経済の立て直しとタリバン(Taliban)系イスラム武装勢力との戦いなどが新政権にとって大きな課題になる。シャリフ氏はタリバンとの和平交渉に前向きな姿勢を見せる一方、米国による無人機攻撃についてはライバルのカーン氏ほど批判的ではなく、米政府にとっては協力できる現実主義者と見られている。(c)AFP/Damon Wake
1989〜97年に大統領を務めたラフサンジャニ氏は、保守派が占める審査機関、イラン護憲評議会(Guardians Council)が承認した立候補者のリストから除外された。また、マフムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)現大統領の腹心であるエスファンディア・ラヒム・マシャイ(Esfandiar Rahim Mashaie)元大統領府長官も出馬が禁じられた。