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国際政治・世界事情

6242チバQ:2013/05/09(木) 00:07:55
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130508/amr13050822580009-n1.htm
シリア内戦 政治解決路線再び 対話の枠組み構築が焦点
2013.5.8 22:57 (1/2ページ)

8日、モスクワで記者会見するロシアのラブロフ外相(右)とケリー米国務長官(AP)
 【カイロ=大内清】米露両国が7日、シリア問題に関する国際会議の開催で合意したことで、国際社会は、頓挫していた「政治解決」路線を再び模索することになった。今回の合意でも言及されている「移行政府」樹立には、アサド政権と反体制派双方の納得を得る必要があり、今後は国際社会が両者を含んだ対話の枠組みを構築できるかが大きな焦点となる。

 「国際会議は現実的ではない。アサドに時間を与えるだけだ」。反体制派の統一組織「シリア国民連合」の幹部アフマド・ラマダン氏は8日、今回の合意への不満をあらわにした。

 昨年6月のジュネーブ合意に際し当時のクリントン米国務長官は、政権移行プロセスにはアサド大統領の退陣を含むとの認識を明確に示した。しかし、ケリー国務長官は今回、「(アサド氏が退陣すべきかどうかは)私が決めることではない」と、ロシア側に譲歩して立場を弱めたとも取れる発言をしている。

 こうした米国の微妙な変化の背景には、シリア内戦の泥沼に絡め取られることへの警戒感がある。

 ジュネーブ合意で米露は、暴力停止と移行政府樹立に向けた工程表を承認したものの、その後の戦闘激化で合意は有名無実化。あくまで武力での政権打倒を目指す反体制派は、米欧に兵器供与や軍事介入の要求を強めている。

 これに対しオバマ米政権は、軍事支援の是非についてはあいまいな態度をとる一方、ロシアを排除した「シリアの友人会合」などの枠組みを通じて反体制派を育成し、「アサド後」のシリア安定化を図る戦略をとってきた。

 しかし、反体制派は現在に至るまで一本化できず、国際テロ組織アルカーイダに共鳴する勢力も台頭。出口の見えない状況が続く中、米国としては、内戦への深入りを避けるためにもアサド政権に影響力を持つロシアに協力を求めざるを得なかったといえる。

 ただ内戦の両当事者、特に反体制派は対話路線をかたくなに拒否している。米国が方向転換を促しても政治解決に向けた機運が高まるかはなお不透明だ。


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