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中国・四国 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2025チバQ:2013/06/09(日) 19:32:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/feature/tokushim1358428476367_02/news/20130118-OYT8T01385.htm
港町の課題 小松島市長選<下>市営バス 赤字 存廃の岐路



経営不振により、存廃が論議されている小松島市営バス(小松島市立江町で) 小松島市立江町の北浜初子さん(75)は週に1〜2回、市中心部に住む親戚宅やかかりつけの病院に行くために市営バスを利用する。

 地区には、ほかに利用できる公共交通機関はない。運転をしない住民らには、貴重な足となっており、市によると、利用者の約3、4割が北浜さんのような無料パスを持つ70歳以上の高齢者で占められているという。だが、そのバス事業は今、存続を巡り、岐路に立たされている。利用者数が頭打ちしているためだ。

 「バスがなくなったら、どっこもいけんようになる。いつも貸し切り状態だが、それでもわたしらには必要」。自宅近くのバス停で、北浜さんはそう訴えた。



 市営バスは市民の足としてだけでなく、小松島港に到着する船舶利用者の徳島市への移動手段として約60年にわたり利用されてきた。しかし、1968年をピークに利用者は減少。30年以上、営業損益は赤字が続く。また、2011年4月に小松島競輪への送迎バスが廃止されたことで、年間約9000万円の収入が見込めなくなり、16年度には約7億円の資金不足に陥る見通しとなった。

 市議会は12年5月、企業会計として独立採算を維持できないなどとして、事業の廃止を提言。市は同年10月に従来の5路線14系統から3路線5系統に再編、走行距離を6割程度に減らし、赤字削減に取り組むが、市の担当者は「事業規模を削減しただけで抜本的な解決ではない。存廃の論議は避けられないだろう」と悩ましげに語る。



 市内では民間の徳島バスも走るが、立江町など運行しない地区もある。仮に廃止された場合、補助金を出して同社などに必要な路線を維持してもらったり、福祉目的のコミュニティーバスを運行したりする方法も考えられるが、財政再建への道半ばの市にとっては重荷となりそうだ。

 県内では、鳴門市営バスが今年度末に事業から撤退。徳島市営バスも路線の一部を民間委託するなどしており、都市政策に詳しい徳島経済研究所の大谷博上席主任研究員も「全国的にも、人口4万人規模の町で、市営バスを走らせている自治体はほとんどない。議論すべきは存廃ではなく、廃止後、いかに交通弱者と呼ばれる人たちの足を守るかだろう」と指摘する。

 高齢化が進む中、市は住民と財政の負担のバランスをどのようにとるのか。市営バス存廃の最終判断は、13年度末には下される予定だ。(山上高弘)

(2013年1月19日 読売新聞)


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