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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1943名無しさん:2013/04/13(土) 10:26:15
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/feature/matuyama1359554200885_02/news/20130131-OYT8T01692.htm
海のまちの未来〜今治市長、市議選を前に〜
<下>島に資源 鍵は発信力

◆観光振興



しまなみ海道を背に自転車を走らせる県外からのサイクリストたち。観光客の誘致は今治市再生の鍵となる(今治市の大三島で) 

 真っ青な瀬戸内海を望む今治市の大三島。海岸べりの観光道を、2台の自転車がさっそうと駆けた。

 広島県三原市から、しまなみ海道を渡って来た男性2人。「島々が橋でつながっているからサイクリングにはとてもいい。しかも瀬戸内海の自然は最高。うまくPRすれば、もっと人気が出るのに」と話した。

 観光振興は今治市の重要課題の一つ。中でも島しょ部には、国宝や重文がある大山祇神社(大三島町)や、多くの博物館、美術館が点在しており、重要な観光拠点だ。「伯方の塩」で知られる伯方塩業大三島工場(同)には年間10万人が訪れている。

 ただ、市を訪れる観光客は年間約250万人でほぼ横ばいだ。

 停滞状況を示すように、市の人口減少は県内市町で最も多く、島でも急速に進んでいる。12市町村が合併した05年の「平成の大合併」から約8年間で、島しょ部(旧6町村)では約2万5000人から3600人以上減った。

 観光客が増えない理由として、市は、しまなみ海道を利用して島や市街地に立ち寄った後、道後温泉など知名度の高い観光地に流れてしまう「通過型」が多いことにあるとみている。

 森貞亜・市観光課係長は「個性豊かな島しょ部の観光資源をどう発信するかが大きな課題」と話す。

 「島に足を運んでもらうきっかけに」と、市は昨年夏、市内13の観光や歴史施設をめぐるスタンプラリーを開いた。達成者には、ゆるキャラ「バリィさん」の限定ファイルを贈った。しかし反応は振るわず、用意した1000枚のファイルのうち3分の2が残った。

 来年春には、愛媛、広島両県が共催する「瀬戸内しま博覧会」(仮称)が開かれる予定。今治地方観光協会の越智祐司事務局長は「しま博は、サイクリングの『聖地』としての今治をPRする好機会」ととらえる。

 島の魅力を高めそうな、明るい「芽」もある。

 市は昨年4月、大三島など島しょ部で活動する「地域おこし協力隊」を発足させ、東京、埼玉、千葉などから来た12人が任命された。隊員は地域でのイベント、特産品づくりなどの活動をしている。市は2度目の募集に向けて1月12、13日、東京や大阪で説明会を開き、17人が関心を示している。

 東京から大三島に来た隊員の主婦、衛藤史代さん(42)は、定住を決めた。夫の智康さん(43)とともにコーヒー豆専門店を開業しようと、準備を進めている。「自然の美しさと、奥深い歴史にあふれた島。島民の一人として、島の魅力づくりに参加したい」と史代さんはいう。

 島の持つ資源を生かし、発信力を高める。地道な努力が、最も有効な観光振興策になるのかもしれない。

(2013年2月1日 読売新聞)


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