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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ
1949
:
チバQ
:2013/04/13(土) 16:50:23
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20130412ddlk31010431000c.html
検証・野坂市政:2013米子市長選/中 商店街再生 市民に「おんぶに抱っこ」 /鳥取
毎日新聞 2013年04月12日 地方版
人口約15万人の商都、米子市の商店街の風景がここ数年で変化しつつある。JR米子駅に近い法勝寺町商店街(約120メートル)が老朽化したアーケードを2010年に撤去したのを皮切りに、隣接する元町通り商店街(約250メートル)も追随。笑い通り商店街(約70メートル)も今年度中に撤去工事を始める予定で、中心市街地にある6商店街のうち、半分からアーケードが無くなる。商店街のシンボルだったアーケードの撤去をきっかけに、新たな街づくりの芽が育ち始めている。
法勝寺町商店街は、アーケードの撤去と同時に、買い物客が行き交う道路の整備を実施した。「商店街の公園化」をキーワードに、約5・6メートル幅の道路の両端に芝生を植栽し、足元を照らすフットライトや木製ベンチを設置。隣接する元町通り商店街も撤去と同時に、同じような整備を実施し、法勝寺町商店街と同じ鉢植えを置くなど統一感をもたせた。
「開放的」「明るくなった」と利用者から好評だった法勝寺町商店街の例があったこともあり、アーケードの撤去工事中から元町通り商店街の空き店舗や空き地には13件の問い合わせがあったという。順調に進んでいるように見えるアーケードの撤去だが、商店主らにとって積極的な選択ではなかった。法勝寺町商店街で仏具店を営む石賀治彦さん(48)は「水が口まで迫った状況で、やるしかなかったことを先進的な街づくりのように取り上げられただけ」と苦笑する。
石賀さんによると、同商店街のアーケードは1972年に完成。最近は看板灯などが落下することもあるほど、老朽化が進んだ状態だった。また、商店街も不景気や高齢化などで弱体化。空き店舗率は中心市街地で最も高い55%を超えていたという。約10年前に商店街の振興組合も解散していたため、アーケード維持にかかる年100万円の電気代や年50万〜100万円の維持管理費の負担すら厳しくなっていた。
アーケード修繕に必要な費用まで捻出することは難しかったため、国の補助金申請を検討。石賀さんら3人の商店主がまちづくり会社を設立し、事業費の約4000万円は経産省の補助金などを充てた。当初はアーケードの撤去だけを想定していたが、中心市街地のにぎわいの回復などを目的とした「戦略的中心市街地商業等活性化補助金」だったため、道路の整備などもセットで取り組むことに。他県の商店街を視察し、勉強会も何度も開催。買い物客や住民が歩いて楽しい商店街を目指して、荷物を運搬するトラックや自転車がスピードを出せないように芝を植栽し道路をS字状にするなど工夫した。
しかし、商店街の置かれた状況は厳しい。同市中心市街地活性化協議会のタウンマネジャー、杉谷第士郎さんによると、直線距離で約1キロ離れたJR米子駅と米子高島屋の間には6商店街があるが、約600の店舗のうち3割が空き店舗。残り7割も後継者がいる店舗はうち2割に過ぎない。つまり、営業中の店舗の6割弱は新しい商品を入荷せず常連だけを相手に商売したり、シャッターを下ろしたままだったりしているため、買い物客には全体の2割程度が営業しているようにしか見えない。このまま中心市街地全体が沈まないように活性化策が必要だが、「自分の商店街だけで精いっぱいというのが正直なところ。中心市街地活性化の大きな絵を描くのは米子市の仕事だ」と石賀さんは指摘する。
市は、中心市街地を巡り体感してもらうモニターツアーの開催や、ブログなどネットを通じて魅力を発信してくれるブロガーの募集などの事業を進めているが、来年度以降、山陰歴史館や湊山公園などハコモノ改修事業が控えており、本格的な活性化対策まで手が回らない状況だ。
市中心市街地活性化推進室の内田恵三室長は「米子の人は行政におんぶに抱っこじゃないからね」と話すが、市民のやる気に「おんぶに抱っこ」しているのは市の方ではないだろうか。石賀さんも「行政がやると、こんな芝生やS字のような道路はできていない。奇麗に舗装して終わり」と胸を張る一方で、「地域一帯の活性化には行政の支援が必要。やる気のある若手の市職員も多い。商店街をサポートしてほしい」と市の支援に期待する。
街の顔である中心市街地の活性化は全国共通の課題だ。せっかく米子で顔を出し始めた新しい芽も、行政の支援が得られない状況では花を咲かせる前に枯れてしまうかもしれない。【加藤結花】
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