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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1958チバQ:2013/04/14(日) 11:31:00
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/feature/matuyama1365778147350_02/news/20130413-OYT8T01120.htm
港町の課題 八幡浜市長選を前に
<下>深刻な漁業従事者減 地元加工販路開拓図る



ハモを商品化した松浦社長(左)。未利用魚の加工で水産業の活路を探る(八幡浜市北浜で) 小骨の多さから、敬遠されがちだったハモの利用に、水揚げ港のある八幡浜市の水産加工会社が、商機を見いだした。2009年設立の「オーシャンドリーム」(松浦康夫社長)で、小骨を細かく刻む機械を導入し、揚げて食べるハモカツやかば焼きに加工し、学校給食にも採用される。

 市の魚市場へのハモの水揚げ量は年間415トンで全国でもトップクラスだ。夏場の京阪神の市場では1キロ5000円ほどで取引され、料亭などで重宝される。ただ、「旬」を過ぎると、売れ行きはとどこおりがちになる。松浦社長はこの消費傾向を逆手に取ろうと、従来のかまぼこ類や珍味ではなく、ニーズに応じた加工品を目指したのだ。

 マンションの多い都市部では、魚の調理は手間暇と臭いから避けられがちで、鮮魚の売れ行きは低迷する。

 同市の魚市場の水揚げ量は1980年に約4万8000トン、取扱額は85年に147億円に達し、鳥取県境港市と肩を並べた。しかし、2011年には水揚げ量で約1万トン、取扱額も42億4500万円と激減した。

 松浦社長は指摘する。「水揚げされた魚を売らなければ、漁師が減り、やがて加工する我々も困る」

 消費と比例するように、漁師と漁船が減る。

 好漁場の宇和海に面した八幡浜港は、沖合底引き網漁(中型トロール漁)を行う船団や、大型の巻き網船団の基地で、魚市場には年間200種が水揚げされる。

 しかし85年に18隻が操業した中トロ船は現在では2隻となり、巻き網船団も多くが廃業した。

 20年前には約800人いた漁業従事者も221人(10年国勢調査)に減った。平均年齢は55・8歳で、漁業関係者は後継者育成を喫緊の課題に指摘する。

 市は食の安全という価値を加えた高度衛生管理型の魚市場を建設した。さらに今年度、魚市場から仕入れた魚の加工品を試作する施設を設ける。地元で加工することで、都市部の市場に左右される価格決定の主導権を、引き寄せるのが狙いの一つだ。

 さらに、料亭などの専門業者から、販路を家庭向けにも広げ、水産業に携わる人が魚の魅力を伝える「シーフードマイスター」の資格取得も後押しした。

 基幹産業を再生しようとする動きを、強く、大きな潮流にできるか。かじ取り役の手腕を、苦境にあえぎ続けた港町が注視している。

(2013年4月14日 読売新聞)


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