http://niconama.doorblog.jp/archives/21097592.html


生放送の配信者がFME切り忘れプライベートを晒す羽目に 放送後に取った行動とは?
http://getnews.jp/archives/227112
FME切り忘れた生主が放送終了後、驚愕の行動
http://niconama.doorblog.jp/archives/9369466.html
台湾誌
http://www.ettoday.net/news/20120625/64810.htm

1980チバQ:2013/04/17(水) 21:49:12
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20130417/news20130417773.html
激励送付、知事側が否定 高橋氏出陣式で紹介
2013年04月17日(水)
 21日投票の愛媛県八幡浜市長選挙に立候補している前衆院議員の無所属新人高橋英行氏(41)の陣営が告示日に市内で開いた出陣式で紹介した中村時広知事名の激励メッセージについて、送った事実を知事側が否定していることが16日、分かった。
 高橋氏の出陣式は14日午前、同市新町2丁目の新町ドームであり、約800人(主催者発表)が参加。中村知事からのメッセージとして「国政で培った経験と人脈、行動力を生かし、八幡浜市政発展のためにご活躍することは間違いありません」といった内容が読み上げられた。
 しかし、中村時広事務所(松山市)は愛媛新聞社の取材に対し「知事から激励メッセージを出した事実はない。困惑している」と否定している。
 高橋氏の後援会事務所は「知事からいただいたと認識している。祝電は破棄し残っていない。どういう形で届いたかは分からない」と話している。

1981チバQ:2013/04/17(水) 21:56:13
http://www.nnn.co.jp/news/130417/20130417011.html
元・現また一騎打ち 大山町ダブル選 激戦の町長選
2013年04月17日

 任期満了に伴う大山町長選と同町議選(定数16)が16日告示され、町長選は返り咲きを狙う無所属元職の山口隆之氏(59)と、再選を目指す無所属現職の森田増範氏(59)が立候補し、前回と同じ構図の激戦が始まった。町議選は1人超の戦い。いずれも21日に投開票される。

 町長選は、特産品開発などを手掛ける「大山恵みの里公社」の運営のあり方や少子高齢化対策が焦点となる。

 山口氏は同町御来屋の選挙事務所で出陣式に臨み、約350人(主催者発表)の支援者を前に保育料減額や高校生の通学費助成などの公約をアピール。「8年間の合併計画を検証し、本当に求められているものにどう直すか考え実行したい」と町政刷新を訴えた。

 森田氏は同町末長の選挙事務所で出陣式に臨み、約300人(同)の支援者を前に若者の出会い事業の推進や国と連携した保育料無償化などの公約を訴え。「この4年の現場視点・住民視点のまちづくりを進めるか、元に戻すかの選択だ」と路線継続を主張した。

 定数が3減となった町議選には現職12人、元職1人、新人4人の計17人が立候補した。

◇大山町長選立候補者(届け出順)
山口(やまぐち) 隆之(たかゆき) 59 農  業 無元
森田(もりた) 増範(ますのり) 59 大山町長 無現

1982チバQ:2013/04/19(金) 23:30:35
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/feature/matue1365512775251_02/news/20130409-OYT8T01333.htm
2013 松江市ダブル選 一覧

<上>格差 企業向け補助金対象外

.<ものづくりの町 合併遅れ影響>



金属部品を作る製造業者。ものづくりの町の成長に市の後押しが期待される(松江市東出雲町で) プレス音が響く松江市東出雲町下意東の金属部品製造業「フクテコ」。従業員23人を抱え、プレスから溶接までを自社でこなし、大阪の企業とも取引してきた。「松江道も開通した。20万人都市の行政と企業がスクラムを組めば商機が広がる」。福頼敏文社長(65)は期待する。

 人口約1万5000人。製造業50社が並ぶものづくりの町・東出雲町。2011年8月に松江市に編入合併されたが、その道のりは複雑だった。

 03年の住民投票で合併反対派が多数を占めると、旧松江市と八束郡7町村による05年3月の合併を「町のよさが失われる」と拒否。いったんは単独町制を選んだが、07年8月の町長選で合併推進を主張した新人が当選後、今度は「町の発展につながる」と合併にかじを切った。

 それだけに、市内の他の地域とは「格差」がある。



 島根原発が立地する松江市。地域振興のために、国は地元に事業所を置く企業を優遇している。経済産業省の「原子力発電施設等周辺地域企業立地支援給付金」がそれだ。新規雇用3人以上を条件に、最長8年間、企業の電気代の最大85%を補助する。

 さらに市も15%上乗せする。両方を合わせると、電気代が無料になる企業もある。12年度には、上乗せ分だけで1億2523万円(137件)が支給された。

 ところが、東出雲町は対象外。経産省が補助制度を設けた当初、支給対象は立地自治体の旧鹿島町と隣接市町だけだった。その後、「05年度までに合併した市町村は対象に加える」と経産省が特例を設けたが、それ以降に合併した自治体は追加を認めなかった。

 格差を解消するため、市は4月、東出雲町の製造業だけを対象とした別の優遇措置を新たに設けた。「ものづくり産業投資促進助成金」。同町で事業所を新設、増設したり、設備投資をしたりする企業に対し、費用の10%を最大1000万円まで補助する。

 福頼社長は「格差は仕方ないが、新しい助成金ができた。小さな町の財政では不可能だった。今後、利用する企業が出てくるのでは」と話す。

 ただ、新規雇用3人という中小企業には厳しい条件があり、これまで問い合わせはあるものの、該当する企業がないという。



 格差とは別に、サービスの低下を指摘する声もある。樫原孝尚・揖屋公民館長(72)は「融通が利かず、対応のスピードは遅くなった」と訴える。

 近所の保健センターで受けていた乳幼児検診は町中心部から約10キロ離れた市保健福祉総合センターまで行かなくてはならなくなった。旧町時代は区長が約90人おり、困りごとがあると区長が役場に掛け合ってくれたが、合併後は市への要望は東出雲町自治会連合会を通すように一本化された。

 区長経験のある永島秋彦さん(65)は「合併して首長は遠い存在になった。市長には周辺部にも来てもらい、立ち話でもいいので、現状を見てほしい」と求める。

 町の元公民館長、石原久次さん(83)は皮肉を言う。「合併して良くなったのはゴミの分別が楽になったことくらいだ」。町は合併後、初めての市長選を迎える。

(2013年4月10日 読売新聞)

1983チバQ:2013/04/19(金) 23:31:57
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/feature/matue1365512775251_02/news/20130410-OYT8T01299.htm
2013 松江市ダブル選
<中>原発 避難、再稼働重い課題

.<「補償金目当てか」意見言いづらく>



広域避難訓練で大田市に避難し、スクリーニングを受ける松江市民ら(1月26日、大田市の大田総合体育館で) 1月26日、中国電力島根原発(松江市鹿島町)での重大事故に備え、県や周辺市で初の広域避難訓練が行われた。県が策定した広域避難計画に基づき、松江市では市民約320人が参加し、大半がバスで大田市への避難を体験した。

 広域避難計画は、原発で万が一の重大事故が起きた場合の住民の避難先や避難経路をあらかじめ定めておくものだ。どの地区の住民がどの自治体のどんな施設に逃げるのかを決めなければならない。

 松江市民の場合、市民は県西部や広島県、岡山県の計29市町に分散して避難する。さらに、各市町の計約900か所の避難所に入ることになる。最も遠い避難先は吉賀町で約170キロも離れている。

 市は、だれがどこへ避難するのか、避難先の自治体や施設との調整を急いでいる。市防災安全部の担当職員は、岡山県などを訪れ、「計画を作り出して初めて、避難がいかに大変かを痛感した」と話す。



 7月には、福島第一原発の事故を教訓に、国の原子力規制委員会が原発の新しい安全基準をまとめる。これを受けて、全国で原発の再稼働の議論が大きく動き出す。

 松江市は県庁所在地として全国で唯一、原発を抱える。島根原発1、2号機とも現在は定期検査中。3号機もすでに施設が完成している。いずれも稼働を待っている状況だ。

 再稼働や新しい原発の稼働には、立地自治体の同意が大前提となる。昨年6月、政府が関西電力大飯原発3、4号機の再稼働を決定した際も、福井県と地元・おおい町に同意を求めた。

 近い将来、島根原発の再稼働が議論になれば、松江市も判断を迫られる。



 同市鹿島町の40歳代の男性は地元で意見を言えないことにもどかしさを感じる。「今回、避難訓練には声がかからなかったが、なんだか遠足のような感じで危機意識の低さを感じた。本当に何かあった時に大丈夫なのか」

 男性は10年ほど前、中国電力から広報アドバイザーに選ばれた。地元住民として中国電の広報に助言する。活動を通して、核燃料棒を運び込む際に説明を受けたり、原発の施設内を視察したりして、「日本一安全な原発です」と聞かされてきた。

 しかし、2010年に1、2号機で発覚した多数の点検漏れや、福島第一原発事故を目の当たりにして、「だまされていた」という気になった。だが、「補償金がほしいからではないか」などと勘ぐられるのが怖くて、堂々と意見を言うことができないという。

 市政にとってこの先、避難計画の細部の策定や原発再稼働の判断など重い課題が山積している。男性は「地元で暮らしている市民が本音で意見を言えてこそ、原発についてしっかりした議論ができるはず」と話している。

(2013年4月11日 読売新聞)

1984チバQ:2013/04/19(金) 23:32:38
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/feature/matue1365512775251_02/news/20130411-OYT8T01341.htm
2013 松江市ダブル選

<下>子育て 環境は充実、情報は不足

.<市民に発信の動き>



いっしょに子育て研究所の託児所。広々としたスペースで子育て経験のあるスタッフらが子どもを預かる(松江市で) 「『松江はなんて子育てしやすいところなの。永住したい』という転勤族の方もいますよ」。そう語るのは松江市西津田で託児や親子イベントを手がける有限会社「いっしょに子育て研究所」の宮原展子さん(37)。医療費助成など松江市の子育て環境の充実は驚きをもって受け止められているという。

 松江市は、若い世代に定住してもらうため、子育て環境の充実に力を入れている。昨年は就学前児までの医療費助成を小学6年まで無料とした。待機児童の問題も、2010年に59園だった認可保育所・園を71園に増やすことで、ピークだった10年3月末の403人から、現在、約10分の1の45人にまで減らした。

 しかし、どこでどんな子育て支援を受けることができるのか、情報不足を感じる市民は多い。



 宮原さんは松江市の教育環境が充実する前の01年に研究所を開業。託児や育児相談、赤ちゃん向けグッズの販売などを行ってきた。昨年4月には小学3年までの市の学童保育を補完するため、県内の民間で初めて小学6年までを対象にした学童保育を始めた。

 子の成長とともに子育てしている親は次々入れ替わり、「情報を発信し続けないと」と話すが、親子イベントを企画しても、有限会社であることを理由に市報への掲載や公共施設にチラシを置くことを断られることがある。子育てに関する情報がなかなか市民に広く伝わらないことにもどかしさを感じるという。



 昨年7月に長男颯志ちゃん(9か月)が誕生したばかりの同市浜乃木1のIT関連会社員松宮悠人さん(30)は「子育て世代に必要な情報を」と今年1月、有志6人と無料冊子「HAGU」を創刊した。

 子育て仲間を見つけられる場所はどこか。おむつ替えができる店はどこか。少しでも親にストレスを軽減してもらいたいと考え、誌面では子連れ歓迎の飲食店情報を紹介した。「イクメン座談会」の様子も掲載。働きに出ている父親同士は交流が少ないといい、「こういう手伝いをしている」「妻にこう声をかけてあげるといい」といった情報を載せた。

 松宮さんは「いくら医療費などの補助があっても、親は、幸せに子育てできないと2、3人目に向き合えない」と話し、市や民間団体が行っている子育て支援の情報が、もっと市民に伝わるようになってほしいと願う。

 「市長や議員にも誌面に登場してもらい、子育て世代の生の声を聞いてほしいし、行政の目が子育て世代の方を向いていることをもっと示してもらいたい」と期待している。

(この連載は岸下紅子が担当しました)

(2013年4月12日 読売新聞)

1985チバQ:2013/04/21(日) 21:59:38
現職落選

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013042100276
四万十市長に中平氏(高知)
 元副市長の中平正宏氏(56)=無所属・新/自民、公明推薦=が、田中全氏(60)=無所属・現/民主、共産、社民推薦=を破り初当選。(21日投開票)(2013/04/21-21:48)

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1986チバQ:2013/04/22(月) 21:24:26
>>221>>225この田舎で(行ったことないけど)前回、野党系が勝てたことが不思議だ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20130421-OYT8T00804.htm
四万十市長 中平さん初V


支持者らと万歳する中平さん(中央、21日午後9時33分、四万十市の事務所で)  四万十市長選は21日投開票され、新人で前副市長の中平正宏さん(56)(無所属=自民、公明推薦)が、再選を目指した現職の田中全さん(60)(無所属=民主、共産、社民推薦)を破り、初当選した。国政の与野党がぶつかる構図で、各党が「参院選の前哨戦」と位置付けた選挙戦は自公が制した。当日有権者数は2万8861人で、投票率は70・23%(前回71・27%)だった。(松田俊輔)

 同市右山の事務所に当選確実の連絡が入ると、中平さんは詰めかけた支持者らとがっちり握手。支援を受けた市議らと万歳を三唱した。紅潮した中平さんは、「防災、産業振興など課題は山積み。国、県とともに、市も発展に導きたい」と抱負を語った。

 自民、公明両党は「衆院選の勢いを参院選に」と、出陣式では地元選出国会議員が「リーダーが交代すれが市も変わる」と強調。支援団体を中心に支持を拡大し、市議12人がそれぞれの地盤を固めるなど組織戦を展開した。

 中平さんは、南海トラフ巨大地震対策を最優先に掲げ、「寸断が予想される国道の整備を急ぎ、中山間地域の孤立化を防ぐ。防災関連事業を増やし、雇用を確保する」と訴えた。

 中平さんは県立中村高校卒。旧西土佐村議、同村長などを経て、2005年に合併で誕生した市の副市長を務めた。

 田中さんは地震対策に加え、「『おまち中村』の復活」を掲げ、商店街を中心とする活性化を主張したが、変革を強調する相手に苦戦を強いられた。

(2013年4月22日 読売新聞)

1987チバQ:2013/04/22(月) 21:25:49
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20130422ddlk39010407000c.html
選挙:四万十市長選 中平氏、初当選 「人脈と経験フルに活用」 /高知
毎日新聞 2013年04月22日 地方版

 任期満了に伴う四万十市長選は21日投開票され、元副市長で新人の中平正宏氏(56)=自民、公明推薦=が現職の田中全氏(60)=民主、共産、社民推薦=を破り、初当選した。当日有権者数は2万8861人(男1万3401人、女1万5460人)、投票率は70・23%(前回71・27%)だった。

 開票は午後8時から市立中央公民館で始まった。同市右山の中平氏の事務所には大勢の支持者が訪れ、開票所から入る情報に一喜一憂していた。「当選確実」の一報が入ると「やった! 初当選だ」と歓声が広がり、抱き合って喜ぶ支持者の姿も見られた。

 事務所に現れた中平氏は「公約実現に向け、これまでの(旧西土佐村長、四万十市副市長としての)人脈と経験をフルに活用する。女性の視点、若者の発想を十二分に活用できる市政を行い、名実ともに幡多の中心にふさわしい四万十市を作る」と抱負を語り、万歳三唱で祝った。

 選挙戦は国政の与野党対決を反映した構図となった。中平氏は知名度の低さを克服するために市内をこまめに回って浸透を図り「(現市政は)時計の針の止まった4年間。四万十市を本来のかたちにもどそう」と訴え支持を集めた。田中氏は1期目の実績を強調して支持を訴えたが、組織がフル回転せず涙をのんだ。【真明薫】

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中平正宏(なかひら・まさひろ) 56 無新(1)

 農業[歴]西土佐村議長▽同村長▽四万十市副市長▽四万十川西部漁協理事▽中村高=[自][公]

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 ◆開票結果

 ◇四万十市=選管最終発表
当 11798 中平正宏 56 無新
   8346 田中全  60 無現

1988チバQ:2013/04/22(月) 21:26:15
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20130421-OYT8T00991.htm
八幡浜市長 大城さん再選 185票差

◆「街に元気取り戻す」



万歳を繰り返して再選を喜ぶ大城さん(中央)ら(21日午後10時35分頃、八幡浜市の事務所で)  いずれも無所属で現職と新人の一騎打ちとなった八幡浜市長選は21日、投開票され、現職の大城一郎さん(48)が、前衆院議員で新人の高橋英行さん(41)を185票差で破り再選を果たした。大城さんは、1期4年間の実績として、地域交流拠点「八幡浜みなっと」を核にした地域振興を強調し、支持を広げた。当日有権者数は3万1581人、投票率は71・16%(前回75・02%)。

 事務所に当選の連絡が入ると、詰めかけた大勢の支持者から歓声と拍手が起こった。大城さんは万歳を繰り返して喜び、「昔のにぎやかさと元気を街に取り戻します。行財政改革や産業振興に、市民の思いを結集し、未来に向けた街づくりに全力投球する」と抱負を語った。

 選挙戦で大城さんは、自民党の国会議員や県議、市議、建設関連3団体、八幡浜蒲鉾(かまぼこ)協同組合などの推薦を受け、行動力をアピールして優位に展開した。

 高橋さんは若手経営者や衆院議員時代からの支持者とともに、市政刷新を訴えたが、市政の将来展望に具体策を提示できなかった。

 大城さんは八幡浜市出身で、岡山商大商学部卒。製材会社社長、八幡浜青年会議所理事長、市議を経て2009年4月に市長に初当選した。

◆具体策問われる2期目

「街のにぎわい創出」を掲げた大城一郎さんが、八幡浜市長に再選された。過疎と高齢化が進む街で、地域をどう再生するかの具体策が2期目に問われる。

 初当選後の4年間は、ごみ焼却場の使用期限を延長し、少子化に伴う小学校の統合再編に踏み込むなど、積年の懸案解決に道筋を示した。

 一方で、市立病院の医師確保は道半ばで、急患の受け入れの一部中止は続く。

 八幡浜港には地域交流拠点「八幡浜みなっと」が今春開業した。高度衛生管理型の魚市場を整え、地域の水産加工業に明るい兆しが見られる。

 選挙戦で強調した「街のルネサンス」をカタチに変えるため、将来展望を市民に語る作業も必要だ。

(梶原善久)

(2013年4月22日 読売新聞)

1989チバQ:2013/04/22(月) 21:26:58
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20130422ddlk38010392000c.html
選挙:八幡浜市長選 大城氏、笑顔の再選 「街に元気取り戻す」 /愛媛
毎日新聞 2013年04月22日 地方版

 任期満了に伴う八幡浜市長選は21日投開票され、現職の大城一郎氏(48)=無所属=が新人で前民主党衆院議員の高橋英行氏(41)=同=を破り、再選を果たした。当日有権者数は3万1581人、投票率は71・16%(前回75・02%)だった。

 大城氏は名坂道路や道の駅「八幡浜みなっと」の整備など1期4年間の実績を強調。地域振興に向けた「八幡浜ルネッサンス(再生復興)」を掲げてさらなる社会資本の充実をアピールし、支持を集めた。

 再選を決めた大城氏は同市昭和通の事務所で支持者と万歳。「八幡浜に元気を取り戻します」などと2期目への抱負を語った。

 一方、高橋氏は、市立病院建設を巡る大城氏の手法を批判し「市政刷新」を主張。情報公開の推進や官民一体となった地域振興を訴えたが、及ばなかった。【渕脇直樹】

 ■解説

 ◇早急な地域経済再生を
 八幡浜市長選は大城一郎氏が再選され、有権者は現市政の継続を選択した。背景には市長交代に伴う停滞を避け、疲弊した地域経済の早期立て直しを望む切実な願いがある。

 同市人口は約5万7000人だった1950年代をピークに減少。旧保内町との合併後も毎年500〜600人減り続け、2040年には2万2000人台に落ち込むとの推計もある。65歳以上の人口割合は30%を超え、生産人口減少は基幹産業のミカンや漁業の担い手不足というひずみとなって現れている。

 平野部が少なく、地価の高さや交通アクセスの悪さが企業立地を阻害。若年層は都市部へ流出し、中心4商店街も3軒に1軒は空き店舗だ。

 八幡浜港に道の駅「八幡浜みなっと」が完成し、初日は大勢の観光客でにぎわった。この客足を中心商店街に導き、活性化につなげるのが大城氏の狙いだ。しかし、類似の施設は少なくなく、さらに個々の商店の意欲が伴わなければ絵に描いた餅になりかねない。持続可能な地域振興策を官民一体で構築できるかが2期目の課題だ。【渕脇直樹】

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 ◆開票結果

 ◇八幡浜市長選=選管最終発表
当 11219 大城一郎 48 無現

  11034 高橋英行 41 無新

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大城一郎(おおしろ・いちろう) 48 無現(2)

 市長▽県市長会副会長[歴]製材会社長▽市議▽岡山商大

1990チバQ:2013/04/22(月) 21:29:03
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130422ddlk31010405000c.html
選挙:米子市長選/米子市議補選 市長選、野坂氏が3選 投票率35.27%、旧市含め戦後最低 /鳥取
毎日新聞 2013年04月22日 地方版

 任期満了に伴う米子市長選は21日、市内の43投票所で投票され、市民体育館で即日開票の結果、現職の野坂康夫氏(67)=無所属=が、元市議で新人の佐々木康子氏(75)=共産公認=を破って3選を果たした。野坂氏は固い支持基盤を背景に危なげない選挙戦を展開した。当日有権者数は11万8489人(男5万5278人、女6万3211人)。投票率は35・27%で、旧市を含め戦後最低だった2005年の前々回(44・89%)を下回った。

 米子市久米町の野坂氏の事務所では、当選確実が伝わると集まった支持者らから「わぁ」と声援が上がった。野坂氏は井上賢明選対本部長らと「バンザイ」を繰り返した後、「財政再建や企業誘致などの取り組みを評価してもらった結果。『図書館・美術館』や公会堂など整備中の事業もあるので、完成に向けて進める。元気な米子を次世代に引き継いでいくために今後も頑張りたい」と話した。

 野坂氏は「気力、体力とも充実しており、市民の負託があれば、今後も市政を担いたい」と昨年12月の市議会で出馬を表明。行財政改革など堅実な市政運営を強調し、強固な支持基盤で逃げ切った。佐々木氏は「無投票阻止」を掲げて出馬したものの、出馬表明が告示の約10日前と出遅れたことも響き、市政刷新の訴えは有権者に浸透しなかった。

 ◇開票深夜まで−−市議補選
 4人が争った米子市議補選(改選数2)は開票作業が深夜にずれ込んだ。投票率は35・24%。【加藤結花】

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 ◆開票結果

 ◇米子市=選管最終発表
当 32085 野坂康夫  67 無現

   8242 佐々木康子 75 共新

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 ◇米子市
野坂康夫(のざか・やすお) 67 無現(3)

 市長[歴]外務省国内広報課長・中国大使館参事官・英国大使館公使▽旧米子市長▽東大中退=[自]

1991チバQ:2013/04/22(月) 21:29:23
http://www.nnn.co.jp/news/130422/20130422039.html
米子市長 野坂氏3選 佐々木氏に大差
2013年04月22日

 任期満了に伴う鳥取県の米子市長選は21日投開票され、無所属現職の野坂康夫氏(67)=自民推薦=が3万2085票を獲得、共産新人で元米子市議の佐々木康子氏(75)を破って3選を果たした。投票率は前回を23・32ポイントも下回る35・27%で、過去最低となった。


万歳をして3選を喜ぶ野坂氏(中央)=21日午後9時46分、米子市久米町の選挙事務所

 市政の継続か刷新かが問われたが、旧市を含めて通算10年の野坂市政に対する評価のほかに明確な争点は見当たらなかった。

 野坂氏は校区単位にある後援会組織が選挙態勢を整え、自民系の市議や主要3青年経済団体などの支援を背景に優位に選挙戦を進めた。赤字回避に努めた行財政改革の実績を強調し、地域経済の再生や子育て支援、福祉などに力を入れて「生活充実都市」を発展させると訴えた。

 佐々木氏は野坂市政の改革で市民負担が増えたと主張。「冷たい市政からの転換を」と呼び掛けて現職批判票の取り込みを狙ったが、組織力の差は否めず、立候補表明が告示まで約10日と出遅れたことも響いた。

 投票率は過去最低だった05年の44・89%を9・62ポイント下回った。無効票は前回の721票から約2倍の1466票に増えた。

 当日有権者数は11万8489人(男5万5278人、女6万3211人)。

◇米子市長選開票結果
(選管最終)
当32085野坂(のざか) 康夫(やすお)67 無現
  8242佐々木康子(ささきやすこ)75 共新

1992チバQ:2013/04/22(月) 21:30:21
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130422ddn007010051000c.html
選挙:松江市長選 松浦氏が3選
毎日新聞 2013年04月22日 大阪朝刊

 松江市長選は21日投開票され、松浦正敬氏(65)が学習塾経営の川上大氏(54)、共産党県常任委員の石飛育久氏(34)を破り、3選を果たした。松浦氏は合併して新市になる前を含め4期務めた実績を強調し、市政刷新を訴える川上氏らをかわした。投票率は63・07%。

 確定得票数次の通り。

当 55658 松浦正敬<3>無現=[自][公]

  40727 川上大    無新

   5765 石飛育久   共新

==============

松浦正敬(まつうら・まさたか) 65 無現<3>

 市長▽県市長会長[歴]宮崎市助役▽旧自治省官房審議官▽全国市長会副会長▽東大


http://www.nnn.co.jp/news/130422/20130422038.html
松江市は松浦氏3選 投票率前回下回る
2013年04月22日

 任期満了に伴う松江市長選は21日投開票され、無所属現職の松浦正敬氏(65)=自民、公明推薦=が無所属新人の川上大氏(54)、共産新人の石飛育久氏(34)を破り、3選を果たした。投票率は63・07%で前回を6・47ポイント下回った。


松浦 正敬氏

 松浦氏は約130団体の推薦を受けて優位に展開。子育て支援や産業振興など旧市から通算4期の実績を強調し、行政経験を原発問題など今後の課題に生かすと訴えた。

 川上氏は民間手法の導入による市政刷新を主張し、石飛氏は脱原発を重点的に訴えたが、及ばなかった。

 松浦氏は、松江市東朝日町の選挙事務所で「次の4年間で原発問題や財政問題、中海・宍道湖圏域の活性化などに取り組む」と話した。

 当日有権者数は16万3968人(男7万6937人、女8万7031人)。

◇松江市長選開票結果
(選管最終)
当55658松浦(まつうら) 正敬(まさたか)65 無現
 40727川上(かわかみ)  大(だい)54 無新
  5765石飛(いしとび) 育久(いくひさ)34 共新

1993チバQ:2013/04/22(月) 21:37:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130422-00000173-mailo-l32
選挙:松江市長選/松江市議選 市長選、松浦氏実績で3選 市議選、開票作業は深夜まで /島根
毎日新聞 4月22日(月)12時54分配信

 任期満了に伴う松江市長選と同市議選が21日、投開票された。市長選は、無所属で現職の松浦正敬氏(65)=自民、公明推薦=が、無所属で新人の学習塾経営、川上大氏(54)と共産新人、石飛育久氏(34)を破り、3選を果たした。松浦氏は現職の実績を強調し、組織選挙で乗り切った。旧市時代を含めると5期目に入る。一方、定数が2減で34となった市議選には42人が立候補して激戦を繰り広げ、開票作業は深夜まで続いた。投票率は市長選が63・07%(前回69・54%)、市議選は63・06%(同69・52%)。当日有権者数は16万3968人(男7万6937人、女8万7031人)。
 松浦氏は、自民や公明に加え、連合島根や市職員ユニオンなど前回を上回る約130団体から推薦を受けた。29公民館地区での後援会も動き、組織票をまとめた。
 選挙戦では、行財政改革や市町村合併など旧市時代を含めた現職としての経験を強調。「経験、知識、皆様との太いパイプを総動員したい」と、他の候補者との違いを訴えた。今期目指す政策では、地域経済の活性化や島根原発の安全対策、子育て環境の充実などを掲げた。
 21日夜、開票作業が始まると松江市東朝日町の事務所には、支持者らが続々と集まった。当選確実の一報が届くと、大きな歓声や拍手に包まれた。支持者の1人は「厳しい戦いだった。本当に良かった」と興奮気味に語った。
 一方、川上氏は「松江の閉塞(へいそく)感を破る」と変革を訴えたが一歩及ばなかった。告示前から音楽家や落語家を招いたイベントを開き、インターネットの交流サイトなどを通じて若者らに浸透を図った。だが現職と比べると準備期間が短く、組織も持たない手作り選挙には制約も多かった。
 石飛氏は島根原発の稼働反対を主な争点に掲げ、共産党の全面支援を受けて選挙を戦った。だが立候補表明が4月と出遅れ、有権者に主張を浸透させることができなかった。
 ◇「原発の安全性」実行を
 旧東出雲町を2011年に編入合併し、人口20万人に達してから初めて迎えた松江市長選。有権者は、松浦氏の経験や実績を評価し、「市政継続」を選択した。
 川上氏との一騎打ちになった前回選。1万2575票差まで迫られた。松浦氏は「市政運営に自信があっただけにショックだった」と振り返り、立候補した3人のうち最も早い昨年9月に出馬を表明した。
 今期、前回批判を浴びた市商品券の販売問題といった“失政”もなく、市政運営でも大きな問題は見当たらなかった。告示後は激戦となった市議選の候補者と一緒に街頭に立つなど終始、協調ムードで戦った。
 一方、川上氏は1月に立候補を表明。松浦氏の「多選」を厳しく批判し、市政の刷新を訴えた。だが、政策面で松浦氏との違いを明確に打ち出せず、関心の高いまちづくり構想では、現市政の踏襲を示した。有権者にとって主張の違いが分かりにくかった感は拭えない。
 今回は東京電力福島第1原発事故後、初めての市長選となった。島根原発を巡る論戦は当初低調だったが、反原発を掲げる共産党公認、石飛氏が告示の約2週間前に名乗りを上げると、松浦、川上両氏も言及する場面が増えた。共産にとっては9年ぶりの独自候補となったが、「原発反対」という選択肢を有権者に与えたことに意義はあった。
 松浦氏は今後4年間、山陰地方の最大都市をどのように導いていくのか。川上氏の訴えた「現場主義」を市政に生かすことは必要だ。島根原発では市民の命を守るため、「世界最高の安全基準を松江に適用し、原発の安全性を確保していく」という発言はぶれることなく実行してほしい。【宮川佐知子】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆開票結果
 ◇松江市長選=選管最終発表
当 55658 松浦正敬 65 無現
  40727 川上大  54 無新
   5765 石飛育久 34 共新
………………………………………………………………………………………………………
 ◇松江市長選
松浦正敬(まつうら・まさたか) 65 無現(3)
 市長▽県市長会長[歴]宮崎市助役▽旧自治省大臣官房審議官▽全国市長会副会長▽東大=[自][公]
4月22日朝刊

1994チバQ:2013/04/22(月) 21:59:01
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201304230010.html
'13/4/23
松江市長、原発稼働を明言

 松江市の松浦正敬市長は22日、建設中の中国電力島根原子力発電所3号機について「稼働させるべきだ」と明言した。

 21日投開票の市長選で3選したのを受け、同市玉湯町の実家で取材に応じた。松浦市長は、3号機を「最新であり、(原子力規制委員会が7月に示す)新規制基準との隙間が全国でも一番少ない」とし、基準に照らして問題なければ稼働させるべきとした。松浦市長は選挙期間中、原発の即時廃炉に否定的な考えを訴えていた。

 脱原発を望む声も大きいが、松浦市長は「気持ちは分かるが、火力発電をいつまでも続けていいのか。環境が悪化するしコストも上がる。代替エネルギーの開発で原発依存率は下げる」と語った。

 「原発の40年廃炉」の原則について「古くなれば不具合が出る。どこかで廃炉にする決断をしないといけない」と支持。だが、運転開始から39年を経過した1号機の再稼働には「20年を上限に運転延長できるとする規制委の例外規定の内容がはっきりしていない」として明言を避けた。

1995チバQ:2013/04/22(月) 22:58:43
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201304230011.html
'13/4/23
原発稼働、松江市民ほぼ二分


 中国電力島根原子力発電所(松江市鹿島町)1、2号機の再稼働と3号機の稼働について、立地する松江市民の賛否がほぼ二分されていることが22日、分かった。21日投開票された松江市長選に合わせ、中国新聞社が有権者309人に聞いた出口調査で明らかになった。

 一方で「どちらとも言えない」が半数近くに上った。福島第1原発事故を受けた安全性への懸念と、原発関連の雇用などによる経済効果のはざまで、揺れる民意を反映した。

 調査は投開票日と、期日前投票日のうちの3日間(18〜20日)に、旧市内11、旧郡部8の計19投票所で対面で実施した。

 309人のうち再稼働・稼働への賛成は88人で28・5%、反対は83人で26・9%。「どちらとも言えない」は138人で44・7%だった。

 年齢別では、若年層で賛成の割合が高く、高齢ほど反対が多い傾向が出た。20〜40代は賛成(25・0〜34・0%)が反対(9・4〜24・5%)を上回った。50〜80代以上では反対(27・6〜50・0%)が賛成(16・7〜33・3%)より多かった。

 支持政党別では、最多だった自民党支持者140人のうち55人(39・3%)が賛成し、賛成者全体の約6割を占めた。反対は26人(18・6%)。

 立候補者3氏への投票理由では、原発政策を決め手とした人は84人で27・2%にとどまった。原子力規制委員会が7月、稼働条件として新たな規制基準を示す計画で、3選された現職松浦正敬氏(65)の対応が注目される。

【写真説明】松江市の投票所で市長選に投票する有権者。原発稼働への賛否は二分された(21日)

1996チバQ:2013/04/22(月) 23:53:11
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130421/waf13042112010006-n1.htm
生活保護不正に問われた元共産党県議、「福祉のプロ」矜持の全面否認「弱者のため」
2013.4.21 12:00 (1/4ページ)[衝撃事件の核心 west]

徳島県警に任意同行される扶川被告=1月26日朝、徳島県板野町
 大がかりな生活保護費の不正受給事件がまた一つ明らかになった。舞台は徳島県。知人の不動産業者らによる不正受給に関与したとして元県議が業者とともに逮捕され、詐欺罪で起訴された。元県議は生保費受給問題をはじめとする福祉政策のプロ。実際より安い家賃を記した書類を提出し、県から住宅扶助費をだまし取る手口で、起訴分を含め100万円を超える不正受給への関与が疑われている。その手口は大阪府警が「貧困ビジネス」業者を全国初摘発した事件とも酷似するが、26日の初公判が迫る中、元県議は「私腹を肥やしてはいない」などと一貫して容疑を否認している。(徳島支局 谷田智恒)

 

不正受給の総額は100万円以上?


 起訴されたのは元共産党県議の扶川敦被告(56)。事件の経緯はこうだ。県警は今年1月8日、扶川被告の知人で徳島市の不動産業、浜西慎一被告(36)を不正受給に絡む詐欺容疑で逮捕し、不動産会社のほか、関連先として板野郡内の扶川被告の自宅や生活相談所などを家宅捜索した。

 さらに26日、詐欺の共犯として扶川被告を逮捕した。逮捕容疑は、浜西被告や生活保護受給者の女(64)と共謀。平成22年3月、女が同県北島町から藍住町のアパートへ転居する際、生活保護で敷金分が支給される上限家賃(3万6千円)を記した虚偽の入居初期費用計算書を作成し、県東部保健福祉局へ提出した疑い。

 実際の家賃は上限家賃よりも高い3万9千円だったが、この書類の改竄(かいざん)で、翌月に生活保護の住宅扶助費として家賃3カ月分に相当する敷金など10万8千円が支給された。

 捜査関係者は「本来ならば支給されるはずのない住宅扶助費が支給された。こういう不正が積み重なっていけば、大変な金額になる」と指摘。「上限家賃に納まる物件も探せばあるはず。同じような生活保護受給者でも公営住宅など安価物件に住む人は多くいる」と、不正の実態を説明した。

 事件を受け扶川被告は議員を辞職し、共産党県委員会は扶川被告を除名処分とした。さらに県警は不正受給に関する余罪を捜査し、2月15日と4月12日に扶川被告を再逮捕した。県地域福祉課によると、扶川被告が関与した疑いのある生活保護の不正受給は、県警が捜査に着手している分を含め12件に上り、受給総額は100万円以上になるという。

 扶川被告は15年の統一地方選で初当選、3期目だった。党県議団幹事長を務め、県議会でも生活保護など県の福祉施策を舌鋒(ぜっぽう)鋭く追及。事件で家宅捜索を受けた生活相談所は約18年前に開設し、「8年間は候補者として、ここ10年間は県議をしながら続けていた」という。


大阪でも酷似事件


 こうした家賃を操作し、生活保護を不正受給した事件は大阪でもあった。22年7月に大阪府警浪速署が摘発した不動産会社による「貧困ビジネス」だ。問題を起こした会社は、住居のない生活困窮者に生活保護申請を指南し、自社物件に住まわせて礼金や仲介手数料の住宅扶助費などを吸い上げていた。

 大阪市でも家賃が上限額を上回ると、入居自体が認められず、礼金や仲介手数料も支給されないが、同社は生活困窮者の男性を上限額4万2千円を超える自社マンション(家賃4万5千円)に住まわせる際、家賃4万2千円と偽って記載した申請書類を提出させ、入居に伴う礼金など住宅扶助費をだまし取っていた。

1997チバQ:2013/04/22(月) 23:54:37
 浪速署は不動産会社の社長を詐欺容疑で逮捕し、その後、生活保護法違反容疑(不実の申請)で再逮捕。「貧困ビジネス」業者に同法違反が適用されたのは全国初だった。

 

一貫して容疑否認


 扶川被告はこれまで一貫して容疑を否認している。浜西被告が逮捕され、自身の関係先が家宅捜索された後には、県警がその事実を公表していなかったにもかかわらず、自ら記者会見を開いて潔白を主張した。

 会見で扶川被告は「これまで不動産業者が役所用と家主用の2種類の書類を作っていたことを黙認したことがあった。生活困窮者を救うためで、不正なお金は一切受け取っていない」と釈明。2種類の書類作成は「不自然とは思ったが、『業界の慣習』と考えていた」とした。また家宅捜索で約2千人分の生活相談票(書類)やパソコンなどが押収されたことも明かした。

 県警が扶川被告に任意同行を求めた1月26日朝も、自宅前で報道陣に、「既に(議員辞職という)道義的責任は取っており、刑事的責任を問われる覚えはない。良心に恥じることはしておらず、逮捕されるとすれば、不当逮捕だ。とことん戦う」。逮捕後の取り調べでも「コンプライアンス違反があったことは間違いないが、詐欺をするつもりはなかった。私腹を肥やすため行ったのではなく、社会的弱者を救うためにしたこと」と供述している。

 しかし捜査関係者によると、生活保護制度に精通した扶川被告は、入居に伴う生活保護費の一時扶助支給条件に合うよう、提出書類に実際の家賃や敷金と異なる金額を記載するよう浜西被告に助言していた疑いがあるという。

 すでに始まっている浜西被告の公判でも、検察側は「扶川被告が犯行を指示した」と指摘。「県議だった扶川被告が自らの支持基盤拡大を図るため、生活保護受給者を選挙区(板野郡内)の物件に住まわせることを狙った」と動機を示した。

 県内に2カ所の生活相談所(現在は1カ所)を構え、「生活保護受給手続きなど約2千件の生活相談に応じてきた」という扶川被告。自らの公判で何を語るのか注目される。

1998チバQ:2013/04/27(土) 00:54:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20130420-OYT8T01140.htm
<四国中央市長選を前に>製紙業に有効支援急務



四国中央市の沿岸部を製紙会社が並ぶ。煙突のある風景は市のシンボルだ  四国中央市の基幹産業である製紙業が、急激な円安の影響にさらされている。燃料やパルプなどの原料が、半年足らずで1、2割値上がりしたからだ。一方で、ほとんどが国内に出荷される「内需型産業」のため、売り上げ増にはつながりにくい。21日告示の市長選にあわせ、課題を探った。(池田安行)

◇円安で原料高騰、消費や販路拡大模索

 手すき和紙を作る4代目、藤原俊二さん(63)は、眉間にしわを寄せた。「円安で、燃料の重油が約10%値上がりした。でも、ひいきにしてくれる書道家のためにも、安易に価格を上げることはできない」

 和紙の原料のコウゾやミツマタが四国山地に自生し、伏流水に恵まれた同市一帯は、江戸時代から製紙業で栄えた。「黄金時代」と呼ばれる明治時代末は、手すき和紙工場が約750軒並び、住民の大半が和紙作りに携わった。戦後、需要が減り、今は5軒が手すきの伝統を守る。

 藤原さんはその1軒。「市は『紙の町』とPRしている。ならばこそ、業界の後継者育成や販路の拡大をもっと支援してほしい」と願う。

 製紙会社は和紙の流れをくむ。同市の紙製品出荷額は年間約5000億円と全国一。業界4位の大王製紙など、大手を含む38社がひしめく。近年は紙おむつや不燃紙などの新商品開発も盛んだ。

 それでも円安は苦しい。木材チップやパルプ、石炭や重油などの輸入価格が高騰。値上げに踏み切る社もある。

 大王製紙は21日以降の出荷分から、一部を約15%値上げする。同社の洋紙営業業務部の永浜和伸・部長代理は「東日本大震災以降、国内の需要は減っているのに、石炭が予想外に高騰した。おそらく、ほとんどの社が値上げで乗り切るしかないだろう」という。

 製紙業者でつくる県紙パルプ工業会(四国中央市)の森川隆専務理事(55)は「今年1月は明るい見通しだったのに、円安への振れ方が急だったのは大きな打撃だ。消費増税や電気代値上げを考えれば、これからもっと厳しくなる」と眉をひそめる。

 同市は2004年4月に伊予三島、川之江、土居、新宮の4市町村が合併して誕生。05年、市は産業支援課を設置し、若者の製紙業離れを防ぐための研修会を開くなど、支援に努めてきた。11年度からは、新生児のいる家庭に生後1年間、紙おむつ40袋(1袋90〜44個入り)を贈る取り組みを始め、商品は市内の製紙会社から仕入れている。

 同課や業界団体には、全国の企業から「上質のマスクの材料を作っている会社を紹介して」「燃えにくい紙がほしい」などという問い合わせが、年間100件ほど来るという。そのため市は、電話窓口を一本化するとともに、商品や価格を紹介するホームページを3月末に設けた。

 宮崎修課長(51)は「大学や研究機関と連携し、高品質の製品で販路を広げていきたい」と話す。

 製紙業の盛衰は、市の運命を左右する。それだけに、息の長い支援が肝心だ。

(2013年4月21日 読売新聞)

1999チバQ:2013/05/06(月) 01:17:55
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130429ddlk38010359000c.html
選挙:四国中央市長選 篠原氏が初当選 保守票を手堅く集め /愛媛
毎日新聞 2013年04月29日 地方版

 井原巧・前四国中央市長の参院選出馬のための辞職に伴う同市長選は28日投開票され、無所属新人の前県議、篠原実氏(63)=自民、公明推薦=が同じく宇摩地域労連議長、島勝之氏(65)=共産推薦=を破り、初当選を決めた。当日有権者数は7万4632人、投票率は37・32%(04年74・29%)だった。

 同市長選は2市2町村が合併した04年に井原氏が初当選した後、無投票が2回続き、9年ぶりの選挙戦。篠原氏は、井原市政継承▽市民文化ホール完成▽防災センターを活用した街づくり−−などを掲げ、保守票を手堅くまとめた。当選が決まると同市妻鳥町の事務所で万歳し、支持者らに祝福された。

 島氏は、同ホールの建設費用を見直し、浮いた分を住民福祉に充てるなどと訴えたが、浸透しなかった。【高谷均、前田和美】

==============

 ◇四国中央市=選管最終発表
当 21068 篠原実 63 無新

   6310 島勝之 65 無新

==============

篠原実(しのはら・みのる) 63 無新(1)

 [元]県議▽県農業会議会長[歴]自民県幹事長▽香川大=[自][公]

2000名無しさん:2013/05/09(木) 15:44:27
http://mainichi.jp/select/news/20130509k0000m060030000c.html
訃報:堀泰夫さん94歳=元山口市長

毎日新聞 2013年05月08日 19時30分(最終更新 05月08日 19時43分)

 堀泰夫さん94歳(ほり・やすお=元山口市長)8日、老衰のため死去。葬儀は11日午前11時、山口市朝田932の3のおおすみ会館。自宅は同市吉敷佐畑1の7の1。喪主は長男俊夫(としお)さん。

 市職員出身。助役を経て75〜87年に山口市長を3期務めた。

2001チバQ:2013/05/11(土) 17:49:20
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130511ddlk35010329000c.html
選挙:宇部市長選 前市総務部長・木藤氏、出馬表明 /山口
毎日新聞 2013年05月11日 地方版

 任期満了に伴う宇部市長選(6月16日告示、同23日投開票)で、元市職員の木藤昭仁氏(59)は10日、記者会見を開き、無所属で出馬すると表明した。自民党県連は木藤氏の推薦を決めている。木藤氏は信頼と絆で築くまちづくりを主張。「国や県との連携がなければ産業力の強化につながらない」と現市政を批判し、「職員の目が(市の)内側に向いており、市民の信頼が薄くなる」などと指摘した。

 木藤氏は早大卒。1979年市役所入り。2006年から総務部長を務め、昨年3月退職。現在、市バレーボール協会副会長や市一般・実業団バレーボール連盟会長。

 今のところ、同市長選には久保田后子市長が出馬を表明しており、現職と新人の一騎打ちの公算が大きい。

〔山口版〕

2002チバQ:2013/05/11(土) 21:34:15
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201305110013.html
'13/5/11
柳居議長を再任 山口県議会

 山口県議会(定数49、欠員1)は10日、臨時会を開き、2年交代の申し合わせに従って柳居俊学議長(63)=自民党、大島郡=と新谷和彦副議長(69)=同、萩市・阿武郡=が辞職し、正副議長選をした。議長には柳居氏が再び選出され、副議長は畑原基成氏(58)=同、岩国市・玖珂郡=が選ばれた。

 正副議長選とも2年前に続き、自民党系会派が分裂した。議長選は、柳居氏が最大会派の自民党(23人)に加え公明党(5人)と新政クラブ(1人)の支持を得て29票を獲得。自民党離脱組が結成した第2会派の自民党新生会(9人)は会派会長の山手卓男氏(69)=岩国市・玖珂郡=が会派とことん(1人)の支持も得て10票を得たが、及ばなかった。


http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201305110044.html
'13/5/11
柳居議長「公平な運営」強調


 2年交代の申し合わせに従い10日に実施された山口県議会(定数49、欠員1)の正副議長選は、最大会派の自民党(23人)が2年前に続いて正副議長を独占した。議長続投が決まった柳居俊学氏は会見で「円滑で公平な議会運営」を強調する一方、他会派からは懸念や注文も相次いだ。

 正副議長選の直後に議会棟であった就任会見で、柳居氏は「山本繁太郎知事に呼応し、県政発展に向け役割を果たしたい」と述べた。副議長の畑原基成氏も「議長の思いを前に進める」と同調。両氏とも議会運営は幅広く意見をくみ取る姿勢を強調した。

 柳居、畑原両氏はいずれも自民党(23人)公明党(5人)新政クラブ(1人)の計29人の支持を獲得。自民党系は2年前と同様、分裂選挙となったが、着実に勝利を収めた。

 一方、自民党新生会(9人)の山手卓男氏は、議長選で会派とことん(1人)の支援も得たが次点。それでも山手氏は「一部勢力に権力が集中し、県議会を覆う閉塞(へいそく)感を何とかしたい思いがあった。その意思は示せた」と振り返った。

 民主・連合の会(5人)の加藤寿彦氏は「少数会派の意向が軽視されかねない」と数の力による議会運営を警戒。共産党(2人)の藤本一規氏や社民党(1人)の佐々木明美氏は「公正、公平な対応を」と求めた。

【写真説明】議長選で投票する県議たち

2003チバQ:2013/05/12(日) 07:35:14
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130511-OYT1T00005.htm?from=ylist
元共産党県議、4回目の逮捕…生活保護不正受給

 元共産党徳島県議らによる生活保護費不正受給事件で、板野署などは10日、受給者が転居する際に支給される住宅扶助費をだまし取ったとして、元県議・扶川敦被告(56)(板野町犬伏)を詐欺容疑で再逮捕した。

 逮捕は4回目。扶川被告は「だまし取る気持ちはなかった」などと容疑を否認しているという。

 発表によると、扶川被告は不動産仲介業浜西慎一被告(36)(詐欺罪で公判中)らと共謀。2010年2月上旬から3月上旬、徳島市内に住む40歳代無職男性と30歳代無職女性を転居させる際、それぞれ3万3000円と3万8000円の家賃を単身世帯の住宅扶助支給上限額2万9000円と偽って記載した書類を徳島市福祉事務所に提出。2人の敷金3か月分にあたる生活保護費計17万4000円を詐取した疑い。

(2013年5月11日17時28分 読売新聞)

2004チバQ:2013/05/15(水) 22:08:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20130514-OYT8T01326.htm
岡山市長 不出馬を示唆・・・今秋市長選

<「時期来たら後継発表」>

 高谷茂男・岡山市長は、14日の定例記者会見で、10月に任期満了となる市長選について、「時期がきたら後継者を発表し、応援したい」とし、初めて不出馬の可能性を示した。一方で、「後継者が見つからなければ、私がやらなきゃいけなくなるかもしれない」とも話し、出馬に含みを残した。

 高谷市長は現在、2期目。76歳という自身の年齢に触れ、「まだ私は元気だが、これからの岡山をリードしてくれる良い人を探そうと思っている」と話し、「市は発展する要素があり、これから市長になる人は重要。色々な情報を集めている」とした。そのうえで、「6月議会までに後継者を探さなくてはいけないと思っている」とした。

 同市長選への立候補表明者はまだいない。

(2013年5月15日 読売新聞)

2005チバQ:2013/05/16(木) 21:20:03
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130516ddlk34040702000c.html
公選法違反:登木・三原市議を容疑で逮捕 有権者に30万円 /広島
毎日新聞 2013年05月16日 地方版

 県警捜査2課と三原署は15日、4月14日に投開票された三原市議選で当選した登木(のぼき)敏之容疑者(70)=三原市鷺浦町=を公職選挙法違反(事前運動・買収)容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は、同市議選告示前の1月下旬ごろ、市内の男性有権者の家を訪ね、自分への投票と票の取りまとめを依頼し、報酬として30万円を手渡したとされる。登木容疑者は「選挙違反となる渡してはいけない金だと知っていた」と容疑を認めているという。

 同課によると、男性有権者は町内会役員で、2月上旬に30万円を登木容疑者に返還したという。4月下旬に情報が寄せられ、捜査を進めていた。同課は登木容疑者が他の有権者にも計100万円以上の金銭を渡したとみて調べている。

 同市議選は今回、定数が4減の28に36人が立候補し、激戦となった。登木容疑者は21位で当選した。【黄在龍】

 ◇議長「極めて残念」
 登木容疑者は1999年から合併前の旧三原市議を2期、2005年から現在の三原市議を3期務め、総務文教委員長や決算特別委員長などを歴任した。

 逮捕の報を受けた分野達見議長は「佐木島が地盤で離島振興などに力を入れてきた人で、驚いている。逮捕は極めて残念だ」と、取材に対し答えた。【高田房二郎】

2006名無しさん:2013/05/18(土) 23:31:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20130516-OYT8T01311.htm
[土佐清水市長選の課題・上]観光客の防災白紙



サーファーらの人気を集める土佐清水市の大岐海岸。観光客の避難方法が問われている=本社機から  手にした名刺には、4月1日付で就任した土佐清水市の「ジョン万次郎資料館名誉館長」の肩書。「僕でいいのかビビっています」。タレントのビビる大木さんは報道陣の笑いを誘った。

 同市を訪れる観光客は年間約70万人。県西部では四万十川が流れる四万十市と並ぶ。同23日に東京の所属事務所を訪れ、委嘱状を手渡した吉村博文副市長は「土佐清水を知らない人へのPR効果は大きい」と語った。

 だが、市は南海トラフ巨大地震対策で、大きなジレンマを抱えている。

 同資料館のある足摺岬、サンゴや熱帯魚が生息する竜串海中公園など観光スポットは沿岸部に集中している。昨年8月に国が公表した被害想定で、最大の津波高は32メートルから全国最大の34メートルに引き上げられた。

 「観光客をどう避難させるのか、これまで考えたことがなかった」。市総務課は打ち明ける。「市民の安全すら十分に確保できたと言い切れないのに、観光客まで手が回らない」

■  □

 海面を巻き込むように押し寄せる波の上を、ボードに乗った男性が滑っていく。同市大岐海岸はサーファーの人気を集め、多い時は1日に1000人以上が訪れるという。

 「今、巨大地震が発生したら、この人たちをどこへ避難させたらいいのか……」。浜辺で戯れる家族連れらを見つめ、地元の自主防災会長を務める近藤敏彦さん(71)は不安を募らせる。

 近くにある避難場所は3か所で、収容人数は800人ほど。地区内には約400人が暮らし、サーファーら全員を受け入れる余裕はない。

 市内に56ある自主防災会で観光客の避難方法を話し合っても、結論は先送りになった。「介助が必要な高齢者が多いのに、観光客の誘導までやらなければならないのは酷だという声もある。市が早急に対策を示してほしい」。近藤さんは訴える。

□  ■

 温泉地として知られる静岡県熱海市は今年4月、「観光安心マップ」(A4判)を作成した。主要な避難場所とルート、津波浸水予想区域などをまとめてあり、約3万枚を駅や観光施設などで配布している。

 年間の観光客数は約520万人。市危機管理課は「パニックに陥って無秩序に避難されれば、いくら市民が訓練を重ねても大混乱は必至。市民の安全を守るためには、観光客の避難対策が重要だ」と強調する。

 土佐清水市では4月、防災担当職員を4人に倍増した。新たな誘客戦略が進められる中、ジレンマの解決が急がれている。



 土佐清水市長選が19日、告示される。市が直面する課題を追った。

(2013年5月17日 読売新聞)

2007名無しさん:2013/05/18(土) 23:31:42
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20130517-OYT8T01224.htm?from=popin
[土佐清水市長選の課題・下]宗田節再興 産官連携を



香港での国際見本市で、宗田節をPRする出店者(県地産地消・外商課提供)  足摺岬沖でとれたソウダガツオを煮込み、いぶして乾燥させる。手間と時間を惜しまず作られる土佐清水市特産の「宗田節」だ。

 カツオ節の生産量は、鹿児島県枕崎市が日本一を誇る。これに対し、土佐清水鰹(かつお)節水産加工業協同組合は「宗田節ではシェアの7割を占めており、うちが日本一だ」と胸を張る。

 その宗田節工場で昨年2月、見学ツアーが開催された。愛媛、福岡両県から5人が参加。薫煙に包まれながら、削る前の節を丸かじりするなどした。

 表面を削って出荷する「裸節」と、カビをつけて熟成させる「枯れ節」があり、それぞれ関西、関東で人気が高く、うどんやそばの名店で使用されている。

 「プロの世界で高い評価を得ても、家庭ではカツオ節の方がよく使われている」と男性経営者。雑炊に使えるかもという参加者の感想に、「口コミで評判が広がり、個人消費が拡大できれば」と期待を寄せた。

■  □

 古くから漁師町として栄えていた同市も、高齢化で漁師は減少。1980年代には約150隻が操業していた漁船も、現在は約80隻と半減し、漁師は533人(2010年)と15歳以上の就労人口の8・6%にとどまる。それでも、加工、販売など関連業種を含めれば「2倍以上が漁業に携わっている」(市産業振興課)といい、基幹産業に変わりはない。

 だが、主力商品である宗田節の出荷額は、80年代の約20億円をピークに下降をたどり、2000年度以降は約15億円で頭打ち状態が続いている。不漁だった11、12年度は約6億円にまで落ち込んだ。

 さらに、流通形態の変化が追い打ちをかける。インターネットの普及で仲買を通さず、直接販売が急増。同組合は「ITに弱い高齢者は、取り残されてしまう」と危機感を抱く。

□  ■

 そこで、力を入れるのが個人消費の拡大だ。工場の見学ツアーもその一つ。市は今年度予算に、新商品の開発を目指して1000万円を計上。特産の清水サバと組み合わせるなど、模索を続けている。

 さらに、海外市場にも目を向ける。日本食の人気が高い香港で昨年8月、食品の国際見本市「フード・エキスポ2012」が開かれた際、県が用意したブースに市内の2社が出展し、宗田節のだしなどを売り込んだ。

 試食コーナーには行列ができ、問い合わせが増えたという。参加企業の担当者は強調する。「地方の企業が単独で海外を狙うのはリスクが大きい。行政との連携が不可欠だ」

 (この連載は松田俊輔が担当しました)

(2013年5月18日 読売新聞)

2008チバQ:2013/05/18(土) 23:32:17
http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=302584&nwIW=1&nwVt=knd
土佐清水市長選19日告示 現新3人の対決濃厚
2013年05月18日08時18分
 任期満了に伴う土佐清水市長選が、19日告示(26日投開票)される。これまでに出馬を表明しているのは、いずれも無所属で、通算3期目を目指す現職の杉村章生氏(76)=緑ケ丘=と、元同市議会議長の田中千盛(かずもり)氏(64)=自民党県連推薦、中浜=、元同市課長の泥谷(ひじや)光信氏(54)=下川口=の新人2人の計3人(現新、五十音順)。現新3人による戦いの構図が濃厚だ。

2009チバQ:2013/05/20(月) 21:27:26
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20130519-OYT8T00926.htm
土佐清水市長選 3氏立つ

 土佐清水市長選は19日告示され、いずれも新人で元市職員の泥谷光信氏(54)(無所属)、元市議の田中千盛氏(64)(無所属=自民推薦)、3選を目指す現職の杉村章生氏(76)(無所属)の3人が立候補を届け出て、選挙戦に突入した。三つどもえは2001年以来12年ぶり。国内最大34メートルの津波が想定される南海トラフ巨大地震対策、漁業や観光などの産業活性化策が注目されている。(松田俊輔、畑矢今日子)

 泥谷氏は、同市幸町の事務所近くの公園で出陣式を行い、地震対策については「専門の課を創設して職員を増やし、高台移転を加速させる」と主張。さらに「魚の加工品の開発、販売を支援し、新たな雇用をつくる。活力ある土佐清水にしていく」と訴えた。

 田中氏は、同市汐見町の事務所前で「市政は市民のためにある。市職員削減などの行政改革を進め、高齢者の福祉サービスを充実させる」と第一声。4月の四万十市長選で同じ自民推薦の新人が勝利したことに触れ、「土佐清水市政にも変化を」と呼びかけた。

 杉村氏は同市元町の事務所近くで出陣式を行い、「(地震対策として)小学校の耐震化や高台移転を進める必要があり、ここで辞めるわけにはいかない」と意欲を表明。観光政策では「市内全域を活性化させるため、周遊バスの導入を進める」と力を込めた。

 出陣式後、各候補は選挙カーに乗り込み、市内をくまなく回った。投開票は26日。18日現在の有権者数は1万3523人。

(2013年5月20日 読売新聞)

2010チバQ:2013/05/22(水) 22:12:40
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130522/oky13052202040003-n1.htm
前町長と元町議 一騎打ちに 出直し里庄町長選告示 岡山
2013.5.22 02:04
 任期途中で町長が辞職したことに伴う里庄町長選が21日告示され、いずれも無所属で前町長の大内恒章氏(62)と元町議の新人、仁科英麿氏(70)が立候補した。26日に投票、即日開票される。

 町営介護老人保健施設「里見川荘」の運営を巡って議会と対立した大内氏が辞職。選挙戦では同施設指定管理者の委託先が大きな争点で、大内氏はこれまで通り町内の医療法人、仁科氏は町社会福祉協議会を主張している。今年度予算案も議会で繰り返し否決されており、「これ以上の混乱は町政の停滞になる」とする大内氏に対し、仁科氏は「独善的な町政運営は改めるべきだ」としている。

 26日午前7時〜午後6時、町内7カ所で投票が行われ、同7時半から里庄総合文化ホールで即日開票。選挙人名簿登録者数(20日現在)は8980人。

                   ◇

 ◆里庄町長選 (届け出順)

 大内(おおうち) 恒章(つねあき) 62 無前〔2〕

 前町長(町議・学習塾経営・会社員)神戸商船大

 仁科(にしな)  英麿(ひでまろ) 70 無新

 元町議・農業(団体理事・自治大臣官房審議官)東京大

                   ◇

 〈名鑑の見方〉氏名、年齢、公認政党、現元新の別、〔〕数字は当選回数。肩書(経歴)、最終学歴−の順。年齢は投票日基準の満年齢。

2011チバQ:2013/05/26(日) 18:57:00
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130526-OYT1T00206.htm?from=y10
市議、コップ投げつけ飲酒検知を拒否…逮捕

 飲酒検知を拒否したとして、香川県警丸亀署は25日、善通寺市議の中村晋章(のぶあき)容疑者(37)(善通寺市与北町)を道交法違反(飲酒検知拒否)容疑で現行犯逮捕した。

 発表によると、中村容疑者は同日午前3時35分頃、丸亀市中府町の県道で車を運転。飲酒検問中の警察官から呼気検査に応じるよう求められたが、うがい用のコップを地面に投げつけるなどして拒否した疑い。

 調べに対し「酒を飲んで乗用車を運転したことは認めるが、飲酒検知は拒否していない」などと話しているという。

 丸亀署に連行後の飲酒検知では、呼気から基準値を超えるアルコール分が検出され、同署は飲酒運転の容疑でも調べる。

 中村容疑者は2011年の統一地方選で善通寺市議に初当選し、1期目。今月20日の臨時会で教育民生委員会の副委員長に就任していた。

(2013年5月26日18時03分 読売新聞)

2012とはずがたり:2013/05/26(日) 20:25:53

4914 名前:チバQ[] 投稿日:2013/05/26(日) 12:59:51
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130526/oky13052602040000-n1.htm
岡山市長選に熊代氏出馬へ
2013.5.26 02:04
 任期満了に伴い10月6日に投開票される岡山市長選に25日、元衆院議員で岡山維新の会幹事長の熊代昭彦市議(73)が立候補の意向を表明した。

 熊代氏は平成5年から衆院議員を4期務めた後、17年の市長選に出馬したが、高谷茂男市長(76)に敗れた。この日、会見を開いた熊代氏は「8年前と違って十分政策を練り上げた。市民税5%減税、議員定数の38人への削減など市民のための政策を実現したい」と意欲を語った。

 同市長選への出馬表明は熊代氏が初めて。去就が注目されている2期目の高谷市長は後継者の指名を示唆している。

2013チバQ:2013/05/27(月) 20:52:08
>>2008-2009
ダークホースが来たなあ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20130526-OYT8T00729.htm
土佐清水市長 泥谷さん初V



支持者らと万歳三唱して初当選を喜ぶ泥谷さん(中央)(26日午後9時21分、土佐清水市幸町の事務所で)  土佐清水市長選は26日投開票され、新人の元市職員・泥谷(ひじや)光信さん(54)(無所属)が、新人の元市議・田中千盛(かずもり)さん(64)(無所属=自民推薦)、3選を目指した現職の杉村章生さん(76)(無所属)を破り、初当選を決めた。市政の継続か刷新かが注目され、有権者は「変革」を掲げた新人を選んだ。当日有権者数は1万3356人、投票率は過去最低の77・86%(前回79・07%)。(松田俊輔)

 同市幸町の事務所に当選確実の連絡が入ると、泥谷さんは詰めかけた支持者らとがっちり握手。万歳三唱し、「市民の先頭に立って、農業・漁業で暮らせる仕組みを作り、活気を取り戻す」と抱負を述べた。

 3人の中で最も若く、選挙戦でも「若さと行動力」をアピール。知名度不足を挽回するため、立候補を表明した1月以降、市内50地区を歩いてミニ集会を重ね、地元選出の県議と市議の支援を受け、票を固めた。

 泥谷さんは「特産のサバやソウダガツオの販路拡大に力を入れ、漁業を再生させる。南海トラフ巨大地震対策では、専門に担当する部署を創設し、避難路や避難場所の整備を加速させる」と語った。

 泥谷さんは高知高校卒。1982年に市役所入りし、第3セクター役員や産業振興課長などを務めた。

 田中さんは、自民党の推薦を受けて「国とのパイプ」をアピール。職員削減などによる行財政改革を公約に掲げ、高齢者の福祉サービスの拡充を主張したが、及ばなかった。

 杉村さんは「高台の造成を進め、学校や保育所などの移転を決めた」と実績を強調。市内全体を周遊バスで結ぶ観光振興策を訴えたが、高齢批判をかわせなかった。

(2013年5月27日 読売新聞)

2014チバQ:2013/05/27(月) 20:59:41
泥谷光信(当選)〜地元選出の県議と市議の支援を受け、票を固めた。
県議は横山浩一。無所属当選・県政会という無所属会派に所属

田中千盛:自民推薦 県議選は無所属で出馬するも↑の横山に敗れる

杉村章生:>>242に詳しいがカオス

2015チバQ:2013/05/27(月) 21:09:54
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20130527ddlk39010353000c.html
選挙:土佐清水市長選 泥谷氏が初当選 「市民の声、政策に生かす」 /高知
毎日新聞 2013年05月27日 地方版

 任期満了に伴う土佐清水市長選は26日投開票され、新人で元市課長の泥谷光信氏(54)=無所属=が、新人で元市議の田中千盛氏(64)=同、自民推薦=と3選を目指した現職の杉村章生氏(76)=無所属=を破り初当選を果たした。当日有権者数は1万3356人(男6156人、女7200人)で投票率は77・86%(前回79・07%)だった。【真明薫】

 同市幸町の選挙事務所には大勢の支持者が詰め掛け、吉報を待った。「当選確実」の一報が入ると「やった、初当選だ」と歓声が上がり、泥谷氏が事務所に姿を現すと握手攻めに。顔を紅潮させて万歳三唱で祝った。

 泥谷氏は「『市政を変えたい』という声が初当選につながった。市民の声を政策に生かす市政を目指したい」と抱負を述べた。

 泥谷氏は「過疎化や少子高齢化が目まぐるしい早さで進行しており、今こそ若い力で市政に活力を」と市産業振興課長を退職して市長選に出馬。「開かれた新しい市政を」と訴え、幅広い有権者の支持を集めた。

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泥谷光信(ひじや・みつのぶ) 54 無新(1)

 [元]市産業振興課長[歴]土佐清水元気プロジェクト常務▽高知高

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 ◆開票結果

 ◇土佐清水市=選管最終発表
当 5069 泥谷光信 54 無新

  3125 田中千盛 64 無新

  2099 杉村章生 76 無現

2016チバQ:2013/05/27(月) 21:27:27
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130527/oky13052702030003-n1.htm
大内氏、大差で勝利 町政の継続選択 里庄町長選 岡山
2013.5.27 02:03
 任期途中に町長が辞職したのに伴う里庄町長選は26日投票が行われ、即日開票の結果、無所属前職の大内恒章氏(62)が同新人で元町議、仁科英麿氏(70)を破り、再び町政を担うことになった。

 町政混乱の発端となった町営介護老人保健施設「里見川荘」の指定管理委託先が最大の争点になった選挙戦。大内氏が従来通り町内内の医療法人、仁科氏が町社会福祉協議会を委託先として主張したが、有権者は2期7年の実績を持つ大内氏の町政継続を選択した。 任期は2期目の満了となる来年1月27日まで。

 投票率は68・43%。当日有権者数は8837人(男4187人、女4650人)だった。

                   ◇

 ◇里庄町長選

 開票終了

 当 3863 大内 恒章 無前

   2087 仁科 英麿 無新

2017チバQ:2013/05/28(火) 19:47:10
http://www.asahi.com/area/yamaguchi/articles/MTW1305283600003.html
防府市長、5選へ出馬表明
防府市長選への立候補表明と病気について説明する松浦正人市長=防府市役所


  【礒部修作】防府市の松浦正人市長(70)は27日の定例会見で、来年6月に任期満了を迎える市長選に5選を目指して立候補することを表明した。同時に現在は病気治療のため入院中であることや、別の病気の手術のため7月に改めて入院することを明らかにした。


  松浦市長は市長選について、重篤でない病気のことで様々な臆測を呼ぶとし、「何の心配もない病気。健康に何の問題もないので出馬をする」と語った。


  2010年の前回市長選で掲げた公約についても言及。「実現が十分できているとは思っていない。気力と体力がある限り、実現していくことが課せられた使命」と述べ、議員定数の大幅削減や観光による街おこし、教育振興などを進めたい考えを示した。


  病気については今月11日、入浴中に下腹部に違和感を覚え、鼠径(そけい)ヘルニア(脱腸)と判明したと説明。22日に市内の病院に緊急入院して手術をし、現在も入院中で、28日朝に退院する予定という。入院は公表していなかった。また検査で前立腺に結石が見つかり、7月に手術をして1週間入院するという。

2018チバQ:2013/05/30(木) 22:33:57
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20130530ddlk33010468000c.html
選挙:玉野市長選 元県議・福田氏が立候補表明 「故郷に恩返しを」 /岡山
毎日新聞 2013年05月30日 地方版

 任期満了に伴う玉野市長選(10月13日告示、20日投開票)に、元県議の福田通雅氏(72)=同市玉6=が29日、無所属で立候補すると表明した。現職の黒田晋市長はまだ態度を表明していない。同選挙で立候補の意向を示したのは初めて。記者会見で福田氏は「玉野の産業振興、発展のため、故郷に恩返ししたい」と語った。

 福田氏は1979年から同市議3期、91年から県議を通算4期務め、2005年の同市長選に出たが落選した。福田氏は「中心市街地活性化など地域経済をはじめ、人口減少など課題はたくさんある。前回に続いての無投票を阻止し、市民の審判を受けなければならない」と話した。【前本麻有】

2019チバQ:2013/06/03(月) 20:38:33
http://news24.jp/nnn/news8793573.html
傷害容疑で逮捕の香川県議会議員ら送検
(香川県)自宅に知人男性を呼び出し殴ってケガをさせたとして2日逮捕された、宇多津町の香川県議会議員の男(54)と、会社役員兼運転手の男(24)の身柄が3日、高松地方検察庁に送られた。2人とも容疑を否認している。現職県議が逮捕されるのは88年7月以来。
[ 6/3 11:31 西日本放送]

2020チバQ:2013/06/04(火) 21:25:18
http://mainichi.jp/area/tokushima/news/20130604ddlk36010633000c.html
俵・三好市長:来月辞職、議会で表明 「健康上の不安」理由 /徳島
毎日新聞 2013年06月04日 地方版

 三好市の俵徹太郎市長(69)が3日、開会した市議会6月定例会で、7月下旬に辞職することを明らかにした。「健康上の不安」などを理由に挙げており、今週中にも辞職願を提出するという。任期は14年4月15日までだった。

 俵市長は3日午後、記者会見を開いた。任期途中での辞職について、県外の病院で手術したことなどを明かし、「年が明けてから、救急車で運ばれるなど行政のトップとして恥ずかしい健康管理があった。いつ繰り返すかも分からず、大きな決断の要因となった」と説明。また、船井電機の池田工場跡地の受贈や、国道建設などの事業にめどが立ったとして、「大事業を成し遂げたという安堵(あんど)感や達成感を感じている。この時期の辞任が最良の決断だったと思う」と述べた。

 俵市長は、早稲田大学中退。県議を4期務め、99年に旧池田町長に初当選した。町村合併に伴う06年の三好市長選で初当選し、現在2期目。【山本健太】

2021チバQ:2013/06/07(金) 00:35:40
http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20130604ddlk37040676000c.html
傷害:容疑で西川県議ら2人を送検 /香川
毎日新聞 2013年06月04日 地方版

 坂出署は3日、知人男性を殴って軽傷を負わせたとして傷害容疑で逮捕した宇多津町、自民党県議、西川昭吾(54)と同町浜三番丁、会社役員、高木佑輔(24)の両容疑者を高松地検に送検した。西川容疑者らは容疑を否認しているという。

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2022チバQ:2013/06/07(金) 00:37:34
http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20130603ddlk37040362000c.html
傷害:容疑で自民県議逮捕 県警、自宅など家宅捜索 資質疑う声も /香川
毎日新聞 2013年06月03日 地方版

 男性(56)の頭などを殴って軽傷を負わせたとして、自民党県議の西川昭吾(54)=宇多津町=と会社役員、高木佑輔(24)=同町=の両容疑者が2日、県警に傷害容疑で逮捕された。県警による家宅捜索が行われた両容疑者の自宅などでは、物々しい様子を近所の住人らが不安そうな表情で見つめていた。現職県議の逮捕。県民からは公職としての資質を疑う声も聞かれた。

 同日午前7時20分ごろから、県警捜査1課や坂出署などの捜査員約50人が、宇多津町内にある両容疑者の自宅や高木容疑者が役員を務める電気設備工事会社など5カ所を次々と家宅捜索。従業員名簿などを押収した。

 西川容疑者は03年4月に県議に初当選し、現在3期目。県議会では総合防災対策特別委員長を務める。傷害容疑での逮捕に、西川容疑者と同じマンションに住む女性は「県民の代表としての自覚がないのでは」とあきれた様子。ある自民党県議は「傷害? なぜ……」と戸惑った声で話した。別の同党県議は「先週会った時はいつもと変わらぬ様子だった」と驚いていた。

 捜査関係者によると、西川容疑者は同社の書類上は役員ではないが、社内では「会長」と呼ばれていたという。高木容疑者は西川容疑者の運転手もしていたといい、同社前には「西川昭吾後援会事務所」と書かれた看板が置かれている。県警は、西川容疑者が経営にも関与していたとみて、同社との関係などを詳しく調べる方針だ。【鈴木理之】

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2023チバQ:2013/06/07(金) 22:10:20
http://mainichi.jp/select/news/20130608k0000m040031000c.html
鳥取市長:住民投票結果と逆 市役所新築移転を議会で表明
毎日新聞 2013年06月07日 20時17分(最終更新 06月07日 20時32分)

 老朽化で耐震強度が不足する鳥取市役所本庁舎について、竹内功市長は7日の市議会本会議で事実上「新築移転」する方針を示した。昨年5月の住民投票では、現本庁舎を耐震改修する「耐震改修案」が「新築移転案」を上回ったが、その後、耐震改修の建築費が原案を大幅に超えることが判明し、議論が紛糾していた。「住民投票の民意を尊重する」としていた市長の方針転換に、耐震改修派の市民らを中心に反発の声が上がっている。

 竹内市長は、この日の市議会本会議で、以前から移転先に挙げていたJR鳥取駅近くの旧市立病院跡地で「新たな施設の整備に向けた検討を進める」ことを明らかにした。庁舎の機能は新施設などに基本的に集約するとした。現本庁舎は「庁舎機能の配置、費用などの観点から適切な活用を検討する」と述べ、条例で定める市役所の場所を移転するかどうかは明言を避けた。

 竹内市長は2011年2月の会議で、分散している庁舎の機能をJR鳥取駅周辺に集約する「新築移転」を表明。これに対し「税金の無駄遣いだ」と反発した市民らが、約5万人分の署名を集め住民投票を実現。昨年5月、約75億円かかる新築移転に賛成約3万人に対し、反対約4万7000人で「ノー」を突きつけていた。

 しかし、住民投票後、耐震改修案を精査した設計会社が約21億円とされていた工事費に約33億円以上かかると回答。耐震改修の方向で検討を進めていた市議会は「原案通りでは実現できない」として、市執行部側に結論を委ねていた。

 本会議終了後、竹内市長は「住民投票で示された民意は庁舎整備の費用の抑制」と説明。建設費だけではなく、維持管理費や廃棄費用まで含めたライフサイクルコストの考え方で費用の抑制を考えたことを示唆し、「決して住民投票の結果に反していない」とした。7月以降、説明会を開催し、市民に理解を求めるという。

 住民投票を実現させた市民団体「市庁舎新築移転を問う市民の会」の吉田幹男会長(75)は、市長の方針転換に「建前として現本庁舎を残したまま新築し、既成事実を作ってから移転する狙いだ」と不信感をあらわにした。

 住民投票の結果と異なる方針を自治体が示した例としては、1997年11月に宮崎県小林市の住民投票で、産業廃棄物焼却施設の建設に反対する票が賛成を上回ったが、工事がほぼ完了していたこともあり、翌年8月に県は施設運営者に営業を許可した。

 また、97年12月に沖縄県名護市であった米軍普天間飛行場返還に伴う代替海上ヘリポート建設の是非を問う住民投票でも、建設反対が上回ったが、3日後に市長が建設を容認する考えを橋本龍太郎首相(当時)に表明し辞任している。【高嶋将之】

2024チバQ:2013/06/09(日) 19:32:05
>>1820-1821
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/feature/tokushim1358428476367_02/news/20130117-OYT8T01378.htm
港町の課題 小松島市長選
<上>津波対策 財政難 遅れ深刻

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建物が密集する小松島市の沿岸部 「5メートルを超す津波が小松島市に押し寄せます」。昨年10月に県が南海トラフ巨大地震の津波浸水想定を公表したのを受け、今月15日に同市で開かれた説明会。県南海地震防災課の職員の話に、集まった自主防災会の関係者ら約50人は目を丸くして聞き入った。

 特に被害が深刻とされたのが横須、金磯地区など沿岸部の住宅密集地域。浸水は最大5メートルに及ぶとの報告に、会場を訪れた横須町自主防災会の田中均事務局長は「地区が水につかるのは分かっているが、高齢者が多く、どれほど早く避難できるかは、正直分からない」と重い口調で話した。



 現在、約4万人が暮らす小松島市。大型の医療・福祉施設もあり、昼夜を問わず多くの人が行き来するが、沿岸部に市街地が広がることなどから、津波対策は長年の懸案となっている。

 津波浸水想定では、市では、地震発生の27分後に水位が変化し始め、最大6メートルの津波が沿岸部に押し寄せるとされた。最大波が来るのは201分後。だが、それ以前に同程度の津波が来ることも考えられるという。市の担当者は「人口の多くは沿岸部に密集しているが、高い建物がないのが課題。津波が市内を流れる川を遡上(そじょう)することも考えられ、内陸部も大きな被害を受けるかもしれない」と懸念する。

 市役所や隣接する市消防本部も港のそばにあり、2〜3メートルが浸水するとされた。立地から考えると、移転に向けた議論が進んでいてもおかしくはなさそうだが、市の担当者は「財政事情の厳しい市では到底困難」と言い切る。1968年に建てられた市役所は耐震診断中で、工事開始のめどすら立っていない。

 市は2005年に財政非常事態宣言を出すなど、多額の累積赤字に苦しんだ影響などで、防災面での整備の遅れが目立つ。市民に津波からの避難を呼びかける防災行政無線はいまだに着工準備の段階で、設置は来年度末になるという。62か所に設置し、市内全域をカバーできるとするが、聞こえにくい地域があるかどうかも試験運用しないと分からないというのが現状だ。



 県南海地震防災課は「マグニチュード9の地震をハードだけで防ぐのは不可能。地域の助け合いが命を守る上で欠かせない」と訴えるが、自主防災会の組織率も、鳴門市や松茂町など沿岸部の自治体の多くが100%であるのに比べ、小松島市は約75%と最低水準にとどまる。

 「津波対策といっても多岐にわたり、お金がない中、一度にあれこれとはできない。優先順位をつけてやらないと」と担当者。東日本大震災で、沿岸部などに大きな被害をもたらし、恐ろしさを見せつけた津波。市には効果的な対応が求められている。(山上高弘)

(2013年1月18日 読売新聞)

2025チバQ:2013/06/09(日) 19:32:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/feature/tokushim1358428476367_02/news/20130118-OYT8T01385.htm
港町の課題 小松島市長選<下>市営バス 赤字 存廃の岐路



経営不振により、存廃が論議されている小松島市営バス(小松島市立江町で) 小松島市立江町の北浜初子さん(75)は週に1〜2回、市中心部に住む親戚宅やかかりつけの病院に行くために市営バスを利用する。

 地区には、ほかに利用できる公共交通機関はない。運転をしない住民らには、貴重な足となっており、市によると、利用者の約3、4割が北浜さんのような無料パスを持つ70歳以上の高齢者で占められているという。だが、そのバス事業は今、存続を巡り、岐路に立たされている。利用者数が頭打ちしているためだ。

 「バスがなくなったら、どっこもいけんようになる。いつも貸し切り状態だが、それでもわたしらには必要」。自宅近くのバス停で、北浜さんはそう訴えた。



 市営バスは市民の足としてだけでなく、小松島港に到着する船舶利用者の徳島市への移動手段として約60年にわたり利用されてきた。しかし、1968年をピークに利用者は減少。30年以上、営業損益は赤字が続く。また、2011年4月に小松島競輪への送迎バスが廃止されたことで、年間約9000万円の収入が見込めなくなり、16年度には約7億円の資金不足に陥る見通しとなった。

 市議会は12年5月、企業会計として独立採算を維持できないなどとして、事業の廃止を提言。市は同年10月に従来の5路線14系統から3路線5系統に再編、走行距離を6割程度に減らし、赤字削減に取り組むが、市の担当者は「事業規模を削減しただけで抜本的な解決ではない。存廃の論議は避けられないだろう」と悩ましげに語る。



 市内では民間の徳島バスも走るが、立江町など運行しない地区もある。仮に廃止された場合、補助金を出して同社などに必要な路線を維持してもらったり、福祉目的のコミュニティーバスを運行したりする方法も考えられるが、財政再建への道半ばの市にとっては重荷となりそうだ。

 県内では、鳴門市営バスが今年度末に事業から撤退。徳島市営バスも路線の一部を民間委託するなどしており、都市政策に詳しい徳島経済研究所の大谷博上席主任研究員も「全国的にも、人口4万人規模の町で、市営バスを走らせている自治体はほとんどない。議論すべきは存廃ではなく、廃止後、いかに交通弱者と呼ばれる人たちの足を守るかだろう」と指摘する。

 高齢化が進む中、市は住民と財政の負担のバランスをどのようにとるのか。市営バス存廃の最終判断は、13年度末には下される予定だ。(山上高弘)

(2013年1月19日 読売新聞)

2026チバQ:2013/06/09(日) 19:53:16
http://www.asahi.com/area/tottori/articles/MTW1306083200001.html
2013年6月8日
駅南側に機能集約 市民団体抗議声明
市議会本会議終了後、記者団の取材に応じる竹内功市長=鳥取市尚徳町

◆鳥取市長「庁舎移転新築」表明


 鳥取市庁舎の整備方法を問う昨年5月の住民投票で、現地耐震改修案が過半数を得てから1年余り。竹内功市長が7日、JR鳥取駅南側の旧市立病院跡地に新庁舎を整備する方針を示したことで、事態は新たな局面に入った。耐震改修を求める市民団体が早速抗議声明を出しており、計画の推進には今後波乱も予想される。


 この日開会した市議会6月定例会本会議で、竹内市長は庁舎整備について、「防災機能の充実強化を含む庁舎整備は、緊急に実施しなければならない重要な作業」と発言。さらに、「基本的な考え方」として、旧市立病院跡地において新たな施設の速やかな整備に向けた検討をする▽庁舎の機能は同跡地と「駅南庁舎」への集約を基本とする▽既存の庁舎については適切な活用について検討する、の3点を示した。


 本会議終了後、竹内市長は報道陣に対し、「新築移転とか耐震改修とか二者択一の考えではないが、防災や市民サービスの窓口の一元化は新築によらなければ実現できない」と説明。住民投票の結果と違う判断については「住民投票は考慮すべき要素の一つ。民意はできるだけ費用を少なくしてほしい、というのが重要」と語った。費用については、維持管理も含めて検討することが必要との考えを強調した。


 竹内市長は、市議会での議論を踏まえ、今月末に基本方針案をまとめる。さらに、7月中にも、市民説明会を開催する予定という。また、市役所ではこの日、市庁舎整備推進本部会議の初会合が開かれ、関係各課が議論を始めた。


 竹内市長の発言に対して市議会の湯口史章議長は「基本的に『移転新築』する方針と受けとった。住民投票など様々な経過をふまえ、今回の判断に至った理由を丁寧に議会や市民に説明し、理解を求めるべきだ」と注文をつけた。


 今月3日、耐震改修を求める約2万6千人分の署名を提出した市民団体「市庁舎新築移転を問う市民の会」は、「住民投票結果を否定するものと断ぜざるを得ない」とする抗議声明を出した。(吉田海将)

2027チバQ:2013/06/09(日) 22:07:39
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20130609/news20130609538.html
新居浜市議長を除名 自民支部 「慣例任期守らず」2013年06月09日(日)
 愛媛県の自民党新居浜支部(支部長・黒川洋介県議)は8日、新居浜市内で役員会と拡大総務会を開き、市議会の議長人事に関し、申し合わせ任期を守らず議会の秩序を乱したとして、藤田幸正議長(65)=4期=を除名処分とすることを決めた。支部には懲罰規定がなく、党県連に報告する予定。支部は県連の決定に従うとしている。
 藤田議長は2012年5月に就任。慣例で1年任期となっている議長を辞任せず、続投している。
 同支部関係者によると、役員会には支部所属の県議や市議ら14人が出席し、全会一致で除名を決めた。続く拡大総務会では、出席した約30人が拍手で処分を承認した。藤田議長はいずれも欠席した。出席者によると、除名処分について「申し合わせの信義を守っていない」「市議会運営が円滑に進まないと、党の運営にも影響する」などの意見が出た。

2028チバQ:2013/06/12(水) 00:24:29
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130611/tks13061102090000-n1.htm
三好市長が辞職届 健康上の不安理由 徳島
2013.6.11 02:09
 徳島県三好市の俵徹太郎市長(69)は10日までに、辞職届を平岡進治市議会議長に提出した。辞職の理由は「一身上の都合」としている。

 辞職の期日は7月23日付で、市長選は7月21日に投開票が予定されている参院選と同日選挙となる見通し。

 俵市長は6月定例市議会で辞職の意向を表明し、その後の会見などで「健康上の不安」などを理由に挙げていた。

 俵市長は、衆院議員秘書、県議4期を務め、平成11年に旧池田町長に初当選した。合併に伴う18年の市長選で初当選し、現在2期目。

2029チバQ:2013/06/12(水) 23:25:03
http://mainichi.jp/area/tokushima/news/20130612ddlk36010709000c.html
選挙:三好市長選 黒川県議が立候補へ「過疎化何とかしたい」 /徳島
毎日新聞 2013年06月12日 地方版

 三好市の俵徹太郎市長の辞職に伴う同市長選(7月14日告示、21日投開票)に、県議の黒川征一氏(65)=三好1区=が無所属で立候補する意向を固めたことが分かった。黒川氏は「過疎や少子高齢化が進む古里を何とかしたいという思いから決意した」と話している。17日に記者会見し、具体的な政策などを明らかにする。

 黒川氏は法政大卒。旧池田町職員を経て1999年の県議選で初当選し、現在4期目。同市長選への出馬表明は黒川氏が初めて。【阿部弘賢】


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