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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1982チバQ:2013/04/19(金) 23:30:35
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/feature/matue1365512775251_02/news/20130409-OYT8T01333.htm
2013 松江市ダブル選 一覧

<上>格差 企業向け補助金対象外

.<ものづくりの町 合併遅れ影響>



金属部品を作る製造業者。ものづくりの町の成長に市の後押しが期待される(松江市東出雲町で) プレス音が響く松江市東出雲町下意東の金属部品製造業「フクテコ」。従業員23人を抱え、プレスから溶接までを自社でこなし、大阪の企業とも取引してきた。「松江道も開通した。20万人都市の行政と企業がスクラムを組めば商機が広がる」。福頼敏文社長(65)は期待する。

 人口約1万5000人。製造業50社が並ぶものづくりの町・東出雲町。2011年8月に松江市に編入合併されたが、その道のりは複雑だった。

 03年の住民投票で合併反対派が多数を占めると、旧松江市と八束郡7町村による05年3月の合併を「町のよさが失われる」と拒否。いったんは単独町制を選んだが、07年8月の町長選で合併推進を主張した新人が当選後、今度は「町の発展につながる」と合併にかじを切った。

 それだけに、市内の他の地域とは「格差」がある。



 島根原発が立地する松江市。地域振興のために、国は地元に事業所を置く企業を優遇している。経済産業省の「原子力発電施設等周辺地域企業立地支援給付金」がそれだ。新規雇用3人以上を条件に、最長8年間、企業の電気代の最大85%を補助する。

 さらに市も15%上乗せする。両方を合わせると、電気代が無料になる企業もある。12年度には、上乗せ分だけで1億2523万円(137件)が支給された。

 ところが、東出雲町は対象外。経産省が補助制度を設けた当初、支給対象は立地自治体の旧鹿島町と隣接市町だけだった。その後、「05年度までに合併した市町村は対象に加える」と経産省が特例を設けたが、それ以降に合併した自治体は追加を認めなかった。

 格差を解消するため、市は4月、東出雲町の製造業だけを対象とした別の優遇措置を新たに設けた。「ものづくり産業投資促進助成金」。同町で事業所を新設、増設したり、設備投資をしたりする企業に対し、費用の10%を最大1000万円まで補助する。

 福頼社長は「格差は仕方ないが、新しい助成金ができた。小さな町の財政では不可能だった。今後、利用する企業が出てくるのでは」と話す。

 ただ、新規雇用3人という中小企業には厳しい条件があり、これまで問い合わせはあるものの、該当する企業がないという。



 格差とは別に、サービスの低下を指摘する声もある。樫原孝尚・揖屋公民館長(72)は「融通が利かず、対応のスピードは遅くなった」と訴える。

 近所の保健センターで受けていた乳幼児検診は町中心部から約10キロ離れた市保健福祉総合センターまで行かなくてはならなくなった。旧町時代は区長が約90人おり、困りごとがあると区長が役場に掛け合ってくれたが、合併後は市への要望は東出雲町自治会連合会を通すように一本化された。

 区長経験のある永島秋彦さん(65)は「合併して首長は遠い存在になった。市長には周辺部にも来てもらい、立ち話でもいいので、現状を見てほしい」と求める。

 町の元公民館長、石原久次さん(83)は皮肉を言う。「合併して良くなったのはゴミの分別が楽になったことくらいだ」。町は合併後、初めての市長選を迎える。

(2013年4月10日 読売新聞)


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