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国際政治・世界事情

6312チバQ:2013/05/18(土) 01:31:31
http://mainichi.jp/select/news/20130518k0000m030101000c.html
シリア情勢:トルコ、米で増す存在感
毎日新聞 2013年05月17日 22時38分(最終更新 05月17日 23時32分)

 【エルサレム大治朋子】オバマ米大統領は、訪米中のトルコのエルドアン首相と16日に開いた共同記者会見で、両国の連携強化を強調した。シリアの内戦状態が続くなか、「新たな戦争」や中東全体の不安定化を回避したい米国にとって、トルコはさらなる脅威の拡散を食い止める「防波堤」にもなりうる存在だ。シリア情勢の悪化が、トルコの存在感を高める形となっている。

 「今回の訪問は、米国にとってトルコがいかに重要な同盟国であるかを示すものだ」。オバマ大統領は会見でそう述べて、両国の「絆」をアピールした。エルドアン首相の訪米は15回目だが、米軍による正式なセレモニーで迎えられたのは今回が初めて。背景には、両国の経済関係の急速な拡大がある。過去4年間で両国の貿易総額は75%増の200億ドル(約2兆円)近くに成長。軍事面でも、35億ドル(約3500億円)規模の最新鋭ヘリの共同開発を進めるなど、関係強化を図っている。

 トルコ南部にはシリアからの難民約20万人が押し寄せ、国境付近でテロ事件が起きるなど治安が悪化。トルコにとって米国との連携が欠かせない状況だ。

 トルコは昨年、米国などを通じ、北大西洋条約機構(NATO)にパトリオットミサイルの配備を要請。NATOは今年1月、シリアとの国境付近に配備した。欧州への「防波堤」ともなり、米欧の思惑とも一致した。

 対イスラエル関係でも、トルコは存在感を高めている。両国空軍がトルコ北部で行っていた合同演習は、パレスチナ自治区ガザ地区に対する空爆などをきっかけに、2009年から中断している。トルコでの演習はイランへの空爆を想定した訓練などが可能で、イスラエルにとってはメリットが大きい。シリア情勢の影響で中東の不安定化が懸念されるなか、イスラエルは演習再開を希望しているとされ、トルコがイスラエルに対し優位な立場になりつつある。

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